2017年08月26日
皆さん、コンサ勝利、おめでとうございます。
久し振りの「勝利の美酒」を味わっているところです。
選手、監督・コーチ、そして、サポーターの皆さん、お疲れ様でした。
コンサの勝利・勝ち点3獲得は、
①監督の解任回避、継続采配
②降格圏争いで、1歩だけリード
③本日起用選手の実プレー内容が高く、次戦以降の基盤となった
との成果を獲得しましたね。
何年経っても、「聖地・厚別の力」は健在ですね。
現代は「ドーム力」がメジャーですが、過去のコンサの歴史には「厚別の奇跡・聖地伝説」が数多く刻み込まれ、今でも、「最も好きなサッカー座席が、厚別サポーターゾーンコーナー席」で、定席にいつも一緒のサポーターの顏ぶれで、風に吹かれながら、歓喜と涙を刻み込みました。
今日の「厚別の風は、不思議な事に、試合前半だけでなく、後半も突然逆方向となり、コンサを応援する追い風」でした。
選手の心理も「追い風、上等!」で精神的なバックアップとなりました。
そして、心理面でのアドバンテージだけで無く、実際、強い向かい風でのフィジカル低下スピードは早くなり、逆に、コンサに味方した追い風では、走行負担も低下し、フィジカル低下スピードは遅く、有利となりました。
今節は、若干事前想定のメンバー起用と相違したものの、戦術・試合展開・選手起用の方針は、妥当・適正でした。
スコアの試合結果は、【 1-0 】ですが、仙台GK・DFのラッキープレイによるもので、実内容は 【 3-0 】との試合内容でした。
相手選手のファインプレーやラッキーにより、試合内容と実試合結果が相違する事は度々発生しますね。
本日試合も、その典型で、試合内容は「高得点・高評価」となる内容でした。
得点者ヘイス・アシスト兵藤は勿論、
惜しかった都倉2点取り損ないましたね、残念!
益々スーパーメッシプレイとなっているチャナティップ、
気合を込めキレ・精度・判断・内容が抜けていた早坂(マセードを攻守で追い越しました)、
依然として手探り感が強いがポジション・役割に慣れ・定着して来ている石川、
頭脳力が高く適確プレーの菊地、
クレバー・ハードハートの河合と宮澤、
攻守の切り札福森、
成長中ソンユン、、全選手活躍し、各ポジション役割・プレーをしっかり発揮出来ました。
リーグ各チーム、厳しい試合日程が多い中、コンサは、超ゆとり・余裕の日程です。
また、対戦相手も、
残り10試合目ドーム磐田・残り9試合目AWAY神戸・残り8試合目ドーム新潟・残り7試合目AWAY広島と、中位チームと降格圏・下位争いの当該候補との直接対決で、他の降格圏争奪チームの上位対戦日程と比較すると、やや試合し易いものです。
故障からの復帰選手も、いよいよ本格登場・実戦試合復帰となり、贅沢な悩みに近い「選手層」となります。
しかし、降格圏争い6チームによる熾烈なシーズン展開となり、単に1勝だけで楽観も、安心もあり得ません。一瞬の緩みも許されず、完全排除・撲滅です。
だからこそ、全サポーター、気を引き締め、しっかり追い込み、徹底を図って行きましょう。
2017年08月23日
最初に、ちょっと興味深いデータを。
次戦対戦相手の「仙台」とコンサの勝利試合の対戦相手についてです。
仙台の8勝は、以下の通り
1節 札幌 14位
2節 磐田 14位
4節 柏 15位
9節 清水 14位
13節 新潟 17位
14節 甲府 14位
22節 広島 17位
23節 新潟 18位 順位は、その節当時のものですが、勝利全試合14位以下チームで、13位以上チームとは敗戦・引き分けしかありません。
対して、コンサの5勝は、
4節 広島 17位
6節 FC東京 7位
10節 大宮 18位
17節 清水 13位
19節 浦和 8位 勝利相手は、下位2、中位1、上位2で、順位の偏りはありません。
このデータは、仙台の戦略が明瞭に出ています。・・「14位以下チームを勝ち点獲得ターゲットとし、その他チームは基本試合展開次第での引き分け狙い」とし、戦術・試合展開を「対強力・上位チーム」用と「対弱点の多い・下位チーム」用の2通りの戦術・試合展開想定として来ました。
そして、この戦略は十分な効果を上げ、「あと勝ち点獲得追加目標 5」との現状となり、残り11試合、全試合「引き分け獲得」の試合目標・戦術・試合展開想定となった訳です。
対して、コンサは、「超守備型戦術1本」でシーズン展開し直近5試合は「攻撃バランスを高めたシステム戦術」を実践。しかし、「超守備型戦術」のみ、「選手起用の誤りが多発」し敗戦を重ねるも、その中僅か数回「選手起用が適正」となり、上位・下位を問わず、強力な実戦力となり、勝利・引き分け獲得となったものでしたが、試合大半、「選手起用と試合内の戦術変化の誤りの連続」で、直近5試合の戦術転換は、対戦相手無視の無謀戦術となり、現在の低迷、に至ったもの。
次戦の予想です。
1.戦術・試合展開予想
試合目標「勝利・勝ち点3獲得」のみ。引き分けは、降格・リーグ転落(実際順位逆転し降格圏転落)となるもので、絶対不可。
このため、試合時間全般で勝負する猶予はありません。試合開始後、直ちに(15分以内)「先制点・追加点獲得」し、複数得点差を維持しつつ、試合終了とする試合展開のみです。
そのため、戦術は「積極・攻撃型の堅守・速攻」となり、「3-4-2-1」(「3-4-1-2」)しかあり得ません。
そこから、ボランチは2枚のW、サイドはハーフポジションで、攻撃時サイドウィングの攻撃型。その反面、守備は強力3DF陣・GKと、ボランチで堅守構築となり、個々選手能力が前提。守備ラインも高目で「M3rd下位置の守備DFライン構築です。そして、そのボール奪取から、瞬時スピードの攻守切り換え・速攻攻撃で、絶対要件が、フィードの精度です。DF裏とサイドスペースの突破からのラストパスとその決定機での枠内シュートとの甘い基準では無くて「ターゲットシュート」の「決定力」により得点獲得。
また、攻撃主導権を取る事からは、ボランチポジションからのショートカウンターも必要で、ハイスピードパスを高精度に交換し敵陣形にずれ・ギャップ・スペースを作り、決定機を構築し、同様に「決定力による得点獲得」とします。
更に、各種攻撃からの派生攻撃が「セツトプレー」で、コンサの最大得点可能性のストロングポイントでの得点獲得と、なります。
試合展開は、
試合開始 ~ 15分 ボランチ・3DFのWラインは維持しつつ、
積極攻勢を掛け、先制点獲得【 1-0 】
~ 30分 先制しても攻勢は絶対緩めず、攻勢維持し、
追加点獲得【 2-0 】
~ 45分 「失点」リスクを含みつつ積極攻勢維持の中で、均衡。
後半開始 ~ 60分 選手交代で、積極攻勢維持
~ 75分 追加点獲得【 3-0 】
その後、2選手交代で、複数得点差を維持すべく、
「守備型戦術5-4-1」に変更。
~ 90分 【 3-0 】で勝利・勝ち点3獲得
2.メンバー予想
故障離脱者も復帰させた選手選択です。
「3-4-1-2」システムで記載します。
ヘイス 都倉
チャナティップ
菅 兵藤 宮澤 マセード
福森 菊地
増川
ソンユン
SUB:ジェイ ・・60分 ヘイスと交代
小野
稲本 ・・75分 チャナティップと交代
石川 ・・75分 マセードと交代
早坂
荒野
実際のプレー位置は
都倉
ヘイス チャナティップ マセード
菅 兵藤 宮澤
福森 増川 菊地
ソンユン
マセードの裏エリアのカバーで、菅・兵藤・宮澤が右ワイドに展開し
3ボランチ・0アンカー型、DFもやや右にスライドし、
見たことも無い「3-3-3-1」ですね。
増川・稲本・石川・小野の実戦起用がポイントです。
既に、全体練習の中、100%に到達していませんが、
「TGテスト起用」の原則は甘過ぎ、経験値・予測判断能力により、
即時起用です。
・・前節の「石川左SH」よりも冒険度は低いものですね。・・・
今までの方法論の大幅変更は、監督交代の劇薬手法以外、実際は困難なんだと、現実を知り始めていますが、残り11試合で「勝ち点14獲得」のためには、冷静・適正な判断・采配・選択を実行するしか無くなりました。
次節での「勝利」獲得以外の場合、監督の采配・指揮継続は困難とのムードも立ち込め始めてますね。
多くの方々にて、折角ここまで忍耐し、経験・成長を期して来た「四方田監督」です。
この正念場を勝ち切って欲しいものですね。
大きな期待・願望を掛けたいと思います。
2017年08月22日
次戦相手の「仙台」のシーズン目標は、当初、第一目標「リーグ上位へステップアップ」・第二目標「リーグ定着」でしたが、現時点、第二目標が優先目標となり、残り11試合で「勝ち点5」獲得となり、極端に言えば、「半数試合で、勝ち点1=引き分け」で十分との状況となっています。という事から、次節「対コンサ戦」は「引き分け=勝ち点1」で十分との試合です。
・・⇒「仙台試合目標・試合展開・戦術」は、
