2021年10月31日
〜続くー ①〜より
続いて、コンサの次戦展望です。
前ブログ前書きの通り、若手やサブ選手の、積極登用・テスト5試合の始まりです。
明日の本人とチームを賭けた闘いの始まりに、大きな期待と夢を賭ける試合ですね。
2.コンサ 次戦・湘南戦 戦術・試合展開・メンバー 予想
①戦術は、既に決定済みの【オールコートマンマークプレッシング戦術、マンマーク型ハイプレス戦術】。
その完成段階は、リーグ最多決定機構築数を毎試合叩き出す実績で、残すパーツ・ラストピース【シュート決定力】で完成寸前、との段階です。
しかし、後述の通り、オールコートマンマークで、湘南パス交換ストップで、ボール奪取し、ショートカウンターを発動するも、マンマーク型ハイプレスでの、ビルドアップ阻止の局面は少なく、ロングカウンター・パスの出し手をもマンマークプレスし、ロングパスそのものを阻止するターゲットとします。
ショートパス交換の複数手順や選手のプレーでは無く、単数・単多数のパス出しで、より速く、強いマンマークが必要となり、マンマークプレッシング強度はより高いものが必要となり、戦術強度をより強く求められるもの。より速く、より走り・スプリントし、強い球際で、湘南の意図プレーを阻止、制限する展開です。
走り負けない、スピードで負けない、球際で負けない闘いが必須です。
最大課題は<決定機〜シュート決定力>で、全員攻撃・全員シューターのコンサスタイルでは、<全選手の決定力獲得>課題です。
②試合展開は、前ブログでも確認の通り、絶対勝利獲得しか無くなった、湘南は、消極的=守備主導・速攻型では無く、積極型=攻撃型・得点奪取指向を全面展開して来る事、必至です。
具体的なその方法が、
湘南・ストーミング戦術の[ロングボール・コンサDFラインは放り込み・そのポイントへ複数選手殺到しボール奪還・2次ボール回収→ショートカウンター]をどんどん仕掛けて来る、となります。
詰まり、コンサ陣深くへのロングボール放り込み・カウンターで、その起点へ湘南選手殺到の局面に対し、コンサがボール保持や素早いビルドアップスタートの防御・対策に成功するかどうかがポイントとなり、
結果として、コンサのビルドアップから攻撃展開し、湘南陣内でコンサ攻勢の時間帯が長く、コンサボールロストで、湘南にボール回収され、最初工程に戻るとの展開が反復するものです。
<コンサ攻勢、時々、コンサ・ボールロストからの湘南カウンター>との試合展開です。
圧倒的多数のコンサ決定機で、確実に得点獲得を果たす<シュート決定力改善>で、多数得点実現の大勝・完勝は極めて高い想定です。
想定試合結果は、【 4-0 大勝 】の想定です。
③メンバー予想
この考察が最大難関問題ですね。
若手・サブ選手登用・チャレンジ、そして、テストです。
若手・サブ起用候補を挙げておきましょう。
FW ミラン・中島
SFW ドド
SMF 中村桐耶・田中宏武
CB 岡村・西野・柳
GK 小次郎・大谷・阿波加 の11選手。
では、スタメンは。
ミラン
ドド 小柏
中村 深井 荒野 柳
福森 岡村 西野
小次郎
サブ 金子・ジェイ・青木・菅・田中駿・駒井
菅野
※チャナ は今節はベンチ外。
※ルーカス・宮澤は、ゆっくりリカバリー。
この様に想定・予想します。
※本日トレーニング動画で、ミニゲームで、ゴールに四隅のみ穴開きカバーを掛けたトレーニングを実施していましたが、本ブログで、過去提起し続けたトレーニングです。
自然な、通常トレーニングの中、ゴールへのシュートは、ゴール四隅のみを狙う習性・癖・力を身に付ける最適メニュー。
これでシューターは、ゴール四隅をターゲットとするシュートが、当たり前・基準シュートとなります!
全選手を対象にした取り組みは、大正解ですね。
2021年10月31日
残りシーズンも、もう5試合のみで、最終幕。
残念ながら、リーグ上位争いも、カップ戦争奪戦も、今シーズンは目標断念。
しかし、リーグ降格からも離脱の安心感の中、
切実具体的目標を喪失の様ですが、今シーズン最後まで、若手選手をチーム主力化と強力戦術強度達成の、「選手とチームストロングのW」成長を徹底追求したシーズン。その終幕も、チーム完成を証明する[5連勝]で締め括る強いモチベーションです。
前試合後、ミシャコメントで「若手やサブの積極登用・テスト」活性化との事から、ベンチ入り・起用選手も、育成指向にチェンジの中、最終盤5連勝を果たす、とのものです。
過酷日程で、無理を重ねた中堅・ベテラン選手は、来シーズン・スタートダッシュに備え、ここから、<ロングリカバリー>で、身体に染み込んだ疲労の完全解消と、より強靭な身体とフィジカルへの改造までを目標とします。
一方で、若手やサブ選手は、僅か5試合でも超貴重な<本格トライ期間>が到来し、日頃のトレーニング成果と実戦テスト・トライ・経験値獲得、そして、Aチーム入りとポジション奪取の評価期間となり<正念場タイム>到来となっています。有望選手には[ポジションと契約]が、低評価選手は[厳しい現実や更なる精進練習の積み上げ努力]が待っています。
では、次戦・湘南戦の展望です。
1.対戦チーム「湘南」現況
現在戦績は、
順位16位 勝点31 33試合 6勝13分14敗 得点33失点39得失差△6
降格順位の当面ライバルが、
17位 勝点30 33試合 8勝 6分19敗 得点29失点49得失差△20で、
勝点差は、最少勝点<1差>しか無く、正に、[勝点1獲得漏れ]も全く許され無い、絶対絶命・崖っぷちのチーム位置で、残り5試合は<全勝・5連勝>を狙うしか無い状況。
次戦・コンサ戦は、絶対勝利を狙う戦略は確定です。
そのため、消極的=守備的戦略や姿勢は排除し、積極的=攻撃的=複数得点狙い戦略や姿勢は決定的です。
今シーズン戦略・戦術は、
2020/10監督交代の浮島監督を、2021/09山口智監督へ交代し、低迷戦績の責任を取らせましたが、戦術変更はほぼ皆無で、チームスタイルは、2018シーズンより継続の【ストーミング(強襲)型ハイプレス戦術】です。ストーミング戦術そのものは、それ以前、リバプール・天才クロップ監督とライプチッヒ・新進気鋭ナーゲルスマン監督の成功で、一気にWワイドとなり、現代サッカーのプレースタイルとして強力クラブの代名詞ともなっていますが、何故か、Jリーグでは、湘南純粋形と福岡・徳島のポジショナルサッカーの部分として導入され、3チーム以外、チーム戦術として表明はしていませんが、ゲーゲンプレスのボール即時再奪取戦術は、川崎・鹿島のストロングともなり、実質的に、リーグは浸透しています。
しかし、純粋形のストーミング戦術は、湘南の専売特許で、
[最前線にボール放り込み→そのボールポイントは複数選手を殺到させ→ボール奪取→ショートカウンター]のスタイルを徹底しています。
数的優位とポジション優位を両立させる、ポジショナルプレーで、現代最先端スタイルです。
今シーズンハイプレス実績も、成功率42.7%・12位(コンサ53.8%・2位)、指数(回数)は断トツ1位。
しかし、プレスエリアは、
湘南 HIプレス132回 Mプレス154回 ロープレス51回
コンサ 120回 115回 34回 と、
プレッシングは、ミドルエリア>ハイエリア>ローエリアで、Mミドルエリアでプレス成功が最多で、
プレッシング待機位置はリーグ3位、プレスバック型ハイプレス〜ターゲット選手を越した選手が、プレスバックでボール奪取、とのスタイルです。
ストーミング戦術には、鬼の前提3条件が有り、・激しいプレッシングを90分間やり通す走力、・瞬時・即断の判断力、・戦術理解徹底の3内容で、チームは走行距離は10位ですが、スプリント数が4位との実績を出し、若手や運動量とスピード豊富な選手を揃えたチーム構成となっています。
その反面、ビルドアップ、サイドや中盤も短多数のロングパスが多数となり、
セットプレーと、ストーミングからのショートカウンター、ロングカウンターが攻撃主体に限定されています。ストーミング・殺到を予測する、対抗プレーの用意が必要となります。
選手は、全員走力・スプリント力・スピード、そして、戦術理解の上、90分やり通す強いメンタルを持つ若手選手中心で、中堅、ベテランが効果的に加わるチームです。
しかし、戦績は今年も低迷し、降格争いの渦中の事態。
その理由は、戦術・戦略の是非とチーム戦力だとも言えます。
ストーミングスタイルは、Wレベルの最新・強いチーム共通となり、そのもの自体には全く問題有りません。しかし、<その実現・現実化>では、
相手陣深くの最前線エリアに、殺到し奪い切る[走力・スプリント力とボール奪取力]、
その瞬間[数的優位となるまで複数選手のポジショニング]と
相手陣を切り裂く[ショートカウンター力]とチーム全体が強烈に前進する[全体スプリント・ポジショニング力]と[ハイクォリティ・パス能力]・[決定機でのシュート決定力]、
の全てが必須項目となり、そんな全てが埋められるハイクオリティチームには、到底至っていない、と言う事で、その項目一つずつの不足・不徹底は、チーム組織プレーになれない[無駄走りや無駄プレーだらけ]で、
ボール支配は極端に低く[保持・コントロールを失い]、相手に攻守を委ね、手も足も出ない事態が発生します。特に、相手チームクォリティが、大きく上回る強力チーム対戦で頻繁し、戦績低迷となります。
更に、毎年、若手有望選手の育成実績は、そのまま有望選手から優先流出の大量離脱、その分大量加入の[大量選手入れ替え]は、チーム継続性、戦術理解浸透、チーム力上積み向上を全てご破算としてしまい、
最新戦術にも拘らず、多数必須条件未達で、結果、上記失敗を繰り返しているものです。
今シーズンも、全く同様の事態が発生している訳です。
2.コンサ 次戦戦術・試合展開・メンバー 予想
〜次ブログへ続く~
2021年10月27日
本シリーズ〜次シーズン戦力の構築、も育成選手とレンタル選手考察を終え、いよいよ、トップチーム選手の査定と、<来シーズンチーム入りの検討>となります。
この内容は、残り5試合の実践プレーも大きな判定対象で、そこでの、
個別選手の、現在能力・潜在能力・来シーズン想定パフォーマンス、の総合評価により、検討・判定されるものです。
これとは別途、<契約年俸査定>は、チーム構築観点とは完全分離された、契約査定チームにより担当、進行され、既にここまでの実施内容は査定済みで、残り5試合分の加算算定が実施されます。
選手たちは、年末交渉の契約内容に直結の実績加算、それとは別に、来シーズンチームへの必要性・ポジション獲得を賭けた直ぐそこの将来、を賭けた残りシーズンを実践しています。
と言う事で、
本ブログは、年末契約交渉査定では無く、<来シーズン必要選手査定>検討がテーマです。
そのため、
1.個々選手の実績と現在能力の査定
2.個々選手の来シーズン必要性査定の二本立てとなります。
1.個別選手事、今シーズン実績・現在能力 評価・査定
A.最基本項目〜出場時間分 時間順位=優先順位○のみ戦力
GK 1 菅野 2790 ①
34 中野小次郎 180 ②
大谷 0 3
阿波加 0 4
※主要2選手・再来年のソンユン動向もあり、現在構成○
DF 2 田中駿太 2880 ①
5 福森 2362 ②
10 宮澤 2257 ③
20 キムミンテ 628レンタル ④ レンタルバック
