2022年09月27日
先ずは、次戦・川崎戦の戦略と方針です。
コンサは、現在、シーズン前のリーグ上位目標は、リーグ残留へ目標変更、との状況ですが、
今シーズン・リーグ残留争いでの[降格圏勝点想定]は例年より上がり安全圏勝点[39]、との見方がよく見かけられ有力です。コンサも残り5試合で[あと勝点4]獲得を図る、との目標となります。
しかし、残る対戦は、H川崎・H福岡・A浦和・A広島・H清水となり、コンサより順位が低いチームは、僅か福岡の1チームのみで、現在リーグ順位で、[コンサより上位チーム対戦]の中、目標勝点[4]獲得を果たさなければなりません。
順当な考え方からは、下位2試合〜福岡・清水戦で[目標勝点獲得]とする所ですが、問題は清水戦はシーズン最終戦で、そこまで残留目標勝点到達が伸びるのは、清水戦に[一発勝負・シーズンを賭ける]事となり、リスクが高過ぎです。そのため、それまでの上位対戦3試合〜川崎・浦和・広島で、[1点]でも勝点積み上げを図り、出来るだけ、早い時期に、[残留目標勝点到達]としたいものです。
即ち、上位対戦試合は、[勝点1以上狙い]試合と言う事です。
しかし、ミシャは、その攻撃スタイルから[勝点3狙い・攻撃勝負での勝利]戦略だ、と言う事は間違い有りませんね。
次戦・川崎A戦は、[攻撃勝負]試合です。
そんな次戦対戦を予想・想定してみましょう。
1.対戦チーム[川崎]現況
現在戦績は、
順位2位 勝点54 16勝6分7敗 得点51・失点32・得失差 19 ですが、昨年の圧倒的戦績(同旬時期)
順位1位 勝点72 22勝6分1敗 得点63・失点19・得失差44
昨年リーグ圧倒、席巻した姿、戦績は、全く相違し、具体的に、勝ち数と負け数、得点と失点が、大きく低下し、間違い無く、戦力低下となりました。それでも、リーグ上位はキープしていますが、首位横浜FMとの勝点差[5]であり、得点・失点差(得点△8・失点+2)から戦力差も顕著で、リーグ連覇は極めて困難。
その原因は、とても明白で[主力選手流出による戦力低下]で、リーグ制覇して来た中核メンバーの大半が、移籍流出と故障離脱で、格下レベル選手での補強・補填に未達だと言う事ですね。
流出は、三笘・田中碧・マギーニョ・宮代・旗手・イサカゼイン・イキョンテ・長谷川竜也の8選手は、中核にサブのベンチメンバーだらけ。
故障は、 車屋・登里・大島・チャナティップ・レアンドロダミアンと、こちらは、主力メンバーばかり6選手が、長期離脱。
代替は、主力級のチャナティップ以外、カテゴリーアップの若手抜擢選手に、育成昇格選手を加え、昨年なら、サブや試合メンバー入りも無かった選手での現在主力形成は、前シーズンまでの[リーグ圧倒戦力]とは雲泥の差で、チーム戦術の変化は無いにも拘らず、起用した選手能力の低下による[チームパフォーマンス低下]となり、戦術の実践威力も低下したものでした。
この様に、前年のチームとは別チームで、[極めて勝ち難いチーム]から[攻略ポイントも有り、勝利獲得も可能チーム]となりました。
しかし、コンサの前回対戦は[2-5]で、[大敗]に見えますが、[途中85分までは、2-2の超拮抗試合が、ラスト10分で3失点で敗戦]と勝点獲得寸前に取りこぼしの試合でした。その原因は、後半フィジカル消耗でパフォーマンス急低下、相手超強力交代選手による急激相手戦力上昇、ミスからの失点、と反省点の多い内容でしたが、現在、フィジカル拡大到達、コンサの途中交代選手の充実と戦力急増で、前回に様な[取りこぼし展開]は無いですね。
試合は、超接戦・拮抗内容必至でしょう。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
検討の最大ポイントは、[起用選手選択]に焦点が絞られています。
その前に、
[コンサ想定戦術]
上記の通り、超接戦・拮抗内容とするためには、川崎の基本スタイル〜パスサッカーに制限を与えるため、守備ラインからのビルドアップ阻止から開始し、中盤・前線エリアで、パス交換を阻止を図り、全エリアで、ボール奪取、それからのカウンターやビルドアップの攻撃を仕掛けます。
そのための最適手段・戦術が[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]であり、前回対戦では、[ラスト10分の緩みと低下]が敗戦直結となり、試合全時間フルカバーの必須戦術となります。
仮に、コンサが、大差=複数得点差の[勝勢]を構築出来た場合に限り、自陣リトリート・コンサ式ミシャスタイルも、あり得ますが、そんな最高な展開は、先ず困難で、次戦試合戦術は、フルタイムで、同一戦術です。
[想定試合展開]
試合早々から、コンサのリーグ最強ハイプレスが作動し、川崎ビルドアップ阻止・ボール奪取からのショートカウンターが炸裂。
コンサが、決定機獲得を含め、試合コントロールで推移。そのコンサ優位局面での、コンサ決定機に「得点獲得成功」となるかが、試合成否に直結する重要ポイントです。
「先制成功」となれば、一挙に、勝点獲得は近づく展開です。
しかし、川崎も、コンサマンマークに慣れ始め、マークを外し、一気にスペースへの展開から、コンサゴール前決定機が多発し始め、そこで、失点も覚悟する所。
正に「得点取り合い勝負」となり、互いに攻守が切り替わり、追加点獲得となり、3得点獲得が勝敗の分岐となるでしょう。
「3得点獲得」が、最重要ポイントです。
想定試合結果は、【 3-2・撃ち合い勝ち 】を目指します。
[試合メンバー想定]
前練習試合でテストメンバーを軸に、検討となります。
オールコートマンマークプレス、マンマークハイプレス適性の高い選手で、走り勝ち・球際スプリント勝ち・スピード勝ちとなる選手をスタメン起用、パフォーマンス低下前に、同様パフォーマンスを発揮する選手を途中「5枚枠」起用です。
<スタメン>
GX
駒井 小柏
ルーカス 高嶺 荒野 金子
福森 岡村 田中駿
菅野
<サブ>Out IN
小柏 → キムゴンヒ
駒井 ⇒ (ボランチへ)
荒野→ 興梠
GX → スパチョーク
(リザーブ) 菅
青木
西大伍
大谷
スタメンも、途中交代も、同レベルで、異なるストロングを持つメンバー揃いで、
試合当初から、途中交代も含め、フルタイムで、フィジカルと戦術を高いまま維持が可能となりました。
コンサのリーグ最強戦術強度、魅力一杯サッカーが炸裂します。
2022年09月25日
中断期間に、各チームは戦力回復・上昇への整備に注力中ですが、
コンサも、
選手フィジカルコンディションアップと、
既存戦術の徹底・レベルアップ、
その流れに沿った個々選手の調整と能力アップ、と課題や目標は絞り込まれ、集中したものです。
そんな整備成果のテストと、試合用コンディション維持のため、
金曜・札幌大学に東海大学と、2試合連続・練習試合を実施しました。
その練習試合で確認・テストされた内容を、点検してみます。
1.練習試合確認ポイント
[選手ポジション] 練習試合は、30分×2本(60分) 時間変則マッチを、各大学と実施する、30分×4本(120分)内容でしたが、1試合目・札幌大学戦〜30分:①、30分:②、2試合目・東海大学戦〜30分:③、30分:④と記載します。
① ②小柏→ゴンヒのみ
GX GX
駒井 小柏 駒井 ゴンヒ
ルーカス 高嶺 荒野 金子 ルーカス 高嶺 荒野 金子
福森 岡村 田中駿 福森 岡村 田中駿
大谷 大谷
[ 2-0]勝利 [ 2-0 ]勝利
得点:小柏・駒井 得点:GX・駒井
③ ④山口r→佐藤r.山本r→小山r.小次郎→松原のみ
ゴンヒ ゴンヒ
中島 興梠 中島 興梠
山口r 青木 藤村 田中宏 佐藤r 青木 藤村 田中宏
中村 西 山本r 中村 西 小山r
小次郎 松原
[ 1-0 ]勝利 [ 5-1 ]勝利
得点:ゴンヒ 得点:田中宏武・興梠・中島・和田r
⑴トップチーム、サブメンバー分類
先ず、
①②の第一試合チームが、スタメン候補・トップチーム、
GX・駒井・小柏・ゴンヒ・ルーカス・高嶺・荒野・金子・福森・岡村・田中駿太・大谷の12名
これに、菅野・スパチョークを加えた14名
③④の第二チームは、サブ候補・トップチームメンバー、
中島・興梠・青木・藤村・田中宏武・中村・西大伍・小次郎・松原の9名
それ以外選手は、ベンチ入りには未だ距離があるサブチームメンバー、だと言う事が分かります。
ちなみに、それ以外選手は、若手〜西野・井川、故障離脱組〜宮澤・深井、超ベテラン組の小野伸二、となりますが、問題は、外国籍〜ミラン・ドドの2選手で、将来のコンサ選手人生は不透明、との現況ともみえるものでした。
更に、練習生4名〜山口・山本・小山・佐藤選手は、トップ2種登録選手やU18選手に名前が無く、新たな練習生=加入候補とも見えます。果たして、どうなんでしょうね。
⑵個々選手ポジションのポイント
[新ポジション]
従来想定のポジションから、新たなチャレンジとなる[新ポジション]起用が有りました。
ゴンヒのシャドー、中島・興梠のシャドー、青木のWボランチ、田中宏武の右サイド、西大伍のCBは、ポジションのダブりで[途中交代での限定起用]を改善し、新ポジションで、個々能力を同時発揮とするチャレンジでした。
[ポジション起用から見えた戦術やスタイル]
・トップチームで、サイド起用は、左に右利きのルーカス、右に左利きの金子を起用し、サイド突破だけで無く、カットインや逆サイドでのラストクローザーの強力シュートによる、得点増加拡大を本格的に狙う、スタイルとなる想定濃厚です。
・前線に、豊富な走力とスピードを持ち、マンマークハイプレスが強くボール奪取能力の高い前線選手を揃え、オールコートマンマーク、マンマークハイプレスを、更に活性化、との戦術を強力に展開です。そのため、守備力が落ちる興梠選手がスタメンでは無く、途中交代起用となる事となりました。
2.練習試合で確認した成果と課題
[成果]
・決定機構築力と得点獲得
① 〜 4回 2点
② 〜 3回 2点 第一試合7回で、4得点
③ 〜 5回 1点
④ 〜 5回 4点 第二試合10回で、5得点
①②④チーム・メンバーは、高いゲーム力・決定機構築に、50%以上の決定力
③チームのみ、やや決定力低下
得点者:小柏・駒井2・GX・ゴンヒ・田中宏武・興梠・中島・和田rは、決定力証明に成功ですね。
・守備力
④チーム・メンバー以外、①②③チームメンバーは、失点ゼロで、前線からの攻撃型守備が機能し、試合支配に成功でした。
[課題]
・シュート決定力は、決定機で外すプレーも有り、改善必要
全体として、選手のコンディションも良好で、戦術実践度も高く、良好パフォーマンスを発揮する、極めて順調な現況を証明した練習試合でした。
3.ソンユン復帰確定
今日の、三上代表GMコメント、その後の、ソンユンとのオンラインで、本人からも、10月から、コンサ復帰の発表が有りましたね。
思わず、涙が出そうになるもの。皆様の歓喜の声も聞こえそうです!
