2022年05月30日
衝撃の「連続大敗」!
余りの展開に、選手の憐れみが一杯に成りながら、茫然と映像画面を見続けたサポーターは多かった事ですね。
「何故、こんな困難を受け続けるのでしょう?」と傷付きながらも、
一方で、凄く冷静に、当然の結果だと、認識もしていました。
コンサドーレは、[完成チーム]ですか?
[未完成チーム]ですか?
その解答への「キー」は[起用選手]。
試合起用の主体選手は、
①選手成長が完成期に到達又はしつつある、ベテラン・中堅選手
②成長は未完成そのもので最高点へ大きな差とベクトルの若手選手
どちらかでチーム完成度も決まりますが、選手数をカウントすると、
①〜駒井・宮澤・深井・荒野 ‥4選手
②〜金子・青木・菅・ルーカス・中村・岡村・小次郎 ‥7選手
サブメンバーは、
①〜西大伍・GX ‥2選手
②〜ドド・中島・檀崎・田中宏武 ‥4選手
この通りで、解答は[未完成チーム]は明らかですね。
リーグチームの中には、圧倒的に①選手で固め、チーム完成度をストロングとする戦略を指向する、チームが存在しますが、今回対戦・神戸や浦和がその典型例ですが、全てが成功とは限らず、両刃の刃で、ベテラン完成選手の限界=成長度の低さと、累積疲労でフィジカル維持困難が露呈し、想定に達しない、最悪結果もあり得ます。
コンサは、現実的な資金限定により、若手やサブ級選手のチーム構成、その選手の成長=チーム力向上と、時間軸を必要とする戦略しか取れませんが、[チーム成長]が大きなストロングとも出来るものです。
一昨日・試合前荒野コメントの「リバウンドメンタリティーとの闘いに邁進」
とあった[リバウンドメンタリティ]が連続したもの。
元リクルート役員で人材成長のプロ・村井前Jリーグチェアマンが、Jリーガー・選手に指導する成功の方程式
【(技術力+身体能力)×リバウンド・メンタリティー=プロとしての成功】:リバウンドメンタリティは【打たれ強さ】と訳されるもの で、
コンサが、未完成から大きく成長前進し、完成チームへ至る過程では、より大きな[リバウンドメンタリティ]が多数必要であり、
①トレーニングや知識経験で習得する[技術向上とフィジカル向上]
②倍化させる決定的要因[リバウンドメンタリティ]で、
チーム成長・進化を、前進させる試合となるものです。
とは言え、
試合内容分析で、[連続大敗の原因を厳しく追求]する事が、[課題明確化・課題対処順選択=改善項目選択・有効課題改善方法策定と実行]となり、[連続大敗]が、正しく[リバウンドメンタリティ]として抜群なインパクトとなり活きる事、となります。
それでは、昨日試合分析ですが、大敗原因は、極めて明白です。
先ず、結論は【走力不足】です。
残念ながら、前試合で唯一の獲得成果となった【過去最高走力】は見る影もなく、柏戦大敗は、文字通り無意味と成りつつある、と言う事。
比較データ
15節 16節 (神戸)
走力距離 116km 105km (109km)
スプリント202回 120回 (153回)
前試合対比で、走行距離△11km・スプリント△82回、
神戸 対比も、走行距離△ 4km・スプリント△33回で、
【自己最高<パフォーマンスを大幅低下>、
対戦相手神戸に完全な<走り負け>】 でした。
これでは、戦術を機能させるポジショニングは全て遅れ、想定位置とは相違する局面だらけ、となるのは当然ですね。
戦術が機能しなくなる事とは、
例えば、
前後左右のパスターゲットを、マンマークで塞ぎ、パスコースを全て消し、パスを躊躇うボールホルダーに、前後左右から連携チャージとの、パス交換阻止+ボール奪取の[攻撃型守備]は、
パスターゲットを塞ぐポジショニングが遅れ、パスコースが空き、ボールチャージも、マーク担当選手単発となってしまうとの[守備失敗]となり、
コンサの最大特徴ー[連携組織プレー]は、ボールを目の前にした選手の[単発プレー]だらけと成ってしまいました。その[完全マッチアップ局面]勝負では、[局面負け]となったと、試合後宮澤コメントと指摘していますが、神戸の[高能力・高年俸選手]との完全マッチアップで勝利出来る選手は、昨日試合では、唯一「ルーカス」位しか、能力勝負での優位はありません。
そう言う「宮澤」自身、神戸の「武藤・汰木、交代出場大迫・ボージャン」とのマッチアップで全敗の結果で、スピード・体幹・テクニックで、勝るとは、到底考えられない筈。
[完全マッチアップ]局面に陥らせた事が、最大問題点で、その理由は、【選手自身の努力領域である、走力不足】で、出場選手の<試合姿勢と責任感が厳しく問われる>敗戦。
そのため、もう少し事実を抉り出し、選手毎の問題有無を問います。
選手個々の昨日試合走力を、前試合対比・前後半対比を、確認。
走行距離km スプリント回
⑭ ⑮ 差 ⑭ ⑮ 差
荒野 11.8 11.2 △0.6 17 7 △10 ✖︎
岡村 - 10.1 ー 14 ー ○
ルーカス 11.6 9.9 △1.7 24 10 △14 ✖︎
深井 - 9.9 ー 7 ー ✖︎
菅 8.2 9.8 +1.6 22 16 △ 6 ○
金子 8.1 9.8 +1.7 15 20 + 5 ○
駒井 8.4 9.4 +1.0 10 6 △ 4 ○
中村 12.0 8.6 △3.4 24 16 △ 8 △
宮澤 11.4 9.8 △1.6 21 8 △13 ✖︎
青木 10.8 5.5 26 8
HT交代・対比修正11.0 +0.2 16 △10 ✖︎
評価 ○ 〜 岡村・菅・金子・駒井 4選手
✖︎ 〜 荒野・ルーカス・深井・宮澤・青木 5選手
△ 〜 中村 1選手
でした。
前後半対比では、
前半低数値〜駒井・荒野・宮澤・深井
高数値〜中村
後半低数値〜駒井・荒野・宮澤・深井
+中村・ルーカス・金子 3選手は前半頑張るも、後半急減でした。
この通り、選手毎に、走力不足には、大きな差があり、想定通り出来た選手と、そうでなかった選手が二分したものでした。
【走れなかった選手の、試合姿勢と責任感の厳しい自己反省となりそうな問題】です。
間違い無く、出場全選手は、過酷な試合環境の中、本当に頑張りました!
しかし、【期待した内容をどこまで果たせたか】ですね。
但し、一転重要ポイントが、【✖︎選手はベテラン中堅選手】だ、と言う点で、若手選手は、期待値・想定プレーを目指し近付こうと懸命努力を果たしたが、ベテラン中堅選手が、チームが期待した努力量と相違、となった様に見える事です。
[チーム体質]にも繋がり兼ね無い重要ポイントです!
併せて、最近の大量失点リスクの原因の一つである、強力FKを持つチーム対戦で[コンサゴール前ファウル]を、ポジション位置も考慮せず、周辺選手カバーの有無も確認せずに、無理チャージプレーを安易に実施し、決定機を与えるプレーが多発していますが、そのファウル選手も、ベテラン中堅選手ばかりで、田中駿太や中村、岡村や、西大伍は、絶対にしません。そんな局面やプレーにも、試合意識・リスク意識の差が、ベテラン中堅選手劣後となっている事も問題です。
間違いなく、一部現在籍ベテラン中堅選手の、認識・意識・姿勢の、正しい頭脳問題となっています。
ミシャ・指導陣は、その本質を充分把握している事も、大きなポイントです。
コンサ再生は、先ずは2日間完全オフを与える判断から始まりました。
頑張った選手も、やや劣った選手も、疲労回復は絶対です。
オフ明け、ミシャ・指導陣は、どんな内容で開始するか、注目です。
もう一つ!
昨日試合に、勝利の目はハッキリ在りました。
それは【シュート精度=シューターとなった選手のシュート能力】が少しでも改善していたならば、5得点以上が可能な試合内容だった、と言う事です。
試合速報スタッツを記載します。定例通り、①前半・②後半・③全体と、時間推移で記載です。
コンサ 神戸
① ② ③ ① ② ③
支配率 55 56 56 45 44 44%
走行距離 56 49 105 56 53 109km
スプリント66 54 120 84 69 153回
決定機 7 5 12 1 8 9回
シュート 7 8 15 2 10 12本
枠内数 0 1 1 1 5 6本
得点 0 1 1 1 3 4点
パス数 288 200 488 181 151 332本
成功率 80 81 81 69 74 74%
☆完全に走り負け、特にスプリント大幅劣後は、スピードと強度負け直結。
☆それ以外の、支配率優位、決定機数・シュート数圧倒も、シュート精度の枠内数僅か1本では、そもそも勝負になっていません。【シュート精度も走力以上悪化】が、敗戦の直接原因です。
では、昨日試合のシューター・選手内容は、
①前半 ②後半 ③全体
シュート 枠内 得点 シュート 枠内 得点 シュート 枠内 得点
菅 4 0 0 1 0 0 5 0 0
駒井 2 0 0 2 0 0 4 0 0
ルーカス1 0 0 0 0 0 1 0 0
ドド 未出場 3 1 1 3 1 1
岡村 未出場 1 0 0 1 0 0
金子 0 0 0 1 0 0 1 0 0
得点者ドドも含め、酷過ぎる[シュート精度・シュート能力]で、
金子、青木、ルーカスは、シュート意識の乏しさも大問題。
残念なのは、試合後コメントで、菅や駒井が、シュート精度の低さを問題としていましたが、他人事の様に言うも、正に自己問題なのに指摘する姿は、驚きでした。
チーム全体、問題意識と課題意識があまりに低い事こそが、改善を完全に停止し、改善糸口さえも見えて来ない、との酷いPDCAサイクル状態と見えます。
どうなんでしょうね。
チーム馬、かなり「軋んでいる状態」です。
2022年05月28日
大敗の後!
「コンサ全選手は、前試合のリバウンドメンタリティーとの闘いに邁進」と、荒野明日試合前コメント。
そのリバウンドメンタリティこそ、村井前Jリーグチェアマンが、Jリーガー・選手に、教授する成功の方程式です。
それこそが、
【(技術力+身体能力)×リバウンド・メンタリティー=プロとしての成功】
リバウンドメンタリティは【打たれ強さ】と訳されていますが、
詰まり、
①トレーニングや知識経験で習得する[技術向上とフィジカル向上]を、
②倍化させる決定的要因こそが[リバウンドメンタリティ]で、
<その量こそが、その選手の成長を決定付ける>、との方程式、と言う事で、どんなにトレーニングや知識経験を重ねても、その、謂わば[基盤]を一気に何倍にも大きくする[リバウンドメンタリティ]の数や量が、選手の成長を決める訳と言う事です。
そして、前試合の[大敗の対戦内容・負け意識・悔しさ、そして、その中懸命に追い続けた結果の自己最高パフォーマンス]こそ、最大級のリバウンドメンタリティとなり、各選手を一気に成長させ、「試合意識・目指すプレーの内容とレベルへの徹底意識・プレー集中力・闘争心は、既に別物・別次元、以前内容とは決別となり、当然、実際プレーは大きく前進しているもの、となったと言う事です。
本当に、試合出場選手全員の意識が大きく前進・成長したのなら、実際プレーは激的変化、となる筈ですね。
明日の試合は、大注目です!
試合起用・スタメンメンバーには、「あの人」もありそうと、マスコミから漏れてきていますね。
「あの人」とは、、、第一候補・本命は「中島大嘉」、第二候補・対抗に「小野伸二」、更に、びっくり・穴が「興梠」と予想します。
試合メンバーも注目です。
明日の試合勝利への意気込みは、一段と「真剣度・必須度がアップ」し、必勝・この試合に賭ける想いの強烈さ、がヒートアップしています。
「甘さ一切抜き]のハードビター・コンサ・フルパフォーマンス炸裂が眼の前に展開します!
2022年05月27日
いよいよ、故障離脱と累積疲労で、次戦起用可能選手が絞り込まれ、選択肢の幅は過去最少となる事態、ですね。
前試合起用選手は、神戸戦まで「中3日も前日移動で、実質2日」対戦で、可能選手は相当限定されまますね。
サブメンバーを加え、文字通り[全チーム体制]の選手起用となります。
特に、
前試合・[マイナス1名10人サッカー実戦]が、対戦勝利には極めて厳しいものとなるも、[選手の実戦経験習得と自己パフォーマンス拡大]のためには、<異例・稀有な超貴重・特別体験>となり、実戦の中、実現したパフォーマンスは、フィジカル項目の走行距離・スプリント数・スプリントスピードで[過去最高値・自己パフォーマンス大幅拡大]を果たし、更に、[戦術プレーレベル、精度・スピード・強度での最高パフォーマンス]を実現し、僅か1試合で覚醒を果たした選手多数、となりました。
詰まり、緊急事態のプラス効果として、[トップチーム選手の自己パフォーマンス拡大]、[サブ選手のトップチームレベル越えパフォーマンス達成]との急成長で、総チーム力急上昇となりました。
多くのサブ選手も、戦術理解と実現プレーレベル、トップレベル達成となり、かかる緊急事態で、力強い全体チーム力となりました。
これまでのスタメンメンバーに捉われず、現時点での「最高パフォーマンス順に選手選択・起用との『新チーム』編成」となり、新たなスタートとなる、⑯節神戸戦となりますね。
試合展望・予想に取り掛かりましょう。
1.対戦チーム「神戸」現況
現在戦績は、
順位18位 勝点8 1勝5分9敗 得点10・失点21・得失差△11
シーズン前に、誰もが全く予想しなかった悲劇の結果となり、その泥沼から抜け出せず、あがけばあがくほど更に沼底に沈んで行く最悪状態に苦しんでいる現状です。
シーズン前は、リーグチャンピオン予想も多数となった最大理由〜豊富な資金力により、作り上げた[スター軍団選手保有]に、大きな変化は無く、寧ろ、更に戦力アップを目指す新選手獲得〜MF橋本拳人- FCロストフ・復帰FW藤本憲明-清水・新加入MF汰木康也-浦和・DF槙野智章-浦和・MF扇原貴宏-横浜FMと、代表レベル選手を揃え、流出は、DFフェルマーレン引退・FW田中順也-FC岐阜・FWドウグラス-柏の放出のみで、豪華選手保有は更にグレードアップの筈でした。
しかし[高能力選手=ベテラン選手]との弱点が露呈し、今シーズンの過密日程に、運良くACL出場権獲得した筈の集中日程と、その代替リーグ日程が重なり、短期間インターバルの超過密日程により、主力選手の故障離脱が頻繁。気が付けば、育成昇格や大卒獲得選手起用にまで頼らなければならない程の、選手不足に陥り、元々、戦術重視=組織連携スタイルとは無縁の、選手能力自由自在スタイルで、個々選手の高能力に頼る[個人スタイル]サッカーだった事から、選手能力低下=チーム力喪失、は当然で、その回避策は、高能力選手に頼るしか無い、と、原因と結果が空回るパラドックス状態で、高能力主力選手の連続起用・過酷起用で、故障離脱多発は、当然の結果です。
こんな無理な戦略をゴリ押しし、やり続けた監督・コーチ指導陣の、無能さとクラブ戦略の薄さ・低レベルそのものが原因で、再起・挽回は根本変換しか無い、詰まりは、イニエスタや高能力・高年俸外国籍選手、同国内選手起用の是非から、再構築する事で、現オーナーである限り不能と思う人が多いのでは、、。
得点獲得失敗、大量失点は、即効策は見当たらず、即効策としている[シュートを増やす]事も、[無理シュートを増やしているだけ]で、得点増には全く繋がって居ません。
直近試合メンバーからは、DFラインの選手能力急減による弱体化が明白で、高能力DF復帰を果たすまで、この状況は継続必至です。
ACLは、何故か勝ち進み、8月中旬ラウンジ16集中開催で、継続。
そして、直近リーグ戦5試合は、1勝1分3敗 得点5・失点5 と、平均値では、得点1・失点1となりますが、数字マジックで、得点は鳥栖戦4得点の集中内容で、鳥栖戦を除く[4試合平均]では、[得点0.25・失点1.25]と、得点獲得混迷・複数失点苦悩、との実態・現状が見えています。
結論は、今の神戸は、コンサが大量失点負けの、手も足も出せなかった完敗試合当時のチーム力は喪失しており、勝点3奪取を見込める最有力対戦相手!
