2019年02月28日
次節のAチームは「前日現地入り」を示すトレーニングスケジュールとなっています。
移動日は、空港・使用航空機材から、普段10:00開始が、9:30開始に変更となります。3/1トレーニングメニューが、9:30開始ですので間違いないでしょうね。
第1節が前々日入りだった様に、アウェイへは「前々日現地入り」が原則ですが、もう1日現地入りを伸ばすスケジュールとした理由は、Aチーム形成の選手起用選択期間を水曜だけでは決め兼ね、木曜・本日も選択期間とした事が原因です。
前ブログで記載の通り、A・Bチーム分けは、➀来週土曜・札幌ドーム初戦まで、各チーム毎に独立し、選手交換がし難い、スケジュールとなる点、➁フィジカルに懸念選手が複数発生し、選手フィジカルコンディションから、起用可能・ハイパフォーマンス選手の見極めが発生した点(鼻骨骨折のジェイ・半月板損傷長期離脱駒井を始め、菅・進藤・荒野・濱にフィジカルコンディションの変動が発生)、の2点から、ミシャは「もう一日見定めたい」とのスタンスですね。しっかり見定めて、今晩の「選手への伝達」コールで、Aチーム起用・埼玉スタジアム現地入りを連絡ですね。
では、コンサの対戦戦術・試合展開・メンバーの予想をしてみましょう。
1.戦術・試合展開
前ブログ「対戦チーム点検」で、対浦和対策は特段無し、不要。コンサの本来戦術の機能発揮の問題が前節の敗戦原因であり、昨シーズンより継続し、キャンプで進化・成長を図った「最新型コンサ戦術」の実践・機能発揮で、浦和戦は勝利となる、との結論でした。
という事で、コンサ・今シーズン用戦術は、
基本システム【3ー4ー2ー1】~可変システム~【4ー1ー4ー1】~【3ー2ー5】〈名称を付けました・・!『イケイケどんどん攻撃』如何ですか?〉-守備時は【5ー4ー1】〈こちらにも名称を付けました・・!『すっぽんブロック守備』や『亀の甲羅・鉄壁守備』なんて如何でしょう?〉
可変システム=選手ポジション・役割・プレイの激変で、相手守備想定を超え、相手の組織・連携守備を不能とし、個々での守備も意表な攻撃への対抗となり、突破・剥がし・スペースギャップ発生・決定機創出に繋げるものです。また、守備では、徹底守備陣形にまで変化し、強固なブロック陣型により「組織・連携・複数選手守備」で「ボール奪取」を図り、失点阻止を徹底するものです。
コンサ戦術の最新型は、ジェイ敗因コメントでも出てきた「ジェイへのパス」阻止の通り、「ミドルポスト戦術」;相手中盤のポイントで、コンサ前線選手へのミドル・ショートパスでのポストプレーで、相手陣内を攻撃起点とするものです。似た戦術に、前節湘南がここ2年間追及を継続し、前節ではその成果が一部出現した戦術があります。全世界でもJリーグでも最新・流行の「ポジショナルサッカー・ストーミング戦術」;ボールロスト想定で、前線へボールを運び(実際は、放り込み)、そこへ選手殺到し、二次ボールを奪取し、そこを起点とするショートカウンター(相手ゴール直前からのカウンター)を狙う、との戦術で、多数チームでの成功が注目。欠点は、ボールロストが多発し、二次ボールの獲得が失敗すると、攻撃手段を完全喪失となる点で、チームの走力・反復する強力精神力とフィジカルが大前提となり、その条件を充たさなければ成功率が極端に低い戦術です。
実は、オリビエラ浦和監督も、その戦術を指向したい様ですが、浦和は、本来「走力・そのためのフィジカル」があるチームではありません。中軸選手は、ベテラン層の有力・優秀選手で、反対傾向の選手層で、成功の可能性は極度に低いものです。
コンサ戦術は、ポジションではなくて、ポゼッション・パス重視戦術ですね。
また、5トップを完全に活かした攻撃に到達していませんが、5トップがポジションチェンジ、左右と上下のギャップを突く、ワンタッチ連続パス交換、それぞれの裏突破、ドリブル突破、スルーパスとサイドに上げた福森、進藤、ディフェンスラインまで降りた深井、荒野、宮澤とのパス交換は、多彩攻撃パターンとなり、極端に守備優先としない限り、コンサ攻撃が爆発します。浦和はバランス型の攻守バランスで、コンサ攻撃への守備力はありません。決定機は湘南戦を倍増し、当然、決定力でのブレーキを掛けなければ、複数得点獲得必至です。
攻撃から派生のセットプレーも、トレーニングはしていませんが、得点獲得機です。
想定試合展開は、試合開始当初より、コンサ攻勢を取るべきで、浦和攻撃力を警戒するバランス型での試合開始・入りは失敗する公算が大きいです。
試合開始 ~ 15分 コンサ攻勢
~ 30分 先制点獲得
~ 45分 コンサ攻勢のまま「 1:0 」で前半戦終了
後半開始 ~ 60分 浦和攻勢も予想され、バランス型
~ 75分 コンサ選手交代から攻勢を仕掛け、追加点獲得
~ 90分 さらに選手交代で活性化、コンサ攻勢のまま終戦
【 2ー0 完勝 】 の試合展開想定です。
2.メンバー予想
木曜まで、リカバリーを求め、少しの傷・痛みは試合起用の喜びでカバーし、フルプレイ可能としたかった訳で、トレーニングレポートに映る選手21人からは、駒井以外はフルメンバーに近づいた様ですね。
次節起用メンバーは、最新戦術を実践する選手の選択となります。
スタメン ジェイ
チャナ ロペス
中野 深井 荒野 ルーカス
福森 宮澤 進藤
ソンユン
サブ 60分 武蔵 ⇔ ジェイ
岩崎 ⇔ チャナ
75分 小野 ⇔ ロペス
菅・早坂・石川
菅野
これでは、Bチーム形成が困難となりそうです。
Bチーム 武蔵
檀崎 岩崎
菅 藤村 中原 白井
濱 ミンテ 中村
阿波加
で一部並立でしょうか。
Aチームは、強力チームですが、
Bチームは、大きくレベルダウンしてしまいますね。
未だまだ戦力強化が必要です。
2019年02月27日
チームスケジュールは、
月曜 完オフ
火曜 フィジカル+前試合課題トレーニング
水曜 フィジカル+次戦課題共通理解、予定スタメンチーム構成、
対策トレーニング
木曜 フィジカル+次戦予定スタメン候補確認、Aチーム移動
Bチーム、来週ルヴァン杯第1戦横浜FM戦メンバー構成で、
対戦課題共通理解と対策トレーニング
金曜 Aチーム;フィジカル+対策トレーニング
Bチーム;フィジカル+ルヴァン杯対策トレーニング
土曜 Aチーム;16:00〜18:30 第2節 浦和戦埼玉スタジアム
Bチーム;ルヴァン杯があり、TGは設定無しでしょう。
フィジカル+ルヴァン杯対策トレーニング
日曜 Aチーム;リカバリートレーニング
Bチーム;フィジカル+ルヴァン杯対策トレーニング
月曜 Aチーム;完オフ
Bチーム:フィジカル+ルヴァン杯対策トレーニング
火曜 Aチーム;フィジカル+前節課題トレーニング
Bチーム;フィジカル+ルヴァン杯対策トレーニング、
前日移動
水曜 Aチーム;第3節 ホーム初戦 課題共通理解と対策トレーニング
Bチーム;移動後、リカバリートレーニング
木曜 フィジカル+対策トレーニング、次節スタメン候補予定確認
金曜 フィジカル+対策トレーニング
土曜 Aチーム;第3節 ホーム初戦清水戦
Bチーム;TGも
日曜 リカバリートレーニング
月曜 完オフ
〜 〜 と続きます。
この日程確認から、Aチーム.Bチームに分かれると、今週〜来週もチーム間移動、変更は例外で、別チームとしてのスケジュールとなる事が明らかです。
ここで、どちらのチームに分かれるか、配置されるかは、当面の起用を決定付けそうですね。
チームに取っても、選手個々に取っても、大変重要な選択、分岐点となるとの事です!
