2017年04月30日
AWAY初勝ち点獲得、先ずはおめでとうのリスペクトを注ぎましょう!!
しかし、
前半30分まで、30分~80分、80分~94分の3つの時間帯で、我がチームがチェンジしたようです。
前半30分まで・・J1強豪、まるで鹿島か浦和の様。瞬く間の「2得点」
30分~80分・・「決定機」での得点喪失の度に、レベル低下し、40分~80分は、J2中位の決定力と運動量・スプリントと意識状態。DF3人とその前7人が、引きちぎられ、堅守・速攻も消失。当然のように「2失点」
80分~94分・・交代しても、交代タイミングは大遅延で、都倉のガス欠・攻撃力喪失前の「手当」には当然ならず、得点機会・チャンスになる筈もなく、「引き分け」獲得しか指向出来ず。
監督采配の差が、
磐田の大敗回避・引き分け獲得到達、
コンサの大勝・快勝・AWAY初勝利を喪失した理由です。
問題が「30分~80分」にあった事は、どなたも異論はないところですね。
磐田の「再構築」(39分小川航基交代)も、確かに大きな要因ですが、
これだけの、試合展開変化は、両チーム相互に原因あり、ですね。
コンサの問題は、
①コンサ「2得点」獲得後、「守勢・守備主導をより優先」に変化させたい守備陣と「3得点目獲得」の攻撃陣との意識・認識にずれが出始め、最悪なのは、「1失点目」の後、
その認識・意識差は極大となり、DF3選手と3ボランチ(・2サイド・2トップの7選手)との間がちぎれ、磐田に益々自由自在の侵入・突破(守備陣は不在なので破るではなくスペースに入るですね)から、当然2失点目となり、さらに「失点追加の危機的状態」となつたもの。
ハーフタイムもあるのに拘わらず、意思不統一は、選手間の問題ではありません。監督から「明確な指示が出されていない」との点です。
②運動量低下は、後半60分で、ピーク状態で、戦術・試合展開上も交代必須でしたが、動かず、「連続失点」となりました。
祝!!AWAY初勝ち点獲得の筈ですが、どう見ても、【監督失策】【勝ち点-2喪失試合】で、シーズン展開上、懸念試合と後日指摘されそうな試合です。
コンサの2得点共に「鮮やかなビーティフルゴール」でしたね。
また、両サイドの高レベルプレー・福森のキック・パス、J1ハイレベルプレーを堪能しました。
不調「荒野」を60分に「小野」と交代していたら「4-1」の試合だったでしょうね。
選手・サポーターの皆さん、本当に頑張りました。
気を付けて帰札し、次戦へのリカバリーに集中ください。
※田中が肉離れで2か月離脱、恐らく、河合も肉離れでしょうね。
コンサの選手状態は、最悪期に入ったようです。
そんな時期のポイントは、
①リカバリーは「しっかり・安全を見込んで」
②「絶対に、取れる勝点の喪失はしない」 の2点です。
そこを堅守できないと、悲劇が到来しますので・・・!!
以上
2017年04月28日
早いですね~。
もう、明日が移動日です。今日の練習で、メンバー選手は固まり、明日~明後日に掛けて、移動メンバーから、スタメン決定です。
今回は、金園・菊地の復帰が大きく、当然、スタメンは変化です。
まず、現況は、
8試合終了 順位15位 勝点8 2勝2分4敗 得点8 失点13 得失差-5
シーズン目標「勝点35点」=「1試合1勝点」=8試合8勝点、
で、現状では、シーズン展開は順調です。
ホーム「ドーム力」による「ドーム戦績重視」から、勝ち点獲得計算は、
ホーム戦績 「勝利9-引き分け0-敗戦8」・・勝ち点「27」
アウェイ戦績「勝利0-引き分け8-敗戦9」・・勝ち点「8」 合計「35」
と設定しましたが、
8試合で、
ホーム戦績 「勝利2-引き分け2-敗戦0」・・勝ち点「8」
このままのペースなら、「勝利8-引き分け8-敗戦1」・・勝ち点「40」
ですが、流石にこのペースは低下が順当ですね。
アウェイ戦績「勝率0-引き分け0-敗戦4」・・勝ち点「0」
残るアウェイ13試合を、当初想定の通り、勝ち点「8」獲得を狙いたいですね。
順調なシーズン展開からは、「勝ち点1獲得」狙いとなる所ですが、
「勝ち点3」を追求する試合としましょう!!
1.戦術
「磐田」は、前ブログの通り、好調に勝ち点積み上げ・順位上昇中で、「中村俊輔」を中心にした攻撃力の「決定機・得点チャンス」の増加による得点力アップに、目が奪われがちですが、その躍進の主因は、昨シーズンから大改革・大革新した「守備力」によるもので、、「縦ずれ・中締め・横スライド」の守備3原則の徹底による「失点半減」で、リーグ最少失点=最強守備力チームです。
焦点は、2つ。
①「中村俊輔」中心の攻撃VS「密集・連携組織型ブロック守備」
②「リーグ最強守備力」VS「コンサ攻撃力」
「磐田」のシステムは、【4-2-3-1】型。
①の「中村俊輔」中心の攻撃とは、中村のパスに真髄があり、本人と本人からパスを受ける周囲選手からのラストパスが究極ポイントです。守備陣内選手への鋭く・芸術的パスで陣形を崩し、決定機構築を図りますが、元々元祖コンサの「堅守」による「複数・組織守備」で「パスカット」が決め手です。つまり「ポジショニング・連携がキー」です。
また、「中村」のメイン兵器「飛び道具・FK」がもう一つのポイントで、その原因の「ファウル」とならないタイトチェックがポイントです。
②のコンサ攻撃は、「磐田」の6選手守備は、縦にはタイトですが、横はワイド気味の陣形・配置です。「中締め・縦ずれ対応」は「縦パス」には効果的ですが、サイドチェンジ・サイドスペースからのクロスの「横スライド」は緩みが発生します。コンサの得意・ストロング攻撃「サイド・クロス」と派生「セットプレー」で攻略可能です。
また、攻撃エリアへの集中・複数・数的優位がポイントで、「単発攻撃・突破」では阻止されますが、「複数・連携突破」による「サイド・クロス攻撃」です。
具体的には、サイド選手とインサイドハーフ・ボランチとDFの3~4選手でサイド攻略でし、ゴール前の2トップ+2・3列目で得点獲得です。
システムは【3-3-2-2】の「1アンカー・2インサイドハーフ」の3ボランチ型。
DFラインは、「M3rd下位位置」のやや攻撃的布陣。
2.試合展開
試合開始から、堅守のブロック守備陣をやや攻撃的位置に布陣し、「攻守」に攻勢を取る。
早い時間帯での先制点を狙い、「パスカット・ボール奪取」を多数成功させ、堅守・攻勢を維持し、後半交代を機会に、追加得点を狙い、試合全般をコントロールしたいです。
試合開始 ~ 20分 攻勢を掛け、先制点獲得
~ 45分 ボール奪取からの「速攻」・攻勢を継続。
後半開始 ~ 60分 交代。再度、攻勢を掛け、追加点獲得。
~ 75分 勝勢なら、交代・システムチェンジ【5-4-1】
~ 終戦 【 2-1 】快勝。
3.メンバー
前戦と変化させましょう。
金園 都倉
兵藤 宮澤
菅 ミンテ 早坂
福森 菊地
横山
ソンユン
SUB 荒野・石井・前・進藤・小野・田中
金山
金園・菊地が起用可能なら、テッパン!の予想でしょう。
現在起用可能選手の最強スタメンですね。
以上 「勝ち点3」獲得へ、選手・監督コーチ、と全サポーターで勝ち取りましょう!
2017年04月27日
さて、次戦4月30日まで、昨試合から中3日、前リーグ戦からは中7日。
明日が、試合起用選手選考TG、明後日は、移動前の短時間練習ですね。
昨試合起用選手は、特に、リカバリーの速い選手以外は、次戦起用困難ですね。
次戦「磐田戦」は、今までの「野々村VS名波対決」のマッチポイントは、
「中村俊輔チームVSコンサチーム戦力」と大きな変化となりました。
現在、磐田は劇的に変化し「中村による、中村のための、中村のチーム」です。
ピッチ内の他の10人は、攻守ともに、中村のプレーを中心に、構成されます。
=【中村へボールを届ける守備、中村からのボールによる攻撃】がチームコンセプトです。
現在の中村俊輔は、実は低下している項目はごく一部で、殆どの項目は海外所属・代表時と同レベルを維持しています。(低下項目は、たった1点。「リカバリー日数」が延びた点のみ、と思います!)
その様な「多項目Wクラス維持」の点では、「小野・稲本」も全く太刀打ちできません。
所が、前所属「横浜FM」でも、選出されませんが「代表」でも、「中村俊輔」を中心とするチーム作りは、「年齢」を理由に、実現されなくなっていました。
そこに、磐田監督「名波」の凄いところですが、「中村俊輔」中心としたチーム構築を実現させたのです。そして、それに「中村」本人も応え、現実のプレーとして、「磐田」がチームとして、進化させ始めています。
では、少し個別内容を点検してみましょう。
1.現状
順位6位 勝ち点13 4勝 1分 3敗 11得点 7失点 得失差+4
このままのペースで、シーズン進行させると、(8戦目・・✖約4倍で34試合・・)
順位3位 68 16勝 4分12敗 44得点28失点 得失差+16
2016シーズン
順位13位 36 8勝12分14敗 37得点50失点 得失差-13
劇的変化との予想です。
得点+7点 失点-22点 と攻守に大進化ですが、実は、失点数が44%も減少。
攻撃力とともに、守備力が劇的に改善されています。
〔攻撃データ〕
・攻撃回数 2016・・124.8回(5位)⇒2017・・121.5回(15位)
・シュート 2016・・13.4本(7位)⇒2017・・11.4本(12位)
〇ゴール数 2016・・1.1点(10位)⇒2017・・1.4点(3位)
◎成功率 2016・・8.1%(15位)⇒2017・・12.1%(6位)
攻撃回数・シュート数は減少しても、
「決定機」率が増加し「成功率・得点数」増加しています。ラストパス精度です。
〔守備データ〕
◎被攻撃回数 2016・・127.2回(16位)⇒2017・・126.4回(7位)
〇被シュート 2016・・13.9本(12位)⇒2017・・12.4本(9位)
◎被ゴール数 2016・・1.4点(12位)⇒2017・・0.9点(1位)
◎被失点率 2016・・10.1%(12位)⇒7.1%(1位)
全項目、大幅改善し、失点の少なさリーグNo.1です。
2.戦術
①システム
今シーズンの選択システムは、昨シーズンと同様に対戦相手で使い分け、
「4-2-3-1」・・6試合 2勝1分3敗 6得点
「3-4-2-1」・・2試合 2勝0分0敗 5得点
特筆は、「3バック」チームには、「4-2-3-1」を全選択し、「システムマッチアップ型」は選択しない点です。
今シーズン、「3バック対戦」は、「仙台戦」で、「0-2」で敗戦でした。
②戦術
支配率は「低め」戦術ですが、DFラインは、高めを維持し、縦コンパクトネスを短くした「縦に密集し、比較的ワイドな守備」とし、「ボール奪取」から、長短の高精度パスを「中村俊輔」経由で展開し、「決定的な得点獲得局面」を「シュートポジションに飛び込む多様なポジション選手」が多数ゴールを獲得するもの。
攻撃のポイントを「決定的局面」構築に置いた戦術で、
ラストパスは、中村12本を筆頭に、ボランチムサエフ6本・同川辺5本・FW川又5本・SB櫻内5本・同宮崎4本・WHアダウィトン3本と、7選手から供給されますが、その前には、必ず中村が関与しています。
得点者も、最多得点2点に、FW川又・トップ下中村・ボランチ川辺・同ムサエフの4選手、
1得点は、WHアダウィトン・DF大井・森下と、7選手で、絞り込みは困難です。
全員攻撃・全員守備です。
3.個別データ(レベルを確認するためにコンサを対比してみます)
磐田 コンサ
①シュート 12位 10位
枠内 16位 11位
成功率 6位 16位 ※
②パス数 14位 17位
成功率 14位 12位
③クロス数 14位 2位 ※
成功率 3位 1位
④DFK・CK 12位 11位
⑤タックル 9位 13位
⑥クリア 9位 2位 ※
⑦インターセプト 8位 8位
⑧30m進入数 16位 12位
⑨攻撃回数 15位 18位
⑩支配率 17位 15位
⑪運動量 4位 7位
⑫スプリント 12位 14位
実は、コンサを比較対象にした理由がありました。
12のデータを比較すると、実は、各項目(順位データ)が凄く同水準である、という事です。システム・戦術は相違していましたが、実際のプレーは最も近いプレー水準である事を証明していますね。
4.メンバー
「中村」選手は、テクニック・メンタル・経験・戦術眼とピッチ内頭脳は抜群ですが、驚くのは、フィジカル数値の高さで、運動量・スプリント数は、コンサ兵藤と同レベルで、少なくとも、毎試合、起用選手の中では中位を実現し、磐田の全試合出場7選手の一人です。
超ベテラン選手で、フル出場を自らに課せている数少ない「強フィジカル選手」です。
メンバーは、
12選手放出し、8選手加入でしたが、「中村俊輔」・「川又」「高橋祥平」の3有力選手を獲得。(ちなみに、移籍12選手で、J1リーグへの移籍は「ゼロ]でした)
既存戦力による「戦術・戦力」に「有力選手」により、革新を行う、との戦略。
今シーズン起用選手は、「スタメン固定」「特定選手集中起用」で展開しています。
全試合(8試合)起用
GKカミンスキー、DF大井、SB宮崎、MF中村・川辺、FW川又、交代MF松本
7試合起用
MFムサエフ・交代松浦
6試合起用
DF森下、SB櫻内、MF太田・アダウィトン
しかし、ここに来て、大事態。守護神GKカミンスキー・ボランチムサエフが故障離脱。
この対応が、急上昇中「磐田」の懸念点・ターゲットとなり得ます。
以上 躍進「磐田」のチーム点検でした。
2017年04月27日
小野の「ドーム・今季第1号の祝弾」にも拘らず、
苦々しさの残った「引き分け」戦。
精神的にダメージが残る「引き分け」試合でした。
前戦「浦和」戦は、「敗戦」でしたが、「高揚感・自信獲得」
昨日「大宮」戦は、「引き分け」なのに、「失望・喪失・疲労感」
皮肉なもんですね。
原因は、監督の起用ミス・調整ミスです。
前々戦で、リカバリー不足であった「内村」を起用し、「肉離れ寸前」とさせました。
昨試合は、同様にリカバリーに時間が掛かる「河合・田中・福森」を起用し、「河合・田中」が故障?。同時に、選手の運動量・スプリント数も低調で、全体身体のキレが低下し、前半30分で「ガス欠」気味でした。
昨日試合の低調原因は、試合の前提となる「準備・調整」と「選手起用」の問題でした。
育成・若手選手、SUBメンバー選手にとっても、
獲得内容が乏しい、低調プレー内容で、
「リーグ戦への起用チケット・チャンス獲得」への激しく・強い闘志、は感じられませんでしたね。
低迷大宮と言っても、「リーグ戦メンバー入り」への強い意志を持ってプレーしていた「大宮」選手に、プレーで劣後するのは当然ですし、後半劣勢を挽回も出来るものではない事となります。
ここが、好調に連勝したYBC第1・2戦と、本戦との違い・ポイントでした。
中、3日で、「磐田戦」ですが、
リーグ戦から、温存した主力メンバーは、中、7日です。
昨試合での「被害は極小」で、次戦では、今回の問題は払拭されています。
しっかり、「コンサの闘い」を展開しましょう!!