しっかり、完勝!させて貰いましょう。
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合メンバー予想
(戦術)
神戸の試合メンバーは、攻撃陣・中盤には、タレントが揃い、一見「威圧感が漂いそう」ですが、実体は、個々選手の個々攻守プレーで、組織連携・複数数的優位プレーに弱点を晒します。
コンサの[オールコートマンマークプレス]は、神戸のパス交換を、ターゲットを消し、出し手に連続チャージが掛かり、最も不得意なスタイルとなり、絶好戦術です。
コンサは、[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]で、試合全般支配を狙います。
そのための絶対条件が、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]で、[走り勝ち]が、スピードと強度を上げる[闘い勝ち]となり、走り勝ちこそが、最適ポジション取りとなり、想定戦術をその通り実現する事となり、リーグ最強度戦術を実現します。
これこそが、神戸を撃破する絶対要件となりますね。
神戸ボール奪取から、ビルドアップは、上記の攻撃型守備ハイプレスが絶好ですが、追い込まれロングカウンターに逃げて来た局面では、マンマークと組織ブロックで使い分け守備、スピード・球際勝負で負けない、事前予測・準備守備、更に、神戸攻勢では、コンサ式ミシャ戦術で、ビルドアップ型パスサッカーで前進、コンビネーション中央突破、ワイド攻撃のサイド突破・クロス・カットイン、DF裏飛び出し攻撃、反復サイドチェンジ多投で守備陣揺さぶり、派生セットプレーで、多彩多様攻撃で、多数決定機構築、多数シュート、複数得点獲得を図ります。
(試合展開予測)
試合開始早々、コンサマンマークハイプレス・フルパフォーマンスで、神戸ゴール前・決定機が連続、そこで先制。更に、神戸陣を押し込み、コンサ攻勢時間帯連続で、追加点獲得。
後半開始直後は、神戸挽回攻勢もあり得ますが、10〜15分で、コンサハイプレス成功から決定機が訪れ続け、更に追加点獲得。コンサ攻勢が継続し、試合全般コントロールの中、完勝。
想定試合結果は、【 2-0 】と想定です。
(試合起用メンバー予想)
今日のトレーニングで、次戦神戸戦メンバーの姿勢が少し見えて来ました。
・前試合柏戦 出場メンバーは昨日完全オフ・今日リカバリーのみ
・途中起用も含め、サブメンバーは、ミニゲームトレーニング
この2つから見えるのは、
「前試合[柏戦に起用メンバー]は、完全オフとリカバリーのみで、対戦対策トレーニングも無しで<疲労回復に最大努力>の姿勢」と言う事から、過去最高パフォーマンスを実現した事で、[現時点最有力選手であり、可能な限りこの選手達を起用]との姿勢ですね。
但し、回復がかなり不足する選手が出た場合は、サブ選手から補充選択、となる、と言う事です。
起用不能となりそうな回復不足選手は、宮澤・ルーカス・駒井辺りがあり得そうですが、3人共、意識高く・意思も強い選手達で、出場意欲満載でしょう。
時間限定付きで、スタメン起用はありますね。
では、
[スタメン]
駒井
青木 金子
菅 深井 西大伍 ルーカス
中村 宮澤 西野
小次郎
[サブ]
ドド・中島・GX
田中宏武・藤村・檀崎
松原
完勝に向かい、全力でサポートです!
2022年05月26日
手酷い大敗のショックは、さぞや巨大かと思いきや、<たかが一敗>でもあり、決して、<数敗>では無く、例えば「0-1」の惜敗と、全く同じ【勝点0】が、その本質です。
まして、大敗の原因は、誰もが分かる「80分間マイナス1名試合」による、数的不利状態試合ハンデだからで、戦い抜いた選手個々では、逆に、普通以上のパフォーマンス発揮で、その選手の能力が引き出され、1試合で大きな成長を掴んだ内容も、多々ある[価値の高い試合]でした。
確か、反対の立場〜柏サイドからは、「80分間数的優位を、試合余裕としてしまい、拙攻を繰り返す」多くの失敗パターンには陥らず、「最大限数的優位を活かす有効攻撃」に成功し、「上手くチャンス・決定機を作り、落ち着いて得点を決める」事と出来れば、「チャンスの数だけ得点」となり6得点は当然でしょう。試合巧者だった、と言う事ですね。
コンサも、選手個々の攻撃意欲・意識を上げ、流石にオールコートマンマークは取れず、ゾーン型ブロック体制とするも、数的不利状態では無い通常時にかなり近い、柏ゴール寸前までのハイプレスを仕掛け、柏ビルドアップ阻止を狙うも、その守備陣で数的優位バランスとするのでは無く、守備スタイルはいつも通りとし、中盤〜前線で数的優位バランスを図る事で、[数的優位マッチアップ・数的同数マッチアップ]攻撃で、コンサ組織連携守備を突破しました。
また、数的不利のコンサ守備だからこそ、選択肢が減り、いつも以上に、近く・早く・強いチャージに晒され、一瞬のミスプレーも数回発生。当然その殆どを、得点とされたものでした。
それでも、通常試合と変わらない[決定機13回・シュート14本]を10名で成し遂げ、走行距離・スプリントも、個々選手の過去最高値・パフォーマンスを達成。
宮澤の走行距離11.4km・スプリント21回など、普段の倍以上で、本当は、これだけのパフォーマンスを持っている事と、これまでは出し惜しみ・楽してた(?笑)事が分かってしまいました。
他選手も同様ですが、大事なポイントとして、金子・駒井は、いつも以下で、[それだけ累積疲労の中]での試合だった事も分かります。
全ては【10名のマイナス1名で、80分間+ロスタイム試合】に原因があった試合で、激闘を成し遂げた選手へは、賛辞と激励は在れど、非難の「ひ」の字もあり得ませんね。
ホントにお疲れ様でした。そして、ホントは、こんなに出来るのですね!
もう、分かってしまいました!これからの試合でも、このパフォーマンスが基準となりました!
詰まり、この試合で、チームパフォーマンスが急成長した、と言う事で、【走る・闘うコンサ完全復活】となりました。
福森のボランチ起用は、【中村にポジションを奪われ、活用法模索のテストでした。しかし、本人自身、その役割への意志・意識も低く、明確な、すべきプレーイメージも無いのでしょう。現時点、ポジション適性は、✖︎】評価は、致し方有りません。当面、中村代替のサブしか活用法が無くなった瞬間、かも知れませんね。そのまま、チーム不要との結論は、余りに早計ですが、本人の自己問題点の強い自覚と改善努力の有無、との問題にまで到達してしまったのかも、、、いずれにしろ、当面、精細を欠く、本来パフォーマンスに程遠い状態でしょう。
チームは、大量失点で、それまでの[ぬくぬく状態から、キリッと、緊張感が張り詰めるチーム状態]に覚醒です。
累積疲労は、更に加算され、身体の芯に溜まりに溜まっていますが、ハート・意識は反対に、吹っ切れ、軽くなり、よりアグレッシブ・貪欲さを求めているでしょう。
この熱いハートで、重い身体も、試合では吹き飛ばし、最高パフォーマンス再現を目指す所には、勝利が見えています!
最後に、昨晩の試合速報項目別数値の確認です。
前半① 後半② 全体③と時間帯推移で記載します。
コンサ 柏
① ② ③ ① ② ③
支配率 53 55 55 47 45 45%
走行距離 60 56 116 63 61 124km
スプリント 111 91 202 117 98 215回
決定機数 3 10 13 13 7 20回
シュート 4 10 14 13 8 21本
枠内数 1 3 4 5 5 10本
得点 0 1 1 2 4 6点
パス数 320 286 606 246 195 441本
成功率 85 83 83 86 83 83%
☆数的不利にも拘わらず、支配率・パス数で優位確立、走行距離・スプリントは、大きく劣後とはならず、平均では、大きく凌駕で、コンサ選手個々の奮戦・高パフォーマンスを証明する数値です。
☆前半は、退場ショックで、コンサ個々選手の走量を急上昇させるも、柏攻撃を阻止する事が最優先となり、攻撃数は減少、
後半は、走量よりも、戦術や組織コンビネーション、個々突破等能力で、攻撃活性化し、決定機数・シュート数アップ。その代償で、失点増加。
☆コンサシュート精度が課題で、得点実現を阻む原因。
個々選手の活躍が数値で証明されています。
コンサ選手別シュート内容一覧は、
① ② ③
シュート~枠内~得点 シュート~枠内~得点 シュート~枠内~得点
菅 2~1~0 0~0~0 2~1~0 ○
ルーカス1~0~0 2~0~0 3~0~0
青木 1~0~0 1~1~1 2~1~1 ◎
ドド 未出場 3~1~0 3~1~0
宮澤 0~0~0 1~0~0 1~0~0
駒井 0~0~0 1~1~0 1~1~0 ◎
小野 未出場 1〜0~0 1~0~0
中島 未出場 1~0~0 1~0~0
☆全般、枠内数が乏しく、シュート精度が低い。
☆金子・荒野が、一本も打てませんでした。意識問題と言うより、そんな場面に到達しない、決定機準備役に徹した、と言う事です。
この様に、[シュート内容の悪さ]問題は大課題で、それが良ければ、逆転チャンスまで可能だった、となります。
個々選手は、ベストパフォーマンスを発揮し、チーム成長に取り重要となった試合でした。
昨日ベンチ入りも無かった、岡村・ミランの状態も気になる所ですが、次戦日曜・アウェー神戸戦に向かい前進です!
2022年05月24日
コンサは、現在、戦績で苦労した来た筈でも、勝点は、
首位・川崎まで[10差]
2位 鹿島 [9差]
3位 横浜FM [5差]
4・5位 [1差] と、1〜2試合で逆転可能な、僅差ですね。
過去リーグ戦シーズンで、例も見ない程、勝点差が僅差の今シーズンは、[連勝・独走チーム]が産まれない、特殊シーズンとなりました。「超戦国時代・到来」です!
その理由は、W杯開催のための、[過密日程による主力選手累積疲労で、パフォーマンスダウンとなり、選手能力差が相対的に縮まった]〜高能力選手保有チームの想定パフォーマンスから現実はダウン、[最前線守備・ハイプレス全盛となり、リーグ全体守備力強化]〜強力攻撃チームの圧倒的パフォーマンスダウンで「得点力格差縮小」と、日程の試合条件と、戦術進化による影響・変化ですね。また、有力国内選手の海外流出は益々盛んですが、チーム間での偏りは[有力選手保有チームからの流出が多い]との結果となり、[資金力を持つ、高能力選手保有チームからの海外流出多数]となり、選手保有の平準化動向も大きいです。
と言う事で、コンサにも、大チャンス期の到来です!
ここからの「勝利、特に連勝」は、[一勝の価値]が極端に上昇中です。
しかし、
故障と出場停止、更に、試合途中での故障と、チームは、主力選手9名(興梠・小柏・高嶺・福森・宮澤・菅野・中島の7名に加え、試合途中離脱田中駿太・大谷)離脱で、登録選手の30%、主力選手の42%を喪失。残り全選手を集めても、試合登録・ベンチ入り17名には[余裕7名]との[ズタボロ状態]。
当然ながら、全サブも含めた、総動員・チーム総力体制しか無くなりました。
そんな、緊急事態の中だからこそ、[活躍・助っ人・大黒柱]選手の登場と、脚光を浴びる輝きの瞬間が発生しますし、既に、発生しています!
獅子奮迅の、金子・駒井・菅・ルーカス、爆発・復活の荒野、ハイテク露出開始の青木、守備と闘いの中核の岡村、いぶし銀活躍の西大伍・深井、そしてここに、大注目株・脚光を浴びる中村桐耶と田中宏武、遂に登場必至の小次郎、が、その新チームスタイルを構成しています。
更に、即時大爆発期待のドド・GX・ミランに西野と井川、期待待ちが長くなっている藤村と檀崎、頼みの松原と小野、非常事態を兼ねた育成中の、漆館・佐々木・ベンマムンアミンの24選手が、起用候補となり、育成3選手は論外でしょうが、除く21選手の中、試合出場「権」争奪となります。その際の、競争条件は、①[走る選手能力]②[戦術(規律)を守る選手能力]を絶対条件の上、③[パフォーマンスの高さ]を、トレーニングと実戦時テストのパフォーマンスで、判定され、選択されますが、その[トレーニング期間・時間が無く]、[実戦時テストがチーム形成選択の本番]となります。
詰まり、【緊急起用こそ、絶好のチーム形成選択テスト・本番だ】と言う事です。
中村桐耶は、その絶好機チャンスを、しっかり掴んだ模様ですね!
青木や田中宏武、西大伍も、寸前まで前進しています。
西野、井川、天才・藤村、期待大・檀崎にも、チャンスが到来しつつあります!
そんな現況の中、明後日・柏戦!
磐田戦の主力となった選手の内、「中2・3日」も可能な、青木・菅・金子・中村・岡村は、そのまま起用、故障明け荒野は今日・明日コンディション次第、駒井はサブ組、となると、スタメン5〜6選手は決定。これに、停止明けの宮澤が加わる状況でしょう。
故障離脱組からの、復活もあり得ますが、スタメン「4〜5名」サブ「5名」が、ポジション争奪戦の対象となりそうです。
昨日・今日のトレーニングは、激しいものとなっている事でしょうね。
では、柏戦予想です。
1.対戦チーム「柏」現況
現在戦績は、
順位5位 勝点21 6勝3分5敗 得点13失点12得失差+1
と、シーズン前下馬評・下位降格争い候補、を完全に覆す大活躍を上げています。
ちなみに、コンサは、
順位8位 勝点20 4勝8分2敗 得点13失点16得失差ー3
と、勝点は、僅か1差で、得点は同点も、失点が少なく、順位差となっています。
現有戦力は、
攻撃陣主力選手流出〜クリスティアーノ・瀬川・神谷・仲間4選手が流出し、昨シーズン苦しんだ15位の原因ー 極度の得点力不足と攻撃面閉塞感があったもので、更に混迷悪化。チームの再編成は、外国籍選手の入国制限を回避する「Jリーグ実績外国籍選手ドウグラス」を獲得。リーグ6位のクロスからの得点ターゲットと得点力不足解消と、高さとパワーのドウグラス期待。更に、「シュート、ドリブル、パス三拍子揃った選手補強の「小屋松智哉・中村慶太」〜スピーディなドリブルとスペースに顔を出してパスを引き出せる小屋松、展開力があり長短のパスで局面を変えられる中村。ボランチ・ディフェンスは、継続し、既存ドッジとエメルソン・サントス、復帰大谷秀和と染谷悠太、と昨シーズンは戦力になりきれなかった選手の復活で、戦力維持を図ったもの。
しかし、頼みの、ドウグラスは3ヶ月離脱の重傷となるも、細谷・サントス・小屋松・マテウスの想定以上の活躍、シーズン前想定通りに若手と既存選手活躍で、予想を覆す好戦績としています。
戦術・フォーメーションは、
【3-3-2-2】で、細谷・小屋松2トップ、マテウスからのサイドクロス、前線・中盤の最速チャージ・球際強度を特徴とする、攻守バランスの良い、チーム連動組織プレー指向チームです。走力8位・スプリント5位の[走るチーム]で、[走り負け・スプリント負け・スピード負け]で、ポジション先行の数的優位から[戦術阻止]を狙います。
【走り負け・スプリント負け・スピード負けを喰らわない】事こそ、柏攻略の最大ポイントですし、最も難しい項目です。
しかし、リーグ戦直近5試合戦績は、1勝2分2敗 得点2・失点7 と下降線・3戦未勝利で、得点不足・守備破綻状況。一番の問題点は、攻守パターンの乏しさで、そのプレーが嵌れば好調となっていましたが、対戦対策徹底で、封じられると、そこからの修正や変化力は低く、苦戦状況脱却困難、と言う事。
いずれにしろ、【走り勝ち、少なくとも、均衡】が絶対です。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
昨日昼帰札で、疲労蔓延となり、スタメン選手の状態については、練習場に出て来る「公開」も隠し、選手の疲労度非公開としたかったのですね。と言っても、今日はさすがに、練習場トレーニングが必要となり、練習場に登場し、選手個々の疲労度は分かります。
想定通り、疲労回復が早い選手と、サブ組により、現在のトップチームメンバーが形成されますね。
戦術は、コンサでは、どんな選手登場・試合出場でも、不動ですが、前線選手選択で、ゼロトップ戦術がどうかは左右しますね。
しかし、それも、
【オールコートマンマークプレス戦術】での、範疇内、変化形で、戦術は変わらず、戦術による効果が、項目で変化する、と言う事です。
即ち、
ゼロトップ型は、
FWワントップ型の、コンサ式ミシャ戦術の[コンサ式]部分〜[相手ビルドアップ阻止のハイプレス対抗策である、最前線ポストからのショートカウンター攻撃]の項目は、ハイタワーが無く、困難となり、レベルダウン、ですが、
相手ビルドアップを襲うマンマーク型ハイプレス強度は、最高レベルとなり、相手ゴール寸前でのボール奪取からのショートカウンター項目は、トップレベルとなる訳です。
通常のFW前線起用型は、[最前線守備のボール奪取力]はダウンするも、[コンサ式]攻撃能力がアップ、となります。
オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスは、試合開始から、勝勢確立となるまで、一貫追求戦術です。
勝勢確立後、途中相手攻勢時間帯や局面では、コンサ式ミシャ戦術が基本となり、
多彩多様攻撃、ビルドアップ型攻撃、反復サイドチェンジ、両サイドのワイドアタック・クロス、裏への飛び出し攻撃、ドリフト突破、コンビネーション中央突破、派生セットプレー、と攻撃バリュエーションは、相手が絞り切れない多彩多様さです。
想定試合展開は、
試合開始直後から、15〜20分程度、互いにハイプレスや球際勝負を重ねる緊迫・拮抗時間帯が続きます。しかし、コンサハイプレスからのショートカウンター・決定機が複数ととなり、コンサ先制点奪取。
ハーフタイムから、選手交代も加え、柏攻勢は間違い有りませんが、10分程度の拮抗状態から、コンサがハイプレス・ショートカウンター炸裂し、追加点奪取、攻勢時間帯となり、時々、柏カウンターも有りますが、コンサコントロール時間帯が大半となり、最終試合結果は、【3-1・完勝】を予想します。
最後に試合起用メンバーです。
[スタメン]
青木
GX 金子
菅 荒野 西大伍 ルーカス
中村 宮澤 岡村
小次郎
[サブ]
ミラン・ドド・田中宏武
福森・深井・西野】】
松原
ゼロトップ型 オールコートマンマークで闘いましょう。
宮澤を除き、【走る選手のチーム】です。
高さと強さには、耐性の高い守備も、スピードとコンビネーションの揺さぶり攻撃には脆い弱点を突き、ビルドアップ阻止で、攻守で圧倒するメンバーです!
