2022年08月31日
いよいよ、[コンサ運命の一戦シリーズ]の①戦目・C大阪戦が来ます。
想わぬ中断期間[チーム整備期間]を活用し、コンサ戦力は大きく変化した筈ですね。
運命の一戦の初戦は、対戦相手としては強過ぎる「C大阪」対戦。
リーグ上位争いを主導し得る戦力とチャンスを持つ対戦相手は、[着実な勝点積み上げ]に降格回避・J1残留を賭けるコンサの初戦としては、試合目標達成き極めて困難試合、と厳しいスタート。
しかし、新戦力加算、既戦力の回復拡大、リーグ最強戦術、最高フィジカルコンディション、最後は[ドーム力]アドバンテージ・女神の後押し、の5つのエネルギーで、強敵を撃破し「勝点3・勝利のみを目指す闘い」です。
オフ明けトレーニング2日目となり、本日の対戦準備の目玉は、後述・C大阪の攻略ポイントとなる「サイド突破・クロスからのシュート」トレーニングを、試合形式の中で徹底しています。狙いを定め、最適トレーニングを積み上げています。
では、対戦展望・予想に入りましょう。
1.対戦チーム「C大阪」現況
現在戦績は、
順位6位 勝点41 25試合 11勝8分6敗 得点39・失点29・得失差10
前年25試合時点戦績は、
順位12位 勝点30 7勝9分8敗 得点33・失点30・得失差3
で、順位は倍位置に、急上昇と好調で、その原因は、失点数ほぼ同数・得点+6により、勝利+4・敗戦△2直結となり、得点増がとても効率高く戦績アップさせたもの。
その原因は、
①攻撃的守備=最前線からのハイプレスが作動し、ショートカウンター急増、②セットプレー得点増加、
③最前線FW加藤・タガート・山田の急成長、
④得点獲得選手数リーグ最多の14名との攻撃参加力急上昇と、
[戦術機能による得点増加と、選手能力上昇による得点増加]によるもの。
という事から、チーム指導・選手育成を行った「小菊監督手腕」が原因となります。
戦術・システムは、2019以降[4-4ー2]・攻守バランス型が継続され、不動のシステムに見えますが、
2022型は、大きく変化しています。
その特徴は、
⑴攻撃型守備=最前線からのハイプレス・ボール奪取・ショートカウンター狙い
⑵長短の縦パスにより「最前線攻撃陣へ短手数・最速攻撃」~「ボール奪取の瞬間からの攻撃」=「守備から攻撃への切り替え」を超ハイスピードとし、鋭さ・威力を上げる
⑶これまでの主攻撃パターン~サイド突破一辺倒を変化させ、より攻撃パターン増加
⑷ハイプレスの代償=ハイラインリスク対策に、高さ・強さ・スピード保有DF・マテイヨニッチ・西尾、SB・山中・松田の堅守DF、最後に砦・キムジンヒョンのスーパーセーブが待っており、失点増を防止
⑸得点増加要因
①最前線FW加藤・山田の攻撃力・ハイプレスの守備力の急成長、
②多数選手の攻撃参加積極化で得点選手数14名はリーグ圧倒(コンサも14名・1位)となる得点増加、
③流失・乾に頼らない選手層確立~毎熊・メンデス・タガート・奥埜・パトリッキ・北野の活躍
となったものです。
対戦上のポイントは、
⑴ハイプレス対策
⑵縦パス型カウンター対策
⑶セットプレー対策 の三点に尽きます。
対策は、
⑴C大阪ハイプレスは、ゾーン型ハイプレスのため、
自陣ポジ局面では低い最前線位置でハイプレス未作動、
コンサビルドアップのテンポが落ち、緩んだビルドアップ局面や、守攻切り替え局面で、激しいポジションアップでハイプレスを仕掛け、チャージが届き、圧倒させる事を狙ってきます。
対策は、無意味な自陣パス回しが最悪で、素早く・焦点を突くビルドアップ徹底と、「コンサ式」~前線ポスト・相手DF裏やサイドスペースーのロングパスからのショートカウンター。
⑵「カウンター」対策は、①第1が、コンサ前線・マンマークプレスで、パス出しを阻止、②CBは岡村メイン・田中駿汰・福森は中村へ代替が必要とし、スピード・高さ・体幹勝負で勝てるDF準備、一方、SB山中の攻撃参加・ポジションUPで、サイドに大スペースがしばしば発生し、コンサ・右サイド突破の絶好ターゲットとなります。
⑶セットプレーターゲットに多数選手を揃えて来るため、競り負けしないターゲット・マンマーキングで抑え込み
、となります。
何よりも、コンサが「戦術ポジショニングを成功」させ、戦術が機能・作動させる必須要件~「走量・総機会・スプリント数・総タイミング・スピードで、勝利する・少なくとも競り負けない」事が、最重要要件で、試合勝利の必須条件となります。
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
⑴戦術は、オールコートマンマークプレッシングを全エリアで展開し、「セレッソボール奪取を徹底」し、セレッソ攻撃への切り替えを徹底的に阻止し、「攻撃不能」時間帯を延長させる事が、勝利ポイントとなりますね。
当然、最前線では、セレッソ・ゴール近くエリアで、マンマークハイプレス炸裂となり、ボール奪取からのショートカウンターで、決定機多数を創出、一方で、セレッソ・最終ラインからの、ロングスルーを、パス起点で阻止する事となり、最大狙い・ハイスピードロングカウンターを阻止する事となります。
しかし、コンサの最近弱点である「途中交代選手能力ダウンにより、パフォーマンスダウン・戦術機能停止」が、ポイントとなり、後半・途中交代失敗は、戦術機能大幅低下・停止、その結果、最大チーム・ストロングである「戦術」の変更を余儀なくされ、試合を一挙に駄目にしてしまう」事となります。
大量得点差の「逃げ切り局面」以外は、コンサの「DF型選手数の少なさ」が災いし、「個々DF能力」で「相手攻撃阻止・防御」は困難で、「守備固め・守り勝ち」は失敗してしまいます。詰まり「自陣深くにブロック守備」は、相手「個の力で突破」で、陣内進出に対して「守り切る力」は無く、失点阻止は失敗必至、という事です。そのため、「僅差局面での守備勝ち」は選択してはいけないもので、大差勝利以外、「僅差」局面では、「オールコートマンマーク」の継続、または、「ブロック堅陣とする場合、高い位置に布陣・前線は相手守備ラインに、ハードプレスをかけ続ける事が必要、となります。
また、「コンサの最大課題~シュート決定力=ミスシュートプレー排除徹底」が、試合結果を左右・決定づける事は、絶対です。
「枠内率・60%以上」必達は、全シューターノルマ=大幅評価ダウンとする、もので、全シューターは、沈着冷静に、得点になる「ターゲットポイント・タイミング・プレーテクニック」必須という事。
⑵想定する試合展開です。
コンサのビルドアップ型攻撃スタイルは、パスサッカーの遅攻の中、突然、スピード攻撃を、コンビネーション、トラブル、ピンポイントパスで仕掛け、左右ワイド、裏への縦ワイドのエリアの広さにより、相手密集を解く、それに、緩急スピード変化でタイミングをずらす、サイドチェンジパス反復で陣形揺さぶり、とギャップ・スペースを作る、多彩多様な攻撃、
C大阪は、そんな複雑さとは逆で、縦へのスピードによる[守備振り返り・置き去り]で、守備陣が乱れた局面を作り出し、決定力で得点を仕留める事を反復する、との単調スタイル、で
コンサのビルドアップ型攻撃が支配する中、C大阪カウンターが時々炸裂、と時間推移が別次元の展開で、継続します。
コンサは、多数回の決定機を決め切り、複数得点獲得と成るか、
C大阪は、カウンターの成否が、試合結果と成る試合展開ですね。
結論的には、
決定機数は、大きくコンサ優位となりますが、試合成否は、[決定機・得点獲得勝負]との[シュートプレー勝負]に尽きます。
具体的な想定の試合展開は、
試合開始〜15分 スタートは、両チームが攻守を激しく展開も、暫くすると、
コンサ攻勢・C大阪カウンターの構図が定着し継続。
コンサ最初から2〜3回決定機で先制獲得し先行。
[ 1-0 ]
〜45分 コンサ攻勢で前半終了。試合をコンサ支配・コントロール。
追加点奪取で、この成否が勝利への決定的ポイント。
[ 2-0 ]
後半開始〜60分 C大阪攻撃姿勢積極化で、両チーム、激しく攻守を入れ替える展開。
C大阪も、決定機を掴み、得点獲得
[ 2-1 ]
65分 選手複数交代タイミングとなり、2枚替えをW-4枚替えで、
選手フィジカル回復し、オールコートマンマークフル機能維持
〜90分 コンサ攻勢復活し、決定機に追加点奪取
[ 3-1 ]へ拡大し、タイムアップ。
想定試合結果は、【 3-1 】快勝! です。
⑶選手起用メンバー予想
運命の一戦・初戦ベンチ入りメンバーは、
[スタメン]
興梠
小柏 金子
青木 高嶺 駒井 ルーカス
中村 岡村 田中駿太
菅野
[ベンチ・サブ]
キムゴンヒ・GX・スパチョーク
菅・荒野・福森
大谷
✳︎深井・宮澤・ミラン・西大伍はベンチ入りに溢れ、完全にチーム補完メンバーです。
✳︎田中宏武・ドド・井川・西野は、簡単にはベンチ入りも困難となりました。
新戦力加入は大きいですね。途中交代で、キム・GX・スパチョークのトリオ投入は、強烈・強力となり、更に、菅のサイド、福森の攻撃CB、万能荒野は、スタート・スタメンのチームパフォーマンスを、維持・上回る事も可能となり、途中交代でパフォーマンスダウンとの弱点は、解消されましたね。
総合力で、C大阪撃破を果たし、運命の一戦・スタート試合で、一挙に勝利・勝点3獲得です!
2022年08月30日
昨日、オフ明けトレーニングから、テスト生が参加。
順天堂大学4年・181CM長身FW・大森真吾(22歳)。
順天堂では、あの川崎からセルティック移籍の旗手怜央と、クロス・ターゲットラインを組んでいた、高校サッカー東福岡高校で大活躍の上、順天堂大学へ進み、最直近U19・パリ五輪代表の筆頭CFW選手で、数少ないJリーグ入れしていない、最有望次年大学卒・即戦力FWです。
ミシャサッカーへの憧れで参加組、、です。
中島大嘉と将来有望コンサ強力FW陣を組める有望選手!
SNS動画でのプレースタイルは、決定力ターゲットFWとして、ピンポイント・点で合わせるプレー、連続攻撃で、こぼれ球押込みプレーと、点取り屋、そのものです。
テスト合格→来シーズン新加入の成功を願望します!
2022年08月29日
三上GMから「サポーターの皆さまへ〜残り8試合に当たって」との決意表明が公式リリース。その中味は、「残シーズン、ミシャ監督は不動とし、J1残留を目標に全クラブを賭けてその実現を果たす!」との内容。
サポーターへのメッセージ、との形式でしたが、同時に、ミシャ本人・全選手へも宛てたメッセージでも有りました。
現在、クラブの根幹スタイル・特徴と成る事を目指す[ミシャ攻撃型スタイル]は、既にクラブ全体に浸透し、揺るぎ無いレベルにまで到達の筈ですが、一部の指導陣や選手、サポーターに、その事自体への、不安と疑問が発生する事は、世間的には、他チームでも、極めてよくある事柄です。思惑の相違、起用不満などが変形し、危機のタイミングで頭を持ち上げる様に、伝播・拡大し、問題化してしまう物。
コンサも、そんな空気や声が聞こえ、三上GMは手を打ったものですが、そんな後ろ向き話・チーム瓦解リスクへの楔・反撃の言葉をバネとし、あらためて、チーム全体・クラブ全体を引き締め、限定目標必達への勢いを強化するものでした!
選手も指導者も、<サポーターのためへ・ミシャのためへ>を合言葉に、チーム一丸、残留達成への闘いに、全集中・全身全霊とこれからのサッカー人生を賭ける!との決意を固めましたね!
この動き・ベクトルは、具体的プレーに直結し、より高いフィジカル、より高い運動量、よりスピード・精度アップ、を引き出し、チームと個々選手のパフォーマンスは拡大します。
但し、現体制へ、この時点だからこそ重要点としてしっかり指摘する事は、
【コーチ陣の奮起・改革・パフォーマンスアップ】です。
これまでの、コンサ苦戦の大きな原因に、コーチ陣能力低下・各種課題改善不徹底により重大課題放置、が有り、コーチ陣責任によるものだった事は、否定しようが無い事実でした。
しかし、残り8試合の、一瞬も誤りを選択する事が許され無い事態では、コーチ陣の最高パフォーマンス・スーパー活躍が絶対要因ですね。
これまでのマイナスを一挙に挽回し、チームへの大きな貢献と成る、奮起・スーパー指導を期するものです。
これからの闘いは、勝点をどれだけ多く積み上げられるか、となりますが、
ここで質問?
・守備主導で、失点阻止の上、得点狙いの[堅守型]〜負けないサッカー、と、
・攻撃主導で、得点加算で、その上で、守備バランスを図る[攻撃型]〜勝利指向サッカー、と
どちらが、勝点加算がし易い、成功率が高いでしょう?
答えは、
勝利は、[勝点3を1試合で掴む]、
負けないは、[勝点3は、負けないが得点も取れず勝てない、詰まり引き分けなら、3試合掛る]、との内容が全てで、残試合数が限定された場面では、<如何にして、1試合毎の勝点を多く上げられるか>、<勝点加算の成功が、少ない試合数で済むか=成功試合を1試合ずつ増やす事の方が、得点ゼロを大半以上の多数試合で成功させるより、やり易い>となり、
[攻撃型・勝利を目指すスタイル]の方が、圧倒的に有利!となりますね。
リーグ戦では、[負けないサッカー・毎試合勝点1達成]の[堅守主導サッカー]も、有力戦略となりますが、トーナメントや、試合限定の勝点勝負となると、完全に逆転し、【攻撃型サッカー・勝利至上戦略=得点狙い主導サッカー】の方が、成功率を大きく上昇させ、闘い易くなりますね!
ミシャサッカーこそ、最強と共に、最善形となっています!
J1で、上位争いでは、圧倒的な勝点奪取=得点最大化必須となりますが、実は、試合数限定での残留争いも、全く同一で、[攻撃型サッカー]は、残留し易い・降格し難いサッカー、と言う事です。
クラブ全体・チーム全体、一丸で、残留を果たす闘いを邁進しましょう!
そのためには、全サポーターも結集ですね!