2017年04月25日
「浦和戦」を埼スタに参戦し、惜しい敗戦でしたが、高揚感・達成感に包まれた試合直後感でした。
所が、監督コメントを見て驚きました。
浦和監督ミーシャの酷評、我が四方田監督の「奥歯に挟まった感」の各コメント。
浦和監督ミーシャには、来る「札幌ドーム」戦、
その挑発・見下しコメントの返礼をきっちり倍返しで、ほえ面を描かせましょう!
松本反町監督のコメントも辛らつでしたが、倍返しの「ギャフンと言わせた勝利でお応え」しましたが、今まで、どの監督からも聞いた事の無い、絶対に、何があっても、忘れられないコメントでしたね。
(念のため、一部要旨を記載しておきますが。=「3-2」で接戦と捉えられ兼ねないが、全く間違いで、「7-0」試合と同レベルの圧倒的な戦力差であった。=・・試合結果の「1点差」の戦力差ではなく、「7点差」の戦力差。勝利は当然の結果。 とのコメント)
そして、
「本当に、そんな戦力差のあった試合だったのか。
もし大きな戦力差があったとしたら、何故「1点差」の試合結果となったのか、」
が大変気になりました。
今回は、リーグ全体ではなく、コンサとレッズに集中し、データから点検してみます。
1.「第8戦」項目ごとにデータを対比
コンサ レッズ 対比
項目 数値 リーグ順位 数値 リーグ順位 順位差
得点 2 7 位 3 2位 △5
失点 3 13 2 9 △4
シュート 7 14 23 1 △13
同枠内 3 10 11 1 △9
決定率 28.6% 3 13.0% 10 +7
パス 321 16 652 3 △13
成功率 71.0% 12 86.3% 2 △10
クロス 7 14 9 11 △3
成功率 57.1% 1 11.1% 18 +17
※リーグ平均24.1%
被シュート 23 18 7 4 △14
被決定率 13.0% 9 28.6% 16 +7
支配率 36.0% 16 64.0% 3 △13
運動量 112KM 12 107KM 18 +6
スプリント 177 2 149 12 +10
如何でしょうか。
「大きな差」項目は、
シュート数、同枠内 、パス数、同成功率、被シュート数、支配率ですが、
戦術的低数値・順位のパス数・支配率を除くと、
攻撃項目;シュート数・同枠内数・パス成功率
守備項目;被シュート数 の4項目に尽きるものです。
逆に、レッズを凌駕している項目は、
攻撃項目;シュート決定率・クロス成功率
守備項目;被決定率
運動量・スプリント数 の5項目でした。
「圧倒的な戦力差」は、攻守の4項目に尽き、他項目と「5凌駕項目」から総合すると、「圧倒的」な戦力差はデータ上はありません。
「パス成功率」⇒「シュート数」・「枠内シュート数」の改善⇒「得点増加」=前試合で「3得点目以上得点獲得」
シュートエリア内ミス防止・ポジショニング改善⇒「被シュート数」改善・減少⇒「失点減少」=前試合で「2失点以内に抑制」 です。
次回対戦までに「改善」です。
また、リーグ全体での順位でも、「被シュート数18位」以外は、中位クラス順位・レベルの内容で、リーグ断トツの「クロス成功率」・リーグ2位「スプリント回数」をはじめとして、試合後の充実感は、根拠の無いものではありませんでした。
寧ろ、「レッズを1点差まで追い詰めた」から「自信をより深めた」が大正解ですね!
2.リーグ・シーズン展開
8戦で、「勝ち点8」は当初の順調ペースです。
しかし、リーグの異変・極端な状況が問題です。
それは、「得失差」です。
通常シーズンでは、得失差の分岐点「0」は順位中位となりますが、
(2016シーズンは「0」チームは9位)
2017シーズンは異常事態、
①現在、得失差「0」チーム(基準順位)が無い
②得失差プラスが「11位以上12チーム」=マイナスは「6チーム」しか無い
=6チームが、12チームのプラス分を背負い込んでいる
=この6チームが現時点では「降格対象チーム」
残念ですが、コンサも「-5」で背負い込み組です。
得失差「0」復帰も当面の目標ですね。
3.明日、YBC大宮戦の予想を付記しておきます。
システム戦術は、YBCは積極・攻撃型戦術の実戦テスト・選択で、
【3-4-2-1】・「堅守・速攻」を主軸に、
攻撃時サイド「ウィング」ポジション
守備(DF)ライン・・やや攻撃型「M3rd下位位置」
縦コンパクトネスは短く・「密集・連携組織守備のブロック陣形」で堅守。
「攻撃的守備」として、ボランチ・シャドー・DF連携で、
「パスカット・ボール奪取」を多数回成功させ、
そこからの「素早い攻守切換」の長短速攻を、
サイドとDF裏スペース、相手陣を崩す、ロング・ショートパス。
高さと強さ、派生セットプレーで「決定力」を出した得点獲得。
同時に、復帰選手のリカバリーテスト・SUB選手のリーグ戦起用を掛けた「勝負起用」で予想です。
金園
内村 菅
石井 前 荒野 上原
進藤 菊地
河合
金山
指定年齢21歳以下選手;菅
SUB;杉山
都倉・宮澤・横山・早坂・永坂・田中
以上
2017年04月22日
惜しい試合でした。 もう一歩で、勝ち点獲得となるところ、 サポーター席は、全員大満足で、試合後、選手に惜しみない拍手と声援が贈られました。 試合後、ピッチに倒れ込む選手が続出でしたが、 選手も、手応え感満載で、自信、確信を掴みました。 印象的なプレイを。 両チームにより出来た事ですが、 7分程度、一度も、途切れない連続プレーがあり、 これぞ、J1!の内容でした。 最後は、両チーム合わせて、どの選手から脱落するのか、となりましたが、 都倉も兵藤も離脱せず、宮澤がバタバタで終わりました。 その一瞬に、コンサの多数の選手も充分、そのレベルを証明していました。 埼スタの相手サポーターの小野愛は、全レッズサポーターから、試合後に、大声援を贈られました。 また、始めて、本物を見ましたが、 浦和のDF槇野と森脇が、試合終了後、コンササポーター席に、深々と頭を下げ、挨拶しました。レッズサポーターが話しているのからは、毎回、必ずしている事だそうです。 ちょっと、感動的、本当のプロ選手を再認識しました。 昨夜のブログで、浦和の失点は、2点までに止められ、 コンサは、超守備戦術では無くて、 いつも通りの戦術で、複数得点狙いで 勝ち点獲得となる、と予言?予想しましたが、 当たりましたね。 惜しむらくは、福森のクリアーミスとPKのファール、 2失点は「相手に与えなくて済んだ失点」で、 本当は、コンサが「2-1」勝利となっていた試合だした。 想定通りの展開は、コンサ戦力を精一杯出せた証明です。 敗戦しましたが、コンサ戦力を、 全チーム、あらためて、実感した事でしょう。 死んだフリ、爪隠しの方が、 次戦のためには良いでしょうが。 充実感を満載で、サポーターも選手も帰りま〜す。 お疲れ様でした! 良く頑張りましたね。 選手もサポーターも‼️
2017年04月22日
充分出来る‼️ 予想した通り、一点差でビハインド。 そのまま、後半、60分小野伸二投入から、 大逆転試合の用意充分です。 雰囲気が、漂ってます。コンサ席では。
2017年04月22日
大丈夫です。 既に、コンササポーター席は満席寸前。 ピッチ環境は、気温20〜18度、陽射しは陰り、微風。 最高の状態。 埼スタに、コンサもぴったりです! サポーターの色が、赤と黒で同一ですので、どこを見ても、コンサ⁇に見えます。 なじんでる訳ですね。 では、試合開始へ‼️
2017年04月22日
さて、浦和戦! 埼スタに移動開始です。 地元では、放送TV局の中継車やレッズマークをデカデカと付けたサポーター車が 走り回っています。 土曜の昼間試合、4万人超えは確実で、レッズの今シーズン最多数、48000越えも噂されてます。 レッズの応援は、コンサ・アウェイ席以外の、メイン、バック、ホームの3面が、レッズで埋め尽くし、3面が同時に、同一声援を行います。 選手は、全方向からレッズ声援に包まれ、逆に、対戦相手へのブーイングが襲って来ます。 選手対応法の秘訣は、コンサの声援のみに集中し、それ以外は一切聞かない、ですが、結構難しいです。 コンサ声援量を増やすことが先決ですネ。 それも含め、勝利を目指しチャレンジですね。 では、、、続きは後ほど。
2017年04月21日
さて、激戦地「埼玉スタジアム」へ向けて出発です。
サッカー選手の3大「憧れのピッチ」は、「国立」「埼スタ」「横浜国際」。
「札ド」は道内選手の憧れですが、全国区では上記の3つ。
全て「日本代表公式戦会場」のビック会場ですね(他にもありますが)
そして、現在収容人数最多62000人の「埼スタ」です。
ここに、「浦和」は、4万人の「レッズサポーター」を集めます。
「埼スタ」の「浦和」の動員力は、
土日の日中時間帯開催試合は、
昨シーズン~今シーズン9試合あり、「平均数35157人」
直近4試合では、「平均45280人」で、
次戦も、「小野」の凱旋試合でもあり「その人数」に到達濃厚です。
(夜間時間帯は「平均22777人」で13000人も増加です)
4万超の声援は、意外に、開放型会場なので「札ド」の残響音量より下がりますが、選手間・監督コーチのコミニュケーションは、工夫が必要です。
最強「浦和」相手でも、その事で、冷静さを失う事はないでしょうが、試合環境で「舞い上がり」は要注意です。圧倒的な「浦和」コールと「札幌」ブーイングを冷静に、華麗で強烈なプレーで吹き消してしまいましょう。
起用選手は、ほぼ前ブログの通りで良いようですね。
≪死んだふり戦法≫
・・「前半1失点で浦和勝勢」により、「省エネ・守備主軸戦術を選択転換」させ、
そのまま後半75分まで≪死んだふり≫で、
そこで伝家の宝刀≪小野≫投入から、
同点・逆転を一気に図り攻勢を掛け、
コンサ勝勢で、≪河合≫投入〖5-4-1〗の鍵閉め戦術で、「2-1」で勝利
ですね。
コンサの
攻撃・・リーグNo.1成功率のサイド・クロス攻撃と派生セットプレー攻撃により、
「決定力」TOPへのチャレンジャー都倉と「高さ」
守備・・密集・組織連携型のブロック守備、3ボランチ+DFのパスカット・ボール奪取、
最後の鉄壁ソンユンセーブ
を最強「浦和」でテストし、「埼スタ」を一瞬にして凍らせる「コンサスーパープレー」を味わい尽くしましょう!!
