~進化~ 2020シーズン前始動・準備~⑨コンサ守備戦術(考)

2020年01月31日

第一次キャンプが終了し、2日間のインターバルに入り、ここで、コンサ守備戦術にフォーカスしてみましょう。

今シーズンのシーズン、その前提のキャンプと一貫したテーマが、昨シーズンの改善しなければならない課題【失点半減】ですね。
今シーズンキャンプでは、
攻撃は、ダイレクトパスと縦パスの新チャレンジが浸透・定着し、4練習試合でも、攻撃主軸となり、多数得点獲得との習得成果で、大成功で目立ちます。
実は、守備も大きな変化・改善が定着し始めていますが、その内容と現状、評価が、今回テーマです。

【コンサ守備戦術】
コンサでの守備を考察するには、局面別に、守備の目的と戦術が変化し、試合全体一律点検は、間違いとなる点が、チーム特徴です。
特に、「常に、攻撃型」との根本方針から、守備も攻撃と密接に連動し、一体プレーとなる点がポイントですね。
昨シーズン失点数値は、
被攻撃回数116.0-14位
被シュート13.3-8位
被チャンス構築率11.5%-9位
被ゴール1.4-10位
被シュート成功率10.4%-11位で、参考に。
①相手攻撃(攻勢)局面
従来から「自陣でのブロック守備」の組織・堅守戦術が基本戦術で、四方田監督時代からの基礎継続戦術です。具体的には、両サイドがSB位置まで戻った5バック第一列、Wボランチに、ポジションダウンの2シャドーの4人の第二列、それにワントップの、5ー4ー1型のブロック陣形を、自陣ゴール前より、出来る限り高い位置に布陣し、ブロック陣形内への相手侵入に、複数選手連携の数的優位・組織ディフェンスで、「パスカット・タイトチェック・相手ミス誘発で、ボール奪取」、また、相手のラストパスとシュートをブロックし、失点を泥臭く・粘り強く阻止する戦術ですね。
そして、全ての「ボール奪取」は、最速攻守切り替えから、ビルドアップ型と、スピードカウンターで、一気に攻撃に転化させる、攻守一体戦術です。
しかし、昨シーズンを振り返ると、この相手攻勢局面での失点は、セットプレーを除くと、正確な計測値はありませんが、失点の30%程度で、現在の守備戦術の改善余地=失点減少余地は殆ど有りませんね。仮に、あるとしたら、「攻撃型」を捨て、「守備主導優先型」への転換しか無く、ミシャスタイルでは、あり得ません。更に、優秀選手の加入・交換をしても、そんなに大きな成果とはならないでしょう。
・・・相手攻勢時の守備に、改善余地は無い!との結論です。
②問題は、それ以外の局面、詰まり、コンサ攻撃(攻勢)時・守備から攻撃へ切替時・攻撃から守備へ切替時、の3局面全て共通ポイントが、『相手ボール奪取』からの被カウンターに着きます。失点の50%程度で、また、コンサの「対カウンター戦術・プレー・阻止防御力」は、リーグ平均レベル〜下位程度しか無く、大きな改善余地=失点減少余地がある部分です。
その対応戦術・施策が、ポイントで、先ず、

a.被カウンターとなった場合対策は、
*相手速攻スピードに負け無いスピード、下がりながら激しく相手をチェックしボール奪取出来る守備テクニックやフィジカル、相手カウンターを常時・適正に読む判断とポジショニング、を全部保有する選手の獲得が最短で大効果の対策ですね。しかし、そんなスーパースターは、W級となり、我らが資金力のコンサには無縁の話で、出来て、そんな選手になってくれそうな超若手選手を加入させ、何年も掛けてそこまで成長させる方法しか有りません。
相手カウンターの予想力とポジショニングの適正化は、継続トレーニングの時間を掛け、改善して来ていますが、少しずつがやっとですが、具体的に、ミンテ・進藤は、かなり改善して来ました。宮澤と福森は、スピード不足で、相手に置かれてしまい、同様に、ポジショニングや改善で、生き残れるかを掛けています。
田中駿太の加入は、スピードとポジショニング、そしてフィードのゲームメイク力を兼ね、大戦力となる事必至。更に、濱とレンタルの中村も、スピードと攻撃力を潜在する有力育成選手です。チームの基本を形成する有力戦略ですが、守備改善・失点大幅減少に効果は、即効は困難な対策です。〜他チームでは、手っ取り早い事から、主対策ですね。神戸、名古屋、横浜FMなど、過半数を超えるチームの主対策です。
✳︎選手を揃えるとの上記対策以外にも、方法は有ります。それは、「対カウンター布陣」です。具体的には、攻勢時など、チーム布陣5ー3ー2での底位置は、並列2枚でしたが、昨シーズン後半は、しばしば、3枚で、底2枚の更に下に、もう1枚布陣とし、具体的布陣は、5ー2ー2ー1となっていました。つまり、5トップ-左右CBやや内位置-底2ボランチ-最終位置CBで、ここはミンテが、最後の壁となり、相手カウンターには、左右CBとWボランチの第一防御を突破された場合に、連携したタイミングで、最終防御との対策・戦術でした。
しかし、昨シーズン、その徹底では、選手の所定ポジションから前線参加で、崩す局面は何度も発生し、そこで失点も有りました。より徹底で、安定化と戦術機能が果たされ失点減少に繋がります。今シーズンキャンプでの取組事項です。
シーズン全体では、被カウンター失点の1/3程度の減少が見込めます。

b.もう一つ有力方法があります。狙いは「相手によるボール奪取」で、そのボール奪取数を減少させる、との内容です!
✳︎その第一手段が、「ダイレクト(ワンタッチ)パス・プレー」戦術です。ダイレクトパスは、ワンタッチで、ボールを離す、「最短ボール保持」戦術です。その効果は、攻撃で、相手のパスターゲットへの守備・チャージの時間と、パス出し手への守備・チャージの時間を、与えず、相手のボール奪取を困難とする戦術で、ボール奪取自体を大幅に減少させ、当然ながら、失点大幅減少に直結です。
パスの精度アップも問われていますが、プロ選手のプレーを更に向上は、改善余地は僅かです。しかし、ダイレクトパスは、パステクニックのアップでは無く、パスタイミングとその手前の準備の改善で、改善余地も内容も豊富です。プロ選手、コンサ選手の能力アップが大きく期待出来るところです。
✳︎その第二手段が、「相手ボール奪取直後と、相手守備ラインでのボール奪取」=「コンサ最前線からの守備・ボール奪取」戦術です。
その効果は、守備面では、相手ボール奪取は、相手攻撃時間と方法の奪取ですね。より相手ゴール近くでのボール奪取は、より相手攻撃は遠くなり、結果的に、失点大幅減少と期待出来ます。突然、攻撃面では、相手ゴール近くで、ショートカウンターとなり、直ちに絶好決定機となり、得点力、攻撃力をアップするものです。
コンサ【新戦術】として注目され、実際、練習試合では炸裂し「多数得点の源泉」となりました。しかし、この「最前線からの守備・ボール奪取」には、絶対必須条件の戦術があり、その「ダブル運用で適正起用」となります。
 それは全選手「常に前方に向かってスペースを埋める」戦術です。ポイントは、ボール奪取に行くFWを孤立させず、<その下・サイドがボール奪取位置近くまで前進~その下・サイドまでのスペースを埋めるボランチ選手前進~そのボランチまでのスペースを空けないため最終DFラインも前進>と、チーム全体が、FWのボール奪取と同時、スペースを埋める前進を連動、との戦術です。結果して、最終ラインは、センターラインを越えて、相手陣内に「GK以外」10名布陣となります。しかし、この事は、同時に「最終ライン」の後ろには、GKのみで、以前より広大なスペースを発生する事を意味します。そんな状況での最悪パターンが「最前線ボール奪取」失敗からの「相手高速カウンター」や「自陣広大スペースへボール運びカウンター」で、最大危機となってしまう事ですね。そのために対策・戦術が、「全てのスペースを埋めるチーム全体前進」となり、言ってみれば、コンサの堅陣・ブロック守備を相手陣・ゴール近くに布陣し、その堅陣でボール奪取を確実に行う、との「超攻撃的戦術」です。単なる「最前線選手」のみが守備・ボール奪取、という事では無い、という事です。
この取り組みは、ミシャは2度目ですね。ミシャが解任された浦和の最終シーズンの目標・方針が「相手陣内サッカー」でしたが、実は、この戦術です。この戦術は、ミシャの発明ではありませんね。皆様ご存じの通り「マンチャスター・シティ」のグアウデイオラ監督の看板戦術「ゲーゲンプレス戦術」(バイエルン時代に確立し、ドイツ・ブンデスを席捲し、ドイツ語名がつけられました。)です。
しかし、前回、浦和でのトライは、「選手のベテラン・固定化による弊害=故障等離脱で戦術崩壊」で、無残な大失敗となり、監督解任~コンサ監督就任となった因縁戦術です。具体的には、中核選手が離脱、その代替選手・緊急獲得選手が、戦術理解が出来ず、前線プレス・ボール奪取するも、第2列や3列目、最終ラインは前進せず(ベテラン層が多く、試合フィジカルで上下動をさぼる事が多発した)、大きなスペースが発生し、カウンターで大量失点に陥ったものでした。
正に「攻撃的守備戦術」そのものの野心的取り組みです。
今回、ミシャは「より高い可能性を見出し、コンサで2度目の挑戦」を選択しました。果たして、選手の戦術理解・プレーは、適正となるか、注視点ですが、成功すると「マンC」同様のチームプレーは、リーグを席巻するものとなります。

これが、コンサの守備戦術の全貌ですね。
この他にも、多様なアプローチが有りますが、当面、この限定内容で守備力アップを図り、カウンター失点の大幅減少と、相手攻撃時間の縮小により、失点大幅減少、半減を指向するものです。
第二次キャンプのメインテーマになりますね。


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09:28

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~⑧第一次キャンプ終了・その評価

2020年01月31日

本日で、コンサ・第一次タイ・キャンプは終了し、
今後、2日間オフ明けの、2/3~8日間・2/10までの
第二次沖縄・キャンプが開始となり、
更に、2/11~第三次・熊本キャンプ~中5日2/16でルヴァン杯第1戦~2/22リーグ戦第1節。
シーズン開幕~3/7リーグ戦第3節・鹿島・札幌ドームの前日付近で、帰札・ロング三段階キャンプが終了との日程ですね。既存選手はお馴染み・慣れ切った日程で、すっかり「最適な進行方法」を把握し、その日程を最大限に活かす方法を満喫しています。
では、先ずは、タイ・一次キャンプの成果・到達点・出来を確認です。

