~進化~ 中断期に課題考察~ミシャ戦術

2019年07月29日

我らがコンサの追及するミシャ戦術は、➀現在進化中、➁変幻自在で、固定的戦術としての理解・認識はどこまで行っても「どこかが不正確・現在形には遅延内容」となり、とても全面理解・認識は困難ですね。
しかし、現在中断期の「テーマの隙間タイミング」を狙って、少しでも「より理解」を進めたいと思います。
よろしくお付き合いの程を!
1.基本理解
今まで記載した内容は、極力再記載を除外します。そのため、基本理解も、別角度・視点から・・・。
現代サッカー用語で、再直近流行が、「システム・ポジション」⇒「シチュエーション・タスク」への用語置き換えと言われています。
これは、既に「システム」とされる固定型プレイは、現実は皆無となり、「シチュエーション」との「限定局面」プレイ重視となり、
また、「ポジション」との選手役割も、固定型限定型プレイが、現実では皆無となり、複数役割(従来の捉え方では、複数ポジション;DF役とMF役、等)が当然となり「タスク(役割)」重視となっているとの事。言われてみればね当然ですね。
その様に、何気なく使用している「言葉」は、元々の古い意味、その後の修正意味、そして現在の進化形意味と大変化している訳ですが、そんな分類もなく、意識せずに使ってしまっていますね。
しかし、ミシャが改革しようとする最大・根本部分が、年齢に拘わらず多くの選手・指導者、チームスタッフ・我らサポーターの、そんな「旧く、現在使用不可の考え方、刷り込まれたり、押し込まれて来た、考え方」の頭の中で、
「正しい理解」からは、
ミシャの全てが「計算され尽くした最新」という事が解ってきますね。
その一端の「端っこの端」だけでも、確認してみたいと思います。
2.ミシャが最も影響されたサッカー
ミシャの源流が、オシムである事は、何回か記載した通りで、ミシャが選手~指導者で「オシムのコーチ」で、オシムチルドレン・弟子からスタートしています。その源は「オシムの走るサッカー=正確には、『走りながら考えるサッカー』」である事は間違いありませんが、本質は「トータルフットボールからの派生世代」で、具体的には、現在マンチェスター・シティ監督のペップ(本当はジョゼツプ)・グァルディオラの進化をなぞり、追い続け、現在に至っているという事です。
常々、”シティの様に!”と、M・C(マンチェスターシティ)が比喩・プレイ理想として出て来ます。
その内容を少しだけ確認すると。
ペップは、バルセロナ2008~2012頂点⇒バイエルン2013~2016頂点⇒M・C2016~頂点とビッグクラブでの頂点獲得が続いていますが、一貫して変わらない部分と、大きく進化した部分があるも、その過程全てが、ミシャ戦術の導入・進化とかなり符合します。
実は、リーグ事情・現状への適応がその変化理由です。
バルサは、スペインリーグの「ポゼッション重視・前線からの守備少ない」
ブンデスは、ドイツリーグの「速攻重視・前線からの素早い守備」
プレミアは、イングランドリーグ「よりゲーム支配・スピードと強度」
それに応じて、フォーメーションも、その流動性も変化しました。またねチーム保有選手・能力も大きな要素でした。
では、
➀システムは「4ー1ー4ー1」とされますが、固定されずに、シチュエーションに従って、選手のポジション位置はどんどん変化します。つまり「その選手のシチュエーション・タスク」は明確にされ、そのプレイを実施する選手能力では「ポリバレント」が求められます。逆に言うと、多数の局面ごとに変化するタスクをプレイ出来る選手のみが起用される、という事となります。
➁「ゲーム支配」=ボール保持し「優位性」を作り出す。その「優位性」は、・数的優位・ポジショナル(位置的)優位・質的優位となり、そのために「トライアングル(三角)・ロンボ(ひし形)」が基本形となり、プレー原則「敵ゴールに背を向けている場合は後方へ、前方パスコースが見えている場合は前方へパス」により、その優先順位は、a.敵守備ライン裏フリー選手への縦パス~b.斜め前方選手へのパス~
c.シンプルにバックパスの順。
パス交換により、敵第一守備ライン(FW)~第二守備ライン(中盤超え)~前線へ侵攻。
➂ピッチを縦5分割し、サイドRL・インサイドRL・センターに配置。サイドは、孤立化・1対1勝負に勝つ・突破選手1名ずつ、インサイドに偽SBのRLCB+シャドー・トップ下2名ずつ4枚、センターに、CB2+アンカー+CF5枚との配置。攻撃での数的優位・ポジショナル優位と、ボールロスト時のセンターカウンター防御の予防的カバーリング配置。
また、前線3枚は固定的だが、中盤以下選手は流動性が高く、「シチュエーション・タスク」に従って、どんどんプレイ変化。
➃守備は、プレイ2大原則「ボールロストは即時奪回」「そのため常に前方に向かってスペースを埋める」の下、a.ゲーゲンブレッシング(最前線でのボール奪取);ボールロストの瞬間3・4秒以内ボール奪回~一番近い選手が「飛び掛かり」、周囲選手は「周りの受け手全てを塞ぎ」ボール奪回を図る、失敗すれば、b.一旦、自陣浅目に下がってブロック守備の2段階。そして、ボール奪回から、「ボールポゼッション確立」と「速攻」の2つの方法があるも、以前のバルサ時代「ポゼション確立」から、バイエルンでは、ブンデスの激しい「縦スピード」からの縦パス・速攻が主流となり、更に、シティでは益々「速攻」選択で、激しさとスピードが上昇。速攻が成功しなければ、一転「ポゼッション確立」に変化します。
ボール奪回からの攻撃は、ボール奪回者から、近くの選手にシンプルに預け、その選手は「相手陣形の穴がどこかを瞬時に判断」の準備を済ませて置き、敵プレッシャーの受けにくい、敵密度の希薄な地域(エリア)にボールを持ち出す、=選手密度の高いボールエリアの「逆サイドへのチェンジ」から、一気に突破となります。
➄この様に、守備の中に、攻撃・速攻~ポゼッション攻撃まで含まれ、攻守の「切り替え」の様な、局面転換・分離の考え方がありません。
従来型の考え方の、「攻撃」~「攻撃から守備」~「守備」~「守備から攻撃」の局面4分割の考え方は排除され、「流れる展開の中、守備の中に攻撃があり、攻撃の中に守備がある、との完全一体」との考え方で、全てが次の準備過程として、徹底されます。そのため、選手が「シチュエーション・タスク」を理解すると、オートマチックに進行する現代・最新形となります。
いかがですか。
代表的な5つの特徴・ポイントを記載してみましたが、現行のミシャ戦術・類似内容が続出です。
当然ですね。ペップ・シティに向けて「戦術進化・成長」を図っているのですね。

3.ミシャサッカー戦術
実は、ペップの後継者がスペインに現れ、「4バック」ではなく「3バック」で、ペップ戦術の進化形を指向しています。ペップも、スペイン・バルサで「3バック」を指向した事もありましたが、僅か1年で失敗(戦績低迷)となりました。
シティでは、相手陣予想で「FW1・3トップ=4バック、FW2トップ=3バック」と相手により選択していますが、基本形は、試合スター時のみのフォーメーションで、「シチュエーション・タスク」に従い、ポジションは流動化し、フォーメーションは意味をなさない様に展開します。

ミシャの「システム可変」は、「シチュエーション・タスク」によるポジション変更そのものです。また、基本原則「トライアングル・ロンボ」によるパス交換と、そのバス交換による「相手守備ライン」超えも、ペップそのものです。
ペップ・シティでのビルドアップでは、
基本は、数的優位やポジション優位での「パス交換」による相手守備ライン突破ですが、CBが前にスペースがある場合は、そのままドリブルにより中盤まで持ち上がり「数的優位、対処のための相手守備選手引き出しによる発生スペースへ味方選手入り込みでのスペースパス」発生、どこにもパスコースが塞がれ無い場合のみ、DF・GKから前線へのロングフィードとなります。
ここも、ミシャ・コンサのプレイそのものです。
また、ボール奪取の位置=前線でのボール奪回=ゲーゲンプレッシング、ボール奪回からの「速攻」展開、それが失敗となっての「ポゼッション戦術」も、ミシャ・コンサプレイですね。
選手起用方針も、
ピッチ・縦5分割で、
サイド・・1対1・孤立化・突破のアタッカー起用左右2選手
インサイド・・左右CBがアンカー脇スペースを埋める「偽SB」(横浜FM得意戦術)で、パス起点能力もあるCB起用2選手、その前に、ゲームメイク・前線への飛び出し・そのままゴール獲得の攻撃力と、第3守備ライン構築の守備力を持つ「ST・トップ下」起用2選手
センター・・Wボランチ(第1アンカー・第2アンカー)・・守備ラインに降りて、守備+ビルドアップの第1アンカー、その際、「偽SB」と並んで第二守備ラインを構築し、守備+パス起点となる第二アンカー、どちらも「守備+バス能力」あるMF起用2選手と、守備ラインに残るCB1選手と、CF1選手、そして、ビルドアップに参加する「リベロ」となるGKとの起用は、
ほぼそのまま、選手選択指針も含めて、ミシャ・コンサそのものです。
特筆は、「サイド」は、唯一「1選手」のみが配置で、選手固有能力により「1対1勝利、突破のアタッカー」が必要で、その「選手の質での優位」によるサイド攻略が、攻撃の最有力手段の一つである点、更に、サイド攻略は「アーリークロス」の突破・侵攻では不足で、より深く侵攻・突破し、マイナス・サイドパス(センタリング)までを求めます。ミシャ・コンサでは、未だそこまでには到達していませんね。ルーカスの右サイドは、その「シチュエーション・タスク」にしばしば達成・成功しますが、左サイドの菅・白井も、そこまでには未到達で、今後の課題である事が見えて来ます。また、CFは、他チームの様に、サイドに流れる事は禁止、というが解ります。他選手の攻略に使用するスペースを奪う事になる事だからですね。
サイドは、敢えて「孤立化」がベスト、そこで勝負に勝つ、という事が求められているのですね。

いかがでしょうか。本当に、ペップ・シティが、「教科書・指導教則」という事が良く分かります。
と同時に、「横浜FM」をテストマッチで一蹴してしまう「シティ戦力への到達」に向かい、コンサは進んでいく、そのためには、未だまだ改善・進化の余地があり、それこそが、コンサ戦力の将来・潜在・可能性である、という事ですね。

