2021年09月29日
コンサの発足にも深く関与し、北海道におけるサッカー界のけん引役としても知られ、コンサドーレの運営会社・株式会社北海道フットボールクラブ(現・株式会社コンサドーレ)の代表取締役を1997年から2005年まで務め、2005年6月より同社取締役、2017年4月に取締役会長を経て2018年4月より同社最高顧問と、コンサの全歴史で、一貫して支援・愛護を受け続けコンサを産み、育て上げた大恩人が、77歳の御逝去となり、これまでのとんでも無く、数々のご苦労へのご慰労の念と、深く深く感謝の心を捧げます。
コンサドーレ誕生は、jリーグブームで全国が湧く中、
1993年10月に、同氏が中心として参加されていたと思われる札幌青年会議所が中心となりJリーグチーム誘致に向け誘致推進特別委員会を設置し署名活動を開始、1994年1月27日には誘致活動母体となる「札幌SJクラブ」を立ち上げ9月22日までに約31万人・18%の署名を集める。1995年3月25日には官民の代表を集めた「Jリーグ札幌ホームタウンチーム設立推進協議会」を設立、その後プロ化や実業団チームとしての存続に消極的だった東芝サッカー部に札幌への移転を提案し、7月に受け皿として「札幌フットボール設立企画」を発足。1996年1月11日に東芝サッカー部の札幌移転を正式発表、2月8日に日本サッカー協会が移転を正式承認し3月2日に新チーム名「コンサドーレ札幌」を発表し4月に運営会社「北海道フットボールクラブ」を設立。この過程全てにおいて同氏の中心的活躍によるものでした。
元々、1993年に開幕したJリーグは、一大ブームを巻き起こし、それまでメジャーだったプ ロ野球を凌ぐ人気を獲得し、順調なスタートをきることになり、大都市を中心に本拠地を持っていたプロ野球とは対照的に、Jリーグでは、「企業に過度に依存しない経営」「地域住民や自治体との連携」という考えの下、日本各地にチームが誕生し ました。
しかし、冬季環境が厳しい北海道では、設立可能条件が不足し、ウィンタースポーツ以外のプロスポーツは、極めて困難な状況でした。そこに、2002日韓W杯会場のため、全天候型スタジアムの札幌ドーム設立が決定し、冬季試合も可能とする事から、不可能な環境を可能環境へ転換させる事態となり、その計画確定を受け、一気に、事前にチーム設立機運が上がり、その流れの中、1995年に「Jリーグ札幌ホームタウンチーム設 立推進協議会」が発足し、Jリーグサッカーチームの誘致活動を活発化させていました。その 一方で、川崎に本拠地を置く東芝サッカー部はJリーグ昇格を目指していたものの、同じく川 崎に本拠地を置くヴェルディ川崎の陰に隠れ、昇格は厳しい状況にありました。この両者の利 害が一致する形で、1996年に設立された運営会社である北海道フットボールクラブ株式会 社が東芝サッカー部を受け入れることになり、「コンサドーレ札幌」が誕生、との事情があったものでした。
更に、チーム誕生後、リーグ昇格のためには、総年俸拡大を要し、そうすると、その分経営赤字発生、との悪循環に陥り、経営は連続赤字の累積赤字経営と、戦力上下連動の順位上下のジレンマで、破綻寸前まで追い込まれ、同氏により、その獲得費用や赤字支援をカバーされ、ギリギリで存続、その苦境を打開する秘策として、日本代表監督だった岡田監督の招聘を仕掛け、その縁で、野々村社長の移籍獲得も含め、経営と戦力立て直しを果たした、主役でした。
ノノ社長が、同氏が居なければ、コンサの今はあり得ない、とのコメントは、その通りですね。
返すがえすも、コンサがタイトル戦に近づき、獲得する姿こそが、これまでの膨大な御尽力に報いるものでした。
あらためて、コンサの誕生から、これまでに育つまでの御努力と御配慮と愛情に、敬意を表し、深く感謝し、心からお悔やみするものですね。本当に!
本当に、これまで有難うございました。そして、莫大なご尽力お疲れ様でした。
天国から、コンサの試合と輝くサッカーと支える大きな声援を、ご覧頂き、お楽しみください。
そして、サッカーの女神の御加護を沢山授けて頂ける様に、暖かいご支援を続けてお願い致します!
有難うございました。安らかにお眠り下さい。
天国への旅立ちの門出、餞は、コンサ勝利しか有りませんね。
<最高顧問へ勝利を捧げる!>を合言葉に!
2021年09月29日
コンサの今シーズンは、混迷と打開へのチーム懸命な取り組みの真っ只中で進行し、残す所8試合とカウントダウンが「時間と取り組み」を刻み、「新たなチーム誕生・構築」を図る闘いに立ち向かいます。
選手の達成への意思と意欲は、ほぼMAXに至り、選手メンタルは完全準備完了。あとは、具体策・打開策の設定とその実行に絞られました。
果たして、ミシャは正解を見つけ実行出来るのか?、分水嶺です。
そんな次戦対戦を展望しましょう。
1.対戦チーム「G大阪」現況
現在の戦績は、
順位13位 勝点33 30試合 9勝6分15敗 得点24失点34得失差△10、
で、降格圏16位とは「勝点7差」で、3敗で縮まる差であり、残る8試合は、○勝□分3敗以上が必要です。
直近戦績は、リーグ戦では1勝4敗で、このペースでは、2勝6敗であり、16位との勝点差7を下回るものとなります。正に瀬戸際、今際の際で、これからのリーグ戦対戦チームで、現在順位からは、大分〜湘南の次がコンサで、それ以外の5試合は上位チームとなり、G大阪が3勝目を狙うなら、次戦コンサ戦こそ、絶対勝利獲得を狙って来る試合です。
そのため、これまでの守備主導消極戦略では、勝利の絶対条件〜得点獲得が、不能であり、より積極姿勢が必至です。
具体的には、当初トライしていた、ハイプレスのコンサゴール前でのボール奪取からのショートカウンターが最有力戦術となり、今シーズンの定番〜自陣でのブロック守備で守り切り、失点防止との負けない闘い方は、次戦に関しては選択しませんね。
勝利獲得狙いの3試合以外は、今シーズンの負けない闘い方戦略も想定されますが、この3試合は、攻撃姿勢で先制点獲得しその後徹底守備、との戦略で、試合開始直後から、G大阪の積極・攻撃型守備〜ハイプレス・ハイラインと想定します。
監督解任後、松波新監督後の戦績は、
宮本恒監督1勝5分 5敗〜平均勝点0.72・平均得点0.27・平均失点0.81
松波新監督8勝2分10敗〜平均勝点1.3・平均得点1.05・平均失点1.25
で、失点は大きく増加するも、得点が大幅増加し、平均勝点大幅上昇と改善しています。
既に、チームスタイルは改良済みで、イメージは一新されていますね。降格争い離脱の強烈な意思がチーム全体を支配し、勝利への意欲は強烈な要注意チームが現状です。
しかしそこに強烈な逆風が吹き荒れました。
主力・スタメン選手の連続故障離脱発生で、8/7高尾・8/14ウェリントンシルバ・9/19レアンドロペレイラと小野裕二、と特に、攻撃陣の多数得点選手の喪失で、ウェリントンシルバは復帰していますが、倉田・パトリック・宇佐美のベテラン選手が代替活躍を期するものです。
更に、前監督方針との確執により、レンタル中のチーム象徴・遠藤保仁のレンタルバックも検討されるも、想定するに、本人意思も関与し実現とはなっていないものです。
華麗なるパスサッカーを放棄し、消極姿勢に凝り固まったチームスタイルを打開するには、なお、壁も大きく、攻撃陣と守備陣の分断、攻守切り替えタイミングズレ、カウンターレベル変化で、安定した戦力には到達していません。
コンサのオールコートマンマークで、パス交換〜出し手封じと受け手封印は、攻撃パターンを阻止し、個別選手の突破に限定出来、事前想定マンマークと、カバースライドで、攻撃を阻止出来ます。
チャンスを物にする〜得点を掴む、ラストプレー・シュートに掛かっています。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
さて、G大阪も混迷中ですが、混迷真っ只中のコンサは、形振り顧みず、ひたすらに、チャンスを物にするチャレンジに邁進です。ブレなど一切有りません!
戦術は、明白で、当然、
オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレスの戦術強度、球際と走力、勝利への意欲を徹底追求する試合を形作る試合です。
自陣での守備・守勢、そこからの切り替えでは、コンサ式ミシャ戦術で、ビルドアップし、システム可変から、コンビネーションの中央突破、ワイドでスピードと個別選手突破力のサイド突破、更に、DF裏スペースへの飛び出し突破で、G大阪陣形を崩し、PA内へ侵入する決定機を多数回構築し、そのチャンスに、Wシューターの複数化が飛び込み、DF・GKの最終シュートブロックを突破し、決め切ります。
又、コンサ攻勢時間帯となり、相手が引き切り、自陣深くに密集ブロック守備で、何層のブロック壁を敷いた局面で、
①反復高速サイドチェンジで陣形揺さぶり、ギャップとスペースを作り出す
②より深く敵陣内へのワンタッチ・ショートパス交換で侵入し決定機を構築する
③ラストプレーのシュートは、Wシューターとし、複数シューター候補のコンビネーションプレー、助っ人アシストプレー、で、DFとGKのシュートブロックを躱し、ゴールは流し込む、
との展開です。
当然、最後の流し込みシュートプレーは、テクニックの前に、沈着冷静で、確実にプレーするメンタルが一番で、次に、GKの届かないゴール四隅のターゲットを絶対外さない確実プレーは、練習・トレーニングの部分です。
派生のセットプレーは、さすがに、リーグ最高プレスキッカーと圧倒的空中戦勝率選手の両方が不在では、チームストロングにまでには達せず、平均レベルです。
いずれにしろ、コンサが、G大阪のパス交換を阻止・封印し、自陣に押し込み、攻勢を仕掛け続ける試合は必至で、そこでの、コンサシュート決定力に、試合結果が左右されるものです。
想定試合展開は、既述の通り、
試合開始〜前半 G大阪ハイプレスの積極守備が作動するも、コンサ攻撃切り替えから、コンサマンマークが作動し、コンサ攻勢時間帯で、先制獲得となれば、多数得点勝利試合の展開。
後半開始〜飲水タイム 開始直後は、G大阪積極姿勢も、コンサハイプレスからの決定機で、局面転換し、コンサ攻勢、G大阪カウンターの展開で進行。その中、両チーム共に得点獲得で、最終結果は【3-1完勝】と想定。
メンバーです。
コンディションは、福森・チャナティップ以外は、万全体制で、戦術徹底が問われる選手起用です。キーポイントは、ワントップで、ミランか小柏のどちらかの問題ですね。
(スタメン)
ミラン
青木 小柏
ルーカス 高嶺 駒井 金子
菅 宮澤 田中駿
菅野
高さの無い編成は、クロス攻撃威力を大きく減退させ、相手チームの望むところです。結局、ドドやミラン投入しか無くなるので、当初から威力を確保する構成しかありませんね。
(サブ) ドド、ジェイ、荒野、岡村、柳、中島、
小次郎
ここは、来シーズン人材を備える事が必要です。
金曜日に移動ですが、明日には、ベンチ入り候補選手による最終トレーニング試合ですね。G大阪撃破を期するものです。
2021年09月28日
現在コンサのチームを揺さぶる重大課題は、本ブログでは、現状認識と検討により、
【コンサ強烈攻勢への防御〜自陣深くゴール前に密集ブロック守備で、ラストパスとシュートコース徹底阻止〜で、シュート得点化が極めて困難】と結論付けました。
同一見解が、やっとリリースされ始め、課題の問題点と打開点、方法対策も出始めました。
吉原宏太
『ブロックを作って守れば止められると戦って来ている。そう思われているのはむしろチャンス。それを乗り越えられれば、相手はどうすることもできなくなるのだから。そのためにも、ニアに人が入ることはマスト』
〜ゴール前に詰める選手数を【Wシューターで複数】とする、との提言をしていますが、吉原宏太リリースも、ニアに潰れる前提で一人が入り、そのこぼれとラストパスを決めるメインシューター、とのWシューターイメージで、同一内容。吉原宏太提言は、現在アシストに繋がる、ラストアシストを、ニアをメインで加えるとのイメージですが、相手DFが待ち、そのままなら、弾き返される前のボールタッチのため、ニアの相手選手より手前のプレー(フリックなど、、)でラストパスや、カバーを引き付け、メインシューターのカバー・マークを外す、との狙い。
これに、相手選手の頭上を飛ばし、視線を振る、反対側のファーのシューター兼ラストパサーも極めて有効ですね。ニアメイン、ファーサブが正解でしょう。
宮澤からは、
『相手に引かれて崩さないといけなくなると、チームとしてのアイデアが乏しい。うまくいかない時の個人の判断力を上げないと。向上心を持って修正しながらやっていくことが大事。今日のように見ている人がもやもやする試合をしてはいけない。』
〜新たなアイデアの必要性・緊急必須性は謳われているけど、具体的方法には至っていません。今までとは異なる、明確で分かり易いアプローチが問題となり、本ブログや吉原宏太提言案が有力です。
指導陣の選択次第で、これ以上の敗戦・犠牲から早い打開が可能となりますなりが、どの道を選択するか⁈ですね。
2021年09月27日
一夜明け、少しは「沸騰激昂の頭」が冷却され、冷静判断が可能なレベルになりましたでしょうか⁈
同じパターンは、どんなに言っても、ミシャが常々言う「観ていて楽しいサッカー」には程遠い「拍手も疲れ切り、フラストレーションのストレスが限界値を超えたしんしさの苦痛」試合で、これでも、スタジアムに詰めるサポーターの優しさを噛み締めて欲しいものですね!
