2021年06月30日
衝撃的な大敗を契機に、大きくスタイルチェンジは、何回も重要な転機試合を重ねて来たコンサは経験しています。
現在突き付けられた[昨年横浜FM初回対戦で誕生の、ゼロトップ型・オールコートマンマークプレッシング戦術]の是非、修正、への試合対戦上での回答に、どんな答えを出すのか。
前節鹿島戦で、最適なコンサ[荒野ワントップマンマーク戦術]対策を、大勝の試合結果と共に、リーグに公開され、以降の対戦チームの絶対材料・情報として、多数チームが習得することとなりました。
その内容は、
①超攻撃型守備想定[オールコートマンマークプレッシング荒野ワントップ型]は、
・既に、走力セーブスタイルに変更し、その結果、試合フィジカル維持の代償として、マンマークハイプレス頻度大幅低下→相手ビルドアップやパス交換を許す、
・チャージタイミングと強度大幅低下→ハイプレスやパス交換阻止大幅低下→ハイプレスからのショートカウンター機会が大幅減少=決定機構築数激減=シュート数激減=得点力大幅低下
・チーム下位レベルシュート決定力の荒野ワントップで、チーム決定力低下=得点力大幅低下
②①から、コンサ強度上昇が、開始直後・飲水T明け・後半開始直後・飲水T明けの4「入り」局面に限定されている事から、
そこで、走り勝ち・走力アップとし、数的優位で、コンサマンマークハイプレス、そこからのコンビネーションパス交換、サイド展開を阻止し、最終局面では、ゴール前に数的優位ブロックで、ハイプレス〜ショートカウンター〜得点獲得、を不発とする。
③①の通り、マンマークハイプレスをセーブ局面で、自陣からのビルドアップ可能となり、コンサ守備の弱点〜DFラインへのハイボールと、コンサSHの裏のスペースと低カバー力を突く、短多数=スピード攻撃のロングフィードやサイド突破で、マンマーク守備の最大弱点=個を外されると一瞬にノーマーク・フリー局面で、フリープレーを許す事態を多発させられる。〜福森の予測の無さ・ポジショニング誤り・ブロックプレーサボり・低守備プレーレベル、ルーカスや菅の高さと体幹弱さ・標準スピードでハイスピード対抗負け・標準守備プレーレベル、宮澤の標準レベルでスピード負け、が相手攻撃陣のターゲット・狙い目です。
④全員攻撃=全員シューター=全員シュート力必須にも拘らず、選手個々のシュート力は極めて深刻レベルで、かつ、有効なトレーニングも存在していないため、決定機局面も、大半得点阻止と出来る基本シュート阻止プレーが絶好〜数的優位の複数守備・ブロック守備で、シュートプレー阻止・シュートブロック、初歩的タイミングシュートが大半でブロックプレータイミングを極めて合わせ易い、と得点獲得を狙う攻撃選手の基礎能力の問題で、相手守備陣は、決定機局面は沢山あっても、シュートさせない、シュートしても、得点獲得とならない守備を用意です。
これら、多数課題は、ここまで持ち越して来た、継続課題で、謂わば、これまで改善・解決努力を怠って来たツケが到来した、との事態と言えます。
どれも、改善・解決するには、大小の転換が必要なものです。
今が【転機】の理由です。
改善する順番・手順課題は、
①②③対策
「走力セーブ」によるフィジカルバランス戦略の放棄・転換
⇒ コンサがリーグ最強守備と恐れられた理由が、マンマークで<常時マーキング>で、一瞬も緩めないタイトマーキングで、パス交換が極度に阻止され、サッカーの根幹=パス交換阻止・制限の絶大威力の驚異・衝撃でした。その根幹の<常時マーキング>を<随時マーキング>に変更は、試合の中、選手達から産まれたものでした。その変更の要因〜試合状態は、コンサ勝勢=得点勝ち状態で、試合終盤、相手ラスト攻勢を阻止・躱し切るチームプレーとして、ハイプレスでハイライン・高い守備陣の攻撃スタイルを、自陣ブロック守備に変化させる、との内容でしたが、何を勘違いしたか、勝勢局面での逃げ切り特殊スタイルを、試合全時間実践、との愚挙・愚考!
更に、智将ミシャ・コーチ陣が何故それを許していたのか、⁇不可解ですね。
本来の、<常時マーキング>で、<試合後半5枚替えの選手交代スタイル>で、コンサのリーグ最強守備の復活となり、走力課題も解消、更に、ハイプレスからのショートカウンター増加=決定機急増=より決定的なシュート急増=確実に得点急増、が見通せます。
④対策
短期間なのか長期間なのか改善不可能かは、有効トレーニングの有無次第で、コンサの指導・育成力を真っ正面から問われる課題。
尽きる所、
・以前より再三提起する【特別トレーニング】か、
・一気に改善となる優秀ストライカー獲得、しか対策は有りません。
新戦力獲得が、資金源をロペス売却の移籍金とし、巷で話の「4億円」を活用する戦略とすると、ロペス確定後、新たに候補アップ・交渉開始となり、現在、最激戦時期となっているストライカー獲得は、資金源が有っても、極めて困難となり、仮に獲得可能となっても、実現・実戦投入時期は、遥かに遠い、秋以降しかありません。
現在対策としては、最遅延対策で、最悪対策との批判は免れないものです。
現実的にも、シュート集中トレーニングのみが、最適対策である事は、間違え無いもので、トライしない理由は全く不明であり、無責任極まり無い選手管理と断するものです。
以下、簡潔に対戦予想を検討します。
1.対戦チーム「徳島」現況
現在戦績は、
順位15位 勝点19 試合20 5勝4分11敗 得点16失点25得失差△9
は降格圏寸前で、前年シーズン、J2最強戦術と評価された【ポジショナルプレー戦術】を、シーズン当初発揮し、強度ハイプレスでボール奪取からのショートカウンター戦術が炸裂し、順調スタートを切るも、逆ハイプレスでビルドアップを狙われ、ショートカウンターからの失点多発で、守備崩壊状態となり、一気に順位転落。
ここ10試合戦績は、1勝2分7敗 5得点15失点で、
試合平均 得点0.5 失点1.5 と、得点不足・失点阻止失敗で、5試合勝利無しの最悪状態。しかし、柏戦5失点大敗以外は、1点差勝負で惜しい競り負け試合結果。
失点パターンは、相手ハイプレスで、DFラインのビルドアップでミスからボールロスト〜失点が典型で、ビルドアップ失敗での失点パターン。個々DF選手の問題とも言えますが、昨シーズンの、ミシャスタイルの、可変スタイル〜ボランチがDFラインまで降りボール回し参加型ビルドアップから、今シーズン新監督の、ボランチ参加無く可変無しの、GK参加型ビルドアップへの変更で、ビルドアップ選手が限定され、ビルドアップ安定性を低下させた代償です。
一方攻撃も、頼みのストライカーFW垣田が、昨シーズン17得点の所、今シーズン3得点に甘んじる状態で、垣田原因と言うより、垣田へのラストパス急減が主因で、2で通用したパスコンビネーションが、J1守備には通用せず、唯一クロスのみに限定されているためで、簡単に改善・解決不能状況です。結果、シュート数半減し、リーグ16位まで激減し、当然得点半減となったもの。
チーム特徴である、ボール保持率・支配率リーグ2位、パス数8位で、ボール保持時間拡大が相手攻撃時間減少・自陣攻撃時間増加との戦略・思想ですが、パス占率からは、
ロング ミドル ショート 2020比
徳島 12% 41% 45% ショート4%→ロング・ミドル化
2020 11 39 49
(コンサ13% 37% 49%)
とショートパスから、中・長化は変化。ボール成功率は、昨年84.8%⇒今シーズン80.7%と大幅ダウン。パスサッカー徹底から変化が表れています。
次戦コンサ対戦も、
徹底ハイプレスで徳島ビルドアップミスや甘さからボール奪取成功〜ショートカウンター決定機多数回獲得〜複数得点獲得を狙うもの。
又、ブロック・ゾーン守備よりも、タイトで厳しい球際となる、コンサマンマークプレッシングで、途中パス交換を阻止〜ボール奪取〜ショートカウンター決定機〜得点獲得を狙うもの。
全てのキーポイントが、コンサのオールコートマンマークプレッシング強度に懸かるもの、と言う結論となります。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
ここまでの通り、コンサは現行スタイルからの変身・モデルチェンジのタイミングとなっています。
新スタイルは、最強戦術強度の復活・再来となり、かつ問題点を解消するとの両重要課題改善を両立させるもの、となりますが、意外に、そんなに複雑なものとはならず、1選手起用と戦術選択で可能です。
新スタイルは、旧[荒野ワントップ型フィジカルバランス・マンマークプレッシング]⇒
新スタイル【小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシング戦術で試合スタート、後半フィジカルダウン前に、複数替えの選手交代で、試合終了まで走力・プレッシング強度を低下させない】
詰まり、ワントップの「小柏」起用、フィジカルバランスのマンマークプレッシング強弱排除し、試合中全時間、選手最高パフォーマンス維持で、走り勝ち・球際強度の闘い原則を厳守・徹底、と言う事です。汗と闘志と連携チームプレーに徹する、コンサの原点に回帰ですね!
<どうやるか>は全選手が経験済で、直ちに実践出来、極めて現実的な内容です。
戦術は、
①小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術 で、超攻撃型守備から攻撃は連動の一体戦術。徳島の生命線〜ビルドアップとパス交換を、徹底して阻止し、ボール奪取をし続け、結果、ボール支配率勝負にも、大差勝ち、更に、ボール奪取からのショートカウンターで決定機を大量構築し、多数シュートから、複数得点獲得の得点獲得勝ちの必勝態勢とする。
②徳島ボール保持成功からの攻勢も、基本、マンマークプレッシングで、常時ボール奪取を狙う。
③後半途中、選手交代期に、勝勢態勢構築すれば、コンサ式ミシャスタイルに転換し、複数得点差を維持し、自陣ブロック守備〜自陣ボール奪取からの攻撃切り替えから、戦術展開。 との内容を想定します。
試合展開は、
両チームのハイプレス勝負から試合開始ですが、
徳島〜ゾーン型ハイプレス・ハイライン VS コンサマンマーク型ハイプレス 対戦で、マーキング対象近くで、常時マンマークプレッシングのコンサハイプレスが、ゾーン型でマーク対象との距離間がある徳島ハイプレスに、チャージスピードの決定的な差で、コンサハイプレス成功多数、徳島ハイプレス殆ど失敗、との結果で、勝負が尽き、
一方、徳島ビルドアップで破綻・コンサボール奪取が多発し、一気に、コンサ、多数決定機〜シュートの攻勢時間帯が構築。
決定機で、小柏始めとした、沈着冷静シュートプレーで、早い時間帯に複数得点獲得、との展開となり、コンサが、常時マンマークプレッシング強度を緩めない限り、圧倒的な試合展開で、更なる追加点獲得を目指す展開。
途中コンサフィジカルダウンの前の早い複数選手交代で、フィジカルレベル維持により、マンマークプレッシング強度を維持し、後半、複数得点差で、勝勢局面に限り、守備バランスアップ・コンサ式ミシャスタイルへ転換、スペースやギャップを埋め、複数守備と、ボール奪取からのカウンターへ変更、試合終了、
との展開を想定です。
最終試合結果は、【3-0】完勝!予想です。
試合想定メンバーは、
スタメンの試合開始時は、
小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシングが可能選手です。
小柏
チャナ 荒野
青木 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブに、最運動量選手の
小柏 ⇄ 中島
チャナ⇄ ドド
青木 ⇄ 菅
金子 ⇄ ルーカス
岡村、柳、小次郎
の布陣!
