2017年10月29日
27000人の内、2000人鹿島サポを引くと、約25000人のコンササポで作った【ドーム力】を梃子に、コンサの「リーグ最高峰鹿島」の実戦テストでした。
テストの評価は...?
結論を先に..「J1中位レベル戦力を証明」するもので、シーズン開始時の「リーグ下位レベルを脱し、確実な成長・戦力拡大」を示すものでした。
①先ず、勝ち点獲得の結果は、ありませんでしたが、
前回対戦「0-3」;シュートC12本(枠内2)vsA7本(枠内3)前半:攻勢/西大吾の右サイドからの崩しで立て続けの3失点、後半:守備固めとの事前想定通りの試合展開力と、コンサのシュート精度低さ、で完敗との実戦結果があり、最近のコンサ戦力上昇・成長を加味しても、大きな戦力差から、勝ち点獲得の可能性は低い、との客観的評価通りの結果でした。
②しかし、今回対戦内容は、鹿島の事前想定試合展開を大きく阻害し、僅差まで実戦戦力差を証明するものでした。「1-2」の点数結果もそうですが、前半試合内容は、コンサの想定通りの試合展開を実現し、特に25分まではコンサの攻勢時間帯としたものでした。
鹿島の攻撃は、攻撃起点からサイドへ展開し、縦パスの反復交換での陣形突破・決定機創出、ゴール枠内ターゲットへ集中するシュートによるゴール、とのキレ鋭く・スピードに乗った攻撃ですが、ミドル位置に、前線~DF陣までの縦距離が短く、横に拡がる、スペースを空けない密集守備陣型を布陣するコンサ守備陣により、素早い集散とチェックを集中し、攻撃の9割超を防御・阻止し、前半;「0-0」シュートC4本(枠内0)vsA5本(枠内3)に抑え、均衡状態を維持する守備力を証明しました。
③前半の懸念点として、荒野と横山のポジショニング・プレイ予想力と準備・集中度に問題がありました。そして、懸念点はそのまま、後半、2失点に直結しました。
2失点共原因は横山にあり、更に、荒野ではなく兵藤のリスク認知と速やかな対処があれば、プレイ途中での対応チャンスが産まれ、失点阻止が出来る可能性が高いものでした。
1失点目は、横山のクリア躊躇を突かれたもので、そのまま素直にクリアすれば、危機も、失点も無かったもので、本来MFの選手資質のため、クリアよりもパス優先意識が理由です。本来DF選手は、クリア優先意識の所、MF資質選手をCDFにしているリスクです。
2失点目は、横山のポジショニングとプレイ予測力の甘さにより、一瞬ウォッチャーとなり、金崎の直線的な侵入にも拘らず、出遅れ、フリーにシュートを許したもの。
また、充分に機能した兵藤に代え荒野をスタメン起用した点、後半選手交代は、本来の適正起用に修復した兵藤起用の途中是正で、交代枠を1名無駄とした点、またまた支離滅裂の目的不明途中交代で、すっかり、均衡状態を崩し、後半;「1-2」C2本(枠内1)vsA7本(枠内6)と劣勢状態で、敗戦としたものでした。
実は、少しの点で勝ち点獲得を逃した、僅差の戦力差試合という事で、
敗因と同時に、「現課題が明らかとなった」試合でもありました。
もう一つの課題が、「シュート決定力」で、試合全般シュート6本の内、枠内1本では、得点獲得は不可能ですね。
④第31節は、コンサを含め、想定通りの結果でしたね。
甲府・大宮・広島は敗戦し勝ち点上積み失敗にて貴重な1試合を消化、残り僅か3試合の中での逆転の確率を大きく減少させた結果でした。
冷静に、客観的には、残り3節で良くて1試合勝利・勝ち点3獲得があり得る程度がギリギリですね。因みに、コンサが全敗し勝ち点上乗せが全く無くても、16位以下チームが、3試合でコンサと逆転の確率は10%以下で、コンサが勝ち点を「1」でも獲得すれば、確率は5%以下となり、客観的には「逆転不可能状態」ですね。
今節と同様に、残る3試合は「戦力改善の実戦テスト」兼「次シーズンの必要戦力判定と課題明確化」に集中ですね。
選手は、過去の実績に胡坐をかかず、現能力至上主義での判定にしっかり評価を獲得するプレイを試合の中で叩き出し、見せ付ける勝負に、全身全霊で打ち込み、自己の将来を掴み取り、確定させる闘いの3試合ですね。
≪ 都倉!! ≫
一段と味わい深い、残る3試合です!!