50 岡村 398 ⑤
3 柳 254 ⑥
中村桐耶 0 7
西野翔 0 8
濱 レンタル 来季復帰不要
※主要5選手・ミンテレンタルバックとサブで現在構成○
DMF14 駒井 2720 ①
6 高嶺 2187 ②
27 荒野 1054 ③
8 深井 918 ④
44 小野 11 ⑤
藤村 レンタル 来季復帰不要
※主要4選手+@小野で、現在構成○
SMF 4 菅 1907 ①
7 ルーカス 1728 ②
28 青木 1528 ③
田中宏武 0 4
中野嘉大 レンタル
※主要3選手のみでは、構成1名不足。+金子・柳・サブでギリギリ。中野嘉大復帰も。
AMF 9 金子 2797 ①
35 小柏 1907 ②
18 チャナ 1447 ③
33 ドウグラス 331 ④
檀崎 レンタル 現在能力での来季復帰不要
岩崎 レンタル 現在能力での来季復帰不要
※主要4選手で、現在構成○。即戦力選手1名必要。
FW 11 ロペス 1218流出 ①
48 ジェイ 834 ②
32 ミラン 274 ③
45 中島 28 ④
ガブリエル レンタル 現在能力での来季復帰不要
※ロペス流出で、主要2選手+サブの現在構成△1名即戦力選手必要。
→[結論]
①新補強加入ポジションー阻止戦力SMF1名・FW1名必須
②レンタルバックーミンテ・中野嘉大(新SMF獲得不能なら)積極交渉
③レンタルー濱・藤村・檀崎・岩崎・ガブリエルは、チームとして来季復帰必要性は無い。相手チーム・再レンタル有無次第。
B.個別能力ー 全員攻撃から、全選手シュート評価
シュート 得点 決定率 出場時間 1試合換算シュート数-順位
DF 5 福森 28 本 1 点 3.8% 2362m 1.06本-14位
2 田中駿汰 22 1 4.5 2880 0.68 -19位
10 宮澤 8 0 0 2257 0.31 -20位
50 岡村 7 1 14.3 398 1.58 -12位
3 柳 5 0 0 254 1.77 -10位
20 キムミンテ 1 0 0 628 0.14 -21位
DMF14 駒井 26 2 7.7 2720 0.86 -17位
6 高嶺 20 1 5 2187 0.82 -18位
8 深井 14 1 7.1 918 1.37 -13位
27 荒野 11 0 0 1054 0.93 -16位
44 小野 1 0 0 11 8.10 -1位
SMF 28 青木 41 3 7.7 1528 2.41 -5位
4 菅 37 1 2.7 1907 1.74 -11位
7 ルーカス 19 2 10.5 1728 0.98 -15位
AMF 9 金子 67 6 9.7 2797 2.15 -8位
35 小柏 49 5 10.2 1907 2.31 -6位
18 チャナ 33 1 3.3 1447 2.05 -9位
33 ドウグラス18 2 11.1 331 4.89 -2位
FW 11 ロペス 53 12 22.6 1218 3.91 -3位
48 ジェイ 29 1 3.9 834 3.12 -4位
32 ミラン 7 0 0 274 2.29 -7位
45 中島 0 0 0 28 0 -22位
※ポジション毎の記載順が、ポジション別シュート数順位。シュート総数の選手毎占率と実数を証明する数値です。DF -福森・田中駿太、DMF -駒井・高嶺・深井、SMF -青木・菅、AMF -金子・小柏・チャナ、FWロペス・ジェイの実績を示し、それ以外選手のシュート不足を証明。
※最重要項目が、最後尾の1試合当たり換算シュート数とそのチーム順位です。
◎2.0本以上 1位小野-2位ドゥグラス-3位流出のロペス-4位ジェイ-5位青木-6位小柏-7位ミラン-8位金子-9位チャナ-
○1.0本以上 10位柳-11位菅–12位岡村–13位深井–14位福森
△1本以下 15位ルーカス–16位荒野–17位駒井–18位高嶺–19位田中駿太–20位宮澤–21位キムミンテ–最下位22位中島
この数値は、シュート数の根幹〜シュート意識を証明する数値で、個別選手の攻撃意識を証明しています。
△1本以下シュート選手で、DFはポジション上限定されるため除外され、それ以外のルーカス<荒野<高嶺の3選手は、シュート意識変革・向上が必須。
◎2本以上選手で、攻撃陣7選手が、これからの攻撃主体、活躍期待可能選手です。
○1本以上選手に、SMF・DMF、更にDF選手が、5選手もいる事が、全員攻撃を実践する数値です。
※決定率は、唯一の高決定力選手だったロペスを流出し、その代替選手は、全く産まれていない事態を証明する数値。上記シュート実績選手の決定率の低さが致命的欠陥となった事を証明。
しかし、ロペスの様な、決定力選手の新規獲得が出来たとしても、全員攻撃・全員シュート実施のコンサスタイルでは、その獲得効果は、極めて限定的で、コンサの得点可能数を僅かに増やす程度にしかなりません。
コンサスタイルは、全員攻撃=全員シュート==<全員シュート決定力保持>で、始めて、その得点獲得可能数を現実とする事が出来ます。
詰まり、全員攻撃⇒<全員2本以上シュート>⇒<全員20%以上決定率のシュート決定力保持>との図式です。
→[結論]
①全員攻撃を徹底のため、全員シュート意識・試合シュート2本以上プレー
②全員得点を実現のため、全員シュート決定率20%
③シュート意識に問題選手のメンタル・ヘッド徹底改造
目標と時期方法を明確とした個々選手毎トレーニング設定・徹底追求と実施
④シュート決定力の高い即戦力選手獲得
2.個々選手の来シーズン必要性査定
上記実績評価と判定で多くの内容が示されていますが、
来シーズンのチーム構成上、
①ベテラン選手の特にフィジカル面と出場可能数を検討、
②実戦経験の中急成長・大幅成長を予定・計画化までの戦力化検討、
③伸び悩みやパフォーマンス不安定選手検討 が必要です。
① ベテラン選手の特にフィジカル面と出場可能数検討
懸念される選手は、ジェイ・宮澤・菅野・駒井・小野が対象となりますが、
a.ジェイは、コンサ今シーズン戦術[オールコートマンマークプレッシング]の前提条件となる、走行距離、スプリント回数、スピード、フィジカルで大きく不足し、起用自体が戦術破綻を招きました。来シーズン、スタメンや連続起用は、除外で、途中出の[限定起用]となります。
b.宮澤は、連続出場での累積疲労時のリカバリーが遅くなり、連続起用は例外との起用。
ここ一番時や、途中出場も多用する起用が適します。
c.菅野は、フィジカルは益々現役!ですね。22年シーズン早々・ソンユン27歳でリターンが実現するまで、充分第1GKの座を守りますね。
d.駒井も、フィジカルは維持し、ボール奪取数はチーム2位でコンサ歴最大値が現状。
e.小野は、実戦可能時間は10〜15分限定。限定起用が原則。
※ジェイのサブ・試合途中起用、宮澤のリカバリー絡み起用のみ配慮必要。
②実戦経験の中急成長・大幅成長を予定・計画化までの戦力化検討
a.大学トリオ・小柏の4選手は、益々本格主力化・起用必至で、連続出場数・得点・アシスト実績は倍増。
b.ミラン・ドドの本領発揮が実現し、2桁得点まで上昇。
c.青木・菅も、爆発的活躍で、得点倍増。
d.岡村CB定着、西野翔CB・中村桐耶サイド・中島CFのサブ定着。
※大活躍選手は、大学トリオ~田中駿太・金子・高嶺は代表レベル近くまで、小柏・ミラン・ドドは、強烈パフォーマンスと得点力を証明、青木と菅のサイドは爆発、岡村CB定着、西野翔・中村桐耶サブ定着と、11選手が急成長し、チーム力が一気に爆発、との予想です。
③伸び悩みやパフォーマンス不安定選手検討
a.最大の課題選手が荒野。メンタル・意識が大きく影響し、プレーパフォーマンスのバラツキは、失点や敗戦原因となって来た。選手生活基礎からの修正が必要かは不明ですが、これからの選手将来に関わる段階で、大きな改善が必要との考察です。
b.柳は、初年はやや焦りから、本領が空回りもあったが、来季はポジションと役割理解で、プレー集中が上昇し、安定プレー発揮で、貴重なサブ起用となります。
※チーム爆発の中、荒野は正念場シーズン、柳は落ち着いたプレーで戦力定着。
以上から、現在のトップチーム選手は、全選手、チーム必要選手との評価・判定です。
来季での、爆発や急成長を期する選手が、チーム半数以上となり、個々選手の成長が、そのままチーム戦力の成長となる、との構図ですね。
その準備と積み重ね・積み上げこそ、今シーズンの苦戦と多数課題改善過程とそのトレーニング徹底に在ったもので、チーム全体での真剣努力の成果が、来季に花開くものとなります。
2021年10月25日
今シーズン最低内容試合との現実が、コンサを襲っています。
しかし、チームコンセプトを破壊した、今シーズン最低試合の原因は、そんな深刻レベルでは無く、特定選手の低能力とそんな選手起用の誤りにあり、チーム根幹や戦略・戦術の誤り、問題ではありません。
それにしても、唖然とする程の、酷い試合スタッツ・パフォーマンスは、驚きでした。
いつもと逆に、先ず、昨日試合スタッツを、試合推移変化で確認します。
1.昨日・32節福岡戦試合項目別データ
試合時間帯4分割(①〜飲水T、②飲水T〜HT、③HT〜飲水T、④飲水T〜TU)で、各項目推移を記載。
コンサ 福岡
① ② ③ ④ ① ② ③ ④
支配率 67 66 66 63 33 34 34 37% 圧倒
走行距離 25 29 23 26 25 29 25 26km 拮抗
スプリント数 29 44 37 44 30 55 39 51回 ①③拮抗・②④大劣後
決定機数 0 1 2 0 3 0 1 1回 両チーム低数値の中、コンサ劣後
シュート 0 1 3 0 4 1 3 5本 酷劣後・コンサシーズン最低値
枠内 0 0 0 0 1 1 2 1本 酷劣後・コンサシーズン最低値
パス数 159 177 129 84 73 66 59 63本 コンサ③④はボロボロ状態
成功率 81 81 81 80 61 59 61 62% コンサ成功率は自陣ボール廻しが大半
①戦術の決め手・前提条件である、適正ポジションへのスプリント、パス交換、
闘う・球際強度〜ボール奪取・回収の前提であるスプリント数・スピード、
全てで、最低パフォーマンスの数値で、昨日シーズン最低パフォーマンスの原因数値です。
要約すると、
走らず、パスを成立させず、闘わなかった、との数値。
②①が無ければ、シーズン最低決定機構築~ゲームメーク、当然、シュートチャンスが無いので、最低シュート数、更に、枠内シュートゼロはサッカーにならなかった、との証明値。
③支配率・パス成功率は、どちらも、最下位位置のDFラインでのボール廻しが多数・多占率で、攻撃失敗の数値。
この数値=プレー値では、シーズン最低内容は必至です。
2.こんな体たらく・最低値現実化の原因は。
①②③は、全て連動・連鎖の構図で、①→②・③となっていますね。
詰まり、始まりは①と言う事です。
a.戦術の決め手・前提条件である、適正ポジションへのスプリント、
b.パス交換、
c.闘う・球際強度〜ボール奪取・回収の前提であるスプリント数・スピード、
a.b.c.全てで、最低パフォーマンスの数値で<走らず、パスを成立させず、闘わなかった>とのポイントです。
スプリント不足は、全選手でしょうか?・・・それは違います!
