2024年03月30日
対戦前には、ついつい期待と願望の入り混じった想いで「勝利の姿」を夢に見ますが、
対戦チーム「神戸」の、プロ意識当然の「手抜き無し全力プレー」で、甘い夢は全て吹き飛ばされしまいましたね。
この手酷い敗戦は、徹底的に「個々対戦・1対1の完敗」を、全選手が食らい、「コンサ想定完封」と、全否定レベル敗戦。
選手は、「僅かな自信」を完璧に崩壊され、「普通なら、闘う自信全喪失」となる、メンタル崩壊ダメージを受けた敗戦。
試合後のサポーター声援・エールも、頭にも、心にも聞えない状態でした。
試合後、ミシャが、超異例緊急ミーティング実施は、そのままならば「闘う集団の崩壊」だからで、そのダメージ・衝撃は、極めて深刻となりました。
今日の大敗の主要原因は、
⑴先ず、対戦・神戸の「心身コンディションの極端な良さ=絶好調・シーズン最高レベル」で、その反映の「シーズン最高パフォーマンス」~走行距離・スプリント・スピード最高値→球際強度最高値→個々対決・勝利だらけ→コンサ攻守サッカー停止・神戸一方的攻守~となったもの。
[コンディション調整と対戦対策の勝利]
今日の神戸は、どのチームとの対戦でも、優勢・勝勢を確立する、最良パフォーマンスでした。
⑵試合前・ミシャコメントで、「中断期間での、コンデイション調整・チーム課題改善トレーニング不良」で、「どこまで出来たかこの試合で試す」と、極めて、消極的・準備不能を戦前に発言する弱気でした。
完全に「対戦準備不良」との指導陣責任で、その懸念は、当たり前の様に「6失点・自獲得得点0」と、守備崩壊・攻撃失敗のパフォーマンスとなった、と言うだけの事
[対戦準備不良」で「低レベル・下位カテゴリーレベル」とした。
との原因でした。
問題は、選手が、
「屈辱的な試合体験の深刻な自信喪失=現在自己とチームプレーへの不信=現在コンササッカー否定」 との図式に極めて近接した事です。
この図式では、【悲劇=監督不信→解任→ミシャ信望選手離反意識と、反ミシャ選手とのチーム股裂き・分裂】がその先に待っています。
唯一、コンサの幸運は「次戦まで3日しかない」との日数の少なさと、次戦「水曜開催の入場数の少なさ」で、
「頭と心は大混乱し、身体は神戸攻勢にさらされ続けた酷い疲労」で、心身とも最低状態でしょうが、あれこれ考える時間と心身の余地も無く、「次戦までは、ミシャ・指導陣の先導、指示に従うのがやっと」となっている事です。
現在、
心身ともに大疲労を表面に出している選手は、「次戦で本来パフォーマンス以下にしてしまう危険」が高く、無理?な次戦起用とはせず、
「疲労はあるも、表面化せず、次戦闘争心へ変えている選手」は、信頼度高い選手として連続起用し、本日、実は、そんなダメージをあまり感じていない「途中交代選手」は、次戦発奮エネルギーに変換していて、次戦スタメン積極起用が、最善策でしょう。
「水曜・入場者数減試合」は、現在、異様な会場ストレスへの耐性が低下していて、最良な会場支援・エールとなります。
ダメージは、
CBでは、大迫-岡村、武藤-中村、ボランチでは、宮代-駒井は、完全に「苦手選手確立」レベルの完敗で攻撃阻止失敗・失点原因連発、サイド浅野-酒井で攻撃完封と、4選手は強烈でした。
しかし、後半、途中交代・長谷川・原・スパチョークは、シーズン最高・神戸に、対抗出来るパフォーマンスを証明。
唯一の好材料でした。
本日大敗は、「神戸がシーズンベスト試合を出して来たため、仕方なし」、
次戦対戦は、その神戸を遥かに下回る対戦チームであり、
「現在チーム力をしっかり発揮すれば勝算・勝点獲得可能で、そのパフォーマンスを出せるか否か、自分との闘い」として、割り切る事も大事、
と思いますね。
最後に、定例、速報試合項目別数値を記載してて置きます。
コンサ 神戸
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 58 58 58 42 42 42%
走行距離 57 56 113 60 60 121km *-8km負け
スプリント59 76 135 74 92 166回 *-31回負け
決定機 3 5 8 8 13 18回*-13回負け
シュート 1 4 5 9 15 24本*-19本負け
枠内 0 0 0 5 8 13本*-13本負け
得点 0 1 1 3 3 6点*当然結果
ゴール期待率0.02 0.26 0.97 3.60 *-3点負け
パス 305 251 556 190 149 339本 *+217本
成功率 75 80 78 68 68 68%*+10%
ボール奪取
コンサ 神戸
前半 後半 全体 前半 後半 全体
AT 5 3 4 13 17 15%*最前線コンサ無し
MT 45 35 40 48 47 47%*互角
DT 50 62 56 39 36 38%*コンサ自陣のみ
回数 40 71 111 40 70 140回 *互角
奪取位置 34 29 31 42 43 42m*神戸ハイプレス
コンサハイプレス✖
到底、真面な対戦・マッチアップとはならない数値が並んでいます。
「走り負け・スプリント負け、ポジショニング負け、
スピード負け、球際負け、ハイプレス完敗」 でした。
2024年03月27日
<代表ウィークの9日間中断を活用したチームはどこか?>との最直近・関心質問に、
「コンサはどこまで応えられるか?!」と問われると、
・主に、選手コンディション調整活躍に止まり、
・戦術調整、まして直近プレー課題改善には手付かず、との内容程度が、やっとですね。
それでも、現時点、最大懸念事項[主力多数故障離脱の戦力低下]は、出間・高尾、青木、宮澤・近藤・菅野が全体練習合流の6選手完全復帰、更に、大森も本日全体練習合流と、7選手が、チーム戦力合流となり、徹底的選手不足の「チーム戦力最悪期を脱する状況」にまで回復ですね。
これで、やっと、想定チームスタートラインに立てる事となり、不良キャンプでやり残した多数内容を、一項目ずつ取り組み、克服・習熟を積み上げ、戦力強化を実践し始めた所です。
良い面では、過去2〜3週間前のチーム戦力からは、格段に強化・上昇していますが、それでも、J1リーグレベルでは、下位レベルです。
現時点での一番の問題点は、[個別選手の戦術やチームプレー理解]の段階はクリアしており、[復帰選手の試合レベルフィジカル不足]と[具体的な連携、個別プレー強度と精度・レベル]で、どれも練習量積み上げによる[プレー上昇]が必要となります。
その意味では、現況課題「戦術調整、まして直近プレー課題改善」は、その個別改善の中、かなりの解消・改善を図られるもの、となるでしょう。
やはり、ここから焦らずしっかり練習と試合を重ね、その過程の中で、チーム力向上・改善復活となり、その結果として、戦績改善、今シーズン最低目標となった「J1残留」を果たせる事となります。
ここからの戦績も、一試合毎の成否評価も大事ですが、「長い目=一定期間で評価判断」を大切に、熱く・分厚いサポートを実践して行きたいと、思います!
と言う意識をもとに、次戦対戦展望をしてみましょう。
1.試合ポイント
⑴対戦チーム
今シーズン事前予想では、
①戦術・スタイル[ボール非保持型・擬似カウンター・ハイプレス型]チームが、昨年リーグ制覇の勢い継続
②前々シーズンまでリーグ制覇[保持型・ビルドアップ・ハイプレス型]チームの、逆襲
③コンサも、②型スタイルチームとして、リーグ活躍、
としていましたが、シーズンが蓋を開けてみると、現時点、
・①予想は、的中し、newcomer町田を筆頭に、2位広島、5位神戸、
・予想外の[バランス・堅守速攻型]スタイルが躍進し、3・4・5位に、C大阪・鹿島・G大阪、
・②予想は、真外れで、同時に、従来強豪チームが軒並み低順位で、王者・横浜FM・川崎、名古屋・浦和・FC東京・鳥栖・湘南に、コンサが低順位、でした。
と言う事で、次戦対戦の神戸は、シーズン前戦力強化では、前年リーグ制覇を受け、主力級残留も有り、出入り少数の「直近シーズンでは、新戦力最少」のチームスタートとなり、リーグ連覇を目標もするにも拘らず、チームは期待外れの5位現状。しかし、客観的評価は、トップチームに、ベテラン・代表クラス高能力選手を揃え、そのチームは極めて強力な「テクニック・球際強度・個の打開突破」チームですが、それら選手の離脱は、サブも一部高能力も保有するも、大きく戦力低下も有り、意外に戦力安定性に弱点を持っています。それは、シーズン消化・進行後、中盤以降、主力選手離脱で問題発生・露呈となる予想となりますが、現在は、未だ戦力充実期ですね。
今シーズン神戸は、昨年リーグ制覇の[ボール非保持・擬似カウンター・ハイプレス型]スタイルを継続していますが、本音の所、昨シーズンより、各場面・プレー強度は低下している印象です。その理由が、前述、ベテラン高能力選手トップ起用で、固定メンバーか、そのまま一年経過し年齢加算による、僅かなフィジカル低下を感じます。個別選手毎に、前年走量やスピード、球際強度を比較すると、そのまま高内容を維持している選手が多数も、低下選手が発生しており、その分、チーム全体の低下を招く状態、と想定されます。
それでも、好機のチーム意識の瞬間、チームがフルパワーとなり、低下選手もトップギアを発揮、とのパフォーマンスですが、「得点14位・失点2位」と、堅守・失点阻止で乗り切る、際どい内容です。
間違い無く、ハイプレス・ハイブロック強度が低下し、ボール奪取からのショートカウンター激減となり、得点は、ショートカウンターゼロ0、大迫・武藤・汰木頼みロングカウンター・セットプレー・PKに変貌しています。
ロングボール多用、高能力前線とクロス、自陣守勢でのボール奪取からのロングカウンター、要注意!ですね。
守備は、GK前川、マテウス・トゥーレルと山川のCB、酒井高徳RSB、山口螢、扇原のWボランチが固定起用の堅い守備ブロックで、失点2位としています。
この一角が崩れない限り、堅守継続となりますが、ハイプレスからの攻撃守備は低下し、攻撃力は高能力選手次第で、マンマークや複数数的優位守備で抑え込めば、得点最少化は可能となります。
対戦戦略としては、神戸攻撃は、強力単発カウンター対応に、予測・準備のフルタイム対応で阻止し、多様多彩攻撃で、神戸守備陣を崩せるかが、ポイントとなります。
検討してみると、意外に、
これまで今シーズン対戦以上に、勝点獲得の可能性・チャンス有り!、となります。
⑵コンサ対戦対策
前書きの通り、この中断期間で、戦術・プレー課題の改善は、殆ど期待出来ませんが、離脱していた主力・有望選手の、チーム合流は、確実に戦力アップです。
それら選手合流効果により、戦術機能も大きく前進・改善となり、直近試合での「苦肉の策・戦術変更スタイル」と「ポジション適性が低下した選手配置」の双方での、戦力激減状態は脱却し、「通常スタイル・通常適正選手配置」が可能となりました。
直近、「武蔵ワントップ配置の直近版コンサスタイルは困難」との平川コメントも有りましたが、最早、その状況から変化し、「ワントップFW・武蔵起用配置も、コンサスタイルが発揮」出来ますし、キャンプ当初での「好調スタートチーム」と同様に、通常モードで試合実施を選択、との状況になりました。
但し、復帰選手共通課題である[試合フィジカル不足=プレータイム短縮改善]は、同様[試合感と連携上昇]と共に、実戦と試合形式練習で対応とのコメントが出ています。
次戦では、「通常モード・メンバーのトップチーム形成」タイムは、限定で、長くて「45分の前半か後半」限定、と推測されます。
試合展開としては、前半、互いに最強度トップチームをぶつけ合い、前半でどちらが主導権を握る、との内容が濃厚で、少なくとも、対戦神戸は、確実に前半勝負を仕掛けて来ます。
しかし、それならば、前半はフィジカルと守備で守り抜き、後半一気に攻勢を掛け、決勝点を獲得の方が、試合結果には結び付きますが、その展開想定の絶対条件が、「前半・ゼロ封」となり、これまで選手層によるチームでは、そのゼロ封成功確率は、極めて低く前半終了時点で、1〜2失点との結果、となってしまいそうです。
やはり、正攻法の、「前半スタートから、復帰主力投入の最強トップチーム」でスタート、後半、個々選手フィジカル状況に合わせて、早目交代との選手起用です。
以上の事から、
試合スタートのコンサ戦術・スタイルは、[オールコートマンツーマン、マンツーマンハイプレス、相手ハイプレス回避のロングフィードからのショートカウンター]スタイルを選択・実施を想定します。
実際には、コンサ式(相手ハイプレス回避の前線とサイドへのロングフィード)ミシャスタイルは、基本形として、局面で基本となり、リトリートで自陣ブロック守備を組む基本スタイルとなり、密集陣形の複数組織守備となり、そこでボール奪取からは、ロングカウンターとビルドアップの使い分けで、攻撃切り替えとなります。
注意点は、コンサ失点最大原因である、安易なバックパスや横パスの判断ミス、無理な縦パスや相手奪取となるミスパスの[自滅プレー、自滅ミス撲滅]で、失点半数以上が減少、となります。
途中交代で、復帰メンバーのトップチームは、サブ組メンバーに変更となりますが、直近状況で、ポジション取りやプレー露出・チャレンジ選手は、離脱主力選手の復帰となっても、フル出場から途中限定タイム出場・プレーが存在となります。未だまだ[個々ポジションへのチャレンジ期間]は継続し続け、この機会を活用し尽くし、チームに、存在価値・存在活用をアピールする時間となっています!