キャンプ週毎ステップは、
1週目1/13~19;基礎フィジカル1.3倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)
2  1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築
3  1/27~30;実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織力構築
4  2/3~2/9;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・新戦術・組織力構築
5  2/10~15;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術ランクアップ・組織力構築
6  2/16  ;ランクアップフィジカル・戦術・組織プレイで実戦 となり、
最終キャンプ目標は
➀ランクアップ・フィジカル獲得~スピード・スタミナ
➁ランクアップ戦術獲得~より裏・縦狙い、ビルドアップ、攻勢時多彩攻撃、堅守、被カウンター組織プレー
➂プレイランクアップ~精度・スピード・ポジショニング・プレイ予測
➃組織・連携ランクアツプ~戦術理解と実践ランクアップ、プレイ予測と連係プレイ
➄サブ選手のトップレベル化
➀~➄の達成により、【戦力・チーム力を1.5倍化~得点;決定力アップし増加、失点;組織と個々能力アップで失点半減】でした。
週末に「J2レベル以上の対戦チーム・練習試合」のガチンコ試合を設定し、プレイ内容・進捗度・課題確認を実施し、
1/19タイ2部・プラエユナイテッド戦45分☓2
  ➀2-0、➁3-3 計5-3 ;武蔵・藤村・ジェイ2・OG
1/23Kリーグ2位・ACL戦・蔚山現代戦45分☓2、15分☓2
  ➀0-1、➁0-1、➂0-2、➃2-0計0-2と2-2;早坂・金子
1/25タイ2部1位・チェンマイ選抜戦45分☓2
  ➀3-0、➁3-0計6-0;ジェイ2・武蔵・藤村・ロペス・金子
と2勝1敗の戦績で、
➀1/23蔚山戦・1/25チェンマイ選抜戦は、
シーズン中ハード日程や試合終盤の「ハードフィジカルコンディション(重疲労負荷状態)」環境でのプレイトレーニングとなり、「戦術・規律通りプレイ」を実践出来、ほぼ実戦フィジカル能力は復活し、更に、目標の「1.5倍化」には到達していませんが、順調に「フィジカル能力上昇」が進行しています。
➁実戦戦術・組織力構築は、前シーズンレベルに到達し、今シーズンの新・追加テーマにトライし、戦術でのキャンプテーマ、
a.失点半減となる守備力上昇
b.ビルドアップレベルアップによる安定化
c.ラストパス精度、シュート精度改善による得点力上昇
は、
A.ボール奪取からのビルドアップの速さ、詰まり〈ボール奪取力上昇〉と〈攻守の切り替えの速さのスピードアップ〉による打開が指向され、キャンプの継続・反復トレーニング累積により、一気に、適正プレー選手が急増し、チームプレーに定着。
ア.「ボール奪取力こそが守備力強化の主力策」として一貫徹底トレーニングを実施し、その結果、ボール奪取選手は、「DF・中盤から最前線選手まで拡大」=「自陣〜最前線での守備まで拡大」し、ボール奪取位置は一気に相手ゴール前まで上昇しています。何より、守備嫌いのジェイ・武蔵・ロペスは、あらためてみると、全員ハードフィジカルを持っており、相手DFに襲い掛かり〜追い詰め〜ボールを奪う、のは、そんなに難しい事では有りませんでした。当の本人達がその威力に驚き、開眼です。
イ.ボール奪取直後に、最前線へのビルドアップ・縦パス配球も、キャンプの主力課題で、「攻守切替のスピードアップ」は、
攻撃面・ビルドアップパスにワンタイムの余裕を与えパス精度アップに直結。
・相手守備陣が再整備前の攻撃となり、✴︎スペース・エリア攻略が容易に、✴︎コンサ攻撃パス受け手がノーマーク状態でパス成功率アップ、で決定機が更に拡大増加。
守備面・昨年課題として残った、ビルドアップタイミングをターゲットとされ、ボール奪取やパス回しを阻止制限される、との課題は、相手チャージ前に、パス配球完了となり、相手前線からの守備を躱し無効化出来るものです。結果、守備課題は、大きく改善。
B.パス改善も各種戦術の前提テーマで、具体的には「ダイレクトパスと縦パス」を毎日継続・反復トレーニングを継続し、一気に、適正レベル到達選手が急増です。
・ダイレクトパスは、相手チャージ前にパス完了し、どんなフィジカルや球際が強い相手でも、無効化するプレーで、チームとして、最速・最精度・最高ポゼッションはボールを運ぶチームプレーとなります。コンサ・ミシャも、トライし、ハイテクニック・ハイスピードチームの必須能力を掴んで来ました。練習試合で実践出来ています。
・縦パスは、攻撃推進力パスプレーで、単純な「ボール保持・ポゼッション型」は、横パス、バックパスが増加し、パス構成比縦パス<横パス=バックパスとなりますが、その「横パス・バックパス」が、相手のボール奪取ターゲットそのもので、守備低下・カウンターリスクの主因でした。そこで、比率改善は、攻撃推進力上昇だけで無く、カウンターリスク減少による失点減少に直結する訳で、絶対条件が縦パスの成功率確保で、成功率の低い縦パスによる攻撃停止・相手カウンターパターンを回避するためには、高成功率が必須条件です。
縦パストレーニングは、成功率アップトレーニングとなり、パス精度とタイミング、何よりパスターゲットの適正化がその内容で、攻守切替の速さ、ダイレクトパスも関連し、それぞれのアップで縦パス成功率アップをとなっています。
守備力向上による失点半減は、攻守切替の速さと、ビルドアップ安定化では、全く不足でしたが、第3練習試合で「完封」。
そして、
第4週(4日間)は「守備優先トーニング」で第一次キャンプを締め、
1/29・Kリーグ2部チャンピオン・釜山・第4練習試合は、30分☓3の変則形で、
   ➀1-2、➁1-1、➂2-0 計4-3 
   でギリギリの勝利;ジェイ・武蔵・白井・ロペス。
フィジカルは計画以上に進展、新戦術もダイレクトパスと縦パス多数化、更に前線からの守備・ボール奪取が成功。キャンプ課題は得点につながり、有力スタイル、パターン、プレー、選手能力が発揮されました。今回試合では、1本目ジェイのGK躱しテクによる流し込み、2本目白井の相手ゴールラインの最深部までのドリブル突破とそこからのマイナス・高精度クロスロビングパス~武蔵冷静ヘッド、3本目ロペスの鮮やかシュートのGKこぼれを押し込む白井、4本目は、ロペスのベストタイミング・ハイテク・高精度ミドルシュートで、4本目・3本目・1本目は、選手の決定力によるものでした。
特に、ラストパスは高精度パスが連発され改善、シュート決定力は、流し込み型が大半で、ロペスのみ「高精度シュート」で、「ミドルや相手DF・GKが崩し切れていない局面でのシュートの決定力とその精度」は、他選手に残る課題でした。

4週目の到達目標
【1/27~30;実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織力構築】は、全て到達しています。
実戦テストも、最終戦では、
白井・荒野・福森・ミンテ・進藤が90分、ジェイ60分、
その前の実戦では、ロペス・ルーカスが90分起用、
出遅れていた深井・故障上がり駒井も45分、大学トリオも起用され、
故障中チャナティップ、石川の2選手程度以外全選手、実戦レベルフィジカルに近づき、第二次キャンプで、全員合流・90分可能に持っていきます。
得点も、ジェイ5得点・武蔵とロペス3得点・藤村と金子2得点・早坂1得点とFW陣の好調さと、藤村と金子の新鋭プレーも絶好調です。

二次キャンプ課題は、
➀フィジカル・1.5倍
➁新戦術~ダイレクトパスと縦パス、前線からの守備-ボール奪取は、継続成長を図りますが、
➂「ボール奪取」の「相手攻撃」時での「ボール奪取~カウンター」は、前線まで拡大。
しかし、コンサ最大の失点原因の「カウンター防御」は、3バック選手の正確な位置取り~スピードとフィジカルコンタクト力、その前に「相手プレー予測けによる「正しいポジショニング」が大きい課題点。


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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~⑦各チーム練習試合途中結果

2020年01月28日

コンサのタイキャンプは、あと3日間・29日K2リーグ昨年2位釜山戦練習試合を残すところとなりました。コンディションも、トレーニング成果も極めて順調に推移していますが、他チームは、既に、極少キャンプを終了から、やっとキャンプインまで、キャンプ状況は、大きく相違しています。オリンピック日程による、シーズンスタートの早期化は、Jリーグ、ACL含め大きく影響し、各チーム、チーム運営の対応力を問われ、具体的には、チーム編成〜キャンプと展開するシーズン前準備の成否が現実となりました。当然、シーズン前準備の良否は、シーズン内容・展開・結果に直結ですね。
今シーズンは、ACL組の、前年上位や優勝チームに、そのしわ寄せとシーズン前準備の弱体化を招いている現状となり、今シーズンイン後に、負荷・大ハンデ必至となりそうな展開が進行しています。
キャンプ中、トレーニングそのものや、キャンプ成果のテストとして、練習試合が設定されていますが、
今シーズンのキャンプでは、練習試合も大きく影響を受け、その内容も、大変興味深いものとなっています。
そんな、キャンプ練習試合の途中結果を点検してみましょう。

1.各チーム練習試合現況
昨日まで、全チームでは、26試合実施し、今後予定が、25試合と、丁度過半数となった所です。
チーム毎は、試合数順では、(今後数)
4試合ーG大阪(2)・FC東京(0)、
3試合ーコンサ(1)・湘南(2)、
2試合ー仙台(1)・川崎(0)・横浜FM(2)、と計7チーム、に対して、
1試合ー鹿島(0)・浦和(1)・C大阪(3)・広島(1)・鳥栖(2)・大分(2)、
未試合ー柏(0)、横浜FC(1)・清水(3)・名古屋(2)・神戸(2)と、少数チームが、11チームとなり、キャンプのスタートダッシュチームと、出遅れチームが明白となっています。
また、ここまでプラス今後も含め、キャンプ前練習試合が、トータル2試合以下となるチームは、
0試合ー柏、計1試合ー鹿島・横浜FC、計2試合ー浦和・川崎・清水・神戸・広島、の8チームとなり、明らかに、トレーニングと実戦テスト不足となる事必至です。
文字通り《ぶっつけ本番》は、実戦レベルでの、テスト〜課題確認〜課題修正、の手順を欠き、課題点改善・修正は無く、メンタル形成も不完全で、シーズンインとなる訳です。その影響は熾烈・悲惨な結果となる事は、高い確率で想定されるもの。
そんな、当たり前の戦略も建たない事自体、監督や指導者をはじめとする、チーム状況の困難さを示すものですね。

ここまでは、表面的に見える状況ですが、実は、良く練習試合内容を見ると、練習試合には、
単純トレーニングと選手テスト形式と、
チームプレー・戦力の実戦テストで課題確認・改善確認形式に分かれ、
「練習試合に求めるレベル・目的」の違いが、その形式の選択となる理由です。
その形式選択は、対戦相手の差に繋がります。
つまり、練習試合の対戦チームを、どのレベルにするかの問題となる、と言う事で、
最低レベルの〈チーム内TGの.対2軍チーム戦〉〜高校チーム〜大学・地域アマチーム〜JFLチーム〜J3チーム〜J2チーム・同レベル外国チーム〜J1チーム・同レベル外国チーム〜最高レベルのJ1超えレベルチームまで、選択があります。
その中、トレーニング形式と実戦レベル形式との境目が、〜J3以下、とJ2以上にあります。
そして、これから予定分も含め、各チームでの、その2形式を分類してみると、
実戦レベル形式が、31試合(今まで数11、今後数20)、
トレーニング形式は、19試合(今まで数15、今後数4)となり、
今まで数は、実戦レベル形式11に対して、トレーニング形式15でしたが、
キャンプ後半となる、今後数は、実戦レベル形式20、トレーニング形式は僅か4となっています。キャンプ進展に合わせ選択変化となる訳です。

