2019年04月30日
平成最後の本日、リーグ戦第9節のJ1リーグ公式試合データリリースの点検ブログを。
粛々と・・・。
1.「公式試合データ」から読み取るリーグ動向・・
ここまでの今シーズン動向・推移は、
第1節;攻撃力の発揮を模索・整備中。守備力主導⇒高守備力チームが主導
第2~4節;攻撃力が進行し、攻撃項目数値・得点力急増。攻撃中心・主導⇒高攻撃力チームが巻き返し
第5・6節;守備主導チームから「攻撃優位への対抗策」が準備され機能発揮、巻き返し進行⇒高守備力チームが巻き返し
第7節;「攻守のバランス」か「攻撃力・守備力のどちらかを高いレベルで発揮」のチームが上位・リーグ主導。「単純な攻撃や守備主導」は、対戦対策による「想定戦術の阻止・制約」を受け低迷。上位進出の鍵・条件が「相手対策を上回るだけの攻守高レベル力」か「相手対策を想定、更にその対策を打破する第2・第3戦術の戦術・プレイ」の2つのみが通用
第8節;リーグ全体「自チームの特徴主体ではなく、対戦対策の徹底により、相手攻撃の制止・抑制」が中心となり、「極度の攻撃・得点力低下・得点低減」をマスコミ問題視、でしたが、
第9節は、多数チームにて、前節の極端な「対戦対策至上主義」による「得点力低下」への改善意向が強くなり、自チームの特徴をより発揮する=得点力向上、結果となりました。
第8節と第9節を対比してみましょう。動向を見るため第7節から。
~リーグ平均値~
第7節 第8節 第9節
得点力・点 1.2 0.7 1.1 ・・7節レベルに回復
シュート数・本 11.8 10.8 11.8・・一定
枠内数・本 4.1 2.8 4.1 ・・7節レベルに回復
決定率・% 10.4 6.7 9.0 ・・回復中
30m進入数 40.9 40.9 40.3・・実は、攻撃回数は一定でした
走行距離km 113 112 113 ・・ここも一定
スプリント数回 175 163 168 ・・一定
この様に、第7節⇒第8節の中心動向が「シュート数を減少させる対戦対策ではなく、シュートの得点阻止対策だった」事を証明しています。
これは、
➀対策の主たる守備ポジションが「DF・GK」中心だった、
➁守備位置が、通常シュートポイント位置となる「バイタル」付近からゴール間の守備対策だった、との事を証明し、
対策の主軸が「低位置に守備陣布陣」との対策だった事を示しています。
第8節では、その守備対策が前面となり、「相手シュートは同一でしたが、得点阻止に成功したもの」で、その反面、当然の帰結ですが、「低位置からの攻撃」は、攻撃推進力が低く、攻撃距離拡大ともなり、「攻撃途中での停止・失敗」が多発し、得点獲得が困難となった、攻撃力低下+守備力強化となったものでした。
対して、それでは「良くて引き分け・勝ち点1獲得」に止まり、勝ち点獲得競争(勝点3の連続が急速スピードで勝点累積=順位上昇に直結)に劣後して来ます。
そこで、攻撃型チームを中心に、「自チームの積極的な特徴・ストロングポイント」を発揮させる「攻撃力回復」が第9節のトレンドとなったものです。
「攻撃力回復」の主眼・主体は「シュート得点獲得力」で、「シュート精度・決定率」改善のため、「より深く進入するパス交換からのPA内シュート」が具体的な改善となりました。
結論は「第9節;攻撃力復活・攻撃型チーム進行」でした。
2.コンサ動向は。
同様にもコンサの数値を確認すると、
第7節 第8節 第9節 コメント (➈節リーグ順位)
得点力・点 1 3 2 ・・複数得点維持(1位)
シュート数・本 14 14 9 ・・大きく減少 (12位)
枠内数・本 7 7 2 ・・大きく減少 (13位)
決定率・% 7.1 21.4 22.2・・回復中 (1位)
30m進入数 34 19 34 ・・攻撃回数回復(11位)
走行距離 117 118 118 ・・一定 (11位)
スプリント数回 186 170 172 ・・一定 (10位)
パス数 466 300 507 ・・回復 (9位)
成功率・% 84.1 79.0 79.9・・回復 (8位)
被シュート数 11 10 11 ・・一定 (9位)
※決定率の高さが特筆。複数得点獲得の真因。しかし「ロペス」の能力で、チーム全体には至らず。
※パス数・成功率が大きく回復。被シュート数は一定で、守備力低下の数値は無い。
決定率1位のみで、優位創出、
こんな第9節でした。
2019年04月28日
前ブログでの想定・予想
「コンサ・磐田との戦力差は、順位の差までは無く、前節のパフォーマンスも、公式試合項目別では、殆ど同数値で、唯一の相違が「決定力」で、ミシャの直近重点3つのポイント<走り負けない、ハードワーク(タイトなプレイ)、規律を守る忍耐力>の一つでも下がると、均衡・一進一退試合に試合展開が変化する」其の上で、「圧勝」を目指し実現する、
との内容でしたが、
前半戦は、試合開始~40分までは想定・予想プレイに合致、6分「前線からの守備」の磐田陣深くでボール奪取、そこからのショートカウンターから、鮮やかな「ロペス先制点獲得」で、順調な試合展開を開始、コンサコントロールで試合進行。しかし、磐田からの「ハードワーク・タイト守備」は益々激化し35分~40分「ロペスの負傷・交代⇒荒野投入」からは一転して、想定・予想した「一転、均衡・一進一退試合に展開変化」となり、コンサセットプレー力により、追加点「福森のピンポイントコーナーキック~進藤のシュートポイントを見定めたドンピシャヘディングシュート」で「追加点獲得」で前半終了。
後半戦開始から、磐田の選手2枚替えから、攻勢が強化され、決定機・シュート機会が急増、「決定機の数」は磐田圧倒に展開が変化、その中、コンサも「前線からの守備」は低下するも、カウンターから、決定機を数回作りますが、「ロペスの穴」は「決定力低下」となり、「本来得点可能な局面も、得点獲得失敗」となり、「試合を決定づける3点目獲得・失敗」の中、磐田の圧倒するシュートから「1失点」となり、「超緊迫試合」に試合展開は変化しました。
この試合の第1ポイントは「ロペスのパフォーマンス」で、「その力は先制点獲得」となり、この試合の帰趨を決定づけた力となり、一方、「その喪失は緊迫試合へ展開の変化と1失点」に繋がりました。
第2ポイントは、事前予想・想定の通り「決定力」で、「コンサの前半2得点の源泉、後半ロペス抜き選手の決定力の低さ」「後半・磐田の多数決定機での決定力不足による得点獲得1点止まり」の2つの姿になったもの。今回のコンサ勝利の一端は「磐田の決定力の低さ」による「他力」という事でした。
第3ポイントが、「コンサ交代選手のパフォーマンスのレベル低下」で「ロペス⇔荒野」「ルーカス⇔早坂」「チャナティップ⇔岩崎」の都度、戦力低下・試合展開悪化となり、「Aチームスタメン選手とその他選手とのパフォーマンスの差の大きさ」、「現サブ選手に、Aチーム主力レベル選手不在=交代してレベルダウンとならない要員の決定的な不足」が証明されています。
「交代選手不足は、現在故障離脱選手増加に直接原因」がありますが、A級;ジェイ・駒井、準A級;小野・石川、の4選手の復帰までは継続するポイントとなります。有力他チームとの大きな格差が、「サブ選手のレベル」で、有力チーム程「スタメンクラスのサブメンバーが、もう1チーム分近く、保有」です。コンサとの決定的な戦力差です。
詰まり、戦力比較をすると、
Aチーム
スタメン コンサ ≧ J1トップチーム
サブ コンサ < J1トップチーム
Bチーム
スタメン コンサ ≦ J1トツプチーム
サブ コンサ < J1トツプチーム
コンサは【唯一Aチームスタメンは、戦力均衡~優位、他は、全て戦力劣後】という現状ですね。
しかし、Aチーム・スタメンが、一人も欠けなければ「対戦は善戦、高戦績」を期待できますが、サブの「Aクラス4選手」以上、一人でも欠ければ、一転して「対戦不利、戦績低下」との現状 ですね。
ハードトレーニングは、今シーズンの加入選手以外は、全選手、スタートから現在まで、同一トレーニングでしたが、現時点では「大きな成長格差」を産みました。この点は、絶対に無視・軽視すべきでは無い、点です。と言うのも、「今後の姿」はここまでの成長の姿で証明されているからです。
ここまで出来なかった選手は、これからも出来ない可能性が極めて濃厚、という事で、安易に「将来に問題を転嫁」するのでは無く、現実を見つめ、文字通り「
選手交代」=「放出し別高素材選手に将来・投資を賭ける」可き、との議論となります。そうは言っても「成長には個別差がある」との事から、少しの「猶予期間」はあり得ますが、その期間は「あって、2~3ヶ月」です。2019シーズン前に、放出となった選手はその典型でした。現在、在籍選手の「意識~危機意識・課題改善意識・プロ意識」の問題が、その解決のほとんどですね。
次節以降の試合では、
ロペスのリカバリーが「勝敗の分岐」となり、現時点の最重要ポイント。本当に「軽度で・支障なし」を望みますね。
「荒野」の起用法は本当に難しいですね。適正ポジションが本当に無い!どこも「良い点とそれを大きく上回る欠点」があり、失点起因や攻撃停滞要因と、しばしばなってしまいます。本日のシャドーは「ミスプレイ・甘いプレイの影響は少ないポジション」ですが、ストライカーの絶対条件である「ポジショニングの良さ」で「大きく劣後」し、得点獲得にまでは至りません。「全ポジションでの中心能力」である「ポジショニング」は「サッカー脳・判断」の一面で、選手のサッカー頭脳の能力です。「ポジショニング力」が高い事こそ、名選手の条件ですね。その能力が低いと、どのポジションでも、「欠陥プレー」多発となります。
公式戦5連勝・リーグ戦3連勝、
リーグ戦:当面の試合目標「第14節まで、勝ち点26到達(2018・同節・第3位チーム勝ち点数)」
~そのため、あと勝ち点11を5試合で獲得。
~4勝0分1敗で「勝点12」、3勝2分0敗で「勝点11」の2パターンのみ
⇒ リーグ戦第7節~14節で
【リーグ戦7連勝達成を狙い、3連勝目達成】となりました。
あと【4連勝、一つずつ勝利を上積みして行く】しかないですね。
ひたすら、前進!! です。
2019年04月28日
ミシャの「得意戦法」となりつつある、
第8節横浜FM戦勝利から「中3日」で、ルヴァン杯第4節長崎戦勝利を挟み、再度「中3日」で第9節磐田戦で、他チームが原則とする「ターンオーバー「選手起用」ではなく、「Aチームスタメン・主力を3試合連続起用」
との<スクランブル起用>の最終試合です。
その効果は、➀ルヴァン杯第4節長崎戦を「純粋Bチーム起用の所を、Aチーム主力を軸とするA・B混成旅団」で、試合戦力を2倍とし、対戦チームに、圧倒的な戦力差を構築し、「確実に勝利獲得」とする。結果、ルヴァン杯はグループリーグの断トツ首位勝ち点・戦績を獲得。➁チーム全体=「A・B両チーム」として、コンサとしてのチーム一体化を強化し、その団結意識の強化を、Aチーム主力選手の精神エネルギーの源泉として、Aチーム主力選手の「精神的強化・カンフル剤・ショック療法」に還流し、具体的に「プレイの精神面からの強化」としたもの。結果、Aチーム主力選手プレイの集中度・スピード・キレ・判断のレベルアップをもたらし、戦術の遂行度は一気に上昇し、リーグ戦勝利の原動力としたもの。
そのスクランブル起用の大きな懸念点が「選手の累積疲労」で、試合中でのプレイレベル低下の懸念、選手累積疲労からの故障発生、でしたが、実際は「選手の精神的・肉体的な成長・進化」を証明する形となり、「個々選手でのプレイ支障」は一切生ぜず、逆に、体重減から「動きが軽く・キレを増し・試合最後までパフォーマンス低下が一切無い」との効果までもたらしました。「個々選手のフィジカル」は「以前とは雲泥の差」の大幅成長・進化が起きていて、既に「フィジカルはリーグトツプレベル到達」となっていた事を証明する結果でした。実のところ、昨年の「個々選手フィジカル」でしたら、故障と大幅プレー低下の発生となり、こんな「リスク選択」は元々不可能だったのですね。ミシャ戦術の根幹は、ミシャがオシムの弟子だった事からも「走るサッカー」で、トレーニングの「実戦形式」主体のハードトレーニングも積み重なり、既に「大きなランクアップ・ステップアップ」となっていたもの。~~凄い 部分ですね!!
遂に、マスコミリリースに「コンサのチーム戦術・戦略が、次段階に進んでいる」とのコメントが出て来ましたね。
ミシャ戦術の理解・習得・実践は、
第1段階ー2018シーズン・キャンプ~シーズン最終戦;
基本戦術の習得、そのための「フィジカルアップ」追及、トーニング・実戦での実際プレイ経験累積により習熟開始~基本の習得。
第2段階ー2019シーズン・キャンプ~第6節;
昨シーズンレベル再確認、ミシャ基本戦術に加え、変形型の開発・習得。「より高い段階のフィジカル」追及。相手チーム対策への「対抗策・方法の準備・習得」
そして、最直近で、
第3段階ー第7節・第8節戦術改変。;
ミシャが戦術実践のための「フィジカル」に到達して来て、ミシャ戦術の「複数化=基本・第2・第3戦術まで開発」も保有し始め、現在、「試合内で、弾力的に、対戦相手プレーに応じた戦術変容」の習得を開始。
この、第3段階の内容を「マスコミ・リリース」されたものでした。
この3試合は、「第4・5・6節の連敗」を受けて、
ミシャが再三コメントするようになった
「走り切る、
ハードワーク
(少し言葉が違っていて、真意は「よりタイトな距離感に詰め・より強い
圧力・一瞬も許さない集中力・攻撃姿勢・闘争心」との意味ですね!)、
規律を守り切る」
の3点セットが胆・ポイントで、
使用フォーメーションも
第1戦術
基本「3ー4ー2ー1]、
~可変システム「5ー4ー1」「4ー1ー2ー3」「3ー2ー5」
第2戦術「3ー4ー1ー2] トップ下・2トツプ型(チャナティップ型・スタイル)
第3戦術「4ー2ー1ー3」「4ー2ー2ー2」菅SB(菅型・スタイル)
と使用=プレイ可能戦術数が大幅増加・保有。
更に、「試合途中で、第1・2・3戦術を自在に変更」をトライし始めたもの。
チームスタイルのキャッチフレーズ・呼び名・呼称、
「超攻撃型」~「攻撃的撃ち合い方」~「攻撃的・守備堅守型」~「強力攻撃的・高度戦術・試合コントロール型」と変化・進化してきています。
より具体的に、戦術上、守備と攻撃起点となる「ボランチとCB」の組み合わせは、
第1段階ー2018シーズン・キャンプ~第26節(川崎7-0大敗);
「攻撃起点のパス能力優先・守備力優先せずやや弱体」段階
CBミンテ・福森・進藤+ボランチ宮澤・深井。ミンテ・福森のポジショニングミスは目をつぶる。
第2段階ー第27節~第34節;
「攻撃起点のパス能力優先・守備力も安定化・ボランチパス能力低下」段階
CB宮澤・福森・進藤+ボランチ深井・荒野。CBにパス起点・よりポジショニングの良い宮澤を中軸・福森・進藤+ボランチ深井・荒野。ボランチでのパス起点・ゲームメイクは捨てる選択。
第3段階ー2019・キャンプ;
「攻撃起点のパス能力・守備も安定化・ボランチのゲームメイク力も獲得」段階
CB宮澤・福森・進藤+ボランチ深井・駒井=ゲームメイク力期待
第4段階ー2019・第1節~第6節;
期待していた駒井の故障・長期離脱となり、
第2段階「攻撃起点のパス能力優先・守備力も安定化・ボランチパス能力低下」に。
CB宮澤・福森・進藤+ボランチ深井・荒野。CBにパス起点・よりポジショニングの良い宮澤を中軸・福森・進藤+ボランチ深井・荒野。ボランチでのパス起点・ゲームメイクは捨てる選択。
第5段階ー第7節~8節・本日予想;
「攻撃起点のパス能力は低下・守備はスピード対策で安定化・ボランチのゲームメイク力獲得」段階
CBスピード・コンタクト力あり、ポジショニング改善のミンテを中軸、福森・進藤+ボランチ深井・パス起点ゲームメイク力のある宮澤起用。ミシャ戦術の最大のリスク「対カウンター」での「スピード競り負け」の無いミンテは、弱点のポジショニングも少し改善し、CB起用で、対カウンター守備に「中核」が出来、守備力が大幅向上。課題だった「ボランチからの効果的パス配給」が宮澤からあり、一気に攻撃活性化、の段階へレベルアップ。ですね。
この先の段階には、「試合途中、選手がピッチ内で、相手プレー、変化に応じ、自由自在に、チームとして戦術・フォーメーション変動」の完全オートマチック戦術があり、更に具体的には「支配率60%超、オール相手コート内サッカー(=攻撃と同時に、守備も相手陣内で展開の、高得点力・リスク極小展開)」がありますね。
未だまだ「先は長く」「チーム力上昇も限り無い」巨大戦力への到達を目指します。
そのための、前衛・前進の試合が今日の絶対勝利試合という事!!