田中宏武、原、田中克幸のフレッシュトリオに、出間と本日チーム合流復帰の大森の5選手は、チャンスタイムとなっています!
2.戦術・試合展開・メンバー予想
⑴戦術想定
上記の通り、
前半・試合開始から、これまで試合で威力未発揮のコンサスタイル戦術は、全面回復発揮となります。
[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスの攻撃型守備、そのボール奪取から、縦ロングフィードからのショートカウンター、ビルドアップ型ワイド・多種多彩攻撃]戦術を展開し、神戸のボール保持を、全エリア・オールコートで襲い、パス交換阻止・ボール奪取から、ワイド・スピード変幻自在・パターン多種多様で、神戸堅守も、揺さぶり、ギャップ・スペース発生は免れません。
離脱主力復帰合流後の戦力・威力を確かめる前半戦となります。
後半途中で、フィジカル切れ・低下の復帰主力選手は、サブメンバーに交代しますが、
後半戦術・スタイルも、前半内容を維持し、サブメンバー交代後の、チーム戦力・威力を確かめ試合となります。出来有れば、サブ選手のストロング発揮で、新たな、別パフォーマンスや威力発揮が理想ですが、そんな実現を目指し、途中交代で戦力大幅ダウン、とならない能力を養い、成長させるものです。
⑵想定試合展開
これまでコンサパフォーマンスは、間違い無く、出場選手は「片肺飛行の戦力激減意識」で、懸命なプレーでいつも以上の個々パフォーマンスにチャレンジしていたと思いますが、現実は、過剰意識は、プレー判断の遅れ、プレーのキレダウン、フィジカル消費時間短縮となり、平常パフォーマンス実践も困難となっていたもの、と推察されます。その結果、チーム戦力は、欠落選手戦力の代替戦力が大幅低下となり、攻守で戦術・スタイルプレーも困難となっていたのが現状でした。
しかし、次戦神戸戦からは、復帰主力選手の時間限定起用だとしても、本来チーム戦術・スタイル、その戦力と威力発揮となり、一挙にチーム戦力強化となりました。
前半、コンサボール奪取から多彩攻撃展開し「決定機構築」が、複数回実現し、そこで先制獲得のまま、前半優勢で終了。
後半、15分頃、復帰主力選手で、フィジカル消耗選手の途中交代で、戦術とパフォーマンス維持を図り、
終盤、両チームが攻撃指向となり、互いに攻守を繰り返す緊迫展開で、各チームが得点し合う中終了。
2-1で勝利も可能、との想定です。
⑶想定試合メンバー
復帰メンバーの起用では、
復帰主力選手が、菅野・宮澤・青木・近藤、復帰準主力選手は、出間・大森、と計6選手となり、ここに、代表から復帰の馬場、即戦力獲得・GK児玉、以上8選手が戦力として試合起用対象となっています。
現時点での離脱選手は、タイ代表活動で離脱のスパチョーク、故障離脱が、ゴニ・高木駿・深井の3選手に、長期離脱選手は縮小・改善しました。
これで、大量故障離脱の最悪状態から、3選手離脱の平時モードに変化です。
そして、次戦起用は、上記の通り、前半復帰主力選手起用で開始、後半途中から、準主力選手起用となります。
と言う事で、次戦
(スタメン)は、
武蔵
青木 小林
菅 馬場 駒井 近藤
中村 岡村 高尾
菅野
(サブ)が、出間、浅野、田中克幸、荒野、原、宮澤
児玉
で、
途中交代後のフォーメーションは、
武蔵
出間 駒井
原 田中克 荒野 浅野
中村 岡村 馬場
菅野
となります。
2024年03月26日
今年度の、選手登録期間は、
第1ウィンドー;2024年1月22日(月) から 2024年3月27日(水) 10週間
第2ウィンドー;2024年7月8日(月) から 2024年8月21日(水) 6週間
ですが、
本日3/26移籍発表、明日登録手続き(想定)の【最終滑り込み獲得】で、
最希薄選手層となっているGK獲得でしたね。
YS横浜から完全移籍 GK児玉 潤 (Jun KODAMA)
■生年月日:1997年9月8日(26歳)
■ポジション:GK(東京ヴェルディユース)
■身長/体重:175cm:70kg
■出身地:東京都
■出場:2023年 YS横浜・・・J3・37試合/2024年 YS横浜・・・J3・6試合、とチーム正GKとして出場
特徴は、東京ヴェルディ育ちが反映した、YS横浜の3バック[ボール保持型・ハイプレスハイライン戦術]スタイルに対応する、
[足元技術の高さ〜高精度ロングフィードとミドルショートパス能力〜と、幅広いカバー能力]をストロングとする[スイーパーGK]です。
現在コンサスタイルに適合性の高いGKですが、欠点も明確で[高さ不足によるセーブ範囲の狭さ=セーブ力]は、セットプレー失点の多さに繋がって来ます。
これで、東京ヴェルディユース出身GKは、菅野・高木駿に続き、3人目となり、東京ヴェルディを除くと、唯一チームでしょう。
コンサが、[スイーパーGK]スタイルを、GKに求めるサッカーである限り、この傾向は継続するのかも知れませんね。
と言う事で、資金源限定のコンサが取れた唯一の新加入補強は、即戦力は間違い有りませんね。
但し、対セットプレー対策として、シュート「セーブ力は平均レベル」との認識を前提に、
最終ラインには、ハイタワー・高シュートブロック力DFを揃える事が必須です。
現在、菅野は、178cmで同一欠点であっても、正GKを貼り続けた訳ですので、、、
ただ、高木駿・181cmによるセーブ力優位が、菅野から正GKを奪った第1理由だった訳で、菅野より更に低下児玉は、高木駿再生までの、助っ人起用となる事が濃厚でしょう。現時点、高木駿再生・復帰は、シーズン終盤までの期間必要との事で、今シーズン、菅野復帰後も、試合メンバーとなる、とのクラブ想定での獲得ですね。
小次郎は、セーブ力では、間違い無く、ソンユン同様、菅野・高木駿・今回児玉以上の潜在能力で、現在でも、サーブ勝負なら、互角以上でしょうが、[足元技術]のビルドアップ・長短パス能力が劣後し、チームスタイル根幹の[スイーパーGK]に成り切れて居ませんね。
足元技術こそ、後天努力により改善・到達可能です!
足元技術のスイーパーGKへ成長の暁には、コンサ最高GK!も、夢では有りませんね!
それまで、期間限定の菅野、頼り高木駿、続く児玉の、活躍・頑張りの後には、小次郎が居てくれる事でしょう!
2024年03月24日
昨日三上GMから、マスコミリリースの形式で、現在の「目標と覚悟」が公式コメントされました。
結論は、明確で[クラブ姿勢の"風呂敷"は決して閉めずに身の丈に合わせることを成し遂げる!現在の具体的目標は、①J1残留と②クラブ黒字化]でした。
最早、上位進出やタイトル獲得との目標は、夢物語で現実性喪失し、現実・リアルに合わせたクラブ・チーム運営とする、との内容と、
そのための指導陣・[監督ミシャはブレずに継続]、でした。
やっと、夢想コメントから、真面コメントに修正され、三上GMの傾向である「想定からの現実アプローチ」の欠点である「現実・リアル課題と、想定構築実施内容との、不適合・乖離」が露呈し続けて来ましたが、やっと、クラブ首脳陣が現実認識し、真面なチーム指導陣をコントロールさせる、状況となったものですね。
ミシャ指導陣からは、
○決定力保有・一定能力前線選手の不在課題とその新規獲得課題、
○サイド固有能力の個人選手中心の突破スタイルに適合したサイド選手の流出課題とその代替選手獲得課題、
○ハイライン戦術で裏スペースカバー可能な、スピード・予測・対人・空中戦能力を持つDF獲得課題、
と選手不足・能力不足を指摘し続けるも、三上から都度、資金不足により課題解決困難、それは、既存選手と若手選手の能力成長で代替出来る筈、と想定世界から現実課題解決を指示され、この難題を解決出来ないままの複数年だったものでした。
足元の現実、客観的分析・評価が、不在として来たのは、優れた分析家だった四方田喪失の、昨年・今年と、益々深刻化して来たもの。
その結果が、
・過去何度も繰り返す、キャンプ失敗により、「シーズンスタート大量故障離脱・チーム崩壊」事態、
・夢想・希望の自己中心的チーム高評価と、現実・「客観的評価との大幅乖離率、その現実結果の低戦績」、
・夢想計画目標と現実リアルの狭間で、翻弄される選手とサポーターの、「混乱とそれでも一体となりチーム良化を願い実施」する現状、
ですね。
経営陣の理想や未来志向戦略、しかし現実に即したリアルプレーは、経営と現場の違い、そのもので、なかなか、難しい所です。
ノノ元社長な様に、その乖離・分離を上手に埋め、何より、現実主義の絶対性=現場が最優先・主導との、バランスで都度最適回で切り抜けて行くには、[選手上がり、現場熟知の最高経営陣]がより良いのカモ、、とも考えますね。将来、三上後任は、選手上がりの、河合や小野などの元選手クラブ社長が多数実現の理由でしょう。
これで、クラブとチーム目標は、
①J1残留、②クラブ黒字化に修正決定ですね!
先に、②クラブ・今季黒字化は、
クラブ収益拡大と費用計画実施による節減となります。
・収益拡大には、
入場収入目標値確保で、戦績連動入場数増減から、増加計画の積み上げ型入場者数増加策に注力バランスを変え、クラブ会員数増加策、教育機関・地域機関など連携の入場者増加策、道内掘り起こし入場勧奨策(※※区、**市町村マッチ、、)、など、定期・固定入場者数増加と、その周辺者同伴策、など幾らでも有ります。注目人物や有名人で、試合入場動員出来るほど簡単では有りませんし、費用増加、効果想定大幅減が、普通です。そんな小手先は、[やった形作り]策で、無駄努力濃厚ですね。
・費用計画実施による節減は、
最大費用の人件費で、その大半が、選手と指導陣の年俸費用です。計画的節減となれば、決定済み年俸以外は、新規獲得金だけで、「必要獲得選手を計画内資金で獲得」しか有りません。
現在、獲得必要戦力は、左右サイドの、突破能力保有選手と、GKとされますが、獲得使用可能資金は、移籍金・初年度年俸合わせて、5000万位までと想定します。その資金で高能力選手なら、J1サブのベテラン選手位しか居ませんが、その後、不要戦力化も濃厚で、無理な獲得は費用の無駄としてしまいます。新戦力獲得は、現時点かなり困難ですね。まして、外国籍選手は、ルーカス事例同様、札幌税務当局が「居住認定」とする限り、現在国内在籍・活躍実績の外国籍選手は、税金分上乗せ年俸高額となり、対象外になる事が多いです。少なくとも、ルーカス再獲得には、移籍金以外に、年俸額で大きなハードルが出来ています。
そうなると、大きな資金流出は想定無く、計画通り黒字化達成となる事でしょう。無理な選手獲得の有無が、分岐ポイントです。
この通り、②黒字化は、見通しが立つものです。
そして、肝心の
①J1残留です。
そのために、「リーグ残留勝点予測設定」その「達成方法策定と実践]となります。
「リーグ残留への段階毎目標」をクリアーする手順が、適切で妥当ですね。
[シーズン終了時正確残留勝点]は全く不透明・予測困難ですので、途中何段階かにシーズン区分し、その区分点に、勝点目標(・推定順位)設定し、直近段階・直近勝点目標へ、チャレンジする、事です。
想定される段階区分は、a.シーズン全38節を4分割すると、1~9節、10~19節、20 節~29節、30節~38節の4区分となり、それぞれ、最終節勝点目標を設定するものです。昨シーズン9節16位勝点7・19節16位勝点14・29節16位勝点29・最終38節16位推定勝点41が、推定降格水準勝点となり、
第1目標・[4/20⑨節ホーム広島戦で、勝点7越え]となります。
残り5試合で「勝点6獲得」とするためには、[引き分け=勝点1]積み上げでは不足で、1勝でも、勝利獲得が必要となります。更に、その次段階・19節勝点17には、10試合・勝点7以上、その次段階・29節勝点29では9試合・勝点8、最終段階・38節勝点41では、9試合・勝点12となり、所々で、毎試合勝点1戦略では不足となります。
詰まり、[勝点1=勝点毎試合獲得=無失点最優先戦略=守備最優先戦略]では、到達不能で、「勝利追求」戦略しか、勝点積み上げ型残留獲得指向でも必要、となります。
詰まり、安易に、[守備=失点防止優先]の消極戦略では、最低限残留勝点も獲得不能となる現実が有る、と言う事です。
[残留戦略]も、消極・守備優先戦略では足りず、攻撃=積極性の勝利追求戦略が必須戦略となる事を証明していますね。
しかし、対戦相手の戦力格差がある、対戦全てが、同一戦略となる事も、無謀・夢想戦略となり、対戦チーム力に適応し、コンサ対戦戦略・チーム力バランスも変化させる対応のみが、最大効果戦略となります。
コンサからも、同様な、対戦チーム適合戦術・対策変化が対策前提となる、との見解をリリースしています。
いずれにしろ、コンサの攻守パフォーマンスを大幅改善・上昇させる事が最優先です。
現在の個別課題は、前ブログで確認の通り、
⑴故障離脱多数の満身創痍状況
⑵リーグ上位とされている攻撃力
⑶失点原因
⑷試合メンタル の改善でした。
その現状は、
⑴故障離脱選手の復帰が、出間・高尾・青木の全面復帰、近藤・宮澤の明日以降復帰、と5選手が一気にチーム合流し、戦力回復となりました。
10選手離脱の内、5選手復活で、チーム・レッド信号表示は、イエロー表示にまで回復・リカバリー!
