2024年04月29日
三上GMからの、当面目標「5月末までに降格圏脱出、そのため前試合からの7試合・7勝点獲得」へ、前試合で勝点3であれば、目標まで一気に勝点4となり、その後6試合での達成は容易となる所、未だまだ戦力回復は、後半短時間3失点を許す守備力だと言う事で、勝点1の最少前進に留まりました。
しかし、G大阪戦・今季初勝利からのリーグ戦・4試合連続勝点獲得は果たし、次戦・C大阪戦に、5試合連続勝点獲得を掛ける事となります。
「連続勝点獲得」は、「その間、負け無しが連続」との意味で、間違い無く、「負けない戦力」までに戦力回復・戦力上昇を証明します。
但し、G大阪戦以前の試合戦績、即ち、チーム戦力の継続低迷状態による戦績により、現在順位に甘んじ、混乱継続、となっている訳ですね。
と言う事は、議論や苦言は、「負ける事から、勝ち切れない事に、変化している」となりますが、現在飛び交わす議論や意見は、全否定傾向が強過ぎる、と見えるのは、おかしいでしょうか!
詰まり、現在の問題点や不満は、「負ける事では無く、先制点獲得後の、勝ち切るための試合運び問題、その場面での、ミスや甘さ問題」であるとの事が、本当の姿だと思います。
間違い無く、シーズンスタート時点の最悪チーム状況はかなりの改善を果たし、戦力、特に攻撃力は、コンビネーション・連携、戦術プレー実践により、急回復だからこその、鮮やかな前試合3得点となった訳です。冷静な客観判断と評価は、そうでしょう!
それでも、後半での、突如の混乱発生、そこからの失点により、勝利喪失とのパターン続出は、基本的チーム力の低迷状態からは回復し、
「試合運び・勝ち切るメソッドと、マインド・メンタリティ、更に、個別選手特有課題」だと言う事です。
我らサポーターは、熱い想いと強い願望が活動エネルギーの源泉となるため、しばしば、想定外や期待外れの現実に、失望や落胆、そして、文句を言ってしまいガチですが、主観的で必要以上反応にも成りますね。
しかし、そんな場面でも、冷静となれば、客観判断と評価、正しい把握が大切だと思います。
現状は、順位は最低ですが、チーム状況が最低では最早ありませんし、かなりの回復となり、
攻撃力・得点力は期待レベルに近づくまで上昇しています。
守備は、前半スタート状態では、戦術破綻は一切無く、多くのチーム攻撃を抑え込む守備力を発揮し、
しかし、後半途中か、突発選手離脱・交代から、守備戦術が停滞し、一気に守備力低下、失点とのパターンが継続しています。
その意味では、「スタメン選手問題」では無く、「途中交代選手問題」と考えるのが、妥当・正答の様に考えます。
言い換えると、
スタメン選手は、コンサ特有戦術を理解し、連携・コンビネーションもレベル到達となり、そのチーム力は、J1リーグでも優位レベル、
サブ選手が、特有戦術理解、連携・コンビネーション、個有能力で、スタメン組に劣後する個別課題を持ち、そのまま、リーグ戦実戦となると、問題発生、とのパターンを多数、となります。
サブ組問題は、昨年シーズンも、全く同様に継続し、指摘され続けていました。即効練習法、メソッドの無さ、を逆証明する問題だとも、されますね。
選手個有、監督や指導陣、[どちらも問題]と見えてしまいますね。
いずれにしろ、そんな、サブ組停滞を抜け出し、トップチーム活躍を果たす選手が、キーとなる事は、間違いありませんね。
他チームでは、大卒新加入選手のトップチーム活躍は多発していますし、カテゴリーアップ選手の活躍も、いまや常態となりました。コンサだけ、戦術理解が難しいから、そんな新加入選手の活躍はあり得ないとの見方・対応は、それで無くとも戦力不足と自他共に評価するのに、戦力活躍とは程遠い対応です。
積極的、アグレッシブなサブ組投入こそが、「選手実戦テストと訓練加算」となり、サブ組強化・戦力アップとなる、「トップチーム入り選手獲得」を果たします。
更に、もう一段階のチーム力アップで、勝点3獲得レベル到達となります!
2024年04月27日
昨夜の、三上GM第2回オンラインミーティングで、必勝を約束した湘南戦は、そこで発言された「回復して来たチーム力」通りに、展開かと思うも、[70分までの完勝内容]を一挙に破壊する[自滅20分]で、そこまでのコンサ奮闘と虎の子「3得点」を、無効・振り出しに戻す「3失点」とし、勝点3計算の事前想定と、試合途中展開予想を、勝点1に引き下げました。
それまでの鮮やかチーム一体プレーは、一瞬にして、消滅し「バラバラプレーだらけで、所謂『立ち位置とどこから守備に行くか』の共通認識は吹き飛び、チームに消滅。
そうなれば、統一・一体プレーの「約束プレー」から外れ続け、選手間想定外プレーだらけで、パスミスやパス後プレーの混乱だらけで、適正ポジション、本来の戦術・約束済みプレーに相違プレーが発生し、その綻びは、ミスの連鎖となりました。
「悪魔のラスト20分」のスタートは、中村→家泉への想定外パスで、縦に付けるパスを中村以外選手が想定し、そのポジショニングへ移動していた時、突然、短距離横パスが家泉にされ、予想していなかった家泉は、慌てて、パス交換を逡巡した瞬間、湘南チャージが届き、決定機から1失点目となりました。詰まり、統一・共有プレーを壊したのは[中村の横パス]でした。それは、中村が、「前へのパスを予想・想定する統一プレー」場面で、味方からパスをレシーブした時に、その予想と準備を怠り、咄嗟の肩代わりのため、家泉への横パスとなったもので、中村の「チーム統一プレーに反するプレー」に起因したもの。
そんな事態は、高尾・家泉でも発生し、一気に「統一守備戦術」は崩壊していました。
しかし、それでも[勝点1を積み上げ]ました。
三上GMからの戦績目標「5月末までに降格圏脱出、そのため、本日試合から7試合で勝点7獲得」は達成しました。
勝利獲得寸前まで頑張った試合であり、降格圏対象チーム対戦でも有り、勝点3・勝利を計算していた試合でしたが、毎試合1勝点獲得の最低目標は果たしていて、着実に前進はしている、と言う事です。
実際、下位チームの勝点は、未だ密集状態で、次戦勝利で、一緒にして降格圏脱出も可能となる可能性が高い状況です。
[完勝の70分]を[完勝90分]とまで達成させる事がこれからのステップとなります。
最後に、速報試合項目別データを記載しますが、悪魔の20分も記載します。
コンサ 湘南
前半 65分 後半 全体 前半 65分 後半 全体
支配率53 45 49 47 55 53%
走行量59 46 115 59 48 117km
スプリント53 54 117 53 57 120回
*後半途中の数値は有りませんが、前半は試合基準超えの走行量、65分までも同様、65分以降大幅低下で、完全に走り負けとなりました。
決定機 6 5 5 11 0 1 8 8回
シュート数 8 5 5 13 3 1 11 14本
枠内 3 1 1 4 1 1 9 10本
得点 2 1 1 3 0 0 3 3点
*前半と後半65分までは、完全にコンサ支配・完勝試合でしたが、後半65分以降20分のみ湘南の完全支配で、攻撃全項目が、それを証明しています。
パス数222 202 424 230 251 484本
成功率78 78 78 77 82 79%
*パスサッカーの筈のコンサが、カウンターサッカーの筈の湘南より、パス数劣後していますし、成功率も同一です。コンサのパス精度の低さ、それが理由となり、パス交換停止によるパス数減少が、データから明白です。コンサのパス精度の低さは、ポジショニングとプレーのどちらも精度低レベルだ、と言う事です。
そして、シュート精度=枠内数の格差は、酷いですね。
選手別シュート内容は、
選手 シュート 枠内 得点
青木 3 本 2本 2点
武蔵 3 1 0
浅野 2 0 0
近藤 1 1 1
中村 1 0 0
駒井 1 0 0
高雄 1 0 0
家泉 1 0 0
シューターは、8選手も、青木の合格基準以外全選手が、シュート精度を欠く、酷いレベルのまま平気で、虎の子の決定機を潰し続ける愚プレーだらけだ、と言う事。
青木以外の全シューターは、その責任と酷いプレー内容を、認識、反省し、即座にその改善を図る努力をすべきだ!と言う事です。
不真面目で、酷い低プレーを晒し続ける事態は恥プレーとして、指摘・断罪するもの!ですね。
いい加減!酷すぎる!
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2024年04月27日
昨夜、20:00〜21:30予定での「第2回三上GMオンラインミーティング」は、活発な質疑の中、22:00寸前まで時間延長し、質問者19名にも及ぶ多様な質問・意見に、三上GMから、質問者の納得まで回答され、その真摯な姿勢は、三上スタイルそのものでした。
開始冒頭、三上GMから、今回ミーティング目的・テーマは、①意見交換によるコミュニケーション不足や誤解解消機会、②ミーティング後の今日から「クラブ・サポーターも、一体感を持った雰囲気を、スタジアムを中心に、同じ方向を向き活動する」事を作る、との発言から開始されました。
⑴ここまでの振り返り・・三上GM説明
・シーズン開始前の認識は、「チーム転換期」(主力流出・多数選手入れ替え]となり、「例年以上、キャンプの過ごし方が重要となった」との2点だったが、
キャンプ8週間の中、「多数選手ケガ多発」し、新選手が多く必要だった練習が出来ず「これまでのサッカー継続」が出来ないチーム内容で、シーズン開始となり、4節までその影響による不安定な試合となり、現在の最下位・勝点6との事態となっているもの。
・キャンプ沖縄の「グランドが固かった」との指摘はその通りですが、1・2・3月の全国天候異変は、沖縄でも、1月多雨期に、暑さと降雨少なく、20クラブが沖縄キャンプ実施も、その全てでも同一状況となっていた。
・一方で、開幕寸前の選手認識は、そんな状態からのスタートでも「全員自信を持っていたが、同時に『少しのズレ』を感じていた選手も多かった」。
・シーズン開始後、「少しのズレ」〜「戦術練習が殆ど出来ず、プレー立ち位置やどこから守備を始めるか、などが、少しズレている」との内容で、
その対策として「過去成功した練習や、実戦の映像を、選手個々、ポジション別に観せ、共通理解を図った。
・名古屋戦辺りから、敗戦となるも、徐々に、「立ち位置・やるべきプレー」が分かって来た。
それは、理解共有が浸透し「立ち位置、どこから守備して行くのか」などが分かって来て、同時に、ケガ人もある程度戻り、「現状激しいポジション競争」となり、名古屋戦が、勝点獲得となる「プレー強度・走力・コンビネーション」基準が確定した試合となった。
シーズン当初考えていたサッカーが、やっと出来て来た。
現在の「最下位・勝点6」から、クラブとして考えている事は、
①本日から5月末まで7試合で、「安定感・同じ絵・競争力」の中、「降格圏を脱出」する。
その後、トップ10チームとの現在勝点差「6」を詰めるため、通常基準とされる「1試合・節で勝点1ずつ詰められる」から、「7試合で7ポイント」詰め、トップ10チーム勝点差6をひっくり返す。
②複数得点獲得を図る。
全てが、選手間のコンビネーション、立ち位置のズレが要因で、練習で改善して来た。
との内容。
・ルヴァン杯は、チーム目標「トップ10に安定して維持、カップ戦でタイトルを意識出来る位置まで到達」から、○次のステージへ進む、○チーム内競争のキッカケと成り得る、として、2回戦前も補強練習し、その結果が現れた勝利となった。
・現在は、ミシャが試合起用メンバー選択に悩む位多くなっている。
・クラブ決算は、収入43億で数年前では考えられないレベル到達、支出47億で、赤字4億。クラブスタンスの「多くの投資家に投資を求め、クラブ規模を拡大し、その規模に合う経営とする」との事で実施。クラブライセンス維持のためには、基準「3年連続赤字はライセンス剥奪」が、コロナ禍明けの2024より再開、24・25・26シーズンのどこかで黒字化が必須。25・26シーズンは、シーズン移行・リーグ大改革期で、投資家からの対応混乱も予想され、極めて不透明・不安定で、24シーズンでの黒字化は絶対。
但し、コンサのJ1残留もマストで、その両立を果たすもの。(一部の、「ライセンスの黒字化のため降格も許容」との誤解は全くあり得ないものと、強い否定コメントでした)
・今シーズン補強は、5月末までに、降格圏脱出の成否に関係無く、獲得への調査は準備し、南米・欧州へ派遣されているが、その時点での「現場から要請」次第でも有る。
これらの内容が、質疑応答前、三上GMから発言、説明されました。
⑵質疑応答〜要旨のみ
①決算/債務超過寸前では? ギリギリ免れた水準(債務超過→ライセンス剥奪ですね)、6月末までを期限に、「有力投資者と交渉中」で、当面、債務超過は考慮外と出来る状態を交渉中。
三上氏にGMと代表取締役の兼務は、三上GM以上に経営に長けた人が居ればその人が良い、とのスタンスのまま「1年任期」で、2024も株主総会要請で就任。
②PR方法改善検討
③編成方針は? 現場要請85%・将来戦力としてクラブ主導15%、との基本方針。現場要請では、具体的なポジション毎選手・数値となり、それを実現させるもの。
シーズン開始後、状況変化も、その基本スタンスはそのまま。
現在「リーグ登録期間・ウィンドー外」ですが、「フリー選手」は、ウィンドー外で獲得可能。現在、現場から要請が無く、それは無いが、現在も「フリー・即戦力選手」獲得の準備はしている。
④クラブからサポーターは望むものは? 昨年、530社と膨大な企業とのパートナー契約となり、最大収入源となったのは、サポーターによる、パートナー企業率先利用が最大理由で、その力は凄いもので有り深く感謝している。この全面支援こそが、何よりなもの。
更に上乗せするしたいのは、環境整備中で、その場面から「サポーターひとりが、更に友人や知人を1人連れて来て欲しい」との、入場者拡大要請が示されました。
これは、これからの集客策と連動した各種イベントとなり、主要施策となりますね。
これらの他、多数項目に亘り、質疑応答が交わされ、各種施策の用意、実施となり、実現しそうでした。
最後、昨日の財界サッポロに、元DAZNの新投資家との9億点投資案件の進展がリリースされていました。これこそ、上記の新投資家に付合するものでしょうね。株式34%取得、で経営参加も今後課題となりそうですが、大注目点です!