2.練習試合評価
トレーニング形式の戦績は、その意味は低く問題外ですが、
実戦レベル形式の戦績は、興味深く、現況を示すものとなりますね。
ここまで、実戦レベル形式練習試合の数と、戦績は、
練習試合数順に、
3試合ーコンサ2勝0分1敗
2試合ー仙台1分1敗、FC東京1分1敗
1試合ー川崎1勝、横浜FM 1勝、G大阪1勝、鳥栖1分、
計11試合となります。(トレーニング形式の練習試合数15です。)
2勝は、コンサのみ、1勝は、川崎・横浜FM・G大阪の3チームのみで、仙台・FC東京・鳥栖は、未勝利です。
この戦績は、現状戦力のテスト結果で、キャンプ成果順となりますね。
今後は、実戦レベル形式の練習試合が一気に実施され、各チームのキャンプ成果が発表されて行きます。
〈キャンプ・トレーニングのピークを、どこに設定するか〉の選択ではありますが、
既に、キャンプ終了の、鹿島・FC東京は、ピークを作る事も不可能で、今後の影響は懸念しか無いですね。
コンサは、1月末・第一次キャンプ終了時に設定、第二次キャンプには、第2ピークとダブルピーク戦略で、その意図は、第1次キャンプは昨シーズンレベル形成、第2次キャンプでは、更に高い、新レベル到達、と言う事です。
しかし、他の多数チームは、ここから、実戦レベル練習試合もなり、第1ピークが、2月中旬のルヴァン杯開幕に合わせ、その後の第2ピークは、無し、との戦略となります。つまり、第1次昨シーズン並み戦力が、キャンプ到達目標と言う事です。
実際、コンサ以外の全チームが、主力メンバーの流出、その補充、更に大量加入となっており、チーム基礎内容の習得選手が多く、連携も基本からのスタートで、やっと、昨シーズン並み戦力の獲得がギリギリが本音、とのチーム状況が大きいですね。
このため、練習試合の形式は、トレーニング形式が大半とし、やっと実戦レベル形式に移行可能となっている訳です。

いずれにしても、各チーム、キャンプ・トレーニング内容の成功や成果のリリースは、殆ど有りません。まして、練習試合の成果などは、未だ困難で、明らかに、出遅れ状態のチームが多数となっています。
そんな中、リーグで唯一無二の存在が、コンサで、マスコミリリースも突出している事となっています。







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13:40

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~⑥キャンプ第3練習試合内容集中点検

2020年01月26日

昨日18:00〜からのタイ・チェンマイFC選抜戦にフォーカス点検。
驚異の大勝のメカニズムを分解してみましょう。
コンサのキャンプ成果と共に、今シーズンの狙いがハッキリと出されています!
では、
1.試合詳細
45分×2本計90分のフルタイム、対戦相手は、前年も1/23と全く同時期に練習試合対戦のタイ・チェンマイFCで更に選抜選手が加わり強化した混成チーム。
前年の練習試合結果は、同じくフルタイム試合で、1本目1-0、2本目2-2、計3-2と激戦での勝利との内容でした。
と言う事で、今シーズンの進化・成長度を試される試合となりました。
先ず、1本目(選手がフルタイム起用の段階では前半、後半で相当ですが、試合相当の起用時間とはならない現時点では、○本目で、それぞれ別ゲーム表記が適正ですね。)
は、スタメン
      ジェイ
    武蔵   ロペス
 菅  荒野   宮澤 ルーカス
   福森 ミンテ 進藤 
      ソンユン    
チャナティップ、深井以外は、第1メンバーです。

試合展開は、コンサがポゼッションを持ち試合コントロールをする中、
・強い球際と素早いタイミングのボール奪取から、素早い攻撃への切り替えで、カウンター・攻撃、とのパターンが、多数回炸裂し、その位置は、自陣を超え、相手ゴール近くの最前線守備にまで、積極化し、いわゆる「攻撃型守備」が定着。
・攻撃スタイルでは、縦パス=縦のロング・ミドルパスが増加し、ビルドアップのパターンを拡大・増加させ、選択肢増加により、相手対応の混乱を呼ぶ。
当然、より相手ゴールへ近づくスタイルは、成功すると一気に相手ゴール前決定機に直結し、試合でも多数回の決定機となっていました。
・昨シーズン来の、サイド攻撃、サイドチェンジ揺さぶり、ビルドアップは、益々、安定感と威力を増加させ、多彩な、鋭い攻撃パターンは進化しています。
具体的な得点経緯は、
1点目 荒野が最終盤から高精度ロング縦パスが武蔵に通りGK1:1からナイスシュート
2点目 荒野がPA前で、相手DFチャージしボール奪取、高精度クロスパスがジェイに通り、空きゴールはシュート
3点目 最終盤福森から高精度ロング縦パスがロペスに通り、スルーパスがジェイに通り流し込みシュート
と、ボール奪取と縦パス、そしてクロスの典型パターン得点

次に、2本目は、スタメンは、
      ロペス
    藤村   金子
  白井 高嶺 駒井 ルーカス
    濱 田中 早坂 
      菅野
 ロペス・ルーカス以外は、全交代起用し、特筆は、2列目藤村、金子、ボランチ高嶺、駒井、CBセンター田中に注目で、各選手、異なる持ち味=能力とスタイルで、チームのプレーのパターン・スピードが変化し、相手の混乱と対応困難となりました。試合途中の変化、相手試合想定を外し混乱させる、当然、第1メンバーの代替と、選手層の拡大とレベルアップが証明されたものでした。
1本目と同様、試合展開は、コンサがポゼッションを持ち試合コントロールをする中
・チーム課題である、上記・1本目と同様、ボール奪取、縦パス、従来パターンは、同レベルで保有・マスターし、プレーを実践出来ています。
・1本目と2本目の起用選手は、ロペス・ルーカス以外は、45分でチェンジし、2本目には、フラッシュ・期待選手が起用されましたが、1本目の第1メンバーとのパフォーマンスに、殆ど差は無く、場合によっては、よりクリエイティブで、速いサッカーが実践されました。選手層が、2チーム、ハイレベルを証明しています。
具体的得点経緯は、
4点目 ルーカス右サイド突破から、高精度ロビングクロスパスが藤村に通り、流し込みシュート
5点目 駒井の相手DFチャージで慌ててミスパスし、田中ボール回収、即座に高精度ロング縦パスを藤村に通し、GK1:1で詰め、溢れたボールをロペスシュート
6点目 ハーフラインの右サイドルーカスから、サイドチェンジで、左白井にボールを通し、高精度クロスパスが金子に渡り、流し込みシュート
でした。
矢張り、第1メンバー同様、ボール奪取、縦パス、サイドチェンジ、クロスが炸裂しました。

2.評価
如何でしょう。
得点パターンをまとめると、ボール奪取由来-2得点、縦パス-3得点、クロス-3点と、キャンプ課題は、得点につながり、また、今シーズンの有力スタイル、パターン、プレー、選手能力が発揮されていました。
但し、一見大きな改善がありそうに見えた、大課題ラストパスとシュート精度は、
ラストパスは高精度パスが連発され、大きな改善が見られましたが、
シュート決定力は、流し込み型が大半で、ラストパスが高精度・優秀であれば、シュートは流し込みで充分と、ある意味、課題克服への答えになり得ますが、本来の、ミドルや相手DF・GKが崩し切れていない局面でのシュートの決定力、その前提の精度が改善されたものではありませんね。
矢張り、本来のシュート精度追求も持ち越しです。
以上の通り、
昨年結果は、ギリギリ勝利でしたが、今シーズンは、完勝の結果となり、チーム戦力の大幅上昇・進化・成長が証明された、エポックとなるポイント練習試合でした。

    


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10:14

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➄キャンプ第2週目確認

2020年01月25日

コンサ第1次タイキャンプは、着実に進行していますね。
リーグでは、既に、キャンプ終了し、直前となった実戦への、通常シーズン日程に突入のチームが2チームとなり、殆ど本格的なキャンプトレーニングに成らずに、シーズンインとの厳しい日程チームが、鹿島とFC東京。そのツケは、遅かれ早かれ露呈は確実視されています。

さて、我らがコンサは、タイキャンプ第2週目。
おさらいですが、
キャンプは、
キャンプ週毎ステップは、推測するに、
1週目1/13~19;基礎フィジカル1.3倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)
2  1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築
3  1/27~30;実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織力構築
4  2/3~2/9;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・新戦術・組織力構築
5  2/10~15;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術ランクアップ・組織力構築
6  2/16  ;ランクアップフィジカル・戦術・組織プレイで実戦 となり、
最終キャンプ目標は
➀ランクアップ・フィジカル獲得~スピード・スタミナ
➁ランクアップ戦術獲得~より裏・縦狙い、ビルドアップ、攻勢時多彩攻撃、堅守、被カウンター組織プレー
➂プレイランクアップ~精度・スピード・ポジショニング・プレイ予測
➃組織・連携ランクアツプ~戦術理解と実践ランクアップ、プレイ予測と連係プレイ
➄サブ選手のトップレベル化
➀~➄の達成により、【戦力・チーム力を1.5倍化~得点;決定力アップし増加、失点;組織と個々能力アップで失点半減】でした。
前週を再確認して置くと、
【1週目ステップ目標;基礎フィジカル1.5倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)】に対して、具体的なトレーニングは、
1日目基礎フィジカル➝3vs2/緩急とダイレクト(ワンタツチ)パスで守備突破・ゴール➝11vs11ゲーム
2日目有酸素系コンビネーションシュート➝6vs3/ビルトアツプ➝9vs9ゲーム
3日目3vs3/ポゼツション➝4vs4連携➝8vs8ゲーム/幅狭エリア
4日目4vs3/ビルドアツプ➝8vs8ゲーム
5日目練習試合(タイ2部チーム戦)45分×4本 トータル5-3勝利
で、1週間前倒しレベルの順調進行で、特に、選手フィジカルのレベルアップが顕著でした。

では、コンサキャンプ2週目点検です。
1.コンサキャンプ内容
トレーニング内容は、
6日目(1/20)
 初オフ明けに、5vs2ポゼッション・ダイレクトパスからスタートするも、集中力を欠いていると≪青空ミーティングでミシャからのカツ!≫厳しい長目の小言注意。➝午後練は、コントロールシュート➝4vs4ビルドアップ;ダイレクトパス〜ゴール前フリータッチで確実シュートトレーニング➝9vs9ゲームで、午後練はガッツリレベルの◎
7日目(1/21)
 パスコントロール➝4vs4ビルドアッブ➝コーデイネーション➝6vs2ボール回し;パス&コントロール~精度重点シャドーシュート➝3vs3ボール奪い合い~カウンター前展開➝9vs9ゲーム
8日目(1/22)
AM軽め~ロングレスト➝6vs2ボール回し・パスコントロール➝9vs9ゲーム
9日目(1/23)
練習試合(蔚山現代2019K2位ACLチーム)
本戦45分☓2は「0-1~0-1計0-2敗戦」、
追加15分☓2は「0-2~2-0計2-2引き分け」
本戦は、
両チーム共にほぼベストメンバーでの「本気勝負」で、
コンサ布陣(推定)は、
        ジェイ
      武蔵   ロペス
    菅  宮澤 駒井 白井
     福森 ミンテ 進藤
        ソンユン    で、
チャナ;故障以外は、スタメン有力候補としての起用となったもの。
◎前線からの守備も含め「ボール奪取」から、ビルドアップ~速い前方展開・カウンターが効果的
☓ラストパス精度・シュート精度が問題、相手比では、フィジカル・球際の強さが課題 との試合評価となりました。
追加戦では、金子・早坂と複数得点獲得で、〇ボール奪取からのビルドアップとの評価となったもの。
10日目(1/24)
選手の疲労はピークに達し、午前はプールで調整、午後は軽いメニューで、翌日練習試合に備えるもの。
11日目(1/25)
練習試合(タイチェンマイFC+@の選抜)戦。
本日試合は、圧巻のコンサ激勝の結果。
45分☓2の本戦練習試合で、
1本目~ 3-0 2本目~ 3-0 計 6-0
得点;ジェイ2・武蔵・藤村・ロペス・金子
起用選手は、ジェイ・武蔵・藤村・ロペス・金子・福森・宮澤が確定。
1/23起用選手が再起用され、タイトフィジカルの中でも、圧巻のプレーが炸裂しています。
昨年1/23同様に同一対戦・練習試合を実施していましたが、
1本目~ 1-0 2本目~ 2-2 計 3-2 ギリギリの勝利、
でした。一年で、コンサの飛躍的成長が証明されています。
攻撃力は倍増、守備力は失点阻止で、「走るサッカー」を徹底し、ミシャコンサは第2段階は完成し、次週は、「新たな姿のコンサ=新戦術」の定着・熟成とランクアップです。
2.第2週評価
【第2週段階1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築】は?