3.新戦力⁈
浦和FW・興梠獲得の正式オファーとの、電撃リリースが衝撃を及ぼしています。
現在、多数回決定機を得点化困難を打破する、高決定力FWで、決定力不足改善、
更に、大きな効果が、ミシャスタイルを熟知する興梠により、
全員攻撃で全員シューターのコンサ現状で、全選手のシュート基礎力習得が急務の所、
リーグ最高シュート理論・意識・判断・技術を持ち、指導力も保有する唯一のFWとして、絶好の候補選手です。
しかし、<引退は浦和!引退後は浦和育成意向>を何度も公言し、地元には店舗展開までしており、浦和で、<最も移籍の無い選手>の評価を受けている興梠選手の移籍実現は、かなり厳しい!との観測が多数派です。
果たして、如何になるか⁇ 大注目の的ですね。
2021年06月28日
事前対戦想定を大きく上回る衝撃的試合内容・展開、そして結果は、現実からの<ダメ出し>を突き付けられ、コンサの頭と身体〜理解認識と実プレーを強制的に、停止させる事となりました。
久々の大敗・完敗に見えますが、コンサの根幹戦略・戦術・個々選手の継続現存課題・弱点を、現実の形にして、明白としました。詰まり、ここまで解決を棚上げや放棄して来た課題・問題・弱点を当たり前の様に突かれ、そのまま形にされたもので、コンサの努力不足・追求姿勢の甘えを現実にされたものです。
ここまで露出されれば、真剣に取り組み、改善するしか、コンサに道はありません。
<ターニングポイント>が到来です!
相馬アントラーズは、そのポイントを単刀直入に突いた訳で、的確な分析力と最適対策力は、流石でした。問題は、そのポイントが、最早明白となり、以降の対戦チームの的確指針・方法となった事です。即ち、これからの対戦チームは、今回鹿島のコンサ対策を教本とし、コンサ撃破を狙う事態に変化した訳です。
もう一度書きます。
<ターニングポイント>が到来です!
では、その、明白とされたポイント〜継続未解決課題・問題・弱点は。
(1)戦略
①中軸CF消滅の解消〜最新基本戦術「コンサ式(ミシャ戦術)」の根幹の、ポストからのショートカウンター展開で、相手ハイプレス対策ビルドアップ能力構築が、消滅。
②問題・課題改善姿勢・実施の放置体質〜選手獲得で解消を公言する姿勢・戦略は、既存選手の意識認識・個々課題改善の低評価・無評価となり、改善を大きく阻害。また、選手獲得の前に、選手育成・成長で、この差をカバーする、との戦略と大きな乖離。
③指導層=コーチ陣の能力不足〜改善姿勢と実践の欠如の根幹が、コーチ陣能力不足にあり、典型的課題が、シュート決定力で、全員攻撃=全員シューターとなるコンサの選手シュート能力の低さ〜適正理解・プレー技術・トレーニングのどれも、皆無で、指導出来ない事態! 正しい指導とトレーニングを出来るコーチは、ゼロです。同様に、フィジカルコンディションコントロールも、コンサはリーグ最低レベル。現在のAI・科学的コントロールは皆無で、下位カテゴリーレベル。
(2)戦術
①現在主戦術[荒野ワントップ型オールコートマンマークプレッシング戦術]が問題なのか、その実践に問題が有るのか、そのどちらかですが、正解は、両方ですね。
〜〔戦術上の弱点〕は、正に「ワントップ・荒野で能力不足部分」です。ズバリ!高さ不足とポスト不能、シュート決定力に尽きます。その前に、荒野本人、CF経験も無く、ポストプレーの認識・理解、技術、トレーニングも皆無です。その選手に、求める事態こそが、戦術上必要能力選手を大きく外れた選手起用では、戦術上の誤り、問題となっています。荒野ポストプレーは完全消滅させ、[コンサ式]封印はあまりに、大きく戦術強度を低下させ、コンサのストロングを消してしまいます。
〔実践上の弱点〕は、「走る・闘う」の試合三原則中の根幹2原則の大幅低下です。
「走る・闘う」は、
走行距離値
昨20節111km(相手115走り負け×)<18節121(×)>17節111(-ドロー)<16節117(×)となり、現在徐々に低下し、110kmで、対戦チームに走り勝ちなど有り得ず、走り負け傾向。ちなみに、ロペスワントップ型だった、10節横浜FM戦は、122kmで、リーグ上位で、走り勝ちレベルでした。
スプリント値-闘う数値
昨20節159回(××)<18節221(○)>17節175(×)>16節164(-)
同様、ロペスワントップの10節210(×)で、明らかにスプリント値が大幅減少し、闘う根幹の寄せスピード大幅低下です。
両項目共に、共通して、「大きく走力低下し、荒野ワントップのイメージとは真逆の低走力現状!」です。 全プレーの根幹が軟弱化となっています。
この原因は、荒野ワントップ型継続の中、<フィジカルバランス考慮し、ハイプレスとマンマークプレッシングの省力化こそが守備安定化>との図式が浸透と完全にリンクです。
詰まり、オールコートプレッシングも、マンマークハイプレスも、試合フィジカル維持となる【行く所と行かずに待ち構える所の使い分け】戦略で、試合強度をハイテンション継続型→強弱バランス・フィジカル配慮型とした瞬間、相手はのプレッシングを緩め、フリープレーを許す展開としたもので、
リーグ最強・プレッシング強度・球際強度・ボール奪取数が弱体化し、更に、疲労感が早い選手の単独緩和は、頻繁に、緩手・甘いプレー・ボールロストとなり、
昨夜は、その殆どの機会を得点に繋げられ大敗となったもの。福森が自覚し、甘過ぎるディフェンスプレーを反省してますが、その前に、所謂、怠け癖、走らず、寄せず、プレー後の動き停止だらけの、サボりプレーが原因ですし、その考え方が根本原因です。駒井、荒野の3人は酷過ぎで、サボりだらけ。これでは、勝てる試合も落とすのは当然。ミシャの激怒が目に見えます!
②オールコートマンマークプレッシングは、ここ数試合、ほんの一部だけで、本来のコンサプレーから大幅低下させ、実際に実施していません。特に特定選手の意識と試合責任の自覚の低さが、エゴプレー、独りよがりプレーを平然と行わせ、そのまま、指摘も当然改善もないまま、試合日程経過をさせています。
(3)個々選手
①戦術理解がチーム全員の大課題ー現在→戦術実施の規律意識・責任意識が問題化で、
特定選手の規律意識・実践意識、実践が、試合内容のムラ、レベル差の元凶。
走らない、スプリントせず闘わない、ポジショニングもしない、当然、想定プレー不能となっているものです。
荒野、駒井、福森がその対象で、それ以外選手の規律=戦術実施・徹底度と、大きく乖離し、試合中、何度も言い争いや、強い指示=怒鳴り声が飛び交います。以前は、的確なアドバイスで埋められていた筈が、酷い状態に変化しています。
試合途中、しばしば、調整や話す姿が多発していますが、殆どが、戦術積極性とその方法ですね。
②全員攻撃=全員シューターですが、シュート力、決定力を持つ選手は極めて少数で、大多数が、低レベル選手ばかりです。問題は、シュートプレーが、純粋に単独プレーで、その全てが個々選手の個別能力だ、と言う事です。即ち、個々選手が自分で問題意識も持ち、自主的トレーニングで能力を獲得、しか方法が無い、と言う事です。
しかし、そのまま放置し、選手の勝手任せとする程、軽く、簡単な問題では無く、チームの浮沈・将来、そしてその中の自分自身に直結となる重大課題だ、と言う事で、到底放置可能な課題ではありません。
コンサの指導層のレベルの低さを思い知らせるポイントです。
この様に、ポイントが極めて明白、かつ、重大で、コンサにスタイル変更を強く求められる事態となりました。
荒野ワントップ型マンマーク戦術は、主戦術から脱落し、新スタイル構築・実施となります。
ドドワントップか、中島抜擢型、試合途中で、バランス調整の戦術強度急減の現行・省エネスタイルは排除。
2021年06月23日
他チームは、ルヴァン杯、ACL試合も重ね、「中3日日程」リーグ戦・19節の水曜日試合で、代表組は復帰するも、五輪組長期離脱のまま、主力選手離脱、更に、Wワイドて、シーズン終了後の、選手層整備期間であり「夏の移籍市場本格化」で、主力選手突然離脱も重なり、選手層、フィジカルコンディション、チーム構成力で、混乱状態のチームが多発です。
そんな中、我らがコンサは、C大阪・ACLグループリーグ戦入りのため、対戦19節試合が延期となり、水曜日試合日程は消滅。前試合から「中6日」通常日程で、試合疲労・コンディションを最適に解消・改善、通常通り対戦準備が可能な期間・時間で、最適準備を実施しています。
直近リーグ状況は、代表日程を取り上げ終了、五輪日程とACLグループリーグ戦を中心に、リーグ戦・ルヴァン杯・天皇杯が絡む日程で、同時に、前記「夏の移籍市場本格化」で主力選手離脱と獲得動向で、チーム力〜全体選手構成力・戦術変化対応力・シーズン課題対応実績・選手疲労等コンディション・連携組織力変化、が変動し、プラス方向もありますが、マイナス方向チームも多数となっています。
劇的対応として、監督交代を決断・実行したチームは、
J1で、横浜FM・G大阪・横浜FC(早川知伸)・鹿島の4チーム、
下位カテゴリーで、大宮(高木琢也)・相模原・鹿児島・今治・山形(佐藤尽代行→石丸)・鳥取・長崎・讃岐・愛媛のなんと9チームの総計13チームで監督の異常事態。
それだけ、
①今シーズンの「過密日程とチーム維持・コントロールの過酷さ」、同時に、
②ハイプレス戦術全盛の様に「戦術強度急上昇」、
③<球際・デュエルW水準化>を狙いリーグがレフェリー基準変更により「プレー強度急上昇」、
④走行距離とスプリント力の「走力」、
⑤球際と各プレー成功率直結の「スピード」、
⑥それら全体の基礎の「判断スピードと正確性」を強烈に問われるシーズンとなっているものですね。
しかしそんな過酷シーズンだからこそ、そこでの成功・成果は、大きな成長となり、チームを一気に激変可能なシーズンとなりました。
コンサは、その数少ない【急成長チームへの道を着々と進行】しております。
では、対戦展望を。
1.対戦相手「鹿島」現況
シーズン当初、昨シーズンと同様、大低迷からスタートした鹿島も、監督交代の荒技で、得意の<負けない試合>パターンを確保し、現在の戦績は、
順位7位 勝点29 19試合 8勝5分6敗 得点29・失点21・得失差8にまで上昇。
直近戦績は、公式戦10試合〜5勝3分2敗と好調でしたが、リーグ戦5試合〜1勝2分2敗と、意外に負け越しの戦績と低迷で、得点4・失点5と失点が上回る状況で、戦績上昇の勢いは、かなり限定的です。複数失点は、鳥栖と川崎のリーグ上位攻撃チーム対戦で、守備型チーム対戦はやや優位としています。
詰まり、堅守は維持するも、攻撃・得点力は下降気味で、得点不足が、戦績低迷の原因です。
直近2試合の闘い方から見えた問題点は、
6/20日18節仙台戦1:1引き分け
①前線と中盤守備陣が分離し、守備、特に相手カウンターは、前線5選手の帰陣無く、守備5枚のみで、二分され、間の中盤にスペースが生まれる分離状態。
②攻撃カウンターも、前線3選手の個別突破で、中盤以降の押し上げは無い。
③パス交換が極めて少なく、壁パスや連続ショートパスのコンビネーションは全く使わい。
④攻撃は、パス交換では無く、ドリブル、スルーパス、PA外からのシュートと、全て[単独プレー]のみ。
⑤シュート数の多さは、あくまでも個々選手の単独プレーによるもの。
6/23水19節大分戦0:0引き分け
①「中2日」の過密日程で、8選手をターンオーバーで、前回試合のチームプレーとは相違。チーム一体戦術の浸透・徹底は低レベル
②ビルドアップが、選手距離間が遠く、ショートパス交換は全く無く、個々選手の持ち上がり主体で、個々選手能力によるもの。
③ハイプレスも時々レベル。