2022年05月23日
磐田には、遠藤保仁のプレスキック脅威のセットプレー以外は、FWゴンザレス・杉本を完全に抑え込み、流れの中では、僅か2回しか、チャンスメーク・サッカーを許さない、試合後ミシャコメントの通り「完全コントロール試合に成功!」。
事前リリースの公開レビュー[マッチプレビュー]で、指摘した内容にほぼ沿う形の完勝を実現しました。
全ての、最大のキーポイントこそ[走り勝ち・スプリント勝ち・スピード勝ち]で、[走れる・走るメンバーならではの【走るサッカー】]でした。
走る地下では、今日の代替選手比較で、
岡村>宮澤、中村>福森の、たった2選手の走力相違でも、最適ポジショニングによる、戦術が必要とするポジション達成により、戦術プレーに成功し、[流れる、連動・連携、ハイスピード連続プレー]は、磐田ボールを奪い続ける攻撃型守備を、最前線ハイプレス、中盤、最終ラインで、実現。攻撃でも、磐田守備チャージ前に、パス交換、コンビネーション連続パスで、磐田陣深くに侵入、前半途中まで、ラスト前まで到達するも、ラストパスの精度が上がらず、決定機・シュートチャンスは複数となるも、未到達局面が多発しましたが、前半途中、前線荒野⇔ボランチ駒井をチェンジすると、ラストパスまで到達し始め、決定機・シュートチャンスが増加し、複数得点獲得で、[2-1・1点差勝利]を掴みました。
青木、菅、ルーカス、金子の決定機での、シュートの冷静さ、精度があれば、本当は[5-1]とならなければいけない、試合で、試合内容は、完勝!でした。
【走る→闘う】での、勝利は、コンサ戦術の生命線・成功の秘訣・糧!である事が証明された試合でした。
詰まり、【走る・走れるメンバー】こそ、コンサ戦術の絶対条件で、「走らない選手起用」こそが、試合内容・結果の元凶で、今後、避けなければならない、メンバー起用と言う事です!
福森と菅野は体調不良、高嶺は故障、FW陣・興梠・小柏も故障、宮澤は累積警告の出場停止処分、でしたが、福森・宮澤は、今回・磐田戦メンバーパフォーマンスが遥かに上回り、ポジション奪取されたかも知れませんね。
また、中村桐耶評価は、ミシャもゾッコン・大評価で、積極起用を勝ち取ったコメントが出される活躍!
ミシャコメント「起用を続け、5・6失点しても、成長のため、想定する」と、スタメンポジション奪取が伺われる内容でしたね。
プレー予測・ポジショニングの[ヘッドの良さ]、[体幹・高さ・スピード]の3拍子が揃った優良資質、元FWの経験からも[攻撃意識とテクニックの高さ]、高いボールメーク・長短パス能力、90分フルタイム全力プレーが可能なフィジカル・スタミナ、と、ポジションライバルの福森を大きく凌駕し、チームプレーの中、攻守に安定と積極性を、加算する、トップレベル選手に成長・到達しました。
今回の3CB・中村桐耶-岡村-田中駿太は、<高さ、剛さ、スピード、パス能力、攻撃参加>が揃った、凄いパフォーマンスの最終ラインですね。2021大躍進横浜FMのハイライン守備を支えた、チアゴマルチンス・畠中コンビに匹敵する、スピード勝負もストロングとする最強メンバーとなりますね。
現在は、宮澤・福森では、裏スペースへのロングボール・カウンターでの、相手攻撃選手との、スピード競争での勝利は、両選手の鈍足により成り立たず、思い切ったハイラインは、頻繁に実施は出来ず、限定されていましたが、今回メンバーなら、どんなトライも可能となります。
磐田は、コンサビルドアップを狙っていた筈ですが、コンサ最終ライン・ビルドアップのコンビネーションの高さとスピードから、ハイプレス断念し、縦コンパクトネス・横ワイドのコンパクト布陣、コンサ前進・押し込みで、そのまま、自陣に下がり、コンサの、コンビネーションパス交換を、ラストパスで食い止めるしか無くなり、セットプレー・CKで、中村ボディストップの2次ボールこぼれ球が、運悪く、既に倒れ込んでいた磐田・山本の足元に転がったシュート失点のみに止め、反対に、後半、パススピードをアップした、コンビネーション連続パスのコンサは、遂に、ラストパス成功率を上げ、決定機・シュートチャンスまで到達。決定機に、シュートとなるも、DF陣を完全に外し・GKと1:1場面、更に、GKまで外し、ガラ空きゴールマウスチャンスとなるも、絶好機を4回外し、2回得点で、冷静シュートなら、6得点獲得が当たり前、となりました。
今回メンバーのパフォーマンスは、これまでで、最高レベル到達で、次戦以降、戦い方の基本となったものでした。
試合速報項目別データ値は、
①前半・②後半の時間帯推移で記載すると、
コンサ 磐田 対戦評価
① ② 全体 ① ② 全体
支配率 63 57 57 37 43 43% 優位
走行距離 55 55 110 55 54 110km 拮抗
スプリント79 93 171 59 66 125回 大差優勢
決定機数 6 7 13 2 2 4回 圧倒
シュート 4 8 12 5 2 7本 圧倒
同枠内数 1 2 3 1 0 1本 優位
枠内率 25 25 25 20 0 14% 優位
得点 1 1 2 1 0 1点 優位
決定率 25 12 16 20 0 14% やや優位
パス数 351 200 551 185 235 420本 優位
同成功率 86 82 82 68 72 72% 優位
✳︎走行距離は、拮抗するも、スプリントで圧倒する「走り勝ち・闘い勝ち・スピード勝ち」を実現。
✳︎前後半、決定機数はほぼ同じだが、後半、ラストパス成功が上がり、決定機でのシュートが倍増。その理由は、スプリント・スピード大幅アップで、磐田プレーに先行する、ポジショニングと速さと精度アップによるもの。
✳︎シュート精度、決定率は、やや上がるも、未だ課題継続レベル。
✳︎後半開始から逆転時までは、ハイスプリントによるハイスピード・コンビネーション活性化によりフルパフォーマンス。
逆転時から試合終了時間帯は、高リスク突破を減らし、安定パス回しを増加、それにより、磐田のコンビネーションパス交換も成功率を上げ、コンサ支配率・パス数・成功率はやや減少。
冷静試合コントロール意識による展開変化。
選手別シュート内容数値は、
前半 後半
シュート-枠内-得点 シュート-枠内-得点
深井 1本 1本 1点 0本 0本 0点 セットプレー時は高意識
駒井 1 0 0 1 1 1 後半 ヘッドは高精度
金子 1 0 0 1 0 0 シュート精度課題のまま
菅 1 0 0 0 0 0 意識やや低下
岡村 0 0 0 3 1 0 セットプレーターゲット
中村 0 0 0 1 0 0 攻撃型CBは福森以上
ルーカス0 0 0 1 0 0 他選手活性化でゲームメークに徹した
青木 0 0 0 1 0 0 意識弱体化継続、恐怖心課題
全体 4 1 1 8 2 1 精度課題、改善は得点増加必結!
更に、スプリント上位選手数値は、
前半 後半
回数 最高速度 回数 最高速度
金子 16 32 19 32.7km/時
青木 10 29.9 7 30.8
中村 9 34.1 11 ー
荒野 9 29 5 32.2
ルーカス 8 29.2 7 32.3
岡村 5 31.6 7 ー
菅 6 30.2 6 ー
深井 7 30.0 8 ー
西大伍 未出場 8 30.8
✳︎ほぼ全選手が、前後半どちらで、最高速度30km/時を越え、リーグトップレベルのハイスピードプレーを実現していました。
[走るサッカー]は、戦術から必要とするポジショニングを果たし、想定プレーの基本中の基本。
ミシャサッカーは、完全に[走るサッカー]との基本を、現実で証明しました。
新チーム誕生からの歴史が、始まりました。
2022年05月21日
コンサは、リーグ戦前試合鹿島戦に引き続き、次戦磐田戦も、クラブからの[マッチプレビュー]をリリースしましたね。
クラブからの[マッチプレビュー]は、相手チームの分析により、特徴・長所や戦略を示し、その対策概略を公開しているもの。
これは、<相手に手の内はお見通し>との、公開【果し状】となりますね。
しかし、前回、前試合鹿島戦は、[マッチプレビュー分析し、対戦対策]を公開するも、その対策の大前提・[走る・闘う]の大不足では[規律=戦術を守る]対策も作動する訳は無く、[大敗結果]は当然でした。
しかし、今回の次戦磐田戦では、[走るメンバー]起用で、[走る・闘う]をクリアーし、想定対戦対策を機能させるもの、となります。
そのポイントは、
①磐田守備
[前線からの守備]
・布陣[5-4-1]FWゴンザレスワントップ、5レーンに、サイド・シャドーを加え、相手DFラインマッチアップ型。前線・FWゴンザレスが、相手2DFのパスコースを制限し、SBへパス出しには、杉本・上原がその後の決定的パス出しを徹底的に消し、GKへのバックパスへ誘導。その瞬間、ゴンザレスがGKはチャージし、磐田陣全体も一気に押し上がり、ボール奪取からのショートカウンター、2次ボール回収の波状攻撃、とのハイプレス連動攻撃の守攻一体プレー〜名付けると[プレスアップタイミング遅れ型ハイプレス戦術]。
・[全面ハイプレス戦術]で、積極的にボール奪取を狙う場合には、布陣[5-2-2-2]で、ボール保持相手DFに、ゴンザレス+1FWが、Wチャージを掛け、サイドやGKへの回避パスには、上記同様対策で、ボールを奪い切り、サイドも高い位置のサポートポジションで、4枚チャージを仕掛けるもの。
②磐田攻撃
[ロングカウンター]
ハイプレス連動攻撃戦術に加え、
・FWゴンザレスへのロングフィードカウンターは、スピードと威力が有り、得点実績有る有力戦術
・中途半端な形でボールを失うと、FWゴンザレスを第一の選択肢にしつつ素早くゴールに迫るという、守備から攻撃への切り替えを存分に生かす攻撃
③対策
・コンサドーレの保持時において5枚の磐田ディフェンダーを押し込んだ状態からタイミングよくシャドーがライン間に降りてきてボールを出し入れするシーンを作ることで守備ブロックに穴を開けたい。[5レーン攻撃]で、縦ズレポジショニングで、相手DFを引き出す事で、スペースを作り、そのスペースへの侵入で、崩すもの
・最終ラインでボールを保持している状態においてサイドに簡単にボールをつけるのではなく、シャドーやアンカーを使って中盤にて数的優位を作ることで、細かいコンビネーションを発揮し、ゴールに迫るシーンは増やせるもの
こんな、かなり具体的で、コンサの担当選手名は流石に記載はありませんが、ほぼ狙いは想定出来るレベルまで、公開しています。
磐田は、そんな大胆な果し状で、プレー内容を指摘されても、それ以上変化・修正は困難で、その通りに嵌る公算が極めて高い、と言う事でしょう。
ある意味、目指すプレーを宣言していて、自らがそれを実現する事が可能かどうか、と「自らに問う」事にも成っています。
大胆に、その通りを現実とする、努力と執念の追求を果たすものですね!
2022年05月20日
1.導入
今シーズン最低の試合内容との、試合後ミシャコメントは、
① 7節鳥栖戦 前後半
② 8節名古屋戦 前半
③ 9節FC東京戦 前半
④13節鹿島戦 前半
そして、
⑤ 昨日 鳥栖戦 前半と、5回となり、その全てが【前半失敗】だと言う事が明白です。
この意味は、大きく、[前半低迷・後半挽回]=[前半メンバー失敗・後半途中出場メンバーで挽回]との意味そのものです。
詰まり、【スタメンメンバー起用失敗】が立て続き、そのメンバーこそが【これまでのトップメンバー】で、【挽回する選手がサブメンバー】だと言う事を証明している、との選手起用失敗が原因と、ミシャ自らが認めているもの。
同時に、
そんなコメントが無く、選手への賞賛となった試合〜10・11・12節試合も含めた、試合データを見ると、明らかな点が露出されます。
前半 ⑦鳥栖 ⑧名古屋 ⑨fc東京 ⑩湘南 ⑪G大阪 ⑫京都 ⑬鹿島
後半0-5大敗 2-0勝 0-0引分 1-0勝 0-0引分 1-0勝 1-4大敗
決定機 前 6回 4回 4回 4回 9回 7回 2回
後 2回 4回 9回 6回 11回 6回 9回
シュート前 4本 3本 4本 8本 10本 11本 1本
後 4本 2本 10本 5本 16本 5本 12本
枠内数 前 0本 0本 0本 2本 4本 2本 0本
後 0本 2本 6本 2本 5本 1本 2本
得点 前 0点 0点 0点 0点 0点 0点 0点
後 0点 2点 0点 1点 0点 1点 1点
走行距離 酷劣後 拮抗 拮抗 やや劣後 拮抗 やや劣後 劣後
スプリント数 酷劣後 拮抗 完敗 完敗 負け 負け 大敗
✳︎コンサの前半は、決定機・シュート数を抑制・得点ゼロの消極姿勢が証明されています。
後半、挽回を図り、試合結果を、拮抗や逆転を図るスタイルで、前半守勢防戦、後半挽回攻勢が、現在スタイル。
✳︎コンサは、名古屋対戦以外、全チームに、走行距離=走量、スプリント=スピードと球際努力で劣後し、最早、【走らないチーム】である事が証明されました。特に、前半運動量の大敗は、戦術そのものを成立させるポジショニング不良に直結し、戦術は機能喪失は当然です。攻守で戦術破綻を起こし、特に、相手攻撃阻止に失敗し、守勢時間帯が長時間となる事態は、必至です。全ては、[走力不足=走る・闘うの不徹底・怠減選手が原因]です。
現在の、無失点試合継続は、走る選手による守勢防戦姿勢とプレーにより、ギリギリでの失点阻止成功の連続でしたが、走らない選手により、前半浪費・喪失により、<コンサは後半時間帯でしか勝負出来ない>展開しか成立しない、[スタメン選手起用失敗・誤り]による、ミシャの連続ミスによるもの!
こんな酷い事態からの改善は、【選手起用抜本改善・修正】しかありません。
キーポイントは、昔のオシムに倣い<走る選手起用>徹底に尽きます。
<走る・闘う選手>が誰かは、ミシャ、選手達は、分かっています。
その通り、選手起用修正を選択するか否かが、次戦以降の分かれ道となりました。
過去、シーズン前の選手保有構成の中、涙の[ベテラン層選手契約非更新]がありました。そのキーポイントこそが、<走る選手で選手保有構成>との、ミシャスタイル条件でした。
このままでは、第二弾の必要性が問われる事態も、見えて来ます。
それも、<走る選手>を前提とし、ストロングにもする、若手サブメンバーが、トレーニングと経験値を加え、急速に、テクニックや理解での成長により、トップメンバー能力に僅差となり、フィジカル・スピードでは上回るパフォーマンスに到達し始めた事態が到来したもので、トップメンバー交替機(期)到来が、ポジション毎に来ています。
福森VS中村桐耶では、逆転項目が多数となり、福森スタメンは最早揺らいでいます。
宮澤VS岡村でも、同様な逆転項目が多数となり、宮澤の経験値からの予測プレーでの優位しか最早、無い事態。宮澤の予測力が鈍った瞬間、完全逆転必至まで来ています。そんなポジション争いは、ボランチの駒井・深井VS高嶺・西・荒野でも、同様。
走量・走力不足が、戦術破綻を引き起こす選手に、ポジション喪失危機が訪れていますが、[自己パフォーマンスの甘さや不足]は、自己責任部分です。若手サブメンバーに、易々とポジションを渡すか否かは、ミシャが守り続ける事も、無理・破綻が起き、最早困難で、[必死プレー再現、そのためのトレーニング徹底]との努力が不足であれば、仕方が無いものとなってしまいます。奮起を期待するものですし、ミシャも、甘い選手起用から脱却となりました。
2.対戦相手チーム「磐田」の現況は、
現在戦績、
順位14位 勝点14 3勝5分5敗 得点17・失点21・得失差△4 で、
降格圏16位に、勝点1差で、降格圏争いの真っ只中。
直近リーグ5試合は、2勝1分2敗・得点8・失点9と、得点力向上するも、失点増加と、荒い展開。
選手は、
シーズン前、主力残留・上原力也復帰で、遠藤・金子・伊藤槙人のレンタルから完全移籍、DFリカルド、MFドゥドゥを補強。しかし、最大課題は、得点王ルキアン流出の穴で、レンタル杉本健勇とジャーメイン良獲得では、想定の活躍には至らず、得点不足がつづき、ここに来て、2年目ファビアン・ゴンザレスがやっと爆発し始めた所。
前節までは、後半ゴンザレス・大津投入をきっかけとする、後半活性化で、戦績をややアップしている現状も、前試合は、ゴンザレス先発は、得点には成らない結果も、若手サブの活躍で勝利。前半低迷・失点、後半挽回の試合展開パターンが続いています。
戦術は、[3-4-2-1型・ブロック堅守からビルドアップ型攻撃]と、オーソドックス型で、
シュート数は17位も、
ゴール数は4位 で、その理由が、
シュート成功率13.2%・圧倒的1位 のシュート決定力
枠内シュート15位 で、一見、シュート精度が低いのに決定力が高いのは、
【シュートのターゲットを、ゴールマウス四隅の狭いポイントを狙う事で、
枠内率は下がっても、枠内に跳んだシュートは、高い確率で得点となる】
との、シュート決定力アップを焦点としたシュートプレーで、
高いシュート意識・理解が本質です。コンサに、最高の模範例!となります!
