〜進化〜150)コンサらしいトップチーム再生を証明した勝利!

2024年07月21日

昨夜の激闘は、試合開始前の「36℃・超酷暑環境」から始まって、開始時刻にも34℃・65%湿度の超熱中症警報発令状態で開始。
スタート15分間浦和猛攻も、シュート悉くがGK菅野直撃の低精度で自滅し無得点。
その後、オールコートマンマークが嵌り出し、随所でボール奪取からのカウンター炸裂局面となり、2度目CKで、青木ピンポイントキックを岡村が練習通りヘディングして先制。
その後も、コンサマンマークプレスが作動しショートカウンター連発。そして、コンサ自陣深くからの高尾ロングピルポイントフィードが、一瞬の差のノーオフサイドで武蔵に到達し、完全フリーで、浦和GK西川を撃ち抜く、右ゴールポストを叩き、今季初得点。2-0で、前半15分まで浦和攻勢を耐え、15分〜HTまでの30分コンサ優勢・支配の中、勝勢で前半終了。
本ブログでの予想通り展開となり、地域に慣れている筈の浦和も、開始15分で、走力と球際・スプリントの両方で劣後し、浦和劣勢の前半との試合展開成功!でした。
HT入り直後から、激しい雷雨が埼スタを遅い45分間の長時間中断との、激しい試合環境激変。
その時間・HT前20分位から直近南部地域では既に激しい雷雨が襲っているも、何故か、埼玉スタジアムに到達せず、HT入りし選手がピッチから引き上げた瞬間、突然の雷雨到来し、埼玉スタジアム至近場所に落雷があった程の激しさでした。サポーター全員、そのまま会場座席も落雷直撃危険が有り、一斉退避し、屋根と避雷施設の有る場所に待機し、当初15分延長予定が、雷雲が予想以上の大きさに拡大し、通り過ぎるまで30分延長となりました。その時、その地域一体には、大雨警報、洪水注意報が発令されていました。
そんな大混乱・試合環境の上、後半開始。
浦和は、切り札サンタナ投入し、反撃体制を図りましたが、効果半減にしかならず、湿度は極めて高いままも、一気に気温低下した環境変化で、コンサ選手は活性化し、オールコートマンマークプレスで、オールコートでボール奪取し、そこからミドル・ショートカウンターやサイド突破が成功し、瞬く内に更に2得点加算し、4-0の圧勝展開。
しかし、70分、浦和、4枚替え交代、それまでの[4-2-3-1]から[4-1-2-3]へシステムチェンジした所、コンサの中盤マンマークが不明混乱となり、同時に、しばしば起こし、失点や敗戦要因とされる、4-0大量得点差からの消極姿勢が突発し、それらの結果、最前線守備が甘く、中盤でのマークも、外される事態警戒のため[5m距離間のまま一緒に下がる]とのマーク無し・フリーから、クロスやスルーパス、シュートを許す事態となり、瞬く間20分間、浦和大攻勢時間帯を許し、3失点を喰らった展開。
ラスト失点、岡村の不用意足出しPKは、正に、冷静さを失い、PA内で、あり得ない・無理やりチャージのミスプレーによる、いつものバタバタ・自滅失点。
最後、時間満了に救われた、4-3勝利。
更に、選手が試合後挨拶を終え、控室に戻った瞬間、またまた、突然の大雨再開、その周辺地域にも、大雨警報、洪水警報発令となり、選手もサポーターも、帰宅や帰路大混乱との終幕でした。

激しく厳しい天候が大きな要因でしたが、コンサは前半15分〜後半25分の55分を征し、浦和は、前半15分までと終了20分の35分を征した、激しい試合でした。
コンサの4得点は、トップチームの決定機構築力回復、シュート決定力も発揮出来、トップチーム攻撃力完全復活を、また、3失点は、コンサマンマーク設定の混乱による、マンマーク力低下が即座に[マーク外し]を有効とし、中盤・マーク外れフリー選手によるフリープレーにより、決定機を相手に付与してしまう、との継続課題、でした。
その意味でも、[トップチーム再生]を証明した浦和戦勝利でした。
また、注目のFW起用武蔵は、本ブログで想定した通り、武蔵ラストテストでした。
その内容・試合後本人コメントは、
「今日結果が出なかったら、次の試合からスタメンは無いなという想いでやっていましたし、気持ち的には自分自身追い込まれた試合だったので、前回PKも失敗しましたし、本当に悔しい気持ちでいたのですがここを耐えれば必ず結果ついてくると思ってプレーをしていました。」と、本人自覚のラストテスト起用でしたが、見事に、そのチャンスを掴み、鮮やかに、結果で、その座死守を証明成功でした。ほんとに良かったですし、これからも、ラストテストは続くも、それを跳ね返し、ジョルディと併存で活躍を期待するものです。