④球際の強さは、個々選手の体幹強度のみによる。
⑤自陣でボール奪取・保持からの切り替えが遅く、大分ハイプレスにしばしば餌食となり、自陣ゴール前でのボールロスト多発。
⑥大分狙いは、DFライン裏・背後スペースを狙われ、より自陣ゴールラインに近づく低守備ライン。
⑦ゲームメーク力、決定機構築力は極めて乏しい。
⑧シュート数激減
⑨パス精度も低く、76.1%。
と、問題点だらけで、
チームの戦術強度は極めて低く、優秀個々選手の能力に依存するだけとの現況で、スーパー能力によるスーパープレーだけが唯一の試合打開法では、<連続引き分け>しか掴めないものである事を証明しています。
現状、リーグ下位チーム対戦で、連続引き分けしか出来ない実力と言う事です。
選手起用は、3選手連続起用・8選手スタメン変更のターンオーバー起用でしたが、チーム戦術が大きく変動し、チーム共通統一戦術の欠如を証明しています。
これでは、連携による組織プレーが成立しないのは当然で、一言で言えば「完全に、連携トレーニング不足」でチームプレーでは無く、個々選手の固有プレーの集合で、文字通り、旧スタイル・過去の南米スタイルです。
10年以上継続するジーコのテクニカルダイレクターの弊害かも知れません。時代遅れ、、カモ。それでも、優秀選手を集め、守備の決まり事のみで、個々選手が好きな様にプレーする自由スタイルは、選手能力を発揮させ、突出選手を産み出す力にはなりますが、高い組織プレーチームとの対戦では、1:1勝負では無く、1:複数選手の数的不利勝負で、高い個々能力も封じられるのは当然の結果となっています。
更に、選手の累積疲労が重なり、心身共にパフォーマンス低下要因だらけです。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
コンサは、19節延期で、益々実施試合数の差が拡大し、最少G大阪15試合に続く、コンサ・横浜FM17試合で、標準19試合に△2試合、最大川崎21試合には△4試合で、この試合数差からの勝点が標準チームには最大プラス6勝点で、現在勝点25・11位は、修正勝点31・6位となります。リーグ上位・3位の名古屋勝点37・20試合には、試合数△3差で、想定修正後勝点差は、僅か「3差=1試合差」の距離感です。
このため、ここからは、上位への肉薄期間として、<勝点3獲得=勝利>しか無いシーズン展開です。
リーグ最強の球際強度と、攻守切り替えの速さと最速カウンター、を誇っていた鹿島が、大きくレベル低下、強度を下げている現況で対戦は、絶好のタイミングです。
対戦戦術は、
①ロペスとジェイ除外で、コンサ式ミシャ戦術が変化しています。
それまでの、前線ポストからのショートカウンター戦術は、圧倒的な空中戦勝率のターゲットが消滅で成功率低下となり、そのポスト狙い戦術から、
<DFライン裏・背後狙いからのショートカウンター型>に変化しました。
②両選手不在代替の副産物となる[最前線選手の守備強化]で、より前線守備力の強度が拡大し、<マンマーク型ハイプレス、オールコートプレッシング>の両戦術の実践度が大きく上昇。
①②の結果、攻撃型守備、攻守の一体・連動と切り替え速度、球際強度・プレースピードの項目が急上昇し、球際強度・戦術実践力が成長、全員攻撃・全員守備、コンビネーションパスサッカーと、個々選手能力炸裂が両立し、
リーグ最強ビルドアップ力の中央突破、ワイドなサイドとDF裏スペース突破、特に、反復サイドチェンジで、スペースを作り出すサイド突破はコンサのおはこ・ストロング。縦、斜めに速く高精度長短パスが展開、高速ドリブルが多数選手・局面で飛び出し、多彩・多様攻撃パターン数は、リーグ最多。最後の詰めとなる、派生セットプレーも、リーグ最高プレスキックから、高空中戦勝率ターゲットと、出し手・受け手が揃うストロング。
川崎・横浜FMレベル到達の戦術強度で、リーグトップレベルのフリープレー型戦略と真反対チーム対戦となります。
想定試合展開は、試合開始直後、両チームが積極的に主導権争奪も、鹿島は、10分程度で、消極性が上がり、堅守速攻姿勢。そのため、コンサ攻勢、鹿島はボール奪取〜カウンター狙いの展開を想定ですが、鹿島はコンサのパスコンビネーションとプレースピードから、想定通りのボール奪取成功とならず、コンサが一方的に波状攻撃の、コンサ支配展開。その中、コンサハイプレス成功からのショートカウンター、サイドとDF裏突破、反復サイドチェンジ、ドリブル突破、スルーパスコンビネーションで、多数回決定機構築し、多数シュートで、先制・追加点獲得を想定。
後半再開後も、短時間拮抗も、その後コンサ攻勢・コントロール試合展開となり、後半飲水タイム前頃に、選手途中交代で、ドド・中島・ガブリエルのFW型で、カウンター狙いとして、追加点獲得を図り、最終結果【 3-1完勝 】想定です。
メンバー予想は、
ジェイ・小柏、檀崎はなお入国待機中で除き、選手はチーム復帰。
深井が戻ったのは荒野・駒井の起用負荷が軽減し、大きなプラス。
スタメンは、ここ暫くの最実績メンバー、
荒野
チャナ 金子
青木 高嶺 深井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブ
FW; ドド、中島(ガブリエル)
SH; 菅、
DMF; 駒井
DF; 岡村、柳
GK; 小次郎
ジェイ、小柏が復帰が待たれますが、スタメン・サブ共に、かなり定着・固定化が進みました。大量保有戦略チームと対比すると、少な過ぎる選手保有と見えますが、一方で、リーグ最強戦術強度レベルにまで到達すると、試合起用レベル選手の限定があり、選手数では無く、試合起用レベル選手の数が重要、となります。
そのため、コンサでは、高い戦術理解・習得が最大必須課題となるため、よりトレーニング量や効果の上がるトレーニング内容徹底の問題で、選手の個々能力の以前の克服課題で、単純に、高能力選手を獲得だけは戦力化・強化とはならないものですね。
現在在籍のサブ選手、レンタル中選手も含め、試合起用レベル到達への道は開かれ、その育成・成長の成功が必要となります。
ソンユン・武蔵・進藤、そして、ロペス流出の代替も、全てこのサイクルを突破、クリアーした、田中駿太、高嶺、金子、小柏であり、それに続く若手選手です。
次戦20節鹿島戦も、コンサ完勝を勝ち取る試合です。
全サポーターの総力結集で、掴みましょう!
2021年06月19日
本ブログは[4-0の大勝]との試合予想でしたが、試合後半、度重なる決定機を逃し、試合結果は[2-0]に止まりましたが、
試合全般、[ミシャ・選手の事前想定通りの試合内容]を実現した、<完全試合展開コントロール・支配試合>となりました。
先ず、試合スタッツを記載しますが、試合データで明白です。
いつも通り、時間帯を、前後半飲水タイムで分離の「4分割」の項目推移です。
①開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③後半開始〜飲水T、④飲水T〜TUです。
コンサ 大分
①ー②ー③ー④ ①ー②ー③ー④
支配率 68ー61ー60ー58◎ 32ー39ー40ー42%×
走行距 30ー29ー31ー27△ 30ー30ー32ー28km○
スプリント 53ー40ー53ー55△ 54ー52ー54ー56回○
決定機 4ー1ー8ー 5 1ー1ー2ー 4回
18回◎ 8回×
シュート数 5ー1ー7ー4 1ー1ー2ー4本
16本◎ 8本×
枠内数 2ー1ー4ー3 0ー0ー1ー4本
10本◎ 5本×
得点 2ー0ー0ー0◎ 0ー0ー0ー0点×
パス数 215-153-159-88 92-131-114-112本
615本◎ 449本×
成功率 87ー86ー85ー83○ 64ー74ー74ー74%×
データ値からは、
(1)全体数値が、
コンサ①>②<③>④、大分①→②<③<④で、
コンサは、前後半共に、立ち上がり時間帯①③上昇、後半やや低下、
大分は、前半は全くダメで、後半③↗︎④と挽回を図った。
(2)走行距離とスプリントは、やや大分が上回るも、
その他項目は、大きくコンサ優位で、ボール保持、攻守の基本パス数と成功率・精度、決定機回数・シュート数、枠内数と、コンサ圧倒で、2得点・複数得点獲得は当然の結果。
(3)決定機回数→シュート実施は高く問題無し。しかし、シュート数・枠内数→獲得得点数の<決定力・シュート精度>は問題。
(4)個別選手のシュートプレー内容は、
青木 シュート数4本 枠内数3本 得点0 精度○
チャナ 3 2 0 ○
金子 2 2 2 ◎
ドド 2 2 0 ○
福森 1 0 0 ×
宮澤 1 0 0 ×
荒野 1 0 0 ×
菅 1 0 0 ×
駒井 1 1 0 ○
コンサは、何と、9選手が、シュートプレー=シューターで、全選手がシュートプレー練習必須の理由です。特段、個別トレーニングをしない理由がとても不可解!と言う理由ですね! FW選手なら兎も角、MF・DF選手がここ最近でのシュート特訓などは、絶対にしていません。シュートを得点化するには、技術と経験の前に、正しいプレー理解と得点獲得への最適プレー理解・認識が必要ですが、そんな練習・訓練を全くしていなければ、GKやDFを外す、タイミング・狙いターゲット・事前プレー・シュートテクニックは理解不能=プレー不能は当然です。
例えば、臨時シュート専任コーチの集中特訓を短期間するだけでも、全選手がシューターとなるコンサでは、絶大効果が見込めます。
例えば、あのバンちゃん=播戸竜二などは最適!と思います。喜んでやってくれますね。
別課題です。
大分は、意外にも、強度な高いハイプレスを、かなりの時間帯仕掛けて来ました。通常レベルチームなら、何回もその餌食となり、高い位置でボール奪取とされ、決定機を作り出された所の威力がありましたが、
コンサは、大分に、一回も、ハイプレスを成功させる事は有りませんでした。
コンサのビルドアップ強度、パスワークとコンビネーションの高さを証明する内容で、コンサパスサッカーのハイレベルを証明致しました。
しかし、逆に、コンサのハイプレスは、守備力の高い前線選手を配置する[荒野ワントップ型FW抜き選手構成]で、直近対戦チームは、どこも、ハイプレスの餌食で、多数回高い位置で、ボール奪取を成功させ、ショートカウンターから決定機、得点獲得としていましたが、本試合では、ボール奪取成功回数は、ほぼ0でした。しかし、コンサのハイプレスが無効と言うことでは全く無く、コンサハイプレスチャージが届く前に、大分がアバウトなロングパスで逃げたもので、成功率が極端に低下し、結果的に、コンサ陣で、ロングパスのボール回収との結果にしかならないものでした。詰まり、ハイプレスで高い位置でのボール奪取は避けられたが、相手陣で、ボール回収され、ロストとのプレー、だった、との内容でした。
コンサの強度の高いハイプレスの効果を証明する内容でした。
ロペス移籍、ジェイ体調不良離脱、小柏復帰前、ガブリエルチーム融合未達とコンサのFWは、中島・ドドのみとなり、壊滅しても、ゼロトップ戦術、代替荒野ワントップ型を産み出し、何と、8試合連続公式戦不敗記録を打ち出すチーム力を確立しています。
正に、選手全体で、個々の急成長と、チーム成長を果たし、その中で、多くの課題を、一気に解消、改善してしまう転換期間を迎え、力強く前進、成長を実践しています。
いずれ、FW問題も、発展的に改善する切っ掛け、過程となるでしょうが、チーム全体の急成長期で解消していきましょう。
2021年06月18日
明日のリーグ戦再開となる18節大分ホーム戦を前に、ロペス移籍決着本格化となる、チームリリースがあり、
コンサワントップ・CFのポジション争いが勃発です!