しかし、一方で、被攻撃回数120.1
被シュート17位 と中盤守備力
被ゴール最下位 と最終ラインとGKのシュート阻止力
被シュート成功率17位で、守備破綻。
攻守のバランスは欠けたスタイルです。
攻撃も、ワイド・サイドからのクロスも乏しく、と言って、中央突破でも有りません。
遠藤保仁のパスワークによる[パス1本頼り]が、メイン展開で、遠藤保仁を抑えられると、攻撃主力が喪失。長短際立つポイントです。
遠藤保仁サッカーにも拘わらず、ボール支配率47.7%・13位で、完璧なパスサッカーでも有りませんのね。
穴や弱点がハッキリしたチームですね。
3.コンサ対戦 戦術・試合展開・メンバー は?
走らない選手の前に、故障離脱で物理的に不可能選手は、
興梠・小柏のFWトリオ、高嶺が加わり3選手、更に、累積警告出場停止処分が宮澤、との4選手。
これに、走らない・走れない選手が、福森・深井、、
それら選手を外し、予想を検討します。
①戦術は、走力復活となり、【オールコートマンマークプレス】で、磐田選手を封じ込めるもの。
磐田ビルドアップは、敵陣深いゴール寸前まで押し込む、ハードマンマークハイプレスでボール奪取からのショートカウンター狙い、更に、ボランチ・サイドもフルマークで、パスコースを封じ、最前線へのロングパスしか選択を狭め、結果として、[遠藤とばし]のボール回しを強いり、コンサのハイタワー・スピード優位選手が、想定位置で、ボール回収を図り、そこからのビルドアップと高速カウンター、サイド突破を展開と、オールコートで、ボール奪取、からの多彩多様、スピードと、創造性溢れる攻撃で襲い掛かり、多数回決定機構築から、複数得点奪取を狙います。
攻撃型守備でボール奪取、からチーム一体・連動の高精度・ハイスピードボール展開は、その前提となる[走り勝ち・球際勝負勝ち]のハードワーク・ハードコンタクト・最強度戦術実践プレーが、展開されます。
②試合展開は、試合開始直後時間帯で、コンサの、戦術が嵌り、攻守で圧倒となり、多種多彩攻撃で、磐田陣を崩壊し、複数得点先取、その後の、ハーフタイム明けの後半挽回時間帯になっても、磐田攻勢を上回る攻守力で、コンサ攻勢時間帯となり続け、追加点加算で、大勝を狙います。
想定試合結果は【4-1完勝】を果たします。
③試合起用メンバー〜前回までメンバーを修正!
これまでの記載通り、コンサは【走る・闘う・規律を守る】試合三原則を復活させるメンバー、前半様子見・走らないメンバー起用は、捨て去り、
スタメン・試合開始から、攻勢時間帯の可能な限り、継続させ、そのため、フルパフォーマンスで【走り勝ち・球際勝負勝ち・戦術ポジショニングで機能全開】を継続させる、【走るメンバー】起用です。
[スタメン]
ミラン
青木 金子
菅 荒野 西大伍 ルーカス
中村 岡村 田中駿太
菅野
[サブ]
ドド・中島・GX
田中宏武・福森・駒井
小次郎
となります。サブは、走るメンバーでは無い選手も混ざりますが、試合大勢が決着した後の守備固めなど、限定起用です。
前半から、フルパフォーマンス、フィジカルダウンで、サブメンバーがカバーし、後は、守備固めメンバー等、 となります。
確実に、格下磐田相手に、戦力差を示し、大差の現実結果を示す試合です。
大差勝ち!あるのみ。
2022年05月19日
ギリギリで、ルヴァン杯GS突破達成!
それは、悲願を持つコンサに取っては、大きな意味と意義を持つ、喜びべき快挙です!
また、ミシャが、今シーズン成長株として大いに評価する、中村桐耶の殊勲弾も賞賛ですね!
しかし、それ以外の、試合内容、結果は、シーズン最低レベル継続のチーム力で、主力縮小し、チーム力ダウンと鳥栖に、大きく「差」を付けられ、試合内容では、完敗!
そもそも、ルヴァン杯に限定しても、
GS前半①②回戦のチーム力に対し、GS後半③〜⑥回戦チーム力・大幅ダウンとなり、その結果が、早々GS突破見透しが、一旦、突破ギリギリ状態にまで悪化する事となりました。
その直接原因は、極めて明白で、ミシャが、最近試合内容の悪さを指摘する共通ワード[走り負け]により[闘い負け・規律を守るプレー破綻]と、<試合三原則が機能しない>事に尽きます。
では、「何故、コンサは走れなくなった」のか、の原因です。
その原因は、
[精神面と戦略面]、
[フィジカルとプレー内容]
の両面に発生する、複合弱体化で、より複雑となり、簡単な課題解消だけでは改善しないものとなってしまっています。
[精神面と戦略面]は、
①規律=戦術の遵守意識の低下です。
コンサに取って[規律=戦術]は、特別な意味と意義が有ります。それは、チーム戦略が、「経営上、限定され・過少な選手保有資金を前提とするため、高能力選手を多数保有によるチーム編成は『困難』で、より格安資金で集められる[平均レベル選手保有]とするも、それをカバーするため[組織連携プレー]で対抗する」戦略となり、その決め手となる[組織連携プレーこそが戦術=決まり事=規律]となり、チームの生命線・中核です。しかし、最近、各種の高評価が前提となり、高い戦術強度評価により、[選手本人では、更に高い戦術強度を求める選手と、高い戦術強度達成に満足しその維持を求める選手、に二分される事態]が発生。
そこに、高い戦術強度の代償[ハイフィジカルにより、試合途中で、パフォーマンスダウン選手発生]の課題発生が重なり、その[高い戦術強度達成維持意識選手]で、[試合内で、戦術強度を下げ、戦術転換も自由]と、戦術意識の甘さを、そのまま実プレーに反映される選手が複数発生し、その選手は、[走る・闘うを弱体化させ、即座に、他選手へ悪影響伝播し、結果、[走る・闘う戦術破綻]となります。
その選手は、特定され[福森・駒井・深井3選手で、宮澤は悪影響をモロに受け、同様プレーダウン]となり、DFライン・ボランチのため、大量失点必至となるものです。ピッチ内も、ミシャの厳しいコントロール下であったものが、最近、ピッチ外からの指示に従わないケースが多発し、「ピッチ内自由度が上がった」と、大きな、勝手な意識が蔓延っていますね。外からもアリアリと分かってしまいます。
そんな時、ミシャは、肩をすくめ、その後、案の定破綻や失敗となり、顔をしかめていますね!
しかし、戦術は、チーム選手相互の約束事で、それを守らない事は、味方選手の意思とプレーを裏切る、自己満足だけの[エゴプレー]で、チームが破綻は、当たり前となりますね。
【大きな勘違い】から、早く脱却しなければ、チームへの迷惑だけで無く、自分の選手生命に関わってきます。
②それ以上に、悩ましいのが、「選手起用」戦略で、結論は、「規律遵守意識が低い選手を、主力起用し続ける」選択です。
①の様な選手は、試合起用から外す事が、即効果となるも、その選手がチームから離脱する事のダメージを考慮すると、そんな選手も使い続ける中で、悪経験による改善を図る、とのスタイルも、ミシャ式です。ミシャの哲学に、「失敗した選手は、更に使い続けなければ行けない。そうしなければ、その選手は、自信を失い、ベンチに戻る事も出来なくなる。」との、選手成長哲学です。しかし「失敗しても、試合には出続けられる」意識となると、選手反省・自覚も乏しくなり、そのスタイルの限界・欠点が出ています。
代替の若手サブ選手起用で、活躍選手は多数となっている筈なのに、全く、スタメンメンバーが変わらない事態、ミシャスタイルの限界・欠点が露呈され、その結果は、[走らない選手]起用で、[闘う・規律を守る破綻]となっている訳です。若手サブ選手は、実戦で活躍するも、出場出来ないもの、との意識が強くなっていて、成長努力低下は必至・大リスクですね。
[フィジカルとプレー内容]は、
③過密日程や故障離脱多発による、[主力選手の過重起用]による[走力低下]です。
決して、[気温や湿度]の試合時平等条件や、[試合会場までの移動距離や負担]のクラブ存立環境は、理由原因には成りませんし、そんな甘えを選手に与えて良い訳はあり得ませんね。
ミシャの[アマチュア的グチ]は、公式コメントからは排除して欲しいですね。選手に悪い影響しかありません。話題を戻し、、主力選手の連続起用は、結果として、故障選手多発、チーム全体の、走力とスピード、プレーキレ、そして、ポジショニングを果たす走力不足による戦術破綻、を招くしかありません。
ミシャの選手起用の甘さ、失敗が原因です。
④戦術混乱
昨日の、外国籍トリオ起用は、失敗。それは、外国籍トリオの選手能力も有りますが、フォーメーションと選手起用が、最大の失敗原因でした。
能力は別として、外国籍トリオの意欲は充分でした!そのため、攻撃型守備の鳥栖最終ライン近くのポジショニング、そこからのハイプレスに、トリオ起用時間帯全て徹底しようとしており、多くの時間帯、鳥栖陣深くのポジショニングを取り、ハイプレスを仕掛けていました。しかし、その下位置を程良い距離でポジショニングすべき、第二陣は、コンサ自陣最終ライン付近から前進せず、コンサ前線と、ボランチ間に、数mの横スペース・エリアがしばしば発生し、ハイプレスから漏れ出す鳥栖選手に、自由自在プレーを許し、中盤支配を委ねました。そこから、縦と、横に展開され、クロスや短手数攻撃のスピードアタックを許し続け、益々、コンサ第二陣のボランチ・サイドは、DFに吸収される局面多発でした。
図示すると、
ドド ミラン GX
( スペース・エリア ) 〜 前線と守備陣の間に、大きな空間
青木 宮澤 駒井 金子
菅 岡村 田中駿
でした。
この原因は、ボランチ〜宮澤と駒井起用では、[攻撃参加<守備参加]意識で、また[走力低レベル]選手を並べれば、当然の結果で、最終ラインでの、危険や不安が発生した瞬間、ひたすら、守備参加優先は、当然でした。このボランチ起用なら、マンマークハイプレスを放棄し、前線を自陣まで下げ、ブロック・ゾーン守備の自陣守備・守勢戦略しかありません。
実際の所、ボランチの運動量不足、スピード不足、何より、ポジショニング不良で、中盤にスペース・エリアを空け続ける、大リスク状態を継続した、戦術不適合のボランチ起用による、失敗でした。
宮澤に替え、西大伍起用なら、戦術は機能し、鳥栖速攻阻止、コンサハイプレスからの複数得点奪取となりました。
決して、外国籍トリオの能力不足では有りません。
試合スタッツは、項目公開も無く、シュート数のみですが、
コンサ 鳥栖
前半 後半 前半 後半
決定機数 2回 2回 7回 4回
シュート 2本 4本 9本 7本
枠内数 1本 3本 5本 3本
得点 0点 1点 0点 1点
コンサは、決定機構築は、試合前後半問わず、抑制され続けました。
決定機数・シュート数・枠内数、全てに渡り、鳥栖が支配・コントロールした試合でした。
試合内容は、敗戦の数値です。
2022年05月17日
ミシャは、試合前インタビューで、最前線起用メンバーを公開しました。
ミラン・ドド・GXの外国籍トリオで、
想定される並びは、
① ミラン ② ドド ミラン
ドド GX GX
と、①ワントップ・ツーシャドー型か、②ツートップ・トップ下型
のどちらかでしょう。
しかし、鳥栖の【ハイプレス・ハイライン】攻撃型守備と攻撃一体戦術との、
【走行距離・スプリント数・スプリントスピードの勝負】で、
コンサの【オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス】の攻撃型守備と攻撃一体戦術で対抗し、【拮抗から上回る】と、試合への決意表明で、
鳥栖に、前試合・「2-2引き分け」「0-5大敗」の、巻き返し、倍返し、敵討ちを図る、と【試合果し状】を叩きつけたもの。
鳥栖・川井監督からも、甚だ戦闘的に、「大敗しても、スタイルは変えずにそのまま対戦を挑んでくるのが、ミシャだ」と、檄を飛ばしてきて居ます!
そんな試合内容で、最前線に、外国籍トリオ起用と、コンサの想定戦術を果たすなら、
[スタメン]
ドド ミシャ
菅 GX 金子
荒野 西大伍
中村 岡村 田中駿太
小次郎
で、
よりマンマークターゲットの鳥栖選手に近いポジションからのオールコートマンマーク、
それで、選手間距離を一定として、パスターゲットを近くし、ボール奪取の瞬間、近い位置の選手とのコンビネーションを強化する、また、外国籍トリオの中、GXの守備カバーを、全方向からカバー可能ちし、ハードチャージ布陣・ポジショニングとする、
この布陣が適正ですね。
ドドは、最前線での守備力を大きくアップし、攻撃でも、鳥栖のCB陣に負けない体幹で、攻守のキーとなる活躍は、間違い無いでしょう。
出来れば、中島も加え、迫力満載の最前線トリオ、中島・ドド・ミランは、可能性が莫大な、起用となると思いますね。
2022年05月16日
前試合・鹿島戦「大敗」は、<コンサスタイル戦術を機能させる大前提〜「ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]」に合致しなければ、どうなってしまうか>を、リアル・現実の結果で示された、手酷い・教訓試合となりました。
どんな、事前予想や見込み、準備も、肝心の「走る・闘う」不足で、「規律=戦術を守る」=戦術通りプレーが崩壊すると、戦術消滅・組織連携プレー消滅で、個々能力勝負となると、スピード・体幹・テクニック・判断の4項目で、どれかが劣ればその瞬間[マッチアップ負け]となり、そんな[局面負け]だらけとなれば、<整備され、連動した組織プレーと高能力選手も居るチーム>には、手足も出ない、まして、リーグトップレベル能力選手揃いの鹿島なら、これ以上失点を重ね、より大差が拡がった結果となっても不思議では無い、ですね。
それを、気温と湿度のせい・理由とするのは、余りに不見識・不当・無責任な発言!
監督、低レベルプレー選手がコメントする事で、チームの悩みの深さが、露呈されましたね。
その、福森・宮澤・深井・青木を外す、次戦ルヴァン杯チームの方が、現在コンサスタイル戦術[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス・コンサ式ミシャ戦術]を機能させ、現行J1チームを上回る、攻守パフォーマンスを発揮します。
詰まりは、現時点では、次戦ルヴァン杯起用のサブメンバーこそが、チーム最強チームに変化した、と言う事! なんですね。
鳥栖とは、前試合[0-5]大敗で、
本ブログの試合総括は、
『リーグ最強を誇った筈の、チーム戦術は完全機能停止。
逆に、そのまま、鳥栖が、オールコートマンマーク、マンマーク型ハイプレスを仕掛け、コンサの攻守全てを封じられる完封試合となったもの。
マンマーク戦術は、全選手・局面で「1対1」のマッチアップとなりますが、その全て・コンサ全選手が「完敗」し、走量とスプリントで、半分しか動かないコンサは、優位ポジションを鳥栖に先行・取られ続け、可能なコースは、バックのみとなり、そのバックパスを奪われ、剥がされ、置き去りにされ、スペースを作られ続け、鳥栖に、自由で・好きな様に、攻撃を許し、ひたすら受け続ける、"サンドバッグ状態"となり、コンサ唯一回のチャンス・決定機も、鳥栖のミスで与えられたものだけで、試合全時間、全くチャンス構築は不可能で、試合終了後【0-5】の屈辱的大敗の結果は、コンサ現実のチーム力を思い知らされた、悲惨結果。最遠隔地まで応援の現地サポーター、現地まで行けずDAZN声援のサポーターの声は、虚し過ぎ、声も出ない無残な仕打ちを受けた、、訳。
一番酷かった事が、試合開始直後から試合終了まで、全時間、「走る・スプリントする意識とプレー」が完全に喪失し、足が止まり続け、チャージやスプリントをせず、受け身姿勢を続ける複数選手を、叱咤する選手も無く、ミシャもそのまま放置し続け、[本気で]試合に勝つ気は無い、との姿勢が続いた事。』
との内容。 実は、前試合・鹿島戦総括と、完全一致した原因と試合結果。
原因選手も、同一で、福森・深井・宮澤の、試合三原則不適合プレーを直接原因としています。
あの鳥栖戦の痛みは、その後暫く、問題3選手起用を外す事態となりましたが、今回は、どうでしょうね。
福森・宮澤・深井の代替選手は、それら選手以上の、スピード、走力、体幹を持ち、ストロングの、パス能力も、同程度まで成長して居て、経験値の量ぐらいしか上回るものは無い、所、肝心の経験値も、過去の失敗を何度も繰り返しており、負の経験値で、マイナス要因に陥っている現状。
既に、総合力での順位は、逆転しています!
従って、サブとされたメンバー起用チームが、それまでチームを上回った、と言う事です!
次戦、ルヴァン杯鳥栖戦は、前回対戦・大敗に、しっかりと、挽回、遣り返す、大勝しか有りませんし、現実、ルヴァン杯GS突破のためには、GS最終試合での勝利しか有りません。
走り勝ち・闘い勝ち・戦術パフォーマンス勝ちを達成する試合です。
この様に、
コンサの試合戦術は、
[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス・コンサ式ミシャ戦術]で、最高パフォーマンス発揮・実現させる、試合三原則[走る・闘う・規律を守る]、集中力、勝利への執念、を実現するパフォーマンス発揮。その達成を押し続ける全サポーターの、ドーム力、バックアップ!
