2021年03月30日
代表ウィークも、コンサは、田中駿太故障離脱の最悪パターンで終了。
5輪組のアルゼンチンとの第2戦、代表のW杯予選モンゴル戦は、選手候補を益々拡大し、第一選択選手以外に、多数の候補がある事を証明。
と言う事で、「最適チーム編成・チーム選手選択」は、<混迷の極み状態>で、どの選手も、ストロングはあって完成型は未だ程遠い状態。
5輪チームは、本番寸前にかかわらず、代表に選手供給を続け、チーム完成の方向性では無く、対象選手拡大の方向性のまま。ほんとに、高い連携などのチーム熟成は、間に合うんでしょうか?
それでも、昨夜アルゼンチン戦での勝利の様に、デュエル・球際強度を中軸とした闘い方は、一貫する中軸戦術となり得るものですね。
対戦相手の、アルゼンチンは、チーム根幹選手・オーバーエイジまで選定し、チーム熟成のため、日本まで遠征してきていて、間違い無く、<チーム根幹完成、現在より高い連携・長所短所確認・より改善進行>の中心編成終了後の[チーム強化]段階です。
これは、アルゼンチンが先行しているのでは無く、出場各国チームの平均的段階・過程です。
日本の、著しい遅滞・段階は、代表と五輪の同一監督戦略の問題かも知れませんね。
さて、コンサは、代表ウィークを「チーム再強化に有効活用」し、激戦予想だった、前試合・ルヴァン杯GS2節・鳥栖戦で、チーム大幅改善を証明し、「5-1の大勝」を果たし、又、普通日程「中6日」となり、累積疲労払拭による良好フィジカルへの復帰で、次戦対戦に集中です。
前日・金曜日移動に向け、今日、オフ明けし、3.5日間対戦トレーニング徹底中ですね。(金曜は、朝トレーニングで、午後移動でしょう。)
そんな対戦チーム「福岡」のチーム現況を点検しましょう。
1.対戦チーム「福岡」現況
順位10位 勝点8 試合6 2勝2分2敗 得点7失点8得失差△1
コンサ
順位14位 勝点4 試合5 1勝1分3敗 得点9失点8得失差+1
コンサが、得点数は高く、失点も同数で、僅差の戦績ですが、試合内容は、真逆スタイル。
しかし、昇格組の中、シーズン前での降格予想候補の下馬評を吹っ飛ばし、堂々の中位は、合格点との自己評価でしょうが、実は、コンサや鹿島、柏、浦和の様に、実力・強力チームでシーズン・スロースタートチームが、ここから、一気にチーム戦力を発揮し、戦績上昇となり、現在順位は大変動必至で、福岡現在順位も、全く安泰ではありません。
福岡のチーム力の源泉、選手層は、
昨シーズンチーム中心だった、期限付き移籍組は、DFサロモンソン以外全員復帰で流出。しかし、フロント陣が本気度を示し、昨季チーム最多得点FW遠野流出も、C大阪FWブルーノ・メンデスを獲得。中盤に、MFカウエを獲得、更にU-19ベルギー代表MFクルークス獲得し外国人選手は7名保有で、コンサと同数レベル。
最終ラインも、鳥栖DF宮の完全移籍、鹿島DF奈良の期限付き移籍、横浜FCDF志知の獲得で強化。更に、MF吉岡(長崎)、FW渡(←大分)獲得で、選手層は分厚いもの。
そのため、課題は明白。
J2最少失点を誇った守備はJ1で簡単に通用せず、
低い得点力の、攻守懸念点。
チームスタイルは、堅守主導の速攻スタイルですが、
ビルドアップは少なく、ロングボールを前線へ放り込み、2次ボールを狙う「ストーミング=強襲戦術」が主体で、「球際の強さ・ハードチャージで、ハイプレスをガンガン仕掛ける」との攻撃型守備と連動する速攻が主戦術。
そして、実際J1・今シーズンでは、ビルドアップ型チームが本流とのJ1で、ビルドアップ阻止の攻撃型守備は、かなりの確率で成功し、高い位置からのショートカウンターで、得点獲得も実現し、今シーズン当初の、評価される戦績となったもの。
しかし、全ては「相手陣深くへの放り込み」次第で成否が決まるため、
①相手DFラインでの跳ね返し
②相手の2次ボール回収想定準備 で、これまでの様な回収成功率とはならず、ボール回収・保持から、即時、攻撃切り替えも連動せず、一気に攻撃手段の手薄さを露呈となり、攻撃力・得点力不足が前面に出て来るものと予測されます。
これからの対戦では、福岡戦術への対抗ポイントが明白となり、これまで同様の試合内容・戦績は困難でしょうね。
豊富な選手層に拘らず、コンディション不良選手発生で、固定型選手起用の選択となり、試合走行距離過大戦術による累積疲労度が高いチームで、シーズン前に揃えた選手層の厚さが活かされていません。
戦術フォーメーションは、ほぼ「4-4-2」型で、
前線〜LCF山岸固定、RCF流動でファンマ・DF三国・城後・Bメンデスで定着=成功せず
中盤〜LAMF石津・RAMF金森固定、LDMF前・RDMF重廣固定、
守備〜LSB志知・RSBサロモンソン固定、LCB宮とグティエレス、RCBグローリ固定、
GK〜村上固定 この様に、11ポジション中、9ポジションが完全固定、僅か、RCFと LCBのみが交代起用、過酷日程は、全チーム共通で、このままの起用継続で、累積疲労による、パフォーマンスダウン、故障離脱発生、も高い確率で、リスク状態が続いています。
リーグ戦勝利を飢えているコンサに取っては、対戦し易い理想的な対戦相手で、今回勝利から、連勝開始とする起点試合を想定しましょう。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
この「幸運ウィーク」となった代表週間で、連敗に苦しんだ連戦での「チーム課題」の多くを改善して、高い戦力復帰で、リーグ戦再開となる次戦・福岡戦を迎えます。
チーム課題は、
①累積疲労、故障多発により、試合起用選手の限定で、攻守パフォーマンス低下。
②特に、プレー強度・スプリント回数と速度・集中度、低下が、特定選手で発生し、結果、連携低下による組織・連動プレー低下、がしばしば発生、守備での致命的なミスやパフォーマンスダウンで、大量失点。
③攻撃回数、決定機数=シュート数は、変動はあるも、高い数値を維持。ビルドアップ〜コンビネーション・サイド攻略〜ラストパスまでの、ゲームメイク力・リーグトップ決定機構築力は、高レベルを維持。しかし、得点獲得の最大課題<決定力=得点となるシュート精度課題>が、勝利喪失・敗因となった、ものでした。
そのチーム課題は、①②の原因〜累積疲労解消と故障離脱一部選手の復帰で、大幅改善となり、故障離脱選手は、ジェイ・小柏・ドドの3選手限定、チャナティップは完全復帰、荒野も練習完全復帰、深井・柳・岡村もコンディションダウン解消、一方で、田中が五輪代表での軽度肉離れで離脱、中野嘉大緊急レンタル流出、ガブリエルも入国は一歩前進となりました。
その結果、累積疲労解消により、前試合・ルヴァン杯第2節鳥栖戦で、パフォーマンス回復過程である事を、大勝結果で証明。
次戦は、更に、チャナティップフル出場、荒野復帰出場で、実戦参戦想定です。
次戦戦術も、ここまでの低迷期も一貫して継続した、
攻撃型守備で攻撃連動一体型のフルコートマンマーク、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャ戦術を展開、
ビルドアップでの、コンビネーション中央突破、サイドからのワイド突破、コンサ式=相手からのビルドアップ阻止ハイプレスへの対抗で前線ポストへのロングパスからのショートカウンターの対抗戦術、反復サイドチェンジ、可変型ミシャスタイル、派生セットプレーと、多彩、多様パターンで、試合全時間、攻撃型攻守スタイルのアクションサッカーを展開。
リーグトップの、相手ビルドアップ阻止と相手パス交換そのもの阻止、の攻撃型守備〜フルコートマンマーキングの威力、
走る・闘う・規律追求、のミシャ試合三原則により、走り勝ち、1体1勝負勝ち、戦術勝ちで、リーグ最強デュエル・球際強度を実現、
緩急をつけ、一瞬の最速スピードで、縦の相手陣深く侵入の攻撃を、中央・サイド・DF裏でアタックし、
リーグ最多決定機構築し、
最大課題シュート決定力実現、により、
複数・大量得点獲得での、<得点勝ち>を図ります。
試合展開も、福岡は、ハイプレスを仕掛けて来るも、素早いプレー判断スピードによる最速パス交換のコンビネーションと、コンサ式の前線ポストへのロングパスで、躱し攻撃は転換後は、コンサ攻勢継続となり、シュート精度がある限り、先制点・追加点獲得、更に、後半再開直後の福岡攻勢を凌ぐと、その後再度、コンサ攻勢継続となり、更なる追加点獲得の大量得点獲得大勝、が実現するものと推測しますね。
試合結果は、【 4-0 】完勝 が達成すべき・可能な試合です。
問題となる試合メンバーは、
チャナティップと荒野の本格参戦、田中離脱もあり、
スタメンも、ベンチ入りも、激戦競争となりました。
次戦出場・ベンチ入りを獲得した選手も、試合の実践プレー評価で、次々試合が決定され、フルパフォーマンスが絶対条件となりました。
選手は、フィジカルは当然、高い戦術理解と実践、それ以上に、高い精神力・集中力・全力発揮覚悟が絶対条件で、甘い選手、緩い選手排除がチーム一体の姿勢・スタイルです。
では、スタメンメンバーは、
ロペス
チャナ 駒井
ルーカス 深井 宮澤 金子
福森 ミンテ 岡村
小次郎
サブ 荒野 → 駒井
高嶺 → 宮澤
菅 → ルーカス
柳 → 金子
中島・小野
菅野
現状での、最強スタメンで、
サブ上記3選手交代でも、戦力ダウンは無く、
ハイパフォーマンスを、全試合時間維持と出来るメンバーとなります。
リーグでも、ハイレベル達成の、メンバーです!
次々戦は、4/7水曜の「中3日・アウェイ戦」で、前日移動のため、実質「中2日」で、今回サブ交代→スタメン、ベンチ外メンバー中村ベンチ入り、に加え、
スタメンメンバーの疲労累積を考慮して、後半開始期など、早いタイミングでの交代が絶対で、そのためにも、前半早くから得点獲得し、勝勢確立の試合展開が必要です。
矢張り<得点獲得力=高いシュート精度>の、沈着冷静かで、最適なシュートプレー実現の一点がポイント、成否の分岐点です!
しっかり、トレーニングして、最適タイミング、ターゲット、実践プレーとなる、シュートテクニックを徹底的に身に付けましょう!
追記
おっと、ジェイと小柏が、オフ明け、全体トレーニング参加。
次戦は、未だ筋力足らずで、起用回避でも、次々戦の、中3日過酷日程で、選手が足りなくなる場面で、試合メンバー入り可能となりそうで、次々戦は、更に、強力選手層回復となりました。イケイケ❣️ですね。
2021年03月27日
これまでの、コンサに垂れ込めた暗雲を一気に吹き払う勝利で、チームの精神的課題を克服した証明試合となりました。
コンサ全選手が、躊躇やためらい無く、全身で思いっきりのプレーを出し切り、長所も短所も含めた、全力プレーに徹し切れた事は、当然、チームプレーレベルをトップまで上昇させ、相手チームを随所で上回る局面勝利を連続させ、戦術実践度をハイレベルの達成としたもの。
ミシャ試合三原則<走り切る、戦い続ける、規律=戦術=共通理解に徹する>が作動し、ターンオーバー選手起用の鳥栖チーム力に対し、大きく上回り、勝ち切り、試合圧倒の内容と結果は、必然でした。
コンサは、
リーグ戦4連敗・5試合連続勝利無し、そして、前試合の、3得点後の4失点敗戦で、最底まで落ちたチーム状況でしたが、チームの精神力・その前提の個々選手の精神力を、徹底して鍛え抜く試練そのものでした。
そして、過酷日程の隙間となる、代表ウィークによる「幸運週間」で、
現時点・現状で、個々選手での「反省と自己改善点の理解・認識、明確な改善内容を再確認・再決意」し、その総和・集合として、チームの精神力・適正理解を、再設定し直したものとなりました。
今シーズンの展開上、<必要不可欠な過程だった>との評価となる、チーム精神力と正しい共通理解が、前進・成長した瞬間でした。
その結果、最も基本の「個々選手の高い精神力と共通理解こそが、チーム一体プレー、チーム精神力と共通理解、高い戦術実践となる」との、精神の根幹をあらためて全選手で再確認・再強化し、「高いチーム精神力再構築」となった、重要過程、でした。
今日のプレーは、集中力低下は、失点時間帯の短時間のみで、ミスプレーは少なく、判断遅れも皆無で、アグレッシブな攻撃スタイルで、守備も攻撃も展開し、鳥栖スタイルの、アクションサッカーを、我らコンサが実現出来た、安定の内容でした。
決定機数は、
前半 コンサ6回 鳥栖1回
シュート数5本 1本
枠内数2本 1本
得点 3点 0点
後半 コンサ12回 1回
シュート数9本 4本
枠内数4本 2本
得点 2点 1点
全体 コンサ18回 鳥栖2回
シュート数14本 5本
枠内数6本 3本
得点 5点 1点
決定率 21% 20%
(OG2点は除外、3点のため)
決定機得点率27%
唯一、見逃してはならない問題点が、
枠内率が低く、決定機得点獲得率が基準値40%より大幅低下の27%に止まっています。
コンサは、FWだけで無く、FP全員が、シュートチャンスに、ラスト・シューターとなります。
ポジショニングを、ゴール前に詰めるプレー習慣の修正だけでも、こぼれ球、2次ボール得点が倍増しますし、DFの裏取りや隠れるプレーだけで、DFのシュートブロックを回避出来、シュートタイミングを奪えます。
シュートトレーニング不要論は、点取屋の専門FWの<前時代型での常識論>で、現代サッカーの、<シューター多選手化時代>では、専門経験、選手によっては、基本知識さえも皆無な選手も、ラスト・シューターとなり、ストライカートレーニングは、FPの必須トレーニングメニューとなっています。
但し、ミシャの言う通り、<個人能力>が大半ですが、ラストパサーが、そのポイントを理解して出すか否かは、決定的な大差となります。まして、全FP、自分がシューターとなるコンサでは、個人能力を、全員でトレーニングは、必須です。
何年にも亘り、コメントし続けていますが、本当のストライカー知識、そのためのトレーニングを知らない、理解していない指導者が大半で、これは、FW出身の指導者しか分からない事として、リーグ全体が対応せず、結果、日本で、過去存在した様な、決定力あるFW選手が、若手から喪失している事となっています。
コンサも、同様で、リーグで得点王レベルの実績ある指導者が、コーチ陣や監督に、一度も無く、手付かずで、高能力選手を獲得する事しか理解して来なかったツケが、資金不足で決定力保有選手獲得不能と、今の決定力不足を嘆くだけのものとしてしまっている元凶です。
専任ストライカーコーチを起き、トレーニングを本格化する方が、決定力保有選手を多数、現在資金だけで、直ちに成功させられます。
今日の、本当の獲得可能得点は、7得点、が適正数でしたね!