リーグトップの得点王争いとなるロペス活躍で、コンサワントップ・FWは確定ポジションとなっていた所に、
突然の「ポスト空席」となり、そのポストを巡り、候補選手は一気にヒートアップし、意識・プレーを変化・ランクアップさせる瞬間です。
このポスト争いこそが、コンサの攻撃の目玉・中心を決めるステップとなり、候補各選手の現在課題を、強く・積極的意識により、一気に克服・改善するタイミング・転機となるものです。
現在候補選手は、
ドド、中島、小柏、ガブリエルのFW陣、
荒野、金子、駒井、のMF陣、
レンタルバックの檀崎、と8選手が、文字通り"ノミネート"ですね。
どの選手も、現時点で課題点を複数持ち、最短距離に居る選手は、未だ無い現状。
敢えて現時点では、
経験値からは、ドド〜小柏〜中島 の順。
実績からは、荒野 断トツ。
潜在能力や期待値からは、ドド・中島・小柏が同列〜続いてガブリエル〜ダークホースが檀崎。
現実的には、ここからのシーズン後半、
実績を残しつつある、荒野ワントップ型を主戦スタイルとし、
試合後半など途中戦術転換で、ドド・中島を並列起用、が有望と想定。
しかし、候補選手は、シャドー起用を積み上げ、経験値累積で、大幅成長選手を、次年度主軸ワントップ・FWとする、更に、活躍次第では、その時期をシーズン残りで実現、との戦略が妥当でしょう。
と言う事で、
やや甘い競争環境だったチームワントップ・CF争奪戦が本格化し、熾烈な争いこそが、高いレベル争いとなり、ハイレベルCF獲得となる、シナリオがスタートです。
ロペス移籍は、完全決定済では無く、当該チームでの、フィジカル・プレー等事前チェック〜本格交渉過程で、出国済み、との段階で、本人も、チームも結論決定には至っていません。その間、問題点等で移籍消滅もあり得る状態で、その経緯を注文する所です。無事⁇移籍消滅となれば、益々、本腰を入れ、得点王争いまっしぐらにチーム得点を積み上げる活躍となりますが、残念ながら移籍完了となっても、仮に、ならなくても、その後釜争いの中、次世代・更にビックな選手を成長・開発する過程となります。
チーム力が、一気にアップする切っ掛けがやって来ました!
2021年06月17日
今、オーストラリアaリーグ強豪ブリスベーンロアーズにレンタルしていた、檀崎のレンタル契約満了のリリースが発表されました。
檀崎も、YouTube動画で、チームとサポーターへの感謝のコメントを出しています。
チーム得点王、リーグで得点王争い8位の9得点獲得で、チーム主軸、リーグの看板選手にまで駆け上がる成長は、レンタル大成功!です。
現時点では、そのままレンタルバック、と想定されますが、他チームも含め、既に獲得市場の有力候補と成り上がり、無事復帰を願うものです。
ほんとに、体幹を強化し、攻撃テクニックを、頭とプレーで数段ランクアップ、更に、プロ選手としての成長が大きく、高い意識・認識力のメンタル強化、キャプテンシーも含め、逞しいJ1レベル選手に成長です!
僅か半年間で、これ程の成長は、環境の後押しも感謝ですが、本人の努力の賜物であり、高く評価とリスペクトを捧げ、帰国・帰札を待ちましょう!
2021年06月16日
本日は、天皇杯2回戦の残り試合開催で、J1・広島・G大阪・横浜FC・神戸・鹿島の5チームが参戦。ジャイキリ狙いの一発勝負は、意外に、メンタルでの試合強度があり、疲労感の影響が有りますね。結果と共に、次戦・リーグ戦へ、チーム総力消耗影響は見逃せません。
そんな他チームに対しコンサは、
悠々自適・定例試合インターバル準備期間を過ごし、日々、チーム総力を心身共にコンディション上昇させています。
準備万端!…と言う事。
現在のコンサは、シーズン開始〜過酷日程ダメージが大きく、故障離脱等の稼働選手層も縮小し混迷が継続し、やっと選手層整備とサブ選手層成長でチーム力回復となり、いよいよ反攻を開始し、上位進出を目指す<反攻期>を狙いますね。
現在、
順位11位 勝点22 16試合 6勝4分6敗 23得点21失点得失差2
ですが、チーム毎、実施試合数の相違で、最多実施21試合〜最少実施15試合と[6試合=最大勝点18」のハンデが有り、いずれ実施数差解消で、現在勝点の修正が有ります。コンサは、[16実施試合=5試合=最大勝点15]のハンデを、実施数修正の中、[勝点補正]となります。単純計算で、現在勝点22+最大修正勝点15=37勝点は、リーグ2位と同数値となります。
チーム総力上昇で、以降の「実施数修正日程」で、高勝点獲得力となれば、一気に、リーグ上位進出の反攻期となる事必至です。
そんな次戦勝利の展望を見てみましょう。
1.次戦対戦「大分」現況
現在の戦績は、
順位19 勝点12 実施16試合 3勝3分10敗 12得点 24失点 得失差△12
実施数から[5試合=最大勝点15]のマイナスハンデがあり、実施数修正の中、勝点補正を計算出来ますが、現在チーム力からは、勝点補正+値が見込めず、降格圏を脱する数値かどうかは、極めて不透明です。ちなみに、昨シーズン戦績が、
順位13 勝点16 16試合 4勝4分8敗 17得点 24失点 得失差△7
昨シーズン比△5得点・失点±0点で、リーグ全体動向〜ハイプレス隆盛の失点減少に、連動出来ず、得点数大幅縮小で、得失のバランスを欠いた状況が、現在低迷の原因です。
その原因は、シーズン前の選手構成失敗に尽きるものです。
今オフも多くの主力選手が退団し、チームを1から作らなくてはいけなくなってしまい、特にJ3、J2時代から監督片野坂サッカー熟知選手退団は大ダメージ。ディフェンスリーダーDF鈴木義、東京五輪世代生え抜きDF岩田流出は、今シーズン失点減少失敗直結。攻撃の核MF田中達、高守備強度MF島川、ムードメーカーFW三平移籍で、攻守の中核喪失。対し、代替獲得選手は、FW長沢のみが機能するも、チーム力大幅低下。
片野坂監督の手腕が問われる、との事態はあまりで有り、想定通り戦績が現実化した、と言う事です。これから、積極移籍獲得動向も皆無で、長年のトレーニングで成長によりカバーして来た選手も引き抜かれ、最早J1レベル未達選手層では降格圏脱出はほぼ不可能でしょう。
戦術は、ミシャチルドレンの片野坂サッカーで、守備傾向ミシャスタイルです。
ミシャ戦術は、超攻撃型の可変システム・パスサッカー戦術ですが、可変システムのミシャフォーメーション[3-4-2-1]で、自陣の守勢局面[5-4-1]、攻撃切り替え局面は[4-3-3](4-1-5に到達せず)とシステム可変。
しかし、自陣低い位置に、リーグ最短縦密集ブロック陣を布陣。試合時間帯の大半を、守勢局面の守備陣形で、<相手攻撃を受けるサッカー>に甘んじ、自陣ボール奪取から攻撃へ切り替え局面は、自陣深くからのため、ビルドアップをハイプレスで狙われ、結果的に、前線はロングフィードの放り込みとなり、ロングカウンター成功率の低さは、そのまま攻撃回数・シュート数の乏しさとなり、得点力は小さいレベルにしかなりません。戦術上の課題は、ビルドアップでのハイプレスへの対抗・対策、ボール奪取から相手ゴールまでの遠さ、コンビネーションの低さ、パス精度・成功率の低さ、サイド攻略の低さ、決定機数の乏しさ、シュート数の乏しさ、決定力の低さ、セットプレー成功率の低さ、と攻守で課題だらけが現状で、打開策や対策、レベルアップ策も無く、課題通りに、試合展開となり、敗戦傾向必至、との現状です。
コンサには、ミシャチルドレンの、言わば兄弟チームかも知れませんが、絶好の勝利獲得可能チームで、大量得点差の大勝を実現しなければならない試合です。
最新ミシャ戦術を、試合で表明、伝達し、あるべき姿を見せる機会です。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
と言う事で、コンサは全力勝負で、フルパフォーマンス発揮し、複数得点差の大勝の実現を目覚ます。
リーグ最強戦術強度で、凄じい超攻撃型攻守チーム力で、前記大分課題点を全て突破口とし、大量決定機数・シュート数・得点獲得を実現し、コンサ攻勢時間帯を試合全体とし、試合完全コントロールとするものです。
肝心の選手層は、全体練習に、ジェイ・チャナティップ・深井参加となり、チーム離脱は、ロペス・小柏程度に復活。
そこで、戦術は、
・荒野トップ型オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス
・ジェイトップ型マンマーク型ハイプレス・コンサ式ミシャ戦術ハイブリッド型
・ドドや中島トップオールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス
が可能となり、スタート戦術〜途中別戦術転換型試合展開も可能です。
次戦戦術は、
最近実績を積んだ【荒野トップ型オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス】後半途中・ジェイ交代投入で【ジェイトップ型マンマーク型ハイプレス・コンサ式ミシャ戦術のハイブリッド型】に戦術転換と想定します。
多彩・多様パターン攻撃で、コンビネーションとドリブルな中央突破、ドリブルとスピード、コンビネーションのサイド突破、反復サイドチェンジでワイドスペース突破のサイド、DF裏スペース突破、派生セットプレーで、多数回決定機、シュート数、得点獲得を想定します。
試合展開は、試合開始直後から、コンサの圧倒的な攻勢を継続、多数回決定機構築、シュート多数、大量得点獲得で、試合全般、得点獲得を図り続けます。
想定試合結果は【 4-0 】の大勝予想です。
メンバーは、前記の通り、
スタメン
荒野
チャナ 駒井
青木 高嶺 深井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブ
菅・ジェイ・岡村・柳・ルーカス・中島
小次郎
大分を撃破するメンバーですね!!
一点、最近の超関心事!が、レンタル選手のレンタルバックです。
大ブレークを掴み取った、
檀崎 オーストラリアaリーグブリスベーンロアーズに〜6/30レンタル移籍
得点9・リーグ8位でチーム得点王 の去就です。
これだけの活躍は、当然、現在所属チームからの完全移籍要請や他チームからの獲得動向必至です。
体幹強度は当然、スピードとキレ、プレー精度と技術を大きく成長させ、近年稀に見る大成功レンタルとなるもの。
更に、現チームへの戦績貢献を積み、個能力の引き上げを継続するか、コンサに戻り、コンサシャドーポジション競争に、有力選手として復帰するのか、どちらも有力方法として有ります!