私も、「埼スタ」参戦コンサ・サポ席組です。
全国の全サポーターの力を結集し、「連続勝ち点獲得」を奪い取りましょうね!!!
2017年04月20日
さて、「浦和戦」のコンサ戦術・試合展開・メンバー予想となりましたが、
事前話題も多数配信・リリースされ「四方田監督VS浦和」「小野VS浦和」「ミンテVS浦和」「河合VS関根」「小野VS阿部」等々、監督・選手から、対戦への熱い想いと期待が噴き出ています。
それだけ、「浦和」との対戦は、「待ちに待った・特別な想いと意味のある・貴重な対戦」との認識が表現されているのですね。
”晴れの舞台”というところがピッタリでしょう。
ここで、一項目だけ大事な内容に横道です。
リーグの故障者状況です。結論を先に記載すると、
「極端な程、チーム毎に、その数・内容に、差がある」という点です。
現況を一覧にすると、(totoClubより、〇出場可能✖欠場△微妙-不明)
札幌 故障者 9名 〇1(菊地) ✖8 △0 ・・主力9名
仙台 同 3名 ✖2 -1・・主力3名
鹿島 同 1名 △1 ・・金崎
浦和 同 3名 〇2(梅崎・高木) -1・・主力2・SUB1名
大宮 同 4名 ✖2 -2・・主力3・SUB1名
柏 同 3名 ✖1 -2・・主力2・SUB1位
F東京 同 7名 〇2(高萩・大久保) -5・・主力5・SUB2名
川崎 同 9名 ✖5 -4・・主力5・SUB4名
横浜 同 3名 ✖2 -1・・主力3名
甲府 同 3名 ✖3 ・・主力3名
新潟 同 2名 ✖1 -1・・ SUB2名
清水 同 6名 〇2(フレイレ・村松)✖1 -3・・主力2・SUB4名
磐田 同 2名 ✖1 -1・・ SUB2名
G大阪 同 5名 ✖2 -3・・主力5名
C大阪 同 2名 ✖1 -1・・ SUB2名
神戸 同 3名 ✖2 -1・・主力2・SUB1名
広島 同 4名 〇1(ミキッチ)✖2 -1・・主力3・SUB1名
鳥栖 同 0名
札幌・F東京・川崎・G大阪の4チームが危機状態。主力を5名以上喪失しています。
逆に、故障微小・なしの絶好調チームが、鹿島・新潟・磐田・C大阪・鳥栖の5チーム。
しかし、逆転の発想からは、「苦戦中4チームは、主力選手の故障者復帰により、大きく戦力アップ」「好調5チームは、現在ピークで、今後の離脱発生により、戦力ダウンリスクあり」
となります。しかし、コンサは「最重症チーム」です。何れその原因も究明課題ですね。
では、横道から、本道へ復帰し、予想です。
まず、前ブログでは、「浦和」の今シーズン戦績データから、大胆発想!の次戦試合戦略
【超守備戦術ではなく、堅守と速攻により複数得点獲得可能戦術】です。これ以外は、「敗戦必至」となります。 としました。
また、試合目標【連続勝ち点獲得=引き分け以上獲得】です。
これを前提に予想です。
1.戦術
「複数得点狙い」と言っても、「浦和の強烈攻撃力による失点は、2失点まで」としました。
さらに、「浦和」直近2試合戦術の転換選択から、浦和は「1-0」を想定した試合展開も予想され、「先制した場合は、守備的な省エネ戦術を選択する可能性大」で、結果的に「1失点状態」が試合後半まで持続される可能性があります。
そこから、「堅守・守備優先」戦術は必須戦術です。
【5-3-2】の今シーズンシステム戦術・DF守備ラインは「D3rd上端」位置とし、「3ボランチ・アンカー型」により、「ボール奪取エリア」は「M3rd下位置」から、速攻開始です。
「ボール奪取」は、前線FW~ボランチで追い込み、アンカー・DFでパスカット・ボール奪取の組織・複数守備です。
「攻守切り替えスピード」が一番のポイントである点は、これまでと一緒ですが、より速く・より鋭く、これまで以上最速にチャレンジです。
また、パスミス等即座に失点直結となり、高精度は全プレーの必須条件で、最終「高精度シュート」にチャレンジです。
結果、全てのプレーで、「これまで出来無かった、最速・最強・最精度」の「最美」プレーを現実として手に入れる瞬間となるでしょう。
コンサ「ストロングポイント」「クロス攻撃と派生セットプレー」そして「都倉を先頭にした決定力」で複数得点です。
2.試合展開
浦和に先制点・その後守備戦術、均衡状態から、「ボール奪取」から「強烈速攻・サイドとセットプレーの反復」で複数得点獲得し、【引き分け以上勝ち点まで到達させる】との展開を狙います。
試合開始~ 15分 守備主導。「浦和」攻勢時間帯「1失点」
~ 35分 堅守維持・「攻守切換からの速攻」。「浦和」守備的戦術へ転換
~ 前半終了 「0-1」
後半開始~ 60分 堅守維持。
選手交代(小野投入)
75分 「攻守切換」での速攻活性化し「同点獲得」
選手交代(菅投入)
相互に「攻守」活性化し、「追加点獲得」狙い
90分 「1-1」か「2-1」か「2-2」で、
連続勝ち点獲得としたいですね。
3.メンバー
【5-3-2】型で記載。
都倉 早坂
兵藤 荒野
田中 宮沢 ミンテ
福森 菊地
横山
ソンユン
SUB 小野(60分)・菅(75分)・進藤・石井・上原・河合・金山
※ FW早坂は、前戦メンバー起用予想から、押し続けてます。
大活躍しますね。
※ 菊地が間に合うかどうかですが。
75分に交代し、DFポジションにミンテチェンジし、サイドに菅投入
※ 小野に、同点~逆転のステージを導いてもらいましょう。
60分投入し、兵藤と交代です。
※ もし、もし、もし、逆転出来たら、
75分に河合も投入(荒野と交代)し、【5-4-1】で鍵閉めです。
以上 予想でした。
2017年04月19日
いよいよ、J1リーグ最強にして、最メガチームの「浦和」戦ですね。
J1リーグ昇格の意味は、多々ありますが、浦和や鹿島などの、メガチームとの対戦もその大きな成果で、日本国内最強チームとの対戦により、結果として「コンサの置かれたサッカーポジション」「存在意味」が現実として示されます。
果たして、どこまでの闘いが可能なのか、その差は「無いのか・僅差なのか・大差なのか」、個々のプレイは通用するのか、組織プレイはどうなのか、、、、
興味・関心と疑問は、どこまでも尽きませんね。
”一番楽しみな試合・対戦”です。
選手・監督コーチも、全く同様でしょうね。
「選手、監督コーチ、サポーターの全員で、強いチャレンジ魂と闘志で試合に全力を注ぎ、浦和を味わい尽くす試合にしよう!!」です。
客観的には、シーズン展開上、勝ち点累積は順調に進行中で、アウェイ・強敵試合から「連続勝ち点獲得=引き分け以上獲得」が試合目標ですね。
しかし、横綱へのチャレンジが如く、コンサの基本「守備力」「攻撃力」を「浦和」でテストしたいですね。やはり、現在のいつも通りの戦術・メンバー・戦い方を、全力で「試験」です。
では、リーグ最強・最メガチーム「浦和レッズ」の点検です。
1.現況
順位1位 勝ち点16 5勝1分1敗 21得点7失点 得失差14
失点数は4位ですが、それ以外、圧倒的な差をつけて、全項目1位。
攻守ともに、J1リーグ絶対的トップチームです。
しかしこの不敗体制は、昨シーズンに完成したもので、2016S2位(年間勝ち点は断トツ1位・CS戦で敗戦で)・2015S3位・2014S2位・2013S6位とチャンピオンには届かず、その間、得点数=攻撃力はトップランクでしたが、
失点数=守備力が、2016S281位・2015S405位・2015S324位と大幅に向上し、「攻撃優先型」から「攻守万能型」に進化したもの。
監督ミーシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)は2012シーズンから就任し、5年目でミーシャサッカーが完成。前任チーム広島で開始したミーシャサッカーは当時「古典流・異端」とされましたが、広島優勝で、その優秀さを証明し、次チーム「浦和」では、その資金力・メガ力をフルに発揮し、3倍スケールアップした完成形が「浦和」です。
今シーズン、リーグ成績は上記の通りですが、2017シーズンは、2/18ゼロックススーパーサッカー「鹿島」戦から、ACL戦も加え、既に、12戦目で、8勝1分3敗で、勝ち点計算では、「勝ち点25」獲得で(コンサも、9戦目、+YBCで、「勝ち点14」ですね)、「1試合平均勝ち点2」の驚異的・リーグ首位到達となる勝ち点累積のシーズン展開です。
興味深いのは、「敗戦3試合は、全て●2-3」です(鹿島・横浜・上海上港戦)。
逆に、「勝利9試合は、ACL1試合以外、全て失点1以内」です。
この二点から出てくる答えは、
対浦和戦のキーは「2失点=対戦相手からは、2得点」となるか否かで、浦和の得点数では無い、との点です。
という事は、対戦戦績から導き出される「浦和対処法」は、
どうしても、「強烈な得点力」から、
「その防御のための守備力」に焦点を当てた戦略・戦術・メンバーとし勝ちですが、
それでは、「引き分け・勝利」獲得には到達せず、
「2得点以上獲得のための攻撃」に焦点を当てたアプローチとなります。
しかし、超強力な攻撃得点力へ、堅守戦術は絶対必要条件ですが、同時に、「複数得点」獲得戦術も必要となります。
【超守備戦術ではなく、堅守と速攻により複数得点獲得可能戦術】です。
これ以外は、「敗戦必至」となります。
しかし、直近2試合、浦和は戦術を変化させているように見えます。
メンバーが変化している点も大きいですが、「明らかに、守備優先・速攻型」です。極端な程明確なデータが、支配率で、60%超が常態でしたが、前戦は「49.3%」で驚愕の低支配率です。DF陣の攻撃参加も激減し、DFラインも、センターライン付近から、攻撃時もD3rd上位置まで下がりました。
対戦相手は、前対戦で敗戦した「上海上港」とコンサ敗戦で下降中「F東京」で、対戦相手により、戦術変化とは考えにくいもの。システム・メンバーも変化は少なく、敢えて理由を探すと「前試合の激闘ACL戦から、中3日で、フィジカルの問題」と「当日の暑さ」ですが、意図的な戦術変更による「新戦術」は、コンサ戦もあり得るものです。
2.戦術
システムは、ミーシャサッカーの基本型【3-4-2-1】で「堅守・速攻型」。
コンサの昨シーズンシステム、広島、仙台、G大阪、も同系統。
しかし、その陣形のポジションが、大違いで、最前線型=最も高いポジションに守備陣を置きます。対戦相手が、守備優先のため、ほとんど低位置に布陣することもあり、基本ポジションM3rd中位置=センターライン付近で、「理想は、攻撃は当然守備も適陣内」とし、「ボール奪取位置」は、前線というより、「浦和DF・ボランチ位置」ですが、そこが適陣内「D3rd上端」位置で、ショートパス・スルーパス、サイド抉りからのアーリークロスで、短手数・短時間でゴール到達とのサッカーです。
しかし、DFラインの裏は、フィールド丸々半分の大スペースがありますが、全選手、「体幹の強靭さ」「スピード」「高く強烈なフィジカル」と「鋭く的確な予測・読み力」の4拍子を持ち、敵カウンターリスクも防御しきるものです。
仙台戦の「7-0」大勝利の後のミーシャコメントは「日本で一番完成され、美しく、モダンなサッカー」と自画自賛していました。
しかし、この戦術の「大スペースリスク」を無視せず、「選手の累積疲労によるコンディション」と「試合環境の暑さ」から対応したものが、
前2試合での「新戦術」で、「先制点」獲得となった局面は、
陣形位置を、システム上の本来位置「DFラインはD3rd上辺」位置に変更し、「守備優先・速攻型」の省エネ型としたものでした。
3.個別データ