段階目標「実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築」は、
➀1/23蔚山戦・1/25チェンマイ選抜戦との対戦は、
シーズン中ハード日程や試合終盤の「ハードフィジカルコンディション(重疲労負荷状態)」環境でのでプレイトレーニングとなりました。
そこでは、「戦術・規律通りプレイ」を実践出来、ほぼ実戦フィジカル能力は復活しています。目標「1.5倍化」には到達していませんが、順調に「フィジカル能力上昇」が進行しています。長期離脱からの復帰を目指す「最も目標点に遠いだろう『駒井』も、強敵チーム対戦を60分プレイ」実績となりました。キャンプ1週目にキツクミスで足を故障したチャナティップ以外は、殆どの選手が「実戦レベル到達」と推測される好進展ですね。
➁実戦戦術・組織力構築は、前シーズンレベルに到達し、今シーズンの新・追加テーマにトライとの状態です。

戦術でのキャンプテーマは、
a.失点半減となる守備力上昇
b.ビルドアップレベルアップによる安定化
c.ラストパス精度、シュート精度改善による得点力上昇の3点を設定した様で、

その具体化には、多様な方法論、迫り方、道が有りますが、
先ずは、

A.ボール奪取からのビルドアップの速さ、詰まり〈ボール奪取力上昇〉と〈攻守の切り替えの速さのスピードアップ〉による打開策が第一選択です。
キャンプでの継続・反復トレーニングの累積により、一気に、適正プレー選手が急増し、チームプレーに定着して来ました。
○「ボール奪取力こそが守備力強化の主力策」として、キャンプで一貫徹底トレーニングを実施し、対象選手は、 DF・中盤から、最前線選手まで拡大し、自陣〜最前線での守備まで拡大し、ボール奪取位置は、一気に相手ゴール前まで上昇しています。何より、守備嫌いのジェイ・武蔵・ロペスは、あらためてみると、全員ハードフィジカルを持っており、相手DFに襲い掛かり〜追い詰め〜ボールを奪う、のは、そんなに難しい事では有りません。恐らくは、当の本人達が、その威力に驚き、正に開眼している事でしょう。
○ボール奪取直後に、最前線へのビルドアップ、縦パス配球も、キャンプの主力課題です。「攻守切替のスピードアップの効果」は、
攻撃面;・ビルドアップパスにワンタイムの余裕を与えパス精度アップに直結。
・相手守備陣が再整備前の攻撃となり、✴︎スペース・エリア攻略が容易に、✴︎コンサ攻撃パス受け手がノーマーク状態でパス成功率アップ、で決定機構築力が大幅アップとなります。
守備面;・昨年課題として残った、ビルドアップタイミングをターゲットとされ、ボール奪取やパス回しを阻止、制限される、との問題点は、相手チャージ前に、パス配球完了となり、相手前線からの守備を躱し、無効化出来るものです。結果、守備課題は、大きく改善となります。

B.パス改善が主要テーマです。具体的内容は、ダイレクトパスと縦パスの2点。
A.同様に、毎日継続・反復トレーニングを継続し、こちらも一気に、適正レベル到達選手が急増して来ました。
・ダイレクトパスは、相手チャージ前にパス完了し、どんなフィジカルや球際が強い相手でも、無効化するプレーですね。神戸のバルサ組が目指すプレーで、チームとして、最速・最精度・最高ポゼッションはボールを運ぶチームプレーとなります。コンサ・ミシャも、トライと言う事で、ハイテクニック・ハイスピードチームとなるためには、絶対必須能力条件です。練習試合でも、トライし成功していますね。
・縦パスは、チームとして、攻撃推進力となるパスプレーを多数とするトライですね。ボール保持・ポゼッションを目指すのなら、横パス、バックパスは増加し、結果、パス構成比は、縦パス<横パス=バックパスとなりますが、その横パスとバックパスこそが、相手ターゲットそのもので、守備低下・カウンターリスクの原因となっていて、その比率改善は、攻撃推進力上昇だけで無く、カウンターリスク減少による失点減少に直結する訳ですね。但し、絶対条件が縦パスの成功率アップで、成功率の低い縦パスほど、攻撃をストップさせ、相手カウンターを浴びるものとなってしまい、高成功率が必須条件となる訳です。そこで、縦パストレーニングは、成功率アップトレーニングとなり、パス精度とタイミング、何よりパスターゲットの適正化がその内容となっています。攻守切替の速さ、ダイレクトパスも、密接に関連し、それぞれのレベルアップは縦パス成功率アップを導き出す、との相乗効果が作動しています。
眼に見える課題改善は、現在この2点ですが、

もう一点、
C.ラストパス精度とシュート精度が残されています。
改善トレーニングとして、シュート精度重点のシュート練習は数度実施していますが、大きな改善は見えませんでしたが、本日・練習試合で「開眼・急改善」が見込めます。多いなる期待を以て次週に課題持ち越しです‼️
また、
守備力向上による失点半減は、攻守切替の速さと、ビルドアップ安定化では、全く不足でしたが、ここも本日・練習試合で「完封」を掴みました。こちにも、同様に、期待大で、次週、更なる守備力向上トレーニングに邁進し、次週への課題持ち越しとなりました。

以上、総括すると、フィジカルアップは計画以上に進展、新戦術もダイレクトパスと縦パス多数化で手を付け始めています。最終課題の「ラストパス・シュート精度」、また「守備力向上」にも、突破口・切り口が発見され、フィジカルと戦術の「完成段階」が、次週以降に期待される、大成功の進展キャンプです。


  




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22:28

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➄キャンプ第1週評価!

2020年01月19日

コンサの第1次・タイキャンプの1週目が終了し、オフタイム(1日)に入りました。

第1週目キャンプを評価しましょう。

1.キャンプ内容
キャンプ週毎ステップは、推測するに、
1週目1/13~19;基礎フィジカル1.3倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)
2  1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織
3  1/27~30;実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織
4  2/3~2/9;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・新戦術・組織
5  2/10~15;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術ランクアップ・組織
6  2/16  ;ランクアップフィジカル・戦術・組織プレイで実戦 となり、
最終キャンプ目標は
➀ランクアップ・フィジカル獲得~スピード・スタミナ
➁ランクアップ戦術獲得~より裏・縦狙い、ビルドアップ、攻勢時多彩攻撃、堅守、被カウンター組織プレー
➂プレイランクアップ~精度・スピード・ポジショニング・プレイ予測
➃組織・連携ランクアツプ~戦術理解と実践ランクアップ、プレイ予測と連係プレイ
➄サブ選手のトップレベル化
➀~➄の達成により
【戦力・チーム力を1.5倍化~得点;決定力アップし増加、失点;組織と個々能力アップで失点半減】と言う事ですね。

【1週目ステップ目標;基礎フィジカル1.5倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)】に対して、具体的なトレーニングは、
1日目
 基礎フィジカル➝3vs2/緩急とダイレクト(ワンタツチ)パスで守備突破・ゴール➝11vs11ゲーム
2日目
 有酸素系コンビネーションシュート➝6vs3/ビルトアツプ➝9vs9ゲーム
3日目
 3vs3/ポゼツション➝4vs4連携➝8vs8ゲーム/幅狭エリア
4日目
 4vs3/ビルドアツプ➝8vs8ゲーム
5日目
 TG(練習試合)
(1)基礎フィジカルトレーニングは、
僅か初日の1日のみで、ステップ完了し、その後は、トレーニングメニューと試合形式トレーニングの中で「実戦レベル必要フィジカル」を拡大し、フィジカルアップを図りました。
具体的には、
初日、一日最終メニューのTGは11vs11の通常試合レベル、
2日目、<負荷アップTG9vs9 (2人減らし、一人当たりエリア拡大し、122%負荷アップ)
3日目、<負荷アップTG8vs8(狭くしてより密集を突破のため、スピードアップ、負荷122%)
4日目、<負荷アップTG8vs8(3人減らし、一人当たりエリア更に拡大、負荷137%)・・⇒ 「137%」までアップ
(2)基本戦術(おさらい)では、
1/18練習試合に起用選手は、ベテラン早坂~若手金子・藤村クラスまでに到達し、既に、昨年攻撃パターンが再現され、完璧に目標レベルに到達しています。
選手は3年目~2年目選手バカリで、なんの躊躇も無く「ミシャスタイル」を実践できています。

2.1週目評価とテスト練習試合結果
(1)昨年・一昨年との大きな違いが「選手個々の現フィジカル状態」で、
「ここまでのトレーニングレベルに未達の選手」が、一昨年は<全員>~昨年も<2/3>に対して、今シーズンは<ほぼ全員到達>で、明らかに全選手漏れなく「フィジカル」値が大幅にアップし【フィジカル能力・J1トップレベル到達】と進化しています。今キャンプは、一段とフィジカル負荷は上がりましたが、全選手、問題無くクリアー出来ています。
1/18練習試合では、明確に証明されていますね。その起用選手は、全容・詳細は不明ですが、「福森・藤村・武蔵」は前後半90分起用された模様で、通常ならば「この時期は45~60分しか起用可能」で無い所、支障なく「フルタイム起用」とされています。選手のフィジカルコンディションは、昨年より大幅に前倒しレベルです。
(2)「戦術熟成・習熟」も順調で、昨シーズンレベルは、1/18練習試合で証明されました。「福森」のプレスキツクは既にシーズンレベルに到達・連携も同様で「武蔵・ジェイ」得点はシーズン通り。
また、「ダイレクト(ワンタッチ)パス」は、何度も成功し、得点獲得・チャンスメイクとなりました。「ダイレクト攻撃パターン」の新戦術・組織プレイも、既に、実戦成功レベルにまで到達しています。
(3)1/18練習試合結果・内容は、
対戦相手タイ2部 プレーユナイテッドと45分☓2本で、
前記の通り「少なくとも3選手はフル起用」と推定され、他選手も「短時間ではなく、一定時間起用」されました。起用選手「福森・武蔵・金子・藤村・荒野・ジェイ・中野・ルーカス・早坂」9選手は元気にプレー出来ている状態を確認出来ました。
昨シーズンの第1TGは、タイ2部ーランバンFC戦
 前半 2-1 〇  後半 1ー2 ☓ トータル 3ー3 △引き分け
でしたが、1/18は、
 前半 2ー0 〇  後半 3ー3 △ トータル 5ー3 〇勝利
となりました。着実に進歩していますね。
得点者は、
前半~チーム第1号;武蔵、その後;藤村、後半~OG、ジェイ2発と、FWに得点集中・フレッシュ藤村得点と「攻撃・得点力は全開」状態です。
しかし、「後半3失点」は、今シーズンキャンプの最重要テーマ「守備力アップで失点半減」については「全然出来ていない」事を証明しています。
昨年と「同失点数」は「フィジカルコンディションが遥かに良い」にも拘らず、「失点減少」に出来ておらず「守備戦術上の課題点」である事が明らかです。

この様に、極めて順調な「フィジカル」強化、加えて、「攻撃」は「前年手法+新手法・パターンプラス」で順調ですが、「守備改善」は手付かず状態で、第2週に課題持越しです。ミシャは得意分野では無く、その改善手法に注目ですね。

全体では、昨年キャンプ対比で、<1週間前倒し・早く次の段階に進行>と極めて順調に進行中です。


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01:01

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~番外編 J1昇格選手最多18選手到達!