本当に、解析困難な内容でしたが、お付き合い有難うございました。




post by yuukun0617

17:07

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~進化~ 中断期に課題考察~シュート決定力

2019年07月26日

この時点での「リーグ中断期間」は、
リーグ未消化試合を一挙に清算するための2週間で、
「チェルシーとの営業試合の川崎」「その対戦相手大分」、
更に、「AFC戦で、リーグ戦未消化・第16節2試合の広島ー川崎、浦和ー鹿島」戦を、
この土曜~水曜~土曜・第21節と「過密日程」でにて実施。
現在・3位鹿島・4位川崎・5位大分・8位広島・9位浦和と、コンサより上位のチームが多く、
「上位同士での星(勝ち点)の潰し合い」ともなりますが、
一方で、その中での連勝・勝ち点積み上げに成功するチームは、コンサとの(勝ち点)差を一気に引き離す事態(3位チームとの勝ち点差「9」復活)も濃厚です。
コンサ次節・第21節で、残り14試合での逆転は、極度に僅かな可能性にまで縮小してしまいます。つまり、シーズン目標「リーグ上位・3位以内到達」は<風前の灯火>に転落という事です。
川崎の勝ち点獲得(勝ち点41・2位到達)は、想定内ですが、鹿島の勝ち点獲得(勝ち点現行37なのか勝ち点40まで到達)かが、ポイントとなり、「鹿島ー浦和」は「浦和勝利を応援」となりますね。
そんな勝ち点獲得争奪戦が熾烈に実戦され、この5チームは、試合実施ダメージを受け、
コンサ他チームは、コンディションフル調整・課題点改善・第2ウィンドー開幕で新戦力等々での「戦力アップ」が図れます。

コンサは、シーズン目標「リーグ戦上位到達」は既に「他力本願」気味ですが、残る14試合・全試合勝利「勝ち点3獲得」の奇跡的戦績による大逆転を狙い、「思わぬ事態」のハブラング・プラス局面の到来を願い、現在中断期間での戦力上昇を図っていますね。

本ブログでは、暫らく、現時点のコンサ課題を色々な観点から考察し、今後展開に役立てたいと思います。

本日は、現最大課題・ミシャも最関心の「シュート決定力」がテーマです。

◎課題「シュート決定力」
アプローチ➀<よりゴール近くのシュートポイント(シュートを打つ位置)>
直近W杯での最大注目ポイントが、「PA内シュート率」でした。
つまり、ゴール獲得のポイントは<より近いシュート位置に在り!>との命題が注目となり、「PA(ペナルティエリア)内に侵入したシュート」がゴール獲得の決定的要因である、との結論が確立したもの。
その後、Jリーグでも、無秩序なシュート位置は「枠外シュート・低精度シュート」の大きな原因として、「PA外シュート=ロングシュート」から「シュートレンジ・シュート」重視がリーグ傾向となっています。ただし、チーム毎に、その選択・変化にに相違があり、依然として、「ロング・ミドル・ショート」を問わず、「レンジ」を問わず「シュートチャンスにはシュート選択」とのチームも存在しています。
しかし、今シーズンの上位チームは「シュートポイント」を意識し「PA内シュート」重視チームとなっています。
我らがコンサも、その代表的チームで、前節も「PA内シュート率87%で断トツ1位」ですね。つまり、コンサのシュートポイントは大半が「PA内まで侵入・突破した得点決定機」ポイントとの、戦術方針で、「リーグ随一・トップのゲームメイク・決定機構築力」が「強力攻撃力」として、強く評価されて居る所です。
という事から、リーグトップの「相手ゴール直前にまで侵入・突破」したシュート位置であるコンサの「決定力」はリーグ随一・トップとなっても良い筈ですね。
しかし、残念ながら、コンサの「決定力」は、試合・節で差はありますが、多くの試合では、リーグ下位(11~15位)レベルでしかありません。
そのため、シュート位置・ポイントから、問題は、「シュート」そのものに移ります。
アプローチ➁<シュートブロックをかいくぐる!>
「シュート」には、相手守備陣による「ブロック」が待っていますね。
シュートでは、「タイミング」が最重要ポイントの一つです。
シュートタイミングの選択は、「シュートコース(正式には、リトリートライン=ゴールとボールを結んだ線上)が見えた瞬間」=相手守備選手ブロック・壁に穴・スペースがある時、です。
ここでのポイントが、「シュートコースを作る」=相手守備ブロックに穴・ずれ・ギャップを作る、事となります。本来は、自然(=偶然)に出来た守備陣の穴を使ってシュートチャンスとするとの「自然タイミング」でしたが、近世~現代サッカーでは「自然機会はほぼ皆無のため、能動的に=こちらから仕掛けて、そのタイミング・一瞬を作り出します」。
そのため「消える動き・外す動き・そして何よりも多数回の周辺選手のサポートの動き」で、マーク外し・ずれ、フリー・スペース作り出し、また、シュート時のボールの貰い方、も「決定力」を決定づける大きな要因・原因となり、広義の「攻撃力の一部」です。
我らがコンサでは、
ミシャ戦術の「5トップ」は、相手マークの人数アンマッチやマーク遅れやズレ・ギャップを発生させるための、多数選手投入の仕掛けです。更に、「縦パス・スルーパスのスピード攻撃」も「相手守備に対応する際の、マークズレ・ギャップ発生を狙う」もので、「リーグ随一の決定機構築力、その結果の決定機回数」との結果の通り成功する機会が多数となっていますね。
問題は、「タイミング」の瞬間に「シュート」出来ているか?!の問題があり、折角の「絶好タイミングの一瞬から遅延したシュート」も多く、当然、守備ブロックの穴・ギャップは直ちに修復・消滅し、「守備陣壁にぶち当たるだけシュート」が多数となっています。
ここに、「絶好タイミングにシュート出来るか?!」のポイントが出現して来ました。
アプローチ➂<ゴールはGKの届かないタイミング・ターゲット・シュート内容のプレイをする事!>
ゴール獲得の大原則「GKの届かない3原則~タイミング・ターゲット・シュート内容」は、プレミアリーグにおいて、強力GKへの対抗策の主要ポイントとして注目・指摘されたもの。
「プレイ強度~シュートスピード・強靭性」や「駆け引き」も大切な要素ですが、どんなにトレーニングしても、「判断上の意識・認識」の根本・基礎です。
その内容は、
「GKの届かないタイミング」
  ~GKの準備と用意の判断・始動前、
   反対に先に動くGKではその防御(セービング等)後、
   は、GKは動きたくとも動けなくなります。
   <典型例>GKの意表を突くシュート・ダイレクトシュート・
        バイシクルシュートなど。
「GKの届かないターゲット」
  ~GKのカバー(シュート阻止)エリアは、
   時間を問わなければ、ゴール枠の全てをカバー出来ます。
   しかし、<シュートの一瞬>では、まるで「時間が停止」の様に、
   カバーエリア=自己セービングエリアが限界となり、
   通常、ゴール枠の四隅(左右・上下隅)に、届かないエリアが発生
   します。そこに正確に分散してシュート出来れば、75%確率で
   ゴールとなる、という事となります。(75%理由;4エリアで、
   GKがどこか1エリアに賭けてセービングすると1/4の確率での、
   シュート阻止にしかならないからですね。)
   ここは、相手GK能力でカバーエリアが増減=ターゲットエリアが
   拡大・縮小します。
    因みに、我らが「ソンユン」はリーグトップの「シュートカバー
   エリア」を誇る=「相手が狙うターゲットのエリアはリーグ最少」、
   という事となります。ただし、「タイミングやGKテクニック」も
   重なり、中々単純に「リーグ最強のシュートブロック・阻止」とは
   なっていませんが、最重要ポイントの一つが図抜けている事は間違い
   ありません。
「GKの届かないシュート」
  ~従来「シュート練習」の大半が、シュートの質;より速いスピード
   ・より強さ・よりキャッチし難い、が中心でした。
   良くても、シュート精度練習として「枠内シュート」までで、
   <枠内へ、速く・強く・キャッチされ難いシュート>が、
   「良いシュート」とされました。
   しかし、実戦・試合。特にJ1リーグでは、
   GKの守備・シュート阻止力が急成長し、
   今では「良いシュート」をしても「得点獲得」には至らなくなりました。
   ところが、リーグ動向は、
   その状況は「シュートする選手固有能力」の問題として、ひたすらに、
   日本国内・そしてWワイドで「打開してくれる高能力選手」の獲得を
   追求し、現在も、神戸・鳥栖を始めとしてその動向が継続しています。
   そんな「資金力あるチーム」「収支を度外視して求めるチーム」の、
   今シーズンの結果は、惨憺たる結果で、両チームともに「降格の嵐」
   で、まったく成功していません。ビジャも、イニエスタも、トーレスも
   能力不足??・・・ではなく、スーパー選手のスーパー能力を殺している、 
   訳です。また、そんな新戦力加入が、資金面・チーム体制上不可能チーム
   (コンサも代表)は、元々そんな戦略は不能で、結果、この問題は、
   解決・改善不能、とのチーム判断を採っているチームはあり、低得点力に
   苦しんだままですが、その方法論が、この「キーポイント」です。
    では、その方法論です。
   前年までの「都倉」は、より強いシュートを求め続け「大成を逃し続け」
   ています。都倉のコメントに一瞬「シュートの打ち方が少し解ってきた」
   との内容で、「タイミング良く、正確にパスする如くシュート」との内容
   がリリースされましたが、そのまま成功・完成とはならず離脱。
   過去・多くのストライカーも「ゴールにパスする」とのコメントが多数あり、
   結論は、
   シュートスピードと精度は反比例となり、一定スピードは必要ですが、
   そこからは<正確性・精度優先>で、枠内の特定・4つのターゲットに、
   どんな体勢・局面でも、シュート出来る「習慣・能力」獲得の反復練習、
   が基本メニュー、
   加えて、タイミングを外すシュート「ダイレクト・ループ・ワンタッチ」
   のシュートバリュエーションを拡大する練習、
   当然、クロスとセットプレーの「シュートのタイミング・位置取り・
   シュート内容練習」も重要です。
   しかし、何と言っても「枠内4隅のターゲット」の<的当て>シュート練習
   が有効です。コンサでは、「全員攻撃スタイル」から全選手に、必須練習で、
   全選手の「シュート精度・質」が大改善となります。
   (~どんな、Wクラススーパースターよりも高い戦力アップとなります!)