「守備最優先の戦術・試合展開とし、ボール奪取からの速攻での得点獲得狙い」で確定です。
一方、コンサの試合目標は、毎回確認の通り、残り11試合中「速やかに4勝獲得の上、1引き分け以上獲得」との星勘定から、
「勝利獲得可能性の高い数少ない対戦試合として、絶対勝利・勝ち点3獲得・ノルマ」のみ。
この2点からの結論は、
コンサ「攻撃・積極型の戦術・試合展開」 VS 仙台「守備優先・チャンスがあれば速攻」
となります。
監督交代用準備完了まで追い込まれた四方田監督の冷静・適性判断・選択に、試合目標実現が懸かっています。
「攻撃・積極型戦術・試合展開」とは、現コンサでは、「3-4-2-1」のWボランチ・サイドハーフ型となります。
この5試合コンサは、夏季中断明けの勝負?戦術として、今シーズンの基本とした超守備型「3-3-2-2」を「3-4-2-1」に変更、
しかし、戦績は、
19節 浦和 2-0 勝利・・浦和の自滅でコンサ戦力拡大が勝因ではない
20節 C大阪 1-3 敗戦
21節 横浜FM 0-2 敗戦
22節 甲府 1-1 引き分け・・勝利を引き分けに転落させた試合
23節 川崎 1-2 敗戦 となり、
明らかに、得点5と上昇するも、失点8と比例して増加し、浦和の自滅による「プレゼント勝ち点3」を含めて獲得勝点4、含めなければ実質「勝ち点1のみ」となりました。
失敗です。
全試合、打って変った「3-4-2-1」システムを選択・採用し、リーグ上位チームとの対戦だったため、強力相手攻撃陣阻止の前提となる「中盤防御が崩壊」「そこを起点にサイドからクロスパスで失点」との敗戦・勝利喪失の4試合となりました。
強力・リーグ上位チームへ「無謀な戦術」で対戦し、当然の戦績・結果となった、いや「してしまった」ものでした。
監督の采配ミスの4試合でした。
問題は、前節「川崎戦」で、後半「3-3-2-2」に変更して対戦状況を互角に出来た点です。これに縋り、次節、「攻撃・積極試合で、勝利」の試合を「超守備型戦術・試合展開」としてしまわないか、との点です。
恐らく、主力選手の判断・認識は、次節「3-4-2-1で攻撃・積極戦術・試合展開」が絶対、とのものでしょう。 監督も冷静・適正判断・認識を期待します。
社長が事前のラジオコメントした甲府戦と同様、仙台戦も、攻撃・守備戦力は、コンサが上回り、そのまま発揮されれば「勝利確実」です。
しかし、試合で、本来戦力を最大に発揮させる役割・責任の四方田監督が、誤った戦術・試合展開想定・選手起用、の瞬間、戦力の試合実現(発揮)値は、70%~50%~30%としてしまい、当然相手戦力以下となり、敗戦・勝利喪失としてしまいます。
次節は、「監督能力」のテスト・正念場で、「監督継続」の分岐点でもあります。
コンサの戦術は、試合相手毎に、
「3-3-2-2」・・上位・強力チーム・「引き分け狙い」
「3-4-2-1」・・下位・「勝利獲得ノルマ」の使い分けですね。
2017年08月19日
前ブログで、これからの「星勘定」は、
< 先ず、早々での4勝を獲得し、その上、更なる1勝か引き分けを獲得 >とのシーズン展開を目指すもの。
具体的な試合毎星勘定は、
現順位 想定獲得 必要システム
23節 川崎 4位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
24節 仙台 12位 厚別 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
25節 磐田 6位 ドーム 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
26節 神戸 11位 AWAY 勝点1;引分⇒勝利へ ・・3-3-2-2
27節 新潟 18位 ドーム 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
28節 広島 17位 AWAY 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
29節 柏 5位 厚別 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
30節 F東京9位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ ・・3-3-2-2
31節 鹿島 1位 HOME 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
32節 清水 13位 AWAY 勝点3;勝利のみ ・・3-3-2-2
33節 G大阪7位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
34節 鳥栖 10位 ドーム 勝点1;引分⇒勝利へ ・・3-3-2-2
具体的なターゲット試合目標は、
現順位と対戦戦績からは、
4勝・・仙台・新潟・広島・清水
2引分・・神戸・鳥栖
6敗・・川崎・磐田・柏・FC東京・鹿島・G大阪 との勝点目標となります。
としました。
想定通り、本日川崎戦は、雷雨のコンサアドバンテージもあり、「あと一歩で、敗戦⇒引き分け・勝ち点1獲得」となりそうな試合でした、
しかし、不可解采配が、以下の 3点。
①何故、「3-4-2-1」システムを選択したのでしょうか。中盤、中村・家長・阿部・ネットに対抗するには、2ボランチでは「バイタルへのパスと展開の連発」となるため、「3ボランチ(1アンカー・2ボランチ)」しか対応出来ないと、指摘していましたが、2ボランチ、それもアバウト・エリアコントロール意識無しの荒野起用で、ご覧の通り、ズタズタ・ボロボロとされ、攻守切り換えから攻撃の起点となる「ボール奪取」は全く不能状態に陥りました。挙句の果て、都倉がボランチ位置で守備状態、まで達したもの。
後半、「3-3-2-2」(荒野アンカー?、兵藤・チャナティップの2ボランチ)は、川崎に肉薄する形勢となりましたね。
試合開始から「3-3-2-2」であれば、勝ち点獲得試合にまで成長できた試合でした。
②石川 左サイド起用の意図は。
川崎右サイド・エウシーニョ対策で、守備力安定の石川を抜擢・起用と言う所でしょうが、「石川」は恐らく「左SH(サイドハーフ)」は未経験ポジションで、熟知した適正ポジションでは到底ありません。
四方田監督の「誤った」選手起用の一つが、「不適正ポジションでの起用」があり、再三、敗戦・失点の原因となっています。確かに、選手の個別能力では可能ポジションとの発想でしょうが、最大欠落点が「経験・体感の乏しさ」で、「適正ポジション・プレー予測」は行き当たりばったりのアマチュアレベルとなり、結果、破綻原因となり、選手は指弾されるものとなります。余りにも穿った起用方法は、監督の自己満足にしかなりません。
実際、石川起用の効果は、攻守ともありません。
「SB型」石川選手は、「SH・WB」型選手とは、スプリント回数とそのスピードに大きく相違し、低下します。サイド選手は、「WB~SBの3エリアを上下動する、運動量・スプリント回数・スピード」が要件です。石川選手に求めるのは、大間違いですね。
③荒野のアンカーは、今日も、兵藤を飛び越え、アンカーのエリア管理は放棄状態。ここ最近での荒野起用でコンサが勝点獲得となった試合は、全てバイタル・アンカーポジションエリアを維持した場合のみです。豊富な運動量?との事で、一見「仕事している風」荒野に騙されるのはもう辞めですね。
「星勘定」の通り、次戦、仙台戦は「勝ち点3」獲得出来ない場合、J1残留は極度に困難となります。
実際、「勝ち点差1-16位大宮VS勝ち点差2-17位広島戦」となり、どちらかのチームが「勝ち点22か21」となりますね。コンサが引分以下の結果となった場合、「コンサ16位お17位で降格圏に転落」です。
しかし、大混乱中の四方田監督の頭で、絶対勝利の準備は出来るのでしょうか?一番のリスクです!!
DAZNの試合解説の中、解説の秋田とアナウンサーとの会話で、コンサについて思わず「つぶやいた言葉」が印象的でした。
「札幌は、とても良い選手が、多彩な良い戦術で、真面目にひたすらプレーしていて、結果に繋がらないのは残念・・」。
意味するものは、試合の作り方・采配の問題、という事に聞こえました。客観的にも、そう見えているのでしょうね。
皆さんもご存知の通り、財前恵一氏のコーチ就任は、未だ未取得の名塚コーチS級取得対策のため、S級保持者の復帰で、四方田監督の交代要員確保が濃厚ですね。
「その日」対策をこんなに明ら様にするなんて、四方田監督も追い詰められているのでしょうね。社長もGMも結構ですね。
今日は、あと一歩まで到達した事を次戦への出発点として、川崎よりも試合強度の低く、対戦し易い「仙台」戦に全焦点を集中・準備し、「複数得点差の完勝」を絶対ノルマで、進行するだけですね!!