2017年10月26日
第31節に、リーグ最高峰チーム「鹿島」との対戦は、コンサにとり、シーズン成長成果・結果・レベルの実戦テストとなる試合で、「勝ち点獲得」の是非を越えた、「対鹿島での現在プレイ力の実戦テスト=どれだけ対抗・どこが越えられ・どこが未到達課題」かを判明・現実化する試合です。
具体的には、
どんな手でも使った「泥臭い守備力」
激しく厳しい攻撃の中での「耐久忍耐力と勝負執念度合・集中力」
一瞬のチャンスでの「決定力」
を試合起用選手のプレイで検証・確認する「試合舞台」です。
鹿島へ勝利し広島敗戦で「コンサ残留確定」とのリーグ状況は、
「実戦テストで合格点獲得」となった試合の結果で、「試合内容・目的」ではありません。
もう一度。
【現リーグ最高峰チーム鹿島との実戦テストにより、現コンサ戦力の成長を質・量て、確認・現実化する試合】です。
しかし、コンサには、大きなアドバンテージがプラスされます。
【ドーム力】です。【厚別力】も会場自体の強烈な効果で、強敵柏撃破の一因となりました。
次戦の【ドーム力】は、選手のハート・魂へ強烈に作用し、プレイ量・精度・集中力・執念を強烈に引き上げ、「戦力大幅アップ」効果となりますね。
全サポーターの共通意思・目標・声援により、より以上の【ドーム力】を作らなければなりませんね。
「3万人」のサポートは絶対条件です。
しっかり、会場での【ドーム力】創りに、全力で邁進しましょう!!
では、次戦の戦術・試合展開・メンバーの予想です。
1.リーグ最高峰「鹿島」のポイント
リーグ終盤には「首位争奪戦」を毎年展開し、当然、今シーズンも、首位で「優勝最有力候補チーム」。
シーズン展開も1試合毎の試合展開も「試合巧者」で上手いですね。
今シーズンは、
1-10節 6勝1分3敗 ◎
11-20節 3勝2分5敗 △
21-30節 4勝4分2敗 ◎
と中盤の低調期を乗り越え、終盤負けない展開で、首位奪取となったもの。
ここ5試合は、1勝4分0敗と「決して絶好調ではなく、しかし、全く負けない展開」です。
2位川崎(4勝1分0敗)・3位横浜(2勝2分1敗)・4位C大阪(2勝0分3敗)と比べると顕著です。
この事に、チーム戦略・戦術が表れています。
「負けない試合」戦略=「堅守主軸での最少失点を軸に、ボール奪取からのカウンター」戦術ですね。実は、鹿島は実に単純明快で、
「中盤~DF・GK」での強力守備力により、「ボール奪取機会」を大量発生させ、そこから「高決定力攻撃陣」が確実に得点を積み上げるとのスタイルを、
なんと、過去遠くジーコスタイルから伝統として、一貫継続しているチームです。ここ何年の戦略・戦術などではなく、その戦略・戦術に合致する「監督・選手・育成」によりチーム形成を継続しているチーム。結果として、ボール支配時間が延び、高ポゼッションとなりますが、「高ポゼッション・パスサッカー」戦術とは異なり、パス数リーグ4位の多さも、前への推進力のある縦パス型で、シュートチャンス直結となる危険エリアへの守備陣崩壊パスです。
今シーズンデータでも、
〔守備〕被攻撃回数リーグ15位➡被シュート2位➡被ゴール1位・被決定率3位
〔攻撃〕攻撃回数リーグ 1位➡ シュート2位➡ ゴール4位・ 決定率7位