現代サッカーは、サッカー本来の「個々選手テクニック・フィジカル合計型」から、「戦術、組織連携での個々選手能力融合の総合型」に転化し、フレイ内容・質もその通りに転化していますが、唯一「シュート決定力」のみ、「個別選手能力」問題として「解決・改善・成長の無いまま」継続されて来ました。しかし、ここに至って、世界的にも、日本・Jリーグでも、新たなアプローチの模索とその成果出現が始まりつつあります。・・そんな世界動向を逸早く取り込み・進化したチームのみが、次代の上位・リーディングポジションに立つ事となります。
我らがコンサこそが、そのひとつとなる事を強く強く期待しますね!!
    


post by yuukun0617

14:38

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~進化~ 第20節公式試合データから リーグ動向

2019年07月22日

第20節公式試合データがリリースされました。
シーズン後半となり、リーグ動向が徐々に変化してきています。
最新動向を確認したいと思います。

1.第20節公式試合データ点検
先ず、恒例内容数値の点検により、リーグ動向を確認しましょう。
リーグ動向は・・・
 恒例のここ3試合対比で確認です。〜リーグ平均から〜
       得点  30m進入数 シュート数 枠内数  決定率
18節 0.9  39.1    11.9   3.4    7.9
19節 1.4  44.3    13.8   4.6   10.0
20節 1.6  39.3    14.0   5.4   11.6

17節 2.2  43.9    14.6   5.7   14.8

今シーズンの大勢は、一貫して「攻撃・得点力アップ」動向で推移し、
現在まで、第17節「攻撃力優先・得点力優先」の実戦値が頂点・ピークとなり、
以降、高数値が継続していました。
今節は、その中でも、17節に匹敵する「攻撃力優先・得点力優先」動向に近づきました。今シーズンリーグ命題となって来た【攻撃優先の邁進】の潮流は更に拡大です。
今シーズンのチーム戦略は、
現在上位陣「堅守・速攻」チーム群(FC東京・鹿島・本来広島も)
     VS 
「攻撃優先>守備」チーム群(コンサ・名古屋・大分)
     VS
「攻撃優先・堅守も」チーム群(横浜FM・川崎) 
  の3戦略の勝負となっています。
そして、今後のシーズン終幕へ向けた展開の主流動向は、益々、
「勝ち点獲得」最優先=「勝利・勝ち点3」最優先、との試合目標に収斂していきます。 上位・優勝争奪戦も、下位・降格争いも、「引き分け=勝ち点△2喪失」✖、「勝ち点3獲得」を目指す試合との認識のみが、正当となります。
試合の密度・緊縛度・価値は、一気に激しさを増し、試合内容と結果も激しく、厳しいものとなる、とのリーグ動向は間違いありませんね。

2.コンサ・最新・試合データ値から
コンサ最新状況こそが、第20節の公式数値です。平均も、過去節も、成長や動向を確認するための対比指標でしかありません。重要なものは「今の戦力・プレーの数値」ですから。
では、
リーグ平均値・順位と対比し、リーグポジションからコンサ実像を表して貰います。
順位 得点 シュート数 PA数 PA率 枠内数 決定率
7位  5   23   20  87%   14  21.7%
順位  1   1    1   1    1   1
※シュート項目は、全チャンピオン、全項目で文句なし、圧倒的な数値でリーグ1位となりました。
 決定機の量(回数)も、そのポジションも<良好ポジションは良好シュート精度に直結!!>、シュート内容も、文句なしの数値ですね。
しかし、前ブログで指摘し、ミシャの試合後コメントにもあった通り、シュート内容は、未だまだ改善余地が大きく、選手間格差も大きいく、その対策・改善で上昇すべき、可能な数値で、文字通り<Wクラスレベルも見えたシュート内容>でした。
今節数値は、今後の対戦チームを大きく縛りつける=「コンサの圧倒的攻撃力」を認知するしかない、状況を作り出しました。一時の「名古屋の脅威」と同様に、現在は「コンサの脅威」が「リーグ当たり前」認識となったという事です。
では、その前提の「攻撃項目」も、
順位 攻撃回数 パス数 成功率 クロス数 成功率
7位  37回    377   79.6%  16本 18.8%
順位  12位   15位   12位   3位  9位
※シュート項目とは、大きな差がありますね。この数値で、リーぐトップの決定機構築となるのは、「戦術=方法論」が大半の理由との逆証明となっています。「攻撃回数もパス数も多い=良プレイ」とは限りません。川崎は、違いますが、鹿島とよく似た数値です。ここには<有効プレイと効果薄プレイの差>が関係し、「勝負強い・切れの良いプレイ」=「有効度の高いプレイ」で、「際立った個人プレイ・能力」または「際立った組織・連携・コンビネーションプレイ」がその内容です。
コンサの「リーグ随一決定機構築力=ゲームメイク力」は、そのどちらもある融合型で、鹿島の持ち味・スタイルでもあります。
コンサの現数値からは、当然、トレーニング等で、項目数値を成長・上昇させれば、良い高いレベルに到達します。川崎がその典型です。今後の伸びしろ・成長が期待出来る項目・数値でもあります。

守備面は、
順位 失点 被シュート数 被決定率 タツクル数 クリア数 インターセプト
7位  2   16本      12.5%   11    31  1回
順位 7位   12位      7位   15位   2位  8位
※複数失点も、リーグ下位ではなく上位順位で、今節は、攻撃最優先により、複数失点も、リーグ平均水準でした。コンサ失点はミス由来で、ケアレスミス排除で改善策は容易で、水準以上は可能という事でした。
※驚きは、「コンサはクリアはせず、丁寧に繋ぐ」とのコメントも多数ありましたが、実数値は否定していますね。「クリアを多発し、リーグ2位」でリスク時はクリアプレイが基本でした。ミシャスタイルとは真逆で、ここもトレーニング等で改善余地大の項目です。
※守備数値は、リーグ上位とは到底比較にもならない低数値で、逆に、改善余地=チーム戦力上昇可能性が大きいことを証明しています。

特筆項目、
基本となる
順位  運動量  スプリント数
7位  113km  202回
順位   1位    2位
※リーグトップの運動量と、2位のスプリント数で、スプリントは初めて「200回」の壁・大台を超え、全選手が、ミシャに応え「走り勝つ」プレイを実践した証明数値です。 本当に良く頑張りました!

今節のコンサ数値を点検してみましたが、結果的に、
現在のストロングポイントと改善余地項目を確認したこととなりました。
強力な攻撃力を益々上昇し、その前提となる攻撃、そして守備の改善課題への取り組みにより、現時点より数段高く・先のポジション・戦力到達が見えますね。


post by yuukun0617

22:04

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~進化~ 第20節湘南戦大勝で、出来たこと,出来なかった事!

2019年07月21日

皆様、今朝の目覚めは、一段と爽やかですね!
久しぶりの大勝は、かくも心地良いものだと、再確認となり、我らサポーターにも、心地良い安眠をもだらしてくれるもの、という事となりましたね。

でも、<勝って兜の緒を締めよ!>

先ず、ミシャは、2点吠えています。
(1)得点を5点取れたが、決定的チャンスは10回はあり、10点取れた。取れなかった5回分は、大きな課題だったと認識すべき。
(2)コンサ・チームは、「泥臭くどんな内容でも構わない勝利は求めない」。目指すスタイル・プレーの追及の中、結果としての「勝利」とすべき。
ですね。

ミシャは「ミシャスタイルを徹底追及するも、既存至上主義は排除・否定する傾向」です。例えば、シュート至上主義・勝利至上主義などは、教条主義として、百害あって一利なし、ミシャスタイル追及の大きな阻害要因になる、として常々排除をトライします。そんな教条的な考え方に縛られている「指導者・選手、そしてわれらサポーター」の呪縛と偏見を解放しようとしています。
前々から、機会があれば言いたかった「勝利至上主義の追放」は大きなポイントでしたし、今後のサポートの指針となりますね。

ミシャの指摘もありましたが、昨日大勝の実際プレーで、
コンサの「解決すべき課題はどんな結果だったか」点検は、今後のためにも大変重要です。
では。
コンサの「解決すべき課題」の再確認です。
➀「シュート決定力」・・・シーズン当初より依然として改善が進まず、戦績低迷の第一原因。
➁「ケアレスミスプレイによる失点」・・コンサ今シーズン26失点は、半数の13失点がコンサ選手ミスプレイに起因し、対戦チームへのプレゼントゴールとなっています。このミスブレイ起因失点が解消するだけで、リーグ上位(3位以内)となっていた筈ですね。

で、その実戦結果は、
(3)シュート決定力
 改善への意識は、浸透・実践選手と、未改善選手に二分状態となったもの。
 シュート内容を速報データより確認します。
  前半  シュート数 8本 (湘南 7本)
      枠内数   5本 (同  3本)
      得点    2点 (同  1点)
  後半  シュート数15本 (同  9本)
      枠内数  14本 (同  6本)
      得点    3点 (同  1点)
  全体  シュート数23本 (同 16本)
      枠内数  19本 (同  9本)
      得点    5点 (同  2点)
シュート数の多さは、「シュート至上主義のシュートポイント不問、どんな位置からでも、どんな内容でも、シュート数が多ければ、良好プレイ」では全くありませんね。きちんと「湘南ゴール・ペナルティエリア内まで侵入・突入し、決定機とした、シュートチャンス機会数」で、コンサのリーグトップ・圧倒的なゲームメイク・決定機構築力によるもので、💮はなまる内容。
そして、驚異的な「枠内数・枠内率」~19本・82%は、確かに超高率です。
コンサ全選手のシュート意識の表れ、結果で、全体への「シュート決定力・改善意識」によるものです。
しかし、その選手ごと状況からは、〇と✖の二分状況が現れて来ます。
シュート数順に記載しますね。
         シュート 枠内数 枠内率 得点
 武蔵      10 本  6本 60% 0点   
 チャナティップ  3    2  66  1
 進藤       2    2 100  1
 ミンテ      2    1  50  0
 ジェイ      2    2 100  2
 (私カウント   5    3  60  2)
 ロペス      1    1 100  1 

元々、シュート至上主義でない限り、 枠外シュートは得点関与なしプレイで除外、としでも、各選手シュート数はリーグ水準からは、得点可能がシュート・チャレンジ数で、大量得点獲得は当然の数値でした。
しかし、個々では問題がありました。
※武蔵は、シュート決定力改善の糸口が見出せない状態。枠内シュートは、全シュート、GKへのパス様シュートで、到底ゴールに至らないシュートプレイで、得点獲得鉄則「GKの届かない、タイミング・ポイント・内容」に到達していないとの課題が、プレイの度に明白となり、混迷状態です。
シュートチャンスを集中させるFWには出来ませんし、流れの中以外は、チャンスメイカー役主体となるしかない状況です。
※ジェイは、一見、枠内シュート率100%・確実に得点獲得の決定力回復、と見えそうですが、実戦を観戦した方は全員把握されたとおもいますが、「ヘッディング(シュート・ポスト・防御)は圧倒的」ですが、足下プレイは、全くダメで、速報データに反映されていませんが、「3回の決定的チャンスを悉く外し」流れの中の、足下プレイ・シュートは「低決定力は全く改善されていない」との現状です。つまり、ジェイは、セットプレーとクロスでのヘディングシュートは、リーグ随一の決定力、しかし、流れの中の、足下シュートチャンスは外す、との状況という点です。
これでは、全局面、シュートを集中させるのではなく、流れの中では「他選手」、セットプレーとクロスは「ジェイ」との使い分けが必要という事となります。
ジェイの「足下プレー決定力」の大改善が必須という事になります。
※他選手は、〇状態だという事が明白ですね。
結論、
SPとクロス・・ジェイ
チャンスメイク主体、速攻のみ・・武蔵
他選手にシュート分散。  が「最適解」となります。

(4)ミスブレイ起因失点改善
ソンユンの「キャッチ~パンチング」ミス起因の失点がありました。
あれは、完全に「パンチング」の所、安易にキャッチングを判断した点がミスプレイ原因。
改善していた点だっただけに、本人も残念ですね。
本人、激反省してますので、「役に立つ悪経験」として、今後に生き、再発は無いですね。
コンサを攻撃する最大攻略ポイントが「コンサ・ビルドアップ狙い」はリーグ共通のコンサ対策です。昨日のように、「ゲーゲンプレス(最前線からのボール奪取~ショートカウンター戦術)」は、再三敵対する相手プレイで、それに対して「沈着冷静に、判断ミスなく、その相手攻撃・チェックを躱すと、一気に、数的逆転となり、相手守備枚数が少ない中での攻撃ターン・チャンスが到来」となります。
ミンテの成長は特筆もので、「昨試合でも、コンサの中、集中力No.1選手」となりました。前20節の失点を貴重経験とした証明で、拍手・賞賛ですね!
少し気になったのが「宮澤」で、「保持しているボールを奪取」されたプレイなどが気になりましたが、今後、コンディションアップで、改善していくものですね。
という事で、結論は、かなり改善するも、未だ残存しており、<ミンテを見習え!>で、全選手の意識アップと実践での集中度アップ、判断スピードアップが決め手となります。