ミシャの手元で育て上げ、若くしてエースストライカーに育て上げるタイミングとも見えますね。現在大きくリードのチャナティップへの他チーム要請は、年毎に拡大していて、今シーズン終盤には、ひとつの山も想定される状況です。今がタイミングかとも、見えますね。7/1〜レンタルバックを期待します。
2021年06月15日
コンサは、久々のリーグ通常日程を味わい、フィジカルコンディションリカバリー・戦術進化・次戦対戦対策の3本柱を両立し、特に、多数となっている故障離脱者の復帰を図り、チーム総合力の整備・拡大を邁進中。選手個々も、故障離脱者を除き、身体とメンタル共にコンディションアップし、フルパフォーマンスに近づいています。
今シーズンの、過密・過酷日程ダメージからの回復期ですね。
そんな現在、
チームスタイルの現況対比から、コンサの立ち位置・ストロングがよく分かります。
確認してみます。
対比項目は8項目で、攻撃パターン毎の占率は、主攻略とサブ攻略パターンと関連プレーレベルを、コンパクトネス(陣形の大きさ=密集度数値)・ハイプレス値から、戦術特徴を、表現します。
[攻撃パターン]
<セットプレーは?>
①攻撃セットプレーーリーグトップでシュート実施力←最高プレスキッカー
コンサ シュート率29.1%〜シュート率断トツ1位・ゴール率5位←低決定力
鳥栖 24.7 2位
福岡 24.2 3位
<攻撃サイドは?>
②左サイド攻撃ーロングパス・空中戦で開始~ドリブルで、3位のシュートアシスト力
清水 シュート率21.1% 1位
川崎 16.1% 2位
コンサ指数42.6% 15.6% 〜 3位・ゴール率2位
・ドリブル使用率 26% 2位
・ロングパス使用率31.2% 3位
・空中戦使用率 16.9% 2位
・コンビネーション 9.7% 5位
③中央攻撃ーロングパスも多い中央攻撃が50%・サイド25%ずつで断トツ1位。
しかし、そのままシュート直結とはならず、
コンビネーション多用したサイド連動攻撃
コンサ 指数72.7%・シュート率27.8%〜指数断トツ1位・
シュート率12位・ゴール率10位
川崎 65.7 ・ 35.7 2位
鹿島 63.8 ・ 35.3 3位
・ドリブル使用率 19.9% 1位〜断トツリーグトップ
・ロングパス使用率30.3% 3位
・空中戦使用率 14.9% 9位
・コンビネーション11.2% 3位
④右サイド攻撃ー左よりやや多占率ですが、意外にもシュート・得点率は低下し繋がらず、ハイボールやコンビネーションも少ない攻撃です。
横浜FM指数79% ・シュート率16.2%
川崎 51.9 ・ 17.2%
コンサ 43.6 ・ 11.8%〜シュート率7位・ゴール率12位
・ドリブル使用率 28.5% 1位〜ドリブル断トツトップ
・ロングパス使用率24.3% 5位
・空中戦使用率 9.7% 8位
・コンビネーション5.6% 15位
✳︎中央攻撃で開始し、両サイドへロングパス・サイドチェンジ多用、ドリブル多用、左サイドからシュート・ゴールはリーグトップです。
<カウンターは?>
⑤ショートカウンター〜パスサッカーのショートカウンターはリーグ2位の回数。しかし、そのままシュートは、意外にリーグ中位で、改善点。コンサ式のポストからのショートカウンターは、リーグ3位。シュートカウンターは、スピード勝負の短手数攻撃。
鹿島 指数67.1%・シュート率 17.2% 指数1位
コンサ 64.9 ・ 19.1%〜指数2位・シュート率7位・ゴール率14位
川崎 64.3 ・ 25% 指数3位・シュート率断トツトップ
広島 59.4 ・ 18.2%
横浜FM 57.6 ・ 19.8% 意外にも、指数5位
・ドリブル使用率 22% 1位〜ドリブルが入ります。
・ロングパス使用率19.3% 3位〜ポストからのショートカウンターは3位
・空中戦使用率 11.0% 4位〜 同 4位
・コンビネーション 2.1% 15位〜ショートカウンターでは、スピード重視で、
コンビネーション多パスはリーグ最少。
⑥ロングカウンター 〜ロングカウンターは指数少なく、サブ攻略パターンに有りません。コンサ式は、ロングカウンターでは無く、ポストからのショートカウンター狙いで、ロングカウンターは狙う攻撃パターンには無いのが、現在です。
FC東京指数68.6%・シュート率 12.8%
広島 65.3 ・ 18%
柏 63.7 ・ 16.4%
コンサ 58.3 ・ 13% 〜シュート率10位・ゴール率最下位18位
・ドリブル使用率 22% 4位
・ロングパス使用率54% 4位
・空中戦使用率 7% 2位
・コンビネーション 3% 6位
<戦術連動の陣形の大きさ、ハイプレスは?>
⑦コンパクトネス(陣形密集度)〜縦幅に大きな差があり、コンサはリーグ最大陣形。マンマーク守備で、ゾーン守備-密集ブロック守備に捉われず、攻撃へ切り替えでは、ワイド陣形から最速でのワイド攻撃を実現しています。又、ハイプレスでも、ゾーン守備のため自陣全体を密集のまま高い位置とするハイライン、更に、その派生課題ハイライン裏の被カウンターリスク回避し、自陣守備エリアもカバーする、縦長陣形としているものです。
コンサ 横40.4m 縦33.2m 〜縦最大18位
鹿島 37.3 32.3 横幅は縮め、縦は緩い陣形で、個別DF守備力で、素早いカウンター型。
大分 40.4 28.1 縦最少1位
⑧ハイプレス〜今やリーグ最強・トップの成功率は、そのまま最大決定機構築数・シュート数に繋がっています。
コンサ 成功率54.7%・指数49.3%〜成功率堂々のトップ
横浜FM 53.5%・ 42.6 2位
川崎 51% ・ 65.2 3位
神戸 49.6%・ 70.2 4位
徳島 49.2%・ 54.9 5位
これら8項目は、リーグ公式リリースデータですが、
コンサの現在形〜
リーグ最大縦長のワイド陣形、ハイプレス成功率堂々トップ、ロングカウンターは少なく、ポストからのショートカウンター、ハイプレスからのショートカウンターを展開、中央攻撃はコンビネーション多用し攻撃開始、サイドへサイドチェンジのロングパスから左右サイド攻撃、やや左サイドからシュート数が多く、派生セットプレーは、リーグ最高プレスキッカーから、断トツショート率を誇り、プレー間の、ドリブルは、リーグ随一、
となります。
コンサのチーム力は、大きく変化し、急上昇項目が多数で、リーグ中、極めて高いプレー能力が証明されています。
2021年06月14日
前ブログで、コンサの勝利確率は70%にまで達した、との昨夜・ルヴァン杯PO(プレーオフ)第2戦・横浜FM試合は、ミシャの事前想定通り、勝利とPO突破を獲得。
リーグ最戦術強度勝負は、PO突破条件のため、試合展開で大きく変動。両チーム選手・メンタルを大きく揺さぶりました。
試合開始前は、第1戦1:1の、横浜FMアウェイゴール1得点があり、横浜FMは、<0-0引き分け〜勝利でPO突破>と、横浜FMアドバンテージ・優位メンタルでしたが、
前半開始直後の、横浜FMオウンゴールで、事前の横浜FMアドバンテージは吹き飛び消滅。オウンゴールは、本来、相手攻撃力で、自陣守備が破綻の混乱状態でのみ発生するもので、横浜FM守備強度の自信を一挙に奪い、事前優位メンタルを失いました。
ミシャは、これまでの横浜FM対戦が、前半優位・圧倒、後半逆転、の実戦パターンから、本試合も、前半最重視、特に、開始直後の早い時間帯を制する事が、第一ポイントで、そこで先制点獲得で、事前横浜FM優位から、本試合を五分五分以上コンサ優位と逆転させる展開と想定していました。
横浜FMは、<0-0引き分け〜勝利でPO突破>→<1-1ではPK戦突入で不明で△、2-1以上の勝利>に、PO突破条件が変化し、一挙に、<2得点以上>必要で、コンサのメンタル優位に変動。
ミシャは、試合開始直後から、フルパフォーマンスで、横浜FMビルドアップの攻撃第一段階を潰し、ボール奪取〜ショートカウンター〜先制点獲得を達成して狙い、オウンゴール先制、その後も、コンサ圧倒で、
決定機回数 コンサ9回 横浜FM3回
シュート数 コンサ7本 横浜FM3本
枠内数 コンサ2本 横浜FM2本
得点 コンサ1点 横浜FM0点 との数値通り、コンサがほぼ支配・コントロールを実現し、更に追加点獲得で、圧倒的優位との展開を狙い続けました。
前ブログで、勝利確率70%の根拠となった、横浜FMの主力選手のフィジカルコンディション悪化・リカバリー不足から、一部主力はスタメン試合投入・起用が出来ず、スタメン起用選手は、前半で、相当なフィジカルコンディション低下で、事前想定通り、チームのフルパフォーマンスとはならない戦力との対戦で、
横浜FMの弱点〜自慢のハイプレスの逆転となる、自陣ビルドアップへの相手ハイプレス戦術への対抗力の低さ・貧弱さ、を狙った、コンサハイプレスの炸裂が主因です。
そして、後半は、これも事前想定通り、横浜FM・主力全面投入で、チーム戦力をフルパワーとして、全面反攻を仕掛けて来ましたが、横浜FM攻勢時間帯は自陣のミドルポジションに布陣のボールホルダーへマンマーク型で、組織・ブロック守備で、ボール奪取位置を、横浜FMゴール付近から、自陣に下げ、ボール奪取からの攻撃切り替えスピードを上げた、カウンター型を主体に、横浜FM攻勢を防ぎ、カウンター主体で追加点点獲得を狙う、との試合展開とし、試合を制する事となった決勝・追加点獲得の菅ちゃんゴラッソ・ロングシュート!菅ちゃんが、日本代表指名・招集の切っ掛けとなったゴラッソ・ロングシュートが再現されました。ホントに、時々過ぎて、三苫には成れませんが、チームシュート数最多グループのシュートも、低決定力で評価が上がらずとも、此れがあるから、やめられませんね。
しかし、この追加点・2点目は、横浜FMを、<1-1ではPK戦突入で不明で△、2-1以上の勝利>→<3得点以上の勝利>しか無いとのPO突破条件に変動。
横浜FM選手に、獲得必要得点がのし掛かり、必死プレーで、低下しているフィジカルコンディションも「意識でカバー」との展開となり、激しい攻勢の中、やっと1得点返すも、必要得点への差、困難を思い知らされ、選手メンタルは更に低下、次第に、横浜FM、特に、DF陣は、想定通り、フィジカルコンディション大幅低下で、コンサカウンター、攻撃への耐久力が低下、コンサ3得点目は、完全フリーで、柳初得点となったもの。コンサ選手も、試合環境から、フィジカルコンディション低下も、想定通りの、優位拡大の試合展開で、メンタルは大きな予約で、後半、横浜FM攻勢の試合展開にも拘らず、結果はコンサ2得点〜横浜FM1得点と、コンサ圧倒となったもの。
後半試合データは、
決定機回数 コンサ2回 横浜FM10回
シュート数 コンサ2本 横浜FM15本~決定機でなくともシュート
枠内数 コンサ2本 横浜FM7本
得点 コンサ2点 横浜FM1点
確かに、後半、横浜FM攻勢で、決定機からシュート、枠内まで持ち込むも、身体を張ったDFとGKのシュート得点阻止で、防ぐ事が、最効率シュート・得点数を実現した主因であった事が分かります。
この様に、本試合は、コンサ、ミシャ、選手の想定通りに、勝利とPO突破を掴んだ試合でした。
個々選手のパフォーマンスもナイスプレーが続出ですが、何より、的確な試合展開想定、そのための試合内容・プレー設定と選手起用、戦術実践、が嵌った試合で、その
試合展開、PO突破条件変動、選手メンタルとフィジカルコンディションが、大きな試合要素・ポイントとなり、コンサ・ミシャの想定通りに運んだ試合でした。
試合展開想定とその実現力は、今迄のコンサチーム力を大きく凌駕するもので、新しいチーム力が付き始めた、チーム全体の成長が証明された試合でした。
大きく成長・進化しています!