こんなに、オープンマインドなサッカークラブは、コンサのみ!との事実を確認し、誇らしさと存立の意義を強く感じたミーティングでした。
2024年04月25日
三上GMから、ラジオ放送と、明日・オンラインミーテイング解説予想で、「今シーズン・コンサ目標勝点」コメントがありました。
その内容、特に、現実での展開・可能性につき検討してみます。
先ず、三上GMから提示されたシーズン目標勝点は、
⑴[トップ10] 52
⑵[リーグ残留] 42とされました。
現在、「9試合時点・勝点6」で、シーズン38試合終了時の勝点目標となりますが、その実現となる戦績は、
⑴[トップ10]・・今後29試合/積み上げ勝点[46]以上戦績。※実現性高い
勝利(勝点) 引分・勝点 敗戦 ・・「戦績ペース」
15(45) 1 13 ・・7.5勝0.5分6.5敗
14(42) 4 11 ・・7.5勝2分5.5敗
※13(39) 7 9 ・・6.5勝3.5分4.5敗
※12(36) 10 7 ・・6勝5分3.5敗
11(33) 13 5 ・・5.5勝6.5分2.5敗
10(30) 16 3 ・・5勝8分1.5敗
9(27) 19 1 ・・4.5勝9.5分0.5敗
これ以外には達成可能戦績は有りません。
ではこの実現性・達成可能性問題です。
現時点、リーグ下位で降格圏付近の6チーム(京都・湘南・鳥栖・川崎・東京V・磐田)が、現時点戦力を反映させているとして、「勝利対象チーム」と想定すると、鳥栖1試合(敗戦)以外、全て2試合対戦があります。しかし、川崎と前回大敗鳥栖は、今後戦力上昇は確実なチームとして除外すると、対象4チームとなり、その全試合に勝利すると、「8勝利=勝点16」を見込めます。しかし、この勝利数では必要勝利数に不足で、これら4チームに全勝に加えて、その他の現時点中位・上位チームからの勝利が絶対条件だ、という事です。
一方で、コンサの分が悪い対戦戦績、10チーム(C大阪・FC東京・川崎・鹿島・横浜FM・神戸・浦和・福岡・町田・広島)の対戦は、15試合となり、全敗であれば、敗戦数限度を超過し、到達不可能となります。
この対戦を「敗戦」から、「引き分け・勝利」へ変化させられなければ、目標不可能となる訳です。
この様に、
「下位対象チーム対戦、全勝」、
「コンサ対戦戦績低下チーム対戦で、6戦以上・敗戦脱出」、
「それ以外5チームは敗戦不可で、引き分け以上」が必要となり、
そのどれかが崩れた場合は、「対戦戦績低下チーム対戦か、その他チーム対戦で、条件以上の勝点加算が必須」となります。
実現可能性が最も高く、難易度は低い
第1想定目標戦績は、
【13(39勝点)勝・7分(7勝点)9敗・・6.5勝3.5分4.5敗ペース】とそうていします。
しかし、この目標実現・達成の難関ポイントは、
●「9敗/戦績低迷15対戦で6試合敗戦脱出、それ以外敗戦0」と、
〇「下位対戦8試合全勝に、それ以外対戦5勝利」の2点です。
これまでの対戦戦績の延長線に、今後の戦績が有るのなら、「絶対不可能」との想定戦績だ、という事で、「劇的チーム戦力上昇」が無い限り、極めて高く、困難な目標だという事が明らかです。
そのため
⑵残留目標【42】を追う事が現実的想定となります。
その達成のためには、
「9試合/6勝点」から、「残り29試合/36勝点獲得」。※実現性高い
勝利(勝点) 引分・勝点 敗戦 ・・「戦績ペース」
12(36) 0 17 ・・3勝0分4.3敗
11(33) 3 14 ・・5.5勝1.5分7敗
※※10(30) 6 13 ・・5勝3分6.5敗
※ 9(27) 9 11 ・・4.5勝4.5敗5.5敗
※ 8(24) 12 9 ・・4勝6分4.4敗
7(21) 15 7 ・・3.5勝7.5分3.5敗
6(18) 18 5 ・・3勝9分2.5敗
こちらの実現性は、
※※目標は、
〇「対戦戦績低迷チーム15試合中、10試合・その他3試合の13敗」は、可能性有り
〇「勝利数は、下位チーム8試合+その他で、10勝獲得」は可能性高い
、と降格圏脱出・残留目標が、現実的想定・計算となります。
三上GMの残留目標達成し、そこから、一つでも順位アップを図る、との目標・展開が、妥当性の高い目標設定ですね。
いずれにしろ、次戦対戦は「その展開・計算上も、必勝」試合となっており、残留達成のため、勝点3獲得は、何よりにも優先される至上責任となりました。
2024年04月24日
今シーズン、コンサは、幸運を伴う「安定路線」から大きく外れ、殺伐荒涼の「波瀾万丈低迷路線」を進行!
その原因は、
・複数主力流出が直結した戦力ダウン、
・その代替選手の戦力不足、そして、
・毎年キャンプ失敗の大量故障離脱発生の戦力低下からのスタートを、また、今年も繰り返した、自省・客観分析→改善との問題改善姿勢欠乏チーム運営
でした。
その結果、シーズン9節終了の前半期にて、既にシーズン分岐試合・G大阪戦を戦い、更に、次戦今シーズン2度目のシーズン分岐試合を迎えます。
次戦の意味は、「シーズン中の一試合」との価値と言うよりも、その成否がその後展開を左右する「重要試合」とのものとなりました。
即ち、[次戦での勝利]は、降格圏脱出の「手掛かり勝点3」となり、それに失敗は、シーズン前半での降格圏脱出を益々困難とさせる、との意味であり、[勝利必須]である、と言う事です。
そんな展開上想定だけで無く、今後対戦で、相手チーム別の勝点獲得の容易度=成功確率は、当然一律では無く、対戦チーム力の高低は、そのまま戦績高低に直結し易い事となりますね。
そんな次戦以降対戦は、
⑩4/27湘南〜中5日・⑪5/3C大阪〜中2・⑫5/6FC東京〜中4日・⑬5/11川崎〜中3日・⑭5/15磐田〜中3日・⑮5/19柏〜中2日・5/22ルヴァン〜中2日⑯5/25鹿島と、「⑪C大阪戦から⑯鹿島戦までの過密7連戦日程と強敵チーム対戦」の2難問が並び、「勝利確率が高い試合」との戦績計算からは、「次戦湘南戦・⑭節磐田戦での勝利・勝点3×2=6勝点」が、絶対・必須となる、と言う事です。この2試合で勝利出来ないのなら、それより戦力が高い対戦試合での勝利は見込めませんね。このまま「降格圏確定」の事態も見えてきてしまいます。そんな最悪事態を回避し、そんな事態が招くチーム崩壊の最低シナリオを完全排除しなければなりません!
やはり、必勝! しかありません!
そんな次戦対戦を予想・予測してみましょう。
1.対戦チーム「湘南」現況
現在戦績は、
順位18位 勝点6 1勝3分5敗 得点11・失点17・得失差ー6
19位 勝点6 京都 得点 7・失点13・得失差ー6
20位 勝点6 コンサ 得点 6・失点17・得失差ー11、
と同勝点に、3チームが揃う「差が無い降格圏」との低迷。
シーズン前の選手構成チーム作りは、
昨年15位・降格チームと勝点5差のギリギリJ1残留を果たし、仕切り直しを図るシーズン。
しかし、来年通りの主力流出は、絶対的エース大橋祐紀、ベテラン永木亮、主力のタリク、石原広教流出と攻守主軸退団。その代替は、J2・3得点10アシスト鈴木雄斗、実績FWルキアンを獲得。レンタルから完全となったDFキム・ミンテですが、それ以外、流出候補の残留で、ギリギリの選手編成。しかし、戦力は低下でした。シーズンイン後の外国人獲得も無く、間違い無く、戦力不足懸念でスタート。その後、舘、小野瀬の主力を故障離脱、最後に、五輪代表に、中盤要のボランチ田中聡を提出し、現在戦力は更に低下状態。
次戦までに、本日、ルヴァン杯2回戦もあり、選手起用はサブ組からの主力連続起用となってしまい、コンディションもかなりなダメージ状況です。試合は、大雨の悪天候の中強行され、そのフィジカルダメージは、通常試合以上で、次戦コンディションは更に悪化しています。
ちょっと[横道]ですが、大成長で注目の大橋の成長は、とても興味深いものです。それを証明するデータ値が有ります。シーズン別の推移で、成長記録とも言えるデータです。以下に記載してみます。
シーズン 毎試合シュート数 成功率 枠内率 PA内プレー率
2021 2.0本 8.9% 35.6% 9.1%
2022 3.1本 6.5% 35.5% 10.2%
2023 2.4本 29.5% 61.4% 12.3%
*シュート数増加は無く[シュート数]増加ではありません。その成功ストーリーは、
PA内プレー増加(より深く侵入数増加)→シュート枠内率倍増の急増(より近い位置から枠内精度大幅上昇)→成功率300%の急跳ね上げ・得点増加、との反映です。間違った「シュート数至上主義」での不適正シュート加算では無く、より深いPA内侵入プレーで、至近距離から、精度の高く、得点するシュートプレーとの[シュートプレー精度]徹底が、その急激成長との原因でした。かなり、示唆の多い大橋成長の実例ですね。
コンサのシュートプレー精度改善の決め手は、PA内プレー率アップとする、PA内侵入のパスワーク増加、より近づいたシュートポジションから、枠内とGKを外すプレー精度を追求、徹底で、成功率大上昇で得点獲得の決定力改善、向上を果たせます!
戦術は、数年前シーズンでは、[湘南スタイル・ストーミング戦術]がリーグ旋風となりましたが、現在は、[非保持型・自陣ブロック堅守からのロングカウンター]主体で、それも両サイドからのパス交換・全陣前進型で、従来のロングカウンターは昨年までの絶好前線ターゲット役大橋流出が響き激減、単純中央突破攻撃は機能せず、ひたすらサイド展開と、展開多様性不足で、定例攻撃に終始し、弱体攻撃のままとなっています。更に、過去チームストロングだったチーム走行距離は他チーム並に低下、走るチームは既に消滅、ただ、スプリントはリーグ上位レベルです。
この攻守力ならば、
コンサの攻撃は決定機多数構築、多数シュート、複数得点獲得の寸前まで到達しますし、
湘南カウンターを最少失点までで抑え込む事が出来ますね。
そして、次戦の焦点であり、戦績の別れ目は「コンサシュート精度=シューター選手の責任ある精度実施認識とプレー」となります。シューターは、全員攻撃の多数選手となる事必至ですが、それら選手の得点するシュートプレーの姿勢・意識、事前練習徹底にかかっています。
2.コンサ対戦戦術、試合展開想定、試合起用メンバー予想
勝算が見込める必勝試合の対戦対策に、消極の文字はあり得ず、積極型攻撃サッカー邁進により、複数得点獲得を目指す完勝勝負となります。
[想定戦術]
当然、想定戦術は、今シーズン完成形に近づける、チームスタイル[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス、守勢時は、コンサ式ミシャ戦術。
両サイドの突破プレーを増加し、サイドチェンジロングパスで、湘南陣を揺さ振り、ボールサイド方向に相手選手を集め、クロス、カットイン、コンビネーションで、両サイド、中央の全エリアでPA侵入し、決定機構築から至近距離シュートで、精度アップによる複数得点獲得、を果たします。
コンサ式のための、ポスト役選手の配置も必要です。
スタートポジションからは、ハイプレスも無く、フリービルドアップで、想定通りのサイド経由攻撃が展開されますが、コンサ攻勢時の、ボールロストから、湘南狙いのロングカウンターが作動、その落下地点は複数殺到のストーミング戦術が作動しますが、守備ポイントは、落下地点への先行ポジショニング、準備の跳ね返し、その2次ボール回収で、ロングボールレシーブ選手のレシーブ・跳ね返し準備と、その周り選手の2次ボール回収準備が最重要プレーとなり、そのためのプレー予測が最大注意点となります。
更に、その後のセットプレーま、湘南狙い目で、何も「集中力」が決定的条件となります。
試合三原則「走る・闘う」の走量・スプリント回数・スプリントスピードで勝ち切る、少なくとも、互角とする「運動量」。「規律を守る」は、正しいポジショニング=戦術ポジションへの移動を全実施する真摯プレー=サボり・怠けでの必要プレー欠如の撲滅、です。詰まりは、三原則全て、選手のメンタルとマインドの問題で有り、それが守れない選手の起用排除、共通意識とプレー選手だけで実施、と言う事です。
[想定試合展開]
試合展開は、コンサ多彩多様攻撃VS湘南ブロック堅守サイド経由速攻との展開で、
コンサ支配率60%超・攻勢時間帯となりますが、試合最大ポイントは、コンサ「多数シュートのプレー精度」で、それが一体以上なら、
試合開始〜15分 コンサ攻勢で先制点獲得
〜30分 同状態で追加点獲得
〜45分 少し落ち着き、前半[2-0]で折り返し
後半開始〜60分 湘南攻勢もあるが、両チーム活性化
60分 選手交代で再活性化
〜75分 コンサ再攻勢で、追加点獲得
〜90分 湘南攻勢、コンサ守勢も、湘南得点
想定試合結果 【 3-1 完勝 】
[試合起用メンバー予想]
コンサは必勝を目指す試合で有り、最強メンバー起用。
(スタメン)
ゼロトップか大森・ゴニワントップに復帰の武蔵か?
小林
スパチョーク 浅野
青木 田中克 荒野 近藤
中村 宮澤 馬場
菅野
(サブ)
武蔵・ゴニ・長谷川・駒井・菅・高尾
児玉
とします。
必勝を果たすため、全サポーターの総力を結集し、強力ドーム力を作り出し、勝利獲得をサポートしましょう!