2021年03月24日
コンサ公式戦引き分けを挟んで3連敗を止める一戦で、その後の日程も、中6日の通常日程で、余裕もあり、戦力ダウンチームでは無く、トップチーム戦力を投入し、負の流れを転換させ、連敗阻止とする試合実現が、必須事項となっていますね。
前ブログで記載の通り、シーズン目標・上位=3位以内獲得のためには、
今後の試合毎目標、シーズン進行を、
戦績基準<2勝1分1敗>ペースとなりました。
一方、次戦のルヴァン杯・チャンピオン獲得への道は、グループステージGS第2試合目で、初戦勝利で、順調スタートとなり、次戦は、連勝によりGS突破確実化を目指す試合。リーグ全体では、代表戦・U-24戦招集により、活躍中選手がチーム離脱し、チーム戦力は大きく変動しています。コンサは、残念ながら田中駿太1名のみでしたが、逆に、戦力ダウンの少ないチームとなり、その相対影響ではやや有利となっています。
そんな状況の試合展望を展開しましょう。
1.対戦チーム〜鳥栖 現況
現在、破竹の勢いで、リーグに旋風を吹き荒らす大活躍となっています。
順位3位 勝点14 6試合 4勝2分0敗 得点10 失点0 得失差10
リーグランキング 5位 1位
は、敗戦0チーム現在4チームの中、首位川崎をも凌ぐ、唯一の<失点0での敗戦0>チームです。
[参考]1位 川崎 負0 失点4
2位 名古屋 負0 失点1
3位 鳥栖 負0 失点0
5位 広島 負0 失点7
2020シーズンでは、
順位13位 勝点34 7勝15分12敗 得点 37失点43得失差ー6
リーグランキング 14位 7位
から、守備は更に強化し、攻撃も大幅改善、との変化、進歩の現状で、シーズン前順位予想で、最有力降格候補チーム、とは劇的転化とのスタートダッシュ成功を達成しています。
その原因が、現代サッカー本流となっている戦術進化によるもので、「戦術による勝利・成功」です。
その内容は、
監督金明輝の就任3年目となり、チーム伝統スタイルの「堅守・速攻」スタイルから、
攻守での<アクティブサッカー>指向で、
最新流行「ポジショナルプレー」+「強力デュエル・プレッシング」で、チーム強度は、昨シーズン走行距離2位、スプリント4位、今シーズンも、走行距離2位、スプリントは18位は低下。
ポジショナルプレーとは、「ゴールを取ると言う目的のためにポジション(位置)で相手より優位に立つということで、ゴールを取るため、より突破が出来るプレーが効果的となるポジションでの優位の連動により、ボールを相手ゴールの近くまで運ぶ」戦術ですが、「より突破に効果的なポジション」のため、選手毎に、ポジションを激しく変化させ、常時可変するシステムとなります。昨シーズンは、「4-2-3-1」からの可変でしたが、今シーズンは、「5-3-2」の守備システムから、→「4-4-2」、→「3-5-2」、→「3-4-3」と多種多様に可変し、更に、そのシステム内でも、選手が激しくポジション転換し、ローリング・ポジション転換の左サイドDF・ボランチ・サイド4選手、更に、上下や横での転換が、前線・サイド選手、DFラインスライド、SBの偽SBの3ボランチ、と、
相手チームのシステム、プレーに連動して、システム可変と選手ポジション転換で、変化するもので、ここまで完全形でのポジショナルプレー実行は、鳥栖以外には無いレベルです。
その結果、ゾーン型攻守チーム対戦では、数的優位とポジション優位を奪い、アクション型=攻撃的守備、攻撃を展開し、ボール支配も優位となり、今シーズンボール支配率川崎をも凌駕する、58.4%の断トツ1位で、各試合で、ゲーム支配・コントロールしている内容となっています。
個々の選手が、決して高能力選手と言う事では無く、2〜3年前の経営破綻状況からで、資金力は乏しく、「高い高能力選手」獲得は不可能で、むしろ、高年俸選手は、積極売却し、若手や獲得資金が高く無い選手を集める選手構成でした。但し、「デュエルの高い選手」=「走れる、速い選手」揃いで、その中から編み出された、鳥栖ならではの戦術でした。
矢張り、リーグトップの戦術・戦略家である、金明輝監督ならではのチームスタイルです。
現在までのリーグランキングは、
ゴール ランキング5位 〜コンサ7位
シュート ランキング5位 〜コンサ1位
枠内数 ランキング5位 〜コンサ3位
決定率 ランキング10位〜コンサ13位
パス数 ランキング4位 〜コンサ5位
30m侵入 ランキング6位 〜コンサ5位
PA内侵入 ランキング11位〜コンサ1位
攻撃回数 ランキング18位〜コンサ11位
失点 ランキング1位 〜コンサ10位
意外な事に、コンサと極めて近い、相似数値が並びます。
戦術優位のチームスタイルも含め、アクションサッカーの現在代表チームの対戦となります。
昨シーズンは、圧倒的な皇帝・川崎に、一敗もせず、2引き分けと、選手能力優位型チームに対しては、かなりの対抗力を発揮していましたが、マイナスイメージ(▼ω▼)ジーー未だまだ多く、チーム評価が低く、そんな印象が強かったですが、今シーズンは、そんなチームを、複数得点差の完勝で撃破し続けており、甘い認識や理解では、大敗もあり得ます。
戦術と選手が一体、合致した強力チームとの対戦です。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
累積疲労と酷い敗戦ショックを振り払うため、予定外の2日完全オフ対応となり、明け日からは、酷い敗戦後のお決まり<最強度・覚悟トレーニング>を実施し、起き上がれ無い程、激しいトレーニングで、汗と共に、悪意識やイメージ、感情も出し切り、精神上悪物・不要物の除去を図りました。
その上で、絶対にしてはならない<禁止行為>を、全員で理解共有し、統一意思の再確立を行いました。
<禁止行為=走らない・闘わない・規律を守らない>はチームで徹底!、としておきましょう。
次戦鳥栖戦は、上記の通り、リーグトップの実力・戦力チームとの対戦です。
コンサは、<最強レベル戦術・プレー>しか、勝利の途・方法はあり得ません。
戦術は、<フルパフォーマンス>の、「オールコートプレッシング守備で相手パス交換阻止」、「マンマーク型ハイプレス」、「コンサ式ミシャ戦術」〜ビルドアップのコンビネーション中央突破、ワイドのサイド突破、ポストプレーとサイドへのロングパスをからのショートカウンター、「反復サイドチェンジ」、「派生セットプレー」により、攻撃型守備と多彩多様攻撃を実施。より速く、球際が強いパスサッカーを目指し、複数得点獲得型の試合目指します。
最高距離140km以上、スプリント数180回以上は最低基準です。
それでも、鳥栖には、互角〜劣後で最低ラインです。
<走り切り、スプリントし切らなければ>、勝利の目は遠退きしてしまいます。
特に、ポジショナルプレーで、厳しいマークと数的不利、を突破するには、ハイスピードの、ワンタッチ・高精度パスの最速連動パスしか、躱す事は出来ません。
試合展開は、今シーズン、最高レベルの緊迫試合となり、互いに戦術の打ち合い、仕掛け合いが展開され、一瞬も目を離せない、激しい攻守を切り替わりしあう展開となり、互いに複数得点を狙い合う、得点獲得勝負で、2得点で引き分け、3得点で勝利を争い合う試合が想定されます。
想定では、鳥栖は、前半戦、無得点・無失点となるも、後半、コンサマーキングの外れ、ズレにより、複数得点チャンスとなり、決定力の差により、試合結果が決定されるものと想定します。
コンサは、前半に決定機複数回構築、シュート精度改善の決定力次第ですが、前半で先制点獲得、後半で、2得点獲得に、試合結果•成否が掛かります。
想定の試合結果は、
【 3-2 ギリギリ勝利】との想定です。
メンバーは、
リカバリー組が本格参戦。
チャナティップはフル試合、青木亮太も完全リターン、中野嘉大もOK。
荒野拓馬も遂に、完全練習参加し調整中。ドド・柳はもう暫く、リカバリートレーニング。不明なジェイと、昨年末の大学サッカーから連続と、実戦での累積疲労が根本原因のため、リカバリー期間が長期化した小柏は、未だまだ、リターン時期は未定。
ガブリエルも、入国への秒読みが近づき、待望の高能力選手合流も見通さる段階が近づいています。
取り敢えず、3選手は、起用制限は無し、です。
代表で離脱は、田中駿太のみ。
スタメン
ロペス
チャナティップ 金子
ルーカス 深井 宮澤 青木
福森 ミンテ 岡村
菅野
サブ
高嶺・中島・小野・菅・中村
駒井(前試合問題の駒井もベンチ入り)
小次郎
矢張り、FPは全員ベンチ入り、のフル起用体制が継続です。
サブメンバーに、強力ストロングタイプが皆無なのが、寂しいですね。
明日、前日現地入りで、移動で、候補メンバーは、本日夕刻にチーム発表です。
明日朝、最終確認の上、福岡へフライトでの現地移動し、夕刻調整。
本日、代表戦もあり、刺激は満載。選手のモチベーションと、闘う意識を証明し、前試合の悪夢と叱責を吹き飛ばす活躍を期するものです!
ブログアップタイミングで、驚きの、中野嘉大、鳥栖は期限付き移籍リリースがありました。
本日サブメンバーから除外となり、代替として、荒野拓馬のベンチ入りもあり得ます。
本人は、期限付き移籍には、当初不承諾からの了承、との経緯がコメントリリースされ、せめてもの発言でした。
鳥栖から要請が以前より有り、チーム判断として「不要・離脱合意」で、本人説得、との経緯が推定されます。戦術不適合、本人要望と未合致、と言う事でしょうね。かなりの確率で、買取条件付きのチーム離脱、と推測出来ます。
故障選手のリターンも始まった事で、一気に進行したものですね。
2021年03月23日
残念ながら、シーズン前の準備状況からの期待とは一変の戦績しか果たさず、スタートダッシュには成功せず、現在、「選手故障者急増の戦力ダウン」に加えて、頼みとする、ストロングポイント「高い戦術理解・実践」にも、選手実施不徹底の規律違反かあり、イエロー信号点滅、のシーズン低迷期突入です。
では、試算に入ります。
現在、コンサは、5試合終了し、勝ち点4。
(1)今シーズンのリーグ上位以内=「3位」予想勝ち点数
今シーズンの勝ち点推移から点検すると、
2020シーズン 3位6節時点勝点ー13
2021シーズン 3位6節時点勝点ー14 と、ほぼ同数値で推移しています。
詰まりは、今シーズンの勝ち点動向は、ほぼ昨シーズン同様推移、です。
では、過去シーズン最終勝ち点を点検すると、
2020シーズン 3位勝点ー63・名古屋 因みに、1位勝点ー83
2019シーズン 3位勝点ー63・鹿島 同 、1位勝点ー70
2018シーズン 3位勝点ー56・鹿島 同 、1位勝点ー69
昨年・一昨年連続して同一勝点「63」が、極めて濃厚です。
以上の通り、今シーズン最終時点リーグ上位・3位想定勝点「63」以上、となります。
(2)コンサ到達条件は。
今シーズン最終時点勝点目標「63」以上 が、シーズン具体的予想目標です
現時点から、今シーズン残り試合数「全38試合ー5試合=残り33試合数」で、
予想目標勝点「63」ー現時点勝点「4」=ここから獲得目標勝点「59」、となります。
その残獲得目標勝点「59」以上に到達するには、
数字上、
①20勝 0分13敗 ・・獲得勝点ー60〜最終勝点ー64
②19勝 2分12敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
③18勝 5分10敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
④17勝 8分 8敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑤16勝11分 6敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑥15勝14分 4敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑦14勝17分 2敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑧13勝20分 0敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
の8パターンしかありません。
この内、実現可能性で、フィルター、ふるい別けを掛け、
敗戦数「⑧0〜⑤6敗(33試合で6敗戦=11試合で2敗戦≠6試合で1敗戦まで)」は、実現性乏しく除外です。
では、残ったパターン①〜④のたった4通りに限定されています。
いよいよ最終検討段階で、
①20勝0分13敗・・・ペース<3勝0分1敗>
②19勝2分12敗・・・ペース<10勝1分9敗>
③18勝5分10敗・・・ペース<9勝2.5分5敗>
④17勝8分 8敗・・・ペース<2勝1分1敗>
となり、最低減レベル<2勝1分1敗>が結論で、
4試合毎カウント・旬クールで、
2勝と1分以上、1敗はOK、を追求・クリアーとなります。
4試合単位で設定、絶対勝利ターゲット2対戦、互角・引き分け1対戦、敗戦可能対戦1、と対戦チームを見て、試合目標を建てながら進行です。
(3)ここからの展望
4試合単位で、対戦チーム毎、試合毎目標設定。
節〜対戦チーム〜試合目標〜獲得目標勝点
7節〜 福岡 〜 勝利 〜 3
8節〜 FC東京〜 敗戦 〜 0
9節〜 鹿島 〜 勝利 〜 3
10節〜 横浜FM〜 引分 〜 1
<獲得勝点10> となります。
メンバーも、この対戦に合わせ、フィジカル・コンディションを加え、起用メンバー、選手が揃い選手層形成となれば、Aチーム・Bチーム選択となります。
対戦チーム毎、戦術変更は絶対無いコンサでも、対戦チームに合わせた「選手起用、A・Bチーム選択」は当然実施され、合理的、効果的なシーズン展開、が、シーズン目標到達への、必須戦略、となります。
全試合勝利、の姿勢であっても、現実目標、具体的試合目標と実践は、合理的で、効果的である事が最大ポイントは、間違いありません。
2021年03月22日
ブログ記載への意欲を完全喪失。
プレーで、ファン・サポーターの力を奪う、熱意・情熱に水をぶっ掛ける事は、長い期間では、何回かあるのでしょうね?
ここ数年で、最悪で最低な試合中、後感情は、ミシャが全て投げ出したくなるのも納得です。
いつもの通り、試合内容を分析したり、課題を確認するのも、この試合に限り、真平ご免で、考えるだけでも、、、!
唯一つ!