ミシャ試合後コメント「ロペス、ジェイ、深井、チャナティップ、小柏の主力5選手を欠いても、リーグトップチームに勝利したチーム力」を誇り、チーム全体の大きな成長を、リーグ全体に証明した試合でした。
2021年06月10日
今シーズン目標である<カップ戦優勝>は、
①ルヴァン杯
②天皇杯 が対象となりますね。
どちらも、ノックアウトのトーナメント方式があり、そのままならば、
<勝ち上がり>の試合結果が試合目的で、<試合内容如何よりも結果重視>、 となります。それに対して、コンサは、リーグ戦を本戦として<チーム主力選手を優先起用>とし、カップ戦は<サブ選手の抜擢起用・実戦で結果を出す活躍期待>の育成目的も加味され、
ルヴァン杯GS、天皇杯2回戦も、コンササブ選手起用が主体となり、突破の試合結果も両立させた展開としています。
コンサは、昨夜の天皇杯2回戦を、トップチームメンバーから、「スタメン全員11選手をサブ選手起用」の完全ターンオーバー制としました。
同様、他のJ1チームも完全ターンオーバー制、かと言えは、意外に、トップチーム主力選手を一部起用や、早い時間帯に途中投入で、主力選手連続起用となったチームが多数ありました。
その理由が「主力をスタメンより投入して、早い時間帯に複数得点差の勝勢を確保し、早々に主力選手を交代し、疲労累積を防ぐ」との、試合結果とフィジカルコンディションを両立させる戦略でした。
しかし、その戦略の根本的欠陥が<相手チームが想定以上のパフォーマンスで、想定の情勢展開を掴めない>事態の発生でしたが、その懸念通りに、多数試合で、想定以上に下位チームパフォーマンスが爆発し、拮抗状態の試合内容・展開で、ギリギリ辛勝や、ジャイキリ続出となりました。当然、スタメンや早い投入となってしまった主力選手は途中交代シナリオは作動せず、試合で<フィジカルのすり潰し>状態となる最悪コンディション状態となってしまうものでした。
完全に、戦略失敗ですね。
横浜FMも、その典型チームとなり、
温存出来た主力選手は、仲川・渡辺・小池・畠中の4選手のみで、前線主力の外国籍ストライカー〜レオセアラ×・エウベル△・Mジュニオール△、中盤〜岩田△・水沼△・扇原△・和田△・樺山△、DF〜マルチンス×・、は軒並み最低フィジカルコンディションに陥り、中3日でのフィジカルリカバリー次第、となりました。
その結果、スタメンをサブ選手に交代、主力スタメンもパフォーマンス低下で起用、となりますね。当然、最戦術強度を誇る横浜FMが、戦術実践度を下げてしまい、ハイプレス・ハイラインの強度・スピードを欠き、高い位置でのボール奪取からのショートカウンターも消滅、逆に、横浜FMビルドアップの精度低下で、コンサハイプレスの餌食回数が大幅増加、攻守でパフォーマンス低下は、最強度の球際勝負で、一瞬の緩みも足を掬われる超緊迫・拮抗試合を大きく変化させ、ルヴァン杯プレーオフ第2戦の勝利=プレーオフ突破が近づきました。
突破確率は、第1戦終了時点・45%が大きく変容し、+20%増しの65%に上昇です。
しかし、獲得出来るであろうコンサの複数決定機で、甘い決定力が続き、得点獲得失敗は、直ちに試合展開を逆転させ、勝利の目は遥かに遠のく事態が発生となってしまいます。
沈着冷静に、獲物を獲得するメンタルと実践プレーが、事前想定での優位・アドバンテージを、現実のものとし、勝利を掴む事が出来ますね。
横浜FMの次戦状況と内容は、以上の通りです。
絶好のプレーオフ突破チャンスです!
コンサ戦術は、メンバー次第ですが、ロペス・チャナティップの復帰は、未だの様ですね。
とすると、荒野ワントップの【超攻撃型最前線守備〜マンマークハイプレス】が炸裂し、ハイプレスからのショートカウンター、ビルドアップ、横浜FM守備陣突破も、パスコンビネーションで<縦・中央>、<サイドとDF裏スペース突破>のクロスやラストパス、反復サイドチェンジ、コンサ式ミシャ戦術のポストプレーからのショートカウンター、中盤から縦のロングパスでのロングカウンター、派生セットプレー、と多彩戦術は益々活性化し、起用全選手が高い戦術理解と実践で、リーグ最強戦術強度を実現します。攻守で、戦術による組織プレーは最強度に到達し、横浜FM撃破レベルとなります。
試合展開は、開始直後のみ、拮抗状態ですが、直ぐに、走力・スプリント力、球際強度、何より、ボールへの寄せの速さ、プレースピード、連携で、大きく差がつき、コンサ優勢の攻勢時間帯とするものです。そこで、多数回決定機を構築し、早い段階に、沈着冷静に、想定パターンの先制得点獲得を果たします。その後も、決定機に確実に得点獲得の追加点を積み上げ、複数得点差を狙います。
後半も、同様、開始直後は、拮抗状態ですが、フィジカルコンディション不良は、後半早々に、エネルギー切れとなり、パフォーマンスの更なる低下で、コンサ攻勢時間帯が再開、更に追加点獲得で、必勝展開、を想定します。
得点獲得の鍵は、シュート決定力ですが、[複数想定得点パターン]を意識し、その通りプレーを狙ってシュートする事は、<沈着冷静プレーそのもの>となります。
試合メンバーは、
ジェイ・ロペス・チャナティップが離脱継続、
荒野トップと記載しましたが、変更です。
ズバリ!ミシャのプレゼント兼一大テスト!
中島ワントップを予想します。
スタメン
中島
駒井 荒野
青木 高嶺 宮澤 金子
福森 田中駿 岡村
菅野
サブ
菅、ドド、柳、ミンテ、ルーカス、小野
大谷
「中島に託す」との選択こそが、成功による[絶大な責任感と自信]を掴み取れるチャンスとなる、とのミシャの信念なら、このメンバーも充分に有りますね。
チームと中島のWブレークを求める試合となりますね。
きっと!
今、ポステゴグルー監督の退任リリースがありました。事前に多々マスコミリリースが有り、混乱を招く事態でしたが、実際に、正式リリースで、チーム状況は最低状況突入です。次戦は、暫定措置で、松永コーチが代理の様ですが、戦術・戦略、メンタル、フィジカル最低での対戦となり、
勝利確率は、70%を超えました!
絶対勝利!の大チャンスです!
2021年06月09日
想定通りとは、コンササブ選手の戦術理解・習熟度、その連携・チームプレー力の低さ、です。
試合内容は、選手の個の能力により、局面勝利・打破が主体となり、
戦術=規律は、その徹底低レベルで、連携・連動のチームプレーは、精度とスピード、適確性が大きく下がり、<繋がっても2選手間止まり>との戦前予想通り、
パス精度も下り、コンサ式ミシャ戦術の基本バージョンをなぞる程度しか無理でした。
逆に、SONY仙台は、戦術の徹底により、組織・複数選手プレーが作動し、ハイプレスで、コンサの甘いビルドアップは、絶好ターゲットとなり、ボール奪取からのショートカウンターを受け続け、複数失点、それも、大量失点の、ザル守備となりました。
天皇杯2回戦の意味と目的は、
①サブ選手の実戦経験値を積み、選手レベルアップの育成と、
②確実に、勝利し、3回戦は突破、の二つがありましたが、
中島大嘉の大ブレークは、リーグ戦やトップチーム戦力アップに大きな成果を獲得、
危なかったけれど、勝利し、3回戦は前進、と一応の成果となりました。
しかし、それ以外の選手は、リーグ戦・トップチームレベルには、遥かに遠い低レベル、特に、コンサの心臓・根幹である[戦術理解]の低さに、大きな失望を抱く事となった「低試合内容」でした。
しかし、他チームの試合内容と結果も、ジャイキリが多発し、下位カテゴリーのレベルダウンチームと接戦試合も多数で、安定感を持って完勝、との試合は、ほんの僅かしか有りませんでした。
コンサの下位チーム相手に叩き合いの、鈍試合でさえも、比較して良い方とされ兼ねない対戦ばかりで、その最たるものが、
横浜FMがHONDAFCに、2:2で、PK負け、FC東京は順天堂大学に、1:2で、敗戦、仙台も岩手に、0-1敗戦、更に、あの王者川崎までが、HONDAFCに、2:2で、PKでやっとの紙一重勝利、湘南も、FC大阪に0-0で、やっとPK戦で紙一重勝利。
ミシャの試合後コメント「下位カテゴリーチームとの真剣勝負は、相手のモチベーションが高く、失うものは無い戦いを挑んでくるもので、簡単な試合にならないもの。今日も、その通り。サブ選手が試合出場となり、責任を持ってゲームを作ると言う事は足りていない事が、明らかとなり、選手は、しっかり見つめて、高めて行って欲しい。中島は、サプライズを見せられたもので、機会があればチャンスを与えたい、と思わせられた収穫となった。」
サブ選手の[責任を持ってゲームを作ること]=<戦術理解と実践>が全く不足であり、厳しく反省し、改善を求める、
との厳しいミシャ判定が下されましたね。
最も最近加入のガブリエルも既に2ヶ月目となり、それ以外の選手は、長期に渡り、戦術トレーニングと実戦経験を重ねており、それでも、この酷いレベルに止まっているのは「選手の意識=人間性」の問題で、そんな<低い意識しか無い選手>は、コンサには、不適・不要にしかなりません。
中村洞爺はラストに近いチャンス、ミンテは追い詰められて来た、ドドも契約年も減少して結果を出さなければ次が極めて厳しくなる所、岡村・柳は実力全面発揮を待たれた猶予期間で徐々に発揮し始め、ガブリエルも他チームの近時加入選手の活躍と比較され遅い、との指摘が出た所、選手により、置かれている環境・立場は異なるも、大卒組の大活躍やブラジル組2人の活躍、青木のブレーク・本領発揮、と、新加入選手の成功組があり、その対比がより明確で、サブ選手のトップチーム戦力への参入、戦力アップ成果が期待されています。
最後に、試合データです。
コンサ シュート SONY
12本 前半 6本 〜前半コンサ支配
4点 得点 2点
1本 後半 6本 〜後半はSONYが支配
1点 得点 1点
13本 全体 12本
5点 得点 3点
シュート個別数
選手 シュート 得点
ドド 4本 0点〜ポスト2本
中島 4本 3点
〜ハットトリック達成・高シュート精度、ヘッド2点・スピード1点
ルーカス2本 1点
小野 1本 1点〜華麗なFK得点
ガブ 1本 0点
岡村 1本 0点
それにしても、横浜FMは、明らかに変調に陥り始めました。
その主因は、チーム根幹・ポステゴグルー監督の移籍騒動で、それに、代表招集で、チーム根幹の前田大善とオナイウ阿道のダブルFWを一時喪失、戦術の過重必要運動量に過密日程が重なり、選手累積疲労がピークで、戦術実践度が低下し続け、チーム戦力が急低下の状態。
そこに、本日、トップチーム主力選手を起用し、早い時間帯で、複数得点差の情勢を築き、早々に主力交代し、フィジカルを温存との戦略が、選手の動きが低下し、戦術も機能せず、HONDAFCのパスサッカーに翻弄され、途中交代も不可能のまま、90分+延長戦30分の120分とPK戦を闘い、挙句の末に、敗戦、と何も得るものがない酷い敗戦となったもの。
次戦、ルヴァン杯プレーオフ第2戦・コンサ戦は「中3日」で、コンサは、ラスト10分程度、一部主力を投入するも、フィジカルコンディション的には、全く問題有りませんが、横浜FMは<最悪コンディション>で、スタメン主力に起用不可能選手や、起用しても、パフォーマンスダウンは必至選手だらけで、間違い無く<大幅戦力ダウン>の対戦となる事必至です。
コンサは、フィジカルコンディションの「差」を、アドバンテージされましたね!