分かり切り、全く同じポイント失敗を平然と繰り返す心境と無責任さは、指導者、選手、チームスタッフ全員、余りの「太々しさと無神経と真剣さ皆無」に、怒り💢と腹立たしさで、砂を噛む想いの方も多いでしょう。
寄せる期待が大きいほど、裏切る内容に、<どの面下げて出て来たんじゃ〜!>としか、声掛けられません。、、、残念です。
おかしな事に、未だ選手からリーグ上位・3位以内目標が出るのは何故か不明ですね。冗談では有り得ませんので、本当に選手の意識がそれまで甘く、正しく現状認識も出来ていない選手が試合出場していると言う事なんでしょうか?
計算上は、残り8試合全勝の勝点24加算で、61となり、現在3位を2勝点アップしますが、コンサより上位11チームが8試合無勝利・無引分の勝点ゼロとの宝くじ以下の確率で、最早、不可能ですが、それも、ミシャが選手に、今シーズン上位獲得は不可能となった、との明言・否定が無いからです。
現状のチーム戦略のブレと不徹底を危惧するものです。
連続して有効なトレーニングの構築に失敗し続け、明白課題の解決への打開策さえも打ち出せず、いたずらに、相手チームに定着しているコンサ対策に嵌り続けている姿は、ミシャ指導陣の限界到来との根幹危機を認めるしか有り得なくなっています。
問題は明白で、
<コンサ攻勢・強力突破力に絶対的効果となる【スペースを全て埋めた自陣深くの密集ブロック守備】で、ラストパス阻止と最後のシュートブロックの複数層・重層壁守備>対策により、
①ラストパスの困難さが増し、②シュートコースを塞ぎゴールまで複数の壁を突破し、③GKまで達しても、GKの予想と準備で待ち構えた場面を躱す、シュート決定力への対抗策ですね。
こんな厳しく、困難なシュートを成功させるため、単独・個人選手能力だけで打開・解決するとの見方は、不可能です。詰まり、現在の課題解決の方法は、FW選手個別能力の獲得には、不可能・永遠に有り得ません。その観点で解決を考察すればする程、この泥沼解決が遠くなり、所属選手が<サッカーの楽しさよりも、結果に至らないストレスとダメージが上回り、チーム所属意識の低下から離脱>となり、結果、チーム崩壊にまで到達してしまいます。コンサの根幹を崩す事態に繋がる極めて重大な、得点と攻撃を主軸とする場合の究極課題に到達した、コンサの進化・成長過程の一場面ですが、これからの成否も左右してしまう局面に立った、とチームの分水嶺・重大分岐点に到達したと言う事です。J1ビッグチームに成り切れるか、カテゴリーをアップダウンする、中位以下チームなのかの分かれ道ですね。
最近ブログで、コンサのシュート決定力課題解決の有効策を提言しましたが、全員攻撃のため全員シューターとなり、全選手がシュート決定力課題の対象選手である、コンサでは、【全選手のシュート決定力アップ】課題です。
チームとして、試合形式トレーニングの中で、全体シュート練習も兼ねたトレーニングは当たり前ですし、ゴールのGKカバー部分に重なるDFボード設定し、四隅のGKの届かないターゲットをシュートターゲット定番に定着させる質と量徹底トレーニングは必須の筈です。
本ブログでは、
①更にもっと深い位置まで侵入したシュートポイント
②シュートタイミングに、そのエリアにWシューター設定
③シュートターゲットへのゴール四隅への正確プレー、
の3対策が提言打開策ですが、これ以外でも、何らかシュート精度アップのトレーニングと、トレーニングゲーム内の得点獲得成功実例の多数累積と確認への、反復徹底が絶対です。
現在、依然として、コロナ禍対策とトレーニング非公開継続中ですが、本来出る筈のトレーニング内容の是非は封印されており、批判対象から外されています。その欠点も有り、大きいものと、現在の苦境が証明しています。
残り8試合は、残り5試合で完成したチームの威力を発揮する5連勝とするには、残り3試合でチーム完成としなければなりません。
最大課題シュート決定力問題改善は、残り3試合=3週間に賭けられました!
2021年09月26日
ミシャは、降格争いに「勝点16差」=5試合連敗も可能、から今節は勝敗不問・試合実戦テストとしたのでしょうか⁈
試合スタメン発表の瞬間、今日の結果は半分観えていましたね。
もうこれで、荒野シャドー起用は無理だと言う事が証明されました。
「軽いプレー」で象徴される欠陥は、最早補填も不可能で、ミンテの失敗の再現です。
最前線では、シュート精度を欠き、軽いプレーのミスプレーでボールロストの攻撃失敗と相手にカウンターの攻撃への切り替えチャンスを与え、今日の1点目の遠因。
何故、そんな不安定プレーが本来能力で、致命的欠点の選手を起用したのか、全く不明ですね。
結局、ドドとミランを頼るのなら、スタメンからの起用しかありません。
淡い期待こそが、夢を見て現実から逃避する姿勢そのもので、冷徹な正確判断が基本で無ければ、全ては機能もせず、結果も生まれません。
シュート精度課題を放置する姿勢は、犯罪的です!
甘い判断が、甘い選手とプレーを産みます。
それが分かった貴重で、悔し過ぎる完敗でした。
最低限、このままの継続なら、次戦も上手くいかない事は証明された試合でした。
2021年09月23日
次戦・広島対戦への準備は、月・火曜の2日間完オフの大盤振る舞いで、選手の累積疲労を心身共に解消し、最高コンディションで、万全の内容としています。
一方の広島は、相変わらず中3・2日の過酷日程を、試合起用選手は17名限定し、スタメンとサブどちらかでの長時間連続起用で、選手の疲労感はかなり累積したままの状態。かなりコンディションは厳しい状況で、試合間の短日数インターバルも、戦術や特定トレーニングは困難で、コンディション調整程度で、準備状況は相当厳しいものです。
そんな次戦の予想・想定です。
1.対戦「広島」現況
現在戦績は、
勝点39 順位10位 30試合 9勝12分9敗 得点35失点31得失差4
C大阪 11位 30試合 10勝9分11敗 得点39失点39得失差0
コンサ 12 29試合 11勝6分12敗 得点35失点40得失差-5
と、同勝点に3チームが並び、順位は得失差によるもの。しかし、広島は明らかに引き分け数突出の戦績で、リーグ最多で湘南12・清水11・仙台10と、<負けないけれど勝ち切れなかった試合>多数で、監督城福本来の堅守速攻型・リアクションサッカー特徴が、ミシャスタイル攻撃サッカーの残滓に混ざり、毎試合、攻撃と守備のバランスが傾いたまま進行し、攻撃なのに守備的、守備なのに攻撃配慮と、切り替え判断が混在の不安定で、特に、攻撃の威力・鋭さ・選手数の厚みで「強弱を変動」させ、結果として、PA外からのミドル・ロングシュート頼みで、深く侵入による突破・決定機攻撃は皆無で、得点力を大幅減少させています。
城福の限界点が現れた現状。
又、大きな問題点が、選手起用固定戦略で、特定選手の集中起用で、直ぐの連携アップとなるも、一定期間後は、累積疲労過多で、故障離脱・パフォーマンスダウンを複数選手が同時に発生し、一気にチーム力を低下させる点です。シーズン全体での理想形は、シーズン当初から、徐々に、若手やサブ層、更に新加入選手の加算・押し上げで、戦力上昇カーブとなる、成長戦略ですが、目先の戦績・順位を最優先スタイルの監督は、シーズン当初から最大戦力値を求め、そのため、手っ取り早い方法として、特定選手固定起用戦略に走る事は多々起きています。城福も、戦績最優先監督で、選手育成実績は僅かで、逆に、潰してしまう「使い捨て」を発生させています。
シーズン終盤に、戦績低下傾向は、それが根本原因ですね。
現在、広島の選手保有は、莫大な資金までには行かずとも、リーグ上位のタレント層ですが、育成意欲が乏しく、消耗度が高いとして、活躍選手の多くが流出となる流動性の高いチームです。そのため現在、選手もより高い付加価値となる様に、個人成績優先型が多く、チームへの隠れた陰の努力やプレーよりも、個人突破の様な、単独プレーが多い現状です。遥か彼方のミシャイズムのオートマチックチームプレーを完全に忘れた訳ではないでしょうが、現状チーム状況に合わせたプレーとなり、ここも、全力プレーまでに到達し切れていない理由かも知れません。
戦術は、対戦相手フォーメーションや戦術を封じる、リアクションサッカーです。本来は、過去のミシャスタイル基本フォーメーション[3-4-2-1]ですが、可変も無く、そのままの陣形で前進し、基本思想は、ブロック陣形常時保持の守備主導戦術です。ビルドアップのパスサッカーも少なく、サイド選手の個人突破頼みで、クロスに合わせる攻撃パターンがメイン。クロス精度は、ピンポイント・ハイスピードで、ターゲットも、Dヴィレイラの高決定力が待ってます。ストロングは、強力ですが、パターンは、単純明確で、ターゲットポイントも絞られ、事前想定準備を各チームが行い、クロス出し手を複数守備、ターゲットには、複数防御壁を用意し、成功率を大きく引き下げられ、単純パターンでの得点は、相手準備が遅れた場合のみに低下しています。
この様に、ストロングは多数あるも、戦術や選手起用の欠点が故に、チーム経営の求める順位・戦績に至らず、カップ戦も全滅、このままでは、城福の座も安泰とは言い切れませんね。必死です!
一番、勝利への意欲が高いのは、監督城福、でしょう。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
では、コンサの対戦予想です。
コンサは、基本的に、対戦相手により、戦術やメンバー変動は有りませんね。当然、強敵や、ストロングの差異で、事前想定の攻略ポイントは相違しますが、実戦試合の中で、コンサのストロングの威力効果・撃破結果の差はありますが、お構い無しで、当初想定パターン攻撃をより強力・スピード・精度アップを図り継続し、撃破結果にまで追及します。その追求過程にこそ、実戦での改善改良・成長を掴める、との思想・考え方です。
①戦術は、現在完成を目指す、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス、で超攻撃型守備の、敵陣ゴール直前でのボール奪取を図り、ショートカウンター決定機を作るゲーゲンプレス戦術。オールコートマンマークで、パスコースを完封し、パス出し阻止・パス交換阻止し、オールコートでボール奪取を図る、ボール奪取からの切り替えは、ビルドアップ・パスサッカーで、相手守備を突破し、サイドのワイド攻撃、コンビネーションの中央突破、反復サイドチェンジ、多数選手ドリブル突破、縦スルーパス突破、DF裏スペースへの飛び出し突破、派生セットプレー、ビルドアップ・中盤を飛ばす最前線へのロングパスのポストからのショートカウンター、と多彩多様な、可変と5レーンとポジショナルを駆使した、最新戦術を展開です。
余りの多彩さのため、事前準備の当たり率が下がり、想定通りの守備対応とならず、多くのチームが、自陣に堅陣ブロック守備を選択し、コンサの攻勢時間帯となりますが、多くのチームが、打開力が乏しく、突破困難となるパターンも、コンサは、守備陣を揺さぶり、ギャップやスペースを作り出す能力や、個々のスペシャル突破力、ハイスピード・コンビネーション攻撃で、突破します。川崎並みのリーグトップ能力ですね。
オールコートマンマークが完全作動すると、ピッチ内全てを人でカバーし、エリアカバーの必要性が消滅となりますが、一般的対抗策が、マンマークを外すと、マークのズレが連鎖し、全体のマーキング力が一気に低下してしまう、連鎖反応狙いでした。当初のコンサは、このパターンにしばしば嵌り、失点を重ねましたが、
近時の改良型は、
a.相手攻勢局面で、自陣ブロック守備の守備スタイル切り替えで、相手の多数選手連動・コンビネーション攻撃に対し、マンマークの個別マーク・コントロールの1:1勝負から、得意の組織・複数連携守備は変化し、守備パターン変化とその間の省力・フィジカル消耗コントロールを働かせるもの、
b.ボール位置より高いマークを維持するも、低い位置選手は、マークを外し、下層マーキングを担当し、その連動で、最終ライン近くに、フリーDFを作り出し、マーク選手と連動する数的優位守備を実施。マンマークとそこからパス出し先想定選手のマンマークに、数的優位とし、確実に阻止する、
との変化で、オールコートマンマークプレッシングに強弱、オンオフ、状況最適対応への修正対応、が作動し、相手の決定機数は大幅減少させています。
更に、トレーニングと実戦試合で、最適プレーへのレベルアップが指向され、確実に進化成長となり、試合項目数値にも反映し始めています。
②想定試合展開は、
広島の守備主導・堅守速攻リアクションサッカーで、時々、攻撃バランスアップ型のため、
試合開始早々、コンサのマンマークハイプレスで、広島ゴール前の第1決定機に、確実に得点獲得に成功するか否かで大きく展開が分かれ、沈着冷静・より深い突破と侵入で、GKとの勝負に打ち勝つ先制点獲得がポイントで、それが成功すると、反復攻勢・決定機で追加点獲得となり、後半途中選手交代・戦術転換で、メンバー交代し、更に追加点獲得とします。
想定試合結果は、【 3-1完勝】です。
③メンバー予想は、
ミラン・ワントップトライ3回目で、3度目の正直であり、シュート5本・枠内3本・2得点の結果を狙います。
小柏もスタメン復帰で、戦力強化型のスタメンです。
(スタメン)
ミラン
青木 小柏
ルーカス 高嶺 駒井 金子
菅 宮澤 田中駿
菅野
(サブ)
ジェイ・ドド・荒野・岡村・柳・小野
小次郎
で決まりですね。
3.選手保有戦略〜新シーズン戦力構築
現時点で、考慮・検討すべき内容は、①現在保有選手の能力算定・評価、②現在レンタル中選手の能力査定、の2点で、各選手の活躍とこれからの期待値の評価です。現在チーム保有選手は、間近で日々評価実施済ですが、②レンタル中選手については、実戦プレーを実物確認し、本人からの現況確認を加え、場合によっては、本人意向の確認も含め、判定評価の査定時期です。しかし、スタメン定着の活躍は、鳥栖中野嘉大・名古屋ミンテ・京都白井位しか居らず、鳥栖岩崎はサブ、富山濱・山形藤村・千葉檀崎・福島ガブリエルは、ベンチ入りにも到達しない状況となっています。既に8選手のレンタル数は、リーグ水準以上の実施数で、レンタル戦略の確立が必要な段階に入っていますね。
レンタルは、
a.「育成型レンタル」の教育育成目的〜ポイントは、いつまでに・どこまでの成長を可能かの目標設定、
b.「普通レンタル」で、教育育成効果と当面必要選手から除外となり、試合出場機会低下で選手能力低下防止目的〜能力成長評価と期間終了時での必要性検討の総合判断により復帰判定、
c.「買取条件付きレンタル」は、相手チームで必要性が確認された場合完全移籍の目的〜レンタル先チームでの活躍で、自動的に完全移籍に変更、
の3通りです。
明確に、分類されるリリースはされておらず、8選手の内容は推定しかありませんが、
a.は、不明ですが、檀崎
b.が、中野嘉大・白井・岩崎・ガブリエル・濱・藤村
問題のc.が、ミンテではないか、と推測します。
大活躍のミンテは、そのまま名古屋定着が極めて濃厚ではないでしょうか。
レンタル選手の活躍は、想定以上なのか以下なのか?!