昨日試合と前々回・横浜FM戦の90分換算スプリント数を対比記載すると、
選手 横浜戦・回 昨日戦・回
青木 22 → 22 ○
小柏 29 ↑ 31 ◎
金子 15 ↑ 19 ○
チャナ 18 → 19 ○
菅 18 → 17 ○
駒井 17 ↓ 11 ✖️
田中駿 18 ↓ 8 ✖️
ジェイ 8 ↑ 9 ○
荒野 13 ↓ 7 ✖️
高嶺 10 ↓ 4 ✖️
柳 34 → 35 ○
福森 7
起用選手がはっきりと二分されました。
○選手が7選手に対し、✖︎選手が4人。
スプリント不足は、この4選手のみに限定されたもので、その全員が責任選手か、と言うと、それも違います。しかし、CB2名とボランチ2名、CBの菅は非該当だと言う事が、大きなヒントですね。
以下が、原因と構図です。
昨日試合の戦術は、福岡ミドルポジションハイプレス型守備主導戦術想定対策の、ジェイ起用コンサ式ミシャ戦術を選択。布陣ポジションは、自陣からのビルドアップ型となりますが、
その際の、システム可変〜左右CBがSBポジション、CB1が左CB・ボランチ1右CBポジション落ち、ボランチ1アンカーの【〜1〜4(2SB〜2CB)】となりますが、その左CB高嶺・右CB荒野に原因があります。
結論は、
荒野の守備でのスプリント激減→ポジショニング不良→パス不良
⇒高嶺の想定が崩れ→ビルドアップ戦術からの位置から動けず→ダイナミックな運動量激減
⇒駒井も不調荒野の代替のCB落ちを忌避意識→CBへ下がるだけで無く、不安定判断から前線への攻撃参加不良→駒井スプリント減少
⇒田中駿太は、唯一の高さDF者として放り込み対応DFが増加し可変不可局面急増と、SBポジションでは荒野からのパス受けが激減→CB役と、SBの攻撃参加、前線参加役の激減→田中駿太減少、
との構図です。詰まり【荒野の意識・判断の甘さと不良と怠慢から、スプリント・運動量激減。併せて、パス交換の信頼性喪失でビルドアップパス交換停止・寸断】と言う事で、荒野のヘッド・ハートからプレー不良が主因で、その不良プレーが、直ちに関連・連携の選手の不良を引き起こしたもの、です。
そんな体たらく選手を、キャプテンとした事自体、全くの不可解、ミシャの甘さと誤断、と言う事です。
また、パス交換での信頼性をあらためて確認する機会となりました。
パス交換は、パス出し手と受け手の信頼の上に成立するプレー。
出し手は、受け手の未来位置や状態を想定したパスを出し、受け手は、出し手の意図や狙いを予知したポジションと準備をして、初めてパス成功となります。
小野のパスは、受け手への愛情レベルの配慮パスで、シルキータッチパスと呼ばれ、
菅や青木、ルーカスや金子は、福森や田中や宮澤の意図や狙いに添った位置取りと準備をしますね。
そのどれにも、パスプレー選手間の、理解と信頼が深く存在しますが、
昨日の荒野は、受け手の準備も、出し手の配慮や予想も、全く無く、恐らくは、ピッチの選手間で、不信感が生まれる瞬間が複数発生でした。自己中プレーは、組織チームプレーの破壊者!と言う事。
とても重い内容でした。チームの結束力は、シーズン最低の試合でした。
流石のジェイや、チャナ や小柏、青木、金子も、ボール供給が上がって来なければ、何も不可能なのは、当たり前。決定機やシュート数シーズン最低も当たり前ですね。
荒野起用では無く、スタートから、深井起用なら、試合はこれ程無惨で酷くはならず、いつも通りのパフォーマンスは確保出来ました。
選手起用失敗試合でした。
荒野の対応・扱いは、とてもデリケートで難解な様に見えますが、昔の、余りに考えないスタイルを、やっと脱却変化した筈が、今シーズン故障で、一挙に、元の戻ってしまった様で、あらためて、一から積み直ししか無いですね。
荒野の天下は、既に過去の話で、過去の幻影は今は何処にも残っても居ない事を、またいい加減理解すべき。
もう、歳下選手に大きく抜かれ、自己のスタイルと役割を再構築するしか無いですね。
次戦からは、完全に来シーズン用の実戦テストとトレーニング試合となります。菅野も深井も、コンサに消化試合は無い、とのコメントですが、若手選手とサブ選手中心のテストと実戦経験積み上げが、試合の基本目的となります。
個人的にも、ミラン、中村桐耶、西野は、多いに期待です。
2021年10月22日
〜続き〜 前ブログに続き、次戦試合予想〜②コンサ戦術・試合展開・メンバー想定、です。
ここ最近試合は、戦術・試合展開は定番化し、そこから適合性が高い選手も固定化していましたが、
次戦は、
①中位ポジション・ハイプレスの守備主導戦術チーム対戦
②福森累積、宮澤・ルーカス・岡村故障での離脱で、主力・スタメン選手変更
の2ポイントが大きく影響し、次戦対策は、変更が極めて高い可能性と想定します。
この観点を軸に、次戦のコンサ戦術・試合展開、そしてメンバー予測のトライです。
1.次戦 コンサ戦術・試合展開 予想
前書きの通り、2ポイントから、
ここしばらくの定番・定型から変化です。
一番の要素が、リーグ最強球際強度を誇る、対戦・福岡戦術[ミドルポジション型ハイプレス戦術]の実施が濃厚で、相手ゴール前からのビルドアップは僅かしか無く、前線とサイドへのロングフィードとその2次ボール回収を開始点とする、ショートカウンターが主攻撃との想定で、コンサのマンマーク型ハイプレスの局面は極めて乏しくなります。
相手チームの攻撃を、強度の高いプレッシングでボール奪取と2次ボール回収で、ボール保持の瞬間に、素早い切り替えでカウンター狙い、への対抗策は、
①福岡チャージ・プレッシングを外すには、
・その前段階でのパス交換やコンビネーションパス交換で、チャージそのものを翻弄し無効化してしまう、
・コンサ式ミシャ戦術の、相手チャージ前に、前線・サイドへのロング・ミドルピンポイントパスで、起点を作りそこからショートカウンター攻撃
・サイドや中央スペースのドリブル突破、ピンポイントスルーパス攻撃
が有効となります。
②福岡堅守・堅陣に崩すには、
・コンビネーション・ワンタッチパス交換、スルーパス交換、ドリブル突破、サイドやDF裏のスペース突破、クロス、反復サイドチェンジでボールへの片寄せを繰り返し、陣形のスライド送れとギャップやスペース発生、そして、派生セットプレーと、
コンサのストロング・多様多彩攻撃は、見事に堅陣を崩し、侵入し、多数回決定機を産み出します。
と言う事で、予想戦術は、
・スタート【コンサ式ミシャ戦術】
コンサボール支配・攻勢で、多彩多様攻撃炸裂し多数回決定機構築。
その決定機を得点に出来るかが、最大課題・ポイント!ですね。
ここで、複数得点獲得が、勝敗の分かれ目・分岐点となり、成功すると大量得点勝ちの完勝を達成します。
・後半飲水T頃、スタメン選手のフィジカルダウン前、複数選手交代で、運動量低下による、パフォーマンスダウンやミス多発・失点発生を防ぎます。
そこで、コンサ式ミシャ戦術の適合選手交代を契機に、今シーズン追求戦術[オールコートマンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス]に変更。
福岡の反撃指向局面への変化に、パス交換阻止で攻撃自体停止戦略で対抗です。
ハイプレスからのショートカウンターで、更に、決定機が連続し、追加点加算との展開に持ち込みます。
想定試合結果は、【 4-1 完勝 】です。
2.試合メンバー 予想
上記の通り、宮澤・ルーカス・岡村の故障離脱、福森の累積停止を除きます。
上記想定戦術からのスタメンは、
ジェイ
チャナ 小柏
菅 深井 駒井 金子
高嶺 田中駿 柳
菅野
サブは、
ミラン・ドド・青木・荒野・中村桐耶・西野
小次郎
4得点の選手予想は、
ジェイ、小柏、駒井、青木です。
3.今日の練習
宮澤・ルーカス・岡村の姿はありませんでしたね。併せて、ミシャの姿も見えず、四方田が全体指導をしていました。
姿の見えなかった3選手とミシャは、ちょっと心配ですが、シーズン残りで、絶対的な課題も少なく、無理は回避出来る現況。
ゆっくり、しっかり、回復を期待します。
全体練習も、水・木とフィジカルを追い込んだトレーニングを連続し、今日は、コンディション調整がメインのトレーニングでした。
次戦対策は、既に準備万端!で、今日・明日は、対戦前コントロール・調整日程です。
チームは、淡々と英気を養っています!