ですね。
試合展開は、
激しい攻守切り替えの超緊迫・拮抗展開。
両チーム共に、決定機発生が多数繰り返し、試合結果は、シュート決定力は左右する事は、間違いありません。これまでは、鳥栖が優位、コンサはリーグ最低、でしたが、そのままなら、試合結果は、大量失点負けしかありませんが、コンサのルヴァン杯起用メンバーは、トップチームの様な、試合出場への渇望感や、自己プレー実現意欲、その延長となる試合集中力、また、フィジカルや走力、スピードの、[緩み、甘え]の努力不足とは無縁で、事前予定・想定する戦術に則った、フルパフォーマンスを発揮し、リーグ最強戦術とプレーを実現します。シュート決定力も、トップメンバーとは、完全別次元で、リーグ並みの決定力を発揮し、複数得点奪取で、試合は、【得点奪取勝負】で、最終試合結果予想は、【4-3】のギリギリ、得点勝ち!です。
試合メンバーは、
[スタメン]
中島
荒野 GX
菅 駒井 西大伍 金子
中村 岡村 田中駿太
小次郎
[サブ]
ミラン・藤村・田中宏武・西野・小野・ドド
大谷
走力とスピード、体幹と高さとフィジカルは、リーグトップの鳥栖に近づきます。
ドド、興梠は未だまだかなぁ。ルーカスはルヴァン杯出場停止でした。
2022年05月15日
鹿島とコンサの試合データ
鹿島 コンサ
前半 後半 前半 後半
走行距離 54 58 50 55 km
スプリント101 102 80 86 回 が、全てを物語ります。
前半 走行距離 △4km スプリント△21回
後半 走行距離 △3km スプリント△16回
完全に【走り負け=走る意識とプレー実践不足】では、ミシャ試合3原則の第一原則の大幅未達では、肝心の[適正ポジショニング失敗]→[想定戦術と大きくズレた局面だらけ]→[戦術破綻]→鹿島のフリー攻守プレー全面発揮→コンサチャンス喪失・鹿島大量得点→[鹿島大勝]との結果は、当然・必然で、[コンサの自滅]試合を、コンササポーターに見せつけられた試合!
[走り負け]は、気温・湿度を理由とさて許されるのは「アマチュア」だけで、プロチームでは、あり得ない、との、常識・客観判断も、出来ない程の、酷い原因。
走り負けは、【選手個々の意識と努力喪失】しか、理由はあり得ません。
走らず、事前に決められたポジションも取らず、一人の不作為プレーは、そのまま、多数選手に伝染し、事前に決められたプレーを、多数回不作為・サボり、そのまま[担当マンマーク放置]で、マンマークが外れたフリー選手により、決定的プレーを許し、全体マンマーク崩壊のコンサ守備プレー破綻、となっただけ、の事です。
今回試合は、選手の是非がハッキリし、平気で規律=チーム約束事を破るのか、どんな環境や状況でも必死に規律を守り通そうと努力するのか、恐ろしい位、分離されました。
そんな中でも最善や求める努力をした選手は、
金子・ルーカス・高嶺・菅・田中駿太・菅野、途中投入では、岡村・ミランの8選手
試合を破綻させた選手は、
宮澤・福森・深井、途中投入では、青木は最低、
そんな選手により、パフォーマンス低下した選手は、
GX・駒井・中島で、頼りにはならなかった。
破綻選手は、ポジション取りを怠り、最適プレー努力をせず、他選手のパフォーマンスの所為を問題とする前に、自己の不甲斐ないプレーへの自省・問題意識、自己課題改善が、チーム回復の唯一手段、との、反省が無ければ、【走り負け=走るサッカーを放棄・規律違反】を繰り返す、コンサに、災いを齎す選手となります!
後半開始直後の4点目獲得で、レネヴァイラー監督のコメント通り【試合は決定済み】となり、そこからは、鹿島パフォーマンスは、意図的にダウンした闘いで、選手のコンディション、反則や故障回避に、戦略転換し、パフォーマンスダウンとし、サブ選手は交代、実戦でのトレーニング戦略となった事で、コンサビルドアップへのハードチャージ停止、中盤でのハードチャージ停止で、コンサの走り負けでも、ボール回しが出来ただけで、全く、前半戦の戦術崩壊の改善では無いもの。
後半も、走り負けが続き、鹿島パフォーマンス低下・チーム力のレベルダウンで、何とか、拮抗となるレベル。
しかし、ミシャ、キャプテン宮澤、福森、青木の試合後コメントは、真面に聞かれたサポーターは、怒りと呆れたものでしか無かった、でしょうね。
問題点から目をそらし、反省や課題自省も無ければ、改善などあり得ない。
ここ最近、コンサ強力守備で無失点継続、と持ち上げられ、そこで、努力やギリギリの「運良く失点を躱して来ただけ」を、堅守完成、と過大評価・誤解する事で、それからの努力・パフォーマンス低下とし
以前以下に低下する展開に、自ら陥いった、もの。
前節での敗戦を、チーム全体・全員で、しっかり反省し、次戦で絶対挽回との決意を固め、そのための努力をしたチーム・鹿島と、
[運良くが続き]無失点継続に、チームの甘い選手から、努力と意識低下で、戦術規律実践レベルを急低下させ、走り負け・闘い負け、だらけで、規律違反だらけと、自己転落したチーム・コンサでは、
大量得点差の試合結果は、当然ですし、次戦にそのまま[好悪]継続している、状況。
このままなら、暫く、コンサは、走り負け=闘い負け=規律崩壊、の敗戦連続は必至!です。
最後に、試合速報項目別数値の確認です。
①前半、②後半、全体、と時間推移で記載します。
コンサ 鹿島
① ② 全体 ① ② 全体
支配率 51 56 56 49 44 44%
走行距離 50 55 106 54 58 112km
スプリント80 86 166 101 102 203回
決定機数 2 9 11 9 3 12回
シュート 1 12 13 11 9 20本
枠内数 0 2 2 4 2 6本
得点 0 1 1 3 1 4点
パス数 192 283 474 170 239 309本
成功率 78 80 80 77 73 73%
☆鹿島は、後半50分で、戦略転換、選手交代・サブメンバーで、トレーニング要素試合としました。
☆コンサは、前半〜後半50分まで、パス回し不発崩壊・チャンス局面喪失で、攻守完敗状態で完封されたもの。
後半50分〜攻守も、精度を欠き、努力選手に支えられ、何とかチャンス構築としも、余りに酷いシュートプレーで、折角のチャンス構築までの努力を無にする展開だらけ。
選手間、不信感は拡大となりました。
どんなに、トレーニングで鮮やかなパフォーマンスを発揮するも、実戦試合で、考えられない低レベルプレー連発で、試合で裏切る選手とされ、試合起用は無くなるのが、正当の筈。
☆前半3失点は全て5・福森のクリアミスやミスパス!戦犯は、明確なのに、反省無しは、如何なる理由⁇
シュート個別内容は、またまた酷い内容!
前半 後半
シュート 枠内 得点 シュート 枠内 得点
福森 1 0 0 0
青木 未出場 4 0 0
菅 0 0 0 3 2 1
岡村 未出場 3 0 0
金子 0 0 0 2 0 0
前線選手のシュート意識・意欲の無さ・希薄さは、シュート数の通り。
シュートプレーレベルは、チャンスを潰すシュートだらけで、シュートプレー能力が酷い低レベルだと言う事。精度も、タイミングも、狙うポイントも、全て、ゴール成功させるためのプレーでは無い事を証明、露呈しました。
これが、シュートトレーニングをした成果、と言う事なんでしょう。
トレーニングは、無意味、、、で、永遠に、得点がアップはあり得ない、と言う事を証明したのでしょうか?
選手個別の走行距離とスプリント数は、余りの酷さで、記載しません。
既に、本文に記載済みな通りです。そんなやらなかった選手が、自己反省を一切せず、他選手批判やチーム全体に問題すり替えている事は、違和感、不信感の極みとなりますね。
2022年05月14日
さぁ、決戦です!
昨晩・浦和vs広島戦は、スコアレスドロー・引き分けでしたが、
観れば観る程、両チーム共に、「在るポイント」が目に付きました。
それが、[ハイプレス強度]〜ハッキリ言えば、[ハイプレスの甘さ]でした。
両チーム共に、選手の個別能力は、リーグトップレベルだらけの、豪華版選手達で、マッチアップ=1:1のぶつかり合いでは、高いレベルの鍔迫り合いが観れました。
にも拘わらず、[ハイプレスは、スタート時から続けられる基本布陣では、ダラダラと、相手ビルドアップには到底到達せず、前線選手の消耗しか無い、無意味プレー]に終始した点、です。
これで、「自ら前線から厳しく守備を仕掛けている」と公言している事は、現実を見もし無い[戯言]と笑ってしまいます。また、[ハイプレス効果を得るためには、ハイラインの自陣全体を高い位置に上げた縦密集型守備により、ハイプレスの最前線選手のポジションを、相手ビルドアップ選手付近とするしかありません。しかし、代償の[ハイラインのDFライン裏広大スペースケア・リスク]防止に自信が乏しく、そんな、布陣位置を上げる、ハイプレス・ハイラインを取れない、との事で、[無効ハイプレス]が継続していました。
横浜FMや鳥栖・福岡・京都の様に、[ハイライン]常套!との、[リスク覚悟で徹底意思]の心算をしない限り、多くのチームの[最前線強力守備=ハイプレス]は、形ばかり、声だけ、となるもの、と言う事です。
対して、コンサのハイプレスは、ハイラインを伴うとは限りませんね。
何故なら、マンマーク型、だからですね。
コンサ以外チームの、[ゾーン守備型ハイプレス]は、最前線の相手ビルドアップの位置の[ゾーン]をカバーする、戦術で、最前線より下ポジションに、スペースエリアを空けないためには、その[ゾーン]もカバーする、と最終ラインまで、縦の密集を保ち、スペースエリアを作らない、とのため、自動的にハイラインをなってしまう、訳です。しかし、ハイラインを避ける、となれば、最前線カバーゾーンを下げるか、最前線カバーゾーンは上げるも、守備ラインとの間のゾーンカバーはしない、しかありません。多くのチームは、最前線カバーゾーンを下げる、選択となり、結果、相手ビルドアップポジションには到達不能の位置で、ハイプレスと言う事となっています。
多くのチームのハイプレスは、ビルドアップポジションでは無く、中盤のゲームメークポジションで、「ミドルプレス」の従来型そのもの、ですね。
オールコートマンマーク型では、全相手選手をマークが付き、ハイラインかどうかは、相手攻撃選手位置による、となる訳ですし、マンマークですので、常時、相手マーク選手付近からのプレスとなり、甘いプレスとは無縁、となる訳ですね。
コンサ戦術の優秀さ、をあらためて感じた試合観戦となりました。
本日対戦も、大爆発です!
2022年05月12日
重要リリースが発表されましたね!
いよいよ、チャナの後継者決定、チーム間合意を終え、個人間契約締結寸前とのリリースです。
「MFスパチョーク・サラチャート(23)タイ1部ブリーラム・ユナイテッド(チャナの元クラブ)の下部組織出身。169cmと小柄ながら、トップ下をはじめ複数ポジションをこなす中、直近数シーズン主力選手。前シーズンはリーグ戦27試合に出場して2桁ゴール。今シーズンも、ここまで15試合中13試合に先発出場して2ゴール2アシストで、クラブ首位躍進原動力の働き。又、2017年8月にタイ代表デビュー、W杯2次予選で全8試合出場の主力選手で、2021スズキカップ(東南アジア杯)でも8試合中5試合先発出場。決勝戦第1レグで1ゴール1アシスト・2レグでもゴールをマークしスズキカップ優勝の原動力の大活躍。正に、スズキカップMVPチャナに次ぐ活躍選手です。
契約は、6ヵ月期限付き(2023.1.31迄)・完全移籍の買取り条件付きで、活躍後、複数年契約・完全移籍想定です。
事前では、併せて、FWスパナット・ムエアンタ(17)・そのスパチョーク選手の兄弟で、16歳に飛び級でU-18入りし、「タイ最年少得点を獲得」の天才FWが居り、兄弟2選手合わせた、獲得に発展も有り得る、との事でしたが、
ここに来て、更に、有力即戦力候補が浮上。
同時期獲得を目指し交渉加速、とのリリースです。
MFウィーラテップポンファン(25歳)・182cmで、タイ1部のムアントンユナイテッド、タイ代表5試合選出、2021スズキカップでも大活躍の中心選手です。
https://m.youtube.com/watch?v=_cteR7tx_iw&t=193s
このYouTube画像の通り、印象は、「レフティの田中駿太!そのもの」
体幹と高さにスピード、テクニシャンで、プレー予測力が高いクレバー選手で、攻守でのボール収束・ゲームメーカーで、プレーは多彩多様で華麗と力強さが両立の選手です。
即戦力は間違い有りません!
昨年、12月に、浦和が有力候補として交渉とのリリースがあった有力選手で、
期限付き移籍が決定した、スパチョーク・サラチャートとのホットラインは完成済みです。
最近、ブラジルや南米選手から、北欧選手やヨーロッパ、アフリカや中近東の、上位リーグ実績選手の獲得が、盛ん・主流ですが、東南アジアは、コンサが率先発掘・主導し、来る、インバウンド解禁となった社会状態での[アジアからの大波]を、北海道へ運ぶ使命もありますね。
両選手共に、複数年、コンサの中核・中心となる大活躍を、計算出来る選手で、現在コンサにピッタリの楽しみ選手ですね。
確実に獲得を期待しましょう!