期待する選手は伸び悩み、出場機会喪失組は活躍は、個々選手の活躍・幸運は喜びですが、チーム運営としては大失敗ですね。明確な運営基準確立が不可欠となっています。
いずれにしても、次戦のコンサ内容と結果の伴う試合が観れる事でしょう!
全サポーターの拍手👏を集めましょう。
2021年09月22日
コンサの2021シーズンも、残り9試合となり、貴重な実戦試合は、残り5試合を、<次シーズンへの基本チーム完成>し、その威力・戦力を証明する5連勝で、シーズン締め括り、そのために、<チーム基本形成>の試行錯誤・トライ・テストに、前試合から5試合を掛ける、との残シーズン日程戦略です。
1.前試合では、ワントップの最有力候補・トゥチッチ・ミランのスタメントライ1回目でしたが、本人・チームメートも、最適ポジションとコンビネーションでのポイント位置・タイミングで、未だ【ズレ】が大きく、コンビネーションパス交換の成功や、有効プレーは、出せませんでした。実戦では、1回目トライでしたが、トレーニングの中で再三トライし、成功率を上げて来たものでしたでしょうが、更に、トレーニング量の積み重ねで、鮮やかなコンビネーションプレーで、<ミラン決定機>の多数到来は、間近ですね。最大の売り・ストロングの【シュート決定力勝負】が多数回となる、前提の[ゲームメーク構築中!]と言う所です。
2.又、【菅のLCBコンバート】は、2回目のトライで、前試合<失点原因クリアーミス>は手痛く、大きなダメージとなるも、<貴重な経験値積み上げ>となり、菅の守備判断の是正・改善となり大きく守備力を上昇させました。これこそが、実戦の中で成長・能力アップとさせた好例となりました。その瞬間以外は、スピード・突破力が図抜けた「強力武藤」をマンマークし完全封印に成功、神戸は、身長差を突き優位を作れるとの意図から、前線へのロングボールの大半を「菅サイド」に集まるも、その悉くを、武藤に負けない「ハイジャンプ」で、身長差不利を跳ね飛ばし、神戸の狙いを封じた守備の最大貢献でした。身長差も克服する「高い守備力」を2試合連続で証明したものです。更に、攻撃面では、可変SBポジションからの、長短ゲームメークパスは福森の様な、スピードと精度まででは有りませんでしたが、充分満足出来るプレーを、こちらも2試合連続で実施し、更に攻撃参加能力と高いコンビネーションを持ち、福森以上プレー部分も有り、<充分適正有り・ポジション獲得>となりました。
この様に、ミランのポジショントライは、順調に進行しもう直ぐ確立、菅は、既に成功しポジション確保、と成功は始まっています。
3.そして、それ以外の選手にも変化が進行していますね。
一番主流の取り組みは、当然、
現在スタメン選手が、最適ポジションとプレーを求め、強度とコンビネーションレベルの上昇・成長を図り、チームトップチーム戦力上昇を図る、との取り組みです。
しかし、ポジション流動化続行選手が、駒井、青木、金子、荒野、田中駿太、ルーカスと多数で、各選手の移動により、最適組み合わせパターンが多数で、トレーニングと実戦でテスト中。
4.更に、新プランが、菅コンバートに伴う[福森ボランチポジション]で、元々[対人守備力]に課題点が多い同選手を、ストロングの[ボール奪取力]をより高い位置で作動させ、スペシャルの攻撃センスと高精度・多様パス能力をより広範・多数回発揮し、更に、攻撃参加の第3・第4の動きで、相手堅陣局面でも、陣内からの突破・打破を可能とし、チーム攻撃力が大幅アップ、との内容。中々に、魅力一杯のトライです。
5.これらの個別選手のポジション確立と同時に、チーム全体の最重要課題[シュート決定力]改善は、3つの有力アプローチとその取り組みを想定、との前ブログの通りです。
3つのアプローチとは、
①シュートポイントをより深く、前進侵入する。
〜対戦チームの守備・自陣密集ブロック守備は、横にスペースを埋め、縦に複数・重層の壁・守備ラインで、決定機となるポイントへの侵入、シュートコースを完全に埋めてしまいます。その外側でのシュートは、壁に塞がれ跳ね返される、又は、枠外シュートが必至となります。そのため、より相手陣内へ侵入・突破し、深く、ゴールに近づき、ゴールまでの壁を外せたシュートポイントで、シュートコースを確保のシュートとします。
②Wシューター戦法ー決定機に、複数選手ー最低2・W選手がそのポイントに侵入し、GKやDFへ、シュートの瞬間で、数的優位とし、相手準備分散・集中阻止、コンビネーションで外し、ゴールへ流し込みで得点となるシュート局面を構築する戦法です。
③全員トレーニング後特別シュート練習毎日実施
〜コンサは、全員攻撃・全員シュータースタイルで、実戦プレー値でもあります。
確かに、他クラブチームでも、シュート練習は、全体トレーニング後の個別トレーニングが多いですが、コンサスタイルから全選手であり、全選手がシュートトレーニングを徹底です。特に、DFボードを多数設置し、それらが関与しないピンポイントゴール枠内ターゲットポイントへのターゲットシュートトレーニングが必須です。個人ドリブルで持ち込んでからのシュート、クロスからのピンポイント・シュート、CK想定のプラスボールのヘディングシュート、中央コンビネーションからのシュート、の各局面設定でも、正確なピンポイントターゲットへのシュートとなる徹底・多数回トレーニングの実施です。
現在のトレーニングは、「より多く・価値の高い課題取り組み」で、来シーズンは直結するトレーニングであり、個別選手毎の成長と次シーズン契約そのものに直結する、重大な物となっています。
着実にチーム進化となる方向へ大いなる前進を期待し、応援して行きましょう!
2021年09月19日
ミシャ試合後コメント「試合内容では圧勝も、結果が逆・連同しない試合。決定機構築までのゲームメークは監督責任であり達成、ラスト単独プレーのシュートだけは、手が届かない選手の才能・能力。こんな敗戦は、今シーズン5〜6試合、いやそれ以上。イタリア監督の様に運の良し悪しが結果を左右し、自分で無く別監督なら解消。」との試合評価は、敗戦時の典型パターンですね。
しかし、このコメントには、賛同と大反論・大否定の両方が成立します。
賛同部分は、敗戦パターン認識とゲームメークの監督責任。
しかし、大反論・否定部分が、「手が届かない、選手の才能・個別責任、更に、監督の運で結果左右」ですが、さすがのミシャも余りの<シュート決定力の無さ>へ、ボヤきと泣き言でしたね。それはそれで、ミシャの人間性とサッカーへの没入・没頭している姿の魅力が出た瞬間でしたが、、、!
しかし、高い決定力を持つ選手は、Wクラスの称号が付き、高年俸選手となりますが、その選手能力のみで得点は絶対に産まれません。当たり前ですが、それまで別選手が作った決定機の局面が与えられ、初めてその選手の言わば"舞台"と成る訳です。そして、その舞台作りの見事さ、高い成功率と回数は、多数得点のための絶対条件で、そこは、ほぼ完璧に出来上がっているのは、リーグでは、川崎・横浜FMとコンサの3チームのみです。詰まり、最後の「ゴールへの流し込み」のみに限定された問題で、最後のピースだけが欠けたコンサのみに典型的敗戦パターン、と言う事ですね。
ある意味で、なんとも贅沢な課題で、そこまでに到達しないチームが圧倒的多数です。
しかし、どんなに魅力的で、選手自身も楽しい内容だ、としても、戦績が伴わない結果は、選手年俸と契約の評価に直結し、幸せなサッカー人生を行うには、大きな悪影響が待っています。試合内容と同レベルの試合結果こそが、正しいチームと選手や指導者の人生を作ります。
さて、昨夜試合で、あらためて明らかとなった、明白となった事があります。
それは、コンサの決定力不足が問題とされるのは<特定パターン>だ、と言う点です。
その<特定パターン>とは、
<コンサが相手の攻撃を封じ、攻撃継続する【圧倒局面】>だ、と言うものです。
この局面こそが、コンサの波状・多彩多様攻撃、の局面で、ミシャも、選手も、狙うパターンです。
実は、この<コンサが相手の攻撃を封じ、攻撃継続する【圧倒局面】>での相手状態がポイントで、結論的に言うと【得点獲得最困難局面】になっている、と言う点です。
これは、相手守備陣が、
自陣低い位置に、密集ブロック陣の[複合・複数選手の複数壁のブロック]で、
そのブロックの外側選手を剥がせ、突破しても、なお内側に壁を敷く選手が待機し、更に突破し、最終DFを剥がしても、GKが待機しており、
[ブロックの外側でのシュート]は、DFされ、当たらないシュートは、全て枠外となり、
[一枚内側に侵入した位置]でも、同様で、
やっと[GK直面のシュート]も、GKが、コースとタイミングを塞ぐ準備で待機する局面で、GKへのパスとなってしまうGKターゲットシュートでブロックか、外したターゲットは枠外、
と、<極めて得点可能性が低下された局面>でのシュート、
だと言う事です。
これは、どんな選手・Wクラス選手でも、全決定機で、枠内シュートや、GKを外すシュートを確実に打つ事自体、極めて困難となる、と言う事です。
実は、ロペスや武蔵は、そんなハイスペック・特殊能力を持っていた訳では有りません。ロペスも武蔵もそんな厳しい局面では、得点獲得困難、と言う事です。
当然、ジェイやミランも同様ですし、相手チームの大迫や武藤やボージャンも同様。詰まりは、個別選手に打開を求め発想が、重大課題に成長させた解決意識と意思の乏しさ、貧弱さです。
ここは、数少ない<ミシャの限界>です。
では、本当に打開策は無いのか? が論点となります。
本稿での打開策を提示します。
結論の答えです。
[複合・複数選手の複数壁のブロック]局面で、得点獲得力、可能性を大幅にアップさせる対策は、
シュート局面〜
①外側からのシュートは、多数壁でDFされるため、【シュートコースが有る瞬間のみ限定】で、枠内隅狙いの単独プレー、
②外側の一枚剥がし侵入でのシュートは、【複数選手のW突破-若干のタイミングズレも可-】で、直前DFをショートパス・コンビネーションで躱し【シュートコースを作る組織プレー】、
③最終DFラインを突破し、GK直前シュートこそ、【複数選手のW突破-若干のタイミングズレも可-】で、②と同様のW突破組織プレー、
です。
この方法の良さは、運動量とスピードは必要ですが、傑出したスーパープレーや能力は不要、と言う事です。
シャドーやサイドウィングも含め5選手が前線を構成するコンサスタイルだからこそ、ラストシューターとサブシューターの、新発想・最強対策が可能で有り、現実的な最適策と考えます。
結論は、
シュート決定力の打開・改善は、
第一に、枠内隅のターゲットへのシュートコース瞬間シュート
第二が、外側DFを突破しより深い侵入
第三が、それ以上に重要な、W突破によるWシューター・複数選手シュートプレー
です。
いかがでしょうか⁉︎
今回敗戦で、残り9試合のシーズン目標は、
理想形は、9連勝を狙い、リーグ上位・3位狙いの<勝点25以上上乗せ>=現在39に加えると勝点64となり、これは昨シーズン3位チーム勝点63を上回る勝点目標。8勝1分0敗で可能ですね。
現実的には、降格争いも遠く、必須目標は有りませんね。
<より多くの勝点獲得>とは言えるも、それ以上に重要なのが、重要課題改善努力で、最大課題として、[多数回決定機での得点獲得力構築]と全残り試合を掛け選別し構築する[戦力上昇のチーム構築]となっています。