2024年04月22日
現在での、コンサチーム力の現況と課題点を明白とした前節広島戦・引き分けから、基本・根幹課題が浮上しています。
その最大かつ最基本が、[スプリント数低迷・リーグ最低レベル]です。
これは、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]全項目の根幹部分の課題点で、その悪影響は多数項目低下直結となっている、と言う事です。
先ずそのものデータを確認します。各年比較で、その傾向を確認します。
[シーズン別1試合平均スプリント数のリーグ順位と数値]
シーズン 順位 データ値 推移図示
2021 8位 172回 21-22
22 13位 169回 ↘︎
23 11位 123回 23
24 18位 111回 ↘︎ 24
この通り、22ー23の間で、大きな変化=急激低下があり、今シーズンは更に低下で、リーグ最低ランクまで減少しています。
ちなみに、走力の[同 走行距離のリーグ順位と数値]は、
2021 14位 113km 21-22-23-24
22 13位 111km
23 12位 112km
24 15位 113km
と、スプリント数激減の様な推移は全く無く、例年同内容を維持しており、
[スプリント数]のみ突出している、と言う事が分かります。
その原因究明と影響が、最重要ポイントですが、先ずは、その解明の鍵が、スプリント数激減時期となります。それは、前記の通り[22-23の間]で、走行距離は変動無く、スプリント数限定変動となった点です。
ズバリ、主要戦術変化ですね。即ち、[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]をチーム主要戦術との戦略選択です。
その理屈・経緯・理由が、直ぐ分かりますね。
それまでの[ゾーン布陣]から[オールコートマンマーク]との最大相違点が、[相手選手との距離]=「担当マーク選手設定し、その選手近くで、フルタイム=常時、全相手プレーをカバー・プレス・抑制する」との内容となり、それまで「スプリント最大必要理由」の「ゾーン型の相手選手との距離を短時間で埋めるスプリント」は、「近接・密着」ポジションのため、もはや不要となった、との物理的原因でした。
確かに、大激減しますね。
実は、同じ現象チームがあります。それは、「福岡」の最前線ハイプレス・マンマーク型スタイルです。ちなみに、福岡は、「オールコート=全エリア=全選手」マンマークでは無く、前線〜中盤前部分に留めた別スタイルです。スプリント数変化が、2022・12位・173回↘︎23・14位・118回↗︎24・12位・129回と、大きく低下しています。マンマークでプレス・チャージする相手選手に密着するマンマークは、かなりの省エネとなる、と、リーグ大趨勢となった[ハイプレス]実施チームでの、代償試合中「急激なフィジカル消耗」への対策として、高能力な個々選手のフィジカル能力勝負で凌ぐ方法が取れない資金力限定のミドル選手層構成チームでは、副次的に個々選手の必要スプリント数減少と出来る「マンマークが効果的対策」となり、「強力な威力と、省エネ効果の両面戦術」として複数チームで取り入れられ、同時に、スプリント数大幅減となっている訳です。
しかし、ここからコンサは変化・変身し、そこで問題発生、となります。
それは、2023シーズン中心課題と設定された「試合途中フィジカル急減・パフォーマンス急減」で、実際、「試合前半支配・後半失速による戦績悪化」です。
即ち、オールコートマンマークは、当初初期型がオールタイム作動で、試合開始直後から全時間、相手全FPに担当選手の密着を行い、相手選手に従いその選手と同一ポジションへの移動となり、相手と同一走力・スピードを維持し続けます。また、「ボールロストとなり相手カウンター」では、自陣ポジションにリトリート移動し、組織ブロックを組む、との自陣への最速移動もあり、想定以上の運動量となり、その分、「通常以上のフィジカル消耗」を伴い、その結果、試合途中、フィジカル低下で、戦術通りプレーに遅れ、その後、所定ポジショニング、チャージが出来なくなる、との事態です。
そのため、2023シーズン途中から、フルタイムオールコートプレス・マンマーク型ハイプレスから、時々、作動停止し、自陣ブロック守備時間帯構築との戦術修正を図りました。しかし、その効果は、想定の相手密着のための運動量・スプリント減少となるフィジカル消耗スピード改善効果は僅かに有るも、それ以上のマイナス効果が大きく、マンマーク密着度低下=相手フリータイム増加=相手プレー度アップで、相手パス交換完封では無くなり、比較的強いチャージ程度まで攻撃型守備の前線守備力が低下し、そのまま、マンマークですので、中盤・守備陣のマンマーク緩みとなっています。
そんな事態=マンマーク停止時間帯や相手フリープレー許容時間帯では、ゾーン守備で、相手選手との距離間は当然拡大し、そのプレスのためには、スプリントが増加する筈ですが、マンマーク時の短距離=密着意識のまま、スプリント減少させたままで、相手への攻撃的守備=ボール奪取力は、激減です。
大変注目は、走行距離は全シーズン全く変化・増減が無い、との点です。
即ち、コンサの[オールコートマンマーク]は、「他チーム戦術よりも、激しい運動量=走行距離を必要とする」との発言や解説だらけですが、戦術本格採用しても、全く運動量は変化していない、との事実・データをどう説明するのでしょう?
実は、前記の通り、マンマークは相手密着戦術のため、通常戦術、特にハイプレス戦術よりも、走行距離縮小の省エネ戦術です。
にも拘らず、コンサが、戦術本格化しても走行距離変化無しは、その本来減少分の走行距離は、別プレー内容だった、と言う事なんですね。それは、小柏と金子の両スピードスターとそれに連動した左サイド選手の個別選手の運動量だったと言う事です。即ち、前線やサイドでの、多数裏への飛び出しとスプリントがその内容です。そして、2023シーズン後半と2024本年シーズンの大幅減は、それら選手流出により、それらのプレー消滅、が理由です。
この様に点検して来ましたが、実は、
「現在のスプリント大幅ダウン」は、
・マンマークプレス時間と強度大幅減少、
・前線・両サイドでの、裏飛び出し突破・攻略の喪失・消滅が、
その理由で有り、
コンサの攻撃型守備大減退の守備力低下、前線と両サイドの個別選手による突破攻略の攻撃力消滅・低下
となり、攻守のチーム力低下、との結論となります。
そのため、改善策は実に明白ですね。
・現在のオールコートマンマーク作動オンオフ変更は、最終盤での特殊戦術修正策に限定し、フルタイム作動・フルタイムフルパフォーマンスを実施し続け、その作動・実施時間は間違い無く、徐々に延長・拡大していて、現時点でも、[60分の壁]を超え、有効途中交代で支え、[80分まで拡大]が可能です。
因みに、リーグ他チームも、ハイプレスの[60分の壁問題]で、ハイプレス作動時間帯、試合途中大幅減退が課題となっています。つまり、コンサが、特有戦術による、特有問題、と言うのはでは無い!と言う事で、現代の強度サッカー指向=ハイプレス指向からの当然、共通課題だ、と言う事です。
・前線、両サイドの、個別突破、のチャレンジを弱体したまま放置せず、サイド突破を復活させるトライ・チャレンジを、該当選手にプレー復活・プレー数急増とする
との2対策となりますね。
文字通り、本当に、「運動量を増加・球際のスプリント数とスピードと強度増加・戦術通りプレー実施」で、走行距離とスプリント増加で、適正ポジショニングによる戦術通りプレー実行で、攻守が根本から大幅強化されるもの、です。
2024年04月21日
昨日⑨節広島戦に「引き分け」結果は、
事前想定では、コンサが「これまでパフォーマンスを大幅引き上げ、過去最高120%プレー」に至らなけれは、大量失点の大敗必至としていましたが、
現時点での100%プレー発揮で、「決定機・シュート数では大差」となるも、菅野ファインセーブの最終手段と広島の菅野直撃シュート多発との精度不足に救われ「1失点」に止まり、スパチョークの個人技・虎の子得点で、引き分けに持ち込めました。
試合後ミシャコメントの通り「現時点で可能な最善結果」との試合、と言う事でした。
ミシャ試合三原則「走る・闘う・規律を守る」で、
「走る」=走行距離は、コンサ少しだけ優位でしたが、
「闘う」=球際強度=スプリント(寄せスピードと強さ)が、△23回もの大幅劣後で、負け続け、攻守全面的に、ボール争いに負け、大量決定機差・シュート数差となったものでした。
更に「規律を守る」=戦術想定ポジショニングと想定プレーでは、駒井ゼロトップは、相手DF引き出しの動きをせず、前線ロングパスのポストプレー全敗で攻撃停止だらけ、と攻撃の第1段階で不成立となり続けました。ハーフタイムで、小林ゼロトップに変更し、やっと少し改善も、その代償が、近藤交代・浅野ポジション変更で、それまで唯一手段だった右サイド突破手段を喪失。更に、大混乱の主要原因となった、青木左サイドハーフは、左サイドに張り続けられず、フリーポジションで中央エリア多発で、左サイド突破は、完全消滅となった事です。
想定戦術は、完全に破綻していました。
三原則中、二原則に反するこの事態では、当然、想定チームプレーは、大幅減退は必然で、攻撃停止時間帯が大半となり、決定機構築力を誇った筈の、自慢・ストロング攻撃力は、最早、見る影も無い、との状態まで、コンサ攻撃力は低下している事を証明された試合でした。
また、これも、再々チームストロング・最大特徴と公言して来た「ハイプレスはもはや喪失」しています。
本試合での、ボール奪取は、
広島が、前線7%・中盤57%・合計64%がハイプレスとミドルプレスでしたが、
コンサは、前線3%・中盤20%・合計23%で、自陣77%で、ハイプレスはおろか、ミドルプレスも僅かで、自陣守備しかボール奪取をしなかったと言う事でした。
元々、「ハイプレス・ミドルプレスをするか否か」は、ボール奪取位置を自らがどこに設定し、そのまま実行するか、との完全自己完結内容です。
そして、本試合で「コンサ自体が、ハイプレス・ミドルプレスを放棄し、自陣守備を選択し、実行した」との事実です。 監督指示でしたら、監督・チームとして、ハイプレス放棄選択と言う事ですし、選手判断と実践でしたら、戦術=規律未実施、との重大プレーとなります。
真相は、そのどちらだったのか?
私推測は、「恐らくは広島チーム力を恐れた監督指示」と推測しますが、どうでしょう?
いずれにしろ、この全てが、現在のコンサチーム力、と言う事は、事実・現実として証明された試合でしたし、残念ながら、これが現在のフルパフォーマンスだ!と言うですね。
ゼロトップに、駒井を起用し、ゲームが成立するとの想定自体、「広島実力判断を誤ったか、自己判断のみに専念との自己中采配か」そのどちらしかありませんが、それは不可能!
余りに、舐めすぎか、現状悲観した自暴自棄采配と言われますね。
その駒井も、持てる全ての力を発揮するも、そもそもテクニックも高さも足りず、能力不足・不適合ポジション、でした。
試合内容の時間帯推移は、かなり興味深いものです。
試合は、以下様に展開されました。
試合開始〜15分 両チーム拮抗し決定機は互いに3:3も、実際は6:4とコンサやや優勢で先制獲得。
〜45分 広島スプリントが大幅優位で、決定機0:8と広島圧倒に転換。1:9の大差。
後半開始〜65分 広島スプリント大優勢で、決定機0:4・失点。1:9大差継続。
〜90分 コンサ建て直りやや優勢、決定機3:2。6:4で優勢。
との推移で、全時間広島圧倒では無かった試合でした。
即ち、前半15分と終盤25分の計40分は、コンサ優勢だった事が、引き分け結果は繋がった理由です。
その時間帯は、リーグ最強広島に優位となっていた、と言う事で、良く頑張った、とのミシャコメントも、頷ける所ですね。
最後に、速報試合項目別数値を記載しておきます。
コンサ 広島
支配率 52 % 48 %
走行距離 117km 116km
スプリント 96回 119回 ・・大きく負け越し
決定機数 6回 17回 ・・大きく劣後
シュート数 5本 22本 ・・ 同上
枠内数 2本 11本 ・・ 同上
得点 1点 1点
パス数 506本 512本・・非保持型広島に劣後は大問題
成功率 75% 74%
ほんとに、コンサ劣勢の中、よくぞ引き分けに持ち込めた試合、と言う事が数値で証明されています。
しかし、「勝点1」を獲得し積み上げた事の意味と価値は、確実に前進で、シーズン最終時に大きく貢献となるものです!
確かに、順位は最下位復活となるも、降格圏脱出の手段とその瞬間は、近づきました。
リーグ最強チームに勝点奪取は、80点獲得の合格点となりました!
2024年04月19日
水曜ルヴァン杯2回戦・「コンササブ組の鮮やかな勝利」から、[勝利への責任]をトップチームが託されました。
試合後、殊勲インタビューで、美技シュート2本を決め、勝利を引き寄せた「小林」から、「次戦・広島戦は、トップチームが責任を果たす事となった」、との発言が表明されたもの。
「水曜サブ組勝利は、次節広島戦のトップチーム勝利で、その責任分担を果たす事となる」、とのトップチームへのバトンタッチとなった訳です。
トップチームメンバーは、水曜は、現地沼津には遠征せず、札幌で丸1週間インターバルのコンディション調整としています。そのため、スカパー観戦で、水曜試合を観たものですが、試合後小林コメントは、そのトップチームメンバーへ向けての「バトン宣言」でした。
次戦は、リーグ2位広島との対戦で、現状、最強チームに成長・変貌を遂げた「広島」を、打破し、勝利の結果を掴む責任が、強く強く課せられた瞬間でした。
トップチームは、前試合の前⑧節・新潟戦は、プレーの甘さ、走る闘うの基本不徹底、プレー精度と集中力不徹底、コンサスタイルチームプレー不徹底、と戦術とプレー課題だらけで、負けないとのメンタルだけで、引き分けを掴んだ、低内容試合としています。
昨夜サブ組で実現された、想定戦術通りの、
サイド突破・クロス攻撃、走量とスプリント量を落とさず遣り切った事、個々選手のストロングを全面発揮したプレーと活躍、シューター10選手となるもその中決定力シューター3選手で3得点獲得、再々ピンチも粘り強く泥臭いプレーで失点阻止を果たした事、は、トップチームで、全然出来ていない事だらけです。
ミシャ試合三原則[走る・闘う・戦術を守る]を試合後に小林がコメント紹介する位、忠実に、真摯に、徹底仕切ったサブ組の現実プレーは、トップチームの甘えたプレーを許す余地も無い、覚悟と責任を、トップチームメンバーへ伝達したものでした。
これで、トップチームが・そのメンバーが、覚醒し、ひたすらにその想定プレーを実施する責任を果たす番となり、仮にそれが出来なかったのならば、トップとサブの選手「総とっかえ・総入れ替え」を果たす事が待っています!
トップチームメンバーは、追い詰められ、その責務・想定プレーを、ひたすらに、徹底的に実現するしか無くなりました!