残りの5選手〜菅野・高木駿・大森・深井・ゴニは、構想外として、後、複数期月で、完治・復帰を想定としておきましょう。
しかし、昨土曜日TMに、主力複数選手体調不良は、心身のコントロール不在の甘さそのもので、最下位チームとの現状理由が見えて来るものです。仮に、好調チームで、そんな不出来・失態はそもそも有り得ませんし、仮に起きたら、その選手はチームに遅れを取り、試合出場喪失事態となりますね。
心身、特に、意識・メンタルの甘さがあちこちで炸裂の体たらく管理・運営が、チーム実態ではないでしょうか!
かなり腐っている!過去の名言[腐った果実が、周り全てを腐らせる]事態が想起されます。
出場不能選手こそが、試合内意識低下・バラツキで、ミス連発、チームプレー停止の原因選手と重なっていそうです!
降格チーム在る有るの、[腐った意識プレーヤーが、チーム全体・プレーを腐らせる]事態を懸念します。
⑵⑶は、30分×3本の変則90分・TM対戦札幌大学に、[3-4完敗]となる、攻守どちらも、低レベル内容だらけで、プレーレベル・強度・精度を欠き、起用個別選手能力の低い現状を露呈・証明するものでした。
中断期間9日間の内、先週・4日間での進展は全く無し、と言う現実です。
明後日火曜からの4日間での改善内容は、僅かしか見込めないでしょう。
そのため、次戦・神戸戦での、戦力・チーム力改善は、復帰選手による追加能力程度しか無さそうです。
それでも、原・田中克幸のフレッシュ戦力、長谷川、近藤、出間戦力を組み込むしかチーム力上昇は無いでしょう。
一番の問題点は、⑷メンタル強化=特定選手意識とメンタル、特にプレー時集中力のバラツキ撲滅によるミス・自滅プレー撲滅ですが、指導陣の認識・意識甘さで、全く改善に手をつけられていない現状。
このままなら、次戦以降も、自滅・ミスプレーで、大量失点が継続です!
このままなら、結果と悪内容連続で、当該選手が炙り出されますが、、、
2024年03月21日
昨日、祝日からの、オフ明け、ミニキャンプ。
と言っても、マイホーム札幌での集中トレーニング期間は、〜3/29・⑤節神戸戦前日移動まで、途中[オフ1日]を引いた[9日間]。
「何かを変えるのには、充分な時間」です!
コンサでの「何か」は、
⑴故障離脱多数の満身創痍状況
⑵リーグ上位とされている攻撃力
⑶失点原因
⑷試合メンタル、の4項目ですね。
⑴満身創痍状況は、故障離脱選手の「チーム復帰・合流」で回復しますが、
・高尾、出間は、昨日、全体練習合流まで到達。ここから、実戦プレー値不足も重なり、「感覚判断・プレーレベル・連携の再構築が必要で、実戦練習量がアップ条件」となります。徹底練習です!
・宮澤、大森は、一部練習合流も全体練習未達。
・菅野は、小指故障と特定部位故障で、手指使用以外トレーニングは、平常選手以上実施。
・近藤も、最悪状態からかなりの回復も、一部練習合流段階。
・ゴニは、不透明状態。
・深井と高木駿は、長期リハビリ途中。
・新故障離脱発生が、青木で、前節・"魔の試合前日"肉離れの故障離脱発生。最低、3週間〜1ヶ月離脱。
・ここに、試合出場中も、故障持ちの中実戦選手の、武蔵、岡村は、「実戦とトレーニングで、体力とキレ、スピードのパフォーマンスアップを試合と同時並行」。改善スピードは、専念でない事から、ゆっくりアップ。そのため、現時点、実戦でのパフォーマンス不足を誘発しますが、改善方向で進行。
・最大要注意点が、故障完治前、無理なプレーによる再発・悪化で、コンサ故障選手の多数で発生。
[最低限の選手フィジカル管理もされていない]との、コンサフィジカル管理体制の欠陥が明白です!
フィジカル管理の、医療スタッフ、トーナー、担当コーチの、どこか、又は複数の欠陥が明白です。
ミシャの管理範囲なのか、分担した誰かの責任範囲なのか、不明ですが、「運営管理の失敗、問題」と言う事は確実。そんな体制を作り、そのまま運営しているコンサ経営の問題だとも言えます。
そんな不出来、欠缺が、[選手身体・パフォーマンス・選手生命]でのツケとなり、チーム弱体化を招いた事態が、現在、という事です。
現時点での最良策が「選手故障完治前のプレー禁止」とするのは、非現実的で、選択不可能ですね。「少数精鋭選手数」で、資金源の戦略を実施したコンサでは、「故障治療中試合起用・プレー実施」となり、そのためには、[厳密、精緻な個別フィジカル管理は必須条件]で、それが無ければ、今回事態が何度も発生してしまうもの。ここ数年毎回キャンプ終了時から、シーズンスタート段階で、大量故障発生の主原因が、露呈しています!
⑵[リーグ上位攻撃力]復活
コンサのストロングとされる、リーグ上位攻撃力とは、
シュート機会への[多数回決定機構築力]ですが、
そのため、
①敵陣ボール奪取からのカウンター、前線ロングフィードからのショートカウンター
②サイド突破からのアーリークロスと深くを抉るバッククロス攻撃
③コンビネーションパス交換からの、ワンタッチハイスピードパスとドリブル突破
④反復サイドチェンジの超ワイド・敵陣揺さぶり攻撃
⑤リーグ上位プレスキックのセットプレー
が必要となります。
①敵陣ボール奪取からのカウンターは、オールコートマンマークでチーム全員の統一連動チームプレーが必要ですが、選手の中、ポジション取り、そのための運動量・スピード不足選手が存在し、結果的に、不足選手の意図レベルに、チーム全体で低下となれば、最早、マンマークハイプレスの強度・威力低下で、前線からの攻撃守備が作動しなかった訳。
全選手漏れなく、統一戦術、ポジション適正、運動量とスピードを揃えれば、コンサ強烈ハイプレスは復活しそうです。出来ない選手は、覚悟と意識の上と見做され、起用順位低下は当然でとなります。
[全員、誰一人漏れなくハードワークを完遂]で、最前線ショートカウンター復活です。
②過去数シーズン、コンサのストロングの一つが「両サイド突破・攻撃力」で、選手[個の力の1体1マッチアップで勝利、打ち破るスタイル]で完成としていました。しかし、金子、ルーカス流出で、一気に「個の力・突破力を持つ選手」は、新戦力として「期待・想定可能の近藤」を用意しただけで、それ以外「新戦力の原・田中宏武は未知数想定」のままで、選手整備完了としました。
それは、右サイドは、期待・頼みの近藤、サブに浅野起用を想定、左サイドは、従来の青木・菅起用を想定としたのですね。
しかし、その想定は全く自己中・客観性を欠くもので、
左サイド想定・既存2選手では、左サイドの「マッチアップ勝ちスタイル」突破は、困難で、希望的でやっとギリギリ互角、相手選手高能力では劣勢で逆に、相手攻撃軸とされ、押し込まれ攻撃軸喪失にしかならない現実。
そして、攻撃軸として大きく期待していた右サイドは、頼みの綱・近藤の故障長期離脱で、低能力の浅野、基本レベル未達の田中宏武で、突破・攻撃力喪失状態、のままでした。
サイド攻撃力の低減は、攻撃失敗のボールロスト多発となり、正に、逆効果の相手サイド突破に直結するものでした。
この状況打開の希望となったものが、原の才能発揮による打開可能性で、左右どちらサイドも、アジリティ(俊敏性と瞬発スピード)の高いプレーは、スピードとキレの鋭さで、相手守備陣を突破出来る事を証明しています。更に、近藤の離脱からの復帰合流で、左右の「勝負可能な選手」が揃えられそうです。
両選手起用・プレー時間拡大で、この問題打開策となりそうです。
③コンビネーションプレー④反復サイドチェンジ
低パス成功率は、ビルドアップの攻撃開始~中盤・前線へボール運び~敵陣守備を打破・突破し決定機構築とのゲームメイクと3段階全てでパス交換途中停止・失敗=ボールロスト・相手ボール奪取から被攻撃との悪循環だらけとなっています。
しかし、全選手が低パス成功率では無い、との原因は、ここまで本ブログで、公式データから特定「問題選手」を確認し、一部選手の「集中低下・意識問題」を証明致しました。(詳細は、過去ブログをご確認ください)
という事で、当該選手の即時改善、それが不可能ならば、起用限定との対応で、チームコンビネーションプレー、反復サイドチェンジは復活します。
⑶失点原因
「ビルドアップ局面での、特定選手のパスミス・ミスプレー・マーク外し」が、失点大半原因でした。
⑵③の通り、パス成功率・プレー成功率が、その大半原因で、「自ミスのプレゼント失点だらけ」です。
改善対策は、その反対で、「パス成功率の改善」、特に「注意力・プレー集中力のメンタル・意識の試合内パフォーマンスのバラツキ・不安定がある、特定選手プレー」が原因で、その固有選手の改善有無で、試合起用を連携させる、即ち、低成功率選手が改善させる、もし、改善出来なければ試合起用順位を下降させる、との対策が有効です。
⑷試合メンタル
問題は、「個々選手毎プレー意識が試合内で高低する状態」ですが、一部特定選手固有問題で、チーム全員共通した問題では有りません。
上記に記載の通り、特定選手をデータから検証し、問題選手に改善への強い要請を突きつけ、それに応え改善努力を積み上げ、確実に改善する選手は、主力選手として試合起用継続ですが、その意識構築・改善努力を欠く選手は、チーム一体プレーを阻害させる原因、選手として、試合起用は限定・縮小しかありません。
[厳正なメンタル評価と指摘・指導、と、「その指導への対応」評価で、メンタル改善をする]しか無いですね。
全ては、「課題・問題への正しい認識・対応策・真摯な改善練習積み上げ」と指導陣主導のチーム取り組みに懸かるものです。
2024年03月19日
③節までの超シーズン開始直後に、リーグに衝撃となった町田スタート大成功は、④節となっても、快進撃は全く衰える気配も無く、勝利を積み重ね、2位以下に勝点差を付ける首位固めに成功!