この段階では、シーズン終了までの期間で、来シーズンの「選手契約戦略」の基本部分構築が必至となります。その基本チームに、レンタル中選手の合流・復帰加算の上、不足戦力の確認・あぶり出しから、新獲得候補選別・交渉開始にフェーズが転換となります。昨試合から、5試合位で、基本チームを構成し、そこからの4試合全勝で、戦力アップを完成させるものですね。
と言う事で、上記のシュート決定力課題の改善と同時に、トップチーム編成をトライするものとなりました。スタメン起用選手、特に、交代起用選手とサブ選手は奮起しなければ、自身の運命も決定的となる、極めて大事で重い期間となっています。スタメンを奪う奮起・努力・結果を出すタイミングで、大きな期待と関心を寄せる時期ですね。
では最後に、昨試合の速報試合項目別推移を確認しておきましょう。
ミシャが「パーフェクトゲーム」とのコメントをした、コンサ圧倒の数値が並びます。いつもの通り、試合時間帯、飲水Tで4分割①.②.③.④で記載です。
コンサ 神戸 コンサ対比
① ② ③ ④ ① ② ③ ④ ◎-○-△-×-✖︎
支配率 59- 57- 58- 60 41- 43- 42- 40% ◎
走行距離 27- 29- 26- 28 28- 29- 26- 29km △
スプリント数 30- 29- 23- 33 40- 37- 24- 26回 ×
決定機数 6- 1- 3- 6 1- 1- 2- 0回 ◎
シュート数 5- 1- 2- 7 1- 1- 3- 1本 ◎
枠内数 0- 0- 0- 4 1- 1- 2- 1本 ✖︎
枠内率 0- 0- 0-36 100-100-77-100% ✖︎
パス数 176-186-182-140 127-127-99-56本 ◎
成功率 85- 86- 85- 85 80- 80- 79-78% ○
*支配率、決定機回数、シュート数、パス数、成功率はコンサ圧倒。
*スプリント回数やや劣後は、神戸の低い自陣守備からのカウンターとなり、頻繁なアップダウンによるスプリント数で、攻撃数とは無関係。
*酷い枠内数と枠内率が、コンサシュート決定力の低レベルを証明。枠内数の、得点可能シュート数は、コンサが[④の25分間の僅か4本]しか無く、その他の①②③時間帯には、[得点獲得は枠内0で不可能]だった、との衝撃の証明数値です。この通りに、シュート精度の一点だけで、コンサ圧倒優位は「魔やかし」で、神戸の圧倒的守備偏重に付き合い、ラストプレーを欠き、[有効攻撃は無かった]との試合、と言う事でした。
*神戸は、チームやイニエスタの真髄のパスサッカーを放棄し、自陣守備徹底し、最前線は放り込みのロングパス戦術との打算・苦肉の策・辛抱戦術とするも、10回程度のロングパスは、失点機会を含め、僅か4回の成功しか成立せず、全く攻撃機能停止、となっていました。失点も、菅のロングパスのパス地点予測ミスのクリアーミスが原因で、クリアーミスしたボールをそのまま回収した武藤のマークフリーでの高精度パスによるもので、単純ミスのみで、それ以外は、極めて消極的で、コンサを恐れる戦い方は、本当なら、得点機が遥かに遠く、無得点を甘んじる試合の筈だった、酷い戦術選択の試合で、途中交代する、イニエスタが激昂する最低チーム状況試合だったもの。
それでも、そんな酷いサッカーでも、リーグ3位とは面妖な状況ですね。
次戦からの、コンサシュート決定力改善により、リーグ断トツの決定機数が得点化した瞬間、大連勝、大量得点勝ちは間違いないもの。
今回、シュート決定力大改善の打開策の発動を提示するものです。
2021年09月15日
今週は、次戦まで「中7日」の通常日程となり、今シーズン・残る10試合を最大成果とする闘いは進展です。完オフのリカバリー期間は限定ですが、かなり、疲労し切った心身コンディションの改善となりました。
対戦チーム「神戸」は、更に長い「中13日」日程で、過密日程の累積疲労も完全解消し、故障気味選手〜イニエスタ等もチーム復帰し、戦力最大化となっています。古橋流失のダメージは、大迫・武藤に、元スペイン代表ボージャン獲得、更に、元ブラジル代表リンコンも故障から復帰と、大幅戦力アップで、圧倒的な戦力構築を実現しています。
代表歴を集めると、間違い無く、リーグ最高戦力です。
しかし、それだけ、優秀選手だらけの組み合わせは、輝く歴戦実績で固め尽くされた自己スタイルの衝突となり、戦術スタイル・戦略は、個々選手に可能な限りフリープレーにより、相手選手を撃破・突破、とのスタイルしか有り得ません。
リーグ一番、監督意向や特定戦術実施は困難なチームとなります。三浦淳監督は、選手起用で、マネージメントはほぼ全て、となります。
それでも、個別突破力やWクラスパス、同対人守備強度とテクニック、空中戦支配力、最後がWクラスシュート決定力、、で、1対1勝負で完勝のパフォーマンスを誇ります。戦術の目的を再三記載の通り、個々能力で劣後の対抗策として、複数選手連携の所謂"組織プレー"の合計力・総合力で、上回る、とのスタイルで、最強チームを撃破するものです。
次戦の図式は、
< ハイスペック個別能力 Vs 高連携組織プレー 対戦>です。
ー 勝算は、充分です!
次戦想定を確認します。
1.次戦対戦「神戸」現況
現在戦績は、
順位5位 勝点48 27試合 13勝9分5敗 得点41失点26得失差15
は、リーグ最高選手保有=リーグ最高選手総年俸チームとしては、投資に見合う戦績には大幅未達です。当然、それだけの資金投資を行う目的は、リーグチャンピオン獲得、更に、ACLチャンピオン〜ワールドチャンピオンシップ出場・高戦績、との成功を果たし、世界的チーム到達との、大目標です。楽天・三木谷が望む世界制覇戦略の一環です。
そのため、リーグチャンピオン獲得は、最低発達目標で、常時新戦力獲得・低評価選手放出、との戦力強化投資を追求します。
このため、次戦・コンサ戦も、当然、勝利必達で、そのため、最大戦力の選手起用、必至です。
所が、戦績分析でも、得点~リーグ4位、失点~リーグ5位により、順位~5位で、得点も失点も、上位では有りますが、圧倒的・トップレベルでは有りません。
特筆としては、7/16古橋移籍流失後の戦績で、公式戦7試合・3勝1分3敗・得点8失点7で、毎試合得点は、今シーズン平均1.46点・失点0.92点に対して、同平均得点1.14点・失点1.0点と、特に得点が△0.32点減少し、平均獲得勝点は、1.77勝点→1.42勝点と、△0.35勝点低下し、戦績が顕に変調・低下しています。戦力大幅上昇の筈が、逆にダウンとなったものでした。
この原因こそが、神戸の戦力に対する戦績低下となっている内容ですが、①前記、戦術による戦力強化・アップの欠除戦略・チームスタイル、②余りにも多数選手合流で、いつまで経っても、連携力の前提となるトレーニングと実戦経験値の欠除、で、即座に改善可能な内容では無く、対戦チームの狙い目となります。
典型的な負けパターンが、複数選手の連携プレーにより個々選手が孤立しプレー阻止され、ゲームメーク困難となり、対戦相手の自在プレーを許し、攻撃停止・守勢に追い込まれ、得点不能・失点発生、となるものです。
コンサのオールコート・マンマーキングは、オールチームの組織プレーで、組織プレーの最多形態の全員連動組織プレーで、神戸の弱点に強力効果を発揮します。
ポイントは、オールコートマンマークで、パス出し手と同時に、パス受け手を封じ、パス出しを封じるも、そこからボール奪取・刈り取りでは、ボールキープ力の傑出能力選手で、易々とは奪取出来ない時の2次チャージ・サポートの連動、が決定的プレーとなります。複数選手でのダブルチャージですね。
マンマーキングとサポートとカバーです!
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー 予想
コンサの残り10試合戦略・方針・目標を、どこに置くか、設定するか、が重要ですね。
具体的目標として、
①戦績目標は必須で、
<理想形・10連勝>を目指しつつ、
<勝点25以上上乗せ>=現在39に加えると勝点64となり、これは昨シーズン3位チーム勝点63を上回る勝点目標。
10試合戦略は、
②残りの[貴重な実戦・試合]を通し、[戦力上昇]を図り、[選手個々の成長・育成]を掴み、同時に、戦績積み上げを果たし[最終成績を上位レベル]まで引き上げる、
そのための具体策と方法が、
③<最強トップチーム編成>のため、よりパフォーマンスアップとなる[選手を選別]し[固定化]、との工程を進める、
④選手個々能力の拡大のため、その[ポジション能力追求]、[コンバート]でポジション適正を拡げる、
⑤[基礎能力]ーフィジカル・テクニック・戦術習熟アップ
具体策・方法の取り組み手法は、
⑥実戦型の課題テーマ[試合形式トレーニング]と[試合実践・適正評価・トレーニングフィードバック]の連関サイクルの徹底作動、
⑦試合内[メンタル強化]〜(トレーニングで)戦術・試合目標・チームと各自プレー・想定試合展開と内容、の徹底共通理解、個別選手への指導矯正徹底、
以上、7事項が、これから残りシーズン内容ですね。
次戦、神戸戦は前試合勝利の効果を拡大するためには、連勝必須ですが、対戦チーム・神戸は、その莫大な潜在ポテンシャルが機能し、圧倒的な高能力選手のみで編成する強烈個人プレーで、個別局面を打破し続けるスタイルの爆発が、どの時点で到達・開始となるか、が大注目で、対戦チームの恐れとなっています。
次戦で、その爆発を封じるためにも、リーグ最強戦術強度で、オールコートマンマークプレッシングでパス交換徹底阻止で対抗です。
次戦の最大の検討事項は、ワントップ選択ですね。福森長期離脱の代替は、前試合で「菅」起用で高パフォーマンスを発揮し、極めて「当確」に近づきましたが、ワントップ起用の「ミラン」は、タッチ数も増えず、決定機会自体も作れず、最前線・マンマーク守備のパフォーマンスも上がりませんでした。しかし、出来るだけ早い時間で、コンサの主力CF確立、との期待実現のためには、何より実戦経験を累積させる中、課題発見と克服過程で、目標プレー到達となる事が最優先でも有ります。しかし、これは、我らが若大将「小柏」も同様ですが、ワントップで無く、シャドーポジションでも可能です。矢張り、<ミランCF・ワントップ>起用が主軸となりそうですね。
想定戦術は、神戸の強烈「個の力・個別高能力選手」に対抗可能なのは、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス戦術を中軸に、守勢局面は、コンサ式ミシャ戦術で、ブロック守備とし、ボール奪取から、ロングパスの最前線・DF裏、サイド突破、コンビネーション中央突破のビルドアップと可変カウンターを仕掛けます。
このため、同戦術可能選手起用は必須です。
想定試合展開は、コンサのオールコートマンマークが神戸のパスプレーを封じ、ビルドアップ時に、ハイプレスでボール奪取し、神戸ゴール前ショートカウンターで得点獲得を重ね、複数得点獲得展開となり、その後に、神戸の逆襲を許す今シーズン初戦4失点の再現を阻止し、後半選手交代でカウンター狙いから追加点加算の【 3-1完勝 】想定です。
想定メンバーは、
ミラン・ワントップ連続テスト起用です。
(スタメン)
ミラン
小柏 金子
青木 高嶺 駒井 ルーカス
菅 宮澤 田中駿
菅野
(サブ)
ドド・ジェイ・岡村・柳・荒野・中島
小次郎
でしょう!
連勝を掴み取りましょう!