「勝利・勝ち点3・リーグ戦3連勝」を掴みましょう!!
2019年04月26日
リーグ戦第14節まで「7連勝達成、その内2連勝まで到達し、残り5連勝・勝点26到達(2018・第14節3位勝点)」を目指し、連勝以外は目標達成への道が再開しない、との強い意志で「絶対勝利」し、公式戦5連勝で「勝利ベクトル」を更に右肩上がりへ。
全チーム一丸で、第2回目・スクランブル起用・高集中強精神試合を完勝で達成です。
そのためのコンサ戦術・試合展開・メンバーです。
1.コンサ戦術・試合展開予想
前節の項目別試合データからは、「決定率」以外は、同数値となる両チームで、そのままだと、均衡・接戦試合と想定されそうですが、
実際は、コンサの攻撃・ボール支配率が続く、コンサコントロール試合となります。
特に、コンサのビルドアップ・ゲームメイク力は、リーグ随一・No.1で、「攻撃の多彩さ・速さ・創造性の高さ」で、決定機会数はコンサが圧倒です。
コンサ戦術は、新型「ミシャ戦術」;【3ー4ー1ー2】・チャナティップトップ下・2トップ型、攻撃的戦術で、可変システム。
チャナティップの狙い処は、「田口」のパス供給阻止。
長短パス、スペース・ギャップを突く裏への抜け出し、連続サイドチェンジ、ドリブル突破、派生セットプレー;福森絶好調!!、パスも、スピード・創造性の高い効力絶大。 多彩さ・速さはリーグNo.1です。
試合開始直後から、コンサ攻撃時間帯を継続し、大半をコンサ攻撃時間とし、複数得点獲得で「完勝」を達成します。
想定試合展開は、
試合開始 ~ 15分 コンサ攻勢継続。最初・2回目の決定機で
「冷静にシュート・先制点獲得」
~ 30分 コンサ攻勢継続。追加点獲得。
~ 45分 コンサ攻勢で前半終了「2ー0」
後半開始 ~ 60分 後半開始直後、均衡。
60分 選手交代。活性化
~ 75分 コンサ攻勢再開。追加点累積。
75分 選手交代。再活性化
~ 90分 磐田・攻勢。コンサ守備時間帯。
終了
【 3ー0 完勝 】の想定。
2.メンバー予想
鉄板気味ですが、菅のコンディションと、白井絶好調で、スタメン修正。
スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
白井 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
サブ
菅・中野・岩崎・檀崎・早坂・荒野
菅野
コンサの実力が発揮されれば、
磐田からの完勝・勝ち点3・複数得点差勝利 を掴めます!!
全コンサ・一丸となって、勝利獲得です!!
2019年04月25日
公式戦4連勝を掴み、次戦中2日でリーグ戦第9節磐田戦へ、アウェイ移動。
一旦遠のいた、コンサ・今シーズン目標<最終順位リーグ戦上位=3位以内達成とカップ戦チャンピオン獲得>は、
リーグ戦第14節まで「7連勝達成、その内2連勝まで到達し、残り5連勝・勝点26到達(2018・第14節3位勝点)」を目指し、連勝以外は目標達成への道が再開しない、との強い意志で「絶対勝利」を掴んで行きます。
リーグ戦から、中3日でルヴァン杯、更に中3日でリーグ戦は、経験済みで、
「選手・チームの精神力」が疲労によるプレイ低下・変化懸念を、逆に、
精神力が鍛えられ、強固な精神力は、
いつも以上の「勝利への執念・闘争心、集中力を産み、軽い疲労感により、力み過剰をほぐし、冷静・客観的な精神は判断をスピードアップし、不要な力の脱力によりキレが増す」となります。 前回懸念した「累積起用選手の試合途中フィジカルコンディション急低下」も、前回は全く発生せず、選手の精神力は、物理的な身体フィジカルコンディションをも調整する力を発揮しました。
今回は、再現するかどうかですが、対戦相手に恵まれ、シーズンの女神がいれば「感謝」との状況。
予定通り、第9節磐田戦も「完勝」で前進継続ですね。
では、次節対戦・磐田の現況を点検です。
その前に、昨夜ルヴァン杯第4節・長崎戦について少しだけ。
1.昨晩ルヴァン杯第4節長崎戦・大勝
試合の意味・ポイントは前ブログの通りですが、一点、試合目標の一つだった「Aチーム入り可能選手・プレイ テスト・判定」の結果です。
今回の対象選手は、
岩崎・檀崎・白井・中野・藤村・濱の起用6選手。
判定=通信簿は、
岩崎(現A・サブ)・・✕ A・サブも危なくなりました。
檀崎(現A・サブ)・・△ フィードのパスレスポンス力(トラップ力)は◎
ゲームメイク・パス力〇で、Aサブ維持
白井(現A・サブ)・・〇 A・スタメンも可。菅・ルーカスと僅差まで到達
中野(現A・サブ)・・✕ ボランチテストは、起点機能せず、奪取・ポジシ
ョニング✕、ボランチは✕。Aサブぎりぎり。
藤村(現B・スタメン)・・△ ボランチ役割・レベル不足でも在り。
Aベンチ入り△。
濱 (現B・スタメン)・・✕ ポジショニング・カバーが未だ不安定感△
⇒ 4バック選択以外なら、「白井」をA・スタメン起用も。
ルヴァン杯グループリーグ・突破へ前進、とともに「白井A入り」が成果でした。
2.リーグ戦第9節 磐田 チーム現況点検
現在、磐田はどん底からの脱出が困難となり、苦境・黄色が赤信号に変わりつつあり、との苦境です。
社長の盟友・名波監督は6年目となり、昨シーズン16位にまで低迷し~J1リーグ残留をかけたプレイオフにまで行った苦しんだシーズンでしたが、今シーズンは、リーグ下位・降格争いを一掃し、上位進出を賭けた開幕でした。
しかし、現在は16位 勝点6 1勝3分4敗 6得点8失点 得失差-2。
苦境の真っただ中で、主力の故障離脱・コンディションコントロール失敗で、僅か4選手の移籍新選手、昨シーズン主力選手の「スタメン候補は離脱が続き」回復の突破口も見つからない、最悪期です。
昨年は、中村俊輔を始めとしたベテラン選手の個々能力・プレーによる組み立て戦術は下から2番目の得点35に停滞、勝点を稼ぐことは困難ものでした。
今シーズンは、J最多得点選手の大久保、元日本代表川又、五輪代表小川、の強力FW陣も、前段階の組み立てが、中村はここまで先発1試合・途中起用を含めても2試合と、機能せず、ビルドアップ・ゲームメイク力の乏しさで、昨年の第8節まで5得点と全く同数に低迷継続です。守備陣は、唯一のDF陣の柱、大井健太郎を故障で欠き、非力CB陣に拘わらずボランチ田口の活躍でリーグ上位レベルの失点数をなんとか継続しています。この現況からは、堅守・速攻で、「守備中軸戦術の消極型サッカー」という事です。
直前5試合戦績は、1勝1分3敗 4得点5失点 現在2連敗中。
コンサも、 2勝0分3敗 6得点9失点 現在2連勝中。
フォーメーションは、昨シーズンから「チームにフィット感に乏しく、複数フォーメーションの選択の試行錯誤型」
対コンサでは「4ー2ー3ー1」で、コンサ3トップに1枚余して対抗をセットしそうです。しかし、コンサシステム可変・5トツプで、数的優位は逆転し、前線・2列目も自陣内に押し込まれる展開が必至です。
2.前節具体的試合項目データを対比~コンサと対比
現況=前節第8節の試合項目別数値を確認しておきましょう。
勝点 得点 失点 シュート数 枠内数 決定率 パス成功率
磐田 0 0 1 13本 4本 0% 67%
コンサ 3 3 0 14 7本 21.4% 79%
これからは、そんなに極端な差は無く、決定率が決め手という事が明らかとなります。
コンサは、前節での課題克服傾向の「決定率」への集中力を下げると、一挙に試合の展開は不明・不安となりますね。
<ミシャの決まり文句「走り切る事・球際の厳しさ・規律を守り抜く忍耐」>で、磐田戦・完勝を掴みましょう。
2019年04月24日
圧勝予想でしたが、大勝となりました。
その差は「コンサ支配試合」では無かった点で、コンサは肝心な所、「若かった」ですね。
というのは、試合展開・ペースが試合開始~終了まで「一貫したペース」で、「息づかいの波動・高低」は無い展開でした。
これを長崎側から見ると、
「コンサの攻撃力は凄いけれど、そのタイミング・スピード・球回しはずう~と一緒で、試合中そのプレイペースに慣れ、間の」<隙にタイミングを合わせられる>ようになった」との見方でしょう。
その隙間を突かれた2失点+菅野のプレゼント1失点で、長崎にも、それなりの達成感も上げた試合でした。
しかし、完全Aチームならば、こんな試合内容は、ミシャから「勝利に値しないプレイ」と指弾されるところですが、Bチームとの混成軍で、想定内・未成長で未だまた゛Aチームレベルには未到達との認識から、今後の成長課題とされるところです。
公式戦4連勝を克ち取りましたが、完勝ではなかったため、身体的疲労は当然、精神的にもやや疲労感が漂う試合後フィジカルコンディションで、ここは「中2日」でリーグ戦に、影響が大きそうです。
いずれにしても、今夜は長崎でゆっくり疲労回復を図り、明日の長崎~磐田へ移動です。大勝の分、疲労感、特に精神的疲労感は次節のプレイスピード、キレに影響するものです。
未だまだ「勝負の期間」を頑張りましょう。
2019年04月24日
ルヴァン杯第4節長崎戦の予想は、見事に外れそうですね。
言われてみれば、考えてみれば、大納得!
公式戦アウェイ2連戦を一纏めにした起用展開を選択という事ですね。
今回のアウェイ2連戦は、
札幌⇒中3日長崎・アウェイルヴァン杯第4節長崎戦⇒中3日磐田・アウェイリーグ戦第9節⇒中5日札幌・ホームリーグ戦第10節(ここは中5日の通常日程に戻ります)、
という事で、前回の公式戦3連戦と比較すると、期間・試合数が減少し、この2試合のみを乗り切れればOK、という事ですね。
昨日までの事前予想では、磐田・アウェイリーグ戦第9節の起用選手は、前試合ルヴァン杯第4節長崎戦で「サブ起用」ベンチ入りAチーム選手を、そのまま帯同し、磐田戦前日に、磐田で、残るAチーム選手の札幌からの移動と合流、との予想でしたが、ルヴァン杯第4節長崎戦で起用可能なBチーム選手の不足から、Aチームより起用選手数・起用時間帯も増加する状況から、
<ルヴァン杯第4節長崎戦起用選手・リーグ戦第9節磐田戦起用選手を合同してアウェイ地へ移動、
Aチーム選手は、可能な選手は、ルヴァン杯第4節長崎戦にスタメン起用し、試合中のフィジカル状況で、Bチーム選手と途中交代し、次戦リーグ戦第9節起用とする。 結果、ルヴァン杯第4節長崎戦も、強力A+B混成チームで、圧勝展開、勝点3上積みで、ルヴァン杯リーグ戦を首位で差を拡大する。
一方、リーグ戦は、ルヴァン杯第4節長崎戦勝利により「公式戦4連勝」の強い上昇ベクトルを産み、リーグ戦第9節磐田戦勝利を掴む>
との展開を選択ですね。
そうなると、本日ルヴァン杯第4節長崎戦のスタメンは、
武蔵
岩崎 檀崎
白井 宮澤 藤村 中野
福森 ミンテ 早坂
菅野
サブ 濱・中村・
ロペス・進藤・菅・金子
阿波加
(帯同)ソンユン・チャナティップ・ルーカス・菅
と修正します。(マスコミリリースとも少し違います・・ね)
という事で、本日ルヴァン杯第4節長崎戦は、
前半から「得点積み上げ」の圧勝試合!!を目指し、掴みましょう。
2019年04月22日
調子・勢いを上昇カーブとしたいコンサには、明後日ルヴァン杯第4節は、絶対に勝利・公式戦4連勝を掴み取る試合です。
ミシャの起用選手考案のコメントは、選手への間接アピール用で、本当は「全くブレず、決定済み」です。見えみえですね。
コンサ、今シーズン目標【第2目標;カップ戦でチャンピオン獲得】へ向け、「禁じ手Aチーム主力投入の選手起用」で、一挙に、グループトツプとしてしました。他のチームは、育成選手で構成のBチーム起用が、原則化しかかっていましたが、コンサの強烈な一手は、他チームに同様起用を惹起したかも知れませんね。
しかし、コンサは、次節は完全Bチーム構成・サブの不足補充にAチーム主力一部選手を限定起用、と想定します。
ミシャの心中・真意は、「こここそ、Bチーム選手の見せ処・舞台で、Aチームへの意欲判定テスト」です。その前提には、コンサBチーム(選手)戦力・レベルの高さで、戦力・能力が正しくフル発揮すれば、長崎や他チームBチームには、大きく凌駕する筈、との戦力認識が元になっています。
そのチーム戦力・能力をフル発揮する手段、方法、切っ掛けを探り、仕掛けている所、前節の「型破り・A主力起用による強烈カンフル」は、Aチーム選手の意識変革となりましたが、Bチーム選手には「するべき具体的プレイ」の目の前での提示・「見せて教える」そのものでした。
Bチーム選手には、「どんなプレイ・どこまでのプレイで勝利が掴めるか」を具体的に教え、そのプレイが「Aチーム入りの条件」である事を心の髄・芯まで刻み込んだ訳でした。
予想戦術・試合展開も、前節ルヴァン杯第3節通りとなり、基本的なミシャ戦術・3ー4ー2ー1・可変システム・攻撃型パスサッカー戦術そのものです。
予想のメンバーは、「将来の期待」なんと言う甘い起用はあり得ません。即戦力、それもAチーム入りを真剣にテストする起用です。年齢・経験は要件にはならず、Bチーム全員・横並びの「戦術理解とその実践、その中での個人能力」のテストです。
では、予想メンバー(長崎へ明日移動メンバー)
スタメン
岩崎
金子 檀崎
白井 荒野 藤村 中野
中村 濱 早坂
菅野
サブ
高嶺 大和 本間 阿波加
宮澤 武蔵 菅
スタメンは、破壊力・スピードは二重丸◎です。
2019年04月22日
コンサの逆襲・驚異の7連勝を達成するために前進!ですね。
第8節のリーグ戦公式データが、通常より1日早くリリースされました。
既に、マスコミでは、今節の異常事態のリリースが出されています。
以前より、今シーズン・J1リーグ動向をトレースしていますが、
既述内容を再掲載すると、
第1節;攻撃力の発揮は未だ模索・整備中で、守備力主導⇒高守備力チームが主導
第2~4節;攻撃力発揮が進行し、攻撃項目・得点力が急増し、攻撃中心・主導⇒高攻撃力チームが巻き返し
第5・6節;守備主導チームにより、攻撃優位への対抗策が準備され機能発揮、巻き返し進行⇒高守備力チームが巻き返し
第7節;攻守の高バランス、高い攻撃力・守備力を高いレベルで発揮チームが上位への道を獲得・リーグ主導。単純な攻撃や守備主導では、対戦対策による「想定戦術の阻止・制約」を受け想定プレイを低減され、戦績低迷。攻守のバランスを<高いレベルで実践>がポイントで、更に、上位進出の鍵・条件は「相手対策を上回るだけの攻守高レベル戦力発揮」か「相手対策を想定し、その対策を打破する第2・第3戦術の戦術・プレイの多様性保持、発揮」の2つのみとなった。
そして、第8節です。リーグ全体の試合結果は、「各チーム対戦対策の徹底により、相手攻撃の制止・抑制が成功し、極度の攻撃・得点力低下」に変化しました。
マスコミリリースは、「得点低減」を問題視し記事となりました。しかし、その原因は試合戦略の問題でした。
因みに、現実の数値となった「リーグ平均得点推移」は、以下の通りです。
得点(点)➀1.1 ↗➁1.2 ↗➂1.6 ↘➃1.0 ↗➄1.3 ↗➅1.4↘➆1.2 ⇓➇0.7
シュート(本)➀12.9↗➁13.1↗➂13.5↘➃13.3↘➄12.2↘➅12 ↘➆11.8 ⇓➇10.8
第8節は、今後のシーズン動向を決定付ける大きな分岐となる時点となりました。
J1リーグの動向は、
多数のチームで、「チームの特性・個性は取り敢えず棚上げし、相手戦術を把握の上、その打破となる第2・第3戦術の対策戦術・プレイを発揮」との「消極的・守備優先」方向性が進展し、
ミシャが希求する「「相手対策を上回るだけの攻守高レベル戦力発揮での打開」を目指す方向性は少数チームに限定、となりそうです。
そんな中、今後、コンサの「攻撃優先戦術」の続行・進行は、毎節毎、その成否に大きな注目を集める事は間違いありませんね。
では、試合データの点検です。今回は、いつもとは異なる視点も取り入れたもので、興味深い数値が記載出来ました。ご確認下さい。
1.第8節J1リーグ公式試合データ~コンサも~
リーグ動向を確認するため、リーグ平均値を前7節との対比で、確認です。
第7節 第8節 対比
➀得点 1.2点 0.7点 △0.5点 ・・対戦は「1ー0」が大半
➁シュート数 11.8本 10.8本 △1本 ・・大きな減ではないですね
➂枠内数 4.1本 2.8本 △1.7本 ・・得点減の主因➀でした
➃PA内数 7.1本 6.6本 △0.5本 ・・シュートポイントやや遠く侵入不足
➄決定率 10.4% 6.7% △3.7% ・・得点減の主因➁、精度課題
➅パス数 486本 497本 +11本 ・・自陣内パス増加
➆成功率 77.7% 78.2% +0.5% ・・自陣内パスでUP
➇クロス 14.9本 14.1本 △0.8本 ・・相手陣の攻撃項目低下
➈成功率 17.9% 14.6% △3.3% ・・攻撃精度も低下
➉失点 ➀得点と同数値 ・・大幅減少、攻撃阻止成功
⑾被シュート ➁シュート数と同数値 ・・前節通り、変化なし
⑫走行距離114km 112km △2km ・・やや走力低下
⑬スプリント数175回 163回 △12回 ・・攻撃スプリントが大きく低減
※30m進入数は変化がありませんでしたが、攻撃の数値(シュート機会・サイド)は大きく低下し、得点大幅減で、相手攻撃を阻止する守備・対策が成功した数値でした。<守備力を中心に、速攻で攻撃>が主流となり、得点・失点が減少する傾向となりました。
コンサ数値も・・・
第7節 第8節 対比
➀得点 1点 3点 +2点 ・・1位◎ 大幅得点獲得
➁シュート数 14本 14本 ±0 ・・3位◎
➂枠内数 7本 7本 ±0 ・・1位◎
➃PA内数 9本 11本 +2本 ・・3位◎よりゴールに肉薄成功
➄決定率 7.1% 21.4%+14.3%・・1位◎大改善
➅30m進入 52回 19回 △33回 ・・17位✕大減少
➆パス数 466本 300本 △166本 ・・15位✕大減少
➇成功率 84.1% 79% △5.1% ・・10位△大きく減少
➈クロス 15本 14本 △1本 ・・9位△ほぼ同数値
➉成功率 20% 28.6%+8.&% ・・4位〇大きく改善
⑪失点 0点 0点 ±0 ・・1位◎連続失点ゼロ
⑫被シュート数11本 10本 △1本 ・・7位〇変化なし
⑬被決定率 0% 0% ±0 ・・1位◎連続失点ゼロ
⑭支配率 47% 36.6%△11.6%・・16位✕大幅減少
⑮走行距離117km 118km +1km ・・2位◎変化なし
⑯スプリント 186回 170回 △16回 ・・6位〇守備スプリントの大幅減
※◎得点・シュート数・枠内数・PA内数・決定率・失点・被決定率・走行距離
〇クロス成功率・被シュート数
△パス成功率・クロス数
✕30m進入数・パス数・支配率
攻撃的ではあるも、試合コントロールは横浜へ委ねました。しかし、減少した攻撃回数の中、横浜攻撃態勢を逆手に取ったカウンター戦略は強烈で、複数得点獲得は横浜の積極戦略に起因したものでした。
この完勝パターンは、今後の対戦チームに強く意識されます。
<コンサ相手に、「攻撃・ゲーム支配・積極戦略」での逆襲カウンターの強烈さは、どのチームも制止困難>とのコンサ戦力認識をリーグ全体に知らしめましたね。
⇒ 益々、コンサ対策は、積極型ではなく、消極型を選択するチームが増加ですね。
※今節は、コンサは、大きな転換と益々注力続行の2傾向となりました。
即ち、①支配率・パス数は、有効パスに焦点を移し、単純パス数の増加は追いませんでした。結果、今シーズン最低値でしたが、
②攻撃のゲームメーク力は益々向上し、特に「縦パス」の成功率を上げ、2次ボール奪取にも注力し、ラストのシュート精度は大きな改善に成功し、大量得点獲得成功に繋がりました。
コンサ同様にチーム本来戦術追求のチームは、G大阪と大分ですね。他のチームは、チーム本来戦術よりも、相手戦術を抑制・阻止する対策戦術を選択しました。
2.別視点から、リーグが見える!