両チームの根幹である[走り勝ち・球際勝負勝ち]です。
2021年06月08日
水曜試合は、天皇杯2回戦で、対戦チームは、SONY仙台(宮城県代表)。
1回戦で、あのいわきFCを、2:2のPK戦で破ったチームです。
今年の、いわきFCは、天皇杯福島県予選決勝で、J3福島ユナイテッドFCを2:0の完勝で福島代表を獲得し、全員攻撃の超攻撃チームで、強力チームでしたが、
1回戦、いわきFCが、チャンスを多数作り、10本以上のシュートの悉くが、枠外てわ、最少シュート数しか無かったSONYが、高い決定力で、本試合・延長を含め、2:2を実現、PK戦は、いわきFCが外し続け、SONYが勝ち上がったもの。
間違い無く、チーム力は、いわきFC以下ですが、勝負強さと、数少ないチャンスで得点獲得の得点力が、ポイントのチームです。
全選手が、大学卒から加入で、プロ選手も、経験者もゼロのチームです。基本をとことん徹底で、ここまで勝ち上がったチームです。
対戦するコンサは、リーグ戦スタメンクラス選手を起用する余力は全く無く、サブ選手起用しか選択はありませんね。
FW中島・ドド・ガブリエル・2種FW佐藤、SHルーカス・田中宏武 、DF柳・岡村・ミンテ・中村・2種西野 、GK小次郎・大谷、の13選手が対象です。
試してみたい選手も多数いますが、戦術理解・連携は大きくレベルダウン必至で、対戦チーム戦力との対比がポイントとなります。
これが、いわきFCの様な強敵チームなら、事でしたが、より低下が想定されるSONY対戦で、レベルダウンしたチーム現況でも、勝利獲得・2回戦突破との計算が成り立ち、そのメンバーで、試合実施となり、リーグ起用のトップチーム選手が、サブ・待機のベンチ入りも限定、となりそうです。
戦術は、全チーム共通の、コンサ式ミシャ戦術で、システム可変・ポジション流動化は
レベルダウンとなるも、低レベルで作動し、それでも、SONYには効果絶大で、ビルドアップ、サイド突破、ポストプレーで、対戦チームを大きく上回り、決定機多数回構築し、多数シュートで、決定力さえ普通なら、大量得点の大差勝利が当然の試合想定です。
想定の試合メンバーは、
スタメン
中島
ドド 佐藤
田中宏 ミンテ 柳 ルーカス
中村 岡村 西野
小次郎
サブ
ガブリエル、菅、田中駿太、佐々木(アカデミー)、宮澤、
大谷、
の様なメンバーを予想しますね。
しっかり勝ち切る試合を、愉しみたいと思いますね♪
2021年06月07日
ロペス・チャナ、ジェイまで欠いた状況こそ、2020.7.23第7節・彼のマンマークプレッシング開花・横浜FM撃破の歴史的勝利を掴んだ試合前状況の再来でした。
その闘いは、
札幌ドームで、3-1(前半2-1、後半1-0)の快勝で、14SH9、5CK5、19FK21
得点者は、駒井・荒野・金子ー天野で、リーグに衝撃を与えた<荒野CFのゼロトップ・マンマークプレッシング初実施>でしたが、ミシャは、その再現試合方針を、選択。
その時の、CF荒野ーSTチャナ ・駒井、でしたが、CF荒野ーST小柏・駒井と、ほぼ同スタイル。サイドは、ルーカス・中野嘉大コンビ→金子・青木のNewバージョンとなるも、ボランチ高嶺・深井、ディフェンス田中駿・宮澤・福森、GK菅野は、完全同一。
運動量とスプリント力は同レベル以上、加えて、リーグトップのドリブル力、より洗練されたパスワーク、何よりも、球際強度を向上させ、選手個々の能力がより発揮される中、より高い戦術理解と戦術連携、戦術経験値も重ね、パフォーマンスを拡大させています。
その結果、試合内容は、
<ラストプレー精度不足=シュート力・得点決定力のシュートプレーの低さ>のみ、試合ピースを欠き、そこに至るプレーはほぼ完璧な想定通り内容・展開を実現し、文字通り「最後のピースだけ不足」となり、勝ち切る事に失敗で、「よく出来たものの、大変惜しく、残念な結果」となりました。
試合スタッツも、13SH9、4CK4、14FK13と、2020⑦節にほぼ同スタイルの最近似値で、3-1だけが、1-1に止まったとの相違点です。
更に、決定機数は、21決定機9回と、大差が付いていた試合で、勝利しなければ可笑しい試合!となっていたものです。
両試合共、得点決定力のFWが不在の戦術で、シュートを打った選手能力に左右され、これだけからは、
<シュート決定力は、退化・レベルダウンの現況>が顕らかに証明されてしまった!試合だ、と言う事です。
GKと、1:1局面だけでも、7回あり、たった1回しか、突破出来ないのは、明らかに、シュート選手の問題です。シュートは、サッカーで、数少ない<単独完結プレー>ですね。シュート選手以外、誰も、サポートやヘルプはあり得ません。
荒野の試合後コメント「GKは、良くPKシュートを止めたもの」に、大ブーイングと、大失望と、入れられないのは当然も納得したのは、私だけでは無いですね。
八面六臂の大活躍の荒野が、最も重要で、大切な単独プレーで、甘さとレベルの低さを晒した瞬間!でした!活躍は、台無し、帳消しで、大事なプレー、PK能力は低い!とのレッテルがおでこにしっかり貼られたぞ!ですね。
しかし、
前半は、両チームの、リーグトップを競う<ハイプレス勝負>は、コンサ完勝で、厚別の風と芝もありましたが、横浜FMのハイプレスは強度が高いものの、コンサパスワーク・コンビネーションで、ボール喪失〜横浜FMボール奪取成功は、皆無と、ハイプレスを無効化。
逆に、コンサハイプレスは、元々の横浜FMの欠点<相手ハイプレスに、ロングパスで回避する対応力の弱さ=ハイプレス回避力低レベル=ビルドアップでのボール喪失>が、そのまま露呈、仕方ない前線へのロングフィードも、その殆どが、パス不成功で、パスサッカーの根幹の、パス成功率は、ミドル・ロングレンジでは、30%以下。
ビルドアップではボール被奪取、ロングパスでボールロストを繰り返し、攻撃組み立てが作動出来ない展開が続きました。コンサハイプレスの成功回数は、前半8回、後半5回の13回は、当然、ショーカウンターから決定機に繋がり、決定機回数21回の大量機会を産み、コンサの、リーグトップ決定機構築力が、その実力通りにパフォーマンスされたものでした。
後半、選手故障アクシデントが重なり、試合中フィジカルコントロールと別な選手交代となり、チーム全体フィジカルがやや不安定となり、運動量とスプリントの緩みが発生、運動量緩みはポジショニングの遅れ、スプリントの緩みがプレッシング強度の緩みと攻撃スピード、ポジショニングの遅れに繋がり、横浜FMに、ショートパスを許し、パスワーク・ビルドアップから、僅かな回数ですが、決定機を与えました。しかし、後半も、大半はコンサ支配展開で、決定機数も、コンサが圧倒。
試合全体を通し、<コンサ決定力の低さ>が試合結果を左右し、<絶対勝利>試合を、<引き分けにまで、引き下げた>惜しい試合結果、との内容でした。
コンサは、現況の様な、FW得点源を欠く状況下でも、対川崎戦、今回の対横浜FM戦も、前半の圧倒、後半も有利にも拘らず、試合結果は見放される試合が、現在の定番・典型となっています。
どんなに、多数で、よりゴールに近い局面を作っても、ラストプレーだけで、全てを消し飛ばす、と言う事ですね!
残念ですが、これが、現在のコンサ!です。
思い知らされた試合となりました。
提案です!
コンサに、シュート専任コーチを、常時配置までは要りませんが、定期的に設置し、全選手が攻撃参加のコンサで、全選手にシュートプレーをトレーニングする、事は、費用も安く、効果は絶大で、順位アップを一気に図る策との内容です!
選手は当然、チームスタッフの奮起しか、この改善はあり得ません。
他力本願で、どんな優秀選手を獲得しても、同じです。
2021年06月06日
現在J1リーグチームは、
ロングレンジ日程のリーグ戦方式の強チーム、と
短期ノックアウト形式のトーナメント方式の強チームで、その特徴が分かれます。
リーグ戦方式では、着実に勝点積み上げ型チームで、攻守のバランスの良さの要因が強く成り勝ちですが、
ルヴァン杯プレーオフからのトーナメント方式では、当然、勝利にしか意味は無く、勝ち切る力=より多くの得点獲得する力=攻撃力の強いチームが、強者となります。
そのため、本日の、ルヴァン杯プレーオフで、横浜FM対戦は、GS突破時点で対戦日程上、分かっていた事ですが、トーナメント方式で、リーグ戦得点数最強3チーム〜川崎・横浜FM・鹿島であり、出来れば、順調に、勝ち上がった場面での対戦を願うものでした。
しかし、ルヴァン杯の天王山は、今日となりました。
ここで勝ち上がり、鹿島・川崎対戦は、より高いステージでの対戦となりますが、第一回目の天王山が、横浜FM対戦!
ミシャは、今朝、起用戦術と選手を最終決定、との事。
丁度、この時間でしょう
残念ながら、結局、ロペスとチャナティップは、間に合わず、対横浜FMプレーオフ第2試合を目指す事となりました。ロペスは、色々と、去就の雑音に、プレーで応える、良い機会でしたが、それも次第2試合です。
結果、ロペスパターンのオールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス徹底は、ロペス抜きで、決定力低下は招きますが、より、オールコートマンマークプレッシングは強度を上げられる選手起用が濃厚です。
試合メンバー最終型は、
スタメン <ゼロトップ>
荒野
駒井 小柏
青木 高嶺 深井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブ
ドド、中島(本来はジェイ〜コンディション不良?)