では、本課題、次節対戦の浦和チーム現況です。
1.現況
10位 勝点1 対仙台に、0-0となりました。(コンサ数値)
30m攻撃回数24 シュート数10本 枠内2本 決定率0% PA内シュート率60%
( 52 11本 2本 0% 45.5%)
被シュート数8本 被枠内3本 被決定率0%
( 12本 6本 16.7%)
支配率61.7% 走行距離107km スプリント141回
( 59.9% 115 158)
浦和は、システム変更が重なり、パスサッカー放棄し、ゲームメイク力も急減し、低い決定率は更に低下し、攻撃力は半減したまま回復の兆しも有りません。最多シュート数で、最強ゲームメイク力をストロングポイントにしていたチームは激変しています。そのため、強力DF・GKの守備力頼みで、かろうじて引き分けに持ち込んだもので、仙台の勝利確率が大変高い試合でした。
どんなに、強力、優秀選手を揃えても、機能するシステム、戦術が無ければ戦力化は起こりません。
また、キャンプでのTG不要戦略は、机上論とも言えるもので、現実・現状では、試合感覚の甘さ=精度・スピード・連携力全てで、最低ランクから始まることを招き、選手の不安、不審=不信は最高潮に達したままで、混迷の一因となっている体たらく状態です。このままでは、近い時期に「お家芸」の「監督の是否」に直結しそうです。来週からは、3/6ACL日程もタイトに絡み、フィジカル低下も問題化しそうです。
2.戦術・システム
システム変更は、【3-3ー2ー2】型で、MFは、アンカー+両サイドアタッカー+ダブルインサイドハーフ+2トップで、アンカー前に大きなスペースが産まれ易く、中盤守備の安定性を欠いています。また、安定したパス交換よりも、ゲーゲンプレス・ショートカウンターの相手ゴール前での攻撃への切り換えを図る戦術で、ボールロストを厭わない「前進・ポジショナルサッカー」を目指し、攻撃パターンが単純化・個人能力型へ変化し、威力・怖さは消失気味です。
中軸となるセンタープレーヤーには、西川・マウリシオ・槙野・柏木・興梠と、ベテラン系選手で「弱点はフィジカル」です。今後のタイト日程では、フィジカル低下に起因するプレイ低下が起きそうです。
今の浦和は、攻撃力が低下・不発気味で、十二分に対抗できるものです。
3.新加入
「法政大紺野」ではなくて「日大金子」が加入・来ましたね。リーグ特別指定選手として今シーズンから参戦もあります。ドリブラー・パサー・FKキッカーの3拍子揃った優秀選手です。当面、両サイド・ボランチ起用が候補となります。
2019年02月25日
<開幕よりのスタートダッシュ>狙いの今シーズン展開戦略は、第1節の湘南戦敗戦で「計算違い」?の様に見えますが、「負けず嫌いのミシャ」は、”笑いながら”これも想定内で、序盤複数節トータルで「スタートダッシュ!で大丈夫」と言い返しそうですね。
少なくとも、「開幕3試合勝利無し・0勝1分2敗4得点・7失点」の昨シーズンに比べれば、大概の戦績も、スタートダッシュと出来そうです。
我らサポーターも、ミシャの「大船に乗って」、焦り禁物・ゆったりと行きましょうか。
J1リーグの公式試合データ・リリースの定例スケジュールは、月曜夕刻でしたが、今シーズンは一日遅れの火曜夕刻となりました。
ここでは、一見、戦績からは見えて来ない「試合実像」を、リーグ・コンサ共にデータから掘り出してみましょう。
1.試合データ
順位 勝点 チーム 得点 失点 シュート数 枠内数 決定率-[順位]
1 3 名古屋 4 0 15本 7本 26.7% [1]
2 3 湘南 2 0 12 6 16.7% [4]
3 3 横浜FM 3 2 25 10 12.0% [6]
4 3 大分 2 1 11 6 18.2% [3]
5 3 C大阪 1 0 11 4 9.1% [7]
6 1 松本 1 1 14 3 7.1% [8]
清水 1 1 7 1 14.3% [5]
磐田 1 1 17 5 5.9% [10]
広島 1 1 14 4 7.1% [8]
10 1 仙台 0 0 8 3 0 [12]
浦和 0 0 10 2 0 [12]
F東京 0 0 6 1 0 [12]
川崎 0 0 16 8 0 [12]
14 0 G大阪 2 3 10 4 20.0% [2]
15 0 鹿島 1 2 21 5 4.8% [11]
16 0 神戸 0 1 15 5 0 [12]
17 0 コンサ 0 2 11 2 0 [12]
18 0 鳥栖 0 4 9 5 0 [12]
敢えて、結果を一覧にしましたが、
➀上位は、得点力、下位は守備力に連動との当たり前の結果です。
➁得点力の攻撃力は、
・シュート数=ゲイムメイク力
・同枠内数=シュート精度
・決定率=得点力 を表示し、
A.ゲームメイク力◎チーム;鹿島・横浜FM・川崎・磐田・名古屋・神戸
〇チーム;松本・広島・ギリギリで、コンサ・湘南・C大阪・大分
問題ありの△チーム;仙台・F東京・清水・鳥栖で、今節〇でも次節は??です。
B.シュート精度は得点数に直結で、
〇合格チーム;横浜・川崎・名古屋の僅か3チーム
△問題ありチーム;C大阪・磐田・広島・G大阪・鳥栖の4チームは、シュート数がいくら多くても、精度が伴わず「無駄撃ち・得点力限定」となります。
×大課題・改善無くて勝利乏しいチーム;松本・清水(僅か1本が得点となるも単なる幸運のみで、次節は得点獲得困難)・仙台・浦和・F東京・そしてコンサは、得点は取れて「1点のみ・ほとんどは0点必至」の状態で、勝利獲得は困難チーム
C.決定率順位と順位は、ほぼ(G大阪を除くと)連動しています。
決定率を上げなければ、順位上昇は困難、です。
この様に、今節の「キーポイント」は「攻撃の得点力~シュート数・シュート精度・決定力」にありました。
コンサについて再確認すると、
ゲームメイク力はギリギリ〇、シュート精度は✖、決定力✖最下位です。
➂「シュートの質」が問題となっていますが、近時大注目の「シュートポイント」=「PA内シュート率」順位は、
1位川崎81.3%~2位大分72.7%~3位広島・清水71.4%~5位鳥栖~C大阪~横浜FM・浦和~湘南~鹿島~名古屋~G大阪・仙台・F東京~15位磐田47.1%~16位神戸46.7%~17位コンサ45.5%~18位松本42.9%
コンサの「シュートの質」の低さが、「シュートポイント」=ゴールへの侵入突破不足によるシュート位置の遠さ、に起因している事は間違いですね。
川崎、意外な大分、広島・清水の「決定力」の理由もここにありそうですね。
【より、ゴール前に侵入・突破したシュートポイント】の回数が、「シュート改善のキー」ですね。
2.コンサ内容
事前予想では、
コンサ「超攻撃型、多彩パターン・パス戦術の得点力」
Vs
湘南「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」でしたが、
実戦は、
前半戦;コンサが攻勢・ゲーム支配、湘南は守勢となり、湘南のお株を奪う「湘南ストーミング戦術=前線からのボール奪取でのショートカウンター」をコンサが実践し、多彩パターン・パス戦術が機能し、複数の決定機をゲームメイクするも、「得点獲得を欠き」、
後半;事前予想の通り、後半開始直後より一転して湘南攻勢で、コンサ陣に全員攻撃・雪崩込みの「ストーミング戦術」を全開し、コンサ守備陣にミスが多発し、その中、湘南決定機での「致命的ミス」で、2失点し、また、攻撃での全員攻撃態勢意識が低下し、チーム全体のポジションアップ・運動量低下となり、結果、「守備から脱出のための単純ロングフィード」主体で、多彩・パス戦術は消滅し攻撃力が極度に低減したもの。途中選手投入での活性化も、時間帯が遅滞し、僅かな時間帯での同点・逆転は不能となったもの、でした。
敗戦原因は、明白で、
➀決定機数は適正(=チャンスメイク・戦術実践は良好)だったが、「得点獲得・シュート」の問題=【低いシュート・得点意識、甘く・思慮不足シュートタイミング】・・ジェイ・チャナティップ・武蔵・ロペスの4選手
➁失点は、守備陣を崩されたものではなく、カウンターでの失点直前コンサミスプレイに尽きます。=1失点目ソンユンのプレイ予測とキャッチミス、2失点目菅・宮澤のクリアミス・・ソンユン1失点・宮澤2失点・菅1失点の3選手(進藤・両ボランチは除外です。)
➂後半、コンサの攻撃は、湘南攻勢を受け「精神力の弱さ・トレーニングでの定着不足」を露呈し、現行最新型を忘れ、2017スタイルの「前線への放り込み型」にまで逆行しました。対して、ミシャは、「その激変をそのメンバーで改善する」事を求め、当初メンバーのままプレイ続行した姿が、「途中選手交代の遅延」になったものと見えました。
ルーカス投入は、スタメンから起用が適正だった事を証明しましたが、チームのポジションアップが停滞したままの状態で、一気に「サイド突破」からの逆転・活性化は無理でした。
また、「武蔵投入」は、ジェイのサブポジションではなく、「トップとし、パス戦術・スピード・スペース勝負で活性化」が適正でしたね。≪ジェイ+武蔵≫並立は成果乏し!を証明しました。