2021年09月13日
本日は、累積疲労過多の中、完オフで賢明に心身疲労回復・リフレッシュに取り組んでいる所です。
ここで、チーム激震となった<福森離脱>見通しについて短ブログです。
今回、FC東京・東のスライディングタックルが、立ち足となる右膝に入り「右膝内側側副靭帯損傷」と9/11公式リリースでした。因みに、ファウルも、当然、イエローも出されず、当試合は、笠原主審のレフリングが不安定で、接触時に倒れないコンサプレーに、FC東京へのファウルを取らず、簡単に・意図的に倒れるFC東京プレーに、コンサファウルとする、又、PA内接触のPK判定で、コンサ不利判定多数が問題視された試合で、その中での損傷でした。不安定レフリングは、別件として問題検討ですね。
今回故障の見通しですが、
先ず、故障内容は、
既に、Jリーグ全体、今シーズンで、26選手で同一故障が発生しており、リーグの故障で、圧倒的「最多」故障です。より激しく、強い当たり、球際の厳しさを追求する各チームで、足の膝箇所は、衝突を受けやすく、部分箇所の強度も低い、「故障しやすい部位」でおり、多数故障となる事は想定されます。
そのため、イエローカードで、足を上げたり、足裏のスパイクを高く上げたタックルは、危険タックルとして、禁止プレーとしていますが、実戦では、しばしば発生してしまう故障です。
故障選手には、清水・カルリーニョス、鹿島・上田綺世、清水・中村慶太、川崎・小林悠、琉球・上里一将、松本・前貴之、C大阪・清武弘嗣、そして、我ら・中野小次郎などですが、注目は、清水・カルリーニョスで、実は、4/22発症・全治4週間、8/10発症・全治6週間と、W発症していて、故障箇所は治癒しても、やや弱体化していて、同一箇所へ、より軽い衝撃でも、最発症、との特徴が有ります。日頃のトレーニングと、実戦での注意が大事となります。
26選手の復帰まで日数は、以下の通りです。
①軽度・・3週〜6週
②中度・・6週〜8週
③重度・・3ヶ月〜7ヶ月 と、故障度合いにより、大きく変化します。
今回故障を画面で確認すると、骨折や他部位も故障の重度までには至って居らず、①軽度か②中度と見えます。
復帰は、早いと、4週目・10月中旬、平均で、6週目・11月上旬と想定します。
都合、7〜8試合の欠場でしょう。
この間、福森ポジションの代替が、ポイントですね。候補は、3選手です。
①前試合の[菅]起用は、高さ以外は、福森守備力以上の、スピードと運動量で、安定した守備で、C大阪・右サイドのストロング・代表選手「坂元」をマンマークし、殆ど機能・活躍を封じました。スピードがストロングの坂元阻止には、対抗するスピードが必要でしたが、福森以上に嵌められたマンマーキングに成功しました。スピードにより、サイドでの突破・クロスを攻撃パターンとするチームは多く、充分対抗する能力が有ります。問題は、ロングボールのハイボール対策ですが、DFセンターが担当すれば、カバー出来ます。攻撃面は、偽SBスタイルの左サイドラインからの、ビルドアップ・長短ゲームメークパスは、福森の天才精度には劣りますが、戦術理解・意識は高く、ややアバウト気味でのパス出しは出来ていました。更に、攻撃参加は、お手の物で、福森以上の攻撃参加力、守備ポジションと攻撃参加間の上下動スピードと、運動量も問題有りません。
②[高嶺]起用は、福森突発交代時の定番で、経験値が高く、安定しています。守備力は、高さは限定的で、ハイタワーFWを単独阻止は難しいですが、周り選手のサポートで対応可能です。一対一勝負は、福森以上の守備力で、安定します。一番のストロングが、精度の高いビルドアップパス、特に、ロング・ミドルでもパス精度が下がらないパス能力で、システム可変の時間無しで、効果パスが出せますね。今後、宮澤同様、一段下がるCBコンバートもあり得る守備と攻撃能力です。
<高嶺・左CB〜福森・ボランチコンバート起用>は、より攻撃力を上げ、守備を安定させる方法として、検討課題と思います。
数少ない課題点が、偽SBポジションからの、ビルドアップ・ゲームメークパスは、経験値が無い事も有り、何故か、精度が下がってしまいます。経験もトレーニングで解消しますが、現時点課題点です。又、攻撃参加のスプリント、運動量、スピードは、菅や青木やルーカスよりは下がります。コンビネーションも現在は、低レベルですね。
③[中村洞爺]抜擢は、僅かな、途中交代起用実例時、守備と攻撃能力が、①②パターンに、かなりの大差が現実でした。レンタルでの成長トライ、チーム内トレーニングを重ねていますが、簡単に到達は難しいものです。現在の宮澤君臨、田中駿太と高嶺の実績、岡村と柳の可能性、レンタル中のミンテ成長、と越える壁は多過ぎ、7番手はキツいですね。
結論は、第一候補が、①菅起用、次に、②高嶺、となります。
早い、復帰を祈り期待し、それまでは、代替選手の、能力拡大必至の成長ともなり、しっかり、攻守のプレーをやり切る姿を応援、期待していきたいですね!
2021年09月12日
待ちに待った勝利・勝点3の味膝内側側副靱帯は、格別ですね。
久し振りの勝利は、チームと関係者を救いました。
試合開始前、チームリリースで、FC東京・東のスライディングによる福森故障は、長期離脱必至の「膝内側側副靱帯損傷」で、通常では、1ヶ月で痛みが軽くなり、そこからリハビリ開始で、完治は、2〜3ヶ月掛かる重症で、想定では、中度故障でも、11月中旬頃までチーム合流は掛かるもの、重度なら手術治療を要して、半年以上、との内容で、益々暗雲の真っ只中となり、チーム状況悪化が進んでしまった所でした。
詳細は今後判明して来るものですが、リーグ随一のプレスキック力・ピンポイント精度の長短パス能力・高い戦術理解力による最善チームプレー力で、攻撃の要・ゲームメーカー最重要中核選手のチーム離脱は、ロペス・武蔵の得点源喪失と同様か、それ以上のチームに激震のダメージ、損害となりました。
しかし、その暗雲情報がチームに伝わると、チーム動揺では無く、強い団結意識と闘いへの意識となり、選手のハートに火を付けたもの、となったのですね。
過去、福森を欠いた試合の実戦体験も有り、福森の代替は、プレスキックは金子が、ビルドアップのゲームメークパスは高嶺が、ルーカスを乾の抑えとして田中駿太のマーク役を外し、縦横無尽の自由な動きで、偽SB同様の動き・プレーは、中盤制覇と前線との繋ぎの攻守の要役を果たし、また、C大阪中盤〜前線の狙いとプレーを阻止し続けました。
コンサ戦術は、オールコート・マンマークプレッシング戦術、マンマーク型ハイプレス戦術を、試合開始〜後半終盤まで徹底し、戦術前提の[走力・球際強度・戦術遵守徹底]は、最後まで大きな低下も無く、ハイパフォーマンスを維持し切りました。
これまでの敗戦は、全て、軽いプレーやミスプレー、甘いプレーが起因する失点が原因で、特定選手が絡むパターン連続でしたが、昨試合には、そんなプレーや選手は皆無でした。問題プレーを多発していた選手の起用が無く、起用された選手全員の高いプレー集中度とプレーへの献身性がその理由で、選手のメンタルの高さが、証明されたものでしたね。ミシャの試合三原則に、[メンタルの高さ〜集中度と献身度]を加える事が必要、と言う事を証明したのでは無いでしょうか。
注目のFWミランは、僅かなプレー機会に、パスレシーブ力とボールコントロール力の高さを垣間見せましたが、
①ジェイランクの空中戦支配力には到達せず、相手DFを弾き飛ばす強度は有りません。ポストプレーは、余り得意では無く、「コンサ式」のロングパスからのショートカウンター戦術は低レベルが問題点です。その一方で、
②スピードと前記ボールテクニックのスピード・スペースアタッカー。DF裏や脇スペースへの飛び出し、ゴール前の「点で合わせる」プレーがストロングです。
③試合前シュート練習で垣間見えた「圧倒的なシュート精度と決定力」ももう一つのストロングです。但し、ヘディングシュートは、<単純その場勝負>では、足元レベルとは、差があるかも知れませんね。しかし、ピンポイントポイントで合わせるヘディングは得意と見ました。
④オールコートマンマーク戦術のハイプレスは、経験済み・習得済みで、豊富な運動量とスピードは、戦術強度も適合しています。
と言う事で、活躍の大前提〜ボールの集まりと連携が必須で、トレーニングポイントです。何シーズンも継続して来た<シュート決定力不足>の改善への決定打、となる期待は膨れるものでした。高さも兼ね備えた、佐藤寿人や興梠、上田綺世の様なタイプですね。 もう一点、チームへの影響で、シュートテクニックはロペス以上・並みの能力で、他選手は生きたお手本となりますね。タイミングやターゲットポイント、シュートプレーは、基本が徹底していて、正しい知識と意識が前提となっています。ロペスの様な、ハイテクニックと言うよりも、基本プレーでも高い決定力となる、との実例となり、ミランの理解と意識が、他選手の最大注目点で、大きな好影響、波及が期待される所です。
試合内容は、
事前想定では、ミシャの、特定選手固定起用の継続か、サブ選手を中心に起用の変化か、の選択との内容で、さすがに、本試合は「変化」のサブ選手大幅起用決断との予想でした。
しかし、ミシャの選択は、特定選手固定起用継続でしたが、その理由こそが、前述の「選手メンタルの高揚」で、固定起用の連続出場となるも、高い意欲に満ちた選手集団となり、運動量やスプリントスピードダウンは無く、球際強度も高いものとの期待と想定によるもの、と想定されます。充分戦術理解と連携が熟成された選手集団に、最前線ワントップ・ミランのみセッティングは、リーグ最強戦術強度を維持したままとなり、C大阪に攻撃機会も奪う展開に成功。前半戦は、両チームシュート数が、C大阪・ラスト時刻の1本のみ、コンサ・11本と、1:11の圧倒的大差でした。しかし、コンサのシュート内容は、決定機数はそのままも、シュート精度の枠内数は、たった2本で、実態は有効打の決定的欠如で、当然無得点が必然でした。
後半は、シュート数、C大阪6本、コンサ9本で、3:4.5とかなり差が縮まるも、シュート精度の枠内数、C大阪0本、コンサ4本で、C大阪はノーチャンスゲーム、コンサは、少し改善となり、2得点獲得の理由となりました。
最終総計では、C大阪・シュート数7本・枠内数0本・無得点、コンサ・シュート数20本・枠内数6本・2得点、からは、極めて相当な試合結果で、コンサ圧勝内容でした。
C大阪の後半盛り返しも、コンサのPA内侵入を許さず、PA外からのミドル・ロングシュートまでに阻止し、その結果、シュート精度も欠いた事となったもので、コンサ守備力によるものとして評価が上がっています。
コンサ攻撃力、特に決定機構築力の高さは、折り紙付きですが、マンマークプレッシング戦術の守備構成力への評価も、高まって来ています。
試合速報項目値推移は、いつもの通り、前後半飲水Tで区切る時間帯4分割の、①-試合開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③後半開始〜飲水T、④飲水T〜TU毎の推移です。
チーム コンサ C大阪
時間帯 ① ② ③ ④ ① ② ③ ④
支配率 58-56-53-54 42-44-47-46%
走行距離27-26-22-32 28-26-22-30km
スプリント数27-43-35-54 44-42-45-50回
決定機数7- 3- 6- 2 0-0-2-1回
シュート数 7- 4- 4- 5 0-1-2-4本
枠内数 0- 2- 1- 3 0-0-0-0本
得点 0- 0- 0- 2 0-0-0-0点
攻勢 ◎- ◎- ◎- ○ × -× - × - ○
いかがですか。
✳︎支配率は大きな差が無さそうですが、相手陣内支配率ではコンサが圧倒し、高いAT3’rd内パス成功(率)で、試合全時間でコンサ攻勢を実現しました。
✳︎走行距離は、均衡数値で、走り勝負はドロー、しかし、スプリント数はコンサが劣後数値ですが、コンサは前進・攻撃スプリント、C大阪は後退・守備スプリントが内容で、球際強度は、コンサが優位で、闘い勝負では勝ち、となりました。
✳︎決定機とシュート数は、コンサが圧倒で、攻撃成功回数で大差を付け、C大阪は、ほぼノーチャンスに抑え込みました。
✳︎両チームとも、シュート精度の枠内シュート数が乏しく、極端に低いシュート精度・決定力が露呈。コンサの勝利理由が、④時間帯で、シュート精度アップ・上昇の枠内数と枠内率アップに合った事が明白です。
①②③時間帯のコンサ決定機数16回の局面で、シュート数15本となるも、実態は、僅か3本しか有効シュートにしかならず、酷いシュート精度は、大きな課題です。
シュートは、選手単独プレーで、他選手の連携やアシストはごく僅かな効果しか無く、その選手の固有プレーそのものです。その選手の意識・判断が大前提で、それにプレーテクニックが加味され、シュート精度が作られます。
コンサのシューターは、作試合でも、金子4(1)・青木4(2)1得点・菅3(1)・宮澤3(0)・小柏2(1)・田中駿1(0)・ルーカス1(0)・ミラン1(0)・ドド1(1)1得点と、9選手と、全員攻撃・全員シューターと言えるサッカーです。これまで、FW経験の無い選手、直近FW起用の無い選手は、個別のシュート練習など、本格的に取り組んだ事は有りません。トレーニングしない選手が、精度の高いシュートプレーを出来る訳や、奇跡は絶対に有りません!
ミシャの、とチームトレーニング不要論は、理論だけならご自由に!ですが、現実の大課題で、勝利喪失の最大原因になっている現況では、絶対にあり得ない指導、チーム作りですね!