本当に、義理と約束、人情を守り、リーグトップセーブ王が帰って来ますね。
一挙に、超強力GK軍が誕生です!
2022年09月20日
W杯・最終TMのためのシーズン中断期間となり、
チームは、選手・指導陣が2日間の完全オフで、心身の累積疲労解消を行う所ですね。
残り5試合は、この中断明けからの3連戦の後、再度2週間中断期の後、2連戦で終了となりますが、累積疲労や故障回復を果たし、コンディション良好でシーズン終了となります。
長期離脱選手以外、選手コンディションは良好の中、残り試合起用を争うポジション争いが活性化し、チーム試合戦力は上昇、との結果となります。
そんな選手間競争に、大きな判定基準となる「決定力課題」の現況を確認してみます。
そのため、
確認用データとして[19節〜30節・11試合・選手別とチームのシュート枠内率]を使用します。
①19節〜22節・4試合 ②23節〜25節・3試合 ③26節〜30節・4試合 と3期間毎の数値です。
選手記載順は、得点・全期間枠内率の順番です。
枠内率 %
選手 得点 全期間 ① ② ③ 直近改善
青木 3 53 57 67 25 ↓
宮澤 1 67 ー 100 0 ↓
駒井 1 57 33 100 67 →
GX 1 50 0 ー 67 ↑
キムゴンヒ 1 50 ー ー 50 ↑
小柏 1 40 ー 0 50 ↑
田中駿 1 38 0 50 50 →
深井 1 33 ー 33 ー ー
ルーカス 1 30 ー 0 43 ↑
菅 1 29 57 0 0 ↓
興梠 1 27 0 50 25 ↓
高嶺 1 25 33 0 25 ↑
福森 1 14 0 ー 17 →
岡村 0 45 50 0 50 ↑
スパチョーク 0 33 ー 100 0 ↓
金子 0 27 0 ー 50 ↑
中島 0 0 0 ー 0 ↓
荒野 0 0 0 0 ー ↓
西大伍 0 0 0 ー 0 ↓
シュートゼロ選手 ミラン・ドド・田中宏・中村・井川・西野
チーム15得点 全期間枠内率36% 3勝3分5敗
①期間 枠内率31% 0勝1分3敗 改善成果
②期間 枠内率42% 1勝1分1敗 ↑
③期間 枠内率36% 2勝1分1敗 →
このデータのポイントは、
・11試合を通して、シューター(シュートした選手)は[19選手]、未シューターは[6選手]で、FP選手の76%が、全員攻撃・全員シュータースタイルを実践。⇒全FP選手がシュートトレーニング必要である。
・選手シュート枠内率は、大きな格差があり、40%以上基準達成選手[7選手]、基準未達選手[12選手]で、緊急改善対象選手[12選手]となっている。⇒改善トレーニング集中選手が特定される。
・枠内率で、①期間<②期間<③期間と、直近改善↑・→となっている選手[10選手]と、チーム改善トレーニング成果が出ている選手と、低下↓選手[8選手]と、分離している。⇒改善トレーニング集中選手が特定される。
・チーム全体枠内率は、①<②→③となり、[シュート枠内率上昇は戦績上昇へ直結する]との数値となっています。⇒直近トレーニングによる、シュート枠内率改善は、そのまま勝利・勝点獲得へ直接反映し、戦績を押し上げており、更に改善を図る事で、より戦績をアップさせる、と言う事です。
この様に、
特定選手への集中シュートトレーニング実施で、
シュート枠内率改善を実現し、
残るシーズン戦績を、大きく押し上げる、との展開が可能です。
また、選手個々能力も、低レベルのままでは、試合起用機会に悪影響となる事必至ですね。
個々選手の将来のためにも、本格改善に取り組む事が良い選択ですね。
特に、現在ミシャスタイルのマンマークプレスでは、マーク選手にどこまでも付く事が基本で、[シュートポイントに高決定力選手がポジショニングし、シュートを集中]とのスタイルは、不可能です。
そのため、シュートチャンスの可能性がある選手は、全員、シュート決定力を上げる事が必須となる訳ですね。
しかし、ミシャの信念で、全体シュートトレーニングは、
以前から、[シュートは個々選手の責任領域で、必要に応じ自己トレーニングをすれば良い]とのスタンスでした。
しかし、決定機でのシュート失敗多発で、戦績が急降下し、事態が急変となった6月頃から、全体練習の中に、シュートトレーニングメニューが初出現し、
初期は、ほんとに、初歩レベルメニューでしたが、
戦術トレーニングの最終局面として、シュートトレーニングメニューを加え、
更に、局面限定や、人数や設定限定でのシュートトレーニングをメニューとし始め、
その辺りから、[得点決定となるシュート]のため、[枠内と言うだけで無く、ゴールマウスの中のポイントを狙う精度]への意識とトレーニングが加わり、それらトレーニングの量が重なり、[シュート枠内率上昇=決定率上昇]に到達し始めているのが現状です。
そのため、未だまだ、改善し切らない選手はなお多数居ますが、徐々に、1人ずつ改善が進んでいる、と言う所ですね。
しっかりトレーニングで改善成果と戦績を上げましょう!
✳︎大卒ルーキーが、決定しました。順天堂大学4年、大森選手が、来シーズンより加入です。
以前より、複数年・獲得候補となり、8〜9月に、コンサトレーニングに参加して、選別確認・テストも合格し、加入交渉の上決定です。
コンサで、中島・キムゴンヒに次ぎ、[万能型FW]の加入で、スピード・テクニック・高さ・戦術強度の高い、強力FW陣が揃う未来チームが期待されますね。
次は、ソンユン加入交渉を期待しましょう。
2022年09月18日
[台風の影響が断続的に襲った試合環境]は、両チームの選手とサポーターへの試練となりました。
しかし、見事、試合後両監督が揃って[素晴らしい試合!]との評価を与える内容を見せ、事前に勝点獲得は極めて困難!とされていた、[リーグ最強チームからの勝点1]を達成。
激しい雨中、蒸し暑さ、想定外のピッチコンディションの中、頑張り通した
選手とサポーターへ、惜しみない感謝と声援を贈ります。
試合は、悪コンディションに拘らず、選手の走力とスプリント、球際勝負は、いつも通りで、
前半〜支配率・決定機数・シュート数でコンサが上回るも、
後半〜支配率・シュート数で、横浜FMに逆転を許す、とのほぼ拮抗試合でした。
ミシャからのコメントがあれば、「引き分け結果は相当」となる内容でした。
この様に、互いにチャンス・決定機数は、
コンサ〜前半9回・後半5回の14回、
横浜FM〜前半4回・後半5時の9回、で、実はコンサが優勢だったもので、コンサのパフォーマンスは、この悪試合環境下でも、高い内容を実現する頑張りでした。
残念ながら、両チーム共に、相手GKのファインセーブもありましたが、ミシャコメントの「しっかりヒットしたらゴールしていた」チャンスが複数有り、互いに[決定力課題]による引き分け結果となり、コンサに勝利の目もあった試合でした。
これから、更に天候悪化も予想され、選手とサポーターのコンサの皆様は、帰札の帰路であれば良いですが、呉々もお気を付けてお帰り下さい!
リーグ最強チームからの貴重な勝点獲得を噛み締め、高い内容・パフォーマンスに確かな自信を胸に、ここからの中断期間、ゆっくりと心身を休めて、英気を養って下さい!
本当に、魂に響く、感動的な試合を有難うございました。
✳︎本日は、現地参戦断念でしたが、次の浦和戦現地参戦にリカバリーをかけたいと思いま〜す!
2022年09月18日
台風の影響が、既に現在、断続的な大雨が続き、
これから、風も加わり豪雨状態に変化、との予報。
交通網の影響まで出るのは、今夜から明日となり、未だ、現在周辺での支障は出ていませんが、
試合会場・日産スタジアムは、付近に河川がある低地にあり、冠水道路も多発しそうです。
あまり酷い環境に悪化となれば、サポーターの安全性とサッカーへの影響から、
[延期対応もあり得る]レベルカモですね。
自身も、現地参戦予定でしたが
あまりの厳しさと、交通機関への不安から、参戦断念です。
選手、サポーターの安全優先で、出来るだけ早い決定を、願います。
現在、外は凄い雨状態です!
2022年09月17日
残シーズン・J1残留を決定付ける試合とする事も可能な明日横浜FM戦。
愈々、リーグ最強チームとの2連戦~横浜FM〜川崎戦が始まりますね。
リーグ最強対戦で、勝利や勝点獲得は極めて至難となる試合でも、そこで勝利や勝点積み上げに成功する事は、残留だけで無く、中位陣グループに上がる切っ掛けとなり、更に、チームと個々選手の自信と確信に直結し、残シーズン試合、更に来シーズンに繋がる、大きなモチベーションとマインド強化となるものです。
対戦の横浜FMの水曜開催も、京都の善戦も吹き飛ばし、大量得点差勝利を代名詞とする横浜は、もう一つの姿である[僅差1点差勝利]で、際どくも着実に勝点積み上げに成功。
大差勝利から僅差勝利となった、その原因は、京都善戦の対策プレーもありましたが、やや自滅気味[決定力の低下]=決定機で得点失敗が多数、となった事が大きく、ここ最近の、得点力低下による[やや戦力低下]部分が見えた試合でした。それでも、その攻撃力低下分、攻守のバランスが上昇し守備力がアップし、[僅差勝利パターン]が作動。そうなると、最大リスク[ハイライン裏スペースリスク]も消滅し、ゴールを割る事は、相当高いレベルでなければ通用もしない、との事を証明していました。
横浜FMは、ここ数シーズンの超攻撃スタイルの前提に、本来の[堅守]が個々選手の中に落とし込まれ、圧倒的な攻撃力のスタイルが、下がれば発動される、とのチーム底力を示した勝利を証明していました。
[超攻撃型]も[堅守・縦攻撃型]も、一級品ですね。
しかし、そんな難敵・横浜FM対戦も、[コンサのスタイルと戦力なら攻略法がある]との事前GXコメントもリリースされ、選手・監督スタッフは、勝利を掴む姿勢を強化しています。
スタメンは、興梠・GX・小柏の、[オールコートマンマークプレス]のストロングメンバーが濃厚で、両サイドは、ルーカス・金子で、スピードとテクニックと戦術で優位獲得を狙い、最終ラインは、岡村・田中駿太の鉄板コンビに、前試合・FKヒーロー福森を加え、攻撃の隙を完全に埋めるメンバーの選択となりそうですね。
それ以上に、サブ陣の豪華・強威力メンバーで、
万能FWキムゴンヒ、タイの至宝が輝き出したスピチョーク、実力11番通りの青木、サイドの鬼・菅、要の深井、売り出し万能CBの中村、はそのまま、他チームなら、スタメン起用されるメンバー揃い。
あぶれた、西大伍・田中宏武・ミランとドド・藤村と西野と井川、最後に、宮澤は、ベンチ入り待ちとなってしまうメンバーは、以前なら、スタメンやサブのベンチメンバー揃いで、急激な戦力上昇、構成する選手個々の能力一斉上昇に驚く所ですね。
台風の影響は、九州と西日本チームに、大なり小なり発生し、折角、揃い始め、平均化し始めた試合実施数の増減は、また該当試合発生となると、混迷が増す事となります。
それ以上に、試合会場は集まるサポーターへの悪影響は、いい加減にして欲しいですね。呉々も、安全安心となる様、試合運営をお願いするものです。
コンサ試合は、悪化前での良天候で試合可能となるでしょう。
試合終了後、速やかに帰札が必要だ、と言う程度はありますが、酷いピッチコンディションでサッカー変質や、試合開催延期などは回避し、
気温・湿度も含め、良好試合環境で、パスサッカー同士の、スペクタル試合となる事必至です。
コンサフルパフォーマンス、全力全霊で、超緊迫・超密度・スペクタル試合の勝利を掴みましょう!