2020年01月17日

コンサから離れ、リーグ動向で、見逃せない現象が今シーズン生まれています。
「J2→J1への昇格選手が最多」との動向です。
コンサは、例外中の例外ですが、多数のJ1チームでは、保有選手の大量入替が発生し、神戸の様な資金力(=選手契約好条件)、選手自身チームが好きとの選択理由との特別チームのコンサ、以外は、大量選手入替の暴風が吹き荒れています。
その原因は、
①優秀選手の海外離脱の若年齢化と増加、
②主力選手中心の保有戦略により、中核選手の高年齢化が発生し、パフォーマンス低下、過密日程への対応困難事態発生から、ベテラン層放出・中堅若手への代替戦略選択
③中堅若手有望選手の引き抜き・獲得の激化による、チーム中核選手の予想外流出、
の3点が主な理由で、
事象として、
A.ベテラン層の、J1上位チーム→下位チームやカテゴリーダウンチームへの大量移籍(レベルは低下しても、充分そのレベルでのパフォーマンスはあるため)、耐えられない選手は、引退となっています。
B. 一部チームでは、育成計画に従って順調にアカデミー昇格で、J1に複数選手を供給していますが、当然ながら、即戦力選手はバルサ・エリート久保程度しか無く、J1主力選手への供給は極少数が現状です。コンサのアカデミー選手のチーム中核化の現在姿は、他チームからは驚きと羨望の高い評価を受ける理由ですね。
C. A.の通り、多数・中核選手がチームから消滅し、その穴を埋める手段が、
ア、他チームの若手主力を中心としたターゲットとして引き抜き交渉
イ、他国選手の獲得(世界的に若手有望選手の争奪戦が激しく、以前よりもJリーグ移籍動向は低減状態で、有望選手獲得成功率は低下傾向)
ア、イ、は、争奪戦は激しく困難で、主力多数の代替数確保は余程の資金力が無ければ困難ですね。
そこで、第3番目の、最有力複数選手獲得手段が、
ウ、J2リーグで、活躍の有望若手選手のJ1昇格、が大流行となった訳です。
現時点迄に、計18選手となり過去最高数となり、更に追加増加が有りそうな現状です。
具体的には、
FW
旧J2→新J1       選手名 想定ポジション等
新潟→浦和  レオナルド    シヤド-
長崎→柏   呉屋  日本人最多得点・4番手
京都→横浜FC   一美  日本人2位得点・FW 3番手
サイドハーフ
山形→C大阪  坂元   右サイド
京都→横浜FM   仙頭    サイド
京都→鳥栖   小松屋 サイド
徳島→横浜FM   杉本  サイド
岡山→柏    仲間  チーム得点2位
MF
徳島→大分   野村  OMF
愛媛→柏    神谷  10番選手
山口→湘南   三幸  ボランチ
DF
金沢→横浜FM    山本  CB・3番手
大宮→広島    櫛引  CB・SB
水戸→横浜FC     志知    SB・J2屈指のLSB
長崎→大分     香川    LSB
GK
松本→鳥栖     守田    GK
✳︎移籍選手の顔ぶれを再確認すると、J1チーム主力・中核=スタメンを獲得出来る選手は、僅か5〜6名程度で、多くはサブとして、カップ戦要員迄が限界ですね。
✳︎前線やサイド選手獲得の多さは、各チームでの攻撃の有効ピース不足を露呈しています。
✳︎チーム毎獲得数は、3名;横浜FM・柏、2名;鳥栖・大分・横浜FC、後1名が4チームで、通算9チームで獲得しています。

過去の同スタイル成功代表例が、神戸CB大崎・FW古橋・藤本、横浜FM DF畠中、鹿島からスペイン移籍DF安西、鹿島三竿の6選手で、
J2で鍛えられた才能が、J1で揉まれ、J1での競争力を高める、とのスタンダードスタイルが確立されています。
コンサには、チームコンセプトから無縁ですが、見過ごす事の出来ないJ1リーグの重要な動向ですね。



  


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15:57

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~④キャンプ始動!その内容。

2020年01月16日

コンサのタイ・キャンプは、極めて順調に開始となり、進んでいますね。
ジェイのかぜ離脱からの復帰、苦闘・苦境に陥ったオリンピック予選組・2選手の3選手を除くと、オフ期間の充実振りが証明される好コンディション選手が多数となり、ミシャ恒例の、第一目から、実戦形式トレーニングも、過去2回とは大きくレベルアップした内容で開始され、キャンプ始動は、極めて大成功だと証明されています。
本稿も、コンサキャンプ・ミシャキャンプをテーマとする時期ですね。
では、
1.コンサキャンプ概要は。
ミシャのキャンプは、3回目となり、基本形は変わらない様ですが、キャンプテーマは、その都度変化して来ました。
2018キャンプは、J1残留のご褒美もあり「ハワイの豪華キャンプ」でしたが、選手達を待っていたのは「地獄のミシャ・ブートキャンプ」で、「ミシャ戦術への転換」のための「フィジカル確保」と「基本・初歩形習得」をテーマで、キャンプスタート時には「フィジカル全員失格・戦術理解は、僅か・駒井と小野以外全員失格」で始まり、地獄レベルのキャンプの中、一気に「戦術・フィジカル、チームは大変貌」となったもの。
そのキャンプとシーズンの中、ベテラン~育成選手まで「全選手、文字通りに、横一線からスタート」し、ミシャスタイルに「適合」出来る「フィジカル・戦術理解・プレイ」選手のみが、シーズン終了時に残留し、2019シーズンへ進行したものでした。
2019.1.14からの第2回目キャンプは、「チャナの故郷・タイ」で始まり、前シーズンの「4位」順位により、すっかり「ミシャ・ブートキャンプ」を周知し「完璧準備」した選手と「認識の甘い選手」準備不足選手が存在しましたが、当然、「激しいミシャキャンプ」の洗礼を受け、また、「基本形から変化の応用形」戦術に進化し、その実践は、昨シーズンり基本形実践とは比較にならない位に「至難」で、シーズンを通して追求し、「局面レベル」では到達し始め、そこまで「フィジカル・戦術習得」が進み、ほぼ全選手が「ミシャスタイル可能選手」との評価と期待を受け、今シーズンに進行したものですね。
そんな2019の第1次キャンプ・15日日程の目標は、
➀90分走る切れる運動量=フィジカル
➁2018ミシャ戦術を下地にした「前年130%増しの応用型ミシャ戦術」定着
➂加入新選手、既存選手の戦術習得を基にしたポジション候補選手確認
との3ポイントでした。更に、
2019.2.1以降第2次キャンプ・沖縄恩納村では、同一ポイントが継続されましたが、
優先順位は変化し、➁と➂がウェートアップ、➀は「完遂」が選手「適正評価」条件となり、この時点で「➀追及レベル選手はチーム順位は最低ランクに低下」との選手起用順位評価となりました。
その後、第3次キャンプ・熊本市で、シーズン開幕後も「温暖の熊本」でチーム全体キャンプ状態を継続し、第1・2節対戦後、第3節対清水・札幌ドーム戦に「帰札」し長いキャンプは終了、との日程でした。
キャンプ日程の組み立ては、
「シーズンスケジュールの習慣化」定着を各選手毎図る目的で、「シーズン日程」と同一の日程となります。こんな細かい点も理由・根拠に満ち溢れているのが「ミシャ式キャンプ」
ですね。
原則1週間ごとに「テストマッチの実戦」練習を設定し、キャンプ目標のテストを実践し、課題点を確認しながら、全選手に亘り、シーズンでの「フィジカルとメンタル」の完全準備を図るものです。
2019キャンプの実際でも、
第1週目1/14~1/18 目標ポイントテストマッチ
    ・・・⇒ 1/19 タイ2部-8位 ランパンFC 2-1○ 1-2●
第2週目1/20~1/22 同上
    ・・・⇒ 1/23 タイ2部-3位 チェンマイFC 3-2○
第3週目1/24~1/27 同上
    ・・・⇒ 1/27 タイ1部-2位バンコクユナイテッドFC
と進行し、
キャンプトータルでは、
チーム TG数  戦績    得点 失点 平均得点  平均失点
コンサ  5  4勝0分1敗 19 11 3.8-3位  2.2-11位
G大阪  5  1勝1分3敗 12 13 2.4-8位  2.6-14位
FC東京  5  3勝0分2敗 17 12 3.4-4位  2.4-13位
鳥栖   4  2勝1分1敗  6  5 1.5-11位  1.25-4位
横浜FM  4  2勝1分1敗  8  3 2.0-9位  0.75-2位
川崎   3  2勝0分1敗 13  8 4.3-1位  2.67-15位
大分   4  0勝1分3敗  5  6 1.2-15位  1.5-7位
リーグでも、得点力が高く、トップのTG戦績でしたが、失点数も、リーグ11位と最多チームの中にいて、課題点だったものでした。

さて、今シーズンは、過去2シーズンキャンプとは大きく前進・進歩したものです!!見てみましょう。
キャンプ目的は、
「就任3年目で戦術は浸透。目標とするアジア・チャンピオンリーグ(ACL)出場に向け、実践型キャンプでチームを熟成させる。」となり、ACL出場を実現するチームへ「最終進化」を遂げる、との内容となりました。~詰まり「ミシャの戦術と実践プレイの集大成・完成形」を実現する~という事です。そのための「選手とは揃い」「土台・基礎は完成」し「いよいよその統合・成果を求める」という事ですね。
また、
トレーニングでの「ミシャの思想・考え方」が重要ですが、
 そもそも「トレーニング」の目的は、「エクササイズを通して、試合で起こり得る戦術的状況を再現し、その状況において、最善の選択肢を選び実行する、という解釈と判断を身に着ける」という事です。 謂わば「予習」です。
 従来のトレーニング法は、
「1つの決まったメカニズムを構想」し、「11対0」でそれを繰り返すエクササイズにより「オートマティズム構築」。その上で、「11対11」でエクササイズを実際に試す、との方法でしたが、
 現代流・そしてミシャのトレーニング思想は、
最初から「敵がいる状況」を用意し、敵側は相手が行う頻度の最も高い幾つかのプレーをランダムに行い、その時々で、それを的確に対応する、との方法です。
その中、
「敵味方を入れ替え・選手の一部を入れ替え」て、全選手が異なる視点から状況に関わり、そういう状況に直面した時に、「どう対応すべきか」との解釈・判断を助ける能力を身に着けます。
つまり、
「解釈と判断のスピード⇒情報把握~状況判断~アウトプットとしてのアクションまでのスピード」=「戦術的インテンシティ」と呼ばれる能力を高めるものです。
コンサ式=ミシャ式トレーニングは「試合形式主体」ですが、
正確には、「敵のいる状況」トレーニングという事で、「戦術トレーニングメニュー」の中身・根幹となる、との考えたの実践となります。
最近、「コンサ選手の成長実績の高さ」へ高い評価が寄せられますが、このトレーニングにより「戦術的インテンシティ」上昇による成果ですね。

2.紺シーズンキャンプ
TGは、キャンプ中、毎週末に設定されますが、毎日練習の中「日常トレーニング」として必ず、トレーニングの中核・根幹となっています。

そして、今キャンプ第1週目の進展度は、「昨年とは比較にならない程」選手コンディションは、ステップ・段階が早く、前シーズン比で「1週間前倒しレベル」に到達しています。「オフ期間(約1か月)の各選手毎の準備」は「ミシャの求めるレベル」にまでレベルアップした証拠で、「リーグの中でも高いレベルの正しいオフ期間」の習得も完了したものです。