さて、ここまでのコンサは、
選手不足でとことん低下したトップチーム再生を、
18節京都戦0-2戦術破綻・完敗での、トップチーム主力メンバー9名離脱・フルタイム可能5名まで縮小となり、その代替を若手サブ選手起用で凌ぐ、との戦力低下状態を底として、
先ずは、トップチーム参戦・サブ若手選手の経験積み上げにより、本来能力発揮とする試合実力アップを図り、19節横浜FM戦0-1・20節FC東京戦0-1・21節新潟戦0-1と「3試合連続最少失点・無得点負け」との、複数失点防止と得点へのゲームメーク=決定機構築力減少と、守備力アップ>攻撃力低下との試合とし、大量・複数失点は大きく減少との試合安定化も、
22節鹿島戦0-2で、「複数失点+得点機激減との完敗」を喰らい、最下位定着・降格圏離脱チームとの勝点差12まで拡大との事態にも悪化し、試合当日、直ちに、「全スタッフと全選手合同・緊急全体ミーティング」で、経営・指導陣・選手・スタッフで、現状認識・課題認識・今後対策につき、徹底相互協議を実施し、結論として、全員誰一人漏れなく、認識と今後対策の共有・同一化とし、降格圏離脱を絶対目標として実行する、との意識統一を果たし、
その直後、天皇杯三回戦山形戦6-3と、サブチームが、コンサ本来スタイルと攻撃力を復活させた大勝を果たし、
その主力メンバーを加え、大勝の勢いをそのままトップチームに波及させ、トップチームメンバーも、主力で故障離脱からの復活選手も含めた、主力・サブ混合型トップチームでも、23節神戸戦1-1引き分け・久々の勝点1獲得との結果とし、内容は、リーグ最強を誇る神戸デュエルを超えたコンサデュエル勝ちで、決定機数も復活し、唯一シュート決定力不足で、2-1勝利と成るべき試合を実現し、トップチーム再生の基礎を確立出来、
そして、昨夜の浦和戦4-3の大量得点・複数失点勝ち、と良くも悪くも、本来・いつものコンサスタイルと威力を再生したもの、でした。
そして、五輪中断期・17日間で、6名の主力級・即戦力・新加入選手のチーム合流・戦力化と、故障離脱からの復帰主力選手が、チーム合流となり、一気に、トップチーム戦力を急上昇させる予定で、8/7・25節横浜FM戦で、24節浦和戦からの連勝をスタートさせ、
その後の14試合で、降格圏離脱・17位チームとの勝点差「10」を逆転させる=毎節17位チーム(チームが変わろうとも)との勝点差を「1」ずつ詰め・縮小させて行く、との三上GM提示目標の達成を目指します。
本ブログでは、別途、今季降格圏離脱勝点想定「40」とし、現在勝点15との勝点差「25」を、残る14試合で獲得を目標とする、との想定案を提示しています。それでは、その達成となる戦績は、「8勝1分5敗=勝点25」ですね。8勝は、ホームゲーム7試合+アウェイ1試合が対象で、ホームゲーム連勝、アウェイ7試合では、毎試合勝点を狙い積み上げて行く、との対戦戦略となります。この結論は、三上GM目標戦略からも、同一です。
その決め手を、コンサ本来チーム力の中、[攻撃力=得点3獲得]を手段とする、との選択とし、その選択は唯一の正解選択です。仮に、現在スタイルから堅守や、攻守バランス指向への転換など、そんな方法論も時間も無く、結論として、チーム混乱・破綻しか有りません。現在チームで、可能な事と不可能な事とは、明確にし、あり得ない・現実性の無い議論レベルの選択は、無用・無駄、寧ろ、罪悪気味でしょうね。その意見は、必ず、コンサスタイルの本来的欠点「守備バランス(要員)低下スタイルによる失点」の減少論となります。そもそも、現在コンサスタイルは、攻撃バランス(要員・選手数)増加スタイルですし、そのスタイルに適合選手で、チーム形成してますし、今回夏季新加入選手も、そんな選手揃いです。かの、ジェイ意見は、そのチームスタイルから変えるべき論で、それはシーズンオフにゆっくり議論して貰えば良いお話ですね。この過酷なシーズン渦中には、全くの不見当意見、と言う事です。

