2021年05月30日
リーグ戦17節柏戦は、想定以上に苦戦の中、勝利を克ち取った試合となりましたね。
戦前予想は、戦術と個々選手の強度優位で、リーグ戦16位と苦しむ柏現況通り、柏は苦しい試合内容必至で、コンサ楽勝ムード、とのものでした。
実際、試合開始直後から、柏のボールアプローチポジションは、想定より高い、コンサボランチ位置から、ハイプレスを仕掛けられましたが、コンサのパスコンビネーションが上回り、機能させず想定戦術が発揮し、コンサゲーム支配で柏ノーチャンス、コンサ攻勢継続時間帯で、そんな中、鮮やかな青木アシスト・小柏先制点獲得となりました。
コンサは、ジェイ先発型で、オールコートマンマークプレッシングは封印し、マンマーク型ハイプレスでしたが、柏は対抗策として、前線へのロングフィードを多用し、コンサハイプレスが届く前の、早いタイミングのロングパスで回避するも、前線はパスレシーブを悉く失敗し、ボールロスト・コンサはボール配球となり、全くサッカーとして成り立たない展開で、正に、柏は手も足も出ず、コンサ楽勝で追加点を上積みの楽勝展開となりそうでした。
しかし、柏ノーチャンスの中、たった一回前線への放り込み成立し、PA内での攻防の中、青木ファウル判定からPKのVAR判定・失点で、コンサ選手の<楽勝になりそうな>楽観的感覚は、落胆と共に、一気に吹き飛び、一瞬の躊躇や動き出し遅れ、プレー強度の緩みが発生、柏も、ハイプレスや球際強度が上昇し、一気に、緊迫感増大・拮抗状態となりました。そんな中、CKからの流れの中、岡村のクロス気味シュートが決まり、追加点・決勝点獲得。当初、オフサイドでノーゴールのレフリングに、コンサベンチからの、オフサイド不成立<誰がオフサイド選手か・誰も該当しない>との質問に答えられず、混乱整理のためVAR介在で、初めて、コンサゴールが認められたもので、そのまま、コンサベンチからの疑問・指摘・抗議が無ければ、認められなかった得点だったものでした。コンサ選手には、大きな悪影響を残し、その後、両チーム共に、コンタクトプレーの当たりがより強くなり、両チームファウル応酬の荒れた展開となりました。
後半は、柏は、コンサの攻守プレーへの慣れと、柏の複数回システム変更で、戦術・選手入れ替え・変更をトライし成功。コンサの守備ラインの裏、横スペースを狙い、ボール支配(率)、パス精度(成功率)、チャンスメークで、コンサ大幅低下、柏大幅上昇となり、後半一進一退の試合内容に激変。
それでも、粘り強く、身体を張り、泥臭いプレーで、1点勝勢を守り抜き、柏大攻勢を耐え切った勝利・勝点3ゲット!の試合。
これまでのコンサ試合展開は、相手チームに大きく左右される、不安定さがあり、「取りこぼし、惜しい試合、試合内容で勝利も試合結果で敗戦」、、、などの<試合展開の上手さ>=<勝負強さ>が、大きな欠点でした。
しかし、ここ数試合、特に、5月戦績は、3勝2分1敗と、<高勝点獲得力>を上げ、明らかに、試合展開力・勝点獲得力が大きな上昇を実現しています。
更に、毎試合でも、選手が故障離脱増加、過酷日程による累積疲労でコンディション悪化で、起用選択の幅が縮小し、戦術選択も縮小、また、試合中、フィジカル低下や相手パフォーマンスに合わせて、一時戦術転換を多用し、いわゆる「行く所と行かずに引く所の使い分け」を再三トライし始めていますね。
そんな中、昨夜試合は、<大人の試合><勝利のメンタリティと闘い方>を、遂に手にし始めた、転換試合となり、【コンサ新次元】の始まりとなりました!
具体的試合内容・ポイントは、
①青木の創造性と技術の高さを証明する、ハイピンポイントクロス・アシストパス、と、小柏のドンピシャの正解なポジショニング・タイミングで鮮やか先制シュート
〜コンサの個々選手能力の高さと、戦術プレーの高さと豊富練習による実践威力を証明
②リーグのどのチームのハイプレスも躱す高いパス精度とコンビネーション
攻撃では、パスタイミング・内容・ターゲットを自由自在に使いこなし、パサー・レシーバーの戦術ポジショニングの正確さ、的確さで、リーグトップランクの堅守陣も崩す根幹。コンサのストロングは、間違い無く「チャンス、それも決定機構築力」だけど、その根幹こそ「リーグトップのパスコンビネーション」!〜それを実現する選手能力の高さ、最適な戦術と理解・実践、で、荒削りで、素質あるも潜在能力として埋もれていた若手選手を、最高のトレーニングと実戦経験で鍛え上げてきた成果です!
③戦術理解は益々チームに浸透。後半中頃の、最も疲労感が増加する時間に、あのジェイが、試合中、DF裏へのパス出しを要求する声が聞こえました。ジェイは、入団直後は、得点獲得が役割だ、との事から、ゴール前からのランニングが無く、その分、チームプレーはかなり限定されたものでしたが、その後、ゲームメーク停滞が問題となった年には、降りてきてゲームメーク参加プレーも拡大となり、プレーの内容と幅が変化、しかしその時は、前線の所定位置へのリターンが遅く、肝心の決定機にジェイ不在と、運動量が少ない事が、永年課題でした。しかし、今シーズンは、フリーランニング、前線守備スプリントと、大きなプレー変化があり、昨試合の、試合中指示・コミュニケーションとの段階、レベルまで変化。依然として、必要運動量とスピードのフィジカル不足で、オールコートマンマークプレッシングは、流石に無理ですが、前線マンマーク型ハイプレスは、試合中追い続けているのですね。遂に、最後まで課題選手だったジェイも、戦術理解が求められるレベル到達です。
④多彩で、高レベル戦術のフルパフォーマンスを可能とする、選手個々のフィジカル能力がリーグトップレベル到達。過酷日程は、選手を故障させ、壊してしまう環境ですが、逆に、これだけ過酷なトレーニングと実戦で、大きなフィジカル能力向上を実現している事は、間違いありません。確実に、選手個々のフィジカル能力がレベルアップ。
昨試合でも、連戦疲労で、時間限定起用となっても、チームパフォーマンスを低下させる、個々プレー低下は交代寸前まで維持され、走り負け・球際負けまでのダウンは回避されていたもの。
最後に、具体的試合データを速報スタッツで確認しましょう。
いつもの通り、①試合開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③後半開始〜飲水T、④飲水T〜終了の時系列で。
コンサ 柏
① ② ③ ④ ① ② ③ ④
支配率 62~ 61~ 57~ 55 38~ 39~ 43~ 45%
走行距離31~ 25~ 26~ 23 32~ 25~ 26~ 27km
スプリント数57~ 34~ 44~ 40 62~ 40~ 41~ 40回
決定機数 4~ 1~ 3~ 1 0~ 3~ 2~ 3回
シュート数 3~ 3~ 3~ 1 2~ 3~ 2~ 4本
枠内数 1~ 1~ 0~ 0 0~ 2~ 0~ 1本
得点 1~ 1~ 0~ 0 0~ 1~ 0~ 0点
パス数 206 ~ 91~ 93~ 64 98~ 71~ 98~ 89本
成功率 86 ~ 83~ 81~ 76 68~ 71~ 74~ 71%
✳︎支配率、決定機数、パス成功率から、前半はコンサ優位、後半、柏の逆襲となった事を証明しています。
✳︎シュート精度は、依然として課題。
✳︎走力勝負は、ほぼ互角。
となっています。前半は、コンサパス・コンビネーションで、柏の守備を突破し、決定機構築から、複数得点獲得。しかし、後半、柏の球際強度アップ、パス精度アップで、ボール支配時間と量が増加し、逆に、コンサのパス成功率低下=柏インターセプト、チャージ成功で、特に、コンサDF裏とサイドスペースへの放り込みで、DFのもたつきやレシーブミスを突き、カウンター炸裂となりました。
コンサDFの、ロングボール対応力、レシーブ力、プレー予想の有無とレベル、特に、福森が課題。
✳︎ジェイのポストプレー成功率が想定よりかなり低下。前試合も同様で、今までのリーグ制覇レベルポスト力へ、対戦チーム研究が進行し、絶対的勝率に翳りが発生です。ジェイのコンディションから、空中戦支配力、特に、高さ、が低下気味とも想定されます。
DAZN放映な、実況・桑原、解説・戸田は、DAZN最高タッグですが、両者共の結論〜コンサの若手選手のクオリティの高さと、そんな若手選手を育て上げるコンサのチーム力が、今シーズン、これからの活躍と、チーム上位への道、とのコメントに尽きます。
試合日程も、漸く、週一試合間隔となり、ルヴァン杯準々決勝・強敵横浜FMとのホーム・アウェー・2マッチアップ、天皇杯2回戦と進行しますが、過酷日程では無く、選手での過度な累積疲労も無く、フルコンディションで、フルパフォーマンスが実現となります。
ここからの最大懸念事項は、試合環境〜熱暑の天候で、コンサに試練の季節が始まりますが、若手パワー全開の季節でもあり、活躍を期待する期間となりますね。
良い試合でした!
選手、チームスタッフの皆さん、そして、サポーターの皆さん、過酷で厳しかった期間から、一旦解放されます。
ここまでホントにお疲れ様でした。
2021年05月27日
五輪とACLにより、それで無くても、過酷日程を更に過密化し、遂に<地獄日程>の世界!
「選手」の立場から、誰も意見や要望、場合によっては、拒否は無いのでしょうか?
こんな職業・職場は、ブラックの極みとして、世間では指弾される筈ですが、サッカー界、Jリーグにも、<選手ファースト>は働か無いのかと、思案してしまいますね。
柏もコンサも「中2日」日程に負け無いで、しかし、故障するまでの無理は絶対回避して、チーム全員で頑張って欲しいですね。
そんな柏戦対戦を展望します。
1.対戦チーム「柏」現況
現在戦績は、
順位16位 勝点14 16試合 4勝2分10敗 得点14失点22得失差△8
昨シーズン・同節は、
順位 7位 勝点26 8勝2分 6敗 得点32失点24得失差+8
まさかの降格寸前順位に、リーグ全体のマイナスサプライズに、衝撃を受け、シーズン前は、リーグ上位争い有力候補との評価を完全に裏切る内容。他チームなら即時監督解任となる所も、柏の最大功労者ネルシーニョ監督で、復活・回復を期待し続けているが、その期待も、淡い期待としてしまう戦績が続くもの。最悪の現況ですね。
その原因ですが、
直近神戸戦敗戦の原因は「柏DFの敗戦後コメント『失点後のゲームの進め方がバラバラだったのかなと思います』と語っていたが、ゲームプランが崩れたときにどう対処するべきか。この選手共通理解が無いため、個々のクオリティは他クラブと比べても遜色ないが、その選手たちが同じビジョンを持ってプレイすること。」との分析がリリースされていました。しかし、そのリリースは、大前提にある原因・事象を見逃していますね。
原因は、実際、今シーズンの失点数は、昨シーズンより△2失点のほぼ同値ですが、最大の激変が、得点△18で、昨シーズンの31%しか無く、得点力を消失した事に尽きます。
リーグ全体が、昨シーズン試合平均1.4失点→今シーズン試合平均1.2失点と、失点減少で<守備力強化となる趨勢>の中、昨シーズンより守備力強化とならず、
勝点獲得の源泉だった強力得点力の攻撃力の大幅弱体化では、戦績構築は不可能で、
そんな根本原因を、チーム全員が認識し、即時改善は困難との理解だからこそ、失点後に、挽回の共通理解が足り無い点が、勝利獲得が出来ない原因だと、コメントするしかなかったとの、寂しい言い訳でした。
結論は、昨シーズンの得点源・オルンガの28得点喪失は、余りに偉大で大きく、換えの効かない存在で、そのダメージは回復不能で、更に、オルンガ頼みは、ゲーム組み立てや試合展開の根幹で、他の選手のレベル・能力は、戦績程は成長していなかった事を証明しているもの、です。
オルンガの代替選手など、Wワイドでも、数少なく、当然、対象も無かったとして、得点力を期待できる新戦力の獲得も、していません。
結論は、現在戦績は、柏の現在チーム力通りだ、と言う事です。
次戦、コンサのフィジカルコンディションはチーム全体では、最低レベルまで悪化していますが、現在の柏戦力は、下位カテゴリーレベルで、対戦は、かなり見透せるものとなりそうです。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
明後日試合の開催時刻は、19時予定で、前日移動だとしても、夕刻移動となりそうですね。
少しでも、フィジカルリカバリー時間を稼ぐため、札幌居住時間は重要です。
ロペス、チャナティップは無理させられず、水曜鳥栖戦に出場選手の多くも、試合起用は難しく、戦術選択は、起用可能選手に合わせた内容となります。
と言う事で、起用可能メンバーの確認から、始めますと、
鳥栖戦未起用・リカバリー可能選手が、
ジェイ・ドド・青木・田中宏武・ルーカス・駒井・荒野・福森・岡村・柳・大谷・小野・中島・中村の14選手となります。
このため、ジェイ先発で、
「コンサ式ミシャ戦術」を主戦術とし、ドド・青木・田中宏武・ルーカス・荒野・駒井でマンマーク気味ハイプレス戦術で、攻撃型守備で、柏陣内高くでのボール奪取〜ショートカウンター、
「コンサ式」のジェイ・ドドをターゲットとするポスト、からのショートカウンターを加え、ビルドアップのコンビネーション突破、サイド突破からのクロス攻撃、反復サイドチェンジ戦術で柏陣型を揺さぶりギャップとスペース構築とそこへの突破、派生セットプレーと、多彩多様攻撃と、攻撃型守備のボール奪取とそこからの展開で、走力・球際の強度で勝利し、戦術フルパフォーマンスで、コンサ最大ストロングの決定機多数回構築、複数得点獲得の完勝試合を目指します。
試合展開も、試合開始直後の、コンサマンマークハイプレスで、柏ゴール付近のショートカウンターから、コンサ攻撃タイム・攻勢に入り、早い決定機での先制点獲得は、追加点を呼び、連続得点で、圧倒の展開とします。
後半開始直後も、同様に、コンサ戦術が炸裂して、その攻勢からコンサ支配時間帯を継続し、更に追加点を追求続け、完勝・圧勝、との試合想定です。
試合メンバーは、前記候補が全てベンチ入りとなり、
スタメンは、
ジェイ
ドド 青木
田中宏 駒井 荒野 ルーカス
福森 岡村 柳
大谷
サブは、
中島・中村・小野、
田中駿・高嶺・管・小次郎
です。
充分戦え、想定通りの試合を実践出来るメンバーですね。
コンササポーターは、現地席は無く、全員、DAZN観戦となりますが、全オーラパワーを、会場選手へ届けましょう!