2022年09月15日
8月〜9月テスト生として、トレーニング参加し、本人・チーム共に、実際確認をしていた、
順大FW大森真吾(4年)獲得へ交渉本格化との報道が有り、来シーズン新戦力獲得交渉は、ソンユン復帰に続く、第2号目となりそうですね。
この獲得候補選手は、身長181センチ・右利きで、フィジカルの強さと技術を兼ね備えた大学サッカー界期待のストライカー。名門・東福岡高時代には全国高校総体優秀選手に選ばれ、U―18日本代表としてスペイン遠征にも参加。順大でも2年時の20年に関東選抜A選出など活躍を続けたが、3年・21年7月右膝半月板損傷・手術で、停止状態も、術後の回復も進み、今回テストとなり、その潜在能力から、[即戦力選手]として、獲得方針としたものですね。
プレースタイルは、運動量・スプリント力にスピードを持ち、高いテクニックで、決定機に決め切るストライカー、途中パス起点のゲームメーカー、高さで最前線ターゲット・ポスト、と万能型FWで、ロペスやキムゴンヒに近いスタイルの好素材選手ですね。
近い将来のコンサ最前線は、中島大嘉と大森真吾時代を想定することとなりますね。
ソンユンも、今回、大森も、これから次第の部分が有りますが、ミシャスタイル・チームスタイルと、本人の目指す方向は、合致しており、あとは、契約内容次第とのかなり進んだ段階と、想定されます。
他チームでも、大学からの新加入選手は、特別指定として、相当加入・獲得が進んでいるチームも出ていますが、
U-18代表の中、リーグ未所属の大学籍選手は、僅か2選手で、その中では、故障回復次第で、最有力・有望選手となり、このままだとシーズンオフの目玉争奪戦となる所でしたが、その前に、大きくリードし、獲得へ前進です。
併せて、コンサ育成から大学リーグへ進学した数選手動向も注目で、進展があるとすると、この時期から11月位までに、動きが表面化するかも知れませんね。
その動きに、注意しておきましょう。
コンサの様な資金力制約が有るチームにとっては、既存実績評価の移籍選手の獲得には、資金力勝負で競り負けが発生してしまいますね。しかし、大学や高校からの、新加入選手獲得は、[リーグ規約による、新加入選手契約の年俸制限]により、規定額以上の[年俸・契約交渉]は発生せず、有望・有力選手の獲得も大きく広がる事となります。
その方法論により、契約年俸や移籍金を必要とする既存高実績選手の移籍中心から、金子・田中駿太・高嶺、小柏・田中宏武・中島と、多数のチーム中心有望な若手選手を獲得出来、現在のチーム主力と出来ているものですね。来シーズンへも、今回、大森選手はその流れでの戦力強化で、コンサの様な資金力制約から、更なる、有力選手獲得を、特に、大学からの新加入選手は、即戦力選手として成功する選手が多数例となっており、有力手段です。大学選手の特徴として、リーグチーム以上に、フィジカル成長を目指す徹底トレーニングの積み重ねが大きく、運動量・スプリント力・スピードレベルは、リーグ水準や、それ以上も出ています。
ミシャスタイルの様な[走力・スピード]を条件とするサッカーには、ピッタリですね。
2022年09月14日
コンサの運命を左右する、シーズン残り8試合は3戦目・横浜FM戦となりますが、ここまで、最高結果の2連勝を挙げ、第1の壁・初戦C大阪戦に続く、第2番目の壁となります。この壁は、現時点、リーグ最強チームとなっている、横浜FMとの対戦で「最大の壁」ですね。
しかし、そんな最強チームとの対戦前の状況は、ここ2連勝による勝点6積み上げで、降格圏からは離脱出来た事が、大きな価値と意味となり、次戦の[絶対勝利]獲得から、[引き分け含み勝点獲得]でも可、と出来たものとなりました。余裕や緩和では全くありませんが、「対戦上の余地・幅」は持てている、と言う事です。但し、更に次の対戦は、中12日の準備期間は有りますが、リーグ最強チーム[川崎]で、リーグ最強チームとの2連戦となり、勝点積み上げは極めて至難の業で「最悪結果2連敗も覚悟」との事となり、現時点の[降格圏との勝点差]はこれからの2連戦後、残り4試合時点で完全消滅・勝点僅差も、想定内・覚悟するもの、となってしまい、更にその後の対戦も、福岡〜浦和〜広島〜清水との対戦で、簡単な試合、勝点や勝利を計算出来る対戦・チームはゼロで、[酷い激戦]との展望も濃厚となってしまうもの。
こう見ると、本当に、ここ2連勝・勝点6は、莫大な価値と意味を獲得出来たものだった、と言う事を噛み締めますね。
同時に、横浜FM戦、川崎戦も、事前予想が多い敗戦では無く、粘り強く・引き分け、との結果で、勝点積み上げも追求しなければいけない状況です。
結論は、次戦は、
現時点の「余地や幅から、引き分け以上を求める試合」を狙い、追求する試合、です。
そのための準備・予想・展望を確認します。
1.対戦チーム「横浜FM」現況
試合数2試合不足で、下記に積み上げが想定され、
順位1位 勝点55 16勝7分4敗 得点57・失点29・得失差28
リーグ優勝に、川崎と並び、2強として、爆進中。
コンサは、リーグ1・2の、優勝争いチームとの連戦と強烈な日程ですね。
昨年同節も、川崎独走、リーグ2強として、優勝争いを展開し、
順位2位 勝点62 19勝5分3敗 得点60・失点23・得失差37 、と強烈な戦績でしたが、
得点・攻撃力、失点・守備力共に、リーグトップランク・2位で、最強の攻守を維持し、リーグ優勝を狙い続けている所。
チーム・クラブ全体、リーグ優勝への強烈な想いの下、熾烈なポジション争いで、チーム最強化を図り続け、戦力は、リーグトップを突き抜ける現状です。
所が、ここ5試合戦績は、3勝1分1敗〜得点9(平均1.8点)・失点4(平均0.8点)で、ここまでの平均得点2.11・平均失点0.8点対比で、得点力が低下し、戦績低下となっています。
この期間、公式戦3試合があり、全て敗戦で、直近公式戦8試合とすると、3勝1分4敗〜得点12(平均1.5点)・失点12(平均1.0点)と、負け越し、得点激減、失点急増と、かなり戦績低下となり、ここ2試合で連勝し、立ち直しをな図っている状況。
果たして、完全に立ち直り、リーグ最強の攻守戦力が復活したのか、未だ不完全なのか、資金石となる本日京都戦、続くコンサ戦は、注目試合となっています。
戦術は、ここ4年継続のリーグ最強・最新流行[ポジショナルプレーと、ハードチャージ・ハイプレス]で、前線のボール奪取からのショートカウンター、ワイド展開からのクロスと、攻撃優先ですが、今シーズンは、より落ち着いたビルドアップ・パスサッカーが増加し、その分、ハイプレス減少となっています。
これは、起用選手により、変化した部分で、
前線に、以前は、流出の前田や天野に、Mジュニオール・仲川で構成されたメンバーでは、強烈なハイプレスを仕掛け、前線でのボール奪取、そこからのショートカウンター得点は、チーム代名詞となるものでしたが、
現在の前線、ロペス・エウベル・西村・水沼は、そこまでのハイプレス強度・ボール奪取能力が発揮されず、当然、ショートカウンター得点も減少しています。
その分、よりスピードは大幅低下するも、確実に、ビルドアップ・パスサッカーで、自陣前進を果たし、敵陣内に布陣・ボール奪取位置を押し上げた上で、[高い位置での攻防]を展開、とのスタイルが増加しています。
更に、決定的だったのが、DFチアゴマルチンス流出で、スピードと守備能力を兼ね備え、ハイライン裏の広大スペースカバーを果たせる唯一のDFの喪失で、その代替・エドワルドでは、その穴を埋める事は出来ず、
両方の結果、前線守備低下と最終ライン守備力低下で[失点増加]、ショートカウンター減少・攻撃スピード低下で[得点減少]、となったものですが、変化後でもチーム戦力も、リーグトップで、高い戦力レベルでの変化で、或る意味、従来の[ハイプレス・ハイライン、代償としての、ハイライン裏の広大スペースカバーリスク減少]で、スリリングさ=リスクと隣り合わせた冒険型スタイルからは緩和との意味で、[攻撃最優先の突出スタイル]より[攻守のバランスが整備された]、とも言える変化です。
この様に、パスサッカー度が増加し、益々ボール中継点として重要となったアンカー・岩田、ボランチ・喜田が、キープレーヤーとなり、そこを制し、抑えると、前線放り込み、サイド突破に限定され、攻撃力を減退させられるものとなり、その両選手のマーカーがポイントとなるものです。
最前線決定力は、2021~13.7%・リーグ3位→2022~13.2%・リーグ2位と、選手が変わっても依然として、リーグトップを継続し[決定機8回毎に得点1獲得]との攻撃力で、その決定機を与えない、作らせない事、出来れば、7回以下に抑え込む事が、攻略ポイントとなります。
そのためには、全エリア・全ポジションで、ボール奪取・パス交換阻止を図る、最高強度のオールコートマンマークプレス戦術しか、有りません。
ここ数試合で、試合内フィジカル保持・コントロールを図る、オールコートマンマークプレスの実践強度を、上下させる事は、破綻を招き、低下の瞬間、失敗・決定機付与から失点場面としてしまいます。
[フルスロットル・最強・最速マンマーク徹底が必須]、と言う事です。
ロペスは、前線の決定的場面、途中ゲームメークでも、コンサ時代を彷彿させるプレーが続出し始め、調子を急上昇させ、チームフィット度を上げ続けています。そして、本日、京都戦は、FWロペス・シャドー仲川起用で、レオセアラ・水沼・渡辺・畠中は起用温存し、コンサ戦スタメン要員として、途中起用までのコンディション調整となる様で、レオセアラマッチアップ・マンマーク想定・岡村、Mジュニオールマンマーク想定・高嶺、更に、水沼マンマーク・福森ではスピード負けならば中村、エウベルマンマーク・田中駿太と、対戦マッチアップは、見もの!注目対戦となりますね。