何故、なんでしょう?本当に世界の七不思議のギネスレベルものですね!
トレーニングして、無駄な事は有りませんが!
この様に、昨試合は、本来なら、累積疲労が身体中を襲い、全く動けない筈の所、福森重大故障離脱の衝撃で、チームに本当の危機感・緊張感が走り、選手メンタルが強化され、フィジカルコンディションダウンをカバーした試合となりました。
<精神力の勝利>は、チームを覚醒させ、活性化させ、同一パターン連敗の悪夢を吹き飛ばし、一気に立て直してしまいました。
しかし、今頃、重なる過剰累積疲労で、心身に一気に疲労が押し寄せている事でしょう。しかし、そんなコンディションの中、深くリカバリー過程が作動、累積分も一気に解消する完全休養オフとなっていますね。
高い戦術強度と、集中と強いメンタルで、ミスや緩みを完全払拭すれば、リーグ最強攻撃力と守備強度となり、執念を以って、枠内精度シュートを実現すれば、勝利・勝ち点3獲得を実現する、との強い試合意識を確認、共通理解したこの試合が、シーズン転機となったものでしょう。次戦からのコンサは、最早違います!
2021年09月09日
手酷い完敗の再現が続く連敗で、選手は、心身共に、身体とメンタルも疲労で泥の様な状況で、そんな中、分っている事にも拘らず、「こんな状態で実戦かよ!」との悲鳴と叫び声が聞こえますね。
コンサの選手は、総じて紳士・出来た人間の方達だらけで、そんな最低コンディションでも、明後日試合へ向け、準備に汗を流しています!
ミシャは、余りの手酷い現在状況に、苦心している所でしょうが、持ち前のファイティングスピリットを奮い、チームの立て直しと対応・対策にチャレンジしていますね。
ミシャの選手起用選択・選別原則は、
[①トレーニング試合でのパフォーマンス順、②前試合高パフォーマンス選手に出場機会付与→特定選手連続起用・固定起用型]ですが、次戦検討の中、
過密日程の中で集中起用した選手となっている②特定・主力選手の酷い累積疲労・フィジカルコンディションのため「起用断念」を決断しか無く、①トレーニングマッチも不可能で、確認も不可能となり、サブ選手の起用・抜擢も、確認不足で判断、との苦慮、腐心に悩んでいる事でしょう。
C大阪は、次戦は、コンサの前半・オールコートマーマークとマンマークハイプレスを躱すため、前試合同様、
高い前線設定でハイプレスを掛け、コンサビルドアップを阻害し、又、コンサのチーム全体が前進・躍動するビルドアップ攻撃阻止を図るため、最終ラインも高く設定し、縦に狭い密集陣を布陣の積極指向を選択でしょう。更に、そのブロックを抜け出した、コンサの前線攻撃は、ゴール前に分厚い堅陣で跳ね返し続け、そこでボール奪取・回収から、速い切り替えで、コンサDF裏の広大スペース突破とサイド突破を狙い、コンサの中央にポジショニングするリスク対応用DFの裏と左右脇スペースを狙い、スピード満点の少数前線攻撃選手のカウンターで、コンサゴール前に決定機を作る狙いです。
また、後半、コンサがオールコートマンマーク、マンマークハイプレスから、ミシャスタイルに変化する選手交代局面は、全面攻勢を掛け、コンサの息の根を止める複数得点獲得を狙い、前試合と同様、大勝・完勝を狙って来ます。
コンサの対抗策は、中々難しいです。
コンサの現在のスタイル・姿勢は、どんな対抗策も、追求する戦術・プレーの、強度・スピードを上げる事で、<相手対策が届かない、追いつか無い、強すぎて破られる>局面で撃破、のスタイルです。
しかし、何回も記載しますが、試合原則の「走る・闘う・(全時間)規律を守る」が、その生命線で、その大前提が、選手個々の良好フィジカルコンディションだ、と言う事です。
詰まり、<リーグ最強の戦術強度、決定機構築力は、適正な選手コンディションによるもの>との最重要公式こそが、コンサの生命線だ、と言う事です。
しかし、特定選手連続起用=固定起用型は、この最重要公式に反し、逆行をしばしば実施しています。
現在の混迷は、自ら招いた事態と言う事で、リーグ戦日程や、優秀選手の不在や不足とは無関係です。 これは、<ミシャの限界>と言っても仕方ありませんね。
現在、試合三原則〜走る・闘う・(全時間)規律を守るレベルの選手は、誰でしょう。
前試合起用選手は、本来能力はチームトップな当たり前ですが、とことん累積疲労が重なり過ぎて、フィジカルダウンはボロボロ状態。そんな選手を無理矢理起用させるのは、最悪ブラック企業そのもので、冷静なら、その無理が、試合内容を破壊し、その選手フィジカルに最終審判が降りてしまい故障ヘ真っしぐらで、最悪結果を招く事は自明です。
明日、前日移動で現地入りですが、本日1日のみの準備で、明日移動、明後日試合の日程なら、試合三原則が可能選手でチーム編成しか有りません。
ミシャの冷静な判断を願うものです。
戦術は、相手の待ち受ける、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレスをとことん追い求めます。真摯な、泥臭い姿勢にのみ、打開や突破の糸口が掴める事と思います。
スタメンは、これから期待するなら、ミラン中心しかあり得ません。ミランを信用しないのなら、そもそも獲得自体がおかしくなります。期待するから、獲得し、それなら、実戦起用で、レベルやコンビネーションアップしかあり得ません。
(スタメン)
ミラン
小柏 中島
青木 小野 田中駿 田中宏
中村 岡村 柳
小次郎
(サブ)
ドド、菅、高嶺、金子、荒野、宮澤、
菅野
今、可能なメンバーにチャンスを与え、フルパフォーマンスの機会での活躍は、思わぬ成果を期待出来ます。
フレッシュメンバーのチームプレーは是非観たいですね。
2021年09月09日
コンサの敗戦10敗の内9敗が、前半内容圧倒・シュート多発も得点獲得失敗、後半フィジカル低下で、プレー強度ダウンで戦術強度ダウンで、失点し、<多数決定機あるも得点力無く敗戦>。昨夜も、完全一致パターンで敗戦。
最早、こんなに明白な課題を改善しようともしないチーム指向で、このパターンは、守備力が甘いチーム以外、リーグ中位〜上位との対戦の、濃厚パターンに成り果てました。中2日での、C大阪第二ゲームも、C大阪には、全て露出し分かったコンサの大きな欠陥を前提に、必勝、と強い自信を持ちました。
次戦必敗! が確定的。
シーズン前の目標も、甘い夢でしか無かった、事がもう、思い知らされたものですね。
現在、上位=3位勝点との差は「12」ですが、降格17位との差も「13」で、残り11試合で、直近公式戦10試合戦績[3勝2分5敗]ペースなら、今後獲得予想勝点「11」で、最終想定順位は<11位>、しかし、ここ5試合の最直近戦績[1勝4敗]ペースでは、想定予想勝点「4」で、最終想定順位は<15位>です。
これは、降格・17位チーム想定勝点と勝点差「9」で、降格は免れそうな想定ではありますが、コンサより下位の、G大阪・柏・湘南・清水の、急改善・立て直し・挽回中の直近戦績で、抜き去られ、ギリギリ<16位>想定も覚悟が必要となります。
リーグ上位の攻撃力も、最早、看板倒れで、現獲得得点数はリーグ8位で<中位>、その代償の失点数は、リーグ16位の下位守備力です。
肝心の決定機構築力も、ここ2試合連続して、相手チームに劣後し、試合内容圧倒も、既に過去の夢で、現実は決定機構築で劣後、その決定機もミスシュートだらけで、当たり前の敗戦、が定着しました。
問題は、シュート決定力不足が、敗戦原因の大半と、監督も遥か前、前シーズンから認識し、ここ最近のあまりの重い敗戦で、渋々、それが直接原因と認めているのに、
その改善は、選手個々の問題、課題で、チーム全体や指導陣の課題では無い、とのスタンスを頑迷固陋し、一切、改善に手を付けない事を続ける姿勢と思考が問題だ、と言う事。
トレーニングしなければ、改善は永遠に訪れず、いつも、本ブログで記載の通り、
ラッキーシュートの偶然・たまたまシュートが次に起きるのを、待ち続ける、しか無いですね。
残り試合は、もう試合結果が見えてます。
C大阪✖️ 神戸✖️ 広島✖️ G大阪✖️ 横浜FM✖️ 福岡✖️ 湘南△ 清水✖️ 鳥栖✖️ 柏✖️ FC横浜○
恐ろしいですが、リーグ戦9連敗の最悪戦績が予想され、これで、ミシャは持つでしょうか⁈ 本人が壊れそうです。
チーム・ノノ社長が招いた惨憺たる状況とならない事を祈るばかりしかありません。
8位 16位
2021年09月08日
昨夜のW杯最終予選2戦目は、多数シュートが枠内にも飛ばず、低シュート精度に苦しむ攻撃は、試合展開をスリリングとし、一瞬のタイミングで勝ち点3を喪失し兼ねない内容。圧勝を辛勝に変えました。まるで、どこかのチームの様!そうそう、代表攻撃に、5トップは、完全にミシャスタイル!
あらためて、シュート精度が試合を決定する、全プレーの最終プレーだ、と言う事を確かめた試合でしたね。
さて、昨日トレーニングに、嬉しいニュースが。
故障離脱4選手の内、青木・小柏が、全体フルメニュー復帰、との事。
頼れる若大将と、青きスナイパーの復活です。
これで、オールコート・マンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス戦術、球際強度、ハイスピードプレー、流れる連携・コンビネーションが、一気にレベルアップ、ランクアップします。
当然、予想メンバー修正です。
[スタメン]
ミラン
中島 小柏
青木 小野 荒野 田中宏武
高嶺 岡村 柳
小次郎
[サブ]
ドド、駒井、中村
宮澤、田中駿太、ルーカス
菅野
ドド・駒井・中村までは、交代起用予定。
宮澤・田中駿太・ルーカスは極力起用回避です。
スタメンは、強力メンバーとなりました。
2021年09月07日
現在の選手コンディションは、直近起用選手は、故障寸前のボロボロ状態。
日曜夜の手酷いアウェー敗戦で、6日月曜帰路移動し、そのままリカバリートレーニングのみ、そこから7日火曜「中1日」で、次戦8日C大阪戦。
僅か「中1日」の明日火曜日は、疲労真っ只中の中、対戦対策ミーティングの後、短時間プレー確認しか出来ません。
対戦相手・C大阪も、日曜にリーグ戦試合を設定され、ルヴァン杯試合チームと疲労加算条件を類似日程とする事で、近似条件との扱いで、明日は前日移動日で、ほぼ同一条件となっています。しかし、完全ターンオーバー制で、前々試合メンバーは、GK・DF1選手・ボランチの4選手以外7選手がターンオーバーし、連続起用の累積疲労選手は、ごく僅かで、大半選手は、フレッシュ・フィジカルコンディション良好選手です。
選手フィジカルコンディションで、最早大きなアドバンテージをつけられてしまっています。
コンサは、コンディション不良選手の起用は避けられず、その選手は、故障発生とならないフィジカル発揮にとどめ、スピード、走力、キレは、低下は必至です。頑張って故障多発が最悪展開!
フィジカルダウンとならない選手が、頼みの主力選手です。
確認すると、
前試合起用選手は、
起用時間
前々 昨夜 回復予想 起用可否
福森 95 24 故障 ✖️
ジェイ 95 96 20% ✖️
金子 95 96 40% ▲
駒井 95 96 50% △
ルーカス85 96 45% ▲
菅 65 70 65% ○
荒野 95 70 60% ○
高嶺 95 96 50% △
宮澤 95 96 40% ▲
田中駿 95 96 45% ▲
菅野 95 96 50% △
柳 10 80 40% ▲
ドド 30 26 80% ◎
ミラン ー 26 85% ◎
岡村・田中宏武・小野・中村・小次郎
0 0 100% ◎
それ以外に、中島 ◎
西野朗・佐藤の2種組 ○
故障者復帰は、⁇ 回復前の強行起用の必要は有りませんので、全員待機✖️
と言う事で、✖️選手を外したチーム編成となります。
サブ組と成長組の本領発揮が到来です!