「トップチームメンバーの見せ所・大舞台が、サブ組によって用意された」もの。
そんな、次戦・次⑨節・現リーグ2位・広島戦を展望しましょう。
1.対戦チーム「広島」現状
先ず、今シーズン絶好調戦績は、
順位2位 勝点16 4勝4分0敗 得点13・失点4・得失差+9 ですが、
得点リーグ1位(神戸・FC東京と同数)・失点リーグ1位と、攻撃と守備、両方の最高チームで、この順位が、首位出ない事が不思議との、驚異的なチーム力を叩き出しました。
その主な理由は、
①待望の新スタジアム完成初年度で、昨年3位から、今季「優勝」が関係者全員の期待と現実目標に設定。
②そのため、チーム戦力の主力は、FWベンカリファ流出以外保持・継続し、その代替には、今シーズン・ストーブリーグの主役・注目の「湘南・FW大橋」を激しい争奪戦の上で獲得。広島戦術に、より適合選手獲得で、代表クラス揃いの強力選手層を更に強化したもの。
③リーグ動向・趨勢の「非保持型・疑似カウンター・ハイプレス」スタイルと、従来・リーグ制覇して来た「保持型・ビルドアップ・ハイプレス」スタイルの、両方のストロングを加味した「広島スタイル」の威力は、就任2022:ルヴァン優勝・リーグ3位、2023:リーグ3位と、チーム熟成進行と上位戦績の両面を獲得、いよいよ、広島スタイル完成として、リーグ制覇・優勝を狙うもの。現在の、得点1位・失点1位=攻撃力1位・守備力1位の「最強チーム戦力」を確立したもの。
過去シーズン・優勝チームは、攻撃力と守備力の双方をストロング・リーグ上位とするチームにその資格が有りますが、現在各チーム状況では、その双方を保持するチームは、広島・C大阪の2チーム以外ありません。
攻撃は、強烈ハイプレスからのショートカウンター1位・ハイスピードロングカウンター2位・左右両サイド攻撃1位・中央突破も3位と、攻撃軸・パターンはオールマイティ・全パターンの多彩、最速・高精度のリーグ最強攻撃力で、その結果が「得点1位」です。
守備も、ハイプレスの前線守備断トツ1位に、ミドルプレスの中盤守備1位・カウンター防御は成功率断トツ1位・ボール奪取1位と、全く隙・穴が見当たらない、守備力で、「失点1位」としているもの。GK大迫のゴール守護神の活躍も、大きな戦力となっています。
唯一の懸念点が、リーグ最強DFの佐々木・荒木・塩谷の代表トリオの一角・荒木の故障離脱で、若手・中野がその高い能力を発揮し代替を発揮。また、エゼキウ・ソリティウ・Mジュニオール・ドゥグラスの外国カルテット、SH茶島、が故障・コンデイション不調で、戦力化されていない点も、代表クラス・サブ選手が代替し、戦力低下は一切ありません。
次戦対戦での、「狙える隙・穴、ターゲット」は有りませんね。
そうなると、「正攻法」で、「自らのスタイル・チーム力」を信じ、「120%」のメンタル・マインドと、泥臭く・粘り強い「勝利への執念・魂」のプレー、120%走量・スプリント、一瞬も緩めぬ集中、しか方法は有りません。
コンサ・トップチームの「魂の試合」しか、対戦方法は無し! です。
2.コンサ対戦戦術・試合想定・試合起用メンバー予想
上記の通り、次戦は、コンサトップチームの実力を試される「真っ向勝負」試合です。
唯一戦略が、「複数得点を獲得し合う、得点勝負試合」との最激戦戦略しかありません。若し、広島・強力攻撃力を恐れ、守備バランス戦術を採用した場合は、「全く攻撃時間・機会も無い、完封・大量失点敗戦」しかありません。
対広島への唯一戦略・方法が「得点取り合い勝負」の乱戦に持ち込む事です。
⑴対戦戦術
「超攻撃型スタイル」を堅持・徹底し、これまでの最高戦力を打ち出せるかの戦いに持ち込みたいですね。
コンサは、試合三原則「走る・闘う・規律を守る」をこれまでの最高実践とする事で、具体的には「走行距離120km超え・スプリント数150回超え=選手平均11km・14回」は絶対条件です。即ち、「走り勝ち・スプリント勝ち」が、絶対条件となります。
その大前提の上で、
戦術「オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス」で、全エリアで、「広島パス交換・パス出し阻止」を徹底実行し実現する事から、始まります。ボール奪取から、前線ではショートカウンター、中盤・自陣からは、ハイスピード・縦とサイド攻撃を多彩多様パターンで実施し、広島・ブロック組織守備でも、ワイド展開の個々選手守備でも、堅守を破るには、強烈なストロング発揮、徹底したコンビネーション・複数展開、しかありません。
守勢も、試合中再三危機状況となりますが、コンサ式ミシャシステムを基本に、「攻撃型守備からの連続攻撃の守攻一体プレー」で試合展開を図ります。
攻撃も、守備も、受け身意識を一切捨て去り、攻撃型・アグレッシブプレーを、過去最高レベルプレーを発揮するのみ、です。
合言葉は【全員一致して、120%プレー・自己の限界を超えろ!】です。
そのため、サイドには「攻撃力の高い・近藤・原」は必須。シャドーも、「攻撃と守備両方の、浅野・小林・駒井」が必須。問題は、最前線・FW「武蔵」で、ここまでの甘いプレーならば、起用停止、それが果たせるのなら起用、となります。
今シーズン・最強・最難関の対戦と想定される「広島戦」。
コンサの今シーズンでは全く不足で、過去シーズン・これまでの最高値・レベル戦力を発揮出来るのか、否か、を突きつけられる試合です。
⑵想定試合展開
客観的になら、極めて厳しい想定しか成立しませんが、上記の「マンマークで広島パス交換・パス封鎖を成し遂げ、これまで最高のコンビネーション・個々突破力・強度を誇る攻撃パターンを成し遂げられれば、「始めて、広島と拮抗展開を確立出来る」事となります。
過去・これまで最高の走行距離、スプリント数、スピードを実現し、想定・チーム戦術プレーを120%で成し遂げる事で「得点取り合い勝負」に持ち込めます。
そうなれば、
試合開始~20分 両チーム得点。
45分 両チーム追加点獲得で、
前半「2-2」の超過激・攻守転換・拮抗展開となります。
後半開始~60分 両チーム、益々激化し、一瞬も目を離せない超拮抗。
60分 両チーム選手交代で活性化・維持
~90分 両チーム複数回の決定機で追加点獲得勝負。
「高シュート精度」を果たす選手が多いチーム勝利
コンサが、「シュート精度勝負」を征し、勝利するとすれば、
最終結果 【 3-2 超緊迫勝利 】と想定です。
しかし、コンサが、今シーズン・毎試合通りの「走量・スプリント数・スピード不足、ポジショニング不良、戦術プレー不徹底、シュート精度低レベル」ならば、想定される試合結果は、[ 1-5 完敗・大敗 ]必至となってしまいます。 コンサ・トップチーム選手の「意地と根性・本質」を試され、それに打ち勝つ事は、これからの急回復・大挽回を約束するものとなる、分岐点です。
⑶試合起用選手予想
注目の試合メンバーは、
充分なリカバリーインターバルを取り、対戦準備万全の筈の、トップチーム主力、は確定ですが、前試合・直近試合で、トップチーム入りを掴んだ選手も、試合メンバー入りとなります。
そんなサブ・トップチーム起用候補選手は、水曜試合で活躍の、
小林・スパチョーク・長谷川のトップ確定組選手、原・阿波加も有力候補当確でしょう。
更に、続くのは、ゴニ・田中克幸・家泉・田中宏武・木戸、意外にも、トップ落ち濃厚となったのが、シーズン当初・ディフェンス中核とされた中村で、水曜試合でも、ミシャ原則「走る・闘う・規律に守る」不徹底のランクダウンプレー多発。頭抜けた才能と、順調な成長とされて来た選手に訪れた[成長停滞期]で、超心配ですね!
一方で、準備万端のトップチームは、心身コンディション良好でアグレッシブプレーを期待出来る、次戦試合メンバー候補が、
浅野・駒井・荒野・宮澤・近藤・青木・岡村・菅野・菅に、前節故障での途中交代の馬場の10選手が、◎です。
武蔵も途中交代でしたが、「何が何でも出場」意欲は無く、回復次第スタンスでは、「自己120%プレー」を必須とする次戦では、その資格未達、としてベンチ外。
この状況から。
(スタメン)
小林
スパチョーク 浅野
青木 荒野 駒井 近藤
菅 岡村 馬場
菅野
(サブ)
ゴニ・原・田中克幸・長谷川、宮澤・家泉
阿波加
となります。
ホーム・ドーム力発揮となる様、大量動員となる、サポーター全力投球で、全関係者一丸となって、超激化展開必至の札幌ドームに、結集し、力を合わせて、勝利を掴む試合実現です!
2024年04月18日
コンサのサブ組陣は、「中山監督の魂軍団」との、ルヴァン杯2回戦を、想定通り・目標得点獲得達成で、突破しましたね。
見事に、コンサ・トップチームでも果たしていなかった「コンサスタイル勝利」を掴み、次ステップ・3回戦にコマを進める快挙を成し遂げました。
初遠征・沼津まで、現地参戦のサポーターの皆さまにも、快挙に成し遂げる貴重なエネルギーを付与し続けて頂き、感謝と尊敬一杯です。大変有難うございました。
試合自体は、「試合前半・完全サブ選手起用」の一見ギャンブル采配かの様に見えましたが、実際プレー・現実プレーが「この試合を戦い抜ける[真の実力]を持っているチーム」である事を即座に証明し、「けれんみの無い、真摯で、ひた向きで、真っすぐなプレー」は、深い共感と激励の気持ちだけでなく、そのプレーの鋭さと威力に「感心の局面とプレー」を受け続けました。
中山・沼津は、想定通りの「可変システムを持ち、パス回しとロングパスの、横と縦へのアタッキングサッカー、ハイプレス」の強力チームで、特に、今シーズン・初スタメン起用との「かの、コンサキラーだった斉藤学」の突破に何度もチャンスメーク・決定機を作られ、一部・不調選手のプレーも重なり、想定は危ない方の展開となりました。
拮抗試合だった事は、下記に記載の試合データでも明らかです。
しかし、そんな拮抗試合だからこそ、サブ組選手のチャレンジングプレーは、どんな練習以上に学習効果の高い実戦となりました。
そして、その「チャレンジングプレー」は、トップチームでも完成出来ていなかった「サイド攻撃・中央突破・サイドチェンジ展開・コンビネーション」のコンサスタイル攻撃を実施し、その「手応え、自信、実戦経験」は、一気に、「トップレベル・トップチーム可能証明」を獲得したものでした。
「原サイド攻守、木戸シャドーの繋ぎ・ゲームメーク、田中宏武のサイド攻守とPA内侵入、田中克幸の攻守・ゲームメイカープレー、家泉の堅守と想定以上サイドチェンジパス出し、岡田の粘り強い攻守、阿波加のスーパーファインセーブと攻撃的ポジショニング・パス出し、」は、本日の大きな収穫でした。
逆に「不調・中村、今一つのゴニ・出間・西野」は、サブ組脱出は未だまだ遠い事を証明してもいました。
戦術的には、
試合前半は「オールコートマンマーク」では無く、「コンサ式ミシャスタイル」で、「ゾーン型ブロック組織・堅守、ビルドアップとサイド・前線ロングパスから展開攻撃」の基本形でプレーし、前記の通り、左サイド・原と木戸、右サイド・田中宏武と出間の「サイド攻撃」、ゴニ・出間の「前線へのロングパスの落としからの展開」は、効果的に機能し、決定機構築に繋がりましたが、自陣からのビルドアップでのミスパス・ミス判断は不安定場面も多発しました。中村は「GKへのバックパスだらけ」で、ストロングの筈の「パス能力」は、2・3本しかありませんでしたね。
また「高尾は、ポジショニングが不安定」で、再三、ミシャに補正指示をされていましたが、それも適正に補正出来ずに、結構「穴」状態となりました。未だまだですね。
この様に、個々選手毎に、収穫と課題、プレーの良否が分かれた試合でしたが、今後への大きなプラス内容を獲得出来た事が何よりです。
トップチームーのステップアップは、「ルヴァン杯のステップアップ・試合進行」の中で、真の実力として確定され、実現されるものでしょう。
それまでは、「トップチーム・途中交代ベンチメンバー入り」が現実となりましたね。
では、最後に、速報試合スタッツを記載しておきます。
コンサ 沼津
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 56 44 50 44 56 50%
パス数 298 212 510 231 329 560本
成功率 83 73 78 81 78 79%
*両チーム拮抗データが並んでいます。
決定機 9 3 12 6 6 12回
シュート10 3 13 7 5 12本
枠内数 4 2 6 1 2 3本
得点 1 2 3 0 1 1点
*決定機・シュート数は両チーム拮抗。枠内数=シュート精度の差が、得点差となりました。
個別選手シュート内容一覧も。
選手 シュート 枠内 得点 評価
ゴニ 3 本 3本 0点 ◎
小林 2 2 2 ◎
田中宏武 1 1 1 ◎
中村 1 0 0 ×
家泉 1 0 0 ×
岡田 1 0 0 ×
木戸 1 0 0 ×
原 1 0 0 ×
出間 1 0 0 ×
スパチョーク 1 0 0 ×
この試合も、シューター10選手と、全員攻撃の意識と実践は良かったですが、精度合格は、ゴニ・小林・田中宏武の3選手のみで、残る7選手のシュートレベルが課題です。
2024年04月17日
サブ組は、故障離脱からの復帰選手の溜まり場・宝庫となり、出場機会を待つ選手だらけです。
ある意味、トップチームとは別の、より試合出場に飢えている「ハングリー選手揃い」となり、そのメンタルは、出場とその場面獲得での強烈なプレー実施意識で、求めるプレーレベルは、時には「トップ選手超え」ともなります。
即ち、試合出場への強烈な意欲は当然、その場面獲得となった時での「プレー強度・内容は自己最高レベル超え」を目指し、本当にそのレベル到達を果たす「ベストプレー・ハイレベルプレー」を果たす選手も出現する事が楽しみ・多いなる期待ですね。
その意味では、故障離脱明けで、コンディションアップ・調整目的が多い主力級選手は、強烈なメンタル・意識とその強烈実践プレーをするサブ組選手に、劣後してしまいます。
詰まり、サブ組の強烈取り組みが、主力復帰選手の本気を引き出す"好循環"となっている訳ですね。
そんな状況の中、本日、ルヴァン杯2回戦への選手意気込み・覚悟とチャンス到来意識は最高潮となっている事でしょう。
そして、過密日程も、前試合から「ターンオーバー選手起用」で、フィジカルコンディションは全く問題無く、フルパフォーマンス可能選手主体で、副次的に「故障復帰選手・時間限定出場」との限定起用で補う、との選手起用となりそうですね。
しかし、対戦相手沼津は、現在、順位はJ3・2位ですが、その実力〜戦力・チーム強度は、J2上位レベルであり、スタイルは最先端形の超ハイプレス〜ハイスピードプレスの攻撃型守備、可変システム、2次・3次攻撃の次々溢れ出す攻撃参加、同様、2次・3次ボール回収、で、攻守が、アグレッシュ・攻撃的な強力チームです。
間違い無く、生半可、不徹底や精度・集中を欠いたプレーの瞬間、あっという間に、コンサがだはされてしまいます。
サブ組や復帰組プレーは、トップチームを超えたハイスピード、高精度、集中プレー必須です。
前ブログでの、試合起用選手予想は、
[スタメン]
大森
出間 長谷川
原 田中克 駒井 田中宏
岡田 家泉 西野
小次郎
[サブ]
ゴニ・菅・荒野・中村・青木・高尾・児玉
でしたが、
上記観点から、以下に修正です。
(スタメン)
大森
長谷川 小林
原 中村 田中克 田中宏
岡田 家泉 高尾
阿波加
(サブ) ゴニ・西野・出間・木戸・青木・菅
児玉
以上
2024年04月15日
水曜、コンサの新レギュレーション・ルヴァン杯が始まります。
新ルヴァン杯は、
Jリーグ全カテゴリーチームに参加資格が付与され、全国のJクラブへ開放されました。
その結果、カテゴリー間対戦が増加し、上位クラブ対戦での「ジャイアント・キリング」を目指す[チャレンジ試合]が満載の、天皇杯と並ぶ、J1クラブ以外チームへ開放された2つ目のカップ戦として誕生となりました。
対戦経験の少ない「新鮮」試合は、下位カテゴリーチームの挑戦意欲を活性化し、上位カテゴリーチームでも、チームサブメンバーの実戦経験値積み上げやトップチームへのステップアップチャンスとチーム活性化となり、全チームでの戦力強化となるものです。また、新鮮な対戦は、全国チームの周知と、下位カテゴリーチームのホーム開催で、より拡大され、面白さ一杯の、リーグ活性化を図るものとなりますね。
コンサに取っても、次戦水曜ルヴァン杯2回戦・J3沼津戦は、
かのコンサ在籍・中山監督が率いる、試合最後まで粘り強く、攻撃型・溢れる攻撃参加パスサッカー・リーグ最多得点力の「"超攻守一体"・沼津スタイル」で、J3・2位と席巻し、若手選手が活き活きと活躍し躍動する強力チームです。
前1回戦を、J2山形を「3-2」の大逆転勝ちで、ジャイキリし、「山形に再々先行されても、しぶとく、粘り強く、終盤に怒とうの反撃」を見せた沼津が、劇的なジャイキリ勝利で1回戦を突破したもので、そのチーム力と得点力、チーム力は、侮れないものです。
正に「熱意と根性の中山」がそのままチーム化したかの様な、熱いチームで、対戦相手として、手応え満載の好試合・厳しい試合必至です。
対するコンサは、
新レギュレーション目的の一つである、「サブ・若手選手の出場機会・活躍のひのき舞台」となります。
原・出間・家泉・大森・田中宏武・田中克幸・西野・岡田・小次郎・児玉が大候補ですね。
併せて、トップチーム主力選手で、故障離脱から復帰直後で、試合・プレーコンディションアップトライ中の、試合メンバー入り前後選手、ゴニ・高尾・長谷川も大候補!