勝利を掴むぞ〜!
2021年05月27日
一時は、決勝点を掴み、勝利に真っしぐらと、喜びの雄叫びを上げた所でしたが、金子オフサイドで菅の鮮やかなシュートの得点取り消しのシーンが、暫く残像し、勝負を賭けた【ゼロトップ戦術】再現!、の奇策も実らず、拮抗した試合内容通り、引き分けとの試合結果。
リーグ3位を堂々と張る鳥栖は、ほぼ全力チーム力を発揮し、リーグトップのストロングである走力と球際強度をフルパフォーマンスとし、コンサビルドアップ・中盤に対抗するも、コンサのパスワークが上廻り、鳥栖中盤までは前進出来、しかし、矢張りリーグトップのゴール前堅守が、コンサカウンターのみ通用、遅攻の攻勢では、ほぼ封じられたもの、となりました。通用した肝心のコンサカウンターは、小柏の圧倒するスプリントスピードで、ラスト局面・フィニッシュに集中するも、残念ながら、シュート未熟で、得点奪取に到達は失敗。小柏の個の力=圧倒的なドリブル・スプリントスピードは、鳥栖の最終ライン・リーグ最強阻止陣を、ぶち抜き、GKと対決の、絶対的決定機に、前半4回も持ち込んだものは、凄いパフォーマンスを発揮しました。同様な、カウンターは、駒井2回、金子1回と産み、詰まる所、ラストプレーである<シュートの精度とタイミングの脆弱さ>が、複数得点奪取機会に、失敗とする原因である事を、証明、露呈した試合でした。
この結論から、マスコミでは、「ロペス不在・代替選手不在が引き分け原因」との原因指摘、リリースばかりとなっています。
コンサは、ジェイが累積疲労でパフォーマンス不調と早目に見切り、青木とハーフタイム交代で、用意していた【ゼロトップ・マンマークプレッシング】戦術を、今シーズン初運用。鳥栖のストロングである、中盤から前線で、1対1マッチアップとその強度勝負を仕掛け、想定通り、マッチアップ勝ちが多く、後半、鳥栖の戦術・想定プレーを阻止し、ノーチャンス状態にまで押し込みに成功でした。ゼロトップ・マンマークプレッシングは、ポジション・想定選手の激しい流動性で、鳥栖はマーク対象やゾーンカバーが大混乱に陥り、連携・複数選手の組織守備プレーが停止、個々プレーに変化させ、自信の守備で、強度・威力を大幅ダウンさせるものでした。
そんな中、鮮やかな金子サイド突破からのクロス、小柏のDF引き出し、深井の鮮やかスループレーのファインプレーが重なり、菅の鮮やかなシュートで、先制点獲得!と歓喜の中、VARの金子オフサイド指摘で、得点取り消しは、コンサの勢い、集中力を一気に冷や水をかけられたものとなり、ゼロトップマンマークプレッシングへも、一時、拮抗状態復活まで、回復となりかけましたが、更に、運動量と球際強度、個の突破力選手交代投入で、鳥栖混乱状態に再び戻し、試合終了まで、鳥栖反撃を完封し続けた展開でした。
しかし、チームプレーの最終段階・集約の、ラストプレーである、シュート低レベルこそ、これからのコンサ浮上の絶対課題で、この解決が無ければ、どんな凄く、スーパープレーがあっても、全て無意味・水泡に帰すとの事実を、深く噛み締めさせられた試合となった、ですね。
とても残念です。
チーム全体で、必死に守り、突破し、ラストプレーに辿り尽かしても、一瞬の、甘い、軽い、シュートなミスプレーで、全て無駄とする事は、サッカーチームとしての根幹ですね!!
一方で、ゼロ封、特に後半は相手にシュートチャンスも与え無い、との結果とデータが示す通り、GKから前線までの攻守は、ほぼフルパフォーマンス実現で、リーグ上位チームに、サッカーをさせ無い、チャンスを極度にダウンさせるチーム力を示しました。
、、、矢張り、ジェイは、時間限定の集中パフォーマンスこそが最適な様ですね。
ここ最近、ロペススタメン、ジェイ途中途中が、最適展開・パターンです。
ロペス・ジェイの代替選手が急務ですが、最有力候補・ガブリエルのパフォーマンスアップ・実戦本格投入が急がれます。中島や小柏、更に、ドドが代替するには、未だまだその差は大きい事が示された昨試合でもありました。
この試合の意味と価値は、単なる1試合として仕舞える様な、簡単・価値ではありません。今後のチームのプレー、戦績、未来は直結してしまうもの、です。
次戦柏戦には、僅か「中2日」前日移動なら、「中1日」は、過酷レベルから更に、地獄日程です。しかし、対戦の柏は、今日第16節G大阪戦で、対戦移動無しですが、完全「中1日」日程で、コンサ以上のスケジュールで、最早「日程」では無く、毎日実戦で、選手ファーストは完全に捨て去られ、選手の故障や心身の疲労も無視の、超ダーティ・ブラック会社です。
こんな対戦に、選手コンディション不安で、パフォーマンス低下懸念⁉︎などの、世迷わったリリースや解説も、同罪です。
次戦は、パフォーマンス低下は当たり前で、そんな試合前提で十分ですね。
試合出場が無く、コンディション不安が無い選手が試合主力は当たり前。絶対に、こんな無計画で非道な無理起用は、選択判断するべきではなく、試合レベル低下は当然、構わ無いとのスタンスこそが、これからのコンサを強くします。
サブ選手が自由自在に実戦する機会が来ました!
最後に、試合スタッツ(速報値)を記載しておきます。
いつもの通り、時間帯毎か記載で、①〜飲水T、②飲水T〜HT、③〜飲水T、④飲水T〜TUです。
コンサ 鳥栖 コンサ優劣
① ② ③ ④ ① ② ③ ④ 前半 後半
支配率41~52~51~52 59~48~49~48% △ ○
走行距32~27~30~27 33~29~32~30km ー △
スプリント46~29~36~53 43~31~45~48回 ー △
決定機 4 5 3 2回 ー ○
シュート数 3~0~ 2~4 5~ 0~ 2~ 2本 △ ○
枠内数 2~ 0~0~1 0~ 0~ 0~ 0本 ○ ○
パス数155-211-132-158 189-89-128-70本 ◎ ◎
成功率83~86~84~83 85~83~83~80% ○ ○
✳︎支配率・パス数は、最初の時間帯のみで、その後試合全体拮抗状態でした。しかし、ATP・攻撃エリア内パス数は、前半38本・僅か11%占率、後半64本・22%占率となり、後半攻撃エリア内パスが倍増しましたが、通常試合35%占率に、2/3程度で、両チーム共に、相手エリア内パス数は逆度に低いもので、守備強度と攻撃停滞を証明してします。パス成功率は、高く、試合開始時間帯は鳥栖、それ以降はコンサパス交換は成功し、鳥栖ストロングのボール奪取・パスカットは、鳥栖想定よりは躱すも、鳥栖エリア内、特に最終守備エリアでは、ブロックされていたものでした。
✳︎後半、鳥栖に決定機を与えず、特に、枠内シュートゼロで当然、失点無しは、コンサの堅守ブロック突破は無く、PA内シュートは許さなかった堅守成功の証明です。
✳︎コンサシュート精度・決定力、特に後半は、シュート精度は低下が顕著で、勢いや視た目とは異なり、得点は遠のいていた事を証明しています。
シュート個別精度値は、
小柏 シュート3本 枠内1本 決定機3回
駒井 2本 0 3
田中駿 2本 1本 1
菅 1本 1本 1
ドド 1本 0
金子 0本 1回
✳︎ジェイは、45分出場するも、その機会も無かった事で、活躍に遠かった。金子もシュート無しは、??大疑問です。
シュートは、単独プレーですが、他選手のサポートが大きな効果となるプレーです。廻りの選手の目立た無い、隠れたプレー、こそがチームプレーで、そこも、吉原宏太解説では、[さぼり]が多い現状です。
2021年05月26日
鳥栖戦、直前となり、試合ポイント展望です。
ロペス起用は、軽症とは言えダメージとなり、間に合わず、結果、試合戦術と試合展開は変化です。
しかし、最近の、ミシャ試合構想変化があり、本日試合展開も有力手段・パターンとなりますよ。
それは、
コンサ最新戦術【オールコート・マンマークプレッシング】は、特定チーム限定の戦術とし、通常試合は、【マンマーク型ハイプレス+コンサ式ミシャ戦術】を選択実施する、との内容です。
本日試合は、ロペス不在の代替策は、①ジェイ起用の【緩和マンマーク型ハイプレス+コンサ式ミシャ戦術】、②ゼロトップか、ドド起用の【強度マンマーク型ハイプレス+コンサ式ミシャ戦術】の二者択一ですが、より勝利・勝敗に近いのは、①ジェイ起用パターンだ、との判断とする予想です。
最新戦略の、特定チーム限定【オールコート・マンマークプレッシング】戦術は、高強度のハイプレス戦術・パスサッカーチームに選択、とのものです。
パスサッカーの根幹〜パス交換を阻止する、オールコートでの、マンマークは、その必要の高い対戦にこそ、その真価を示すもの、と言う事です。
その他のチーム対戦では、パス交換阻止の効果の意味・価値は低下し、ロング・ミドルフィードで、中盤・プレッシングを躱すサッカーとなり、相手ビルドアップを阻止する、コンサ前線のマンマーク型ハイプレスで十分となる、となります。
本日試合は、ビルドアップサッカーも展開し始め、範疇としては、川崎や名古屋・横浜FMの特定チームに近いスタイルですが、ロペス不在の中、
本来戦術の、【マンマーク型ハイプレス+コンサ式ミシャ戦術】を徹底する事との予想ですね。
駒井と小柏、高嶺、深井、金子、菅が連動する、前線のマンマーク型ハイプレスで、ジェイは、守備はフリープレーで、最終決定力に賭ける役割で、ショートカウンターと、サイドやDF裏からのクロス・ラストパス、派生セットプレーの、絶対的ターゲットで、複数得点を狙うものです。
最直近のメンバー予想は、
スタメン
ジェイ
駒井 小柏
菅 高嶺 深井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
サブ
ドド、青木、ルーカス、荒野、
岡村、ガブリエル
大谷
ガブリエルが抜擢され、途中出場し、活躍しそうな予感がします。
全サポーターの総力結集で、強敵からの勝利・勝点3獲得を掴み取りましょう!
2021年05月24日
コンサは、故障離脱選手のリカバリーが続出し、今シーズンの想定戦力に初めて近づき、いよいよリーグ戦反転機で、上位陣への反攻が開始です。
しかし、その第一の壁として、絶好調・リーグ3位継続を果たしている鳥栖が立ち刃だからます。
今シーズンの特筆の第一弾が、降格圏争い候補の筈だった鳥栖の大躍進
第二弾、福岡・徳島の昇格紙の躍進で、どちらの共通点も、①高戦術強度チーム、②選手層積極整備で、逆ケースの、既存J1チームでも、戦術強度が高く無く選手のフリープレー型チーム、前年から選手流動化が乏しかったチームは、かなり、酷い低迷に苦しんでいる現況です。
そんな、リーグに旋風を吹かしている鳥栖との対戦。
大躍進となる土台、前提として、ここ数年「徹底した走力追求」で、選手のフィジカルを鍛え上げ、直近年での「ストーミング(強襲)戦術」で、「徹底した球際強度追求」により、選手の球際強度が急上昇していました。そこに、金監督の詳細に亘る具体的指示が入り、単戦術主体の単純戦術を脱却し、<ビルドアップとサイド展開戦術を主体に、ハイプレスと球際強度で勝負する>スタイルによる戦術強度を上げるトライ・トレーニングを徹底し、数年来からの土台、土壌となる「走力と球際強度」に、高強度戦術を加え、益々、鳥栖スタイルを徹底、推進したものです。
走り勝ち、球際強度勝ちに加えて、ビルドアップ、ハイプレスハイライン、サイド突破戦術が最強度でプレーされた事で、リーグランキング3位の実績ポジション獲得となったもの。更に、完全ターンオーバー制でシーズンを展開している僅かなチームで、過酷日程を理由とするパフォーマンス低下は絶対に行わない、との強い姿勢を揺るがせず、徹底し通し、その結果、現在、故障離脱やパフォーマンス低下選手を殆ど出さず、高いチーム力を維持し続ける事が、リーグ3位の原因となっています。詰まり、他チームが累積疲労でチーム力低下し、同じレベルを維持し続けた事で、他チーム脱落する中、突出する形で、残った3位と言う事です。
累積疲労でのパフォーマンス低下は、全く期待出来ませんね。
これまでの対戦チーム比較では、鹿島・川崎並みの<走る、闘う、規律を守る>とのコンサ試合三原則を実現しているチームで、コンサ最大チーム力でしか、勝利・勝点獲得は無い対戦です。
そんな強敵との対戦予想です。
1.対戦チーム「鳥栖」現況
現在戦績は、
順位3位 勝点31 16試合 9勝4分3敗 得点22失点7得失差15
リーグ6位の得点、リーグ断トツ1位の失点と、圧倒的な守備力、だけで無く、強力な得点力で、攻撃・守備共に、リーグ最高ランク戦力で、リーグ3位を安定確保状態です。
その理由は、前書きに記載の通りで、新戦力や新戦術等、今シーズン、特異となる取り組みでは無く、ここ数年の蓄積と成長を土台に、チームに最適戦術を徹底した、重厚で力強い取り組みで、チーム力低下等の変動要素も皆無で、簡単に、戦績低下は気配さえも無い、状況です。
ここ最近は、選手自身の強い自信は<勝利意識>となり始め、[勝者のメンタリティ]保持にメンタルレベルがアップし、どんな局面からでも、勝利獲得へチーム一丸で突き進む、との段階に到達しています。
戦術は、フォーメーション[3-1-4-2]アンカーにインサイドハーフとサイドハーフ、前線2トップの、攻撃型で、川崎の[4-1-2-3]を、更に攻撃バランスにしたシステムで、攻撃6枚システムこそが、リーグトップ得点力の源泉。川崎以上の攻撃バランス!