以上3点が敗戦原因です。
すべてに共通している点は【意識・認識】の問題で、本来、トレーニングの目的は、徹底した反復練習とそこでの成功体験・失敗体験を通した「理解と認識、そして自信」獲得により、「戦術意識の定着」にあります。
守備ミス、シュート課題は、該当選手の「プレイ・リスクの予測、集中力持続意識」に尽き、改善は速やかに行えるものですね。
次戦までに、「改善」を完了してもらいましょう。
もう一点、注目データがあります。試合時間帯ごとの支配率・シュート数です。
コンサ 湘南 試合支配
支配率 シュート数 時間帯 支配率 シュート数
66.7% 1本 00~15 33.3% 0 コンサ
55.0% 2本 16~30 45.0% 0 コンサ
65.8% 4本 31~45 34.2% 0 コンサ
52.0% 1本 46~60 48.0% 4本 湘南
61.6% 0 61~75 38.4% 1本 湘南
55.9% 3本 76~90 44.1% 4本2失点 湘南
前半完全にコンサが支配し、シュート7本の得点機会を喪失すれば、勝利は逃げるのは必至で、
後半湘南が完全支配の中、やっとの想いで挽回を図るべく76~90に選手交代・投入し、シュート3本のチャンスを作りましたが「撃ち合い・オープンな展開での、攻撃バランス(ボール基準で攻撃選手多数・攻撃的・守備弱体化)」となり、「少なくなった守備選手=組織守備→個々の守備力主体」のなか「肝心な局面での守備ミス」は致命傷となり、連続失点、との展開 でした。
時間帯別試合展開からも、勝機のポイント・時間帯、劣勢状態での挽回、どちらにも敗戦原因が見えて来ます。
【攻撃型チームであり得点機・決定機に「確実な得点獲得」、
守勢・バランス時間帯を逸早い攻勢転換を仕掛ける事、
相手カウンターとコンサ攻撃バランス時の「個人プレイ・特にプレイ予測精度」
の改善】 が結論です。
3.(ちょっと本題から外れて)2種登録も含んだ「2019シーズン選手保有戦略」
2種登録選手3名のリリースがあり、今シーズンの選集保有はほぼ確定です。(正式には、選手登録第1ウィンドーは「1月第1金曜~12週間金曜~3月29日」で、未だ選手獲得は可能ですね)
全選手数は、30名<A契約23名+B・C契約(2種も含む)7名>となりました。
(1)驚きは、その「B・C契約(含む2種)選手数」で、保有占率23%で、リーグ最多占率で「育成選手率No.1」=育成取り組みダントツ1位です。
他チーム;仙台1/28ー3% 鹿島4/34ー11% 浦和3/31ー9% FC東京3/32ー9% 川崎2/30ー6% 横浜FM7/31ー22% 湘南3/32ー9% 松本2/35ー5% 清水1/30ー3% 磐田0/34ー0% 名古屋4/33ー12% G大阪4/37ー10% C大阪2/37ー5% 神戸2/28ー7% 広島4/32ー12% 大分4/31ー12%
✳︎磐田の0%、清水3%、松本・C大阪5%。一方で、横浜FM22%と、チーム毎に、大きく異なるコンセプト・戦略が顕著です。
•磐田・清水・松本・C大阪の4チームは、「自チームでの一貫育成」コンセプトは一切実行していないチームとなっています。現実的な選択、とういう事でしょう。
•逆に、コンサと同様に「自チームでの一貫育成」戦略チームは、横浜FM、+辛うじて、名古屋・広島・大分、その傾向が鹿島・G大阪の計7チームという事ですね。
•残る7チームは、最低限の自チーム育成数に限定との選択で、こちらも現実的選択の一方法と言えますね。
コンサポジション別選手数は、(登録ポジションではなく起用ポジションです。)
コンサ[1ー3ー4ー3(ー2ー1)] 必要数倍率
GK 4名 A契約 3名 その他1名 平均年齢 24.8歳 ×4
DF 7名 A契約 5名 その他2名 平均年齢 24.7歳 ×2.3
MF14名 A契約11名 その他3名 平均年齢 24.5歳 ×3.5
FW 5名 A契約 4名 その他1名 平均年齢 24.2歳 ×1.6
全体 平均年齢 24.5歳 ×2.7
A契約 平均年齢 26.6歳
その他契約平均年齢 17.9歳
ポジション別平均年齢は、均質化しました。昨シーズンは、DF陣が偏重していましたが、一気に平準化し、リーグ最低の平均年齢で、「今後の大きく確実な成長=戦力アップ」が計算出来る選手層となりました。
全ポジションにて、
【ベテラン=指導層~若い中堅=中軸~若手=高い成長の戦力アップ期待】 と理想形。ここもリーグ随一の選手層です。
唯一の懸念点が、各ポジション必要数倍率が、バラつき、DF×2.3倍、FW×1.6倍で、〈DF・FWにあと1名ずつの戦力保有〉が望ましいものと考えられます。
また、
ここにも記載の通り、MF紺野 和也(法政大3年21歳、「法政のメッシ」)・FWアウン トゥー(ミャンマー22歳)は、練習参加等が継続し、依然ロング交渉中で、第1ウィンドー締め切り時点や第2ウィンドーでの移籍加入もあり得ますね。
如何ですか。
よくある意見「有力・優秀DF選手の獲得必要」は、確かにやや手薄な状態解消となりますが、ミシャ・チーム戦略の「年俸の未だ安く、今後の育成・成長が期待出来る選手」による「選手・戦力構築と今後の育成」との根本戦略・コンセプトが中軸であり、その観点からは、充分以上、十二分な「保有選手構成」が完成した、という事ですね。
2019年02月23日
予想外の結果は、期待が大きかった分、大きなダメージ、ショック‼️で、帰路、寒さが益々、身に染みてきます!
選手、スタッフのショックは同様、大きく深刻でしょう。
一番冷静なのは、ミシャ本人でしょう。
敗戦理由・原因は、現地にいても明白でした。
攻撃チームが、得点獲得出来ない場合の末路そのものですね。
攻撃チームを標榜している、その事を支持、支援している我々サポーターも、含めて、得点獲得失敗の結果は、この内容は想定通りとするしかありませんね。
現地観戦からは、やはり、得点獲得失敗の原因は、
①ジェイ、チャナティップ、ロペスのシュートタイミングでのシュート選択をしなかった事〜トレーニングの通りに失敗したという事
②サイド攻撃回数の不足〜中央突破が機能しない局面で、逆に、中央突破に固執する傾向がトレーニングの通りそのまま出た。
③スタメン選手での得点獲得に固執し、選手交代のタイミングを遅らせてしまった。〜初戦で、好循環が生まれる様に、スタメン選手での得点獲得に執着し、同一パターンの失敗を繰り返し、相手湘南には、自信を与え、より冷静に守備をさせた。
と見えました。
次戦浦和戦が、今シーズンを占う勝負試合となりましたねば。
東京方面の列車に乗り、少し寒さの震えは止まり始めました。
次戦浦和戦では、寒い試合を熱い試合に変えましょう。
チームの切り替えには、コンササポーターの力が必要ですね。
全員で、シーズン序盤も支えていきましょう!
2019年02月23日
うーん‼️
ラストパスとラストシュートが決まらない!
それにしても、寒い!
道内並み、多分、北風で、気温は、14℃から8℃位に下がり、選手も汗も出ない。
後半、サイド活性化がポイントで、ルーカスと中野が試合展開をチェンジさせそう!
勝つぞ!寒くても!
2019年02月23日
14:40現地到着!
相変わらず、平塚駅からのシャトルバスは、シャトル⁇には程遠い、ノロノロで、普段10分コースを30分掛けて、スタジアム競技場の端箇所に着くも、なんの案内もなく、やっとで座席に辿り着きました。
サービス精神、ワーストスタジアムの評価は、今シーズンも変化なしですね。
スタジアムは、北風、寒風が吹き、気温とは比べ様もない肌寒さ‼️
しかし、コンササポーター席陣は満席で準備完了!
肌寒さは、サッカー実戦には、最適で、最高の運動量が発揮の環境です!
熱い声援で、熱い選手、チームを支え、完勝を勝ち取りましょう!
2019年02月23日
Z旗ならぬ、サポーター旗を掲げて‼️
シーズン開幕❗️ 我らコンサの出発、出航❗️
初戦、湘南・平塚BMWスタジアムに、コンササポーター席満席とし、
例年以上にパックアップ、応援体制は完璧です。
ここ現地レポを速報でお届けします。
①は、試合環境、状況から。
本日の天候予想は、
晴れ、気温12℃、降水確率0%。ピッチコンディションは最優。
ボールは走り、パスは通ります!
問題は、6〜7mの北寄りの強風が吹き続く、との事です。
北寄りの強風は、北海道からの熱い声援を載せて来ます。
実際、強風対策が、試合に大きな影響を与える事必至です。
ロングボール放り込み、そのポイントに全員殺到攻撃の『ストーミング・急襲戦術』を主戦術とする[湘南]は、ターゲットへのピンポイントフィード成功率が低下します。
一方で、コンサDF・GKは、ボール予測、トラップポイントが変化し、放り込みの跳ね返しの安定性が課題となります。
しかし、強風厚別経験の豊富な、コンサスタメン3DF陣には、充分対応可能範囲内ですね。
接戦予想も多いですが、
シーズン開幕、第1節完勝・複数得点差勝利に向け、チーム、サポーター全力・一丸で、掴み取りましょう!