しかし、2位以下は、僅か1節の中、目紛しく順位変動となり、町田に続く「好調チーム力」を発揮するチームは、広島だけですが町田戦績以下で、その差は開き出しました。
それ以外チームは、連勝チームが少ないシーズンで、急上昇の勢いは、上位2チーム以外成功せず、です。
③節⇒④節動向は、
③節 チーム 勝点 動向 ④節 勝点 戦術 得点 失点
3位 町田 7 ↗︎ 1位 10 2⃣ 5 2
1位 広島 7 ↘︎ 2位 8 2⃣ 7 1
6位 C大阪 5 ↗︎ 3位 8 3⃣ 7 4
8位 鹿島 4 → 4位 7 3⃣ 6 3
4位 神戸 6 ↘︎ 5位 7 2⃣ 4 2
9位 G大阪 4 ↗︎ 5位 7 3⃣ 4 2
5位 新潟 6 ↘︎ 7位 7 1⃣ 5 4
2位 柏 7 ↘︎ 8位 7 3⃣ 3 3
12位 横浜FM 3 ↗︎ 9位 6 1⃣ 5 4
17位 FC東京 2 ↗︎ 10位 5 3⃣ 7 6
10位 湘南 4 ↘︎ 11位 5 1⃣ 8 8
16位 浦和 2 ↗︎ 12位 5 2⃣ 6 7
7位 福岡 5 ↘︎ 13位 5 2⃣ 3 4
11位 京都 4 ↘︎ 14位 4 3⃣ 5 6
13位 川崎 3 ↘︎ 15位 3 1⃣ 7 9
15位 磐田 3 ↘︎ 16位 3 3⃣ 6 9
14位 鳥栖 3 ↘︎ 17位 3 1⃣ 5 8
20位 名古屋 0 ↗︎ 18位 3 2⃣ 2 5
18位 東京V 1 ↘︎ 19位 2 1⃣ 5 7
19位 コンサ 1 ↘︎ 20位 1 1⃣ 1 7
戦術スタイルは、
1⃣過去王道[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]
2⃣昨年台頭[非保持・疑似カウンター・ハイプレス]
3⃣従来 [非保持・堅守速攻・攻守バランス] で、
1⃣2⃣3⃣数値で標記です。
前回③節までリーグ動向点検結論では、
2⃣昨年台頭[非保持・疑似カウンター・ハイプレス]チームが大きく台頭、続いて、3⃣従来[非保持・堅守速攻・攻守バランス]型チーム、最後に、1⃣過去王道[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]チーム苦戦との、動向と順位となりました。
そして、④節での変動・変換につき、戦術スタイル毎、戦績分析をすると、
スタイル 平均順位 平均勝点 平均得点 平均失点
1⃣過去王道 10.0位 3.85点 5.1点 6.7点
2⃣昨年台頭 8.5位 6.33点 4.5点 3.5点
3⃣従来 8.57位 5.85点 5.4点 4.7点
となり、実際の順位は、
1⃣ 2⃣ 3⃣
上位1〜3 0 2 1 チーム ;2⃣チーム主体
上位4~10 2 1 4 チーム ;3⃣チーム主体
中位11~15 2 2 1 チーム ;3⃣・1⃣チーム主体
下位16~20 3 1 1 チーム ;1⃣チーム主体 です。
平均順位では、僅差ですが、平均勝点で明白に、
2⃣>△0.48勝点差3⃣>△2.0勝点差1⃣ となり、戦術・スタイル格差拡大となっています。
その動向主因は、平均得点は近似値となるも、平均失点で大差となり、
[平均失点]
2⃣3.5失点>3⃣4.7失点・+1.2失点>1⃣6.7失点・+2.0失点と、
完全に失点数が、勝点と順位を決定付けています。
詰まり、④節まで、リーグ動向は、
[失点を抑え、平均的得点を上げた戦術チームが、リーグ優勢、上位]との結論です。
本来、1⃣過去王道[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]チームの最大ストロングである筈の「得点力」が低迷し、リーグを[失点減少]スタイル優位を許す展開ですが、
深刻なのは、単なる、「主力選手離脱での攻撃力低下」だけとは言えない、[擬似カウンターの誘い込みからのカウンターが嵌り失点、ビルドアップへの徹底チャージによるボール被奪取からの失点]と、戦術・狙いスタイルに遣られている点は、[戦術負け]も大きな敗戦理由占率だとの事態は見逃せず、今後、離脱選手復帰合流によるチーム力・攻撃力上昇となっても、戦術勝負は解消し切れないと予測されます。
コンサも属する1⃣過去王道[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]チームは、現在の中断期間により、あらためて、戦術立て直しと、選手復帰のチーム力改善向上を図っています。
しかし、戦術勝負は、今シーズン大課題となる、チャレンジ内容、事項となり、その打破こそが、完全復調、上位進出の決め手となる、シーズンです。
しかし、好調2⃣スタイルチームも、肝心の失点防止部分の弱体化となる、守備主力選手離脱、カウンターで成功された前線選手の中、離脱発生で、いつまでも、現在好調が継続する、と確約されている訳でもありません。
シーズン途中訪れる、戦術スタイルの、転換期、その原因発生で、現在動向も大きく変形します。
先ずは、④節まで、J1リーグ動向を確認したものです。
2024年03月18日
前試合のプレー分析から、「現在のコンサビルドアップの問題点」が証明されます。
その内容を、以下の通り記載してみます。
かなりの『問題作』となりました!
1.全選手毎・プレーエリア別[パス内容]分析から[見える事実]をデータで証明(データはスポナビ版)
ポジション毎個別選手毎に、
⑴総数①パス数-②成功数-❸成功率-④失敗(ロスト)数
⑵AT(攻撃)エリア⑤パス数-⑥成功数-❼成功率-⑧失敗数
⑶MT・DT(中盤・守備)エリア⑨パス数-⑩成功数-⓫成功率-⑫失敗数の、プレーデータ値を記載します。〇本・●%です。
総数 / ATエリア / MT・DTエリア
〔FW〕
武蔵-①18-②14-❸77.8-④ 4/⑤ 4-⑥ 4-❼100-⑧0/⑨14-⑩10-⓫71.4-⑫4
〔シャドー〕
スパ-①46-②32-❸69.6-④14/⑤21-⑥12-❼57.1-⑧9/⑨25-⑩20-⓫80.0-⑫5
浅野-①19-②14-❸73.7-④ 5/⑤ 7-⑥ 3-❼42.9-⑧4/⑨12-⑩11-⓫91.6-⑫1
小林-①26-②22-❸84.6-④ 4/⑤ 8-⑥ 5-❼62.5-⑧1/⑨18-⑩17-⓫94.4-⑫1
長谷-①13-②11-❸84.6-④ 2/⑤ 7-⑥ 6-❼85.7-⑧1/⑨ 6-⑩ 5-⓫83.3-⑫1
〔サイド〕
宏武-①21-②16-❸76.2-④ 5/⑤ 7-⑥ 5-❼71.4-⑧2/⑨14-⑩11-⓫78.5-⑫3
菅 -①33-②23-❸69.7-④10/⑤12-⑥ 8-❼66.7-⑧4/⑨21-⑩15-⓫71.4-⑫6
原 -①15-②14-❸93.3-④ 1/⑤ 8-⑥ 8-❼100 -⑧0/⑨ 7-⑩ 6-⓫85.7-⑫1
〔ボランチ〕
駒井-①75-②60-❸80.0-④15/⑤12-⑥ 8-❼66.7-⑧4/⑨63-⑩52-⓫82.5-⑫11
荒野-①48-②38-❸79.2-④10/⑤15-⑥11-❼73.3-⑧11/⑨33-⑩27-⓫81.8-⑫6
克幸-①27-②26-❸96.3-④ 1/⑤ 3-⑥ 3-❼100 -⑧0/⑨24-⑩23-⓫95.8-⑫1
〔CB〕
馬場-①77-②68-❸88.3-④ 9/⑤17-⑥14-❼82.4-⑧14/⑨60-⑩54-⓫90.0-⑫6
岡村-①74-②66-❸89.2-④ 8/⑤0 ⑥ 0-❼ - ⑧- /⑨74-⑩66-⓫89.2-⑫8
中村-①56-②41-❸73.2-④15/⑤10-⑥ 4-❼40.0-⑧6/⑨46-⑩37-⓫80.4-⑫9
〔GK]
阿波-①24-②20-❸83.3-④ 4/⑤0 ⑥0 ❼- ⑧0/⑨24-⑩20-⓫83.3-⑫4
これが前試合、全選手のパス内容でした。
先ず、問題部分=低数値・低率・ロスト部分と、逆に、優良部分に、下線表示を記載しました。
これらデータ・下線箇所を纏めると、
⑴前半コンサ戦術・プレー停止に陥った主因が、「低いパス成功率・精度」と「そこでのボールロスト=町田ボール奪取=コンサ自らのミスプレーにより待ちだへボールプレゼント」でした。
その主因は、高・合格精度選手が居たにも拘らず、低・不良選手プレーで、停止・ボールロストで、
その主因選手は、
前線エリアでは、スパチョーク・浅野・田中宏武・菅・武蔵で、
中盤とビルドアップエリアで、田中宏武低率、駒井・ロスト15回、荒野・ロスト10回、菅・71.4%不良成功率とロスト10回の4選手で、
特に、CB・馬場・岡村のパス成功率は合格・適正基準を大きく超えた良好プレーでした。中村については、ビルドアップエリアでは問題なく、攻撃参加での成功率は、想定以上に低率40%しか無く、攻撃参加は成功していませんでした。
この様に、コンサビルドアップ失敗で、中盤・前線へのボール運びを停止したのは、町田プレスも有りましたが、その大半が、自ミスプレーによるもの、との内容でした。
⑵後半21分以降、選手交代した後、大きく改善した理由も、パス精度・成功率の改善・向上で、途中投入選手の「高いパス精度・能力」が主因でした。
攻撃では、長谷川・小林、田中克幸、原の、高成功率は、そのまま有効・効果的パスとして、チームプレーを成立させ、町田攻撃陣を突破したものでした。
途中交代選手は、⑴問題選手で、当然の交代でしたが、そもそも、スタメン選択の誤り、スタメンと交代選手を入れ替えれば、試合開始から前半・後半20分までの「コンサ破綻状態」は存在せず、発生していませんでした。
⑶「パス精度・成功率、ロスト数」は、練習時から低率ならば、そもそも「試合出場・起用」基準以下として、出場出来ていません。試合に出られたのは「練習時には、低精度では無く、合格基準レベルを実施している」という事ですが、試合実戦では、一転、低精度・低成功率となるのは、「精神面・メンタル・意識、より具体的には、試合への集中度・真剣没入度」で、
【メンタル信頼度】で、実は、極めて重要要素だという事です。
恐らくは、そんな問題点を指摘し、その後トレーニングで改善!との姿となるのでしょうが、『問題選手の問題プレーは、過去、何度となく反復・繰り返され、そして、それでも、何らかの理由で、試合起用・出場を許されて来た』という事ですね。
起用する監督・指導陣の問題になりそうですが、なにより「そんな体たらくプレーをプレーし続ける本人の責任と問題だ」という事です。
自覚と意識出直るのなら、簡単で、既に過去早くに改善しているはず、、、。
『プロのプレーに徹するのなら当然』の筈ですが、、、
⑷次戦起用は、前試合・途中交代選手が、スタメン選手能力を上回ってのであり、当然。スタメン起用変更は当たり前!でしょう。
「パス」は、他のプレーの鏡で、同様に、意識・マインド問題による「低精度」は重大課題として上がり続けています。
「ラストパス精度」「シュート精度」は、その代表で、「理解と意識不足の選手は、予測や判断も、正確プレーも、出来ません」。
2024年03月16日
町田のチーム戦力の威力を、しっかりと心に刻まれた試合・敗戦でした。
前半・コンサのビルドアップは、何度も、何回も、コンサ攻撃陣の居るセンターラインを越えたエリアへのボール運びを試みましたが、
その殆どは、町田守備陣の分厚い壁を超えられず、ボールは町田奪取・回収となり、縦・短手数カウンターの多数成功となりました。
コンサは、相手選手マークとなると、相手選手位置に従う選手配置と「相手攻撃陣に合わせた戦術」を実行しますが、攻撃時や攻撃守備のチームスタイルをを変化させる事はありませんでした。しかし、そのスタイルは、本来「相手チームのパスワーク阻止」が狙いです。
そして、それに該当しない町田対戦では、「そのままでは全く戦術・スタイルが機能しない」として、守備は「リトリート・自陣ブロック組織守備」を実施しました。<コンサ・オールコートマンツーマン破綻・機能無し>のため、<コンサ最基本型・ブロック型組織守備>を選択でした。
ここ何年間か、相手チームに合わせて、戦術変更をしたのは、極めて稀有・少ない事態で、町田の攻守スタイル脅威・威力は「リーグ非常識並み」との証明となりますね。
コンサは、前半、自陣からの攻撃は、ビルドアップは中盤で跳ね返され続け、チャンス構築の手掛かりさえ、不可能でした。そのため、ビルドアップのコンビネーション・パス連携を停止し、「ビルドアップ不要」の前線への放り込みしか前線に運べませんでしたが、パス成功率は皆無で、その大半は町田ボール回収・奪取となり、縦カウンターを受ける展開しか困難でした。
「完璧に町田に抑え込まれ、攻撃手段も成立出来ない試合内容」でした。
上記の、町田スタイルと威力は、当然、事前想定していたもので、試合後ミシャコメントで思わず言ってしまった「予定通りの試合展開(・内容)だった」と、事前想定通り「前半は完敗」としてしまった、との事。
<ミシャはこの前半は予定通り>で、想定覚悟していたもので、「失点が無かった事は、幸運で良かった」との認識だったのでしょう。
そして、後半、ギアを上げる「攻撃的有望選手」投入から、試合を動かす展開を予定していた、のでしょうが、[52(7)・65(20)分の連続失点]は、コンサ逆襲の「攻撃選手投入・チーム変形」が遅れ、積極対応の遅れを突かれた失点として痛かった、ものでしたが、そこから「コンサ逆襲」を狙い、「コンサ・今シーズン初得点・若手救世主・原の得点」を獲得するも、選手の攻撃意識の強弱・バラツキで、チーム一体のプレー・ベクトル・勢いにまではならず、2点目獲得は遠いものでした。
ミシャは、この試合結果・展開と内容は「予定・想定」だったもの、という事でしょう。
町田「黒田監督の勝利への執念と実践」とは、「勝利への意識と執念に大差が有る」と思う事は、間違いでしょうか?
同様、選手の中、全員では有りませんが、「敗戦に涙を流す選手も、足をつる選手も居らず、淡々としている」姿は、ミシャ同様、「両チーム選手での勝利ヘリ意識と執念に大差が有った」と思うのは、間違いでしょうか?
「20位・最下位順位」に、危機感と責任・自己不信と反省が産まれているとは、到底感じられ無い、正に、これこそが、「負け犬根性・敗戦癖」で、それでは、「メンタルでチーム崩壊」しか無くなります。
この「完敗」の収獲は、【最下位・チームプレー崩壊の責任・原因は、自らプレーの低レベル、その魂とメンタル・意識だ】との発見、最下位降格順位の現実・事実で、「目の中に捻じ込まれる」事態となり、自己プレーと意識の誤り・甘さ・責任を思い知り、厳しい反省と大変革しか、改善への道は無いとの意識・認識を嫌というほど思い知る事態となった事です。
指導陣・選手の「覚醒・意識適正改善」を求め、明日以降、全ての活動の大変革を強くしいる、求めるもの!