この壊滅試合は、精密な時計仕掛けの様に、全選手が自分の役割のプレーをフルパフォーマンスする事で、チームが作動するチーム、スタイルですが、
誰かがその役割を果たさない瞬間、歯車の様な、プレー連動がズレ、その一瞬停止となります。
この崩壊・破綻が起きましたが、それは、文字通り、チーム中心位置のボランチで起きた事で、全ポジションでのノッキング・空回り波及となり、それまでの努力や勢いを喪失、それ以降、チーム不審・不信が高く、相互理解と信頼を崩壊させ、チームとしてのアイデンティティ・尊厳さえも失わせる事となりました。
駒井の、試合フル出場のため、パフォーマンスコントロール癖は度々あり、出来にムラある選手として、浦和レッズ放出の最大原因でしたが、この試合、当然、相手前進へ、当然スプリントし、担当マークはタイトチャージの役割を、サボりました。コンサのボランチは、チーム前線とディフェンスを繋ぎ、エリアカバーしますが、守備ラインに埋もれ、そこで、フィジカル調整の怠慢プレーにより、担当マークをフリーにさせ、はコンサの精密連携は崩壊、実際、フリーな中での、ラストパス・切り裂きパスで、失点となる決定機を相手に与えました。
宮澤は、動かない駒井のマークもカバーしようとするも、ギリギリのフィジカルでは、自分担当マークまでしか出来ず、中盤の穴は、埋められませんでした。
駒井は、ベンチは下げられず、前線シャドーはポジションチェンジでしたが、その間に、同様パターンを狙われ続け、複数失点喪失、変更後も、チーム全体の、相互信頼は欠けたままで、役割とマーク混乱は、修正出来ず、試合最後まで破綻したまま。
試合崩壊の主因は、駒井の、コンサ3得点獲得の直後からの、役割・責任放棄による、マークチャージサボり・ノーチャージでした。
駒井は、ミシャの一番弟子、の筈でしたが、ミシャを苦悩の底に落とした原因選手で、ミシャの試合中、後の大混乱、酷いショックも、納得し、理解・同情するもの。
チームメート全員、累積疲労からのフィジカル悪化の中でも、自分に与えられ役割・責任を果たすプレーに徹し続け、必死に、チームを組み立て、機能させるための努力を続け、また、チーム全体も、同じ努力さを必死に続ける中で、共通理解と共同意識、信頼を維持させ続けました。それを、一緒にして、崩壊させるプレーで、
ミシャ試合三原則<走る、闘う、規律(戦術)プレーに徹する>の崩壊、走らない・闘わない・戦術役割を果たさない、となり、ミシャを落胆させました。
久々に、チームに、寒々とした空気が一杯でしょうね。大きなダメージが続きそうです。
たった一選手が、0-3圧勝を、大敗へ転落させる事がある事を深く経験し、もう記憶から消える事は無いものとなりました。
正直、本人は自覚していますし、それ以上に、チームメートは、苦く想い、記憶に残り続けます。監督がどうかは、これからの起用で解ります。
これから、深く尾を引きます。
2021年03月18日
コンサのシーズン目標・リーグ上位~ACL参加資格獲得には、シーズン開幕スタートダッシュでしたが、全くの決定力不足〜個々選手能力の低レベルが露呈し、思惑は破綻。
スタートダッシュ失敗組に入る結果となるも、チームの現状把握は<良い試合内容>継続、との甘い自己評価に浸り、[チーム変化不要]との方針です。
沈着冷静な、成否分析では、高いレベルと戦力を達成し、維持継続する部分は相当数となり、高い評価とこれから更なる向上を図る、で正解ですが、だからと言って、致命的課題があるにも拘らず、懸命な改善努力をしない事は、あり得ず、論外です。
積極的な、課題改善取り組みと、努力が、必須で、その改善無くば、シーズン目標は、風前の灯、論外であり、場合により、降格争いもあり得る所です。
今、現在の、長所・ストロングも、他の改善が無く、徐々に低下ま、よくあるパターンです。
その懸念、疑惑に対して、コンサから、しっかりと、明白に「勝利への力」を証明する試合が、次戦・神戸戦となります。
ターニングポイントとなる試合です。
しかし、全チーム、中2日・3日の対戦インターバルで、試合起用メンバーのやり繰り、試合戦術等、大変難しい試合となります。
そんな次戦の展望をしてみましょう。
1.対戦チーム「神戸」現況
現在、5試合実施(中止試合無し)で、
順位8位 勝点8 2勝2分1敗 得点6 失点5 得失差1
で、昨シーズン・まさかの14位 ながら、ACLでベスト4の躍進、から
大幅アップで、チーム中心・イニエスタの長期離脱、守備の実質主役だったダンクレー・西大吾・渡辺博文を流失し、若手選手の抜擢・活躍のシーズン展開となっています。
若手選手活躍のチーム影響は、高い走力と強烈チャージ実現により、高インテンシーの守備力が発揮され、「攻撃型パスサッカーチーム」は、「ストロング走力と強度の高いプレー」チームに変化し、サンペール・フェルマーレンのハイテクニック・ワイドピンポイントパスも加わり、「スピード・球際強度・コンビネーション」プレーとなっています。
若手選手の先鋒・中核は、古橋・郷家・井上潮音トリオで、特に古橋のスピードは、リーグNo.1で、捉える事に失敗し、突破・得点を許すチームも多数です。
元々「神戸」戦術は、高能力選手が多数で、「個の闘い勝利」を連続させる「個々能力主導」戦術 でした。Wレベル選手多数では、「戦術指定し規律を求める」スタイルは成立していませんでしたが、スター選手減少しても「戦術イニエスタ」の大原則は不変ですが、イニエスタ不在状況でも、「個々選手能力」の高さを中核に、チームプレーとなり、但し、「その選手特徴が、ストロングタイプ」のため、結果、チームも「パスサッカースタイルから、ストロングスタイル~高い走力・スピード・球際の強さに移行」したものです。
当然、「攻撃的守備=ボール奪取の獲物を狙う、神戸前線選手」は、前線よりガツガツ「ハイプレス」を仕掛けます。
詰まり、
神戸「前線ハイプレスの積極型守備と、スピード・強さ・走力で仕掛ける攻撃」が待っています。
起用選手は、現・元代表選手、Wレベル選手の図抜けた「体幹・テクニック・経験」保有・優秀選手、若手「高能力・スピード・インテンシー保有・走力ある選手」の組み合わせで、ほぼ「固定選手のスタメン・サブどちらか起用」です。
次戦対戦は、「攻守に積極・強力型チーム」です。
ミシャ流ですと「かなり難しい試合必至。コンサのベストパフォーマンスでのみ、勝利獲得可能」となります。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサ戦術は、現行戦術継続・追求で、前試合重大課題「シュート決定力・精度改善」がなければ、勝利は不能です。
基本【3-4-2-1】も、「オールコートマンマーク」が嵌る試合となり、「マンマーク型はハイプレス戦術と派生相手ゴール前ショートカウンター戦術、コンサ式ミシャ戦術(ミシャスタイル+ビルトアップ阻止へ前線へのロングパスからのショートカウンター戦術)、ビルドアツプで中央突破・ワイドにサイド突破戦術、連続サイドチェンジ戦術」と多彩パターン攻撃です。
唯一の懸念点が「シュート決定力・得点獲得力=シュート精度」で、ここまで「リーグトップの決定機構築力・数」を実現するも、戦績・順位が13位に低迷している理由です。
次戦での「個々選手での改善意思と努力成果」を証明する最大ポイントです。
想定試合展開は、
両チーム、展開スピードが激しく、リーグトップの攻守展開となり、<より速く・強く・精度の高い>の激しい「攻守切り替え」が連続し、緊迫感一杯で「一瞬も目を離せない」展開です。
得点も「複数得点・得点獲り合い」勝負で、「3点獲得」が勝負の分かれ目と想定します。
「決定力改善」で「確実に3得点獲得実現」となります。
想定試合結果は、
【 3-2 ギリギリ勝負価値 】との試合展開を想定します。
メンバーは、「中2日」試合の影響・ダメージが大きく、
スタメン
ロペス
駒井 青木
ルーカス 高嶺 中野嘉 金子
福森 岡村 田中
菅野
サブ
小野・中島・柳・
宮澤・ミンテ・菅
小次郎
です。岡村と青木の「本格プレー」発揮の舞台です。
激戦勝利で、コンサ勝利への道を、開きましょう。
2021年03月18日
「勝点3獲得」絶好試合で、「甘いシュート、得点獲得プレー不足」のみが原因で、「大量得点獲得・完勝・勝点3」試合を、引き分け結果として、勝点△2マイナスとしてしまった「失敗試合」でした。
「<惜引き分け>ではありません。<大失敗引き分け>試合」との内容でした。
1.試合内容ポイント
対戦予想とは大きく違った試合となりましたが、今後、別チームも「対コンサ対策」として「有力選択肢」とされる事もあり得る、展開となりました。
それは、ハイプレス・ビルドアツプ等の「各チーム戦術を放棄」し、「自陣布陣・ロングボール放り込み戦術」です。
しかし、「ショートパスサッカー型ゲームメイク放棄」の代償は<一瞬のカウンター・チャンスしかない>との「極めて減少する決定機数」ですが、
その「僅かなチャンス」に懸け、<相手コントロールミス・甘いプレー>と<ベストワンチャンスプレー>のチャンス拡大局面のみ「決定機」とし、それ以外は、「自陣でスペースを埋め、PA・ゴール前を固め、シュート阻止を徹底し、相手得点阻止」に徹し、ボール保持では、GK・DFから「前線選手へのロングボール・フィード」に徹する、とのスタイルでした。
その結果は、
・<僅かな得点チャンス>のため「得点獲得」は極めて低い成功率=殆どは「0・無得点」
・<超守備的・堅守>で「相手得点は大幅減少」
➝【 引き分け狙い・幸運なら勝利チャンスも 】
との超々守備型戦術でした。
智将ロドリゲスが、現在のチーム戦略・取り組みを停止してまで、そんな極端な戦術を選択した理由は、
・「走力で劣後しない」との対戦大前提のため、昨年主体・ベテラン層を一層した「走れる選手」起用で、そのため、「試合起用固定化傾向」のところ、
「中2日」試合で、肝心の「走力」維持が困難、との想定。
・「前線選手・杉本」を「速攻で一定評価」
・「コンサ・マンマーキング」により、コンビネーション・パスとの対策も効果なく「ビルドアップ崩壊」想定
・「コンサ式ミシャ戦術」(ビルドアツプへのハイプレスに、ロングフィードにより、ポスト・サイドを起点としたショートカウンター展開戦術)により、コンサビルドアツプ阻止プレー、そのものを無効化される。
・「コンサビルドアツプレベル」は、単純プレスも「GK・DFライントライアングル」で全回避されるもの。
➝これらから、
・コンサのビルドアップ阻止は、諦め・放棄。
・自陣に選手を固め、スペースを全てカバーし、一定ゲームメークを許容するも、シュート阻止・得点阻止に徹する。
・コンサのマンマーキング回避のため、攻撃への切り替えは、前線ロングフィード・カウンターを原則とし、ビルドアツプ・コンビネーションパスサッカーは放棄
⇒ フォーメーション【 5-4-1 】で、「引き分け狙い」に徹する、
となったものでした。
この戦略・対策は、コンサ対抗策として、現状では「有効策」だ、という事も証明された試合でした。
それは、
コンサの現時点・最大弱点が【シュート決定力~決定機に得点獲得する力】である事は、前々シーズンより、延々と継続し続ける課題で、全く有効改善策も結果も無いまま、ミシャ「決定機構築までは、監督の仕事・責任範囲だが、得点を奪う力は、選手個々問題で、トレーニングも出来ないもの」とのコメントが、継続され続けています。
そのコンサ欠陥から「どんなに決定機を構築されようと、決定力課題のコンサは、その決定機数の得点獲得は不能」との想定・判定をされています。
超強力チーム~川崎・名古屋など~は、「その決定機構築数」も、看過できない、阻止を図りに来ますが、中堅~弱体チーム対戦では、そんな「割り切り・徹底」選択し、今回の様な「極端戦術・対策」対戦も、出現予想される所となりました。
この対策は、一点しかありませんね!
~ 【シュート決定力の上昇・改善】 のみという事です。
昨日、コンサシュート状況は、~速報値・公式数は大幅減少の模様?~
シュート数18本 枠内数4本 無得点
ロペス 5本 枠内2本 精度(枠内率)40% 〇
金子 5本 枠内0本 精度(枠内率) 0% ☓
駒井 4本 枠内1本 精度(枠内率)25% ☓
田中 1本 枠内1本 精度(枠内率)100% 〇
福森 1本 枠内0本 精度(枠内率) 0% ☓
菅 1本 枠内0本 精度(枠内率) 0% ☓
深井 1本 枠内0本 精度(枠内率) 0% ☓
バーやポストに当たるシュートが「惜しい」との感覚は、正しくなく「枠外シュートそのもの」です。
ミシャ「昨日、FWはロペス一人だけ、それ以外に、FWいない」とのコメントの意味は、「このシュート精度」を示すもので、「FW相当レベルに未到達選手をFW起用」している事に「根本原因」があり、「FW選手として、永年、練習と経験を積み上げて獲得して来た、シュート力・決定力」を「MF・SH選手」が保持している事は殆ど期待できない、との意味です。
しかし、「徹底したトレーニング~他選手と、比べ様も無い程の練習(量)を徹底」する事で、その改善はあり得ますし、糸口もあり得ます。しかし、そんな「練習徹底する選手は、全く出て来ません」。詰まりは【選手の改善意識の強さ・真剣度】の問題で、将来の代表選手・活躍選手となれるか否か、の分岐点です。
コンサ選手は、ミシャから「決定力は自分達の問題だ」と言われ続けているのにも拘らず、「改善への意思と努力が無い、見えない」事は重大なポイントであり、ここまで、何年間も改善停止のまま、改善努力放棄~「どこかで、高能・・実際は、永遠に近い程、獲得不能・・未改善」との安易な解決で良いとしている事が不可解です。
ミシャは、問題を理解し、その改善の乏しさも理解するも、全く納得していませんが、ノノ始め、チームも、なにより、選手自身が「無自覚・無認識」な点が、甘いチーム・いつまでも「上位到達不能」チームとなってしまいます。
根本からの改善、特に「選手自身の猛省と徹底改善意識と努力開始」を強く強く期するものです。
2.試合内容確認
では、簡単に、試合内容を、速報試合スタッツで確認しておきましょう。
最初に、結論ですが、
問題点は、「シュート決定力・得点獲得」のみで、それ以外は「合格点・高いレベル」という事でした。
試合4分割で、➀~前半飲水T・➁前半後半・➂~後半飲水T・➃後半後半で記載。
コンサ 浦和
➀ -➁ -➂ -➃ ➀ -➁ -➂ -➃
支配率 62% -58% -58% -59% 38% -42% -42% -41% コンサ支配
走行距離26km-31km-26km-32km 27km-31km-27km-33km 互角・両少数
スプリント数38回-35回-31回-44回 43回-45回-39回-59回 コンサ意図浦和大
シュート4本-5本-6本-3本 2本-1本-1本-5本 コンサ圧倒
枠内数 1本-0本-2本-1本 0本-1本-0本-2本 互角
パス数 146 -264 -163 -136本 60 -119 - 97 -76本 コンサ圧倒・支配
成功率 81% -82% -82% -81% 71% -81% -80% -78% ややコンサ優位
・コンサは、➀➁➂➃の数値が同レベルで、試合全般・ボール支配・長短パス活発化・高パス成功率で、<決定機構築>となり、多数シュート数達成も、枠内数では、浦和とほぼ同数で「枠内へのシュート数」に差が無く、「無得点による、引き分け」も相当でした。
つまり、攻撃集約点「決定機数」は、相手超守備戦術に対しても、通常通りの「多数回決定機数」獲得で、問題ないが、「最後の得点獲得プレー」の低レベルにより、シュート精度を欠き、得点は遠い状況。
・被シュート数も少なく、コンサ守備も一定パフォーマンス発揮の評価。
☆「唯一・シュート精度・決定力」があれば「大量得点勝利」必至の試合内容。
試合後ミシャコメント「チャンスが沢山あるのに、得点を奪いきれず、相手の僅かなチャンスを決められた敗戦も覚悟しなければしけない試合で、その意味で、勝点1はラッキー」は、<皮肉・婉曲断罪>そのもので、皮肉屋ミシャの本領発揮の内容。「本気で、ラッキー」とは思ってはいけない事は、お気づきの通りで、逆に、「得点獲得出来ない選手達への、痛烈な皮肉・プレー非難」と言う事でした。
<いい加減に、目を覚まし、枠内のターゲットに素直に、実直に、淡々と着実にボールを運べ、そんな事も出来ないのか?!>との叫びでした。
次戦も、まったく同様、「シュート決定力」が「勝利獲得・達成」の最大懸念・問題で、その改善は必須、答えは、今求められています。
2021年03月15日
コンサチームは、稼働可能選手激減と公式戦連敗、過酷日程・試合起用の三重苦の中、次戦・第6節浦和戦で、展望を開くべく、懸命に回復への道を探っていました。
先ずは、シーズン開幕前で、チーム離脱・4選手内、中野嘉大が全体トレーニングにリターン、また、シーズン直後離脱・5選手は、青木・駒井の全体トレーニングリターンも加わり、残す2選手・小柏・チャナティップも、回復次第でリターンの状況。
あとは、ドド・ジェイ・荒野、入国待ちガブリエルの4選手まで、回復・改善とする事が出来ました。これで、次戦・浦和戦には、中野嘉大・青木・駒井の3選手が起用可能で、スタメンだけで無く、サブも、通常レベルが回復です。
そして、次戦・対戦チームー浦和は、絶好の勝利獲得ターゲットで、連敗脱出の大チャンス!