〜リーグ最多攻撃バランスチームは、お見通しの通り、コンサ攻撃時[2-3-5]フォーメーションで、驚異の攻撃バランス8枚!ですね。〜
記述の通り、リーグトップ「走力」「球際強度」に、攻撃的守備の、ゾーン型ハイプレス・ハイラインで、相手ビルドアップでのボール奪取、そこからのショートカウンター、中盤も、縦コンパクトネスの密集ブロックゾーン守備で、陣形内での相手パス交換も、インサイドハーフ2枚とアンカーで、わざとスペースを作り、そこでパスをださせるも、予想通りのパスとなり、想定ポイントで、想定通りのパスカット狙いで、ボール奪取は得意パターンです。更に、DFラインとGKには、体幹強度の対人守備をストロングとするエドゥアルド・ファンソッコと、攻撃型GK朴と守田で、シュートブロックと、最強守備の内容です。
攻撃は、ビルドアップサッカーをモノにし、コンビネーションパス交換で突破と、チーム陣前進とし、コンパクトを維持し堅守を維持しつつ、攻撃モードに入ります。元々のストーミング(強襲)戦術、サイド突破からのクロス、得点半数となるセットプレーも、攻撃テ守備からの速攻に加えて、リーグトップ得点力となるものです。
選手起用は、ほぼ完全型のターンオーバー制を徹底実施し、前々試合メンバーが、次戦メンバー濃厚です。一週間1試合の通常日程となる試合起用となり、起用メンバーは、疲労完全解消のフルコンディション選手起用です。試合内、フルタイムで、フルスピード、フルスプリント、フルパワー、フルパフォーマンス確定です。
結論は、
鳥栖を、縦にしても横にしても、スキも穴も見つかりませんね。川崎並みです。
このチームへの対戦は、逆に明白・明確ですね。
特別な対策や小手先の対策等は、絶好のチャンスと思われます。
こう言うチームとの対戦こそ、小手先無し、正々堂々!自らのスタイルを、最大値でぶつける、やり抜く、しか有りませんね!
リーグ最多攻撃バランスで、鳥栖の攻撃バランスを上回るコンサこそが、最も、自スタイルを貫く中に、勝利獲得の目があり得るチームとも言えます。
<正攻法>在るのみ!
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
これまで記載の通り、コンサは追求戦術を徹底するのみ!です。
最強戦術と試合展開は、
試合開始[オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術」+[コンサ式ミシャ戦術]
後半選手交代から[コンサ式ミシャ戦術]主体+[マンマーク型ハイプレス]戦術、に戦術転換、となります。
スタートは、ロペス、小柏、駒井の前線、後半選手交代で、ジェイ、ロペス、小柏にチェンジです。
想定試合展開は、
試合開始直後から、攻守にリーグ最強戦力をフルパフォーマンスして来る鳥栖に対して、オールコートプレッシング、マンマークハイプレスで、鳥栖のビルドアップを襲い、ボール奪取から決定機構築とし、最初の決定機に先制点獲得、出来るかが、試合のスタート、序盤の成否の分かれ目となります。
必ず、鳥栖の唯一の欠点「鳥栖ビルドアップ局面での、相手ハイプレスへの対抗対策の弱さ」が現れ、その瞬間の<ハイプレス成功〜ボール奪取〜ショートカウンター〜鳥栖ゴールを襲う>プレーが産まれ、<得点絶対機>となります。
その展開を、想定し、その想定内容へ局面を持っていく、プレーです!
先制点獲得後は、両チームが激しく攻守を入れ替える、ボール奪取勝負と2次ボール回収勝負、そこからのカウンター勝負となります。
互いに、得点を入れ合う「得点勝負」の様相となり、互いに譲ら無い拮抗試合展開となりますが、後半60分頃、ジェイ投入から、最大攻撃力も伴うコンサ式ミシャ戦術と、ハイプレスでのボール奪取からのカウンター展開に変化し、守備は、リトリート、ゾーン型ブロック守備で、失点阻止とし、情勢のままタイムアップを図るものです。
最終試合結果は、
【 2-1】コンサ辛勝との試合予想です。
メンバーは、ロペス・前試合怪我は回復し、試合起用が理想ですが、どうでしょう。
ロペス起用オッケーならば、
スタメン
ロペス
駒井 小柏
ルーカス 深井 宮澤 金子
福森 田中駿 岡村
菅野
サブ ジェイ
菅、高嶺、柳、ドド、田中宏武
大谷
こんな感じでしょうか⁉︎
2021年05月23日
リーグ戦は、ルヴァン杯GS突破の戦績対比で、低迷だった所、14節川崎戦の[コンササッカーの質]を問われた<激戦・ギリギリ敗戦>を果たした試合から、"復活"し「ハーフ10以内」への道を開始するため、川崎戦の試合内容・レベルを土台とした<リーグ上位レベル>試合内容による[勝利・勝点3」実現とする初戦・清水戦となりました。
その必須想定の対して、ミシャが用意・準備したのは、
「川崎戦試合内容・戦術・メンバー」では無く、「オールコートプレッシング」までは採らず、「コンサ式ミシャ戦術のマンマーク系ハイプレス」で、試合スタートとなりました。
先ずは、その選択理由は、清水戦術・試合内容分析により、清水は、
①大半の局面が[リトリート型の自陣布陣守備]で、[ハイプレス]は、攻撃時のボールロストで清水陣が高いポジションにある局面と、清水前線が誘いで引き出された局面のみで、基本、<狭いエリアに密集ポジショニング>となるため、オールコートプレスマンマークでは、結果的に、コンサも選手密集となってしまい、コンサは、ボール奪取の攻撃型守備や、ワイド展開の守備から攻撃へ切替でも、効果は薄くなる。
②清水ビルドアップ局面のみ、ハイプレスでボール奪取の攻撃型守備が有効である。
との理由で、オールコートプレッシング=全選手に密着マークを常時付ける戦術は不要、との判断・認識でした。
そのため、メンバーは、オールコートプレッシングメンバーでは無く、
「コンサ式ミシャ戦術メンバー」で、最前線に、ポストと高さと決定力のジェイ、シャドーに、クローザー・ゴールゲッターとハイプレス守備のロペスと、スピードとキレと運動量に決定力の小柏のトリオ選択、最終ラインに、ピンポイントフィードパスの宮澤と、福森、守備の要と攻撃参加の田中駿太トリオ選択となりました。
ジェイと宮澤の起用とポジションの理由です。
しかし、実戦では、
試合開始直後から、コンサは、清水の堅陣守備戦術に手を焼き、ハイプレスが無いため、ビルドアップはフリーですが、センターラインを越えると、強度チャージにより、
①コンビネーションパスのカット・ボール奪取、②ジェイ・ポストプレー阻止、③サイド突破は複数選手で抑え込み、が有効となり、極めて高いボール支配率にも拘らず、清水堅陣内への突破・侵入はラストでブロックされ、長攻撃時間でも、想定した回数・レベルの決定機・チャンス構築には至らず、前半は清水の想定した[守り勝ちの均衡試合]にかなり近い展開で終了。コンサの前半での、決定機回数8回・シュート数8本、清水は、決定機回数2回・シュート数5本(決定機にまで至らずもロング・ミドルシュートで、決定機回数<シュート数となったもの)と、コンサ優勢に見えるも、無得点試合で、清水の想定展開でした。
後半、清水堅陣突破と時折清水カウンター注意の現状打開のため、①ボールの出し方工夫、②2次ボール回収徹底し、清水カウンターの起点防止、③集中力切らさない、との3点を指示し、膠着状態を図る姿勢を強化しスタートし、
清水堅陣が、清水前線がコンサビルドアップに誘い出されて、縦に緩んだ瞬間、福森のセンターライン付近左サイドから、ジェイへのピンポイントフィード、ジェイの体幹一杯を使ったピンポイントアシストワンタッチパス、ロペスのボールの落とし所を信じてポイントは走り込み冷静正確なパスシュート、と超精度と創造性と連携度の3連続美技プレーで、先制点獲得。まるで"黄金トリオ"の代名詞が命名されてもいい、華麗プレーでした。戦術に、華麗個人能力が合体した"美しい得点"でした。
更に、コンサの攻撃特徴である、得点直後のフルパフォーマンス持続による<連続得点>パターンそのものとなった、金子の"練習の成果・ビューティフルミドルシュート"が決まり、後半開始から飲水タイムまでの時間帯は、完全にコンサタイムの支配展開となりました。
その後は、選手交代や相手反撃意識アップ、試合疲労累積もあり、意識的に、ボール奪取位置を、センターラインからやや自陣内まで下げ、最前線はマンマーク気味、中盤以下は、リトリートゾーン・組織守備とし、ボール奪取からカウンターを狙う展開が、タイムアップまで実施し、攻撃時のボールロストからのロングカウンターで、ミンテの軽率プレーで、Dogso 〜決定的な得点機会を阻止ファウルの典型例の様な、一発レッド・退場で、PKからFKへVAR修正のヒヤヒヤ局面以外は、ほぼ想定通りに、2得点・無失点での勝利獲得としたものでした。
最終的には、選手が期待に沿う活躍・パフォーマンスを発揮し、ミシャの想定通りの試合内容と展開、そして勝利・勝点3獲得となり、ミンテ以外は、監督会心の勝利・試合となったものでした。
問題選手は、ミンテの大バツ、駒井の前試合に連続する不安定プレー、に限定され、殆どの起用選手は、期待通りプレーで、監督の信頼を増し、又、個々選手も、確かな自信を掴んだ試合となりましたね。
しかし、あくまでも、リーグ下位戦術・チーム力に悩む清水対戦だったからで、このまま、リーグ上位に通用するもので無い事は、絶対に目を逸らさないポイントです。
詰まり、リーグ下位レベルチーム力.特に、戦術強度の低いチームには、勝利を掴むチーム力となっている、事は証明されてた試合でした。
次戦、リーグ3位に君臨し続けている、鳥栖には、同じ様にはいきませんね。
気になる点ですが、「駒井問題」です。前試合ルヴァン杯鹿島戦で、ゲームメークの主力として期待起用されたにも拘らず、実戦は、パスミスを10本以上繰り返し、ビルドアップ、コンビネーションを途中ストップさせた原因となる低パフォーマンスで、前半で交代、同様に、シャドー起用では、気付けば、マンマーク選手を放し、ボランチ位置に居続け、ポジショニングと役割ミス多発、そのため、本試合では、原点のサイド起用するも、突破スピードが無く、激しい上下動の運動量も無く、期待プレーには遠く、途中交代、でした。ミシャは、駒井が一番理解している筈選手、との認識で、試合起用したい所ですが、適正プレー、嵌るポジションが見つからない、との状態と見えてしまいます。駒井自身は、もっと深刻で、ミシャ戦術の最大理解者との自負から、現在パフォーマンスの酷さに、自信喪失状態では無いでしょうか。累積疲労なら「休息」で復活出来ますが、戦術理解の混乱〜考え過ぎや周り選手との相違も、やり方次第では簡単かも、、、。
ミンテは、スタメンを掴んだ時に離脱が重なり、矢張り自信に揺らぎが起こり、メンタル先行のプレースタイルから、「冷静さ」に徹する姿勢意識で、即時改善となります。
現在のコンサ最強度戦術[オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術」には、走力とフィジカル不足のジェイを先頭に、戦術理解度が低い順に、ガブリエル、田中宏武、柳、青木、小次郎は、ベストマッチには未達ですが、トレーニングと実戦での累積で、フィジカル不足でなければ、順番に戦力参入となります。
しかし、「コンサ式ミシャ戦術」では、最強チームはジェイとなり、試合起用は必須で、そのため、試合スタート[オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術]とし、後半、ジェイ途中投入・[コンサ式ミシャ戦術]フルパフォーマンス転換、が常態パターンです。
しかし、対戦チームで、必要性が異なり、本試合の様な[リトリート型の自陣布陣守備]戦術を原則とするチームとの対戦は、本試合同様に、「コンサ式ミシャ戦術」に「前線の、相手ビルドアップへのマンマーク型ハイプレス戦術」を加えた戦術となり、
川崎様な[マンマークハイプレスで、コンサビルドアップを狙い、ハイライン」で高い布陣位置との対戦は、試合開始は[オールコートプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術]でスタートし、後半途中で、ジェイ投入で戦術転換型、とする、Wパターンとなるものです。
<これからの試合内容の基本が固まった試合>となりました。
最後に、試合スタッツ(速報値)を記載します。
①-試合開始〜飲水T、②-飲水T〜HT、③-後半開始〜飲水T、④-飲水T〜TUです。
コンサ 清水
①ー②ー③ー④ ①ー②ー③ー④
支配率 68ー67ー67ー63 32ー33ー33ー37%
走行距 32ー21ー29ー30 34ー21ー26ー31km
スプリント 46ー19ー30ー36 57ー28ー35ー51回
決定機 3ー5ー4ー1 2ー 0ー 0ー1回
シュート 3ー5ー2ー2 2ー 3ー 2ー 2本
同枠内 1ー2ー2ー0 2ー 1ー 2ー 0本
得点 0ー0ー2ー0 0ー 0ー 0ー 0点
パス数 224-152-143-124 88ー 47ー56ー130本
成功率 86ー87ー86ー85 67ー67ー68ー72%
✳︎意外にも、決定機構築は、②と③で、前半飲水T〜後半飲水Tの45分間だった、とのデータで、印象とは異なるもの。清水は、守備主導の代償として、攻撃機会減退となったものでした。
✳︎シュート精度は、45% の枠内率・18.1%の決定率で、物足りないレベル。
✳︎走行距離は、同レベルだったが、スプリント数は、コンサ劣後で、走り勝ちは未達。
✳︎パス数は、今シーズン最高ランク、パス成功率は、最高値で、コンサが、ストレス無く、フリーにパスが出来た数値となった。AT内パス成功率も、85.3%の最高率で、相手陣内でも、ラストパス以外は、自在パスの展開となったもの。
✳︎堅守・守備主導スタイルの対戦では、ラストパスとシュートブロックが最後の壁ですが、清水も、ヴァウド・鈴木の壁があり、数的優位の複数守備がブロックしました。得点は、陣形が緩んだ局面と堅陣の外からのシュートからの得点でした。
データからは、コンサが勝利し易い展開だった事が明らかでした。
また、VARで疑問箇所がありました。ミンテの場面では無く、前半34分ロペスの決定機に間違い無く、PA内で清水DFの足が掛かり、ロペス転倒で、シュートが打てなかった場面は、PKファウルでしたが、レフリーだけで無く、VARも無かった点です。なぜでしょう?