確認のため、速報試合項目別データ値を記載します。
データは、嘘も言い訳も不可能です。内容をご確認してみて下さい。
コンサ 町田
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 53 65 59 47 35 41%
走行距離 53 57 111 54 64 119km
スプリント65 63 128 57 63 120回
※1 町田が、後半運動量急増し2得点の遠因です。走り負け。
※2 町田は、非保持型で、ボール保持は無意味とします。
決定機 1 6 7 6 3 9回
シュート数 2 8 10 4 3 7本
枠内数 0 2 2 0 2 2本
得点 0 1 1 0 2 2点
パス数 241 334 575 196 106 302本
成功率 77 84 81 69 63 66%
※3 前半と後半20分まで町田が攻撃圧倒し2得点獲得、
後半21分からコンサ攻撃挽回し、チャンス数・シュート数・パス成功率改善し、1得点獲得までは到達するも、町田・勝勢勝ち切り選手構成で、勝ち切り。
※4 コンサはシュート数激減となり、更に、シュート精度低下選手が多数で、チャンス数が得点実現とならない課題が、敗戦主因。
※5 後半21分以降の改善・再生チームから除外の「試合開始選手:田中宏武・浅野・菅・荒野」と「再生投入選手:小林・原・長谷川・田中克幸」との選手プレー差は、明らかで、「精度・集中・予測・意識」の差が大きかったですね。4選手それぞのプレー差を合計すれば、町田チーム力を上回るチーム力・威力となった、という事です。
「意識・メンタル」問題は、全選手・全指導陣では有りませんね。
その中の「低下原因個人問題」です。
改善可能なら、即座改善を!、不可能なら、起用除外!が正解・正答ですが、、、!
2024年03月15日
ミシャは、対町田戦対策として、チーム再編成?!
町田は、縦方向の激しいポジションチェンジと運動量は有るも、縦ラインは維持したままのため、対戦対策は想定し易いですね。町田・擬似カウンター戦術は、激しいポジションチェンジ戦術ですが、縦上下動による、選手集散による数的優位を作り、ボール奪取の攻撃守備と相手守備陣帰陣前のバランス喪失を狙う、との戦術。
問題は、「マンマークでどこまでポジション移動に追随するか」問題ですが、マークを一瞬も外さず緩めないためには、フルタイム・フルコートマンマークが理想です。しかしその代償は、フルタイム追随・チャージのための過大なフィジカル消耗で、追随仕切れずマークを緩めてしまう事態発生で、途中交代でのパフォーマンス維持や途中交代が必至となります。
と言っても、町田戦術は、縦方向ライン限定なので、[マンマーク受け渡し]方式でも、マークズレは縦方向限定なので、可能カモ。
「マンマークを、フルコート追随から、縦の分割エリア範囲で、受け渡す」との対策もあり得ますが、ライン混合意図のポジションチェンジで、マーク増加となれば、マンマーク戦術破綻となり、危険性が高いですね。
やはり、町田の様な、激しいポジションチェンジで、相手守備に数的優位を作り出し、その対戦ギャップ(1人で複数マーク守備不可能)で、突破攻撃やボール奪取守備を狙うスタイルへの最大効果対策こそが、[オールコートマンマークで、どこまでもマークし続けて、狙いのギャップ自体を作らせない]と、絶好策となります。
マンマークの距離・強度が下がり出す前に、途中交代で嵌め続ける事となりますね。
町田システムは、激しい上下動ですが、ライン布陣は守られたスタイルです。
Wボランチ・4-4-2型が想定され、守備体型は、コンサ布陣がマンマークで、初期スタート陣しか意味はありませんが、担当マークでの布陣となります。
*町田選手 、コンサ選手名で対比想定すると、
*GK
*SB *CB *CB *SB
スパチョーク 武蔵 浅野 青木
*DMF *DMF
荒野 駒井
*AMF *AMF
菅 馬場
*FW *FW
中村 岡村
阿波加
こうなる想定ですが、町田GKマークは無くGKからのロングフィードは許すも、DFを完全マークし、DFラインからの縦ロングフィードを徹底阻止すれば、町田の擬似カウンター戦術の80%は阻止出来ます。
そのため、そもそもの、スタート布陣は取らず、最初から、コンサ町田マンマーク体型でのスタートもあり得ますが、試合キックオフボールを取れれば、コンサ攻撃可変スタイルからのスタートカモ、ですね。
コンサ・次戦攻撃時スタイルは、4-1-4-1型ですね。
武蔵
菅 スパチョーク 浅野 青木
駒井
中村 馬場
荒野 岡村
阿波加
*スイーパーGKです。
5トップ・WボランチのどちらかCB化の、定番4-1-4-1
右サイドに、青木配置・相手SBマーク、浅野攻撃時シャドーの新配置は、有力です!
この修正型・対策が、有望です。
2024年03月13日
次戦④節は、現在リーグ2位で、大波乱リーグの最大原因"上位陣連続撃破の大進撃"実現に成功した、町田対戦。
現在、戦術強度で最強度を実施し、
3試合内容で「戦術優位連続」となり、対戦相手チームのスタイルと狙いを悉く破却し、戦術プレーで町田の黒田監督・選手の事前想定通りプレーを実現し、想定通りの堅守、激しい守備からボール奪取、最速攻撃への切り替えの、全面縦指向・ハイスピード・短多数攻撃で、相手守備陣が整う前にシュートの攻撃完了・得点し、優勢は当然、劣勢からも勝勢を形成しそのまま守り切る、とのスタイルに、これまで対戦全チームが嵌り、全試合勝点積み上げを果たす事に成功しています。
また、チーム代名詞の[ロングスロー]は、
両サイド選手に、ロングスロー能力選手を揃え、相手PAライン付近からは、タッチラインクリアーの守備手段を、セットプレーのチャンス機と同一化し、相手守備手段の一つを奪うだけで無く、タッチからの全ロングスローは、セットプレーチャンス機に変化させてしまいます。
詰まり、相手ゴール付近で、自セットプレー倍増としてしまうものです。
更に、意図的に、ボール保持をせず、相手ボールからの攻勢を促し、相手陣全体が、自陣ゴールへのおびき寄せを仕掛け、相手陣が攻撃バランスで、守備選手が減少し、個々選手担当守備エリアが最大となり、カバー密度が希薄状態との瞬間、事前想定のポイントで複数選手連動の数的優位でのボール奪取から、一気に、縦のロングパス・フィードを、想定エリア・ポイントに、FW2+サイド2の4選手がターゲットとして移動し、パス供給・受け手どちらも、事前想定・徹底練習済みの高精度プレーで、相手ゴール寸前ショートカウンターとなる
[擬似カウンター]戦術プレーが炸裂します。
本当に、高度な戦術チームプレーで、個別選手能力勝負では劣後している選手でも、組織連動プレーでその個別能力差を完全消滅し、圧倒したプレー威力を発揮する、と言うもので、見事にまで磨き抜かれた[リーグ最強度戦術]をストロングに、闘うチームです。
コンサも、オールコートマンマーク、コンサ式ミシャスタイルも、これまで[リーグ上位戦術強度]をストロングにして来たチームですが、
次戦は文字通り、
【コンサ高強度戦術vs町田リーグ最強度戦術】 との試合となります!
では、対戦対策検討に。
1.対戦対策戦術予想
前試合で露呈したコンサ課題は、
試合項目別データから、(リーグ順位で評価)
支配率4位◎.パス数4位◎.
攻撃回数4位◎.30m侵入4位◎/PA侵入13位×.シュート14位✖️.枠内シュート16位✖️.得点19位✖️.
クロス16位✖️.ドリブル11位×.直接FK17位✖️.CK17位✖️.
インターセプト4位◎./タックル11位×.クリア16位✖️.オフサイド12位×.
と、攻撃は、支配率・パス数・攻撃回数・30m進入までは、◎評価となるも、
PA侵入・シュート・枠内シュート・得点は、リーグ最下位レベル、
クロス・ドリブル・FK・CKも、リーグ最下位レベル、
守備では、インターセプトは◎評価も、それ以外全項目が、×✖️評価、とのチーム比較データでした。
より具体的なパス内容は(LPロング・MPミドル・SPショートパス。総数/成功パス数、パス成功率表示。)
パス距離別
全体 591/466 78.8%. LP 52/23 44.2% . MP 197/158 80.2%.SP 342/285 83.3%
エリア別(自ゴール←6th-5th-4th-3th-2th-1th→相手ゴール)
6th 43/30 69.7%. 5th 138/110 79.7%.4th 136/107 78.6%.3th 122/102 83.6%.2th 81.1%.1th 24/15 62.5%
・全体パス成功率78.8%は、基準80%割れの低精度、LP・MP精度が基準以下でした。ミドルとロングパスは、ビルドアップ占率が高く、そこで問題、との数値。
・エリア別では、大変な事態発生!
自ゴールー6thー5thー4thー3thー2thー1thー相手ゴール
69.7 79.7 78.6 83.6 81.1 62.5% と並びます!
✳︎ここから、自陣ビルドアップ(BU)エリアの6th〜4thエリアのパス成功率が、最低成功率、攻撃・ゲームメークエリアは、パス成功率は高く基準超え、最前線エリアは、想定通り成功率で低下は致し方無し。ですが、ビルドアップBU成功率の低さは異常数値・事態で、コンサ攻撃の基盤である、ビルドアップに大問題発生が、証明されています!
6thは、BU第1Pで69.7%.失敗率30.3%で最前線同酷数値、5thもBU第2Pで79.7%.失敗率20.3%、4thはBUからの展開第3Pで78.6%.失敗率21.4%と、大量ボールロスト・相手へのプレゼントボールとしていた実態が証明されています。対して、ゲームメーク(GM)展開の3th.2thは、高率成功率となり、攻撃回数リーグ4位、30m進入数4位の原動力となる高精度で、最前線1th62.5%は、ラストパス精度を証明しました。
【ビルドアップでのパス低精度】は、自陣ゴール前で、相手ボールプレゼントのミスプレーが、証明され、攻守崩壊に直結の大問題!
このパス低精度も、攻撃展開の成功も、個別選手プレー能力が原因です。
個別内容を確認すると、前試合・エリア担当選手成功率は、
GK 阿波加77.3% CB 岡村83.3% 馬場77.8% 菅78.7% 可変CBのボランチ荒野80.5% 駒井80.6%
となり、6th第1BPは、各選手平均を大きく下回り、5th第2Pで平均を上回り、平均値もなっている、との実態が見えて来ます。特に、阿波加、菅、馬場のBUパス精度は、至急改善必須レベルですが、次戦では、菅は中村に交代となりますが、中村平均パス成功率74%で、ビルドアップ担当選手のパス精度問題は、継続です。
一方で、前線ラストパスとシュート精度の低さを指摘したミシャでしたが、担当選手の個別パス成功率・精度は、武蔵75%.浅野75%.小林75%.青木75%.荒野66.7%..菅72%と多数選手が低率、しかし、スパチョーク81.3%.駒井85.7%.長谷川83.3%.原スルーパスは100%.と、完全に二極化し、全体問題では無く、個別選手個有精度の問題です。こちらも、特訓必須!となりますが、、、?!