(5)コンサ現状
1試合の勝利では、一見順位上昇の様ですが、シーズン目標・リーグ上位3位以内のターゲット「川崎」との勝ち点差は、未実施試合の想定勝ち点を加算すると、「勝ち点差7」で、残り14試合となりましたが、通常では逆転困難な「大量勝ち点差」で、「通常を超えた<奇跡・伝説的連勝・勝利あと9勝利>」しかありません。
次節勝利が無ければ、シーズン目標獲得は果たせない、状況が続いています。



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07:12

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~進化~ 第20節湘南戦 コンサ戦術・試合展開・メンバー予想

2019年07月18日

残り15試合目標は【10勝獲得!!】そのため、現コンサに対して全下位チームから勝利獲得必達!!です!
その初戦・湘南を、撃破し、第1節開幕戦での敗戦へのリベンジを達成ですね!
前ブログで点検の通り、本来戦力発揮ならばコンサ必勝ですが、慢心や反対に消極思考は、チーム戦力フル発揮を阻害し、自滅となります。
特に、今シーズン、最後まで改善失敗の最大課題「シュート決定力」は、ロペス、武蔵、チャナティップの個々意識問題で、長いトンネルから突破のプレイを期するものですね。
では、コンサの予想戦術、試合展開、メンバー考察です。
1.コンサ戦術と試合展開
湘南は、「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」が基本戦術ですが、更にポイントは、ボール奪取の位置取りで、ゲーゲンプレスの最前線、中盤、守備型の自陣D’3rd上と3通りあり得ます。試合展開を、コンサに委ねるならば、中盤か、守備型、逆に、湘南が支配、コントロールを目指すのなら、最前線型となります。
シーズン当初は、積極的な最前線・攻撃型でしたが、その大きなリスクを突かれ失点多発となり、徐々に位置取りが下がり続け、現在は、中盤〜守備型が多くなっています。
次節も、その流れ通り、基本は、中盤〜守備型のボール奪取位置取り=守備陣設定、でしょう。
そのため、コンサは、自陣ではほぼ自在なパス回しから、ビルドアップ→攻勢の中、多彩パターン攻撃との展開となり、サイド、中央突破、最前線への縦パス、そして、派生セットプレーで、多数決定機構築のコンサストロングスタイル展開で、決定力さえ安定すれば、複数得点、それも大量得点獲得となります。
但し、一時間帯、局面に、湘南攻勢タイミングの攻撃型守備・最前線でのボール奪取を必ず仕掛けて来ます。
後半開始からの10分間や、前半終了前5分間などが想定されます。要注意で、集中力と忍耐強さが問われます。
以上から、コンサ想定戦術は、
定番ミシャ戦術のフル実践が成立すれば、完勝必至。
試合展開も、コンサ攻勢時間が全般を占め、コンサが主導権を握る試合です。
前節でも指摘した、試合開始から15分で先制獲得。ポイントは、1回目と2回目どちらかの決定機に、確実に枠内、GKの届かないターゲットポイントへシュートに掛かっています。ここから、1回目と2回目のシューターは、ロペス限定、と出来るかどうか、となります。
順調に先制できれば、2・3点目は容易で速く到来ですね。
2.メンバー想定
ミシャは悩んで、全取っ替えでの11対11トレーニングのテスト。
これは、果たして、嬉しい悲鳴でしょうか?悲しい悲鳴でしょうか?
意外に、答えは難しいですね。
答えは、当たり前と言えば当たり前の事で、
嬉しいポジションと悲しいポジションに二分されている、が正解ですね。
嬉しいポジションは、
絶対的守護神GK、現コンサ最適状態の固定ポジションDF、サイドもボランチもこっちです。
悲しいポジションは、最前線に尽きます。
最大課題リーグ水準以下を連続させている最前線選手構成で、唯一ロペス以外、全く改善しない前線選手の扱い方、対処法に苦慮しているところで、最前線の組み合わせにより、チーム決定力を上げる方法を、必死に探しているという事です。
決定力だけは、チームプレーの領域から外れた、純粋個人領域、能力で、前線選手では無くても、決定力を持つ選手の発掘、発見までトライする所ですね。
しかし、現実起用可能選手は見つからず、現存前線選手の選択しか無い、との結論です。
この問題は、尽きる所は、誰にシュートチャンスを集中させるべきか?、の問題です。現存選手からの結論は、ロペスしかありません。
という事からは「ワントップはロペスとすべき」となりますね。
そこから、ロペスへのラストパス、チャンスメイクが可能選手をシャドーとボランチに起用が必須となります。サイドは、右はルーカスの抜群ゲームメイクで固定、選択は左サイドに絞られます。DFは、福森のプレスキックと起点パス、進藤の攻撃参加力で固定、GKは絶対固定です。
では、想定メンバーです。
     スタメン
                             ロペス
           チャナティップ      武蔵
        白井      宮澤           駒井       ルーカス
                   福森    ミンテ  進藤
                            ソンユン
          ✳︎武蔵は、カウンター時は先頭ポジション
              攻勢時は、ロペスへのラストパス中心で、
                    無理シュート禁止の限定、守備型ゲームメイクプレイ。
        サブ
                     ジェイ    75分切札起用に限定
                     菅、岩崎、藤村、早坂、濱、
                     菅野

          とします!
          金子、高嶺のフィジカル次第で、サブは変更したい所です。

         コンサ勝利は望める選手起用でしょう!


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00:20

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〜進化〜 第20節 湘南戦 対戦チーム湘南点検

2019年07月17日

前ブログでは、シーズン目標達成困難な現況を確認しました。
その結果、僅かな可能性の唯一の方法が、連勝継続のみである事は、周知事項ですね。

本ブログでは、【試合目標10連勝!少なくとも下位10チーム対戦全勝!】=ロペスの言っている【全試合トーナメント勝ち上がり】との考え方をしっかり設定し、全試合勝利・勝ち点3獲得の、リーグ史上語り続けられる伝説・奇跡を作るとの強い意思で前進しましょう!
そのため、次節勝利は絶対です。
では、テーマの湘南点検に。
1.湘南チーム現況
現況は、
順位11位 勝点23  7勝2分10敗 得点23 失点27 得失差△4
               順位は、 9位  13位   10位
昨シーズンは、
  13位   41 10勝11分13敗  38   43    △5
昨年の熾烈な降格圏争い渦中までは至らない中位ですが、得点数中位<失点数下位=得失差中位は、天皇杯チャンピオン獲得により、今季上位進出を目指すも断念。あとは、降格脱出戦に巻き込まれないシーズン展開を目指し、来季上位へのチーム力アップを図る後半戦。
という事は、シーズン当初の≪強烈な勝利意欲は減退≫という事で、「精神力重視の趙監督」のスタイルとはややズレ気味で、結果、チーム全体の強固な統一意思がストロングポイントにはなっていません。
既に、今季残留と来季構想のため6選手加入、更に即戦力FWクリスラン加入も決定的で、来季への構想を基に、将来への準備が進行。
現有戦力は、一時のベテラン層の主力・中軸は、すっかり一層され、現有37選手中30歳超選手は僅か2選手のみの「低選手平均年齢チーム」で、今シーズン後半戦でも、成長と進化を掛ける若手・中堅選手の経験累積・諸課題改善の展開となっています。
2.前回対戦内容
シーズン開幕戦・第1節試合は、
コンサ「超攻撃型、多彩パターン・パス戦術の得点力」
     Vs
湘南「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」でしたが、
実戦は、
前半戦;コンサが攻勢・ゲーム支配、湘南は守勢となり、湘南のお株を奪う「湘南ストーミング戦術=前線からのボール奪取でのショートカウンター」をコンサが実践し、多彩パターン・パス戦術が機能し、複数の決定機をゲームメイク。しかし「決定力を欠き」得点獲得失敗、
後半;後半開始直後より一転して湘南攻勢で、コンサ陣に全員攻撃・雪崩込みの「ストーミング戦術」を全開し、コンサ守備陣にミスも多発する中、湘南決定機での「コンサ致命的ミス」で2失点。また、攻撃での全員攻撃意識が低下し、チーム全体、ポジションアップ・運動量が低下となり、「守備から脱出のための単純ロングフィード」主体で、多彩攻撃・パス戦術は消滅し攻撃力が極度に低減し、選手交代の活性化も、対応が遅滞し逆転は不能となったが、との試合展開で、
敗戦原因は、➀決定機数は適正(=チャンスメイク・戦術実践は良好)だったが、__「シュート決定力」がブレーキ~ジェイ・チャナティップ・武蔵・ロペス4選手全員。
➁失点は、守備陣を崩されたものではなく、カウンター時のコンサミスプレイ。=1失点目ソンユンのプレイ予測とキャッチミス、2失点目菅・宮澤のクリアミス
➂後半戦、コンサは、湘南攻勢を受け「精神力の弱さ」を露呈し、「前線への放り込み型」の逃げ手段に悪化。ミシャまも「混乱メンバーで改善」にこだわり、「途中選手交代の遅延」となり試合の流れを変えられなかったとの試合。
その時課題となった「戦術意識の忍耐強い維持・規律」「守備ミスプレイ」「シュート決定力」と一部選手の「プレイ・リスクの予測、集中力持続意識」課題の改善度合いを図る次節となる訳です。
3.湘南・今節戦術等
所謂「湘南スタイル」~「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」は、シーズン後半も一貫した戦術です。
しかし、有効な対抗策が多投され、攻撃力は低下、守備力はその低さを突かれ失点多発、との状態です。
「ストーミング(急襲)戦術」は、複数選手がそのターゲット選手へ殺到し、相手陣内ポイントに数的優位を形成し、高い位置でのボール奪取から、相手ゴール近く・陣内深くでのショートカウンターにより、一気に得点・決定機を構築、との攻撃スタイル・戦術ですね。
~その有効対策は、➀複数選手到来前に、パス交換し、複数選手の集中を無意味とする。➁失点多発対策として、湘南陣を自陣低位置に設定すると、相手ターゲットポイントまでの距離が離れ、到達時間の長時間化・運動量とスプリント量の浪費と消耗が発生し攻撃遅滞。そこで、ゲーゲンプレス(前線選手のみによる相手守備陣へのチェック・ボール奪取)が中心となるが、前線選手の守備プレイ増加は、攻撃プレイの精度・キレ・内容低下との逆比例となり、攻撃不成功。➂➁の対策のため、相手前線でのボール奪取のため、湘南陣全体を相手陣前進させ、複数選手がターゲットポイントに密集可能とすると、守備陣のカウンターリスクが急拡大となり、失点多発誘発。
そのため、直近試合では、チーム全員攻撃の全員前進攻撃が、攻撃陣のみ前進攻撃に低下し、一気に攻撃力が低下、
攻撃開始数は、リーグ上位5位(コンサ16位)と多数回なのに、
30m侵入数は、リーグ最低16位(コンサ7位)
侵入できないので当然、
シュート数は、リーグ下位11位(コンサ4位)
実は、シュートポイントはゴールから遠く
PA内シュート数、リーグ下位15位(コンサ2位)
当然
枠内シュート数は、リーグ下位12位(コンサ8位)
という事で、攻撃は、攻撃開始直後段階で破綻多数との内容です。
しかし、
決定率は、リーグ下位9位(コンサ10位)で、シュートするFW選手能力はリーグ水準並みであるのに、そこに至らないとの攻撃現状です。