更に、第5節G大阪・ホームドーム戦中止で、全選手が、許容範囲を超えた累積疲労から、フィジカルコンディション・リカバリーを果たせ、コンディションは好調と出来た事は、最大成果です。
この様に、シーズン絶好調スタートとなった初戦第1節とルヴァン杯GS 1節を無事経過したはずのコンサを、突然襲った三重苦で、試合起用選手最少状態の選手保有崩壊寸前まで追い込まれ、過密日程による、累積疲労ダメージに、過酷試合起用が重なり、選手フィジカルはギリギリとなり、更に故障者発生・試合起用選手縮小の、チーム崩壊スパイラル入り掛けたコンサが、チーム全体〜全選手が一団となって、全力発揮・渾身のパフォーマンスと相互カバーし、監督指導陣により、切り抜けた「大危機」でした。
しかし、実戦・現実の試合は、<サッカー運が遠のいた>彼の様な「ギリギリで敗戦」との結果が続く「連敗」でしたが、「スタメン・サブ混成チームでも、高い戦術理解度と実践度で、名古屋・広島の強力対戦チームとも、互角以上の闘いを実現」出来、「チーム総合力の高さ」が証明されたもの、でした。
そんな苦境も一掃する転換機試合が、次戦浦和戦、と言う事です。
では、そんな次戦を<絶対勝利>とする展望を確認です。
1.対戦チーム「浦和」現況
現況は、4試合(欠試合0)で、
順位13位 勝点4 1勝1分2敗 得点3 失点6 得失差△3
ルヴァン杯も含めた公式戦績は、
△1-1FC東京~L杯△0-0湘南~☓0-2鳥栖~〇2-0横浜FC~☓0-2横浜FM で、現在最下位・横浜FCにのみ勝利するも、試合内容は「想定外れ・課題多数」が現況。苦境の中に居る現況です。
前シーズン「親分大槻監督」の「無策=選手自主スタイル」は、現代・戦術主導サッカー動向から、どんどん離されて行く、との根本課題から、「徳島・現役監督・ポジショナルサッカー最推進派・ロドリゲス」に交代、しかし、「戦術理解の低さ」がプレー随所に在り、試合中チームプレーとして、「パラパラ」で、破綻も多数発生。失点原因・攻撃停止原因で、攻守の戦力は低レベルの状態が、現況。
最大の壁・支障原因が「既存・新加入選手の変革意識と転換戦術の理解・実行」で、かなり選手個々でバラツキ、しかし、試合起用上、不十分選手起用をせざるを得ず、結果的に、試合実現プレーに「選手差・バラツキ」で、統一戦術・共有化~連携は、低レベルは当然です。
今シーズン・フォーメーションを2020[自由・基本型4-4-2]を変更し、【4-2-3-1】に変更。
しかし、戦術理解上の問題点として、
前線4選手[ー3-1]は、ポジショナルサッカーの「高いポジショニング」で、「相手陣深くに位置取り」、その位置で「ハイプレスとボールターゲット・受け手プレー」をプレー。
一方、
守備4選手[4-]は、ハイライン(高い守備ライン)での「DFライン裏スペース」の<拡大化➝カウンターリスク>懸念・対策との意識が強固で、自陣ミドル位置を継続し、その位置に、守備ラインを布陣。
その「前線ライン・グループ」と「守備ライン・グループ」との空間・スペースは、
中盤2選手[ー2ー]が、動き回ってカバーし、相手ボール交換阻止と自ビルドアップ中継を果さなければなりませんが、
高い位置取り・ポジショニング「前線G」と、守備的ポジショニング「守備G」は、完全に「分離」し「距離間」がしばしば発生、「その大きなエリア」では、どんなに走力ある選手でも「カバースポット」は限定となり、「ノーカバー・フリースペース」が埋められず、失点起点、攻撃停止のボールロスト地点となっています。
つまり、「ハイプレス」はあるも、「守備ライン押し上げ」が無く、浦和のチームコンバクトネス(縦方向のチーム距離度)は大きく低下し、<縦長陣形>で、選手間距離が長く、連携・組織力が弱体化し、スペースだらけの「ゆるい布陣」で、第1~2~3守備ライン毎の「距離間」のため、大きくスペースが産まれています。
また、「ハイプレス」前線守備も、しばしば、前線4選手が「ボールへ集中」傾向が強く、「本来ポジショニング位置・エリア」のカバーを捨て、ボール位置へ「過度に集中」します。ここでは、守備ラインに「スペース」発生となります。
具体例で説明すると、
仮にボールホルダーが「コンサ右CB」とすると、その選手へのチャージを前線1名「左ワイドFW」だけではなく、「トップ下・センターFW」も加わり、その関係から、「右ワイドFW」も、ボール位置近くへ移動し、<数的優位3~4対1>を図ります。「ボール奪取成功数」を拡大するための意図的プレーですが、<ボールホルダーの素早いパス出しによる回避><素早いパス交換による連携による回避>で、「ボール奪取失敗」の瞬間、「元々の前線選手カバーエリアは、全てフリースペース」となり、第1守備ライン自体に「スペースエリア」発生となります。ここを突かれ、ライン突破・ハイプレス失敗も度々発生しています。
コンサ対戦展望でも、
コンサビルドアツプへの「ハイプレス」プレーで、<コンサ守備ラインへのチャージ・ボール奪取からショートカウンター狙い>が在り、
以前対戦の「前線からの守備が無く、自由自在なビルドアツプ」局面とは大きく変化していますが、
中盤位置に「幅広くスペース」があり、Wボランチがカバーできないスピードで、フリースペースから最前線へ突破が可能です。
また、ハイプレスでも、相手前線選手のバランス偏りで、守備ラインに「穴・スペース」だらけで、自由自在にスペースを使用し、前進・攻撃出来ます。
浦和の問題点が、
・守備ライン押し上げ徹底拒否・・守備選手戦術理解
確かに、守備ラインをハイラインまで押し上げれば、「ハイプレスの当然代償=ハイライン裏広大スペース(被カウンター)リスク」が直面しますね。
・前線「守備ライン」のバランス偏り・・前線選手戦術理解
・中盤を僅か2枚でカバーは不可能・・守備と前線選手プレーに派生し、対策不可能
という図式で、「簡易に改善」するものでも無く、この状態は、シーズン後半まで持ち越し必至で、予想戦績は、現状程度が固定し続けるものと想定します。
さて、戦力検討では、
昨年14位からの巻き返しを図る戦略で、3年計画でチーム立て直し、との方針ですが、獲得候補は、MF原輝綺やMF杉岡MF小塚獲得失敗、FWオナイウ阿道回収にも失敗。既に、加入・移籍市場で、人気・ブランド力は低下している証明になった。
そのため、高齢化の大問題点「ミシャ体制中心選手リリースし若手使用」との方法もDF森脇流失のみで、「ほとんどのベテランがチームに残留」と非常に中途半端な選手構築となったもので、難しい1年必至。
要注意は、監督が変更し試合出場チャンスとなった、スタメン固定前線4選手~杉本・汰木・小泉・明本が元気な位です。
「過密日程」の中、累積疲労本格化」の中、ベテラン選手の故障・離脱で戦線離脱が続き、その代替で「若手選手起用」しか選択肢は無く、しかし、結果的に「若手選手育成」成果とのシーズンが濃厚です。但し、その代償は「リーグ降格4チーム入り」との想定も相当な確率です。
この様に、「現在浦和の弱点・狙い目」は明白で、弱点・打開点発見に苦心する強力チームとは異なり、「勝利獲得成功」確率がリーグ中で、相当高い対戦試合で、コンサ戦力が発揮されれば「撃破・完勝」必至の対戦となります。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
久しぶりに帰札し、念願の本拠・宮の沢に戻ったコンサは、故障離脱メンバーも戻り始め、一気に、悲壮感から、本来の底抜けな明るさと、愉しむサッカーとなりました。
同時に、この間の、追い詰められ、選手生命も賭け兼ねない、激しい試合起用の、スクランブル体制で、<スタメン・サブの一体となり、作った混成軍>チームも、「通常レベル試合プレーを続出した実績評価」と「実現出来た自信」を掴んで居り、一段成長は間違い無いもの、とし、益々、戦術徹底とプレー向上は揺るぎないものとなり、今後のシーズン展開の大きな効果となったものですね。
矢張り、<鉄は鍛えられて、鋼鉄・鋼となるもの>ですね。
どんなに大変で、困難でも、一致団結したチーム全体の力で、困難を乗り越え、克服した先に、栄光と確かな成長が待っているのですね
ここからも、フレーフレー!コンサ!です。
と言う事で、次戦浦和戦の展望です。
戦術は、コンサ不動の徹底追求<オールコートマンマーク>を中心に、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャ戦術を駆使、
ハイプレスで、浦和ゴール前からショートカウンター、
攻撃では、コンビネーションで中央突破、ワイド(サイド)に突然侵入、連続サイドチェンジ、派生セットプレーと多彩パターン攻撃で、複数得点獲得し、得点勝負勝ちを目指す戦術。
試合原則〜より走る、闘う、規律を守る、で、最速スピードと、コンビネーション・連携で、相手堅守を破り、アグレッシブに面白いサッカーを展開です。
試合展開予想は、
試合開始直後から、コンサの怒涛攻撃が継続する攻勢時間帯の中、早い時間帯に先制点獲得、更に追加点獲得で、前半終了。後半開始直後の浦和攻撃も、ハイプレスで、攻守逆転の後は、コンサ攻勢時間帯となり、更なる追加点獲得の中、完勝で終戦との想定。
最終結果は、【 4-0完勝 】との想定です。
試合起用メンバーは、
チャナティップと小柏は、次々戦まで持ち越しとし、
駒井・青木・中野嘉も参戦可能です。
スタメン
ロペス
駒井 青木
ルーカス 深井 宮澤 金子
福森 ミンテ 田中
菅野
サブ
高嶺、小野、中野嘉大、岡村、柳、中島
小次郎
は、「鉄板」メンバーですね。
コンサの快勝を、全員の声援、サポートで掴む取りましょう!
2021年03月13日
コンサの現在苦境となった「4選手故障離脱」原因につき、吉原宏太「チャナティップ・日常生活での摂取食品原因」や「選手のフィジカルコントロールの未熟」など、諸説色々と飛び交っていますが、
一番気掛かりとなる「選手の過酷起用」の有無につき、点検・確認してみます。
その「キー要因・ポイント」は、「累積・走行距離とスプリント数」「起用インターバル」である事は間違いありませんね。
その観点で、記載します。
1.累積「走行距離・スプリント数」状況
選手個別の「走行距離・スプリント・インターバル」の一覧です。
期間は、➀節~LG➀節~➁節 3試合後に「4選手離脱」となったため、その期間の選手個別数値です。
=累積スプリント数順に記載=
走行距離km スプリント数回 故障★
試合 ➀ L➀ ➁ 計 ➀ L➀ ➁ 計
FW 小柏 9 3 9 18 36 11 29 76 ★
MF 金子 11 - 9 20 29 - 24 53
MF ルーカス 8 3 11 23 15 7 20 42
FW ロペス 9 - 10 19 21 - 17 38
DF ミンテ 10 - 10 21 12 - 22 34
MF チャナ 10 - 11 21 14 - 11 25 ★
DF 田中 11 3 10 25 6 4 13 23
FW ドド 1 11 1 13 8 11 1 20 ★
MF 菅 3 8 1 12 3 15 2 20
MF 駒井 10 - 10 21 10 - 9 19 ★
DF 福森 10 - 10 21 11 - 7 18
MF 高嶺 1 9 0.6 11 1 14 1 16
MF 青木 - 9 - 9 - 15 - 15 ★
MF 深井 1 10 - 12 3 11 - 14
MF 宮澤 11 - 10 21 5 - 7 12
DF 岡村 - 0 - 10 - 10 - 10
DF 柳 - 10 - 10 - 10 - 10
DF 中村桐 - 10 - 10 - 8 - 8
FW 中島 - 9 - 9 - 8 - 8
MF 小野 1 4 - 5 1 3 - 4
GK 菅野 5 - 5 10 0 - 0 0
GK 小次郎 - 5 - 5 - 2 - 2
この一覧から、
(1)「累積スプリント数」上位選手に、故障が集中し、逆に、低位選手には故障は発生していない事が証明されています。
特に、若手「フィジカル強」の、<小柏・ドド>故障が特徴的です。
(2)「累積走行距離」の上位選手に故障集中は無く、<ベテラン駒井・中堅チャナティップ>故障が特徴的です。
(3)累積スプリント数上位の「多起用量選手」でも、故障も無い<金子・ルーカス・ロペス・ミンテ・田中>のフィジカル耐久性が証明されています。
(4)連続起用については、3連続起用の選手6選手中<小柏・ドドの2選手>が故障、<ルーカス・田中・菅・高嶺>4選手は問題無しで、連続起用が故障発生の引き金、と言う訳では無いものでした。
との分析となります。
更にもう1データ。~「スプリント数/試合平均・前年比」です。
2020平均 2021平均 対比
コンサ 164回 ↗ 172回 + 8回
リーグ 163回 ↗ 180回 +17回
(5)前年は、リーグ平均値でしたが、今シーズンは大きく劣後で、
リーグ動向<スプリント数急増=より速いサッカー>指向で、
「走るサッカー」の意味は、「より豊富な運動量」から、
<よりスピード・速い運び、寄せ>に移行しています。
結論は、
A.「故障因子」
「ベテラン・中堅」選手は、
~「過超累積走行距離」=「筋肉疲労」が故障因子
「若手高フィジカル」選手では、
~「累積スプリント数」=「筋肉・瞬発系ダメージ(筋損傷)」が故障因子
B.「連続起用」
<3試合連続・フルタイム起用>は「0」で、故障因子にはなっていません。
C.<より速いサッカー>指向=「スプリント回数急増」に、
コンサは、「スピードを持つ選手」=若手主体選手の選手起用で対抗。
しかし、増加は、現状「微増」程度で、「より速い移動・寄せ」が課題。
この傾向は、「故障誘発」懸念が付帯し、「豊富な選手起用により、集中起用=疲労累積・集中による故障を回避」の選手起用戦略が必要で、コンサでは「弱点化・ウィークポイント」ともなるもの。より「豊富な選手保有」確立を指向し続ける事が大きなチーム課題です。
2.分析結果・コンサ課題「スプリント数累積疲労」への対策
「試合での疲労」は、
a.「筋肉疲労」
b.「筋肉ダメージ」
に二分され、全く別の原因と対応策となりますね。
ちょっとだけ「医学豆知識」です・・・
a.「筋肉疲労」は、昔は「乳酸蓄積けによるもの、との説明がまかり通っていましたが、現在解明され、
「筋肉がエネルギーを使用」するため、乳酸が生成されますが、その過程で、水素イオンが生成され「筋肉が酸性化」する事、同時に、
エネルギーが、「筋肉グリコーゲン」の分解により生成されますが、「筋肉グリコーゲン減少」で蓄積量大幅減少となる事、がその意味とされています。
「走行距離増加」は、この「筋肉疲労」=「筋肉酸性化と筋肉グリコーゲン減少」に相関し、「休養と栄養補給活動により、酸性化➝中性化、筋肉グリコーゲン補給」で回復されます。それは、人間の生理活動~働きによるもので、「栄養吸収力や代謝力」により、個体差(個人差)もあり、一定期間を要するものですが、<その回復前・途中で、強烈な筋肉使用=試合出場>では、「筋肉の酸性化とグリコーゲン蓄積量で、低レベルのまま試合の激しい筋肉使用で、筋肉強度を喪失し、筋肉損傷・断裂」を引き起こすものです。