2021年10月21日
チームは、2日間完オフの休息期間を終え、残り6試合に、①チーム[オールコートマンマークプレッシング戦術]完成によりチーム戦力最大化、②個々選手の能力・メンタル・フィジカルの最高値到達、③次シーズンメンバーポジション確立、の3点を追求するもの。
個々選手のプレーとポジション確立は、組織連携・スピード・精度となり、リーグ最強戦術オールコートマンマークプレッシングの完成にて、リーグ最強戦力確立、との方程式です。
オフ明けメンバーは、懸念していた岡村・ルーカス2選手が全体練習に除外で、岡村は別メニュー・ランニングトレーニングで故障リハビリ中、ルーカスは練習場に姿無しで、離脱が長引きそう。
残るメンバーは、上記トライへ明るく邁進でした。
トレーニング日程は、
昨日水曜 オフ明けフィジカルスタートメニュー、短距離(ミニ)鳥籠でボールタッチ、中距離(ミドル)鳥籠で俊敏性とスピードと連携の予測UPヘッド含みトレーニング、ミニミニゲームで攻撃守備と切り替えたコンビネーション攻撃、の基礎トレーニング
本日木曜 対戦対策ミーティング、フィジカル鳥籠、タッチ制限ゲーム形式で攻守トレーニング、シュートトレーニング
明日金曜 試合形式対戦対策トレーニング〜ベンチ候補・スタメン候補・修正、シュートトレーニング
23日土曜 前日対戦対策トレーニング、セットプレートレーニング
24日日曜 本戦・福岡戦 となりますね。
では、次戦対戦予測、先ずは、対戦チーム・福岡現況から。
1.対戦チーム「福岡」現況
現在戦績は、
順位8位 勝点46 32試合 13勝7分12敗 得点38・失点34・得失差4は、
シーズン前想定を大きく上回る好成績の成功シーズンとなりました。
この理由は、
①自チーム戦術「ハイプレス・球際強度と走力徹底」を完徹し、リーグ最強の球際強度と寄せの強さにまで到達し、攻撃型守備と高い布陣の最速切り替え攻撃で、得点拡大と失点減少を果たしたもの。
②積極姿勢の選手層強化徹底で、チーム戦力拡大を果たした。
この2点が理由で、
特に、①自チーム戦術徹底は、今シーズン・特異ポイント〜降格4チーム拡大に対し、下位や中位想定チームの多くが、「守備主導型戦術・戦略」の<負けない=失点阻止戦略>を選択したトレンドに反し、より積極・攻撃型守備のハイプレス徹底チーム戦略に賭け、見事に成功したもの。
又、②選手層強化積極戦略では、
流出選手〜復帰MF菊池・MF増山・MF 松本泰志・DF上島・FW遠野・MF 福満・放出DF篠原と、前シーズンのスタメン7選手を失うも、
加入・獲得選手〜期限FWジョンマリ・新加入MF金森・新加入MFカウエ・期限DF奈良・期限FWブルーノメンデス・新加入MF吉岡・期限GK永石・新加入MF杉本太郎・新加入MFジョルディクルークス・新加入DF宮大樹・完全移籍DFサロモンソン・新加入DF志知・新加入FW渡大生と、
驚きのスタメンクラス選手13選手を揃え、残留選手と合流したチーム戦力は、
一気に、J1レベルを実現しました。執念の選手保有構築!でした。
そして、①のチーム戦術は、指定されるプレーが、極めて明確で、理解習得し易く、加入選手が合流後即座に戦術理解・実践となりました。
選手の固有能力も、自在に発揮され、高い戦術強度に、個別能力が加算され、更に強力戦力に成長しました。
選手保有も、前年の期限付き移籍選手中心の主力構築から、期限付き移籍選手数を減少させ、経年継続の選手層構築となりました。
戦術フォーメーションは、【4-2-2】基本形ですが、コンサマンマークに近い程、至近距離のゾーン型ハイプレス布陣で、マーク対象選手を越すポジショニングで、ハイプレスも-0.26mと、プレスバック型で、
実際、最大ボール奪取位置はミドルエリアのハイプレスとなります。
言わば、相手チームを自陣付近まで引き出しての[中段ポジション型ゾーンハイプレス]で、懐に呼び込み型ハイプレスは、密集ブロック組織でハイプレス網に掛かるものです。
攻撃の主体は、ハイプレスでボール奪取からのショートカウンター、自陣からのロングカウンター、セットプレーで、サイド・クロス、コンビネーション中央突破は、見せ掛けのダミー攻撃となります。
コンサの、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレスは、パス数200本台、支配率30〜40%、シュート数5〜7本のサッカーでは、ビルドアップ阻止やパス交換阻止狙いのマンマークには余り適合しません。
コンサ式ミシャ戦術の適合性が高い対戦となりそうです。
かなり、突出スタイルのチーム対戦です。
2.〜 次ブログ 〜次戦対戦予想〜②は続く。
2021年10月20日
本日から、次戦・福岡戦準備4日間トレーニング開始ですね。
前試合、突然離脱の、宮澤・岡村、横浜FM選手チャージで試合開始5分離脱のルーカスの回復状況が注目となりますが、本日オフ明けで「全体合流か・限定メニューか」で、状況は明らかとなります。
さて、本日ブログは、明日以降の次戦展望検討の前に、前回ブログ・「次シーズン戦力の構築〜①育成選手昇格検討」に続き、「次シーズン戦力の構築〜②レンタル中選手検討」に取り組みです。
1.現在、レンタル中選手確認 [レンタル先出場時間
による必要性評価]
15 DF 濱 大耀 23歳→→→ 富山 出場16m 不要
20 DF キム ミンテ 27歳→→→ 名古屋 出場1154m 主力
19 MF 白井 康介 27歳→→→ 京都 出場1036m 主力
23 MF 中野 嘉大 28歳→→→ 鳥栖 出場1821m 主力
16 FW 藤村 怜 22歳→→→ 山形 出場131m 不要
17 FW 檀崎 竜孔 21歳→→→ 千葉 出場15m 不要
13 FW 岩崎 悠人 23歳→→→鳥栖 出場295m 不要
26 FW ガブリエル 26歳→→→ 福島 出場174m 不要
2.選手事確認・評価・検討
この数値から、レンタルチームで活躍したと言える選手は、
DFミンテ・MF白井・MF中野嘉大の3選手のみで、
レンタルバック・レンタル契約延長・レンタル先チームは完全移籍、3つの選択・検討が待っています。
相手チーム・本人・レンタル元コンサの希望と要請次第ですが、
コンサ要請面では、
◎DFミンテのレンタルバック
△MF白井・中野嘉大は、本人と相手チーム要請優先
と想定します。
ミンテとソンユンの近い将来チーム復帰は、コンサのチーム構築の根幹に繋がる重要ポイントと推察します。
守備の中核があらためて構築出来るものです。
それ以外の5選手は、レンタル先チームでの契約延長獲得は困難で、レンタル契約満了により自動的に、レンタルバック・別レンタルチーム探索・自チーム復帰後契約非更新の3通りとなります。
○FW檀崎・FWガブリエルは、年齢的に、もう1年の猶予が有り、育成型再レンタルを目指す。
×DF濱・FW藤村・FW岩崎は、契約非更新・移籍リスト選手が相当と考察するしか無さそうです。
結論は、
DFミンテはレンタルバックを強く交渉、MF白井・MF中野嘉大は現レンタル先チームと本人意向優先のレンタルバック指向。
FW檀崎・FWガブリエルは育成型レンタル先探索し、相手チームで成長を目指す。
残念ながら、DF濱・FW藤村・FW岩崎は戦術適否・能力成長不足により、契約非更新・移籍リスト入り。
との推定となりました。
前ブログで検討〜育成層からの昇格選手の、現在チーム戦術の理解の高さと、
レンタル中選手の戦術理解・適否を比較すると、
育成選手が大きく凌駕していて、
チーム選手層構築への大前提条件となっている[現在チーム戦術への適合性]評価が、大きな選択・判定ポイントとなり、レンタル中選手にはやや不利な現況と言えますね。
詰まり、レンタルで別チームでの成長を目指す、とのトライは、独自・特異戦術を邁進するコンサでは、戦術理解を低下させる、とのデメリットも有る、と言う事何ですね。
レンタル契約検討での、重要ポイントです。
2021年10月19日
2日間完全オフで、チーム休養・リカバリーの停止タイム。
との事でこの間に、本格的、来シーズンの戦力構築ブログ〜①です。
現在、隠密活動は深く深く進行中や否やですが、
公開の活動が、
(1)育成層選手の昇格〜即戦力化・トップチームで成長促進・他チーム流出防止・契約検討
(2)レンタル先選手の復帰〜即戦力化・本人要望と相手チーム要望・契約検討
(3)保有選手の契約更新〜必要戦力・本人要望と希望チーム内容・契約検討、となります。
そのため、現在、各内容の必要データ・情報収集真っ盛りです。
来シーズンの戦力構築ブログ〜①としては、
(1)育成選手昇格の検討に取り組んでみます。
絶好の検討材料が、現在実施中、エリートリーグの試合内容です。
10/9・3節清水H戦、10/17・7節横浜FM戦に、その概略が有ります。
起用選手が、そのまま現在候補選手ですね。
10/9・清水
・サブ選手〜GK小次郎・阿波加、CB岡村、SH柳、DM小野・荒野、SFミラン・ドド、CFジェイ
○昇格育成〜CB✳︎西野(昇)、SH☆中村桐耶(コンバート)、CF中島
○昇格候補〜CB✳︎荒木、SH☆田村、DM早坂
10/17・横浜FM
・サブ選手〜GK小次郎・阿波加、CB柳、DM深井、SFドド・中島、CFミラン
○昇格育成〜CB✳︎西野(昇)、SH☆中村桐耶(コンバート)
○昇格候補〜CB✳︎荒木・鈴木、SH☆佐藤陽成、DM早坂・漆舘、SF砂田・西田、CF佐々木奏太
育成層の有力選手は、網羅され、エリートリーグのU18超レベル実戦でテストでした。
その評価・判定は、
☆は特筆レベル、✳︎が評価レベル選手でした。
☆選手〜中村桐耶・SHコンバートトライが成功し、サブクラスにランクUP。
SHの田村・佐藤陽成もトップレベル寸前で、高評価。
✳︎選手〜CB西野の安定度は急上昇し、成長が期待出来るもの。
CB荒木も、資質も含め、高い判断と安定感が評価されました。
この通り、既昇格済中村と西野は、大きな成長を示し、トップチーム構築が相当。
注目が、SH候補・田村・佐藤陽成、CB荒木の3選手を、有力昇格候補として、ウォッチングです。
しかし、驚きは、起用全選手が、現在コンサ最新戦術[オールコートマンマークプレッシング]を理解し、実践をトライしている事です。
戦術理解評価では、トップ・サブ選手に遜色無い選手だらけで、その質の高さを確認すると共に、エリートリーグで連勝、とのチーム戦力を証明する、根幹理由です。
コンサの、育成〜トップチーム・一貫スタイルを強く確認・理解したものでした。
チーム育成力を証明しています。
今後のエリートリーグ・テストも、楽しみです!
2021年10月17日
<74分勝っていたのに勝利が溢れた>とのコメントだらけですが、
本当でしょうか?!
横浜FMのシュートと決定機は、それまで0本=ノーチャンスの筈も無く、横浜FMには、決定機6回・シュート12本を喫するも、身体を張ったディフェンスで失点を防ぐ事に成功していた、だけでした。
確かに、横浜FMのビルドアップを阻止し、ロングフィード頼み攻撃に封じ、それでも、コンサのディフェンスとプレッシングを突破し、上記の攻撃を果たしていましたが、失点を阻止し続けたもので、ギリギリ身体を伸ばし、入れた結果でした。
しかし、実際走り勝ちは[前半22分まで]で、その後は、[常時横浜FMに走行距離・スプリント回数・スプリントスピード全てで、横浜FMが上回り]、又、時間帯毎変化でも、走行距離28km→26km→26km→31km、スプリント60回→35回→30回→53回と、ラスト時間帯以外、下がり続けました。
しかし、起用全選手では無く、前半と後半で減少選手は、
走行距離 荒野~後半+柳合計で、△0.42km1選手のみ、
スプリント駒井~後半 △7回
金子~後半+ミラン合計で、△4回
小柏~後半+ドド合計で、△3回
田中駿~後半 △4回
福森 ~後半 △3回
の通り、走行距離は、荒野後半~交代柳の1ポジション選手
しかし、スプリントが、金子+ミラン、小柏+ジェイ、田中駿太、福森の4ポジション選手で、大幅減となり、走り負けが本質でした。
この、途中フィジカル大幅ダウンと、代替選手の低パフォーマンスこそが、問題点であり、現在未改善課題と言う事。
しかし、何よりも、得点意欲、貪欲さの問題と証明された<決定機得点力>は、僅か2・3回のトレーニングで打開点は、見つかったカモですが、改善など未到達の状態だと言う事を証明した試合でした。
G大阪の5得点は、ラッキーゴール・幸運が重なっただけの得点か、二度と再現はとても困難か、と言えば、絶対に間違い無く、そんな事は有りませんが、
昨夜の菅のゴラッソシュートは、本人コメントの通り、ラッキーゴール・意図しない幸運ゴールだった、訳でした。
詰まり、プロとして目指すゴールは、本人の<意図した通りシュート得点>で、得点なら何でもOKと言う事では無く、意図〜トレーニング〜プレー可能〜実戦試合で実現、となったプレーです。
チームとして保持・獲得チーム力としての<決定機得点力>も、全く同様で、G大阪戦では、トレーニングシュチュエーション通りの得点実現が出来たが、
昨夜試合では、トレーニング不足が露呈した、だけですね!