全員攻撃の代償は、「超攻撃バランス=超守備選手数乏しい」という事です。当然、「大量失点」は覚悟です。その対策で、「全員攻撃」を「半数攻撃」では、当たり前・普通戦術で、J1リーグで「勝利獲得」困難は必至です。

極めて、解決困難な≪パラドックス戦術状態に転落≫したまま、浮上の切っ掛けが見出せない、となるのは当然ですね。

コンサチーム力の前では「コンサ必勝」の結果しか出て来ませんね。


post by yuukun0617

15:18

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~進化~ リーグ戦第19節は分岐点となった!-公式試合データより

2019年07月15日

リーグ戦第19節は、コンサにとり、今シーズン大きな分岐点・試合となりました。
その内容は、2点に集約されます。
結論を先に記載すると、
(1)今シーズンチーム目標「リーグ戦上位・3位以内~AFC戦参戦資格獲得」は、通常内容では、「極めて到達不能」決定。
 ~僅かな可能性を賭けて暫くは「公式目標は維持」とするも、「チーム来年戦略は大きく低下したものに変更」となりますね。
(2)今シーズン、キャンプ時諸課題は改善しましたが、唯一残した課題「シュート決定力」改善は、改善の糸口・手法も無く、今シーズンでの改善は絶望的=今後試合での「複数得点獲得・攻撃型戦略」は完全機能とならず、「勝利・勝ち点3獲得優先の戦略」は不発となる事が決定的。

(2)により(1)となるとの連関ですが、当面は、チーム公式目標は維持されますが、来季チーム戦略は「大きく低下」内容として進行し、いずれ早い時期に「極めて困難」とのリリースから、チーム目標のフェイドアウト・フェイドダウンとなっていくとの事態です。
実は、ここ2試合戦績に「コンサ・今シーズン結果が懸かっていた」重要試合でしたが、「コンサのラストチャンス」を喪失したという事でした。
残念です!!

その理由・経緯、そして、そんなリーグ第19節公式データを点検しましょう。

1.コンサの現況~リーグ第19節終了時点~
現在のリーグ上位チームとコンサを確認しまする
順位 勝点 チーム  第15節・未試合勝点を
           加算した修正勝点・順位
1位 39 F東京   39・1位
2位 36 横浜F   36・4位
3位 35 川崎    38・2位
4位 34 鹿島    37・3位
5位 32 大分    32・5位
6位 30 C大阪   30・7位
7位 28 広島    31・6位
8位 28 コンサ   28・8位
・ACF参戦の4チーム(川崎・鹿島・広島・浦和)は第15節未試合のため、勝点加算の可能性があり、4チーム対戦のため、全チーム勝点3はあり得ませんが、順位想定上では「4チームに勝点3加算」としたポジションとして算定。
順位は、1位FC東京・2位川崎・3位鹿島とに修正されます。
🔴修正勝点・順位から、「リーグ上位・3位」の「鹿島修正勝ち点37」がターゲットで、「コンサとの勝ち点差9」逆転を狙う事となりますが、その可能性を点検すると、「残り15試合で勝ち点差9逆転=残り全試合1試合(節)毎<勝ち点0.6縮小>」となります。これは、例えば、「コンサ勝-鹿島負~勝ち点3縮小」が4試合、または「コンサ勝-鹿島分~勝ち点2縮小」が5試合、それ以外は全試合、コンサ・鹿島は戦績合致となる、との事で、「奇跡が4~5試合必要」という事を意味します。更に、対鹿島との逆転以外に、コンサの上には4チームが存在し、鹿島と同様に「奇跡」が全4チームとの間に発生しなければなりません。このすべての「発生確率は、あって、2~3%」レベルで、ほぼ不可能となったという事です。
🔴もう一つ、有力目標・基準値があり、昨シーズン・3位勝ち点数「56」です。
現在コンサ勝ち点「28」に対しては、丁度半分で、「残り15試合で勝ち点<28>獲得で到達」となります。この実現パターンは、
➀10勝0分5敗・勝点30・・ 奇跡の連勝で、ギリギリ可能性
➁ 9勝1分4敗・勝点28・・   同上
➂ 8勝4分3敗・勝点28・・3敗=5勝1敗を3回もほぼ不可能
➃ 7勝7分1敗・勝点28・・ほぼ全試合敗戦無しで、可能性は無し
➂➃は、ほぼ不可能で、唯一の方法が、➀・➁の「10勝か9勝獲得」しかありませんが、残り対戦・必要勝利数分を順位下位からカウントすると「鳥栖・磐田・神戸・清水・仙台・G大阪・湘南・浦和・名古屋・広島」に全勝する、という事ですが、全勝は無理そのものですね。
つまり、前シーズン・3位勝ち点到達は、ほぼ不可能という事となります。
ここ2試合での勝ち点喪失「△5」で、今シーズン目標へのへ最終チャンスを逃し、チームは一挙に苦境に向かい始めた訳でした。
本当に残念でした!!

2.最後まで改善不能課題「シュート決定力」
コンサの攻撃力は、今シーズン順調に成長し、大きな進化となり、現在も更にその成長が続行しています。
ミシャも、公式数値の様な客観評価も、同一評価となっています。
つまり「攻撃型チーム・戦略」は順調な成長と進化となっているとの内容です。
特に、チームストロングポイントとして、しっかり定着した「ゲームメイク力・決定機構築力」は、リーグ随一・トップレベルチームにまで到達しました。
「攻撃」項目は、
➀ボール奪取=攻撃的守備
➁ゲームメイク=起点構築からパス交換し決定機構築
➂得点獲得=シュート決定力による得点実現 の3段階に分かれますが、➀➁ともに、大きく進化し、リーグトップ水準に到達し、なお成長過程中。
攻撃力は、➀と➁により、リーグトップ水準にまで到達という事です。
「成長方法」の観点から、
➀と➁は、適正戦術と選手起用があれば、「適正トレーニングと実戦経験累積」により、チームとして改善・向上していきます。
しかし、➂「シュート決定力」は、チームトレーニング課題ではありません。「シューター・シュート選手固有の属人能力」で、「選手の個々での成長・改善」しか方法はありません。「ベテラン・経験選手からの意識・認識改善」「実戦体験累積」はあり得、一気に急成長・改善もあり得ますが、キャンプ~7月まで「既に7か月間経過」し、現状では、即効的改善はこれ以上無い事が、明白となっています。また、得点源のジェイは、既に、シュートタイミングのずれ・遅れが発生し、「自己想定プレーは実現出来ない状態」まで低下し、「元得点源との存在にまで」年齢によるプレー低下が進行しています。フィジカル絶好調時での起用、中途起用に限定する今シーズン後半起用ですね。
ロペスは「フィジカル上昇で、自己想定プレーが実現し、得点源」に変身しますが、武蔵、さらに、岩崎・檀崎、更に、金子・菅・藤村も、「決定力能力」を掴めず、「得点源」に成長には至りません。
来季の最大強化ポイントが、ミシャ戦術の3つの基本「走る力・闘う力・規律を忍耐強く守る力」の条件を持ち、「得点力ある前線・攻撃の中堅~若手選手獲得」は必至ですが、全チーム共通の課題で、国内選手では最激戦区で、海外選手に期待するところです。この時点でこそ、開始しなければならない来季課題です。

いずれにしても、ロペスの復活以外、直ちに「シュート決定力」改善する方法は見つかりませんが、「日本代表VSタイ戦」で見た「タイの試合前シュート練習」;ゴール枠の「両隅上端の特定ポイント」を狙ったーポイントターゲット・全員シュート練習は、チームトレーニングとして「シュート決定力」改善に直結する「反復トレーニング」法で、「身体に染み込ませる決定力改善」も可能ではないでしょうか。
「PA(ペナルティエリア)内まで、侵入した決定機=シュートチャンス」も重要ポイントですが、そんな「決定的機会でのシュート練習」も必要ですね。
「得点源」選手が、1人では、その選手をマークで、阻止されるが、2⇒3人となると、マーキングは不能となり、一気にフリーシュート数が増加し、チーム戦略「複数得点獲得による攻撃型戦略」が成立となります。
やはり、ロペスに継ぐ、第2・3「得点源」の発見・開発・加入が、チーム成長・進化のキーとなります。

3.前節 コンサ課題
「決定力」以外にも、前節の課題は明白です。
大分とのチーム力差は、
前線 ~ 大分優位・・決定力課題
中盤 ~ コンサ優位
守備 ~ 大分優位・・ミスプレイ課題 との図式でした。
「守備のミスプレイ」の原因について点検します。
この2失点は、どちらも「コンサ守備選手のミスプレイ」によるものでした。
「ミスプレイを誘う<大分の球際の強さ・強度>」も高いレベルでしたが、誘発され「大分の思う通り・思う壺」の「ミスプレイ」を連発したものでした。 
1失点目の「オナイウ阿道」ヘディング・シュートは「鮮烈プレー」として映像されましたが、良く見ると、両脇選手が全く反応せず「フリー状態プレイ」だった事が解ります。両脇選手は、5福森と20ミンテ。
2失点目も、19白井からの横パスの20ミンテのトラップミス、その脇に3進藤。
コンサの守備は「マンツーマン」ですが、エリアにより、その責任割合が変化します。自陣より前進した「センターライン」付近エリアでは「責任割合は7割」まで上がるも、自陣ゴール前エリアでは「自己責任割合は5割」となり「周囲選手がサブ・マンツーマンとして、カバーし、その責任割合が5割まで上昇」となります。
しかし、コンサの守備陣・選手は「マンツーマン」のサブ・カバープレイがも極度に低レベルで、「マンツーマン選手が外される」と、カバープレイは無く、確実に失点危機となってしまいます。
両失点ともに、ミンテのミスプレイ・マーキング誤りでしたが、本来在るべき、福森のカバー・競り合い、進藤のカバー・間に合わず、が発生しています。

コンサも、大分も、マンマークの同一にかかわらず、同一水準・レベルにならなかった理由・原因です。
コンサ守備選手の「認識・意識」問題で、大きい課題点です。

4.リーグ戦第19節公式試合データ点検~コンサ数値も
リーグ動向は・・・
 恒例のここ3試合対比で確認です。〜リーグ平均から〜
       得点  30m進入数 シュート数 枠内数  決定率
17節 2.2  43.5回 14.6本 5.7本  14.8%
18節 0.9  39.1  11.9  3.4    7.9
今 節 1.4  44.3  13.8  4.6   10.0