2017年08月17日
さ~て、いよいよ残り12試合となり、
残り各試合毎に試合目標を設定する「星勘定」が必要となりました。
シーズン当初の開幕ダッシュペースのままでしたら、そんな計算も不要ですが、降格圏争いの現状では、適格な試合目標設定が、フィジカルコンディション調整・戦術・試合展開、そして、起用選手選択を決定していきます。
次戦「川崎戦」も、その試合目標に則り、想定試合展開・戦術。起用選手選択となりますね。
では、
1.「星勘定」
現在=残り12試合、
勝点20 5勝5分12敗 得点20 失点34 得失差-14
勝点獲得試合率(勝と分数/試合数)は、45.4%(敗戦率54.5%)
このままの勝点獲得率だと・・・(残り試合に掛け合わせると)
勝点獲得試合数-5試合、敗戦数-7試合となります。
では、「星勘定」です。
「シーズン目標勝点34超」に対して、あと「勝点14」必要です。
勝点14の方法論は、
・2勝(勝点6)+8分(勝点8)=勝点14・・敗戦数2-困難✖✖
・3勝(勝点9)+5分(勝点5)=勝点14・・敗戦数4-困難✖
・4勝(勝点12)+2分(勝点2)=勝点14・・敗戦数6-??難しい△△
・5勝(勝点15) =勝点15・・敗戦数7-ギリギリ
しかありませんが、
ポイントは、敗戦数と勝利数で、今シーズン実績から、
【4勝の試合と2引分の試合を構築か、
5勝の試合のみを構築、】の2通り しかありません。
という事で、結論は、
< 先ず、早々での4勝を獲得し、その上、更なる1勝か引き分けを獲得 >とのシーズン展開を目指すもの。
具体的なターゲット試合目標とそのためのシステム戦術は、
現順位 想定獲得 必要システム
23節 川崎 4位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
24節 仙台 12位 厚別 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
25節 磐田 6位 ドーム 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
26節 神戸 11位 AWAY 勝点1;引分⇒勝利へ ・・3-3-2-2
27節 新潟 18位 ドーム 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
28節 広島 17位 AWAY 勝点3;勝利のみ ・・3-4-2-1
29節 柏 5位 厚別 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
30節 F東京9位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ ・・3-3-2-2
31節 鹿島 1位 HOME 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
32節 清水 13位 AWAY 勝点3;勝利のみ ・・3-3-2-2
33節 G大阪7位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
34節 鳥栖 10位 ドーム 勝点1;引分⇒勝利へ ・・3-3-2-2
現順位と対戦戦績からは、
4勝・・仙台・新潟・広島・清水
2引分・・神戸・鳥栖
6敗・・川崎・磐田・柏・FC東京・鹿島・G大阪 との勝点目標となります。
---チームも、どなたが計算しても、結果は同内容しかないですね。
2.戦術・試合想定・選手起用
①勝点3獲得目標試合は、〔3-4-2-1〕
相手チーム主導の余裕は全くなく、コンサ試合主導・積極型試合展開しかありません。そのため、システム戦術は、「3-4-2-1」堅守+積極的攻撃型戦術、サイドポジションもSH~WG型で、守備ライン高目設定。特に前線には攻撃型選手で、多国籍軍3選手+都倉に、小野・兵藤プラス。
試合開始早々の先制点獲得がポイントで、「枠外シュートのシュート至上主義選手は除外」。
<2-0><2-1>狙い。
②勝点1「引き分け」目標試合は、〔3-3-2-2〕
守備優先で、超守備戦術+速攻で、得点チャンス狙い程度で、サイドはSB~SHポジション。1アンカー+2ボランチ、その内インサイドハーフは、チャナティップで、攻撃力だけでなくインサイドハーフ・ボランチ能力も高い。前線2選手はカウンター型選手。残りは、ポジショニング・プレー予測力の高い守備型選手。守備ラインもやや低め(D3rd上位置)、確実に「勝点1を確保」。<0-0>か<1-0>狙い。
③敗戦予測試合は、
②の戦術で、相手の「シュートチャンス阻止」と「シュート阻止」に集中し、「失点阻止」を徹底、その中での「速攻」・少ない派生「セツトプレーの飛び道具」での得点狙いで、勝ち点獲得をトライ。徹底した守備優先試合展の中、一瞬の決定機での得点獲得を狙い続ける試合展開。<0-0>か<1-0>狙い。
3.次戦「川崎戦」
上記の設定から、
③守備優先で、
〔3-3-2-2〕
守備優先で、超守備戦術+速攻で、得点チャンス狙い程度で、サイドはSB~SHポジション。1アンカー+2ボランチ、その内インサイドハーフは、チャナティップで、攻撃力だけでなくインサイドハーフ・ボランチ能力も高い。前線2選手はカウンター型選手。残りは、ポジショニング・プレー予測力の高い守備型選手。守備ラインもやや低め(D3rd上位置)、相手の「シュートチャンス阻止」と「シュート阻止」に集中し、「失点阻止」を徹底、その中での「速攻」・少ない派生「セツトプレーの飛び道具」での得点狙いで、勝ち点獲得をトライ。徹底した守備優先試合展の中、一瞬の決定機での得点獲得を狙い続ける試合展開。<0-0>か<1-0>狙い、 です。
川崎のパスワーク、高精度サイドチェンジフィード、高い決定力を武器にした「積極試合展開」には、縦に密集陣形による組織守備しか対抗できません。
しかし、ボール奪取の瞬間、高精度フィードと高能力前線によるロングフィード、その派生の高精度ピンポイントプレイキックとターゲット選手の高さ・数・決定力は対抗出来るプレイですね。
予想選手 ジェイ
都倉
チャナティップ 兵藤(駄目なら宮澤)
宮澤(兵藤だめなら荒野) マセード
菅 菊地
福森 河合
ソンユン
SUB; 内村・ヘイス・(荒野)・稲本(進藤)・早坂?(石井)・石川
金山
稲本・石川は、ベンチメンバーとして実戦感覚を体感機会。
短時間起用も。
24節ホーム仙台戦から、
増川・小野は、テスト、稲本・石川は、実戦起用で。
稲本は「リーグ最高水準のアンカー」になれます!!
経験豊富な適格プレー予測からのポジショニングから、
強烈なタイトチェックとパスカットのボール奪取力と
高精度ピンポイントフィードの攻撃起点、
まだまだいっぱいあります。
早く、その雄姿で、ピッチを支配する姿を見たいですね。
2017年08月15日
現在コンサの両サイドは、右;マセード・左;菅のスタメンですね。
両サイドの功罪は、かなり議論があり、ここで一考察してみます。
先ず、
コンサのサイドの特徴・役割と必要プレイ・ポジショニング・そのための能力の定義(明確化」をしましょう。(語る方により、その内容・認識に大きな幅があるポジションですので..)