未だまだ、トレーニングが不足!と言う事が証明され、その事が、これからのコンサチームと各選手課題が明らかとなり、一心不乱に取り組む姿勢となります。
速報試合スタッツを見てみましょう。いつもの通り、試合4分割・時間推移①〜飲水T、②〜HT、③HT〜飲水T、④飲水T〜TUで記載。
コンサ 横浜FM
① ② ③ ④ ① ② ③ ④ コンサ優劣判定
支配率 55-51-52-48% 45-49-48-52% 均衡
走行距離28-27-28-31km 29-28-26-33km やや劣勢
スプリント 60-35-30-53回 58-41-42-64回 劣後
決定機 5-8-7-2回 2-4-0-3回 圧倒
シュート6-5-7-3本 2-5-5-6本 やや優位
枠内数 4-1-2-1本 1-2-0-3本 やや優位
得点 1-0-0-0点 0-0-0-2点 劣後
パス数 128-80-105-87本111-142-92-178本 大幅劣後
成功率 82-82-80-77% 79-82-80-79% 推移毎低下
✳︎スプリントが、①以外劣後で、走り負け・スピード負け。マンマークのポジショニングが頼みだったが、④で、ポジショニングが相手マークより離れた距離・マークを外れる位置取りとなり、一気にマーク・寄せの甘さ、チャージ球際ダウン、となり、サイド、柳と駒井での、甘い守備から、フリーパスを許す失点起因となった。
スプリントダウン=マンマーキングダウンは、致命傷となります。
第1敗因でした。
✳︎決定機22回は、リーグ断トツ<決定機構築力・ゲームメーク力>を証明。
シュート21本も、決定機が、相手陣内深くの最良位置まで侵入している事、そのシュートポイントも適正である事を証明。
問題は、枠内数8本で、枠内率37%=非枠内率63%で、枠内にさえ飛ばせられないシュート力の低レベル、また、8本中7本セーブされており、セーブ率86%=GKが届かないシュート率14%と、ターゲットやタイミングの低レベルのどちらも証明。
ミシャの求める【得点獲得勝ち】展開への大課題で有る事を証明。第2敗因です。
✳︎③④に選手交代するも、パフォーマンスダウンが数値で証明され、チーム選手交代力と、交代個々選手の低パフォーマンス・能力を証明してしまいました。
第3敗因です。
おまけに、個別シュート内容です。
菅 シュート5本 枠内数2本 得点1 ○
金子 3 1 ー 精度トレーニング不足
チャナ 3 0 ー 練習不足
小柏 3 1 ー 練習不足
福森 2 2 ー ○
高嶺 2 1 ー 練習不足
駒井 1 1 ー 威力不足は地面叩きミス
青木 1 0 ー 積極不足
ミラン 1 0 ー FW責任不足
これらが、コンサの惜しかった試合の本質ですね。
これからやるべき事が極めて明確で、何やかな言う前に、ひたすらトレーニング徹底ですし、そこにしか打開口も、解決、脱出も有りません。
GOGO コンサ!です。
☆突然飛び出した、jリーグ地域100年構想の廃棄リリースは、何処かからの、意図的ガセ情報とのリリースが出ましたね。jリーグでのビジネスチャンスや収益を狙う勢力は、いつも、何処かで、狙い続けるのでしょうね。コンサドーレには、真逆の思想、発想ですが、そんな社会・環境の中に居る事をあらためて突きつけられた、意図的偽情報は、力良く排除して行きましょう!
2021年10月14日
今日の全体練習でのシュートトレーニングこそ、
これまで本ブログで数十回提言して来た
【 ゴール四隅限定ターゲット・シュートトレーニング】を実践!!
その結果は、全選手が、何とも簡単に、四隅に突き刺さり、枠外など一本も無い、
見事な、ビューティフルシュートの連発。
ミランやドドのFWや、金子・小柏・青木の前線も、田中駿太・高嶺、中島も、全ての選手が、見事なシュートを、ゴラッソや強烈弾と呼ばれるクラスだらけで、
ゴール四隅に決めていました。
完璧な、シュート決定力最短トレーニング、であり、その反復トレーニングで、簡単に決定力課題克服です。
以前より再三指摘して来た通り、3通りのシュートアイデアがあり、
①GKの届かない・届き難い<ターゲット>にシュートを運ぶ
〜ゴール四隅
②GKの届かない・届き難い<タイミング>にシュートする
〜1・2・3リズムのGK待機タイミングでは無く、
ワンタッチ、ボレー、ノールック、突っ突きシュートなど
③GKの届かない・届き難い<シュート内容>
〜強烈弾丸シュート、スーパースピードシュート
となります。
しかし、全選手が、短時間で、効果的に実行可能な方法は、
①<ターゲット>で、どのチームでも、普通・簡単な決定力改善策として、多用されています。
また、上記3方法の簡易度は、①<②<③となり、③レベルになると、ノノ社長やミシャの言ってる通り、高能力選手の固有能力の有無のカテゴリーと的面なり、そんな優秀・WクラスFWは、どこにも居ないし、獲得不能は、その通りですが、
①は、当然、早々に改善可能、②も、練習により習得可能です。
今日のトレーニングが、①トレーニングで、やっと、やっと、実施し、即座に効果的面となったのですね。
シュート決定力の改善は、個々選手のメンタル・理解が大半領域で、正しい理解で、60%改善、その後実際、ゴール四隅ターゲットシュートトレーニングの瞬間、40%改善で、完成する程、簡単でした。
誰が発案したのか、不明ですが、これで、コンサ・シュート決定力課題は、大きく前進・打開解決寸前となりました。
<<待ちに待ったトレーニング>>が出た記念日です!
2021年10月13日
〜その③から続く〜
1.さて、次戦・詳細展望検討も佳境となり、残すところ、〜④次戦~戦術・試合展開・メンバー検討となりました。
この内容は、昨日からの、対横浜FM用トレーニングの実践内容に連動する、とても活発な流動性そのものとなりますが、前日移動・金曜まで「あと2日」段階は、
先ず、オフ明け
12日・火曜 対策概要とトレーニングのミーティング・共有化、基本戦術確認、特訓課題〜シュート居残りトレーニング等
13日・本日 ベンチ・スタメン候補共有化、攻撃型守備での対戦対策トレーニング、個別課題継続
14日・木曜 起用候補補正共有化、守備から切替攻撃、攻勢(相手守勢・ブロック守備)時攻撃トレーニング、個別課題継続
15日・金曜 起用最終補正共有化、セットプレートレーニング、
移動 とのスケジュールとなり、
本日、予想ベンチ候補とスタメン候補の発表と集中トレーニングです。
Ch12の12日動画からは、深井と大谷の合流が確認され、全選手でフィジカルアップトレーニングが主体で、居残り特訓組はゼロの様。シュートトレーニングは、怠けると即ダウンが必至の課題。ホントに大丈夫ですか〜⁈
では、本題テーマに移りましょう。
2.次戦・戦術予想
既に、皆様ご周知の通り、前シーズンでスタートし、今シーズン取り組み続けた【オールコートマンマークプレッシング戦術・マンマーク型ハイプレス戦術】の完成期を迎えた段階ですね。
よく出るワード(ジグソーパズルの)<ラストピース>は、組み立て続けたパズルが、完成・出来上がる「最後の一片〜ピース」ですが、パズラーのハイレベルの方々が、[2000ピース超]のチャレンジの様なハードトライだった、我らがコンサの新戦術挑戦に、いよいよラストピースの瞬間が到来!と言う事。<努力は必ず報われる>!が、証明される所です。
最初の、このトライ現実化のスタートは、再三記載の通り、2020.7.26(日)7節・ホーム札幌ドーム横浜FM戦3-1完勝でした。FWポジション選手が全員、故障・コンディション不良、コロナ禍対策により、試合起用可能選手がゼロとの非常事態となり、短時間(確か、「中3日」過酷日程が2連続し、3回目「中3日」のホントに僅かな時間)で打ち出し、用意した<荒野CFW起用ゼロトップ型マンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス>、でしたね。
しかし、きっと、出場選手自身も、自信には程遠いトライに賭けた、との事だったでしょうが、実戦は想定や予想を劇的に上回り、横浜FMの戦術・想定を完全阻止・否定する完勝が現実化し、その威力効果に大きなインパクトを掴み、そこから、必要となる多数多様な課題に取り組み続け、遂にこの瞬間に至ったもの。
これだけ、一戦術の追求に長期間掛かる試みは、リーグでも少数派ですね。・・風間川崎、西野G大阪、ミシャは、広島・浦和、そしてコンサ初期のミシャスタイル、その後のコンサ式ミシャスタイル、そして、今回、、、。
次戦は、同戦術の完成=ラストピース<決定機得点力>=シュート決定力=得点力急上昇の克服を目指す試合です。
横浜FMは、前ブログ考察の通り、フルタイムでは無くなったとは言え、[ハイプレス・ハイライン戦術]タイムでは、強力ハイプレスで、コンサビルドアップを狙い、ボール被奪取から高決定力・ハイスピード・ハイテクニックFWが襲い掛かって来ます。
絶対ポイントは、<ビルドアップでボールロストを阻止>する事であり、
最速ボール交換、適正ポジションコンビネーションアップ、ノーミス集中し、最速予測・準備で相手プレー前のプレー徹底、
そして[第二戦術ーコンサ式] の、前線FW・シャドー・サイドの5ターゲットへ、ロングパスにより、スペースやエリア突破、また、ポストプレーからショートカウンター、のW対策で対抗。
逆に、横浜FMの弱点が、
自チームストロング戦術[ハイプレス]を反対に仕掛けられると、横浜FMの根幹・ビルドアップをしばしば阻止される点で、リーグ最強・コンサ流<マンマーク型ハイプレス>は、チャージまでの速度、球際強度が断トツで、ハイプレス成功数、即ち、横浜FMゴール寸前でのボール奪取数が激増します。その多数ボール奪取から、ショートカウンターと、多彩多様強烈攻勢が炸裂し、多数決定機=得点獲得機です。決定力のあるシュートにより、多数得点は確実です。
更に、自陣からの攻撃では、ミシャスタイルの華麗なコンビネーション中央突破、サイドもレーン攻略も含んだ突破で侵入・相手陣内突破とクロス攻撃、自陣ブロック守備陣を敷かれても、多彩多様攻撃、反復サイドチェンジの陣形揺さぶり、多選手・多様ドリブル突破、そして、リーグトッププレスキックのセットプレー攻撃と、個々選手能力も投合された組織攻撃は、リーグ最強・多数決定機構築力となり、ラストピースとされる[シュート決定力]により、多数得点を実現するもの。
攻撃的守備から連動攻撃、リーグ最強戦術による組織チーム攻撃で、得点勝負勝ちを狙いましょう。
3.試合展開 予想
3つの目に見える勝負を中心に、試合推移・展開となる事必至です。
それは、
①攻撃的守備勝負ー<ハイプレス勝負>で、相手ビルドアップ阻止・ボール奪取・ショートカウンターの<成功と阻止勝負>
②攻撃型チームとして<得点獲得勝負>
③リーグで強力戦術チーム同士として<戦術強度勝負>
この前提と派生として、
④走力勝負、⑤球際強度勝負、⑥プレースピード勝負、更に、⑦組織・連携プレー勝負、⑧サブメンバー力勝負が、強烈にセッティングされ、
そのどれも欠く事は不可能であり、即座に破綻、失点、敗因に繋がってしまう、試合となる事必至です。
今シーズンの、伝説試合、もあり得る、超超緊迫試合、攻守切り替えだらけで、一瞬の淀みも皆無で、目まぐるしい、スペクタルな展開となります。
しかし、コンサの唯一欠陥のラストピースだった大量決定機の得点実現力・大量得点現実化の阻害因ーシュート決定力が、ホントに改善し、目処が付いたのなら、横浜FMに、大量得点差勝利を可能とします。
激しい展開の中、コンサの多数決定機構築力が、
得点実現力シュートの不在で無に期し、大量得点差で大敗となるのか、
打開を手にした決定力により、多数得点現実化を果たし、大量得点勝利・完勝を果たすかの、試合推移・展開予想!