・・駒井・チャナティップの故障発生過程は、これだと推測します。
b.「筋肉ダメージ」は、
強度の高い「筋肉収縮」を連続すると、「筋繊維・組織・その周辺部位が傷付き」「その部位が炎症」また、コロナで有名になった「サイトカイン」が作成され、「筋肉痛」発症となります。
つまり、「筋肉の繊維が一部切れたり、細くなり切れる寸前になったり、最悪は、一定数が同時に、切れる=断裂」となっている事です。
この、謂わば「ケガ」状態を回復させるには、「筋肉細胞・組織の自己再生」過程が必要となります。ちょっとした「切り傷」が直るには「2~3日」掛るのは、通例ですね。同様に、「僅かな筋組織の再生」は「通常4~5日」で回復、との「通常回復・リカバリー期間」となりますが、個々選手の「組織再生力差」で、「前後」する回復必要期間となります。
しかし、ここでも<その回復途中で、筋肉強度活動=試合出場は、一部切断が、一気に断裂が必至・濃厚>となります。
・・小柏・ドドは、正に、この故障発生典型例と推測します。
この様に、1.での結論通り、
「ベテラン・中堅」の「疲労回復力」が普通~やや弱い選手は、<連続試合起用厳禁>で、たとえ「育成選手起用」により「勝利が遠くなっても」、肝心の「虎の子選手故障離脱」よりも価値は高く、「腹を据えた選手起用」が必須です。
また、
「若手・高フィジカル選手」も、「スプリント数個別管理」で、<限度数設定>で、限界点前に「起用回避」しか、正解はありません。
(同様、管理で有名なのが「プロ野球・投手投球数制限と運営」で完全定着していますね。)
サッカー界は、チームにより「総合管理・個別管理」の手法・ハイテク化・適正度に大きな格差があるのが、現状ですが、コンサも、リーグ並み~先端の中で、やる時期が来ています。
どちらにしても、「科学的選手管理」で、
<選手の個別フィジカルデータ値の適正な把握と運用>が最低条件です。
2021年03月11日
昨晩の敗戦も「惜敗」となり、「惜敗連続」との試合結果は、ミシャ試合直後コメント「良い試合内容をしても、この様な結果となるのが、私(ミシャ)の宿命」と運命的な原因と呪い、疑いたくなるものでした。
昨晩・速報でのブログも「感情論に引きずられる」所として、冷却期間となる「リーグ公式試合データ」待ちとし、本日即日リリースとなり、記載します。
コンサの置かれた試合前条件・状況は、「極度に選手層希薄化」との<緊急事態>にまで悪化・転落し、計画的にシーズン進行の思惑は、全て飛んでしまいました。
コンサ現況は、皆さんご存知の通り、
選手登録28名+育成2種2名の30名体制でシーズンスタートするも、
「離脱者」
~キャンプ前要因2名~
故障から復帰期間中・・荒野
コロナ禍入国停止 ・・カブリエル
~キャンプ後要因7名~
キャンプ中故障離脱・・ジェイ・中野嘉大
第2節時点故障発生・・小柏・駒井・ドド・青木
昨試合前練習時発生・・チャナティップ の 9選手離脱。
「現在、選手19選手(GK4・FP15)+育成2選手」まで、「稼働可能選手が減少」。
これは、
「試合起用数GK2・FP16」に「FP△1選手不足」で、
今後の試合メンバーは、
「スタメン11名・サブ6名(FP5名・GK1名)」と、
交代選手「△1名」不足エントリーしか無くなったという、「試合前ハンデ」を追ってしまったという事です。
~ここまでのコンサ史上
「過去に例の無い程の、極度・重大な実働選手保有壊滅状態」
との危機です。
唯一の救いは、次戦予定「中2日」での「G大阪戦」が中止となった事で、
次戦は、「中6日」の通常日程・第5節Away浦和戦となりました。
しかし、「試合後帰札翌日移動と次戦前日移動」から「11日と16日が移動日」となり、実質「中4日」しかありません。
「明日・完全オフ」で、
「キャンプと昨夜試合、連戦起用での過度の累積疲労」(現時点推定フィジカル30%まで低下)は、<僅かな回復(推定45%程度)>程度しか無く、
13・14日も「フィジカルトレーニング中心で、プレーは短時間トレーニング」必至となります。主に「戦術理解のヘッドトレーニング中心」トレーニングとしか出来ません。そんな限定トレーニングでも、15日で「推定65%」程度までしか回復は見込めず、試合日・17日夕刻時点で、やっと「ギリギリ、75%程度回復」との浦和戦となります。その後は、「中2日」で、ホーム神戸戦、その後は「中6日」ルヴァン杯Away鳥栖戦です。
当面、次戦浦和戦ー中2日ー神戸戦の2試合を乗り切らねばなりません。
「フィジカルは、浦和戦後30%へ低下ー中2日ー神戸戦は50%」しかありません。神戸戦では、<走り回る事・スプリント・スピードアップは、故障発生>濃厚で、パフォーマンス・意図的ダウンが必要です。
選手起用は、
試合起用のベンチ入りは、稼働可能全選手でも不足し「完全固定選手起用」ですが、「スタメンと交代」を交互入れ替えと、「個々選手のフィジカル変化・状況把握の上での木目細かい起用時間設定」起用の実践が唯一の対応手段です。・・・・「フィジカル耐性」が強い選手「起用時間」を大きく、逆に「耐性弱い」選手は、故障絶対回避の「起用時間限定」縮小し、「負担は選手によりバラツキますが、チーム全体のバランスを保つ」という事です。
では、昨夜・3節広島戦の分析です。
1.3節・広島戦敗戦の原因~公式試合データより
上記の通り、広島戦・直前チャナ離脱発生でしたが、「コンサ選手層極度の弱体化」影響は、「交代選手最大数に△1名」ベンチメンバー減少となるも、
スタメン選手の「フィジカルコンディション」は適正・良好でした。
しかし、突然離脱の「精神面弱化」が「マンマーク不作動のプレー混乱」を招き、「相手選手へのマーク漏れ・外れ」多発、「ミスパス・プレー精度低下」、「相手ボール保持・パス交換へのチャージ不徹底」が連発し、
攻撃は「途中停止」、守備は「破綻」で、
開始7分まで「2失点」の、試合開始「失敗」としたもの。
しかし、敗因は、「失点シーン・原因」に有るのではなく、
「得点獲得失敗」が原因です。
そんな内容を示すデータを確認します。
第1・2と対比のため併記です。
➀基本項目
項目 支配率 走行距離 スプリント数
第1節 54.3% 118km 7位 175回13位
第2節 54.3% 113km14位 163回12位
第3節 60.2% 117km13位 178回14位
上昇 上昇 上昇
広島 39.8% 119km 9位 197回 5位
対比 優位 負け・劣後 大きく負け
※前節より各項目上昇。支配率は、コンサ試合コントロール証明。
しかし、広島に「走り負け」が明白。
スプリント最高速度は、コンサ平均30.8km/h、広島平均30.7km/hと同レベルも、回数で負けていた。両チームでの「最速選手は川辺33.6km/h、続いてが中島33.1km/h」でした。
➁攻撃項目ー1
項目 30m侵入 PA内侵入 シュート数 枠内数 PA内数 得点
第1節 49回5位 25回1位 23本1位 11本1位 19本82% 5点1位
第2節 37回5位 8回13位 8本15位 5本5位 5本62% 0点17位
第3節 44回6位 18回2位 21本1位 5本6位 12本57% 1点11位
やや上昇 上昇 上昇 低数連続 やや上昇 獲得不足
広島 35回11位 13回4位 13本9位 5本6位 11本84% 2点6位
対比 優位 やや優位 圧倒 同数 同数高率 劣後
※攻撃回数・シュート数回復、広島にも優位。シュート精度低レベルとなった枠内率・決定率悪化・劣後となり、得点獲得失敗結果の「敗因直接原因」。しかし、「PA内侵入数・PA内シュート数・率の低下」がその起因原因で、
<突破・侵入不徹底、その原因スプリント数不足が真因>とのデータ値でした。
➂攻撃項目ー2
項目 パス数 成功率 クロス数 成功率 ドリブル数 セツトプレー
第1節 585本6位 81.7%3位 16本7位 31.3%3位1点 14回3位 10回0点
第2節 512本4位 76.4%7位 8本16位 12.5%14位0 17回3位 21回0点
第3節 629本2位 81.2%10位 15本6位 33.3%3位0点 10回10位 15回0点
上昇 上昇 上昇 上昇 低下 普通
AT内パス数・成功率も、➁122本・74.4%➂節119本・74.4%とハイレベルを維持、広島104本・78.1%とは、本数で優位でした。
広島 360本17位 68.9%14位 12本10位 25% 10回10位 19回0点
対比 圧倒 圧倒 やや優位 やや優位 同数 劣後
※パス数・成功率・クロス数・成功率と軒並み上昇回復。「相手陣内・攻撃パス(AT内パス値)も、ハイレベル継続し、広島にも圧倒し、「ビルドアップ・パス・コンビネーションは順調内容」を証明しています。
➃守備項目
項目 タツクル数 クリア数 インターセプト 被シュート数
第1節 16回15位 11回18位 1回 4本1位
第2節 21回10位 17回12位 1回 11本7位
第3節 15回13位 11回17位 1回 13本8位
減少 減少 維持 やや増加
広島 14回14位 28回6位 1回 21本18位
対比 同水準 コンサ少 同数 コンサ優位
※「攻撃型守備時数値に復帰」。対広島で、被シュート数圧倒を得点阻止力差で失点阻止・守備力広島圧倒。阻止率ー広島4.5%Vsコンサ15.4%で大きく劣後。
確認した結果は、
(1)コンサ・積極攻撃・決定機構築力はリーグトップ内容を実現。
(2)但し、スプリント数低下で、より深い侵入・突破に至らず、ゴールからいつもより遠いシュートポイントとなり、シュート枠内率・本数低下、得点獲得力低下、得点獲得失敗となった。
・攻撃時スプリント数
・より深く侵入・突破
・シュート枠内率・精度
が、敗戦原因であり、次戦での改善課題、という事です。
ミシャコメント「良いゲーム・試合内容は継続出来ている。このまま継続が方針」との根拠を証明したデータ値でした。
リーグ戦連敗ですが、ゲーム内容に、根本的課題があるのではなく、「走る」「闘う」「規律を守る」の試合3原則の内、
「よく走る」「より速く深く突破」に集中した状態、です。
2.第3節でのリーグ動向~公式試合データより~
リーグ全体の推移・動向で、変化項目を確認しておきます。
第2節 第3節 変化内容
得点 32点 29点 第1節から増加傾向はダウン
シュート数 12.1本 13.1本 +1本やや増加
PA内数 7.3本 8.6本 +0.7本増加気味
決定率 14.6% 11.1% △3.5%低下
パス数 465本 513本 +48本増加
成功率 75.4% 77.1% +1.7%上昇
クロス得点 16点 2点 △14点激減
セット得点 7点 2点 △5点減少
タックル数 20回 19回 △1回やや減少
クリア数 23回 21回 △2回やや減少
走行距離117.4km 121.6km △4.2km減少
他項目;枠内シュート数・クロス数・同成功率・ドリブル数・同成功率・30m侵入数・PA内侵入数等は同レベル値。
シュート数、PA内シュート数は微増、クロスとセットプレー得点は大幅減となるも、パス数増加、逆に、守備回数微減で、攻撃バランス微増が、リーグ動向となりました。
しかし、チーム毎、得点数は、
第2節 複数点10チーム 1点6チーム 無得点2チームが、
第3節 複数点9チーム 1点5チーム 無得点4チームと、取れるチームと、取れないチームの2分化が進む事となりました。
得点獲得力チームは更に得点獲得、逆に、低獲得力チームは、益々困難は進んだリーグ動向です。
その結果、最多得点川崎14点・次点が、何と鳥栖10点、 コンサは6点の7位。
対して、最小はG大阪無得点、次点が3点の仙台・浦和・横浜FM・横浜FC・徳島は、驚きと、納得混在です。
一方、最多失点は、仙台16~3.3失点/試合、次点が横浜FM11失点、 コンサは5失点・8位、逆に、最少失点は、鳥栖の無失点、次点が、1失点の清水・名古屋・G大阪で、試合が少ないG大阪は比較外で、それ以外は、納得と驚きの結果です。
3試合で、既に大差が現実化しているシーズンとなりました。
3.コンサ現況
前書きの故障離脱選手急増の緊急事態となった中、
チャナティップの故障状態は、最悪予想されていた「肉離れ〜最低2週間離脱」までの故障には至らず、「累積疲労による筋萎縮」程度との診断となり、1週間程度のリカバリーで、復帰可能、との好情報が、本人SNS発信されました。
また、全体ランニングに、青木、駒井、小柏、中野が加わり、別メは、チャナティップ・ジェイ・荒野との情報もあり、ここ1〜2週間程度で、チャナティップ+複数人の復帰が見込み、〜3/21迄の期間を、残る選手全員でカバーして乗り切る、との見通しが見えて来ました。
しかし、この間、戦績は悪かったものの、試合内容、特に、ビルドアップと決定機構築までのゲームメーク力は、ハイレベルを維持したままで、この緊急期間も、充分、勝利を狙い続けられるものです。
ここ連敗の原因、シュート決定力、その前提の、より深い位置までの突破・侵入を、レベルアップ、パフォーマンスアップして、連敗阻止、連勝へのスタート勝利獲得を、次戦浦和戦で掴み取る、チャレンジに邁進です!
2021年03月10日
福森や宮澤などから、コンディショニング良好と、まるで、試合出場するかの様なコメントが続出し、懸念沸騰の所、ミシャから、複数故障離脱状況と、熊本キャンプ最終評価の中で表明。
誰が、離脱か?、と騒がしく成っていた所、遂に、マスコミリリースがあり、第1節、陰のMVP小柏、駒井、青木、ドドの大量4選手と判明。
一気に、コンサは、波乱・大混乱状況である事が判明。
選手起用は、緊急事態に急変です。
想定では、Bチーム+@〜Aチーム一部選手限定起用、でしたが、
起用可能数FP選手数が、17名まで減少となりました。
毎試合のスタメン10名+サブ6名のワンチーム16名体制に、残りたった1名の状況で、Wチーム編成自体が消滅となりました。
そのため、本日試合以降の連戦は、スタメン⇔サブを、毎試合交代し、試合起用選手は完全固定、しか方法は無くなりました。
先ずは、本日試合は、
スタメン
ロペス
チャナ 金子
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 田中
菅野
サブ
中島、小野、高嶺、岡村、柳、中村
菅野
故障者
荒野、ジェイ、中野嘉〜以前より
小柏、駒井、青木、ドド〜今回
スタメンは、菅・駒井を入れ替えた強力メンバーです。
次戦・G大阪は、コロナ感染で、2週間試合中止措置となり、
有りません。
交代選手でカバーし、戦力維持を果たしましょう!
緊急事態を乗り切るしかありませんね!