1.特徴と役割・必要プレイ
現在の実戦ポジショニングから、点検してみましょう。
システム「3-3-(2-2)」でも「3-4-(3)」でも、
両サイドの守備時ポジションは「5バック」ポジションで、常時不動のポジションです。
一方、攻撃時のポジションは、
・攻撃サイドとなったサイドはAMFライン、
・逆サイドはバランスを取り、アンカー~ボランチラインです。
しかし、
一回でサイド突破に失敗となり、逆サイドへ転換し直しした場合は、
・ほとんどの場合、両サイドともに、AMFラインにポジショニングします。
このように、ポジションは、DFライン~最高AMFラインまでの縦に広大なエリアがあり、実は、全ポジション中最広範囲のエリアで、攻守をプレイします。
守備役割は、
①敵サイド突破防御=クロス阻止・侵入突破シュートとパス阻止②敵ボール奪取③パス交換防御=パス先限定・サイドへの追い込み
一方、攻撃役割は、
④サイド突破=クロス・侵入突破シュートとパス⑤パス交換⑥逆サイドでのチャンスメイクと得点 ですね。
サイドの役割・ポジショニングを図示してみます。3-4-3、で。
- 敵ゴール -
FW FW
SH AMF SH
SH DMF DMF SH
SH DF DF SH
DF
GK
- 自ゴール -
攻守ともに、他ポジションの3倍の責任エリアで、意外に理解されていない部分ですね。
また、名称をすべてSH;サイドハーフとしましたが、
実は、正確には、
最下ポジションは、SB;サイドバツク
ミドルポジションは、SH;サイドハーフ
最上ポジションは、WG;ウィング がその役割とプレーからは正確な呼称です。
つまり、1人の選手は、WG・SH・SBの3つの内容をプレーする訳です。
そして、この認識・理解は重要です。
と言うのも、個々の選手特性は、
万能型はワールドクラス選手で、日本代表でも僅かですね。
ほとんどの場合、高レベル(少なくとも、J1クラス)能力については、
SB型・SH型・WG型、優秀選手だと、その併合型となります。
2.そのための能力
得意不得意の選手特徴はあっても、その3ポジションの役割・プレーの責任は免れる事は許されません。しかし、当然、低レベルプレイは、役割未実践=敵プレイの勝ちとの結果となります。
必要能力を少し掘り下げましょう。
①3つのエリアをカバーするため、必須能力が、運動量・スプリント力・走行スピード、そのためのフィジカルです。
具体的に、前試合サイド起用の3選手数値を点検してみます。
サイド 選手 時間 走行距離/分 スプリント/45m
右サイド マセード 45分 105.3 6
左サイド 菅 90分 116.9 7
右交代 荒野 45分 120.0 4
スプリント力は、マセードと菅は同数値、荒野は極端に低下
運動量は、菅・荒野は3エリアをカバーする運動量はあるが、マセードは、45分でもかなり落ち、謂わば、2エリア分。
マセード・菅数値の実戦値でもう複数試合点検してみます。
前々21節(0-2横浜戦)
マセード 90分 111.3 6.5
菅 90分 120.0 15
20節(1-3C大阪戦)
マセード 65分 100.9 6.2
菅 90分 109.8 9.5
19節(2-0浦和戦)
マセード 90分 110.8 6
菅 90分 112.3 6
明確なのは、菅は毎試合安定したパフォーマンスですが、マセードは試合により上下し、その原因は、累積疲労でのフィジカルコンディションにありそうです。
走行スピードは、両選手ともに、俊足、プレースピードの速さは水準並みで、スピードで単独突破出来る能力はありません。
②守備能力
敵サイド突破防御=クロス阻止・侵入突破シュートとパス阻止
敵ボール奪取
パス交換防御=パス先限定・サイドへの追い込み のため、
重要能力は、
●相手プレー予測力と素早いポジショニング、リスク察知力
●粘り強い忍耐力と他選手との連携力、カバー力
●ボール奪取力(ボールチェックテクニック)、と意外にもヘッドワークがポイントです。
菅・マセードともに、ヘッドワークが経験値不足・連携値不足も重なって、低レベルで、度々裏を取られ、突破を許し、失点原因となっています。しかし、現在、適正守備力を持つ、サイド選手はコンサにはいませんね。早坂も、石井も全て、コンバートまではいかない、一時起用で、本格的に能力保有練習とはなっていない現状が続いています。
田中雄大だけが、その対象ですが、残念ながら、典型的なSB型選手で、SH・WGの能力は低レベルです。
③攻撃能力
サイド突破力=クロス・侵入突破シュートとパス
パス交換力
逆サイドでのチャンスメイクと得点力 ですが、
菅は、FW・AMF特性を発揮し各内容高レベルのプレイとなっており、このポジションの攻撃適正を証明しつつあります。経験・自信の累積により、コンサにとっても、本人にとっても充実のハイレベルプレイヤーとなりつつあります。
特に、スピード突破は出来ませんが、密集の中でのプレーに慣れと自信を持ち、意表を突くプレイ、プレイの切れで勝負出来る能力が特筆です。
マセードが、問題です。
ピンポイントクロスのキック力がストロングポイントですが、スピードで突破は出来ず、切り返しやフェイントのテクニック突破も無理、
そんなマセードが、優秀クロスキック力を発揮出来る局面は、
【スペース】プレイ=フリースペースでの、敵制御無しでのキック、です。
昨J2シーズンやシ今ーズン当初は、未だマークが甘く、そのフリーキック局面で、鋭いクロスは、コンサのストロングポイントとなっていましたが、現状、相手チームより、対策を立てられ、フリーキック局面が発生しません。
対応策は、マセードのポジションで補正できます。ただし、そのポジション取りの代償が、SH裏のスペースカバーで、2ボランチでは無理です。3ボランチ・アンカー型が必要となります。
ここも、サイド他起用選手;早坂・石井・田中・荒野がいますが、精度の高いピンポイントクロスのキッカーは、菅・マセード以外は、あのジュリーニョだけしかいませんね。
両選手の起用は、以上の理由で、現在の保有選手の中では、最良の選択です。
ただし、起用上の注意点~取扱注意~に気を付けての起用です。
最後に、前試合の「実戦での選手最多プレーポジション」を図示しておきます。
- 敵ゴール -
ジェイ
ヘイス
チャナティップ マセード
福森 兵藤 センターライン
菅 荒野 菊地
河合
ソンユン
- 自ゴール -
菅のポジションの低さ、マセードの高さに注目です。
菅のポジションの低さが、運動量増加が必要だった理由で、
マセードの高さがスペースプレイを意識し、その代替で、裏スペースカバーに、荒野・菊地が引きずり出され、そこを甲府に狙われクロスを再三入れられた理由でした。
福森と菅のポジション逆転結果は、福森のボール奪取のための飛び出しとそのカバーの多さで、3ボランチ(1アンカー・2インサイドハーフ)を、最近Wボランチにしたために発生し、2試合連敗の真因です。
前試合システム・ポジションを、チャナティップ位置を一段下げ、荒野アンカー・兵藤とチャナティップの2インサイドハーフ・3ボランチにすれば、
システム全体より活性化し、守備補正・攻撃活性化となっていたものです。
2017年08月13日
前半と後半は、別チームでした。
当然、累積疲労と故障個所を持ったままの選手起用は、90分間は、フィジカルが持たず低下するものでしたが、
後半の選手交代により、勝利と勝ち点2を喪失。
①マセード交代し、宮澤ボランチ投入し、荒野サイドは、失敗。
交代理由は、
マセードの帰陣スピードの遅さと守備エリアの狭さのため甲府突破の阻止でしたが、荒野はボール保持の甘さ・テクニック不足、チェックタイミングが早過ぎ、再三躱され突破、となり守備力の整備・安定とはならず、逆に、再三ボールロストし、相手の好守切り換え起点でした。 また、その代償は、右サイドの攻撃は喪失し、左右両バランスのクロス攻撃は、一気に左サイドのみとなり、甲府の守備負担は大きく軽減され。余裕を持った守備陣形・体制にしてしまいました。
②事前ブログで禁じ手と再三指摘した「金園投入」の成果は、「前線からの守備」はボランチまで再三吸収されるもので、守備エリアが誤り、センター付近に大きな自由スペースを作り、一度もプレイとして実施されず、不発。
攻撃での「高さ」は前線での2FW・ターゲットとしてポストプレイは一回も実施せず、唯一、センター上付近の低い位置からのスルーパス程度で、攻撃力には全く寄与しませんでした。
どちらの交代も、チームへの自信不足、選手を信じ切り勝負を任せる勇気の弱さ、【弱気の虫】からの交代。
宮澤・金園投入で、チームの攻撃姿勢は一切消滅し、DFライン・全体陣形も、自陣の低い位置の「ゴール近く」となり、当然、甲府の自由自在攻撃となり、「1失点」にとどまった事も、甲府の低決定力による、という他力本願によるもので、試合・展開・選手意識を一気にぶち壊したもの。
戦力は、間違いなくコンサが上でしたが、監督采配の優劣で、勝ち点2喪失・14位獲得機会放棄・降格圏内により深く沈む試合でした。
どうせ、監督コメントでは、「選手交代策の失敗には触れることもない」でしょうね。
嫌になりますね!! 本当に!!