ではでは出陣準備に入ります‼️
2019年02月20日
「言葉の意味」は、人により「言葉の構造=範囲・内容の深さ」が異なり、千差万別になり勝ちです。ミシャは、日頃より「戦術を徹底して説明しますが、その【核心を把握し理解】する」まで、選手へ反復説明を粘り強く・諦めずに徹底します。
2018シーズンを共にしたコンサ選手は、その【核心】の理解・把握度は高くなっていますが、
新加入選手の中には、
〇「選手人生・生命」の中で、経験・学習により、「既にその【核心】を正しく把握・理解」している選手、
〇「正しい把握・理解」には到達していませんが、そのすぐ近くまで行っていた選手、 がいました。
どちらも、シーズン開幕当初より「ミシャ戦術即実践」選手として大きな期待が可能です。「ロペス」が前例・「ルーカス・岩崎・鈴木・檀崎・中野」が後例ですね。
どちらでもない「中村・中原」の2選手は時間が掛かりますね。
というのも、「ロペス・岩崎・鈴木・檀崎・中野」5選手全員、事前学習・興味で「ミシャ戦術を理解・期待して、コンサに移籍希望してきた」選手です。
という経緯・進展があり、新加入選手も即試合起用可能レベルに到達した訳です。
明日は、朝一の9:30~トレーニングで、Aチーム最終コンディショニングトレーニング後、「前々日移動~前日現地練習」日程に見えますね。
関東・湘南地域は、明日木曜/晴れ14℃、金曜/晴れのち雨13℃、試合当日・土曜/曇り時々雨11℃と天候下り坂でも、気温は温暖。
次戦への「展望予想」は多々出始めましたね。
その多くは、コンサ優勢・勝利高確率、との論調ですが、どうでしょうね。
では、次戦予想を。
1.戦術・試合展開予想
両チームの特徴・現況点検は、既にブログ記載済みですが、
対戦試合キャッチフレーズは、
【コンサ超攻撃的・多彩戦術Vs湘南ストーミング(急襲)・ポジションサッカー戦術】です。(詳細は前ブログをご覧ください)
湘南システム【3ー4ー2ー1】で、コンサ基本システムと同形で、守備時【5ー4ー1】まで同形で、一見≪マッチアップ試合≫とされ兼ねませんが、
戦術は、全く異質、別展開ですね。
➀コンサのボール支配60%程度となり、試合コントロールはコンサで、「コンサの攻勢(守備から攻撃~攻勢~攻撃からボールロストまで)」が続きます。
➁湘南の狙い・戦術は、
「激しいタイトチェックとミスでのボールロスト」狙いで「全員攻撃・ストーミング(急襲)」です。
展開は、ボールロストも辞さずに、強引なサイドスペース・トップへのロングフィードから開始し、その瞬間、ボールポジション・選手ポジションをアップさせる、との「ポジション(重視)サッカー」により、コンサ陣・ゴールへの殺到を仕掛けるもの。 個々選手能力主体で、スピードと走力とハードコンタクトを主軸とする戦術ですね。〈前線へのボール放り込み〉、〈そのポイントに、殺到による数的優位を作り出し〉、強引に「ショートカウンター(ゲーゲンプレス=前線でのボール奪取、からのカウンター)」を作り出し、相手ゴール前でのチャンスを作り出す、との「強引・ストーミング型カウンター」が主戦術であるため、実際では、「ボール支配率低率で試合コントロール困難」「個々能力の突破・阻止された場合の対応・変化力は皆無」「激しいフィジカルコンタクトで、コンディション維持・選手維持が困難」と、「成功率の低い戦術」で、高リスク・高ギャンブル戦術で、「得点獲得力」はリーグ最低水準しかありません。
守備のポイントは「湘南のストーミング対策」で、「個々選手防御」では「YBC・ルヴァン杯戦の横浜FM」撃破の様に、「湘南の思う壺」となってしまいます。「組織・ブロック・連携型守備」での阻止・防御が正解です。
➂コンサの攻撃は、可変システム実践だけで、湘南守備陣は変化対応が困難となり、数的有利、スペース・ギャップ発生で、攻撃ポイント・ターゲット・方法は多様となります。特に、新スタメン選手の多彩攻撃パターン、攻撃得点力、セットプレイ力で、複数得点は必至です。
➃試合展開
試合開始 開始直後から、コンサ攻勢。
~ 10分 先制点獲得
~ 20分 時々の湘南カウンターも、コンサ組織・連携守備で阻止
~ 30分 コンサ攻勢・時々湘南カウンターの中、追加点獲得
~ 45分 【 2-0 】コンサ優勢で前半戦終了
後半開始 ~ 60分 コンサ選手交代で活性化
~ 75分 追加点獲得
選手交代で活性化
~ 90分 【 3ー0 】で完勝!!
との試合展開です。
2.メンバー予想
ここは、誰も同一、鉄板でしょう!
スタメン
ジェイ
チャナティップ ロペス
菅 深井 荒野 ルーカス
福森 宮澤 進藤
ソンユン
サブ 鈴木 ⇔ 60分ジェイ
チャナ⇔ 60分岩崎
中野 ⇔ 75分菅
白井
早坂
小野
菅野
※檀崎・石川・藤村は僅かの差で、ベンチ入り逃す
※ミンテ・中原・濱・中村は、困難
超強力スタメンですが「駒井」離脱は痛いですね。湘南相手では「休養」で十分ですが、浦和戦では必須選手!!絶対、リカバリーを!!
【 3ー0 】出来るメンバーですね。
2019年02月18日
いよいよ、シーズンイン・スケジュールの開始!!
しかし、驚く事!!
第1節湘南戦;アウェイ・サポーター席は、販売開始30分で完売し、私も買えずに「アウェイ指定席」をギリギリ獲得。
第2節浦和戦;3000席のアウェイサポーター(ビジター)席も、完売!ここは、「ビジター自由席」を獲得!!
2連戦、参戦体制を構築しました~!が、コンサのアウェイ席争奪戦は、Jリーグ屈指で、他チームサポーターの追随を許しませんねm(@^^@)m
サポーターの皆様も、シーズン準備-万端・完璧ですね。
では、本日の本題、対戦チーム点検に移りましょう。
シーズン中、定例ブログスケジュールは、対戦日程毎に、週間スケジュールです。
シーズン中週間スケジュールは、
曜日 内容 【 ブログ記載 】
土曜・日曜;試合 Aチーム ~ 試合内容速報
TG Bチーム
日曜・月曜;オフ 全チーム ~ 公式データリリース⇒データ値より試合点検
火曜 ;フィジT全チーム ~ 次戦対戦チーム点検
水曜 ;対戦MT全チーム
木曜 ;対戦TGAチーム ~ 次節戦術・展開・メンバー予想
金曜 ;前日移動Aチーム ~ ( 同 追加記載 )
MT Bチーム
とチーム週間スケジュールに連動して、ブログ掲載となります。
今シーズンもよろしくお願いします。
本日は、その 次節対戦チーム点検 となる訳です。
1.対戦チーム「湘南」現況
➀2018シーズンの最終戦績は、
13位 勝点41 10勝11分13敗 38得点43失点 得失差-5
16位 8位
2017はJ2で比較対象とならないため、
2016シーズン〈降格〉
17位 勝点27 7勝 6分21敗 30得点56失点 得失差-26
2015シーズン〈活躍シーズン〉 15位 15位
8位 勝点48 13勝 9分12敗 40得点44失点 得失差-4
13位 9位 でした。
この2シーズンと対比すると、
得点・失点数は、活躍の2015シーズンと同程度で、どちらもリーグ最低レベルで、ギリギリでの粘り強いJ1リーグ定着力を証明したとの、シーズンでした。
13位の順位は、稀にみる激しかった昨シーズン「降格圏争い」の中、決して安心出来ない順位として、苦戦!のイメージが強かったですが、得・失点数からも「そんな苦戦の原因がハッキリ分かる」数値でした。
しかし、リーグ戦から離れ「YBCカップチャンピオン」! 強いのか・弱いのか、分かり難いチームです。
➁攻撃数値
2018シーズン
攻撃回数123回-6位 シュート数11.9本-16位 決定率8.4%-14位
2016シーズン<降格シーズン>
攻撃回数127回-3位 シュート数12.6本-10位 決定率6.7%-17位
2015シーズン
攻撃回数132回-5位 シュート数13.6本- 6位 決定率8.0%-15位
※攻撃回数はリーグ上位で攻撃の端緒・スタート回数はリーグ上位に拘わらず、チャンス構築数=シュート数、得点=決定率がリーグ最低レベルで、「ゲームメイク力」「得点力」が決定的な弱点です。
➂守備数値
2018シーズン
被攻撃回数126回-18位 被シュート数15.9本-17位 被決定率7.8%-2位
2016シーズン<降格シーズン>
被攻撃回数131回-17位 被シュート数15.1本-17位 被決定率10.5%-14位
2015シーズン
被攻撃回数134回-15位 被シュート数13.7本-11位 被決定率9.5%-7位
※被攻撃回数=前線守備、被シュート数=中盤守備ともに、リーグ最低レベルで、唯一被決定率=DF・GK守備だけより失点防止を図っている現状で「守備力のポジション毎の緩慢・弱さ」を露呈しています。
攻撃も守備も、残留ギリギリの内容・レベルで、大幅脱却・改善が、リーグ定着・上位ステップアップの大命題ですね。
➃今シーズン・キャンプTG戦績~直前キャンプでの改善状況は~
TMは1月に、[弱小相手対戦3戦]1勝1分1敗/得点不足の2得点・1失点、[中堅相手対戦1戦]1勝/4得点・無失点、しかし、2月、トルコ海外キャンプで、TM設定なく、「失点最小で守備力は評価できるも、得点力不足のままで攻撃力は未改善のまま」です。
➄戦術
「走行距離・スプリント回数はリーグ1位」のハードワーク主軸戦術。システムは【3-4ー2ー1】で、就任7年目となる曹監督の【湘南スタイル】で、プレミア・リバプールで有名な「ストーミング戦術」です。
特徴は、
a.前線からも含めた激しいプレスとボール奪取。
b.全員攻撃の急襲型カウンター・・ショートカウンター=ゲーゲンプレスカウンター。
c.守備ラインは攻撃型・中盤型・守備型を使い分け、
最大の特徴は、
「ボールロストを恐れず」「ボールロストをしてでも、手数を掛けずに狙ったスペースにボールを運ぶ」「ボールロストには、その瞬間、その場でボール奪取を仕掛ける」との戦術で、
「パス戦術」の真逆型で、「ボール保持(支配)での試合コントロール」は無用で、
その結果、
「シュートチャンス=決定機」構築確率は極端に低く、
シュート数は大きく減少し、また、
相手陣突破の成功率が低く、
シュート位置・ポジションも、ゴールから遠く「決定率」低下理由です。
➄移籍・選手保有構成
驚きの大量2018活躍選手の首を決断・実行。(コンサに正反対の保有戦略です?)
看板FW高山・イジョンヒョプ・小川、MF高橋諒・石川俊輝、DFバイア、その他中堅・ベテラン選手を12名整理しました。
「湘南スタイル」を熟知したベテラン・中堅層の大量離脱で、「戦術理解」は大幅に低下です。新選手は、15名に亘る「積極加入」を実施、チーム選手の36%・1/3を入れ替えです。中軸は5選手程度の加入で、戦力は「若返り」は達成するも「戦力低下」が懸念される。
2.今シーズン予想
攻守のプレイ数値レベルは、低水準で、攻撃得点力不足・守備決定機阻止力が乏しく、失点阻止力の向上は困難。
キャンプでのTMでの実戦テスト・実戦でのトレーニング不足は、選手・チームの自信不足・不安懸念継続、具体的改善事項の把握困難で、改善も発生せず、との結果に繋がり、最終順位16位の「降格圏」必至です。
如何でしょうか。コンサのシーズン開始・初戦対戦相手としては、「確実に勝利・勝ち点3獲得」の可能性高いチーム・試合ですね。
第1節より、複数得点・完勝、の試合結果を掴めます!!