結論は、大量得点差の完勝を予想です!
最終試合結果は、【 5-2完勝! 】今シーズン、最多得点試合を打ち立てるもの、を想定します。
4.メンバー予想
本日練習は、想定内容から、守備練習を除き、徹底攻撃トレーニング。特筆は、深井と大谷の全面復帰。と言っても、即起用と言う程要員不足は有りません。今回検討には、不参加ですね。
では、スタメンとサブ予想。
[スタメン]
ミラン
青木 小柏
菅 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
[サブ]
ジェイ
チャナティップ・ドド
荒野・ルーカス
岡村
小次郎
これで決定でしょう!
最強戦術を、最強度で実践し、
最強攻撃型守備と連動・一体最強攻撃、
最多彩・最多様攻撃、
華麗ミシャパスサッカーコンビネーション、
リーグトップサイドアタック、
リーグ最強セットプレー、
リーグ最高組織連携スピードプレー、
最面白く・ファンタスティックで・沸く湧く試合、
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いざ!勝利へ!
2021年10月12日
〜前稿②より続く〜
さて第③稿は、先ず、
我ら<コンサのコンディション現況>です。
残念ながら、深井・大谷の故障リカバリーは、未だまだ長期を要する様。
それ以外大学リーグ戦佳境の田中 宏武を除く全選手が、a.vsコンサU18TGか、b.vs清水エリートRGに起用された、と推定されます。
起用分け・推定
a.vsコンサU18TG (45m) b.vs清水エリートRG(90m)
結果 6-0 2-0 オウン①
GK 菅野 GK小次郎→阿波加
DF 田中 駿・宮澤・菅 DF福森・西野 奨太・岡村 →育・11荒木
DMF高嶺・駒井 DMF荒野 ・小野→育・17早坂
SH ルーカス・青木② SH中村・柳→育・26田村
SFW 金子・チャナティップ ① SFWミラン トゥチッチ・ドド①
FW 小柏 ③ FW ジェイ→中島
✳︎チャナティップの45分起用は、とても大きな前進で、1得点と感覚も復活ですね。
✳︎僅か45分間で6得点は、決定機得点率は、最高レベルとの証明です。全決定機・得点化で、決定力問題は前進しています。
✳︎エリートR戦途中起用の、昇格選手・西野、LSHコンバート起用・中村、育成選手・荒木・早坂・田村が機能していた事は驚きで、それぞれの潜在能力を煌めかせていました。
結論は、起用選手のコンディションの良さ、戦術プレーの高レベル値、加えて、U 18とのTGでは、シュート決定力の高さを証明しました。
現在コンディションは絶好調で、重点課題の打開も進み、選手能力の拡大化・コンバートテストも進行、と言う所です。
一点、ジェイ起用チームは、オールコートマンマーク・マンマーク型ハイプレス戦術徹底は、困難だ、と言う事も、明確にしたものでした。
横浜FM現況考察で、[自慢のハイプレス・ハイラインが、レオセアラのワントップ起用だけで、破綻傾向]との指摘と、極めて良く似ています。
ジェイ、育成選手を除く起用選手は、オールコートマンマークプレッシング、トータルフットボーラー選手です。
[オールコートマンマーク可能チーム]
GK 1-③〜菅野・小次郎・阿波加
CB 3-⑥〜田中駿・宮澤・福森・岡村・*菅・*西野
DMF2-⑥〜駒井・高嶺・荒野・小野・田中駿・宮澤
LSH2-⑤〜菅・青木・田中宏武・ルーカス・*中村
RSH2-③〜ルーカス・金子・柳
SFW2-⑥〜金子・青木・チャナティップ・ドド・ミラン・小柏
CFW1-③〜ミラン・小柏・中島
*今回コンバート選手〜菅・中村、と新加入西野選手。
オールコートマンマーク・Wチーム編成が可能な24選手保有に到達しています。
実数~試合必要数ー ○数~保有数となり、W編成を超過していないポジションは、
CB・RSHの2ポジションは、保有増加の必要性が高いところですね。
ここに、当然、DMF深井とGK大谷が合流し、トータル26選手プラスジェイの体制です。
因みに、ここに新加入やレンタルバック選手も、戦術習得とフィジカル能力保持のハードルが待っており、一定の経過・準備期間を要し、シーズン終了から〜来シーズンインの期間がベストタイミングとなります。合流可能タイミングが、当該選手の適否ポイントになります。
現在コンサからのレンタル組は、CB〜ミンテ・濱、DMF〜藤村、SH〜白井・中野嘉、SFW〜檀崎・岩崎、CFW〜ガブリエルの8選手ですが、分厚い保有となっているポジションには、レンタルバックに厚い壁が有りますね。出場・大活躍中選手は当然、確実な成長を掴み、レンタルバックの高いハードル・壁を越え、再合流となる事を期しますが、どうでしょう⁈
ジェイは、コンサ式ミシャ戦術の産みの親の一躍を担っており、コンサのレジェンドとして、厚く敬意を払い、実戦でも、試合最終盤の切り札起用が最適と、役割変化します。未だまだ、活躍を期する所です。
しかし、そんなアレやこれやも吹っ飛ばす【超逸材の登場】となれば、増加必要性評価も吹き飛ばし、一気に獲得は全集中!の構えで突き進む事となりますが、そんな幸運の出会い、天の配剤が、来シーズンに掛け、有るかどうかも愉しみの一つですね。
✳︎10/10トレーニングに、深井の姿も有りますね。故障離脱選手の全員完全復帰ももう近いですね。
10/11は、チームは完全オフの休暇。本日11日から、次戦用トレーニング開始です。
本稿も、次稿ヘオフと致します。〜次④稿へ続く〜
2021年10月10日
本稿〜②は、次戦対戦を別項目から考察します。
先ずは、最直近チーム現況を表す、過去5試合内容の分析です。
8月28日第27節H鹿島戦✖︎0-2
9月11日第28節A広島戦○3-1
9月18日第29節A名古屋戦✖️1-2
9月25日第30節H横浜FC戦△2-2
10月1日第31節A湘南戦○1-0
完全に、調子を落とした、2勝1分2敗 得点7・失点7と、得点力低下、失点増加と攻守共に低下しています。ここまでの平均得点2.16点/試合に、△0.76得点の大幅減、平均失点0.87点/試合に、+0.53点大幅増加の数値です。
このため、チャンピオン争いは、首位川崎に勝ち点差12と拡大し、チャンピオン争いは脱落気味、しかし、上位争いは、3・4位チームの取り零しがあり、2位を維持したままです。
その理由です。
結論から記載すると、
①[前線選手が変更され、新選手の戦術プレー強度低下]
具体的には、システムフォーメーション【4-2-1-3】の前線4選手が、
前田 大然 オナイウ阿藤 エウベル
Mジュニオール
↓
前田 大然 レオ セアラ エウベル
天野・Mジュニオール
へ、オナイウ移籍後、新加入により変化。
しかし、走行距離数値を見ると一目瞭然ですが、
最直近湘南戦 変化前コンサ戦
前田 大然11.156km 前田12.806km
天野 純8.895km Mジュニオール9.393k
エウベル7.384km エウベル11.51km
レオ セアラ7.383km オナイウ 阿道12.703km
ワントップセアラの運動量大幅減退により、連動するエウベルも大幅減退、更に、前田・トップ下のMジュニオールや天野も、減退しています。詰まりは、ハイプレスの量とスピードで大幅減となり、攻撃的守備の作動時間帯がどんどん減少している、との数値です。ハイプレス・ハイラインは、全選手が連動し、全体陣形を押し上げる戦術でしたが、肝心のハイプレス強度が著しく低下し、ハイプレスからボール奪取でショートカウンターにより得点の成功が、極度に低下しているもの。
ワントップ・レオセアラ起用が続く限り、この傾向は継続です。
直近ハイプレスデータでも、
指数12位 成功率3位 とこれまでの累積値で成功率は高止まりですが、いずれ低下必至、頻度の指数は、既に12位まで転落しています。
データ値・9/21時点
横浜FM 指数: 47.7%・12位、守備成功率(%): 53.8・3位
コンサ 指数: 57%・5位、守備成功率(%): 54.3・2位〜川崎がトップです。
平均プレス回数データでも、
ハイプレス ミドルプレス ロープレス
コンサ 120回 118回 34回
鹿島 121回 121回 44回
川崎 130回 147回 34回
横浜FM 117回 116回 39回
湘南 132回 154回 51回
広島 133回 135回 41回
鳥栖 141回 148回 37回 で、リーグ12位までハイプレス回数が低下しています。驚きは、鳥栖・広島が、川崎を超えたハイプレス実施チームだ、と言う点ですね。
問題のハイプレス成功率は、実施回数とは相違し、やれば出来るけれど、やらない、との証明となります。
全体のプレス成功率は、
横浜FM54.01% AT10.98% MT敵陣16.32% MT自陣14.54% DT12.17%
コンサ 53.82% AT10.68% MT敵陣18.33% MT自陣14.00% DT10.82%
川崎 51.18% AT10.21% MT敵陣18.31% MT自陣14.20% DT 8.47%
以下チームは45%以下と3強です。AT成功率は、トップはFC東京11.37%-横浜FM-コンサ-川崎に続き、湘南10.05%となっています。MT敵陣では、コンサが川崎と並びトップです。MT自陣では、大きな差異は無し。DTで、3チームの差が出て、実はDTでボール奪取との実態が証明されています。
ハイプレス・ハイラインは、常時作動戦術では無く、特定場面のみ作動し、それ以外は、自陣守備も主要となる使用と言う事です。
ゾーン型ハイプレスの致命的欠陥[ボール保持者との距離間があり、瞬時チャージが困難となり成功率を下げる]については、各チームの数値では、
3m未満率 接近率 開始時距離 平均速度
川崎 ー0.38% ー0.60% ー0.37m ー0.07km/h -はプレスバック主体
鹿島 2.10% 1.21% 0.12m 0.03km/h
コンサ 3.07% 3.10% 0.04m 0.06km/h リーグ最接近ハイプレス
横浜FM 2.03% 1.06% 0.38m 0.01km/h
✳︎横浜FMは、接近は乏しく、速度もリーグ最低で、脅威のハイプレスは過去のもの。リーグ平均
✳︎プレス型が主流ですが、高い陣形を相手陣内に布陣し、プレスバック型のハイプレスが、川崎・広島・G大阪・福岡・柏・浦和・名古屋・仙台と、8チーム。このチーム対抗では、相手陣が自陣に大きく進入した局面の、ロストボール、2次ボール再奪取局面に多く作動します。その時は要注意です。
以上の通り、横浜FMの現況にポイントを当て、特に、ハイプレス・ハイラインを考察してみました。特定センターフォワードの起用による大きな影響を見て取れました。
我らがミランの様な選手か、否かは、大きいんですね。、これ以降、更に別内容で考察しましょう。
2021年10月08日
次戦・10/16第32節横浜FM戦へ向け、チーム整備を進め、同時に、今シーズン・追求戦術完成とその強化で、コンサ唯一無二・リーグ最強度オールコートマンマークプレッシング戦術で、残り全勝も可能との、最終盤目標の達成を掴む努力と取り組みに邁進しています。
[チーム整備]では、故障離脱から復帰を目指していた、福森・チャナティップ2選手の、全体練習合流まで到達し、横浜FM戦で試合復帰のスケジュールで進行しています。結果として、長期離脱・深井を除き(今日のツィートで故障者全員復帰とのコメントありましたね⁈)故障離脱選手はリターンとなります。