解析すると
〔守備〕被攻撃回数はリーグ最低ランクの多さですが、中盤でのブロックとDF守備で被シュート数をリーグ最上位ランクまで減少・阻止し、更に、減少させたシュートをDF・GK守備力でゴール阻止1位とするもの。
〔攻撃〕中盤・DF位置での「ボール奪取」が大量となり、当然攻守切り換えからの攻撃回数が1位と大量となり、シュート機会2位、ゴール4位となるもの。
シンプルな戦術のため、付け入る隙がホントに少ないですね。
矢張り「リーグ最高峰」たる所以です。
=中盤での攻防=がポイントですが、真正面から「1:1」勝負を挑んで勝算は殆ど無し、です。あのチャナティップ・小野でもギリギリどうかで、兵藤・宮澤でも不利です。
唯一の方法が、前線~DF一体での組織対抗=数的優位対抗しか無いですが、そのカバーによる空きスペースを必ず狙われ、鹿島の裏・本当のターゲットエリアです。
難しいですね。
システムは「4-2-2-2」のオーソドツク・基本型ですが、個々の強力能力を基本とするため「個々の勝負」中心で、
対抗策は、「個の闘い」での勝利か、「複数選手の連携」による突破に絞られます。
2.戦術・試合展開
リーグ最高峰、攻守に穴が全く無い鹿島への対抗策は、「組織守備・少しだけの攻撃機会を得点とする決定力・攻守共にやや優位な高さ」です。
特に、鹿島スタイルを目指す、ミニ版のコンサとしては、やや低め位置に縦に短い密集守備ブロック陣を布陣し、複数・組織守備で、タイトチェック・パスカットでの「ボール奪取」に尽きます。また、多数の被シュートは全員でゴール阻止を図り、最少失点状態を維持・継続する事です。攻撃は、精度・スピードの高いフィードと決定力、セットプレーでの高さ勝負が得点可能チャンスです。
システム「3-4-2-1」(5バック・Wボランチ)前線3枚でのパス起点阻止・中盤・サイド・DFでのブロック・組織守備です。
試合展開予想は、
試合開始 ~ 前半 徹底守備で、失点阻止最優先で、無失点・最少失点を継続
~ 65分 ボール奪取からの速攻にの派生セットプレーで得点獲得
65分 選手交代・速攻時攻撃バランスアップ
~ 75分 追加点狙い
75分 試合クローズ選手交代・失点阻止維持
~ 90分 「 1-0 」か「 0-0 」で勝ち点獲得 です。
3.メンバー想定
「個々の闘い」に勝てるか、少なくとも対等か、複数選手連携力で均衡が出来る選手の選択です。
ジェイ
チャナティップ 都倉
石川 兵藤 宮澤 早坂
福森 菊地
横山
ソンユン
SUB; 小野・稲本・荒野・菅・河合・進藤
金山
メンバーは、同一になりました。やっぱり。
このメンバーで、どこまで出来るか、見たいですね。
皆さん、今シーズン最高の【ドーム力】を創り上げましょう。
選手・サポーター一体の「チームの闘い」で、「テスト試合」で証明し、結果として「勝ち点獲得」を掴み取りましょう。
2017年10月21日
皆さん、やりましたね!!
コンサの実力をこの4試合見せ付けていますね!!
選手・監督コーチ、そして、サポーターの皆様、遂に「アウェイ初勝利とシーズ目標勝ち点34達成」を手にしました。
おめでとうございます。そして、お互いの熱く粘り強い健闘を讃えあいましょう!!