2022年08月27日
現在、コンサは、現況・大困難苦境の中、想定外の「中13日・オフタイム」が恵まれました。「困難が重なり過ぎたコンサに、戦力整備の奇跡時間」が与えられたもの。(・・誰からのプレゼント?)
という事で、戦力整備の主要課題は、
(1)故障復帰・新加入の現状で、
①選手組み合わせの「最適構成」、
②その「最適運用」 による「戦力急増」
(2)戦術上課題である
③オールコートマンマーク戦術による後半・パフォーマンス低下課題
④戦術実践度の「選手毎バラツキ」によるパフォーマンス低下課題
(3)戦績低迷の最大原因
⑤「全FP・シュート決定力」課題 ③④⑤課題改善による「戦力増加」
(4)フィジカルコンディショニング
⑥全選手を、心身両面、「最高コンディション」 による「戦力増加」
と、主要4内容・6課題となります。
中13日の[ミニキャンプ]でも、多過ぎの質と量で、必然的に、その優先順位が与えられますね。
優先度は、
⑥は、全ての大前提・基礎部分として15%を占め、①25%・⑤25%>③10%・②10%>④15%との順番と占率でしょう。
各選手・ミシャ以下指導陣の、今後の未来・生活・将来に直結する「戦力整備」だ、という事で、その価値・重要性・真摯度が、最高レベルと成る筈・・! ですね。
では、検討に入る前に、コンサのクラブ・大前提について。
現在、コンサの最大特徴が「ミシャスタイル」である事は、周知の事実・客観事実とされていますね。
現在の状況~ストロング・ウィークも、そこに根差したものとなる事は、必然です。
という事で、今回テーマに関連する前提「重要ポイント」です。
コンサの選手層は、ミシャ以前は、[堅守速攻]戦術が基本であり、堅守を支える[強力な中軸DF]と、速攻成功率を上げる[決定力のFW]を指向するものでした。しかし、そのポジションを、若手有望選手の獲得・育成より、前線・中盤、特に手薄の中盤に重点を置く選手層戦略バランスにて、そのどちらも、ベテラン層主体となり、ミシャの[走るサッカー]への転換と同時に、走れる・若手・パス能力重視選手への代替が進行し、それまでの中軸・ベテラン選手流出が続き、現在、DF選手〜高さの空中戦・体幹の当たり勝ち負け・スピードと瞬発力・危険察知能力の複数守備能力保有選手、決定力FW選手は、ほぼ不在となりました。
現存のDF選手は、岡村・中村桐爺に、若手西野・井川の4選手に留まり、中軸は、岡村選手のみとなり、FW陣は、都倉、武蔵・ロペス流出後、ゼロ状態となっています。
その現状が主因となり、ミシャスタイルは、初期段階から変化せざるを得ず、現在のオールコートマンマークプレス戦術に到達、となる訳です。
即ち、初期ミシャスタイルは、広島型の自陣ゾーン型ブロック守備の[堅守]で、相手攻撃・得点阻止、そこでボール奪取からの、パスサッカーのビルドアップ全体陣押し上げと、ワイドと中央コンビネーションの、全エリア対象・突破を狙い、4バック型陣形を数的優位を加えて突破、その際、サイドからのクロス攻撃が有力手段となり、最前線中央の決定力FWが、ターゲットと得点者となるスタイルでした。
その後、ビルドアップ対策として、ハイプレスが隆盛となり、ビルドアップ手順を省き、相手ハイプレスを到達前にパスで無効化する、前線ポストへのロングパスからのショートカウンター戦術の「コンサ式」への変化・修正形を使用するも、最前線の決定力FWと、守備ラインのDF型選手の消失と不在常態化で、[全員攻撃(全員シューター)・全員守備(最前線・中盤・守備ラインの全てで、マーキング・パス交換阻止・ボール奪取)]との戦術〜オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術に到達したもの、です。
詰まり、現在の主戦術〜オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術は、現在選手構成を理由として、必然、必須となるものだ、と言う事です。
この大前提から、キムゴンヒ獲得は、決定力FWの復活となり、オールコートマンマークプレスだけで無く、コンサ式ミシャスタイルも、攻撃面では適正な機能発揮となる、しかし、DF型選手の乏しさが継続し、堅守は構築し切れず、安定化は未改善、との構図と目的を持ちます。
と言う事で、戦力整備チャンスに、戦術トレーニングと局面指定シュートトレーニングを[2日間実施]し、新加入2選手の戦術理解を急進展し、選手能力と攻撃陣組み合わせを確認し、戦力最大化をトレーニングしています。その結果は、既にスパチョークは、トップチーム選手に達しようか、との急速なレベルアップを果たし、戦術理解を大きく前進させました。[タイの至宝]評価は、サッカー脳の素晴らしさ・戦術理解の高さを現実化していますね。もう一方のキムゴンヒは、コンサの最前線守備・連動するポジションチェンジのフリーポジションとコンビネーション構築を中心に取り組み中ですが、保有する本来能力高さで、理解すれば可能プレーが全てで、その理解を進め、基本ポジション・マンマーク型ハイプレスは、相当レベルに到達し、残す大きな課題は、選手連携・コンビネーションとなり、トレーニング量を重ねる事で、順調に前進となっています。
昨日の、札幌大学対戦練習試合では、30分×4本の変則120分試合で、トレーニング結果・各種課題の確認と、実戦でのトレーニングを実施しました。
その内容は、
①トップ 結果◎ 3-0 得点;小柏2・岡村
興梠
GX 小柏
青木 高嶺 荒野 ルーカス
福森 岡村 田中駿
大谷
② 結果× 0-1
キム
GX スパチョーク
青木 高峰 荒野 ルーカス
福森 岡村 田中駿
大谷
③ 結果〇 3-1 得点;中村・OG・井川
キム
中島 スパチョーク
田中宏 藤村 青木 金子
中村 井川 西大吾
小次郎
④ 結果△ 2-1 得点;キム2
キム
練習 スパチョーク
田中宏 藤村 練習 金子
中村 井川 西大吾
小次郎
[総評]
①3-0 ・・トップチームが攻守に連動・ハイプレスから決定機・前線トリオ完成形・前線からオールコートでボール奪取の堅守・小柏決定力
②0-1 ・・前線守備急ダウンで、攻守にバラツキ。戦術プレー・走力とスピードダウン
③3-1 ・・中島・チェック・キムの前線トリオで、ハイプレス復活・攻守に連動・中村攻撃参加炸裂・中村と井川のDF型選手起用で、守備安定化。青木ボランチチャレンジ。キムへの「コンサ式」機能。
④2-1 ・・キムが決定力発揮。
②・③・④ ・・最前線トリオの守備低下が、ハイプレスダウン→ビルドアップ機能・ゲームメークを許すため、失点惹起。
そこでは、
⑴新加入2選手が、極めて順調に戦術理解・連携構築で、チーム合流の上、戦力アップを示しました。
キムゴンヒの決定力は、未だまだ改善余地が有るも、この時点で高能力を証明する2得点を挙げ、スパチョークも、惜しくも、自己得点では無く、相手OG失点となる決定機成功、それ以外の決定機構築に成功する能力を証明し、残すは、小柏二世の[相手裏スペース攻略・飛び出しプレー]獲得を期する所です。
⑵最前線トリオは、[興梠・GX・小柏][キム・中島・スパチョーク]の2グループのみが、マンマーク型ハイプレスが機能し、チーム全体のオールコート・マンマークプレスが機能し、全エリアでのパス交換阻止・ボール奪取の堅守を達成。前線守備のキープレーヤーが、小柏・興梠・中島・スパチョークである事を証明。
⑶戦術整備は、前線守備・攻撃面は前進しましたが、前線守備が低下した瞬間、マンマークのずれ・スペース発生で、堅守が縮小が産まれるもの。コンサの守備低下が「前線守備=ハイプレス低下」起因だ、という事が証明されました。前線選手の「前線守備力」は、小柏・興梠>中島・スパチョーク(・駒井)>GX・ドド>青木・ミラン・キム の順に並びますが、その組み合わせで、大きく低下する事は間違いありませんね。
⑷選手起用テストの無かった選手
昨日・4試合で、起用されなかった=組み合わせテストをされなかった選手は、ミラン・ドド・深井・菅野・菅・駒井・宮澤・西野・松原の9選手でしたが、深井~宮澤の4選手は、特に課題・問題点も無く[テスト不要]、西野・松原も、起用機会・可能性がほぼ皆無で[テスト不要]でしたが、
【問題が、ミラン・ドド】で、今回のテスト機会ゼロは、そのままも起用機会ゼロに直結し、当面、試合起用順はベンチ入りも困難となったとの事でしょう。
⑸シュート決定力改善は、小柏・キムは大きく前進を証明する結果となりましたが、全体では、シュートミス(枠外)と得点不能シュート(GKへのパスシュート)だらけで、チームのシュートプレー・レベル改善は、低レベルのまま。
⑹その他
サイドに、シャドーポジション豊富となり、青木・金子が加わりました。
菅・ルーカスのW体制が、田中宏武も加えた5選手体制に強化となりました。
更に、ボランチに、青木の可能性もトライし、高嶺・深井・荒野・駒井の4選手体制に、宮澤・西大吾・藤村・青木も加え、8選手体制に強化となっています。
また、DFラインも、岡村・田中駿・福森・宮澤の4選手は、中村・高峰・西大吾・井川が加わり、8選手体制に強化です。
この様に、昨日試合での結果を纏めると
①トップチームの強力攻守戦力確認
②前線トリオ・組み合わせは、マンマークハイプレスを機能させられる「興梠・小柏を軸に、スパチョーク・中島・GX・駒井に、キムゴンヒが主体」となります。
③各ポジションを同レベル選手増加で強化
④シュートプレーレベル・内容改善は、一部選手のみで、大半未改善・継続緊急課題のまま
⑤選手メンタル強化は、特定選手の精度不足が多数で、集中・徹底不足がある
との内容となりました。
ライバルチームは、今週試合で「勝利」とは中々ならず、コンサの順位は、「13位」までの降下で留まっていますが、試合数のプラスアドバンテージも有り、次節以降、コンサ戦績次第で、一気に降格争い真っただ中か、少し息付く所か、となりますが、
ここからの8試合こそ、直前試合での1勝に集中し、勝ち点を積み上げる事のみに視線を集中する事が、やるべき・すべき姿です。
あと、1週間を最大に活用し、課題克服・改善・前進を重ねる事こそが、これからのコンサの未来を創る、という事。
着実に、前進です。
2022年08月24日
ミシャから、【コンサ・降格争い真っ只中宣言】がコメントされ、絶体絶命・背水の陣が、クラブと我らサポーターも含めた関係者に布告され、持てるエネルギーの大半を注ぎ、その争いに打ち勝つ!との残り8試合・シーズン方針となりましたね!
【全ては、J1残留に!】を合言葉に、一致団結の闘いが展開!ですね。
それでは、先ずは、
[2022・J1降格争いの展望と未来予測]から、スタートし、果たして<コンサは、何勝をどこから獲得し、この降格争いに打ち勝つのか>への道程・方法を確認しましょう。
現在、降格争いに巻き込まれて居るチームは、11位・清水〜⑫コンサ〜⑬福岡〜⑭京都〜⑮湘南〜PO・⑯神戸〜自動降格・⑰G大阪〜自動降格・最下位⑱磐田、の8チームで、これは、ここ暫くでは、最多チーム数となり、[アンダー10全チームで降格争い]は、今シーズン・中位安定グループが形成されなかった特異シーズンだったとの結果ですね。
今後の予想・予測の根拠は、直近〜過去5試合〜戦績での1試合平均勝点に、残り試合数を掛け、予想獲得勝点算出を、現在勝点に加算した[想定・残シーズン到達勝点]が、最も、直近戦績を反映させる計算式となります。
その、対象チーム計算一覧を記載します。
現在 平均 予想獲 予想到 予想 降格争い
順位 勝点 チーム 残試合 勝点 得勝点 達勝点 順位 結果予想
11 28 清水 8 1.6 12.8 40.8 11 残留
12 28 コンサ 8 0.8 6.4 34.4 14 残留・得失差で14位
13 27 福岡 9 0.8 7.2 34.2 13 残留・得失差で13位
14 26 京都 10 0.6 6.0 32.0 15 残留
15 26 湘南 9 0.6 5.4 31.4 16 PO入れ替え戦
16 24 神戸 9 1.4 12.6 36.4 12 残留
17 22 G大阪 9 0.2 1.8 23.8 18 自動降格
18 22 磐田 8 0.6 4.8 26.8 17 自動降格
直近5試合の戦績が変わらなければ、詰まり<直近5試合戦績を大きく上昇するチームが出て来ない限り>、この通りの予想結果となり、
✳︎コンサは、14位で残留、降格圏寸前のかなり際どい順位結果
✳︎神戸は、終盤挽回成功し、12位で残留
✳︎自動降格は、磐田・G大阪、PO入れ替え戦は、湘南 、との予想です。
✳︎✳︎コンサを始めとして、直近5試合戦績を大きく凌駕・上昇させる奇跡チームの出現があり、予想結果を変化させるのか、そんなチームは無く、予想通り・的中となるか、が最大の注目ポイントですね!
次に、この予想戦績の実現性を、対戦相手から点検しましょう。
現在順位順に、記載します。戦績[勝ー分ー負]勝:対戦相手、分:対戦相手、負:対戦相手
11位清水[4-1-3]勝:京都・湘南・福岡・磐田、分:コンサ、負:広島・川崎・鹿島
12コンサ[3-1-4]勝:磐田・福岡・清水、分:浦和、負:C大・横F・川崎・広島
13 福岡[2-2-5]勝:G大・神戸、分:清水・コンサ、負:鳥栖・名古・横F・柏・浦和
14 京都[2-0-8]勝:神戸・磐田、負:清水・鹿島・横F・F東・鳥栖・名古・川崎・C大
15 湘南[1-2-6]勝:神戸、分:清水・F東、負:川崎・横F・浦和・C大・鳥栖・柏
16 神戸[2-0-7]勝:G大・湘南、負:京都・名古・F東・福岡・広島・川崎・横F
17G大阪[0-2-7]分:神戸・磐田、負:名古・福岡・鳥栖・F東・柏・横F・鹿島
18 磐田[1-2-5]勝:G大、分:コンサ・京都、負:柏・C大・清水・鹿島・横F
対戦予想では、相互に戦績は付合せず、一方では勝ち・他方は引き分け等が多発していますね。
その部分は、結果が左右するレベルと言う事。
*コンサは、直近5試合の戦績から[3勝1分4敗=勝点10]が予想される戦績予想ですが、【3勝・1分】が絶対戦績目標となります。これで、到達勝点は【38】となり、今シーズンの降格ライン予想〜例年の安全勝点34を大きく超える安全勝点「42」には「▲4勝点」で、ギリギリの結果です。
磐田戦・福岡戦・最終清水戦での絶対勝利、その他対戦での勝点獲得を図るものとなります。
この3試合の勝利条件は【複数得点奪取】にあり、先制後の連続追加点を現実化する、切れず連続姿勢がポイントとなるものです。
試合の【入り】が、ポイント!と言う事です。
2022年08月21日
昨日試合には、多数ブログで、監督・選手への批判・非難が殺到状態ですね。
矢張り、「甘過ぎる」との指摘に甘んじるレベルの[微かな期待感]を持つ方だらけで、それが無惨に否定された現実に、コンサの現実の姿とチーム力に、嘆き・悲しむしか無い、と言う事ですね。
こうなると、先ず、<コンサが昨日露呈した現実とは何か、正しく見つめ、理解し、判断する事が、現在の第一優先取り組み>ですね。
その中に、<現在のストロングとウィーク、課題と問題点、これからの在り方と方法が、全て存在して居る>と言う事です!