攻守共に圧倒的にトップ順位でしたが、前試合で大きく変化しています。
順位で対比します。
1~7戦計 前7戦 同コンサ
得点 1位 7位 7位
シュート数 2位 7位 7位
枠内数 1位 3位 9位
決定率 1位 11位 11位
パス数 2位 10位 17位
成功率 4位 6位 12位
クロス数 9位 10位 9位
成功率 14位 16位 4位
失点 4位 1位 4位
被シュート数 1位 6位 6位
支配率 1位 13位 17位
運動量 10位 3位 13位
スプリント数10位 12位 10位
大きくダウン・・得点・シュート数・決定率・パス数・被シュート数・支配率
大きくアップ・・失点・運動量 です。
意外にも、コンサと同順位で、同水準のデータ結果が多数あります。
7戦目は、データ上からも、「堅守・速攻型」でした。
しかし、攻勢・攻撃態勢の戦術では、強烈な攻撃力データです。
クロスは、意外にも、本数・成功率共に、低順位ですね。コンサの方が、優位です。
しかし、シュートとアシストの個別データでは、凄い内容です。
メンバー編で。
4.メンバー
実に不思議なデータから。
コンサの今シーズン起用選手数は、リーグ戦23選手でしたが、浦和は、たった17選手で、「-6名」も少ない起用数です。保有選手は、コンサ34名、浦和29名。しかし、7試合は同数、試合毎の起用可能数も同一ですので、実起用数も同一の筈が、こんな大差です。
前述の通り、選手のフィジカル能力はリーグNo.1で、獲得ミーシャの求める「選手構成の第一条件」である所以です。交代要員も「駒井・李忠成・ズラタン・那須」の4選手に絞られて、スタメン13選手の集中起用ですが、激しい日程にも拘らず、少数・優秀選手により「連携・組織力の熟成」がハイレベル状態まで到達しています。
17選手は、ほぼ全員、代表クラスのJ1最上級レベル選手で、「ユーティリティープレーヤー」で複数ポジション・能力だらけです。
得点力直結のシュート・アシストデータを見てみましょう。
得点6(リーグ1位) 興梠 アシスト2(リーグ9位)
5( 同 2位) ラファエル・シルバ
3( 同 5位) 柏木 同 3( 同 5位)
3( 同 5位) 武藤
2( 同11位) 李忠成
関根 同 4( 同 2位)
得点とアシストランキング リーグトップにぞろぞろいます。
個々選手の決定率。
得点6 興梠 成功率33.3% シュート数18本
5 ラファエル・シルバ 同 23.8% 同 21本
3 柏木 同 25.0% 同 12本
3 武藤 同 21.4% 同 14本
2 李忠成 同 40.0% 同 5本
1 遠藤 同 50.0% 同 2本
槇野 同 0% 同 7本
宇賀神 同 0% 同 7本
阿部 同 0% 同 6本
主力シューターの成功率は、リーグ最上です。シュートを打たれると失点濃厚ですので、シュート阻止が必要な状態です。
最後に、ラストパス数ランキング。
1位 関根 14本 アシスト4本
2位 宇賀神 11本 アシスト1本
3位 柏木 11本 アシスト2本
4位 興梠 10本 アシスト2本
5位 森脇 6本
6位 武藤 6本 アシスト1本
7位 ラファエル・シルバ6本 アシスト1本
8位 駒井 4本 アシスト4本
9位 西川 3本
10位 遠藤 3本 アシスト4本
両SW・ボランチ・FW・DF・シャドー・GK、全ポジションから、長短ラストパスが飛んで来ます。パスの出処は、全ポジションです。
以上 注目ポイントだらけで、幾ら記載しても充足しません。基本部分だけでも、長文となり申し訳ありません。・・・見れば見る程、凄まじいチームです。その一端だけでも記載出来ていれば幸いです。
2017年04月18日
リーグは、第7戦で、シーズン34試合の「1/5(20%)」が終了しました。
この時点での、リーグとコンサの現況を、直近試合データ・累積データから点検です。
1.基本データの確認
順位 チーム 勝点 得点 順位 失点 順位 得失差 順位
1 浦和 16 21 1 7 4 14 1
2 鹿島 15 10 3 5 1 5 2
3 神戸 15 10 3 6 2 4 4
4 横浜 13 10 3 7 4 3 5
5 G大阪 12 13 2 8 8 5 2
6 川崎 12 9 8 7 4 2 6
7 C大阪 12 8 11 6 2 2 6
8 F東京 10 ・・・・・・
9 清水 10 ・・・・・・
10 磐田 10 ・・省略・・
11 柏 9 ・・・・・・
12 仙台 9 ・・・・・・
13 鳥栖 8 10 3 10 13 0 11
14 甲府 8 6 14 9 11 -3 14
15 コンサ 8 6 14 10 13 -4 15
16 新潟 5 ・・・・・・
17 広島 4 ・・・・・・
18 大宮 1 ・・・・・・
順位は、得点数・失点数・得失差とほぼ同順位で、連動するようになって来ました。
順位アップには、得点獲得数の上昇と失点数の減少が必要です。
コンサ順位は、3指標共に、順位と連動しています。
しかし、重要点は、勝点差が殆ど消滅して来た点で、
一節毎に、「勝点3」獲得により、大きく順位はジャンプアップする状態。
首位「浦和」から15位「札幌」まで、勝点差「8」で、僅差の中で激しく順位変動する点です。
このため、現時点では、(皆さん十二分に認識頂いている通り)順位は一過性項目として意識せず、「勝ち点累積」に注目すべきですね。
現在下位チームに、本来強豪チームが多数居り、今後、絶対に実力発揮・牙をむく時期が、近いもので、不調チームの発生している内に、「勝ち点累積」です。
2.得点数の源泉である「シュート数・決定率・枠内数」
得点 順位 チーム シュート数 順位 枠内数 順位 決定率 順位
21 1 浦和 107本 2 48本 4 18.7 1
13 2 G大阪 85 9 36 2 14.1 2
10 3 鹿島 100 4 31 6 10.0 10
3 神戸 93 6 31 6 10.8 7
3 横浜 87 7 33 5 11.5 5
3 F東京 73 14 28 11 11.0 6
3 鳥栖 71 15 24 13 14.1 3
・・・・・・
6 14 甲府 51 17 17 17 13.6 4
14 コンサ 47 18 28 13 5.5 15
4 16 仙台 79 12 20 16 5.1 16
3 17 広島 123 1 30 8 2.4 18
2 18 大宮 67 16 16 18 3.0 17
得点順位は、リーグ順位に連動は1.の通りでしたが、
シュート数順位は、全く連動していません。つまり、シュート数と得点数は、そのままでは連動しません。シュートに「条件付け」がある事を証明しています。
「条件」は、「枠内数」でしょうか?
意外に、「枠内シュート」の条件だけでは、近いですが、完全には連動しません。
更に、「条件付け」は、「決定率」に正解があります。
「決定率」は、完全に連動します。
「枠内」では充足せず「決定率」で充足の意味は、
「ゴールポスト全体の枠内シュート数」ではなく、決定率の別表現【GKに取られないシュート数】で充足となります。
つまり、【GK範囲外のゴール枠内シュート率】=【決定率】という事で、
【シュートターゲットを枠内とするか、ゴールのピンポイントとするか】の相違で、決定的な差を産みます。
広島のシュート数・枠内シュート数は、リーグトップレベルに拘らず、得点最下位層に低迷の主因そのものです。
この「決定率」を主眼としたシュート構築は、完全に、チームカラー・チーム戦術・チーム練習に因るものです。各チームの取り組み内容が、リーグ順位・チーム戦績を決定しています。
コンサは、「決定率」の現状は、7戦全体で、5.5%の15位に低迷ですが、4節22.2%⇒5節0%⇒6節9.1%⇒7節7.7%と上昇中で、徐々に改善しつつありますが、シュート数の少なさは、極端な最下位数でしたが、4節9本⇒5節7本⇒22本⇒13本と、急上昇し、得点獲得力が明確に向上中です。
3.コンサデータ
7節の個別項目順位と7戦まで合計の個別項目順位を確認。
①7節
得点 シュート数 枠内 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
7位 7位 9位 11位 17位 12位 9位 4位
失点 被シュート 被決定率 支配率 運動量 スプリント
4位 6位 9位 17位 13位 10位
ストロングポイントの「クロス攻撃」は高成功率で9位。
守備項目は上位ランク、攻撃項目・運動量も、リーグ7~13位の中位ランクの試合。
②7戦まで
得点 シュート数 枠内 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
15位 18位 11位 15位 17位 13位 1位 1位
失点 被シュート 被決定率 支配率 運動量 スプリント
13位 16位 14位 14位 6位 16位
「クロス攻撃」は断トツ1位。運動量もリーグ上位ランク。しかし、攻撃項目は下位状態を低迷。現順位と符合している項目が多数となり、全体、リーグ下位レベルを証明している。
改善・上昇中項目も複数産まれ、徐々に進化し、成長しているが、進行スピードが遅すぎ、実際、コンディション調整と次戦準備に追われ、レベル・課題改善は、実戦経験・体験で獲得できているもののみ、に限定されているため。
砂川解説の通り、「コンサは全チーム、強豪」ですが、次戦も、リーグ首位対戦の強烈試合が待っており、対戦準備と用意で精一杯で、チーム改善は「実戦」から獲得するもののみでしばらく我慢ですね。
以上 現状確認でした。
2017年04月16日
強いですね。
コンサも、川崎も。
川崎の選手個々のクォリティとそのパス攻撃力は、凄いですね。
しかし、その能力を「組織力で30%減」としたコンサの組織・守備力も強いです。
支配率は、60%対40%で、圧倒的に「川崎」の筈が、
シュート数「13本対9本、枠内は1本づつ」でコンサのやや勝ち。
コンサの想定・狙い通りの試合展開で、
試合目標だった【連続勝ち点獲得】達成。
J1上位陣との対戦のコンセプトは「均衡」で充分、ですので、
ベンチ・チーム戦略通りの試合成績を獲得出来ました。
勝ち点「8」となり、シーズン勝ち点目標「34=1試合勝ち点1」を、7戦目で「+1」上回っています。
次戦、最強敵「浦和戦」以降へアドバンテージとなります。
内村のスタメン起用での「筋肉系アクシデント」は、水曜YBC清水戦からのリカバリー度は低水準に拘らず出場した点が原因だったのではないでしょうか。
時に、選手からの回復度意識・申し出は、高揚感や使命感のメンタルから、低水準状態でも、身体が錯覚を覚え、本心から、回復と申し出する事は多々あります。意識面が、肉体面を越える状態ですね。(直近、稀勢の里がその例です)
長期離脱は痛いです。本来、本試合起用を、せめて交代のみとしていれば、順調にコンディションはコントロールできたもの。どぉ~でしょうね。
コンサの守備戦術は、川崎攻撃力もほぼ封じました。
失点のファウル・PKは、明らかな「誤審」で、それ以外にも複数回、「誤審」がある審判でした。その前に「横山」のクリアーミスがありましたが。
流れの中、崩された局面は、ほぼありませんでした。
「中村憲剛」「小林悠」は本来プレーの60%まで封じ切りました。
パスカット・ボール奪取も、10回近くあり、攻撃起点となり、特に、前半、切り換えからの攻撃タイミングは、今までで一番早く、川崎守備陣は全く反応出来ていませんでした。
やれば出来るのですね!