ここでは、新視点で、試合データを分析してみましょう。
現状のワールドサッカーは当然ですが、Jリーグでも「サッカーの優先課題」は大きく変化し、
過去フィジカル(身体能力)→
テクニック(スーパースター・個々能力主体)→
システム(システムとパス戦術)→
走力(オシム・トータルフットボール・全員攻撃全員守備)→と展開し、
現在から今後は、今までの積み重ねを土台として、<スピード>がメインテーマと想定しています。
どんなテクニック、フォーメーション、身体能力も、スピード勝負では、「機能する局面は一瞬で通過し、機能は不完全消化にしてなりません」。ある意味、「万能に近づく」事が可能となるテーマですね。
Jリーグをその視点で見ると、別世界が見えて来ます。
そのための項目別データは。
➀決定機構築力(30m進入数-攻撃回数-/シュート数)「1シュートのために、何回攻撃が必要か」
➁決定機構築スピード(パス数/シュート数)「1シュートのため必要なパス数は=決定機まで短手数か長手数か」
➂攻撃構築(パス数/30m進入数-攻撃回数-)「1回の攻撃は何本のパスで成立しているのか」 の3つの新項目・数値です。~第8節・現況値から~
全チーム 得点・シュート数・枠内数・決定率・PA内率と一緒に掲示。
得点ーシュート数-枠内数-決定率-➀決定機構築力-➁構築スピード-➂攻撃構築
コンサー3ー14 ー 7ー 21.4%ー 1.3回1位ー 21-2位 ー15.7-10位
仙台 -0ー11 ー 1ー 0% ー 3.4 8位 ー 32-6位 ー 9.3-14位
鹿島 ー1ー12 ー 1ー 8.3%ー 4.8 11位ー 44-9位 ー 9.2-1位
浦和 -1ー 6 ー 3ー 16.7%ー 2.6 6位 ー 38-7位 ー14.5-14位
F東京ー1ー 5 ー 2ー 20% ー 7.6 16位ー 94-16位ー12.3-9位
川崎 -2ー12 ー 3ー 16.7%ー 5.6 15位ー 60-12位ー10.6-5位
横浜FMー0ー10 ー 2ー 0% ー 5.3 14位ー 68-14位ー12.9-11位
湘南 -0ー 9 ー 2ー 0% ー 4.8 12位ー 63-13位ー12.9-10位
松本 -1ー12 ー 3ー 8.3%ー 1.6 3位ー 18-1位 ー10.8-6位
清水 -1ー13 ー 3ー 7.7%ー 1.5 2位ー 23-4位 ー15.1-15位
磐田 -0ー13 ー 4ー 0% ー 1.6 4位ー 22-3位 ー13.5-13位
名古屋ー1ー 5 ー 1ー 20% ー 8 17位ー128-18位ー16.0-17位
G大阪ー1ー20 ー 5ー 5% ー 2.2 5位ー 25-5位 ー11.7-8位
C大阪ー0ー15 ー 3ー 0% ー 2.9 7位 ー 39-8位 ー13.4-12位
神戸 -0ー14 ー 6ー 0% ー 5.1 13位ー 51-10位ー10.0-3位
広島 -0ー 5 ー 1ー 0% ー 10.818 ー110-17位ー10.2-4位
鳥栖 -0ー11 ー 3ー 0% ー 4.5 10位ー 52-11位ー11.4-7位
大分 -1ー 8 ー 1ー 12.5%ー 4.5 9位 ー 84-15位ー18.6-18位
※1 攻撃力も、その質を分解してみると、チーム毎あの大きな相違に驚きますね。
見た目の印象と、真実を示す数値には、コンサの様にその通りもあれば、<攻撃チームとのキャッチフレーズ>とは真逆のチームも多数ありました。
監督自身、今点を理解している監督と、全く気付いていない監督が居そうですね。
大注目が、コンサの「決定機構築力・攻撃スピード」の2項目です。
〇「決定機構築力」は、~小ブログで創出した項目・データ分析法ですが~
シュート・決定機を作る力=ゲームメイク力=攻撃がシュートにまで至る力です。
コンサはリーグで断トツ1位で、【僅か1.3回の攻撃でシュートにまで至る】は奇跡的な数値で、こんな効率の高い攻撃力・ゲームメイク力は驚異的な高能力という事です。同じく「1回台チーム」は、2位清水・3位松本・4位磐田で低迷チームが多く、攻撃回数自体が低数で、攻撃型というより、堅守・速攻のリアクション型。攻撃チームでの「1回」台は驚異です。逆に、非効率チーム=「多数回攻撃してもシュート・決定機にまで到達できない」チームは、驚きの2位広島が最下位、3位名古屋が17位、1位F東京16位、7位川崎15位と上位陣が揃います。ここに、現在上位チームの「攻撃力の非効率性・重大課題」が見えて来ます。上位陣にも「欠陥在り」という事です。
〇「決定機構築スピード」は、~これも、同様、この観点を見たくて、創作した分析法です。~
「1シュートのため必要なパス数は=決定機まで短手数か長手数か」の観点は、攻撃スピードに直結です。
当然、短多数=短時間決定機=相手守備陣整備前に攻撃となり、カウンター(速攻)時間と一致となります。「攻守切り替え」から「シュート到達」までの手数と時間に近づきます。(ドリブル時間は合算されずに、単純攻撃所要タイムにはなりません。)最短手数=時間は、GK・ゴールキックからロングフィードで最前線へ達し、シュート、とのロングカウンターとなります。しかし、ロングカウンターの成功率は、攻撃パターンの中では、最下位順位となってしまいます。多数回の決定機成功と両立させる条件の攻撃力が「最適な最速攻撃」で、コンサが追求している方向・方針です。
点検結果は、ここでも、コンサの優秀さを証明する数値となりました。
コンサは「21本のパス交換により1本のシュート(決定機)を作り、第2位」でした。上位は、1位松本18本で1シュート、3位磐田22本で1シュート、4位清水、5位G大阪と、こちらも上位チームできありません。最下位名古屋128本でやっと1シュート、17位広島110本で1シュート、16位F東京94本で同、15位大分84本と続きます。こんなに「パスから決定機まで遠い、非効率攻撃」は、上位陣の攻撃力の欠陥を証明しています。
本来、パス数には「相手陣内攻撃用と自陣内守備用があり、その合計」で、守備型チームは、「攻撃には直結しないパス交換」が多数となりますが、実は、その守備用パス交換も間接的には攻撃に必要なパスで、無関係ではありません。総パス数とシュート数との関係は成立しますね。
パス数が100本以上でシュート1本を産みだすシステムは、通用する筈は無いものでしょう。何れ、その非効率が重大課題となり、リーグトップから低下が濃厚です。
〇攻撃構築(パス数/30m進入数-攻撃回数-)
「1回の攻撃は何本のパスで成立しているのか」は、パスの距離、精度と相関する数値です。
多い程=パス距離短く必要本数増加、少ない程=パス距離長く必要本数減少となる訳です。
コンサは、「1回の攻撃は15本のパス交換で構成」との数値で、16位と「パス短距離チーム」です。~前線へのロングパスが多く、攻撃毎パス数は多いと、見えていましたね、驚きです。~
つまり、ロングパスも使用していますが、基本は、ショートパスを多用しているチームで、パス成功率10位です。
上位チームは、1位鹿島9.2本、2位仙台9.3本、3位神戸10本、4位広島10本、5位川崎10本、6位松本10本と、攻撃型というよりも、堅守・速攻型チームが多くなっています。
コンサの攻撃力は、
リーグ随一・圧倒する
【1】攻撃スピード
【2】【1】を理由に「決定機・多数回」構築
【3】短手数の有効効果的パス・効率的ゲームメイクで、スピードアップ
という事が証明されました。また、現在上位陣攻撃力の欠点も見えましたね。
2019年04月20日
「緊迫想定の均衡・最小点差での辛勝」を予想しましたが、ポイントとなった「選手の集中度と決定力」は横浜FMを遥かに上回るレベルを実証し、完勝の結果となりました。
選手とサポーターの「真摯な、真っ直ぐな、1プレー毎に集中し、遣り切った勝利への執念」と「鮮やかなベンチワーク」により、克ち取った勝利です。
本当に、その集中した一つ一つに想いを乗せたプレー、そのプレーを引き出したサポーターに、感謝しかありませんね。㊗完勝! です。
更に、
先制点の後、横浜FMの右サイド攻撃にリスクを感じ取り、即座に「菅をDFラインにさげ、4バック」にフォーメーションを変更し、横浜FMの突破口・糸口を防いだ「ミシャ采配」も見事でした。実際は、試合後コメントの通り【菅をDFラインへ下げ、リベロをDFライン前に配置し、バイタルとその後ろに強固ラインを引いた形態と致しました。結果として、相手ウィンガー・インサイドハーフにタイトマーキングとして、相手パスワークを阻止しました。
しかし、何と言っても「選手の集中度・冷静で適確な判断・素早いスピード」に徹し、対戦相手、個々の高能力選手を突破・勝利し、想定通りのプレイを実現しました。
コンサの高い集中度は、ミスゼロを実現し、「潜在戦力が存分に引き出された現時点での最高レベルチーム戦力」は、強豪・攻守にトップレベルとなる横浜FMを撃破する、との「コンサ戦力の実力値」を証明しました。
しかし、コンサは、依然として「経験値の乏しいチーム」です。
そんなチームの特徴が、
・上手く行かない時は自信喪失で、プレー消極的、
・上手く行くと、今度は「自信過剰・慢心気味」、となります。
コンサも、その轍からは脱却して、「この勝利も、起用選手の真剣な・濃厚な闘志のもとに、徹底した集中と、スピード・精度を強く意識した徹底追求のプレーによる」点に尽きる事を一瞬も忘れず、勝利の余韻・感覚は、未だまだ封印し、次戦に集中、する事にのみ、将来・未来が出現し、産まれて来ます。
サポーターも「浮かれて良いのは、未だまだ先で、第7節~第16節で、8連勝獲得」に近づくまでは封印ですね。
今のコンサは「誇り高く、選手を互いに深く信頼し、高い目標に向かい、一つ一つのプレーに渾身を込めて、共有の戦術を実現し抜くチーム」です。
その実力は、その一つ一つのプレーと試合を通じて、確実に・一歩ずつステップ・階段を昇っています。
【ナイスゲーム!!】は次節へのエネルギーと自信に変換し、前身るのみ!
さぁ~!進撃開始、<目標奇跡の8連勝の2連勝目達成!>です。
最後に、試合(速報)スタッツを確認しておきましょう。
コンサ 横浜FM
支配率 36% 64%
・・横浜圧倒的支配で、コンサは堅守からのカウンターが炸裂。
シュート数 14本 11本
・・ゲームメイクは想定通りコンサ優位
内枠内数 8本 4本
・・シュート精度が格段に向上
得点 3点 0点
決定率 21.4% 0%
・・決定力が勝敗の決め手、コンサシュート精度向上は表彰もの。
パス数 345本 741本
・・コンサ先制・追加点の展開で、横浜に支配率を渡す戦略。
有効パス=「縦パス」は高い成功率で、多数回の決定機に直結
同成功率 77% 89%
・・横浜の高成功率は、プレイの質と言うよりも、
自陣でのパス交換を示す数値で、
コンサ陣内での効果的な攻撃(=短手数で決定機創出)の
低確率=コンサ守備陣を効果的に突破する事の困難さ
を示す数値、との捉え方が正しいですね。
攻撃エリア分布は、
コンサ 横浜FM
右サイド 33% 38%
中央 26% 23%
左サイド 41% 39%
コンサ右サイド・ルーカスの突破が鮮明で、前半3得点の最大の功労選手でしたが、前半に集中した数値で、82分の交代もあり、試合全般では、意外に、左サイド数値が高く、同サイドでのチャナティップの突破・攻撃起点も大きな勝因となっていました。
事前想定は、試合結果「2ー1・緊迫試合での勝利獲得」でしたが、
ミシャの試合後コメント「非常に手強い横浜FMとの対戦で、運動量・球際の厳しさ・規律を忍耐強く守る事の3点が、勝利に値するプレーで勝を取った。今シーズン、2連勝の後、3連敗としており、過去の事から学べているのか、を問われる次節となる」との通り、「厳しい試合姿勢・プレー姿勢」の継続をこれからのコンサの未来の鍵・条件としています。
最後に、たびだび記載しますが、
今シーズン目標≪リーグ上位=3位以内≫達成のための現時点に置き換えた「試合目標」です。
今シーズンには、長期間のリーグ・公式戦中断期間が無く、<唯一のシーズン転換点>第14節・広島戦~中断12日間~第15節・川崎戦(僅か12日間の空白・中断期)となり、中断期間・僅か12日間では、重要課題解決や、特に戦術の全交換、監督や主力選手の入り替え等の大型対策・改善は不可能です。可能な事は「選手フィジカルコンディションの調整、連携や本姓戦術の再徹底」程度が限界となります。
そのため、今シーズン展開では、<中断期からの逆転劇はすこぶる困難>で、中断前第14節での「現状・順位・ポジション」が、第15節以降ももその傾向のまま継続し、そのまま、最終順位に到達との展開が濃厚です。仮に、その傾向に逆行・反行するには「奇跡・伝説クラスの大連勝」しかありません。そんな奇跡は、全チームに有り得る事も、今シーズンに発生する事も、極めて少ない、という事。
という事で、お話が戻りますが、
コンサ今シーズン到達目標<リーグ戦上位=3位以内達成>には、
第14節(6/1広島戦)までに、
2018シーズン同節3位勝点26へ、
現在勝点12で、残る6試合(第9節~第14節)で、あと「14勝点」獲得が必要です。
その方法は、「5勝0分1敗⇒勝点15」「4勝2分0敗⇒勝点14しかありませんね.つまり、「2連勝(第7・8節)+5連勝(第9~13節)または4連勝・2分」となり、
試合目標【第7節から7連勝】で、2戦目連勝まで到達、次節3連勝を絶対達成という事ですね。
今日、現実に証明した「コンサ戦力」のフル発揮を続ける闘いをチーム全体で進行です。相当に至難の試合目標で、<2019の奇跡>を創っていく道、進路ですが、雄々しく、一致団結で、成長を確かに自覚しながら、前進です!!