スタメン〜後半途中から、5枚交代等の多数選手交代が可能となり、フィジカルリカバリーと戦術強度維持、場合によっては戦術転換で、スタイルチェンジのパターン復活となり、試合全時間での戦力高レベル化を実現し、大きく戦力を押し上げてくれます。
また、不在であらためて再確認・再認識させられた、福森による、ゲームメーク・ピンポイントパス、セットプレープレスキックでは、精度が大きく上昇し、精度はそのままスピードに直結し(トラップとアタッキングに一瞬の待機・淀みも無くなりますね)、ハイスピードアタッキングを可能とし、また、攻略ポイントへの直接パスで、その瞬間の最適攻撃エリア・突破口を、チーム全体に示し、ボールを預けられた選手と、チーム全体を最適攻撃へ導く、極めて大きな役割を果たしていたものでした。
不在時との明確な違いが、攻略ポイントの甘さ・ズレ、精度不足でアタッキングまでの時間が掛かり、相手守備・チャージを許し、スピードと精度と成功率で、低下してしまいました。
チャナティップ不在に関しては、青木・小柏の活躍があり、チャナティップの、狭いエリアで細かくプレーしラストパス、とのハイテクニックには至りませんでしたが、シュート力や飛び出し力では優れ、新たなプレースタイルと突破力を示したもの。これに、チャナ が加わると、更にバリエーションが広がり、特に、ゴール前でのコンビネーションが上がり、決定的ラストパスが増加し、決定機増加となりますね。
チーム整備の焦点選手は、トゥーチッチ・ミランである事は間違いないですね。
マンマークプレッシング戦術は、経験済との選手資質の通り、ドド並みに、最前線でのマンマーク守備を実行しています。問題は、シュートタイミング・コンビネーション。ここは、トレーニング量に比例する部分で、徹底練習で改善可能・実施項目で、実際トレーニングの主要テーマのひとつとなっていますね。
シュートプレー力は、高いテクニックと判断力を持っており、タイミングと連携次第であり、ミラン得点連発も近いです。
次戦対戦の横浜FMは、前ブログで確認の通り、
シュート数最多チームで、ハイプレスからのショートカウンター、両サイド突破とクロス得点、セットプレーの項目にストロングの攻撃型チームですが、
意外に、中央突破は、その力を持つ選手が存在するも、両サイド攻撃補完バランスで、ドリブル突破も少なく、個々の高い能力を持ちつつ、組織プレー主体・主導徹底の、攻撃指向チームです。
最大の戦術ポイントは、ハイプレス・ハイライン戦術で、前任監督が定着させたゲーゲンプレス型ハイプレスは、リーグを席巻し、今や、リーグの流行戦術にまで拡大・発展しています。ハイプレスは、当然、ゾーン型ですが、守備ブロックを維持し、スペースを埋め、数多優位で守備のゾーンスタイルでは、そのままの布陣では、相手DF・GKよビルドアップ選手との距離間から、ボール保持した瞬間へのチャージは無理で、ハイプレスチャージをタイトにする事は困難です。そのため、ブロック陣形を相手ゴールは大きく前進させ、相手DF・GK近くにポジショニングし、いわば、相手守備陣に、味方守備陣を合体させる策を取ったもので、相手選手がボール保持の瞬間、そのゾーンエリアカバー選手が即時チャージし、ボール奪取成功を確立する、との戦術です。
しかし、その代償が、ハイラインで、高いDFライン・最終ライン設定では、その裏側に広大なフリースペースが生まれ、そのカバーはGKのみ、となり、攻撃中、ボールロストの瞬間、相手カウンターが実施されると、一気に失点機となってしまう欠陥です。
そこで、GKだけで無く、DFを準備し、被カウンターリスクへ対抗する対策が求められました。横浜FMで、ハイプレス・ハイライン戦術導入時のDFは、それまでのチームカラー堅守速攻に合致した対人能力・ハイタワーの強体幹選手でした。しかし、その選手には、スピードが伴わず、ハイライン裏スペースのスピード勝負に負け続け、大量失点パターンが頻発でした。そこで、スピードと対人能力とビルドアップの3拍子DFの獲得が急務となり、その答えが、Tマルチンスと畠中でした。この2パス選手がCBを構築し、ハイライン裏スペースカバー勝負も、互角、或いは、勝ちと成り、ゾーン型ハイプレス・ハイライン戦術が成立し、超攻撃型守備とスピードアタックの、リーグトップ攻撃チームが完成したもの。
対策は、ゾーン型のため、全体チームが押し上げとなるまでは、ハイプレス強度は、チャージタイミングの遅れがあり、かなり低下します。そのため、全体陣急進を無効化する、コンサ式ミシャスタイルの、前線やサイドスペースへのロングパスによるポストプレーからのショートカウンター戦術が効果的で、横浜FMの相手陣内ブロック陣布陣による、チャージスピード化、適正距離間でパス交換コンビネーション確立の狙いを外し、前線・中盤の頭を通り越し、一気に、DFやボランチとの勝負となります。
更に、コンサのオールコートマンマークプレッシングとマンマーク型ハイプレス戦術は、相手のパス交換を、出し手へのチャージと受け手の封印により、完封するもので、パス出しを躊躇の瞬間、ボール奪取獲得となり、そこからのショートカウンターで、超攻撃型守備・連動攻撃の一体戦術となります。
やはり、ゾーン型ハイプレスの限界点を突き、チーム根幹のパス交換封止は、極めて高い成功率と、多数回決定機構築を実現します。
あとは、そのチャンスに得点仕切る事、一点に尽きます。
現在、全体練習後の居残り練習で、シュート練習は、全員攻撃=全員シューターとなり、全員が実施する様になりました。
全員で、知識や技術を共有化し、シュートの基本から応用編まで進んでいる事でしょう。
本日は、チーム整備と対戦相手横浜FMの戦術特徴と対抗策の3点を考察しました。
次回以降は、別切り口の検討です。
2021年10月06日
現在の代表ウィークのリーグ休止「中13日間」は、全選手でフィジカルコンディション最良化と故障選手の復帰期間はもとより、前試合で、壁だった「シュート決定力課題」の突破プレーを、確実・完全習得化するトレーニング、全選手がその内容・ポイントを共有化し、全選手のシュート決定力アップを果たし、戦術の連携・スピード・パターンレベルアップを行います。
2日間・完オフ明けの今日から、徹底トレーニング開始です。
そんな期間を利用して、リーグ動向、特に、攻撃ファクターを深し掘り点検してみましょう。きっと、コンサの立ち位置も、もっと明らかになりますね。
1.データ確認〜数値から見えるもの
[攻撃総合]
シュート数(チャンス数)
①攻撃型・350本超4チーム〜横浜FM419・鹿島406・川崎404・コンサ373
②バランス型・300本超4チーム〜C大阪339・広島332・柏310・FC東京304
③守備型・200本超11チーム〜名古屋・鳥栖273・神戸271・清水262・湘南・G大阪258・福岡251・浦和248・仙台247・横浜FC232・徳島216
④超守備型・100本超1チーム〜大分170
✳︎攻撃型チームは、4チームに限定され、守備型が75%と多数派でした。
[攻撃内容・項目別数値]
〔カウンター度〕
<ショートカウンター(ハイプレスからのカウンター)度>
①主要型・指数55%超8チーム〜コンサ68.5・鹿島65.5・川崎62・横浜FM59.2・広島58.7・福岡58・FC東京56.2・柏55.5
②ミドル型・指数40%超9チーム〜湘南54.7・名古屋51.5・C大阪47.4・浦和43.7・G大阪43・仙台42.9・鳥栖42.3・神戸42.2・徳島41.5
③消極型・指数39%以下3チーム〜横浜FC37.5・清水36.4・大分33.4
✳︎ハイプレスからのショートカウンターの積極・攻撃型守備チームは、8チームに、実質的に限定されていました。
✳︎シュート率から、川崎25.1・徳島21・清水・鳥栖20.9は、シューターの存在を証明しています。
<ロングカウンター(堅守・速攻志向)>
①主要型・指数60%超4チーム〜柏68.9・鹿島65.1・FC東京64.1・広島62.1
②ミドル型・指数50%超6チーム〜コンサ51・仙台56・湘南55.7・横浜FM53・福岡52・G大阪51.3
③消極型・指数40%超5チーム〜横浜FC48.2・川崎47.3・名古屋45.2・C大阪44.9・浦和43.5
④非選択型・指数30%超5チーム〜鳥栖39.8・清水37.8・神戸・大分37.4・徳島34.4
✳︎堅守速攻志向チームが4チームとなり、コンサも、コンサ式ミシャ戦術の改良型・相手ビルドアップ対抗前線ポストからのショートカウンター攻撃の確立、サイド裏スペース攻撃により、ロングカウンター指数が高くなる特殊要因。
✳︎ロングパス使用率が、神戸61.4・大分57.6・鳥栖56.6・福岡55.9・湘南55.8で、ロングカウンターを支えています。コンサ54、一方で、川崎37.3・名古屋41.1・横浜FM43.3・清水43.7・鹿島・C大阪45の順に、ロングパス率を低下の戦略です。
〔攻略エリア・レーン内容〕では、両サイドと中央のどこから突破狙いか。
<クロス得点数(クロスキッカーとターゲットシューターの合作)>
①主要型・15得点超2チーム〜川崎21・神戸17
②サブ型・6得点超11チーム〜横浜FM13・湘南11・浦和・柏・FC東京・名古屋・C大阪8・清水・福岡7・仙台・鳥栖6
③プラス型・5得点以下6チーム〜鹿島・横浜FC5・広島・徳島4・G大阪3・コンサ2
✳︎川崎・神戸は、クロスと中央突破どちらもストロング。②サブ型11チームは、36%〜20%の得点占率で、サブ攻撃。
✳︎鹿島とコンサは、意外にも、クロス得点は主要アタックでは無く、あくまでも、相手守備陣侵入手段の狙い。クロスからシュート直結では無く、単純攻撃をしていない証明数値です。
<サイド指数(攻撃回数多い順)>
Lサイド指数は、横浜FM78.6・川崎69.4・FC東京59.3・名古屋59.2・コンサ43.6
Rサイド指数は、横浜FM82.6・広島59.3・仙台58.1・コンサ48.4
✳︎両サイドストロングは、横浜FMの1チームのみ、どちらかが優位なチームが大半。
✳︎右サイド指数チームは、僅か3チームしか無く、左サイドから攻略チームが8チームと多数派。
<中央突破指数>
①積極型・指数60%超3チーム〜コンサ74.2・鹿島67.8・川崎63.1
②バランス型・指数50%超6チーム〜横浜FM55.7・柏52.8・浦和51.6・鳥栖51.4・広島51.1・福岡50.3
③消極型・指数49%以下11チーム〜C大阪49.4・横浜FC49.2・徳島47.5・神戸46.7・清水46.4・湘南46.2・FC東京46.1・G大阪45.9・名古屋40.1・仙台38.4・大分26.1
✳︎コンサは、リーグトップの中央突破チームです。鹿島・川崎も同様に中央突破狙いチームです。
✳︎バランス型6チームは、サイドと中央をバランス良く狙う。
消極型11チームの大半チームでは、中央では無く、サイド突破・攻略が優先チームとなり、リーグの多数派です。
✳︎中央突破積極型チームは、高いコンビネーション・パス交換の高技術能力保有チームです。
〔セットプレーSTP〕
<STP得点>
①ストロング・11得点超5チーム〜鹿島21・C大阪13・横浜FM・横浜FC・広島12
②武器・9得点以上5チーム〜清水11・コンサ10・仙台・名古屋・福岡9
③プラス・8得点以下10チーム〜神戸8・FC東京・川崎・湘南・G大阪・鳥栖・大分7・浦和6・柏・徳島5