2021年05月21日
今シーズンの過酷日程は、ほんの一瞬「中6日・通常日程」復活で、累積疲労解消週間となるも、前リーグ戦5/18・14節川崎戦の激闘試合から、連続「中3日」日程・5連戦に突入し、次試合・リーグ15節清水戦は、3試合目となり、選手の累積疲労は一気に悪化する段階となります。しかし、コンサは、これまでのルヴァン杯スタメン選手起用を変更し、主力・中軸選手ベンチ入りも回避の、徹底ターンオーバー起用で、主力選手を温存を選択、実行したものです。
対する清水は、快勝した前節・仙台戦からメンバー変更は2人にとどめた一方、ボランチにCBが本職の立田、左SBに片山起用、後半、更に、河井、鈴木の主力投入し、主力選手を投入し、結果は横浜FMに敗戦で、ルヴァン杯GSは、他チーム敗戦による、他力の2位通過となったものでした。
そんな、試合前条件での、次節対戦を展望してみます。
1.対戦相手「清水」現況
現在戦績は、
順位16位 勝点12 14試合 2勝6分6敗 得点11失点19得失差△8
と、降格寸前の降格圏争いの真っ只中で、シーズン前に、降格寸前の最悪展開シーズンとなっています。
直近戦績も、10試合公式戦は1勝5分4敗、リーグ戦では、3/21大6節柏戦勝利以来、8試合勝利無しで、ここ5試合は、0勝3分2敗で勝点「3」は、リーグ最低内容で、降格圏は真っ直ぐ進行の最悪状況が継続中。
リーグランキングは、得点16位、失点14位で、攻守共に低戦力で、改善は全チーム対象です。
しかし、シーズン前の移籍争奪戦では、
選手補強という点で見れば、今オフの主役と言っても良い清水。
監督を智将元C大阪監督・ロティーナを招聘し、選手数、選手実績やチーム貢献度で大きなプラス評価を集め、昨シーズンの不甲斐ない成績から一気に飛躍し、上位狙い、期待できる選手層が揃った。特に、チーム弱点の守護神GKは、北九州正GK永井加入、日本代表GK権田修一獲得で一気に改善。最終ラインも、大分屋台骨鈴木義宜、左右SB・WB片山、MF原獲得で、ヴァウド共に堅守。中盤サイドアタッカーMF中山克広、FWは、ポルトガル現役1部チアゴ・サンタナ、J2・18得点FWディサロ燦シルヴァーノ、ターゲットマンFW指宿洋史獲得と、チーム本気度を証明する獲得、選手構成を実現した訳でした。
しかし、シーズン開始後の展開は、第1節鹿島戦3-1勝利スタート以降、想定外の試合内容レベル、結果で、一度も浮上も無く、ひたすら転落を進むのみでした。
その原因が、今シーズン取り組んだ、監督ロティーナ、多数入れ替えとなった選手が、チームに合体・融合に、時間を要し、新戦術浸透と実践プレー実現は、甚だ困難となった点にあるものでした。
ロティーナ・サッカーは<保有選手能力主導戦力構築スタイル>で、現代サッカーの主流〜高戦術によりより高い戦力実現の「戦術主導サッカー」とは、一線を隠す、やや旧型スタイルとなります。
ミシャやポステゴグルーを代表とする<戦術主導選手構成戦力構築スタイル>が最新型サッカースタイルで、昨年清水は、元クラモフスキー監督で、超攻撃型守備のハイプレスハイライン、ポジショナルプレーサッカー戦術を展開、実践し、<戦術主導>スタイルサッカーそのものでしたが、
ロティーナサッカーのチーム構築は、<選手能力を最大化する事が、最大チーム力>達成との思想で、チーム連携のための修正はあっても、原則は、選手個々能力とセンスが基本となり、チーム構築は、
第一段階〜守備は堅守布陣縛りのみで、選手個々の自由スタイル=自己がしたいプレーを、フリーにさせ、その中で、システムやポジション変動も辞さない、スタイルで、連携追求で、補正・修正を図って行く
第ニ段階〜かなりの試合数の経験値累積で、連携・チームプレー構成となり、よりチームプレー指向はモデルチェンジを図り、チーム力をアップ
となりますが、現時点は、選手個々のプレーが主体となり、チーム連携プレーレベルは当然、低レベルとなっている状況です。
代名詞が【システムに囚われず、選手ありき、で采配を振るう。選手が力を出せるやり方を選ぶのは当然だ】で、それで、「人材」が居れば、優秀選手が居れば、一気に高チームパフォーマンス到達となるものです。
東京ヴェルディは、J2-5位と6位、C大阪は、J1-4位となるも、「人材」を産む監督で、C大阪-坂元、清武、藤田、瀬古、水沼、奥埜はその典型で、人材育成をする貴重な監督です。
フォーメーションは、選手が一番理解済みの基本型「4-4-2」、攻守バランスで、個々能力主導スタイルです。
第ニ段階では、初めて「ポジション的優位」を目指すポジショナルサッカー戦術が始まり、「自分自身で考えてプレーする」選手が、ピッチで周りを見渡し、どういう状況なのか、どうプレーすべきかが、分かる選手となる、とのチームを構築するスタイルです。
しかし、そんな優秀監督の唯一の弱点が、【選手育成前でのチーム戦績低迷】で、現況です。清水が、現状戦績に目を奪われ、将来性、優秀選手育成戦略を逸脱する事は、寂しく、大きな誤りですね。清水からも、C大阪同様、優秀選手多発を期待します。賢明なチーム経営、運営を期待するところですね。
とは言え、現状の清水は「絶好の勝利獲得チャンス大」対戦チームで、確実に仕留め、勝利獲得を実現するところです!
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
前試合・ルヴァン杯GS鹿島戦で、主力温存のターンオーバーで、明日試合には、トップチームスタメンメンバーが揃います。
前リーグ戦14節川崎戦の激闘の中、確かな手応えとして確認した[今シーズン追求戦術と試合展開スタイルの、戦術実践度=チーム力の確立・上昇]が、<当面の最大課題>となり、次戦、能力・条件が揃った選手起用で、追求徹底です。
その戦術と試合展開とは、
①オールコートプレッシング、マンマーク型ハイプレス戦術で、攻撃連動の攻撃的守備戦術
②コンサ式ミシャ戦術〜パスサッカーのビルドアップ・コンビネーション型前進と中央突破、ワイド展開は、サイドとDF裏スペース攻略で、サイド突破-クロス攻撃、DF裏からのラストパス、を併用し、加えて、コンサ式となる、ビルドアップ阻止の相手ハイプレスへの対抗策で、前節・サイドへのロングパスのポストプレーからショートカウンター展開、そのため可変システム、流動ポジショニングと、ビルドアップ進化型戦術。
③派生のセットプレー攻撃、反復サイドチェンジで相手陣揺さぶりでギャップ・スペース構築など、多彩多様パターン攻撃戦術
試合展開は、試合開始から、①戦術と②の中のミシャ戦術③戦術を実施、後半選手交代に伴い②コンサ式ミシャ戦術は戦術転換と、<試合内戦術転換スタイル>
となります。
その戦術の高い実践度実現、成功の絶対条件が、試合三原則<走る、闘う、規律を守る>で、更に、<集中徹底>、最大ポイントが<球際強度>と<切替スピード>です。
川崎戦は、戦術実践度が今シーズン最高レベル到達となり、同レベル実現で、リーグトップレベル戦力の試合を指向するものです。
試合展開は、川崎対戦は相手強大チーム力のため、前半はコンサ試合コントロールの超拮抗試合、後半一瞬のミスで先制失点以外は、同様に拮抗試合、となりましたが、
次戦清水チーム力では、攻撃的守備は低レベル、攻撃も個々選手能力が中心で、川崎対比で大きく減少です。
そのため、試合開始直後から、試合コントロールは、コンサ優勢で、実現し、先制点・追加点獲得が想定されます。
最終試合結果予想は、【 3ー0 】完勝予想です。
試合起用メンバーは、
スタメン候補では、駒井・菅はルヴァン杯GS鹿島戦出場影響考慮ですが、その他トップチームメンバーは、フルコンディションで試合起用可能です。
スタメンは、オールコートプレッシングメンバーで、
チャナティップ・ミンテ・ルーカスのコンディション次第ですが、
ミンテ・ルーカスの試運転・テスト起用で、身体のキレやパフォーマンスは、今後のフィジカルコンディション上昇の中で改善、チャナはどちらでしょう。
チャナ が可能なら、
ロペス
チャナ 小柏
ルーカス 深井 宮澤 金子
福森 ミンテ 田中駿
菅野
チャナ が未だなら
ロペス
小柏 金子
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 田中駿
菅野
サブは、戦術転換の主役〜ジェイ
ガブリエル、青木、高嶺、駒井、岡村
大谷
清水撃破を実現❣️
2021年05月20日
昨夜のルヴァン杯GS最終節・鹿島戦は、札幌ドーム始まって以来初のサッカーハイブリッド芝コートの入れ替え失敗となる機器故障が回復せず、メイン席がサポーター裏、サポーター席がメイン位置との、超異例環境で、かなり異常な雰囲気で一杯となる、在る意味「史上に残る試合」でした。
しかし、試合内容は、両チーム共に、リーグ戦で示すチーム力には程遠い内容で、「低レベルの均衡試合」にしかなりませんでした。
結論を先に上げると、
①試合起用選手クォリティは、リーグ戦スタメンレベルに、大きな差があり、当然、総合されるチーム力は、更にレベル低下
②気温湿度が最適な試合環境であっても、運動量不足、動き出しの遅さ、それらにより、強度不足、が明らかで、両チーム共、目指す戦術の必要能力・水準に到達しておらず、「戦術以前の基礎能力、その能力発揮の意識・意欲」の問題が明白化された。〜ルーカス、荒野、ミンテ、ガブリエル
③戦術理解が、適正内容に至らず、不適正理解と理解不足が随所に現れた選手が有り、選手毎の戦術理解の格差が明白化〜柳、青木、中島
④スタメン選手で、起用した選手の低意識、集中不足やミス多発は、チームコンビネーションを、途中停止・停滞させ、無得点と、相手チャンスを自ら差し出す大リスク機の主因で、大いに失望したもの〜駒井の目に余るプレーミスは、10回以上で、流石のミシャも後半交代せざるを得なかった。
両チームの試合スタッツは、
決定機数 シュート数
コンサ 前半 7回 4本
後半 3回 4本
合計10回 8本
鹿島 前半 2回 6本
後半 2度 5本
合計 4回 11本
となりました。
リーグ戦で破竹の勢いで、大進撃真っ最中の鹿島も、頼みの戦術〜ハイプレス・ハイラインの攻撃型守備が、選手の寄せや球際強度が低く、コンサのゆっくり型ビルドアップもチャージ出来ず、完全に戦術不発でした。
しかし、鹿島も、前リーグ戦から、スタメン10名ターンオーバーで、そもそも試合起用、揃えたメンバーは、スタメン落ち選手が殆どで、スタメンに到達しない原因が有る選手達で、そのままならば、当然の、想定内試合内容と結果、と言う事です。
と言う事で、試合内容やチームプレーを議題にする意味は乏しく、関心事は、個々選手能力やポイント程度ですね。
[評価選手]
・田中宏武〜4〜5回サイドドリブル突破チャレンジがあり、2度成功、1度決定機へのラストパスを成功させ、ドリブルとパスのストロング実現。体幹の当たり負けが多発し、フィジカル強化は根本課題。連携と判断の改善と、経験値積み上げで、ストロングプレーの実現数、チーム戦力アップとなります。
・菅の左CB〜ミシャシステム可変で、SBポジションは、普段のSH守備のSBプレーと同一で、通常の福森同様、ゲームメーク起点プレー、サイド突破、サイドの田中宏武と連動コンビネーションも、効果的で、起用適正は、合格。
[課題選手]
・ガブリエル〜スプリントスピード、キレが低く、想定するプレーを実現出来ない状態。フィジカルコンディションの上昇が、喫緊課題。しかし、テクニック、体幹は充分トップ水準で、ジェイ・ロペス並みのレベルで、有望選手。早くフィジカルコンディション良好への到達を願います。
・戦術理解レベル課題選手は、ドド、中島、青木、柳、岡村。
・試合意識課題選手が、駒井・荒野で、集中力〜気抜けと、走り不足。
・フィジカルコンディション課題選手が、ミンテ・ルーカス・ガブリエル。
・シュート精度課題選手が、ドド・中島・青木。
となります。
試合成果は、想定内の、スタメン候補選手の実戦テスト、サブ選手のコンディションアップトレーニング、に尽きる事となった試合でした。
2021年05月18日
リーグ戦は、大きな節目の重要試合として「現時点最大戦力」となる選手起用を準備し実戦となり、試合結果は、勝点獲得は極めて難しいとの試合予想通り、0-2敗戦となりましたが<現時点で可能な最高チーム力>を見極められ、今後の「対戦戦略上の基準」が確立出来たものでした。
使用戦術とその実践チーム力、試合内の戦術展開とそのチーム力、戦術に則った起用選手とそのチーム力、が明確となり、対戦チーム毎の戦術と選手選択をより高い成功率へ導いてくれるものとなりました。
敗戦の結果は、コンサが不足する部分、課題を明白とし、
・守備での辛抱強さ=集中力のバラツキ→集中力の安定化、そのための精神力・試合での真剣度レベルアップ〜軽い失点の排除・撲滅
口で言う程簡単ではありませんね。川崎レベルにまで改善するには、選手個々の性格・人格にまでポイントとなり、"常時"集中・瞬間プレーの実現、ボールウォッチャー絶滅を図り、トレーニングから徹底した追求でしか不能な課題です。
・シュート決定力=(小柏試合後コメントの)ラストパスとシュート精度はリーグ下位レベル→シュートポイントPA内率アップ〜ラストパス精度アップとより深い侵入、得点となるシュートプレー〜ターゲットとタイミングとプレー前準備改善
・サブ交代選手レベル=コンサ交代戦略〜川崎のスタメンと同内容・同レベル継続型、では無く、コンサは、戦術・チーム力転換戦略で、交代機をチャンスに、別戦術に転換し、試合内容変化を図り、試合主導権とコントロールをするスタイル→より特徴がとんがって、鋭く強い個別能力選手を育成、能力アップさせる。
の3点を、課題に据えたものとなりました。
そして、明日ルヴァン杯GS最終節・鹿島戦となりますが、前節にGS突破、準々決勝進出を確定させ、試合目的は、ルヴァン杯については、GS突破の勝点獲得から、準々決勝対戦1位ポジション設定程度に変化し、それ以外、多目的活用が可能試合となりました。
試合目的は、ルヴァン杯GS1位突破で準々決勝1位ポジション獲得のための鹿島撃破、は勿論ですが、
・サブ選手レベルアップ〜トップチーム戦術理解とプレーレベルは到達
・スタメン候補のコンディションアップ〜実戦トレーニングで、急速改善の機会
・隠れた才能の発掘・テスト〜トップチームで起用可能レベルの異質能力引き出し、確認
と、トライすべき項目・課題は、複数有り、当面の緊急性順位から、スタメンコンディションアップ〜サブ選手レベルアップ〜隠れた才能発掘との順列となりますね。
対戦相手鹿島は、一時の低迷は忘れられた過去で、リーグ最強のチーム力に変容し、一気にリーグ上位へ進出の大躍進真っ最中!