2019年04月20日
戦前の選手コメントも、「第8節の勝利無くしては、前節C大阪戦勝利も意味を成さない」と今節の絶対勝利の必要性を強く訴える内容ですね!
コンサのトレーニングは「明るく、面白味満載」がトレードマークでしたが、この2週間は一遍し、「緊張感が張り詰め、一瞬の緩み、弛みは何処にも無く、選手たちの真剣な表情・実践の中、より強く、早く、正確で、高い連携でのチームプレーのレベルアップ」に邁進しています。
第6戦〜ルヴァン杯第3節~第7節〜第8節との、進行の中、第6節敗戦をターニングポイントとして、ルヴァン杯第3節での「精神的カンフル剤となったAチーム主力スタメン選手連続起用」、更に、第7節でも、「精神的カンフル剤の再投与で仕上げとなったAチーム同一主力選手のスタメン、試合フルタイム起用」で、
コンサ選手とチーム全体への精神レベルは、高揚ベクトルが続いており、益々昇り調子の現況で、ミシャが打った「精神的カンフル剤の荒療治」は大成功、となったものです!
実際、第6節敗戦の状態は、チームの危機状態で、誤れば、一気に、チーム力が、精神面から崩壊し兼ねず、降格圏へ真っ逆さまへ転落も在る状態でした。特に、選手の自信が、第5・6節でのボロボロな敗戦により、試合プレー数値はそれ程の低下は無く、数回のミスと決定力の低下程度が、敗因にも拘らず、チームプレーの多くに問題がある、かの様な敗戦認識が、選手、サポーターに拡がり、全体、自信喪失状態になりかかりました。社長コメントも「元々そんなに力が高い訳では無い」との発言が意外に大きな反響となり「実力通りの結果が出始めた」、との受け止め方に、やや助長となってしまった感もありました。社長の真意は、そのコメントの前段に「以前とは比較にならない位、大きな成長、進化をして、今や、弱小戦力では無い」との点に在り、高い戦力になっている、との相手チームの認識から、コンサ用の対策で、コンサ戦力の発揮にブレーキを掛けてくる段階まで、進展し、その対策に対して「試合中に、効果的に変化、対応する力」までには達していない、との内容だったのでした。ちょっと、いや、かなり、言葉足らず、説明が足りませんでしたね。
しかし、本日試合は、選手の緊張感の通りに、
一瞬も集中を弛める事の出来ない「超緊迫試合」は必至です!
得点獲得勝負、との観測・予想は、社長コメントからのものでしょうが、そんなに、オープンな展開になるとは考えられませんね。
横浜FMは、リーグ屈指の 中盤から最終ラインの強力守備陣で、高い個々選手能力で、相手のパス、突破を阻止する「高い相手ゲームメークブロック力」チームです。
コンサも、横浜の攻撃的戦術から守勢回数は多くなり、ブロック守備での複数選手・連携・組織守備で突破を阻止します。かなりの時間帯は、両チームの攻撃を阻止し合う展開が必至です。
その中からの複数決定機に、得点獲得となるか否かが、勝敗の分かれ目で、前線選手、シューターの冷静さ・集中力が最大のポイントです。
全サポーター一丸となったドーム力は、横浜FMのシュート精度を変え、コンサ選手の自信とエネルギーと集中力の源泉となります。
チーム全体で、この一戦の勝利を掴みましょう!
2019年04月18日
明後日(土曜)リーグ戦第8節横浜FM戦が到来です。
先ず、第8節横浜戦の試合目標・価値ですが、
今シーズン目標≪リーグ戦上位=3位内・カップ戦チャンピオン獲得≫ですが、リーグ戦は、第4節~6節での想定外「3連敗」で、目標到達の第一関門「第16節で勝点30」(2018第16節3位勝点)に対して、現在コンサ勝点9で「不足勝点21」を残る9試合で達成が必要です。
9試合で勝点21を達成する勝敗は「7勝0分2敗、6勝3分0敗」しかありません。
という事で、今シーズン目標<リーグ戦3位以内>を、再び本当の今シーズン目標とするためには、「第7節の勝利に続く8連勝」しかありません。
J1リーグの強力チームとの対戦で、そんな8連勝を掴む取ることは、「奇跡的戦績・伝説的連勝」を作るしかない事態に、コンサは転落している、訳です。
そのため、当ブログでは、現在の現実的な今シーズン目標は「降格圏離脱」に転換してしまった、と記載しましたが、「奇跡・伝説」的な連勝を、完全に不能となるまでは、真剣に「第16節まで8連勝を追及!」としました。
サッカーのプレイを愉しむ、観戦を愉しむ心境は、現時点は、封印!で、チーム全固く結集し、ギリギリとガツガツと、一切の甘さを排除し、1試合毎、勝利を何が何でも掴んで行く「闘う姿勢全開」で行く試合です。
全サポーター・チーム全員「闘い、勝利を掴み取る、捥ぎ取る試合」に徹しましょう!!
では、対戦相手は「天敵・横浜FM」であっても、そんな過酷で、勝利絶対の試合体制構築を予測しましょう。
1.コンサ戦術・試合展開
横浜FMは、前ブログで点検の通り、「攻撃型アタッキング戦術」で中盤・前線(コンサ守備位置)に分厚く・スピードに溢れた攻撃陣を押し上げて、コンサゴールに肉薄して来ます。しかし、両サイドも攻撃参加となり、守備バランスはアンカー・2CBの3枚まで、攻撃バランスとなり、ボール奪取(横浜ボールロスト)の瞬間は、大きなスペースが産まれ、複数選手でのカウンターは弱点となり、失点多発となっています。ボール支配率は、両チーム共に「攻撃型=ボール支配=パス戦術」を指向し、激しく局面転換が連続する試合が必至との想定ですね。
両チームとも、どちらかのチームにより強力攻撃力が発揮し「攻勢時間帯」となりますが、一旦「ボール奪取=ボールロスト」の瞬間、攻守が切り替わり、守備チームが一転「強力攻撃チーム」となり、攻勢時間帯となり、更に、ボール奪取=ボールロストにより攻守切り替わり、相手攻撃・攻勢、と連続します。
<超緊迫・激しく攻守交代・走力スプリント力勝負・スピード勝負>の試合です。
<一瞬も目を離せない試合>必至ですね。
この様に、激しく・厳しく・過酷な緊迫試合でのポイントは明白です。
➀横浜の「強力個々能力」に、コンサ選手の「個の力」で対抗、つまり「1対1」は無理で、原則避けるものです。コンサに、横浜「高能力選手」に対抗して勝てる選手は居ません。そのため、コンサの対抗策は「複数選手・組織の力」しかありません。「複数選手で、強力個々選手に対抗するには、速やかに数的優位とするプレイ予測のポジショニングと走力・共有意識が必須」です。横浜「個の力で突破」に、コンサ「数的優位の複数選手連携プレー」で対抗です。
➁「ボールロスト」⇐「ミスプレイ」が最大の注意点です。「ボールロスト」=攻撃権を相手にプレゼント、との事で、大胆に、しかし、高い精度維持・高リスクのギャンブルプレイ排除・連携と共通認識と集中完璧徹底
➂決定機=シュートチャンスでの決定力・精度が死命を征する、試合戦績に直結。「決定機」に冷静にターゲットへシュートを運べるか、否かで、試合は決まります。
試合展開は、過去の試合同様、僅差=1得点差勝負となりますが、複数得点同士・得点勝負となりそうです。両チームの攻撃力からは、無失点試合は困難で、複数得点の取り合い勝負が濃厚です。
この様な激しい得点獲得勝負の試合展開予想ですが、コンサ戦術は新ミシャ戦術【3ー4ー1ー2】チャナティップトツプ下が適しています。チャナティップのターゲットは「横浜FM・アンカー;喜田または扇原」で、ビルドアップのスタートにチャージをかけます。また、コンサWボランチは、横浜・インサイドハーフ;天野・三好をチャージします。<三好>は<深井>がお世話し、自由を奪い、ボールも奪う、という事ですね。
両チーム共に、攻撃型ですが、相手攻勢時は自陣DF3rdまで下がり「密集・ブロック守備」でパス・ドリブルを複数選手の数的優位で阻止、ボールを奪取します。
そこからは、横浜では、両SBのボランチ位置へのポジションアップをスタートに、インサイドハーフ・前線がコンサゴールへ突進進入して来ます。
一方、コンサは、システム可変を伴ないながら、➀前線へのロングフィード、そこを起点としたショートカウンター➁DFの押し上げにより陣型をポジションアップ、センターライン付近に布陣し、長短パス、ドリブル、裏への飛び出し、反復サイドチェンジ、サイド・クロスと多彩パターン攻撃、と複雑・多彩攻撃から「決定機・シュートチャンス」を多数回創出します。
攻撃力、特にゲームメイク力は、「スピード・一点突破の横浜」に対して、「攻撃パターン」の多彩さ・数でコンサが圧倒し、「得点獲得勝負」では、「決定力」があれば「コンサ優位」ですね。
想定試合展開は、
試合開始 ~ 20分 両チームの攻勢時間帯が3~5分続き、
攻撃チームボールロストの攻守切り替えの瞬間、
逆チームの攻撃となり、攻勢時間帯継続、と
攻守入れ替えが、3~4回反復する緊迫・均衡
~ 45分 激しい攻撃展開が、両チームともやや低下し、
中盤の潰し合い、均衡状態で前半終了。
後半開始 ~ 60分 後半開始直後に、コンサのカウンター・派生セット
プレーで、先制点獲得。
~ 70分 選手交代で活性化
両チームともに選手交代で運動量・攻撃を維持
~ 80分 選手交代で活性化
横浜カウンターで失点
~ 90分 両チームとも、決勝点を目指し、攻撃を交互に実施
コンサ、セットプレーで決勝点獲得
「 2ー1 得点獲得勝負勝利 」
とも厳しい展開ですね。
2.メンバー予想
故障以外、フルメンバーが揃った様ですね。
スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB 岩崎・檀崎
中野・白井・藤村
早坂
菅野
次節は、ロペス・武蔵が得点獲得しそうですね。
複数得点獲得が、試合展開上でのキーポイントとなりそうです。
天敵・横浜FMを「撃ち合い勝ち」で破る試合を、チーム全体、全サポーターの力「ドーム」へ結集し、連勝開始の「将来に繋がる勝利」を掴み取りましょう。
2019年04月17日
公式戦2連勝! リーグ戦3連敗で、今シーズン目標<リーグ上位=3位以内>が、ひたすら目標消滅の苦境状況から、第7節・ラッキー7!試合に、降格圏の嵐から脱出し、僅かな望みを繋ぐ、激勝・苦勝を掴みました。ここから「7連勝」実現を目指す第8節の対戦相手は、なんと「コンサ最大の天敵・横浜FM」。
昨2018シーズン対戦初戦に厚別にて「都倉・進藤の逆転2ー1」勝利となりましたが、横浜FMとの通算対戦戦績は、「3勝2分13敗」で、2018第2戦は1ー2でジェイ得点も仲川・ウーゴヴィエイラにより逆転負け、2017以前は、J1の2017・2戦、2012・2戦、2008・2戦、2002・2戦、2001・1戦、1998・2戦の計「11試合全て敗戦」、2001・2試合目が引き分け、なんと1997・YNC戦第3節の試合に「3ー1の勝利」があるだけで、昨シーズンの勝利は、21年振りの勝利獲得となったものでした。
これだけ激しい敗戦戦績は、横浜FMのみで、文字通り「天敵」です。次節での勝利は、それこそ「平成2度目の勝利」獲得を賭ける試合という事ですね。
しかし、実は、その「13敗」のスコアは、2017シーズンでの「0-3」の完敗以外は、ほぼ「1点差負け」との内容で、」スコア上は「大きな戦力差」というよりも「僅差での敗戦」と見えますが、実は「横浜FMの試合巧者」たる所以で「得意の1得点差勝ち」に試合をコントロールされた「完敗」という事でした。
所が、現在の横浜FMは、そんな「試合巧者・試合コントロール力」は未だ全開とは言えない現況で、隙も穴もあります。
十分、コンサ勝利の方程式・方法論が成立しています。
では、そんな横浜FM現況を点検してみましょう。
1.現況
順位5位 勝点12 3勝3分1敗 11得点 8失点 得失差+3
2018シーズン現在値
14位 8 2勝2分3敗 6得点 9失点 得失差-3
昨シーズンの序盤は、監督交代・戦術変更の浸透期で、波乱・低迷戦績となりました。しかし、2年目ポステコグルー監督は「アタッキング戦術」の定着に成功し、課題だった「フィニッシュ精度・決定力」改善も加わり「強力攻撃スタイル」を「強力得点力」にステップアップしました。
チーム固有カラーの強力守備力が「試合巧者・試合コントロール」を可能とする「源」でしたが、その上に「強力得点力」が加わった、という事です。
元オーストリア代表監督で、ギリシア代表監督への移籍も噂されたポステコグルーの「アタッキング戦術」は、
➀GKと最終ラインからショートパスをつなぐビルドアップ。
➁両SBがボランチのようにインサイド寄りのポジションを取り、中盤のトライアングルとともに攻撃をスピードアップさせる。
➂アタッキングエリアに侵入してボールを受けた両ウイングがさらに攻撃を加速させ、相手の守備陣形が整わないうちにフィニッシュへ持ち込む。
との、独特のゲームメイク戦術が根幹ですが、「シュート決定力」が最後のカードでした。今シーズン、FWマルコスジュニオール・エジガルジュニオ・仲川の3トップが決定力を発揮、インサイドハーフ天野・三好がゲームメイクに絡む体制が爆発して課題も克服となっています。主力選手の戦術理解も浸透し、攻撃的なスタイルでリーグを席巻する可能性が大、という状態です。
所が、今シーズン序盤の2試合は、「5得点3失点・得点力爆発」での連勝スタートでしたが、その後直前5試合(第3~7節)は「1勝3分1敗・6得点5失点」で、1勝の浦和戦「3ー0」試合を除く「0勝3分1敗」の4試合は、「3得点5失点」で「得点力不発、失点が多発」しています。
攻撃型戦術の反映・影響で、チームカラーの筈の「守備力が低下」しているのです。
という事で、今シーズン狙いの「攻撃型サッカーでリーグ席巻」は現在停滞中。このタイミングでの対戦は「ラッキー」です。
2.戦術・項目別数値点検
「アタッキング戦術」は、同上ですが、フォーメーションと連動する戦術です。
フォーメーションは【4ー1ー2ー3】で、中盤1アンカー+2インサイドハーフ型(=守備時3ボランチ)です。
同戦術のポイントが、両SBの動きですが、攻撃開始とともに、1アンカーと並列し、バイタルエリア付近に3枚ラインを作り、更に両SBを前進させ、アンカーと「トライアングル」、両インサイドハーフと「トライアングル」で、攻撃数を増加し、攻撃バランスの中、パス・ドリブル突破で決定機を作ります。
しかし、その局面でのボールロスト・相手カウンターには、1アンカー+残る2CBで、特に、アンカー脇にスペースを産み、相手カウンターへのリスク対策が破綻し勝ちです。
DF・CBは、畠中・チアゴマルチンスの2枚ですが、スプリント力が高く、カウンターへのスピード勝負は◎で、高さ・対人力もあり、特にビルドアップ力に優れています。相手攻撃局面での「ボール奪取」から、「個vs個、1vs1」の勝負ではなく、スペースを突いた複数選手カウンターは効果的ですね。
直前試合の項目別数値をコンサ対比で点検してみます。
攻撃 横浜FM コンサ コンサ対比
得点 1点 1点 △均衡
30m進入数 33回 52回 ◎優位
[シュート]
シュート数 12本 14本 △均衡
枠内数 4本 7本 ◎優位
PA内数 7本 9本 ◎優位
PA内率 58.3% 64.3% ◎優位
決定率 8.3% 7.1% △均衡
基礎
パス数 543本 466本 ✕劣後
同成功率 81% 84.1% ◎優位
クロス数 13本 15本 △均衡
同成功率 7.7% 20% ◎優位
守備
被シュート数 18本 11本 ◎優位
被決定率 5.6% 0% ◎優位
基本
支配率 57.4% 47% ✕劣後
走行距離 120km 117km △均衡
スプリント数 234回 186回 ✕劣後
コンサが
◎優位・・30m進入数(攻撃回数)・枠内数・PA内数・PA内率・パス成功率・クロス成功率・被シュート数・被決定率~8項目~
△均衡・・得点・シュート数・決定率・クロス数・走行距離~5項目~
✕劣後・・パス数・支配率・スプリント数~3項目~
如何でしょうか。
攻撃力が強烈な筈のチームとの対戦ですが、
攻撃項目は、ほぼ全項目、守備項目も全項目、要注意は「スプリント数」の走り勝負のみで、コンサ優位な試合は十分に可能ですね。否!コンサが優位で、コンサが試合コントロール試合も可能な数値です。
2019年04月16日
シーズンは、第7節にまで来て、今シーズンの序盤概要が明確になってきました。
ここまで、
第1節;攻撃力の発揮は未だ模索・整備中で、守備力主導⇒高守備力チームが主導
第2~4節;攻撃力発揮が進行し、攻撃項目・得点力が急増し、攻撃中心・主導⇒高攻撃力チームが巻き返し
第5・6節;守備主導チームにより、攻撃優位への対抗策が準備され機能発揮、巻き返し進行⇒高守備力チームが巻き返し
第7節;攻守の高バランス、高い攻撃力・守備力を高いレベルで発揮チームが上位への道を獲得・リーグ主導。
単純な攻撃や守備主導は、対戦対策による「想定戦術の阻止・制約」を受け、想定プレイを低減され、戦績低迷。攻守両方のバランスを、高いレベルで実践、がポイント。更に、上位進出の鍵・条件は、「相手対策を上回るだけの攻守高レベル戦力発揮」か「相手対策を想定し、その対策を打破する第2・第3戦術の戦術・プレイの多様性保持、発揮」の2つのみです。
コンサの目指す方向は「相手対策を上回る高レベル戦力、相手対策を打破する第2・3戦術の多様パターン戦術」どちらも指向ですね。
順位とチーム方針を一覧してみると、
1位 広島 得点11・5位 失点3・1位 攻撃〇守備◎
2位 FC東京 得点12・2位 失点5・2位 攻撃◎守備◎
3位 大分 得点10・7位 失点5・2位 攻撃△守備◎
4位 名古屋 得点15・1位 失点6・5位 攻撃◎守備〇
・・・・・以下チームは、攻守どちらかに低レベル・・・・・・
5位 横浜FM 得点11・5位 失点8・10位 攻撃〇守備✕
6位 鹿島 得点10・7位 失点9・11位 攻撃△守備✕
7位 浦和 得点 5・15位 失点7・6位 攻撃✕守備△
8位 川崎 得点 7・12位 失点5・2位 攻撃✕守備◎
ここから、明らかに、<攻撃〇と守備〇以上が上位進出条件>である事が証明されています。
コンサは、
11位コンサ 得点10・7位 失点13・16位 攻撃△守備✕✕
どちらも大きい不足状態!