2022年05月11日
さぁて、[ゼロトップ戦術]完成で、攻守バランス整備に成功したコンサの快進撃が始まります。
前節・京都戦で、今シーズン[追撃期間突入]となりましたが、次節・鹿島戦が、第一関門・リーグ最強チーム対戦、となり、その関門突破で、それ以降対戦チームは、それ以下チーム力となり、快進撃・大連勝が見通せる事となります。
現時点で、リーグ最強チームに、攻守で上昇した鹿島ですが、一番は、低迷・混迷が続いていた[戦術選択]が、新監督定着による[戦術確定]により、チームへ浸透が進んだ事で、本来の高能力選手揃いの選手層が作動し、チームスタイル[高能力選手による高いプレー強度で、個々局面勝利を連続させ、大きく、ハイスピードな攻守で闘い勝つ]が復活し、その結果、リーグ首位に君臨し始めている所です。
コンサも、紆余曲折した迷路を経て、「期待する活躍へのスタート地点」に到達出来たと思います。
そんな、上昇チーム同士の対戦、激戦は必至ですが、「鹿島」サイドからは「ここでガツンと頭を叩く」との「大勝狙い」と言う所でしょう。
そんな次戦・13節アウェー鹿島戦、の対戦展望・予想をしてみましょう。
1.対戦チーム「鹿島」現況
現在戦績は、
順位1位 勝点25 8勝1分3敗 得点17・失点12・得点差+5
現在2位につける歴代王者・川崎は、
1試合少く勝点23 7勝2分2敗 得点17・失点12・得点差+5
で、試合数同数となると、逆転状態もあり得る所で、断トツ首位と言う訳では有りません。
今シーズン戦績の推移が重要で、新監督レネヴァイラー入国・合流が完全に遅れ、キャンプからシーズン当初は、従来型で、岩政監督代理で進行、3月中旬、やっと新監督合流となり、そこからは別の流れとなった訳です。代理期間と新監督期間戦績を対比すると、
岩政監督代理 〜3/11
期間戦績
3勝0分1敗 得点6・失点3
平均:勝点2.25・得点1.25・失点0.75・シュート数16.5本・支配率48.7%
①2.19○G大阪3-1 34 8.8% 55.3% 鈴木,上田x2
②2.26●川崎F0-2 9 0.0% 53.6%
③3.6 ○柏 1-0 12 8.3% 50.0% 荒木
④3.11 ○神戸 2-0 11 18.2% 36.0% 三竿,鈴木
新監督レネ ヴァイラー 〜
期間戦績
5勝1分2敗 得点11・失点11
平均:勝点2.0・得点0.70・失点0.70・シュート数13.0本・支配率50.1%
⑤3.19 ○湘南 2-1 13 15.4% 58.0% 上田,ファンアラーノ
⑥4.2 ○清水 2-1 21 9.5% 55.0% 鈴木,上田
⑦4.6 ○福岡 1-0 14 7.1% 48.9% 上田
⑧4.10 ●横浜FM0-3 12 0.0% 35.8%
⑨4.17 △名古屋 0-0 8 0.0% 52.4%
➉4.29 ○C大阪3-0 10 30.0% 44.7% 鈴木,松村,Aカイキ
⑪5.3 ○磐田 3-1 20 15.0% 52.8% Aカイキ,上田x2
⑫5.7 ●広島 0-3 6 0.0% 53.8%
実際は、この通り、岩政代理期間は、主に従来戦術で、堅守主導速攻型でしたが、
新監督レネヴァイラー後は、ヨーロッパ型指向で、パスサッカー・ビルドアップ指向となり、支配率は[+1.4%]の微増も、シュート数減少・得点大幅減少と、肝心の得点力が低下し、平均勝点[0.25微減]となっています。
リーグ最強にも、未だまだ、弱点や課題点がある、と言う事を証明していますね。
上記データから分かる、現・レネヴァイラー体制での、対戦上ポイントは、結構絞られています。
①シュート数を10本以下に抑えられた試合は、敗戦・引き分けとなり、得点獲得の大幅減退・無得点が原因です。そのポイントが、フリーポジションを許されている[鈴木優]封じ成功です。鹿島の伝統的・最多攻撃パターン[自陣ボール奪取から、短多数・選手数のハイスピード速攻で、最前線最高得点能力選手配置で、得点奪取]の最有力経由点が鈴木優だからで、鹿島の[トランジション・アタック](ボール奪取から、攻撃切り替えで、相手陣が攻撃バランスで前掛り・陣形を崩している状態を、帰陣より速いスピードで、精度の高い速攻を仕掛ける攻撃)を封じるポイントとなります。また、最近のビルドアップ型攻撃でも、相手堅陣を崩す[相手DF引き出し]狙いも、鈴木優プレーで、それも、封じる事が大きなポイントで、封じられた試合は、シュート数・得点減少となっているものです。
・鈴木優磨を封じる最有力策こそ[マンマーク]徹底、で、コンサ戦術そのものです。
・決定機寸前、ラストパスを封じる事も、シュート数[10本以下成功]・激減となり、これも、マンマークが最有力策となります。
②[シュート決定率]は、通算では[10%・6位]ですが、新監督後は、[7.6%]まで激減しています。現在、最前線選手は、好調時「当たっていた状態」から、やや低下して来ている現況です。
しっかり、シュートブロック・プレーで、阻止確率が上がっている状態です。
試合展開データは、
鹿島 コンサ
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 7 10 17 得点 3 7 10
失点 5 7 12 失点 3 8 11
シュート66 74 140 シュート55 70 125
被シュート57 53 110 被シュート44 56 100
✳︎両チーム共に、後半、得点・失点共増加で、後半、より攻撃バランスとなっています。
途中交代選手が、[攻撃型が多い]事も証明しています。
✳︎印象とは違い、得点・シュート数では劣後するも、失点・被シュート数は、コンサの優位です。意外に、[コンサを圧倒する堅守]でも無い、のですね。これまでの数々の実績や重さで、チーム価値観固定で、事前ビビり過ぎ、なんですね。
選手層は、現役代表多数クラブで、元代表や若手代表クラス揃いの高能力選手揃い保有で、特に、[1:1勝負]では、圧倒的な強さを誇る選手構成です。
このスタイルに、戦術強度が加味したシーズンに、優勝争いに到達、となっています。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
リーグ最強・首位となった鹿島を撃破するには、意外に綻びや甘さが在り、ポイントを抑えられれば、有効対策も明白です。
鹿島攻略ポイントは、上記の通り、
シュート10本以下に抑え込む事=鹿島の主攻撃パターン[トランジションアタック=自陣などボール奪取の瞬間、短手数・高精度・ハイスピードで、ゴール前決定機とし、シュート決定力の高いFWが決める]の、ボール連結点・選手を抑える[ポジションダウンする鈴木優やボランチの受け渡しプレーを阻止する]、ボール奪取からのフィードパスを阻止、最前線FWのボールレシーブ阻止と、3段階で、該当選手マンマークプレスで阻止する。
そのための戦術が、
完成宣言の[ゼロトップ戦術+オールコートマンマークプレス戦術]で、
鹿島の、・守備と攻撃を繋ぐ受け渡しプレー、・ボール奪取からのパス出しプレー、・最前線パスレシーブプレー、とそのどれもが、マンマークでカバー完了中で、そのシステムを封じるもの、となります。
しかし、鹿島の個人能力は、戦術=組織連携=チーム能力での対抗で抑える事は出来るも、組織連携プレーが僅かでも低下した瞬間、個々能力勝負では、圧倒される事となります。
そのため、戦術を機能させる[ポジショニング←そのための運動量とスピード(スプリント)が必須条件で、走り負けこそが、コンサ戦術や組織連携プレーを不能にする事そのものとなる訳です。
「走る・闘うこそが、規律を守り、想定通りのパフォーマンスを発揮する」事です。
後半途中で、勝勢時の場合には、コンサ式ミシャ戦術転換ですね。
想定の試合展開は、
試合開始からタイムアップまで、一瞬も目を離す事が出来ない程、激しく攻守を切り替える〜ボール奪取とそこからの攻撃切り替えが、続き、[トランジット合戦]となります。
しかし、鹿島のトランジションアタックが、コンサオールコートマンマークプレスで、被ボール奪取を繰り返し、攻撃停止多発となり、一方、コンサは、順調に、ビルドアップ型前進攻撃を繰り返し、サイドクロスやDF裏突破、コンビネーションの中央突破、反復サイドチェンジ、ドリブルやスルーパス突破も加わり、決定機複数構築に成功となり、ラストプレーのシュート決定力・シュート内容レベルアップで、得点獲得となる展開です。
想定試合結果は【 2-1】辛勝必至で、一方的な試合には成りませんね。
試合起用メンバー予想です。
検討課題は、ゼロトップの組み合わせから始まりますが、ドドと興梠、小柏を外した、多数選手からのメンバー選考ですね。
[スタメン]は、ゼロトップ最高メンバーで、
荒野
GX 金子
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 岡村 田中駿太
菅野
[サブ]
宮澤・ミラン・青木・
中村・西大伍・深井
小次郎
です。
2022年05月09日
前節・京都戦は、
今シーズン、統一戦術[オールコートマンマークプレス]=攻撃型守備スタイル〜
最前線・ハイプレス〜中盤・激しいボール奪取プレス〜自陣・プレー予測と準備でカバー連携でボール奪取と、オールコート=ピッチ全体で目指すスタイルを追求して来た段階から、
最前線のFW型選手起用を外し「シュート決定力低下」となっても、[最前線守備力アップ]で、「中盤・最終ラインの守備負担を低下と、守備負担バランス調整と全体守備力アップ」の両面を図る[ゼロトップ戦術]を、試用〜定着完成となり、これから以降に亘る、[本格実施期間]を作り出し、大きな段階前進となる、節目試合となりました。
正確には、現在のチーム追求戦術となった[オールコートマンマークプレス]は、その原型が実戦で始めて採用された、2020.7.26⑦節横浜FM[3-1]勝利が起源ですが、その試合は、[ゼロトップ戦術]〜駒井・チャナティップ・荒野でした。しかし、その後、[オールコートマンマークプレス]は追求を続け現在に至りますが、[オールコートマンマークプレス]が相当チーム定着となり、大きな成長・進化もやや鈍化し始めた現況との現状認識から、その進化・成長型への指向こそが、封印されていた[ゼロトップ戦術]です。実戦での、試用は、⑥節4/2浦和戦1-1引き分けで実施し、⑦節鳥栖戦大敗後の⑧節名古屋戦2-0勝利から、戦術転換が本格化されました。
その威力と効果は、
①〜⑤節 0勝5分0敗 得点5・失点5 平均得点1.0 同失点1.0
⑥・⑧〜⑫節 3勝3分0敗 得点5・失点1 平均得点0.8 同失点0.1
と、やや平均得点は低下するも、失点が劇的に減少となり、平均失点は、驚異の「0.1点(正確には、0.18点)」と、リーグ最少チーム・鳥栖と福岡の平均失点0.58点を圧倒する失点阻止・守備力となりました。
ここ最近、[5試合連続無失点]は、この数値からは当然の結果で、数値上は、更に延長し[9試合連続無失点]となる、数値だと言う事です。
マスコミや解説者も、未だ気付きも無い様ですが、コンサ首脳陣や選手は、認識・自覚しているのでしょう。[ゼロトップ戦術+オールコートマンマークプレス戦術]の優秀性に、絶大な自信・確信を持ち、より強化するべく、トレーニングにまっしぐら、でしょうね。
本ブログでは、そんなトレーニングの意味とポイントにつき、点検・確認したいと思いますが、
結論は、単純明確で、
【トレーニングは、選手個々が、反復・効果的練習により、意識して可能なプレーを、無意識にプレーしてしまう様に、身体と意思過程に刷り込み、結果として、プレーの自動化が目的】と言う事です。
そのため、トレーニングには、
①[無意識にプレーしてしまう]に到達するため、トレーニング量と、トレーニング時間が必須。
②[最効率の方法となるメニュー]こそが、目標プレーに最短となる、[必要トレーニング量と時間の減少]、[より高いプレーレベル実施]をもたらす。
との2大ポイントがありますが、
コンサのこれまでの[シュートトレーニング]は、[質は、アマチュアレベルで、リーグ最低]、[量もトレーニングのおまけ程度の短時間・少量]で、「シュート決定力改善が果たせない」「矢張り、シュート決定力ある選手が獲得出来ない事に改善不能理由があり、高能力選手獲得が必須である」との、ある意味、【暴言】だらけとなっていました。
やる事をやっていないので、リーグ最低シュート決定力も、改善出来ないのは、当然ですし、酷いトレーニングメニュー、短時間トレーニングでは、何の意味も無いトレーニングとなり、選手の疲労となるしか有りません。
そんな難しいメニューを、他チームが実施している訳も無く、
①「ゴールマウス四隅ターゲット限定シュートトレーニング」
②「局面限定・混戦シュートトレーニング」〜セットプレー、ゴール前混戦の局面限定した、チームトレーニング
などで、劇的改善が見越せます。これまで、有効策が全く無かった状態から、有効改善が作動するからです。
[ゼロトップ戦術]は、完成で、そのレベルアップ・維持をトレーニングして行きますが、
同時に、有効な[シュートトレーニング]を、正しい「量と質」による実施で、
最強水準・チーム力は引き上げることは、間違い有りませんね。
2022年05月08日
今シーズン・ホーム2勝目は、ミシャ監督・Jリーグ500試合目を飾る祝勝でした。
試合入場の際、笑顔が溢れる選手が複数あり、その直前ミーティングが、明るく、笑顔に充ちた内容だったとの推測が成り立つもの、だったのでしょうね。
恐らくは、「(ミシャリーグ500試合目の)プレゼントは、勝利だよ!」と、ミーティング最後に、エール・気合い入れで締め括られたんでは、、、と想像ですね。
そして、その明るさこそ、試合へのアグレッシブさ、活発さ、貪欲さとなった、名試合となりました。
そんな、12節京都戦・勝利試合ポイントを点検します。
1.試合速報項目別スタッツから。
先ず、試合データの点検です。
[試合スタッツ]①前半・②後半の時間帯推移で確認します。
コンサ 京都
① ② 全体 ① ② 全体
支配率 60 51 51 40 49 49%
走行距離 52 57 109 55 59 114km
スプリント数103 98 201 124 92 216回
決定機数 7 6 13 3 1 4回
67分まで・その後0
シュート 11 5 16 5 6 11本
67分まで・その後0
枠内数 2 1 3 2 1 3本
枠内率 18 20 19 25 16 27%
得点 0 1 1 0 0 0点
60分先制
パス数 275 173 446 154 281 435本
成功率 76 74 74 61 70 70%
[ボールエリア占率]
コンサ 中央 京都
①前半 19 46 35%
②後半 26 44 30%
[選手別シュート内容]
① シュート 枠内 得点 ②シュート 枠内 得点 評価 意識 精度
金子 4 1 0 1 0 0 ○ ✖︎
青木 3 1 0 1 0 0 ○ ✖︎
高嶺 2 0 0 2 1 1 ○ ○
福森 1 0 0 0 0 0 ○ △
駒井 1 0 0 0 0 0 △ ✖︎
菅 0 0 0 1 0 0 △ ✖︎
ルーカス ✖︎
深井 ✖︎
<上記データ値から判明>
①コンサは、
【前半+後半67分(先制60分)までの時間帯は、支配率・決定機数・シュート数で圧倒。】
その後、帰陣スプリントに遅れる、フィジカル低下選手発生で、マンマークハイプレス・ハイライン戦術転換し、自陣ブロック守備・速攻型のミシャ戦術で、守備バランスを上げ、失点阻止優先戦略に転換。そのため、ボール支配低下・京都ビルドアップ阻止の前線守備低下で京都パス数増加・5トップハイラインの攻撃的プレー低下となったもの。<得点奪取最優先から、失点阻止優先攻守バランス型に転換>が無ければ、失点リスクは、拡大するも、支配率60%・決定機数18回・シュート数20本・枠内数6本・追加点獲得も、可能だったと推定され、後半67分までは、間違い無く、<リーグ最多攻撃内容数となったと推定されるレベル>でした。
②コンサシュート精度〜
【枠内率は20%以下の低率で、枠内シュートも、大半が、GK•DFの身体を目掛けた得点可能性の無いシュートで、狙い澄まされたシュートは、高嶺シュートの1本のみの、体たらく内容】でした。
シュートタイミングも、得点チャンスタイミングを掴み損ね、ツータッチやシュート勇気選択を回避する低い意識が目立ち、<シュート内容の悪さが露呈>されていました。
コンサ・シュート選手個別内容からも、<シュート内容・精度は、リーグ最下位ランクで、シュートトレーニングの、量と質の不足が露呈>されています。
③両チームのストロングである[トラジションの速さ・強さ]勝負となり、
京都は、コンサハイライン裏スペースを狙うウタカへのロングパスカウンター、
対するコンサが、ビルドアップのサイドや中央突破や、最前線へのロングパスからのショートカウンターとの攻撃パターンで、
その勝負結果は、
【コンサが自陣から決定機までの成功率で圧倒し、圧倒的なチャンス数を作り出し、コンサ<ゲームメーク力>は完成形に至ったいる事を証明】しました。
④コンサ守備力は、【5試合連続無失点の堅守である事を証明】し、
<高い攻撃力に、強力な失点阻止の守備力が加わった事を証明>しました。
最前線ハイプレス、マンマークプレスの攻撃型守備、プレスアップとプレスバックで挟み込むボールチャージとパスカットのリーグ最強ボール奪取力、最終ラインもハイラインでの被カウンターリスクへの[スピード・強さ・プレー予測ポジショニング]守備に最後のGK菅野守備のゴール前ブロック守備、と前線から最終ライン・GKまで、堅守が機能するチーム力を証明しました。
2.試合概要ポイント
(1)最大ポイントが【ゼロトップ戦術完成】です。
コンサは、今シーズン当初の①節〜⑤節の5試合は、ミランか興梠をワントップとする、ミシャ戦術スタイルで、5試合連続引き分けで[毎試合得点と同数失点]との<高い攻撃得点力と失点リスクを併せ持つ状況>、との結果となり、そのままコンディション上昇や戦術連携上昇により、改善を見込む想定・思惑だったのでしょう。
しかし、3/19小柏故障離脱・4/10興梠故障離脱・3/10GX全体練習合流の出場レベル未達と、頼みのFW不在や、過密日程によるパフォーマンス不足が主因となり、⑦節鳥栖戦大敗を契機に、FW不在の[ゼロトップ戦術]に転換し、⑧節〜⑫節の5試合中、⑨節FC東京戦の強力DF対策・ツートップの一角ミラン以外は、スタメンの試合スタイルは、全て[ゼロトップ戦術]を継続し、結果は[3勝2引分0敗]で、[得点数4・失点0]と、やや得点力・攻撃力は低下するも、失点阻止・守備力急上昇となり、[ゼロトップ戦術]の狙いの、最前線プレス強化・それがスイッチとなるオールコートマンマークプレス、ボール奪取からの、トランジションアタックが強化され、機動性の高い選手による、機動性の高い連携プレーで、スピードと強度上昇とし、①〜⑤節で、低下していた[決定機構築力]を再活性化し、<リーグ最多決定機構築数・シュートチャンス数>を復活し、攻撃力上昇を果たしました。また、[ゼロトップ戦術]の狙いである[最前線プレス強化・攻撃型守備徹底・相手陣深くでのボール奪取]が嵌り、どのチームからも、自陣からのビルドアップ困難とされ、その対策に苦労する、との試合展開が定着しています。攻撃型守備強化に成功です。
(2)しかし、FW不在の代償の[得点力・決定力選手不在]で、シュート内容・精度レベルは、リーグ下位レベルのままで、得点力低下未改善との事態が、継続したままです。
それでも、攻撃チームプレーのラストプレーの[シュート改善]のみを残し、[ゼロトップ戦術]は完成レベルに到達し続けています。
コンサ戦術の大きな特徴が、攻撃ラストプレー・シューターが、前線選手だけでなく[全員攻撃]の謳い文句の通り、全FPにまで拡大となり、相手守備陣からは、マークは絞らず、集中や予測不能となり、どの場所からも、どのタイミングも、どの選手も、対象となり、予測や準備が破綻してしまう、との利点が有ります。しかし、相手マークや予測チャージが希薄となっても、そもそも、ゴールマウスに入らない枠内率、GK・DFの身体にぶつかったり、直ぐ近くでカバー容易なシュートでは、大量シュートでも、全く得点には成り得ません。せめて、シュート阻止選手を外したポイントは、運ぶシュートは必須で、
<決定的シュート得点率は、リーグ最低>から脱却する、トレーニングは、ゼロトップ戦術を選択する場合の、決まり事、必須条件となります。
シュートトレーニングの不足は、長期間、リーグ断トツの低決定率を継続し続けている事態から、誰もが認めざるを得なく、間違いありませんが、
その改善方法は、そんなに複雑怪奇、困難では無いですね。
多くのチームや、プロ・アマの低カテゴリーのチームでも、当たり前の様にメニュー化しているトレーニングの徹底で改善するものです。
①ゴールマウスの四隅ポイント指定シュートトレーニング〜「ゴールターゲットトレーニング」ですね。
GKの届か無いポイント、届き難いポイントは、意外に大きなエリアで、そこへ、意識しないでも流し込めるまで、反復練習で、<トレーニングの意味〜自動化プレー(意識無しで、自然・瞬間・ミートだけ意識)プレー>を習得するものですね。
②混戦局面やセットプレー2次局面限定トレーニング
混戦やセットプレー時2次(こぼれ・連携パス)局面で、誰が、どこに、いつ飛込み、どんなシュートを打つか、トレーニングです。
俗に言う「綺麗では無く、泥臭いシュート」トレーニングですね。実戦では、最多パターンで、絶大なトレーニング効果が期待出来ます。
(3)最終ライン安定化
田中駿太の守備力は定評済みでしたが、岡村の最終ラインセンターは、リーグで脅威とされるFWウタカを完全に封じ、スピード・体幹・高さ・テクニックのどれも負けず、京都の唯一の攻撃手段である[最前線ウタカへのロングパスからのカウンター]を、そのロングパスを通させず、クリアやパスカットでボール奪取し、一転攻撃転化とする守備は、抜群でした。
リーグで、ウタカタイプの選手は、多くのチームに共通して存在しますが、スピードと高さと対人能力、にプレー予測や連携カバーを兼ね備えた、強力ワントップへのロングカウンターに対抗可能な選手は、リーグにも、そんなにおおくは居ません。岡村は、攻撃参加、セットプレー時の有力ターゲット候補で、攻守に活躍できる選手。福森は、その対人守備能力の低さ、攻撃に上がったスペースを突かれたサイドアタック、攻撃参加で、自陣ポジションへの帰陣スピードの遅さと、明白なウィークポイントがありますが、必死な取り組みで、そんな弱点を突かれる事も無く、最終ライン安定感は、大きく前進しました。
更に、中村桐耶も、堅守と攻撃の両方でらチーム力アップとなります。
(4)チームパフォーマンスの低減対策の安定化=より幅広い試合展開能力の確立
連戦疲労により、試合後半途中から、チームパフォーマンス、特に、帰陣スピードダウンとなる選手が発生は、毎試合パターンとなっており、そこで、走力とスピードと球際を条件とする試合スタート時戦術を続けると、選手毎の、パフォーマンスのバラツキが、チーム連動プレーを破綻させ、失点発生、が問題点でした。
それに対して、①チームパフォーマンスを、局面単位で、行く・行かないをコントロールし、フィジカルコンディション減少スピードを緩和する事と、②その時点で「勝勢・得点差を付けている」場合には、自陣ブロック堅守・ボール奪取から速攻戦術に転換し、省エネスタイルでパフォーマンスを維持する守備バランス重視型スタイル、の2パターンを確立したものです。
しかし、その時の交代選手は、より攻撃性の高い選手投入で、攻撃バランス減少=攻撃人数減少でも、攻撃力を確保し、相手守備陣は、相手陣に貼り付け、攻撃参加を減らすもの、となります。
これらのスタイルも確立させました。
この様に、[ゼロトップ戦術]でのチーム作りは完成し、後は、全員攻撃で、全員シューターとなるスタイルの必須条件、全員シュートトレーニングの質と量の徹底による、シュート改善で、戦術威力が爆発・全開となります。
今後、興梠と小柏、ドドの復帰、ミランと中島の劇的成長が整えば、ゼロトップ戦術から、本来戦術ヘ回帰の時期も来る事となりますが、それまでは、ゼロトップ戦術が主軸で、シーズン展開して行くものです!