対戦戦術は、沼津のどんな相手にもブレないスタイルの、元祖を自負するコンサのチームスタイル[オールコートマンマーク、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャスタイル」は不変で、沼津スタイルと勝負です。
実際、沼津・パスサッカーは、コンサスタイルの[パスサッカー完封〜全エリアパス交換阻止・ボール奪取からの攻撃]スタイルの最も有効・効果の発揮し易い対戦相手で、相性は大◎です。
試合早々から、コンサのオールコートプレス・ボール奪取から、攻勢となり、多数決定機構築で先制点獲得と試合展開予想しますが、その後、沼津の粘り強い攻守で失点も可能性高く、決め手は、複数得点獲得となります。[3得点獲得]がポイントとなりそうです。しっかり3得点奪取目標に、やり切りましょう。
試合出場メンバー予想も。
[スタメン]
大森
出間 長谷川
原 田中克 駒井 田中宏
岡田 家泉 西野
小次郎
[サブ]
ゴニ・菅・荒野・中村・青木・高尾
児玉
こんなところでしょう。
サブ組のアピール満載、白熱試合を期待しましょう。
2024年04月15日
鳥栖今節の戦いが敗戦結果となり、コンサ「20位最下位→19位」へ順位アップ確定です。
本節・ミシャ談「大変なアクシデントだらけの勝点1・引き分け」試合は、「貴重な勝点積み上げ」となっていたもので、その反映が、かかる順位アップとなりました。
即ち、「勝点積み上げ」は、間違いなく「現状からの前進」であり、それが即効的な順位上昇となるか否かは、他チーム状況との相関関係ですが、大事なポイントは、「勝点積み上げは、勝点3でも、勝点1でも、着実に、シーズン最終節・目標勝点へ近づく貴重なステップアップである」という点です。
そして、最終節では、「勝点1ポイントにより、チーム状況を大きく変化させ、チーム・関係者の運命を左右させる」ものとなります。
試合内容が、想定を超えた場合も、超えなかった場合でも、「内容の良否に関係なく、プレーはタイムアップとなるまで、全力で、泥臭く、粘り強く実践し、結果をあがき求め続ける」との試合メンタル・マインドとその実践の大事さ、を証明してくれます。
別に言い換えると、
「どんなに内容が良くても、試合最後まで、粘り強く、泥臭くプレー出来ず、当然の失敗結果となった試合は、不良試合だ」という事ですね。
そして、最悪最低状態のコンサは、いよいよ「連続勝点奪取=連勝点」を成し遂げる、チーム力にまで回復・強化されて来た証明です。
この試合でも「多数課題発生」で、その改善無ければ、折角の改善・回復ベクトルは、逆転し下降ベクトルを招く事となります。
目指すは、次戦「勝点獲得」=【3連勝点】です。
次節は、首位広島戦ですが、新たな故障離脱が有っても、試合出場メンバーでのチームコンディションアップ・チームパフォーマンスアップ・各種課題改善改良で、目指す【3蓮勝点】を果たしましょう。
その前に、「ルヴァン杯は、サブチームの実力テスト」です。
「合格点」となり、トップやスタメン起用のポジション獲得へ、最大チャレンジを実戦あるのみ! ですね。
2024年04月13日
昨日で、故障離脱が高木駿・深井の2選手まで縮小し、特別指定選手・木戸を除く、全28選手と、2種登録2選手の、30選手が、全体練習参加、チーム戦力選手として勢揃いとなりました。
これは、最早、「故障離脱を理由とするチーム力低下」の言い訳は、一切出来無くなり、チームの弱点や戦力不足は、「チーム力と個々選手能力」と、監督指導陣と選手責任、とされる事態となったものです。
そして、本日新潟戦。確かに、「リーグ最高ボール支配率・最多パス数・最多ショートパス」を誇る、前監督・バルササッカースタイルのパスサッカーチームでしたが、今シーズン・リーグ趨勢の[保持型サッカー]低迷動向通りに、その特徴とストロングは消され、封じられている現状でした。
詰まり、ここまでの新潟対戦チームが実施した[ビルドアップをハイプレスで封じる][攻勢を与えても、PA内侵入を完封する堅守と低精度ミドルシュート主体で得点阻止する][新潟攻勢時のボール回収からのハイスピードカウンターで、新潟守備力低下状態での得点奪取]との、基本形・明白対策で勝利獲得・高確率と、出来る、との対戦でした。
そんな、明白対策は、コンサスタイルでも、「マンマークハイプレスと、コンサ式ミシャスタイル・攻撃型ブロック組織守備」で、そのまま嵌る、戦術符合性・親和性の高い対策でした。
そして、実戦は、
先ず一番目立つデータ値が、スプリント91回~前半52回・後半39回と、後半激減し、スプリント放棄選手続出だった、との数値です。新潟は、104回で、△13回劣後で、特に後半のスプリント負けは、そのまま失点・勝点△2の直接原因です。
走行距離は、111.5km ~前半59.3km・後半52.1kmと、走行距離も、前試合110.9km同様、本来の120kmには、大きく未達を継続してしまい、試合三原則[走る・闘う]で、必要パフォーマンス不足との内容でした。
三原則の最重要・最基本事項は、本来レベルに、大きく劣後、とのプレーで終わり、「走力・球際不足」の代償は、勝点△2の喪失、となりました。
試合展開は、想定通り、開始〜15分は、両チーム激しい攻守展開・ハイプレス合戦でしたが、20分〜40分コンサのハイプレス成功・ショートカウンターと攻勢時間帯で、その中先制点奪取と、想定通り展開でした。
これは、後半15分・60分まで継続も、そこから、急速に[走る・闘う低下]とし、新潟攻勢時間帯の中、PA遥か遠い単純ロングシュートを、DF岡村のオウンゴール役割ヘディングで、菅野準備セーブポイント外れで失点。しかし、この失点以外、数回得点寸前チャンス機を与えており、想定守備は破綻状態の「幸運失点回避」だらけで、引き分けはラッキー展開!との内容でした。
総括すると、
残念ながら、「試合の出来は、よく無く、基本原則も想定値を達成出来ず、運良く引き分け・勝点1取得」の試合でした。
そんな中でも、良かったプレーや頑張った選手もありました。
浅野は、シュート2本中2本枠内で、ゴールマウスの上天井狙いで、GKセーブを掻い潜った美技得点シュートは良かったですが、もう1本はGKへのパスシュートが真相で、本当なら、2得点獲得しなければならないものでした。
それ以外、シューターは8選手まで拡大するも、ゴール枠内には、青木・武蔵と浅野の3選手しかおらず、他の5選手と、シューター大半が、得点可能性の全く無いシュート能力しか無い、との証明を本日^_^重ねました。コンサがどれだけ多数決定機を作ろうと、得点出来るシュートを打てないまま課題放置し続ける、選手と監督指導陣の責任と重大結果誘引は、全く改善も無く、リーグ最低・カテゴリー落ちランクのままです。
これでは、どんなにコンディション改善、各項目良化しても、得点獲得不能・最少化を続け、降格圏脱出は、夢の中のまま、最悪最低現況は未だまだ続くしかありません。
最後に、本日速報試合項目別データを記載しておきます。
コンサ 新潟
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 40 40 40 60 60 60%
走行距離 59 52 111 58 53 111km
スプリント52 39 91 60 44 104回
決定機 7 5 12 6 5 11回 シュート 7 3 10 7 6 13本 枠内数 3 1 4 1 3 4本 得点 1 0 1 0 1 1点 パス数 194 156 352 340 303 643本 成功率 73 75 74 85 85 85%
個別選手別シュート内容一覧も。 選手 シュート数 枠内 得点 評価 浅野 2 本 2本 1点 ◎ 青木 2 1 0 △GMパスシュート 武蔵 1 1 0 △ GKパスシュート 岡村 1 0 0 × 馬場 1 0 0 × 荒野 1 0 0 × 近藤 1 0 0 × 大森 1 0 0 ×
2024年04月13日
今シーズン、最悪スタートのコンサが、"最悪期からの浮上・挽回の開始"を実現するには、前試合・魂で掴み取った僅勝に続く、今回新潟戦での連勝が必須です。
仮に、今回試合を失うと、「コンサ復活は低レベル」との戦力と客観評価となり、最悪期脱出は、先延ばし、遠のく事態となるものです。
ここでの連勝こそ、現在のコンサ「降格圏チーム」評価を吹き飛ばし、本来チーム力への回帰を確かにするものとなる訳です。
ただ、他からの評価が、自チーム戦力を高低する訳は無く、好きな様に評価されている内に
「真のチーム力復活」をひたすらに強化し続ける、との戦略もあり得ますが、ホーム入場者数回復、各種支援増加とは逆効果となり、しっかり、客観評価も獲得する事が大切です。
さて、いよいよ、試合当日となり、熱気と期待で一杯となりましたが、
試合直前・最終メンバー修正は、
前回予想
(予想スタメン)
武蔵
駒井 小林
近藤 宮澤 荒野 浅野
馬場 岡村 高尾
菅野
(サブ)
長谷川・ 菅・中村・大森・田中克幸・原
阿波加
から、「高尾起用か、菅起用か」以外は、定番内容で、修正無し。
菅 vs 高尾 ですが、どちらもレフティなので、左CBにレフティは変わらず、むしろ、右CBにレフティの適正度問題です。
その答えの一つが、コンサ・ミシャスタイルの右CBは、攻撃時には、SBポジションで、攻撃参加となりますが、そのキープレーが、右サイドSBエリアから、左SHへの対角ロングフィードとなります。その時、「右利きと、左利き、どちらが優位か?」問題で、レフティは、左サイドラインに沿い、一定幅の中でレシーブするボールを供給出来、逆に、右利きCBなら、対角線ロングフィードは、左サイドラインを横切る、点で合わせるボールとなります。その結果、左SH選手が、ピンポイントで合わせる[ポイント待機型プレーヤーの菅・青木]なら、右CBからのロングパスがレシーブし易い、しかし、例えば、近藤や原などのスピードスター型なら「一定縦幅の中で、スピードを落とさないレシーブが可能」となり、レフティCBがレシーブし易い、と言う事です。
同様、コンサ右SHが浅野なら、菅や青木同様、左CBからの、レシーブポイント待ち型が適正、となっている訳です。
と言う事から、結論は、右CBにはレフティ・馬場が適正、と言う事で、
[左SH近藤・原〜右CB馬場セット]と[左SH菅・青木〜右CB高尾(昨年の田中駿太)セット]の使い分け、となる訳です。
ここから分かるのは、
[右SH浅野〜左CB中村・菅(昨年福森)セット]、[右SH近藤・(昨年金子)〜右CB(家永・岡村)]適正ともなる訳です。
と言う事で、
(予想スタメン)
武蔵
駒井 小林
近藤 宮澤 荒野 浅野
菅 岡村 馬場
菅野
(サブ)
長谷川・ 高尾・中村・大森・田中克幸・原
阿波加
に修正です。
求められている「必須勝利」を、前試合確立の「勝利へのメンタリティ」と、コンディションアップでより、強度と実践度アップの、高強度な攻守攻撃型戦術チームプレー発揮で、掴み取りましょう!
全サポーターの全力を、新潟アウェイ戦に集合です!