しかし、コンサ同様、ルヴァン杯GS突破を決定し、明日試合は、サブ選手レベルアップとスタメン候補コンディションアップに集中する試合が想定される所。
現在躍進のスタメン候補には、ベテランは少数派で、若手有望選手を抜擢し、その大活躍が、チーム絶好調の源泉です。その分、明日試合には、ベテラン勢の起用も予想され、、リーグ最強ハイプレス・ハイラインスタイルで、自慢の堅守を、攻撃的な高い位置に布陣し、相手守備陣へハイプレスを仕掛ける戦術を再現して来るものと想定され、しかし、肝心の走力・スプリント力・球際強度は、試合開始後、暫くは継続するも、その後、徐々に低減しそうで、それに伴い、チーム力は大きく変化か、想定されます。
コンサの戦術は、
スタメン候補も、サブ選手も、同一戦術の理解と実践プレーのレベルアップ目的で有り、川崎戦同一内容を選択です。
詰まり、
試合開始時戦術は、マンマークプレッシングのプレーレベル追求、
途中交代機戦術転換、コンサ式ミシャ戦術〜ポストプレー戦術、となります。
どの選手を、どこで起用するかが、焦点となります。
狙う試合展開は、鹿島のパス交換を制約、阻止し、拮抗・均衡状態の中、コンビネーションと個別能力で突破、決定機を複数構築し先制、その後、疲労でフィジカル低下の手前で、選手交代し、その機に戦術転換し、相手フィジカルダウン局面で、高さ、強さとコンビネーションのコンサ式ミシャ戦術で、追加点獲得を狙い、試合内、戦術転換型戦略で、試合展開トレーニングも図るものとなります。
想定試合結果は、【3-1】完勝 です!
メンバーは、
スタメン
ドド
中島 青木
菅 深井 荒野 金子
中村 岡村 柳
小次郎
サブ
ジェイ、ガブリエル、
駒井、田中宏、小野、西野朗、
大谷
スタメンとジェイ・駒井を除くサブには、戦術理解とコンビネーション等チームプレー力に差がありますが、有望選手も多く、起用時間は多めが良いですね。
後半早い選手交代ですね!
2021年05月17日
今節の"ベスト対戦"の観測報道が溢れた、コンサ・川崎アウェー戦は、試合開始〜後半開始直後までは、その通りの、球際強度と最速プレスを、両チーム共に競い合うリーグ随一の"拮抗・均衡・緊迫"試合を実現しました。
残念ながら、後半4分の、川崎ロブボールのクリアーミスで、家長〜三苫のラストパスを招き、先制点を食らった瞬間は、コンサ欠点[軽い失点]の再発で、試合後選手から「川崎は辛抱し耐えられたが、コンサは出来なかった」との複数コメントとなったプレーでした。その後は、強度と集中を戻し、スプリントはやや劣後する中で、拮抗試合となるも、疲労度が原因で、徐々に球際強度のチャージ回数とスピードが低下し、やや川崎ペース傾向が強まり、そこで、ジェイ・荒野を投入し「新たな展開」を目指しました。狙いは、「ジェイの高さのポストからの展開、と、荒野の運動量で2次ボール回収率アップ、マンマークにプラスワンの補助プレーで局面数的優位で局面勝ち」でした。
所が、リーグ最強空中戦支配率を誇るジェイのポストプレーを、ジェジエウ・谷口・シミッチトリオはジャンプタイミングと身体の寄せで完封してしまい、絶対的なプレー信頼度を寄せていたコンサの「狙いと予想」を封じる展開となり、ジェイはいつもと変化し、運動量と体幹強度の寄せと、パス交換に、狙いプレーを転換、コンサのコンビネーションに賭ける展開を志向しました。更に、荒野の運動量による2次ボール回収やマークサポートは、川崎の寄せの速さで、想定通りの成功は封じられました。
鬼木監督は、対戦前に「コンサの前回敗戦を挽回する勝利のための対策」を用意・準備した、とコメントで公言していましたね。
注目は、その対策ですが、
①マンマーク戦術の基本的対策は、過去、マンマーク戦術全盛を消滅させたサッカー史の中で確立した対策があり、
「マンマークチャージが到達する前に、ボール出し」=「パス交換」とする「パスサッカー戦術」です。その後、マンマーク戦術が廃れ、消滅しても、サッカーの基本戦術として現代サッカーの原点戦術です。
しかし、現代で異端的に、最復活とした「コンサ・マンマーク戦術」は、相手ボール保持選手のボール保持時間に焦点を当て、「マンマークチャージ対策」の<パス交換プレーをする前にチャージ>するため、チャージが到達する最短時間となる、【オールコートプレス】で、ボール保持となる前から、相手選手に最短距離位置で常時カバーし続け、ボール保持の瞬間にチャージし、パス交換のタイミング・時間を奪う戦術、となります。
②川崎は、基本対策のパス交換=パスサッカーを封じるコンサ型マンマーク戦術への、特別対策として、「ボール保持をしないプレー」を準備しました。即ち、「ボール保持をしないパス交換」プレーとは、<ワンタッチパス>です。しかし、試合出場選手全員が、ワンタッチパス交換でサッカーを構築するには、試合出場選手全員が、ハイテクニシャンが必要となりますが、川崎は、スタメン・サブ選手全員が、そのテクニック保有選手で、凄じいチーム能力です。
③更に、もう一つ、川崎では珍しい特別対策が、ビルドアップ途中省略の「ロング・ミドルパス」で、「オールコート」で、ビルドアップの繋ぎパス交換全てが狙われる機会となり、マンマークチャージが届き、パス交換寸断の「機会」そのものを減らす方法として、パス交換を飛ばした「ロング・ミドルレンジパス」を選択したものでした。
要するに、<ワンタッチパス交換とロング・ミドルレンジパス>が、その対策です。
しかし、コンサ・ミシャは、それも読んでいた、予測し、マンマークポジショニングと、プレスタイミングを「ボール保持の瞬間」とする、詰まり、相手選手が、パスレシーブを予測し、そのレシーブタイミングにチャージする、との対策です。
実戦では、コンサ全選手で実現出来た訳では無く、小柏、駒井、高嶺、深井、金子、菅の中盤が主力で、トップロペスと、最終ラインは、最短距離のマンマークポジショニングまでは、至らず、その分、ワンタッチパス交換を許す余地があるもの、と言うマッチアップとなりました。
結果は、後半4分の被カウンター・失点局面以外は、両チームの対策がぶつかり合い、川崎対策より、コンサ対策が勝り、コンサの想定通りの試合展開と言える内容となりました。
試合スタッツで最大のポイントが、
【川崎 パス数と同成功率】で、
川崎のパス数462本 コンサのパス数545本
シーズン平均612本 シーズン平均520本
川崎の成功率75.5% コンサの成功率80.5%
5試合平均 81.2% 5試合平均 74.9%
川崎は、パスサッカーの根幹で生命線となる、パス数と成功率は、今シーズン最低レベルまで、低減された、事は証明されたものです。
本試合は、<戦術と戦術とぶつかり合い、闘い>で、戦術勝負では、コンサが優位を取った、試合でした。
戦術強度も、リーグ随一の川崎に、優位となる戦術強度を、コンサのフルパフォーマンスを保持している事の証明であり、以降の試合で、再現にこそ、勝利とリーグ上位への道、方法が在る事が、証明された瞬間でした。
コンサ全選手とチーム関係者、サポーターへ、敗戦の中、確かな手応えとこれからの覚悟と決意の瞬間となった分岐点試合でした。
試合速報スタッツは、川崎と互角・拮抗し、唯一サブ交代選手層の差がある、との指摘もあるが、川崎は同スタイル継続、対して、コンサはスタイル激変戦略で、試合での活用法次第で、劣後では無く優位となる、優れた選手層であり、
試合全体、互角・拮抗の緊迫試合で、シュート精度の差だけで、勝敗が決まった事を証明するデータ値が並びます。①~飲水T、②飲水T〜HT、③HT〜飲水T、④飲水T〜TU。
コンサ 川崎
① ② ③ ④ ① ② ③ ④
支配率 52~53~51~53 48~47~49~47%
決定機 9 3(12) 6 6(12)回
シュート数 2~ 4~ 2~ 2 3~ 2~ 3~ 5本
枠内数 1~ 0~ 1~ 0 0~ 0~ 1~ 2本
得点 0~ 0~ 0~ 0 0~ 0~ 1~ 1点
パス数156-115-192-182 164-109-98-86本
成功率 79~ 81~ 81~80.5 80~79~78~75.8%
走行距 30~ 25~ 23~ 23 29~25~26~33km
スプリント 52~ 43~ 29~ 51 53~40~38~54回
✳︎前半は、決定機機会コンサ優勢でら後半は川崎優勢に転換。
✳︎シュート精度となる、枠内数の僅差が、勝敗を左右し、川崎勝利の数値
✳︎パス交換と成功率は、コンサがコントロールし、コンサ優位と、コンサボール奪取てわ、決定機数値に繋がった数値。
✳︎走行距離は、互角も、後半スプリントで、コンサ劣後が、川崎の優勢の原因を証明。
拮抗するチーム力の中、両チーム、特にコンサのシュート精度とスプリント持続の課題を確認するデータ値でした。
2021年05月13日
皆様、次戦川崎戦への準備は、万全ですか?