2022年05月05日
コンサは、練習公開し、サポーター及びサッカー関係者に、トレーニング内容を公表となりました。当然、対戦チームのスカウト陣も、直接把握となっていますね。
所が、今回は更に、クラブ公式サイトで「次戦京都戦の闘い方解説」まで、公開しました。
こんなクラブは、過去どこも有りませんね。
当然、ミシャやクラブの了解の下実施されたもので、それには「明確な意図」があるものですね。
それは、ズバリ『京都の狙いとストロング、弱点、それらへの対戦対策は明白で、敢えて公開し、真っ向勝負を挑む!』との<公開果し状>、と言う事でしょう!!
内容要旨は、前々節ホームアビスパ福岡戦・敗戦と、前節アウェー名古屋グランパス戦・引き分けの、試合分析によるもので、そこから、次戦・コンサvs京都戦での、コンサ対戦対策を解説するものです。
それは、
①攻撃は、DF・アンカーからのロングボールを、ウタカ、イスマイラに供給し、前向きのインサイドハーフやサイド選手が激しく攻撃参加、と[ストーミング(強襲)戦術]・前線に殺到攻撃、が狙い。
②①のロングボールが通らないや、ウタカやイスマイラが孤立・数的不利な場面、前掛かりのサイド選手の裏スペースを使うカウンターが頻発し、大リスク局面を招く。
③守備は、クロス対応、PA内守備に弱点、即ち、マーク外しやボールウォッチャーが頻発し、即、失点となるリスクがある。又、2列目や3列目から走り込みや、サイドカットインへの守備も、大きな穴がある。
④これらから、コンサの京都対戦対策は、
・415で、相手を押し込み、狭いスペースでワンタッチ・ツータッチコンビネーションで、5レーンの凸凹配置で、相手DFラインを凸凹化し、その引き出したスペースを活用した中央突破、サイドからのクロスは効果的。ルヴァン杯京都戦の中島2得点のサイドからのクロスも効果的。
・京都は、前向き守備は強いが、後方から走り込む選手、スペースに走り込む選手への対応に問題があり、ボール保持の中、後方からのダイナミック攻撃参加で、守備陣に穴を空けたい。
・守備は、攻守切り替え局面と、ウタカやイスマイラへの対応がカギ。ウタカやイスマイラのボールキープを潰す、縦のパスを通さないとの常時予測守備が、守備から攻撃に切り替わった瞬間、効果的な連動プレーで、京都狙いを阻止し、
また、ボールを奪われて京都が攻撃に転換の瞬間、即時ボール再奪還で、前掛かりの京都に、多くのスペースを突き、大きなチャンスとなる。
こんなに詳細・明確に、次戦プレー予測、宣言は、ホントに必要だったんでしょうか、と思う程、全面公開の内容となっています。
恐らくは、これは、
a.京都に、この対戦予想を外させるためには、[戦術転換やメンバー変換を意図するしか無い]との反応狙い。
b.京都に、弱点と過去2試合の欠点を公開指摘するも、即時・簡単に改善は不可能な内容ばかりで、「その弱点改善が果たせないジレンマを、選手と指導者、特に、監督に、深く自覚させ、試合前に混迷に陥らせる[高等戦略]」、、、と見るのは、かなり穿った見方でしょうか。
c.コンサ選手に「より高い意識での試合実践とさせる」効果や狙いもあります。
対戦対策は、明白で、公開までされ、あとは、選手がとことん徹底する事で、公開内容が現実となります。[より強い規律意識]は、間違い無いですね。
いずれにしても、コンサの京都戦対戦対策の基本は、この通りでしょうが、
これの上に、智将・ミシャは、[多彩選手による多彩ポジション配置による多彩多様プレースタイル]の想定不可能となる程の多数パターン・チーム編成型や、途中複数交代で、更に変化させる展開への完全な事前準備・対応策は、どんな監督やチームも、不可能です。
次戦は、益々、コンサの自由自在サッカーが炸裂です。
想定試合展開とメンバーです。
上記の対戦対策が嵌れば、決定機は多数構築に成功となります。
試合開始から、京都ビルドアップを狙うハイプレスで、京都陣深くでのショートカウンター、京都陣深くへ押し込み、全員入れ替わり攻撃参加の多彩多様攻撃で、中央突破、サイドからのクロス、DF裏スペースからの折り返し突破、サイドカットイン、反復サイドチェンジで京都陣を揺さぶりギャップ・スペースを作り出す攻撃、派生するリーグトップセットプレー攻撃が京都陣を襲い、多数決定機構築、そこで、決定力改善した多数シュートで、複数得点獲得を狙います。
狙うは、複数得点差勝利で、【3-0】を想定は当然です。
最後に、試合起用メンバーですが、
前節、G大阪戦スタメンメンバーは、少なくとも、次戦スタメン起用を回避となる選手は、
宮澤・駒井・菅野のベテラントリオは除外ですね。
ドドも、全体練習に合流も、未だまだ限定。
では、
[スタメン]
ミラン
青木 金子
菅 高嶺 荒野 ルーカス
福森 岡村 田中駿太
小次郎
[サブ]
中島・GX
西大伍・田中宏武・中村・深井
大谷
ミランと青木の攻守での活躍が決め手となりますね。
リーグ上位への道に入るため、絶対勝利しかありません。
全サポーターの総力結集を示し、厚いサポートで勝利を掴みます!
✳︎以前から、タイ代表・ブラザーズの獲得、本格化ですね。
6月の、契約満了タイミングを狙い、5〜6月、獲得交渉本格化は、1月頃予定の通りです。
1/9本ブログで、チャナティップの代替候補につき記載。
「MFスパチョーク・サラチャート(23)タイ1部ブリーラム・ユナイテッド(チャナの元クラブ)の下部組織出身。169cmと小柄ながら、トップ下をはじめ複数ポジションをこなす中、直近数シーズン主力選手。前シーズンはリーグ戦27試合に出場して2桁ゴール。今シーズンも、ここまで15試合中13試合に先発出場して2ゴール2アシストで、クラブ首位躍進原動力の働き。
又、2017年8月にタイ代表デビュー、W杯2次予選で全8試合出場の主力選手。スズキカップ(東南アジア杯)でも8試合中5試合先発出場。決勝戦第1レグで1ゴール1アシスト・2レグでもゴールをマークしスズキカップ優勝の原動力の大活躍。
正に、スズキカップMVPチャナに次ぐ活躍選手。
更に、FWスパナット・ムエアンタ(17)は、そのスパチョーク選手の兄弟で、16歳に飛び級でU18入りし、最年少得点を獲得の天才FWが居り、兄選手、更に、兄弟2選手合わせた、代替候補と、
タイ地元『ballthai』の報道では、
『スパチョークにはすでにとあるJリーグクラブが関心を寄せているとのこと。ただ、石井正忠監督率いるブリーラム・ユナイテッドはリーグ優勝を目指していることもあり、今季終了後まで同選手の放出に応じないが、タイ・リーグ1のシーズン終了後、レンタル移籍によるオファーを提示する準備をしている模様。『ballthai』もブリーラム・ユナイテッドと合意に達する可能性が高いという見解を示している。くわえて、タイ国内のSNSでは、スパチョークに関心を示しているJリーグクラブが北海道コンサドーレ札幌であるという噂』、との報道。』でした。
そろそろ交渉本格化、がリリースされたもの、ですね。
確実に獲得を成功させましょう!
2022年05月05日
昨日、G大阪・惜引き分けの味は、かなりの苦さで選手・スタッフの身に染みたものの様ですね。
ミシャや宮澤・高嶺の試合後コメントは、総じて口惜しさと明白な課題・問題点の指摘で終始しています。
残念な事に、昨日前線陣選手からの自省コメントは全く無く、<選手個々の問題認識の差>を感じてしまいます。
周りの選手や、チャンスメークなどに全力を掛けた選手は、
チーム連携プレーの各過程=[守備・ボール奪取→ビルドアップ→チャンスメーク→決定機・シュート得点獲得]で、完結する筈が、[ラスト場面・シュートで得点の失敗だらけ]には、
血と汗と努力が実らなかったプレーとして、悔しくて仕方がないものとなり、普通なら、ラストプレーの低レベルを指摘、指弾、即時改善を迫る、となる筈ですね。
最前線選手の改善努力不足が、追加するチームプレー完結・完成を妨げる元凶、と、チーム内で、険悪となっても不思議は有りませんが、サッカーは失敗率のスポーツ。サッカー界の標準基準も、シュート決定率は、20%もあれば、最高レベルとされ、80%失敗も当たり前。
対して、守備陣やビルドアップで、仮に20%の成功率・80%の失敗率ならば、守備崩壊とされ、完全否定とされるもの。この様に、プレー成功率には、ポジションにより、求められる基準=プレーレベルは、<大差の成功率>で、最前線プレーは、失敗は当たり前、が客観的基準とされているもの。
現在の、低シュート決定率も、そんな許容認識の中で議論されている訳ですね。
しかし、その甘さ・緩さこそが、原因や改善追求を弱体化させ、停止させるものでも有ります。
ミシャの昨日試合後コメント「マンCなら、100万ドルでFWを獲得してくれ、と言うだろうが。・・・」は、
「低シュート決定率の原因・改善努力は即効性は期待出来ず、無理だ。そのため、高いシュート決定力を持つ選手を獲得で、解決を図るしか無い。それが出来ないコンサは、永遠に改善は出来ない。」との意味では無い事は、皆さん自明の通りですね。
ミシャの保有トレーニングメニューには、最適な改善策は無さそうですが、それこそ、広い視野で、色々なトライを実践する中で、より効果が大きいトレーニング・メニュー開発で、可能となる、との事で有り、実は、そんな改善プログラムメニューは、既に存在しています。
以前より、再三記載している「タイ代表が、代表試合当日の会場内試合前最終トレーニングで、ラストメニューが、ゴールマウスの左右隅に、タオルを掛け、そこへ集中するシュートトレーニングを実施」していました。そのトレーニングシュートは、ほぼ全てが、そのゴール四隅のGKが届かないポイントは流し込まれ、圧倒的なシュート決定率を示していました。
TVのバラエティ番組での[ストラックアウト]の様に、ゴールマウスの中のどのポイントは、ボールを運ぶか、の発想のトレーニングメニューです。
又、セットプレートレーニングでは、プレスキックとそれに合わせるトレーニングに加え、そのこぼれ球や、ヘッドパスなどの連携プレーからのシュートなど[局面限定シュートトレーニング]も実施する事で、こぼれ球への寄せの意識とスピードと実践を形成出来るものとなります。
更に、同様発想で、サイドクロスやDF裏相手陣深くからの折り返しトレーニングでも、そのこぼれ球へのシュートトレーニングは、セットトレーニング同様、混戦のシュートレベル急上昇となるものです。
有効な、シュート決定率改善への、原因明確化、その改善策、その意識とプレー習得と習熟のためのトレーニングメニュー構築、その実施、が今求められている事ですね。
ミシャの真意・目指す所!
【シュート決定率目標 25%】への道!です。
ゴールマウスターゲットポイントを意識するシュートトレーニングと
混戦局面シュートトレーニングで実現です!
2022年05月04日
ミシャ流・師弟試合かと思いきや、弟子・片野坂監督は、同システム対戦を避け、監督就任前からのチームスタイル[4-4-2・基本形・攻守バランス型]での対戦を決断。
その意図は、①コンサビルドアップ阻止を図るハードハイプレスで、コンサ深くでのボール奪取・そこからのショートカウンターを狙う事と、②コンサの多彩多様攻撃を、自陣ブロック堅守で失点阻止する事でした。
しかし、実戦試合では、②の自陣ブロック陣の代償が、縦にコンパクトな堅守陣とすると、高い位置では無く、自陣・センターライン付近にしかならず、その位置からのハイプレスは、コンサビルドアップ位置まで距離が遠く、結局想定していたハイプレスは完全に機能せず、その分、コンサビルドアップは、余裕を持って、正確なパス出しに徹する事となり、①対策・目的は破綻。そのため、ひたすら、自陣ブロック堅守で失点阻止に徹する展開は必至でした。
前半、コンサの決定機は[9回]に対して、G大阪決定機は僅か[1回]と、コンサ圧倒の展開となり、失敗したPKを含めると、[3〜4点獲得]が当然でしたが、現実の結果は、両チーム無得点。
後半、FWとCBのセンターラインを交代するも、前半フィジカルダウンによる劣勢展開では無いため、戦術・対策を効果的に変更させられなければ、その交代効果は皆無で、コンサ圧倒は試合終了時点まで継続となり、後半コンサ決定機は[11回]で、試合全体では驚異に[20回]となり、今シーズン最多数達成となりました。
今日の試合内容は、守備のほとんど、攻撃は[ラスト1]以下、完璧なプレーを実現し、今シーズン最高内容は間違いありません。
しかし、決定機[20回]・シュート[26回]・枠内シュート[9本]に、文句も、これ以上望む事も無い筈なのに、得点が[5点]では無く【0点】は理解出来ない程、不可解な現実!
G大阪のオウンゴールがゴールポストで救われた2本まで加わって無失点。
[シュートの正確性]課題と言われますが、[正確性]は充分枠内数で達成していますので、ここの問題では無い、と言う事が証明され、問題が[正確性]では無い事が明確となっています。
では、問題点は、一点に凝縮されています。
答えは、
★【シュートターゲットポイント設定】の有無と、
★【枠内ターゲットポイントへのシュートプレーの意識と実行】に尽きます。
今、コンサは、やっと全体トレーニングに、[シュートメニュー]設定となり、シュートトレーニング実施となりました。しかし、その内容は、まるで、高校や中学と同内容。
ゴールにGKを立たせ、一応、シュートブロックを躱すシュートのトレーニング、の様ですが、
[本来のシュートプレー思想]が欠落している事になぜ気が付かないのでしょう⁇
それは、
[シュートは、
GKの、『届かない・タイミングとポイントへ流し込む』プレー]です。
今日のシュート全てが、<GKとDFの身体を目掛けたり、届くポイント>へのシュートで、
まるで、<GKやDFを的とする的当てゲーム>だらけでした。
ホントに、ゴールの隅を狙うシュートは、唯の1本も無かった事が、意味するのは、
【そんな意識、そんなトレーニングもした事が無い】と、コンサのシュートトレーニングは、無意味やほとんど意味を齎さない、形作りのトレーニングだ、と言う事です!