そして、ありがとうございました。
さて、前ブログで、「3-0」での「完勝・勝ち点3取り」の予想を上げましたが、一瞬、その現実化を垣間見て、歓喜に踊っていました。
実際、事前想定していた、FC東京のパスサッカー戦術は、
想定の「横型パス主体」は、試合中盤その通りとなりましたが、
試合開始当初と後半前田交代投入以降の時間帯は、「縦型パスが多く」なり、前への侵攻スピードが上がり、縦型選手特徴に合致し、試合は、想定以上の均衡状態となりました。
しかし、前ブログで予想した「対FC東京戦のポイント」とした「中盤でのパスカット・ボール奪取」は、その通りに、実戦で見事にはまりましたね。
結果、その際のFC東京・パス成功率は「60%」台まで低下し、パス交換でコンサ守備陣を揺さぶり・崩すとの目論見は全く成功せず、ボール奪取からの「ショートとロングカウンター併用」により、FC東京守備陣を突破・揺さぶり、鮮やかに「先制・追加点の2得点」となりました。
ここに来て注目は、以前、課題・懸念だった問題点が、かなり改善・解消している事ですね。
①荒野のボランチは、守備担当エリアを放棄する飛出し・移動によるリスク多発、プレー予想の低レベルによる遅れ常態のチェック、無駄な不必要運動は、ここ何試合か、担当エリア、特にバイタルエリア守備をルーズにする事は皆無で、中盤安定化の基盤となっています。
②ジェイBのプレー位置後退は、ボランチ位置まで戻り、前線放棄の局面が多発していましたが、前々試合辺りから、インサイドハーフ(OMF)付近までとし、前線へ戻れる位置までとなり、攻撃のアクセントと得点獲得クローザーに集中出来ています。
③横山・菊地のコンビネーションにムラ・ズレが度々ありましたが、これもここ3・4試合、2選手が最終ラインに留まり、ムラ・ズレが無く、安定した組織守備となっています。
④シュート精度の低さが、得点不足・低攻撃力の元凶でしたが、ここ3試合、枠内シュート率が「50%」近くまで急上昇し、当然「決定率」も大きく上昇し、実際、得点数増加となっています。因みに、FC東京は、本日の枠内シュート率「75%」で、上位チーム水準はなお高いものですね。
⑤試合フィジカル状態も、極端なガス欠選手が減少し、高い運動量を試合一杯維持する選手が増加しています。暑さ原因も大きいでしょうが、個々のフィジカルが成長している事の証明です。 ・・・まだまだありますね。
激しく・厳しい、残留争い試合を実践する中で、確実に、大きな改善・能力アップ・成長を獲得しているものです。
シーズン目標勝ち点「34」に到達です。
しかし、現在コンサの勢いと戦力は、リーグ下位レベルではありません。
次戦、鹿島戦も、「勝ち点3捥ぎ取り」充分ですね。
残る4試合で、更に大きな成長を獲得出来るもの。
前々ブログで記載『①次シーズンへの課題確認と準備の早い開始=次シーズンへの準備戦・競争に先手を打つ。
②残る、激しく、厳しい試合の中で、課題の確認と打開策トライを実践。
③次シーズン選手、監督・コーチ保有戦略の検討開始と具体策・交渉のスタートとなり、既に開始している残留想定12チーム間争奪戦に参戦出来る。
等々、多数の利点があるものですね。』 としましたが、
④試合出場選手の大幅成長 も追加します。
残り4試合、全勝!!を取りに行きましょう!
2017年10月19日
前ブログで確認した通り、次戦10/21対戦チーム;FC東京は、前試合欠場大久保・重傷森重の攻守の要を欠く事態を象徴に、戦術・選手適性・勢いの3重苦の「弱体化した虎」で、登り調子・「登り龍」のコンサにとり、十二分に「勝ち点3」の勝算が高いものですね。
更に、ピーターウタカも累積で出場停止。
シーズン最終目標「J1リーグ残留=勝ち点34獲得」へ「残勝ち点3」を次戦で獲得しましょう!