結果として、敢えてミドルレベルのパフォーマンスで甘んじる試合で、C大阪に挑戦の試合です。
1.対するC大阪の現況は、
順位12位 勝点33 26試合 8勝8分9敗 得点35失点35得失差±0
因みに、コンサ対比では、
順位11位 勝点36 26試合 10勝6分10敗 得点33失点36得失差△3
コンサは超攻撃サッカーを標榜するも、得点も失点もC大阪に僅かに劣後し、攻守バランススタイルを標榜するC大阪に、得点力も劣後しています。
これは、コンサの問題点の深さを表すもので、リーグ最多〜川崎・横浜FMレベルを達成するも、シュート決定力のあまりの低さで、C大阪以下となっている訳です。
戻りまして、C大阪の現況戦績は、シーズン前予想を大きく裏切る低迷戦績で、監督解任・暫定監督に交代した場面です。前監督クルピは4度目のC大阪監督就任で、過去、若手育成選手だった清武・乾・柿谷、若手香川らを優秀選手へ育てる育成型監督として、若手選手の高い成長によりチーム力を大きく成長させ、強豪チーム構築と戦績を挙げてきた実績監督でした。前任ロティーナが築いた黄金期の堅守主導スタイルに手を付け、攻撃力強化を狙い、ひげカジでコンサにお馴染みの梶野統括部長が、再就任を仕掛けたもの。しかし、既に、監督ピークを過ぎ、監督行引退を宣言した段階で、どこからも声掛けが無くなっていた状況で、引っ張って来た経緯。
しかし、そのスタイルは、攻撃的かどうかではなく、個人戦術や個の能力を優先させる縛りの緩いチーム作りが特徴で、そのスタイル自体が、シーズン中に海外クラブから引き抜かれる選手が多く出るなど選手の入れ替えが激しいC大阪のチーム事情に即していた、との理由も大きい。クルピ監督のトレーニングは紅白戦をメインとしたシンプルなもので、実践の中で職人のような肌感覚で勝負する指導法は、最早錆びついたものでした。
しかし、現在の酷い戦績と、改善見通しの無さから、サポーターからクラブへ痛烈批判
が重なり、8/25湘南戦1-5の大敗が決断となり監督解任となった訳。
それでも、コンサ得失点数を上回っていますが、チームスタイルは、チーム力成長を掴むと、前大熊統括部長時代の、南アW杯得点王フォルラン獲得以降、育成型チームを捨て、高い移籍金で優秀選手獲得するなど、大金を使う「金満クラブ」スタイルを進んでいます。しかし、その結果、経営は赤字財政に転落し、戦績も経営も苦しく、更なる優秀選手獲得手段も封じられた現況で、乾(33歳)の再獲得は、スペイン1部エイバルを契約解除され、無所属でどこからもオファーが無く、移籍金無し獲得だったからです。
頼みの清武が故障長期離脱となり、乾獲得で代替は極めて厳しい所。
新監督交代後は、不思議な日程〜G大阪との3連戦・3連勝(リーグ 節・ルヴァン杯準々決勝1・2戦)と、交代効果がでたもの、と見えますが、戦術・メンバーで混乱しているG大阪との対戦で、本当の姿は、明日コンサ戦で明らかとなる、との展開です。
新監督スタイルは、3戦共G大阪戦で、その都度フォーメーション・戦術を変えるもので[対戦相手・チームにより変動]でも無い、[対戦毎に変動]で、一言では、不明スタイル、です。このやり方は、選手の戦術理解が困難となり、普通あり得ないものです。果たして「どんな戦術・システム・フォーメーションを選択するか」は、試合に入るまで不明ですね。
しかし、ターンオーバー制で、<選手コンディションは良好で有る>事だけは明らかで、簡単な試合とはならない事は明白です。
2.コンサ対戦戦術・試合展開・メンバー予想
前書き通りのコンサ選手の起用可能性・候補で、
今シーズン、最悪選手コンディションの中、一転、サブ選手の活躍と成長を示し、抜擢起用を期待します。
戦術は、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス戦術は、サブ選手の理解と習熟を確認する貴重機会です。
コンサ式ミシャ戦術は、既に、U18世代のサテライトでも普通に作動しており、習熟・浸透は高レベルです。これからのコンサを支え中核となるサブ選手の戦術強度、球際強度を期待です。
試合展開は、試合開始直後から、ハイパフォーマンスの激しい走力・球際強度・スピードを展開し、C大阪の選手を、メンタルでも圧倒させる展開が理想です。
その結果、ハイプレスでボール奪取から、多数決定機を作り出し、決め手は、シュート決定力となりますが、そこには、期待のトォチッチ・ミランが待っていますね。楽しみです。
いずれにしても、早い時間帯に得点獲得し、試合途中で、パフォーマンスダウンの前の早いタイミングに、積極選手交代とし、ハイパフォーマンスレベルの維持を図ります。
想定試合結果は、【2-1】勝利を予想します。
メンバーは、
サブ選手多数抜擢起用で、サブ組に主力選手を配置です。試合展開が上手く進行し、可能なら、主力選手をこれ以上すり減らさず、温存を意図します。
[スタメン]
ミラン
中島 荒野
菅 高嶺 小野 田中宏
中村 岡村 柳
小次郎
[サブ]
ドド、駒井、西野朗、
宮澤、田中駿太、ルーカス、
菅野
ドド・駒井・西野朗までは、交代起用予定。
宮澤・田中駿太・ルーカスは極力起用回避です。
このスタメンチームの実力を期待です!
2021年09月06日
試合出場選手を非難・批判は、あまりに理不尽で、冷静さを欠いたものですね。
昨夜試合のコンサ選手の姿は、疲れ切った身体を気持ちだけで駆り立て、持てる力全てを出し、ミシャコメントの通り「選手はよく戦った」でした。
チームの戦略【少ない選手数でシーズン運営】が全ての原因で、チーム首脳陣とチームスタッフにそんな無謀戦略選択の責任が、アドバンテージを与えられていた準々決勝突破の敗退結果の形で、突きつけられました。
前試合も、最悪選手状態で、蓄積した累積疲労の中、劇的な、それまで失点原因や不注意プレーだった荒野に、ラッキーゴールが落ちてきて、準々決勝突破は大きな出口が生まれました。
しかし、そんな幸運は2度となく、前試合のハードワークの代償である累積疲労の回復・筋肉ダメージのまま、ハードワーク連続で、選手メンタルだけが頼りでは、福森の東との接触だけで重症故障・離脱当然の帰結で、金子のキレ・スピード、荒野運動量、高嶺ハードチャージ量、ルーカススピード、ジェイシュートプレー、低下・レベルダウンは、致し方有りません。
寧ろ、そんなコンディションで良くやったものです。
試合内容は、FC東京は、前線カルテット〜ブラジルトリオ+東をスタメン起用で、得点獲得と前線守備・ハイプレスは想定通りでした。更に、森繁・渡邊CBも元代表・最強コンビで、スピードと体幹強度、ビルドアップ力を、守備強化して来ました。
それに対するコンサ有効戦術のポイントは、
前・前々ブログで指摘の通り、
①FC東京ビルドアップを阻止、強力カルテットへのロングボールの出どころ阻止、
②強力カルテット間のハイスピードコンビネーションパス交換を阻止で、受け手ターゲットを徹底、フルタイムマーク、が必須対策で、個々能力のスピード・体幹強度では、勝負にならない、負けてしまう、[1:1]勝負・闘いに持ち込まれる展開は、極力回避し、組織・連携プレーで、対抗が必要、でした。
それを実現する戦術が、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス、で、その戦術と布陣が[対戦方程式の答え]でした。
しかし、小柏と青木離脱、起用候補選手の累積過多疲労によるフィジカル低下が、その可能性を阻害し、ジェイ起用で、ワントップの守備は消滅、最前線の強力守備が中核の一つとなる、マンマークハイプレスは、実質不可能となり、昨夜試合でも、GK・森繁からのロングパス、ボランチ経由ビルドアップは、FC東京の自在プレーとなりました。それでも、時々、コンサシャドー2選手のみが、追い掛ける事も有りましたが、脅しを掛ける目的程度にしか機能しませんでした。
ワントップ・ジェイは、試合後半、相手チームのフィジカルダウン局面では、効果絶大ですが、
試合開始タイムでは、
相手運動量と球際強度が最高時間帯のため、
堅守速攻型の守備主導型への対抗にはなるも、
ハイプレスの攻撃的守備の攻撃主導チームでの、ビルドアップ起点制止、前線選手突出に連動による全体陣形前進し選手距離間を縮めパス交換精度・成功率を上げる組織プレーに対抗のパス受け手徹底マークで潰す対策、は作動せず、対策戦術には不足でした。
それが可能な、オールコートマンマークプレッシング戦術〜連動する〜マンマーク型ハイプレス戦術が、コンサの唯一対抗策でしたが、その戦術選択が不能な選手状況となった自体が、敗戦の直接原因です。
確かに、そんな悪状況でも、シュート決定力のチャンスに確実な得点獲得が有れば、勝利と突破は手に出来ました。しかし、その決定力不足も、コンサの現状であり、課題でした。
これで、コンサのルヴァン杯は終幕し、天皇杯も敗退消滅し、
今シーズンの残り日程は、最早、リーグ戦12試合のみで、中5・6日の通常日程外の中3日試合は、2試合のみとなり、ここからは、ターンオーバー制や、そのためのWチーム用選手保有は不要となりました。
ミシャが[選手少数保有戦略]を是認したのは、チーム経営の脆弱・危機的状況を理解・認識したが故の妥協でしたね。本来のミシャは、広島や浦和では、その反対で、優秀選手多数保有志向で、実際、有力候補の選手を多数獲得を重ねました。しかし、ここコンサでは、チーム経営への理解から、敢えて妥協し、資金大量消費の新選手獲得を我慢し、その分、既存選手の育成による微増に賭ける、との戦略を是認する選択・判断としました。「優しさ」ですね。
今シーズンの日程の過酷さは、選手保有増加戦略とは無縁戦略のコンサでは、結果として、我がコンサの現在故障選手発生状況となりました。
ルヴァン杯準々決勝で敗退は、或る意味で、コンサ実力通りを証明したもので、これも含め、我らがコンサで有る!、と言う事と悔しさを噛み締めて納得するものです。
ここまで、選手もミシャも、このチーム力で良く闘いました。ここで明白とされた課題こそ、ここからコンサが克服・改善で、チーム成長を手にする事が出来るもの。
今日から、直ちに、開始です!
その出発点・起点は、正しい対応の条件でのみ、コンサ成長の原点となります。
トゥチッチ・ミランは、ごく僅かのボールチャンスしかありませんでしたが、高さ・強さ・上手さ・賢さを、キラリと見せてくれましたね。
昨夜の実戦テスト結果で、次戦以降の主力FW抜擢は確実になったと見ます。
オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレスを機能させられ、シュート精度・得点力があるCFWとして、永年の重要課題に大きな改善が進むものと、大きく期待しますね。
昨夜敗戦の振り返りは、これで十分だと思います。
残る12試合、全勝の奇跡に賭ける展開・進行へ前進です!