2017年08月12日
昨日ブログでスタメン予想しましたが、各紙の予想が気になり、追加版です。
ある予想で、コンサと甲府のチーム特徴をレーダー図で表示していましたが、うり二つ・全くの同一形で、守備主体・攻撃特徴も同一でしたが、少しだけレベルが高く、大きな形がコンサでした。 昨日ブログの強調ポイントは、「戦術・試合展開・スタイル同一コンセプト」しかし「戦力はコンサが上」との結論としましたが、同一内容を表現するものでした。
しかし、予想の多くが、3連続近日程の試合スケジュールから、「コンディション優先の選手選択」重視としていましたが、
実際は、J1リーグ各チーム、同一状況の中、選択は2つに分岐すると予想します。
1つ目は、「コンディション優先」ですが、
もう一つが、「コンディション低下による実現プレイの低下があっても、選手能力優先」=「選手の累積疲労はあるも、大きなダウンとならない選手は、少し無理をしても起用選択」です。
そして、リーグ上位・シビアーな采配のチームはほぼ2つ目の選択をするものでしょう。ただし、試合90分維持は流石に困難で、途中交代想定の上、という事です。
幾つかの予想は、「前試合に起用されていないフレッシュ選手を抜擢起用」としていますが、元々、その前試合に選択されなかった理由を無視するもので、多くはプレー適合度低レベル=選手能力が原因です。その原因は打開出来ないが故に、起用していなかった訳ですが、その選手起用は、実戦での破たん必至となる訳です。 本当は、2つ目しか選択の余地は無い、のですね。
という事で、【勝利・勝ち点3獲得が絶対ノルマ】の明日の甲府戦選手選択・起用は、先ず、以下の2点から出発が必要です。
①「コンディション低下による実現プレイの低下があっても、選手能力優先」=「選手の累積疲労はあるも、大きなダウンとならない選手は、少し無理をしても起用選択」
②と同時に、対戦相手:甲府による特殊事情があります。
現在、四方田監督のコンサ試合展開方針は、
「前半守備優先・試合均衡を目指し、コンサの相手プレーへの慣れと対策の安定獲得と維持を図り、試合後半相手フィジカル低下状態・局面で、選手交代で戦力均衡を崩し得点獲得し、一瞬の勝勢局面が作れたら試合終了まで守備固めで、勝利を図る」ですね。再三その方針は相手の想定通り・対策に嵌り、チームの将来性・成長も欠くもので、誤りと指摘して来ました。
しかし、四方田監督の基本方針として継続していますね。まぁ~良く言えば、ジャイアントキリング方針です。
しかし、甲府は、コンサと同一「戦術・試合展開方針」で、後半の「フィジカル低下は、攻め疲れが無い事から、顕著には発生しません」。逆に、コンサの戦術・プレー対策が益々浸透し、隙が減少し、得点可能性は縮小していきます。
以上2点から、
【前半守備優先・後半攻撃は相手の想定・罠に嵌り、絶対に厳禁です】。
スタメン起用選手が、明日の試合の成否そのものです。
戦力差を最大にし、甲府の守備・コンサプレーへの対策・抵抗が小さい、試合開始直後からの30分での攻撃が試合結果を決定します。
コンディション低下でプレー強度・精度・スピードが落ちた選手から、早目の交代で戦力差を維持し、前半で複数得点獲得とします。
実際、最強攻撃力布陣を選択・構築し、ターゲットシュート力を最重要プレーポイントとして、先制点を早々に獲得出来ると、追加得点は容易に、連続して獲得出来ます。
甲府の強い守備力にも欠点があります。-「守備スタイルは1つしかありません。そのスタイルを崩された場合の修正力は低能力で、再修復には時間・選手交代の人(実は、ベンチ指示の伝達・実践者投入)が必要となります。・・ピッチ内選手間での「守備修復・再構築力が低いチーム」です。
ジェイのプレイ時間は30分間、小野の時間も20分間、マセードも45分間、故障明け宮澤は30分間かもしれませんが、スタメン・試合開始メンバーに起用し、最強攻撃力を構築する、しかないですね。
あらためて、スタメンを掲載します。
ジェイ
チャナティップ
ヘイス
兵藤 マセード
菅 宮澤
福森 菊地
河合
ソンユン
SUB: 内村 (ジェイと交代)
・・スタメンでの「スピード・スペース勝負は不発しかなりません」
甲府DF陣のフィジカル低下でスピード喪失局面が絶対です。
スタメンでは、不成功と後半活用成功の無駄遣い。
小野 (宮澤と交代)
・・兵藤アンカー・チャナティップで3ボランチ
早坂 (マセードと交代)
・・マセード運動量、スピード低下で同ポジション
バックアッパー 荒野、田中、進藤、金山
金園・ミンテのベンチ、荒野スタメンは厳禁!
ですよ、四方田監督!
2017年08月11日
この期間朝から晩まで予定一杯で、ブログ更新もままならず、前節の振り返り・次節のチーム分析も飛ばしてしまいました。済みません。
この間、コンサ順位状況は、降格圏争い5チームにすっかり定着し、13位以上チームとの勝ち点差が離れ、完全に「降格圏候補グループ」の中、<敗戦か引き分けかの勝負>をなお継続中です。別の言い方では、その5チーム全て、<降格圏脱出の方法・手段を発見できない>状態が継続し、選手の移籍加入や長期離脱からの復帰による選手層強化・即戦力化も、チームコンセプト・戦術・試合方針の改善も、実戦経験の累積による熟成・向上も、<効果なし・現実化しない>という事です。
この現状のままでは、コンサ15位=降格スレスレ状態は解消・変化しないという事となります。
そして、各チーム、ここに来て注目されている大きな要素が、
戦績改善は<実は、戦力改善・拡大に直結ではなくて、その活用・実施法にある>=監督の采配の問題、という点です。
5チーム共に、共通項目が、獲得采配ミスによる敗戦・勝利を引き分けとしてしまう、です。
コンサも、戦力は、確実に、間違いなくアップしています。マスコミ・解説者、そして選手自身、更に、相手チーム首脳陣でさえも、認め認識している現実です。
しかし、戦績、実戦プレイは、同一ミス・パターンの連続で、シーズン後半に至る現段階でも全く変化・改善しません。
<本来戦力を、能力一杯まで、効果的な組み合わせ・方法で、現実化出来る>能力こそが、監督の最重要・基本能力で、また、条件です。そして、この能力と条件に不適合とされ、監督交代・解任となる訳です。
四方田監督の采配ミス、<試合で起きたプレイ責任は、本当に選手にあるのでしょうか。・・怠慢プレイは論外ですが、今のコンサには怠慢プレイは撲滅、排除され、真面目で懸命な選手ばかりですね。だとすると、違うと思います。その様なプレイに追い込まれた状況にした事と、その選手適正に合わないプレイを求め配置した事が責任の本質です。>
戦術選択ミス、戦術実現のための選手起用選択・配置ミスが多過ぎます。
第20節C大阪・第21節横浜FMは、
強敵チームとの対戦に関わらず「無謀・夢想のシステム戦術選択」で、本来、堅守・速攻その派生セットプレイ攻撃の戦術を厳密・組織的に徹底すべき所、システム戦術選択ミス。
同時に、守備選手選択で致命的な選択・配置ミスで、試合途中で交代し補正する始末。
その中、象徴的なプレイは「都倉のイエローカードプレイ」でした。
あのポジション・あのプレイを、どんな気持ちで行ったか、選手都倉が気の毒になり、可哀想。あのポジションにいるべき選手がポジション放棄し、予測していた都倉がカバーに入った悲劇でした。でも、なぜ本来の選手はそのポジションにいなかったのでしょうか。監督指示です。 でも、どんなに考えてみても、あのポジションに都倉を置く意味は解りませんし、適正ポジションは、別エリアですね。
そんな、不可解局面・プレイの数が、対戦相手と比較し多過ぎますし、強敵相手には全く通用しません。 敗戦結果は、当然の結末でした...。 ~ショック!ですね。
日曜の第22節では、同一采配ミスは完全排除・撲滅しかありません。
第1順位注目ポイントです。
甲府は戦術・システムがコンサと同一で、本来戦力はコンサが上ですが、非力戦力を効率的に現実に引き出し、実戦時戦力は均衡状態です。
しかし、次節累積欠場の都倉抜きでも、選手層はコンサが上で、その戦力差を選手起用に現実化し、優位を構築しましょう。
得点力・・ジェイ・チャナティップ・ヘイスならば上。
1人でも外すと同一となり、決定力勝負はドロー
中盤力(攻撃構成力・守備支配力)・・兵藤・宮澤ならば上。荒野等を起用で劣後し、スペースリスク多発。
DF・サイド守備力・・河合・菊地・福森+菅で安定し、上。マセードは守備カバーの下がる運動量はウィークポイントですね。
同攻撃力・・ボール奪取後のロングフィード精度・判断は上。セットプレーのキッカー・ターゲットも大きく上。サイド両選手からのクロス力も上。
GK・・冷静であれば、ソンユンでかなり上。
システムは、
前々節・前節は「3-3-2-2」変形型・アンカー型超守備システムのみ適正で、実戦システムは不適正でしたが、