では、次戦第30節の戦術・試合展開・メンバー想定です。
1.戦術・試合展開
相手チームのシステムは「3-4-2-1」で、「高ポゼッション・パスサッカー」戦術で、想定布陣は、
前田
永井 ユ・インス
太田 東 高萩 室屋
丸山 ヒョンス 徳永
大久保
SUB;橋本・梶山・米本・小川・・
ネームだけ見ると、強烈・強力選手層ですが、
「スペースへの縦の攻撃型」の選手群で、
「華麗なテクニックや個のスキルによる横のパスサッカー型」とは、
確かに、アンマッチし、選手個々の能力は、全力発揮とはならず70%発揮レベルとなる点がポイントでしょう。
「パスサッカー」戦術への対戦ポイントは、当然、「パス交換阻止」で、パス「起点の抑え込み」とパス「受け手へのパスカット」です。
FC東京システムは、中盤選手数を増加=パスの出し先を増加し、パス交換数を増加させるものですので、対抗策は、それを上回る選手数による「パス交換阻止」となります。
答えは、「前線+中盤+DF」の合同・組織守備により「パス交換阻止の守備選手数」により、相手数を上回り、起点と受け手での数的優位により、「ボール奪取」が基本となります。
具体的には、
前線の3FWにより、パス起点のDFとWボランチへプレス、更にプレスバックでコンサボランチと挟みます。サイドは相手サイドの突破・侵入阻止に対し、ボランチとDFが、相手攻撃陣(シャドー・FW・サイド)へのパスのカット役です。
という守備を可能とする、陣形と守備位置がポイントとなります。
相手のパスの起点は、相手陣内~センターライン付近で、受け手が、コンサ陣M3rd下位置となるため、そのそれぞれの位置に、対戦選手・陣形を布陣する必要となります。
コンサの戦術は、「堅守=ボール奪取連発=パスカット連発」と「速攻=ショートカウンター」が基本戦術で、「3-4-2-1」システムの同型対戦で、選手マッチアップ型とし、前線~DFが連動出来る「縦に短い密集ブロック陣形」を高め位置に布陣、となります。
要は、前線から中盤での「パスカット勝負」にすべてが掛かっています。
対FC東京戦術は、簡潔明瞭ですね。
相手守備力からは、攻撃は最近の得意ショートカウンターとチームストロングのセットプレイにより、複数得点が出来るものですね。
試合展開は、
試合開始 ~ 15分 前線からの守備がフル発揮し、
パスカットからのショーカウンター炸裂し先制点獲得
【 1-0 】
~ 40分 益々FC東京攻撃バランスを、ブロック守備
~ 45分 ボール奪取からのショーカウタンー派生セットプレー炸裂
追加点獲得
【 2-0 】
後半開始 ~ 65分 相手攻撃バランスでの攻勢を堅守。
選手交代で活性化。
~ 80分 パスカットからショートカウンター。
追加点獲得 【 3-0 】
選手交代・システム3ボランチ・5バックへ変更
~ 90分 完勝 【 3-0 】 達成!! の予想です。
2.メンバー
前線からの守備と中盤でのパスカット・ボール奪取を可能とする選手を選択で、~80分 勝勢時に、守備固め交代・システム変更です。
ジェイ ・・GK・DFへプレス
チャナティップ 都倉 ・・前線の2人はDF・ボランチにプレス
石川 兵藤 宮澤 早坂 ・・ボランチ・シャドーへプレス、カット
福森 横山 ・・シャドー・FW・ボランチにプレス、カット
増川
ソンユン
SUB;小野65分・菊地80分・荒野80分・菅・河合・内村・金山
全選手、守備能力を持つ選手になっていますね!!
勝負です!!
2017年10月17日
いよいよシーズン最終幕、第30台節に突入ですね。
残り5試合に、全てを賭けて、シーズン最終目標「J1残留」を達成する闘いに集中です。
この5試合は、全選手、監督・コーチ、我々全サポーターに、真剣・執念と、全存在を問われ、激しいフルイに勝ち残り、通常味わえない強烈な経験の中で、大きな成長とランクアップを獲得する過程となります。