シュート精度は、9選手がシューターとなり、撃ちましたが、誰一人、枠内の精度も無く、得点可能性ゼロ・枠内1本、と最悪精度ですね。
[精度の低さ]こそが、トレーニング不足の証明で、量は他チーム以上のコンサは、[トレーニングの質=内容不良]を証明しています。コーチ提案実施のメニューの低レベルです。
本来、「パス精度、シュート精度」こそ、才能や個別資質とは無縁の[トレーニングの質と量〜効果的なメニューと実施量」、と言う事です。コーチ陣能力ですが、、、
この通り、前試合までの、コンサ課題は、焦点内容に絞られています。
そんなコンサの、次戦対戦戦術対策でのポイントは、
[町田(上記の)擬似カウンター戦術対策]です。
その対策は、特徴となる「町田戦術の激しいポジション変更」への対策で、
⑴マンマークでどこまでも移動するのか、
⑵エリアでマーク受け渡しとするのか、の2択となります。
どちらも、メリデメが有り、
⑴マンマーク維持〜メリット:マークのズレが無く、相手選手をフリーにさせず、町田の狙いを外せます。
デメリット:町田選手の激しい上下動・ポジションチェンジにフルマーク・移動維持は、激しいフィジカル消耗となり、普通レベルの運動量、フィジカル能力選手は、マーク維持困難に陥ります。
⑵エリアでマーク受け渡し〜メリット:町田の激しい運動量・ポジションチェンジでも、フィジカル消耗とならず、マークを大きく外す事無し、
デメリット:エリアで受け渡しでは、町田の選手集合・数的優位形成の攻守に対応し切れず、戦術意図・狙いを外し切れない、 となります。
安全策、完全対策は、マークのズレや数的不利を招き難い⑴策の
[フルコート・フルタイムマンマーク]戦術を選択、となります。
また、ビルドアップへの町田ハイプレスを外すには、[コンサ式]として、他チームに先駆けて実施していた「相手ハイプレス回避策の、最終ラインから最前線とサイドの5選手ターゲットへの、ロングフィードと、そのポストからのショートカウンター展開が有効戦術となります。
コンサも、町田に負けずに、[縦へのハイスピード・短手数攻撃]とそこでのボールキープと奪取による、ショートカウンター展開、が絶好で、多数決定機の構築〜改善したシュート精度で、複数得点獲得を図ります。
2.対戦想定試合展開
上記の内容からは、コンサ戦術vs町田戦術の極めて激しく、厳しい戦術勝負の試合必至が分かります。
具体的には、両チームの激しいハイプレス、町田はビルドアップをやらずに最前線への縦攻撃、コンサはビルドアップと町田ハイプレス回避の前線へのロングパスからのショートカウンター、が、交互に激しく切り替わり、そのスピードと激しさは、一瞬の目を離す事も許されない「超緊迫展開」となります。
決め手は、町田の高い決定力に、コンサ課題のシュート低精度を改善し町田に追随・超えた得点獲得力を実行出来るか、の勝負となります。
想定展開は、互いにシュート決定力を発揮する「得点獲得勝負」試合展開が、必至内容です。
全ては、コンサシュート精度が、町田レベルを超えられるか、ですね。
試合開始〜前半 互いにハイプレスとハイカウンターが、交互に展開する超緊迫展開。
[1-1]展開予想
後半開始〜20分 激しい交互攻守切り替わり展開。
途中選手交代で、活性化
〜終了 互いに追加点を積む「得点獲得勝負」展開も、
チャンスメーク力発揮し!決勝点獲得。
【 3-2 ギリギリ勝利 】との展開予想です。
3.試合出場メンバー予想
恐らく、故障離脱から試合出場可能となった選手は、未だ発生していませんね。
出間、高尾は、部分合流の様ですが、未だまだですね。
中村出場停止明けとなりチーム復帰ですが、依然として、極めて厳しい選手層状態が継続です。
では、試合メンバー予想を。
(スタメン)
武蔵
スパチョーク 小林
菅 荒野 駒井 浅野
中村 岡村 馬場
阿波加
(サブ)
青木、原、田中克幸、長谷川、家泉、田中宏武、
小次郎
このメンバーが現在の最高トップチームですね。
サブの若手選手投入も、内容を面白くし、近い未来への投資ともなる、
目玉ポイントですね!
2024年03月12日
さぁ〜! ③節までの苦戦状況に悩んでも仕方無し!と言う事で、迷わず、次戦④節町田戦での、チーム全力プレーを目指す準備です。
何より、試合後の癒しとリカバリー力は、マイホームの力で心身共大きな回復を招き、特にキャンプ中では、目が届かなかった細部や不足・懸念も、日常生活の中発見され、より木目細かく、丁寧なコンディションコントロールとなりました。昨日オフも、早速その効果が働き、今日のオフ明けは、これまでキャンプとは比較に成ら無い回復となっている事でしょう。
コンサ"長期キャンプの弱点"きめ細かいコンディション管理の不足は、ここで大きく改善され、今後の故障発生を減退させる特効薬となりますね!
それは、メンタルパワーにも顕著に表れ、③節までの苦境メンタルダメージも大きく改善され、冒頭の「迷わず次戦へ最善準備」邁進のマインドとなっている事でしょう!
戦術や各種課題の前に、
先ず、【メンタル・マインド改善で、平常心と闘争心増大】となっています!
これは、ミスプレーの最大原因となる[プレーの自信低下・不安増大による判断遅れや混乱]を解消し、平常プレーやファインプレーの源泉となります。プレー精度、判断スピード、プレーのキレは、大きくアップとなります! 次戦への期待は確実にアップしていますね。
さて、次戦対戦チーム「町田」の現況を点検しましょう。
1.次戦対戦チーム「町田」現況
現在リーグ戦績は、
2位 勝点7 2勝1分0敗 得点3・失点1・得失差+2
と、波乱リーグの最大要因となる、大躍進・スタートダッシュ大成功、を成し遂げています。
リーグが大注目のチームスタイルは、
昨年から台頭の、
現在最新隆盛型[非保持型・擬似カウンター型・ハイプレス]スタイル
で、昨年J2リーグで、大躍進・圧倒的な昇格の源泉となる強力戦力を―に加え、昇格に合わせ「J1レベル高能力選手多数加入の積極選手構成」戦略により、更に、チームのブラッシュアップと質・レベルアップを図ったもので、
そのチーム力・戦力は、既に、今シーズンキャンプ時TMで、どのカテゴリークラブ対戦でも「対等以上・圧勝」を繰り返す結果で、その威力は証明されていたものでした。そして、その好調キャンプの勢いのまま、シーズンインとなりました。
その威力は、シーズンスタートに「出遅れチーム多発」の今シーズンリーグ状況の中、際立つ「チーム整備・チーム形成」成功、実現チームとして、対戦での、優位と圧倒、との試合内容となり、そのまま結果に結びついたものです。
即ち、チームストロングを誇る[戦術強度]は、既にスタイル完成による高強度プレーとなり、相手戦術を崩壊させ、想定・狙いチームプレーが炸裂した攻守が展開される内容となりました。
スタイルの具体的内容は、
1⃣非保持[ボール保持意識は無く]、「ボール奪取から即時、前線・縦への運び」が最優先。例えば「バックパス禁止」では無いですが、実際殆どありません。
となれば、当然その[前線ボールをレシーブするターゲット]の「パスレシーブ能力・高さ・ゲームメーク力」を持ち選手が要りますね。その最適2トップ・FWが「藤尾184cm・オセフン194cm」;ハイタワー・シュート力・決定力に、前線守備・ハイプレス、運動量(藤尾チームトップ12.5km、オセフン10km)・スプリント(藤尾16回・オセフン12回)・スピード(藤尾チームトップ32.7km・オセフン31.3km)と、ほぼ万能能力。
その前線スイッチに連動し、全選手が高い運動量・スプリント・スピード能力を持ち、チーム試合運動量121km・スプリント136回は、リーグ5位の運動量です。
2⃣疑似カウンター[意図的に相手攻撃陣を自陣深くに引き込み、そこでボール奪取から一気に、縦パス・フィードで盤面をひっくり返し、その際、どの位置・エリアに受け手が居るかを決め事で整理し、優れた動き出しで、相手守備陣が行き届く前に攻撃完結させる、との攻撃。
より具体的に解説すると、
①町田は、相手攻撃を意図的に受ける局面設定からスタートし、そこで、数的優位の連動チャージ守備でボール奪取し、
②そこから、前線への縦パス・ロングフィードが、想定ポイント・エリアに放たれます。
②’そのポイントには、前線FW2選手+左右AMF・SH2選手(平河・バイロン;前試合で故障交代し藤本、この3選手共に運動量・スプリント・スピードはチーム最上位高能力選手揃い)での4選手がターゲットとして殺到・移動となり、そのタイミング差は瞬時となります。
③相手チームは、当然、攻撃局面だったため、攻撃バランス(攻撃選手数増加・守備選手減)ですし、守備担当可能選手数は大きく減少となり、自陣守備陣は、スカスカ・ボロボロ状況となっていますが、
その局面に、町田4選手が殺到し、そのまま短手数・短時間で、
④シュートまで完了、 とのパターンとなります。
③攻撃パターンとしては、直線的な侵入・突破で、1・2本のパス・ドリブルの「短手数・ハイスピード攻撃」です。
加えて、「カットバック」;相手サイド攻略では、アーリークロスは比較的に少なく、「カツトバック;深い位置からマイナスにクロス」が多投され、そこでは、(PA)BOXに2ターゲット位置取りも「決まり事」となります。
3⃣ハイプレス
チーム陣前進の「ゾーン型ハイプレス」で、相手ビルドアップを徹底的に狙い、その特徴は「複数選手によるハイプレス」が多く、その「強度はリーグ最強」で、多数ボール奪取成功となり、相手ゴール寸前でのショートカウンターが炸裂します。また、町田が攻勢時での「ゲーゲンプレス(ボール再奪取)」も、同様スタイルのリーグ最強ハイプレスとなります。
4⃣町田攻勢時は、「左右3レーンに寄せる」攻守戦略。
ボールエリアを中心に、「左右3レーンに選手集中」し、相手選手が、それ以外2レーンで、「サッカーエリアから外す」との高等戦略も施行しています。
流行の「5レーン戦略」を超え、「5レーン戦術」相手チームへ、「プレー外選手創出による、相手戦術の機能低減」を狙ってきます。
5⃣超具体的プレー相手PA付近「ロングスローイン」
相手攻撃への対抗策として「タッチラインへのクリアー」は有効策として確立していましたが、「ロングスロー」の有効実行で、タッチラインクリアーは「セットプレー」チャンスを付与する、利敵プレーに変貌してしまいました。
更に、「ロングスロー」は、プレスキックでのセットプレー経験値は高いチームに、弾道・球質の異なる「PA到達ロングスローボール」での対応経験値の乏しいチームに取り、「自陣PA付近・対応プレーレベル」低下に直結してしまいます。
町田は、そんな「ロングスロー」を最大限活用し、多数得点奪取の実績・チーム力と、相手守備の対策を一つ減退させたものです。
今シーズンも、その毒牙に掛かったチームが生まれています。
6⃣昨季J2・3位の失点の堅守
昨季の守備ラインも、J2・3位の堅守を誇っていましたが、超強力GK・DF選手を多数獲得、代表・元代表・五輪代表と、高能力選手は、J1上位レベルに到達。ボランチにも、攻守のJ1レベル選手が揃い、今季も堅守は継続。
この6ポイント・スタイルの通り、
「いささかの迷いや群も無く、全選手が、統一戦術を深く理解し、まっしぐらに、果敢に実践し、想定通り多数の狙い・意図通りに攻守が実現し、対戦での、攻守の穴や隙・ギャップも見当たらない」絶好調チームとの対戦です。
となると、唯一の手段こそ、
「平常コンサスタイルを信じ、全員一体・一丸プレーを、全能力で実践」する事、そんな「超真剣勝負」だからこその「試合・プレーの愉しさ・面白さ、醍醐味を味わう」、超真剣・真っ向勝負、通常以上のハイレベル・内容、そして、そんな真剣・懸命・全力プレーと、その結果を深く味わう、事ですね。
【コンサ関係者、全ての全力プレー、応援、サポートで、栄光の輝きと、成果を掴み取る】試合となりました!