では、
1.昨日試合内容確認
試合経過から確認です。
・試合開始から前半10分間の両チームスタート戦術・戦略を駆使の時間帯は、ほぼ互角展開。
・前半10分過ぎから、コンサ・オールコートマンマークプレスが、[走力互角とスプリント優勢]で、鳥栖に優位となり、戦術機能し始め、[前線3トップの、鳥栖ハイライン裏狙いが成功し始め、その結果、鳥栖陣を押し込み]、陣形連動の[鳥栖前線はコンサビルドアップに長距離のポジションを継続]するしか無くなり、[コンサの全面攻勢、ミドルポジション・プレスでボール奪取からの、ショートカウンター炸裂]となり、鳥栖には、前半40分まで、シュートゼロ・攻撃不発の[鳥栖全面劣勢・コンサ圧倒]状態を構築し、前半最終盤には、コンサ走力とスプリントの減少で、オールコートマンマークが緩み、鳥栖攻撃を許し、前半[鳥栖には決定機2回・シュート3本のみ]、一方、[コンサは、10回決定機・シュート9本・枠内2本・得点1獲得]で前半終了。しかし、実の所、興梠の決定機・得点責任機会2回で、その1本しか決められず、更に、小柏・菅・ルーカスは、枠内に飛ばす事も出来ず、シュートミスを連発し、チームは最小得点で止まったもの。「高枠内シュートの精度なら、3〜4得点奪取」が可能・実現すべき責任プレーで、興梠を筆頭、【ミスシュートをプレーし続けた点が、第一問題・課題点(※2)】(興梠得点は評価と言うより、責任半分しか果たせていないとの評価が正当)。【走力互角・スプリント優勢は、前半成功の第一ストロング】。
・しかし、後半、誰もが驚きで目を剥く、コンサ自壊・自滅が待っていたものでした。即ち、
[コンサ走力57km・鳥栖比△7km、スプリント91回・鳥栖比△25回のパフォーマンス(※1)で、特に、酷いスプリント負け時間帯が後半全時間帯となり、当然戦術ポジショニング失敗から戦術機能大幅ダウンで、鳥栖の全面攻勢を許し続け]、鳥栖のミスシュートだらけ(※4)に救われ、本来なら4〜5失点となる所が、2失点に止まった、との敗戦。
後半の「走らず・スプリント怠け大幅ダウン、同時に、集中と予測も低下させ、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]を放棄し、当然、戦術機能大幅ダウン、との完璧な自滅内容」。
【試合三原則を守らない選手・試合集中を欠き、ボールウォッチャーの恥プレー選手多数が、第二問題・課題点】。
その後半交代選手は、興梠→キムゴニ、小柏→青木、GX→荒野で、前線3トップをフル交換し、その瞬間から、前線の飛び出し・マンマークプレスが激減し、鳥栖陣は、何の不安・リスクも感じず、ハイラインのままを維持し、その結果、鳥栖陣は、コンサ陣内でビルドアップにハイプレス到達となり、コンサが全面的に押し込まれ続ける展開。それではどんなに選手交代しても、鳥栖全面攻勢を挽回する事など物理的に、理屈上不可能。
【途中交代選手は、『試合三原則を徹底しない選手群』で、選手が二分されて居る事が、第三問題・課題点】。これは、これまでのコンサ<敗戦の殆どが、ミスプレーと試合三原則大幅ダウンの放棄>の【選手問題】であり、その「当該選手が、全く改善もされず、何度も同一失敗を繰り返す」との【問題選手改善不能と問題選手試合起用】の第四問題・課題。
選手問題・課題点が全く改善されないとの【大問題】は、重要課題;ミスシュート改善を放棄し続け実戦績低迷原因として大問題化との指摘を厳しく受けているもの。それ以外にも、「戦術放棄・集中ムラ・精度ムラ」も、野放図な位、放置されており、【完全に指導陣、特に、コーチ陣の無責任と無能力】を指摘し続けていますね!書き飽きる位書き続けていますが、完全撲滅となるまで、指摘し続ける覚悟!ですね。
トップチームコーチ陣の数が、フィジカルとGKを除くと、3人とは、J1チームとは考えられない数で、物理的に、完全に、△2〜3人不足でしょう。
経費を言うのならば、最も無駄で、非効率な使い方が、現在だと言う事。
ミシャに1億以上かかるため、コーチを減らす等、本末転倒そのもの!
・鳥栖攻勢となり、コンサカウンターも、トップへのロングパス主体で、パス精度の低さから、ポスト成立も僅かとなる中、辛うじて、シュート機会を作るも、枠外のミスシュートと、GKへのパスシュートしか無く、絶対的決定機に、ラストプレーの低レベルに終始し、惜しい場面も、自ら無得点となるしか無い、プレーに終始。【前半以上にレベル低下のミスシュートプレーが、第五問題・課題(※3)】。
との試合で、
ストロングは、
・前半の「走る・闘う・規律を守る」との試合三原則徹底による「戦術フル機能」・支配コントロール のみ、
ウィークは、
・前半第一課題・後半第五課題・試合全般「大半ミスシュートプレー」の酷いシュートプレー精度による、可能・獲得すべき得点の大量喪失
・後半、チー途中交代選手の「試合三原則放棄・不徹底」プレーの「選手能力二分」状態~戦術プレー未達能力選手の途中・多数交代起用でチーム力・戦術機能急減退、全体も連動して試合三原則減退
・「問題・課題選手の未改善継続の指導陣・特にコーチ陣能力・責任未達」~トップチームコーチの数的不足放置による「指導力低減状態の継続・放置」
と、敗戦ですので、ウィークポイント多数となったものでした。
2.データ数値確認
試合速報スタッツによる確認は、前後半推移で記載すると
コンサ 鳥栖
前半 後半 計 前半 後半 計
支配率 48 51 51% 52 49 49%
走行距離 54 57 113km 55 62 117km
※1
スプリント86 91 177回 95 116 211回
※1
決定機数 10 5 15回 2 10 12回
シュート数 9 6 15本 3 14 17本
枠内数 2 2 4本 0 7 7本
枠内率 22 33 30% 0 50 24%
※2 ※3 ※4
得点 1 0 1点 0 2 2点
決定率 11 0 6% 0 12 11%
※4
パス数 226 280 506本 240 183 423本
成功率 80 79 79% 82 79 79%
※1 後半・走行距離とスプリント減退
※2 前半・コンサミスシュートの低レベル枠内シュート率
※3 後半・全体 コンサミスシュートの低レベル枠内シュート率
※4 鳥栖・シュートミス多発の低枠内シュート率
問題・課題だらけの試合が露呈された試合内容数値ですね。
次に、最重要課題「シュートミスプレー」数値で、
名古屋・湘南戦で「リーグトップレベル枠内シュート率61%・81%」を無惨に崩壊させた神戸戦に引き続き、低レベルに完全戻ってしまった「シュープレーの酷さ・低さ」を証明する、
コンサの個別選手毎・シュートプレー内容一覧は、
無残なプレーを証明する数値が羅列です。
駒井 シュート2本 枠内数2本 枠内率100% 得点0
※2本共に、GKの身体中心へのヘディングシュートで、得点不可能シュート
興梠 2本 1本 50% 1点
小柏 2本 1本 50% 0点
※枠内シュート1本は、威力満点も、タイミングがGKタイミングのままで、GKの足元をスピードで狙ったものでしたが、ストップ。届かないポイントか、外したタイミングが必要だったもの
ここまでの3選手のみが「適正シュート意識・プレー実施選手」で、余りの少なさに、驚愕・寒気が吹く事態。。。
ー-以下選手は、得点可能性ゼロの、惜しくもなんともない、無意味としたミスブレーー-
高峰 2本 0本 0% 0点
ルーカス 2本 0本 0% 0点
福森 1本 0本 0% 0点
岡村 1本 0本 0% 0点
菅 1本 0本 0% 0点
宮澤 1本 0本 0% 0点
スパチェーク 1本 0本 0% 0点
名古屋戦・湘南戦では「高枠内率」を実現した選手だらけで、「選手のシュート意識の甘さ・真剣度の酷さ」が証明されましたね。
<これで勝利>とは、この数値を問題視・課題としない以外、考えられない無謀論!ですね。
指導陣はどお応えるのか、、甚だ疑問と同時に、その無責任とチーム崩壊責任に、義憤が噴出します!!ね。
このままならば、次戦・C大阪戦での勝ち点・まして勝ち点3などあり得ず、次節・試合無し状態の中、次週末に「降格圏短絡・16位以下」も濃厚で、C大阪戦終了時点で最下位・18位転落も濃厚だ、という事は、全サポーターの覚悟を期するもの。
いよいよ、最終末・降格へ進行してしまいます。
選手間の「意識バラツキ」は、降格チームで【典型的共通事項】で、福森・荒野辺りで、既に始まっている現象、、、出なければ、、、
【極めて深刻! に転落しました。】
2022年08月20日
現在、試合日数消化数の差で、勝点=順位が仮状態も、コンサ同様25試合消化で均すと、
リーグは、
①首位独走目指す
1位横浜FM
(5勝点差)
②上位・3位以内 争奪戦
2〜6位 〜3勝点差内
(5勝点差)
③上位グループ入り争い
7〜10位 〜2勝点差内
(5勝点差)
④降格圏脱出争い
11〜16位〜4勝点差内
(2勝点差)
⑤このままなら自動降格確定からの離脱
17〜18位〜勝点差0
との5グループに分離し、残り僅かとなった終盤戦シーズン・9〜10試合を、各グループでの上位を目指し闘っている真っ最中。
コンサは、残念ながら、シーズン当初目標、②グループには程遠く、④降格圏脱出争い、それも、消化数25試合修正では、下位3チームに上回られ、実質"14位"で、J2入れ替え戦・16位に、僅か3勝点差=1試合差にまで追い詰められて居ます!
これも、勝てる神戸戦で、選手メンタルでの[走る・闘う・集中不足]とのあり得ない敗戦が直接原因で、ここに来ての[1敗]は、最大ダメージの降格近接に直結!と言う事。
しかし、指導陣・選手からは、前々試合・湘南戦の様な[強い危機感と張り詰めた緊張感、試合勝利への執念]の姿は、何処にも見えません!普段通り、いつものメニューを、淡々と、時間もいつも以上に短く、消化して居るだけで、何故?強烈な危機感・勝利への執念が産まれてくるのか?
そこに在るのは、西大伍のリリースが如く、シーズンオフの遊びタイム話題など、普通なら、不謹慎過ぎて、あり得ない筈です!例えば、仮に、鹿島でこれがあったのなら、監督岩政や鈴木優選手辺りから激怒必至で、残りシーズン試合起用が消滅だけで無く、チーム放出が動き出し兼ねない、と言うレベル。鹿島で無くても、そんな甘いチームは、J1ではコンサ以外ゼロ!は間違い無しですね。
こんな状態が、前日姿勢では、本日の、リーグ最強球際強度・プレスの鳥栖に、[大敗を再度喰らう恥試合にしかなりません!
スピードと強度で、マッチアップ敗退が決定的な、宮澤起用や、シャドー駒井起用など、これまでに固執した甘い、独りよがり・自己チーム中心戦略に、活路などあり得ません。
一夜にして、指導陣・選手が、昨日までは、ネコカムリのお騙し戦略だった⁈、今日、ドラスティックで、強烈な選手起用と戦略、強烈戦術で充満、などの奇跡があれば、別ですが、、、!
強く暗黒の不安と、微かな期待の中、試合開始が待たれます。
2022年08月17日
戦術混乱・戦力整備困難状態の前試合・神戸戦は、ホーム戦だったにも拘らず、[走らない・闘わない]との結果に直結した[メンタルの緩みと危機感消滅]により、【自滅敗戦】を招くも、驚く事に、その原因直視・反省は全く無く、そのまま状態を継続して居ますね。
前々試合「湘南」戦では、今シーズン最高の[メンタル強度と集中、その結果の走力と球際強度、戦術完遂]を果たし、連敗と未勝利を断ち切ったコンサは、その勢いと姿勢、特に、勝利の源となったメンタル強度と集中、走る力と闘う球際強度、戦術完遂は、前試合・神戸戦では、何処にも無く、残り火さえ見えない試合を行い、前々試合・湘南戦前に降り出しとなっているにも拘らず、甘い世界のままとして居ます。
選手の本心は、本当はそんな事は無く、危機感が充満して居る選手も複数存在して居ると推定しますが、問題は、監督・コーチ陣で、未だに、現在の苦境は、自らに原因が在るのでは無く、他の理由〜高能力選手を獲得出来ないクラブ資金力、幾ら言っても無意味な過酷の有力選手移籍流出、コンサが置かれた地域環境と試合移動負担、涯ては現在な酷暑環境、を挙げつらい、自らの責任では無いと、叫び続けるシーズンを継続中。
本当は、問題は、戦術選択、戦術実施内容〜試合対策内容、準備トレーニング、選手メンタルコントロール・整備、それらを行う指導陣能力、最後に絶対・即時獲得必要選手補強、が挙げられますが、その全てが、自ら問題で、解決・改善は自らしか成し得ないと言う事。
今シーズンのコンサの最大問題点は、何より、【解決・改善すべき課題を放置・改善着手を怠り続けた事】で、指導陣と経営の責任でしか有りません。
と言う事で、昨日、オフ明けトレーニングも、通常メニューを、通常意識と姿勢で、淡々と実施する、日程を消化する事を目的とする、最早"死語・サラリーマン流"で、前々試合・湘南戦の再現は、絶対に有りません!