水沼vs福森は、スピード負け確定なので、修正必要必至ですが、それ以外は、際どい勝負に持ち込む事は想定出来るもの、ですね。
いずれにしろ、"極めて厳しく、激しいマッチアップ・個別勝負"となる事は、必至!です。
とても、厳しく、難しい勝負だらけで、コンサでは、一瞬の緩みは、横浜FMの狙い所で、絶対に許されず、その緊張感と緊迫感に打ち勝つ[強いメンタル]こそ、決め手となる分かれ道、となります。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
記載の通り、ここからのリーグ1・2位との連戦は、今シーズンの中でも、最強チーム対戦で、最困難試合となる事は確定的です。
そのため、狙う試合目標は、[絶対勝利]獲得から[引き分け含み勝点獲得]でも可、と変化するも、勝点積み上げは、その後試合の困難さから、懸命に狙うものとなります。
そのため、最低限の引き分け結果とするためには、横浜FMのリーグ最強攻撃力を完封する事は、可能性が極めて低く、1〜2失点は想定しなければなりません。
となると、次戦・横浜FM対戦で、[2得点以上]を狙い、それ以上得点達成の場合のみ[勝利・勝点3]も可能となる、との図式と想定します。この想定確率はかなりの高さで、横浜FMが、引き分けと敗戦した試合は、1試合を除き、2失点以上となった試合のみで、
横浜FM対戦の攻略パターンは、[2得点以上獲得]した場合のみ、と言う点が、勝利と引き分けを掴む唯一の方法と言う事です。
と言う事から、次戦の大方針は、[超攻撃の殴り合い勝ち]を目指すとなり、間違えても、横浜FMリーグ最強攻撃力に対する[堅守・守備最優先]では無い!と言う事となります。
現在、J1リーグで、横浜FMを撃破・攻略可能な、最有力候補チームが、攻撃型スタイルで有り、コンサはその一角と成る、と言う事です。
リーグ最強チーム横浜FMの、肩を借りる・チャレンジャー姿勢で、[超攻撃型守備と攻撃]を仕掛け続け、そのための絶対条件〜走り勝ち・スプリント勝ち・球際勝ちに徹し、殴り合い勝ちか、相打ちを狙いましょう。
⑴想定戦術
そのためには、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスは、必須であり、そこでパス交換阻止によるパスサッカー完封、高い位置でのボール奪取からのショート・スピードカウンターを、多数回成功させ、そのまま多数回決定機を目指し、そこで確実に得点実現を果たす、との戦術のみが、通用するものです。
問題は、いつもの試合以上に、早いフィジカル消耗必至で、早い交代によるフィジカル維持が必要となりますが、その選手が、オールコートマンマークプレス戦術、マンマーク型ハイプレスを、緩和や低下させた瞬間、破綻発生し、コンサ攻守プレーを崩壊させ、横浜FMによる複数失点が待っています。
途中起用選手は、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスを継続出来る選手以外、不可、と言う事です。
そのため、途中複数起用からの戦術転換は、大量得点差勝勢とならない限り、有りません。
試合開始から、タイムアップの瞬間まで、同一戦術で、殴り合い勝ちか相打ちを狙います。
全エリアでボール奪取からは、横浜FMゴール前ならば、スピード・ショートカウンターですが、自陣やミドル位置からならば、ビルドアップで、ワイドをサイドとDF裏で狙い、コンビネーションとドリブルで、中央突破、反復サイドチェンジ、派生セットプレーと、多彩多様攻撃炸裂となります。
⑵想定試合展開
間違い無く、互いに、攻撃型守備を展開し、最前線守備からDFラインまで、厳しい球際勝負となり、ボール奪取した瞬間攻撃へ転換し、スピード・高精度攻撃で急襲する、との攻守転換を繰り返し、その中の決定機での決定力勝負となり、互い、一定決定力に成功すると、得点獲得勝負の殴り合い展開となります。
どちらかの決定力が、傑出・劣後の瞬間、飛び抜けたチームが、複数得点を重ね、一気に勝勢態勢を作る事が、想定され、互いに同様な決定力の場合は、得点均衡の拮抗展開となります。
勝負の決め手は[決定機での決定力]に凝縮される試合!
となれば、コンサに、勝点獲得チャンス到来となります。
そんな[決定機での決定力互角]となれば、次の決め手は、[決定機数・ゲームメーク力勝負]となりますが、そこは、コンサの得意・優位を持てる領域となります。昨シーズンの、横浜FM戦力ならば、リーグトップレベルのコンサでさえも、横浜FMの威力が上回り、横浜FM優位となるものでしたが、今シーズンは、横浜FMのゲームメーク力やや低下で、コンサが上回り、決定機数勝負は、より多く作り出し、[決定機数×決定力(率)]から、コンサが、得点勝ちの可能性が生まれます。
理想的な展開は、[決定力互角]・[決定機数コンサ優勢]で、[得点獲得勝ち]との展開です。
具体的試合展開想定は、
前半から、両チーム共に、得点獲得し、[1:1]
後半、コンサ決定機数優位で、得点勝負勝ちで、[2:1]
試合結果[3:2・コンサ撃ち合い勝ち]を想定します。
ポイントは、[決定機での決定力]=決定機に確実に決める、沈着冷静・ゴールターゲットを狙う・GKへのパスは厳禁とのプレーが出来るどうか、に尽きます。
先制かどうかは余り意味は無く、仮に先制しても、追加点を3点まで上げなければ、勝点獲得には至らない、として、更に、先制を奪われても、2失点までは想定内として、沈着冷静に攻撃仕掛け続ける事です。
いずれにしても、決勝点は、3点目にあり、それまでの過程は、どのタイミングに獲得するかは、結果としてはどうでも可能、と言う事です。
[3得点を只管に狙い続ける試合]です!
本日京都戦は、[2:1]で横浜FMの勝利となりました。
この試合でも、横浜FMが2得点し、対する相手チーム・得点が3点獲得となるか否かが、勝利の道だと言う事を示していますね。
併せて、イエローにより、守備の中軸・エドアルドが、警告累積で、コンサ戦は出場停止となりました。そのため、次戦、要の岩田はDF起用が確定し、ボランチ喜田・藤田との事から、パスワーク・パフォーマンスは大きく変化し、かなりプラス要因となりました。更に、選手の疲労感で、プレーの動き出しスピードが緩く、球際強度もやや低下、アーリークロスには弱点が発生し、セットプレーでは、真ん中は強固で、ファーからの折り返しが有効、などの情報も掴めた試合でした。
実際、次戦・コンサ戦のため、ロペスは45分、Mジュニオール・エウベルは66分、水沼は途中起用で20分、と温存対応により、スタメンメンバーが高い確率で想定出来るものとなりました。
それ以外選手は、過密日程の3連戦起用となり、明らかに、フィジカルコンディションは、下がったレベルで、上記、プレー動き出しスピードの緩みや、リーグトップの運動量とスプリント数、スピードの低下が想定される所ですね。
コンサのチャンスは、本日試合で、拡大ですね。
⑶試合メンバー予想
次戦、コンサの絶対必要戦術は、試合全時間、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスのフルパフォーマンスとなり、その実現、実践が出来る選手のみで、試合起用選択が、必須となります。
その適性と能力を有し、攻守でハイレベルパフォーマンスを果たす事が出来る選手が想定メンバーとなります。途中起用選手も含め、ベンチメンバー全員がその条件を高いレベルでクリアする選手の選択ですね。
[スタメン]
興梠
GX 小柏
菅 深井 駒井 ルーカス
高嶺 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
キムゴンヒ・スパチョーク・金子
青木・中村・福森
大谷
✳︎15FPは、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスを高レベルで実践出来る選手
✳︎福森は、6人目サブで、大差勝勢でのみ可能
走れる、スプリント出来る、スピード勝負出来る選手で、極めて至難の業の"殴り合い勝ち・得点勝負勝ち"勝点獲得、それも、勝点3を狙います!
全サポーターの総力結集で、至難勝利を掴む取りましょう!
2022年09月12日
[運命の一戦シリーズ]は、シーズン残り8試合・順位も追い込まれた[C大阪戦]からスタートしましたが、
本日の2戦目は、[大勝]結果での連勝となり、文字通り[コンサの運命]を力強く打開し、また一歩前進させました。
リーグ11位以下のチームの、29節戦績結果は、
[勝利・勝点3]〜コンサ 1チームのみ、
[引分・勝点1]〜清水・京都・湘南・G大阪・神戸 5チーム
[敗戦・勝点0]〜福岡・磐田 2チーム となりましたが、
この結果は、事前想定では[下位チームの挽回・逆襲]予想に対して、[想定外・意表]な試合結果と言え、
・[成功]〜我らがコンサの1チームのみ、
・意地と根性でギリギリ・[引き分け]にまで、やっと持ち込んだのが、5チーム、
・それさえ[不成功で残り試合減だけ]としてしまったのが、2チーム 、と「運命が別れた]ものとなりました。
29節終了により、これら降格争い8チームの残り試合は、5〜7試合と相違は有りますが、[試合減]=[挽回や逆転のチャンス減少]となり、次節以降、益々[チーム運命を左右する試合]として、試合の意味と価値・重さを増加させ、メンタルは更に追い込まれる事態となりました。
コンサが掴んだ[2連勝]の意味と価値は、莫大なもので、本当に、チームの運命を開くものでしたね。
良かったです!