2021年03月10日
リーグ戦第2節の公式試合データがリリースされました。
「惜敗」とのコンサ・敗戦の実像、更に、リーグ全体動向を「公式データ・項目別数値」で確認します。
~第1節との対比が注目!です~
1.公式試合データから~コンサ分析
第1節と対比で第2節データ値を対比記載。
コンサ試合データー同数△・アップ〇・ダウン☓
➀基本項目
項目 支配率 走行距離 スプリント数
第1節 54.3% 118km 7位 175回13位
第2節 54.3% 113km14位 163回12位
△ ☓激減 ☓ ・△
※走行距離・スプリント低下
➁攻撃項目ー1
項目 30m侵入 PA内侵入 シュート数 枠内数 PA内数 得点
第1節 49回5位 25回1位 23本1位 11本1位 19本82% 5点1位
第2節 37回5位 8回13位 8本15位 5本5位 5本62% 0点17位
☓ ☓2/3激減 ☓2/3激減 ☓半減 ☓3/4減少☓最低値
※攻撃回数1/3まで激減し、そのままシュート数も1/3まで激減、得点獲得率の高いPA回への侵入・シュート激減が、得点獲得失敗の主因
➂攻撃項目ー2
項目 パス数 成功率 クロス数 成功率 ドリブル数 セツトプレー
第1節 585本6位 81.7%3位 16本7位 31.3%3位1点 14回3位 10回0点
第2節 512本4位 76.4%7位 8本16位 12.5%14位0 17回3位 21回0点
☓ ☓激減 激減 激減 増加 急増0点
※パスの数・成功率低下は、名古屋中盤守備力による低減。クロス数前シーズンより大幅減は、サイド選手の「カットイン・切り込み攻撃」選択・増加に伴い「アーリークロス」急減。代替CB参加選手の「クロス(キツク)力」低レベルにより、「クロスチャンス」にプレー忌避・回避も一因。
➃守備項目
項目 タツクル数 クリア数 インターセプト 被シュート数
第1節 16回15位 11回18位 1回 4本1位
第2節 21回10位 17回12位 1回 11本7位
〇増加 〇増加 △ ☓悪化
※第2節は、数値上昇し、「より守備的・回数増加」に変化
【総括】
(1)走行距離・スプリント低下
(2)攻撃回数激減、シュート数連動激減、PA内侵入とPA内シュート激減が得点獲得失敗主因
(3)名古屋守備力によりパス数・成功率低減。サイド選手「カットイン・切り込み攻撃」増加で、ドリブル増加・アーリークロス急減。CB攻撃参加選手の低クロス力が、クロスチャンスプレー忌避・回避・減少との相関。
(4) 第2節「より守備的・回数増加」に変化、との内容でした。
そのため、
「攻撃数・突破侵入数・シュート数・得点減退」原因
・走力低下
・パス数・成功率低下=コンビネーション低下で、
次戦までの改善課題です。
2. 公式試合データより~リーグ全体動向
ここでは、顕著な変化・変動項目につき、分析・確認します。
・変化無し・維持項目
走行距離平均117km・スプリント数平均180回は、変動無し。
〇変動項目
得点(=失点)平均1.6点・+0.35点上昇
シュート数 平均12.1本・+0.5本増加
(枠内数 平均4.2本・+0.2本と維持)
決定率 平均14.6%・+3.9%改善
クロス成功率 平均22.9%・+3.1%改善
ドリブル 平均11.3回・+1.5回増加
30m侵入数 平均35.9回・△4.2回減少
PA内侵入 平均10.2回・△0.6回減少
PA内シュート数 平均7.3本・△0.4本減少
パス数 平均465本・△20本減少
成功率 平均75.4%・△0.8%低下
クロス数 平均13.8本・△0.7本減少
ドリブル成功率平均47.9%・△6.9%低下
※攻撃回数は、「攻撃指向チームの停滞」で、全体減少し、「やや守備主導」が強化傾向。それは「パス成功率低下・途中停止でパス数減少」ともなり、より直接的・個々選手能力突破のドリブル増加で、結果として「得点増加」。
【総括】
<守備指向強化されるも、より直接的・速攻型攻撃で、得点は増加>とのリーグ変化・動向との結論です。
第1節も「1点差勝負」6試合・「1得点チーム」11が、
第2節は「1点差勝負」7試合、しかし「1得点チーム」6と、大きく「得点増加」試合続出でした。「複数得点獲得チーム」10は、前節・同5を倍増させました。
詰まり、
リーグは≪守備主導の中、より得点獲得・複数得点勝ちを狙う≫展開に変貌しています。
2021年03月08日
ここでは、ちょっと、シリーズを離れ、リーグが若手育成手段として整備した「エリートリーグ」と、別件、コンサ戦術の前提である「ビルドアップ阻止戦術」の基本について、考察してみます。より深い理解となれば成功ですね。
1.エリートリーグについて
Jリーグを、このコロナ禍環境下、整備が停滞していた若手選手育成を大きく前進させるリーグ戦を設定。3/8開幕と本日よりスタート。
目的と趣旨は、高校や大学での選手育成に比較し、コロナ禍も有り、実戦が消滅している「クラブアカデミーでの育成」停滞を改善し、
・アカデミー選手を「飛び級出場」で一気に、より高いレベルの実戦機会を確保。
・トップチームとアカデミーの連携を探る機会確保。
・地域との連携を探る機会確保。
との事。昨シーズン実施を、今シーズンは延期してのスタート。
JFAのプレミアリーグ、プリンスリーグは、Jチーム・高校等も合同ですが、
エリートリーグは、3グループに分類され、トップチームカテゴリーとは関係無く、参加希望のチームアカデミーは、
Aグループ〜コンサ・水戸・浦和・横浜FM・清水・名古屋6チーム
Bグループ〜鳥取・岡山・徳島・愛媛4チーム
Cグループ〜福岡・長崎・鹿児島・沖縄4チーム。
コンサは、Aグループで、
・18名ベンチ入り、7人交代可、今年末で21歳以下選手3名以上登録。
・クラブ所属=2種登録だけで無く、練習生も、リーグ承認の上で、エントリー可で、アカデミー、更に、地域の有力選手も、練習生として参加可能となり、地域から、有望選手の発掘も可能。
・無観客試合、との内容です。
当面、コンサは、2種登録の佐藤・西野選手、起用が当面外れそうなサブ選手に、U-18選手が中心となり、トレーニング〜エリートリーグ・EL実戦試合、実施となります。地域からの、人材発掘・チャレンジも、今後活性化される事でしょう。
コンサアカデミーの、最直近代表選手「菅・進藤」に続く、素材・人材発掘・発見を、暖かく、熱い応援・支援の上で、期待しましょう。
当面、佐藤養成、瀧澤暖、佐々木奏太、西野翔太の4選手に注目です。
2.「ビルドアップ阻止戦術」について
田中駿汰の名古屋戦後コメントで「ビルドアップに関して、変更した所は無い。ビビッて蹴るのではなく取られたら切り替える。全員が受けに行って顔を出して後半やろうと」のハーフタイム発言をした、とのリリースがありました。
ビルドアツプ阻止が、コンサ攻撃のスタートプレーであり、そこを嵌めに行った名古屋のプレッシングでも、<(ビルドアツプ時で)全員がパスターゲットとなって対処した>、との事を示すリリースでした。
凄いですね。コンサは、パサー以外の全員が「顔を出して」パス受け手となり、ターゲットを10対象とし、相手マークが外れたフリー選手へのパスで「パス成立」させる、との意識です。
こんな凄い発想は、コンサ以外ありません。
また、<ビルドアツプを躊躇は一切排除し、一瞬の躊躇い(ためらい)も無く、自信をもってパス出しし、仮にそれが「パスカット」されても、「マンマーキングプレッシング」に切り替え「ボール奪取」を行う>との内容でした。
全てのビルドアツプ・起点パスが100%成功、とならず、「ボールロスト」となっても、「再奪還・マンマーキングプレッシング」に切り替えるだけで、想定内容という事でした。コンサは、「ビルドアツプ阻止戦術への対抗策」も用意済み、という事です。
そんな「ビルドアツプ阻止戦術」の基本内容について考察してみましょう。
先ず、「ビルドアツプ」の目的ですが、
サッカーの開始は、ゴールラインからの「ゴールキック」とサイドラインからの「スローイン」に、ファウルの異例タイミングの「フリーキック」、ボール保持側にセンターラインまで「ポジション優位」を与えたゴールキックの「キックオフ」を加えた、4パターンのみですね。
そんな「最も基本パターン・ゴールキック」ですが、全てのパス・プレーを順に戻っていくと、最後は「ゴールキック」に帰結しますね。
詰まり、パスやプレーの起点・始まりが、ゴールキックとなる訳です。
そのゴールキックは、「ペナルティーライン上のみ」からスタートが定められ、相手チャージも禁止され、自由にパス出しが可能です。
しかし、その「パス出しした瞬間」から、相手チャージ可能で、「ビルドアツプが開始」となります。
即ち、相手チャージ=第1ディフェンスライン~相手前線選手を掻い潜り、突破し、その瞬間が、相手第1ディフェンス選手=相手前線選手を置き去り突破していて、相手第2ディフェンスラインに対峙し、同様に「突破」を図る瞬間です。その後、更に相手第3ディフェンスライン(通常最終守備ライン)に突破勝負、となっていきます。
詰まり「その相手ディフェンスを掻い潜り、突破するプレー」が「ビルドアツプ」ですね。そのプレーは、相手より「ポジション優位(高い位置)」選手へのパス出し・パス受けの連続で、突破を図る理屈・方法がその内容となります。同時に、ビルドアツプは、スペースがあれば「より高い位置まで、持ち出しドリブル」もあり、ディフェンスライン突破と同時に、パス受け選手だけでなく、パス出し手選手もポジションアップすると「チーム全体・連携組織力を維持したまま前進」とチーム全体侵入も狙えます。
「ビルドアツプ」は、単なる「ディフェンスライン突破方法」だけでなく、「数的優位確立も狙うチーム全体・組織攻撃力」の攻撃力底上げを図れる戦術となり、多数チームがその有効性により、採用・プレー、となっているものです。
そんな目的・強力攻撃力-の対抗策が「ビルドアツプ阻止戦術」で、
その代表が「ハイプレス戦術」で、ゴールキック直後の「ボール保持」「ビルドアツプ起点パス出し」をターゲットとし、<第1ビルドアツプパサー~第2~第3パサー>を狙い、そこで「ボール奪取」し、相手ゴール直前位置から「攻撃開始」切り替えを狙う、「攻撃的(ボール奪取狙い)守備に連動のショートカウンター攻撃」の守備・攻撃一体組織チームプレーがその内容です。
しかし、流行の「ビルドアツプ」を阻止する「ハイプレス」も、大流行し、次には、「ビルドアツプ阻止戦術対抗策」が続々考案され、➀相手ハイプレス・チャージか届く前の「最速ショートパス・出し」➁同様に、ビルドアツプ起点パスを「ロングフィード・パス」で、中盤ディフェンスラインを頭越し通過させる「ポストプレー・放り込み」の2対策が有効で、「ハイプレス戦術無効化」も狙われ始めています。
この「ビルドアツプ阻止戦術対抗策」に対する対抗策は、➁のロングフィード・ポストプレーでは、ポスト位置での事前準備・マーキング、2次回収想定布陣等、対抗策はあり得ましたが、「パス能力の高い、ハイテクニックチーム」の「チャージ前パス」への対抗策は、乏しく、打開策はそこで「ビルドアツプ側の勝利」との現状でした。
そこに登場したのが、
コンサによる、発想転換の「マンマーキングプレッシング・ハイプレス戦術」です。即ち、「ビルドアツプ起点パス」と「パス受け手」全てをマンマークし、即時チャージ可能な「近接ポジションからのチャージ、パス受け阻止」で、「パス交換自体阻止」となり、「パス出し先を喪失し、躊躇したボール保持者」へのタイトチャージ、「限定されたパス受け手を狙うパスカット」で「ボール奪取」➝相手ゴール寸前の得点獲得は、コンサの得意得点パターンです。
つまり、戦術進化の中にコンサに在り、その最新・最高ランク戦術に居るという事です。
図示すると、
「ビルドアップ戦術」 ・・多数チーム
↓
「ビルドアツプ阻止戦術」・・かなりのチーム
↓
「ビルドアツプ阻止戦術対抗策」・・パス能力等による数少ないチーム
↓
「マンマーキングプレッシング・ハイプレス戦術」・・コンサ独壇場のみ
是非、この進化過程の中で、コンサ戦術を堪能したいと思います。
2021年03月08日
公式戦2連勝!に浮かれ気味でしたが、第2節名古屋戦で、「Aチームの戦力レベル判定」が行われ、<コンサ攻撃力は、J1トップレベルの堅守に対しては、得点獲得に未到達>との判定、敗戦となり、未だまだ、「コンサ攻撃力の上昇・成長の必要性」を、思い知らされたものでした。
そして、次戦、「中3日」で、「前シーズン失点数・リーグ3位」の堅守を誇る「広島」戦を迎え、「名古屋と同傾向チームとの連戦」となり、このまま名古屋戦同様なら、一転、<公式戦連敗の危機>となっているものです。
更に、今シーズンの選手起用方針戦略となった「ターンオーバー型」となると、B+@~Aチームより一部選手限定起用、との選手起用で、Aチーム対比で、やや戦力低下との想定です。
なかなか、勝利獲得となるパフォーマンスへの到達には、そのままでは、「差」を埋め難い、と想定されてしまいます。
そんな、難しい試合の展望をしてます。
1.対戦チーム「広島」現況
今シーズン、開幕で蓋を開けると、
順位11位 0勝2分0敗 得点4 失点4 得失差0
昨シーズンは、
順位 8位 13勝 9分12敗 得点46 失点37 得失差 9
試合平均は、得点1.3 失点0.8 得失差0.5 でしたが、
得点2 失点2 得失差0 と大きく変化しています。
得点ー攻撃が強化、失点ー守備は弱化 との実戦結果です。
実戦結果は、チーム現況を証明、説明する数値ですので、チームは、現時点では、スタイル変貌、と言う事となります。
この変化は、
前シーズンの自己評価は、<戦績最優先>の城福監督評価基準のため、<順位8位は失敗であり、その原因が、得点力=攻撃力不足>との判定かあり、その改善として、守備主導スタイルから、攻撃バランスを上昇変更のバランス型へ変更、との方針と想定されるもの、と想定されます。
選手保有の戦力構築は、
主軸選手は保有維持に成功、放出選手は期限付き移籍選手程度で、主力退団はFWレアンドロ・ペレイラのみ。その代替も、横浜FMへの期限付き移籍で昨シーズン13得点の、FWジュニオール・サントスを柏から獲得し、完全カバー。
しかし、城福監督の選手起用は、選手固定型で、スタメンとサブを交替程度で、試合起用自体は継続するもので、主軸選手の集中連続起用スタイルは、過酷日程では、昨年同様、息切れ・故障者発生で、シーズン後半、戦績低下を招くリスクが今シーズンも、続いているものですね。しかし、未だ、シーズン開幕直後で、選手固定型の試合起用が、濃厚となります。
実際、第1節と第2節の起用選手は、
試合出場;Dヴィエイラ・Jサントス・浅野・エゼキエウ・青山・川辺・東・佐々木・荒木・野上・大迫・鮎川・藤井の13選手が固定選手として、両試合で出場しています。
ルヴァン杯は、6選手は、リーグ戦とは別選手でしたが、5選手は固定選手でした。
今シーズンも、選手起用は、固定型選手は、間違い無く、次戦、コンサ戦も、当然、そのメンバーは間違い無いでしょう。
戦術とフォーメーションは、昨シーズンのミシャの名残り「3-4-2-1」での「堅守速攻」戦術で、ブロック陣形を上げるとハイプレスの積極型と、下げると自陣守備の消極型を併用した堅守主導で、速攻の速く短手順攻撃主体のスタイルでしたが、
今シーズンは、前記の通り、得点力上昇の攻撃バランスを増加したバランス型は変化し、フォーメーションも、より積極型の「4-2-3-1」と前線4枚が常時攻撃型と、プラス1選手増加=攻撃枚数増加・攻撃バランスアップフォーメーションで統一しました。
その結果が、前記の通り、得点増加・失点も増加で、バランス自体はレベル低下の戦績となったもの。
この様に、自慢だった「リーグトップレベルの守備力」は、大きく弱体化しており、問題化した「シュート阻止力」もDF△1枚減少と変化していて、弱体化は顕著です。
コンサの「コンビネーション、サイドや裏スペースの突破」攻撃の阻止は、前試合より低下し、「多数回決定機構築」が可能、更に、多数シュートも、シュート阻止力低下していて、複数得点獲得が可能です。
これまでのチームスタイルと変化した広島から、複数得点可能状態という事です。
しかし、一方で、速攻型攻撃は、攻撃選手数、プラス1名の攻撃バランスアップで、ドリブル等の個別能力突破が拡大、速く、強い攻撃が有ります。マンマークプレッシングでの、相手選手全員抑え込みを軸に、対抗ですが、得点勝負となる叩き合い、より多く得点獲得チームが勝利、との試合展開が相当です。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
この様、当初の、広島堅守対コンサ攻撃、との図式は、広島の低下守備と上昇攻撃、に対する、コンサ強力攻撃力とマンマーキング積極型守備との対抗となり、得点獲得勝負と、ミシャの望む試合内容に変化しています。
この事は、コンサが、やや戦力低下の「Bチーム+@~Aチーム一部限定起用型」でも、充分、相手守備を打ち破り複数得点獲得の可能性が産まれ、<得点取り合い勝負>となりました。
と言う事で、
コンサの戦術は、今シーズン方針「マンマークプレッシングで積極型守備と連動した攻撃、コンサ式ミシャ戦術の多彩パターン攻撃を展開、コンビネーションの中央突破、ワイドなサイドとスペース突破、で多数回決定機構築〜シュートで、複数得点獲得戦術」を展開です。
Bチームの<レベルやや低下>は、「ミスパスとポジショニングミスで、連携低下とパス交換停止、ボールロスト」がその内容でしたが、連携トレーニングで改善を図り、個々のプレー精度アップの改善の度合い、進行度を測るものとなりますね。
次戦での注目点、期待ポイントです。
試合展開も、緊迫試合から、「得点取り合いの超攻撃的なスペクタル試合」との展開を想定します。
想定内容は、
試合開始〜15分 互いに攻撃し合うも、コンサ攻撃が上回り、先制点獲得
〜45分 その後も攻撃が交互するも、コンサのマンマークが嵌り、
コンサ優勢となり、追加点獲得で、
「2-0」でコンサ優勢
後半開始〜62分 再開直後から交互攻撃となり均衡。
両チーム、選手一斉交代で、活性化
〜90分 均衡の中、両チーム得点獲得するも
「 3-1」で完勝の展開を想定します。
選手起用は、再三記載の通り、
Bチーム+Aチーム一部限定起用です。
Aチームからメンバーは、田中駿太・小柏・ルーカスの3選手がスタメン起用、前半主体のため、スタメンで途中交代となります。
では、
スタメン
小柏
ドド 青木
菅 高嶺 深井 ルーカス
中村 岡村 柳
小次郎(大谷かも)
サブ
大谷(場合によっては、小次郎と入れ替わり)
小野(小柏途中交代時起用)、田中駿太(サイドルーカス交代時要員)、
福森、ロペス、宮澤、ミンテ・・・この列は起用は極力限定。
コンサの攻撃力は、ミスパスとミスポジショニングの改善次第で、トレーニング成果を大いに期待します。
コンサの[矛ホコ]に対する、広島の[楯]は、かなり薄くなっています。
広島撃破は充分可能です!