新加入選手は、
FWジョルディ・サンチェスは、僅か15分の浦和戦初出場でも、パワー溢れる突破力・スピードと判断の速さ・前線守備の、体幹・テクニック・頭脳を証明。そのまま、連携アップと出場時間拡大で、即効結果必至の逸材。マインドとメンタル、人柄も大正解選手!
更に、サイド強烈突破とカットイン攻撃の「カン」、シャドーでスピードと決定力と判断のスピードスター「白井」、左CBとSHで激しい運動量とスピード突破と体幹や強い守備力で、中村と菅の強力ライバルとなる「ミンギュ」、更に、ラスト加入予定は、タイプの異なるハイタワーFW、は大期待ですね。
また、故障離脱からの復活主力は、浦和戦出場の、全快青木、時間限定試運転の浅野・宮澤・近藤に加え、部分練習まで回復の、深井・ゴニ・小林・高木駿の合計8選手が、中断期間中復帰にまで到達、との予定ですね。
その時点で形成された、トップチームこそが、完成形となり、その後の快進撃の原動力・機関車となります。昨夜試合は、その基礎・基盤となる、攻撃力・スタイルを再生させた、シーズン転換点となる大勝利!でした。

最後に、いつも通り、速報試合項目別スタッツを記載しておきます。ご確認お願い致します。
今回は、前後半飲水タイムを挟む4分割での記載です。①開始~飲水T.②飲水T ~HT.③後半開始~飲水T.④飲水T ~TU
     コンサ         浦和
    ①  ②  ③  ④   全体   ①   ②   ③   ④  全体
支配率 50  51  48  46    46    50   49   52   54   54%
走行距離29  29  25  33   116    28   27   23   33  113km
スプリント数32  29  22  28   111    30   21   32   26  109回
*支配率は、僅差で前半コンサ、後半浦和
*走行距離・スプリントのどちらも、地元浦和では無く、コンサ優位
*後半③で、フィジカル低下と長時間ハーフタイムで、走量・スプリント共に、両チームが大幅低下。厳しい環境が影響も、コンサはその時間帯を最大活用出来る大成功。終盤④は、両チーム活性化も、浦和大攻勢・コンサ守勢のデータ値
    ①  ②  ③  ④   全体   ①   ②   ③   ④  全体
決定機数1 5 5 1 12      4  3  1  7  15回
シュート0 4 3 1 8     3  4  3  10   20本
枠内数 0 2 2 0 4     2  1  0  4  7本
得点  0 2 2 0 4     0  0  0   3  3点
*70分までコンサ優勢・得点獲得、終盤④のみ、浦和大攻勢が明らかなデータ値ですね。
ミシャコメントの「主力フィジカル低下時間帯の交代選手力差」も有りますが、戦術・スタイルチェンジへ、素早く、最適対応に失敗した戦術劣勢時間帯での大量失点!が本質でした。

コンサ選手別シュート内容は、
選手 シュート数 枠内数 得点
武蔵  2 本  2 本 2点
岡村  1    1   1
駒井  1    1   1
中村・青木・浅野・長谷川
    1    0   0
で、シューター8選手、高精度3選手・低精度4選手、とシュート課題は改善効果で得点するも、なお課題。

トップチーム再生となる、戦力とスタイル、マイナス点も復活、との試合内容でした。
チーム再生は、順調に進展中!



post by yuukun0617

23:53

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