そんな昨日の勝利、試合内容を分析・確認します。
1.試合ポイント
先ず、(試合速報項目別データ)を確認し、ポイントとなるデータ・数値を点検です。いつも通り、前後半時間推移で記載です。
コンサ 磐田
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 54 60 60% 46 40 40%
走行距離 54 55 109km 53 53 106km
スプリント87 85 172回 61 77 138回
✳︎走り勝ち・スプリント勝ち
決定機数 10 13 23回 1 2 3回
シュート 8 11 19本 3 2 5本
枠内数 2 5 7本 2 0 2本
枠内率 25 22 26% 66 0 40%
得点 2 2 4点 0 0 0点
決定率 25 15 20% 0 0 0%
✳︎試合支配・全時間帯攻勢・枠内率と決定率はまぁまぁ
パス数 227 363 590本 211 123 334本
成功率 78 82 82% 74 70 70%
✳︎ゲームメーク良好・後半加速
この通り、全項目で、コンサが優位や圧倒で、[試合全時間コントロールの上攻勢継続となった]事を証明する数値データです。
正に"完勝"を証明し、攻守どちらも成功実現となった、ものでした。
その原因ですが、
①磐田戦術の乏しさによる戦術負け
磐田戦術は、[ロングボール放り込み・到達ポイントに殺到する攻撃]との単純戦術のみ、僅か1パターンしか無く、
コンサは、
・コンサ前線守備で磐田パス起点にチャージを掛け、有効パス出しを阻止、
・予想のボール到達地点では、複数連携での準備と守備で、ボール回収を図り、磐田の狙うショートカウンターを完封、との対策で機能させず、
それ以外攻撃パターンは無く、完全な戦術勝ちとなり、組織プレーや連携力を発揮させない事に成功。
②一方、コンサの多彩攻撃パターンに、[ポジション・選手数・個々マッチアップで劣後]となり、組織守備、メンタルでも、圧倒し続ける、との戦術勝負完勝。
③局面毎のマッチアップ=個の勝負でも、競り勝ち場面だらけの完勝となり、[個別能力勝負勝ち]。
④メンタルと実践プレーで、前試合・C大阪対戦での厳しさ=C大阪からの、強烈な球際強度・寄せの速さ・縦攻撃の速さと鋭さの感覚・実戦体験とは、比較ならない程、磐田の甘さ・格差が際立ち、
コンサは、磐田ハイプレスゼロも有り[フリープレーとなるビルドアップ]、時間とメンタルで[余裕と自由なパスプレー]で、コンサ選手は、のびのび・自由にプレー出来、当然、沈着冷静、最適判断となる、狙いすましたプレーとなり、精度・威力溢れるパフォーマンス全開となった、
これら4事項により、コンサ戦術が想定・トレーニング通りに機能し、大量決定機を産み、残念ながら、ミシャ試合後コメントの通り「本当なら10点取れた試合」との話し通り、得点獲得漏れ・途中失敗が多数となるも、4得点の大量得点獲得となったものでした。
また、継続・最重要課題の「シュート決定力改善]は、「コンサ選手毎シュート内容一覧」で確認しましょう。
名前 シュート 同枠内数 枠内率 得点 決定率
福森 3本 1本 33% 1点 33%
金子 3 2 66 0 0
菅 2 0 0 0 0
高嶺 2 1 50 1 50
GX 2 1 50 1 50
興梠 2 0 0 0 0
ルーカス1 1 100 0 0
小柏 2 1 50 1 50
ゴンヒ 2 0 0 0 0
①シューターは、9選手で、全員攻撃実践でした。
②課題の枠内率は、不合格が、菅・興梠・キムゴンヒの3選手にとどまり、6選手が合格達成。
③決定力の根幹〜GKの届かないポイントシュートは、福森・高嶺・GX・小柏の4選手が合格、5選手が不合格で、改善傾向があるも、未だまだ未改善。
興梠は絶対に決めるべき局面2回も有り、2得点喪失でしたし、金子は、GK正面のパスシュートばかりで、ミシャコメントの「得点獲得漏れ」を指摘されるプレーでした。
流石の名手興梠も、焦りから、トレーニングでは絶対外さない場面に失敗する事も有る、との人間部分を見たものでした。
決定機=決定的場面・チャンスは、失敗・喪失すればする程、減少とプレッシャーが嵩み、結局、そんなチャンスも訪れない流れ・展開変化を産んでしまうもの。反対に、確実にチャンスを物にする、成功は、必ず次のチャンス・成功機会を導き、どんどん決定機が連続し得点加算、との好循環を生み出します。
次戦・横浜FM戦は、昨日試合とは比較とならない程の、厳しさ=球際強度・スピードと精度・走力勝負が待っており、決定機=チャンス数は激減は、予想・想定となるもの。
[数少ないチャンスに、確実に得点を実現する力・決定力]を目指すものですね。
コンサの各選手の活躍・躍動は、上記の通り、戦術勝ちによる、組織連携力発揮の事前想定プレー実現、との試合内容・展開が大きな要因ですが、個別能力も、キレキレやキラキラの、華麗プレーも多数発揮されましたね。
・福森・1.5年振りFK直接ゴールは、テクニックと沈着冷静と執念がこもった華麗FKで"これぞ!福森!"でしたし、
・GX得点を代表に、それ以外多数成功・決定機となった、コンサコンビネーション・ハイスピード・高精度・超連携は、ミシャスタイルの美しさと威力を現実とし、そのパスやドリブルワーク選手達の"真骨頂・快感と手応えの自慢プレー"でした。
・キレキレ選手は、絶好調で"魔術師復活"のGX、スピードとテクニックと闘志のルーカスのブラジルコンビ、スピード一級品の金子、元気の強メンタル・激しい上下動の菅、攻守の要・高嶺、安定と闘志の岡村、攻守の要2・田中駿太、途中出場で、解き放され能力発揮組では、我らがスピードスターを再証明の小柏、ハートと万能能力のキムゴンヒ、スピードスター2・華麗テクニックのスパチョーク、と、大活躍選手が大量です。
昨日試合で、問題・課題プレーは、興梠の2度の決定機シュートミス、金子のGK真正面へのパスシュート位しか無く、ほぼ完璧プレーで埋められた試合で、ミシャコメント「想定以上の得点獲得」にまで到達した、大成功試合、と言う事でした。
2.次戦以降への課題
⑴先ずは、順位と到達地点の確認から。(調整:残試合数差を調整)
順位11位と、1順位UPし、9位浦和へ勝点5(調整8)、10位名古屋へ勝点3(調整3)、となり、浦和・9位は遠いが、名古屋は射程圏でしょう。逆に、下位は、試合残数調整後の想定順位で、降格圏・16位想定・G大阪と、勝点8で、残り6試合の中での[2試合差分]は、連敗が重ならない限り、安全感が上昇したものとなりました。
⑵その前提で、これからの6試合の試合方針は、ミシャコメント通り[目の前の一戦・試合に全集中し、勝利を目指し、勝点積み上げの順位上昇と残留達成]との闘いである事は、自明の理ですが、同時に、来シーズンの飛躍と準備を重ね、[ミシャスタイル=攻撃スタイル]の徹底と進化を追求し、個別選手毎の、適合性と実際パフォーマンス拡大を図る、との残シーズン戦略となるものですね。
具体的には、現在主戦術の[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]、併用する[コンサ式ミシャスタイル]によるチームプレーレベルアップとパフォーマンスアップを図る、となる訳です。
ここにブレも、揺らぎもありません!
⑶主要課題としては、
①一戦毎勝利への対戦準備徹底
②重要チーム課題改善
③個々選手の能力・レベル・パフォーマンス上昇 、に成ります。
④チーム関係者ーコーチ陣能力改善、経営力強化となる体制整備
⑤来シーズンチーム編成への戦力整備・強化〜チーム構成に向けた、新戦力獲得、既存戦力の新陳代謝~放出・契約更改、
①試合対戦準備は、対戦毎、フィジカルコンディションコントロール、戦術実践パフォーマンス維持拡大に、対戦チーム対策が加わり、更に、起用選手・試合起用が焦点となるもので、週替わりのメニューとなり、これからブログのテーマの一つとなり、そこで記載して行くものですね。
問題は、
②と③で、
②重要チーム課題は、
・シュート決定力改善
・オールコートマンマークプレスの最適な試合活用法・パターン確立
・加入・合流選手のチーム融合、戦力化推進
の3項目。
③個々選手改善は、若手選手・新加入選手・中堅選手・ベテラン選手で、その目的・方法が異なり、個別課題は相違します。
・ベテラン選手は、選手寿命直結のフィジカルレベルダウンを防ぎ、経験値を活かし、チームの求めるプレーへの深い認識と実践を果たす事が、チーム存続・将来契約獲得の源泉となる、との事で、フィジカル課題がメインテーマ。
・中堅選手は、戦術意識とフィジカル・テクニック成長がトップ到達のピーク時期となり、自己最高パフォーマンス発揮・チーム中心メンバー確立を図るもの。試合出場・そこでのプレー実績と評価・契約内容アップ、時には、代表選出など、選手全開の活躍と、レベルステップアップによる成長を目指す。
・若手選手は、戦術理解と実践、個々パフォーマンス上昇、チーム中心メンバーへの成長を図る、
となり、試合とトレーニング徹底を図るもの、となります。
④の体制整備とコーチ陣能力アップ、⑤の契約更改と来シーズンチーム編成と整備は、正に、シーズンオフ後に亘る課題となります。
この様に、残りシーズンで、
・勝点積み上げにより、残留確定と、順位アップを狙うチーム目標と方針、
・個別重要課題改善、
・個々選手成長
・チーム、来シーズンへの準備、
を図る時期・期間、努力邁進、戦績と成長となるもの、です!