2021年03月07日
今シーズン、闘う中核である「Aチーム」の戦力評価となった「第2節名古屋戦」は、「2020シーズン・J1リーグ最強守備(最少失点)」の<名古屋堅守を打破出来るか・否か>との焦点となり、残念ながら、<未だ、打破力に未到達>との結果が証明されました。
これは、
〇「コンサ攻撃力が未だまだ期待レベルに未達」
〇「名古屋堅守は、更に強力化された」 と2点の証明でもあります。
一方で、
前シーズン「0-3」大敗➝今回「0-1」と、「試合内容が良化=成長」との試合後ミシャコメントがありました。
コンサ守備は、試合後宮澤コメントでは、「大きな破綻はこの一回・ワンチャンスのみに限定出来た」とありました。
実際、コンサと名古屋の「決定機」の数は、<コンサ5回ー名古屋3回>と、➀コンサが上回る、➁名古屋は、数少ない決定機数しか構築出来ず、それは、コンサの「前線~DF一体の守備力」が機能した、と言う点を証明し、しかし、それでも「勝利が名古屋に転んだ」原因が、<決定機を得点とする能力=シュート決定力>の差に在った、との重要課題が明白です。
<シュート決定力>が名古屋と同レベルなら、コンサが「引き分け~勝利」相当だった、ですが、現実は「コンサのシュート決定力レベルが問題」だという事です。
先ず、それまでの過程〜ゲームメーク・決定機構築力には、問題は無い、とのポイントは確認の上で、
前々試合「横浜FC」の「シュート阻止力」なら<大量得点>となるが、
今節「名古屋」の「リーグ随一・シュート阻止力」には<未得点>とのレベルである、との証明で、今後、同様に「シュート阻止力」が高いチームでの「得点獲得」に大課題必至、との証明となります。(名古屋の様に、守備主導で堅守を中軸とし、特にシュート阻止力が高いチーム;FC東京・G大阪・C大阪・広島辺り)
【「高いシュート阻止力」を突破する「シュート決定力」】問題です♪
その答えの模範例が、FC東京の外国籍ストライカー群です。
即ち、シュート決定力は、①適正タイミング②適正ターゲット③適正強度の3要素が必須で、コンサシュートには、最近課題改善取り組みの中、①②は改善が進むも、③が消滅気味となっています。どんなに、①タイミングと②ターゲットを絞っても、それ以上のDF・GKは、必ず予期・待機していて、その改善取り組みしても、効果は僅かしか無く、打破は困難。そのため、③シュート強度で、相手DFやGKを打ち抜く事が絶対要素となります。シュート3要素の順番は重要で、①→②→③と③は、最後ですが、決め切る=高いシュートブロックを打ち破るには、③が決め手、です。
詰まり、コンサシュートトレーニングで、①②と共に、③シュート強度も加える事が必須、と言う事です。
余談気味ですが、名古屋のシュート決定力は、コンサ以上と言う事では無い事を付け加えて置きましょう。つまり、コンサの「シュート阻止力」は、その戦術上、リーグ下位レベルで、その守備力を破るシュート決定力は、コンサ以下でも可能、となったていた、という事でした。そもそも、決定機構築力は大きくコンサ優位で、更に、シュート決定力も、コンサ優位と、攻撃力比較では大きく引き離していたものの、守備力「差」、それも、「これシュート阻止力」の一点で、で、勝敗結果となった、と言う事が、実像・本質ですね。
試合戦績・結果は、対戦チームとの戦力比・<自攻撃対相手守備・相手攻撃対自守備とのマッチアップ勝敗の総合結果>ですが、
重要な事は、
≪自チームの攻撃力・守備力の拡大・上昇≫がメイン課題であり、その間の「対戦比・試合結果」は、その評価・判定にしか過ぎない、との点ですね。
という事で、ミシャの試合後コメント「選手は良くやった、と言える、決して出来の悪い試合では無かった」の通り、試合内容は、<前試合・横浜FC戦から内容低下はなく、名古屋強力守備力、特に、強力シュート阻止力を越える事が出来なかっただけで、強力戦力は維持されたまま>と言う、及第点評価でした。
但し、「失点シーン」は、2選手の「低守備レベル・能力」を露出・露呈していました。それは、
「名古屋MF前田VSミンテ」剥がし突破ー
「名古屋前田-パス➝相馬VS福森」フリーパス~
その後「相馬VsGK菅野・1対1でシュート・ゴールイン」
ミンテ~相手進行方向を空けた横からチャージは、振り切られるもの
福森~相手突破局面に、スペースを埋めるポジショニング・1m下げ移動で、スペースカバー・コントロールすべき時、一瞬ボールウォッチャー・立ったままの傍観者となり、相馬への「パスコース」消しの「ポジショニング
」を怠ったものでした。
所謂「軽い失点・軽い守備の大半原因が、ポジショニング不良・立ったまま傍観者意識によるもので、素直に、正しく、スペースカバーしていれば「確実に、相馬へのバスは不可能で、失点はありませんでした。
「ミンテの甘い立ち位置・緩和チャージ、福森の予測不足・スペース管理意識欠如」が原因でした。
しかし、その局面以外は、適正プレーに溢れ、パフォーマンスも高いもののままでした。適正な試合評価だ、と考えます。
では、個別項目と試合推移確認もしておきます。
速報試合データによるものです。
1.試合スタッツ(速報版)
試合時間帯毎の試合項目推移は、
「前・後半飲水タイム・Tとハーフタイム・HT」で、試合4分割<➀試合開始~飲水T、➁飲水T~HT、➂後半開始~飲水T、➃飲水T~タイムアップ>で記載します。
コンサ 名古屋
時間帯 ➀ ➁ ➂ ➃ ➀ ➁ ➂ ➃
支配率% 52 52 52 54 48 48 48 46
走行距離 27 31 25 30 27 31 24 32km
スプリント数 39 53 29 42 40 57 39 52回
最高速度 28.7 30.0 28.8 27.5km/h
決定機 1 1 2 1 [5] 0 1 0 2 [3]
シュート数本 2 1 3 2[8] 2 4 1 4[11]
枠内数本 1 1 2 1[5] 0 1 0 3[ 4]
得点 点 0 0 0 0 0 0 0 1
決定率% 0 9.0
パス数本135 128 108 139[510]104 134 98 66[402]
成功率% 75 77 76 76[76.0]76 78 75 73[73]
AT内数本 56 66 [122] 52 27 [ 79]
成功率% 75.6 73.3 [74.4] 78 77.3 [77.6]
コンサ選手シュート内容
福森 3本 枠内1本 得点0 ※FKでのシュート
ロペス 2 2 0 ※精度〇・強度不足で得点ならず
ルーカス1 1 0 ※精度〇
ミンテ 1 0 0
田中 1 1 0 ※精度〇
計 8 5 0 ※高枠内率でターゲット意識はあるもの
➀タイミングと➂強度の問題。
ポイントは、
(1)スプリント回数の後半急減とそのための名古屋に劣後
後半「スプリント負け」
(2)シュート数=決定機数は、コンサ試合基準「15回=本/試合」のに半減し、名古屋の中盤・DF陣の「スプリント・速い寄せ」守備で、コンサの「コンビネーション・パス交換」と「2次ボール回収」数が減少させられ、パス成功率「基準下限値80%」を割る「低パス成功率」となったもの。
名古屋守備のポイント「速い寄せにより、パス交換阻止」によるもの。
(3)それでも、コンサの「決定機構築力」は、データ値は公式データリリース待ちですが、名古屋よりも、敵ゴールへ前進・突破したポイントを「シュートポイント・決定機位置」としていて、「決定機=チャンス量」は、コンサ絶体優位の試合でした。
(4)コンサの「敵陣深いシュート」は、「枠内率の高さ=高精度」となり、それでも、名古屋GK・DF陣「シュートブロック力」により、「得点実現」に至らなかったもの。
2.今後に対して
上記の通り、コンサの「攻撃力・守備力」は、前節・横浜FC戦と、同レベル内容でしたが、対戦チーム・守備強力名古屋であり、期待外れの結果となったものでした。
しかし、対戦チームの
「速い寄せ」による「決定機・チャンス構築阻止」、GK・DF陣の高能力による「シュート阻止」には、今回対戦内容となる「実戦能力」である事を証明しています。
コンサの対戦戦略・方針は、
≪全ては、より強く・高い攻撃力、得点獲得力により、得点勝負勝ちで相手を上回る≫、との大方針です。
という事で、
「速い寄せ」には、≪より速いパス交換と高い連携・コンビネーション≫、
「シュートブロック」には≪より➀ベストタイミング、➁ベストターゲット、➂強度アップ≫が、その回答であり、「攻撃でのパフォーマンス上昇・成長」です。
「トレーニング目標と必須内容」が明白となったものでした。
次戦も、「攻守の強度が高い」<広島戦>ですが、今回名古屋よりは低下です。
起用チームは、[B+@Aより田中・小柏・ルーカス起用の強化型」の予定です。
今回同様、同一課題が問題となりそうです。
「田中・小柏・ルーカスの3選手」は、「中3日」で連戦となりますが、持ち前の「高いフィジカルリカバリー力」を発揮し、水曜・第3節起用にも、合格レベルフィジカルコンディションで、準備を期待します。詳細は、次戦予想ブログで。
2021年03月05日
リーグ戦第1節
Aチームスタメン起用~問題点皆無「計画通りの快勝」で、リーグ図抜けた戦力証明。
一方で、
ルヴァン杯第1節
Bチームスタメン起用~「勝利」の試合結果以外、問題点・課題点だらけで、リーグ水準以下の実力を証明。
と、実戦で「本当の実力・戦力」が証明・現実化され、
「Aチームの優秀性」と同時に「Bチームの低レベル・劣後」が明白となりました。
両試合前時点での<理想形想定>では、
今シーズン日程~開幕直後からの「7連戦」、4/3からの「8連戦」、5/16からの「5連戦」、6/19からの「3連戦」、8/21からの「5連戦」と5回の連戦期間は「中2日・3日・4日」の「通常筋肉ダメージ回復(リカバリー)期間3~5日」より短期間で、試合連戦となる「過密・過酷日程」 対策のため、
従来の「A(トップ)チーム中心・主導の選手起用戦略」では、選手ダメージの回復困難、故障離脱多発、との想定となるため、
W(2)トップチーム制~同レベルとなる選手構成により2チーム編成し、交互に選択起用する事により、「個々選手で<通常通り期間確保>」となり、選手を守り「過超した累積疲労によりパフォーマンス悪化と故障離脱発生リスクを回避」となり、又、「チーム戦力・具体的プレーのパフォーマンスも維持」出来る、との想定でした。具体的には、A・Bの2チーム編成、との内容でした。
しかし、現実では、
「Aチーム」でのリーグ第1節・スタメン選手は、既存選手(小柏・小次郎は、昨シーズンチームに参加し経験済み選手との扱い)のみで編成。「Bチーム」のルヴァン杯第1節は、「新規加入選手」に「Aチーム・サブ選手」を加えた編成となり、実質的には「同レベル2チームではなく、Bチームややレベル等低下」との編成となりました。
つまり、「完全同レベルWトップチーム」ではなく、
「Aチームは高レベルで確立」
「Bチームは低下レベルのため、Aチーム選手の内、<フィジカルリカバリーが早い能力選手>のみを、Bチーム補強として<中軸・時間限定起用>」との戦略です。
今後のシーズン展開の中、
「Aチームは、パフォーマンスダウンとなる、累積疲労を極力回避し、リーグ最強戦力を維持」していきます。
そして、
「Bチームは、現況の低レベル・パフォーマンス現況を、新加入選手の戦術理解、チーム連携向上により、戦力アップを狙い、補強策として、限定Aチーム選手起用で、Bチームレベルアップを図る」とのシーズン急成長期待です。
当然、「Bチームで、急激にパフォーマンス発揮・爆発した選手は、Aチーム選手との入れ替え」がありますし、どんどんそんな急成長選手が続出する事を期待します。
さらに、現実的戦力として「大きく期待出来るのが、故障離脱選手の復活・合流」ですが、現況では「ジェイ・荒野・中野嘉大」、特に、得点源・攻撃主軸「ジェイ」合流は<早々時期>でしょうし、チームの心臓・攻守の要「荒野」合流は、来月・4月頃を期待出来、Bチームを一気に「急上昇」させる原動力必至です。更に、オーストラリアで大活躍中の「檀崎」レンタルバック・合流、そして、遠い時期でしょうが「期待の星・ガブリエル」合流は、Bチームのランク急上昇、そして「Aチームを更に強化」となります。
という事で、リーグ戦第1節のAチーム・ルヴァン杯第1節のB+一部Aチームの実戦結果により、
【最重要ポイント】
選手起用方針
【日程と対戦相手により、A・B+@の2チーム選択】となりますね。
では具体的に、選手起用=A・B+@(B+一部限定A起用)を確認しましょう。
現在、
Aチーム(11名);ロペス・小柏・チャナ・ルーカス・金子・駒井・宮澤・福森・ミンテ・田中・菅野
Bチーム(15名);ドド・中島・青木・菅・小野・深井・高嶺・岡村・柳・中村・小次郎・大谷・阿波加・育成(2種)佐藤・西野
離脱者;ジェイ・中野嘉大・荒野 未合流;ガブリエル・檀崎(7/1~)
です。
(L;リーグ、ル;ルヴァン杯)
日時曜 分類 対戦 起用チーム等(個々選手名)
2/27-土 L1節 横浜C A
3/3 -水 ル1節 福岡 B+@(田中・ルーカス・小柏)
ーー実施済みーー
3/6 -土 L2節 名古屋 A
3/10-水 L3節 広島 B+@(ミンテ・福森・ロペス・金子)
3/13-土 L4節 G大阪 A
3/17-水 L5節 浦和 B+@(田中・ルーカス・小柏)
3/20-土 L6節 神戸 A
ーー7連戦ーー
3/27-土 ル2節 鳥栖 B+@(ミンテ・福森・ロペス・金子)
ーー連戦開始ーー
4/3 -土 L7節 福岡 B+@(田中・ルーカス・小柏)
4/7 -水 L8節 F東京 A
4/11-日 L9節 鹿島 B+@(ミンテ・福森・ロペス・金子)
4/16-金 L10節 横浜M A
4/20-火 ル3節 鹿島 B+@(田中・ルーカス・小柏)
4/24-土 L11節 仙台 A
4/28-水 ル4節 福岡 B+@(ミンテ・福森・ロペス・金子)
5/2 -日 L12節 湘南 A
ーー8連戦ーー
この様に、「Aチーム」と、「Bチーム+@(一部Aチーム選手限定起用)」の<交互起用>を原則、一部「対戦チーム(強弱考慮)」により入れ替え・変更、としています。
ポイントは、
・Aチームは、現在の「リーグ最強戦力」を維持・上昇、のため「累積疲労滞留ナシ」の「良好フィジカルコンディション」維持を確保。
・Bチームは、実戦での「戦力・レベル不足」を補強のため、毎試合+@戦力として「一部Aチーム選手」を「限定時間起用」の編成とし、Bチーム選手の「個々パフォーマンス上昇」を狙い続け、チームとしての戦力上昇を期する。
・+@「一部Aチーム選手」の「連戦起用」は、最高でも「3連戦」までに限定し、更に「フィジカルリカバリー力の低い選手」は除外とする。
(宮澤・駒井・チャナ・菅野の4選手は除外し、連続起用除外=中5・6日確保、との扱い)
・選手の「復帰・合流」「逆に離脱」発生の都度、「Bチーム強化」➝「Aチーム昇格・戦力アップ」で、両チームの「戦力アップ・成長」を期する。
という事です。
今後の選手起用・チーム編成での根幹戦略と、具体的日程毎の「選手起用方針」となるものの、考察でした。
<大注目>のポイントです。
2021年03月04日
本日、今シーズンの過密日程がその厳しさ・牙を露出した「中3日」のルヴァン杯GS第1節福岡戦をギリギリの勝利結果を掴み、次戦まで更に深刻な「中2日」で、豊田スタジアムのアウェイ戦となり、前日移動のため「金曜現地入り」のために「明日1日+明後日午後移動で午前0.5日の1.5日」となります。過密日程は、早や<過酷>日程に変化しています。
本日試合内容と次戦名古屋戦展望には、この「過酷日程」が最大要因となったものでした。
そんな、本日ルヴァン杯試合、続いて、次戦「名古屋戦」展望に取り組みます。