荒野・都倉で、同点弾、鮮やかな同点弾でした。
クロス攻撃回数は、数え切れないほどで、シュートチャンス・数に直結しました。
コンサの明確な戦術は、堅守でしたが、クロス・セットプレーとの3本柱ですね。
ドーム力での【連続勝ち点獲得】、全サポーターの圧倒的な声援・パワーに乗り、選手躍動の「鮮やかな引き分け試合」?でした。
今日も、おめでとう!! ですね。
2017年04月15日
川崎も、順位5位の維持・上昇に、必死ですね。
混乱のチームコンディション・離脱者多数発生を打開しようと、チーム全力で回復を図り、
サイドの田坂を追加し、
緊急システム【3-4-1-2】から脱却し、
メインシステム【4-2-3-1】か、
そのの一段階手前【3-4-2-1】システムとなりそうです。
その結果、
「中村憲剛」を「トップ下」から、「ボランチ」までポジションを下げ、「パス供給元」として全開させる=「中村憲剛」を起点に、長短パスを展開しサイド「田坂・登里」とシャドー「ハイネル・長谷川」とで、サイドスペースから崩し、「中村・ネット」も攻撃参加し、FW「小林悠」で仕留める、との構想です。
変更前システムでは、「トップ下中村憲剛」へのパス阻止(出し手のボランチへのハードチェック)が第一守備ポイントでしたが、
変更後システムでは、サイドへのパス阻止=「ボランチ中村憲剛」のパス供給阻止=ボランチ中村憲剛への複数・タイト・ハードチェックで、ターゲットが絞り込まれました。
DF・サイドからボランチ中村憲剛へのパス阻止は、コンサ2FWのみで、困難です。
【パストラップ状態・直後の瞬間タイミングの勝負】で、その瞬間以降は、テクニックで躱されながら高精度パスによりサイド攻撃成功となってしまいます。
【ボランチ中村憲剛へのパス供給を常時予想し、複数で挟む位置取りとし、パスの瞬間に寄せてハードチェック】だけで、第一守備ポイントとなります。
パス後に寄せて「ボールロスト」する選手ではありませんね。
J1ランクの選手でも、驚異的なボール保持力・パス独創性・パス成功率が、ストロングポイントの超J1レベル選手です。
では、「中村憲剛」にマッチアップするコンサ選手は、アンカー型3ボランチでは、前右ボランチです。前ブログでは、「荒野」としましたが、ポジショニング・読みが勝負で、役不足は否めません。コンサで、ポジショニングと読みではトップランクの「宮澤」しかいませんね。
その前のFW「早坂」とで挟み込みとなるため、FW「都倉」と「早坂」横並びではなく、左前・1TOP気味「都倉」、その右下に「早坂」となります。
結果、アンカーは、「横山」起用・DFセンター「河合」をしたい所ですが、起用可能DFセンターはほかに居らず、運動量「荒野」に、ポジションキープ条件(勝手に上下・左右動せず、アンカースペースに留まる)で、任せる事なります。
ちょっとそれますが、昨ブログ記載の「早坂」右FW起用予想は、マスコミ予想にありました。独自の発想と自負していましたが、意外に、当たり前の想定だったのですね...。
では、コンサ・川崎 併記型で 変更メンバー予想を記載します。
起用メンバーは変わりませんが、ポジションが変更しています。
〔川崎〕 〔ソンリョン〕
〔奈良〕 〔谷口〕 〔車屋〕
=都倉=
=早坂=
〔ネット〕 〔中村〕
〔田坂〕 =兵藤= =宮澤= 〔登里〕
=田中= =マセード=
〔ハイネル〕 =荒野= 〔長谷川〕
=福森= 〔小林〕 =ミンテ=
=横山=
=コンサ= =ソンユン=
こう記載すると、川崎DFが「3:2」となり、フリー選手が産まれます。
DFからの攻撃参加は要注意点となりそうです。
また、アンカー「荒野」は、マッチアップというよりも、スペース防御で「パスカットマン」との大活躍も予想されます。
以上 直前相手チーム変化に伴う、予想変更でした。
2017年04月14日
昨日の雪ピッチは、神様からのメッセージ”疲れているからリカバリートレーニングトレーニングも、本体も軽く”で、フィジカル調整上は、良いペースダウンとなったのではないでしょうか。
累積疲労の解消が、今の最大課題で、キレとスピードのプレーの回復ポイント。
本日・明日のトレーニングは、どちらも軽めが条件の中、コンディションも含め、最適選手選択と狙い戦術の確認・実践度アップが目的ですね。
さて、次戦、川崎戦ですが、前節FC東京戦の再現!を期待したいところですが、選手コメントにもある通り、【連続勝ち点獲得】が獲得目標です。
何故なら、川崎は、コンディション低下傾向・有力超J1レベル選手の離脱はありますが、「試合巧者」のチームカラーは、不動で、
川崎の中心、国内Jリーグ選手の最高峰選手と言える「中村憲剛」を軸に、
最も「負けない試合」を作れるチームです。
「負けない試合」「試合巧者」では、浦和も神戸も鹿島も劣後します。
コンサ現況は、6戦目で「勝ち点7」で、最終シーズン目標「1試合勝ち点1」獲得=「最終勝ち点34」のペースを「勝ち点+1」上回っています。
次戦は、「勝ち点1」以上積み上げを目標とするものです。
強い味方がいます!全サポーターで作り上げる【ドーム力】ですね。
では、「勝ち点1以上」獲得可能の戦術・試合展開・メンバーを予想してみましょう。
1.戦術
川崎のシステムは、メインシステム【4-2-3-1】ではなく、ここ2戦連続起用の【3-4-1-2】型で、コンサの昨シーズンメイン戦術です。
チームの中心・中核である「中村憲剛トップ下」のための戦術です。
その理由は、前ブログで記載の通り、大久保移籍後、川崎育成・フレッシュコンビの長谷川・小林悠の2トップを活かすため、中村から、スルー・ショートパスの中央突破攻撃のため。シーズン当初は、【4-2-3-1】で、小林悠の1トップに、右家永・トップ下中村・左登里の想定でしたが、攻撃陣を1枚削る攻撃陣形です。
しかし、超高精度のパス交換が「中村⇔小林」で交わされ、クロス気味のパスから決定機が多数作られます。
コンサの布陣は、【5-1-2-2】超堅守・速攻型。
布陣位置は、下げ過ぎると、陣形が縦に緩み、アンカー前後のバイタルエリアスペース発生となりますので、D3rd上辺に守備ライン・アンカーボランチがM3rd下位置で、センターライン付近にFW、の直近基本ポジションに、縦に短い「密集・組織・ブロック守備型」。
具体的には、前位置の2ボランチが、相手ボランチへハードチェックを行い、トップ下中村へのパス出し手を制限、
アンカーは中村マークが多くなりますが、タイトチェックで、パス供給を制限、
サイドが絞り、DFは、ボール奪取役となり、
その三角地帯で、「パスカット・ボール奪取」の守備体形で、中央突破を阻止、
更に、DF裏へのサイド侵入・ロブパス供給も、パス出し手のボランチ・サイド・中村をタイト・ハードチェックで、パス供給自体を制限・阻止、
シュートも密集・組織守備で、ゴールまで、複数段の防御でゴールを阻止、
【0封】を目指します。
「ボール奪取=攻守切り換え」の瞬間が、速攻チャンスですが、攻撃開始までの時間がポイントで、精度の高い・長短パスによる短手数シュートの「高速度速攻」と、その派生セットプレーが、数少ない「得点チャンス」です。
しかし、「ボール奪取」→素早いサイドへのパス→クロス→シュート のサイドからの多数回の崩しは、川崎にも効果大で、堅守を維持しながら、一瞬の「攻守切り換わり」の都度、繰り返し、反復トライする点がポイントですね。
但し、小林悠「11.8%」中村憲剛「16.7%」のシュート決定率は、最重点ポイントで、シュートさせると、失点確率は間違いなく高くなります。この2人のシュート数を減少させる事(タイトマーク・チェック)が、やっぱりキーポイントですね。
2.試合展開
試合開始~ 守備最優先で、試合沈静化状態の構築を図ります。
~30分 攻守切り換え機会に、サイドから攻撃バランスを増加、クロス攻撃開始
~45分 そのまま「無失点」維持
後半開始~20分 守備最優先で、試合膠着・沈静化状態構築
~25分 選手交代
ボール奪取からの攻撃でのサイド攻撃バランスを増やし、クロス攻撃
先制点獲得
~35分 勝勢の場合は、システムチェンジ【5-4-1】で、完全に鍵を掛ける
~終戦 【1-0】か【0-0】で、勝ち点獲得
3.メンバー
昨日ブログで、試合直前まで、コンディション調整を必死に行いますが、
試合当日、
◎GK・・ソンユン・金山、DF・・横山・福森、SB・・早坂・マセード・田中、
ボランチ・・兵藤・荒野、FW・・都倉
〇ボランチ・・宮澤、
コンディションから、パフォーマンスに課題発生リスクのあり得る
△DF・・ミンテ・進藤、SB・・石井、ボランチ・・前寛・菅
◎・〇・△で、GK2・DF4・SB4・ボランチ4・FW1で、FP13名。
ギリギリですね。
試合当日は、100%リカバリーまで到達せず、起用しても、時間・パフォーマンスは限定的で、故障リスクからも対応が必要な、
✖DF・・河合、MF・・小野、FW・・内村・上原で、起用は先ず無理。としましたが、
今日明日で、変化するでしょうか。
FWにジュリーニョの追加に注目でしたが、やはり未だですね。
無理な試合起用は、以後の「状態悪化」を間違いなく招くもので、絶対回避ですね。
やはり、◎〇△の中で構成です。
【5-3-2】型で記載します。
都倉 早坂
兵頭 荒野
宮澤
田中 福森 ミンテ マセード
横山
ソンユン
目玉が、都倉・早坂の2TOPです。
都倉は当然ですが、早坂は、本来、シャドープレーヤーに最適性があります。
ここでは、FWの最前線ポジションで、相手のスペースを突くウィンガー役で、
鋭いクロスパスを供給し、ターゲットの都倉・兵藤・荒野で仕留めるものです。
両サイドとも、攻守で活性化する布陣です。
SUB;進藤・前寛・石井・菅・金山、
2枚足りません。そして、怖い選手がいません。
プラス、内村・河合を起用機会はほとんどなし想定で加えます。
【ドーム力】が12番目の選手となり、11人VS12人の闘いになります。
全サポーターの声・力が、試合を決めますね。
「連続勝ち点獲得」を目標に、試合終盤の得意な川崎相手です。
しかし、試合終盤こそ、【ドーム力】が最も発揮・活躍する時間帯。
選手・サポーターで、力を合わせ、目標獲得です!!