今節は戦力劣後チームの対戦で、真逆の攻撃的「3-4-1-2」型(昨シーズン主戦術)、「堅守・速攻、その派生セットプレー攻撃」戦術です。 甲府と同型システムとはしません。
予想メンバーは、
チャナティップ ジェイ
ヘイス
兵藤 マセード
菅 宮澤
福森 菊地
河合
ソンユン
SUB; 内村・早坂・進藤・荒野・小野・金園(守備要員で、最終逃げ切りの際のみ)
金山
こんなところですね。
絶対・必達ノルマ 【 2-0 完勝 】です。采配に甘さが出た瞬間、「引き分け
」以下必至に追い込まれます。
20000人越えのドーム力をフル発揮し、完勝・勝ち点3獲得で、降格圏脱出の足掛かり構築です。
2017年08月07日
過密日程は、ホントにタイトですね。
選手はリカバーTG翌日の明日に、試合前日選手選択TGとなります。
もう、本戦起用選手を選択・決定しなければなりません。
一点、横山知伸 故障:右足関節三角靭帯損傷・距骨骨挫傷は、長期離脱となりそうですね。三角靭帯は1か月程度で回復でしょうが、骨挫傷は1ヶ月で挫傷は消滅しても、痛みは安静自然快癒で6ヶ月程度となり、痛み止めを打ちながら強行出場か、今シーズン終了時まで治療続行となりそうです。
石川取得は、チーム・首脳陣のファインプレーとなりそうです。
でも、起用可能状態へはあと2週間と見ました。増川復帰も8月下旬、稲本復帰はもう少し早い8月中旬、あと1週間でしょうか。復帰に時間が必要選手は、深井・ジュリーニョ・横山の3選手に限定となり、戦力はシーズン後半、終盤前に整備となります。
昨日ブログで、対戦相手横浜FMは、ここ10試合、連続敗戦無し・得点獲得を継続かる好調状態で、対コンサ・札幌ドーム戦を迎えるもの、との、リーグ最強守備力・毎試合確実に得点獲得の攻撃力を点検しました。
さて、どのように試合方針・戦術・試合展開を構築しましょう。
1.試合展開・戦術
横浜の試合方針・戦術は、
最強守備力+毎試合得点獲得攻撃力;
『最終強力守備ラインでシュート阻止・クロス・セツトプレーも跳ね返し、
攻守切り換えからは、両サイド・中央の全経路から、
ロングカウンター55%・ショートカウンター45%とドリブル突破の、
スピード勝負でシュートチャンスを構築し、
高枠内シュート率で、
毎試合得点獲得、最少失点で、≪負けない試合≫を展開する戦術』でした。
コンサの対戦方針・戦術は、
堅守・速攻戦術のより強靭化・スピード化・精度アップ、適格ポジショニングと素早く適正な判断力・予測力の実践プレイアップを実現です。
『超守備的システム【3-3-1-1-1-1(3-3-2-2)】、
守備ラインは下げ過ぎない37m以上(M3rd下位置)と
リーグトップの縦コンパクトネス(FW~DF間の距離最短=縦に密集陣形)、
A(役)と縦のボランチ・トップ下(役)3選手と前線からの守備で中盤コントロール、
Aポジションエリアでのボール奪取から、素早い攻守切り換えの起点パス・フィードで、
サイド・DF裏スペースのロングカウンターとトップ下・前線への縦パス・スルーパスでのショートカウンター、その派生のセットプレーから、
高決定力選手と2列目・3列目選手による得点獲得』です。
特に重要ポイントが、プレー予測・判断によるポジショニングです。
選手選択の第一条件ですね。戦術理解・状況判断から敵・味方両方のプレーを正確に予測・しジショニングするヘッドワーク、賢い選手しか通用しません。
勝ち点獲得となる試合展開は、
<堅守により失点阻止を継続し、ボール奪取からのカウンターとセットプレーで得点>しかあり得ませんね。しかし、先制されたとしても、横浜の守備ライン・縦コンパクトネスは変化せず、コンサボール奪取からの「鋭利なカウンターで得点」を狙い、同点~逆転も可能な対戦相手です。
想定は
試合開始 ~ 30分 互いに堅守で、無得点・均衡状態
~ 45分 横浜に先制点奪われるも、同点弾により得点獲得
< 1:1 >
後半開始 ~ 70分 選手交代
~ 80分 攻勢を掛け、セットプレーから逆転弾・得点獲得
~ 90分 < 2:1 > で逆転勝利獲得
2.メンバー予想
相手システム・予想メンバーとマッチアップ型で記載してみます。
〔横浜FM〕 飯倉
中澤 デゲネク
松原 ジェイ 山中
都倉
中町 扇谷
チャナティップ
菅 兵藤 マセード
斉藤 バブンスキー マルティノス
福森 宮澤 菊地
富樫
河合
ソンユン 〔コンサ〕
SUB; 進藤・荒野・早坂・内村・ヘイス・小野
杉山
どんなもんでしょう!!
横浜前線は、上下複数選手で挟み込み・組織守備、
コンサ前線3人衆+兵藤は、高さ・強さ・スピード・センス、強力です。
2017年08月06日
前試合の余韻は、菅とチャナティップのクリアースコアーだけにして、次戦へ切り換えです。
コンサは、強力戦力を準備できた場合は、ジャイアントキラーの姿となりますが、1選手でも戦力ダウンしてしまうと、途端リーグ下位の戦術・試合展開・戦力のアタフタチームの姿となります。
いかに、リーグ水準選手を試合起用出来るかが、試合の成否に直結する現況。
「貧弱な選手層」との現実を思い知らされる敗戦が多発します。
更に、本来のシーズン育成戦略である「超守備的戦術からの速攻・攻撃の攻守のプレイ精度・スピード・強度の向上を、練習~実戦のシーズン展開の中で追求し、戦力アップ・選手層良化を図る」との大方針を思い付きで変更し、「理想の戦術」を夢想して「システム変更」をし、実戦すれば、当然、前試合の通り、ボコボコにされるのは自明の理。
監督も凝りませんね・・・!能力の問題だから、致し方ありませんが。
次戦対戦相手は、順位以上に強烈・強力なチームです。
第10節の鳥栖戦敗戦を最後に、10試合連続無敗戦を継続中で、特に、リーグ最少失点17失点の驚異的な強力守備力で、コンサの31失点比△14との圧倒的な守備力の差となっています。つまり、≪決して負けない戦略=最少失点に抑え、それ以上得点し勝利とする≫試合方針・戦略を展開中です。
そんな対戦相手に対し、十分な戦力を試合起用のため整備し、堅守・速攻を極め、ジャイアントキラーとなりましょう。
では、対戦チーム点検です。
1.現況
順位4位 勝点37(首位へ7差)11勝4分5敗 27得点17失点得失差10
コンサ
順位15位 勝点19 5勝4分11敗 19得点31失点得失差-12
リーグ最強の守備力(失点阻止力)で、現順位の源泉です。
得点力は、3得点-3試合、2得点-6、1得点-6、0得点-5と、複数得点試合は45%にとどまり、決して高得点力ではありません。しかし、ここ10試合無失点試合は無く、確実に得点獲得する得点力を保有しているものです。
戦績詳細データは、
〔攻撃〕
攻撃回数12位(コンサ12位)
シュート数12位(同11位) 同枠内率39.4%・2位(同25.2%・18位)
成功率8位(同15位)
パス数8位(同17位) 同成功率82.5%・4位(同74.2%・14位)
クロス数11位(同5位) 同成功率12位(同15位) 同得点4位(同9位)
セットプレー得点11位(同5位)
特筆の数値は殆ど無いですが、【高枠内シュート率】が毎試合確実得点の理由。しかし、成功率8位が高得点力とはならない理由です。10本中4本枠内は、大きいですね。
一点特筆が、ドリブル得点4点(同0点)で、斉藤学の得意得点パターン。
〔守備〕
被攻撃回数5位(コンサ6位)
被シュート数15位(同11位) 被成功率=シュート阻止率1位(同13位)
クロス失点4位(同9位) セットプレー失点4位(同6位)
スルーパス失点1点(同5点)
基本的に、
被成功率=シュート阻止率は驚異的数値で、強力守備力データ値です。
被攻撃回数・・全体守備力
被シュート数・・被シュートリスク機会数で、シュートまでの守備力(前線~MF)
被成功率・・シュート阻止で、DF・GK守備力
を数値化しますが、
前線~MFまではリーグ中位以下守備力ですが、【最終ラインDF・GKでの傑出守備力】を示し、全体守備力水準を上昇させています。
コンサは、前線~MF~最終ラインDFまでリーグ下位水準で、リーグ13位の守備力という事です。
〔基本項目〕
支配率49.9%・8位(コンサ44.9%・14位)
運動量9位(同4位) スプリント数14位(同16位)
リーグ平均水準で、決して突出の優秀数値ではありません。
2.戦術・試合展開
システム戦術は、一貫して【4-2-3-1】本来は攻撃的バランス型で、ハイポジション布陣・サイド攻撃・パスサッカー主体の高目ボール支配率による、積極的試合展開戦術。
しかし、本来型とは、ちょっと異なります。
支配率はほぼイーブンで、相手チーム戦術次第で上下。
陣形布陣ポジションは、基本、
守備ラインの高さ 38m(コンサ37m)・・M3rd下位置、やや低め