2024年04月11日
前試合・運命のホーム⑦節名古屋戦勝利は、シーズン分岐点となり、
[新生コンサ]を誕生させました。
そして、続く次戦・アウェイ新潟戦が、その試合とプレー再現により、
新生コンサ誕生を[証明し、確定させる試合]となります。
今シーズンの、ここからの浮上再起を確定させる試合となり、極めて重要試合となりました。
前試合の内容とプレー再現と言っても、未だまだ多数課題・問題点だらけだった内容再現では無く、前試合で掴み取った[試合メンタルとマインドのプレー再現]ですね。
即ち、コンサ流「勝利のメンタリティ」〜「勝利への固い執念・強烈な意識、チームプレーとチームへの強い責任、緩もうとする集中力の維持、綺麗よりも泥臭く、粘り強いプレーがより力強く勝利に近づく」とのマインド・メンタル力で、全選手での共通認識・目指すレベル確立となり、ここからチームプレーレベルが改変・強化される、との内容です。
これまでコンサとの大きな相違点が、
「観ても、プレーしても楽しいサッカー」「高いゲームメーク力とハード攻撃型連動一体型攻撃・守備」を基本とし、そのため、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]の内、[走る・闘う]のプレー側面重視にバランス偏重で、もう一つの[規律を守る]とのメンタルマインドとその実現プレー側面バランス低下との状態から、再度、三原則全て同レベルで追求、との姿勢への変化です。
詰まり、「もっと走れ、もっと球際ヘ当たれ」に、「もっと規律や共通認識・マインドとメンタルを強め、全うしろ」が追加された!と言う事です。
その追加原則こそが、選手間、認識高低による、プレーの量と質・精度・意味での高低となり、チーム戦力でのムラ・ウィーク発生となっていた訳、と言う事なんでしょう。
また、シーズン展開上では、現在の、首位〜最下位まで、勝点差12差=4試合差は極めて近接しているシーズンとなり、上位・中位・下位・降格圏のグループ化・チーム分布も、未だ確定しておらず、ここでの勝敗・勝点積み上げは、一気に挽回、回復を可能としています。ここでの、コンサ連勝は、最下位・降格圏に甘んじているコンサには、値千金の価値があり、絶対負けられない、勝ち切らねばならない試合でもあります。
そんな、変革を実現した新生コンサを確定証明する試合、次戦新潟戦の展望は、
1.対戦チーム「新潟」現況
現在戦績は、
順位14位 勝点8 2勝2分3敗 得点6・失点8・得失差ー2 は、
事前予想では、シーズンオフ選手整備・チーム形成で、
前年・昇格シーズンを10位は、成功でしたが、主力離脱・流出が多く、司令塔MF伊藤が夏季、ベストヤングプレーヤー三戸海外移籍、主力DF渡邊、不動ボランチ高と流出。、代替新戦力が、攻撃的MF長谷川元希・小野裕二のJ1選手、J2活躍デュエルの宮本英治、GK吉満、即戦力大卒・スピードSB森璃太・ゲームメーカーMF奥村の2名加入。差し引き、主力流出で、昨年より戦力ダウンとの厳しい評価となりました。
そして、シーズン開始・実戦では、
昨年平均と対比すると、
[平均得点1.06→0.86/ー0.2得点、平均失点1.18→1.14/ー0.04失点]、と前年同レベルの攻守値となっていますが、守備力は前年レベル維持も、実は、
攻撃で、
[攻撃回数16位→19位、シュート数4位→10位、得点16位→14位、決定率15位→15位]で、
ストロングだったシュート数が激減、他項目もリーグ下位や悪化と、成功していません。
少し詳細に点検しますと、
依然として、チーム最大特徴の、[パスサッカーの圧倒スタイル]は益々継続していて、
試合平均・前年対比とリーグ順位で、
支配率56.0%・1位→60.0%・1位 +4.0%アップ
パス数600本・1位→664本・1位 +64本アップ
成功率84.5%→84.2% ー0.3%低下
攻撃数112回・16位→113回・19以下 ほぼ同値も、順位低下
30m侵入41回・5位→42回・5位 微増、上位
PA内侵入12回・5位→13回・6位 微増、上位
シュート数12.9本・4位→ 12.6本・10位 微減、順位低下
と、今シーズン、チームスタイルをより強化姿勢で、支配率・パス数は増加しています。
しかし、「パス占率」は、昨年比で、
守備陣D‘td33.5%→31.1%・ー2.4%、中盤M‘td47.5%→48.7%・+1.2%、攻撃A‘td19.1%→20.3%・+1.2%と、守備陣からのビルドアップパス数減、
「パス成功率」は、同様、
D‘td84.5%→84.0%・ー0.5%、M'td87.7%→86.4%・➖1.3%、A'td76.5%→81.5%・+5.0%と、
「守備陣と中盤のパス成功率の低下」が明らかです。
詰まり、ビルドアップの最終ラインと中盤のパス力・精度低下で、
「伊藤・三戸・高流出の穴」が顕著のまま、との実戦値となっている訳で、攻撃力低下原因です。
これは、個々選手能力が反映した低下ですので、今シーズン、抜本改善は、選手が変わらない限り、なかなか難しいもの、となります。
コンサの[対戦対策]も、[ハイプレスによる新潟ビルドアップ狙い]と[マンマークによる中盤パス交換阻止・パスカット]が、狙い目・ターゲット、となり、コンサが一番「チーム力・チームスタイル」を発揮出来る対戦チームとなります。
次戦、勝利・連勝は可能な試合です。
2.コンサ 想定戦術・試合展開・メンバー予想
〔想定戦術〕前試合は、「コンサ本来戦術による本来チームプレー」への回復・再起との、戦略・姿勢で、
[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス、相手攻勢時コンサ式ミシャ戦術]の展開でした。
しかし、走力・スプリント力、ポジショニング・連携チームプレー、での課題・不足から、[本来チームプレー]にまで到達とはなりませんでしたが、それにカバーする上記[勝利へのメンタリティ]で、泥臭く、粘り強く、現時点での全力プレーで、攻撃回数・決定機構築数・シュート数・枠内数では互角でしたが、得点実現となる[宮澤シュート]で、僅かの差での勝利・僅勝を掴んだものでした。
次戦は、
全体コンディションアップを果たし、
前試合より「走力・スプリント力、ポジショニング・・等課題・問題点が、改善・上昇」し、
[本来チーム力]、の「攻撃型守備と連動した一体攻撃」・「コンビネーション・連携・戦術プレーの上昇」となり、攻守で戦力アップとなります。
コンサ攻撃力、特に、決定機構築直結の[マンマークハイプレスでの前線ボール奪取からのショートカウンター]、コンサ式前線へのロングフィードからのショートカウンター攻撃、サイド突破・攻略復活からのクロス・カットイン攻撃、相手守備陣裏への飛び出し攻撃、コンビネーション中央突破、反復サイドチェンジ攻撃、ドリブル・スルー・ミドル攻撃、と多彩多様パターン攻撃の復活、を目指し、実現させるもの、です。
即ち、強力コンサ攻撃力の復活!を目指し、実現する試合となります。
〔想定試合展開〕前試合以上積極的、攻撃的な展開を目指す試合を想定し、「パスサッカー勝負・ビルドアップ勝負、コンビネーション勝負」が、両チームスタイルからの予想されますが、それを封じる「プレス勝負」となり、「コンサ・マンマーク vs 対抗のため新潟もマンマーク類似の人に付くプレス展開」となり、その勝負は、マンマーク経験値と練習習熟度から、コンサ優位となり、新潟ビルドアップ・パス交換を封じ、「新潟パスサッカー封鎖・制限」との予想です。
時系列では、
試合開始〜20分 互いにマンマークプレス合戦で、互いに攻撃展開途中阻止が続出し、
そのボール奪取からのショートカウンター合戦。超拮抗展開。
〜45分 コンサマンマークが優位となり、ボール奪取からのショートカウンターでの
決定機が複数となり、コンサ攻勢展開。
多数決定機の中、先制点獲得。
後半開始〜60分 前半開始同様、激しい攻防展開の超拮抗展開。
90分 選手交代で、活性化で戦力維持し、コンサ攻撃守備が嵌り、コンサ攻勢。
追加点獲得。
試合結果 【 2-0 完勝 】を予想。
〔試合メンバー予想〕
遂に、昨年から故障継続のゴニが、全体練習復帰し、コンディション調整。残る故障離脱は、深井と高木駿の二人にまで縮小。徐々に、ゆっくりと、本来戦力に向かい回復が続いています。
現在、大量故障離脱組の復帰グループは、ゴニ同様、試合・実戦コンディション調整が進行し、試合起用レベル到達が出始めて、一気に戦力回復・強化となって来ました。
試合コンディション調整済みまで到達の復帰選手は、
初期組の菅野・宮澤・岡村、2番手の青木・高尾・近藤・大森、3番目の出間、までは、試合起用レベル到達で、その順番通りに、コンディション度良好〜可能から良好は変化中〜限定、との現況と想定します。
詰まりは、既に試合起用の初期組3選手と2番手の4選手の、7選手が、試合起用候補入り、となっています。
次戦は、「本来戦術・スタイルによる本来チームプレー」となるため、「フルコンディション選手」の選択は絶対です。2番手組は、コンディション良好は改善した選手と、時間限定起用となり、目指すフルパフォーマンス試合でも、起用は可能です。
と言う事で、
(予想スタメン)は、
武蔵
駒井 小林
近藤 宮澤 荒野 浅野
馬場 岡村 高尾
菅野
(サブ)
長谷川・ 菅・中村・大森・田中克幸・原
阿波加
くらいと予想します。
この選手で、フルパフォーマンス発揮となるコンディションであれば、
必勝!可能となります!
2024年04月10日
今シーズン・大きな転換点とした[前試合勝利]は、コンサを新生させた運命の試合となりました。
そして、その「転換・新生を証明し、新段階へのステップアップを確定」する試合が、次戦・⑧節アウェイ・新潟戦となります。
前試合に引き続き、今シーズン・コンサの運命を左右する、重要試合です。
プラス要因は、
①最大要因が、前試合勝利で、実戦値として掴んだ勝利へのメンタリティ〜「勝利への固い執念・強烈な意識、チームプレーとチームへの強い責任、緩もうとする集中力の維持、綺麗よりも泥臭く、粘り強いプレーがより力強く勝利に近づく」とのマインド・メンタル力で、全選手での共通認識・目指すレベル確立となり、ここからチームプレーレベルが改変・強化されました。
②依然として、「本来チーム力、少なくともシーズン前想定チーム力と現在チーム力には、間違いなく大きな差が有り、その戦力のままでの今後対戦は極めて厳しい」との状況認識は、否が応でも、全ての出発点となっています。そのため、「選手層回復による物理的戦力加算」と同時に、「現在、低パフォーマンス・コンディション選手の、実戦レベル値まで回復」が最重要ポイントですが、そのレベル値は、日毎に、毎日、上昇して来ており、全体選手コンディションは、最悪期・30~40%台から、70%台まで、急上昇して来ました。
好調選手は、ベストコンディションを維持した中に、回復・上昇選手が加わり、「実戦パフォーマンスは、言わば、キャンプ後シーズンインレベル到達」と言う所まで上がってきました。
前試合より、走力・スプリント力・スピードアップし、コンディション良化で、ポジショニング・球際・プレーキレ・精度が上昇して来ている所だと思います。次戦・各項目数値は、かなりレベルアップし、「試合出場選手コンディション全体80%近くまで」上昇した数値・パフォーマンスが見込めます。
それらに対して、
マイナス要因は、
③キャンプで徹底練習予定だった「戦術熟成・連携の量と質追求練習が、選手毎に、前年継続選手での合格レベル~程ほどレベル~新加入選手でのゼロレベルと、バラバラ・大差状態」、への是正・改善練習は、ここから開始となり、最低でも「2~3週間掛かって」しまいます。そのため、「具体的なチーム連動プレー・ダイレクトパス交換・コンビネーション」では「初歩→中級レベル」習得段階で、パス成功率・連続パス成功率の「パス精度」と、「適正ポジショニング」「各種突破力レベル」に不足内容が現れます。
しかし、練習は、トレーニング場だけで無く、より強度が高く、強烈な実戦試合で、鍛えられます。そのため、4月内でこのマイナス部分も解消の見込みとなります。
④個別プレー課題。特に「シュート精度・ラストパスやクロスパス・ロングパス精度」改善が必要で、ミシャ・全体練習での「シュート練習」取り組み・実施は、期待できず、「本来、自主練習」が基本です。その練習取り組み・参加意識を拡大・強化し、「全員攻撃のトータルフットボール」を目指すコンサなら、全員参加・徹底練習が必要です。
「シュート精度改善を、FP全員の共通プレー課題・目標の明確化・宣言と、その改善取り組み運動(の様な)の設定・実施」が効果的施策ですね。
ここから、どんどん鍛えられ、強く・逞しく・精度・スビード、練習による自信・メンタルマインド強化の成長が進展する局面となりました。
今シーズン[最大成長期]が訪れています!!
2024年04月08日
コンサは、運命の土曜ホーム戦を終え、静かにダメージリカバリー2日目となっています。
前試合は、リーグ最下位継続となり、リーグ上位陣は当然、[降格当落17位]との勝点差も拡がり始める土俵際にまで追い込まれ、チームを取り巻く環境は、厳しさと明確な対応が机上に上がる事態となり、ホーム2連戦での具体的な打開・改善を果たさなければならないにも拘らず、その初戦敗戦で、更にとことん追い詰められた[運命の試合]にまで到達した試合。
試合前日には、リリースされた「ミシャ宣言」が、選手はもとより、多数の関係者・サポーターのモヤモヤ・混乱に稲妻の様に鋭いショックで吹き飛ばし、対戦メンタルは一新強化され、試合を迎えました。
そして、試合は、G大阪が対戦準備して来た、
・不安定で自陣ゴール前でのボールロストが続くコンサビルドアップへのハイプレス・ボール奪取からのショートカウンター決定機
・G大阪自陣に引き込んだコンサ攻勢でのボール奪取から、コンサ不安定守備ラインへのロングカウンター決定機を、軸にコンサ「不安定攻守プレー」を狙う対策が効果を発揮し、両チーム拮抗の中、コンサ陣内でのG大阪優位展開で、より多くのチャンスは、G大阪となり、試合コントロールとしていました。
試合スタッツでは、以下の通り、一見、互角数値が並びますが、
コンサは、より自陣占率が高く、「相手陣内プレー占率は想定通りに上げられなかった」試合でした。
コンサ G大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 53 49 51 47 51 49%
走行距離54 56 110 53 54 107km
スプリント数50 52 102 50 38 88回
[攻撃]
決定機数 5 5 10 2 5 8回
シュート 5 7 12 5 8 13本
枠内数 1 1 2 0 2 2本
得点 0 1 1 0 0 0点
パス数 266 193 459 208 214 422本
成功率 79 75 77 73 73 73%
*支配率、走量はほぼ互角。スプリントでコンサ優位。
*[攻撃]でも完全に互角数値が並んでいますが、宮澤の得点となる「シュート精度の有無」が得点有無との試合。
この通り、コンサは想定プレーには大きな差となるパフォーマンス低下試合で、[走る・闘う]項目の、走量・スプリント数・スピードは不足し、球際・強度、精度低下、ポジショニング・戦術プレー不徹底、と課題だらけで、勝利獲得の確率は極めて低い試合でしたが、
そんな試合でも、勝利を掴み取る方法は、
「勝利への固い執念・強烈な意識、チームプレーとチームへの強い責任、緩もうとする集中力の維持、綺麗よりも泥臭く、粘り強いプレーがより力強く勝利に近づく」、
との回答・正解を身体に染みる込ませる試合でした。
そして、この回答・正解こそが、何よりも重要で・価値が高く・勝利へのキーだ、と言う事をチーム全体、全コンサで学び、習得した試合でした。これが、[勝利のメンタリティ]では無いかと思いませんか?
最早、この試合前までのコンサと、今のコンサは、全く違います。
ここからのコンサは[新生コンサ誕生!]です。
チーム力、選手能力は、新段階・新バージョンに突入し、そのプレー、成果は新バージョン!
2024年04月06日
運命の試合となった本日7節G大阪戦寸前・昨夜の[ミシャによる宣言]は、
一瞬にして、「選手・関係者・サポーターの苦悩と混迷」を、[光となり、心に溜まった汚濁を洗い清める言葉]となりました。
明けて本日、ホーム札幌ドームでの試合は、
その言葉・宣言を、胸・心に置き、選手、関係者、サポーターは、その全力を以て、この試合に没入し、可能な最高の力を発揮しました。
決して、全てが最善の、最善形や最善パフォーマンスでは無く、課題や問題点もありましたが、勝利への想いと魂、その表れの渾身プレーで、全力・懸命に闘い、勝利の幸運を掴み取った「永く記憶に残る試合」となりました。
選手の方々、指導陣、関係者、そして、サポーター、の全員、皆さん、ほんとにおめでとうございます!
ほんとに有難うございます。
ここから、「コンサ再出発、再起」が始まりました。
今シーズン、どこまで到達出来るのかは、全然分かりませんが、ここまでの苦労、苦悩、苦しんだ日々とそのでの内容、立ち上がる術、方法こそが、今後の再起のエネルギーの源となり、
これから「身と成り、力と成る」シーズンを、毎日を、試合を、支え続けてくれますね!