このままなら、選手を入れ替え、その連携不足を理由とするであろう[完敗]しか待って居ませんね。
多くのサポーターの方々は、コンサが根本的に全く変化も、まして改善など、前進かと思えば、その次には、それ以上後退との試合と戦績は、もう覚悟されて居るのでは、、、。
サポーターの多くが、危機感一杯! 抜本改善が必須段階!と思われて居る事と思いますが、いかがですか?
そんな、かなり悲観的にしかなれない次戦展望を。
1.対戦チーム「鳥栖」現況
現在の戦績は、
順位9位 勝点33 7勝12分5敗 得点34・失点27・得失差+7
試合数が1試合少なく、潜在勝点36で、
7位浦和を超え、潜在7位で、下位グループとは、10位名古屋と勝点3差で、1試合分離れ、混戦上位争いへの合流を狙う残りシーズンで、シーズン前想定に達した大成功シーズンを成立させています。
シーズン前予想では、前年9位の維持は困難で、降格最有力候補とされ、その理由は、
例年主力大量流出と新加入を繰り返すも、J1残留を図るギリギリ棚渡りは、今シーズンこれまで最大となり、チームの半数以上が新戦力となり、文字通りチームは生まれ変わるしか無い状態からスタート。主力移籍は、FW林大地を筆頭に、昨季チーム得点ランキング上位勢が全員移籍。樋口・仙頭の中盤要から、FW山下・酒井の得点源まで流出、全43得点のうち36得点を挙げた6人が抜け、更に、DF若手有望株20歳大畑・守護神中核DFエドゥアルド移籍と大打撃。
対する代替は、“出戻り組”藤田・福田・小野に、徳島活躍の宮代に垣田加入、西川・インカレMVP荒木駿太のポテンシャルの高い若手の活躍次第に残留を託すとのスタート。
しかし、戦績結果で明らかな様に、失点リーグ8位・得点6位と、得点力不足の例年課題を克服する大改善となり、失点は前シーズン2位の堅守を僅かに下回る程度に維持し、攻守バランスの良いチームに変貌。
期待の出戻り組・加入組・コンサレンタルの岩崎も含めた若手選手の爆発が、全て揃い、堅守速攻・ストーミング型戦術を、より攻撃型守備=ハイプレスを、強度・回数で強化し、そのための、選手走力・スプリント・スピードで相手チームを上回る「走り勝ち・球際勝ち・スピード勝ち」を実践した事、指導した「河井監督」の貢献・成功です。
この様に、現在の「鳥栖」チームは、以前の上位3チーム~横浜・川崎・鹿島に次ぎ、対戦勝率が上がらず、勝ち難いチーム~柏・C大阪・広島に鳥栖、に変貌しています。
ここ10試合リーグ戦戦績は、
3勝4分3敗 得点19・失点16 と、ここまでの平均得点1.4点・失点1.1点を大きく凌駕する、「得点+0.5、失点+0.5」と、攻撃拡大・守備縮小との戦力値が直近で、その得点力毎試合「1.9」点は、現在、最得点チーム・横浜FM平均得点「2.1」に次ぐ、リーグ2位の得点力で、リード最強チームとの対戦です。
驚きは、引き分け4試合は「0-0」1試合を除く3試合「複数得点・多数得点の引き分け」で、試合最終盤での執念の追い付きは「得意パターン」化しており、チームの試合への執念・勝利と敗戦への強い想い・メンタルが証明・具体化された数値です。<凄まじい試合執念>は、リーグトップのメンタルチームだという事です。
具体的なプレー分布では、
攻撃面では、
パス数 コンサ4位◎ 鳥栖 7位
クロス 9位 7位〇
ドリブル 1位◎ 12位
シュート数 4位◎ 15位
得点 11位 7位◎
決定率 13位 2位◎
※ゲームメークはコンサ優位ですが、決定率の差が、そのまま得点差に直結。
支配率 3位ー 3位ー
コンパクトネス 縦 17位 14位△
横 17位 14位△
※支配率・コンパクトネス(陣形密集度)どちらも、同レベル。
守備面では、
ハイプレス数 7位 1位◎
被シュート数 9位 7位△
失点 17位 7位◎
シュート阻止率18位 8位◎
※全項目が鳥栖圧倒となり、守備は、ハイプレス~リトリート・ブロック型を通して、鳥栖が圧倒しています。
※鳥栖ハイプレスは「ゾーン型」のため、ポジショニングで「長距離チャージ」となるも、ストーミング(強襲戦術)によりポジションアップ=数的バランスの時間帯が、他チームより長く、その威力を「リーグトップ・最強」とし、攻撃的守備・ハイプレスによる相手ゴール前・ボール奪取から、決定的ショートカウンターで得点加算を狙い続けます。
コンサ・ビルドアップへの圧力は他チームを大きく凌駕し、「コンサ式=最前線選手ポストへのロングパスからのショートカウンター攻撃展開」が重要ポイント必至で、これまでの「前線トリオでは、通用しない」事態が濃厚です。
※コンサの「シュート阻止」の低率・リーグ最下位は、これまで問題化されていませんでしたが、CBの守備能力の低さ、特に「左CB守備能力の欠陥」が問題ですが、実は、大量失点は「CBと共に、GKのシュート阻止力の低さ」が露呈されています。<あくまでも、菅野は、【攻撃型GK】で、【セーブ力は弱点GK】で、GKの第一義役割は「シュートストップ・失点阻止」であり、その次に「ゲームメーク力」だ、との事は、コンサは【見逃し続けて来た重要課題】だった、との問題です。
・・・→【ソンユン再加入・必至!!】という事です。
対戦比較をしても、鳥栖のハイプレス~ショートカウンター、ストーミング戦術により、リーグ最強の球際強度を全面発揮とする強烈チャージ・数的殺到で、パス交換を停止され、ボール奪取を図られる「鳥栖守備」は、コンサの「オールコートプレス」と違うプレーも、結果・狙いは同一そのもので、コンサパスサッカーを制する恐れ満載です。
逆に、鳥栖守備は「ボール奪取」プレーの攻撃型以外となると、他チームと同様に、個々選手能力主体となり、戦術・組織プレーは外れますが、「高い個々能力選手」を配置し、簡単に突破は困難です。
コンサの「ハイテンポ・ハイスピード・ピンポイントコンビネーション」「スピードとキレで振り切るドリブル」のみ、鳥栖堅守に対抗出来るもので、
その前提~走力・球際・最速戦術プレーでのみ可能、となり、その大前提<強烈な試合意識・執念・集中>が必須ねとなります。
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・メンバー予想
検討・分析をすればする程、鳥栖戦・勝利の目、方法論は、困難・至難となりますが、対戦対策を予想・展望してみましょう。
(1)対戦戦術
先ず、試合対戦戦略は、
攻撃は、「鳥栖攻撃型守備・ハイプレスを躱し、コンサ・ストロングのゲームメーク力全開のサイド・DF裏・中央コンビネーション突破、連続攻撃と多数回サイドチェンジ、派生セットプレー攻撃を展開」、
守備では、「オールコートのマンマークプレッシング」でボール奪取、と、「マンマーク型ハイプレス」で鳥栖ゴール前・ボール奪取を図り、「奪取の瞬間・攻撃へのハイスビードチェンジ(切り替え)で、スピードと精度と相手スペースを突くミドル・ショートカウンターを展開、との「攻撃型守備」を全開です。
その大前提が、①ミシャ試合三原則「走る・闘う・規律を守り続ける」の徹底・実践、②全てを高いレベルで実行・実践する、選手意思・意識、集中、執念の強いメンタル確立、に尽きます。
コンサ選手は、新加入・スパチョーク・キムゴンヒ以外全選手が、徹底したトレーニングにより、「戦術理解・習得」を果たしており、戦術の高いレベル実践は「選手の意思・意識のみ」によるものです。
<強烈な勝利意識と執念、戦術成功の一点のみを見続け・集中し切るメンタル>こそが、勝利への唯一の方法論、と成りますね。
という事で、対戦想定戦術は、
[オールコート・マンマークプレッシング戦術]で、全エリアで「鳥栖ボール奪取を、オールタイム・一瞬の間も与えず、仕掛け続け、奪取の瞬間、チーム連動プレー発動し、全選手が適正ポジショニングし、多彩攻撃へ転換。
狙いは、鳥栖3バックの裏と脇スペースで、「ハイプレスを仕掛けた代償・ハイライン」は絶好ターゲットで、堅守が崩れた時間帯を狙います。脇スペースを狙う両サイド突破は、突破の瞬間守備陣の左右ズレを産み、最終ラインにギャップとなり、逆サイド・FW陣の決定機到来、また、DF裏へは、前線選手のハイスピード飛び出しで、鳥栖DFを引きずり回し、同様、ゴール前にギャップを産出し、決定機成功です。
また、自陣から[コンサ式ミシャ戦術]で、ビルドアップ・パスサッカーは、長・中・短パスをコンビネーション展開し、鳥栖前線・中盤選手を置き去りに、攻撃展開実施です。
[マンマーク型ハイプレス戦術]は、鳥栖ビルドアップでのボール奪取を狙い、ボール奪取の瞬間、鳥栖ゴール前決定機です。ショートカウンター・コンビネーションで、得点奪取を狙います。
コンサ・攻勢時間帯の「遅攻」では、更に、コンサの多彩多様攻撃、反復サイドチェンジで鳥栖陣揺さぶり、ギャップ発生、派生セットプレーで、多数決定機構築。
しかし、最大課題「シュート決定力・復活」=リーグトップレベル「枠内シュート率」実行・実現が、得点奪取・勝利達成の決め手・分かれ目です。
(2)試合展開想定
既に何度も記載の通り、鳥栖のリーグ最強ハイプレス VS コンサのパスサッカー+マンマーク+多彩多様・強力ゲームメーク 展開は、当然、超緊迫・攻守が入れ替わり・ハイスピード展開しかありませんね。
試合開始~20分 両チーム攻守が繰り広げられる緊迫・拮抗状態
~45分 両チーム共に、ハイプレスからショートカウンター展開
決定機に決定力発揮で、各チーム1点ずつ獲得
< 1:1 均衡 >
後半開始~65分 後半開始直後から、前半当初と同様な、
超緊迫・攻守入替・拮抗状態
65分 大量選手交代で、活性化し展開変化
~90分 攻撃選手起用で、コンサが決定機構築から決勝点奪取
< 2:1 ギリギリ・辛勝 >の試合展開予想です。
(3)試合起用メンバー予想
ポイントは、「残り9試合で、新加入選手・復帰選手の戦力活用」です。
結論は、キムゴンヒ・スパチョーク両選手の積極登用・起用により、チーム完全合流・戦力化を図る戦略が正解!ですね。
という事で、ベンチ入り・途中交代・活躍期待となります。
念願の「金子」完全合流し、チーム復帰。
フルメンバーでベンチメンバー選択!
[スタメン]
興梠
小柏 金子
菅 高峰 駒井 ルーカス
福森 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
キムゴンヒ・スパチョーク・GX
ミラン・荒野・宮澤
大谷
※深井・西大吾・中村・ドド・田中宏武・西野・小次郎・松原の出番はかなり厳しくなりました。
<ギリギリの辛勝>がやっととの想定。
全サポーターの総力結集で、ドーム力のバックアップが決定打・決め手となりますね。
全力で、強敵を撃破です!
✳︎ベンチメンバーを修正です!
[サブ]
キムゴンヒ・スパチョーク・GX
ミラン 青木・荒野・宮澤
大谷
ミランも、ベンチ入りは2番手に下がりましたね。
2022年08月15日
下位低迷チームは、その状況に耐えられず、監督交代が相次いでいます。
例年の恒例行事とも言えますが、その狙いと目的により、雲泥の差・天と地程の差となり、そのまま、その後のチーム運命を決定付けるもの。 その内容は、所謂"劇薬!"そのもので、計画・着実な緩和系療法とは正反対で、成否の差は当然激烈の結果を齎すもの。時に、奇跡的挽回も有れば、チーム崩壊進行更なる悪化も、あり得るもの。
しかし、現在の苦境に耐え切れず、実際に、そんな非常手段を選択決定して居るのは、「誰?でしょう」。
殆どが、クラブ経営陣・GMか社長の判断で、その多くは、クラブキーマンとされる一握りの「独断」のケースです。
では、その当該経営者・GMか社長の判断根拠は、①現況苦境の原因分析、②現況からの改善・挽回可能性、③解任と新監督交代のプラスマイナス、の総合判断との答えが正解の筈ですが、そんな適正過程を経た上での、シーズン途中監督交代は、現実には皆無です。
実際、その殆どの場合が、
①現況苦境の原因は[監督]に在る、とされた解任ですが、
監督責任ならば当然在る筈の、[現在チーム陣容に対する監督戦術選択の誤り、監督指導失敗による想定パフォーマンス未達]となり、現状の大幅変更を実施する筈ですよね。所が、恐ろしい事に、監督解任し交代してた直後に、[スタイルや戦術は継続、監督以外の指導陣ー大半コーチ陣継続]とのチームや新指導者コメントが大半・多発します。詰まりは、[元監督の能力や実行内容の誤りを変更する事無く]、単なる「監督の名前が変わるショック」と「解任監督が原因だったとの責任転化」こそが、本当の理由となっている訳です。
本当に、その監督が悪かったのなら、その監督を選別したクラブ経営陣も同時に責任を負う事が必然となる筈ですが、大半の監督交代チームが、そのまま平然とクラブ経営陣に手を付けず、その座に座り続けて居ます。
その実態は、何かに怯えたクラブ経営陣は、簡単容易な手段として[監督交代で責任の矛先を変え、自己保身を図り、シーズン終了後の追求に対抗する]との姿となります。
監督交代は、本当は、諸々の[理由付け]は無意味で、<選手へのショック療法>のための手段だ、と言う事ですね。
但し、今シーズン・離脱済み監督には、[現代サッカー〜高戦術強度サッカーの導入と実行によるハイパフォーマンス実現]とは真逆の監督も居た事は確かで、神戸の三浦・ロティーナの二人はその代表格でしたが、それ以外の解任された監督達は、現代サッカーの理解と習得は、現代監督必須能力として、学習・把握して居ます。と言う事で、今シーズン、神戸以外の監督交代は、①有力・中心選手の移籍離脱実施、と、②長期離脱選手大量発生による継続的戦力ダウン、との<どちらか又は両方>を理由とする、チームパフォーマンス大幅ダウンでの戦績低迷が、原因でしたし、現在発生する理由も同一です!