チームは、11連戦の過酷日程での「溜まり溜まった累積疲労」の回復、コンディション正常化を最優先に、主に、故障やコンディション不調を脱却・回復選手の「チーム合流・試合起用レベル到達」を目的に進行し、既に、相当数のリカバリー、チーム戦力上乗せ選手が実現しています。
しかし、対戦相手は、未だリーグ戦敗戦無しで、「川崎から初勝利獲得」「初黒星」を付けるチームはどこか⁈ が、益々注目ポイントとなっている対戦ですね。
コンサは、11連戦の過酷日程でも、スタート2試合・2連勝で順調、しかし、3〜6試合目の4試合・0勝1分け3敗で、複数失点が重なり不調、7〜11試合目の5試合回復し、3勝2分0敗で、負け無しで回復、通算5勝3分4敗は、勝点獲得率70%で、そこそこの戦績となりましたが、下位チームで敗戦多発なリーグ傾向からは、順位アップチームが多発し、比較すると、順位低下で、降格圏争いにも近づき、相当、評判低下や不安感発生、ひいては、選手の自信バラつきにもなりました。
一方、対戦相手・川崎は、益々試合内容・チームパフォーマンスを上昇させ、まさに絶好調、の状態です。
そんな次戦対戦を、点検・確認してみましょう。
1.対戦相手「川崎」現況
昨年、圧倒的な戦績を上げた川崎は、今シーズン、更に戦力・選手層を上昇させ、更に圧倒する戦績です。
順位1位 勝点42 16試合 13勝3分0敗 得点41失点12得失差29
凄まじい戦績!最早、Jリーグには、止められるチームは居なくなったのか⁉︎
スピードと剛さと経験の最終ラインとGK、ボール奪取力の中盤、更に、最前線でどのチームよりも強力なハイプレス、によるリーグ3位タイ失点数の守備力、パスサッカーのトップチームとして、最高パス能力を軸に、スピードと剛さと創造性溢れる、中盤から最前線の攻撃力は、リーグ断トツ・1位で、2位チーム25得点と、16得点差を付け、完全に別次元、別ランクの凄まじさで、対戦するどのチームも、対抗守備に失敗するものです。
基本フォーメーションは、2020シーズンより導入の【4-1-2-3】で、以前の[4-2-3-1]から、
攻撃バランス<+1枚>とし、
最前線は最強守備と得点力の3枚+インサイドハーフに得点力とゲームメーク力更にボール奪取力の2枚のWトップ下、
また、
最終ライン前にアンカー設置に見えるも、「偽SB戦術」で、SBがアンカーと横並びで、トリプルボランチで、最終DF前のスペース管理とボール奪取、ビルドアップの繋ぎと攻守にポイントとなり、実質は【2-3-2-3】との超攻撃バランス。
得点力が急増加の根幹要因となっています。
本来、チームの最低レベル条件となり、伝統の「パス能力」は、<どんな狭い局面でも、どんなに厳しいタイミングでも、ミスを完全排除し、成功させる>との内容で、過去監督の<風間イズム>が、チーム思想として完全同化され、かなり以前より、「チーム加入の最低条件の一つ」として当たり前となり、川崎の現戦術・戦力、選手能力の根幹となっている訳です。〜凄いレベルの内容、項目です!〜
そのレベル・内容まで、追求したチームが無いのなら、同じ土俵で打破する事は、根本的に困難は、当たり前!と言う事ですね。
<サッカー観や思想の話にまで広がなければ、本当の所には辿り着かない>と、何とも、深く、高尚な対戦!と言う事なんですね。
そんなこんなで、現在の川崎を打破が可能なチームは、
別土俵=異なるスタイルチームの方が、可能性が上がる、となります。
別土俵=異なるスタイルチームとなると、
①ひたすら、強力守備で、無失点を追求するスタイル
②ひたすら、攻撃・得点追求で、<撃ち合い勝ち>スタイル
のどちらかとなります。
これ以外の
③ミニ川崎スタイルの様な、攻守バランス型チームは、川崎は困難と言う事です。
そんな、
②攻撃・得点追求スタイルチームが、横浜FM、そして、コンサとなり、
川崎得点以上の得点獲得で、勝利を目指すチームです。
次戦の試合戦略・試合スタイルは、コンサが追求する「相手以上の得点獲得勝ち」であり、注目ポイントです。
川崎の選手層は、リーグ随一の質と数の両方を誇り、サブ選手が、そのままレベル低下の無いスタメン同レベル・能力で、コロナ禍特例「5枚交代枠制」を最大に活用し、戦績上昇に直結させているチームです。詰まり、交代すればする程戦力低下のパターンは全く無く、寧ろ、戦力アップや戦術やプレーオプションを増やす事となっているものです。 〜スタメンの試合内疲労で、パフォーマンスダウン、交代で戦力ダウンを狙う事は、不能です。
しかし、昨夜の川崎〜仙台ホーム等々力戦は、その構図が変化し、リーグ17位で苦しむ仙台に、2得点を許し、獲得得点も2得点止まりの、想定外の<引き分け>結果で、
その原因は、ACL対戦日程の時期を空けるため、過酷日程継続により、スタメンだけで無く、サブ層まで、累積疲労が浸透して、想定した戦術・プレー・戦力で、大きくダウンとなり、パスミス多発、攻守切り替えの遅さ、先制点獲得後の攻撃意識低下、と川崎には考え難い、あり得ない状況となり、川崎らしかったのは、試合開始から、3分小林先制点獲得の5分間だけで、前半途中から後半全体は、川崎の想定内容から、大きな差異となった訳でした。
試合後、鬼木コメント「自分らしいサッカーが出来たのは、先制点時間までで、甘さから、丁寧さ、迫力を与え続ける所が不足した。<しっかり引き締めて>次戦準備をする、との事でした。
実際、試合データからは、完全に、<川崎の走り負け>が明らかで、走行距離が川崎109km〜仙台116kmで<△7km差>で、元々、川崎はパスサッカーの効果で、<人が走るのでは無く、ボールが走る>スタイルのため、走行距離は、対戦相手チームより低数値となり勝ちでしたが、ハイプレスや球際の強度強化のため、寄せるスプリントも走力をアップしたのが、現行スタイルです。その肝心な走力低下は、強度低下と、ポジショニング遅れとズレを産んでしまった事となったもの。
過酷日程による、想定外のパフォーマンスダウンで、
5/4〜<中3日>〜5/8〜<中3日>〜5/12〜<中3日>〜5/16次戦コンサ戦 で、コンディションダウン状況の改善は未だ困難でしょう。
走行距離数値推移は、
112km 〜 104km 〜 109km と走行距離低下状態が連続、継続しています。
<走り勝ち><球際強度勝ち><攻撃反復勝ち>が、次戦重要なポイントです!
オールコートプレス、マンマークハイプレス、コンサ式ミシャ戦術は、良く効きます!
2.コンサ 対戦戦術、試合展開、メンバー想定
次戦川崎アウェー戦は、コロナ感染防止措置地域の[アウェー席設定無し]で、コンササポーターがコンサスタイルで入場は原則出来ず、一般客の姿でのゲリラ観戦しか有りません。昨夜仙台戦でも、その姿は全く無く、アウェーサポーターゼロ開催でした。
事前に、選手は理解・認識の筈ですが、未だ現地サポーターを想定の選手も居る様ですが、完全アウェーの試合となり、選手達は<孤立無援>ですが、遠く離れても、大量のサポーターがしっかり応援している事を良く周知しておいて欲しいですね。
そんな次戦川崎戦で、最強川崎に"初撃破・黒星を付ける"試合を想定しましょう。
最強川崎も、現在、コンディションは最低レベルまで低下し、ゲーム中の集中と勝利意欲の精神論の強化はされるでしょうが、3連続「中3日」日程で、スタメン・サブ共に、コンディション低下し、パフォーマンス低下状態は、重なり続けた累積疲労が原因で、短日数で、到底リカバーは不可能で、気持ちは改善されても、身体は着いて来ず、スピード、回数、キレは、最強時点からかなりダウン必至です。
当日の天気予報は、曇り・25℃・降水確率70%で、好天の直射光で真夏日の、前湘南戦の様な過酷試合環境では有りません。
両チームのコンディション勝負で、コンサ優位は充分可能な試合環境で、走り勝ち、球際強度勝ち、攻撃回数勝ちは可能となります。
川崎のパフォーマンスが低下想定とは言え、それは強烈、リーグトップ水準は間違いなく、川崎を撃破出来る戦術は、極々限定され、
①オールコートプレッシングをフルパフォーマンスし、川崎パス交換そのものを徹底的に阻止する、オールコートプレッシング戦術、
②川崎ビルドアップをスタート段階で阻止する、マンマークハイプレス戦術
③判断とパススピードを最速とするワンタッチパス、コンビネーションパスで、突破する、ミシャ戦術を駆使し中央突破と、ワイドなサイドとDF裏のスペース突破からクロス、反復サイドチェンジ、派生セットプレー展開を図ります。
守備=ボール奪取での決定的なポイントは、球際強度に尽きます。より速く、強く、川崎の選手がボール保持の瞬間を狙い、判断やプレーする時間を奪う事がポイントで、そのために、オールコートマンマークで、川崎全選手を、即時チャージとなる至近距離で常時コントロール下に置く事がポイントとなる訳です。
更に、マンマーク戦術の効果である、パス交換のターゲット潰しが、川崎の根幹であるパスサッカーを封じます。
川崎撃破の、最有力戦術・チームとされる理由ですね。
そのためには、試合開始直後からの試合展開と可能とする選手選択が最重要ポイントとなります。
試合展開は、開始直後のオールコートプレッシング、フルパフォーマンスが絶対で、開始直後、川崎のパス交換停止・阻害を徹底し、パス交換数と成功率を引き下げ、その代償となるボール奪取、そこからの攻撃展開で、コンサ攻勢、ボール奪取からショートカウンターを連発し続ける、展開を目指します。当然、決定機は複数回獲得し、その中で、沈着冷静の高精度シュートで、先制点獲得し、試合コントロールの先行を実現します。先制点獲得が大きな転機となり、少しでも、オールコートプレッシングを緩め、球際強度を落とせば、直ちに、同点、逆転必至です。そのため、先制点獲得しても、決して少しの緩和も許されず、更に勢いに乗って、より球際強度、プレッシング強度を上げ、ボール奪取をし続ける事が第二ポイントで、そこで追加点獲得を実現し続ける事が絶対方針です。
選手は、フルプレーで、疲労からコンディションダウンし掛かると、パフォーマンスダウンを考え勝ちですが、そこが転落の隙間、瞬間で、フルパフォーマンスを継続し続け、疲労一杯に達したら、どんどん交代する、との戦略、方針が絶対です。
ピッチ内で、たった一人の選手がパフォーマンス低下させるだけで、即座連鎖で、チームパフォーマンス崩壊となる事を肝に命じる所です。
フルパフォーマンスにより、当然、試合途中フィジカル低下となり、後半、5枚枠一杯交代起用となりますが、終盤には、オールコートマンマークは困難選手起用が、戦術転換タイミングとなり、コンサ式ミシャ戦術に戻り、均衡の中、終盤時間帯を展開させるもの、です。
時間帯では、
試合開始〜10分 コンサ、オールコートプレッシング、マンマークハイプレス、
ミシャ戦術で、コンサ攻勢。
〜25分 コンサ攻勢の中、先制点獲得
〜45分 追加点獲得し、「2-0」前半
後半開始〜 オールコートプレッシング、マンマークハイプレスを展開
55分 選手交代で、活性化
65分 選手交代で、戦術変更
〜 【 2-0 】の完勝 の想定
2021年05月10日
絶対に欲しかった勝点3をギリギリで掴み、更に、週2試合連続の11連戦終了し「中5日」日程に戻った事で、一瞬、安堵のため息となりましたね。
先ず後先ですが、ここまでの11連戦は、3/27から約1ヶ月半に亘る長期間、週2試合=「中3や2日」開催が連続し、選手コンディションは、必要リカバリー時間を取れず、疲労回復が果たせない中、コンディション低下の試合出場は、結果として、パフォーマンス低下を招き、一方で、サブ選手によるチームオール体制で、選手層を問われ、チーム力そのものが露呈された展開となりました。5勝3分3敗の戦績は、決してひかんするものではありませんが、ルヴァン杯GS2勝1分1敗で、無事GS突破は成功となるも、リーグ戦3勝2分2敗て、リーグ戦順位は低下し、降格圏寸前15位は混乱・混迷を招く事態となりました。
その過酷な日程展開では、さすがに戦術強度を誇るコンサも、戦術実践度・実現度を低下させ、チームパフォーマンスの戦力低下となり、攻撃最優先・多数得点スタイルの弱体化で、戦績低迷原因となりました。詰まり「失点以上に得点獲得勝ち」スタイルの生命線となる「複数得点獲得力」の低下が、試合結果を左右し、戦績低迷となったもの、でした。
更に、戦術上「走る、闘う」走力は、選手ポジション・プレー役割で差が大きく、特定選手の累積疲労は、極大化し、コンディションリカバリーし切れず試合起用が連続し、起用困難や軽度故障の多発となり、チーム全体選手層を常時薄くし続けています。
この11連戦期間、3〜最多8選手まで増減し、現時点でも、ルーカス・ミンテの主力選手が離脱したままです。又、リカバー選手も、キレ・スピードが戻らない選手も多く、金子・小柏・菅、高嶺・荒野と、サイドハーフ・シャドー・ボランチポジション選手は、100%へは達していません。
それでも、サブ選手も含め、頑張れる選手中心に、戦術実践度・実現度を追求して来ましたが、遺憾せん、チームパフォーマンスはダウンしたままで苦しみ、ミシャの昨日試合後コメントの通り「若い選手が自信を落としていた」状況にまで、低迷したものでした。
そして、この状態も、昨日の11連戦終了を勝利で飾り、打ち止めとなったものです。
ここでの「勝利」は、順位下降で、自信低下へのカンフル剤となり、戦術信頼度を上げる、大きな効果となりました。
<試合内容よりは試合結果>との理由です。
試合内容は、
前半は、ミシャ同コメント「ハワイのワイキキ海岸にバカンスに来たなら」との、勝利後の軽口の通り、気温28℃、ピッチは30℃以上の試合環境で、複数コンサ選手は、試合開始後5分で、呼吸もバランスを欠き、思考力も低下する状態と想定され、恐らくは「試合判断や内容記憶も乏しい、ボォーとした状態」に陥り、パス交換、マーキング、フリーランニングが低下、で、徳島に自由自在サッカーを許す展開となり、徳島の決定力不足に救われ最少失点で止まった、徳島の完全支配内容でした。
ミシャ同コメント「ハーフタイムに、激しく指示」で、やっと選手は、試合環境に慣れ始めると共に、監督からの叱咤激励で覚醒し、
前半散々に攻められたコンサビルドアップへのハイプレスに対抗の、「コンサ式」ミシャ戦術の所以となる「コンサ式」部分〜最前線に高さ優位のターゲットを置き、そのポストへのロングパスからのショートカウンター展開の必須選手、ジェイを途中起用し、ジェイ・ロペスのWポストターゲット、圧倒的成功率のジェイポストから、ロペス展開を狙い、見事に嵌り、後半は、拮抗〜コンサコントロールより、の展開の中、
福森~ジェイ~ロペスの決定力トリオを軸に、一気に逆転まで持ち込んだもの、でした。
現時点のコンサ戦力では、確かに「オールコートマンマーク」は、真夏環境下では、機能させ難い、とのポイントが明らかとなり、
①より万全な高いコンディションとパフォーマンス力実現、
②夏場の過酷環境では、時間限定や局面限定、更に、選択しない、の使い分け、
のどちらか、或いは、その合体型となりそうです。
あくまでも、主体・基幹戦術は「コンサ式ミシャ戦術」で、「コンサ式」のため、「高成功率のポスト選手」のジェイ頼みから、複数選手化は大きな課題となっています。
昨日試合で、あらためて、明白とされたポイントです。