2022年09月11日
リーグ戦29節は、コンサ戦以外を残し全終了。
コンサ勝点に、下位チームから[勝点1〜2差]に複数迫り、今日の試合の勝利有無は、コンサだけで無く、多数他チームも大注目し、「敗戦の呪い」が聞こえてきそう、、カモ。
そんな、呪詛も吹き飛ばし、足踏み・清水を飛び越える[勝利・勝点3]が絶対必要だと言う事は、全コンサの共通事項、、ですね。
その試合は、現時点、最前線の選手構成が最大焦点・注目ポイントとなり、皆さん、固唾を飲んで、見守っている所ですね。
ポイントは、興梠・小柏・金子の3選手[コンディションと実践パフォーマンス想定]です。
興梠は、体調不調気味とのリリースで、スタメン起用の可否、
小柏は、24節完全復帰・大活躍~25節・26節と3試合後、故障発生、前試合離脱から、再復帰・完全トレーニングで、本人も出場意欲満々で、故障課題と絡み、起用可否、
金子も、23節~26節の4試合故障離脱し、28節復帰し途中出場で、起用可否、
戦術とチームプレーに直結の[中核選手]で、その起用有無は、試合内容・展開・結果を変化させますね。
・残念ながら、興梠は、コンディション不調とのリリースがあり、試合起用・ベンチ入りは回避・未起用とし、次々戦・横浜FM戦へ向け、コンディション調整が妥当。
・小柏は、完全復調の上、出場意欲満々ですが、フルタイムは勿論、途中起用も、連続ハイパフォーマンスを必要とする局面は、未だ不安で、途中交代。
・金子も、前試合起用も限定時間でしたが、パフォーマンスレベルは未だ低く、必要チームパフォーマンスからも、短時間限定起用が妥当でしょう。
と言う事で、興梠未起用、小柏・金子は途中起用となります。
その代替は、
今シーズン最高コンディション[絶好調GX]と[同じくパフォーマンス全開へ上昇中・青木]が軸に、
新加入から極めて順調な試合起用となり[上昇中キムゴンヒ・スパチョーク]、[オールポジション可能・駒井]で調整となるもの、です。
そこで、
試合起用図は、
[スタメン]〜オールコートマンマークプレススタイル〜
青木
GX スパチョーク
菅 高嶺 駒井 ルーカス
中村 岡村 田中駿
菅野
[サブ] 〜コンサ式ミシャスタイルと併用型〜
キムゴンヒ・小柏・金子
荒野・福森・(ミランと深井は悩み所)
大谷
となります。
2022年09月09日
6年間コンサ守護神として、相手ゴールストップを果たし続けた、<皆んなの恋人ク・ソンユン(28)>が、3年振りにチーム復帰となりそうですね。
その実力は、その恵まれた体格に加えて、俊敏性を併せ持ち、リーグトップを争うシュートストップ・セーブ率を争うリーグを代表する若手有望GK。惜しくも、26歳、コロナ禍でリーグ戦進行に不安・不透明感が発生の中、30歳までの韓国兵役義務期限を実践する、丁度良いタイミングだとの判断から、チームとサポーターの全信頼の中、契約解除・退団したものでしたね。
その時の合言葉が、"必ずコンサへの復帰!"で、固い意思と約束の下、別離したもの。
そして、当初の予定通り、兵役義務を果たし、コンサへ復帰への道として、交渉開始、と言う事ですね。
その間は、サッカーを離れた訳では無く、Kリーグで、代表定着の名GKとして、激しい争奪戦の上、J1大邱FCに移籍、翌2021年兵役義務を、国軍体育部隊傘下のサッカーチームである金泉尚武への期限付き移籍形式の入隊で図り、今年9月7日除隊で完了。その後一旦、K1大邱FCへ期限付き移籍復帰も、ソンユンの意思が強く「Jリーグへ復帰(コンサは復帰最優先)」として、契約解除となった所ですね。
ソンユンは、2012・U-代表で、将来の韓国代表を目指すため、急成長を求めC大阪に加入するも、3シーズン、堂々の韓国代表第1GK・C大阪正GKキムジンヒョンの壁、チーム内第4GK順位からの脱却不能で、2015・「1年期限でサッカー人生自体を賭ける」との意思と覚悟で、コンサ移籍。
コンサでは、加入直前までの、[2011〜2014・李 昊乗(イ・ホスン)・J1昇格主力メンバー]との大成功経験と、Jリーグ・韓国GKの優秀さの流行もあり、最優先で、埋もれていたソンユンを発掘し、加入初年から、第1GKとして、リーグ出場となり、
恵まれた体格・195cm82kgに拘らず、俊敏性に優れ、近距離からの強烈シュートも、ゴールマウスを80%位カバーする体格で、トップレベルのセーブ率となる逸材才能が、見事に開花し、Jリーグ有数の韓国籍GK、韓国代表も掴む成功を実現しました。
実力を示す数値・データを記載すると、
年次 リーグ順位
本人セーブ率 チーム被ゴール率
*15 12位 4位 〜鹿島より1億オファー
*16 21 18
*17 7 12
*18 2 3 〜キムジンヒョンに次2位
*19 4 6
20 菅野 5位 17
21 菅野12位 17
22 菅野 4位 18
*時期が、ソンユンの実績値で、急成長で、セーブ率アップを実現し、それがそのまま、チーム・被ゴール率に直結・守備力の中核で、文字通り"守護神"となっていた事、そして、そんな急成長の途中での、チーム離脱だった事も証明しています。
その後、菅野が、2019・セーブ率35位から、獅子奮迅の活躍で、過去最高のセーブ率を実績するも、チーム・被ゴール率は、悪化の一途で、現在のリーグ最低レベルは、3シーズン継続です。
その原因は、ソンユン→菅野の正GK変更で無い事は、菅野セーブ率の活躍で明らかで、戦術とDF陣が原因である事を、逆証明するデータ値でも有ります。
もう一点、非常に重大な事実を記載しますが、現在、Jリーグは、酷い若手・中堅GKの枯渇状態だ、と言う事です。
ソンユンの28歳以下、各チーム5試合以上出場の正・準GKは、引用・別表の通り、驚きの[僅か6選手のみ]で、ベテラン勢の一斉引退・流出は間違い無いリーグ趨勢となり、ソンユン・中野小次郎は、貴重な人材となる事必至です。
ベテラン菅野も、広島林に次ぐ高齢選手で、次シーズン正GKは無理となり、準やコーチ兼任が妥当でしょう。
絶対に、ソンユン獲得は、チームのこれから・根幹を作るものとなり、必須選手です。
確実に、加入・入団を決めましょう!
2022年09月07日
昨日ブログ記載の通り、
現在コンサの立ち位置は、
実質「13位・降格圏16位へ勝ち点6差」で、
僅か2試合敗戦のみで、降格圏転落の可能性も高い位置、という事でした。
次戦・磐田戦は、現在、最下位で、4連続未勝利が続き、特に、得点2・失点11~試合毎平均0.5得点・3失点、との[得点不足・大量失点=攻撃低調・守備崩壊]状態で、現時点で、リーグ最弱戦力・戦績チームで、対戦目標は【必ず・複数得点差勝利】=必勝 で、残りシーズン・強敵チームが多い中、【貴重な勝点3を確実に積み上げるチャンス試合】です。
という事で、次戦・磐田戦・必勝・完勝への展望を策定しましょう。
1.対戦チーム「磐田」現況
現時点戦績は、27試合実施(最大チームに△1試合)
順位18位 勝点23 5勝8分14敗 得点25・失点45・得失差△20
得点はリーグ15位、失点はコンサと同数のリーグ17位と、攻守にリーグ最低数値のパフォーマンスで、
前記の通り、直近4試合・リーグ最低得点・最多失点が変わらず、
残り7試合で、降格圏離脱・15位チームとの「勝点5」は、ここからの[驚異的・奇跡的な戦績急上昇]がない限り<降格極めて濃厚>と、最低・最悪シーズンを実施しています。
今シーズンは、昨年J2優勝を鈴木政一監督と体調不良時代行服部年宏コーチで達成するもチーム離脱で、J2甲府で、ポジショナルサッカーを展開していた伊藤彰監督就任。攻守バランスの堅守速攻型から、より攻撃的な戦術・スタイルへの転換を目指し、J2得点王ルキアン流出以外は、ほとんどの主力が残留。そこに、上原復帰、伊藤槙人完全移籍、DFリカルド・グラッサ、MFドゥドゥの補強、最大課題は、ルキアンの穴を埋める、杉本健勇(期限付き)とジャーメイン良、2年目ファビアン・ゴンザレスの活躍に期するものでした。
しかし、シーズンイン当初から、頼みの代表DF伊藤洋輝の海外流出に、肝心の[攻守にアグレッシブなパスサッカー・バルセロナスタイル戦術]への転換が機能せず[戦績低迷]となり、その結果責任で、伊藤監督解任9/6・現在は渋谷ヘッドコーチ昇格の状況。今シーズン戦術フォーメーションは、従来の[3-4-2-1]型を踏襲し、現時点でも変更無し。
選手構成は、最年長J1スタメンを張るレジェンドMF遠藤保仁を筆頭に、ベテランから若手まで揃えるも、リーグレベル選手は多数も、トップレベル選手は限定され、個の能力による打開・突破には不足も、戦術連携に成功すれば、高いパフォーマンスも可能な選手構成で、[適合する戦術選択と実践]課題が根幹課題となっています。
特に、守備陣は高さはあるも、揺さぶりとスピードに弱く、スルーパス・サイドチェンジ・クロス・セットプレーに弱点露呈で、早いパス回しや逆サイド突破・スペース突破が有効です。
攻撃は、サイドからのクロス、カウンターが主力の単調型で、ファーストディフェンスを固め、準備する事で、対処となるもの。
試合自体は、複雑と言うより、単純明確な攻守となり、闘い易いチームです。
激しい球際争い、一瞬の間も許されない緊迫・緊張、との試合とはならず、コンサの攻勢の中、時より、磐田ボール奪取からのカウンター展開となり、実際、コンサでの、多数構築出来る決定機に、確実に得点を重ね、複数得点差拡大を目指し試合進行し、複数得点差勝利・完勝を、確実に掴まなければならない、試合となります。残留のため必勝試合!ですね。
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
⑴コンサ必勝のための、対戦戦術は、
コンサチームスタイルの
・オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス
・コンサ式ミシャ戦術
・その合体型 の両戦術の使い分けと配分が、課題と成ります。
磐田には、そのどれもが機能・通用しますが、
[オールコートマンマークプレス]戦術の方が、より強力に機能し、試合完全コントロールに近づきます。
と言う事から、
スタートは、[オールコートマンマークプレス]で、ロングカウンターの起点・パス交換を制御・阻止を狙い、全エリアでボール奪取を図り、その瞬間から、スピードカウンター、サイドとDF裏スペース突破、コンビネーション中央突破、スピードの緩急と、左右・上下に、磐田陣を揺さぶり、ギャップ・スペースを産み出し侵入する攻撃で、攻勢をスタート。試合完全コントロールの中、決定機を連続発生し、そこで、確実に得点奪取とし、複数得失差の勝勢で、ハーフタイム。
後半は、
試合途中交代で、フィジカル低下前の早目交代で、チームフィジカル・走る闘う規律を守るを維持し、コンサ式ミシャ戦術の自陣堅守と、オールコートマンマークで全エリア・ボール奪取からの攻撃への切り替えで、失点阻止速攻と、攻勢を図る、との両戦術合体型へ、戦術転換が妥当ですね。
選手構成が、実は、
①これまで徹底トレーニングと実戦経験を重ね[完全理解習得]の選手適性
→ オールコートマンマークプレス型に最適選手群と
②フィジカルや戦術理解からの[限定]選手適性は、
→ ミシャ戦術型へになら適合性を発揮する選手群、
の2群に分離している現状。
②の選手群は、新加入や長期離脱からの久々復帰など、リーグ最高峰・至難戦術理解に未達の、有望選手群と、フィジカルや戦術納得不足から、戦術の一部内容未達となる選手群で、前者はいずれ①群選手に合流・混入となるため、トレーニングや経験積み上げが重要ポイントとなります。問題は、後者の選手群で、[戦術適合性]の問題で、深刻な将来と成りがちです。コンサのトップ戦術は、激しいフィジカル発揮が前提・条件で、ベテラン層などは、その条件未達で、トップ戦術実践では、穴やウィークを産んでしまい、ミシャ戦術なら適合となるものです。しかし、それがしっかり認識されないまま、その選手を起用すると、チームプレーに、齟齬や思惑違いからのミスを発生させますね。最近のミスからの失点の発生起因の一つです。
と言う事で、戦術適合性を前提の、選手起用が必須となります。
⑵想定試合展開
既に記載の通り、コンサが試合開始直後から、全時間攻勢を仕掛け、多数決定機を構築し、複数得点奪取を実現する、一方、磐田は、数少ないコンサボールロストをチャンスとしカウンターを仕掛け、得点機会をねらう、との試合展開が想定内容となりますが、コンサの、走る・闘う・規律を守るとの試合三原則が作動する限り、その通りとなり、それが緩み・甘くなった局面は、磐田チャンスが作動となります。
走り勝ち・球際勝ちが、決め手です。
時間経過で見ると、
試合開始〜15分 コンサ攻勢の中、複数決定機に先制獲得。
〜45分 コンサ攻勢が継続し、追加点奪取、磐田カウンターは阻止で、
[前半 2-0 勝勢]で終了
後半開始〜65分 コンサ攻勢で試合コントロール
65分 複数選手交代で、フィジカル活性化
〜75分 コンサ攻勢で、更に追加点獲得
75分 選手交代で、活性化と戦術転換し、失点阻止・追加点獲得狙い
〜90分 コンサ攻勢が継続し、更に追加点奪取で、
完勝 試合結果【 4-0 完勝 】との想定です。
⑶試合メンバー予想
試合開始からオールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス戦術を展開となり、①適合選手群からスタメン起用となり、小柏復帰も加わり、
[スタメン]
興梠
GX 小柏
青木 高嶺 駒井 金子
中村 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
キムゴンヒ・スパチョーク・菅
ルーカス・荒野・福森
大谷
試合最終盤フォーメーションは、
キムゴンヒ
青木 スパチョーク
菅 高嶺 荒野 金子
福森 岡村 田中駿
菅野
となり、コンサ式ミシャ戦術は、フル機能となる布陣です。
スタメン、更に別チームに変貌するサブ共に、磐田撃破は間違い無い、強力メンバーとなりますね。
次の日曜は、皆んなでドームは集合し、全力声援と拍手で、完勝奪取を全員で勝ち取りましょう!