一次キャンプ日程:2020年1月13日(月)~1月30日(木)18日間キャンプ地:タイ チェンマイの中、TGは1月18日を初戦に1月22日・26日・31日予定と4試合が、タイチームとKリーグチーム対戦で組まれています。
先ずは、明後日・1月18日土曜が「第1テスト試合」でそこでの「起用選手」が注目です。
意外な選手が、抜てき起用されそうで「大学組金子・2019シーズンサブ組からの逆襲」も有りそうですね。
全体のトレーニング成果、新戦術・新プレイ・新スタイル、そして新選手に注目していきましょう。




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18:04

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〜進化〜  番外編「高校サッカー決勝戦」

2020年01月13日

今日、高校サッカー決勝戦を埼スタで観戦。
昨年は、檀崎応援で、青森山田応援席横でしたが、中央席の中立席。
先ずは、観客5万人超えの、Jリーグ、代表戦も越えた動員に驚き‼️
しかし、試合開始となると、両チーム共に、J1トップレベル並みの速い攻守切り換えで、驚きの激戦が展開され、一瞬も目を離せない素早い展開とプレーに興奮でした。

前半は、青森山田が試合巧者を発揮し、2-0と大きく試合をリードするも、プレイ内容は、そんな差は無く、偶々セットプレー成功率位。
しかし、後半は、静学のパフォーマンスが上昇し、試合をリードし、着実に得点機会を活かし、得点を積み上げ、大逆転を実現、との大スペクタル試合で、静学が優勝を掴み、両チームの栄誉と、選手の頑張りを讃えながら、大混雑の中、やっと帰宅したところです。帰路、観客はどちらのサポーターも含め、大満足・大感動で一杯、高校サッカーも、やっぱり本当に面白いですね‼️
昨年の檀崎のスーパープレイと青森山田のサッカー、強さを思い返しました。

あらためて、両チームの試合内容を考察にすると、
①青森山田と静学のサッカーは、どちらも「攻撃型サッカー」で、高校サッカーチームで多数派の「堅守速攻・守備型」とは真逆ですが、全く相違するスタイルです。
今回、この攻撃型でも、対象的なチーム対戦とものなり、その違いが顕著となりました。
明確に言い分けられ、
青森山田のサッカーは「組織連携戦術サッカー」、
対する静学サッカーは「個々選手勝負戦術サッカー」とでも表現するサッカーでした。
一見、青森山田がコンサ、静学が川崎に見えた場面も多く、攻撃型でも、相手ディフェンスラインを突破する手段が、
青森山田は、長短パス交換の複数選手間プレイの戦術が基本でした。
しかし、静学は、ショートパス交換とドリブル突破両方を基本戦術とし、相手守備ラインを、ドリブルで突破し、相手守備選手を置き去りとし、一気に数的優位状態を連続させるサッカーで、
青森山田は、ピッチ全体・スペースとエリアを活用するサッカー、
静学は、狭い密集スペースの突破をショートパスかドリブルで抜くサッカーと、正反対の攻撃型サッカーを展開したものでした。
青森山田のサッカーは、個々のパフォーマンスに左右され難い、安定した、組織サッカーが特徴ですが、
静学サッカーは、個々の突破に、相手守備ライン突破の成否が掛けられ、個々の成功がその前提となり、相手の守備力によってその前提が封じられると、一転して試合困難が想定されます。実際、準決勝の矢板戦は、堅守速攻型の守備主導チームで、大苦戦の、ラストロスタイムでのギリギリ勝利となっていました。
今日は、攻撃型の青森山田が対戦相手だったからの、大逆転勝利だった、と言う事が見えて来ます。
②この2チームでは、選手の育成・成長は、間違い無く、大きな差が生まれる事が分かります。
青森山田では、パス戦術のパス能力、スペース・エリア認識と活用能力、組織・連携戦術能力、それらの前提の走力等が磨かれます。
対する静学では、個々のショートパス能力とドリブル能力が徹底的に磨かれます。
勝ち易い、勝利への成功率は、青森山田が優位ですが、Jリーグへの道、活躍のための入団については、高い個々能力を育成する方法論は、正解と言えますね。
実際、鹿島等への加入決定を獲得していますね。
高校サッカーの存在意義や意味では、
どちらのアプローチが正解かは、色々と考えさせられます。
従来は、高校年代、JチームならU18世代は、チーム戦術よりも、個々の高く突出した能力を持つ選手が期待され、昇格入団もなりました。
現代サッカーでは、同様に、高い突出能力選手が最優選手との評価は変わりませんが、同時に、戦術変化や状況把握能力の、適応柔軟性は絶対的前提条件となっている点です。詰まり、柔軟な「頭・考え方」との「情報処理能力」こそが、現代サッカーの「サッカー脳」の中核で、どんな優秀な能力も発揮させるための前提条件と言う事なんですね。
但し、静学の選手の突破力、ドリブル能力は、Jリーグでは、簡単に封じられるレベルで、そのまま通用するものでは有りません。しかし、高校や大学からのリーグ加入選手の中、高校や大学時代のパフォーマンスを、リーグでそのまま通用するとの過信する選手が頻繁に出て来ます。元々、才能・人材の素材で、即戦力とは言っても、最底辺レベル選手でしか無く、その後の各チームでの成長が無ければ、リーグ選手には到達しませんね。
だからこそ、檀崎も、岩崎も、藤村も、濱も、そして、入団した、田中、金子、高嶺、小次郎も同じです‼️

色々と感慨深い高校サッカー決勝戦でした。



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18:33

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➂チーム編成現況;他チーム対比

2020年01月10日

~進化~ 2020シーズン前始動・準備~シリーズは、前回➁キャンプ内容編で、各チーム毎の「極端な期間の大小とその代償・結果予想」を見てみました。
今回は、丁度各チームのチーム編成が完成期に差し掛かっており、チーム編成の概況を各チーム対比の中で見てみましょう。

1.本日時点各チーム・チーム編成現況
本日時点での、リリースにてよる各チーム編成を見てみましょう。
  更新数(未定数)~加入数~移籍数 ~非更新数~引退数
          (内主力級)   (同)    (同)   (同)
コンサ 23人(0)~ 3(1)  ~1(0) ~0(0)  ~0(0)
仙台  21 (0)~ 9(3)  ~6(4) ~2(1)  ~0(0)
鹿島  22 (0)~11(5)  ~8(3) ~1(0)  ~0(0)
浦和  26 (0)~ 3(1)  ~3(1) ~1(0)  ~0(0)
柏    3(19)~13(2)  ~7(2) ~1(0)  ~0(0)
FC東京 24 (1)~10(2)  ~5(4) ~1(0)  ~0(0)
川崎  21 (1)~ 7(1)  ~6(6) ~0(0)  ~0(0)
横浜FM17 (0)~ 9(2)  ~7(4) ~1(0)  ~0(0)
横浜FC 0(22)~12(3)  ~5(0) ~2(0)  ~1(0)
湘南  17 (3)~15(4  ~12(5) ~1(0)  ~0(0)
清水  16 (7)~ 8(0)  ~5(1) ~2(1)  ~0(0)
名古屋 16 (4)~10(5)  ~7(2) ~0(0)  ~0(0)
G大阪  2(25)~14(3)  ~6(0) ~2(0)  ~0(0)
C大阪 22 (5)~16(1)  ~5(2) ~2(0)  ~1(0)
神戸   0(24)~ 4(1)  ~1(0) ~2(1)  ~2(2)
広島  20 (0)~ 7(1)  ~4(3) ~0(0)  ~0(0)
鳥栖  16 (1)~12(2) ~10(4) ~0(0)  ~1(1)
大分  19 (3)~12(2)  ~8(1) ~1(0)  ~1(1)

1)更新リリース未報告;柏・横浜FC・G大阪・神戸の4チームありますが、
 〇柏・横浜FC・G大阪の3チーム
  ~加入・移籍離脱が活発でチームを大幅入れ替えし、その結果により契約更改を増減予定で、今後、非更新・移籍の増加が濃厚。
 〇神戸は、前2シーズンの様な「積極選手獲得」戦略から、「ハイレベル選手の維持・保留」戦略に移行し、大きな編成変化は無く、未更改は、ほぼそのまま更新予定。
2)契約更改数の大小は、原則的に、選手中核変動をせずに「前シーズンの継続」戦略の傾向と連動が通常です。
詰まり、「前シーズンの継続を、前シーズン選手主体・主力」する戦略となる、との事です。
その観点で、「更新数」に注目すると
26人~浦和、
24~FC東京・予想で神戸、
次いで、23人~コンサ、
以下22人~鹿島・C大阪、21人~仙台・川崎・、20人~広島と並びます。
しかし、リーグチャンピオン・横浜FMは17人に止まり、8人減・9人増と、チームの1/3を入れ替えています。
「更新数=更新率」が高い=選手入れ替え率は減少、となり「戦略・戦術」の大幅変化は、困難となります。つまり、「戦略・戦術の大幅変化」の必要性は高ければ、「更新数を減少=選手入れ替え活発化」の活発化が必要、という定理ですね。

しかし、効果的な戦力変化が乏しかった事が最大原因と言われている「浦和」は、大量「更新数」・リーグ最多更新数・最少レベル選手入れ替えとしています。しかし、浦和のこの現象は、「経営・戦略の失敗」がまたまた重ね、今シーズン・最悪な結果必至、という見方が適正でしょう。
一方で、浦和に続く、多数更新数(率)チームの、「FC東京・神戸・コンサ」は「前シーズンの高評価」により「前シーズンに継続型での今シーズン戦略・戦術」を選択した、との方向性を示したもので、今シーズンの戦略が、好内容として推定・評価されます。更に、続く、鹿島は、天皇杯決勝から、公式戦開始日までの「超タイト日程」のため、チーム変化に耐えられる「トレーニング期間」が不可能で、敢えて「更新数増加=大幅選手変化・入れ替えは断念」としたもので、キャンプ日程での厳しい状況に加えて、「選手編成」も想定とは大幅に外れた内容で甘んじる、との事で、その結果はシーズンにて決定的なマイナス点として発生必至です。

また、「更新率(数)少数・大幅選手入れ替え」選択のチームについては、
50%以下(継続選手半減)は、
柏・横浜FC・G大阪~横浜FM・湘南・清水・鳥栖の7チームで、その7チームは、「戦略・戦術の大幅変化、戦略・戦術は変化しなくてもその実践選手変更」を選択したチームとなります。チームの1/3以上を入れ替える選択・戦略には、その定着・成功への必須条件が大前提となります。即ち、「トレーニング期間(時間)」ですね。前ブログで、今シーズンの各チームのキャンプ設定戦略を確認しましたが、どうなっているでしょうね。
 柏~キャンプ未設定、横浜FC~23日間、G大阪~28日間、
 横浜FM~18日間、湘南~14日間、清水~10日間、鳥栖~18日間
 ☓☓ー柏・湘南・清水  △ー横浜FM・鳥栖  〇ー横浜FC・G大阪との符合結果ですが、これがこのまま今シーズンの結果に直結必至、でしょう。

3)選手加入・移籍・非更新・引退の数値よりも、「主力選手の増減・変化」が重要です。詰まり「主力選手の増減数の大きさ」=「チーム戦術実戦の中心の現スタメンの消失」となり、「チーム力の上下に直結」となります。
その観点で、各チームの「スタメンクラス変動」数を確認すると、
 加入・移籍・非更新・引退のスタメン(加入は同クラス)数合計で、
 最少1人 コンサ  ・・スタメン率9%変化◎◎
   2人 浦和・清水・・共に大幅変化必須に拘わらず、主力変化なし☓☓
   3人 横浜FC・C大阪・・大量獲得も殆ど変化は期待できず☓
   4人 神戸・広島・・神戸は理想形で変化不要◎、広島変化不足☓
   以下
   8人 仙台・鹿島・・チーム激変で、再構築は絶望的に困難☓☓
 最多9人 湘南 ・・チーム激変で、ストロング維持疑問☓☓
 
2.まとめ
選手異動のリリース数は相当数に至っていますが、
必要チームに効果的な「加入・移籍」は、その定着・再構築となる「トレーニング・キャンプ」の前提条件が欠けたチームが多数となり、「成功チームは少数」となりそうです。

実に、コンサ・神戸のみが、「計画通りチーム編成」との成功例となりそうです。

この様に、「チーム編成」も、成功・効果期待可能は、極僅かで、
<キャンプ期間の設定のチーム間差異>と<チーム編成の成否>は、今シーズンの推移・結果を決定付ける「2大要因」と成った様です。
コンサは、優秀な「チームスタッフ」により、両要因ともに、成功チームとなり、極めて順調に推移し、そのまま、順調なシーズン推移への道が開かれていますね!
注目点です!!