2024年03月11日
本日の敗戦は、事前想定内の「サイド攻撃停滞とビルドUP不安定によるコンサ攻撃力低下」では、
[単調反復]攻撃の限界点を露呈した、想定済み試合でした。
確かに、現在のチーム状況では「J1どのチームの戦力も超える事は極めて困難」な戦力だ、と言う事は、我々の理解・想定されたところでした。
ただ、そんな前評判や事前・客観想定を吹き飛ばす「想定超え、現状超越プレー」との僅かな期待で、必死にサポートをされた試合でしたね。
でも、現実はその真実通り、「0-1」のギリギリ敗戦までの頑張りまでで、勝利の期待には届かないものでした。
試合後ミシャコメントの「試合の入りで、選手が相手へのリスペクトが高かった」との発言内容は、
選手は、その現実を認識し、そのままならば「届かないカモ」との意識だった、との指摘で、サポーターと同様、選手と指導陣も、充分理解・意識する中での、試合だった、と言う事なんですね。
その意味では、間違い無く「現時点、到達し得る地点まで達するプレーを実現したが、矢張り、それでは足りなかった」試合だった、と言う事です。
現実の[現時点、到達し得る地点まで到達しても(本来戦力に)不足]との課題が、問題です。
そして、それは、
①[サイド攻撃喪失]、②[ビルドアップ不安定]、③[ラストパスとシュート精度]の3内容に尽きます。
① [サイド攻撃喪失]
昨試合で、浦和は、コンサの真逆で、コンサ同様、狙い攻撃軸・パターン想定とする[サイド攻略からのクロス]に成功、前田の3度の決定機・シュート、失点局面もグスタフソンから高精度クロス、関根・松尾からのクロスを成功させました。対するコンサは真逆の[サイド展開で攻撃停止]で、左と右も、対戦・マッチアップ負けとなり、浦和の攻撃軸を与える逆内容となりました。
ここで、試合データを確認してみます。それは、スプリントでの最高速度の勝負=対戦スピード勝負内容=どちらが速く勝ち切ったか、とのデータです。では、マッチアップ選手対比では。
右サイド C浅野30.9km>R渡邉29.5 +1.4勝ちもアジリティ勝ちでロングラン互角
C馬場30.1km<R関根32.1 △2.0負けアジリティ・ロングラン大負け
松尾32.3 △2.3負け 同上
左サイド C青木31.9km>R酒井31.1 +0.8は勝ち切るまでに不足
原 29.8km< △1.3負け
C菅 31.5km<R前田32.2 △0.7も、運動量差で負け拡大
上記の通り、両サイド共に、攻守の主要素・[スプリント速度で劣後・負け]でした。
✳︎コンサのサイド選手の平均スプリント速度を比較・点検すると、
右サイド 近藤31.4km>浅野30.6>馬場28.9>田中宏武28.3
左サイド 中村32.1km>青木31.9>菅31.8>原31.1
おまけで、
FW 武蔵30.6km
皆さんご存知でしたか?最速スピードは、1位はCB中村で、FW・サイド選手よりも速い、いや逆で、FW・サイドが遅い、と言うデータです。
また、昨試合、原のスピードは、平均以下となり、酒井抜き切れないを事が多く、やや物足りなく感じた原因でした。原君も、緊張や逆リスペクトが起きたカモ、ですね。それ以外コンサ選手は、平均通りスピードで、本来実力通りで、浦和選手能力の高さ、優位との事でした。
過去の小柏、金子は、32km台越えでスピードスターとの能力でしたが、現在のコンサには、スピードスター能力は、CB中村のみ、とチーム編成の歪みが見てます。
コンサのサイド攻略法は、スピードやテクニックの個別ストロング・能力を依存するスタイルでしたが、現在スピードスター不在、テクニシャンも不在、で、最早、個別選手能力依存では、サイドに高能力選手を揃えたチームとの対戦では、マッチアップ負けや突破成功率は大幅低下し、サイド攻略は、攻撃パターンから喪失、となります。
②[ビルドアップ不安定]
今シーズン発生[ビルドアップ能力低下=ミスパス・キープミス・判断ミスの3ミス]は、主力GK高木駿・故障喪失により、やや能力低下の菅野代替で「ビルドアップ・スタートパス不安化」が原因でした。しかし、更に菅野も故障喪失となり、最底部からのパスは益々不安定を覚悟しなければならない事態。その中、最重要ビルドアップ第2パスが、悉く不成功となる昨試合でした。
その担当選手は、CBコンビとボランチの5選手となりますが、その選手格差が継続課題で、特定選手問題とも言えます。昨試合、馬場は、ストロングの攻撃参加だけで無く、対角線ロングフィード精度が向上し、ビルドアップ出口の一つとなっていましたが、岡村・菅、駒井・荒野は、浦和ハイプレスが無いにも拘らず、安定感を欠き、守備ラインからの第2ビルドアップ・ミドルパスの多数が、コンサレシーバー選手が困難なパスで、そのビルドアップ第2パスの失敗=ボールロスト・浦和攻撃スタートとなり、ビルドアップ局面のワイド選手展開場面、浦和ショートカウンター作動、となりました。
浦和の攻撃パターンは、浦和インサイドハーフやボランチのボール奪取から、サイド展開ークロス攻撃が成功したのも、そもそも、コンサからのボールプレゼントが多数となったものでした。
特に、菅を除く、本来CBトリオは、相手ハイプレス・チャージの経験値・耐性は出来つつ有り、第2ビルドアップパスの失敗リスクを思い知っていて、かなりの注意と集中を払うプレーですが、ボランチ・サイドからの菅は、注意意識・集中力に格差が有ります。MF意識の選手が、可変で最終ラインを担うミシャスタイルでは、ボランチ選手の、センスと集中のヘッドワーク、メンタル認識がポイントとなりますが、コンサの現在選択選手の意識レベルは不安です。
守備も、守備からの攻撃切り替え瞬間も、リスク意識・カバー意識、何より、プレー予測能力が大きな影響を及ぼし、スピード・体幹で劣る宮澤が、ボランチ可能となる理由でも有ります。
[荒野・駒井・菅]のビルドアップ意識改善のトレーニングが必要! 特訓!!
③[ラストパスとシュート精度]
ミシャは、ゲームメーク練習が主体で、時間と量の半数以上を費やし、実践していますが
ラストパス・シュートを切り出し、単純反復のトレーニングはゼロです。
そのツケ、不足が、問われ続け、[選手の質や才能とした選手責任]だ、とのスタンスを続けていますが、何であれ、課題解決・取り組みが喪失し続ける現状は、過去何年も前から継続している課題です。
ミシャが監督・指揮したチームで、得点王や多数得点選手が産まれた理由は、そんな優秀選手を揃えたとの理由では無く、夢想やマンガの理想選手では無く、リアル・現実の未熟選手が、効果の高い練習を大量に実践した以外有り得ませんね。それは、その個々選手のみの隠れた努力かと言えば、全く相違し、それを効果的に実践管理したコーチや選手同士が存在したからです。
詰まり、現在の、ラストパスとシュート精度を、必要選手の個別トレーニングで、効果的に指導・管理するコーチの有無、が支配・決定付ける、と言う事に尽きます。
トレーニングせずどうやって改善のか、元々、改善の必要性も意思も無い!と言う事しか有りませんし、そんな無謀判断・指揮を許すクラブ、クラブ運営の責任!
真剣に、真面目に、改善努力をするしか有り得ません!
昨試合、速報スタッツを見て愕然としました。
【枠内シュート僅か1本】で、引き分け、勝利など、不可能!と言う事。
コンサのシュート、ラストパス精度は、以前からリーグ最低でしたが、それが更に悪化している、との現状が露呈しました。
これでは、永遠に、得点獲得不可能で、降格を自ら望む自滅行為を続ける、となります!
最後に、試合速報項目別データを記載しておきます。前後半推移記載です。
コンサ 浦和
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 52 58 55 48 42 45%
走行距離53 56 109 56 54 110km
スプリント 49 55 104 61 39 100回
*前半浦和、後半コンサやや優位を証明
決定機数 3 5 8 5 2 7回
シュート 5 7 12 7 2 9本
枠内数 0 1 1 3 0 3本
得点 0 0 0 1 0 1点
*前半浦和、後半コンサとの姿が、攻撃項目でも明白。
但し、決定機・シュート数半減のままで、チャンス構築力のゲームメーク力は、半減したまま未改善。更に、シュート精度の低さは、得点困難にしか成立しない酷いレベルで、「枠内シュート1本」の意味は、極めて重大。シューター(プレー実施選手)数は、9選手と全員攻撃を実践するも、そのほぼ全てが、得点可能性の無い、枠外シュートの、低レベルプレーで、アマチュア以下レベル。
ミシャの試合後コメント「ラストパスとシュート精度が上がらず、決定機も得点も遠かった」と指摘するのならば、改善トレーニングが必要な事は認識済み、と証明。それでも、練習メニューに入れないのは、故意か過失か、分かりませんが、無責任の極みだ!と言う事は、言える事!このままなら、得点可能性はゼロのまま!
パス数 268 306 574 209 168 377本
成功率 78 76 77 74 74 74%
*両チーム共に、成功率の低さが顕著ですが、パスサッカーのコンサでは、パス交換が停滞した事、その理由は、パス精度だった、特に、ビルドアップパスの成功率低下が明白ですし、低成功率=浦和ボール奪取率高率を証明しています。
攻撃エリア占率
コンサ 浦和
前半 後半 前半 後半
右 39 40 36 43%
中央 19 24 18 16%
左 39 36 46 41%
*コンサは、サイドが上手く行かず、中央が増加。浦和は、両サイドが、攻撃主軸を証明。
シュート内容個別選手別数値
選手 シュート数 枠内数 枠内率
馬場 2本 0本 0% ✖️
浅野 2本 0本 0% ✖️
田中克幸 2本 0本 0% ✖️
駒井 1本 1本 100% ○
青木 1本 0本 0% ✖️
スパチョーク 1本 0本 0% ✖️
荒野 1本 0本 0% ✖️
小林 1本 0本 0% ✖️
田中宏武 1本 0本 0% ✖️
武蔵 0本 ✖️✖️✖️
いつも通りの、惨憺たる内容、、!
これで、トレーニング不要は、無責任しか有り得ないだろう!
11選手故障、大量離脱の回復・復活が、何よりですが、それ以外選手の課題、問題も重大です。
全9選手と、全員攻撃、同参加を証明しますが、その反面、これまでシュート訓練が乏しい選手も、シューターと成れ、しかし、トレーニングも少ない選手が、無駄打ちとの姿が露呈されています。
2024年03月09日
2024リーグスタート③節で、リーグに激震が走っています!
昨年上位を占め、今シーズンも「事前予想上位」チームの多数が、
開幕後スタートに失敗し、その間隙を「多数の想定外チーム」が、快進撃・成功を収め、リーグ上位に並ぶ事態が発生!
こんな光景を予想、想定した人は、誰もいなかったのではないか、とのレベルです。
その特徴と内容を点検です。
③まで戦績を順位順に記載し、そこに、昨年順位との変動差、チームスタイルを記載します。
なお、ご存じの通り、我らがコンサ~浦和戦は、②節まで戦績での仮対比です。
戦術スタイルは、
1⃣過去王道[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]
2⃣昨年台頭[非保持・疑似カウンター・ハイプレス]
3⃣従来 [非保持・堅守速攻・攻守バランス] で、
1⃣2⃣3⃣数値で標記です。
では、
順位 チーム 勝点 昨年 位差 戦術スタイル
1位 広島 7 3位 +2 2⃣昨季台頭
2位 柏 7 17位 +15 3⃣従来
3位 町田 7 昇格 +182⃣昨季台頭
4位 神戸 6 1位 -3 2⃣昨季台頭
5位 新潟 6 10位 +5 1⃣過去王道
6位 C大阪 5 9位 +3 3⃣従来
7位 福岡 5 7位 ±0 2⃣昨季台頭
8位 鹿島 4 5位 -3 3⃣従来
9位 G大阪 4 16位 +7 3⃣従来
10位 湘南 4 15位 +5 1⃣過去王道
11位 京都 4 13位 +2 3⃣従来
12位 横浜FM 3 2位 -10 1⃣過去王道
13位 川崎 3 8位 -5 1⃣過去王道
14位 鳥栖 3 14位 ±0 1⃣過去王道
15位 磐田 3 昇格 +3 3⃣従来
16位 FC東京 2 11位 -5 3⃣従来
17位 東京V 1 昇格 +1 1⃣過去王道
18位 浦和 1 4位 -14 2⃣昨季台頭
19位 コンサ 1 12位 -7 1⃣過去王道
20位 名古屋 0 6位 -14 2⃣昨季台頭
となります。
[リーグ動向]を検討すると、
⑴リーグ開幕序盤戦で、未だ「勝点差は、1位~20位で、7差」しか無く、今後の戦績で一気に転換、逆転するもの。悪戯な一喜一憂は未だ尚早。今後、直近戦績が重要。
この前提で、以下の通り検討。
⑵昨季からの順位変動「有無」の「幅」が極端に拡大。
詰まり、「前季戦績が、大逆転チーム多発」し、リーグ波乱を産んでいる。
〇大幅上昇・順位継続の成功とマアマア結果チーム
広島 昨季3位→首位 「差」+2
柏 17 →2 +15
町田 昇格→2 +17
神戸 首位→4 -3
新潟 10 →5 +5
C大阪 9 →6 +3
福岡 7 →7 維持
G大阪 16 →9 +7
湘南 15 →10 +5
京都 13 →11 +2
と10チーム、◎成功と〇合格点
●大幅下落・下位連続の失敗チーム
鹿島 5 →8 -3
横浜FM 2 →12 -10
川崎 8 →13 -5
鳥栖 14 →14 下位連続
FC東京 11 →16 -5
浦和 4 →18 -14
コンサ 12 →19 -7
名古屋 6 →20 -14
と8チーム、×失敗し、浦和・コンサ・名古屋は自動降格圏。
△昇格・下位チーム
磐田 昇格→15 想定通り、下位
東京V 昇格→17 想定通り、下位・降格圏寸前
①この通り、〇成功チームで、+17、15と大幅ランクアップ、×失敗チームでは、-14×2チーム、-10と、「順位変動幅」が極端です。
②前年上位陣で、広島・神戸の2チームのみ継続し、横浜FM・浦和・名古屋の大没落、鹿島・川崎低迷と、5チームが沈没。
リーグの主導権は、最早、既に、新興・上位進出チームが、握る状況となり、「リーグ大変化・転換期シーズン」を証明しています。
⑶この激変の原因は「チームスタイル」動向か?!