2019年02月15日
開幕への準備も最終段階で、本日のTG、明日のTMで、シーズン定例スケジュールの「週間スケジュール・イン」となります。
本日と明日のTG2本設定の意味は、明白ですね。
・起用候補選手数が、11選手×2試合分=22名+サブ専任起用選手数である。
・最終テストの目的・狙いが「90分」起用=1試合通せるフィジカルの確認とプレイレベル変動(低下の有無)の確認にある。
の2点で、その最終テストで、次週からの「シーズンスケジュールでの起用選手選択=Aチーム選択・形成」の元データを獲得となる訳です。
試合内容は「非公開」ですが、「戦術方針・実施内容」課題ではなく、「個別選手の使用想定戦術上でのフィジカル確認(期待通り実現できるフィジカルに到達しているかどうか)」が主体で、「次戦での起用選手=Aチーム選手」を秘匿しておきたい、との事からの運営・実施ですね。
しかし、かなりの高い確率で「既に、適正度とプレイ能力、合算してのチーム戦力」そして、「次戦起用選手=Aチーム選手」が、ここまでのTMから推定・推測可能ですね。
では、本ブログの本題に。
テーマは、昨シーズンからの、継続・最重要課題【決定力のJ1上位クラスまでのレベルアップ・改善】です。
1.【決定力】とは。【J1上位ランク決定力】とは。
➀コンサの昨シーズン
シュート数14.4本/試合ー5位~決定率9.4%/平均ー12位と、
チャンスメイクからシュートの機会数はもリーグ上位でしたが、
決定率リーグ下位に低迷し、結果、ゴール数1.4点/試合ー7位と、リーグ順位は大きく低下し、上位陣から脱落でした。
この低決定率にて、シュート順位通りの5位決定率であったら「獲得出来なかった=失った得点4.4点」で、順位は4位から2~3位へアップしていました。
この【低決定率で、涙を呑んだ、悔しさを噛み締めた】訳でした。
➁「決定力」とは。
シュートは、そこまでのビルドアップ~中盤の工夫・展開~得点化のための「単独ラストプレイ」ですが、「シュート直前プレイ+シュートラストプレイ」の2プレイから成立しています。しかし、その重要度=役割度は、同一ではなく、チーム戦術により相違し、コンサのミシャ戦術では、直前プレイ3割・シュートプレイ7割で、平均チームでは、直前プレイ2割・シュートプレイ8割、となっています。
しかし、その様に度合いに相違があっても、ラストプレイ選手のプレイ内容の成否が過半以上を占めている事は間違いありません。
決定力の高い「ラストシューター」の条件は、過去は高いテクニック・強靭なフィジカル・強いシュート力が主流でしたが、現代サッカーでは激変し、その本能型・過去型能力だけでは、得点獲得が出来ない「低決定力」選手として試合起用も困難となります。
ズバリ!結論は、現代での条件は「タイミング・冷静な計算・情報把握能力」が中軸となっています。
A.タイミング・・GKはシューターの動きを注視しシュートタイミングを計り、平均的タイミング(1・2・3・シュート)は完璧にブロックしてしまいます。ですので、そのタイミングを外すプレイ・シュートが必須です。トゥーキックは(1・シュート)となり、GKの想定を外すので成功率が高い訳です。同様に「顔を上げずにシュート」「ワンタッチシュート」もその一種です。この考え方・プレイは、DFも全く同様で、DFの想定=ほとんどがタイミング、を外す事が必要です。都倉は14.8%の「低決定率選手」でしたが、その理由が「平凡なタイミングシュートが大半」だった事にあり、獲得した12得点のほとんどが、偶然・タイミングがズレてくれたラッキー弾でした。ジェイも決定率は11.7%で同様低決定率、チャナティップも14.3%でした。一方、名古屋のジョーは、22.9%、浦和興梠21.4%・・と20%台で、コンサチーム値の2倍以上です。
強靭なフィジカル(代表/都倉)で、DF陣を弾き飛ばして、強烈シュートは最早通用しなくなっていました。J1のDF・GKは急激に進歩し、そのスタイルは完璧にブロックしてしまう時代です。(J2なら通用しそうですが・・)
イニエスタは、相手DFが届く前に、ラストパス・シュートをプレイしますが、強靭なフィジカルとは無縁の「タイミングとテクニックで勝負しWクラス」となった選手で、現代の代表例ですね。Jリーグでも、興梠・佐藤久人・大久保・大迫もそうです。小柄でフィジカル型でない選手が多いのは、空中戦や強靭フィジカルでの勝負が困難なため、編み出したプレイだからであり、大迫は、独ブンデスリーグの強靭DF・GKへの対抗策で、一級選手は当然のプレイとして、吸収した、という事です。
B.冷静な計算
決定力には、冷静な計算が現代流のもう一つの柱です。
決定力上昇策があります。
〇シュートを打つエリア・・ピエルサ(アルゼンチン監督)ライン内を原則とし、ラストパスターゲットポイント・シュートポイントとする。
〇「ファー詰め」・・こぼれ球狙いとシュートへのラストパスはファー狙い原則。・ゴール前をクロスのように横切っても押し込みやすい・ニアより広角度で相手の死角からフリーで押し込みやすい・GKがはじいた場合ニアはクリアーとCK、ファーにこぼれ球、との3内容があり、ファーポジションをポイントとする。
〇ワンステップシュート・・短いステップで、フォロースルーを長くとるシュートで、タイミング外しが取れ、それで強いシュートとなる。
C.情報判断能力
前記「タイミング外しで、頭を上げないシュート」を記載しましたが、その前提が、この事項で、ゴールを見るため、DFを見るために、プレー前に頭を上げた瞬間
タイミング遅れ・相手守備想定内入り、となります。では、「一瞬の遅れも生まない」ようゴールやDFを見ずに、その位置・シュートポイントが分かる方法は?・・「線審」位置がDFラインで、「頭を上げてDFを確認しなくてもけDF位置が想定出来ます。~会場の広告塔・背景から「ゴール」位置を推定できます。「頭を上げてゴール・GKが確認しなくても」ゴール方向・位置が想定でき、頭を下げたままシュート、となります。このタイミングは、GKの予期・想定外タイミングで、GKのプレイ前に、シュートとなる訳です。事前会場練習の目的、もっと顕著なのは、ホームチームが有利なのは、経験数が豊富で、会場風景とゴール位置とが明確に頭に記憶されているから、との指摘に繋がります。
➂求めるレベル・【J1上位ランクレベル】とは?
昨シーズン上位決定率チームは、
1位 名古屋 13.5%
2位 清水 12.6&
3位 横浜FM 11.3%
4位 鹿島 10.6%
5位 浦和 10.3%
12位 コンサ 9.4% 13%を目指しましょう。+3.6%です。
「+3.6%」「13%」⇒ 64得点獲得 +16得点となり、
想定順位は、1位・優勝が手に入ります。
2.コンサの今シーズンは?
結論は、一気に「決定力」低率は改善しています。
最大の要因は、
➀シュート高決定力選手の新規加入・スタメン定着・・鈴木・ロペス・岩崎
➁決定力対策効果の実現・・新加入選手の高レベルラストパス・プレイ・・ルーカス・中野
既存選手の同プレイレベルアップ・・駒井・チャナティップ・ジェイ・福森・宮澤・白井
の2点により、大きく改善し、目標値・レベルまで到達可能となりました。
全チームの共通・重要課題の「決定力改善」が、僅かなチームで進歩・進展し、コンサはその代表格との進化が掴めたのではないでしょうか。
対外TMは、一本ですが、AvsBの紅白TGが設定され、昨日はAチーム時間制限、Bチームはフルタイム起用。 本日は、Aチームフルタイム起用で、90分テストを実施します。 ミシャは、サポーターもマスコミも、当然、相手対戦チームも、同一想定となる、とのコメントです。 『そんな状況は、承知の上で、その想定と同一内容で、実戦起用し、勝利を勝ち切る』との自負・自信に溢れ、キャンプ準備の成功、チーム力上昇を確信しています!