2022年09月05日
前試合の"劇的勝利"、敗戦寸前での逆転勝ちで、コンサの現況は、どうなったのでしょう?
貴重な一勝で、降格争い真っ只中から離脱・安全圏入りしたのか?、
未だまだ真っ只中渦中なのか?、
より深刻化となったのか?
コンサの現在の立ち位置が、大変重要ですね。
整理すると、
現在値は、
降格争い対象チームは、11位名古屋〜18位磐田の[8チーム]で、名古屋が今回勝利で争い離脱し、マイナス1チームと、少しずつ、対象チームが絞られている所です。
最多試合数28と対比し、可能最大勝点(不足試合数×勝利勝点3)を加算した、到達可能勝点を計算との調整後の順位一覧を記載すると、
チーム 現在 不足試合 勝点+ 調整後
清水 11位 勝点31 0 0 勝点31 14位
コンサ12位 勝点31 +1 +3 勝点34 13位
京都 13位 勝点29 +2 +6 勝点35 11位
湘南 14位 勝点29 +2 +6 勝点35 12位
福岡 15位 勝点28 0 0 勝点28 16位
G大阪16位 勝点28 0 0 勝点28 17位
神戸 17位 勝点24 +2 +6 勝点30 15位
磐田 18位 勝点23 +1 +3 勝点26 18位
となり、
コンサは、13位・降格圏16位と勝点6差・2試合分、となり、基準28試合時点から残り6試合・最大勝点18との計算上は、僅か6差は、未だ、入り口部分で、降格圏離脱には、コンサで[これからの6試合]・シーズン2試合残しで勝点6差とするまでは、降格圏争い真っ只中のままで、そこでは、敗戦の瞬間降格圏転落の危険が継続し続ける、と言う事となります。
結論、現在のコンサ立ち位置は、
【降格争い真っ只中・その中では僅かにそのグループ上位も、一敗の瞬間降格争い8チームのミドル〜底辺位置に転落】 と言う事です。
呉々も、夢間違えても、前回勝利で、もう降格危険は遠のいた、などの夢幻は、勝利の美酒の酔い醒ましが不足!ですね。
現況は、更に、目を一杯に見開き、降格への激風・逆風に負けず、目の前の一戦・試合での勝利を確実に掴み、勝点を積むしかありません!
サポーターも含め、益々、クラブ・チーム一丸を進める事に邁進です!
現在、リーグは、上位争いも、その対象チームは、例年なら2〜4チーム程度に限定される筈が、7チームにチャンスが残る混戦となり、現在順位は、①広島~横浜~川崎~鹿島~柏~C大阪~鳥栖~FC東京~浦和~名古屋まで10チームですが、問題は、試合実施数の差で、コロナ禍とACL試合の影響で発生し、今後も、実施数が均一となる事は無く、不足試合数を持つチームの勝点獲得加算が、加わり、可能勝点での、順位調整があるため、本当の順位が不透明だからですね。その調整後の、可能勝点による調整順位は、①横浜~川崎~広島が頭を抜け出し、④C大阪~鹿島~柏~FC東京までの7チームに、チャンス発生となっています。
この様に、上位争い、降格圏争いと、上位と下位の2グループで、激しい混戦となっている原因と、リーグ現況は、どこに理由が、原因があるのでしょう?
主要・最大理由・原因の結論は、
[森保Japanの代表多数選出選出]が起点となり、その反映の[若手有力主力選手海外流出]・[海外市場離脱組の国内帰還]となった事から、【チーム間戦力差大幅縮小・収縮化】が原因です。
そのメカニズムは、
森保Japanの積極選手発掘で、[この2〜3年代表招集選手は100名超え、恐らくは105名]となり、代表選出をより幅広い才能を発掘し、W杯候補をより強くする、との取り組みを実践し、確かに、発掘不足や招集期待漏れとされるケースも、多くは理由が有り、ほぼ網羅、発掘完成とされています。
一方、選手側・選ばれる側では、憧れの代表、ましてW杯候補への道には、選手生命・人生を賭け、全てを捧げても良い、との意識は当たり前で、実際の行動にも成りました。
それが、代表により近付く最短手段が[海外移籍・活躍]で、屈強で、ハイレベルな海外サッカー環境で、一気に、ブレークと急成長を果たす特効薬である、との事で、[若手・有望・チーム主力選手の海外流出が加速]し、それで、J国内チームは[主力・中軸流出の戦力ダウンを喰らう事態発生]となりました。
それと同時にそのダウンした戦力補強を目的として、[海外市場へ移籍組の国内帰還復帰が相次ぎ]ました。
しかし、その[海外帰国組選手]の多くは、海外サッカー・所属チームの求めるレベル以下のパフォーマンスとなり、試合起用喪失・契約解除のケースです。また、同時に、海外では、クラブ移籍を行い、直前所属クラブのパフォーマンスレベル・戦術レベルが低いため、現在、戦術進化が急速度で進むJリーグチームでは、戦術遅れ・戦術理解不足が重なり、想定した[主力流出の代替によるチームパフォーマンスダウン回復]は、挙げられていません。
そんな[若手主力海外流出〜海外を中心に代替ベテラン加入]のパターンは、[代表招集が多かった、リーグ上位チームから発生]し、上位チームの戦力ダウンとなりました。
この様な戦力変化は、[上位・戦績を挙げていたチームに変化が多く、順位低下に従い減る]事となり、【チーム戦力均衡化】が進行しました。
その結果、現在、上位と下位チームの戦力差は緊縮化し、[ジャイキリ(巨人殺し)・逆転戦績]も不思議では無い現状となりました。
これが、混戦の主因と言う訳ですね。
同時に、チームの対戦姿勢にも反映し、甘い対戦予測で、例えば[格下げチーム編成]は、直ちに想定外敗戦を招くとの失敗・失策が現実となり、リーグの緊張感を押し上げています。しかし、選手レベルとなると、そんな姿勢が徹底されず、[高能力選手が、負け・失敗する局面・プレーが増加]ですね。
コンサでは、[森保Japan招集がゼロ→海外流出ゼロ]は、皮肉的も、プラス材料となっているもの。
しかし、チーム戦略、まして、個々選手レベルでは、レベル差縮小意識の現状認識には、格差が有り、甘い選手も存在し、手痛い失敗を現実とされていますね。
この様な、激しく、流動化が進む状況と、立ち位置の中、コンサの残りシーズンは展開します!
2022年09月03日
皆様!勝利の美酒にまだ酔い続けていますか?
こんなに、痺れ・感動し・余韻が続くとは、勝利から余りに遠のいていたコンササポには、忘れてしまっていたものでしたね。
本当に、良いもの!ですね。
と言う事で、昨夜の激勝を振り返りましょう。
感動と感激の勝利も、点検すると、[良かった点]<[悪かった・反省点]のバランスで、これで良くぞ勝利を掴んだもの、と言う事が、実態ですね。
1.昨夜・28節・C大阪戦内容
⑴試合ポイントの確認
①総合して、前半は完全にセレッソにコントロール〜後半開始から均衡〜途中 分頃からコンサ優勢〜優勢となった最終10分間の短時間に、コンサ圧倒し同点~逆転を実現した、との試合展開だった。
その変化原因は、間違い無く、サブ選手の途中交代による戦術機能・パフォーマンス発揮にあり、[コンサ・サブメンバー投入を切っ掛けとする勝利・勝点3だった]と言う事です。
これまでの、コンサ・サブの非力さ・弱点課題化を、見事に覆す、強力戦力を証明しました。
②前半コンサ不調・失敗の原因は、特定選手のパフォーマンス不調が、チーム感染し、全Pのパフォーマンスを引き下げたもので、特にスプリント負け・ミス判断・ポジションミスとなりました。その選手は、ルーカス・福森の2選手で、
・ルーカスは、相手攻撃のスピードに脅威・不安を感じ、前線のマンマークを外し続け、C大阪・山中にフリーでの突破とパスを許し、コンサ右サイド突破を許し続け、その守備不安定は、そのまま、攻撃プレーで、切り替えの判断遅れ、予測ミス、ミスパスを多発し、コンサ自陣深くでボールロスト・そのままショートカウンターを繰り返す事態を産みました。
〜原因は、メンタルの弱さで、守備的・押し込まれると、ポジションが下がり続け、その瞬間、マンマーク破綻ポジションを作り、一気に、マークずれの連鎖をもたらすもの。
・福森も、ボールウォッチャーにしばしば陥っていましたね。プレー予測が外れ過ぎ、ポジショニングも、チャージも、タイミングが合わず、その結果、中途半端な、弱いチャージだらけで、これでは、C大阪の個々選手能力の高さでは、全く機能せず、守備の効果はゼロ状態、そうなると、攻撃も、チャレンジ精神を失い、攻撃参加の意図・タイミング・精度を欠き、攻撃力を買われている筈の福森は、攻撃でも停止。驚きは、セットプレーも、他選手がプレーしており、積極意思も、実際パフォーマンスも酷い状態。当然、ハーフタイムで交代となり、前半のプレー・パフォーマンスは完全否定される程の不調と言う事。今シーズン、この最重要時期に、こんな体たらく状態は、来期のコンサは、不確実となるしか有りませんが、それも、本人の自覚・意識や問題で、メンタルの弱さ・弱点が、ここに来て完全露呈。高嶺・中村に、完全にポジション奪取も、致し方無い事は、すぐそこ!です。福森の危機!ですね。かなりの深刻状態!