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22:06

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➁キャンプ内容

2020年01月07日

前ブログ➀保有選手戦略での結論
「既存A契約選手24選手+新加入選手3選手(特別指定小次郎を加えると4選手)でしたが、岩崎レンタル移籍となり△1名で『26名』体制。レンタルバック期待の有望・中村桐耶(1/31レンタル期間終了)は、育成型レンタル継続で増加は無くなりました。今シーズン、特別指定登録予定・次の正GK候補・中野小次郎が随時試合合流で、また、2種登録の『育成対象選手』の加入も想定され、2019シーズン選手のが継続すると『同一3選手』で総計≪30名≫体制となります。『強化計画(2003年策定)値』に合致し、特段の必要が発生しない限り、保有数は完成です。」
チャナティップのリーガ(スペイン)オファーは要注意で、仮に流失の場合は「シャドー選手の追加獲得」が発生しますが、「充分に代替候補選手が居り」、即座獲得とまでひっ迫するものでは無く、第2ウィンドー登録の選手獲得時期(8月)をターゲットに進行すれば十分です。・・・噂の「Wレベルプレミア選手・Dシルバ」も・・・(アメリカL・親友彼のベッカム監督の新設チーム移籍が濃厚ですが・・)
1/6「監督・コーチ・選手今シーズン契約合意報告」で公式発表、1/11キックオフ大会で、今シーズン「選手背番号・キャプテン」の正式発表で、完了です。

さて、今シリーズ第2弾は、「キャンプ内容」です。
他J1チームのキャンプ内容と対比して、その目的と意味・内容を見てみましょう。

1.各チームキャンプ日程
未だ、キャンプ日程未発表のチームが、5チーム;浦和・大分・C大阪・柏・神戸で、この時点で「調整中」自体、他チームに大きく後れを取るもので、少なくとも「他チームよりも準備期間を延長し、準備での優位を図る」事は不可能です。
キャンプ日程期間順は、
32日間 コンサ ~1.13タイ-沖縄-熊本2.16 実戦2.17
29   仙台   ~1.13沖縄-宮崎-宮崎2.10 実戦2.17
28   G大阪  ~1.13沖縄-沖縄2.9    実戦2.17
23   横浜FC ~1.15和歌山-宮崎2.8   実戦2.17
22   広島   ~1.13鹿児島-宮崎2.9   実戦2.17
20   川崎   ~1.13宮崎-沖縄2.9    実戦2.17
18   名古屋  ~1.21タイ-沖縄2.8    実戦2.17
     横浜FM ~1.12沖縄-宮崎1.31    実戦2.8、2.10
     鳥栖   ~1.17沖縄2.3        実戦2.17
15   FC東京 ~1.7沖縄1.21        実戦1.28、2.10
14   湘南   ~1.18スペイン1.31       実戦2.17
10   鹿島   ~1.10宮崎1.19       実戦1.28、2.10
     清水   ~1.26鹿児島2.4       実戦2.17
未設定  神戸                  実戦2.8、2.10
     浦和・大分・C大阪           実戦2.17

今シーズンの各チームキャンプ日程は、10日間~32日間と激しい位の差異が発生し、その「キャンプ目的・内容」は全く異なるものとなります。
結果として、「キャンプ成果がシーズンに波及する効果」が、ここ暫くのシーズン中最大となる事必至です。
その中、コンサは、「最長キャンプチーム」で「徹底したキャンプ実施」の意図が、最も強いチームとなっています。通常・常識的には、「コンサ~最多キャンプ効果チーム」との想定が成り立ち、逆に、「最少キャンプ」となった鹿島は、「フィジカル調整期間」程度しか成立せず、<大量選手移籍が発生し、連携・組織力が消失>している中、その是正・改善は「棚上げ」となり、予想・想定として、戦績・成果予想は「惨憺たる結果」が待っていそうです。
同様に、リーグ上位・天皇杯上位チーでは、
ACL参戦権に到達しなかった「川崎」のみは、そのお陰で「実戦日2.17」の普通日程となり、「無理日程によるキャンプ日程縮小・弱体化」とはなりませんでしたが、横浜FM<FC東京<鹿島、となり、鹿島の最悪キャンプにまでなりました、また、キャンプ未発表の「神戸」も立ち遅れは免れず、同様事態発生です。

2.キャンプの目的・意味・内容
 キャンプの目的は「シーズン中、目標とする戦績・試合内容を実現するため、フィジカル・戦術・テクニック・組織・ヘッドワークを、整備・課題改善し、戦力アップを図る」もの、ですね。
そこから、
 ➀フィジカル
 ➁戦術・組織
 ➂プレイ内容
 ➃メンタル・ヘッドワーク の各項目のレベル・ランクアップのためのトレーニングが「キャンプ内容」となります。

標準的なキャンプパターン;週単位で、
1週目    2週目        3週目       4週目
フィジカル フィジカル;ハーフ  フィジカル;フル フィジカル;レベルアップ
基本プレイ 基本戦術プレイ   実戦戦術プレイ  実戦戦術プレイ;同上
                     組織        組織   ;同上
と「4週間=28日間」となり、期間短縮は「その段階」での停止・終了となってしまいます。・・・週単位内容を「短縮・圧縮する方法」はありません。唯一の方策は「その内容を既に保持する選手の獲得」のみです。
コンサの様に「若手・育成選手のチーム中軸化」戦略では「キャンプ期間を充分に徹底可能期間確保」は、絶対・必須戦略ですね。

 では、上記各チームキャンプ日程期間を「基本キャンプパターン」に当て嵌めるとキャンプの到達可能内容予想が、

1週目フィジカル・基本プレイ段階
   鹿島・清水・湘南
2週目フィジカル;ハーフ・基本戦術プレイ段階
   FC東京・鳥栖・横浜FM・名古屋・川崎
3週目フィジカル;フル・実戦戦術プレイ・組織段階
   広島・横浜FC
4週目フィジカル;レベルアップ・実戦戦術プレイ;レベルアップ・組織;レベルアップ段階
   G大阪・仙台・そしてコンサ   となりました。

今シーズンの「各チーム・キャンプ推移」に注目です。

3.コンサ・キャンプ目的・内容
コンサキャンプは、
一次キャンプ
日程:[2019年1月13日(土)~1月28日(月)16日間] 
   2020年1月13日(月)~1月30日(木)18日間
   キャンプ地:タイ チェンマイ
二次キャンプ
日程:[2019年2月1日(金)~2月12日(火)12日間]
   2020年2月3日(月)~2月15日(土)13日間
   キャンプ地:沖縄県国頭郡恩納村
三次キャンプ
日程:[2019年2月13日(水)~3月1日(金)17日間]
   2020年2月16日(日)~ ホーム開幕頃まで(例年3月初1日)18日間
   キャンプ地:熊本県熊本市
合計 2019年・・35日間
   2020年・・32日間・3次キャンプ延長で49日間

1/12   フィジカル
1/13~19 基礎フィジカル+1.5倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)
1/20~26 実戦フィジカル+1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織
1/27~30 実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織
2/3~2/9 実戦フィジカル+ランクアップ(試合形式)・新戦術・組織
2/10~15 実戦フィジカル・ランクアップ(試合形式)・実戦戦術ランクアップ・組織
2/16   ランクアップ実戦フィジカル(試合形式)・ランクアップ実戦戦術・組織

キャンプ目標は
➀ランクアップフィジカル(スピード・スタミナ)獲得
➁ランクアップ戦術(より裏・縦狙い、ビルドアップ、攻勢時多彩攻撃、堅守、被カウンター)
➂プレイランクアップ(精度・スピード・ポジショニング・プレイ予測)
➃組織・連携(戦術理解と実践ランクアップ、プレイ予測と連係プレイ)
➄サブ選手のトップレベル化
により、【戦力・チーム力を1.5倍化~得点;決定力アップし増加、失点;組織と個々能力アップで失点半減】  と設定、したいですね。

具体的内容に、注目です。


post by yuukun0617

16:20

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~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➀保有選手戦略

2020年01月03日

正月明け、1/6よりコンサは司令塔・宮の沢本社が再開・始動され、宮の沢練習場には、先ずは自主練習選手が集合・始動、U-23参戦2選手(菅・田中)以外の全選手が再集結し、1/11「キックオフ2020」を出陣式として、1/12より「始動・準備」が進み、今シーズンがスタートですね。

シーズン公式戦・ルヴァン杯2/16・リーグ戦2/21までの「コンサ始動・準備期間」は、~進化~シーズン前始動・準備 シリーズをお届けします。よろしくお願いいたします。

本日は、チームの根幹「~➀保有選手戦略」です。

1.今シーズン保有選手戦略
A.先ず、今シーズン保有戦略はどうあるべきでしょうか。
 コンサの根本チーム戦略には、2003年強化計画があり、現在その「ステップ4~5」が現況とされています。
「強化計画」には、
➀活動目標~J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成
➁基本的な考え方~短期目標(リーグ上位・カップ戦上位)を達成し、チームとしてのベースを確定する。このベースを基に中 期・長期目標実現に向けての一歩を踏み出す
➂具体的な取組~
(ステップ4)ステップ1から育成・強化を行なってきた選手の中でJ1リーグで充分に通用 する選手が育ち、その選手によるポジションの固定化を行い、それ以外に必要な補強部分を明確に打出し、次のステップでの補強の指針とし、補強するべき具体的なポジション・選手を絞り込む。ー完成
(ステップ5)育成・強化の中で育ってきた生抜きの選手と指針に基づく補強で獲得された選手によるチーム力ベースが完成し、短期目標を達成(未達)。ステップ4以上の成果(リーグ・カップ戦優勝) を残す。
➃チーム構想と編成~
(ステップ4)チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、精神的にも技術的にもチームを支えられる生抜きのメンバーによるチーム編成の確立と更にチーム力を強力にする為の外国人選手及び日本人選手の補強を検討するー完成
(ステップ5)チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、結果を残し次のステップ(タイトル獲得へ進む。
➄選手編成~
選手総数30名以下
外国籍(最大3名は現在制限なしに修正)及び日本人選手の移籍獲得
選手平均年齢の固定化(チームの新陳代謝のベースとなる選手平均年齢が固定)
選手平均年俸の固定化(戦力のベース確定に伴い、今後J1リーグ定着の為に必要な選手平均年俸と年俸 総額を確定する)
➅育成・普及(ユース及びスクール)との連携 ~
U-18以下の組織体制の充実とトップチームとの連携及び底辺(サッカースクール)の拡大を図り、共通理解の元、一貫した指導を行い、トップチームへの最大の選手供給源とする
a.トップへの昇格選手数:2名程度 
b.コンサドーレユース育成・指導指針に基づく育成・指導の実施
c.育成・普及スタッフのライセンス取得とトップチームスタッフへの登用
コンサの最重要戦略のため、あらためて掲載しましたが、ステップ4の多くの項目を完了し、現況はステップ5ですね。