2019年02月14日
〜続編〜
2.今シーズン戦術とメンバー
戦術を整理してみます。
(1)全体 (2)守備から攻撃 (3)攻撃(4)攻撃から守備(5)守備の局面毎にみてましょう。
(2)守備から攻撃 局面
システムは、基本[3-4-2-1]から、可変します。
選手ポジションの中、DF・ボランチ選手は元々「理論型・定石(定形)型」が主流で、中盤選手は、相手の創造を超える「創意型・テクニック型・意外性型」、そしてFW・前線選手は、「機械のように淡々と冷静型・独立型」が適性といわれますが、
この局面の主役は、「堅守の最終盤防壁・守備」と「ビルドアップ」の担い手=GK・DFです。そのため、「守備力」と同レベルで「パス能力」が求められますが、
(10段階評価で) 2018⇒2019
GK・・ソンユン パス能力5⇒7・ポジショニング6⇒7 一気に大改善
DF・・宮澤 パス能力7⇒8・ポジショニング7⇒8 着実に改善
DF・・進藤 パス能力5⇒6・ポジショニング6⇒7 着実に改善
DF・・福森 パス能力8⇒8.5・ポジショニング6⇒7.5 着実に改善
この4人は、「理論・定形型選手」で、また2年目の累積経験(失敗)から、ポジショニングが着実に改善し、昨シーズンのリスクは確実に減少します。
今キャンプでのTMでも、Aチームの失点は「0」でした。確実に守備力は向上し、安定した「ビルドアップ力」で、パスサッカー戦術の第一段階は◎です。
その4選手に続くサブ選手は、
GK・・菅野 パス能力7⇒7・ポジショニング6⇒6 能力維持
DF・・石川 パス能力6⇒6・ポジショニング6⇒6 変化なし
DF・・ミンテ パス能力5⇒5・ポジショニング5⇒5 低レベルを改善必須
DF・・濱・中村 パス能力 ⇒6・ポジショニング ⇒6 石川レベルに到達
スタメンと大きく差があります。ここが「コンサの唯一の弱点」かも。濱・中村に期待すべき。
システム可変[3-2-5]
ボランチ「深井・駒井」がDFラインに落ち・「宮澤」と3DFライン、左右CB福森・進藤は、ボランチラインまでポジションアップし、サイド攻撃の起点として「長短パスの出処役」更にポジションアップして「前線へ攻撃参加」までの運動量・テクニック・攻撃意志があり、多彩攻撃の担い手となります。福森・進藤のポジションアップ~攻撃参加は、相手マーキングを完全に外し、相手陣での数的優位・マークずれ・弛緩で、相手陣を混乱させます。
他チームも可変システムは多数チームが採用・実施していますが、ここまでの徹底した「攻撃参加」はコンサ・ミシャの独壇場ですね。
この左右CBのポジションアップは、2選手だけではなく、
DF役・・早坂 パス能力7・ポジションアップ力7
DF・・濱・中村・石川 パス能力6・ポジションアップ力6で、サブとしての適性ありですね。
ビルドアップ過程では、
➀DF⇒中盤選手への縦パスから、サイド・前線・バックパスと展開
➁ロングフィードでカウンター
➂ダイレクトサイド攻撃 の展開があり、多彩な攻撃パターンから選択し、相手陣への攻撃が始まります。
今シーズン、ここに強力戦術・パターンが追加されています。
➀DF⇒中盤選手への縦パスから、サイド・前線・バックパスへの展開は、大きく進化しました。
2018は、トップ・FW ジェイor都倉へのフィードの[ポストプレー]パターンでしたが、都倉は前線位置から移動せず「ロングポストプレー」、ジェイは「ボランチ・バイタル位置までダウン」しての「ミドルポストプレー」で、都倉「ロングポスト」は完全に相手陣の想定・対策済みで、全く成功せず(2017シーズンの戦術都倉は、J1初シーズンが故の成功でした)、ジェイのミドルポストプレーも、相手陣の想定内で、対策が成功し、封じられる場面が多発しました。しかし、今シーズン、一気に大改善・大進化です。それは、「ミドルポストプレーを主体で、ターゲット先が、ジェイに加え、シャドーのロペス、岩崎」で、単独ターゲットから複数ターゲットで、相手陣も絞り込めず、対策不発となります。前年の「三好・チャナ+ジェイ」は「ロペス・チャナ(場合により岩崎)+ジェイ」で、ターゲットは、「1枚⇒2or3枚」となる訳で、成功率が急上昇します。さらにその3選手ともに、パス能力・展開予想力・ゲームメイク力が高く、得意・ストロングポイントなんですね。いい選手を取りました!!
「ミドルポストプレー」戦術は、相手陣からみると「ターゲット絞り込み困難で、有効対策が不能」の守備困難攻撃となりますね。
「ビルドアップ◎」~縦パス~「ミドルポスト◎」~「サイド・前線DF裏◎」で攻撃力が大きく拡大しました。
(3)攻撃 局面
システム可変は[3-2-5]で、両サイド・シャドー・トップの「5トップ戦術」で、DF3枚(宮沢・駒井・深井どの選手も、鋭いパス・ドリブルでの「剥がし」で数的優位確立が得意です!)、両サイドにポジションアップした福森・進藤(高精度・効果高いパス供給・ラストパス直結の得意です!)、計5選手から、縦横に、特に縦へのスピード・陣形揺さぶりパス、また、サイドチェンジパスと高レベルのパス供給が待っています。
そして、プレスキックも得点チャンスで、多彩・多様パターン、スピード・数的優位・スペースチャンスのレベルアップは、リーグ最強の攻撃力です。
サイド選手は、激戦区で、
SH・・菅 突破力6.5⇒7 ・クロス力7⇒7.5 より強化
SH・・白井 突破力7⇒7.5・クロス力6.5⇒7.5 強化されました
SH・・駒井 突破力6⇒7.5・クロス力8⇒8.5 さらに強力に
SH・・ルーカス 突破力 ⇒9.5・クロス力 ⇒9 強烈な攻撃力
SH・・中野 突破力 ⇒8.5・クロス力 ⇒8 スタメンクラス
5選手は、ルーカスが別物でスタメン絶対当確、あと1席は駒井ボランチ当確で、菅・白井・中野の3選手で争奪。ここで残った2選手は、サブ登録で、途中交代起用で、スピード・走力は100%発揮でのサイド攻撃となり、昨シーズン対比では、200%アップの大幅拡大となりました。
ボランチも、システム可変で、DFラインまでポジションダウンですが、3選手による組織・リスクカバー守備とともに、パス起点として高いゲームメイク力・パス能力・前線への攻撃参加が役割ですが、
DMF・・駒井 ゲームメイク力 ⇒8.5・パス能力 ⇒8.5・攻撃参加 ⇒8.5
DMF・・深井 ゲームメイク力6⇒7 ・パス能力6⇒7 ・攻撃参加5⇒6
DMF・・荒野 ゲームメイク力4⇒6 ・パス能力5⇒5 ・攻撃参加6⇒7
DMF・・小野 ゲームメイク力8⇒8 ・パス能力9⇒9 ・攻撃参加7⇒8
DMF・・中原 ゲームメイク力 ⇒5 ・パス能力 ⇒5 ・攻撃参加 ⇒6
DMF・・藤村 ゲームメイク力6⇒7 ・パス能力5⇒7 ・攻撃参加4⇒6
駒井が最強でスタメン確定、残り1枠を5選手で争奪ですが、深井~荒野の順で、フィジカルタイム課題の小野はピンポイント起用となり、次点は藤村で、中原は起用レベルに未到達です。
守備力は、深井~駒井~荒野~小野・藤村・中原の順で、
加味すると、スタメン駒井・深井、サブ荒野・小野で、このポジションも、駒井起用定着で、大きく戦力拡大し、特に駒井の「ドリブル突破=相手選手剥がしで数的優位確立」は、攻撃の中核の重要プレイとなります。
前線・FW選手も、激戦状態です。
前述「ミドルポスト戦術」も作動し、前年比200%の戦力拡大です。
選手特徴も多彩で、相手守備陣はプレイ予想も破綻し、完全に受け身・手も足も出ない完敗状態として崩壊となります。
トップ・・ジェイ 決定力8⇒9 ラストパス力8⇒8.5前線突破5⇒5
トップ・・鈴木 決定力 ⇒8.5 ラストパス力⇒8 前線突破⇒9.5
シャドー・・ロペス決定力 ⇒9 ラストパス力⇒8.5 前線突破⇒9
シャドー・・岩崎 決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒7.5前線突破⇒8.5
シャドー・・チャナ決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒8.5前線突破⇒9
シャドー・・檀崎 決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒7.5前線突破⇒8
ここも激戦ですが、鈴木の前線突破力は圧倒しますが、ポストプレイ力が乏しく、ジェイがスタメン、鈴木は途中チェンジオブペースでの起用が正当です。シャドーは、ミシャも最大のお悩み事必至で、ロペスは突出しておりスタメン確定、残る1枠に、3選手が争奪戦展開ですが、僅差で、チャナ~岩崎~檀崎の順で、スタメンはチャナ、サブ岩崎登録となります。
このように、前シーズンのジェイ・三好・チャナの戦力値を倍増する戦力拡大が獲得できました。
(4)攻撃から守備局面
システム可変は、[3-2ー5]で、3枚DFラインがカウンターリスクを対応し、その間、一気に[3ー4ー3]で、ボランチはバイタルに残り、DFはラインに帰陣、サイドもボランチラインまでダウン。中盤守備力を強化し、相手パス交換の阻止・ボール奪取を図ります。
(1)(2)(3)検討でのスタメン選手は、そのまま(4)でも機能し、昨シーズンで発生のミスは減少し、カウンターリスク守備は上昇しています。
(5)守備局面
システム可変[5ー4ー1]組織・ブロック守備で、ボール奪取を図り、(1)局面へ転換を目指します。
スタメン選手の守備力は、個々には決して高能力ではないですが、全員守備・組織密集ブロック型守備で、網に掛けて、ボール奪取とします。
守備力は、前シーズンの経験(失敗・失点経験)累積により、戦術理解、ポジショニング適正化が進み、「ミスプレイでの失点排除」、適確ポジショニングで、大きく守備力改善、失点減少となります。
このシステムでは、守備の人・守備選任選手は居りません。
3.スタメン・サブ起用選手
以上の考察から、纏めると、
スタメン;
ジェイ
チャナ ロペス
菅 ルーカス
深井 駒井
福森 宮澤 進藤
ソンユン
サブ登録 ; トップ:鈴木
シャドー:岩崎
サイド:白井・中野
ボランチ・DF:荒野・小野
GK:菅野
サブサブ; シャドー:檀崎
ボランチ:藤村
DF:早坂・石川・中村・濱・(ミンテ)
GK:阿波加
となります。
全パートで強大な戦力アップが達成できたものです。
2019年02月13日
今回ブログからの数回は、『シーズン開幕へ』準備編です。
コンサのキャンプ現況、成果評価は、前回ブログで、ガチンコTM戦績評価から、J1チームで、最高ランクの代表的なチームとの結果でした。
ミシャの優秀さは、戦術、選手起用、人心掌握術を指摘されますが、それと同レベルの、チーム力強化に直結する、トレーニング術、現時点に置き換えると、キャンプ術です。ミシャ独特のトレーニングメニューは有名ですが、試合形式トレーニングを主体とするなど、根本から、高レベルな目的・目標を同時に複数、最短で成果直結する、深い思慮・思考と経験を基にしたもので、どんな監督の追随を許さない独壇場となる領域です。実際、現職の指導者が、驚き、感嘆、感銘を強烈に受ける場面を何度も見ますね。
そんなミシャの2年目キャンプの成果は、驚く程の成果=昨年キャンプスケジュール、成果は、第1次タイキャンプで達成、到達し、第2次沖縄キャンプからは、昨年シーズンイン時点に対比される段階のキャンプトレーニングとなりました。
つまり、第3次熊本キャンプは、昨年対比では、シーズン当初の敗戦を脱し、10試合敗戦無し•連続勝点獲得段階に匹敵する段階ですね。つまり、現在、J1で、連続勝点獲得が達成出来るレベルまで到達しており、フィジカル強化は継続されますが、戦術の熟成を狙い、現時点での最大課題の[起用選手選択]を行うキャンプとなりました。
このように、シーズン過程を、前倒しで、準備出来たチームは、極々一部チームのみで、ミシャは、コンサは、シーズンインからの連勝を狙う態勢ですね!