この2人の不調は、ビルドアップ大幅ダウン・攻撃切り替えのスピードダウン・ピンポイントパスや飛び出しも不成立、と想定戦術を大幅ダウンさせ、前半、コンサは殆ど、サッカーにならなかった、C大阪のフリーを許した試合内容となった主因でした。
③支配率・運動量・スピードの[ミシャ試合三原則:走る・闘う・規律を守るプレーに徹する]の基礎パフォーマンスは、前半:走行距離やや負け(△1km)・スプリント完敗(△23回)と[大きく劣後]、後半:走行距離拮抗(+1km)・スプリント優勢(+10回)で、完全に挽回し、後半終了間際は圧倒となりました。この差は、起用選手のパフォーマンスの差によるもので、前半起用選手に問題が有り、上記2選手が原因でした。
後半、選手交代により、特に、最終盤・ラスト10分の奇跡は、"走る・闘うがフル機能した"との具体的パフォーマンスアップとの具体的現実によるもので、決して、幸運だけでは無く、努力傾注・全力プレー実現によるものだったとの数値で、完全に「C大阪に走り勝ち・闘い勝ち・戦術勝ち」となったものでした。
④後半起用選手パフォーマンスは、FWキムゴンヒ・シャドー青木・サイド金子・ボランチ深井・シャドースパチョークの全員が、期待通りの、パフォーマンス〜走る・闘う・規律を守る(ポジショニング・ドリブル・パス・シュート)を実現し、[途中交代による戦力アップ]戦略を見事に証明しました。同時に、スタメン〜試合当初より、今回パフォーマンス発揮し、試合を有利な展開・コントロール展開にする、との[試合当初からコントロール]戦略の可能性を示す事となりました。
次戦以降、スタメン大幅変更、も充分にあり得る有力策となりました。
⑤長年課題[得点力=決定力あるシュートプレー実現]の改善課題は、全体では、未改善レベルに終始していますが、新戦力は、ハイレベルで問題化は不要レベルで、チーム全体では、少しずつ改善の方向性となっています。
キムゴンヒゴールは、トレーニングで練習済み、青木シュートゴールは、名手GKキムジンヒョンの届かないタイミングとターゲットポイントへのゴール成功で、トレーニングを重ねた成果です。視線をターゲットに飛ばさない事で、キムジンヒョンの視線確認・読み予想の情報を与えず、一歩も動く事も不能とさせ、タイミング・サーブ予想も不可能となった「超高等テクニックシュート」でした。2人共に、トレーニング成果によるものとされそうです。 この様に、トレーニング次第で、改善出来、決定力不足による戦績低迷パターンからの解放となるものです。
⑥C大阪は、決定機前半10回・後半も拮抗からコンサ優勢への変化となっても5回と、試合全体で、15回も作り出し、コンサが与えたが、シュート16本・枠内数6本・得点1点で、[絶対的得点チャンスの悉くを失敗]と、コンサ以上に[酷いシュート決定力・プレーレベルの低さ]で、他チームの様に[標準的なシュート決定力]であれば、大量得点により敗戦必至、となる所。<C大阪の自滅敗戦試合だった>、とのポイントはしっかり認識しなければならない必須ポイントです。
この様に、良いポイントも有りましたが、多くの悪かったポイント・課題・問題が在った試合で、試合内容は反省だらけ、次戦までに改善必須だらけ、と言う事でした。
札幌ドームの声援、サポーターの力で、失点阻止・相手シュートミス・同点~逆転のパフォーマンスとプレーを引き出した事は、失点直後に在った[選手の自省・自信喪失・メンタル崩壊]を立ち直らせ、フレッシュな交代選手のパフォーマンスと、ピッチ内に居たスタメン組パフォーマンスの復活を果たし、最後の劇的展開を導いた事は、間違い無い事実です。
「下を向かなかった選手達・それを支え転換させたサポーター」の共同合作勝利で、選手達とサポーターに大きな賞賛と敬意が贈られるもので、それこそが【勝点3とこれからへのエネルギーと確信】ですね。
この試合を分岐点として、コンサの降格争いからの脱却、より高い順位を実現する中で、確かなチーム力・実力を装備する急成長を掴み残りシーズン・7試合となりました。
2.試合速報項目データの確認
いつも通り、前後半の時間帯推移で記載します。
コンサ C大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 53 55 55 47 45 45%
走行距離 55 62 117 56 61 117km
スプリント84 117 201 107 106 213回
決定機数 3 9 12 10 5 15回
シュート数 5 8 13 8 8 16本
枠内数 1 4 5 2 4 6本
枠内率 20 50 32 25 50 32%
得点 0 2 2 0 1 1点
決定率 0 25 13 0 12 6%
パス数 266 286 552 232 275 407本
成功率 85 81 81 77 74 74%
✳︎1 支配率は、想定よりも拮抗で、コンサボールロスト多発からのC大阪カウンターのパス交換カウントによるもの。
✳︎2 走行距離とスプリントは、前半C大阪圧倒、後半コンサ優勢と挽回の数値
✳︎3 決定機・シュート数は、前半C大阪圧倒、後半決定機数は逆転・シュート数は拮抗で、前半C大阪圧倒、後半コンサ拮抗から優勢構築との試合展開
✳︎4 枠内率・決定率は、両チーム共に低レベル、最終盤、特定選手の高決定力の差で、コンサ得点上回ったもの
この数値から、上記1.試合内容を証明しています。
コンサの選手別シュートプレー内容一覧を記載します。(SH:シュート)
選手 前半 後半
SH数 枠内数 得点 SH数 枠内数 得点
田中駿 1 0 ー 0 ー ー
福森 1 0 ー ー 交代離脱
岡村 1 0 ー 1 1 0
菅 1 0 ー ー 途中交代離脱
GX 1 1 0 0 ー ー
青木 後半出場 4 1 1
キムゴンヒ 後半出場 2 2 1
金子 後半出場 1 0 ー
✳︎1 シューターは、8選手で、全員攻撃スタイル
✳︎2 枠内シュート選手は、4選手のみで、半分が枠外の得点不可能プレー。
枠内シュートも、その内2本は、GKへのパス同様シュートで、【適正シュートプレーは、僅か2本のみで、そのまま得点】となったものだけ。
詰まりは、[極めて低レベルシュートプレーが大半]
✳︎3 新加入のキムゴンヒ、青木、GXの3選手のみ、シュートプレー精度・レベル合格で、それ以外は、酷いレベルで、改善策・トレーニング必須、との証明数値
3.次戦以降への持ち越し・展望
試合ポイントに記載の通り、
多数課題が発生し、次戦の成否を左右する重要ポイントだらけですね。
①途中交代選手パフォーマンスを契機とするパフォーマンスアップによる勝利
②特定選手の低パフォーマンスと、前半の走力・スプリント・スピード・精度不足による戦術機能低下
③ミシャ試合三原則を徹底した局面の強力パフォーマンス
④後半途中交代起用選手を含んだ選手起用
⑤シュート決定力となる[シュートミスプレー改善」は、途中交代起用のキムゴンヒ、青木、GX以外は、得点不能の低レベル・ミスプレーしか無い
⑥C大阪の、決定機でのシュートミスによる自滅敗戦
と、①③④のプラス項目、②⑤⑥の致命的マイナス項目が現実で、このままでは、次戦以降の勝利は極めて不透明にしかなりません。
②⑤の大改善しか、その打開は不能となりますが、メンタル改革、トレーニング改革で、急改善を図るべきものですね。
と言う事で、勝利の美酒に酔っている時間も、根拠も全く無く、依然として、勝利は遥かに遠いパフォーマンスと戦力、重大課題を抱えたままの状態です。
必死のトレーニング徹底しか、現行打開策は有りませんが、
メンタル強化〜ミスや逆襲などの追い込まれた場面で、落ち着き、最高・最適プレーを粘り強く行う姿勢を強化する事、戦術理解や連携アップ〜何よりも、相手プレーや味方プレーの予測、判断のスピードアップを図る事は、直ぐ可能な取り組みです!
これからの、全コンサでの取り組みに、コンサと関係者全ての将来・未来が掛かっていますね!
2022年09月02日
三上GMからのエールは、確かにミシャのハートを揺さぶるも、その反面、残留の成否に、自らの進退を賭け、失敗の場合は、自ら監督辞退を辞さない、との覚悟を固めさせる結果となりました。
選手・コーチ陣も、その決意と覚悟に反応して、チームから笑いや緩みは一掃され、極度の緊急感が漂う状態となっている様ですね。
しかし、そんな中、肝心の、攻撃突破の要・小柏、チームの中心・キャプテン宮澤が、チーム離脱状態との事。故障や体調不良かは、不明ですが、故障明け選手と、新加入選手が合流し、全選手が揃う状態にやっと復帰した筈で、この脱落。
アクシデントなどによる不運なのか、選手の不注意などなのか、不明ですが、チームの一体感と強化に水を刺したもの。
[一体感も限定、実戦力ダウン]となり、本日試合に大きなマイナス要因発生です。
試合メンバー予想も、緊急変更です!
小柏離脱で、スタメン・最重要選手が喪失です。
変更は、
[スタメン]
興梠
GX 金子
青木 高嶺 駒井 ルーカス
中村 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
キムゴニ(ゴンヒ)・ミラン・スパチョーク
菅・福森・荒野
大谷
となります。
ピリピリの緊張感での試合は、
①先制点まで、チャンスの成否が遅れる〜複数シュート経過の上、得点可否の局面となる
②相手に先制や許す事態としてしまうと、緊張感急減→パフォーマンス大幅低下・機能急減は、しばしば発生する事態、となります。
【先制点獲得を早い時間帯で達成・実現】が、試合成否を決め、[枠内シュート]だけで無く、[GKキムジンソンのスーパープレーも届かない、タイミングとターゲットポイントへの、冷静シュートプレー]が、絶対条件で、1本目シュートから、その実現が必須、となりますね。
極めて、危険・不安定で、価値が重大となった試合!
あらゆる力を総動員し、コンサチームの背中を押し、足を動かせ、集中と素早い判断をサポートをする場面ですね!
勝利を我らに!掴み取るぞ〜!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
最新のエントリー
月別アーカイブ
コメント
検索