この傾向は、ここ何節か、継続し、上位へ参入するには、前提の戦力整備が必要なリーグ現況です。
では、試合データを点検しましょう。
第7節公式試合データ
第7節全チーム平均とコンサを、前節との対比で推移を点検・・・
平均は、得点=失点、シュート数=被シュート数、決定率=被決定率となりますね。
得点-30m進入-シュート数-枠内数-決定率-パス成功率-被シュート-被決定率
L平均 1.2点-40.9回-11.8本-4.1本-10.4%- 77.7%- - - -
➅節 1.4点-42.5回-12.0本-4.4本-11.6%- 77.0%- - - -
コンサ 1点-52 回-14本➂位-7本➀位-7.1%⑪位-84.1%➄位-11本➇位-0%➀位
➅節 1点-54 回-19本➀位-4本➈位- 0%- 86.3%➁位-5本➀位-20%⑯位
リーグ平均値は、僅かに、得点減少=失点減少、シュート数・枠内数・決定率の攻撃3要素が低下し、守備力強化の相対関係・傾向値。
コンサは、課題の「シュート精度=枠内数・決定率が大幅改善」「被シュート数は悪化するも、被決定率改善し、失点減退」とリーグ動向とは逆行し、大幅改善。
コンサの出色は、
(1)シュート精度~「枠内数」は、C大阪と並び「7本の1位で、枠内率50%」となり、当然の結果として「得点獲得」
ちなみに、リーグの枠内数順位は、1位・7本コンサ・C大阪、3位・6清水、4位・5本名古屋・鹿島・広島・大分・・・
(2)プレイ精度~「パス成功率」が、リーグ5位・84.1%の高率で、前節より△2.2%と一見、見えますが、パス内容が「縦パス~連動パス交換」と内容が変化し、より難易度の高く、効果の高いパスへ転換したにもかかわらず、高成功率を維持したもので、プレイの大幅進歩・進展です。
(3)走行距離・スプリント数は、1週間に3試合に起用された「累積疲労選手」の起用の懸念・リスクによる「低下想定」の所、逆に、
今節117km・186回で、前節116km・154回を上回りました。試合中との選手交代も対象6選手中、66分ルーカス・84分菅の2選手のみで、6選手の「驚異的な精神力の強さ」により他の選手にも伝播・影響した好数値でした。
最後に、コンサの今節の項目別順位を確認して置きます。
得点1点・6位
シュート数14本・3位 枠内数7本・1位 PA内シュート数9本・3位
PA内シュート率64.3%・5位 決定率7.1%・10位
30m進入数(攻撃回数)52回・2位
パス数466本・10位 同成功率84.1%・5位
クロス数15本・9位 同成功率20%・4位
失点0点・1位
被シュート数11本・8位 被決定率0%・1位
タックル数21回・6位 クリア数28回・5位
支配率47%・11位
走行距離117km・4位 スプリント数186回・6位
優位項目 劣後項目 を確認すると、
攻撃項目は、決定率のみが劣後し、他の全項目が優位です。
守備項目は、前節全て劣後項目でしたが、全て優位項目に大逆転しています。
基礎項目は、支配率のみ劣後、劣後予想の走力・フィジカルは優位となりました。
纏めると、
今節のコンサは、超攻撃的戦術はより一層推進し、リーグ屈指の攻撃力を示す数値でした。しかし、唯一の課題・劣後項目「決定率」により、「複数得点となるべき攻撃力を、最少得点・1得点としてしまい、試合結果を接戦にしてしまった」ものでした。また、最弱点の守備・失点防止力は、<攻撃時にトライ・攻撃的縦パスを仕掛けるも、パス成功率を維持出来・連続攻撃を成功させ、多発していた「ボールロスト」を激減>出来ました。その結果、<相手カウンター回数を半減>出来、<カウンターを多発⇒特定数>とし、<一回毎のカウンターに対しての集中度・対応力を上げ>、特に、<<相手シュートの阻止・ブロック局面に、高い集中を発揮し「複数選手の壁」で、GK・ソンユンのみに頼らないカバー・守備を実践>し、「零封・失点0」を掴めました。
決して、守備的戦術や布陣はせず、全選手の緊密で高い集中を継続し、攻撃的戦術を維持したまま、守備力の上昇を実現できた理由です。
ミシャが求めていた事こそ「選手の集中する意識、一瞬も緩まない集中力、徹底せず妥協の甘いプレーを一切排除する意識」の<意識改革>でした。第6節~ルヴァン杯第3節起用~第7節と「激しく・厳しい選手起用」で、やや投機的に、追及・賭けに出ても、求めたものが、「この意識」でした。そして、それに選ばれた6選手が「チーム中核そのもの」という事も現実化・証明してしまいましたね。選択漏れ選手「荒野・・・」は中核外、という事になってしまいましたね。
これからに大きく影響する第7節となった事は、絶対・間違いありません。
2019年04月13日
今シーズン最初の関門・分岐点試合。
ルヴァン杯第3節を経由したリーグ戦第7節は、
<試合途中で、フィジカルダウンが予測される複数選手を含む選手起用となり、選手交代のタイミングと内容がキーポイントとなる>【ギリギリの勝負を挑む】試合となり、
そんな過酷な試合条件の下、リーグ戦3連敗により、降格圏争いに、シーズン展開は変化し、ここでの敗戦・4連敗はもう出来ない【絶対勝利】試合でもあり、この試合の勝利獲得の成否が、今シーズン・コンサを決定付ける<関門・分岐点試合>と設定しましたが、
起用選手・未起用のサブ選手・帯同されず札幌に残った選手、チームスタッフ、そして、現地参戦と現地へ心を寄せたサポーター、の全チームが、一丸となり、気持ちを一つにした試合は、見事に「勝利・勝ち点3」の成功を勝ち取る結果となりました。
偏に、チーム総力を注ぎ、起用選手は、その意思と信念とエネルギーを糧に、試合全時間、一瞬の緩みや淀みも排除して、戦い切った試合となりました。
この一勝の価値は、「勝ち点3」との数値以上にあり、
「信念と団結心と自信に充ちたコンサのチームプレイ」」を確信し、大きな自信・自覚を掴み、これからの「試合への精神支柱と確かなプレイ」を連続する「力」をもたらしました。その意味合いで、予想・予測の通り、今シーズンの今後の試合への「再点火」の契機となった「分岐点」となりました。
しかし、予想・想定では、「試合途中で、前ルヴァン杯第3節の疲労によるフィジカル低下・プレイ低減が予想される選手」が複数発生、としましたが、驚きですが、
一番候補の「福森」、二番手予測「武蔵」、更に「宮澤」は、試合最後まで、目立つような「低下・低減」は全くありませんでした。・・本当のところは、「絶対に、確実に悪化・低下」するところでしたが、相手選手にも、味方選手にも、そんな素振りを見せず、周りの選手たちに、その認識・把握は一切ありませんでした。
実際に、<選手本人の【心・気持ち・精神の強さ・タフさ】>が原因で、本人に疲労感の認識を殆ど発生させず、プレイのキレ低下、プレー低減も全く発生させなかったと考えられます。「精神が身体を超越する」との、かなり「超人的」現象ですが、その超ハイテンションレベルでの「精神・身体・プレー」が実現したもの、でしょうね。
しかし、試合終了後の現在、ベンチ裏・宿舎では、「全く身体が動かせないレベルの疲労感が襲っている」事態が想像されます。・・・そんなに、この試合・一つ一つのプレーに「全身全霊」を賭けて、凄いプレーを現実と出来る選手達に、成長・進化した、との事実に感動もしますね!
【選手の皆さん、スタッフの皆さん、遠く長居まで参戦、遠くより懸命の声援を送り続けたサポーターの皆さん、本当ほんとうに、お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。感動しました・・!】
試合内容について少しだけ、
苦しむC大阪は、試合前ロティーナ監督コメントの「コンサのリーグ屈指の攻撃力」を警戒し、システムを3ー4ー2ー1を4ー4ー2でスタートし、試合中に、計3回、試合展開の好転のため、両システムを変更し続けました。また、ボール支配も「低率」で「守備主導・カウンター戦術」を続けていましたが、この試合では、変化し、「高支配率・攻守バランス・ポゼッションパス戦術」を対抗して来ました。そのため、想定した「コンサボール支配・攻勢継続」ではなく「コンサ・C大阪が、攻守を均衡する試合」となりました。
両チーム共に、前節までの低迷の主因だった「シュート決定率・特に枠内数」は、両選手共に、高い意識から大改善し、「枠内シュートを撃ち合う、GKファインセーブで阻止」の激しい展開の均衡展開となりました。
しかし、「ゲームメイク力はコンサ圧倒的優位」で、決定機の回数勝負でコンサが勝ち、その結果が「進藤得点」となりました。C大阪の決定機は、ソウザの強烈ミドルシュートの通り、「コンサ守備陣を抉り、突破の決定機」ではなく、その差が、試合結果の形となったもので、単なる「決定力の差」ではありませんでした。
試合速報値(概算値)は、
チーム 支配率 シュート数 枠内数 パス数 成功率 走行距離 スプリント
コンサ 47% 13本 10本 499本 84% 117km 186回
C大阪 53% 10本 9本 563本 83% 113km 159回
注目が、両チームの「枠内シュート数」の多さで、
コンサ枠内率は77%と驚異的な高率でしたが、「決定率7.6%」で決定力自体は未だまだ改善が必要なレベルですが、その前提段階となる「枠内」は改善スタートとなりました。コンサのバス数は、前節699本から、△200本と大幅低下となりましたが、「パス成功率」に低下は無く、パス内容が変化した事を証明します。本日試合では、「縦パスが成功・有効」が特徴でしたが、「縦パス成功→そこを起点とした連続パス→決定機・シュート」の「手数回数の大幅減少」=「攻撃のスピードアップ」との「攻撃力復活」が原因となりました。この成功・試合体験から見えて来る事が、「支配率と高成功率パス数の相関関係」で、「自陣でのパス交換」が多くなる「支配率上昇」は、「攻撃の端緒・穴や方法」が見つからず、攻撃に苦しんでいる状況で、逆に、攻撃が活性化・効果的な時には、無駄な自陣内パス交換は減少し、有効・効果的な「縦パス」から、短多数で決定機形成、となるもので、その際は、意外に「支配率はそんなに高くなく、時には、50%切れ」ともなる、という事です。
単純に、パス数が多い少ないは、駄目ですね。
今晩~明日のフィジカルリカバリーは大変重要ですね。通常日程以上に、重負荷状態で、故障発生が近いです。適正なコントロールで、まずは、体力・身体、フィジカル復活です。
コンサの戦術の実践=習熟消化は、ここで一段階ステップアップしました。
次節からの「7連勝」を目指します。そこまで到達すれば「今シーズン目標の復活・再掲示も許されます」が、あと連続6勝は、過酷で厳しい道のりですね。しかし、遣り甲斐の高い、大きな道・目標です。
フレーフレー!コンサ!
2019年04月12日
コンサに、今シーズン最初の関門・分岐点試合がやって来ました。
昨日プログの通り、
水曜ルヴァン杯第3節を経由したリーグ戦第7節は、
<試合途中で、フィジカルダウンが予測される複数選手を含む選手起用となり、選手交代のタイミングと内容がキーポイントとなる>【ギリギリの勝負を挑む】試合となります。
そんな過酷な試合条件の下、リーグ戦3連敗により、降格圏争いに、シーズン展開は変化し、ここでの敗戦・4連敗はもう出来ない【絶対勝利】試合でもあり、
この試合の勝利獲得の成否が、今シーズン・コンサを決定付ける<関門・分岐点試合>となったものです。
そんな、次節のコンサ戦術・試合展開・メンバーを予想します。
1.戦術・試合展開
対戦チーム・C大阪は、現在、昨シーズンから、戦術・システム・選手全てがモデルチェンジを図るも、当然予想された通り、機能・成功は程遠く、戦績も昨シーズン以下の苦境現況。
唯一のリスク・危険ポイントが「柿谷・清武・ソウザの連動・スピードカウンター」です。しかし、期待された(?)都倉は、そのスピードに付いて行けず、ロングボールのポスト、セットプレー時のターゲットのみにプレーが縮小しています(可哀そうな状態ですね・・)。
対策のポイントは、➀ソウザ・レアンドロのボランチ、マテイヨニッチのDF、のパス起点へのチャージで、有効攻撃開始第1パスの阻止➁また第1パス受け手の清武・柿谷へのパスレスポンス時、ボール保持時のタイトチャージで、第2パス(=決定的・ラストパス)起点へのチャージにより、連続パス交換阻止で、スピードカウンターをストップさせる、とのプレイです。
コンサのスタメン選手は、途中での「フィジカル低下=エンジン急停止」が想定される複数選手を含んでおり、「スタートチームの戦力」は、試合開始時から、一定時間が最高レベルとなり、ある時点、フィジカル低下選手発生により、急低下が必至で、その前に「交代選手の試合準備」を用意し、その瞬間に、「選手交代し、戦力は低下させず、高いまま維持」を図り、試合進行の中、終盤まで、戦力レベルを維持する、との試合戦略・方針です。詰まり、「フィジカル低下選手が出ても、即座に、タイムリーに選手交代し、戦力低下の隙間時間を絶対作らない」との試合となります。
コンサの戦術は、C大阪フォーメーション[3ー4ー2ー1]に対して、フル・マッチアップとはしない【3ー4ー1ー2】基本フォーメーションの新型ミシャ戦術。
<トップ下>チャナティップが、攻守のキー選手となり、守備では、C大阪の第1パス起点;両ボランチ・DFマテイヨニッチをチャージし、フリーな第1パスを阻止、一方、攻撃では、両トツプへのショートパス・崩しパス起点、両トツプ・ポスト等からのこぼれ球・第2パス受け手の攻撃・ボール保持起点、と攻守に大活躍との想定。このため、前ルヴァン杯第3節での起用は回避・温存、したものと見えます。
試合展開は、想定されるコンサ戦力のフル発揮時間帯から、試合開始直後からの「前半で勝勢態勢」を図る展開を狙います。
そして、最初に「フィジカル低下選手」の発生は、後半開始頃に到来、その後、60分・75分と発生し、都度選手交代により、試合開始時のチーム戦力を維持した時間帯を延ばします。しかし、最終盤の80分~90分では「足を攣る(つる)」選手の交代枠は使い切り、「前線選手も含む全員守備で、勝勢を守り切る」展開が想定されます。
前ブログで記載の通り、試合開始から、チーム戦力は「前ルヴァン杯第3節の疲労」によるダウンは起きず、逆に「キレが増した複数選手により、チーム戦力はいつもよりアップ」状態と予想します。
試合開始直後から、コンサの圧倒的強烈・攻撃を展開し、「試合開始20分以内先制点、前半更に追加点獲得の前半2ー0・勝勢」を実現する事が必須試合展開となります。
前半が、その様な「コンサ攻勢展開」を成功すると、当然、精神的ダメージも無く、最効率的なフィジカル消費で、消費進行を大きく低減出来る展開となり、
フィジカル低減の時間・タイミングを遅らせる事ともなる「一石二鳥、いや一石三鳥」となる展開ですね。
纏めると、試合展開は、
試合開始 ~ 20分 試合開始直後からコンサ猛攻が開始、攻勢状態を維持。
ファーストかセカンドチャンスで、絶対に得点獲得。
「枠外」シュートが最も注意する点です。
~ 30分 コンサ攻勢を維持し、
C大阪のカウンターは早い段階で阻止、コンサ攻撃へ。
~ 45分 コンサ攻勢の中、追加点獲得。
< 2ー0 >勝勢状態を実現し、前半終了。
後半開始 ~ 50分 最初のフィジカル低下選手を交代し戦力維持。
コンサ攻勢を回復を図るも、やや均衡状態。
~ 60分 二番目のフィジカル低下選手交代で戦力維持を図る。
均衡状態。
~ 75分 三番目のフィジカル低下選手交代で戦力維持を図る。
均衡状態。
~ 85分 C大阪攻勢・カウンター・反撃で失点
~ 90分 C大阪攻勢を全員守備で守り、試合終了
【 2ー1 】激勝で勝ち点3獲得!!