1.本日・ルヴァン杯GS第1節福岡戦内容
ルヴァン杯は、リーグよりの公式試合スタッツリリースが無く、データ値はシュート数のみしかありません。
前半 コンサ7本 福岡6本
後半 同 1本 同 3本
計 同 8本 同 9本 との数値からは、
コンサの試合基準シュート数15本には、約半減で、
<極めて不出来な「シュート数=決定機数」>との評価しかありません。
Bチームだから仕方が無い、との単純理由は、言い訳にもならず、
<トップチームの数値(前試合23本)>の1/3であり、
<決定機構築力は1/3>しかない、との証明となったものでした。
試合起用の個々選手に「優れた点と同時に大きな問題点・課題点」が顕著で、優れた点があっても、トップチームに入れる能力・力には不足している、との現実を証明したものでした。
この試合の「数少ない良かった点は、勝利の結果とそれへの意思」しかありませんね。
傑出プレー(トップチームレベル)は、攻守に亘り「皆無」でした。
問題・課題プレーは局面毎に多数で、「精度・速度・強度」不足、「戦術理解と連携(組織・連動プレー)実現」に問題の主因があり、「個々選手の理解不足」が根幹原因でした。
・・一言で表現すると「コンサのプレーは実現出来なかった」という事です。
「勝利結果」を獲得できた理由は、対戦チームも同様に「弱体化戦力チーム」だったから、が最大理由で、「強力チーム(鹿島・鳥栖のBチーム)」対戦では、同様勝利獲得は極めて至難、との内容です。
本日の守備「マンマークハイプレス消滅・自陣ゴール前でのミスプレーだらけ・強度とカバー連携貧弱」は、J1では通用困難。
攻撃「コンビネーション皆無・スピード停滞・低精度」で「決定機が8回」も出来たのは、それ以上に「相手・福岡の守備強度・速度・連携が低かった」からです。「J1レベル守備」には、「決定機構築は殆ど困難」は濃厚です。
こんな「低レベル・Bチーム」が、この酷い試合内容を「反省・レベル急上昇急務」の機会とし、急上昇出来れば、当初想定の「Wトップ(同ハイレベル)チーム編成」に近づきますが、このままのレベルから「離脱・脱却」出来なければ、「トップチーム固定化」となり、「過酷日程」の今シーズン進行で、早々に、「トップチーム・パフォーマンス低下」の緊急事態化も、大きく懸念される所です。
こんな「体たらくプレー」の脱却を期待するものです。
試合内容は「論評にも値しない低内容試合」で、大きく失望です。
もう一度<本日スタメン全選手の反省・自覚・覚醒・奮起・改善を期待する>ものです。
「Aチーム選手の本日試合流用」は、3選手(小柏・田中・ルーカス)を「30分限定」起用に留まり、次戦に「ややハード実戦トレーニング実施」との内容となり、次戦名古屋戦で「より身体が軽く、キレを増す」効果を期待できる
点は、良かった点で、「Aチーム戦力温存し、次戦コンディショニング良好で迎えられる」とのミシャコメント通りでした。
2.次戦・リーグ戦第2節名古屋戦展望
前ブログで記載の通り「第1節のコンサパフォーマンスの試合数値」は「驚異的なハイレベル」を証明し、一瞬の<首位>は、リーグ随一のコンサ攻撃力との評価・判定を得ました。
次戦・名古屋戦でも、本日試合後ミシャコメント「Aチーム温存出来、名古屋戦は、横浜FC戦の再現を図る」との決意表明通り、<圧倒的コンサ攻撃力で、名古屋にも大勝・リーグ連勝・公式戦3連勝>を掴みます。
では、先ずは対戦チーム「名古屋」現況から。
➀名古屋現況
最初に、第1節・福岡対戦「2-1」勝利。しかし、前半4分・後半10分FWマテウス2発で先制・追加点獲得するも、後半25分から消極姿勢で、福岡猛攻を受け、37分オウンゴールで一気に緊迫化し、ギリギリ辛勝で、「淡白な試合運び」に、未だまだ「パフォーマンス低レベル状態」を証明していました。
昨年は、
順位3位 19勝6分9敗 得点45 失点28 得失差17
12位 1位 2位
コンサは、
12 10勝9分15敗 得点47 失点58 得失差△11
強力守備力と低攻撃力の典型的な「堅守・速攻型」チームでした。
特に、GKランゲラック・DF丸山・中谷・ボランチ稲垣・米本と超強力守備陣に、DF木本・森下・ボランチ長澤獲得で、ボランチシミッチ流失しても、更に強化となった。
しかし、「低得点攻撃陣」は、金崎・長期故障離脱で、CF山崎のみ、柿谷・斉藤獲得も、前田・阿倍・シャビエル・マテウスの豊富な2列目選手の増加で、CF絶対的不足の改善・解決は無く、シュートもPA内意識は乏しく、ミドル・ロングシュート比率が高く、決定率=精度は高くも、決定機構築数=シュート数とより近い位置でのシュート数が乏しく、得点力獲得改善には至っていない。
〔参考〕前試合「ギリギリ辛勝」の試合数値は、
得点 30m侵入 PA侵入 シュート 枠内 PA内数 決定率
名古屋 2 33 12 10 6 7本 20%
コンサ 5 49 25 23 11 19本 21.7
平均 1.25 40 11 12 4 8本 10.7
で、名古屋の侵入・突破不足、よりゴールへ侵入した位置でのシュート数不足が原因で、得点獲得不足を招くものでした。
➁戦術等
フォーメーションは、昨シーズンから固定継続の[4-2-3-1]型ですが、左サイド吉田・マテウス・相馬からのクロス・カットイン攻撃がメイン・ストロングパターンで、中央突破・右サイドは「シューター」役、また<「ハイプレス」は少なく、自陣堅守~個々タイト強力守備力+ブロック守備の堅守で、ボール奪取し、ビルドアツプは少なく、サイド展開と、単一・少数パターン攻撃が、攻略点です。
[有効対抗策]は、左サイド突破を封じる事で、対戦する「コンサ右サイド・積極・活性化の攻撃突破」で、「名古屋自陣守備に押し込む」対策が絶好策となります。・・右サイド「金子・ルーカス」の積極攻勢・突破が勝負の第1ポイントです。
また、強力DF陣も、唯一スピード攻撃にやや弱点があり、「ショートパス失点33%」と最大失点パターンてす。また、セットプレー対抗も、速いプレスキツクへの反応がやや遅く「セットプレー失点30%」も狙い処です。同様に、スピードクロスパスも狙い目で、リーグ最強守備陣も名古屋自信の「対人守備力の強度勝負」を回避し、<スピードと連係プレー(コンビネーション)勝負>は、確実に得点獲得が狙えます。
この様に、強力チームですが「守備型」チームで、コンサ・マンマークハイプレスの最適「ビルドアップ」型ではありませんが、「スピード・コンビネーション攻撃、サイドとDF裏等スペース強力突破」で、充分攻略可能チームです。
3.次戦コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
コンサの戦術は、「対戦相手毎も対策準備」ではなく、「どんな相手にも、より強力に同一戦術徹底を図る」との戦略・方針ですね。
「相手の特徴、ストロング・ウィークも、コンサ本来戦術の実施強度上昇で対抗」する事で、今回対戦も、何の迷いも無く、
コンサ・トレードマーク
「マンマーキング・ハイプレス戦術を中心に、ミシャ式コンサ戦術」を徹底し、多彩パターン攻撃~コンビネーションで中央突破とワイド(サイド)突破を組み合わせ、反復連続サイドチェンジ戦術、サイド・DF裏等スペースへ飛び出し戦術、派生セットプレーの多彩攻撃、
「攻撃型守備=マンマーキング・ハイプレス」で相手ボール交換(パス)自体阻止、相手陣深くでボール奪取とそこからのショートカウンターと守備・攻撃連動一体プレー戦術、守勢時は、ブロック組織守備と多彩パターン守備を展開します。
試合展開は、コンサ「攻撃型守備=マンマーキング・ハイプレス」で、ボール奪取から、コンサ攻勢時間拡大を図り、その中、多数決定機に決定力あるシュートで、複数・大量得点獲得し、「得点勝ち」勝利を図ります。
想定試合展開は、
試合開始~20分 コンサ攻勢継続、名古屋カウンター狙いの緊迫状態
ハイプレスからのショートカウンターで先制獲得
45分 コンサ攻勢継続、追加点獲得
<2-0で前半戦終了>
後半開始~15分 コンサ攻勢継続、緊迫状態
選手交代で活性化
45分 コンサ攻勢再奪取し、追加点獲得
<3-0完勝>想定です。
起用想定メンバーは、
温存「Aチーム」で、前・第1節と同メンバー
想定スタメン
ロペス
チャナ 小柏
ルーカス 金子
宮澤 駒井
福森 ミンテ 田中
菅野
同サブ
ドド・菅・深井・高嶺・岡村・柳
小次郎
ですね。さすがに、「小野」はオフです。
名古屋戦こそが、コンサの強烈攻撃力・戦力を証明する試合となります。
公式戦3連勝・リーグ戦連勝で、開幕スタートダッシュ成功を達成です。
2021年03月03日
昨日、公式試合データがリリースされ、各項目を確認すると、コンサ・首位の理由、そして、今後の活躍を証明する内容が明白です。
点検・確認してみます。
〇公式試合データより
コンサの項目別順位等を一覧します。
➀得点とシュート-<得点獲得力>
PA;ペナルテイーエリア
得点 - シュート - 枠内 - 決定率 -PA内数 -PA内率
札幌 1位5点 -1位23本 -1位11本 -4位21.7% -1位19本 -2位82.6%
平均 1.25点 -11.6本 -4.0本 - 10.7% -7.7本 -65.9%
順位 2位3清水-1位23鹿島-2位9C大 -1位33.3清水-2位15C大 -1位100横C
3位2川崎-2位20C大 -3位8川崎-2位25.0横C -3位14鹿島-2位札幌
名古屋 -4位7広島- 福岡 -4位12川崎-3位80.0大分
C大阪 広島
ワースト 17位0柏 -19位4横C 20位0福岡 17位0柏 -18位3F東 20位37神戸
横浜M - 福岡 18位1F東 横M 神戸 19位44清水
湘南 -18位5F東 湘南 湘南 福岡 18位45横M
G大 -17位7仙台 G大 17位57仙台
➀-2攻撃機会~支配率・30m侵入数➝PA侵入数-<どこまで突破したか>
支配率 30m侵入数 PA内侵入数
札幌 7位54.3% 5位49回 1位25回
平均 50% 40.1回 10.8回
順位 1位62徳島 1位85広島 2位19広島
2位58浦和 2位61鹿島 3位16川崎
3位58神戸 3位58徳島 C大阪
4位57広島 4位54浦和 5位15鹿島
ワースト 20位37大分 19位21横C 20位3神戸
19位41F東 大分 19位4横C
18位41G大 17位25清水 17位5F東
17位42仙台 神戸 清水
コンサ5得点獲得の理由は、
・支配率7位の中程度ボール保有でしたが、
・積極攻撃で、相手「30m侵入(相手守備エリア)への侵入5位・49回」、しかし、
・コンサの大量得点の真髄・根幹となる「PA内(相手ゴール寸前・相手GK対戦・決定機エリア)~まで突破が、断トツ1位・25回」で、
・そのエリアの「PA内シュート数・断トツ1位・19本」が、
・シュート精度と有効数「シュート枠内数・1位・11本」と、
・シュート精度「シュート決定率・4位・21.7%」を掛け算され
・最多得点「得点断トツ1位・5得点」となった、
との、コンサ攻撃特徴ー
「積極攻撃姿勢~相手陣侵入~より深く侵入突破~決定機で多数シュート~近い位置により決定率上昇~多数得点獲得」が数値上証明されました。
逆に、
・低支配率のボール非保持姿勢
・攻撃消極型の「堅守・速攻」強く徹底
・相手陣への侵入・突破数減少
・少ない攻撃数に拘わらず、より深くへの侵入困難
・相手ゴールへ遠い位置からの少数シュート
・当然低決定率
・結果は、得点獲得力縮小
との<逆スパイラル>進行した展開・結果では、勝利は遠いもの、となっています。
第1節で、
「積極型チーム」と「消極型チーム」は前者が圧倒、との結果です。
注目は、昨シーズン「消極型チーム」が、「積極型チーム」へ転身している、点です。
積極型・・コンサ・川崎・名古屋・C大阪・広島・徳島・浦和
消極型・・FC東京・横浜FC・湘南・福岡・仙台・G大阪で、戦績は「積極型」が間違いなく上回っています。
今後の注目ポイントです。
2021年03月03日
既に、昨夜・ルヴァン杯グルーブステージ開幕し2試合実施、今夜、コンサも、ルヴァン杯新シーズンを、グループステージ(GS)開幕で開幕。
ルヴァン杯・直前展望を確認致します。
ルヴァン杯直前展望
ルヴァン杯は、「リーグ上位獲得&カップ戦優勝」とのコンサ長期「育成計画」~最終段階・到達基準目標と設定されている【今季チャンピオン獲得】を狙います。
グループステージ・GSは、上位2チームの8チームが突破し、プレーオフステージ(PS)で、ホーム&アウェー2戦で勝利の4とACL組4チームでのプライムステージ・準々決勝~優勝決定戦との設定。
昨シーズンは、ACL戦績で、GS突破数の変動があり、「1位突破」が熱望条件でしたが、今シーズンは、ACL日程前倒しとなり、GS突破数確定となったもので、「コロナ禍」の波及影響によるもの。
そのため、今シーズン、<トップ=1位突破>のため「トップチームのルヴァン杯起用」要請は低下し、
「Bチーム主体のルヴァン杯選手起用」が、昨シーズン以上過酷となった「シーズン日程」対策の「ターンオーバー制」徹底から、<リーグの主戦略>となっています。
コンサでも「その戦略を選択」との方針は、
「ノノ社長コメント;ミシャの選手固定起用傾向(連携熟成指向)でも、今シーズンはターンオーバー型が良い、とアドバイスする」、との内容通り進行しています。
今朝のマスコミ報道では、その内容通り、
「新加入選手・復帰選手を中心したチーム」編成を選択、との報道でした。
前回ブログで予想通り「Bチーム」選手起用となります。
という事で、「Bチーム選手達の勝負処」で、<Aチーム入り>も兼ね、<A・B両チームのレベル差縮小➝同質化>を狙い、「最強化チームへの道」追求となる「ターンオーバー制」導入です。
但し、今シーズンの「ターンオーバー制」の最重要ポイントが、
【ルヴァン杯試合限定等の「試合分類」による採用ではなく、「日程」を基準として、<A・B>チームを交互に選択・起用となる】
との採用・選択方針です。
と言っても、前記のとおり、ややレベルダウンも「可」とする、ルヴァン杯GS戦略により、「A・Bチーム選択」計画は、先ず「ルヴァン杯GS」は「Bチーム」選択を決定し、その上で、リーグ戦「日程」を、<交互起用>となる様に、選択・決定となります。「ルヴァン杯・POS以降は、Bチーム先行選択から、日程基準」が適当です。
しかし、両チーム<入り>の個別選手構成には、弾力的・積極的に「入れ替え=トップ(A)チーム入り」が発生し、「選手のポスト競争激化」はシーズン一杯継続し、シーズン終盤、「Aチーム戦力が最高値・レベル」到達との図式です。「ターンオーバー制」を「選手強化・レベル上昇」に活用する取り組みは、とても効果的ですね。
昨日予想は、別メニュー中野が含まれていて、修正です。
待機組・・・ジェイ・中島・青木・岡村・柳・中村・小次郎・大谷・阿波加(FP6・GK3)
限定起用可能・・・小野・高嶺・深井・ドド・菅(FP5)
起用緊急時のみ・・駒井・ルーカス・小柏・宮澤・田中(FP5)が対象。
修正スタメン予想
中島
ドド ジェイ
菅 高嶺 深井 青木
中村 岡村 柳
小次郎
サブ 小野 ~長時間交代起用可能
駒井・ルーカス・小柏 ~極力限定起用
宮澤・田中 ~5名交代外用起用無し
GK大谷
で、個々能力が高く、Aチームに匹敵、高さ・空中戦はそれ以上となる「強力チーム」ですね。
リーグ戦同様、事前予想通り「4-0」以上の大勝を勝ち取りましょう。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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