=勝ち点3獲得を可能な限り早く達成しましょう=
早い達成は、速い安心感だけでなく、
①次シーズンへの課題確認と準備の早い開始=次シーズンへの準備戦・競争に先手を打つ。
②残る、激しく、厳しい試合の中で、課題の確認と打開策トライを実践。
③次シーズン選手、監督・コーチ保有戦略の検討開始と具体策・交渉のスタートとなり、既に開始している残留想定12チーム間争奪戦に参戦出来る。
等々、多数の利点があるものですね。
という事で、次戦「第30節FC東京戦」にて勝ち点3獲得、を狙いますね。
次戦「FC東京」チーム点検です。
1.現況
シーズン前予想では、J1リーグ実績の高い、多数優秀選手の移籍加入によるチーム戦力整備により、首位争奪戦の最有力候補チームでしたが、悲惨な現況です。
順位11位 勝ち点38(首位まで、勝ち点26=9試合分で最早不可能)
10勝8分11敗 得点34 失点36 得失差-2
昨年 9位 勝ち点52 15勝7分12敗 39得点 39失点 得失差0で、移籍加入で大幅チーム整備したにも拘らず、ひたすら、昨年と同水準に近づいています。
詰まり、大量資金投入し、戦力大幅改善の筈が、全く成長もアップも無い、との結果に向けてシーズンが終了しつつある、との事です。
篠田監督は「トランジション型(攻守切り換え型)」サッカーを展開し、前年課題の「決定率」=「得点」の向上を目指しましたが、間断なくトランジションを繰り返すサッカーは、よりフィジカルが必要で、チームの中心となった移籍有力選手を始めとして多数のベテラン・個人スキルの高い選手層では、当然ながら、ガス欠状態(フィジカル低下状態)となり、一気に失速となったもので、戦術の不適合がその理由でした。そして、9月、篠田監督解任、安間臨時監督にて、高ポゼッションサッカー戦術を標榜し残りシーズンを進行していますが、目標も、適合戦術も無いまま進行の現状です。
ここ10試合戦績は、3勝3分4敗 9得点14失点 得失差-5で、失速状態継続中です。
2.戦術
今シーズン、流動しています。適合システムを求め流浪の路が明らかで、失敗の過程です。
1節~ 4節 4-2-3-1 3勝0分1敗 ◎
5節~18節 4-4-2 4勝4分5敗 ✖(16節のみ4-2-3-1✖)
19節~25節 3-3-2-2 2勝2分3敗 ✖
監督解任・安間臨時監督
26節~29節 3-4-2-1 1勝2分1敗 △
次節も「3-4-2-1」システム、但し、システム特徴の「堅守・速攻」では無く、「高ポゼッション(支配率)・パスサッカー」戦術で、選手個々の高い個人スキルは限定的で、ショートパスによる陣形突破を図る戦術で、コンサの密集ブロック守備陣形は、相性が悪く、パス交換阻止から、コンサのショートカウンター機会が多発との想定となります。
3バックシステム移行、大量失点も複数発生し、DF陣;チャンヒョンス・徳永・丸山の現行布陣も、チャンヒョンス頼みで、守備はウィークポイントが継続しています。
3.メンバー
DF・GKは、現在相当低下状態ですが、強力ボランチ、サイドと攻撃陣も多彩なタレント集団で、個人スキルを発揮する所の筈ですが、多数パス交換が逆目となり、パスカット・ミスからの逆襲、シュートも決定率を欠くもので、得点数増加につながらない状況です。
しかし、選手ネームは、見れば見る程、飽きれてしまう程の豊富さですね。GK;大久保・林、DF;森重・室谷・丸山・太田宏介・チャンヒョンス・徳永、MF;米本・高萩・梶山・ユインス・橋本・東、FW;ピーターウタカ・大久保嘉人・永井謙佑・前田遼一、なんと18名、代表クラスです。これだけの戦力があっても、駄目なときは駄目なんですね。故障離脱者の多さが、当初戦術の不適正・不適合の所為である事を証明しています。
という事で、外からは、超強豪チームに見えましたが、実は、相当、コンサの付け入る隙が多数、との状況が明らかです。
次戦で、「勝ち点3」行けますね!!