との試合展開を予想します。
2.メンバー予想
ギリギリの試合をする起用選手です。従来以上に、注意点満載で、微妙且つ、積極・アクティブな選択と運用ですね。ミシャの腕の見せ所です!
では、予想スタメンから。
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 宮澤 ルーカス
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
スタメン6選手が、ルヴァン杯第3節にスタメン起用で、この試合、フィジカル低下がある選手です。スタメンチームのキー選手は「宮澤」で、前節まで「深井・荒野」のWボランチでは、運動量・ボール奪取は強みとされますが、
ポジショニング(責任カバースペースをしばしば空けて、フリースペースとしてしまい、そこを狙うフリーなパス起点を許すプレイ・リスク)、
攻撃起点(パス精度が問題で、しばしばミスパスで、ボールロストとなる、攻撃のリズム・連続をストップさせ、攻撃にブレーキを掛ける)、
判断(試合展開・プレイの予想・予測が低すぎる) の3要素が低レベルで、より適正な選手の筆頭が、宮澤で、以下、小野・駒井・金子・藤村と続きます。
そのため、リベロ役をミンテに委ねる事となりますが、ミンテは「ルヴァン杯第3節の失点はミンテの失点」の通り、「ポジショニング(荒野同様、必死のあまり、冷静な判断が停止し、安易な飛び出しと、即座の帰陣・ポジション復帰がしばしば遅れ。により、GK前の超危険エリアに、フリー・空きスペースを産んでしまいます)に大きなリスク・課題」があり、高いリスクと、両サイドCBのカバー意識・実践が条件となります。一方、スピードはコンサDF選手では、突出し、若手、中村・濱に匹敵するスピードを持ち、現行ミシャ戦術でのリスク点、「相手カウンター」とのスピード勝負の守備は現在DF陣(宮澤・福森・進藤)よりは優位との利点もあります。
要は、「注意・カバーを利かして、起用」する、という事です。
ルヴァン杯第3節起用の6選手のフィジカル低下予想は、(これまでのフィジカルから推測すると)
福森~50分
宮澤~60分
武蔵・菅~75分
ルーカス・ミンテ~90分 と(大胆)予測です。
ここから、 50分 福森OUT⇔ 宮澤CBリベロへ・金子IN
60分 ※<2ー0>勝勢ならば、
宮澤OUT⇔ 濱IN・ミンテリベロへ
※<2ー0>に未到達なら、
菅 OUT⇔ 白井IN
宮澤は根性・精神力と冷静な判断・ポジショニングで
頑張ってもらいましょう。
75分 武蔵OUT⇔岩崎IN
との選手交代。
SUBは、 金子・白井・岩崎・濱・中野・檀崎
菅野 で形成したいですね。
特に、檀崎・岩崎は、リーグ戦での実戦起用・体験を積ませる段階に到達です。
色々、制約・条件が、厳しく・重複した試合で、
<ベンチワークと選手精神(勝利魂)、そして、それらすべてを支えるサポーター>の3つのチームワークで、絶対勝利必達・勝ち点3捥ぎ取る覚悟の試合です。
コンサ全チーム力を結集し、激戦を勝利で飾り、連敗停止、連勝開始、シーズン目標復活へのスタートを開始と致しましょう!!
2019年04月11日
昨日のルヴァン杯第3節は、湘南Bチーム相手に「完勝」の結果でしたね。
この試合展開・戦術・起用メンバーは、想定内の通りで、圧倒的試合内容と試合結果に「予測的中🎯」とやや浮かれ反省ものですが、
最重要点は予測通りと自負して良いものでした。
それは、昨日ルヴァン杯第3節は、第一試合目標「ルヴァン杯グループステージ突破のため勝利」と同時に、
第二試合目標「Aチーム主力選手の実戦を使ったハードトレーニング」との方針です。
通常のリーグ戦・スケジュールでは、
週間毎に「6日間インターバル(オフ1日・トレーニング4日・事前試合地移動1日)」を遵守し、その間「フィジカルコンディション・コントロール、と、対戦トレーニング」を組み合わせて進行させています。
しかし、昨日ルヴァン杯第3節を挟み「リーグ戦第6節~中3日~ルヴァン杯第3節 ~中2日~リーグ戦第7節」となり、J1リーグチームは、ACL戦チーム以外は、全チームが、フルターンオーバーで、ルヴァン杯第3節、リーグ戦起用とします。
その中、
コンサは、この「3試合連続して特定選手を起用」するものです。
」 本ブログの事前予想では、「実戦によるハードトレーニング」の第二目的のため、ルヴァン杯第3節へ、Aチーム選手起用を予想しましたが、ルヴァン杯第3節~リーグ戦第7節の両起用可能選手は、「コンディション・リカバリーの早い選手」を条件とする予想をしました。
しかし、実際にルヴァン杯第3節起用Aチーム選手は、
「宮澤・福森・ミンテ・ルーカス・菅・武蔵」の6選手まで拡大し、「中2日」起用可能に懸念が発生しますね。
しかし、ミシャの捉え方は、そんな「甘え・余裕は認めず、排除」し、ルヴァン杯第3節起用Aチーム全6選手はリーグ戦第7節に起用、との考え方と想定します。
実際、「試合疲労」は、
「試合勝敗でダメージに相違」・「中2日での出場は、一定時間は普通にプレイ出来、場合によっては、体重減少により、キレが上がる事も多く、しかし、一定時間経過後、突然、筋肉疲労・スタミナ欠乏が襲い、プレイが激減する」・「激しいトレーニング達成感、と同様な、精神昂揚感から、プレイ集中度、無駄な力が抜けて、冷静・スムーズなプレイ可能」との反応・影響となり、
冒頭の記載の通り「絶好のハードトレーニング」を実践した状態、という事です。
因みに、ルヴァン杯第3節に起用されなかったAチーム選手は、ロペス・チャナティップ・進藤・深井・荒野・ソンユンですが、こんなチーム危機状況で「体調不良」のセルフコントロールも出来ない荒野は、論外ですが、他の選手の内、ロペス・チャナティップ・ソンユンは「ルヴァン杯第3節のハードトレーニング」は必要ない選手=既に十分、キレ・精神鍛錬は保持していて、そんなハードトレーニングは不要です。進藤・深井は、「中2日のリーグ戦第7節起用は困難」で回避です。
昨日ルヴァン杯第3節完勝で、
「勝利の味、勝ち癖、縦パス成功率回復、基本ミシャ戦術の再確認・実践、多彩ゲームメイク法の確認・実践、武蔵・岩崎・檀崎の使い方把握、、」とAチーム主力、特にゲームメイク選手;福森、ミンテ、早坂、ルーカス、菅、金子(も)はコンサプレイ・実践を確認し、自信回復を掴みました。
さぁ~、この「力・好影響」をそのまま「次節第7節C大阪戦」へぶつけます。
但し、絶対に注意しなければならない点が「ルヴァン杯第3節・第7節連続起用選手の、試合中途フィジカルコンディション・急低下減少の早目の把握、即時交代対応準備」です。 次節第7節の最重要・キーポイントは「選手交代」ですね。
では、具体的に、展望してみます。
1.対戦チーム C大阪現況
第6節では、
順位11位 勝点7 2勝1分3敗 5得点6失点 得失差-1
2018シーズン
順位 6位 9 2勝3分1敗 9得点9失点 得失差0 2連勝
コンサ
順位15位 6 2勝0分4敗 9得点13失点得失差-4 3連敗
2018シーズン
順位 7位 8 2勝2分2敗 9得点8失点 得失差1 13試合連続勝点中
両チームともに絶不調、特に、失点=守備力低減が原因で、C大阪は、得点力=攻撃力も低下しています。
両チームともに、シーズン当初のシーズン目標は「華々しい、リーグ上位・最強チームの自負に充ち満ちたもの」でしたが、コンサは降格圏寸前、C大阪は下位、と苦しんでいる状況」は同一です。
チーム立て直し・改善の苦境段階で、その切っ掛け、脱出口を探すリーグ戦となっています。
C大阪・苦境の原因は、どこにあるのでしょう?
チームは完全に移行に突入し、監督・戦術・チームカラーを転換してしまいました。
C大阪のチーム母体超名門ヤンマーをそのまま引き継ぎ、変わらないのは「強力資金力母体ヤンマー・日本ハム・シャープの資金力と桜ユニフォーム、女性ファン」ですが、今シーズンそれ以外の殆どを捨て、転換しました。と言うよりも、ここ何シーズンも繰り返されてきた「主力選手流失」は、2018~2019シーズンに更に加速し、「ズタズタ状態の主力流失」となり、必然的に、全面転換しか選択肢は無くなったもの。内容は、リアクションサッカーからアクションサッカーへの転換。
「堅守をベースに攻守の切り替えを重視し、奪ったボールは手数をかけずに前へ運ぶ」戦術の尹晶煥前監督に対し、ロティーナ新監督は「ビルドアップを重視、ボールをつなぎ、動かしながら相手の穴を突いていく」戦術に転換。
そのため「ポジショニング」を重視し、[いいポジションを取った上で、数的優位を作りながらボールを動かして相手ゴールに迫る」戦術を指向するも、キャンプ練習試合で多発し課題となった「ビルドアップパスを狙われたボールロスト多発」は現在まで継続したままで未改善。また、「ポゼッションスタイル」も成功しきれず「昨季の粘り強い守備」も喪失。フォーメーションは、2018「4ー4ー2」を「3ー4ー2ー1」に変更するも、守備型にも、攻撃型にも出来ずに、「課題・問題点噴出し、攻守に戦力ダウン」となったもの。
2.コンサとの対比
コンサとは、根本的に相違する低迷原因・状況です。
しかし、戦術・チームプレイのミスマッチが多発するも、選手層は「多数の高能力選手層」で、一旦切っ掛けを掴み、高能力多数選手が機能・起動すれば、一気に爆発的連勝も可能なチームです。現在の、苦境・低迷時期の対戦は、ラッキーです。
前節の項目毎の試合データをコンサと対比しておきましょう。
得点 失点 シュート数 枠内数 決定率 被シュート数 支配率 走行距離
C大阪 1 1 6本 2本 16.7% 13本 44.3% 115km
コンサ 1 2 19本 4本 0% 5本 61.1% 115km
共通値項目も多いですが、
シュート数=ゲームメイク力、被シュート数=前線~中盤守備、支配率
は、コンサ絶対優勢、
決定率=シュート精度は、C大阪優位、です。
試合コントロール、攻撃時間帯、決定機はコンサが圧倒的優勢で、C大阪の数少ないカウンターの得点力のみ注意で、コンサ勝利が濃厚な前節試合データでした。
戦術・フォーメーションは、
C大阪 【3ー4ー2ー1】 Vs コンサ基本システム【3ー4ー1ー2】
となり、一見、相似形に見えますが、
C大阪 アクションサッカーを指向するもカウンター主体
Vs
コンサ 超攻撃型・ミシャ戦術でシステム可変、布陣位置も高く位置し、相手陣内でのボール奪取~ショートカウンター、中盤でのボール奪取~連続ショートパス・ドリブル突破・裏スペースへの飛び出し・スルーパス・サイドからのクロス攻撃・サイド突破から抉るセンタリング・連続サイドチェンジ・派生セットプレーで攻撃時間帯を伸ばし試合支配を狙う、と戦術は全く相違し、同一システム・がっぷり勝負、とはなりません。
2019年04月10日
予想の後半コンサ2得点、湘南1得点は、コンサ1得点、湘南1得点となり、
予想の5ー1は、4ー1となりましたが、
予想は80%的中🎯との評価、となりました
コンサに関してだけですが、
コンサの予想、予測的中率は、60%レベルに到達です。
素直に、コンサの完勝と我が予測的中に、乾杯してる最中で〜す‼️
今日の祝杯は、一段と美味い!ですね‼️
2019年04月10日
昨日、大胆気味の今シーズン展開変更戦略を予測しましたが、
今朝のリリースで、驚きの予測的中🎯か⁈
少なくとも、ミシャは、今日のルヴァン杯第3節は、ここまでのルヴァン杯とは異なる、重要試合と設定しました。
今日の選手起用は、予測的中の A+B混成チームとする様です。
準Aチームで、ルヴァン杯を闘う戦略に転換、との事です。
但し、混成する選手は、更にランクアップした選手を用意します。
ここまでのルヴァン杯対戦Bチームの欠点は、縦パス成功率の低さ=その都度、ボールロストとなり、再奪取も出来ず、攻撃停止・中断でした。
その対策が、Aチームからの助っ人選手で、縦パス成功率を改善し、連続攻撃、多彩攻撃、攻撃時間帯を延ばしボール支配率を上げ、攻撃増加と失点に繋がる守備の時間帯そのものを減少させる、との展開の回復、定着です。
そのキー選手を、本ブログ予測では、チャナティップ、左右サイドの中野、白井、ディフェンス、ミンテの4選手を考察しましたが、ミシャの用意は、全プレーの起点DF宮澤、同じく、攻撃ぬスイッチパス起点とプレスキックでセットプレーを得点チャンスに加える、福森、サイドは、超絶テクニシャンルーカス、中野の主力4選手を用意する様です。
いずれにしても、対戦する湘南・Bチームとの戦力差は、大きく拡大し、闘う前に、既に勝負がついている、との準備での対戦とするとの意思ですね。
この準Aチーム形成は、ルヴァン杯今節のみの緊急対策なのか、暫くは、連続し、グループステージ突破を確実とする、かの戦略かは、未だ不明ですが、今節の大勝、完勝、の成果を掴むかどうか、でも替わる状態と想定しますね。
今日のルヴァン杯は、大勝、完勝!を狙いに行きます!
2019年04月09日
リーグ戦3連敗中のコンサは、今シーズン目標<リーグ上位=3位以上>達成のためには、リーグ戦第5節~第14節広島戦までの「10試合で、勝ち点21獲得=➀7勝0分3敗又は➁6勝3分1敗」の試合目標に対して、第5・6節・2連敗となり、「➁の敗戦数を超過して➁は不能、残るは➀条件」のみですが、「許容範囲3敗の内、2敗し、残存許容敗戦は僅か1試合のみ」となりました。即ち「第7節~第14節の8試合を、7勝0分1敗」しか条件達成はあり得ません。言い換えると「ここから、7連勝」出来るか否か、を問われる状態に陥ってしまい、今シーズン目標を達成する可能性は、極めて僅か、ほとんど不可能、という状況になった、という事です。
僅かとは言え、可能性がある限り、追及しますが、それも「8試合中、2敗目となった瞬間」到達不能、との現実を自覚・認識しなければならなくなります。
そこで、視点を変換し、今シーズンの第2目標だった【カップ戦での優勝・チャンピオン獲得】に重点を移行する戦略が浮かび上がって来ました。
明日のルヴァン杯のコンサ現況は、
今シーズン第1・絶対的優先目標<リーグ戦上位=3位以内獲得>を主軸として、Aチームの有力戦力を集中・固定化して闘い、
今シーズン第2目標<カップ戦・優勝チャンピオン獲得>は副軸とし、Bチームの固定メンバーにて闘い、展開して来ました。
その結果・戦績は、2試合戦い、
Aグループ
1位長崎勝点4 2位湘南勝点3 3位コンサ勝点2 4位横浜勝点1 で、2試合連続引き分けとなっています。
全チーム、各チームのBチーム・ターンオーバー起用でしたが、リーグ戦現況とは異なる戦績となっています。
今後、グループステージリーグ戦は、第3節~折り返しの4・5・6節と「4試合」残存し、その戦いで「グループ2位以内」で、次ステージ「プレーオフ戦(ACL戦チームとグループステージ勝ち上がりチーム計8チームでのホーム&アウェイ戦」に進出可能となります。
リーグ戦上位の可能性がある「湘南・横浜FM」の2チームは、Aチーム強力化方針から、益々、Bチーム固定が進みますね。結果として、今シーズンルヴァン杯2試合で活躍の「若手有望選手はAチームへ吸収され、Bチーム戦力は、維持~やや低下」も想定されます。
結構、チャンスがあります!!