縦コンパクトネス(FW~DFの距離=縦の陣形密集度数値)30m(同28m)
パス数は8位の程度、但し高成功率です。
チームスタイルをコンサと対比してみると(F.LABの指数使用)
セツトプレー 左サイド 中央 右サイド ショートカウンター ロングカウンター
横浜 48 57 42※ 49※ 38 45
札幌 54※ 64※ 39 36 42※ 48
しかし、ゴール率を加味すると
横浜 2.5%※ 2.3%※ 5.3%※ 0% 3.8%※ 2.0%※
札幌 1.9% 1.0% 3.0% 0% 0% 1.9%
どのパターンも、コンサが劣後しています。
右サイドは「斉藤学」サイドですが、両サイドに中央突破も機能し、中央からが最得点パターンです。コンサは、左サイドとセツトプレーしか機能していないのがデータ値で露呈されています。
つまり、最終強力ラインでシュート阻止・クロス・セツトプレーも跳ね返し、攻守切り換えからは、両サイド・中央の全経路から、ロングカウンター55%・ショートカウンター45%とドリブル突破の、スピード勝負でシュートチャンスを構築し、高枠内シュート率で、毎試合得点獲得、最少失点で、≪負けない試合≫を展開する戦術です。
3.選手
シーズン前の大量移籍・流失を補う新規加入主力級7選手中、6選手が試合起用選手となり、成功。残留主力選手と合わせ主力22選手を、過度な固定集中化を防ぐローテーション選手起用にて、故障離脱は2選手に止め、毎試合強力戦力を維持・継続が、ここ10試合敗戦無しとの好戦績としている主因ですね。
しかし、前試合で、主軸の中澤・天野に不良個所が発生、回復次第で、次戦コンサ戦では欠場・代替選手もあり得ますが、少なくとも鉄人中澤は、たとえ故障があっても、強行出場・活躍がありそうです。
因みに、次戦コンサ戦の起用メンバーを予想すると
富樫
マルティノス バブンスキー 斉藤学
扇谷 中町
山中 デゲネク 中澤 松原
飯倉
SUB;
ウーゴヴィエイラ・前田直樹・喜田・金井・パクジョンス・新井
と言う所でしょう。
強力DF デゲネク・中澤は、ジエイ・都倉しか通用しないですね。
前回対戦で痛い思いをさせてくれた斉藤学・バブンスキーも、対戦相性の良さから、起用必須でしょう。前回、途中まで斉藤を抑え込みましたが、決局、サイドからのクロスとドリブルに遣られ、3失点。 今回、同じパターンは絶対阻止です。
2017年08月05日
第20節C大阪戦は、前半勝負にならず、後半互角勝負と大きく局面変化。
しかし、たった2選手の起用の違いが、ここまでチームを悪化させるとは..。
ミンテと荒野で、C大阪左サイドから自由自在の攻撃、中盤制覇を許しました。
前半のコンサの実プレイポジションは、
⑱ ⑨
㊳ ⑪
⑥ ㉗ ㉓
㉔ ⑳
⑮
①
前試合の同ポジションは、
⑱
⑨
⑪
㊳ ㉓
⑥
⑩
㉔
⑮
②
㉕
問題の2選手は、㉗ ⇔ ⑩ と ⑳ ⇔ ⑮ です。
如何ですか。
ポジションが全く相違していますね。
(1)前試合では、⑮+②の2DFが。DF陣主軸でしたが、
今日の試合では、⑮の1DFしかいません。
特に、⑮の右脇スペースカバーは「放棄」されました。
(2)同様、⑥の右脇のバイタルカバーは、
前試合、⑥+⑩で、⑩はアンカー気味でエリアカバーでしたが、
今日の試合では、⑥の右脇は空白・スペースエリアで、ノーカバー。
兵藤+荒野VSソウザ+山口で勝負となると判断する所から大問題。
それに加え、荒野の不良ポジションで、C大阪の中盤制覇・支配は当然事態。
最終ラインも、ミンテの飛出し守備は、ことごとく、自己中判断誤り・タイミング遅れでボールに触れる事も、最低限のプレイ制限も躱され、その飛出しによるスペースカバーが頻発し、全カバーが出来ず、結果、DFセンター菊地が再三引きづり出され、GK前を極度に薄くし、自由に得点されたもの。
後半、ミンテを放出し河合交代、マセードを下げ、荒野をボランチから外し、サイドとして小野投入で、互角な対戦状況に変化しました。
小野投入時間をもっと早くし、コンサ攻守整備を早く実行すれば、複数得点獲得となり、引き分け・逆転も可能でした。
前ブログで指摘した通り、現首位C大阪と勝負と出来る唯一の試合展開が、「前半開始直後からの攻勢・先制点獲得」でした。
しかし、そんな中、チャナティップ~菅の得点獲得は、チャナティップのホントに僅かなスキを狙うキラースルーパスと、菅のディフェンスを振り切るキレキレの飛出しと冷静シュートは確実な成長・自信を獲得した秀逸プレイで、大成果でした。
今節は、コンサ以外の降格圏争いチームは、維持と根性で勝ち点獲得となり、マタマタ、15位の降格圏争いに叩き込まれたもの。
しかし、現12位チームまで、勝点差は小さく、7チームで争奪となった試合結果でしたね。
2017年08月03日
明日の大阪長居金鳥スタジアムへ向け移動開始前日で、試合起用選手を候補から起用予定への選択を行う練習日です。
【ジャイアント・キラー】確立をする試合で、勝利・勝ち点3獲得を狙う対戦方針は揺るぎませんね。間違えても、リーグ首位の強敵・アウェイ戦から「勝ち点1狙い」の消極姿勢・方針は某コメンテーターに任せ、負け犬根性での<必死・懸命な試合貫徹の放棄>は捨て去っていて、チームは、とことん苦しむ中で確認し・鍛え続け・磨いて来た「誇りと自信」を糧に、リーグ首位チームをガッチリ喰らう、とのチーム総意の現況です。
勝ちに行きましょう!!
そのための試合対策・方法予想です。
1.試合展開・戦術
C大阪VSコンサドーレ札幌のマッチアップは、
①C大阪;「4-2-3-1」個々の選手・プレイの勝利を積み上げ、ボール奪取力から超スピードカウンターからの決定機から高決定力で複数得点。中盤支配と積極・攻撃優先戦術。
VS
コンサ;「3-3-1-1-1-1(3-3-2-2)」堅守・速攻・クロス・セツトプレーで、密集・組織守備を軸にシュート機に高得点力で得点。密集組織守備優先・速攻・セットプレー戦術。
②ボール支配率
C大阪55% VS コンサ45% 基本は、C大阪48%程度の所、対戦相手戦術で変更し、次戦はコンサ45%程度の選択から、「+7%」想定以上にボールを持たされ、その数値分「余分・低必要性パスの増加」となり、そのパスの精度・成功率がターゲットとなります。
③布陣位置・陣形の縦距離(=縦の密集度・縦コンパクトネス)
面白いデータ値です。
均衡
C大阪;DFライン40m VS コンサ;DFライン37m
コンパクトネス 30m VS コンパクトネス 28m
試合開始時、同点時間帯は、C大阪が、3mコンサより高いライン設定と
コンパクトネス(縦の密集・ワイド度)2mワイドです。
所が、
コンサリード=C大阪ビハインド-
C大阪;DFライン42.5m VS コンサ;DFライン36.8m
コンパクトネス 32.8m VS コンパクトネス 26.8m
C大阪は+2.5m上昇、コンサは変わらずのライン設定
コンパクトネスは、両チーム2mで、ワイド・短縮=密集。
逆に、
コンサビハインド=C大阪リード-
C大阪;DFライン37.9m VS コンサ;DFライン40.4m
コンパクトネス 25.9m VS コンパクトネス 31.8m
C大阪は△2.1m、守備バランスを取りラインを下げ堅守態勢となります。
コンパクトネスは、より顕著で、ワイド陣形を△4.1mも短縮し、ガチガチ。
ここからはコンサの得点チャンス・可能性は、均衡状態・コンサリードの局面が明らかです。コンサビハインドとなった場合の得点可能性は最小に絞り込んでしまい、基本積極攻撃戦術を「堅守・守備最優先戦術に転換」の試合展開で連勝・勝利・首位獲得としてきた展開で、この展開を阻止する点が最大ポイントです。
以上の点から、試合開始~前半戦での「先制点獲得」が絶対要件ですね。
その後、コンサリード状態で、コンサの堅守を維持し、その時間帯は上記の通り、攻撃バランス優先・守備力低下時間帯となり、追加点獲得し、試合終了を図る展開が、想定・狙い展開です。
試合開始~15分 カウンターで先制点獲得。
ジェイ・チャナティップ・都倉の強烈前線炸裂。
45分 守備優先で、失点阻止
後半開始~75分 C大阪の攻めあぐみ。チャナティップ⇔ヘイス交代で活性化。
カウンターからのセツトプレーで追加点
75分 選手交代で、運動量・守備力を復活
【 2-0 】コンサ完勝!! 狙い。
2.メンバー
C大阪起用選手はほぼ確定。対するコンサ・スタメンをシステム記載。
≪C大阪≫
キム・ジンヒョン
ヨニッチ 木本
松田 ジェイ 都倉 丸橋
山口 ソウザ
チャナティップ 兵藤
水沼 山村 柿谷
菅 宮澤 マセード
福森 杉本 ミンテ
菊地
金山
≪コンサ≫
SUB: ヘイス(⇔チャナティップ)、小野、早坂、進藤、荒野、河合
杉山
※横山の状態次第で、河合先発、SUB田中追加。
良い勝負です!!