2017年04月13日
厳しい日程の中、超順調な戦績ですが、その代償は大きいですね。
前リーグ第6戦・YBC第2戦で連勝。
しかし、起用選手のリカバリーは、ギリギリ状態で、ベテラン選手・回復期間の長い選手は、次戦にコンディション課題を持ち越しとなります。
ラッキーな事に、今節は日曜開催のそれもホームで移動日が無く、直前昨晩試合から、3日間、前リーグ試合からは、7日間ですが、オフ日程は無く、オールトレーニング日程。
ここで、マセードの復帰組の追加拡大は、大ポイント獲得。有り難いですね。
スタメンクラス候補選手を一覧しておきましょう。
◎GK・・ソンユン・金山、DF・・横山・福森、SB・・早坂・マセード・田中、
ボランチ・・兵藤・荒野、FW・・都倉
〇ボランチ・・宮澤
コンディションから、パフォーマンスに課題発生リスクのあり得る
△DF・・ミンテ・進藤、SB・・石井、ボランチ・・前寛・菅
◎・〇・△で、GK2・DF4・SB4・ボランチ4・FW1で、FP13名。
ギリギリですね。
試合当日は、100%リカバリーまで到達せず、起用しても、時間・パフォーマンスは限定的なのは、
✖DF・・河合、MF・・小野、FW・・内村・上原
△・✖組から、コンディションアップ選手を一人でも多く、コンディション調整する事が、直近チーム課題ですね。
では、次戦対戦相手「川崎」のチーム点検です。
1.現況
順位5位 勝ち点11 3勝2分1敗 8得点 6失点 得失差 +2
7位 5位 4位
2016シーズン
順位3位 勝ち点72 22勝6分6敗 68得点 39失点 得失差+29
1位 6位 2位
昨年の3位から、今シーズンチャンピオン獲得を目標とした筈でしたが、
FW「大久保」の流失だけでも大レベルダウンし、加入選手の目玉の「家永」を始め、主力ボランチ「大島僚太」、DF中核「エウシーニョ」、等々故障・長期離脱の嵐で、シーズン開始前に想定したチーム構想が崩壊。しかし、自力の強さですね。
得点は大幅ダウン、失点数と得失差で、リーグ5位を必死に維持している現況です。
しかし、少ない残選手により、リーグ戦・ACl戦の強烈試合で酷使し、更に、チーム全体でのフィジカル低下状況で、今後の試合戦績は低下リスクが急拡大の危機状態です。
以上の通り、
前年の得点王大久保中心「いけいけ」攻撃最優先戦術は、
守備主軸バランスに修正されましたが、
高支配率(リーグ3位)・多パス数(リーグ2位)のパスサッカー・多シュート数(リーグ3位)・低運動量(リーグ17位)・低スプリント回数(リーグ17位)は前年のサッカー・戦術を踏襲しています。しかし、一戦毎に、成功率は低下傾向で、上記各項目順位も、現在がピークで、故障・離脱選手の回復期までは、苦戦継続です。
2.戦術
昨年の主システムは、【4-2-3-1】攻撃型戦術で、
今シーズンも同システムで進行しましたが、故障・離脱選手の多数発生により、同システムの選択は困難となり、ここ2戦は、昨年5試合のみ選択だった
【3-4-1-2】の守備型戦術にシステムチェンジしています。
【4-2-3-1】システムでのキープレーヤー「ボランチ」「サイド」「両ウイング」選手に穴が開いたのですね。
コンサは、前年主システム・得意戦術で、そのままですと、完全マッチアップとなる所ですが、コンサは現在、更に守備型の【5-1-2-2】型で、サイド攻防とアンカー付近バイタルゾーン攻防で、優位・数的優位を取れます。
また、川崎のメイン攻撃の連続ショートパスによる中央突破も、「中村憲剛」の孤立局面が多発し、コンサの対中央攻撃への「ブロック密集・組織型守備」戦術は、充分阻止出来るものです。
数少ない注意点は、
川崎ストロングポイントの「セットプレーとクロス」で、
先ずは、その原因となる「反則・FK」を減少させる点です。
「中村憲剛⇔小林悠」のパス・キックと決定力は、最大の注意点です。
3.メンバー
厳しい起用可能選手の縮小状況の中、
スタメン選手の集中起用が益々進み、結果、コンディション低下状態での試合起用が発生する局面・状況まで来ています。本来、SUB選手だった選手がポジション獲得となっており、「奈良」も連続起用となっています。
しかし、「中村・小林」中心の起用は変えようが無く、対戦相手チームのターゲット先も、確定となり、対戦戦術・方法も十二分に準備・用意され、その相手の対策に対し「個の力」での打開も、徐々に通用しなくなり始めています。
複数・組織守備で、抑え込めますね。
4.対戦上のターゲット・狙いポイント
本来、低運動量・低スプリント数は、連続ショートパスによる「ボールを走らせる」戦術によるものでしたが、「ショートパスカット」によるパス攻撃阻止が第一の狙いです。
狙いどころ=ポジションは、自陣M3rd下位置付近ですね。3ボランチと3DF、サイドはサポートで、「パスカット」です。「攻守切り換え」のスピード速攻は、現在の川崎には痛撃の効果となり、得点機会は多数作れます。
第二ターゲットは、サイドの攻防で、2FWの内、1FWをサイドスペースへの侵入・突破攻撃を多数回仕掛け、ボランチ前位置選手・サイド選手も加わったサイド・複数選手攻撃も数回程度行い、「クロス」攻撃を多数回行います。川崎の3DFは、サイド・クロス反応に、ギャップ・ズレが起き、失点パターンとなっています。
試合展開上の注意点は、川崎の試合巧者振りです。特に、終盤、相手フィジカル低下局面で、攻勢を掛け、得点獲得し、逆転弾・同点弾・決定弾が多発しています。川崎の低運動量・低スプリント数戦術による優位点です。
対するコンサは、選手交代も加え、ラスト15分を攻守の運動量・プレイ数を増加し、逆に、攻勢・得点獲得期としたいですね。
2017年04月12日
鮮やかな「1-0(ウノゼロ)」勝利!!
やりましたね。
コンサのYBC戦は、絶好調。
本日の試合コントロールは、コンサでした。
小野を中心に、サイドからのクロス徹底攻撃は、
リーグ戦でも、第1位のクロス成功率ですが、
YBC戦でも、同一戦術により、同一ストロングポイントでした。
YBC戦の起用選手は、SUB選手を軸にリーグスタメン選手との混合型でしたが、
対戦相手チームもSUBチームの所、
「均衡戦力」というより「やや優位戦力」。
なんと、Aグループ の首位は、勝ち点6で、コンサ。
Bグループも首位C大阪の勝ち点4で、A・Bグループ合わせ、勝ち点は「TOP」となりました。
その理由は、
①リーグの主力チームと、同一戦術・戦略を徹底し、SUB混合型チームとも、共通意識・認識で、戦術・戦略の習熟・連携は、試合毎に進展・進化し、実戦で、チーム差・交代選手との戦力差が小さい事
②戦術「堅守・クロス徹底の速攻と派生セットプレイ攻撃」により、
堅固なブロック守備の「密集度・連携組織度」が習熟により上昇し、YBC戦での、相手SUBチームでは、2戦目でもトータル「無失点」を継続し、「堅守」が現実化できている事
③ストロングポイント「クロス」と派生セットプレー攻撃を徹底し、「高さ・シュート力」により攻撃力が得点に実現化している事
④YBC起用選手は、リーグ戦起用・ポジション獲得のテスト・チャンス獲得機会として、より活性化し、毎試合活躍している事
ですね。
この試合も、河合・宮澤・小野を中心に、ミンテ・菅・進藤が大活躍!
都倉・早坂も、TGの一環気味で、好調さを維持する「良いコンディション調整試合」となりました。
YBCは、相手チームの選手・戦略方針はしばらく変わらないでしょう。
コンサの大躍進は、まだ未だ「継続」しますね。
深夜までコンディション調整に必要な試合となっていますが、
選手、そしてサポーターの皆さんも、充分ケアされ、お気をつけて、帰札下さい。
本当に、良い試合、有難うございました。
連勝!おめでとうございます。
2017年04月11日
皆さん、歓喜のFC東京戦第6戦の余韻が、心地良く身体に染みついていませんか。
渾身の・魂の激勝獲得は、選手、監督・コーチ、そして我々サポーターを一段ランクアップさせてくれました。
しかし、厳しいリーグ日程により、今週はオフ返上で、明日YBC清水戦へ移動です。
選手ターンオーバー起用で対応ですが、主力も一部スタメン・SUBメンバーです。
故障離脱で、ターンオーバーも完全型ではなく、主力・SUB混合型で、「チームフィジカル調整力」の見せ所です。
ここでは、第1~6戦の、リーグ現況を各種DATAから点検します。
1.順位と総得点・失点・得失差の相関
1位 神戸 9得点(5位) 4失点(1位) 得失差 5(2位)
2位 浦和 20得点(1位) 7失点(7位) 得失差13(1位)
3位 鹿島 6得点(10位) 4失点(1位) 得失差 2(4位)
4位 G大阪11得点(2位) 6失点(4位) 得失差 5(2位)
5位 川崎 8得点(7位) 6失点(4位) 得失差 2(4位)
6位 C大阪 6得点(10位) 4失点(1位) 得失差 2(4位)
7位 F東京10得点(3位) 8失点(12位) 得失差 2(4位)
8位 横浜FM9得点(5位) 7失点(7位) 得失差 2(4位)
・・・
14位 コンサ 5得点(14位) 9失点(14位) 得失差-4(14位)
15位 柏 7得点(9位) 9失点(14位) 得失差-2(13位)
16位 広島 3得点(17位) 7失点(7位) 得失差-4(14位)
17位 新潟 5得点(14位)12失点(18位) 得失差-7(16位)
18位 大宮 1得点(18位)10失点(16位) 得失差-9(18位)
・得点数と失点数・得失差が、順位と連動し始めました。
・コンサは、順位と、得点・失点・得失差の各順位が完全一致しています。
リーグ6戦目にして、得点数拡大・失点数縮小・得失差の増加が、順位上昇へ直結。
2.重要各データと順位の相関
①「決定率」
決定率順位 決定率
1位 浦和 20.2% シュート数2位 枠内数1位 得点数1位
2位 鳥栖 13.6% 12位 13位 6位
2位 甲府 13.6% 18位 15位 10位
4位G大阪 13.2% 8位 2位 2位
5位F東京 12.9% 13位 6位 3位
・・・
14位コンサ 5.1% 17位 9位 14位
15位 仙台 4.8% 14位 15位 16位
16位 磐田 4.5% 12位 15位 10位
17位 広島 3.0% 1位 6位 16位
18位 大宮 1.3% 16位 18位 18位
・決定率と得点数順位は連動しています。
・シュート数と枠内数は、得点数や決定率と連動していません。
コンサの「決定率」は前戦73.7%⇒6戦目73.9%と1試合毎に、微増・アップしてきています。
強豪チームの低迷・躓きの主因が、「決定率」の低さにあり、シュート数・枠内シュート数の増加は、得点増には繋がりません。得点増は、「決定率」の上昇のみが有効です。
②パス数・パス成功率・支配率・運動量・スプリント回数は、従前と同様、順位に連動していません。
チーム戦術による増減項目で、勝敗に直結するものではない、という事ですね。
3.コンサのポイント
実は、第6戦「FC東京戦」は、データ上、リーグトップランクの個別項目が多数となる「成功試合」だった事を示しています。~驚きでしたが~
リーグ
・2得点 ・・ 3位
・シュート数22本 ・・ 1位
・枠内シュート11本・・ 1位
・決定率9.1% ・・ 9位
*パス数321本 ・・ 16位
*パス成功率74.1%・・ 15位
・クロス数15本 ・・ 5位
・クロス成功率60%・・ 1位
1~6戦合計でも、37.7%で・・リーグ 1位でした。
*直接FK8本 ・・ 17位
・コーナーキック7回・・ 3位
・被シュート数9本 ・・ 3位
*被決定率 11.1%・・ 13位
・タックル数26回 ・・ 2位
・クリア数36回 ・・ 3位
・インターセプト5回・・ 4位
*支配率41.3% ・・ 16位
*スプリント139回 ・・ 14位
*6項目は、下位順位でしたが、・11項目上位で、攻守にトップランクプレーであった事を証明しています。特に、【クロスの成功率】は、リーグNo.1で、完全にチームストロングポイントです。
4.最後に、明後日、YBC清水戦のメンバー予想を簡単に。
若手・育成選手、バックアップメンバーを中心に起用し、戦術・狙いも、同型・同内容ですね。
金山
進藤 河合 濱
荒野 前寛 石井
菅 小野
上原 内村
SUB;杉山・福森・横山・ミンテ・宮澤・早坂・都倉
本当に、メンバーがギリギリしか残っていませんね。
以上 有難うございました。
2017年04月08日
遂にやりました!!