即ち、<監督解任とされる理由も責任も全く無い!>、監督に取っては<理不尽・納得困難なものだらけ>だ、ですね。
その、② 長期離脱選手大量発生は、Jリーグ運営陣が選択決定した【過酷を通り越した過密試合日程】で、[選手の科学的フィジカルリカバリースケジュール]を無視し、[選手の累積疲労過重による故障発生]を当然想定される事態を承知した<悪魔の決定>によるもので、これをチームやまして選手自身の責任、結局監督責任は帰結させた、Jリーグ運営陣・そのトップであるノノチェアマンの責任そのもの、、ですね。
そんな「ブラック職業」は、サッカー界でなければ、完璧に"訴訟もの"ですが、そんな不利益条項も契約内容に組み込まれる現状では、監督は覚悟するしかありませんね。
この様に、監督交代発生の本質は、余りに理不尽・可哀想で、全く、清潔さ・心良ささ、とは真逆です。
しかし、本来の[監督交代の効果]は、そんな汚れたものでは無く、<有効なクラブ・チーム向上手段>です。
それは、
⑴クラブの戦術進化・成長は、新監督による新戦術導入
実際、監督交代効果の最多実例ですし、我がコンサはその典型例ですし、大きな進化成長にトライ真っ最中ですね。以前も記載の通り、ミシャの日本歴は、2006年より早16年目ですが、日本にもたらしたミシャスタイルは、リーグ導入チームが拡大する共に、J1リーグ監督が、対戦し続け、なお現在も、有効・決定的対策を編み出さず、その威力に苦闘し続けて居る現在進行形スタイルだ、と言う事で、<コンサの大成長時代>を継続中、です。
戦績低迷で、以前なら当然解任のG大阪も、ミシャスタイル系・片野坂監督に監督継続を選択して居る理由も、その成長性にあるものです。
⑵同レベルの効果が、
選手プレーレベルアップ〜選手パフォーマンスを上昇させるチーム運営
監督は、目指すスタイルや戦術の実現のために、その適合性判定と想定パフォーマンスのフィルターで選手を判定し起用判断を実施します。それは、コンディションやトレーニングでのパフォーマンスからも、変数し、起用変化を選択しますが、それでも、監督の選手への好みや信頼感から、どんな公平を期する監督でも、起用傾向・偏重が産まれてしまいますし、実際、監督見落としもあり得るもの。
更に、選手起用戦略や思想・スタイル・直前選別方法などから、固定起用傾向、トレーニングパフォーマンスによる抜擢傾向、更に、経営・クラブ戦略から若手選手優先傾向など、その監督の色と傾向はどうしても産まれ勝ちとなってしまいます。
新監督は、多くの場合、[それまで埋もれていた戦力・パフォーマンスによるチーム強化]、[起用選手への試合出場競争意識刺激によるメンタルとパフォーマンス強化]を図るとの事から、<試合起用はフラット・全員一律>との、刺激を加える事が多発します。特に、試合出場機会が遠のき、出場意欲が倍化しそれまでベンチメンバー以上の飢えて強烈となったメンタルとパフォーマンスを期待出来る選手が、これまで以上のパフォーマンスを実行する事は多発します。
しかし、それも、新監督の傾向やスタイルが決定し始めると共に、一定傾向に成り始め、その効果拡大は限定されるもので、この効果は、期間限定となるものですね。
この様に、新監督の効果は、大きなものですが、
監督と同様、時には、それ以上となる重要事項が【コーチ陣能力】です。
日本では、コーチプロフェッショナルの確立が未だ出来ず、その結果が、コーチ陣能力の成長進化は酷く停滞のまま。
Wレベルでは、当然の、プロフェッショナルレベルの専門コーチ制も無く、監督を目指す段階としての指導者カテゴリーしかありません。
しかし、フィジカルは医療・運動専門領域、GKコーチ以外、攻撃・守備の専門コーチも有りませんし、シュートコーチ、ディフェンスコーチも、専門カテゴリーは無く、実態は、コーチ毎の個別能力に大差が起きて居るもの。一番重要な、選手メンタル、更に、選手生活コーチも、専門制は無く、コーチ毎能力は大差となるのは当然でしょう。
詰まりは、監督もチーム根幹として最重要中核ですが、同様、実際、具体的に選手を指導するコーチ陣の整備と改善、パフォーマンスアップこそが、チーム進化成長に直結し、逆にの失敗こそが、チーム戦績低迷を招く本質原因の一つとなって居る、との現実ですね。
我がコンサは、戦績低迷をもたらしましたが、その理由は、四方田ヘッドコーチ・長嶺コーチの喪失と、そのカバーとなるコーチ陣強化を怠り、トレーニング内容・フィジカルコントロール・シーズン展開を大きくレベルダウンさせ、その結果は、多数課題改善やコントロール失敗となり、試合パフォーマンスダウンを招いた、事でした。
他チームでは、監督の前に、コーチ陣強化を図り、具体的改善を果たし戦績挽回を図る事は、当然です。
コンサ課題です!
色々、監督交代につき考察してみましたが、Jリーグは、過酷な監督環境の中、真摯に、真正面から取り組む監督が、だからこそ、自己の色やスタイルを全面に出し、勝負して居る、との姿が浮かんで来ますね。
コンサは、名将・ミシャを、名将たらしめる様に、全力応援です!
2022年08月13日
手痛い敗戦は、選手や監督にはそれ程のダメージでは無いのでしょうね。
と言うのも、この敗戦で陥る状況は、普通のサポーターなら、降格圏と勝点差3〜4・1試合差となり、残留争い混入となる事から、絶対回避とのメンタルですね。
しかし、選手も監督も、1試合の一つで、勝敗に一喜一憂しない、との姿勢を継続、とは、他チームでは、監督解任勃発必至の局面てあり、あり得ないもの。
今日の試合は、見ていて、思わず目を逸らす程、気迫と集中を欠いたプレーの連続に、ショックを受けたのは、私だけでは無かったでしょう!
前試合のメンタルは、その微塵も消え去り、リーグ水準を下回り、過密日程でフィジカルコンディション低下の筈の神戸に、走り負け・スプリント負け・スピード負けとなり、戦術を機能させる絶対要件である、走力を欠き、戦術は機能ダウン、失敗多発で、「0-2・敗戦」との結果は、相手・神戸の決定力の無さな救われたもので、リーグ上位チームなら、4〜5失点となるレベル。
試合内容で[完敗]で、試合結果は、当然。
今日と明日試合で、コンサ下位のチームも、必死の勝利を掴むチームの多発が想定され、順位は、14位・降格に勝点3・1試合との状況となる事でしょう。
前試合で、掴んだ苦境打開糸口も、全く忘れ去ったとの酷い現実を証明しています。コンサの[枠内シュートプレーレベル改善]は、僅か2試合で、消滅です。
いずれにしろ、選手と監督の意思・意欲の現実結果で有り、これが、コンサの現実!と言う事。
ホーム戦へのリスペクトも、覚悟も、話にもならない、そんな選手や監督指導者は、居ない、と言う事。
唖然・無念・諦念、、、
最後に、試合速報スタッツ内容を、前後半で記載します。
コンサ 神戸
① ② ③ ① ② ③
支配率 56 58 58% 44 42 42%
走行距離 53 50 113km 58 62 120km
スプリント62 74 136回 84 110 194回
決定機数 5 7 12回 5 2 7回
シュート数 9 7 16本 7 3 10本
枠内数 1 1 2本 3 1 4本
枠内率 11 14 12% 42 33 40%
得点 0 0 0点 2 0 2点
決定率 0 0 0% 28 0 20%
パス数 326 309 635本 202 135 337本
成功率 81 80 80% 71 66 66%
✳︎1 走行距離△7kmの劣後、スプリント△58回と完全敗戦、スピードも大幅劣後で、信じられない位大差となった走り負け・スピード負けで、ポジショニング失敗・球際甘さで、戦術機能は不能となる走力。
この理由は、選手の走り勝ちの意思と意識の大差負け、で、メンタルで完敗を証明する数値。
試合日程、移動負担のハンデがあった筈でしたが、いざ、試合となったら、蓋を開けたら、そこは、腑抜けと怠けだらけのメンタル完敗。
監督・指導者のメンタル指導失敗が原因!
✳︎2 パス成功率は、自陣ボール回ししか出来ず、神戸陣内でのコンビネーションパス交換が全く機能しなかった事が原因。残念なのは、ここ2試合[枠内シュート率61%・81%]を実現した筈にも拘らず、完全自滅の[枠内シュート率12%・リーグ最下位レベル]で、その原因は、シュートプレーでの、プレー集中力の低下で、それ以外のプレーも、ミス多発で、信じられない、実戦試合での、選手集中力の大幅欠如による、酷いパフォーマンスで、ここ2試合で、苦境打開糸口としていた[シュートプレーレベル改善]が吹き飛んだ瞬間!
掴み習得は、沢山な努力と時間を要しますが、喪失は、本人自覚の瞬間に、消え去るものですね。
苦境打開の糸口を完全に喪失したなら、最早、降格争い脱出は不可能必至!
今週の、神戸対戦対策準備は、通常4日間日程ですが、わざわざ、完全オフを火曜にまで延ばし、選手のメンタルをすっかり、消滅、ダウンさせ、また、トレーニングメニューも、一部除外とし、その除外項目が、戦術トレーニングであったり、フィジカルコントロールメニューで、結論は、トレーニング失敗により、本日試合フィジカルがダウンしたままで、実戦とした大失敗。
シュートプレーレベル改善は、喪失したのか、フィジカルコンディション低下でパフォーマンスダウンとしたのか、そのどちらかであるかは、これからのコンサを、地獄とするか、再浮上を賭けるかを、決定する重要内容!
果たして、どちらでしょう?
選手個別シュートプレー内容一覧を最高に、
ルーカス シュート3本 枠内数0本 得点0
菅 3 0 0
深井 2 0 0
興梠 2 0 0
田中駿太 2 0 0
宮澤 1 1 0
スパチョク 1 1 0
高嶺 1 0 0
岡村 1 0 0
✳︎ 無惨なシュートプレーレベルを証明する数値で、今シーズン最悪数値!
勝てる訳がありません。
恐ろしいのは、
試合開始直後10分の、コンサ初シュート・宮澤の枠内シュートで始まりましたが、
その後、試合最後ロスタイムの、スパチョーク・枠内シュートまで、89分間、1本も「神戸ゴール枠内へのシュートが無かった」事で、全選手が枠内を、意識する事無く・狙ったシュートを撃たず、それをベンチが指摘し改善を図らなかった事!
あり得ない! です!
21000人、ドームをサポーターを集めたにも拘らず、<ふざけ切っている、勝つ積もりが乏しい、酷いサッカーが展開された>事を証明してしまいます!
ミシャの試合後コメント『全力を尽くした結果の試合」は、余りの意識の低さを呆れ果てる所!
酷過ぎます!
宮澤ボランチの瞬間この試合のレベル低下と、戦術パフォーマンスダウンが決定、
最初の決定機・興梠相手GK前のインサイドシュートミスで、枠外に外した瞬間、その後の全シュート枠外のレベルを決定付けたのでしょう。
選手起用のミス、最初の決定機でのミスが発端!
2022年08月13日
過密日程7連戦の真っ最中・4戦目の神戸は、「ルヴァン杯準々決勝を捨て、スタメン7選手をメンバー外との選手起用」を選択し、本日リーグ戦起用選手の「フィジカルコンディショニング」での対戦としました。
試合価値を選別し、最下位・リーグ戦を優先との戦略ですが、<何故こんな時期なのか>〜残り10試合で5勝必達、との目標だそうですが、最早手遅れで、他チームの敗戦前提で、既に「他力本願・50%」。
実際、戦力破綻は、主力5選手の長期離脱で回復も見通し成立せず挽回無く、唯一の希望[大迫復帰]も、実戦では、球も届かず、中盤に降りゲームメークをするし、肝心の前線を空けるしか無い程、ゲームメーク力を喪失・中盤でのパス交換で失敗が現実課題で、半分勝利・勝点15獲得も、良くてその半分程度必至。
激しい上下順位移動を繰り返すリーグの中を見渡して、現時点で<最も勝点獲得の確率が高い〜勝ち易いチーム>です。
個々選手能力には申し分有りませんが、現代サッカーの根幹〜戦術によるプレー組織化が、チーム・組織プレーパフォーマンスを大きく拡大、を軽視し、個々選手Vs組織複数選手の勝負は、必敗必至となるのは、必然・不可避で、時代遅れサッカーの"成れの果て"、資金力だけで問題解決は笑い話だ!と言う証明。
大迫・イニエスタが起用される限り、現代サッカー潮流・ハイプレスは、一部選手のみが要注意な、リーグ水準を遥かに下回るレベル必至。反対に、個々能力で、マッチアップでは負ける事も多発しますが、複数でカバーすると、完封出来る事は、リーグのどのチームも実践し、実績証明され、結果、大迫も、イニエスタも、固有ポジションではプレー困難となり、流動化したポジショニングで、本来能力が発揮されない局面だらけ、となっています。本人達の、フィジカルを上げる問題では全く無く、本人達の好不調とは別物となってしまう訳ですね。山口蛍・飯倉・酒井高徳も、優秀選手揃いですが、全く同様で、本日試合には、ルヴァン回避でアップした好フィジカルコンディションでしょうが、対戦対策の、戦術(規律)実践強度を上げ、組織連携プレーで対抗し、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャスタイルを、走量と、スプリント・スピードで圧倒する事で、ハイパフォーマンスを実現し、リーグ最高到達のシュートプレーレベル・驚異的枠内シュート率とゴールポイントへの正確なシュートプレーで、多数得点勝利を果たしましょう!
神戸のスタメンメンバーのフィジカルコンディションは、想定よりも好転しそうですが、サブメンバーは、疲労困憊で、パフォーマンスダウン組だらけで、[途中交代選手のパフォーマンスの差]での優位も、見込めるもの。 死角は少ない、想定内容「内」の試合展開必至です。
コンサは、青木の試合離脱が発生した様で、金子・青木・小野以外メンバーとなります。
試合起用メンバーは、
前試合での完璧パフォーマンスへの評価からも、
[スタメン]
興梠
駒井 小柏 の3トップは、不動。
菅 宮澤 深井 ルーカス 宮澤・ボランチは、大迫・イニエスタの
ポジション流動対抗で、必要となり、しかし
両選手共にスピードは平均で、宮澤の走力・
スピードと周りカバーで充分
高嶺 岡村 田中駿 高嶺の安定守備と福森同等ゲームメーク
パス 岡村の高フィジカル守備は、大迫や
ムルジャ対策必須
菅野
[サブ]
スパチョク・GX・福森・ミラン・荒野・西大伍
小次郎
に修正、、です。
完勝を取りに、札幌ドームへ結集!ですね。
✳︎キムゴンヒが、いよいよ、チーム合流! コンサ最終章は、華麗で強烈です!