次戦は、リーグ戦14節川崎アウェー戦で、今シーズン負け無しの絶好調川崎に<初黒星を付けられるか>がリーグの焦点・注目ですが、コンサには、現在低下の戦力では弱気な見通し・予想が先に立ってしまいますが、弱気を吹き飛ばし、肝心の選手コンディション改善で、有望選手コンディション・パフォーマンス復活となれば、川崎を苦しめる強烈戦術を構築可能となります。「中5日」に期待する所です。
昨日試合に戻りますが、徳島は、ビルドアップ型パスサッカー・ポジショナルプレースタイルを封印し、ハイプレス・ハイラインのコンパクト陣は残し、自陣からのビルドアップから、空中戦は決して高くない前線ターゲットを狙うロングボールに変更しました。コンサのマンマークハイプレス対策ですが、前半、マンマークは上記の通り作動せず、それでもロングボール"放り込み"のJ2・3戦術で、ロストボールを狙う戦術が嵌り、コンサハイプレスが徳島ディフェンスラインに届かず、センターラインまで下がる守備型戦術を余儀なくされ、「コンサ式」で打開も、ロペスのポスト能力では、ジェイの様な圧倒的成功数とならず、運動量も上がらず、タイトチャージの球際強度も下がり、一方的に徳島攻勢を耐えるだけとなったもの。
後半は、生命線である走力と球際強度を上げた早い寄せで守備強化し、更に、ジェイ途中起用で、「コンサ式」が復活し、ロングボールのポストプレーからのショートカウンターも複数成功となり、それで同点弾。攻撃的な守備によるボール奪取から、逆転弾に繋がったもので、コンサ攻撃力が大幅に改善となったものでした。
しかし、特定選手のミス判断・ミスプレー、今シーズン最低のパス精度・成功率は、後半途中まで改善せず、ジェイ投入を契機に、ギリギリ逆転まで到達した試合内容は、課題だらけで、枠内シュート僅か2本で、2得点は、ラッキーな勝利そのものですが、フィジカルコンディションし改善で大きく改善が見込めるもので、次戦からは、レベル・パフォーマンス復活となる事でしょう。
最後に、試合スタッツ(速報値)です。
コンサ 徳島
① ~② ~③ ~④ ①~②~③-④
支配率 41~41~39~39 59~59~61~61
走行距離 27~20~25~34 27~29~24~34
スプリント 43~36~38~52 47~48~39~46
シュート数 1~ 1~ 4~ 2 1~ 8~ 3~ 2
枠内数 0~ 0~ 1~ 1 0~ 1~ 1~ 0
得点 0~ 0~ 1~ 1 0~ 1~ 0~ 0
パス成功率 72~70~69~65 78~75~77~75
✳︎支配率は、後半益々低下し、徳島がボール保持・コントロールでした。
✳︎走力は後半④時間帯以外の時間は<徳島が走り勝ち>で、コンサの走り負けは、決定的です。
✳︎シュート数から、コンサは前半チャンス皆無、後半は拮抗を示しています。
✳︎パス成功率は、試合経過の程、低下し続け、走力負けにより、パスレシーバーのポジションズレが主因で、ボールロストで、ボール支配率は極度の低下となった。
この様に、ジェイ投入までコンサに勝利の目は無く、ギリギリでの逆転劇となった事を証明しているものです。
ここ当面、選手のコンディション改善が、全ての源で、戦術強度を取り戻して、リーグ最強・川崎戦と致しましょう。
2021年05月08日
13節徳島戦を明日に迎え、諸々データがリリースされますね。
その中の、次戦対戦チーム比較から。
徳島 vs コンサ
順位 試合平均 試合平均 順位
攻撃回数
(16位) 113.7 vs 120.4 (11位)
シュート
(12位) 10.3 vs 16.6 (1位)
チャンス構築率
(10位) 9.1% vs 13.8% (1位)
ゴール
(14位) 0.8 vs 1.5 (3位)
成功率
(17位) 7.5% vs 9.3% (11位)
被攻撃回数
(4位) 113.7 vs 124.0 (15位)
被シュート
(8位) 11.4 vs 11.6 (10位)
被チャンス構築率
(11位) 10.0%vs 9.4% (10位)
被ゴール
(14位) 1.4 vs 1.5 (16位)
被成功率
(15位) 12.2%vs 13.3% (17位)
このデータから、コンサの現在問題点が明白ですね。
高順位=現在順調、低順位=現在不調となり、現状が一目で分かります。
高順位は、
シュート、チャンス構築率、ゴール数〜「決定機構築力と得点力」
低守備が、
攻撃回数、シュート成功率〜<攻撃への切り替え数、シュート精度>
被攻撃回数、被シュート数、被チャンス構築率、被ゴール数、被成功率〜<守備全項目>
決定機構築力の現状ストロングポイント、
シュート精度、攻撃への切り替え力、守備全項目が問題点が、あらためて明白となっています。
特に、
「守備全項目」改善の<失点減少>が、
現在低迷順位・戦績への最大改善点とされますが、
コンサの戦略・戦術に適合する対策は【マンマークプレッシング強度アップ】〜特に【マンマークハイプレス強度アップ】となります。
間違えても、<消極的、守備バランス選択>ではありません。
正解は【プレッシング強度】の問題で、具体的には、【前線選手によるプレッシング低下】こそが、低迷の原因だった、と言う事です。
詰まり、「得点力不足」が低迷原因として、<戦術に反する選手起用=ジェイ起用で、マンマークが外れ、相手ビルドアップを許す局面を急増させた>内容です。
「得点力はチームトップ」との評価が、その動機付けとなりますが、本当にそうでしょうか?!
確かに「空中戦は、圧倒的な支配率・勝率」ですし、ゲームメーク途中の繋ぎやポストプレーの上手さは、確かに、チームトップです。しかし、足の決定力は、大きく低下し、チーム内でも、低いランキングです。更に、スピードと走力不足で、スペース攻略の飛び出し、マーキングのための走力が皆無で、「高さ局面要員」がその選手特徴ですね。 ジェイの最適な役回りは<試合途中の切り札起用>として「後半終盤での、パワープレー、自陣空中戦対策とカウンターターゲット」との起用定着とし、
スタメン・試合開始からは、コンサ戦術に適合する「走る、闘う、規律を守る」選手起用で、戦術強度を全面に展開、との試合内容が、最適な対策となるものです。
ゼロトップも含め、高いマンマークプレッシング可能選手起用です。
「プレッシング強度上げ下げ」の「妥協=強度弱体化」となる<戦術低下の試合展開とメンバー選択を排除>により改善を図るものです。
対戦比較データから、あらためて確認すべき内容でした。
2021年05月06日
次戦リーグ戦13節徳島戦の試合価値はどうでしょう?
現在、降格圏に勝点「4」差の14位ですが、これは、試合数の少ないチームが降格圏となっていて、修正された内容は、異なるものとなります。
修正は、
横浜FM、鹿島、に加え 減少試合実施により
現在 →修正〜勝点3とすると
14位 コンサ勝点12試合数△1→勝点15〜 修正順位12位
15位 湘南 12試合数±0→勝点12〜 修正順位16位
16位 清水 11試合数±0→勝点11〜 修正順位17位
17位 大分 勝点 8試合数△1→勝点11〜 修正順位18位
18位 G大阪 8試合数△4→勝点20〜 修正順位 8位
19位 仙台 6試合数△1→勝点 9〜 修正順位19位
と減少試合は、最大勝点となる「全て勝利・勝点3」換算で修正すると、
コンサは、減少試合・G大阪戦で勝利すれば「12位」換算となり、逆に敗戦すれば、「15位」へ転落となるものです。
何にしても、次戦、ここでの勝利・勝点3獲得は「重大・重要」となり、その後の上位陣対戦で「試合内容は互角も、試合結果は連敗」の現状戦力からは、勝点積み上げ低迷が予想され、リーグランキング転落の唯一・辛うじて「歯止め」となる試合です。
と言うのも、当面対戦戦績予想は、リーグ戦現在順位から推測すると、
獲得想定勝点
5/ 9 13節徳島 勝利・3
5/16 14節川崎 引分・1
5/19 YBCGS6節鹿島
5/22 15節清水 勝利・3
5/26 16節鳥栖 引分・1
5/29 17節柏 引分・1 で、通算勝点9獲得が目標です。
詰まり、徳島と清水に、勝利・勝点3獲得を絞り、川崎・鳥栖・柏戦は、引き分け上等の均衡試合の結果想定しか成り立ちませんね。
この様に、次戦で<勝利を確実に掴み、試合内容よりは試合結果優先>の試合となります。
そんな対戦想定です。
1.対戦相手「徳島」現況
先ず、現在戦績は、
順位12 勝点14 試合数12 4勝2分7敗 得点12失点18得失差△6
前シーズン、J2で、リーグ2位得点力、リーグ2位失点守備力と、攻守に穴が無く、終盤長崎と昇格争奪を抜け出した今シーズン、
「4チーム降格」とのリーグレギュレーションから、降格圏候補の戦前予想を大きく覆した戦績ですが、
ここに来て、「ここ5試合で、1勝4敗・3連敗中」と、状況暗転し、
「得点3・失点10」と守備崩壊・攻撃低迷状態となりました。
その原因は、コロナ禍影響で「新監督不在」のため、「前年スタイル~ビルドアップ型・パスサッカー・ポジショナル戦術+球際強度で最前線よりハイプレスの攻撃型守備」を殆ど踏襲しシーズン開始し、「ハイプレス・球際強度・スピード」が効果発揮し、「堅守・華麗パスサッカー」発揮し、好スタートとなりましたが、新監督チーム合流で「新スタイル~縦により速い展開」で修正過程となり一旦パフォーマンス低下、更に、相手チームの対戦分析が徹底し「鍵となるビルドアツプ阻止」狙うハイ・プレッシングにより、ビルドアップの安定感が大きく低下し、決定的失点機会倍増し、失点倍増となったもの。
キー選手は「特にMF岩尾」で、攻守の要・起点・中軸でが、他にも、若手成長株選手目白押しで「ハイフィジカル・図抜けた運動量・走力」を軸に、チームプレー中心に、展開します。ここから「岩尾を抑えた」ら攻守の機能は大きく低減、という事で、<狙い目・マンマークターゲット>です。
2.コンサ 勝利必達のための 戦術・試合展開・メンバー予想
前書きの通り、ここ暫くの対戦中「勝利確率が最も高い・勝利必達」試合ですね。
試合戦術は、
ここ最近のチーム不調時には「マンマークプレスを外す最前線」「スピードと頻度を緩めた中盤」「凡ミスプレーが抜けないDF陣」と、
「戦術強度(より強く・激しい)」を誇るコンサ戦術を相当低下・弛緩させたもの、となっていましたが、故障・離脱選手のチームリターン・合流が始まり、「全体フィジカルコンディション改善」・「ポジション競争復活・激化」となり、選手への「激」が入った状況に変化し、ストロングポイント「戦術強度」復活となり始めています。
次戦では、
➀「オールコートプレッシング」復活~起用すると戦術困難となる「ジェイ」先発は回避し、途中交代・<切り札>起用に戻す。
➁「マンマーク型ハイプレス戦術」の攻撃型・攻撃連動守備~最前線でボール奪取からのショートカウンター発動
➂「コンサ式ミシャ戦術」~「ビルドアップ阻止のためのハイプレス」対抗で、前線ポスト・サイドへロングパス~ショートカウンター発動の「コンサ式」を加えた、「ビルドアップ・コンビネーションの中央突破」「ワイドな前線DF裏・サイドスペースを突く、サイドクロス・ラストパス・カツトイン」「反復サイドチェンジで、徳島守備陣を揺さぶり、スペース・ギャップを作り出し、突破を図る」「ドリブル・縦パスのスピード・意表を突く相違力の個の能力突破」「派生セットプレー」 の3戦術を試合開始直後から、フルパフォーマンスし、試合展開・流れを支配・掴み、コンサ「攻勢」時間帯を拡大し、多数回攻撃・多数回決定機・多数シュートにより「複数得点獲得」を目指し、試合完全支配との戦術を狙います。
試合展開想定は、上記の通り、
試合開始~ 開始直後より「オールコートプレッシング」
「ハイプレス」からのショートカウンターで攻撃開始。
コンサ「攻勢」を継続し、
多数回決定機構築と多数シュートで「複数得点獲得」
前半目標; 2-0
後半開始~ 開始直後、両チーム均衡の中、コンサ「攻勢」構築
追加点獲得を狙い続け
~65 選手交代 ジェイ投入「コンサ式ミシャスタイル」へ変更
ガブリエル・田中宏武投入も
最終結果; 3-0 完勝 以上を想定。
メンバ予想
前ルヴァン杯➄節鳥栖戦から「中3日」、リーグ戦12節湘南戦から「中6日」で、ルヴァン杯出場メンバーは「リカバリー状態」次第、それ以外は「コンディション良好」との状況。
ここから、
<スタメン>
ロペス
チャナ 駒井
小柏 深井 宮澤 金子
福森 ミンテ 田中駿
菅野
<サブ・ベンチ入り>
ジェイ ・・ロペスと交代
ガブリエル・・深井と交代(駒井ポジへ・駒井⇒ボランチ)
青木
田中宏武 ・・小柏と交代
ルーカス ・・金子と交代
岡村
大谷
コンディション次第で、スタメンは大きく変化しそうです。
コンディションが良ければ、徳島を圧倒するメンバーですね。
2021年05月05日
試合内容も、試合結果も、ミシャの想定範囲内となった試合でしたね。
この選手起用では、
中盤の押し上げが乏しく、前線トップのボール保持・収まり・攻撃力低下で、決定機減少、決定率低下もあり、ギリギリ2得点獲得、
一方、鳥栖の、攻撃型守備が低下しショートカウンターは皆無、積極的・攻撃的姿勢も減少し、少ない攻撃回数、で失点機会は縮小、
この内容の結果、試合は、2-1、又は、1-0の勝利が濃厚となるもの、
と、事前想定だったでしょう。
実戦は、全くその通りで、勝利獲得し、ルヴァン杯GS突破の結果を掴んだ事が、全てで、試合内容は、トップチームパフォーマンスとは、大きな乖離が有る事を現実化されてしまった事が重く、大きいです。
本日試合は、チームプレーによる勝利では無く、個人プレー・能力によるもので、コンビネーション、連携、カバーやサポート、はバラバラで、とても縮減してしまった内容で、チームとしてのパフォーマンスは、壊滅試合でした。
決定機になりそうな回数は、前半7回、後半7回の計14回、鳥栖は、想定通り、僅か4回でしたが、シュートになったのは、コンサ6本しか無く、鳥栖はその全てのシュート4本のプレーとなりました。詰まり、ラストパスだけで無く、その手前パスから大幅低減で、チームプレー全体が低調だった事を示しています。
しかし、個別成果としては、
①小柏の起点役割を果たすプレー〜高い集中力で、両チーム中最速プレー判断とプレー開始スピード、速さと剛さ、周りの味方選手の動きを引き出すプレーは、影のMVPでした。
②青木のハイテク・シュートを見せた。
③高嶺、宮澤、深井、田中駿太のハイパフォーマンス。柳の攻撃力。
位しか有りませんでしたね。
問題は、
④前線の動きの乏しさ・少なさで、パスターゲットにさえ出来ませんでした。
⑤中盤の関わりの乏しさ・少なさこそが、前線の攻撃サポート、崩しやギャップ失敗、守備陣と前線の繋ぎを低下させた張本人で、深井では無く「荒野の運動量不足、アタックや動き不足の消極的なウォッチャー姿勢」がコンサのチーム連動を阻害する主因でした。
⑥攻守共に、攻撃的姿勢・スタイルの低減選手により、チーム全体に連動、派生し、チームのコンビネーションと連携・連動を奪うプレーでした。
試合直後のミシャコメントは、何故か、弱々しく、声も小さく、満足度が低い様子でした。矢張り<試合内容の良し悪し>が試合評価とのミシャスの評価基準からは、納得出来ない、面白く無い試合、との評価なんですね。
次戦、リーグ戦はここから「中3日」ですが、準備をしっかり積み、リーグ戦連勝を図ります!