又、フリー状態で、綺麗なシュートトレーニングは、そんな稀有な局面は、試合でほんの僅かで、逆に、大半の決定機は、混戦やこぼれにある、との現実を無視したものです。
と言う事で、セットプレートレーニングで、プレスキックとそのキックに合わせる事しか練習しないセットプレートレーニングでは無く、そのこぼれ球を焦点とするシュートトレーニングが加わり始めて完全なセットプレートレーニングとなるもの。
又、混戦局面で、逸早くシュートポイントへのポジション取りとシュートプレートレーニングは、FWや前線選手なら、必須能力ですが、全くトレーニングが有りません。
「効果的なシュートトレーニング」を知らない、理解していない、指導陣の責任は大きいです。
現在の戦績・引き分けで勝利未達は、明らかな、トレーニング不足による、シュートプレーレベルの低さ、シュートプレー意識の低さ、と選手の認識不足と効果的な有効トレーニングの欠落が原因で
その改善が無い限り、延々と継続し続ける体たらくですね。
残る1ピースは、明白で、即座に改善出来、今シーズン目標達成に近づける、[ワンピース]!
シュートコーチや、攻撃選任コーチが設置されているクラブでは、とっくに改善済みの課題点です。
最後に、試合速報項目別数値を記載します。興味深く、驚異的な内容です!ご参考にして下さい。
コンサ G大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体 コンサから対比
支配率 47 50 50 53 50 50% 拮抗ボール占率G側
走行距離 56 55 111 57 57 114km★走り負け
スプリント56 83 139 87 73 158回 ★完全負け
決定機数 9 11 20 1 6 7回 ☆コンサ圧倒
シュート 10 16 26 3 6 9本 ☆コンサ圧倒
枠内数 4 5 9 2 5 7本
枠内率 40 29 34 66 83 77%★大きく劣後
決定率 0 0 0 0 0 0%
パス数 230 256 486 235 169 404本 ☆ややコンサ優位
成功率 80 76 76 79 71 71%
☆前半もコンサが激しく攻撃、後半は更にアップ
試合全時間、コンサ圧倒
コンサ選手別シュート内容
前半 後半 全体 評価
シュート数 枠内 シュート数 枠内 シュート数 枠内 精度
GX 4 1 1 0 5 1 △
菅 1 0 4 1 5 1 △
駒井 2 1 2 0 4 1 △
金子 2 1 1 0 3 1 △
ルーカス 1 1 0 0 1 1 ○
岡村 未起用 2 1 2 1 ○
青木 未起用 2 2 2 2 ◎
田中駿太 0 0 1 1 1 1 ○
高嶺 0 0 1 0 1 0 ×
荒野 0 0 1 1 1 1 ○
☆コンサのシューターは、10選手
★枠内精度 ◎1名 ○4名 △4名 ×1名で、△と×5名が、シュート枠内精度が問題。
シュート数の多さは、シュート意識を証明、しかし、各選手のシュート能力の低さが、大問題となり、トレーニングの内容と質の低さが露呈。
こんな試合でした。
2022年05月02日
さぁ!ミシャ宣言の「連休3連戦で勝点9・3連勝」で、低迷戦績を一気に挽回となる「シーズン分岐点」構築にトライし、何とか、その第一戦に勝利し、連勝でとのトライ成功を果し、今シーズン・反攻期間突入の3連勝成功の足掛かりを達成させる闘いです。
ミシャが、そのトライを決定・決断するに至った主因は、「チームコンディション・リカバリー」で、故障やパフォーマンス低下で離脱していた選手の相継ぐ、チーム復帰・再合流を得られた事で、今シーズン・最低レベルに未だ低下していた、チーム戦力が急速回復となり始め、同時に、その異常期間を支えた「サブ選手・戦力の急上昇」が加味された、W要因によるもので、二重効果は相当な急上昇を見込める、との計算・予測ですね。
しかし、前試合は、湘南スタイルを変化させ、昨年戦力の流失を阻止し、効果的補強でチーム整備をするも、低得点力が原因で、リーグ最下位・降格圏に居る「湘南」に、「走る・闘う」は、後半20分まで限定で、その後は「走力・フィジカル低下、守備型戦術」を選択し、【1ー0】の勝利との結果は、
従来型の「超攻撃型」とは、異質・別チームとの内容でした。
その原因は「宮澤を試合全時間、深井も出来るだけ長時間出場」とし、守備に弱点のある「福森」を変更、CBラインを「プレー予測と対人守備力」を強化し、「湘南の試合終盤・走力勝負」に対抗させる、との対抗策によるものでした。
吉原宏太’sアイでは、試合分析を、「湘南戦はボール保持率が52%とほぼ互角だった。その数字はむしろいいのではと思っている。ポゼッション率で試合が決まる訳ではないし、60や65%になった時は、むしろリスクを冒していないと言える。相手もボールを持つというのは、それだけチャレンジできているということなのだから。 ミシャサッカーの真骨頂は、ボールを握るだけでなく、勇気を持ってつなぐこと。失う場所が悪くなければ、取られたって問題はない。保持することに力を酷使するのではなく、自分たちの強みが出せるタイミングで勝負する。」としていますが、
これは、分析・理解不足ですね。
ミシャサッカーの真髄は「ボールをつなぐ事」だというのは間違いで、正解は「可能な限りボールを保持し、相手にボール保持時間を徹底して減らす事が、相手攻撃を制限・静止し、自チームが、意図的に、攻守プレーとする」との【ポゼッションサッカー】原則です。
そのため、例えば、いたずらに・意図的に「ボールロスト」の可能性の高い「相手守備陣へのロングボール・放り込み」は、主戦術に成り様が無く、その場合も、ロングパスとして「成功」するプレーのみしか、許容しません。
ボールロストを前提とするプレーは、主戦術からは除外され、「ビルドアツプへの強烈ハイプレス」など特殊局面だけに限定されるスタイルです。
宏太のコメントは「ミシャスタイルでは無く、堅守速攻が良い」との、個人的嗜好・思想です。・・「ミシャは・・・」などと言うコメントは、よく理解し、正しい内容のみにしてもらいたいもの、と思ってしまいました。
・・・かなり、横道に逸れてしまいましたので、本線に戻し。
1.対戦チーム「G大阪」現況
対戦相手「G大阪」は、新監督の「片野坂スタイル・ミシャスタイル変化形」に一気に変わるのでは無く、従来スタイルとの混合が続き、「最新流行・特定戦術追求」クラブとは別路線。戦術・スタイルが特徴の片野坂監督との相性は今ひとつという所。
宇佐美・東口・倉田とチームの中核・中心選手が故障離脱となり、定着していた従来型戦術も、今ひとつ、想定パフォーマンスには、大きく乖離するチーム戦力しか出ていません。
実際、システム・フォーメーションは、片野坂スタイル【3-4ー2ー1】4試合・従来型【4ー4ー2】6試合と、分離・バラバラの状態。
という事で、現在の戦績は、
順位14位 勝点10 2勝4分4敗 得点12・失点15・得失差△3
と、昨年順位13位 得点33・失点49・得失差△16 の低迷を払拭・挽回する事も失敗の、極めて深刻な状態で、このままの状態なら「早期監督解任」も想定されて来つつある所。
リーグ戦・直前5試合は、「1勝2分2敗で2連敗中」、得点5・失点6も、名古屋戦3得点の固め取りで、残る4試合では「2得点であり、直近2試合連続無得点」と、得点力不足が継続しています。
想定される試合展開ですが、これまでのシーズン・両チームデータを記載すると、
G大阪 前半 後半 合計 コンサ 前半 後半 合計 両チーム対比
シュート39 45 84 シュート40 52 92 コンサ優位
得点 3 9 12 得点 3 6 9 やや劣後
被シュート45 67 112 被シュート37 49 86 大きく優位
失点 6 9 15 失点 3 8 11 大きく優位
直接FK 62 67 129 直接FK 59 63 122 ほぼ拮抗
間接FK 6 7 13 間接FK 9 6 15 ほぼ拮抗
CK 18 18 36 CK 18 22 40 ほぼ拮抗
・攻撃では、コンサが優位で、シュート数優位も、決定力の差で、得点数はG大阪優位
・守備は、圧倒的にコンサ優位。守備力は大差。
・FK・CK数はほぼ拮抗。
○両チーム共に、後半攻撃活性化。しかし、G大阪は、バランス偏重の攻撃活性化で、その代償として、中盤・最終ライン守備は大きく低下し、破綻状態。コンサも同様傾向はあるも、前半得点・先制した場合は、同傾向は低下し、守備力を維持している。
この通り、コンサは、前後半共に活性化。しかし、G大阪は、前半低調・後半攻守バランスを崩し、攻撃活性化するも、それ以上に守備破綻との展開、と言う事が分かります。
次戦も、同様展開が濃厚です。
しかし、G大阪個々選手能力は、代表経験者や同クラス選手が多数で、[1:1・マッチアップ力]は高い選手揃いです。そのため、資金を掛けた豊富な選手層を持つチームと称される事となっていますね。
しかし、現代サッカーの[戦術上プレー]の組織プレーに対しては、数的劣後となって、結果は[マッチアップ負け]だらけとなる事は、これまでの戦術軽視のチームスタイルにより、個々選手の入れ替わりや流出で、全く[積み重ね]とならない歴史の代償と言えるものですね。チームスタイル構築や改良は、下位目標とし、主目標は勝利しか無い、との「勝利至上主義」では、選手の成長も、個々領域に限定され、チームとしての、スタイル構築や完成とは無縁にしかなり得ない、との結果が、現状となっています。
<優れた個々能力だけでは、チーム・組織連携力の、強度・スピード・多数選択肢に撃破される>と言う事です。 あくまでも、現代サッカーでは、[優れた戦術選択]の上、戦術を最大実践結果とするための[豊富なトレーニング]と【戦術に最適や適正能力を持つ選手獲得]との、ステップこそが、チーム成功の絶対条件である、との命題そのものです。宝の持ち腐れ、、と言う事が、現在と言われても言い返し様が無い所、、、ですね。
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
いよいよ、宮の沢練習場も、公開練習となり、サポーターと、サッカー関係者の注目の中トレーニング、とのサッカーの日常のひとつが、戻りました。それは、サポーターと、選手や指導陣との直接対話やサポートとなり、選手のトレーニング意識が強化され、トレーニング効果もアップは間違い有りませんね。同時に、対戦相手チームへ、直接情報が届く事となり、より正確な情報により、より適正となった対戦対策が待っている、と言う事になります。
どの選手が、どんなプレーをするかは、事前に、敵の知る所となった、と言う事です。
元々、トレーニング公開を原則とする、ミシャに取っては、互いに正しい情報を認識し合い、しっかり対戦対策を準備し合う事こそ、両チームのプレーレベルを上げ、突いては、試合レベルを上げる事、即ち、[互いに最善を尽くした勝負とする]事こそ、互いのサッカーレベル成長・上昇となる、との信念によるものですね。逆に、ひたすら隠し、相手の意表を突き、混乱によるパフォーマンス低下を狙う、との戦略こそ、姑息で卑怯な、そして、真の対戦を出来ず、真の自チーム成長に繋がらない、勝利至上主義に毒された姿、となります。
コンサは、<正々堂々、真の勝負を追求するチームだ>と言う事です。
コンサの戦術選択は多様・多彩ですね。
そのため、相手チームの対戦対策は、試合開始まで相当迷う所でしょう。
出場選手が事前発表となっても、多様ポジションのポリバレント選手だらけで、始まるまで、時には、始まっても、途中変更で、誰が、どこで、どんなプレーや戦術を実施するのかを、迷い、最適対策は、多岐多彩となってしまうため、到底全てを準備する事は不能で、対戦対策準備のレベルは、準備外と[下がる事必至]となる訳です。しかし、時には、[決め打ちして来た、少ない数の対策]が、ぴったり嵌り、コンサ戦術が[暫く機能低下]となる局面も有りますが、大半の場合は、準備不足となる訳ですし、嵌った場合でも、試合途中の修正や変更で、再び、事前対策機能喪失や低下、となる訳です。
直近のコンサ戦術は、
オールコートマンマークと特定コートマンマークの使い分け型マンマークプレッシング戦術、
マンマーク型ハイプレスとゾーン型ハイプレスの使い分け、
コンサ式(ポストへのロングパスからのショートカウンター)ミシャ戦術、
具体的には、ビルドアップも、コンビネーションとドリブル持ち上がり型と前記コンサ式のロングパス型を使い分け、
コンビネーションやドリブル・スルーパスの中央突破、両サイドとDF裏スペースへの侵入・サイドチェンジや同サイドパス、ドリブルやコンビネーションによるサイド突破と深い位置からの折り返しパスやカットイン、
ボール奪取位置も、自陣ブロック守備・中盤のボール奪取はリーグトップレベル・前線ハイプレスもリーグトップレベル、
最終ラインも、そのメンバーが頻繁に変化し、激しい上下となり、オフサイドラインも、最も掴み難い守備、
ラストが、全てに派生するセットプレーと、攻守の戦術自体、多数多様で、その実施選手が入れ替わると、最早、相手プレー予測や想定、まして準備は不可能、となる訳ですね。
何度記載しても、その凄まじさ、多彩多様内容、その一つずつがハイレベル、となり、関心してしまいますね。
最近のよくあるスタイルでは、
試合開始から暫くは、オールコートマンマーク・マンマーク型ハイプレス、
そこから、攻勢となれば、コンサ式ミシャ戦術、ボールロストで被カウンターとなると、マンマークと、リトリートのコンサ式ミシャ戦術、ビルドアップからの遅攻もあれば、コンサ式のロングカウンターもあり、先制点や得点獲得した後半途中の選手交代からの、戦術転換も多く、敗勢や同点局面なら、より攻撃バランスで得点奪取を促進、逆に、コンサ勝勢なら、攻撃バランスを下げ、守備バランスを増加し、コンサ式ミシャ戦術を自陣ブロック守備を布陣し、ボール奪取からは、ロングカウンター狙い、とするものですが、起用選手によっては、パスサッカー型とハイボール勝負やプレス攻撃型、また、中島大嘉なら1点狙いクロス攻撃も有ります。
想定試合展開です。
一部前記済みですが、
試合開始から、両チーム・ハイプレス合戦となるも、ボール奪取位置の高低、相手ビルドアップ選手への距離で、強度とスピードに大差となり、コンサハイプレス勝ちから、G大阪ゴール前でのショートカウンターからの決定機が複数発生、その中で、冷静シュートで先制となれば、そこから、コンサハイプレスの威力で、G大阪のハイプレス消滅・G大阪陣で守備スタイル選択・プレーとなり、
ここから、コンサ攻勢継続で、多彩多様攻撃で追加点奪取を狙い、時々、ボールロストからの被カウンターも、事前想定の守備ラインで潰し、コンサ攻勢継続で、前半1-0、又は、2-0で、ハーフタイム。
コンサ優勢の中、後半戦開始も、直後に、G大阪が対戦戦術を修正し、コンサビルドアップ狙いのハイプレスと、カウンターでCB脇スペースへの放り込み攻勢を意図と想定され、この対戦対策を逆用し、G大阪のハイライン狙い、攻撃バランスとなり数的不利となる最終ラインのビルドアップやミドルパス出しの瞬間を狙うハイプレスで、強度とボール保持の瞬間タイミングチャージのスピードアップで、ボール奪取し、DFの最終ライン突破の決定的カウンターは、絶好の局面となり、追加点奪取の大チャンスです。
後半25分頃、複数選手交代で、運動量を活性化し、複数得点差となった場合は、リスク減少のコンサ式ミシャ戦術の守勢スタイルで、ブロック堅守・ボール奪取からの速攻スタイルで、失点阻止と追加点奪取を狙い、
僅差や同点、更に劣勢の場合は、攻撃スタンスを上げ、マンマークハイプレスをフルパフォーマンスで、球際強度とスピードをアップし、相手陣深くでのボール奪取の攻撃型守備からのショートカウンターを頻発し、コンサ攻勢継続では、多彩多様パターン攻撃で、得点奪取を狙います。
どちらにせよ、その時間が分岐点となり、堅守速攻スタイルか、より激烈攻撃スタイルとなります。
最終試合結果は【3-0・複数得点差勝利】の完勝を成功させます。
最後に、試合起用メンバーです。
現時点での起用予想は、以下の通りですが、明日修正必至でしょうね。
それ程、可能性と選択肢は、多種多様で複雑と言う事ですね。
では、
[スタメン]
小柏
GX 金子
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
[サブ]
ミラン・中島
青木
西大伍・荒野
岡村
小次郎
✳︎金子は、全体練習合流ではありますが、
トップパフォーマンスには、程遠いレベルでしょうね。
その場合は、金子⇔荒野 で、サブには、深井を起用ですね。
十分勝てるメンバーですね!
アウェイの地に、明日午後の前日移動ですが、サポーターの総力結集し、連勝を成功させるサポートに邁進しましょう。
★以前より、病床にあったオシムが逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。
現在の、Jリーグは、オシム前・オシム後で、大きな転換となり、その起点・原点こそ、オシムサッカーとその思想ですね。ミシャも、ミシャチルドレンを多数持つ「サッカー教育者」ですが、そのミシャこそが、【オシムチルドレン】で、現在のミシャ戦術の根幹・真髄は、オシムサッカー・[シンキングフットボールと走るサッカー]にあります。今回の訃報にあたり、ミシャからは「サッカーの流れを読み、その流れに沿った新たなサッカーを作るスタイルや思考こそが、オシム先生の最大の教えだ」とのコメントでしたが、進化するミシャ戦術こそ、その解答で、実践だと言う事を証明しています。
それ以外、日本の多くのサッカー関係者に、深刻な、根幹に至る大インパクト、衝撃を与え、大きな成長を実現した選手や指導者は、計り知れない程となりますね。
惜しむらくは、日本代表監督として、長期間指揮・指導されたのならば、日本サッカーのレベルは、遥かに高く、魅力的なものだったであろう、と言う事ですね。
オシムが育てた選手や指導者は、リーグを作り、成長させ、これからも、更に進化させていく事でしょう。
それこそ、オシムへの一番の手向け、花束となります!
オシムチルドレンの活躍に期待しましょう。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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