今日の前半は、今シーズンベストパフォーマンスとなった、前試合前半に比べと、
走行距離は、本日54.4kmで、前試合60.0kmと、△5.4kmとかなり低下。但し、対戦G大阪は53.8kmと走り負けはせず、互角。また、スプリントは、本日50回で、前試合51回と、同一値で、対戦G大阪50回と互角。今シーズン最高値には達せず、前試合前半の様な、G大阪を圧倒する前半にまでは未達でした。
それは、過密日程での、前々試合・前試合の疲労回復度が低く、疲労加算となっているコンディションが原因ですね。
しかし、それにも拘らず、前試合を超えた「強い意思と意識、闘志」のメンタルが、ミシャ試合後コメント「選手は120%のプレー実施だった」との通り、シーズン最高ですし、勝利のため必要基準を学び、これからのメンタル強化となりました。
先ずは、ほんとに心身共に疲れ切った、選手・指導陣・サポーター全員、の皆さん、ゆっくり休養し、累積疲労を改善し、「勝利への魂と方法」を保持したまま、次戦へのスタートを切りましょう。
取り敢えず、速報試合項目別数値を記載しておきます。
コンサ G大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 53 49 51 47 51 49%
走行距離54 56 110 53 54 107km
スプリント数50 52 102 50 38 88回
*支配率、走量はほぼ互角。スプリントでコンサ優位、球際・プレー強度に繋がりました。
決定機数 5 5 10 2 5 8回
シュート 5 7 12 5 8 13本
枠内数 1 1 2 0 2 2本
得点 0 1 1 0 0 0点
*互角数値が並んでいます。僅かに、「シュート精度の差が得点有無」となった試合でした。
パス数 266 193 459 208 214 422本
成功率 79 75 77 73 73 73%
*パス数、成功率は、両チーム互角も、G大阪が僅かに低下は、ロングボール比率(成功率低下)が多い、とのスタイルによります。
この通り、両チームは、殆どの項目が、互角数値で、極めて拮抗した試合だったとの証明です。
試合成否、得点有無は、宮澤の「沈着冷静なヘディングシュート」があるか否かの差だった、と言う事でした。
この試合、前記の通り、決して最高値・パフォーマンス試合では無かったですが、最高メンタルと沈着冷静シュートが、試合勝利を呼び寄せた試合だった、と証明されています。
「走る、闘う、規律を守り抜く、勝利への強くタフなメンタル、沈着冷静プレー」が、今後コンサの果たして行く基準であり、ひたすらにやり抜いて行く道、方法ですね!
2024年04月05日
明日、運命の懸かった重大試合に向け、ミシャと大森から強いリリースが有りましたね。
その内容は、現在を一切の妥協も無く正確に捉え、そこからの出発・再生への力強い宣言でした。
<生きる限り、懸命な努力により、必ず復活が出来るのが、人生であり、サッカーだ。明日、運命の試合は正にその試合であり、ここから再起と復活を掛ける>との宣言に、
心からの賛辞を送ります。
ここまでの苦心も吹き飛び、これからの力強い再建へ、全力で支援、サポートする事を誓いました。
コンサ全員、全てで、再建と復活の戦いを始めましょう!
明日、運命の試合に全てを賭け!
2024年04月05日
1.現況
いよいよ、コンサは、相撲ならば[土俵際の俵で、あと僅かで負け決定]にまで追い詰められた事態となりました。
即ち、【最早、これ以上の敗戦は、指導陣・経営責任を問う】の最終状態にまで転落してしまった、
と言う事です。
しかし、先ず、選手固定起用は全くされず、どんなにミス・不良・プレー不足・メンタル不適となっても、再び、同じ選手を起用し続け、該当選手は全く改善も無く、その失態プレーを継続しています。
戦術やその実施徹底への改善も全く有りません。
そもそも、前試合での課題確認とその改善トレーニングも全く有りません。
詰まり、今回の最悪事態は、何らの創意工夫、現状変革の取り組みは全く無く、同じ内容・方法を単に繰り返したのみでした。
「何かを変えなければ、、、」とのスローガンは、単にマスコミなどの批判・意見で、自己認識と判断実施内容には、一切の誤りは無く、上手くいかないのは、周り人間のせい、との認識しか、無いから、だと見えてしまいます。
次戦では、昨夜試合で良かった、問題選手以外選手によるチーム・個別プレーが、本来プレーに近づいた点は、唯一の期待・希望への源、となります。
手垢と腐臭の立ち昇る問題選手排除が、果たされれば、コンササッカーは復活しますが、、
2.次戦展望
⑴対戦チーム「G大阪」現況
昨シーズン
順位16位 勝点34 9勝7分18敗 得点38・失点61・得失差-23
と、コンサに並びリーグ最多失点・得点リーグ14位で、得失差は降格横浜FCに次ぐワースト2位。
そのため、今シーズン降格回避となる戦力再整備が必須課題となったもの。
そして、シーズンスタート後の戦績は、
順位6位 勝点9 2勝3分0敗 得点5・失点3・得失差+2
と、今シーズン怒涛展開の原因となる、町田快進撃とG大阪大復活を果たしました。
得点は、依然として、リーグ17位の低得点力のままですが、失点がリーグ最少・1位と大改善が、その理由です。
その理由は、
豊富な資金力による積極戦力強化で、
失敗が許されない監督ポヤトス2年目で、積極補強で、代表・CB中谷、徳島ポヤトスチルドレンMF鈴木徳真と即戦力右SB松田陸は、C大阪からの“禁断の移籍”獲得。技術の高い即戦力攻撃的MF山田康太、コンサが獲得負けしたスピードスターFW山下諒也、右サイドマルチロール岸本武流(←清水)、ウィングアタッカー・ウェルトン・フェリペ、と主力スタメン級を獲得。
流出も多いが、余剰戦力のギョンウォン、藤春、高尾、佐藤瑶大、山本悠樹、レンタルが山見大登、鈴木武蔵で、戦力整備に留まった。
更に、レンタルバックGK一森純、FW坂本一彩と、戦力値を大きくアップ。
その効果は、即座に、失点激減となって現れ、特に、GK一森、DF中谷、ボランチ鈴木徳真の活躍で、
被攻撃数 被シュート 被ゴール 被決定率
17位 18位 3位 3位 の今シーズンデータ通り、チーム全体守備は、被攻撃回数・被シュート数も昨年同値で改善されていませんが、[シュート阻止]が、昨年17位からリーグ3位のトップレベルに大改善し、GK一森・CB中谷がその原動力だと証明されます。
この様に、チーム力が、攻守全体で改善、アップではありません。未だまだ、攻撃での得点力低レベルは未改善ですし、中盤守備もリーグ標準以下と、完璧に[シュートストップ主体の守備優先チーム]ですが、
戦績は、初戦町田とのドロー後、2連勝後に2引き分けと、敗戦0のリーグ唯一チームも、得点力不足で、勝利も1得点差勝ち、引き分け多発から抜け出せていません。
その理由は、宇佐美復調で牽引するも、それ以外選手の連動が乏しく、ハイプレスの積極・攻撃型守備は、極めて限定的で、ボール奪取位置は自陣が主体となり、ビルドアップも少なく、GKやCBからのロングフィード・放り込みで、[堅守速攻・基本形]。
コンサ対戦予想では、
・前試合名古屋戦と同様、コンサビルドアップへのハイプレスは限定的、
・G陣ボール奪取からの速攻も、名古屋のパトリック・永井・森島の様な強力ターゲットまででは無く、ベテランやテクニシャンの個人能力主体の攻撃に留まるもの、
●最大の壁は、G大阪ストロングのシュートストップで、コンサの安易・無精度シュートでは、壁を破るゴールは極めて困難。CB、その後のGKのW鉄壁を躱し、突破する、ゴール可能ターゲット狙い・タイミング外しのシュートプレーの成否が、試合成否となる試合です。
⑵コンサ対戦対策
〜想定戦術・試合展開・試合メンバー予想
①想定戦術
前試合名古屋戦は、かなりスタイルが似ている明日・G大阪戦に参考となりました。
即ち、前試合前半、名古屋を攻守で完封・圧倒した闘いの継続ですが、
早期交代とされた中村・菅の同点失点コンビの修正、レンタル契約制限で武蔵代替の対応、がポイントとなります。
オールコートマンツーマン・マンツーマン型ハイプレスは、全選手へのパス交換阻止・制約が目的となり、G大阪の主戦軸で攻撃パターンの半分となる[ロングフィード・前線放り込みカウンター戦術]では効果限定的で、非効率となります。前試合名古屋戦でも、ボール奪取は、ロングフィード回収が主力となり、大半がコンサ守備陣で封鎖となり、限定的なビルドアップを名古屋が選択した局面、復活する、との対応でした。
明日も、同様、[オールコートマンツーマン・マンツーマン型ハイプレス]とロングフィードレシーブ・回収の[ブロック組織守備からの、コンサ式ミシャ戦術]を、G大阪の[ロングフィードとビルドアップの使い分け]に従い、流動的に、最適対策の戦術選択となります。
コンサ攻勢VSG大阪自陣堅守 との試合趨勢・事態となれば、
コンサのストロング[多彩多様パターン攻撃]が、その威力発揮です。
特に、両サイドは、菅代替・浅野シャドーで、原と近藤のスピードとアジリティで相手突破の、フレッシュコンビ起用で、ミシャの求める、サイドハーフと擬似SBによる突破が成立し、その影響で、より中央に人数を集め、近接ポジショニングによる、サイド攻撃連動の中央突破・中央攻撃が成立し、間違い無く、チャンス・決定機数増加から、複数得点獲得が確率上昇となります。
期待満載です!
G大阪の速攻は、宇佐美・山田・ウェルトン・ファンアラーノ頼みですが、前試合山田・ファンアラーノが故障離脱し、明日は無理でしょう。又、前試合シュート23本も、枠内2本のみの極めて低精度で、ゲームメークが乏しくシュート位置も、PA外が半数で、攻撃構築も、単独突破も名古屋戦以下が実態です。
コンサウィークとされている「被カウンター守備」は、マンマークを外し、フリーとする選手が多数とならない限り、防御可能。ポイントは、ボールロストでの最速再奪回チャージの強度と頻度です。
結論、
戦術的には、強度勝負でも、無効対策勝負でも、優位なのはコンサ側となります。
コンサに取り、
[勝利確率の高い、勝たなければならない相手チーム]です!
②想定試合展開
試合は、前記の通り「コンサ攻勢VSG大阪堅守速攻」で、ボール支配率・攻勢時間帯はコンサ優位の試合となり、後半・終盤は、両チーム撃ち合い展開が想定の試合だと推測します。
最終的な問題は、コンサシュートがG大阪シュート阻止力の壁を破れるか? 一方で、コンサボールロストの瞬間再奪回を果たせるか?、それなりの回数となるG大阪速攻を予測準備守備・複数カバーで阻止出来るか?
との試合内容となりますが、コンサチャンス構築・ゲームメーク力は、絶対的優位となり、決定機数の差となりますし、両チーム共通の致命的課題[シュート低精度の得点確率リーグ最低]を改善出来たチームが勝利を掴み、コンサ選手起用変化が成果となり、得点獲得実現し、勝利を掴む試合となります。
時系列では、
試合開始〜15分 コンサ攻勢・G堅守転換となり、複数コンサ決定機で先制点獲得
〜30分 やや展開停滞・中盤潰し合い
〜45分 再度活性化し、コンサ攻勢・G堅守速攻内容
前半は[1-0]
後半開始〜60分 両チーム、スタイル通り活発展開
コンサ複数決定機から、シュート多発。決定力次第も、
改善し、追加点獲得
〜75分 60分前後に選手交代し、運動量・球際強度を活性化
コンサ攻勢を継続
〜90分 両チーム最終盤活性化で、
G大阪は速攻からビルドアップ・サイド攻撃で攻撃バランス、
コンサも、撃ち合い勝負で、両チーム1得点ずつ獲得
最終結果は【 3-1 】完勝 を想定します。
③想定試合起用メンバー
覚悟を固め、命運を賭けた、ホーム2連戦は、初戦勝勢からの逆転負けとなり、いよいよ、最後に残された選手・指導陣・クラブの運命の試合となりました。
この敗戦は、これまで以上に、その原因と責任を問われ、何らかの変化が絶対となる、苦境深刻化となります。この重要試合の起用メンバーは、
現在の苦境を跳ね返し挽回を図る、コンサの極めて近い未来を決定付ける[使命と責任による重いプレッシャーが一杯の試合メンバー]で、その選択には多くが賭けられ、とても重い起用選択となります。
この重要タスクを果たし切るメンタル〜強く粘り強い闘志と意思、一方で、沈着冷静にプロ魂で最良プレーを果たすマインドとメンタル、を持つ選手が絶対条件で、併せて、バランスよりもストロングや相手打破に邁進出来る選手、走量とスプリント・スピード勝ち・パフォーマンス持続・集中のバラツキ無し、能力選手を選択です。
レンタル契約で出場不能・武蔵、前試合途中交代・中村・菅も、スタメン起用は✖️。
では(スタメン)です。
大森
長谷川 小林
原 宮澤 駒井 近藤
馬場 岡村 高尾
菅野
(サブ)は、
出間、青木(スパチョーク)、浅野、菅、中村、荒野
児玉
で、メンタル・マインド、重いタスクを果たせるメンバーです。
全サポーターの総力をドームに結集し、
この苦境を全員の力・全身全霊で乗り越え、
勝利の、挽回への第一歩を掴む取り、実現する試合としましょう!
<コンサの興廃この一戦にあり!>Z旗が立ちました!