強敵・首位候補、FC東京を試合全般コントロールし、
1失点はありましたが、試合開始~試合終了まで、コンサが試合をコントロールし続け、
想定通りに【勝ち点1以上が、『3』まで拡大】出来ました。
信じられない事ですが、
ドーム力により、選手は全ての力、否、能力以上のプレーを出し続け、この快挙を達成したのですね。
ドーム力=サポーター力ですね。
それと今日の試合、選手の顔が何時もと違っていましたね。
「引き締まっている・溢れる闘志を静かに身体中に溜めている」姿でした。
【深井】です。
本日、全選手「この試合を深井に捧げる」との強く・熱い想いが共通意識でした。
強敵・難敵相手との意識は、冷静に長短を把握するも、恐怖・劣後感は微塵も持たず、無縁で、逆に、チーム・個人の全力を集中して、出し切り、必ず勝利を、深井に捧げる、との強い意思で、その実践をプレイとする、との共通意識です。
「ドーム力」+「深井力」の力です。
ジュリーニョも、都倉も、全選手も。
声援しながら、泣けて来た得点でした。
コンサの緊急事態が、少しだけ緩みました。
実は、本日の強烈なコンサ戦力=J1上位チームに勝ち切る戦力は、一過性のものではありません。
サッカーの不思議なところですが、一旦出来たプレーは、必ず再度出来る、という事です。
本日の試合展開・プレイは、一気に、コンサ戦力を成長させました。
次戦以降、この成功・勝利試合が基準となりました。
これを【 自信 】と呼ぶのですね。
本日の勝利を克ち取った、コンサ選手・監督コーチ、そして、ドーム力を創り出した全サポーター、最後に、深井、おめでとうございます。有難うございます。そして、お疲れ様でした。
次戦まで、時間はありませんが、リカバリーをしっかり行い、次の勝利獲得へGO!!
2017年04月07日
突然の「深井」長期離脱で、コンサの選手層状況は、大混乱状態。
リーグ順位も「15位」で、もう降格圏瀬戸際まで追い込まれ、
チーム現況は、客観的・冷静に見ると、「順位・選手層・得点力・堅守確立」の全てで、危機と改善困難な状況の結果です。
唯一、「小被害」項目は、勝ち点目標<1試合「1勝ち点」>に「-1」との点。
当初の「勝ち点35獲得」を目標としたシーズン戦略「ホーム;上位8チームには敗戦・中位以下9チームから勝利、アウェイ;中位以下8チームから引き分け以上・上位9チームに敗戦」からは、次戦「FC東京」戦は、5位で「敗戦」も可となります。
ここは、「引き分け=勝ち点1以上」を狙いで試合展開構築ですね。
勝ち点目標推移もトータル「-1」を維持する「引き分け=勝ち点1」以上試合目標です。
さて、試合狙い・目標が、「引き分け以上」を基準にリセットされますが、対戦相手「FC横浜」のチーム・戦力の点検です。
1.現況
順位5位 勝ち点10 3勝1分1敗 9得点 6失点 得失差-3
昨年までの上位入り失敗を受け、リーグ第2位の資金力により、監督・コーチ、選手を入れ替え、選手年俸リーグ第2位の高ランク選手の保有に進化しました。
FC東京認識では、現在順位は想定以下の不満足状況で、今後、一段とパワーアップを想定しています。
前年までと大きく進化しつつある・変化させようとしているのは、「攻撃力」です。
失点数は、2012-44、2013-47、2014-33、2015-33、2016-39で、「1試合1失点以内」で、守備力はJ1上位基準に到達しています。
この守備力を基盤に、攻撃力アップ=得点力アップで、上位・TOP狙いとしたもので、恐らくは、「1試合2得点」≒シーズン60得点目標でしょう。
移籍は、攻撃陣のパワーアップ型チェンジ目標で、加入;FWウタカ・大久保・永井、MF高萩、SB太田、守備陣は、GK林・大久保でJ1トップ選手、放出;平山・林・ムリキ、羽生・水沼・野澤、GK権田・榎本・秋元は、格落ち・高年齢で、圧倒的に戦力プラス移籍で、強力攻撃力の潜在力は、リーグTOPランク入りです。
2.戦術・システム
前年の戦術・システムは、「堅守・攻守バランス型」戦術で、
システム【4-4-2】18試合 5勝3分10敗 18得点 25失点
【4-2-3-1】12試合 8勝2分 2敗 19得点 14失点を使い分け、
戦績は、【4-2-3-1】が上廻りました。攻撃型にも拘らず、得点アップと失点減少の結果となりました。
今年は、「堅守・攻撃バランス型」のより積極戦術に変化し、
システムは【4-2-3-1】を中心としました。その結果は、
得点力 1試合1.4点で、リーグ3位、失点は 1試合0.75点で、成功しています。
1試合【4-2-2】システムを採用した試合では、3失点の大量失点の結果で、劣後の結果でした。
3.個別ポイント・データ
①記載の通り今シーズン変化を選択しましたが、ちょっと理屈に合わないポイントがあります。「支配率」です。
昨シーズンの支配率は、46.3%リーグ15位でしたが、より攻撃型戦術と攻撃的システム【4-2-3-1】中心に変化させましたが、今シーズン支配率は、49.4%リーグ9位で、劇的変化とはならず、相手チームにボール支配をほぼ均等戦術としています。
この点は、昨シーズンから、継続チーム課題である「パス成功率」によるものと想定します。
今シーズンのパス成功率は「73.8% リーグ12位」で、リーグTOPランク選手起用に拘らず低率です。⇒逆データ・・パス失敗率(26.2%)=ボールロスト(率)が、支配率上昇しない原因です。
スタメン起用に、新規加入選手が多く、連携・相互理解度に未だ課題がある事を逆証明しますが、今後、連携習熟により急速に解消し、支配率も55%以上に上昇していくものと想定します。 しかし、現時点では、数少ない≪攻略ポイント≫です。
②強烈要注意データがあります。
「シュート決定率」=得点成功率です。
昨シーズンは「9.0%」リーグ13位で、攻撃で、得点獲得に至らない最大課題でした。
そのため、シュート選手・クローザー・ゴールゲッターを入れ替えた訳ですね。
今シーズンは、激変しました。
「13.2%」リーグ4位で、シュート数は減少するも、「枠内シュート数」1試合4.8本・リーグ4位(前年8位)、得点1試合1.4点・リーグ3位に大改善の結果です。
そして、現在、FWウタカ・大久保・永井・前田遼一、MF中島翔哉・東・高萩・橋本、DF森重の高得点力選手を9名もの多数保有していますが、未だウタカしか爆発していません。今後、残り8選手の爆発が始まります。驚愕の攻撃力の炸裂時期は近いでしょう。
③攻守の各項目データ
シュート数 1試合10.6本 リーグ15位 ×
ゴール数 1試合 1.4点 リーグ 3位 ◎
枠内数 1試合 4.8本 リーグ 4位 ◎
成功率 13.2% リーグ 4位 ◎
パス数 1試合444本 リーグ11位 △
成功率 73.8% リーグ12位 ×
クロス数 1試合18.0本 リーグ 3位 ◎
成功率 17.6% リーグ13位 ×
直接FK 1試合15.8本 リーグ 1位 ◎
CK 1試合 6.8本 リーグ 2位 ◎
攻撃回数 1試合132.8回リーグ 2位 ◎
失点数 1試合 1.2点 リーグ10位 △
タックル 1試合19.2回 リーグ14位 ×
クリア 1試合22.4回 リーグ10位 △
インターセプト 1.0回 リーグ17位 ×
被決定率 8.8% リーグ 8位 〇
守備データは、ややダウン気味ですが、1試合リスク大システムを選択したためで、堅守は維持。
攻撃データは、ほぼ完璧で、守り切るのは至難ですね。
コンサは、攻守共に、「パス成功率の低さ=ボールロスト」機会を作る事と活かす事にかかっていますね。
以上 FC東京のチーム現況を点検しましたが、試合目標と試合展開・戦術は、厳しいものとなせざるを得ないですね。
次ブログで。
2017年04月06日
大怪我による今季断念の事態。
本人も周囲もサポーターも、その雄姿を待ち焦がれ・期待に膨れていたシーズンでした。
その胸中・無念は、思いも尽きぬものでしょうが、
全員、ピッチで、スタジアムで、待っています!
焦らず・じっくりと、時に腐らず、
部位・箇所を治し、それ以上に、魂・マインドを鍛える機会として、ステージアップした姿を待っています。
そのため、超早いですが、
今シーズンスローガンに、未来のキャプテン、
【来シーズン(2018シーズン)J1ステージを「深井」のために】
を掲げたいと思います。
益々、絶対にJ1死守の「特大の目的とインパクト」がチーム・サポーターに加わりました。
既に、手術完了し、復帰への過程・ステップをスタートした、との事。
「深井」は、全然、負けていませんね。
チーム・サポーター全員で、しっかり支えていきましょう。
【がんばれ!!深井!】
2017年04月06日
深井離脱で、最大の選手層崩壊寸前状態まで追い込まれました。
現時点、コンサの故障・コンディション不良選手を再確認。
①長期離脱;増川・稲本、深井・ヘイス・金園の5名
②コンディション不良;マセード 1名 ①+②で 計6名。
③コンディション改善中;田中・菊地・石井・早坂・小野 の5名で、起用微妙。
前ブログの通り、次戦「FC東京」は、攻守ともにもJ1TOPランクで、現リーグ最強チームの1つとの対戦です。
唯一の穴・攻略ポイントが、
「パス成功率の低さ」で、連携・相互理解度が習熟・徹底しきっていない状況によるものですが、コンサの成功率とほぼ同数値です。
対して、一気に、コンサのパス成功率をアップし、逆に、パスカット・ロストボール獲得を狙い、その一瞬に速攻する、との内容がたった一つの攻略手段です。
試合目標は、前ブログで記載の通り、≪引き分け以上=勝ち点1以上≫狙いです。
では、コンサの対戦 戦術・試合展開・メンバーを予想します。
1.戦術
①リーグTOPの攻撃力をどう守備するか、それとも、破綻・崩壊するかの勝負です。
攻撃は、「相手ボール奪取」の一瞬で、速攻と派生クロス・セットプレーの極僅かな回数のみで、試合の大半は、敵攻撃への守備時間帯となります。
超守備型「守備中心・速攻型」戦術で、「5-3-2」のアンカー・3ボランチ型しかありません。
守備ラインも、近時のミドルポジションは困難で、D3rd上位置にDFラインを、縦コンパクトネスを短距離間とした「密集・ブロック・組織型」陣形です。
しかし、DFライン下がり過ぎは、アンカー前後のスペース発生原因で、厳禁です。
支配率は、守備的戦術選択から、自動的に「40%」以下まで下がり、長く・激しい守備時間帯必至で、粘り強く・強靭ハートでの「連携・組織型守備」で、無失点を成功させます。
②相手の「低パス成功率」=パスカット・ロストボールの一瞬、ボランチ位置からの敵DFの裏・横スペースへのロングフィードとショートパスによる「速攻」が勝負で、ボール奪取機会は、予想外に多数回となると予想しますが、ごく少数回としかならないシュート機会と派生のセットプレーでの「決定率」が攻撃の最大ポイント。
2.試合展開
達成目標の試合展開は、
キックオフ~前半終了 守備主軸で、粘り強く守り切る「無失点」
後半開始 ~後半75分 堅守維持、選手交代で守備力維持
~後半終了 ラスト15分、相手のフィジカル低下状態で、
速攻での攻撃バランス(攻撃選手5名)で得点狙い。
「0-0」以上で「1-0」狙い
3.メンバー
相手選手記載型で。
〔FC東京〕 〔林〕
〔室谷〕 〔森重〕 〔丸山〕 〔太田〕
=ジュリーニョ= =都倉=
〔橋本〕 〔田邉〕
=兵藤= =荒野=
〔永井〕 〔阿部〕 〔中島〕
=宮澤=
=石井= =福森=〔大久保〕=ミンテ= =早坂=
=横山=
=コンサ= =ソンユン=
SUB; 内村・田中・小野・上原・河合・菅
金山
【0-0】を狙い、75分まで維持できた場合は、残り15分怒涛の攻撃タイムで【1-0】を狙います。
しかし、相手の強烈攻撃陣により「失点」し、得失点で劣後の場合は、「守備主軸」戦術のまま、カウンター・速攻をロングフィード+連続ショートパス・カウンターを展開し、
更に、複数失点・劣後の局面では、「守備主軸」戦術から「攻撃型」戦術に転換し、DFライン位置もM3rd中位置まで上昇・支配率も55%以上で、多彩攻撃展開の賭け勝負を挑みます。その局面では、「小野」投入ですね。
以上 現状からの、予想でした。
次戦は、唯一のホーム優位性で、直前まで、選手・戦術の選択が可能です。
明日のTGが、起用選手テスト本番ですが、明後日朝まで、メンバー変更可能です。
メンバー予想は、定番気味ですが、ベテランの経験力と現場適応力、逆に若手の我武者羅な突出プレイと尽きないフィジカルを活かす選手入れ替えがありそうです。
特に、「小野」「河合」「菅」がポイントになりそうな予感がしますね。
あと、1.5日、目が離せません。
ホーム・ドームに、全力を集中し、「圧倒的なホーム力」で、強敵「FC東京」から「勝ち点」を奪い取りましょう!!