2022年08月10日
コンサは、前試合勝利・勝点3積み上げで、降格圏16〜18位との勝点差を「6〜7勝点=2試合分」と、やや拡大成功するも、僅差は変わらず、次節で連勝・勝点3積み上げで、「勝点9差=3試合差=3連敗も可能」を成功すれば、降格圏争いに決別となります。
同時に、上位・3位との勝点差「10勝点=4試合差」となり、前試合+次節の2連勝に加え4連勝の通算6連勝で、かなり近くまで肉薄可能との事です。
現時点での[通算6連勝]は、奇跡的戦績と見えますが、その実力に到達しているのなら、夢・幻しのお話では無く、極めて現実的で、例年シーズンでは、そんな躍進チーム・戦績は、よく見る姿です。
コンサがその躍進戦績を挙げるのも、戦力と実力が整っているのなら、可能だ!と言う事ですね。
その根拠が、
・故障離脱選手の復帰と、
・新加入選手の内、スパチェク"チェック"パフォーマンスは小柏クラスを証明し、想定以上の戦力が確定、
・と同時に、2ヶ月弱・全体トレーニング(全選手対象)でのシュートトレーニングの積み上げで「シュートプレーレベル大幅改善〜リーグ最高の枠内シュート率と同レベル選手比率達成」は、多数決定機にも拘らず得点獲得失敗だった[シュート決定力]を全面改善し、得点獲得能力を一気に2段階の驚異的ランクアップに成長させ、<多数得点獲得勝ちの勝利方程式>を獲得、
・最後に、戦績低迷期間こそブラッシュアップした[勝利への意欲・意識、試合への集中・連携一体]のリバウンド・メンタリティを確立し[強固なチームメンタル完成]、
と、具体的戦力アップと、攻守のプレーレベルアップ、チームメンタル強化を果たしたもの、ですね。
ここに来て、リーグ全体・特にJ1カテゴリーでは、クラブやチームが混乱しているケースが多発し、リーグは、強化・成長するチームと、崩壊・モデルチェンジ期チームに、2分されているかの様な[やや異常性が多い様相]となっています。それまでの成功モデルが、現代サッカーに於いては、最早時代遅れや弱点露呈となり、それに代替するサッカーへ移行して行く過程にも見えて来ますね。
<<我々は時代の目撃者>>カモ、、、
そんな状況の中、次戦への対戦対策は、本日から金曜までの「3日間」となりますが、フィジカル対策は、土曜試合からの「6日間」を有効に活用し、万全の体制となります。
しかし、対戦の神戸は、リーグ戦敗戦を重ね、益々、試合への環境と状況を悪化させ、そこに、本日・ルヴァン杯Pリーグの過密日程が重なり、フィジカルも極限寸前にまで悪化となります。
詰まり、戦力・戦略・メンタル・フィジカルの全てに破綻と崩壊が始まり、最悪・最低のシーズン展開が継続中、と言う事。
実際、対戦対策も、極めて明白で、リーグ全体に知れ渡ってしまっており、容易にこの苦境から脱出は至難となっています。
コンサは、次節は確実に仕留め・完勝を果たす試合です!
では、対戦予想・展望に、、、。
1.対戦チーム「神戸」現況
現況は、シーズン前に誰も予想しなかった
順位18位 勝点21 5勝6分13敗 得点21・失点32・得失差△11
と、最下位に沈み続け、浮上の目も無い状況。
7月に入り、大迫の復活も有り、リーグ3連勝も有りましたが、7月30日ルヴァン杯試合による、中2日・中3日の過密日程連続で、変調発生し、再直近2連敗。そんな中、次節・過密日程4戦目となり、Wチーム編成も崩し気味で、チームフィジカルは、最悪レベル状況が連続し、その結果、チーム全体の運動量・プレースピード・プレーのキレがかなり低下し、高能力選手揃いチームも本来戦力を大きくダウンさせる試合が連続しています。
自慢の選手陣も、主力ベテラン選手は連戦がきかず、豪華選手群にも拘らず、若手選手起用で本来戦力から更に低下です。
ネームは凄い・凄じい選手揃いも、本来実力を喪失し、フィジカル勝負に弱みを持ち、組織プレーとは真逆の[個人能力突破型]プレーの展開では、連携組織・数的優位のチームプレーには全く対抗しませんね。
神戸の高能力選手を、選手バラバラの単独プレーに抑え込み、組織連携チームプレーで、局面打破・勝利し、
具体的には、
①神戸両サイド共に、ライン突破がウィークポイントで、
②ビルドアップも機能せず、結果的に、前線・大迫へのロングパスが攻撃主体で、その精度と前線ポストレシーブも甘く、ボールロストだらけとなります。肝心の大迫も、最前線ポジションへのボールが届かず、しばしば、中盤にまで下がり、ゲームメーク参加となりますが、一番の驚異が前線から消える事となり、益々、ゴールが遠のく事となってしまいます。
③また、縦・裏・斜めのスピード攻撃への対抗も、スピードと強度不足で、堅守に程遠い内容、となります。
④新加入選手の能力も極めて高いですが、戦術強度は、リーグ最低で、[個々の突破の連続でチーム連携とする]とのスタイルで、特段の戦術練習も無く、ぶっつけ本番のその時勝負=よく言えば、極端な程のアドリブプレーの連続、となり、新戦力の本来能力がそのまま発揮される事は、常時少ないチームです。
現在の、上り調子のコンサ戦力なら、完勝必至となる試合で、勝利・勝点3獲得・ノルマ試合です!
2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合メンバー予想
神戸の、個々選手能力を封じるには、文字通り、相手陣深くに押し込む事が重要で、反対に、互いに撃ち合う・オープンな展開は、神戸の戦力を発揮される事に繋がります。
攻守の、スーパープレーも、相手陣深くでは、効果も意味も乏しくしてしまい、そこが、大きなポイントです。
そのためにも、
コンサの[オールコートマンマークプレッシング]は、最適・最有効となります。
即ち、神戸のGK・DFラインからのビルドアップを阻止し、頼みの、大迫へのロングパスも、精度を欠くギリギリパスとなり、リーグ最強度のマンマーク型ハイプレスでビルドアップを阻止する事で、攻撃への切り替えを阻止する事となり、攻撃手段を制御します。そして、相手陣での攻撃型守備・マンマークハイプレスで、ボール奪取を多数成功させ、神戸ゴール寸前での、ショートカウンターを炸裂させ、コンサのハイコンビネーション・攻撃トリオ(ワントップ・シャドーストライカー)が、神戸DF陣を崩壊させ、決定機多数創出から、リーグトップレベル到達シュートプレーで、複数得点獲得とします。
自陣や中盤での、マンマークプレッシングによるボール奪取は、ビルドアップ型の長短パスを駆使した、コンビネーションと中央突破、ワイド・サイド突破、DF裏スペース突破、多彩多様攻撃で、同様、多数決定機創出で、決定力を活かした複数得点獲得を狙います。
守勢局面でも、コンサ式(前線ポストへのロングパスからのショートカウンター攻撃)ミシャ戦術で対抗し、ボール奪取からの攻撃切り替えを狙います。
コンサの戦術は、全選手に完全浸透し、高い戦術実践を展開する事が出来るもの。
想定試合展開は、
試合開始〜15分 この間は、両チームが仕掛け合い、攻守を激しく入れ替え、拮抗状態
〜45分 コンサプレッシングによるボール奪取が多数成功し、ショートカウンター・攻勢
多数決定機の中、複数得点獲得となる
後半開始〜60分 両チーム拮抗し、均衡状態再現
〜90分 コンサボール奪取から攻勢時間帯継続
追加点奪取し、多数得点勝利を目指す
想定試合結果は【 4-0 完勝 】を想定します。
試合起用メンバー予想は、
故障離脱は金子、菅が出場停止明け、キムゴンヒは合流・調整待ち、と2選手を除外で。
[スタメン]
興梠
青木 小柏
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 岡本 田中駿
菅野
[サブ]
チェック・GX・ミラン・荒野・宮澤・深井
大谷
✳︎ サブも、ハイレベルの陣容となりましたね。
西大伍・中島・中村・田中宏武・ドド・小次郎は、次ランクで、
出場争いは間違い無く、激しくなりました。
確実に、完勝を目指す試合ですが、
①試合へのメンタルを維持・継続
②走力とスプリント数・スピードで大きく上回る、走り勝ち・球際勝ちは絶対要件
③シュートプレーハイレベル到達を維持する事前トレーニングの徹底と、試合実現
は、選手の絶対要件であり、絶対責任です!
全サポーターの出番ですね! 札幌ドームへ全員集合し、全力で、コンサのトライと実現をサポートし、完勝を勝ち取る闘いです!
勝利を掴みましょう!
2022年08月09日
これからの残りシーズン試合で、決め手となるコンサの現時点ストロングを再確認してみましょう。
全チームが、同一形はあり得なく、それぞれ大きく特徴を変異させていますが、その中でも、コンサは、他チームには無い特徴を多数持つチームの筆頭格。
所謂、"トンがったチーム"ですね。
思い付くまま、雑感気味が必至、となりそうですが、、
①敬意と尊敬を込め、先ずは、【リーグ最異質指導者・ミシャ監督】
ミシャが来日してからここまでの10年間は、ミシャの持込んだミシャスタイルが、リーグに浸透し多くの選手と指導者のチルドレンを作り、一方で、ミシャスタイルへの対抗策に混迷と苦闘する事が「当初から現在に至っても、J1リーグ監督の使命である」と解説・柱谷幸一のコメントの通り。
目指すスタイルの本質は、浦和の最終期に表明し始め、コンサでは、2年目に表明した「トータルフットボール・全員攻撃全員守備」で、全員が、流動ポジション・プレーとなり、パス・コンビネーションを基本とし、そのための[走る・闘う]に徹し、攻撃選手にも、守備選手になり、共通理解・戦術(規律)の一体連動チームプレーを展開するサッカー。過去のレジェンドで提起され未だに、多数のフットボーラーの憧れのサッカースタイルですが、殆どのチームが、その困難さから、トライを諦めたり、制約するスタイルで、所謂、ミシャスタイル、現在の発展型・オールコートマンマークプレッシングも、その過程の一形態で、これから更に進化・変容が必然のサッカーです。
これまで[戦績で確かめられ切った既存戦術を選択]とスタイルでは無く、[新たなストロングとその代償・ウィークも想定し開発と工夫と変化を挑戦し続ける]スタイルを選択、との挑戦・チャレンジ戦略を邁進しています。そのため、途中過程での、戦績高低・上下は、想定内ですし、許容する所から始まった取り組みですね。 北海道の中型クラブが、挑戦するべき事かどうかは、議論伯仲も当然ですが、敢えて、この困難が予想される道を選び、選手も指導者もサポーターも、その過程と挑戦に、誇りと喜びと自信を持ち、追求して行くものですね!
②①のスタイル追求による絶大効果は【多彩や強烈な選手能力を引き出し・拡大の選手育成力・成長】
例えば、コンサの試合では、シューター選手数は、毎試合8〜10名が普通ですが、リーグ最多チームで、これだけ、シューターとなる選手が、一部選手に集中していないチームは有りません。多くのチームは、シューターとなる選手として、最前線CFに、シュートチャンスを集中し、得点奪取を狙い、そのため、そのシューター・CFは、得点獲得を左右する最重要選手として、資金も賭けて、有力・優秀選手獲得が、チーム戦績に直結となり、移籍成否が最重要チーム課題となり、実際、そんな動向が現実となっています。
しかし、コンサでは、全FPが、全員攻撃参加でシューターとなり、毎試合、多数選手がシューターとなります。そのため、一人・高決定力・FW選手の獲得も大事では有りますが、それ以外、全FPのシュート能力が決定的要因となり、全FPが、合格レベルのシュート能力を持つ事は必須でした。ここ2ヶ月弱、全体トレーニングで、流れの中・局面毎、シュートトレーニングを実施し、一選手単位で60回程度のトレーニング量となり、突然、試合での枠内シュート率が、全員平均81%のあり得ないレベルの驚異的レベルに到達し、前試合の大量得点勝ちを実現しました。詰まり、少なくとも、試合出場・全FPは、高枠内シュート率のシュート能力を保有し、圧勝を実現した訳です。
これは、シュート能力の実例ですが、最前線から最終盤まで、[全FPのボール奪取能力]は、リーグ水準を大きく超えていますし、長短・ピンポイントパス能力、狭い局面でも平然とパス交換出来るパスとレシーブ能力、ドリブル突破能力、オールコートをカバーする走力、球際勝ちのスピード、頭抜け連携・コンビネーション能力、遠くのスペース・エリアを発見しボール供給能力、チーム連動のゲームメーク能力と決定機構築能力、、と多数の能力を、同様に実現しています。
確かに、他チームとの対比で、劣後が有るとすると、個々選手が単独となった場合の単独能力(当たり勝ち負けや体幹)でしょうが、サッカーは、チームプレーで有り、単独<完結>プレーは存在せず、有り得ませんね。<チームの連携とカバーは、単独能力を大きく超える>、との命題・テーマが、コンサの中心思想で、そんな中、全選手が、多様なポジション固有プレーを獲得し、攻守どちらの能力も、合格レベルからトップレベルへのステップアップを目指し、多彩多様・高能力選手は成長・進化しているものです。
③ミシャスタイルが、クラブ経営〜トップチーム〜サテライト(育成)が、一貫・共通共有となり、クラブ一体が実現
ミシャスタイルこそ、クラブ成長の原動力・骨格思想となり、スカウト・選手構成は当然、選手育成方針・育成サテライトも同一サッカーで指導育成、トップチームシーズン展開、経営もその前進を方向性とする、クラブ一体スタイルが進行しています。
これ程、見事なくらい、一体のクラブは、ゼロで、それぞれでの努力と柔軟な思考の"成せる技"ですね。
いかがですか?
なかなか、本質は、深く、重く、大きなものですね。
誇りと柔軟さと自信を胸に、前進です!
2022年08月08日
皆様、心の底からの歓喜と希望の浅海をお迎えの事でしょう!