2017年08月02日
さて、シーズン後半戦も、スタートダッシュ成功!となるか否かの別れ目試合。
リーグ首位で、「絶好調でシーズン展開?とも言い切れない」が器用選手の能力をフル発揮で高戦力で勝ちきって来た、C大阪戦です。
前戦勝利から、コンサ看板【ジャイアント・キラー】を掲げ、シーズン後半を進撃します。
次戦相手、C大阪は、浦和に続く【ジャイアント】で、<全試合勝利ノルマ>の呪縛にはまり、次戦も「勝利獲得戦術」しかあり得ない状態。
結果、当然、次戦も、「試合コントロール・ボール支配・攻撃バランス偏重の積極型戦術・より勝利直結の選手起用」しかありません。
つまり、【ジャイアント】全チームに、特異・共通する同一の対戦方針ですが、
そこに、
大きな穴・ターゲットが発生します。
〇試合コントロール・・想定外になった場合、「各種バランスを崩してでも、想定シナリオに戻そう」とします。<試合展開に即応した柔軟な対応を欠く>
〇ボール支配・・支配=パス数増加しかありません。しかし、不適格なパス数増加=パス成功率急落=パスミス多発=相手へのボールロスト=カウンターリスク・機会急増=失点多発。<戦術の実現・実践がプレイ(パス)が、逆転し、プレイ(パス)至上主義で、戦術実現は無視されます>
〇攻撃バランス偏重の積極型戦術・・攻守バランスが崩れ守備数が低下しエリア管理が不能に陥る、高すぎる守備ラインはDF裏の巨大スペース発生しカウンターリスク対応困難、積極攻撃のためワイド布陣が陣形の密集度を下げ組織守備は不能<カウンターリスク急増での失点リスク危機>
〇より勝利直結の選手起用・・選手能力の高い順に起用選手選択が行われ、結果、試合起用選手の固定化・集中化が、連携度アップの代償に、起用選手フィジカルコンディションの低下・故障離脱が発生、特定選手と試合未起用選手との二層化が選手レベル・意識・育成の二分化に直結。<選手層の希薄化>
ここに、各チーム毎の個別重要課題があったら、益々、困難となる、との状況に多くのチームが嵌っています。
という事で、コンサにとっては、対戦攻略ポイント・ターゲット満載の試合相手という事で、中位・下位チームの「勝点1狙い戦略」だとか「守備優先・消極型戦術」チームとの対戦の方が、戦力均衡はある分、勝利・勝点3獲得への対戦攻略法は難しく・成功確率も低いものです。つまり、
中位・下位チームとの対戦;
敗戦確率は低下。 勝利確率は、余程の戦力優位が無い限り低下。
上位チームとの対戦;
敗戦確率は上昇。 勝率確率は、対戦方針はより明確で、一定程度あり、
という事です。
【ジャイアント・キラー】です!
では、チーム点検。
1.現況・戦績
①順位1位 勝点41(2位と1差) 12勝(2位)5分(4位)3敗(1位)
得点40(2位) 失点(6位) 得失差19(1位、2位と4点差)
・・勝利数と敗戦数が1位の原因。高得点力+そこそこの失点阻止力で、高得失差は攻守バランスの良さを示しています。ここから、敗戦数1位だからと言って、守備優先と言う訳では無く、守備はリーグ上位の中、下の程度とし、攻撃優先のバランスで、高得点力が1位の主因。
②攻撃
・ゴール2位 攻撃回数6位 シュート数5位 枠内数2位 決定率14.0%1位
・パス数11位-成功率75.2%12位
・クロス数6位-成功率23.8%8位-得点10点1位
・セットプレー数17位-得点13点1位
・・現在の強さ・得点数・順位の真因が、ここにあります。【リーグ断トツの決定力】です。決定率順にチームを並べると〔1位C大阪-8位浦和-4位川崎-6位磐田-3位G大阪-2位鹿島・・〕となり、上位チームの条件です。
パスデータは、極端なパスサッカーとのデータ値では無いですね。ショートパスだけでなく、ロングパスも加えた、攻守切り換えからのカウンターのスピード・精度・創造性で構築しているデータ値です。
特筆の第二点が、【クロスとセツトプレー得点力】です。実は、プレイ多回数ではありません。逆に、少回数に拘わらず、どちらも、リーグ最多得点との点で、クロスのキック力とプレスキック力は共通し、優秀プレスキッカーによる精密度・スピード・アタックポイント、優秀ターゲット選手の得点力を示す数値です。
③守備
・失点6位 被攻撃回数9位 被シュート数8位 被決定率7位
・タックル数6位 クリア数11位 インターセプト1位 オフサイド1位
・クロス失点15位 セツトプレー失点2位
・・攻撃データに比べると、リーグ中位の数値です。クロス防御には弱点まであります。しかし、特筆第三点目が、【インターセプト力=ボール奪取力 断トツ1位】です。C大阪の攻守の原点となるもので、長優秀ボランチ2名ソウザ・山口蛍はリーグ最強の、エリアカバー・そのための運動量・適格ポジショニング能力を基にした素早いタイトチェック・超強力ボールカット奪取力で、運動量・スピードを持つDF陣と協力して、守備と攻守の切り替えを行います。その判断スピード・攻撃スピード・鋭い縦パスとドリブルでの突破・スピードに乗ったクロス攻撃・セツトプレーと連続するスタート局面を強力に構築するものです。
④その他基本データ
・ボール支配率48.1%12位
・運動量7位 スプリント数3位
・・あれ~? 支配率は下位レベルで、積極的試合展開で、攻守バランスを崩す所までは追及しておらず、攻守のバランスがやや攻撃的、との程度で取れている点が、強さの秘密ですね。
スプリント力は、カウンターの展開・プレースピードの源泉で、相手陣が整う前でのカウンター成功が、数値にて示されています。「堅守・速攻」を基本とする、ですが、そのスタートポジションが、前線に近い、ボランチ位置~より高い位置でのボール奪取からとなり、短手数でゴールに到達となるショートカウンター、サイドへ転換のロングカウンターを成功させるスプリント力となる数値です。
2.戦術
システム戦術【4-2-3-1】が、定番戦術で、数年の経験・習熟を蓄積し今シーズンも同様に展開しています。
個々の選手・プレーでの勝利を積み重ね・連続させて、連係・組織プレーとするコンセプトで、「積極型やや攻撃的戦術」。守備ラインは、高いライン設定で、前線からの守備・中盤支配のボランチと連携DFにより、ボール奪取を図り、その攻守切り換えの瞬間、スピード勝負で、ショート・ロングカウンター、サイド攻撃を仕掛け、攻撃的ボランチの推進力を基に、3攻撃的MFの独創性・精度・スピード・強さに充ちたパス・ドリブル・ロングとミドルシュート・クロス・スルーパスの多彩攻撃を掛け、クローザーにも決定力1トップで仕留め、こぼれを2列目・3列目で仕留めるもの。
謂わば「より前線に近い堅守・速攻と多彩攻撃」戦術です。
しかし、昨シーズンのJ2では、【低決定率と不安定DFライン・優秀ボランチの機能不全】で、攻守バランスに苦しむシーズンでしたが、【決定率と被決定率の劇的改善】により、本来チーム力がハイレベルで発揮され始め、高い戦力発揮が連続し、戦績の高位安定となったものです。その改善の源泉が、監督交代であった事は明らかです。
厳しい監督のもと、適格・適切な方針・指示・練習・展開となり、大幅に戦力活性化となり、それだけでも、大幅改善とした今シーズンとなっています。
3.選手
移籍加入は、
新加入 MF 清武 弘嗣 セビージャFC
期限付き MF 水沼 宏太 FC東京
新加入 GK 圍 謙太朗 FC東京
新加入 MF 福満 隆貴 レノファ山口
新加入 DF マテイ ヨニッチ の現主軸選手も成功し、豊富な高レベル選手層を更に厚く、リーグトップランクの現状です。全ポジション、現代表・元代表・代表候補で構築された選手層で、他チームでの「選手固定化・集中化」傾向も回避できているものです。
現システム戦術「4-2-3-1」は高レベル選手の配置起用が可能な状態で、現選手層に最適な現システム戦術も最高レベルで戦術発揮・機能となるもの。
隙が見つけにくいですが、前置きでの記述の通り、全試合必勝ノルマ指向での「スキ・スペース・ギャップ」はあります!!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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