2017年04月05日
J1リーグ第1~5戦まででの、コンサとリーグ現況データ点検です。
コンサは、目標「試合数=勝ち点数」に対すると、勝ち点「-1」=引き分け試合1試合不足ですね。敗戦試合〔仙台・横浜・甲府〕から、引き分け可能試合を見てみると、「甲府」でしたね。これは、ほぼ全員の意見が合致するところでしょう。5戦目の試合結果は、このまま大幅打開が成功しなければ、シーズン展開上「重価値の敗戦」結果となりそうです。
では、リーグ全体のデータから現況を切り出します。
1.公式〔得失差順位=順位〕は成立していません。
順位1位 神戸 得点7 失点4 得失差3
2位 鹿島 得点6 失点3 得失差3
3位 G大阪 得点11失点5 得失差6
4位 浦和 得点13失点7 得失差6
5位 FC東京 得点9 失点6 得失差3
6位 川崎 得点7 失点5 得失差2
・・・・
14位 鳥栖 得点6 失点8 得失差-2
15位 札幌 得点3 失点8 得失差-5
16位 新潟 得点5 失点9 得失差-4
17位 広島 得失2 失点7 得失差-5
18位 大宮 得失1 失点8 得失差-7
・得失差と順位は、上位も、下位も全く連動しません。
・得点数と順位は、同じく、全く連動しません。
・失点数順位は、
上位Gと下位Gに分離し、「1失点/試合」=「5失点」基準です。
しかし、上位G・下位G内の順位には連動しません。
得点数・失点数・その結果の得失点数が、順位にはなりませんね。
では、決め手はどこにあるのでしょう。
2.「シュート成功率=決定率」と「被決定率」
以前から、「順位に正比例項目」との指摘をしていますが、どうでしょう。
決定率 被決定率 リーグ
順位 1位 浦和 16.1% 順位18位 順位4位
2位 G大阪 15.2% 順位4位 順位3位
3位 横浜FM13.0% 順位7位 順位9位
4位 神戸 12.0% 順位1位 順位1位
5位 鹿島 11.6% 順位5位 順位2位
6位 清水 11.1% 順位9位 順位13位
7位 甲府 10.7% 順位15位 順位11位
・・・
14位 仙台 6.5% 順位2位 順位7位
15位 磐田 4.5% 順位6位 順位10位
16位 札幌 4.1% 順位11位 順位15位
17位 大宮 2.3% 順位16位 順位18位
18位 広島 1.3% 順位12位 順位17位
・決定率順位は、上位は連動していませんが、下位はほぼその通りです。
・被決定率順位は、上位~下位まで連動しません。
シュート決定率が、下位チームの主因で、シュート数・攻撃回数の多少は関係しません。
3.支配率・運動量・スプリント数 順位
以前より、この3項目は、順位=勝敗には無関係として来ました。現在値で、再確認です。
支配率 支配率 運動量 スプリント数 リーグ順位
順位1位 浦和 63.9% 11位 14位 4位
2位 広島 60.9% 18位 18位 17位
3位 川崎 55.9% 17位 17位 6位
4位 仙台 55.9% 4位 4位 7位
5位 鹿島 55.3% 14位 12位 2位
6位 G大阪 52.9% 5位 5位 6位
・・・・
13位 神戸 46.3% 16位 16位 1位
14位 札幌 46.0% 6位 15位 15位
15位 鳥栖 43.2% 1位 9位 14位
16位 磐田 43.0% 3位 8位 10位
17位 甲府 41.4% 9位 3位 11位
18位 新潟 38.7% 8位 6位 16位
・支配率は、チーム戦術から意図的に率を設定し、順位には連動しません。
・運動量とスプリント数順位は、チーム戦術からの設定により、連動しません。
4.総括
1~3.から、「シュート決定率」がキー項目である事は、依然として継続しています。
低率のコンサでは、「少ないシュートチャンスしか作り出す力が無い状態、その貴重なシュートチャンスの成功率是正」は、最大課題ですね。
最近注目データとして
「パス成功率」=逆データ「パス失敗率」=「ボールロスト率」と順位を確認。
パス成功率順位
1位 浦和 成功率82.0%(失敗率18.0%) リーグ順位4位
2位 鹿島 成功率80.3%(失敗率19.7%) 2位
3位 川崎 成功率80.1%(失敗率19.9%) 6位
4位 広島 成功率79.3%(失敗率20.7%) 17位
5位 G大阪 成功率77.9%(失敗率22.1%) 3位
・・・・
12位 F東京 成功率73.8%(失敗率26.2%) 5位
13位 札幌 成功率73.7%(失敗率26.3%) 15位
14位 神戸 成功率72.1%(失敗率27.9%) 1位
15位 仙台 成功率71.2%(失敗率28.8%) 7位
16位 鳥栖 成功率67.6%(失敗率32.4%) 14位
17位 甲府 成功率66.5%(失敗率33.5%) 11位
18位 新潟 成功率61.2%(失敗率38.8%) 16位
・連動はありません。しかし、ボールロスト率と失点数は、下位では連動しています。
コンサのパス成功率アップは、ボールロスト数の減少であり、失点数の減少に直結します。パス成功率の改善努力は、相手条件もあり得ますが、自チームでの練習だけでも、大幅改善となります。結果として、選手間距離・ポジションの是正とパス自体(スピード・テクニック・精度)の改善ですね。
以上 5戦目を終え、公表データから、リーグ現況とコンサ課題を確認しました。
2017年04月03日
第5戦「甲府」戦の敗戦と第1・2戦目との敗戦は、同じ敗戦でも「大きく相違」しています。選手も戦前、「勝ち点6」価値試合とのコメントをしていました。
シーズン展開上では、一気に「苦境・崖っぷち」状態まで追い詰められた「敗戦」。
おさらいですが、
コンサのシーズン獲得勝ち点目標は「35」。
そのためには「9勝8分17敗」か「8勝11分15敗」でした。このペースだと、34/5=約7倍で、現在「1勝1分3敗」✖7=「7勝7分21敗」=勝ち点28で、失敗・降格。
また、「9勝8分17敗」のホーム力の支えを加えH・A想定から、
「H7勝(1勝したのであと6勝)・3分(1分したのであと2分)・10敗(上位10チーム?)」
「A2勝・5分・10敗(もう3敗し、残り7敗のみ)」との想定対比では、敗戦想定は、Hは上位10チームがOK、に対して、Aは上位7位までしかできない状態に悪化です。
この想定式からは、昨日試合は、「甲府」は上位7チームではありませんので、引き分け以上しか許されなかった試合を落としたもので、「苦境」です。
当たり前ですが、シーズン当初に、シーズン展開を順調に進め進行していく事が、残留のポイントです。「未だ、シーズン開始した所だから、まだ未だ大丈夫」との認識こそが、一番の大敵です。J1中心経験選手(兵藤・増川・横山)は、現時点で「苦境」発生、との認識でしょうが、J2意識から、J1意識へ認識変化していない選手は、そこまでの認識ではないですね。その認識差が、試合での選手意識差に直結していく事も大きなリスクです。
「苦境・崖っぷち」認識の徹底した共通理解と実践をしっかり浸透させる事が、最大の改善対策ですが、「監督コメント」として公開されて来るものは、逆で、甘い認識ばかり。
監督・コーチは、よく、選手から怖がられますが、「絶対ぶれず・生半可レベルでは許されない徹底」=「プレー・質には大変厳しい、妥協は無くとことんまで求められる」ですね。
四方田監督・コーチ陣では、選手から「鬼監督・鬼コーチ」とのコメントは聞いたことがありません。
敗戦原因は、明確です。
1失点目のラストシュートは、シュートエリア内での「アンカー前後スペース」から「フリー状態」でのシュートです。宮澤がそのスペース管理をしていましたが、「下がり過ぎ」宮澤前に「スペース」発生でした。適正な「ポジショニング」で、解消するものです。
しかし、そのスペースでのボールロスト・敵へのパスが真の原因で、「ミンテのクリアーミス」です。
昨日ミンテは、ポジションゾーンに侵入する、旧知の「ウィルソン」の直接マーカー役でしたが、完全にスピード・フィジカルコンタクト・高さで負け、引きずり回され、結果「ポジショニング」がズレ続けました。失点シーンは、左サイドで「菅」が抜かれ、「福森」対応すべき所「ポジショニング」がズレていて二次カバーをせず、ボールウォッチャー、カバーのためセンター「横山」が左サイドラインまで、引きずり出されて、クロスを入れられましたが、単純なクロス防御で、スペースの空いた「DFセンター」ポジションカバーにミンテが遅れ、ハーフポジションでの「クリアー」になり切らず「当てただけ」で、「アンカー前後スペース」の敵へのパスとなったもの。 ミンテ・福森の「ポジショニング」の問題ですが、ミンテの根本課題して、再三リスクをうんでいるものです。
2失点目は、セットプレーでの「マーク漏れ」。コンサは、セットプレー防御は、「ゾーンディフェンス」ですが、「ポジショニング」のズレが再三発生し、同様パターンの「マーク漏れ」で失点を繰り返しています。 「スペースカバー」の徹底不足が原因ですね。
昨日試合は、少なくとも、「引き分け」以上の試合結果となるべき試合内容でしたが、「ポジショニング」がポイントとなり、失点した敗戦でした。
ただし、想定通り、「5-3-2」同士の試合で、コンサは、シュート3本?。得点は困難でした。
改善ポイントは、明確で、改善は容易です。
しかし、選手層のリカバリーは、時間を要し、危機ですね。
2017年04月02日
残念ながら、2週間の休止期間前以上に、過酷な選手層に陥っています。
万全な状態チームは、本来無いでしょうが、この休止期間で、
スタメン選手のリフレッシュ・リカバリーは当然、故障等フィジカル低下選手の復帰を実践したチームが殆どです。
現事態の発生原因は、そのまま看過すべきではないですね。
後刻、分析問題です。
緊急事態で、
前回ブログ予想の修正も、吹き飛び、再修正です。
戦略コンセプト;堅守を維持しつつ、より攻撃的に変化し、「勝ち点3」獲得を中心
による「3-4-1-2」システムは、小野起用のためにも必要です。
しかし、試合開始段階は、現行「5-3-2」型で、一定時間経過まで、「守備中心」戦術でのみ、均衡可能ですね。
試合膠着状態を後半、60分、「小野」投入で、「攻撃タイム」を構築し「均衡を破る先制点」狙いで、同時に、「3-4-1-2」システムに変形する、との試合展開・狙い、
と想定します。
スタメン マセード以外、早坂・田中・石井✖ 「5-3-2」
ジュリーニョ 都倉
兵藤 宮澤
深井
上原 福森 ミンテ 荒野
横山
ソンユン
後半60分 小野・内村投入 システム変更「3-4-1-2」
内村 都倉
小野
上原 兵藤 宮澤 荒野
福森 ミンテ
横山
ソンユン
SUB: FW 内村・菅
MF 小野・河合・前寛
DF 進藤
GK 金山
期待「菅」が復活。両サイドとも、サイドからのクロスは確保。
SUB選手層は、そこそこですね。
※「上原」と「前寛」は入れ替わりの可能性も大、ですね。
どっちかしかいませんので。
試合結果は、打ち合い気味から、ガチガチ・膠着試合となりそうです。
後半、一瞬の得点機に「決定率」を発揮できるかどうか、の勝負に変化しました。
【 1-0 】コンサ勝利;勝ち点3を狙いますが、
最低【 0-0 】;勝ち点1獲得、です。
以上 緊急事態で、またまた直前変更でした。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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