永らくの辛抱は、選手・指導陣だけで無く、我らサポーターも、じっと耐える日々を過ごしましたが、漸く、夜明けが到来し、その間での成長と進化を証明する試合となりました。
振り返れば、この間の苦悩と試行錯誤は、成長と進化のための、必要条件・必要過程で、
①リカバリーメンタリティを通して掴んだ、[試合への覚悟と没入・集中、飽くなき勝利への意欲と意識]
②昨試合で再現し、チーム・多数選手能力となった[シュートプレーレベル大幅改善〜圧倒的枠内シュート率とゴール内ターゲットプレー精度]
は、これからのコンサに、個々選手に、計り知れない、ステージアップ・レベルアップ=成長と進化を齎しました。
昨試合でも、堅守だった筈の湘南相手に、コンサの、決定機構築力=ゲームメーク力は、昨試合の全コメントで、続々と、リーグトップの圧倒的レベルに感嘆と評価を受け、川崎や横浜FMに、やや陰りが出て来た中、コンサが最高レベルで有る事は表明されていますね。
そして、その決定機・チャンスを得点とする力・能力を掴み、これからのコンサの、リーグトップレベル到達の得点奪取力が、炸裂し、実力通りの試合内容と結果を連続させる今シーズンとなりました。
前ブログで、<今シーズン最強の試合姿勢>と、<リーグトップレベルの枠内シュート率の、シュートプレーレベルアップ到達>を指摘し、試合完勝を予想しましたが、その通りの、マインドとパフォーマンスを発揮・実現してくれましたね。〜大当たり!でしたね。
コンサが昨シーズンも含め、永年の、近時は、戦績低迷の直接原因だった[シュートプレーレベルの酷さ]は、とことん、ミシャがこだわり続けた「シュート練習は全体練習では不要・練習で簡単にシュート改善困難で選手個々の本来能力差によりそんな選手獲得しか解決しない」との盲信も、現状の酷さと重さを思い知り、この2ヶ月弱、未だまだ、レベルは低カテゴリーレベルのトレーニングメニューでしたが、<下手な鉄砲数撃ちゃ当たる>で、試合形式の中、流れで、局面パターンのシュートトレーニングを取り入れ、練習一回毎は、僅か1〜2回しか無い練習では、即効力と即座性も不可能でしたが、同様トレーニングメニューは、通算・推定すると、試合も含め、同メニューは、週5日×6週間×2度機会/練習=60回程度を繰り返した事となり、
遂に、[前々節・名古屋戦全体シュート枠内率61%、枠内率60%以上シューター選手80%]で、混迷・苦境の脱出口・打開点を掴み、
その再現が、最重要ポイントでしたが、
後述の通り、
【昨試合全体シュート枠内率75%、枠内率60%以上シューター選手83%】を、想定通りに再現し、
最早、コンサ選手・チームの獲得能力となった事を証明したものでした。
直近、キムゴンヒの、期待ストライカー獲得を果たすも、全員攻撃を現実とするコンサは、シューターは全FP想定、そのため全FPシュートプレー能力J1レベル保有を目指すチームで、全員攻撃全員守備のトータルフットボールの、究極理想形は【全FP・名ディフェンダー兼名ストライカー】と言う事です。
そんな夢のような戦略は、泡の様な、泡沫話かと言えば、現実、リーグで圧倒的なシューター数=全FPシューター構想、多数の可能ポジション攻守両方選手=全FPDF兼ストライカー、多数パサー可能選手数=ゲームメーク力拡大と、着信にチームは成長し、また、選手個々も自己能力を大きく、開発発見・長所拡大・課題改善を実現している現状。
間違い無く、"コンサは選手が成長する・出来るチーム"です。
そんな昨試合のポイントを簡単に振り返りましょう。
1.試合ポイントと内容
戦前、同一勝点試合の「降格圏離脱を掛けた6ポイントマッチ」とのキャッチフレーズを付与された試合でしたが、湘南は[堅守速攻型の中の、湘南スタイル〜ストーミング(強襲)戦術と前線からの守備]の弱点〜戦術嵌まらなかった局面の打開力不足と得点力不足で、戦績低迷、
コンサは、オールコートマンマークの攻撃型守備、連動のゲームメーク攻撃力を活かす、[決定機のシュートプレーレベルの低さ]で、勝ち切れず、失点負けのパターンから脱却出来ず低迷らと、原因・理由は全く相違するも、表面の現象と戦績結果は、同様となっていました。
そんな中、
①前試合でコンサが掴んだ[シュートプレーレベル大幅改善]の継続の成否、
②戦術成立となる、適正ポジショニングと、そのための運動量とスピード、それ源泉の試合姿勢のメンタルの成否が、ポイントとなり、
実戦試合では、更に加えて、
③ビルドアップからのピンポイントフィード成否
④前線3選手コンビネーション成否、
の4項目が重要項目となりました。
結果は【その全てで成功を実現する「完璧試合=完勝」となった】もの、でした。
昨試合の数値からは、
①[シュートプレーレベル大幅改善]は、【枠内シュート率・驚異的な81%】と【枠内シュート率60%超シューター選手・83%】を実現
②リーグトップレベル走力の湘南に対比し、試合全体で、走行距離△3.7km、スプリント+2回、スプリントスピード+1km/hと、走力はほぼ均衡、スプリントとスピードは上回り、特に球際勝負・強度・インテンシティは、コンサ勝ちとなり、想定戦術通りの、パス数と成功率を実現
③対戦対策の、
コンサは湘南ストーミング戦術の弱点〜ハイライン裏のカバー欠落を突くため、小柏・興梠・駒井の最前線起用で、裏への飛び出しからのコンビネーションを狙い、ビルドアップを、高嶺フリー・ピンポイントフィードを図る、周辺ポジショニングとブロック構築、それが不成立の場合は菅野からのビルドアップ・ピンポイントフィードとの狙いに対し、
湘南はより激しいハイプレスでコンサビルドアップを阻止・制御を図る、との対戦対策が無く、
完全フリーに、高嶺と菅野からの最前線へのフィードは、ロングパスにも拘わらず、パス成功率が、高嶺79%・菅野88%の高率を実現。
④コンサ最前線3選手コンビネーションは、AT‘3rd・パス数(成功率)が、駒井11(63.6%)・小柏10(90%)・興梠9(77.8%)、加えて、途中交代のスパチョーク6(83.3%)と、活発なパス数と高い成功率を実現し、この最前線が、湘南の堅守崩壊を実現
と数値が証明しています。
湘南・山口監督の敗戦コメント「完敗は監督責任」を再三繰り返していましたが、柱谷解説の通り、事前スカウトと、対戦対策の不徹底・失敗も、今回の大きな原因ではありますが、それを実現するプレーは、コンサがチーム・個々選手として、叩き出したもので、その具体的プレーや内容は、実力そのものです。
MOMは、小柏、でしたが、MVPは、高嶺と興梠! それ以外選手も、パフォーマンス不足・不徹底選手は、完全ゼロで、全員活躍•高パフォーマンスを実現の数値が並ぶ完璧試合でした。
この状態は、スタメン起用に限らず、ベンチ入りも、昨試合パフォーマンスが絶対基準となり、高い起用競争が展開、が現況ですね。
新加入選手では、"チェック"スパチョク選手は、クリアーですが、キムゴンヒも激しい競争を突破が必須となりましたね。
2.試合速報スタッツ確認
最後に、試合速報スタッツを、試合時間帯推移〜①試合開始〜前半飲水T、②前半飲水の〜HT、③HT〜後半飲水T、④後半飲水の〜TUで記載です。
コンサ 湘南
① ② ③ ④ 計 ① ② ③ ④ 計
支配力 54 58 55 56 56% 46 42 45 44 44%
走行距離 30 22 25 27 105km 31 24 17 27 109km
スプリント50 30 27 46 153回 44 31 37 39 151回
決定機数 4 3 3 1 11回 0 1 3 5 9回
シュート数 3 1 3 1 8本 1 1 6 7 15本
枠内数 2 1 2 1 6本 0 1 2 3 6本
枠内率 66 100 66 100 81% 0 100 33 42 40%
得点 2 1 1 1 5点 0 0 0 1 1点
決定率 66 100 33 100 62% 0 0 0 14 6%
パス数 167 136 128 80 511本 129 86 129 85 429本
同成功率 81 84 82 80 80% 75 79 79 77 77%
✳︎1 走行距離は、△3.7km、スプリント数+2回、平均スプリントスピードは、湘南29.2km/h・コンサ30.2km/hで、+1.0km/hを実現し、走量はほぼ均衡、球際とキレとなるスプリントとスピードは、コンサが優勢となり、リーグトップレベルの走力を誇る湘南に、走り勝ち気味を実現。
小柏は、スプリントスピード両チームトップの34km/hで、団トツのスピードを実現です。、
✳︎2 支配率・パス数・成功率は、想定通りで、戦術実現との数値
✳︎3 最大関心事・ポイントでした[シュートプレーレベル大幅改善の前試合からの継続]は、見事に、完全に、チームと個々選手能力となった事実を証明する数値となりました!
全体枠内シュート率は、リーグ最高間違い無い【81%】の驚異的な数値を実現。更に、下記の通り、選手全体に亘るシュートプレーレベル大幅改善=高い決定力シュート能力を全員獲得を証明する数値となりました!
シュート決定率も、【62%】の驚異の数値を証明する能力となりました。
個別選手毎シュートプレー内容一覧は、
青木 シュート数3本 枠内数2本 枠内率66% 得点1 決定率33%
駒井 1 1 100 1 100
興梠 1 1 100 1 100
宮澤 1 1 100 1 100
田中駿太 1 1 100 1 100
小柏 1 0 0 0 0
✳︎凄過ぎる数値が並んでいますね。
運でも、偶然でも有りません。トレーニングで構築し掴んだ、シュートプレー大幅改善を、前試合に引き続き証明し、2試合連続で実現した事は、完全、完璧に、シュート能力を改善させた成長を証明しています。
全員攻撃=全員シューター=全員シュートプレー能力保有の理想実現に大きく前進し、
これからの、コンサの攻撃力大幅上昇・複数得点獲得勝ちの勝利パターンを掴み、実現する残りシーズンが開始となります!
苦境は打開され、暗闇は夜明けとなりました!
明るく、光り輝く前進路を、力強く進み始めました!
2022年08月07日
激闘となった試合を決定付ける決め手として[勝利への意識]の強弱・レベル差は、しばしば指摘されますね。
その意味では、恐らく、コンサの選手と指導陣は、今シーズン最強の勝利意識を確立したものです。
ある意味で、現状は想定内だった湘南と対比すると、[現状判断での深刻さ]は、自ら正しく判断すれば、当然、コンサの想定外との想いと意識の方が大きく、焦りと深刻度を増すものです。
そんな当たり前の事を、やっと正しく認識し、勝利への意欲と意識を、今シーズン最大としたものです。
今日の試合で、浮かれる選手も、あやふやな選手も、甘さと不徹底を抱えた選手も、コンサには完全に居ません!
その差は、極めて大きく、試合内容と結果に直結し続け、或る意味では、[個別選手の意識の甘さ負け]を連発していた、と言えるシーズンだった、ですね。
それも、ここまで追い込まれやっと「目覚める」、そんな甘さも、コンサの持ち味でしたが、選手個別の集合体で作られるチーム姿勢に対し、正しい責任と自覚で、チームと自身を立て直す事も、[メンタルリカバリー]そのもので、成長過程の最重要過程・段階であり、チームと個々の成長を果たした事となります。
即ち、確かに掴んだ[勝利への意欲・意識]は、チームも個々選手も、その成長を果たした、となるものです。
その証明は、試合内容と結果で行われ、今日の試合の意味の一つともなりました。
スタメンに、興梠・小柏・GXの故障明け起用かどうかはどちらとも、ですが、いずれにしろ、時間限定起用である事は、確定的で、
ミシャの事前コメントや通り、
[ハイクオリティ交代選手]で、戦術や試合展開を激変させる戦略は間違い有りません。
それだけ、選手が揃い、戦力回復となり、更に、枠内シュート率に象徴させる[シュートプレーレベル大幅改善]により、一気に、試合展開と結果を決める戦略で有る事は、必至です!
今日は、残りシーズンのコンサ動向を決定付ける試合・完勝を、全コンサで掴み取る日!となります。
ちなみに、今日の試合環境は、試合時刻は、気温27度、曇りで、酷暑では無く、両チーム、運動量を左右される環境悪化は有りません。
走力・球際勝負必至となりました!
2022年08月05日
今、コンサが最も欲しい選手は、[得点力の高い・シュートプレー能力も持つ最前線選手]でしたが、
クラブ間交渉が妥結し、詳細契約交渉を無事成功させ、
韓国代表FW・キムゴンヒを完全移籍で獲得しました。
コンサの求める絶対条件[得点力の高い・シュートプレー能力も持つ最前線選手]をクリアーするだけで無く、高さと強靭な体感による空中戦支配力、最前線で周りを活かすパス出しのゲームメーク力を合わせ持った理想形で、今シーズン末契約満了となり、移籍金無しでの交渉も可能となる所、半年前の現時点で、相当で、コンサも可能な移籍金で、シーズンオフでは過激な争奪戦必至との想定も有り、残りの救世主の活躍を期待して、獲得成功としたものですね。
過去、2019シーズン、兵役のため、現在、あのGKソンユン2021シーズン〜在籍チームに加入済みで、代表時に、ソンユンとの接点はあるも、同一チーム歴は有りません。
第2ウィンドー登録に間に合い、9月初旬頃に試合起用可能となりそう。
課題は、ミシャスタイルと現在戦術の理解と習得に尽きます。
しかし、元々、沈着冷静型のクレバー・ストロングスタイルで、得意領域と観ます!
想定以上に、早く、フィットし、その威力発揮となるものでしょう!
コンサ・スカウト陣のファインプレー!です。
2022年08月04日
本日のトレーニングから、興梠・岡村の合流を確認!
次戦メンバー予想を、上方修正です!