2024年04月04日
昨夜試合は、
コンサ関係者全員の絞り出す期待と渇望に、現実のチーム戦力を思い知らせる"頭からの冷水"となり、無惨な敗戦へ沈みましたね。
過去の「J2とのエレベータークラブ」常連・定評とのコンサの[過去パターン]が蘇り、古くからの常連サポーターの方々の深い傷が疼く試合となりました。
典型的降格パターンとは、
「シーズン前活躍・主力想定選手の故障離脱や低パフォーマンスの連発が、それ以外多数選手の頑張り・奮闘を一瞬で無にする試合が連続し、想定チーム力の低下状況が一気にリーグ戦力最下位となり、具体的改善が効果を齎さず、シーズン半ばで降格必至」とのパターンです。
そのポイントこそが、「多数選手の頑張りを一部選手の不安定プレーで崩壊させ敗戦」との、現在敗戦パターンそのものですね。
ミシャは、「訳の分からないまま2失点」とコメントも、その原因は明確で「分からないまま」の真意が不明です。
[1失点目]は、
駒井のスプリント欠如のチャージ喪失で、フリーパス出しを許し、菅が、ポジショニングと判断遅れのWミスで、和泉の単独ドリブルに立ち遅れ、PA侵入を許し、決定的ミスのPA内意識欠如の不用意接触でPKファウルが原因。
[2失点目]は、
中盤田中克幸の最前線長谷川への縦パスが、長谷川意図と合わず回収から、フリーなDF川面のGK前エリアへのロビングロングフィードを許し、永井マンマークで横並びの岡村と、永井のボール落下地点へのスプリント勝負となり、大差でスピード負けの岡村は何の守備も出来ないまま、慌てて飛び出して来た菅野の頭上を緩やかに超えるロブシュートで、失点。
原因は、①長谷川との現場アイコンタクト無しで、練習パターンの縦パスを出した田中克幸の不注意スルー、②シャドーでDF川面マンマークの駒井の、甘いポジションとチャージ判断の遅れ、③岡村の低いリスク感覚・意識により快速・永井とのスプリント勝負はダメ・回避との意識・判断無く、単純・並走勝負可能なパトリックと同じ位置取り・マークで、簡単に守備完敗、④攻撃姿勢で攻勢意図との事から、PAエリアを大きく超えた、いつもより積極ポジショニングの菅野でしたが、途中・山中のハーフラインからのロングシュートを狙われ、無意識の内に、通常位置までポジション低下し、攻勢・FP陣との距離が拡大し、その、コンサ最終ラインとGK菅野の拡大スペースを、想定・狙っていた名古屋が、永井途中交代と同時に、コンサ最終ラインと永井・内田・久保の快速選手とのスプリント勝負のカウンター策を仕掛け成功されたもの。戦術と個々選手意識判断ミスが、失点原因。
或る意味、典型的なコンサ対策と、個々選手ミスで、こんな簡単原因を不明である訳が有りませんね。本当は、理解済みでしょうね。
ミシャは、無意識のうちに「選手批判を回避する」姿勢を喪失していますね。
ミシャの美点とされる「選手への深い愛情」は、「選手を思うが故厳しく妥協の無い課題・問題指摘、厚いその改善支援で、個々成長を図らせる」、でしたが、直近ミシャは「甘く、厳しさ弱体の軟弱指導者」にしか見えません!「年・老齢現象」でしょうか。
しかし、前半は、不調名古屋の現況通りの打開策の無い単一サッカーを殆ど阻止する完封、しかし、後半、いつもの「根本に在る甘さ・状況判断喪失」から、「走量・スプリント数急ダウンとなり、ポジショニングミス・球際強度弱体化・スピードと精度低下状況」で、失点を続け、敗戦。
期待の田中克幸はJ1の壁に跳ね返され、パス判断・精度に精彩を欠き、決勝点の起因。
武蔵は、小林・浅野の3選手「シュート3・3・2本」のほぼ全て(小林枠内1のみ)が「精度喪失」プレーを連続、途中何度も「スプリント・相手チャージサボり」、唯一「ポストプレー」は最良距離間を維持した「小林・駒井」最良ポジショニング「宮澤」に助けられ、効果有りでしたが、全般・不調・不良。
中村・菅は、精彩を欠き「運動量・スプリント」最大が、プレー後のボールウォッチャーだらけで、プレー前後の「スペーススパー・マーク放棄」は、相手攻略・対策とされ続けています。意識・判断も、消極的・高低ブレが酷い、不調状態。
元々、このシュート精度では、勝てる試合レベル、条件に達していませんね。
【シュート枠内数はリーグ20位・決定率2%のリーグ最下位】を改善、トレーニングしない事で、勝利条件喪失は、何度も指摘し続けている現在コンサ・ミシャの大欠点て゜すものね。
そんな中、当該選手の当該プレー課題はあり、敗戦でしたが、それ以外「選手の意地と覚悟、その実践プレーの数々は、圧倒と感動豊富」だった事は間違いなく現実であり、その力を証明したものでした。
「背水」の覚悟は、大概には証明されても、細部・ワンプレーが勝敗を決定付けた試合で、サッカーの厳しさを確認させれらる試合でしたね。
次戦・「中2試合で、運よくホーム・G大阪戦」。ここが、ミシャと選手の分水嶺・分かれ目となる「超重大試合」となってしまった事は間違いないでしょう。
ミシャとミシャサッカーを求めるのなら、選手・クラブ関係者・サポーターの”正念場”です!
速報試合項目データ・値を記載します。
コンサ 名古屋
前半 後半 全体 前半 後半 全体 対比・評価
支配率 53 63 58 47 37 42% コンサ支配
走行距離60 53 113 58 56 115km前半◎後半×
スプリント 51 39 90 53 52 105回前半互角・後半崩壊
決定機 6 5 11 1 2 3回 コンサ優勢
シュート 6 5 11 2 4 6本 前半圧倒後半互角
枠内数 1 1 2 0 4 4本 コンサ精度×
得点 1 0 1 0 2 2点 シュート精度原因
パス数 319 331 650 258 158 410本コンサ優位
成功率 81 80 81 82 72 77% ややコンサ優位
✳︎前半の好調は、走力とスプリント・スピードが起因となり、適正ポジショニング、球際強度、精度と連携のチームプレーが主因でした。しかし、後半、一部選手の走量・スプリント・強度と精度低下で、一気に、圧倒的な試合内容を互角内容とし、前半完封の名古屋単発パターン攻守を許し、ミス判断、ミスプレー、判断と意識不徹底で、試合を駄目にしたものでした。
特定選手の軟弱プレーは、罪が重く、価値も重過ぎるもの、となりましたが、それ以外選手のプレーとメンタルは、立ち直る方向性が示せた試合でもありました。
次戦こそ、正しい選手選択と起用に是正し、本来チーム力を証明し、苦境で苦しんでいる指導・選手、関係者、サポーターを救済しましょう!
コンサ・個別シュート内容
選手 決定機数 シュート 枠内数 得点
小林 2 回 3 本 1本 0
武蔵 2 3 0 0
浅野 2 2 0 0
馬場 1 1 1 1
菅 1 1 0 0
荒野 1 1 0 0
*馬場以外、シュート精度ゼロだらけの、体たらく。
勝てる訳がない試合、という事だけが明らかとなる試合でした。
2024年04月02日
コンサ広報の、公式チャンネル12は、3/30から停止3日目。
「タイムリーにサポーターへの情報提供」との設立趣旨は、何処かへ吹っ飛んだまま。
小林から「覚悟のサポーターへの声明」と、一部選手からの現況についての勇気ある発言、とは真逆のクラブ公式の消極姿勢は、更なる失望を深めます!
現在の苦境は、選手個々の問題も有りますが、経営と指導が主因だと言う事は、サポーターや関係者なら自明の理。
苦境だからこそ、力強く、前向きな発言、表明が、積極的に行われる事が、
経営・指導、その表明担当・広報の、責任と役割です!
しかし、情報内容、情報提供数の増加とは真逆の、リリース停止とは、笑止・唖然・言葉を失うものです!
この消極姿勢は、そのまま、現経営・指導そのもの、と言う事です!
「負け犬根性・意識は、選手では無く、そもそも、言い訳と弱音だらけの、経営・指導にこそ有り!」
です。
選手を力強く主導する姿を、積極的、全面表明こそ、現況打開の「一穴」となる、攻撃的スタイル!です。
経営・指導の奮起を、何よりも先頭・先に求めるものです!
2024年04月01日
1.状況
選手は心身共に混乱と不安と覚悟、指導陣・経営陣は進退を賭け、サポーターは複雑なメンタルと現実よ活動をかけ、もがく日々の中、
<それでも試合はやって来る>!
その時の流れがそれぞれに「善なのか悪なのか、救いなのか引き摺り込まれるのか」、
全く分からないでも、「その時間で、何かが決定付けられる」事だけは、確実です。
今シーズン新レギュレーション[降格3チーム入れ替え]は、シーズン前では恐らく、全チームが強く意識し、そんな事態回避も含めたシーズン準備をしていましたが、
シーズンスタートし、5試合・1ヶ月実施し、シーズン前準備=選手層強化のクラブ潜在力構築、キャンプと関連トレーニングの現実プレー戦力構築を進めた結果が、現在戦績・順位ですね。
注目の首位独走の町田を例に取っても、
最直近J1実績を持つリーグベスト選手は、ほぼゼロでも、確立したチームスタイルに合致する選手による最良チームプレーを徹底練習し、現実世界では、圧倒的に、選手個有能力[評価]が頭抜けたスペシャル選手起用チーム力を、ストロング徹底減殺、ウィーク徹底追撃の、対戦チーム最良対策を全力発揮して、隙とギャップ、攻略点から、攻守プレーを実施。
起用全選手は、誰一人として、全力走量・スプリント・スピードをサボらず、指定ポジション責任を果たし、全員共通プレー展開・内容を分担して、確実・ミス無く・最善でプレーしています。
前試合で、走行距離7km走り負け、スプリント60回負けのデータが注目され、「コンサ特定選手の走りサボり・指定ポジション無視、球際強度を求めないプレー」が、浮き彫りにされました。
しかし、前試合など呆れるほどに遅く、2試合目から、サブ起用選手低パフォーマンス、それに合わせた主力選手複数発生で、チーム走り負け、スプリント負け、スピード負け、球際負けは、指摘し続けて来た所。
4試合連続した特定選手プレーの是正が無ければ、どんな対策も無効!
大問題は、指導陣と経営三上も、その厳しく厳正な指弾、是正指示、その改善次第で起用停止、との姿勢の欠如が、問題の深刻化、悪化を招いており、前試合特定選手プレーの様に、走量・球際勝負喪失となり、「戦術無視・共通意識プレー否定プレー」で破綻多発し、後半途中交代で、やっと本来スタイルの方は僅かな是正されるも、酷い低レベル内容、とした訳。
既に[特定選手・ミシャ指示への一体性低下]のチーム崩壊寸前・開始状態で、
個々選手毎に[追い詰められるまでの覚悟とミシャ指示徹底是認追求]意識の問題で、
プレー精度を守らない選手も、意識低下で、試合起用要件は喪失!です。
2.対戦チーム「名古屋」現況
シーズン前には、リーグ上位候補チームとの呼び声・高評価でしたが、シーズンスタート後は、コンサ同様、大混乱・稀に見る大低迷で、開幕からの3連敗から、前々試合・前試合、やっと2連続勝利との状況で、
現在12位。
そのスタートダッシュ失敗原因は、
失点は、
2023:1.06失点 2024:1.20失点 と僅かに低下もほぼ同レベル・リーグ8〜9位
得点は、
2023:1.21得点 2024:0.80得点 と大きく減少・リーグ12位
2024得点データを確認すると、シュート数リーグ最下位20位、シュート決定率は10%と昨年同レベル
で有り、攻撃力〜ゲーム構築力〜シュート数激減が主因です。
チームスタイルは、3バック型[堅守速攻]では、前線FWの能力次第の欠点が露呈し、
頼みのキャスパーユンカー不発、前田・中谷・丸山と、前線と最終ラインの主力流出、代替選手と前年主力不発で、チームストロングが減少する低迷状況。
未だ、「強力チーム戦力大きく未達」状況は、継続していて、対戦チームとしては、闘い易いチームに分類されます。
3.コンサ対戦対策 戦術・試合展開・メンバー予想
⑴想定戦術
現在のコンサで、前試合・本来戦術の[オールコートマンマーク]が全く通じず、そのため、Bプランとして予定していた[それまで基本戦術]を実施した結果は、
当然の結果として、選手全員が、「攻守で積極性・攻撃性を喪失」し、「ブロックスタイル組織守備」も隙間やマーク外れだらけのボールウォッチャーだらけで、[堅守速攻]は完全失敗、
となりました。
この結果が意味する所は、
「現在全選手のプレー意識・頭脳は、オールコートマンマーク、マンマーク型ハイプレス、派生コンサ式ミシャスタイルが定着していて、それ以外戦術への変換、プレー実施は困難だ!」と言う事が、明白となった試合、と言う事でした。
次戦対戦対策は、現行スタイルしか有りませんね!
良くも悪くも、長短が有ろうとも、
【オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャスタイル】、
を徹底実施し、「より多走量・球際高強度・高スピード・高精度プレー」へを全身全力で追求する、との原点しか有りません!
ポイントは、戦術でも選手でも無く、「全力プレー実践」の選手意思・意識の高さ、厳しさ、とのメンタル問題となり、本当に、真剣、全身全霊、全能力を出し切り、[試合終了後には、全選手がピッチに崩れ落ちる程の全力発揮とするか・否か]を問う試合となります。
通常の自分より、「あともう一歩出せる、もう少し速く、もう少し強く、もう少し正しく実行する」との実践こそ、[勝利の方程式]の根幹です!
ミシャスタイル、選手起用は、その後問題で、主要ポイントは、監督が誰であろうと、どの戦術であろうと、その前・大前提基盤部分の、選手試合姿勢とその実行現実プレーの、チーム集積だ、という事です。
⑵想定試合展開
名古屋スタイルは、絶対に[ボール保持型・ビルドアップ・ハイプレス]スタイルの、川崎・横浜FMスタイルはあり得ません。
今シーズンも、スタイル変化工夫選択による失敗で、結局、[ボール非保持型・堅守速攻]スタイルに戻るしか無く、
コンサビルドアップへのハイプレスは有りませんが、名古屋陣全体が、自陣ボール奪取から速攻局面となり、前線・守備陣ブチ切れを防止のため、コンサ陣内へ全体前進した場面のみ、守備陣のゾーンエリアが、コンサ守備・ビルドアップエリアと重なり、その局面限定でハイプレス発揮。
そのため、試合全体・大勢は、「コンサ攻勢VS名古屋堅守からの速攻」展開は、確実です。
試合開始〜15分 コンサ攻勢時間帯の中、時々、名古屋堅守からのカウンター、との展開。
コンサ攻勢で、名古屋堅守を崩す、コンサ多彩多様攻撃は効果的で、
複数回決定機は構築出来ますが、そこでの、シュート精度・特定選手精度に、
試合成否がかかります。
シューターのマインド・プレー意識が問われ、チームの運命が賭けられる瞬間です!
そのプレッシャーと壁を乗り越え、見事に得点実現を期するもの!
試合成否は、「開始後15分まで得点奪取」に賭けられる試合です。
〜30分 コンサ先制獲得成功となっても、更に、チャンス構築から沈着冷静シュートからの
追加点獲得も、次のポイントです。パフォーマンスを緩める事は、強豪や強いチームは
絶対無く、前試合神戸の姿勢通り、徹底的に得点を実現させる事のみ、
勝利の運命を導き掴む事が出来る、ですね。
そのまま、コンサ攻勢と共に、試合コントロールの前半となります。
後半開始〜60分 名古屋積極攻勢時間も発生し、両チームが、撃ち合い、攻勢が激しく切り替わる
緊迫展開
選手交代で、フィジカルアップ狙い
〜75分 選手交代で、運動量・スピード・球際強度を、強化・活性化し、
両チーム共に、得点獲得し、そのまま終戦
想定試合結果 【 3-1・完勝 】チーム復活! です。
⑶想定試合メンバーは、
ゴニが部分練習合流まで、故障回復して来ました!
直近、復帰選手は、[実戦起用]時間限定テストが、チーム戦力化の絶対条件!で、大森・出間・スパチョーク・近藤・宮澤・荒野・高尾・菅野は、前試合と次戦試合で実施し、その後試合戦力化選手を加えますね。
前試合・低調パフォーマンスの、浅野・武蔵・菅・中村は、次戦サブは降格!
上記のテスト限定時間選手は、試合スタート時、最大化チーム戦力を図るため、
(スタメン)
大森
青木 長谷川
原 馬場 駒井 近藤
家泉 岡村 高尾
菅野
(サブ)
田中克幸、武蔵、浅野、荒野、菅、中村
児玉
です。 武蔵は、次戦実戦内容確認の上、途中出場が相当でしょう。
次戦、コンサ再生の手掛かりを掴むため、全選手の全力プレーを確かめ、浮上の瞬間を見極め、見定め、記憶する試合と致しましょう!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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