そこで、今シーズンの保有戦略の在り方は、
〇チーム構想・編成はほぽ完成で、想定・計画通り選手は揃っています。
〇保有選手数は、30名以下
〇選手平均年齢・年俸固定化も完成(リーグ最少平均年齢と黒字バランスに固定の平均年俸が確立)
〇ステップ5の完成は、短期目標=タイトル獲得を待つのみ 、となります。
では、これらを大原則として現況を点検しましょう。
B.現況概要
➀保有選手数
 「計画は30名以下(ステップ4では、28名)」ですが、今シーズンの現況は、
 既存A契約選手24選手+新加入選手4選手(特別指定含み)、更に1/31レンタル期間終了選手の育成選手1名を合計すると「29名」。しかし、「岩崎レンタル移籍」となり△1名で「28名」体制。ここに、2種登録の育成選手が、2019シーズン選手が継続すると3選手加わり、「31名」体制となります。計画値に合致し、特段の必要が発生しない限り、保有数は完成です。

➁ポジション別保有評価~問題点・不足等は無いのか~
選手数は、適正数としても、ポジション毎の充足度が重要ですね。
確認しましょう。
a.GK[試合必要選手数ースタメン1・サブ1の2名]5名体制
 レベル;選手名
 J1 ;ソンユン・菅野
 J2 ;中野小次郎(特別指定)・阿波加
 J3 ;2種山本  
  ~ 菅野完全移籍成立により「J1レベル2枚看板保有」は理想形で、直ぐにJ1レベル到達が見込める「小次郎」の成長次第で、今シーズン中に「J1レベル3選手体制」に到達し、2021シーズンのソンユン・兵役離脱にも計画的に準備・移行となります。GKポジションは完璧で問題はありませんね。
b.DF[スタメン3・サブ1~2名] 9名体制
 レベル;選手名
 J1 ;ミンテ・福森・進藤
     宮澤・石川 ー兼務
 J2 ;早坂・濱・田中
 J3 ;中村(レンタル明け)
  ~「J1レベル5枚保有」で完備し、今シーズン中に有望株「田中選手J1レベル到達」で、「J1レベル6枚体制」です。育成の「濱・中村」もカップ戦起用の主力として成長が望め、ベテラン選手からの移行もスムーズに進行しますね。DFポジションも、「スピードやビルドアップ等の個別課題」はあるも、保有戦略としては問題ありません。
C.ボランチ[スタメン2・サブ1名] 9名体制
 レベル;選手名
 J1 ;深井
     宮澤・荒野・駒井・中野嘉大 -兼務
 J2 ;田中・金子・藤村・高嶺 ー兼務
 J3 ;本間(2種)
  ~「J1レベル5枚保有」で必要数完備。また、今シーズン早期に有望株「田中」はJ1レベル到達か見込まれ、「金子」も今シーズン終盤には「J1レベル到達」の見込みで、「J1レベル7選手体制」の保有まで到達しそうです。「ビルドアップ・ポジショニング・プレイ予測等」課題はありますが、保有上の問題点はここにもありません。
D.サイド[スタメン2・サブ2名] 7名体制
 レベル;選手名
 J1 ;ルーカス・白井・菅
     駒井・中野嘉大・石川・早坂  -兼務
  ~「J1レベル7枚保有」はリーグでも多数保有で、「突出レベル選手」の期待はあるも、「スピードスター型」は不在ですが、「攻守バランス・クロス力」に特徴選手が集まり、現戦術との適性・符合性は高いです。「育成層選手」がいない事が唯一の懸念ですが、「個別能力による移籍加入」が多投されるポジションであり、「他からの獲得」戦略も成立します。しかし、現時点では必要も無く、保有選手の変化・変動に応じて、将来は対応するものですね。現在の問題点はありませんね。
E.シャドー[スタメン2・サブ1~2名] 10名
 レベル;選手名
 J1 ;チャナティップ
     ロペス・武蔵・ルーカス -兼務
 J2 ;檀崎
     荒野・金子・中野嘉大・高嶺  -兼務
 J3 ;山本(2種)
     藤村      -兼務
 ~「ルーカス完全移籍」にて「J1レベル4名体制」となりギリギリ完備。そのため、現J2レベルの5選手からのランクアップを期待するもの。特に「檀崎・金子・ボランチ充足となった場合の荒野」はには、今シーズン中で「J1レベル到達」を見込むもの。
シャドーポジションは、レンタル移籍となった「岩崎」も含めて、現時点では「レベル未達」の若手成長期待選手が多く、ここ1~2年限定起用の「選手補強」もあり得るものですが、現体制でも「ギリギリ」運用可能です。
F.FW(1Top)[スタメン1・サブ1名] 5名
 レベル;選手名
 J1 ;ジェイ
     ロペス・武蔵 -兼務
 J3 ;大和(2種)
     早坂    -兼務
 ~「J1レベル3名体制」は必要数を完備。しかし、「武蔵」以外の「速成選手」はいなく、有望株の「高校・大学クラス、又は、下部組織選手」の獲得は検討課題。当面、保有体制での問題点はありません。
 
以上の通り、個別ポジションでも問題はありません。
詰まり、
【選手保有戦略は計画通りに進行し、現況で適正]という事です。

2.現有選手の今シーズン育成・成長目標
 ここまで見て来た通り、コンサの選手保有戦略は、2003年より、17年目にして「ステップ5・チーム完成期」にまで進化しています。
しかし、
「選手保有戦略が適正」=☓=>「現チーム戦力が適正」ではありません。

【現チーム戦力の最大化】には、
➀選手毎の「個別プレイ課題」の改善による「パフォーマンスアップ」
➁チームとしての「組織プレー=戦術」の「パフォーマンスアップ」の両方が必須です。
ここに、今シーズンを通した、その前提となる「準備段階=キャンプ」育成・成長方針が問われます。
前記の「強化計画」にもある通り、
「短期目標(リーグ上位・カップ戦上位)を達成し、チームとしてのベースを確定する。このベースを基に中 期・長期目標実現に向けての一歩を踏み出す」、より具体的には、「短期目標達成・タイトル獲得」となるチーム力が必要です。
 つまり、リーグでの相対比較で、リーグ最上位レベルの「攻撃・守備力」がその内容で、その【未到達課題の改善】が今シーズンの育成・成長手段、【タイトル獲得と上位到達】がその目標となります。

ここからは、次テーマ「今シーズン育成・成長課題とその方法」となり、「キャンプ目標・方法」と繋がって行きます。
~~乞うご期待ですね。










post by yuukun0617

23:02

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〜進化〜  謹賀新年!天皇杯の影響は。

2020年01月01日

皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年こそシーズン目標を達成との結果を出し、その中で、今迄以上に変化・変革し、関係者全員の期待と夢を実現する「成長・進化」を、チーム・各選手共に掴む一年を果たしましょう!

我らサポーターも、進化・成長し、「より強く・逞しく・高い能力へのランクアップを実現する」一年と致しましょう!

新年の幕開けは、新国立競技場のこけら落としとなる「天皇杯決勝」で開始となりましたが、この天皇杯決勝戦は、見逃す事の出来ない大きな反映・影響を、Jリーグに与えました。
確認してみましょう。

対戦チーム、鹿島と神戸は、リーグ戦終了後、天皇杯準決勝12/22勝ち抜き、本日決勝戦への準備を進め、神戸サンペール以外はほぼ主力メンバーでスタメンとなり、結果は神戸2〜0で初優勝とビジャ引退に華を添え、三木谷氏の投資効果も現れた試合でした。
しかし、その結果により、
「ACL参加」状況が激変し、Jリーグに最大レベルの影響を与えました。
その事項を確認すると、
①天皇杯優勝の神戸は、ACL本大会に、リーグ優勝横浜FMと合わせ2チームで参戦。本大会初戦は、2月10日~12日に第1節。
②天皇杯準優勝の鹿島は、リーグ戦3位の資格によりACLプレーオフに、リーグ2位FC東京と合わせ2チームで参戦。試合日は、1月28日開催。そこで勝ち抜くと、2月10日~12日に第1節に参戦。
③リーグ戦4位川崎に、ACL参加は消失。
の3事項。
併せて、リーグ戦開幕付近までの、公式試合は、
●Xeroxスーパーカップ リーグ優勝横浜FCと天皇杯優勝神戸は、2月8日。

次シーズンは、オリンピック関連日程により、
リーグ戦2月21日(金)開幕 [2019;2月22日(金)]
ルヴァン杯グループステージ2月16日(日)開始 [2019;3月6日(水)](ACL参戦4チーム以外14チーム)となります。

すでにシーズンを終了して2週間以上経過している横浜やFC東京に対して、神戸と鹿島は天皇杯決勝を戦ったため厳しい日程を強いられることになりますが、鹿島は神戸よりもさらに2週間早いシーズン開幕を迎えることになります。
ここに記載されている4チームは、リーグ戦前や直前に激戦となる公式試合があり、天皇杯決勝進出等で、チーム・選手のオフは皆無、キャンプ日程も、ごく短期間となります。
この影響は、
1.シーズンスタート時点、既に公式戦を開始し、他チームよりも早期に実戦態勢に突入していて、当初は極めて順調なスタートもなる可能性が高い。
2.選手の累積疲労の回復が大幅不足でのシーズンインとなった選手は、直ぐに、故障離脱・コンディション不良連続が待っていますが、特に、ベテラン・ハイレベル選手は深刻状態で、選手生命を左右される事態まで想定されます。選手個々も連動して、チームパフォーマンス低下が濃厚です。一気に、悪循環に陥り、下位へ転落も予想されます。
3.シーズンスタートが良ければ問題少ないですが、選手の加入・離脱が大きい等、チーム再構築が必要の場合、また、大きな課題点が発生している場合、キャンプで修正・再整備の時間が無く、そのままシーズンインとなります。中心選手に、加入・離脱がある、鹿島、有力加入が複数となるFC東京、大量出入りとなった横浜FM、主力離脱がある神戸と、4チーム共に、離脱も多いが、積極獲得も盛んですが、その分、戦術熟成、組織連携構築の時間が必要の筈ですが、その時間は有りません、または、ごく僅かです。リーグ戦前にスタートで、激戦の公式戦が有りますが、、その結果は相当に厳しいものとなる事は高い確率で予想されますね。

コンサをはじめとする、ACLに関連しない14チームは、昨年のリーグ戦終了後、充分なオフタイムによる累積疲労脱却と選手によっては自主練の上乗せ成果、充分な日程による計画的なトレーニングにより、問題の4チームに、大きなアドバンテージを持ち、2/16ルヴァン杯グループステージ参戦までに完成したチームを準備します。

コンサの唯一の懸念点が、オリンピックへの
前哨U-23日本代表~AFC U-23選手権タイ2020(1.8~26)です。
コンサからは、菅と、田中が招集され、キャンプに参加が遅れてしまいます。
しかし、菅は戦術が理解しており、その実践・プレー実現化が課題、田中は、キャンプ参加遅れの取り戻しは、その後の努力次第ですね。
しかし、他の召集選手はチーム主力クラス選手も多く、ACLプレーオフの当日までの、チーム拘束は、参加選手チームにダメージを与えるものです。

2020シーズンは、スタートしていますね!


post by yuukun0617

20:24

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