コンサも「リーグ戦への戦力集中を停止」するほどの余裕はありません(当面、降格圏から離脱に、リーグ戦試合目標変更です!!)。しかし、一部戦力を、ルヴァン杯に投入し、Bチームの「大幅強化、準Aチーム戦力」を選択する戦略も有力です。
という事から、次節ルヴァン杯は、「Bチーム主体+一部Aチームの混成軍団」を提案したいと思います。・・ルヴァン杯起用のAチーム戦力は、リーグ戦次節に起用可能な「フィジカルコンディション可能=リカバリーの早い選手=若手選手」です。
次節ルヴァン杯の「快勝」は、コンサチームに自信とエネルギーと「壁感・圧迫感を溶いてくれる勢い」をもたらします。この観点も、今のコンサには重要ですね!!
では、この大前提で、明日ルヴァン杯第3節を予想してみます。
1.戦術・試合展開
ミシャ戦術を展開する意識・意図はあるも、連携・各選手の具体的プレイにまで消化・定着せず、具体的には「縦パス」が全く通らない状況でしたが、ここに「Aチーム選手」を混成し、「縦パス成功⇒連続パス交換⇒多数回決定機獲得」とします。
戦術は、定例「ミシャ戦術」で、基本フォーメーション【3ー4ー2ー1】、可変システムで、守備時⇒[5ー4ー1]、攻撃切り換え時⇒[3ー2ー1ー4]。
ビルドアップ主体のパスサッカー戦術で、サイド攻撃・裏への飛び出し・反復サイドチェンジで、中央・両サイド全般での多彩パターン攻撃を掛け、縦パス失敗の「ボールロスト」を「寄せを早くした前線でのボール奪取・回収」により、連続攻撃・ボール保持時間を延ばす「高支配率」戦術を指向。攻撃中心で、「得点・撃ち合い勝ち」での勝利を図る。
試合展開は、試合開始から「猛攻・連続攻撃・攻勢時間帯を持続し試合支配」を目指し、「先制点・追加点・追加点」と得点獲得を徹底的に図り、失点があっても「複数得点獲得・複数得点差勝ち」を図ります。
湘南現況から、充分に狙える状況が来ています。
試合開始 ~ 10分 第1・2決定機に「先制点獲得」
~ 20分 攻勢・攻撃持続し「追加点獲得」
~ 45分 攻勢・攻撃持続「追加点累積」
< 3ー0 >勝勢局面を狙う
後半開始 ~ 60分 選手交代で、活性化
~ 75分 相手チームフィジカル低下で、
攻勢・攻撃持続時間帯で「追加点獲得」
相手カウンターで「失点」
~ 90分 攻勢を持続し「追加点獲得」にて試合終了
< 5ー1 >快勝・完勝
との展開を目指します。
2.メンバー予想
記載したコンセプトで、「Bチーム中心+Aチーム一部選手の混成チーム」で「準Aチーム」の強力チームを形成します。
Aチーム一部選手は、試合前半~60分に起用し「➀試合の勝勢を獲得➁次節リーグ戦へのハードトレーニング」とします。
スタメン 岩崎
チャナティップ 檀崎
金子 藤村 高嶺 白井
濱 ミンテ 早坂
菅野
SUB
60分予定 中野IN ⇔ 白井OUT
武蔵IN ⇔ チャナティップOUT
中村IN ⇔ ミンテOUT
荒野・大和・宮澤・阿波加
Aチームからの起用選手:チャナティップ・白井・ミンテ・中野・武蔵は、実試合の最緊張感・ハードトレーニング!となり、それぞれ「得点や美プレー等を獲得」し、次節プレーへ繋げる結果を「快勝・完勝」の中、同時に目指します。
如何でしょうか?!
一考の余地がありそうな想定ですが・・・・。
2019年04月08日
通常よりも、一日早く、公式試合データがリリースされました。
コンサにとって、チーム・サポーターにとって納得し難い「苦い」敗戦となり、楽勝・イケイケムードは、一掃され、不安感と当時に、緊張感に包まれました。
この点は、これからのコンサに取っては、掛け替えのない「獲得物」です。
元々、コンサは<どさんこ魂・どろにまみれても根性と熱いハートで、その1球に渾身の魂を込めるチーム>でした。
「華麗な勝利」で、舞い上がり、有頂天・調子に乗ってた事は否定できませんね。
社長も、そんなチームではない、そんな力は未だない、と言い続けていましたが、最近の発言は、調子が良い事はいい事だ、と言い始めてましたが、選手・チームスタッフ・我々サポーターに「冷水をぶっ掛けられ、頭を冷やされた」ところですね。
後ほど、コンサの試合公式データを掲載致しますが、試合実感程、試合データは悪化していません。実の所は、僅な項目が劣後、劣化していてその箇所に問題・課題がある事の結果が大分戦であった事が明らかです。
大分の片野坂監督の試合後コメントが意外な「大分のサッカーは出来ていなかった、コンサに一方的に攻撃された試合だった」との内容そのものです。
吉原宏太のコメントにも、そんなに悪い試合では無かった、とありましたが、それが、正しい現状認識、という事ですね。
コンサの成長は、一瞬で消滅してしまうものでも無い、という事は、大変重要ですね!
では、
その内容です。
1.第6節 コンサとJ1リーグ試合データです。
(1)第6節試合データ〜項目別ランキング形式で記載〜
支配率 ➀67.3%神戸➁65.6%G大阪➌61.1%コンサ以下➃鳥栖➄名古屋➅横浜FM
走行距離➀127km横浜FM➁120km松本➂119km浦和➍115kmコンサ・FC東京・C大阪・大分
得点 ➀3点仙台・横浜FM・広島➃2点磐田・鹿島・松本・FC東京・大分➒1点コンサ
30m進入 ➀73回神戸➁67回G大阪➂61回川崎➃60回名古屋➎54回コンサ以下➅FC東京・横浜FM➇清水・鳥栖
シュート ➊19本コンサ➁18本磐田➂16本仙台・清水以下➄横浜FM・鹿島➆神戸・川崎・松本
同枠内数➀9本横浜FM➁7本神戸・FC東京➃6本仙台・清水・広島➆5本鹿島・川崎➒4本コンサ・松本・G大阪・鳥栖・湘南
決定率 ➀42.9%広島➁21.4%横浜FM➂20%大分➃18.8%仙台➄16.7%FC東京・C大阪以下⓮最下位コンサ・G大阪・鳥栖・湘南・浦和
パス数 ➀828本G大阪➁711本川崎➌692本コンサ➃659本横浜FM➄637本神戸以下➅名古屋
同成功率➀87.3%G大阪➋86.3%コンサ➂85.9%横浜FM以下➃川崎➄神戸➅名古屋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
被シュート数➊5本コンサ➁6本川崎➂7本G大阪以下➃磐田➄仙台・広島➆鹿島・横浜FM
被決定率 ➀0%仙台・横浜FM・磐田・広島・大分以下⓰20%コンサ⑰浦和⑱G大阪
タックル数➀40回松本➁30回神戸・浦和以下⓮19回コンサ⑮18回湘南⑯大分⑰仙台⑱FC東京
クリア数 ➀36回鳥栖➁34回清水・C大阪・大分以下⑯14回浦和⓱最下位13回コンサ・名古屋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コンサを纏めると、
◎リーグ上位水準・・支配率・走行距離・30m進入数・シュート数・パス数・同成功率・被シュート数
〇リーグ中位水準・・枠内シュート数
✕リーグ下位水準・・シュート決定率・被決定率・タックル数・クリア数、です。
ここから、
※1 試合の基礎項目;支配率・走行距離、攻撃のゲームメイク項目は全項目が◎リーグトップランクで、数値上からは問題点は見つかりません。また、驚きですが、被シュート数=相手シュートチャンス阻止力=前線~中盤守備力は、リーグトップでした。
※2 一転して、攻撃の最終段階「シュートの質(精度・決定力)」、被決定率=相手シュートの得点阻止力=DF・GK守備力、の2点が、リーグ最下位のリーグレベル以下で、敗戦の直接原因を示しています。また、「守備」の基礎項目の「タックル・クリア」もリーグ最下位の回数で、「守備陣の本来守備基礎数値の低レベル、リーグ水準未達」を示しています。
※3 大分との対戦は、試合データ値からは、ほとんどの項目で、コンサが上回り、圧倒していた事を示していますが、唯一「シュート決定率」で、大分は驚異の決定力により、圧倒的に少ないチャンスにも拘らず「勝利してしまった」との内容で、チーム戦力は、圧倒的な差があり、複数回の対戦では、コンサの勝利数が大きく上回るものの、今回、「奇跡的な勝利」を「驚異の決定力」により捥ぎ取った試合、との試合の実像が現れています。
(2)更に、今シーズンの累積値=第1節~第6節累計値での項目別コンサ順位を確認しておきます。
支配率 8位ー53.9% 走行距離 4位ー116.6km
30m進入数 8位ー42.8回
得点 5位ー9点 シュート数 2位ー17.1本 枠内数 9位ー24本
決定率 9位ー9.5%
パス数 9位ー433本 同成功率 8位ー80.3%
クロス得点 12位ー1点 セットプレー得点 3位ー1点
被シュート数 12位ー14本 被決定率 16位ー12.8%
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
纏めると、
◎リーグ上位水準・・走行距離・シュート数・得点・セットプレー得点力
〇リーグ中位水準・・支配率・30m進入数・枠内数・決定率・パス数・同成功率・
✕リーグ下位水準・・クロス得点力・被シュート数・被決定率
ここからは、
※4 ◎リーグ上位に到達項目は、「走力・ゲームメイク力(シュート数)・得点力」で、中位レベル項目に「攻撃基項目・決定力直結項目」が多く該当し、プレイの基礎・基本となる「個々選手能力」に課題があり、「リーグトップ攻撃力」は未だまだ差がある状態だという事です。また、✕リーグ下位項目「被シュート数と被決定率」の失点阻止・直結項目は、リーグ水準には未到達と、数値が証明してしまっています。さらに「コンサのストロングポイント」としていた「サイド・クロス攻撃は、現時点は、既にその強みは消滅し、リーグ下位レベルまで悪化している現状です。「目を覚ませ!」という事ですね。
2.現状点検の総括
第6節の試合データは、「悲観」しなければならない状態までは悪化していないが、致命的な課題・欠点の未改善・改善未着手からは、次節以降の勝利・勝ち点獲得は極めて困難・低い確率しかない、という事を証明しています。
その致命的課題を再記載しておきますが、
【課題1:シュート決定率改善】
【課題2:被シュート数・被決定率改善】
更に、リーグミドルレベルをトツプレベルに至急改善する重要課題は、
【重点課題1:パス成功率改善】
【重点課題2:クロス得点力改善】
更に、現在選手フィジカルコンディション悪化状況から、
【重点課題3:故障選手リカバリー早期化でコンディション改善】
少しだけ改善策について。
【課題1:決定率】・・現在、コンサのシュートポイントは、高い「PA内シュート率」にて問題はありません。詰まり、充分に「PA内への侵入」に成功しており、そこに問題は無い、という事。答えは、この課題は「シュートのタイミング・ターゲット」の問題で「テクニックやフィジカルは無関係」にあります。即ち、シューター(シュート選手)のプレイ意識・認識そのものの問題で、「選手固有(能力?)」の問題にされ兼ねませんが、これこそ、≪チーム共通意識・改善にしか≫解決・改善はありません。そうでなければ「選手を交換、入れ替え、新選手獲得の問題にすり替えられかねません」が、これこそ≪監督・コーチの問題≫で、選手個々の問題化は、永遠に解決・改善が無くなります。~適正な「シュートトレーニングの反復・定着」が解決策です。「シュートタイミング」~DF・GKのプレイ予想・予測外タイミングシュート=テクニックでは、「トーキツク・裏キツク・股抜き・ダイレクトシュート等々・・」「サイドチェンジを繰り返し、GKが突き切れなくなったタイミングのシュート等々・・」、「シュートターゲット」~「GKの届かないゴールポイント、GK足脇の早いグラインターシュート等々・・」 この結果、「ゴール枠内ギリギリを狙い、一見、枠内率を低下させそうですが、実は、逆に枠内率が上昇します。」更に、シューターの意識に大きな変化を齎してくれます。「強いシュート」の意識は、「枠外・ホームラン」にしか繋がりません。シュート時の最適な意識は「沈着・冷静に、最適タイミングのギリギリの瞬間、絶対にGKの届かないポイント、を狙い、脱力して素早い振りで、ボールが離れるギリギリの瞬間まで狙い続け、シュートプレイ」する、例えれば、「スナイパーの様に冷静に獲物を狙う」意識です。この「プレイ」を追求する事のみに集中した意識こそ、「得点したい、入れたい」との欲・意識に縛られた「固く・力を込めた・スムーズとは無縁のシュート」から、解放されます。そして、この意識を「無意識に、身体に記憶させる」ために「トレーニング」があります。 という事で、≪適正トレーニングの徹底・定着で改善≫出来る、本来は、そんなに時間が掛からずに、結果は出せる改善です。
しかし、その取り組みが無い限り「永遠に改善不能」⇒「選手入れ替え」策への誤対策に転落してしまいます。
【課題2:被シュート数・被決定率改善】・・相手チームの対策は「守備陣の固有・個々の守備力の問題に転嫁」されてしまっています。コンサのミシャ戦術は、守備時には「5バックの5ー4ー1フォーメーション、ブロック守備」で、ここが破綻・崩壊しているのではありません。
相手のコンサ対策は、
「➀基本システム局面の3バック 3ー4ー・・の、左右CB脇スペースを、コンササイドハーフが<上昇>の局面・タイミングに突く」
「➁コンサ攻撃局面のDFラインを相手陣やセンターライン付近まで上昇、そこに、3DFラインの3ー2ー1ー4フォーメーションで、コンサDF・左右SBより、前線選手への縦パスの<カットとボール奪取>を狙い、ボール奪取の瞬間に、パス起点を作り、そこからカウンター狙い」 の2パターンに集約されています。
➀パターンは、コンササイドハーフが前線への攻撃参加の瞬間・タイミングを突きますが、その局面を、コンサ守備の観点からみると、
「ハーフがアップしたスペースとCB上部~脇スペースのカバー」の問題ですね。
この観点で見れば、答えは一目瞭然ですね。
ハーフの居たスペースカバーは、その隣の「ボランチのスライドカバー、更にそのボランチの空けたスペースカバーの別ボランチのスライド」また、
「ハーフの空けたスペース+CB脇上スペースをカバーするCBのスライドカバー、更に、そのCBのスライドによるカバーのセンターCBのスライドカバー」の問題です。そのカバーの遅れ・丁寧なプレイで改善してしまいます。最近のこの失点は、CB・ボランチの「プレイ徹底度・真摯度・ズル休みの有無の問題」そのものという事が分ります。・・ルーカスを戦犯して「中野」にスタメン交代しても、全く改善しませんでしたね。何故なら、サイドハーフの問題ではなく、「ボランチ荒野とCB進藤」の問題だったからです。特に「荒野のポジション放棄」は、「自由な、運動量溢れるプレイとして評価」とは正反対の「戦術=規律違反の勝手プレイ」で、サイド突破を許す真因の一つで、実際、ボランチ変更で、一挙に問題解消したのは御覧の通りです。
➁の問題は、尽きるところ「DFラインに居る3選手のポジショニングとファーストコンタクト」の問題です。コンサの守備・ディフェンスの最弱点が「相手選手との甘い間合い」=「相手選手のプレイ・一挙手一投足を制限・阻止するための間合い(至近距離)」をコンサ守備選手は超苦手としています。これまで、対人能力の高いDFとされた選手を思い返すと、例えば、増川;強靭な体幹で跳ね返す、河合;徹底した密着の間合いで相手プレーを阻止、奈良;当たり負けしない体幹と勝負魂、、等全選手が、強い精神力・闘争心で当たり負けない、密着の間合いでした。現コンサのDF陣は、進藤以外は専門DF選手ではなく、闘争心・当たり勝ちの経験・累積も無く、MF特有の「跳ね返し防御」ではなく「テクニック型守備プレイ」となり勝ちです。
これが、被カウンターでの強く・効果の高い「ファーストコンタクト」が現在の弱点です。第1守備による「他守備選手が帰陣しリトリートの時間確保」に失敗し、そのまま「守備選手の帰陣・守備参加」を実現できない事態となっているものです。
「最終3選手」が「攻撃意識から、ポジショニングが緩み、攻撃参加した局面に、悲劇のカウンター防御失敗、相手想定策成功」となっている訳です。ポジショニングでの「規律=戦術」を無視する「スタンド・勝手プレー」がその起因となっている訳です。ボランチからDFに下がった「深井・荒野」が問題となります。
仮に攻撃参加するのなら、両サイドバックまで上がっている「福森・進藤」がスライドしてリスクカバーしていれば、スペースを突かれるフリープレーを阻止出来ます。