では、本ブログのテーマ、戦術とメンバーの検討です
1.総論〜戦略・コンセプト
原則論では、戦術は、保有メンバー=チーム戦力により、変化します。どんなやりたい戦術があろうと、実行、実現、実プレイ出来る選手がいるから、可能となる、という事です。
我がコンサも、この原則から逃れられませんが、一貫した長期戦略による選手保有、育成方針の実行により大きく拡大し、可能戦術の選択肢も同時に拡大した訳です。
昨年のミシャ招へいは、その結果、成果によるもので、ミシャの目指す戦術は、まだまだ限定でしたが、リーグ4位など大きな成果を獲得出来ました。しかし、ミシャ2年目の今シーズンは、ミシャの求める選手保有に、より近づきました。
その結果、当然、可能戦術選択肢も大幅拡大になっています。
ある意味、ミシャチルドレン・信奉者の駒井でさえ、新境地や新たな戦術、そして選手起用が試行され、成果、結果が出てきました。
今シーズンは、『個々選手能力大幅開発・拡大』『戦術のランクアップ』の2つの戦略を図り、リーグ順位3位以内、カップ戦1タイトル獲得、次シーズンでACL参戦の3目標の達成を狙います!
2.今シーズン戦術とメンバー
戦術を整理してみます。
(1)全体 (2)守備から攻撃 (3)攻撃(4)攻撃から守備(5)守備の局面毎にみてましょう。
(1)全体
初歩レベルで恐縮ですが、サッカーは、得点を取らなければ、永遠に勝利・勝点3はあり得ません。そのため、全ての出発点は、攻撃力構築から開始されます。兎角、守備優先、との言葉も多発されますが、[攻撃力が前提での守備]がギリギリ限度で、守備の為攻撃放棄はありません。
その攻撃力構築優先度で、攻守バランス=攻撃選手数と守備選手数のバランスが選択・決定されます。当然ですが、局面毎にそのバランス割合は変化しますが、その中でも、より多くどちらかに選手数を増加させるかどうかで、攻撃型と守備型、バランス型に分かれます。
ミシャサッカーは、守備専念局面以外は、攻撃型で、攻撃選手数を増加させ、数的優位とポジション優位を図るサッカーですね。
そこで、大前提戦術が、【全員攻撃・全員守備】(ポジショニングから限度はありますが、GKまで含めたトータルフットボールの流れ真っただ流れに位置しています。)です。 実際、ミシャコメントで、DF進藤の流れの中での得点は、ベストゴールの代表例、との事です。
その大前提の必須能力・条件が、[走力とそのためのフィジカル、共通の戦術理解]で、起用選手選択の絶対条件です。
更に、今シーズンは、新選手と既存選手レベルアップから、その求めるレベルが大きくアップしました。昨年レベルでは、不足、不充分として、起用困難となってしまいます。フィジカルアップによる走力増加、加えて、今シーズンは、スピードと精度、更に個々選手での高レベルな武器・ストロングポイントです。新加入選手の能力・レベルで、一気引き上がり、個々選手の独自能力も大きく問われます。
基本システム、可変システムは、昨シーズンのベースがあり、継続しますが、その実践度で格段の進歩があり、別物次元となっています。つまり、より精密・適正な変化・プレイ、特にポジショニングが基本・原則となりました。アバウトプレイはもう排除され、そんなプレイ選手は起用されません。
ミンテは付いてこれていませんね。
では、個別局面毎にも見てみましょう。
〜 次ブログで 〜
2019年02月10日
コンサの第2次沖縄キャンプも、最終日・J3琉球FC戦TM(トレーニングマッチ)を残すのみとなりました。
第2次キャンプ目標の到達をテストする、明日琉球FC戦TMでの結果確認が注目ですね。
ここでは、現時点までの、J1チームの現況を、TM結果から点検してみましょう。
1.J1チームの現況TM結果
総試合数延べ79試合 46勝9分24敗 勝率58.2%
しかし、練習オンリーの「J・JFL以下チーム(大学・高校・地域等)」との対戦が24試合あり、それらを除く
「ガチンコ・真剣勝負試合」は、
56試合 26勝8分21敗 勝率46.4%・敗戦率37.5%と低下し、
「J2・3・JFL(一部J1)チームとの対戦」は、【苦戦】の結果です。
この時期、J1・2・3・JFLは、全チーム同列のキャンプスケジュールで、ここに「言い訳・逃げ口上」はあり得ません。全チーム、同一条件での勝負です。
本来J1チームは、「チーム戦力・ポテンシャルで最高レベル」で、「ガチンコ勝負でも、圧倒する」筈ですが、勝率と敗戦率に「たった9%の差」しかない現況、という事となります。
実は、今回ブログ起草の理由・動機ともなった事ですが、想定以上に「真剣TMにコロコロ敗戦」が目立つ今シーズンのキャンプ状態が、問題です。想定以上に、キャンプでの「チーム形成・構築に懸念・問題発生チームが多発」していそうです。つまり、「シーズン準備のキャンプ」の成果に大きな差が発生している現状という事です。巷には、「移籍市場による新戦力評価・ランキング」が流布されていますが、現実の姿とは直結しない!、との状況という事になります。
という状況から、各チームの現況をTM結果からみてみましょう。
(TM総試合数順に記載しています。真剣TM数=JFL以下チーム除外数です。)
総数 チーム 真剣TM数 戦績 得点 失点 試合毎得点 同失点
8 G大阪 5 1勝1分3敗 12 13 2.4-8位 2.6-14位
6 FC東京 5 3勝0分2敗 17 12 3.4-4位 2.4-13位
6 磐田 3 0勝1分2敗 4 7 1.3-12位 2.3-12位
6 鳥栖 4 2勝1分1敗 6 5 1.5-11位 1.25-4位
5 コンサ 5 4勝0分1敗 19 11 3.8-3位 2.2-11位
5 横浜FM 4 2勝1分1敗 8 3 2.0-9位 0.75-2位
5 川崎 3 2勝0分1敗 13 8 4.3-1位 2.67-15位
5 大分 4 0勝1分3敗 5 6 1.2-15位 1.5-7位
4 鹿島 3 2勝0分1敗 6 5 2.0-5位 1.67-9位
4 湘南 3 1勝1分1敗 4 0 4.0-2位 0.0-1位
4 松本 1 0勝0分1敗 0 3 0.0-17位 3.0-16位
4 清水 3 1勝1分1敗 4 3 1.3-12位 1.0-3位
4 名古屋 4 2勝1分1敗 12 15 3.0-5位 3.75-17位
4 C大阪 3 2勝0分1敗 4 4 1.3-12位 1.3-5位
4 広島 3 2勝0分1敗 8 4 2.6-7位 1.3-5位
3 仙台 2 2勝0分0敗 6 3 3.0-5位 1.5-7位
2 神戸 2 0勝1分1敗 1 4 0.5-16位 2.0-10位
0 浦和 0
これが、昨日までのTM結果です。
2.TM結果の評価・分析
コンサは、最多勝利4、最多得点19点、試合毎得点3位、試合毎失点11位で、守備力は昨年と同水準ですが、攻撃力は、最高レベルに上昇し、絶好調のキャンプ内容が、TM結果に証明されています。
好調チームは、
コンサ 筆頭、FC東京、川崎、湘南、仙台、
逆に、不調チームは、
磐田、大分、松本、神戸です。神戸は潜在戦力は圧倒的な筈ですが、相変わらず、試合結果に繋がらず、このままでは低調状態が続くシーズンなりそうです。
シーズン順位に繋がりそうな、攻撃(毎試合得点)・守備(毎試合失点)順位を確認しましょう。
攻撃 守備 総合現況評価
1位 川崎 15位・・攻め勝ちパターン健在!◎
2位 湘南 1位・・今季好調の予感◎
3位 コンサ 11位・・更に進化・巨大化した攻撃・得点力爆発!◎
4位 FC東京 13位・・強力得点力健在!◎
5位 仙台 7位・・攻守バランスの良さ〇
名古屋 17位・・意外な得点順位と惨憺たる守備で苦闘必至✖
7位 広島 5位・・攻守バランスで勝負、ここ一番の得点力弱体傾向△
8位 G大阪 14位・・攻守バランスが低レベルで停滞△
9位 鹿島 9位・・攻守にレベル低下△
横浜FM 2位・・堅守継続、攻撃力は弱体化のまま△
11位 鳥栖 4位・・堅守継続、攻撃力弱体化のまま△
12位 清水 3位・・意外な堅守、攻撃力は低レベル△
磐田 12位・・攻守に低レベルで苦闘必至✖
C大阪 5位・・堅守継続、攻撃力弱体化のまま△
15位 大分 7位・・守備力は平均、攻撃力が低レベルでバランス失陥✖
16位 神戸 10位・・攻守に低レベルのまま、爆発の気配無し✖
17位 松本 16位・・攻守で、J1ランクに未到達、降格最有力候補✖
番外 浦和 TMを完全消滅キャンプ・・選手の自信とチーム力判定認識が未構築でのシーズンインは、敗戦を切っ掛けに崩壊の懸念・リスク大!✖
こんな結果評価となりました。
結構良い線言っているんじゃないかと思います。
そんなこんなで、コンサは好調・順調にキャンプを積み重ね、着実に、戦力・チーム力、そして個々の選手能力を進化・上昇させています。
期待し、しっかりとサポートしていきましょう!!