2017年10月14日
厚別の奇跡を、執念の勝ち点3・勝利を獲得しました。
今シーズンを決定付ける「貴重なメモリアルヴィクトリー」てした。
試合事前予想・想定通り、
コンサの堅守の中、柏の唯一の大課題「決定力の低さ」にて、シュートは撃たれても、枠外とソンユン・スーパーセーブで、被ゴールを阻止、コンサの高さが攻守で炸裂し、
ここからが、想定外のハイボール勝負に悉く勝利し、驚きの3得点の結果となったもの。
ジェイBのスタメンは、ルーズなプレイポジションで、組織・戦術を破綻させるとの指摘をしていましたが、脱帽の大改善で、適正ポジションで、ポストプレーとクローザーを存分に発揮し、3得点を主役・立役者との大活躍。
残り6戦にて、勝ち点6獲得に対し、一気に「勝ち点3」獲得で、残り5試合で勝ち点3とのポジションを産み出しました。
過去も本日も、厚別の奇跡は、
①奇跡の会場雰囲気が
②奇跡の選手プレイを産み、
③奇跡の試合展開を創る、ものです。
①は、厚別競技場の女神と会場を埋め尽くすサポーターとの合体作品で、
②は、会場雰囲気が、選手の気迫とエネルギーと集中を強烈に押し、支え、選手は、身体が勝手に動き、スーパープレー連続を実現し、その実感が、益々、身体と魂を押し込み、更に、スーパープレーを、チーム全体で連続し、
③は、その全ての結果、事前予想や想いさえも、吹き飛ばす、驚異の、強烈な試合展開を創り出すもの、ですね。
その全てに、全選手・サポーター・チーム全体が、酔い痴れるもの、です。
柏の敗因は、「決定力」以外、特に問題となるプレーもありませんでした。
つまり、コンサのプレーが、柏を大きく上回った、との現実です。
この勢い・内容を、思い上がり、慢心、緩みにしなけば、コンサのチーム力が、一気にランクアップした、「成長試合」となります。
地道で、全選手必死で、チームプレー最優先の実践で、次戦以降、更に、勝利・強豪撃破は続き、リーグ年間目標は当然、更に大きな成果獲得となります。
前進しましょう!!
2017年10月12日
お久し振りです。~進化~シリーズも、中断期間となりましたが、この間、日本代表テストマッチ2戦・YBC戦がありました。
日本代表戦は、①新攻撃陣のテスト②Wボランチとアンカー3ボランチの選手テスト③DF・GKテスト、と3つのテストを目的としたテストマッチでしたが、3つ共、60点以下で不合格の結果となりました。
①②③とも、どっこいどっこいで、長短も無いレベルでしたが、最悪なのは①新攻撃陣の「決定力」で、W杯出場資格も無い程低レベルで、ハリル監督からは、激しい叱責・罵声を浴びたもの。
そのデータは、
ニュージーランド戦
日本代表 18シュート-枠内4-得点2⇒枠外14;枠外率77.7%
NL 6シュート-枠内3-得点1⇒枠外 3;枠外率50%
ハイチ戦
日本代表 16シュート-枠内5-得点3⇒枠外11;枠外率68.7%
ハイチ 10シュート-枠内6-得点3⇒枠外 4;枠外率40%
攻撃で、「シュートで終われば成功」との日本流盲信にハリル監督は驚愕し、
その枠外率は、全く考えられない、あり得ないもの、との認識でした。
コンサの決定力も、リーグ最下位レベルで、その延長にしかありません。
いずれにしても、両マッチとも、「枠内シュート数」は均衡した接戦試合であったとのデータ値で、見た目とは全く違うものでした。
実は、次戦の対戦相手「柏」は、現在3位、勝ち点8差で首位肉薄中、ここ10戦-5勝4分1敗で、絶好調ですが、唯一の弱点が、「決定率」で、リーグ8位の10.5%、「枠内率」も推定35.8%と、代表と同様の弱点があります。
(コンサは、それ以下の「決定率」リーグ15位の7.7%、「枠内率」は推定25.5%ですが。)
コンサは、残り6試合で、勝ち点6獲得でのJ1リーグ残留となるため、
・清水戦で勝利、勝ち点3獲得
・残り5試合で、勝ち点3獲得=3試合で 引き分け・勝ち点1獲得しかありません。 しかし、その5試合は、柏3位・FC東京11位・鹿島1位・G大阪9位・鳥栖8位で、通常の試合展開では、現状戦力=順位通り、「引き分け」獲得の可能性のある試合は殆どありません。
そのため、5試合では、
①「超守備型戦術・試合展開」で試合最初から「最少失点・引き分け試合」を目指すか、
②「攻撃型積極戦術・打ち合いの試合展開」で、最後にたまたま「引き分け」に終着、