✳︎コンサは得点数からは、セットプレーは武器化程度で、ストロングまでには到達していません。しかし、
<STPシュート率>(シュートに到達する力=プラスキック力とシュートまで至る力)
①高能力・25%超3チーム〜コンサ28.2・C大阪27.3・福岡25.8
②平均・20%超13チーム〜鳥栖24.9・清水24.1・広島23.9・柏23.6・仙台23.5・鹿島23.4・横浜FM・G大阪23・FC東京22.9・川崎21.1・大分20.6・神戸20.5・浦和20.4
③平均以下・20%未満3チーム〜湘南19.8・名古屋19.2・横浜FC18.6
✳︎セットプレーシュート力は、コンサリーグ最強です。
✳︎リーグの平均レベルは、セットプレーの内、1/5本をシュート実現と、意外な低率でした。
〔ドリブル実施指数〕攻撃の中、どれだけドリブルプレーがあるか
①積極型・使用率20%超5チーム〜名古屋28.4・広島・徳島22・川崎21.8・コンサ21.6
②普通・使用率15%超7チーム〜仙台・FC東京17.3・神戸16.7・清水16・浦和15.4・柏15.2・G大阪15.1
③消極型・使用率15%未満8チーム〜鳥栖13.9・鹿島13.5・横浜FC13.3・福岡12.4・C大阪11.4・横浜FM11・湘南9.3・大分8.5
✳︎リーグでの積極ストロングチームは、5チーム限定で、コンサも含まれます。
✳︎ドリブルはリーグの中では少数派ですが、その分、適正対抗立案も乏しく、個々マッチアップでの防止しかない現状で、ファウル誘発→セットプレーへの誘導も期待出来、有力手段です。
2.コンサスタイル再確認
コンサ内容を集約すると、
<高ポジション項目>
シュート数・攻撃型、
ショートカウンター・主要1位、
中央突破・積極型・リーグトップ・高コンビネーション能力、
セットプレーシュート率・高能力チーム・リーグトップ、
ドリブル・積極型、
<ミドル・消極項目>
ロングカウンター・ミドル型・コンサ式ミシャ戦術、
クロス得点・プラス型最下位、サイド攻撃・守備陣侵入手段、
となります。
あらためて、積極項目が多数となり、多彩多様パターン攻撃が証明された内容でした。
また、サイド攻撃・クロス攻撃の意味を再発見ですね。〜相手守備陣内へ侵入のルート効果なんですね。
ロングカウンターは、コンサ式ミシャ戦術で、相手ビルドアップ回避策としての前線ポストプレーからのショートカウンター狙いは、完全に定着しています。
リーグトップレベルやポジションの攻撃を実現している事を確認でした。
2021年10月03日
コンサの決定力不足が原因とする未勝利は、7/10仙台戦を皮切りに[8試合・決定機とシュート圧倒で未勝利試合]となり、オールコートマンマークが完成寸前となり、ラストピースの[シュートプレー]決定力欠落が原因で、完成に至らず、<試合内容で圧倒するも、試合結果で失敗>パターン定着との評価談が相次ぐ、酷いメンタルストレスと実際戦績・順位低迷に苦しむ日々が続いていました。
その試合後コメントでは、ミシャは一貫して[試合内容はリーグでも高いレベルを実現しており、チャンスを決めらるかどうかの単独プレー・シュート課題のみに掛かっている。選手は良く闘っている。]を繰り返し、選手の自信と理解・意識の保持とケア、課題シュートへの工夫の選手個別課題改善の強い取り組み引き出しをやり続けました。
それもあり、選手各自で、現状試合内容の正しい評価から、現在取り組みの正当性と現在到達点への自信・自負を強め、一方で、シュートプレーそのものの改善が必須で、チーム浮沈を懸けている急務との現状課題認識をあらたにし、直近、全体トレーニング後の、個別・特別シュートトレーニング実行選手は、ほぼ全フィールドプレーヤー選手となり、シュートトレーニング実施量も急拡大していました。
その、成果は、突然の様に、現実化されるものですが、正にその瞬間が、昨試合5分・駒井先制弾得点から、怒濤の5得点となり、ラストピースが埋まったコンサは、リーグ最多決定機構築力、に加え、リーグ最多得点力を確立・保有し、リーグBIG3攻撃チーム〜川崎・横浜FM・コンサ、に加わる瞬間・段階に進化したのですね。
オールコートマンマークプレッシングは、昨シーズン7/26⑦節真夏酷暑の・FW全てを故障やコロナ未合流で喪失した局面に、ミシャがそれまで温めていた秘匿戦術【オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス】を、苦肉の策・捨身チャレンジトライとして採用し、リーグ最強攻撃を謳っていた横浜FMを、荒野ゼロトップでビルドアップからパス交換から完全阻止し、完全支配勝利、の大成功試合から始まり、余りの、斬新・新感覚思想で、強烈威力で、リーグと関係界に衝撃を及ぼし、チーム・選手、そして我々サポーターには、強烈な魅力と威力、しかしそのため必要となる、強力フィジカル・走力・スピード、高い戦術理解と習得努力と実プレー習熟へのトレーニング量と、チームと個々選手の莫大な課題克服を、問われ続け出来たもの。
しかし、最大課題の、高く・強いフィジカルの獲得、高い戦術理解と実現を、今シーズン途中で果たし、上記の通り、リーグ最多決定機構築の強烈攻撃力を確立していましたが、昨試合で、ラスト重要課題〜シュート決定力、を打開したもので、<戦術完成>の瞬間がやって来た、のです。
良くぞ!ここまで、頑張り通し、見事に実現出来たもので、ここまでの、莫大な努力と取り組みとそこへの強い意思を、歓喜と賞賛を贈ります!
本当に良く遣り切り、個々の選手は、メンタル、思考、フィジカル、テクニック、スピード、精度、全てに凄い成長、進化を獲得し、唯一無二の名選手揃いにまで前進しました。
リーグ全チームは、今、コンサの【オールコートマンマーク戦術完全完成】で、リーグ最強チーム誕生に、恐怖と畏怖を噛み締めている事でしょう。
ここから、コンサは、リーグ終盤・台風の眼、と成りました。
残り全対戦、完全撃破の完勝での全勝が極めて、可能、到達濃厚となりましたね。
我々の、わくわく、ドキドキの頂点がやって来ます。
シュート決定力は、昨試合・全得点成功過程にヒント満載です。実際に成功した選手は、そのプレーは明白となり、同一パターンを意識し、狙い、更に変化や改良し、より高い決定力を、理解・自己プレー化します。また、その周辺選手には、生きたヒントとなり、同様プレーを見習い、自己プレー化をトライし、その選手も決定力アップとなります。
昨試合で、未得点の決定機は、全18機会で5得点化実現となり、なお、13回も有りました。ミシャ試合後コメントで「未だまだ、決めきれていないチャンスも有り、得点力拡大は望めるもの」でした。未だまだ、始まったばかりで、更に決定力ノウハウを広げ、個々選手でもシュート決定力選手への進化を掴む過程が有り、とてつも無い進化が望めるものです!
コンサ・BIGクラブへの道が、大きく前進した瞬間、皆さんで多いに喜び、讃え、期待しましょう。
昨試合の速報スタッツを記載しておきます。
いつもの通り、飲水タイムTで試合4分割の時間帯毎推移です。
開始〜飲水T-①、飲水T〜HT-②、HT〜飲水T-③、飲水T〜TU-④
コンサ G大阪
① ② ③ ④ ① ② ③ ④
支配率 47-52- -50% 53-48- -50%
決定機数 3-6- 5-4(18) 1- 0- 1- 2(4)回
シュート 6-6-4-4(20) 3-0-1-11(15)本
枠内数 4-4-2-1(10) 0-0-1-1(2)本
得点 1-2-1-1(5) 0-0-1-0(1)点
パス数 276 218 253 282本
成功率 79 76 79 77%
走行距離 115.8 115.5km
スプリント 164 158回
✳︎支配率は均衡に見えますが、コンサ得点獲得成功局面となり、カウンター狙いで、マンマークプレッシングに強弱を付け、ボール保持を狙いにしなかったためで、意図的に、均衡としたもので、支配率は高く無くても、完全コントロール下。
✳︎決定機数18〜シュート20;ほぼシュート〜枠内数10;枠内率50%に止まった〜得点5;シュート決定率25%の高率、決定機得点率36%のハイ数値。
✳︎走行距離は均衡、スプリントは攻撃スプリントで優位を占めた。
完璧な攻撃力数値が並びました!
個々選手シュート数値
金子 シュート5本 枠内3本 得点1
青木 4 0 0
小柏 3 2 0
ドド 2 1 1
田中駿太 1 0 0
高嶺 1 1 1
ルーカス 1 1 1
駒井 1 1 1
ミラン 1 1 0
小野伸二 1 0 0
✳︎シューターが、10選手、得点者が5選手は、相手守備陣がマークし切れず、理想的、全員攻撃を実現している数値です。
✳︎ミランの積極化は必要で、課題点。
✳︎枠内シュートの精度は、青木以外は、合格点ですね。
全選手がシュート特訓居残りトレーニングをしっかりしている急成果で、即、試合結果に現れましたね。練習と結果は、密接に連動している証明です!
トレーニングは、嘘を付きません!しっかり、トレーニングで改善出来る課題だ、と言う事です。
強烈コンサ誕生、撃破街道を激進スタート!
2021年10月01日
故障離脱組の合流が、続きます。
シーズンラスト期間に突入し、今シーズン中の完全復帰・活躍復活こそが、来シーズンのチームと個々選手の明日を作る、との強烈意識から、離脱中選手のリターン・復帰スピードが加速。
ジェイに続き、重症離脱の福森も、懸命努力が実り、昨日で全体練習合流の完全復帰となり、残りは、チャナティップ・深井二人となりました。そのチャナも、合流間近まで達し、今月中旬には復帰や予想です。
多数選手の故障離脱中は、絶好のサブ選手のチャレンジチャンスとなり、
成果として、
・福森代替 〜菅のLCBコンバートトライ、岡村・柳不足
・チャナ代替〜青木のシャドートライ
・深井代替 〜高嶺・駒井ボランチ完全定着、荒野不足
・ジェイ代替〜[ 空欄 ] 、ドド・ミラン・中島不足
の通り、菅・青木・高嶺・駒井が明らかな成果です。
残念なのは、ストライカーに成長選手が産まれなかった事で、得点決定力大不足の真因でもあります。FW陣の体たらくをしっかり意識し、奮起と覚悟を基にした懸命・これまで以上の取り組みを期する、求めます。これまでの取り組みでは、全く改善・解決しない事は最早証明済みで、そんな体たらく取り組みから脱し、それ以上大きく越える取り組みが出来るかどうか、がこれからの選手生命を決め、チームの混迷を打開するか、が決まります。
こんな成果と課題に、復帰選手が加わり、チーム力は上昇・拡大しています。
それを証明するのが、次戦・追悼試合・G大阪戦となりました。
起用選手を修正です。
[スタメン]
ミラン
青木 小柏
菅 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
(サブ) ジェイ、ルーカス、ドド、荒野、岡村、柳、
小次郎
選手交代も、高いストロング能力選手が居り、局面転換・戦力強化が効果的なサブ陣となっています。
これで、決定ですね。
*西野朗くん、飛び級昇格おめでとうございます。17歳Jリーガーで、対人が強く、足もともストロングで、沈着冷静なクレバー判断能力も既に備え、今後最高素材の一人となりました。今シーズンでのデビューを期待します。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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