この様に、ミシャ戦術の要は、「規律=戦術」の徹底・真摯な実行にある、という事です。
以上で、今回ブログは終了。
2019年04月04日
さて、あと丸一日で、連敗脱出を賭ける第6節・大分戦。
今シーズン目標=リーグ上位・3位以上の達成のためには、中断期間開け第5節~第14節広島戦まで「10試合で【勝ち点21】が必須で、7勝3敗、または、6勝3分1敗」しかありませんでした。
6勝であれば、唯一許される一敗を最初の第5節名古屋戦・ゲームで喪失、7勝でも、3敗しか許されない所の一敗をしてしまった事となります。
このため、次戦・大分戦での勝利獲得は、リーグ目標達成のためには「絶対・必須条件」で、第6節にして、第1関門・分岐点が到来、との事です。
<シーズン・序盤の一戦>という甘い試合ではない、という事です。
【この勝利が無ければ、リーグ上位は遠い目標と逃げてしまう】という事です。
そんな価値の高い・重要試合、との認識・理解は、かなり乏しく、サポーター・マスコミリリース共に、甘過ぎ、リーグ目標を本当に、真剣に追及するのなら問題です。
この甘さは「選手・チームスタッフに直結・波及」します。
そして、試合の実戦プレイに直結です。
【危機感・とことん真剣に第6節!!】ですね。
では、対戦チーム点検、対するコンサの戦術・試合展開・メンバーを予想しましょう。
1.対戦チーム 大分現況
今・2019シーズン
順位6位 勝点9 3勝0分 2敗 6得点 4失点 得失差2
平均/試合 1.8 勝率60% 1.2点 0.8点 0.4
2018シーズン
J22位 76 23勝7分12敗76得点 51失点 得失差25
平均/試合 1.8 54% 1.8点 1.2点 0.5
(コンサ)
( 13位 6 2勝0分3敗 8得点 11失点 得失差-3)
(平均/試合 1.2 40% 1.6点 2.2点 -1.6)
※2018・J2屈指の高勝率を誇る「得点力最高の攻撃型チーム」で、J1へ昇格、そのチームカラーを一切の妥協無く、チャレンジ精神の固まり、チーム一丸のチームコミュニケーション力で、J1でも、同一チームスタイル・コンセプトで勝負し、今シーズン・J1でも、驚きの上位ポジションを獲得しました。
特筆は、得点力で、J1昇格の2018シーズン得点[76点]は、2016(コンサ65・)清水85、2017名古屋85に次ぐ高得点値との「高レベル力」で、今シーズン・J1でも通用し、炸裂しています。
第5節の試合項目毎データをコンサと対比してみます。
攻撃項目
チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率 30m進入数 パス数 成功率 クロス 成功率
大分 0 7本 0本 0% 51回 801本 88.8% 13本 30.8%
コンサ 0 13本 3本 0% 40回 428本 73.4% 17本 35.3%
※パス数は、コンサの2倍レベルで「完全パスサッカー戦術チーム」です。ビルドアップからの連続ショートバス交換と、サイドへの転換により、サイドのクロス攻撃もストロングポイントです。
※前節は、コンサは名古屋に完敗でしたが、大分は、広島と完全同システムマッチアップとなり、攻撃のパス交換は、自陣では高成功率でしたが、広島陣でのブロック守備により、ラストパスをカットされ、シュート場面・決定機は激減となりました。前々節までは高い決定力で得点を確実に獲得しましたが、広島の最終ライン守備は突破出来ず、攻撃停止で、敗戦必至となったものでした。
守備項目
チーム 失点 被シュート数 被決定率 タツクル クリア パスカット 支配率 走行距離 スプリント
大分 1点 5本 20.0% 12 18 3回 64.7% 118km 184回
コンサ 4点 21本 14.3% 19 19 3回 45.8% 117km 186回
※前節は同じ敗戦でも、全く相違する内容・意味を被シュート数が証明しています。大分は、大分7本Vs広島5本で、両チーム共に極端に少ないシュート数となっていますが、この事こそが、相手ゴール付近でのパス交換・攻撃は停止・阻止され、決定機=シュート機会を激減させた「超均衡・緊迫試合」であった事を証明します。対して、コンサ13本Vs名古屋21本は、特に、コンサゴール付近でのラストパス=決定機=シュート機会を全く停止・阻止出来ず、名古屋の自在なシュートを許し大量失点に至った、との事を証明してしまいます。
大分は、広島の攻撃を阻止し、唯一の広島決定機にパス交換を許し失点した敗戦で、「中盤~終盤ライン守備力」を示しています。
コンサは「前線~中盤~最終盤全てでの守備崩壊」となったものでした。しかし、その原因こそが、基本である「パス交換・成功率」の極度の低迷・ミス多発により、ボールロスト~相手ボール奪取からのカウンターとの「自滅パターン」でした。
つまり【パス成功率の低さ=パス交換停止によるパス数減少】のW減少が全ての元凶という事でした。
大分の戦術は、
基本【3-4ー2ー1】と、相手チームや試合中の改善策としての【3ー4ー1ー2】を併用しています。
攻撃項目はパス項目以外は全項目、守備項目は被シュート数以外は全項目、走行距離・スプリント数も本当に同数値、フォーメーション・パス戦術まで同一で、実は、Jリーグで「コンサらに最似チーム」です。
流石に、ミシャ戦術の真髄・システム可変はありませんが、「守備時ブロック守備、攻撃型パス戦術、多彩攻撃パターン」は同一で、選手起用も「特定有力・中核選手の起用」ではなく、「チームプレーによる戦力構築・形成型」で、近時ではその中からのHERO・活躍選手も出て来ましたが、基本戦略は「チームにスターは要らない」とのミシャと同じ戦略です。
この類似・相似スタイルは、当たり前ですね。監督片野坂は、元サンフレッチェの生え抜きSBで、指導者は大分から始まり、G大阪コーチの後、2010年サンフレッチェ広島のコーチに就任、2012・13のリーグ制覇。この時の広島監督がミシャで、ミシャチルドレン・ミシャ戦術の信奉者ですね。
という事で、次節大分戦は「師弟対決」という事で、コンサ式ミシャ戦術Vs片野坂導入大分ミシャ戦術の闘いです。
マスコミにはあまり注目・リリースがありませんが、新旧、本家・分家対決です。
片野坂・大分ミシャ戦術は、2016・J3導入、「経験値3年目」対して、
コンサ・本家ミシャ戦術は、2017・J1導入で、「経験値2年目」で、
実は、大分の方が、先輩・導入経験累積は大きいです。
しかし、コンサは「堅守・ブロック守備」の土台と、積極選手獲得での戦力急上昇が加わり、ややコンサ戦力が明らかに上、です。
しかし、低パフォーマンスと低精神力、ミス多発があれば、一気に逆転してしまいます。
2.コンサの戦術・試合展開 予想
そんな謂わば、「弟分チーム」との試合展開は、
両チーム攻撃を交互に反復する「攻撃試合」必至で、「決定力とミス発生度」が勝敗の決め手となります。
試合開始 ~ 15分 両チーム、ボール奪取毎に、攻撃を反復する展開。
~ 30分 コンサは「スタート後決定機3回の中での得点獲得」
~ 45分 激しい攻守交替の中、鋭い攻撃からの「撃ち合い勝負」
コンサ先制で前半戦終了<1ー0>
後半開始 ~ 60分 激しい攻守交替
選手交代で、攻撃活性化し、
「追加点」獲得 <2ー0>
~ 75分 大分の攻勢で、1点返される(失点)
選手交代で活性化 <2ー1>
~ 90分 激しい攻防が反復し、コンサは守り切り
< 2ー1 >撃ち合い戦・勝利・勝ち点3獲得
との展開を予想します。
当然、戦術・フォーメーションは、大分と同一戦術<ミシャスタイル>です。
基本フォーメーションは、最新型の
【3ー4ー1ー2】 対する大分は、基本【3ー4ー2ー1】で、
コンサのチャナティップ・トツプ下、武蔵・ロペス2トップ、対、
大分の藤本1トツプ、小塚・オナイウの2シャドー ですが、
決め手は唯一つ「スピード」です。
大分の連続ショートパス、特にワンタッチパスは、驚異のスピードを有していますが、成功率・連続回数が未だまだ課題です。対して、
コンサのスピードは、「パス・飛び出し・ドリブルの複合系」で、スピード+多彩=対応・守備の困難さが最大の特徴です。
ビルドアップは、コンサはシステム変化の可変システムです。大分は、ボランチのDFラインへの位置低下は同一ですが、CBのSB化では劣ります。
最も大きな相違点が「個々の選手能力(判断・ポジショニング・テクニック・フィジカル・スピード・走力そして精度が優位選手)」で、コンサは大きく上回ります。
更に、優秀プレイキッカーを持つコンサは「セットプレーもストロングポイント」です。
3.コンサメンバー予想
という事ですが、選手コンディションが低迷状態ですね。
コンサのフィジカルコンディションは、どうでしょうね?
➀トレーナー能力
➁トレーニング環境
➂選手自己コントロール の3点がポイントですが、➁トレーニング環境=寒冷地によるデメリットは矢張り大きいです。突然の天候悪化による悪影響は、多数回発生しています。その代償が、「寒冷地のメリット」=夏場の快適・最適環境で、1年を通すと、損得は清算されますね。
という事で、「寒冷期間はしばらく辛抱」~「夏場、他地域地獄期間では、存分に利点発揮し、勝ち点・順位アップ」です。
では、
予想スタメン
武蔵 ロペス
チャナティップ
菅 深井 荒野 中野
福森 宮澤 進藤
ソンユン
SUB
岩崎IN(左FW) ⇔ チャナティップ交代
⇒ ロペス(トップ下へ移動)
⇒ 武蔵(右FWへ移動)
白井IN(右SH) ⇔ 深井交代
⇒ 中野(左ボランチへ移動)
ルーカス・ミンテ・金子・藤村
菅野
選手が少な過ぎる!
ジェイ・小野・早坂・駒井・石川・中原・・・何とかなりませんか!
これまでの「浦和・広島戦」は「捨て去ったミシャ戦術の残骸チーム対戦」でしたが、次節「大分戦」で、正真正銘・ミシャ戦術の「本家・本命対戦」が実現出来ますね。J1リーグの新たな愉しみ「名物対戦」で~す!
2019年04月02日
J1リーグは、第1節~第3節まで一貫して増加して来た「攻撃優先」指向に対しての反作用・対策が、「守備主導・攻守バランス型チーム」にて用意・準備され、第4節での試合対戦で発動し、具体的には、「攻撃型チーム」の攻撃時に、
➀「より自陣近くのブロック守備」体制で対抗し、「ゴール近くまでの侵入~シュート機会」数を、最終「シュートの得点阻止」局面でのDF・GK密集ブロックで徹底阻止。➁➀によりプレッシャーとシュートコースが狭められ、更に成功率を低下させる局面となり、攻撃型チームの「成功率」低下。➂「攻撃型チーム」の特徴・共通リスク課題の「相手カウンター」を集中的に狙われ、特に、スピードとフィジカルの強さを加えられて「強力カウンター」反復で失点。との対策・具体的戦術。
つまり、「守備主導や攻守バランス型(戦術)チームからの反撃」は、相手チーム戦術・対策が想定を上回り「戦術負け」となりました。
しかし、12日間の中断・インターバル期間を経過した第5節では、どんな動向となったものでしょう?
試合データから、その動向と次節への展開・展望を分析します。
1.試合データ~第5節J1リーグ~
第3節⇒第4節⇒第5節の動向を。
主要攻撃項目 ~リーグ平均値~(得点=失点、決定率=被決定率)
得点 シュート数(本) 枠内数 決定率% PA内数(本)
3節 1.6 13.5 4.4 11.5 8.6
4節 1.0 13.3 4.2 7.5 7.7
5節 1.3 12.2 3.4 10.9 7.1
※得点力+0.3点アップ、シュート・枠内数は減少傾向、決定率+3.4%改善
コンサ 得点 シュート数(本) 枠内数 決定率% PA内数(本)
3節 5点 24本 5本 20.8 21本
4節 1 13 4 7.7 10
5節 0 13 3 0 8
※全項目、急低下。チャンスメイク・決定力・シュートポイント全て低下。
基礎項目
パス数 同成功率 30m進入数 走行距離 スプリント数
3節 487本 77.6% 39回 107km 167回
4節 490 78.4 41回 114 169
5節 506 77.7 43回 114 169
※パス数・進入数(=攻撃数)・走行距離は着実に増加、成功率・スプリント数は維持。
コンサ パス数 同成功率 30m進入数 走行距離 スプリント数
3節 520本 83.3% 42回 119km 155回
4節 518 83.2 34 113 178
5節 428 73.4 40 117 186
※パス数・成功率=ゲームメイク力激減・リーグ平均以下の低レベル状態、攻撃数・走行距離は回復、スプリント守備が急増
試合数値からの結論は、「攻守バランス・守備主導チームよりの反撃は継続、その対抗策は、パス数増加と決定力改善で、シュート数=ゲームメイク数は低下させても、パスの精度で「支配率=ボール保持時間拡大」、シュート精度改善にて、「得点獲得(力)拡大」としたもの。
この「パス数・精度、シュート決定率」の改善が出来たチームのみが、勝ち点獲得チームとなったのが、第5節でした。次戦・第6節では、益々その傾向・動向が進展し、「パス数・精度、シュート決定率」を改善したチームが「勝ち点獲得」となるもの、となります。
2.コンサ状況
コンサについては、第5節・リーグの勝利の方程式・勝利条件とは「正反対」のチームプレイ・状況に転落し、次節までの改善が、連敗脱出・勝利獲得の絶対条件です。
「パス数・精度、シュート決定率の改善」は、
➀GK・DFラインからの「ビルドアップ」パス交換の精度が、その後のゲームメイク量と直結の失点数を決定付けますね。・・・この「リーグ最低ランクのプレイ」を、第4・5節で完全喪失したのは、大苦境です。しかし、ここは「担当選手のポジショニング・基礎的プレイの回復・改善」の問題で、本質は、選手のテクニック・フィジカルの問題・レベルではなく、「意識・認識」そのものの問題で、「適正な判断を欠いた原因は、プレイへの不安感・自信の無さを理由とした『誤ったプレイ、遅滞だらけのスピードとタイミング、冷静で正確な判断の喪失』」であり、ミシャの指導の見せ場・力の見せ所で、一気に「改善・回復」も可能です。
➁シュート決定力も、本質は、➀と全く同一で、「前線選手の意識・認識のもんだいそのもの」ですが、「適正なトレーニングによる習慣付け」の外的改善も可能ではあります。ただし「適正」なトレーニングの方法=「適正トレーニング・メニュー」も問題で、即効力ある適正メニューのシュートトレーニングか否か、もミシャの力の見せ所です。
第5節は、名古屋・風間監督のコンサ分析と対策が「完全炸裂・成功」となりました。これまでも、全チームが、対コンサチーム分析と対策を仕掛け、たびたび、その術中に陥り、敗戦・苦戦の経験も累積されています。前回第5節も同様ではありますが、大きな相違点があります。
対戦対策により「コンサのチーム戦術・プレイを、ほぼ全てマークされ、フリー状態・時間帯も全く無く、予定・想定プレイの実践を大きく阻止されたもの」でしたが、
~ほとんどの試合プレイ選手が『その厳しい局面の打開への意思・意欲・姿勢、そのトライ』を完全に失った~点は、これまでの全試合では起きなかった事態でした。
選手の自信と判断を全て奪われた完全敗北試合のダメージは、今後の試合で、「厳しくなると『また第5節の再発』との恐怖感がトラウマとして刷り込まれてしまい、払拭・脱却は相当期間が必要」との懸念が高いです。
当初から予想されていたコンサの弱点「若いチーム」=「成功実感の累積が乏しく、順調時には「勢いに乗れる」が、逆境時は、「不安の無さから、不安定さが発生、回復の経験も無く、立ち直り難い」、とのポイントがありました。
職人・ミシャでも、手を焼きそうな懸念点が、チームにやって来てしまった、かもですね。
この解決方法は、唯一つのみですね。『成功体験の累積』による精神(=自信)の強化、です。
このため「試合では、先制点獲得」「安定したプレイの徹底により基礎固めとし、ギャンブルプレイは当面回避」「起用メンバーに『経験者や強いハート選手』を加えた形成」「適正トレーニングを徹底・とことん実践し、トレーニング上の自信・成功感獲得」などは、必須条件となります。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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