菅、ルーカス、ミンテ、岡村
大谷
ですね。
今朝のミシャ でした。
2021年06月02日
前ブログで、横浜FMの現況と打破・勝利への対策を検討致しました。
本ブログは、〜その2で、具体的、コンサ対戦戦術・試合展開・メンバー予想です。
2.コンサ対戦 戦術・試合展開・メンバー予想
前ブログの結論は、
<コンサマンマーク型ハイプレスと、コンビネーションとコンサ式>でした。
即ち、
①横浜FMの数少ない弱点〜DF陣のボール保持力とロングパス力から、ビルドアップ局面でのボール奪取ターゲット、ビルドアップのコンビネーションパス交換自体を阻止・制約を狙い、
マンマーク型ハイプレスで、ターゲットのDFラインを近距離で常時カバーし、ボール保持の瞬間と同時プレッシングの、最速強度を可能とする唯一戦術ーマンマーク、更に、パス交換の基本要素ーパスレシーバーのパスターゲット化を、横浜FMオール選手のマンマークで、常時阻止し、パス交換自体を困難・不能とする、オールコートマンマークで、封じるものです。
②横浜FMの攻撃の半分を占める、攻撃的守備のハイプレス〜ボール奪取〜ショートカウンター〜得点獲得、の攻撃対策として、
横浜FMハイプレスの弱点ーゾーン型ハイプレスのため、ゾーン=守備カバーエリアを維持したままのハイプレスとなり、ビルドアップのボールホルダーまでの距離があり、ボール保持の瞬間には、チャージが来ない=遅れて届かない時間が有り、その時間で、ハイプレスを躱す、ショートパスコンビネーション、前線ポストへのロングパスの2通りプレーで、ハイプレス無効化を図るもの、となります。コンビネーションを基本Aパターン、コンサ式が代替Bパターンとなるものです。
オールコートマンマークプレッシング戦術を選択するならば、可能選手は、ジェイパターン選手、では無くて、ロペスパターン選手となります。そのための懸念は、ロペスとチャナティップの離脱中選手の回復・復帰次第ですね。両選手共に、リーグでの大活躍で、海外チームからのオファー話題で、話題沸騰が断続的に発生し、その去就は、目を離せませんが、コンサのスタイル・戦術の中で、花開く活躍となり、間違い無く、全ての能力が大きく成長していますが、最大に輝き、能力発揮が可能なのは、コンサであり、更に、成長を望めるものである、との事実を見失わなければ、簡単に飛び付く移籍は、有りませんね。〜賢明な理解認識と判断・決断を期するものです。
先週のノノラジでは、早期復帰・合流のコメントが有り、本日オフ明けから、全体練習参加〜明日支障箇所が出なければ〜試合起用可能、と想定します。
晴れて、故障離脱選手は、全員リカバリーし、全選手体制が再構築です。
選択出来る戦術も、全て制約が消滅し、チーム力は、フルパフォーマンス達します。
コンサ対戦戦術予想は、
オールコートマンマークプレッシング戦術、マンマーク型ハイプレス戦術、コンサ式ミシャ戦術を駆使し、マンマークターゲットのカバーで、オールコートで、ポジショナルプレーの可変型の自由自在、かつ、高い組織・連動型の、全員攻撃・全員守備のトータルフットボール、反復サイドチェンジ、スペース・サイドからのクロス・ラストパス攻撃、派生セットプレー攻撃、相手パス交換阻止のパスサッカー封じ、 で、
横浜FMゴール付近でのボール奪取徹底で多数回ショートカウンター、コンビネーションの中央突破・サイドスペースからのワイド突破による多数回決定機構築、オールコートマンマークプレッシングで、ピッチ全エリアでパス交換支配し横浜FMのサッカープレーを徹底的に減少させる、との
完全支配時間帯を構築・持続させ、試合主導権を握り、コンサ攻勢を持続させ、多数回決定機で、複数得点獲得を実現する試合を作り出します。
想定の試合展開は、上記の「コンサ完全支配時間帯」と、「横浜FMの逆襲となり両チーム拮抗時間帯」が、繰り返され、その間での、「得点獲得勝負」・<より多く得点獲得した方が勝利>と、サッカーの原点価値観の試合展開が必至です。
直近の横浜FMは、絶好調戦績からの選手の自信が、<勝者のメンタル>にまで到達し、先行の試合展開だけで無く、相手に先制されても、逆転勝ちを果たす、との強い意識で、「チームのメンタルの安定感は最高レベル」です。
そのため、単なる先制だけでは「チーム混乱・メンタル変動によるパフォーマンス変動」は発生しません。横浜FMの混乱・チームメンタル変動は、複数失点と、その根幹となる「戦術阻止・封印」で、<ハイプレスが効かない>、更に、<パス交換自体を阻止される>サッカー根幹まで、封じる局面が、決め手・決定的対策となります。
コンサ試合三原則〜走る・球際の闘う・規律を守ろうとする、とのフルパフォーマンスです! 〜これは、川崎への唯一対策でも有ります。
しかし、次戦が、2試合で完成となり、90分の【前半戦】となり、次戦の結果は、勝利・引き分け・敗戦のどれでも、次々戦で、挽回や更に優勢が決まるもの。
ホーム戦の勝率が高い両チームには、各ホーム試合は、勝利を取りたい試合で、コンサは、より攻撃的、横浜FMは、アウェーを意識した闘い方との想定も有り得る所ですが、両チーム共に、リーグ最攻撃指向の双璧チームで、より攻撃的はあっても、アウェー意識試合などは、念頭にも有りませんね。
想定試合展開は、
試合開始〜10分 互いにハイプレスからのショートカウンター攻撃を掛け合い、
コンサ・オールコートマンマークプレッシングを張ると、
横浜FMビルドアップ阻止から、コンサ攻勢時間帯構築。
〜22分 コンサ攻勢の中、サイドからラストパスで先制
〜HT 再び、拮抗状態で、ハイプレスボール奪取とカウンター合戦
< 1:0>で前半終了。
HT 〜55分 拮抗状態で再開。
横浜FMが、ロングカウンターで同点。
〜67分 コンサハイプレスボール奪取からショートカウンター。
コンサ攻勢時間帯構築。
追加点獲得し、再び勝勢構築。
飲水T〜選手交代で活性化
〜75分 選手交代で、戦術転換。
コンサ式ミシャ戦術・マンマークハイプレス型で、
ブロック組織守備と緩和型ハイプレスとロングカウンターで、
追加点獲得。
〜試合終了 【 3-1】の完勝 との予想です。
そのための起用選手は、
試合開始直後から、オールコートマンマークプレッシングが可能選手のスタメンとなり、 <ロペスパターン選手>となります。
スタメンは、
ロペス
チャナ 小柏
ルーカス 高嶺 深井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブは、
途中交代予定 菅・青木
同戦術転換 ジェイ・駒井
サブ 荒野・岡村
GK 大谷
強敵・横浜FMに対抗可能選手が揃っています。
ロペス・チャナティップのリカバリーに、次戦が掛かっています!
2021年06月02日
現在、代表組と五輪組は、W杯予選と五輪準備のため、代表招集となり、海外所属選手をはじめ、Jリーグから合流です。
しかし、五輪とコロナ禍による日程修正で、本来ならは、ストップするリーグ戦は、そのまま進行し、代表組拠出チームは、主力流出の「穴」状態で、試合対戦を迎えます。
次戦対戦は、ルヴァン杯への道を成否する、準々決勝・16チームによるホームアウェイの2試合を「横浜FM」と対戦です。
1.対戦チーム「横浜FM」現況
「横浜FM」は、現在、コンサと同じ実施16試合で、最多チームに、△4試合も少ない状況にも拘らず、
リーグ順位3位 勝点34 10勝4分2敗 得点32失点15得失差+17と、好調で、シーズン開始節は、18位からのスタートでしたが、昨シーズンを大きく上回る守備〜失点の減少と、リーグ最強得点力の攻撃の、攻守がフルパフォーマンスとなり、一気に、リーグトップランクに上昇。
ここ10試合公式戦戦績は、7勝2分1敗で、驚異的な戦績であり、唯一鹿島戦で[3-5]の守備崩壊・得点合戦敗戦。リーグ戦だけでは、ここ5試合、3勝1分1敗、ここ3試合は、得点が低下し、複数得点差で圧勝のこれまでスタイルから、最少得点差の試合となっています。リーグ戦平均得点2.0、公式戦平均得点2.8→ここ3試合平均得点1.3と大幅減との数値です。
その得点力の原動力は、
昨シーズン末で、エリキ13・Jサントス13・Mジュニオール11で、オナイウ阿道4・前田大然3でしたが、エリキ・JサントスのWトップが流出、
今シーズン現時点で、オナイウ阿道10・前田大然9・エアベル3と、Wトップ流出を完全にカバーする、オナイウ阿道・前田大然の大活躍で挙げたものです。
そんな「頼み」の[前田大然]が、五輪代表招集で、不在となり、得点力は大幅ダウン、との想定が見てますね。
余談ですが、代表組のチーム離脱は、代表組が、5/30離脱〜6/15代表試合で締め括り、五輪組は、6/5.12.7/12.17のテストマッチ五輪、本番7/22.25.28、予選突破すれば、7/31.8/3とベスト8以上を目指す試合となります。五輪組は、勝利次第で、リーグ中断期間明けとなる、8/7リーグ再開直前の復帰合流となります。
代表招集除外は、残念ですが、シーズン進行では、ダメージを受けず、有効に、試合進行、その後中断期間の、有効活用もなるものです。チームに取っては、プラス要因です。
本稿テーマに戻り、そんな現況が反映される、横浜FM対戦を展望してみます。
突然、横浜FMの現在スタイルを根幹から作り替えた、名将ポステコグルーに、スコットランド名門セルティック監督招聘オファー、近時合意・早期移籍見通し、とのリリースで、大騒ぎとなっています。
チーム根幹で、全内容がそこから始まる監督や去就は、チームへ大きな影響を与えている事は、間違い有りませんね。
横浜FMの現在スタイルは、<ポステコグルーのアクションサッカー>が代名詞で、現在、リーグ席巻の<ハイプレス・ハイライン><ポジショナルサッカー>の元祖・元本チームで、リーグ最先行導入であり、初の導入過程での課題続出〜改善努力〜困難や戦績低迷・混乱も全て我々に見せた上、現在の完成形となったものである事に、生半可な対策等は吹き飛ばしてしまう、重厚・強大チーム力が、証明されているのです。
超攻撃的守備で、リーグ最前のハイプレス、最強のプレス強度、最速のショートカウンターで、中盤〜前線の攻撃力は、リーグトップレベル。以前の守備は、ハイライン裏の広大スペースへの被カウンターリスクが大きく、複数失点に泣く「守備の穴」が大問題で、<複数得点獲得も、それ以上失点>の敗戦パターンを中々脱却できず、下位順位に甘んじていました。しかし、[スピード・走力・守備力・プレー予想力]の能力を揃えた、チアゴマルチンス、ティーラトン、畠中で、課題改善・解消となり、遂に、失点大幅減少とし、攻守のバランスが整備され、今シーズンの爆発に結実したものです。
そんな強力戦力でも、攻略ポイントはあります。
実は、反対に、ハイプレスで、ビルドアップを狙われるプレーです。
「球際強度」〜ボール保持の瞬間チャージとなるスピード、タイトチャージ、常時反復で、ハイプレスを受けると、ビルドアップ阻止・ボール奪取が成功、更に、
パス交換でハイプレスを躱すプレーそのものを阻止する「マンマーク」は、横浜FMの攻撃の半分をセーブさせ、横浜FMハイプレスも、ワンタッチパス、コンサ式の前線ポストへのロングパスで躱し、ハイプレスも阻止で、横浜FM攻撃の残り半分もセーブ出来ます。 横浜FMの優秀DFも、ボール保持力や精度の高いロングパス力は、苦手だからです。
詰まり、コンサは、マンマークハイプレスと、コンサ式で、対策です。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
ここからは、次ブログ〜その2に続くでお願いいたします。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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