2021年09月03日
1.現況確認
選手故障多発のチーム危機とリーグ戦戦績低下が重なり、更に、試合直前・チャナ故障突発が加わり、チーム危機が最大となるも、
試合出場選手による[魂の闘い・渾身試合]実現は、"サッカーの女神の微笑み"ともされる<奇跡的勝利>を産み出し、次戦・日曜FC東京戦で、ルヴァン杯準々決勝突破に、大きなアドバンテージを確立しました。
その奇跡的勝利の内容は、
マンマーク指向コンサ式ミシャ戦術を、起用全選手が徹底実行し、コンサ最大欠点である[シュート低精度〜低決定力で、チャンスに得点獲得失敗多発]をそのままに、走力・スピード・集中力をハイレベルで維持し、戦術組織チームプレーを実施、と言うものでした。
詰まり、【徹底した戦術実践】で、奇跡的勝利獲得、となったものですね。
そして、次戦目標は、極めて現実的で、FC東京アウェーゴール1得点で[0-1の敗戦]以上となりました。
具体的に図示すると、
〜 コンサ突破 | 延長戦 | コンサ敗退
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
点数は何でも 2-3|1-2| 0-1・1-3〜
[勝・引分] [敗]| [敗]| [敗]
2戦計 4-4|3-3| 1-1・3-4
この通り、コンサは、次戦、勝利・引き分けでオッケー、敗戦でもコンサ1得点獲得では3得点獲得しか、FC東京突破は不可能となります。FC東京突破の目が相当な限定状態となり、圧倒的なアドバンテージを確立しています。
そして、次戦準々決勝第2戦・FC東京戦の試合戦略は、<渾身試合の再現>ですね。
2.対戦チーム「FC東京」予想
ここまで、今シーズンの過酷日程対策として、攻撃陣ーターンオーバー、守備陣ー固定傾向、のハイブリッド型を実践。
しかし、それも、最強攻撃力を頼みとする「ブラジルトリオ+東」カルテット温存のターンオーバー制も、試合途中交代投入のタイミングが徐々に速まり、スタメン時は、60分〜90分、サブ・ベンチ入り時は、試合途中25分で、2試合合計85〜120分=1試合平均45〜60分となり、実質、毎試合連続起用で累積疲労が加算し、試合毎のパフォーマンスで、試合起用開始時はトップレベルですが、30分経過辺りから低下が始まり、交代寸前はかなり低くなる、との状態にまで至っています。
最強カルテット対策で、最初から30分当たりまでの最強パフォーマンスタイムを、複数選手組織守備と周辺選手へのマーキングでカルテットへのパス供給セーブで、塞ぎ切れば、その威力〜スピードとキレ、精度は低下し、危険タイムをやり過ごせます。実際、直近同カルテット6得点中5得点が開始〜30分頃までの得点でした。チーム36得点中21点がカルテット得点で2/3となり、その対策がポイントです。
前試合で失点のセットプレーは、得点占率はリーグ平均以下で、ストロングと言う程では有りませんが、三田のプレスキックと森重(3得点)が揃った起用試合では、要注意ですね。
しかし、FC東京の、最強攻撃力カルテットのブラジルトリオがスタメンとなる、次戦ハイブリッド・ターンオーバー起用も、既に、選手累積疲労蓄積も進み、全体パフォーマンスは、運動量縮減の自陣布陣主体でのカバーを選択するしかない状態に近づき、しかし、前試合敗戦のため、コンサに1得点も与えない堅守と、勝利のための得点獲得を、どちらも両立させなければ、準々決勝突破とならない状況で、攻撃と守備のバランス、は極めて難しい選択・判断、そしてメンバー選択となります。
コンサは、前試合を継続する、渾身試合を作れれば、確実に今回対戦突破を掴めるものです。
3.コンサ対戦 戦術・試合展開・メンバー 予想
さて、大問題の次戦予想。
そのキモ・キーは、<選手起用>〜誰が可能か、誰をどこに起用するか、により、<戦術>選択、<試合展開>が想定、との順となります。
前試合から、中3日で、フィジカルダメージ・リカバリー具合により、試合起用可能選手が選択、併せて、サブ組も加えた起用となります。FC東京の選手起用も、累積疲労で、起用想定選手のパフォーマンス低下の想定でしたが、コンサは、故障選手多数となり、より厳しい選手選択・起用となります。
候補選手は、
前試合スタメン
ジェイ〜ギリギリ可能45分、駒井〜可能60分、金子〜60分、荒野〜90分、高嶺〜90分、菅〜90分、ルーカス〜90分、福森〜90分、宮澤〜90分、田中駿〜90分、菅野〜90分、
同サブ〜全員90分
ドド、岡村、柳、小野、田中宏武、中村、小次郎、
追加起用可能
小柏〜60分、トゥチッチ・ミラン〜45分
起用困難
深井、チャナティップ、青木 と想定します。
ここから、選択想定の戦術は、
ジェイスタメン・60分に交代の起用で、
[マンマーク指向コンサ式ミシャ戦術]でスタートを選択、
残念ながら、オールコートマンマークプレスを可能とする、走力・スプリント力は困難で、より走行距離を縮小出来る、マンマーク指向コンサ式ミシャ戦術の選択となります。60分付近で、前試合スタメン組は、フィジカルダウンが大きく、途中交代を行い、その後の戦術転換はせずに、戦術維持とします。
しかし、その交代には、目玉・注目の、トゥチッチ・ミランをワントップ起用し、戦術威力を維持、否、更に上昇させるもの、ですね。
試合展開は、マンマーク・ハイプレスを加えた、ポストへのロングフィードからのショートカウンター攻撃、コンビネーションによるビルドアップ・中央突破、サイドとDF裏スペースを突破しクロス・カットイン、反復サイドチェンジによる守備陣揺さぶりでギャップ・スペースを作り突破、派生セットプレー、と多彩・多様攻撃で、1得点獲得まで激しく攻撃し、その後は、勝利獲得まで狙う試合展開で、後半、前試合スタメン起用メンバーは交代し、更に攻勢を維持し、最終試合結果は【2-1】を想定。
試合起用メンバーは、
[スタメン]
ジェイ
駒井 金子
菅 高嶺 荒野 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
[途中交代]
ミラン
ドド 小柏
ルーカス 高嶺 荒野 柳
福森 宮澤 田中駿
菅野
ミラン・ドド・小柏・柳
岡村・田中宏武
小次郎
と致します。
小柏とミランは、不確定ですが、次戦起用を期待するものです。
2021年09月02日
コンサを襲うアクシデント多発のマイナス勢いを、チーム全体力・サポーター力で防ぎ切り、ルヴァン杯特有レギュレーション・アウェーゴール方式から、アウェー失点阻止の優先度が上がり、失点阻止戦略評価が上がっていましたが、超攻撃サッカーのチームスタイル徹底を、強く自己認識する我らがコンサには「無縁戦略・思想」でした。
あくまでも、「超攻撃型、攻め倒し、やっていても、観ていても、楽しくゾクゾクするサッカー」に徹するだけでした。
当ブログの事前想定は、(小柏)剛・青木・(深井)一希抜きで、荒野ワントップ兼トップ下のゼロトップ型オールコートマンマーク全面展開を予想し、100%的中!とのミシャ選択となる所。元々、無理して試合出場を重ね、他選手以上に、累積疲労への耐性が低下していたチャナティップの、試合前トレーニング中内転筋トラブルで、出場不能となり、
当初戦術変更し、
ジェイ起用・コンサ式ミシャ戦術マンマーク指向型に、チェンジ。
FC東京選手へのマンマークホールド力は低下し、パス出し・起点完封までには、至らなくなりましたが、マンマーク指向のパス受け手選手常時カバーにより、FC東京のロング・ミドルパス交換を制限、ボール奪取やロスト回収を狙う戦術としました。
突発的な起用でしたが、ジェイは見事に応え、苦手の走行距離を増やし、決して高スピードでは無くも、迫力ある突進で、マンマーク気味に、ボール出し手・パス起点選手に、多数回チャージし続けました。ハイプレス成功は、僅か1回でしたが、パス出しは方向限定や時間的余裕を奪う制約に成功し、FC東京ロング・ミドルフィード精度低下の一因となる頑張りプレーを実現。攻撃面では、ハイタワー・ポスタータスクに徹する、アシスト・ゲームメークプレーが光り、コンサ2得点の起点やサポート実績をあげた活躍。"スーパージェイ"の実力発揮で、陰のMVPでした。
チャナティップの故障は、以前故障箇所で、内転筋の肉離れが濃厚ですね。とすると、3〜4週間必要となり、長期離脱です。サッカー選手に度々発生する故障で、清武は有名。内転筋は、インサイドキックやターン、ストップ動作の際に使われます。サッカー選手には内転筋の肉離れが多く、全盛期の清武や中村俊輔は有名ですね。治療後、チーム合流後も、シュート等高負荷プレーで再発リスクが高く、治癒後直ぐ実戦で、再発のケースが多い故障。完全復帰は[10月半ば辺り]と予想します。
小柏・青木・深井は、ミシャ「次戦までに復帰期待」のコメントから、大きな故障では無いものと推測出来ます。小柏・青木は、累積疲労で筋肉ダメージが大きく(消耗で切れた、切れかかった筋組織が多い状態)、回復(細胞再生)し、筋量が戻るのに時間が必要と言う事でしょう。このダメージが大きく、筋量が細くなっているタイミングで、実戦等のハード負担は、断裂や肉離れ直結で、いわゆる、軽い肉離れが起きかけている状態、と言う事ですね。
5日間、筋量回復メカニズムで、次戦のルヴァン杯準々決勝2戦目は、当該選手は、「中7日」で、5日目・金曜辺りに復帰、と予想しています。
昨夜試合は、FC東京の想定は、コンサ・オールコートマンマーク戦術とメンバーを想定し、試合起用は、ターンオーバーで、ボランチと一部DF・GKのみ以外、前試合除外「中6日起用」メンバーを用意して来ました。いわゆる「ブラジルトリオ+東」の超攻撃メンバーは、前試合の累積疲労過重起用と、次戦への考慮、それ以上に、コンサ・オールコートマンマークで、威力激減とボール被奪取からの激しいカウンターとの、戦術ミスマッチ対策で、未起用選択としたものでした。
ところが、チャナ離脱・ジェイスタメンで、想定戦術から、マンマーク指向コンサ式ミシャ戦術で、自陣よりのロングパス成功率が上がり、コンサゴール近くで、超攻撃選手メンバーなら、圧倒的な攻撃が可能と想定される局面に転換し、
起用メンバーは、状況にミスマッチで、現場の混乱が増加。更に、上記、ジェイ活躍で
ロングパス起点がセーブされ、攻撃は想定から大きくズレたもの、となりました。
コンサの失点やFC東京複数決定機は、その多くが、コンサ選手のミスや安易プレーが関与し、相手を有利にした結果でした。その全てが、本人が言う通り「荒野プレー」で、5回は酷過ぎでしたが、そのお詫び・代償や様な、ナイスシュートの決勝点は、試合起用失敗、との評価を吹き飛ばすものでしたね。でも、試合後インタビューで、笑顔も無かった理由でした。さすがに、唯一人のみプレーミス多発は、自己反省は当然ですが、それ以外選手にミスプレーが皆無なのは、「試合出場選手が、どれだけ集中していたか」を証明していて、<チームを襲っている危機状況を、ほぼ全選手が、しっかり正しく認識し、自己プレーとチームプレーで対応・対処する意識が浸透>している事を示すものでした。
昨夜試合結果[2-1・勝利]は、FC東京にアウェーゴール1点を与えましたが、アウェーゴール効果は、次戦が、合計得点が同点となる【0-1】敗戦、の場合のみで、
次戦で、コンサが【1得点】した瞬間に消滅で、その価値・重さは極めて軽いものしか有りません。
0-0、1-1の引き分け以上、当然勝利も含め、コンサが勝ち抜け・準々決勝突破となり、コンサが圧倒的に優位、に立ちました!
アクシデントが続いても、集中力を高め、走り・球際勝負を強め、強烈戦術で連携・連動・チームプレーに徹し、アグレッシブに、プレーの喜びと愉しみを味わい尽くし、多数決定機で、多数シュートを撃ち、複数得点を掴み取る、コンサスタイルサッカーを、選手、指導陣、サポーター一体で追求する闘いが、大成功でした。
荒野も含め、起用全選手の奮闘と頑張りを賞賛です!
試合スタッツは、ルヴァン杯試合は、スカパーで殆ど有りませんが、試合推移が分かるデータで、
コンサ FC東京
前半 後半 全体 前半 後半 全体
決定機数 8回 5回 13回 3回 3回 6回
シュート 6本 5本 11本 4本 3本 7本
枠内数 3本 2本 5本 2本 2本 4本
得点 1点 1点 2点 1点 0点 1点
*前後半共に、コンサが優位な展開で、枠内率のシュート精度は、未だまだ低率で、未改善。
*随所に、個別突出能力が発揮され、コンビネーション・連携、スピードプレー、相手予想を外す創造性プレー、勇気と魂プレーが合わさり、限定された戦力を一杯使った闘うプレーを実現しました。
さて、次戦・ルヴァン杯準々決勝第2戦は、
トゥチッチ・ミラン登場、小柏と青木リターンを想定ですね。
ミランは、驚く事に、前チームで、マンマークプレッシング・ハイプレス戦術熟知、更に、訪日前日まで、元チームで、通常トレーニングメニューを継続実施し、実戦レベルのフィジカルコンディションを準備済み、と、チーム合流での、阻害要因が有りません!
こんなに、コンサにピッタリで、準備万端の真面目な努力選手は、奇跡レベルですね!
既に、大活躍の匂いや雰囲気が溢れ出しています!
次戦、鮮烈デビュー!が見えて来ます!
ホント、楽しみですね。
2021年09月01日
試合で擦り減ったフィジカルリカバリー不足での連続試合起用で、いよいよ被害選手が発生。小柏と青木は、故障離脱とのミシャ・リリース。
ミシャが、浦和や広島で、度々発生させ、監督解任と原因となった、選手故障複数発生によるチーム戦力ダウン〜戦績低迷、がコンサでも発生です。
<固定メンバーによる戦術熟成スタイル>は、ミシャの特徴ですが、その代償・副作用が、特定選手の累積疲労過多での故障離脱多発、で、ミシャの欠点が現実化です。
ミシャの責任が全てでは無く、チームの選手管理手法とレベルが主因で、正確な個別選手フィジカルの管理・コントロールが皆無、と言う事を明らかにした事態です。
ミシャの様な<特定選手集中起用スタイル>では、選手フィジカルを個別・デジタル管理し、不適正レベル・数値となると、起用制限・停止とのシステムが必須ですが、コンサには有りませんね。フィジカルコーチの問題ですが。最新チームでは当たり前で、大学チームでも有効となっている、[選手個別データの数値把握]もしていない、していても、極めて初歩レベルで、実際には活用出来ないもの、と推測されます。選手やコーチの<感>に頼るのは、何年前の話⁈ 現代では、科学的手法は既に確立していますね。
と言う事で、試合メンバーは大幅変更・修正しか有りません。
又、頼みの助っ人・トゥチッチミランは、コロナ対策・ウィルス検査の試合起用条件に間に合わなかったのでしょうね。待機期間を活用し、〜8/26の検査期間に間に合わせる努力が有れば、起用可能だったのでは。残念ながら、本日は、起用困難とのリリースが出ています。
小柏と青木は、オールコートマンマーク戦術可能選手ですが、その離脱で、試合開始時に、オールコートマンマーク戦術が可能選手が揃うかどうか、がポイントとなります。
その結果、
[修正スタメン]は、
(荒野)
チャナ 金子
荒野
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
荒野のゼロトップ・トップ下兼用のオールコートマンマークで、FC東京・最強ブラジルトリオへの、パス出し手マーキング、トリオ3選手に密着マンマーキングでパス受け手マーキングで、FC東京の主攻撃パターンそのものを、阻止・制限です。最強ブラジルトリオを止めるのは、これ以外有りませんね。
スタメン・試合開始から、コンサ式ミシャ戦術では、スピードと鋭さ、精度で圧倒され、自由自在に、ズタズタにされてしまいます。
[サブ]は、人がギリギリで、
ジェイ、ドド、岡村、柳、小野、田中宏武、
小次郎
このメンバー起用であれば、勝利への道が見つかり、それ以外では、その道は無さそうです!
厚別に参集し、サポーターのバックアップが必須です!!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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