の2通りしかありません。いつもの戦術・試合展開では、5試合敗戦必至しかありませんので。
そのため、「柏戦」も、偶然・ラッキーも期待した「引き分け獲得」を狙いましょう。
では、次戦の想定考察です。
1.柏点検
現況は、既に記載の通り、絶好調。
得点力はリーグ5位、失点阻止力はリーグ3位、得失差は3位、と強力な守備力と攻守のバランスの良さ、パス数とパス成功率の高さが特筆チームで、リーグ3位と首位争奪争いを展開すレベルに到達しています。
システム戦術は、一貫して「4-4-2」の基本システムのみで、攻守バランス、個と組織プレーの両立、ボールボゼツションも高目で、積極的に試合コントロールの戦術です。
当然、同一戦術を継続し、全選手、戦術理解度はリーグトップで、連携力・組織プレー力・連係プレースピードと精度もリーグトップランクとなっています。選手の熟成度も、最高レベルランクまで到達しています。
という事で、攻守共に、穴が少なく、「バランスの良さ」が最大のポイントです。
しかし、その中、前述の通り、「個の能力」領域の「シュート決定力」だけは、レベルアップが未改善で、唯一の懸念ポイントとなっています。
柏の苦戦試合は、多数シュートに拘わらず「枠外シュート」だらけに陥り、試合終了してみたら「無得点や最少得点」に止まるもの、です。
コンサも対柏戦想定では、この展開に持ち込む事しか打開策はなさそうです。
2.試合展開と戦術
結論は、【 0-0 】か【 1-1 】、運があれば【 1-0 】を狙います。
攻守バランスの良さ=強力な守備陣でボール奪取から、超高速・高精度の速攻で、シュートの攻撃が飛んで来ます。
そのため、「超高速・高精度の速攻」に対処は、スペースをすべて埋めるシステム・組織守備で対抗しかありません。
コンサのシステムは、
「5-3-2」=「3-3-2-2」型で、アンカーの3ボランチ型しありません。
サイドのスペースを埋め、また、攻撃のターゲットスペース=バイタルエリアのスペースカバーがポイントとなり、コンサの直近「3-4-2-1」ではサイド・バイタルをズタズタにされ、選手を個・単独にバラされ、1:1勝負に持ち込まれ、多数の突破、多数シュート危機発生の結果となってしまいます。
コンサの攻撃は、長くなる守備時間帯の中、多数発生する「ボール奪取機会」からの「速攻」の回数にかかって来ます。長い守備時間から、一瞬解放され、休む時間とした場合は、「ターゲットも居ない前線へのロングフィード」しか無くなり、シュート機会も、その派生のコンサ主狙いのセットプレー発生も起きません。一方的な「攻撃の嵐」、90分耐えつづる事は不能で、敗戦しか起きません。
数回、真剣に攻撃チャンネルを入れた、チャナやヘイス?、兵藤、小野、のスピードと精度で、柏守備陣の想定を上回る「速攻」を「都倉」で仕留める、との戦術しかありません。
「ジェイ」スタメンは、「ボスロイドの真似」プレイで、全プレイを滅茶苦茶にするもので、途中交代での短時間限定投入しかありません。
コンサの主戦・狙いは、攻撃の中からの「セットプレー」での得点獲得です。そのための、前提となる「速攻」で攻撃展開しか無いですね。
試合展開
試合開始 ~ 前半終了 ;「超守備戦術」で、多数被シュートあるも、密集陣形・フロック守備の組織守備で、シュートの得点阻止を徹底し、「無失点・最少失点」を継続
後半開始 ~ 60分 ;「超守備戦術」を維持・継続の中、「ボール奪取」からの「速攻」を開始。派生セットプレーから「得点獲得」
~ 75分 ; 選手交代2名で、守備戦術維持・活性化
80分 ; 選手交代1名で、守備力維持・継続
~ 90分 【 0-0 】【 1-1 】【 1-0 】で勝ち点獲得
3.メンバー 想定
システム【 3-3-2-2 】ですが、ヘイス次第ですが、
次戦は未だ無理として。
チャナティップ 都倉
兵藤 小野
宮澤
石川 福森 菊地 早坂
横山
ソンユン
SUB; ジェイB・稲本・マセード・河合・内村・菅
金山
以上 です。
厚別の神話・神風も、味方にして、全サポーターの力の結集で、
勝ち点を絶対勝ち取りましょう。
3.メンバー
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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