15節まで続いていた「攻撃・得点力アップ」動向は、16節低下あるも、第17節「攻撃料優先・得点力優先」傾向が炸裂し、攻撃回数は今シーズン1位、シュート数1位、枠内シュート数1位、獲得得点2倍・1位、決定率1.5倍・1位と「攻撃」でのシーズン最高点到達との注目「節」となり、「攻撃>守備」の結果としての「獲得得点・炸裂、失点最大」となれましたが、今節で、18節の「守備優先傾向は吹き飛び」、17節に並ぶ、今シーズンリーグ命題【攻撃優先の邁進】拡大節となり、今シーズンの潮流は更に拡大です。
今シーズンのチーム戦略は、
現在上位陣「堅守・速攻」チーム群(FC東京・鹿島・本来広島も)
     VS 
「攻撃最優先」チーム(コンサ・名古屋・大分)
     VS
「攻撃優先・堅守も」チーム(横浜FM・川崎) の3つの戦略の勝負で、
これからのシーズン終幕への進行方針は、「勝ち点獲得」最優先となり、「勝利・勝ち点3」最優先の試合展開が更にリーグ動向となります。

最後に、コンサの第19節公式試合データを確認しておくと、
~リーグ順位で水準を確認してみましょう~
得点 シュート数 枠内数 PA内数 PA内率 決定率
8位 5位  10位 2位   4位   12位

パス 成功率 クロス 成功率 
6位 5位  1位  6位  

運動量 スプリント  失点  被シュート数 
5位  11位  13位 2位
問題課題は、
攻撃は、枠内・決定率の「シュート精度・決定力」のみ
守備は、被シュート数の「最終ディフェンス力」
基本は、スプリント数の「攻守の移動スピード・規律順守力」となり、
他項目は、リーグ上位水準との数値が証明されています。






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23:05

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〜進化〜 第19節大分戦、展望と予想

2019年07月10日

1.前回対戦と現状
前回第6節は、シーズンを連勝スタートしていたコンサに、《0ー2》で頭から冷水を浴びせられた手厳しい敗戦となりました。
しかし、大分の片野坂監督の試合後コメントが意外な「大分のサッカーは出来ていなかった、コンサに一方的に攻撃された試合だった」との内容そのもの、吉原宏太のコメントも「そんなに悪い試合では無かった」とありました。
実は、その時の課題が、今なお解消して居ない事が分かります。
その敗戦原因ともなった、
【課題1:シュート決定率改善】【課題2:被シュート数・被決定率改善】
リーグミドルレベルをトツプレベルに至急改善する重要課題は、
【重点課題1:パス成功率改善】【重点課題2:クロス得点力改善】【重点課題3:故障選手リカバリー早期化でコンディション改善】の5点で、それ以外は、大分を圧倒するて適正内容でした。
大分戦から、12試合経過した現時点では、
課題1〜現在も最大課題で解消されず。
課題2〜大人の闘い方と呼ばれる、守備主導時間帯も構築し、相手に攻撃主導権を委ね、そのカウンターを狙う、効率的、守備力向上戦略で、改善中。
重要課題1〜前節79.9%で、全体は最低ライン内、縦パス成功率もジェイ、ロペス起用で大改善。
重要課題2〜今シーズンのコンサ攻撃パターンは、サイド中軸の初歩段階から、中央突破のスルーパス型へ進化し、課題解消。
重点課題3〜前週から、故障者の復帰が相次ぎ、一気に解消。
と、5課題中4課題が改善、または改善途中となり、
残す最大課題「シュート決定率」も、選手起用の工夫により、改善糸口を発見し、対処が開始される筈。  この様に、現時点点検からは、「次節コンサ必勝」となる筈です!
しかし、対戦チーム大分も、この12試合での成長で変化し、
最大の成長点が、
安定した戦績からの「強固な自信」で、監督主導から選手主導チームに完全変貌となり、一切のプレーへの不安感や迷いは消滅し、どんな局面となっても、ブレないチーム統一戦術と実践徹底として、機能し、それが渋とく、粘り強い姿勢で、敗戦を引き分けや逆転にまで導き、戦績アップの好循環としています。 
2.戦術と試合展開
 戦術は、大分片野坂監督は「ミシャチルドレンの代表格」指導者で、
基本的ミシャ戦術そのもので、フォーメーションも戦術も完璧ミラーゲームとなる筈ですが、
コンサは、
「進化形コンサ式ミシャ戦術」で、ビルドアップの方法が異なり、コンサのスピードが圧倒します!また、個々の選手能力の差は、チーム全体総和では、相当な差となり、コンサが100%の戦力発揮と成れば、前回対戦と同様に、ゲームメイク力の差=決定機・シュート数の差=得点獲得の差に直結します。
更に、戦術進化は、「ジェイ・ロペスへのロング・ミドルフィードのポストを起点としたショートカウンター型」と「縦パス精度向上・成功率アップによるスルーパス相手陣内・決定機構築」が加わり、「コンサ式」に進化が定着・安定化するとともに、「超攻撃型戦術の裏面・失点リスク大」の改善も加算し始めています。
それに関連して、直近、気になるコメントがリリースされていますね。
「【宏太’Sチェック】先制後に守備的になったのはミス」との内容ですが、本文中の指摘では「先制後に、攻撃バランス維持を、守備バランス・速攻型への変化は、ミス」との意味ではありませんでした。「相手の攻勢に対する守備強度をダウン・低下させたプレイがミス」だった、つまり、「守備=球際・当たりの強度を一層強化することが、堅守・速攻のキーポイント」との指摘です。
上記でも記載の通り、
コンサの<進化形ミシャ戦術>では、
「攻勢一本やり=超攻撃型」は、「攻撃最優先のため、攻勢時間帯に、守備バランス低下傾向が進行し、少し・一瞬のボールロストも、対抗守備力が低下状態のため、失点直結する」とのリスク・失点が多発となる、との欠陥(上記課題2)を改善するため、
先制後などに、一定時間を「守備時間帯(守備バランスに変化)=相手攻勢時間帯に意識的に変化」させ、その中での「堅守・速攻」を狙います。その際のキーポイントとして、宏太コメントが最適となります。
大分のミシャ戦術は、基本形をひたすら実践し、「一貫したスタイルに爽やかさ」も感じるものですが、コンサの現在形からは、「随分旧型・旧スタイル」との認識が見えてしまいますね。

では、試合展開に。
互いに、パスサッカー・連続ショートパス交換の攻撃、対するパス交換阻止・ボール奪取を狙い続けるの両展開を仕掛け合います。
そんな中、「コンサ式」で、パス交換勝負を一挙に局面転化する「前線へのフィード・ポストによる大分陣内深くでのコンサショートカウンター」炸裂で、一気にコンサに決定機を訪れ、「高い決定力」を作動させる事が出来れば「先制点獲得」が、試合開始~20分以内に達成。更に、「コンサ式」は、「進化形での守備バランスへの変化」の中でも、速攻・カウンターで「追加点獲得」で前半戦終了。
後半開始直後は、大分のパス量・運動量アップから、均衡状態が予想されますが、後半~60分・選手交代等を契機に、「コンサ式」の全面展開~多彩パターン攻撃で、コンサ攻勢時間帯を継続し、派生セットプレー等も加えて、「追加点獲得」で「複数得点差・拡大」を図り、終戦との予想です。

3.コンサ・メンバー予想
中野以外は、フルメンバー勢揃い!!と出来そうですね。
意欲的メンバーで、但し、ジェイの起用方針は、スタメン⇒中途・切り札加入。

スタメン      ロペス
       チャナティップ 武蔵
     菅   深井  駒井 ルーカス
       福森 ミンテ 進藤
          ソンユン

サブ   60分交代  ジェイ
     75分交代  宮澤
      白井・荒野・岩崎・早坂・菅野

     リーグ上位レベルの豪華メンバーです。
  
前回リベンジと、ミシャ戦術の進化形の戦力とプレイを見せつける試合を展開しましょう。
勝ち点3・連勝のスタート勝利を掴む取りましょう!!


        


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21:28

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~進化~ 第18節・公式試合データよりリーグ動向を

2019年07月09日


1.今シーズン・リーグ戦後期の初戦は、16位松本に「引き分け・勝ち点1」をプレゼントする、実質敗戦相当試合で開幕。
コンサの後半戦を占う節目試合は、失敗試合となりました。
ミシャは、今シーズン目標として「請け負った・最終節リーグ戦上位=3位以内達成」のため、試合戦略を、前半戦採用の「試合内容レベルアップ」中心を捨て、「戦績=勝ち点3・勝利獲得」最優先を選択を表明。
詰まり、監督の立場として、
試合目標は、何よりも、最優先が、
      「勝利獲得か否か」の”1番勝負” を掛け続ける、
  即ち、<全試合勝利=17連勝を狙う!>、
  との強い意思にて後半戦を闘う、との信念を表明しました。
しかし、初戦にて「失敗」の結果。
そんな、監督・首脳陣の意識表明を受けたコンサ選手の意識は、
 ミシャ意識に即座反応した選手は、ロペスが「1試合毎をトーナメントと認識し、全試合必勝を目指す」と表明したのみで、
 岩崎の惚けた・不理解そのものを現した「プレイは良かった、次も頑張る」発言の様に、「自己(成績・成長)中心」も存在し、
 日曜のジェイコメントも「自己低決定率が敗因との自己分析も反省も無く、敗戦の意味・責任も不認識」で、ミシャの試合への決意とは、真逆な意識が逆証明され、次戦も同一プレイで、得点機会消滅による、敗戦プレイが連続する事が明らかとなっています。

どんなに優秀な指導者が存在しても、選手の意思次第でチームの運命は決定しますが、コンサの「選手意識」は、そんなに悲観し過ぎる現状でも無いと見えますね。
ロペスの様な「優等生」は、チャナティップ・ルーカス・駒井・宮澤・武蔵・深井・菅・福森・ミンテ・進藤・ソンユン・石川・白井・金子と多数。
「問題生」はジェイ・岩崎・中野程度。
育成組の荒野・濱・藤村・檀崎・中村・高嶺・田中は、勉学中。
選手起用の問題で、「問題性」も中軸ではなく、途中起用など、活用法次第。
日曜、後半戦の初戦・第18節で、「選手意識」の課題が判明したことは、とてもラッキーで、残り16試合の「最基本事項の再確認」となり、以降の<16連勝!!>の土台・基盤が強化されたもの、との見方が正しいですね。

2.では、リーグ後半戦・スタート第18節のリーグ動向を公式試合データより。

今節は、異様な戦績結果・動向となりました。
順位の移動が、僅か「7チーム」と今シーズン最低数の節となった点です。
通常「節」では、平均12チーム程度が「順位移動」となり、
16→17節 16チームが順位上下移動 でしたが、
17→18節 低下;コンサ・松本・名古屋の3チーム、上昇;磐田・C大阪・鳥栖・大分の4チームで、計7チームのみとなりました。
「引き分け」の試合結果が多くなると、多数チームが「勝ち点+1」で、相対勝ち点入れ替わりが少なくなりますが、今節は、僅か3試合のみで、残る5試合は「勝敗」があり、決して多数ではありませんでした。偶々、不思議な偶然結果かもしれませんが、激しい「勝ち負け」があっても、順位変動とならない「節」もあり得るとの事態を経験したものでしたね。

リーグ動向は・・・
 恒例のここ3試合対比で確認です。〜リーグ平均から〜
       得点  30m進入数 シュート数 枠内数  決定率
16節 1.2  38.8回 12.6本 3.9本   9.7%
17節 2.2  43.5  14.6  5.7   14.8
 今節 0.9  39.1  11.9  3.4    7.9