2019年02月08日
sns情報ですが、
11:00
<1本目>
ジェイ
チャナ ロペス
菅 ルーカス
深井 荒野
福森 宮澤 進藤
ソンユン
か11:22コンサドーレ 1点目!!!!
アンロペ→ジェイでゴール!!!!
11:37ソンユン PKストップ!!
11:50 1本目終了 1-0 そこそこ支配しているらしい
12:00 2本目
武蔵
岩崎 檀崎
中野 白井
小野 藤村
福森 ミンテ 早坂
菅野
ヴェルディの両サイドを攻略
12:17コンサドーレ2点目!!!!
福森の直接FK!!!!
12:36失点 バイタルエリアの端を突破された模様
12:50 2本目終了 1-1
13:05 3本目
岩崎
中野 檀崎
白井 紺野 あのテスト生・法政3年
高嶺? 藤村
中村 中原 濱
阿波加
13:10コンサドーレ 3点目! 中野→檀崎!!!
13:27コンサドーレ4点目! 檀崎→岩崎!!!!
13:31コンサドーレ5点目! 中野!!!!
終了。
5-1で、勝利❗️
との事です。
2019年02月05日
45分×3本・・天候悪化し、第4ハーフは中止
1本目・・2-0 得点;チャナティップ、ロペス
相手選手;シャビエル、丸山が起用
2本目・・0-2 相手得点;赤崎×2
起用;ミンテ、白井起用
3本目・・1-2 得点;岩崎 相手得点;? 長谷川アーリアジァスール
起用;岩崎、檀崎
が、リリースと写真からの推定で確認されます。
ミシャコメントは、1本目を高評価しました。
1本目は、【鈴木(ロペス)スタイル】と推測されます。
現時点では、Aチームは、1本目の【鈴木(ロペス)スタイル】チームの様ですね!
名古屋も、1本目に、シャビエル、丸山を起用し、Aチームの対戦、マッチアップで、僅か45分で、2-0の完勝試合だったのではないかと、夢は広がります!
逆に、Bチームの 戦力、コンディションは、Aチームとは、かなりの差がある、との現状かとも推察されます。
あと、一週間で、沖縄キャンプ打ち上げとなり、チーム内、レベル差は、大幅縮小が絶対改善事項です!
クラブリリースでは、2018シーズンチームを原型とし、
三好⇔ロペスの【ジェイ・ツインポスト(ジェイ+ロペス)スタイル】が
中軸・Aチームの様ですね。従来型の発展型チームも加えた、
3スタイルを保有したようです。
2019年02月04日
全体スケジュールからは、キャンプも半ばを超えて、後半日程に入りました。
第2次沖縄キャンプは、
一貫してアップを図る「ミシャ戦術を成立させる運動量・内容」到達を目指す『フィジカルトレーニング』と、
「ミシャ戦術の実践度・レベルの大幅アップ、戦術向上による大幅戦力拡大」を目指す『戦術熟成・向上トレーニング』、
その両面を実現できる「選手・ポジションの選択」による『チーム形成』
の3点が目標・目的です。
そんな中、チーム形成・スタイルが2チームに集約されて来ている様に見えています。
A・B、1軍・2軍という事ではありません。
チームスタイル・コンセプトの異なる2チームの編成が顕著・集約されて来た、という事です。
沖縄キャンプは、TG(練習試合)の観点からみると、
2/1~2/4 4日間 トレーニング
沖縄第➀TG 2/5 名古屋
2/6~2/7 2日間 トレーニング
沖縄第➁TG 2/8 東京V
2/9~2/10 2日間 トレーニング
沖縄第➂TG 2/11 FC東京
2/12 沖縄→熊本キャンプへ
と3TGを中心に組まれたキャンプなんですね。
という事は、TG毎に「目的」があり、その目的のテストがTGそのもの、となります。TG「目的」を推論してみると、
第➀TG「目的」・・スタイル1チーム、スタイル2チームのチーム編成テスト
第➁TG「目的」・・2スタイルチームの取捨選択によるAチーム編成テスト
第➂TG「目的」・・Aチームの実践度アップ(レベルとスピード・精度アップ)
で、熊本キャンプ;シーズン用チーム戦力アップに繋ぐものですね。
では肝心の「2つのチームスタイル」とは? ですが、
これには、キー選手がいます。つまり、キー選手を起用するスタイルと起用しないスタイルで、チームスタイルが大きく異なる、という事です。
【キー選手は、ジェイ】です。
具体的には、
【ジェイスタイル】と【鈴木(ロペスでも同じ)スタイル】です。
【ジェイスタイル】
➀ジェイの【ポストプレー】を攻撃の核とするスタイルで
➁≪ロングポスト≫は従来型(2017、戦術都倉の定番スタイル)で相手DF陣を攻略しますが、加えて、今シーズンは≪ミドルポスト≫の相手ボランチ・OMF陣を攻略し、そのポイントから相手陣攻略・ゲームメイクするスタイルが中心となります。
➂その際、≪ミドルポスト≫ターゲットは、ジェイへの集中防御・マーキングを外すため、「ジェイ+ロペス+岩崎」の3ターゲットに増加し、相手守備の予測・マーキングを崩壊させてしまいます。今シーズンの移籍加入で、≪ミドルポスト能力(パスコントロール+ゲームメイク能力)≫を長所とする「ロペス・岩崎」の加入は大きいです。
➃結果として、ポストプレー能力が弱点の「鈴木」、高さ不足でポスト役不適正の「チャナティップ」は外れます。
➄長短パス・フィードによるダイレクト攻撃力が大幅拡大し、「堅守陣・守備力」相手に効果絶大です。さらに、パス戦術(ショートパス)、サイド攻撃を連動させ、多彩攻撃が大きく拡大します。
➅前線3枚中心のカウンターとなり、単独トップへのカウンターが機能しない(阻止される)J1守備へも、カウンターを成功させ、また、反面、守備陣の攻撃参加がない攻撃での攻撃力も強化でき、攻守の安定化を果たせる。
との内容です。
※1/23 タイ2部リーグ・前年3位 チェンマイFC 基本「3ー4ー3」
[前半] 1:0 得点ジェイ
ジェイ
岩崎 ロペス
菅 深井 荒野 駒井
福森 宮沢 早坂
ソンユン⇒菅野
で、そのスタイルを披露し、優秀さを証明しました。
2.【鈴木(ロペスでも同じ)スタイル】
※1/27バンコクユナイテッド戦;前半 3-1
鈴木
チャナ ロペス
白井 荒野 駒井 ルーカス(・フェルナンデス)
福森 宮沢 進藤
ソンユン
で、スタイルが披露され、こちらも優秀さを証明したのですね。
➀【ポストプレー】中軸ではなく、【スピードと縦への攻撃】を攻撃の核とするスタイルです。
➁スピード・縦への攻撃が弱点な「ジェイ」を外す選手起用で、昨年以上に攻撃的な「チャナティップ」に、スピードスター「鈴木」、スピードもある「ロペス・ルーカス」が爆発し、「ハス・ドリブル・ポジションチェンジ」の「ハイスピード化」と」激しい「縦への突破・守備陣裏攻略」がスタイルです。
➂こちらも【ジェイスタイル】と同様に「堅守陣・守備力」への対抗力が絶大です。しかし方法は全く異なり、縦に・スピードで揺さぶります。例えば「高さが揃ったベテラン・優秀選手の堅守守備陣」チームに、絶大な効力発揮です。
➃ミシャ戦術で「攻撃モード=コンサ攻勢」時に、中央・サイド全面で攻撃・アタックを仕掛けられます。このスピードに対応できる相手チームは、J1でも多くありませんね。
いかがですか。
現在、コンサには、チームスタイルが、2つ存在しているのですね。
今後、この有力2スタイルの融合・ブラッシュアップが図られる事でしょう。
予想は、
前半と後半で、スタイルチェンジの運用・起用が濃厚と思います。
どちらが、先発=前半で、どちらが途中スタイルチェンジ=後半かは、相手チームを見極めて選択・決定もあり得ますが、
試合展開=相手フィジカル試合推移(試合経過に従い、相手フィジカル低下)から、夏場やタイト日程の場合以外は、
前半~【ジェイスタイル】⇒ 前線以外選手のフィジカル低下は少ない。
後半~【鈴木(ロペス)スタイル】⇒相手運動量・スピード低下状態で、「スピード・縦攻撃」で圧倒。
とのスタイルチェンジが最適と考えます。
後半;岩崎⇔チャナティップ、ジェイ⇔鈴木 2枚替えで、スイッチオン、となる訳です。
水曜TGでの「ミシャ監督 選手起用」はどんな選択をするのでしょうね。
最大注目点です。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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