2021年05月05日
ルヴァン杯GS⑤節は、ルヴァン杯GS突破を賭けた重要試合ですが、
コンサに取り、転機となる試合です。
それは、新戦力の2選手チーム合流によるもので、
フレッシュ・快速ウィング田中宏武
爆発的インパクトと威力満点ガブリエル。
現状コンディションは、
田中宏武は、大学リーグ戦試合実戦から「中2日」で、疲労回復中。
ガブリエルは、本人70%、ミシャ試合から長期間経ち、試合「勘」50%、フィジカル60%な状況把握と、低コンディション、と問題点が有りますが、
そんな状態でも、実戦で有力パフォーマンスとなります。
どちらも、実戦勘のためには、それこそ実戦数が最大・最高な改善策で、
「試合に出れば出る程、使えば使う程、動きとコンビネーションが上がり、叩き出されるプレー、その威力が上昇」と言う事です。
ルヴァン杯GS試合は、若手やサブ選手が、チーム融合・一体化の主力選手化に、絶好の機会で、今日⑤節鳥栖戦も、貴重な起用機会となるのは、間違い有りません。
田中宏武とガブリエル起用は、間違い無く、実施されますね。
そして、上記の通り、その威力が特筆となる事を予言します!
左サイドウィングハーフに、田中宏武
CFに、ガブリエルが、後半15分(60分)辺りで、途中交代。
左サイドで、
アクティブに、激しく、何度も、仕掛け、クロス・折り返し、更にカットインで、突破と決定機作り、
一方、鳥栖ゴール前で、長い手足、驚異的なフィジカルで、アバウトボールも含め、決定機とし、合わせて、最大の特徴点〜圧倒的な決定力で、初出場・初得点獲得となるでしょう。
コンディションから、フル起用は未だまだ先でしょうが、当面、後半途中から交代出場、の「切り札起用」は、コンサに、後半途中の最有力手段・パターンをもたらす事となるものです。
今後の、コンサに、絶大な切り札カードを齎す転機試合となる事でしょう。
乞うご期待、ですね!
2021年05月04日
今シーズン当面、残された唯一目標<カップ戦チャンピオン>への最短距離は、ルヴァン杯GS突破に掛かりました。
実際、GS2位通過には、3位福岡との勝点「3」差を、次戦GS⑤節終了後に超過すれば確定です。そのため、福岡が次戦「鹿島戦」で敗戦ならばあと勝点
「1」加算のコンサ<引き分け>で、福岡が鹿島を撃破で勝利ならば、勝点「3」加算で、最終戦で、コンサ引き分け以上により確定です。
と言う事で、コンサは<勝利>獲得が試合目標となります。
しかし、鳥栖対戦は、前回のシーズン当初とは大きく状況変化し、鳥栖は今や飛ぶ鳥を落とす勢いのリーグ「3位」チームです。リーグ最少失点の強力守備を中軸に、リーグ3位得点の攻撃と、攻守共にリーグトップレベルの試合内容を実現するとの快挙を果たしているもの、です。
しかし、ターンオーバー制で、Bチーム起用を徹底し、その結果、Aチームとは乖離し、大量失点の完敗の中、GS突破は最早困難で、次戦は、若手やサブ選手のテスト起用が継続です。
このため、対戦戦力は、リーグのトップレベル選手は温存され、リーグ戦戦力とは異なる戦力となります。
時間限定のトップ選手も含む戦力でスタートし、早い時間帯に得点、複数得点獲得の大差とする集中的なパフォーマンス実施とし、後半早々選手交代で、主力温存を図る、勝利獲得最優先の対戦対策が有力です。
鳥栖の今シーズンスタイルは、持ち前のブロック密集守備による、高い守備力選手によりスペース・ギャップの無い堅守主導で、布陣位置は攻撃型のハイプレス・ハイラインで、縦コンパクトネスが高い位置から果敢にボール奪取し、ショートカウンターで得点、との、球際強度とスピード溢れた攻撃型の堅守速攻戦術です。
しかし、Bチームには、そんな堅守速攻パフォーマンスはありません。その方向性ですが、球際強度とスピードは低下し、コンサ主力主体チームで、より鳥栖ゴールに近づいた多数の決定機に、枠内シュートさえ有れば、複数得点獲得は間違いないものとなります。シュートブロック突破レベルでは無く、シュート枠内率レベルで得点獲得可能のレベル試合です。
コンサ戦術は、スタートは、マンマークハイプレスの攻撃型守備でスタートし、よりゴールに迫る突破実現し決定機を作り続けます。
その後交代選手も、球際強度とスピードは低下しても、同一スタイルを追求し、決定機構築を続けます。
コンサ式ミシャ戦術を軸に、多彩多様パターン攻撃です。
試合展開は、スタートはコンサ主力主体で早い時間帯に先制、その後追加点獲得を続け、複数得点差でハーフタイム。後半開始時に、主力選手交代で、サブ選手起用とするも、コンサ攻勢を継続し、更に決定機構築を狙い続け、追加点上乗せを狙います。、想定試合結果は、【 3-0】完勝、しか有りません。
メンバー予想は、
スタメン
小柏
ドド 駒井
青木 深井 荒野 柳
福森 ミンテ 岡村
大谷
サブ 中島、田中、中村、小野、高嶺、宮澤
阿波加
ハーフタイムで交代は、
ロペス⇄中島、深井⇄小野、福森⇄中村
としたい所です。
完勝!を実現し、良い「子供の日」を勝ち取りましょう!
2021年05月03日
試合後ミシャコメント「引き分けが妥当試合」に集約された様に、現在コンサ戦力では、昨試合での2つの敵〜①湘南レモンスタジアムに吹き荒れた6Mの北風強風、②縦コンパクトの短さを誇り、密集守備陣が攻撃陣に連動して激しく上下動する湘南堅陣守備、に対して、打開・攻略を果たせず、現在コンサ得点可能とする主力パターン「GK・DFが消えたスペースへの流し込み」の局面は皆無で、殆ど「シュートブロック・得点阻止」局面でのシュートとなり、得点獲得率は当然大きく低下、絶対的決定機は、2〜3回しか有りませんでした。 これでは「相手シュートブロックを突破、打ち抜く得点力を持たない」コンサシューターに、得点獲得は困難で、<良くて引き分け>の結果しか有りませんでした。 コンサの得点獲得力不足の原因は、要約すると、「シュートブロックを突破するシュート力」の低さ、です。 シュート得点獲得力には、 <シュート精度>〜正確にターゲットにシュートするプレー=テクニック・・枠内率、 <相手ブロック突破>〜相手阻止プレーを打破する力=タイミングを外す、より近くからのシュートポイント、届かないピンポイントターゲット、阻止プレーを弾き飛ばすシュートスピードと強さ=状況把握・イメージ作りの判断、その実現のための詳細テクニック・・PA内シュート率、相手被決定率、 の2大要素がありますが、 昨試合では、 枠内率は、シュート15本で枠内数5本の、枠内率30%。10本が、得点不可能シュート。かたや、対戦湘南は、シュート8本で枠内3本の、枠内率37%で湘南が、テクニックは優っている内容。 PA内シュート率は公式データリリース未発表で、正解には不明ですが、枠内率同様、PA内まで侵入したシュートは、5〜7本程度で、50%未達。 相手シュートブロック突破を狙うが故の枠外シュートは、ほぼ0で、シュートブロック突破を意識したシュートは、皆無、ほぼ0でした。 2大要素どちらも、不十分、不足し、決定機局面構築は、前半8回・後半11回との実現を構築するも、ラストパスとラストシュートの低レベル、貧弱で、「得点獲得失敗」となったものでした。 ロペス4 枠内0 チャナ3 1 ジェイ3 2 福森 2 0 菅 1 1 金子 1 1 柳 1 0 シューターは、シャドーとワントップ3人で、10本は合格ですが、枠内僅か3本で、相手ゴールに迫るシュートの少なさは失望の極みです。 相手ゴールに迫るシュートが増加しない限り、多シュートも、多決定機回数も、見た目だけで、相手ゴール前に堅陣を組まれたら、手も足も出ない状態が、コンサ現状!となります。 昨試合の速報試合スタッツは、 前半 後半 コンサ 湘南 コンサ 湘南 支配率 59% 46% 58% 42% 走行距離 104km 107km スプリント 151回 166回 決定機 8回 1回 13回 2回 シュート 7本 2本 8本 6本 枠内 3本 1本 2本 2本 パス数 275本 167本 185本 135本 成功率 79% 67% 76% 63% ボール占率24% 33% 28% 30% でした。 決定機局面構築では、前半コンサ優位、後半も決定機局面はコンサ優位も、シュート数は拮抗の展開で、 コンサは、決定機局面構築まではパフォーマンス発揮するも、その後の最後の精度=ラストパスとシュートを問題は集約されています。 この低レベル改善が無ければ、今後も、ゴール前堅陣守備突破は、甚だ困難!と言う事です。 昨試合でも、唯一の突破口が、スピード・強度で勝った、後半小柏サイド投入の数分です。 但し、昨試合でも、ジェイの圧倒的なポストプレー強度が証明され、前半ジェイ・ポストプレー8本中、成功8本の100%成功率、後半も戦術展開まで、5本中4本成功で、計12本中11本成功の驚異的強度でした。 ミシャの用意した①強風と湘南の高さ弱点を突くコンサ対策〜オールコートプレッシング戦術は停止し、前線にターゲットを作り、そこへのハイボールで、ビルドアップのパス成功率ダウン想定過程を跳ばし、最前線ポストプレーからのシュートカウンター展開の「コンサ式」ミシャ戦術で、前線には、ジェイとロペスのWターゲットで、相手守備縛り込めに対し分散化を図るものです ジェイの起用の戦略的な意図は以上の通りで、それなりに成功していましたが、ロペスとの相性は依然として問題で、ラストプレーのシュートやラストパスでのカブリとなり、役割分担は出来ておらず、最前線の連携低下は問題点です。又、前線の守備は、ジェイコンディションアップとなり、守備量と質低下は大きく改善され、後半、オールコートプレッシング作動となっても、それなりの守備プレーとなりました。 前試合で構築の「コンサ新スタイルー前線とサイドに、高さと強さ、得点力を5枚、更に、トップ下チャナ、アンカー荒野か高嶺、は、これからの楽しみです。
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プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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