15節まで続いていた「攻撃・得点力アップ」動向は、16節低下あるも、第17節「攻撃料優先・得点力優先」傾向が炸裂し、攻撃回数は今シーズン1位、シュート数1位、枠内シュート数1位、獲得得点2倍・1位、決定率1.5倍・1位と「攻撃」でのシーズン最高点到達との注目「節」となり、「攻撃>守備」の結果としての「獲得得点・炸裂、失点最大」となったもの。今シーズンリーグ命題【攻撃優先の邁進】が更に拡大していましたが、
突然、急停止・ブレーキがかかった「節」となり、得点・シュート数・枠内数・決定率は、シーズン最低ランクに急落。「無得点」チーム6チームは、第13節・シーズンワーストの7チームに次ぎ、ワースト2位。
その原因は、「3本・2本」と異常な低シュート数チームが3チーム(仙台・鹿島・大分)、「一桁」チームが3チーム(F東京・湘南・鳥栖)と計6チームとなり、通常節では1~2チーム状態から、3倍増となった点にあります。そして、驚きは、首位・4位・5位の上位チームが該当しており、首位・4位(F東京・鹿島)は、勝利を獲得している点です。
そして、この異常「節」を解く鍵が「決定率」にあります。
今節の決定率を順番に並べると、
決定率      チーム   勝敗  リーグ順位
1位 33.3% F東京 - 勝   1位
         鹿島  - 勝   4位
3位 25.0% 湘南  - 勝   15位
4位 16.7% 清水  - 勝   12位
5位 10.0% C大阪 - 分   7位
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6位  9.1% G大阪 - 負   14位
7位  8.3% 神戸  - 負   13位
 ・・・・・・・・・・・
10位 6.3% コンサ - 分
〇決定率一桁未満で「勝利は困難」「敗戦確率上昇」となっていますね。
 コンサの「低決定率」は、「敗戦相当」との数値でした。

この様に、今シーズン命題となった【攻撃優先の邁進】は、
より効率的な試合展開・内容追求により【得点獲得力】そのものに変化し、
「多数シュート数」のシュート至上主義は完全に捨て、
【「高決定率」を中軸に、「少ないシュート数」で「確実に得点獲得」】との戦略が、上位・連勝チームの主戦術に定着したものです。
この戦略・戦術は、
本来戦略「攻撃にバランス傾斜=攻撃選手数増加」する事による「攻撃力アップ」、での欠点「守備バランスが希薄=守備選手数減少」による「守備力低下・失点リスク増加」を、
「守備バランス傾斜=守備選手数増加」による「守備強化・失点減少」の中、その堅守からの「ボール奪取・攻撃への切り換え」での「攻撃=速攻」により、「高い決低率」で、確実に得点化していく、との戦略に変化させ、
「高支配率や多大運動量」の必要性が低下するものです。

コンサ・名古屋・大分の「道・進路」とは、真逆ですが、今節では、そんな「上位」チーム群、が成功・脚光を浴びた「節」となったものでした。

今シーズンのチーム戦略は、
現在上位陣「堅守・速攻」チーム群(FC東京・鹿島・本来広島も)
     VS 
「攻撃最優先」チーム(コンサ・名古屋・大分)
     VS
「攻撃優先・堅守も」チーム(横浜FM・川崎) の3つの戦略の勝負となっています。

※コンサは「攻撃最優先」チームから、「攻撃優先・堅守時間帯も」チームへ変身を進めていますね。このままでは、「決定率が少しでも低下すると」が原因となりますが、「攻撃最優先」チームは「大量失点」による得失点バランス喪失が拡大し、敗戦が増加して行きます。より「勝ち点獲得・シーズン結果追求」の価値観重視となり、「攻撃へバランス傾斜過ぎる戦術」は変化・変貌するのは自明・当然です。
しかし、その変身・変化の絶対条件が【高決定率=10%以上】です。
その結論が、「ジェイ起用」の方針変更が必須となる訳ですね。

それ以外の「プレイは、当面勝利獲得が可能なレベル・戦力」ですので。


 



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21:05

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~進化~ 第18節で、資格喪失!

2019年07月07日

戦前、コンサ関係者全員、時には、対戦相手の松本さえもも今日の試合結果は想定外。
しかし、試合内容は、恐らく試合後のミシャコメントは、「勝ち試合相当の内容で、惜しい試合だった。決定的シュート・チャンスは前半2回、後半3回あり、得点を決められなかった事に尽きる。(それ以外の)選手は良くやった。」が濃厚ですね。

標題の「第18節で資格喪失!」の意味は、「リーグ上位資格を喪失した」という意味。
「リーグ上位の絶対的資格・条件こそが、シュート決定力」で、
コンサには、その資格・能力が皆無で、「リーグ上位の資格」を喪失した、との現況を証明した試合となりました。
しかし、ミシャも度々言うように「シュート決定力は、チームトレーニングの課題ではなく、どこまでも、個々選手の重要課題」です。
という事は、「個々選手」=「どの選手」かが重要となるのは当然です。
・・・<ジェイ>です。
ここ3試合のジェイは「決定力を大きく喪失」していますね。
本日も、「絶対的決定機」5回の内、4回がジェイのシュート精度による得点獲得失敗であり、実は、「決定率の最頂点・ビーク期は、2017後半期で、その後、大きく低下し続けています。」
2017年の枠内シュート率は「50%」、決定率も「29.4%」の高率で、J1リーグトップ水準の高決定力選手でしたが、決定率推移を見てみると、2018「11.7%」~2019「8.3%」とリーグ水準以下の「低決定力選手」にまで変貌し、ワントップでの起用自体が問題となってしまっています。
一方、ロペスの枠内シュート率は「40%超」決定率「14.8%」、武蔵は枠内シュート率「20%」決定率「12.8%」と、選手対比でも、ジェイの低シュート精度が際立っています。
このまま「ジェイ中心の前線3選手構成」では、「リーグ上位絶対条件・資格の高決定力選手起用」は不合格・資格喪失、上位進出など不可能、という事です。

あらためて、ミシャ指摘は「前半コンサコントロール、しかし、前半終了前20分は集中・実践度低下となり、松本の支配、後半、一貫してコンサ試合コントロール」でした。その局面転化の切っ掛けが「ジェイのGKと1対1局面・得点失敗」のプレイでした。

私見では、ジェイ起用は「前年都倉起用」と同様に、「後半途中の切り札投入」起用とし、スタメンからは、回避が正しいですね。
ジェイの能力低下は、年齢によるフィジカル・能力・特に判断~実践スピードの低下が主因で、回復は不可能です。
ジェイ・主戦・中軸から、ロペス・武蔵・チャナ(復帰すれば)中軸に変更が必要なタイミングが到来です。ジェイには、これまでの大活躍への感謝と尊敬を持ちながら、「絶対的な空中戦支配率」を武器に、途中交代・切り札起用へ移行すべきです。

本日試合でも多用した「コンサ式ミシャ戦術」は、
「GK・DFラインから前線選手へのフィード・ポストプレイ~そこを起点としたショートカウンター展開」となり、「中盤を素っ飛ばした、超ハイスピード攻撃」がストロングポイントですが、
本日のフィードターゲット選手は、
前半;ジェイ10本・内6本成功(この中の1本が、白井先制点に繋がりました。)、ロペス1本・成功0、武蔵2本・内1本成功、ルーカス1本・内1本成功、
後半;ジェイ2本・内2本成功、武蔵1本・成功0が全内容で、総計17本・成功10本成功率59%でした。ジェイ占率は70%となり、コンサ式ミシャ戦術は、ジェイの高いポスト成功率を基にした攻撃そのものですが、ロペス・武蔵・ルーカスも、占率アップとなれば、成功率上昇とも予想出来ますね。
この「コンサ式ミシャ戦術」自体が生み出され、試合で選択・実施された理由こそが、「宮澤・駒井の故障離脱・不在」で、「ボランチポジションでのパス能力の低さ」を回避する戦術を選択するしかなかった、とのものでした。
「駒井・宮澤」の起用定着により、「中盤やボランチよりの的確・ピンポイントパス」の復活となり、パス戦術も機能し、「コンサ式」の必須根拠も薄れます。

次節・次戦での「ジェイ・起用戦略」に注目です。

では、最後に、速報試合データを確認しておきましょう。
      コンサ        松本
    前半   後半  ~ 前半   後半  
シュート数  5   11  ~ 11    5
枠内数  2   10  ~  8    4
得点   1    0  ~  1    0
支配率 50%  60% ~ 50%  40%
パス数 259  288 ~ 232  111
成功率 79%  81% ~ 80%  70%
CK数  2    5  ~  3    0

ミシャコメントの通り「後半はコンサ攻勢・その中多数シュートに拘わらず、シュート決定力の低さにより、無得点」となった数値です。

「コンサ勝利が相当な試合内容で、
 GK・DF・中盤・前線シャドーまでは、
 良好プレイで、多数決定機構築となった」との数値ですね。


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19:08

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~進化~ 第18節松本戦・試合展開・戦術・メンバー予想

2019年07月05日

天皇杯の敗戦は、試合プレイ内容を見れませんので、評価・コメントはしませんが、ミシャとチーム首脳が求める「AFC戦参入」には、<リーグ戦上位の道>のみに限定されました。
天皇杯敗戦の原因の特定と改善は、前リーグ戦第17節・敗戦とともに、チームの喫緊課題ですが、今シーズンの展開では、既に数回指摘の通り、「中断期間によるチーム改善」の日程は存在せず、シーズン途中での「改善取り組み」は極めて困難です。
【シュート決定率のシュート・プレイ精度】に尽きる事が想定されますが、チームとしての改善取り組みは、当面不能となります。改善の唯一の方法は、「個々選手の工夫・意識改革・プレイ変更チャレンジ」しかありませんね。

そんな、公式戦・2連敗を受けて、次節・第18節の後半戦開始・試合となります。

前回対戦の第11節は、結果は【 0ー0 ・引き分け 】でしたが、試合内容は、勝ち点△2喪失、に見えますが、内実は、【 0ー4 大敗相当 の最悪内容試合 】でした。
試合内容は、ソンユンの「ファインプレー多発」と、それ以上に松本の「低決定力」に救われた試合で、ミシャの試合後コメント「見た目は美しくはなかったが、運動量と球際の激しい試合だった。前半松本・後半コンサで、0ー0の引き分けは当然」しかし、その表情は「最低試合内容」の諦め満載姿勢が印象的。また、反町監督コメントは。「無得点試合は、我々の実力通り。無失点も、東京FM・C大阪の守備破綻を締め直した結果だが、チャンスも多数で勝ちたかった」と勝者の姿勢でした。仮に、J1水準の決定力チームでは「0ー4・大敗」となる試合内容。
リーグ「最低得点力チーム」に「ラッキー・ギリギリドロー」となった原因は、
「チャナ☓で荒野」「ロペス☓で早坂」と前線2人が代わっただけで、「攻撃の終盤段階の前線での打開・ラストパス等の決定機創出プレイの<喪失>」となり、コンサは全く攻撃不能に陥り、一方、松本の最大弱点「リーグワーストのラストプレイ精度=シュート決定力」による結果でした。

コンサ・選手起用の苦境期でのでたらめ気味「苦し紛れ選手選択・起用」による「勝ち点△2喪失・引き分け」試合は、
現在のコンサには、皆無で、全く連動も関連もしませんね。