[スタメン]
興梠
青木 小柏
田中宏 高嶺 駒井 ルーカス
福森 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
ミラン・GX・チェック・西大伍・荒野・宮澤
小次郎
に変更! ですね。
ドドも、中村も、中島も起用が難しくなりましたね。
間違い無く、上方修正!です。
2022年08月04日
前々ブログに続き〜その②〜は、標題「苦境脱出策を継続上昇させる次戦湘南戦・コンサ対策予想」です。
先ずは、その「苦境脱出策を継続上昇させる」部分の再確認から。
コンサが掴んだ、現在の苦境からの脱出策とは、
【リーグトップレベルのシュートプレー内容実現】を、前試合で果たし、証明した点で、
具体的には、[61%の平均シュート枠内率、それをシューター選手の内80%が達成、シュートの80%がターゲットポイントはGKのファインセーブとなるゴール可能ポイント]とのプレーの実現です。
即ち、昨シーズンから、長く継続・最重要課題で、現在の戦績低迷の主因だった「シュート決定力=決定機を得点とする能力の欠落と改善」が、一気に打開されたもの、です。
この改善は、ここ1ヶ月間、従前から、絶対にシュート練習は全体トレーニングとはしない、との信念の様な盲信を脱却し、やっとチーム・全体トレーニングとして開始し、しかしなお、低レベル内容の「全体シュートトレーニング」の成果が、やっと現れ始め、しかし、一気に、多数選手のシュートプレーレベルが大きく上昇する改善となったものです。
この改善は、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]を高いレベルで実践すれば、「多数回決定機」を獲得し、その局面で、この[高いレベルシュートプレー]が、その多くを得点とする=多数得点奪取、を実現し、多数得点獲得勝利の試合勝利パターンを掴むもの、となる訳です。
その結果は、現在の降格圏寸前ポジションを脱却し、一気に、上位陣付近まで押し上げる、力と勢いを掴みます。 正に、現在の苦境からの脱出を実現するもの。
次戦は、その改善点の再現こそが、チームが本当にこの力を確定させ、飛躍を実現させるものとなります。
では、次戦のコンサの対戦対策です。
1.コンサ対戦戦術と想定試合展開
前書きでも記載の通り、ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]の徹底量・度合いは、攻撃型守備〜ボール奪取、適正ポジションによる戦術・想定プレー実現、となり、攻守でのパフォーマンスをアップする事から、多数回決定機構築のリーグ最強ゲームメーク力を発揮し、ここに、大改善のシュートプレーレベル大幅改善が加わり、複数得点奪取の勝利を図る、試合構築となるものです。
詰まり、走力〜走量とスプリント量とスピードこそ、球際強度、戦術チームプレーを実現し、攻守で想定パフォーマンスを達成する訳ですね。
その大前提のためには、最適なフィジカルコンディションと事前対戦対策トレーニングが必須で、現在の対戦準備が重要、かつ、必須活動となるもの。
コンサは、故障離脱者の多発を苦しみ続けて来ましたが、現時点、金子が別メニュー、興梠と岡村に小野が不明以外は、小柏・GX・西大伍に高嶺も、チーム合流を果たし、試合起用メンバーは、完璧なフィジカルコンディションとなっています。やっと、故障離脱の嵐が徐々に収束の時期となった、カモですね。
と言う事で、
戦術は、興梠不在では、ゼロトップ型のオールコートマンマークプレス戦術・マンマーク型ハイプレス戦術を主戦とし、相手に押し込まれた局面、多数得点差の勝勢となり逃げ切り局面は、ミシャ戦術を展開が確定です。
マンマークは、個々選手の[相手へのチャージ力・プレー阻止力・ボール奪取力]が必須で、そのための、走量やスプリント・スピードの劣後は許されず、その不徹底は直ちに全守備の連鎖崩壊・破綻に直結する、重大な責任を担うもの。試合三原則が勝利への必須・絶対要件となる理由でも有ります。
湘南選手は、同様に、個々の能力は、下位カテゴリーや育成から昇格したもので、スーパーな能力の選手は、極めて限定され、しかし、チーム全体の連動・同一戦術徹底で、チーム総合力を上げ、対抗するチームですね。そのため、最低限・絶対要件が、そんな個々の湘南選手に劣後しない運動量とスピードと継続力・集中力が、必須となり、次戦対戦で、選手起用の判定基準となります。
詰まり、対戦マーク湘南選手に、走り負け・球際負けとならない選手起用が絶対、と言う事です。
コンサは、高いコンビネーションの上、キレとスピードと最適選択スペース突破で、多彩多様攻撃と、超攻撃型守備=全エリアで、マンマークによりボール奪取を図り、即時攻撃は切り替える、守備-攻撃一体プレーを戦術とし、目指すは、[大量決定機回数=大量シュート]実現となります。
一点、
現在、コンサは、サイド・クロス得点は、リーグ最低ランキングとなってしまいました。
それなのに、サイド突破・ドリブル突破は、リーグトップランキングで、同一攻撃に拘らず、真逆の矛盾現象となっていました。その理由は、クロスのターゲットとなる最前線ハイタワー選手不在=ゼロトップ戦術の代償です。詰まり、ゼロトップ戦術を選択する限り、クロス得点は諦めるしか無い、との現実でした。
実際は、アーリークロスの最前線ターゲット選手をターゲットとするサイド攻撃は絶無となり、最前線・相手ゴール前へ、コンビネーションパスや裏からの折り返しパスで決定機構築を図る戦術となっています。
途中交代で、ミランや中島のハイタワーを起用しても、その方法論を変更出来ず、途中交代ハイタワー選手を活かすチームプレーは出来ていませんでした。
途中、ハイタワー選手交代起用では、即座に、戦術変更はポイントとなりますが、ゼロトップ戦術時間帯は、コンビネーション主体のサイド、DF裏、中央の突破が、主戦です。
興梠の代替となると、最前線守備力は上昇し、攻撃型守備は上昇となります。
湘南のビルドアップ、ロングボール配球を阻止・制御し、試合を完全コントロールする戦術・戦略となります。獲得となるも、
想定試合展開は、
試合開始〜 直後から、コンサ・オールコートマンマークが嵌り、ボール奪取を連続し、攻撃局面を多時間の攻勢となります。その中、2、3回の決定機で先制、その後の決定機で追加点を狙い続け、複数得点差で前半終了。
後半開始〜 コンサ攻勢が続き、更に追加点狙い。湘南は、カウンター狙いのみ。
67分 選手複数交代し、複数得点差の勝勢局面なら、ミシャ戦術に変更。
両チーム共に、カウンター狙い。
追加点獲得、湘南も得点となるも、
終了 最終試合結果【3-1・完勝】を想定。
2.試合起用メンバー予想
起用不能選手は、現時点では、金子・興梠・岡村・小野、累積停止の菅の5選手とします。
この後の復帰を期待しますが、予想からは除外ですね。
[スタメン]
小柏
青木 荒野
田中宏 高嶺 駒井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿
菅野
[サブ]
ミラン・ドド・深井・西大伍・中村・西野
小次郎
との予想です。
現在苦境の打開を実現です!
✳︎キムゴンヒ獲得交渉が大きく進展との報道!
待望の、ストライカー・クローザー獲得となりそうですね!
GXの次シーズン流出、ミラン・ドドの活躍不発と、外国籍選手の安定性が無い現状。
大きな即戦力期待となりますね!
併せて、ソンユン動向に注目・・・!
2022年08月02日
かの素敵な紳士で、時に鬼神の如く怒りも有る、智将ウーゴ・フェルナンデス元監督が、77歳で逝去との報道。
コンサドーレを、JFLチームから、Jリーグチームは押し上げた功労は、コンサの産みの親の一人として、永く、大きく讃えられ、感謝されるものです。
小生が、コンササポーターとなった理由は、その当時の正GK・ディドハーフナーの長男、元日本代表FW・マイクハーフナーが小学生で、我が家の娘と同級生で、PTAや子供活動で知り合い、交流した事と、直ぐ近所に、このフェルナンデス元監督が、奥様と居住され、色々な活動や日常生活の中で触れ合った、との事から、元々、清水エスパルス・沢登のファンだったにも拘らず、サポーター替えを行い、家族絡みサポーターとなった、との経緯でした。
この様な、選手やクラブ関係者との、直接交流や人の輪は、地域重視思想のJリーグでは当たり前、当然の事ですね。
多くの方々が、そんなご縁を切っ掛けに、サポーター歴を重ねる様に成られた、とのお話は、沢山有りますね。
特に、クラブ発足当時は、宮の沢の素晴らしい練習場は、計画も無い夢の中で、色々な会社や団体の支援で、貸与を受けていたもので、毎日の練習に、サポーターも集まり、色々な支援差し入れや激励支援も、直接面談し、顔見知りとなり、仲良く、フレンドリーな日々、の時代でした。
コンサの選手や指導者、関係者は、皆、人懐こく、とても素敵な面々でした。
Jリーグの原点、コンサの原点となり、その後、長いリーグ年数を重ねて来たコンサには、素敵な、掛け替えの無い時間と人と仲間が有りましたし、これからも、更に、重ねて行くのですね。
Wウーゴ〜監督ウーゴと、あのマラドーナの弟・ウーゴマラドーナ(昨年12月に逝去されましたね)の、陽気な姿が目の前に浮かびます!
謹んで、その遺蹟と深い貢献に、哀悼と感謝を捧げます!
有難う!ウーゴ・フェルナンデス!
2022年08月02日
前ブログで記載の通り、今シーズン最低レベルの試合内容でしたが、
選手の意地と魂による[幸運な勝点1]獲得と、
とても大きな[現在の混迷の出口・糸口]実現、
との貴重な内容を獲得した試合でした。
その[出口・糸口]は、今シーズンでの、大きなエポック=分岐点、となるもの。
それは、驚異的高い[シュート枠内率・枠内のポイントターゲットを狙うプレー]で、<シュートの61%・シューター選手では80%>となる[シュートプレー高レベル実現]でした。
これは、間違い無く、この1ヶ月、全体トレーニングにシュートメニューを加え、メニュー内容は、低レベル・初歩レベルで、1練習毎のトレーニング量もごく僅かで大不足でしたが、それでも、トレーニング量の蓄積で、徐々に、多数選手のシュート能力は、初歩レベルから上がり始め、現時点のシュートトレーニングでは、[ゴール四隅のGKデッドポイントをターゲットとし、そこへ流し込んだり、蹴り込んだりするシュートプレーが大半]、にまでレベルアップになっていました。しかし、前々試合までは、トレーニング時のプレーが、実戦・試合では現実と出来ませんでしたが、遂に、突然、一気改善が訪れたもの、と言う事でしょうね。
確かに、次戦でのシュートプレー内容で再現するまでは、[確定]は早計でしょうが、サッカーでは、複数回出来たプレーは、最早[テクニック獲得]となり、故障やフィジカル悪化でない限り、普段プレーとなってしまいます。
コンサの多数選手が、高いシュートプレー能力=決定力、を獲得した事は、次戦での最大確認事項ですし、再現により、<決定機を確実に得点獲得とするチーム力達成>を掛けると共に、多数得点奪取の勝利を実現する闘い・試合となります!
と言う事で、今日のオフ明けトレーニングで、更に継続するシュートトレーニング実施継続に注目です。
では、そんな期待と展望の次戦・湘南戦の検討です。
1.次節対戦[湘南]現況
現在戦績は、
順位13位 勝点25 6勝7分10敗 得点18・失点25・得失差ー7
で、
今シーズンは、監督山口智が、昨年9月・コーチより昇格し、湘南スタイル"ストーミング(強襲)スタイル"の現代版修正を継続し、例年流出が続き戦力ダウン・大量代替加入だった悪習を脱し、主力残留を果たし、
主力級・有力戦力となる、MF 永木亮太・MF 米本拓司・FW 瀬川祐輔に、若手有望リーグ入り選手と、選手層強化となり、今シーズン目標はリーグ5位設定。確かに、揃えた選手層は、代表排出・若手選手活躍も有る、有力選手構成となりました。
しかし、現代流行のハイプレスは、陣形全体の押し上げで、陣形密度を維持したまま、ハイライン(高い最終守備ライン)のリスクと共に実施ですが、ストーミングスタイルでは、前線選手のみ急上昇し、中盤・守備陣は緩やかな前進となるため、前線攻撃陣と守備陣が、また裂け・分離し、そのスペースが攻守の弱点となります。また、前年までの、両サイド突破からのクロスが、右サイド起用選手が、世代交代と共に、大幅ダウンし、クロス攻撃弱体化となり、更に、問題・課題続出し、
それらの結果は、得点減少・失点増加となり、現状は、降格圏寸前となりました。
近接チームは、
14位 コンサ 勝点25 ・ 15位 G大阪 勝点22
16位 磐田 勝点22 ・ 17位 神戸 勝点21 ・ 18位 清水 勝点21
勝点差は、1試合で逆転する「3〜4」で、正に、降格圏争いの真っ只中との事。
湘南を語る場合、最大ポイントとなる、戦術は、
湘南スタイル<純粋型 ストーミング戦術>で、従来型・多数チームの基本形〜「堅守速攻戦術」の、
①自陣堅守でボール奪取からロングカウンター、に加えて、
②①の発展戦術で、このスタイルの本体で、ロングボールを、意図的に放り込み、相手のボールレシーバーに、複数選手を殺到させ、ボール奪取を図り、そこからのショートカウンターで、決定機創出を図る戦術で、ポストプレーが成功すればそこからのショートカウンター、失敗しても、相手回収ボールを奪取しショートカウンター、との狙いを持つ戦術です。
しかし、現代流行のハイプレスは、ストーミング後局面ならば[実施可能]ですが、
その前では[不可能]で、相手ビルドアップを完全フリーで許し、一気に自陣ゴール付近へのピンポイントパスを許してしまいます。
そのため、ハイプレスがより可能となる様に、[前線選手数を大幅増加させる布陣]としましたが、これが、ストーミングスタイルの弱点から[ハイプレスの増加とはならず]〜堅守の自陣守備バランスを減らし〜守備力ダウン・攻撃的守備も想定以下としてしまっている訳です。
湘南スタイルと現代サッカーとの融合は極めて困難・難しい事態である、との事が最大原因です。
フォーメーションを見ると、
2021[3-3-2-2]-攻撃4枚・守備6枚 → 2022[3-1-4-2]-攻撃6枚・守備4枚、
と変更していますが、この布陣に無理が有り、安定を求め[守備主導とする]と、サイドとインサイドハーフ3枚の布陣を下げてしまい、攻撃3枚となり、相手ビルドアップへのプレスも数的不足となっています。
現在の得点パターンは、セットプレー頼み・リーグ4位で、右サイド12位、ショートカウンター指数はリーグ2位も、得点には至りません。意外ですが、ロングカウンター17位で、ロングボールは多数プレーされるも、ポストプレーは殆ど失敗し、その後の相手ボール奪取狙いのみのストーミングとなり、ボール支配率は、リーグ最低必至で、その分走力に依存するしか無い、とのスタイルとなる訳で、リーグトップの走力は、攻撃力のためでは無く、このスタイルでは仕方無いもの、と言う事が本質です。
パスサッカー、ハイプレス、サイド攻撃のパフォーマンスを下げたサッカースタイルは、相当困難なものであり、その苦闘を選ぶ戦略だ、と言う事で、リーグ上位到達は、その前提条件を充せず、簡単には不可能となるものですね。
しかし、実戦ではしばしば対戦チームが、湘南ストーミング対策に失敗し複数失点、との試合も有り、現実となっています。
次戦は、対策策を間違えない事が、対戦の最大ポイントですね。
では、コンサの対戦対策 戦術・想定試合展開・メンバー予想ですが、
2.次戦・コンサ予想・想定 〜は、次ブログとします。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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