ここ2試合の公式戦の敗因は、「低いシュート精度・決定率」で、17節はジェイ・天皇杯は誰かは不明ですが、「集中力と沈着冷静な適性判断によるプレイ」の不徹底に起因する「シュート精度急落」への「自己反省と同じ失敗は繰り返さない」との自己意識で、本来シュート・プレイの鉄則<GKの届かないポイント・タイミングプレイ>を冷静に、実施する事で、複数得点獲得~完勝との試合展開を握れますね。

松本は、
得点力は、J1強力守備力の壁もあり、期待の得点力に至らず、持ち前の守備力も、連動守備・走力だけでは得点阻止は出来ず、想定以上の失点で、その打開策は見当たらず、戦績動向は変化せず、一気に「降格圏」突入。戦績動向は、ここ10試合、2勝2分6敗・3連敗中。「J1レベル守備力」の失点阻止も、課題の「攻撃力J1レベル未満」により、試合均衡が破綻しています。
そんな松本への戦術と試合展開は、
松本のレベル・スタイルに左右されず、「コンサのスタイル」の徹底で全てです。
「コンサ式ミシャ戦術」で、松本の走力を無効とする「パス交換」で、守備陣破綻を実施、多数決定機の中、高い決定率プレイを実施し、複数得点を順調に追加する完勝とする展開となります。
天皇杯で「プレイレベルは、未だ30%」との現状を現した「駒井・宮澤」の起用がポイントとなりそうですね。
予想選手起用は、
 スタメン   
        ジェイ
    チャナティップ  ロペス
   菅  深井   駒井  ルーカス
     福森 ミンテ 進藤
        ソンユン

 サブ   武蔵・宮澤・荒野・白井・早坂・石川
      菅野

  で行きましょう。

 完勝を掴みます!!



post by yuukun0617

17:39

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~進化~ 第17節リーグ公式試合テータより+天皇杯

2019年07月03日

今シーズン、物理的に半分の第17節は、ミシャ・コメント「試合内容では勝ち相当、試合結果は敗戦」と、コンサの現在評価・現況を示す内容となりました。

つまり、「試合内容=チームプレイ力・チーム力」は〇評価、しかし、「試合結果=現在勝ち点・順位」は△評価、がシーズン前半節終了時点の客観的評価という事。
良いところは多数あるも、弱点・ウィークポイントも多く、未だまだ「発展途上段階そのもの」という事です。

そんな、締め「節」となった・J1リーグ第17節の公式試合データより、リーグ動向とコンサ現況、そして、明日の天皇杯戦について、点検です。

1.J1・第17節公式試合データより
(1)先ず、動向を確認しましょう。
 恒例のここ3試合対比で確認です。〜リーグ平均から〜
       得点  30m進入数 シュート数 枠内数  決定率
15節 1.0  41.9回 14.4本 4.5本   6.9%
16節 1.2  38.8  12.6  3.9    9.7
17節 2.2  43.5  14.6  5.7   14.8
15節まで続いていた「攻撃・得点力アップ」動向は、前節、AFC戦・強力攻撃力4チームの除外で(試合無し)、減少し一段落。しかし、リーグ全体で第14節レベルの数値となり、全体の「攻撃・得点力」の底上げが証明され、特に、「決定率」が大幅アップで、リーグ上位・強力攻撃型チームの好影響で、リーグ全体「シュート至上主義からの脱却」が進行し、「決定率上昇」となったものでした。
第17節は、前節除外4チームも参戦し全チームが揃いましたが、ましたが 今シーズンのリーグ動向は一気に・大きく進行、「攻撃料優先・得点力優先」傾向が炸裂するものとなりました。
攻撃の全項目で、大きく攻撃が促進され、攻撃回数は今シーズン1位、シュート数1位、枠内シュート数1位、獲得得点2倍・1位、決定率1.5倍・1位と「攻撃」でのシーズン最高点到達との注目「節」となりました。
その結果、失点数も今シーズン最大となりましたが、「守備力は維持」するも、「より攻撃力上昇」となり、「攻撃>守備」の結果としての「獲得得点・炸裂、失点最大」となったもの。

今シーズンのリーグ命題は【攻撃優先の邁進】が更に拡大中です。

別視点では、今シーズン・下位低迷チームの共通事項が観えて来ます。
➀得点力構築失敗チーム ~得点ランキング 
  ワースト1位・松本17位 同2位鳥栖16位・磐田18位 同4位・浦和12位
  完全に符合しています。
  ちなみに、失点ランキングは、
  ワースト1位・清水14位 同2位・神戸11位 同3位・湘南15位 
                    同4位・仙台10位・鳥栖16位
  符合しません・・・「守備力」で順位安定は「机上の空論・誤解」。
➁攻守バランス失敗チーム ~得失差ランキング
  ワースト1位・清水14位 同2位・鳥栖16位・松本17位 同4位・磐田18位
  符合しています。
➂➁から、
 攻守バランス型チーム ~得失差がプラス
  「得点力が小さくとも、失点・守備力が大きい」または、
  「失点・守備力が小さくとも、得点力が大きい」 が上位陣。
 得失差1位・川崎2位 同2位・FC東京1位 同3位・鹿島5位 同4位・広島9位
   同9位・コンサ6位


この様に、決定的な動向が、リーグ戦目上位への道は、
【➀より大きな得点獲得攻撃力、または、
 ➁より大きな得失差攻守バランス力の、どちらかの道しか無い】
                 という点です。

(2)コンサ数値も点検しておきます。
前節との対比で・・・
<攻撃>
   得点 30m進入数 シュート数 枠内数 PA内率 決定率
前節 3点  35回  10本 7本  70% 30.0% 
今節 1   54   15  6   66   6.7
   ↘   ↗    ↗  →    ↘   ↘
<攻撃・基本>
   パス数  成功率   クロス 成功率 運動量  スプリント
前節 412本 77.4% 14本 14% 115km 173回
今節 559  81.9  23  13  111  132
   ↗    ↗     ↗   →   ↘    ↘

シュート精度が急低下、
特にジェイはシュート5本・枠内1本のみと低精度。ロペス2本(枠内2本・1得点)。武蔵2本(枠内1)。進藤1本(枠内1)。白井1本(枠内0)。福森1本(枠内0)。ルーカス2本(枠内1)。ミンテ1本(枠内0)。
ジェイに、決定力があれば、勝ち点獲得となったもので、<決定力課題での敗戦・勝ち点喪失試合>だった事が明白です。
しかし、それ以外の「攻撃項目数値はほぼ全て、前節を上回り、ミシャのコメントの<良い試合内容・パフォーマンス試合>は数値上も証明されています。」
今シーズン・コンサの最大のストロングポイント【リーグ最強・決定機構築力=ゲームメイク力】は、17節にして、健在・再確認となりました。

一部に、チャナティップ不在での「ゲームメイク力・決定機構築力の低下」の指摘・懸念がありましたが、公式数値からは、その様な事態発生は、無かった、との証明がされています。(いつもの形とは違うと、変形・縮小に見えてもしまうかもしれませんね。でも、数値・データ、客観データは、そんな懸念は不在だった、という事でしたね。)


2.天皇杯2回戦・ホンダFC戦
JFL・優勝・上位多数の最古参。チーム創設は、Jリーグ創立より古く、過去、名選手・名獲得が多数続出。また、プロ・アマ混成選手戦略で、リーグより、多数選手が移籍・加入し、更に、リーグへ昇格も多数となり、高レベルチーム力。鹿島の初期・名獲得の宮本監督も、元々は同チーム監督でした。2006年我らが早坂在籍、2016年GK阿波加のレンタル先。過去、何度か、Jリーグ参入をチャレンジするも達成できず、現在も、リーグ入り最短チーム。興味深いのは、現在、ホンダ浜松サッカークラブを母体に、浜松在住ですが、1990年代後半、さいたま市(当時浦和市)の誘致要請があり、ホンダウィンズとして、リーグ入りを目指し、仮に実現していたら、さいたま市に、レッズ・ウィンズ・アルディージャの3チーム体制となっていたものです。
今シーズンも、プロ選手でチーム力を構成。MF;山藤(金沢・北九州)、FW;古橋(湘南・山形・C大阪)・大町(金沢)の3選手+アマ(大学選手主体)で、フォーメーション「4ー4(2ー2)ー2」で、JFL・今治を抑えて「現在1位」と絶好調。攻守のバランスをチーム・組織プレーで構築。
天皇杯・1回戦も、地域リーグからの福井Uに、4-2の圧勝。カウンターとセットプレーにより2失点の後、連続ショートパス交換で、相手守備陣に侵入・突破のパスサッカー戦術で、一気に4得点の大逆転勝利。ミシャ施術ではありませんが「川崎スタイルのパスサッカー戦術チーム」です。「パスサッカー戦術」は、「高いパス能力」を基にしており、「中盤支配・パス交換阻止」が出来ない限り、戦術実践は高く、安定して戦術機能となる戦術です。決め手は「パス交換の封鎖=中盤支配」が焦点となります。

では、そんな対戦相手へのコンサ対策は、
起用選手により「可能=実践戦術」が左右されますが、
明日・起用候補は、ミシャ戦術の権化・代表選手「駒井・宮澤」のW起用が濃厚です。
バリバリの「ミシャ戦術」は、ホンダ対戦のキー「中盤支配」には、
守備【5ー4ー1】時~密集ブロック守備はパス交換を複数ラインで完全阻止、
基本【3ー4ー2ー1】時~シャドー2+ボランチ2+CB1で、パス起点選手とターゲット選手に、ボール奪取を仕掛けます。プレイ・ボール予測力の発揮で、複数回、ボール奪取となります。 この様に、対策は完全機能で、ホンダ攻撃の素を封じる展開となりそうです。
「駒井・宮澤」の起用は、フルタイムは未だ無理でしょうね。しかし、その間を埋める相棒ボランチ選手も、高い能力選手で、攻撃でのパス起点、守備でのボール奪取の両面が発揮され、多彩パターン攻撃・サイド攻撃・対戦相手ホンダのお株を奪う「本家・パスサッカー・連続ショートパス交換」で、決定機多数回構築⇒多数シュート・多数得点獲得での完勝を実現します。

試合展開は、
試合開始 ~ 10分 先制点獲得
     ~ 45分 前半、追加点獲得し「2-0」
後半開始 ~     選手交代
       60分 追加点獲得
           選手交代
       90分 完勝 「3ー0」  との試合想定

予想メンバーは、
駒井・宮澤のW起用を中心に、

 スタメン     武蔵
       岩崎    檀崎  
     菅  宮澤  駒井 白井
      石川 ミンテ 濱
          菅野

 サブ   藤村・中原・深井・早坂・中村・小野
      阿波加

     豪華メンバーですね!!

    祝!!駒井・宮澤リカバリー
     二人の「コンデション・アップとテスト」を兼ねた起用に
     注目の試合となります。



  


今朝のマスコミ予想で、駒井と宮沢のW復帰起用は的中🎯となりそう。
ただ、ポジションが、得意のポランチではありませんが、リカバリー明けのフィジカルコンディションからは、運動量とスピードで、やや無理気味では?
矢張り、前線への飛び出し以外は、一番運動量が少なくとも可能なボランチのポジションで起用が適しますがよろしく!


post by yuukun0617

05:06

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