ここで、大問題が、「チームスタイル」により、この激動が発生されたものなのか?、即ち「チーム戦術の優劣がJリーグにも浸透・到来か」との点です。
[上位10の戦術スタイル別チーム数]
1⃣過去王道・上位 2チーム:新潟5・湘南10
2⃣昨季台頭 4チーム:広島1・町田2・神戸4・福岡7
⑶従来・堅守速攻 4チーム:柏2・C大阪6・鹿島8・G大阪9
1⃣は劣性、上位2⃣、中位3⃣と、スタイルで大きく分離しています。
[下位10の戦術スタイル別チーム数]
1⃣過去王道・上位 5チーム:横浜FM12・川崎13・鳥栖14・東京V17・コンサ19
2⃣昨季台頭 2チーム:浦和18・名古屋20
⑶従来・堅守速攻 3チーム:京都11・磐田15・FC東京16
1⃣が下位の半数・劣性<3⃣<2⃣、と完全に分離されました。
ここから明白に、「チームスタイル」が原因とする順位動向が証明されています。
【現時点・「チームスタイル」動向 総括】
・昨季台頭しリーグ席巻の2⃣[非保持・疑似カウンター・ハイプレス]スタイルが、今季スタートを支配し、席巻・上位を占めています。
・続いて、従来型・攻守バランス型の3⃣[非保持・堅守速攻・攻守バランス]が、上位~中位の中核チームとの位置を占めました。
・最後に低迷の、1⃣過去王道・上位[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]スタイルは、新潟・湘南の健闘を除くと、軒並み、その威力を発揮出来ず、大幅戦力ダウンで、順位転落となりました。
⑷今後の展望
現時点のチームスタイル動向、優劣は、明白ですね。
しかし、最重要ポイントが<現時点であり、今後とは限らない>という点です。
と言うのは、1⃣過去王道・上位[保持型・ビルドアップ型・ハイプレス]低迷の「真因・原因」が、【チーム整備遅延による戦力低下現象】が大きいチームの存在です。コンサはその筆頭ですが、横浜FM・川崎・鳥栖は、主要・重要選手の離脱やチーム形成遅れなど、これからの整備で、「スタイル威力~ハイプレス・球際強度、コンビネーション、個別能力発揮」が増加可能で、試合戦力比を大きく好転させる事が想定されるからです。
2⃣・3⃣スタイルの最大特徴が「素早くチームスタイルを浸透形成し易い」との点で、実は、「本来プロ選手能力に準拠・基準」とした「通常プレー」の延長線スタイルで、新加入選手も、既存選手も、スタイルに合わせ易い、という事で、現在の快進撃は「シーズン・スタートダッシュに合わせて、逸早くチーム形成を終られたアドバンテージ」により、想定チーム戦力に到達した結果、脱言う事です。
しかし、「現在戦力は、個々選手の急速成長が無い限り【現在戦力が到達・限界点】」と言う事で、今後、「対戦チームの急速戦力増加」との戦力対比で、<逆転の時期>が到来する危険がある、という事でもあります。
詰まり、今後の伸びしろが一番多いのは、1⃣型スタイルチームで、これからの展開場面で、「追い越し・逆転を狙う」と、低迷チーム、特に1⃣スタイルチームの潜在力発揮が、期待され、
コンサもその一員・出来れば最先端を担いたい、ですね!
以上、現在、リーグ動向考察でした。
2024年03月07日
さて、熊本キャンプは、想定ではラスト2日となり、寒冷地コンディションから解放された[絶好環境練習]もあと僅か。
ミシャと各選手は、
前試合出場選手と、故障明け「ゲーム感覚急速調整」選手、両方のフィジカル・メンタルコンディション調整で、「大量主力故障離脱で最悪状態まで低下したチーム戦力」を「少しでも積み上げる」との取り組みを懸命に実施しています。
選手も、チーム状況を真摯に理解把握し、最善努力をチーム一体となり取り組む、との高い意識、全員が共有しています。
「捨てる神あれば、救う神有り」で、こんな困難事態は、チームの一体意識・共有意識を、更に上昇させ、チーム力=組織意識は最高地点となっていますね。
全員合力意識は、「元々相違している個々にも拘らず、それぞれが持てる能力を、チームのため、最善・最適・最大実行する」との意識ですね。
その具体的局面・プレーでは、
「プレーをより高い、最高レベル」で戦力アップのために、「相互プレーをより尊重・適合させ高い連携」を作る、との事から、
攻撃では、プレー精度と最適連携で、ビルドアップ〜チャンスメーク〜シュートまで流れる様なボール運びを実現し、攻撃精度最高レベルを狙えます。
守備でも、相互カバー、マークのカバーで、チームプレーによる守備安定化が可能です。
選手全員、現在の危機状態意識から、高い共通・共有意識が成立しており、精度上昇の取り組み結果が期待出来ます!
そんなコンサが、本来ならリーグ最強チーム・浦和と対戦しますが、現時点の浦和は、その戦力・プレー威力は、凄じいプレーレベルから、リーグ上位レベルまで低下しています。それでも、現在最弱戦力に低下したコンサとの対比では、不利は免れず、徹底的にチャレンジャー意識と最善プレーしか対処法は、有りません。
しかし、その代償として掴んでいるチーム一体・共有意識と、その反映プレー、連携・組織プレーで、対抗可能となります。
1.コンサ想定対戦戦術
前ブログで検討記載の通り、
戦術ポイントは、
攻略ポイントが、
①浦和最終ライン・アンカーへのハイプレスで、前線へのボール出しを抑制、
②中盤も、縦ラインを切り、サイドへ押し込む、
③サイド・ウィングへマンマークで完全阻止、
①②③で、浦和前線へのボール出しを徹底防御、削減により、浦和チャンス機を徹底削減
④浦和現在「シュート精度が低く、シュート得点力が低い、
⑤ボール奪取からのカウンターが主攻撃軸。浦和最終ラインでショートカウンター、中盤や自陣でもビルドアップから、サイド攻撃・前線裏スペース攻撃・コンビネーションとドリブル・スルー・中央攻撃、多彩多様パターンで攻略、
⑥セットプレーも有効攻撃、 と6ポイントです。
そのため、
前線ハイプレスは必須で、
[ゼロトップ型・オールコートマンマーク・マンマーク型ハイプレス]が主戦術となりますが、プレーの流れ・展開により、[リトリート型ブロック守備のミシャスタイル]サブ戦術に可変し、局面展開で、再度、最前線選手のハイプレスがスイッチとなり、主戦術に戻る、との【戦術可変】スタイルが最適です。
戦術が、プレーの流れの中、自動的に可変する、とのスタイルは、未だ、どのチームにも存在しません。少なくとも、見た事は有りませんね。
最新型スタイルを発明ですが、コンサやハイプレスチームが抱えた[ハイプレス60分(限定)問題]を解決する、有力手段、方法と想起します。(「ハイプレス60分問題」:ハイプレスのため激しい運動量により、戦術強度維持が、60分で限界、との問題ですね)
最新スタイル・サッカーは、【戦術可変】の時代!となってもおかしく無い、と思います。
これなら、試合展開・流れの中で、先手を取る場面、相手の隙発見の場面、攻勢が必要な場面、と、こちらサイドの判断と選択で、実施可能となり、60分を超えた同一レベル戦術実現が可能です。
2.想定試合展開
ちなみに次戦の想定試合展開は、
試合開始〜10分程度:最強度主戦術で荒らし回り、先制点獲得の先制パンチを喰らわせます。
〜その後展開次第で、戦術可変に入り、主戦術とサブ戦術を使い分けます。
カウンターパンチの如く、強烈主戦術とサブ戦術をタイミング良く実施し、
試合展開・強度に変化を付け、一律対戦対策をグラグラ・無効化にさせる訳です。
前半、コンサ試合コントロールの下「1-0」で終了
後半開始〜10分程度:浦和攻勢が有り、コンサも、最強主戦術で対抗し、激しいボール奪取争い、
から、主導権を掴みます。
〜20分選手交代で、スピード攻撃型選手投入し、主戦術駆使し、
コンサ全面攻勢時間とし、そこで追加点獲得を狙います。
〜35分再度選手交代で、活性化を図り、戦術可変スタイルを全面発揮し、
攻守で、球際を守り、勝ち切りを目指し、
〜終了 [ 2-1 ]勝利 を想定するものです。
3.想定選手メンバー
次戦用の、昨日練習トップチームは、
「武蔵起用・出場停止中村代替の菅起用・スパチョーク復帰起用・青木サイド起用」がポイントでした。
上記2.想定試合展開で記載の通り、
試合「開始直後からコンサ攻勢・先制点獲得で、試合主導権を取る」との戦略で、スタメンは、「攻撃布陣」を選択ですね。昨日練習も、そのトレーニングでした。
という事で、
(スタメン)
武蔵
スパチョーク 小林
青木 荒野 駒井 浅野
菅 岡村 馬場
菅野
は、鉄板!でしょう。
もう一つのポイントが、
「武蔵・スパチョーク」の実戦フィジカル消耗度で、
途中交代選手投入で、「別ストロング発揮」を狙う、でしょう。
(サブ)
長谷川・田中克幸・原・岡田・西野・田中宏武
小次郎
と、超フレッシュ揃いです。
武蔵代替⇒長谷川投入、スパチョーク代替⇒田中克幸で、
ゼロトップ型へシステムチェンジし、
小林がワントップ、長谷川と駒井シャドー、田中ボランチ
青木と浅野が代替必要場面は、原・田中宏武コンビです。
勝勢・終盤勝ち切り場面となれば、西野投入・守り勝ちも!
※昨日、練習①フィジカルメニューに、
故障離脱の「高尾・出間」が加わりました。
試合形式練習のサブチームにまでは、未参加で、その中途段階
まで、回復進行していますね。もう少しで、期待選手の復帰が
見込めそうです。
一方で、大きなケガの「深井・高木駿・近藤」、更に、
「ゴニ・宮澤・大森」の姿は、見えませんでした。
相当期間を覚悟しなければならない様ですね。
しっかり、きっちり、完治し復活の時を待ちましょう!
頑張れ!コンサ!
2024年03月06日
危機状況となったコンサは、チーム一丸で対する「踏ん張り期間」の開始です!
その危機からのスタート試合となる③節浦和戦は、「札幌開幕戦」として、長期キャンプを終え、チーム・選手や指導陣・関係者も、ホームに戻り、束の間の、心身完全オフで、リフレッシュした試合となります。
この危機状態の第1の救いの手こそが、[ホームタウン・マイホームでの癒しとリカバリー]で、身体疲労は未だでも、ハート・精神面では、大きなリカバリーとなっていますね。
メンタルの立ち直りや強度と同時に、冷静沈着さ・適正思考力も、再生された事でしょう。
前、前々ブログでも記載な通り、現在の大量主力選手故障離脱とのチーム選手構成崩壊・混乱状態は、ここから第1段階の1ヶ月間、第2段階の2ヶ月間を計画的に、「故障離脱選手復帰」と、「これ以上の離脱発生防止」を軸に、[最善策]でシーズンを展開、乗り切る事となります。
その過酷な試練の道を、全コンサ一体となり、進んで行く、そして、故障離脱選手の復帰・復活を糧に、バネにに、この危機状態から脱却後の、大進撃・急速戦績回復を狙うとの戦略となります。
その初戦こそが、次戦・③節・ホーム開幕・浦和戦!
<如何に戦い、どんな結果を残すのか>、コンサの全能力とマインド・メンタルが試される試合!です。
さて、先ずは、対戦チーム「浦和」現況を検討しましょう。
1.対戦チーム「浦和」現況
シーズン前の、各マスコミ・解説陣の戦績予想は、
今シーズン優勝の筆頭候補との評価を受けていました。その理由は、新監督・新加入選手、それによるチーム保有選手能力が、潤沢な資金力により、リーグ随一レベルで、他を圧倒する内容、との事でした。
確かに、トップチームスタメン選手は、各国代表、元代表揃いで、リーグトップランク、ベンチサブだけで無く、サブチームの多くも、J1主力レベル選手揃いで、リーグ戦とカップ戦、ACLで、対戦準備と試合実施が重複しても、トップレベル維持が可能となる、Wチーム分を大きく超える、J1レベル超え選手数を誇っています。鉄壁のCBコンビは健在で、前線の破壊力は大幅アップ。何より、新外国人のクオリティの高さが際ちワクワク感のある補強、と最大評価。コンサ全選手戦力が[1]とすると、浦和全選手戦力は[3.5]どの戦力差、ですね。 凄じい戦力構築です。
それ程の、強烈新戦力獲得は、浦和は、昨シーズン・リーグ6位で「期待外れ」評価で、特に、得点6位・失点1位と、得点力不足を課題解消を目指したもの。昨年も、今年同様、豊富な選手陣でしたが、戦術強度を問題化され、今シーズンは、国際的に高評価の、優秀監督を誘へいし、その監督関連・代表レベル高能力選手を獲得など、高能力選手を揃えた、シーズンオフでした。
しかし、怒涛のシーズンスタートの目算は、見事に外れ、
現在順位は、
18位 勝点1 0勝1分1敗 得点1・失点3・得失差-2 と、コンサ19位と並び降格圏。
完全に、スタートダッシュ失敗となりました。
その原因ですが、
直接試合・対東京V戦・[1:1]試合最終盤で、ギリギリ同点引き分け試合の試合評・分析は、
「東京V2トップの染野と木村が縦関係と横関係を臨機応変に切り替えながら、CBのショルツとホイブラーテン、アンカーのグスタフソンのをチェック。中盤はボールサイドにコンパクトな距離感で縦を切る一方で、最終ラインは高めのポジションを維持しながら、“ヘグモ式4-3-3”の強みであるウイングに対し、左右のSBがマンツーマン気味に付いて前向きにボールを受けられないようにケアした。前々試合敗戦・広島ほどハイプレスに来ない分、浦和は後ろでボールを持てるが、一発でウイングに出しにくく、しかもビルドアップの要であるショルツがボールを持つと、徹底して縦切りをされて、なかなかボールを前に運べなかった。
ヴェルディは浦和のミスを誘発してボールを奪えば、素早くスイッチを入れてカウンターで仕留めに行く。守備を固めた浦和に正攻法で挑んでも、昨シーズンのJ1ベストイレブンであるショルツ、ホイブラーテン、守護神の西川周作を擁する牙城を崩すことは難しい。しかし、基本的に浦和がボールを持つ展開で、ヴェルディがボールを奪った時に隙を突いていけば、流れからでも得点チャンスはあるし、CKや危険な位置でのFK獲得にも繋がる。そうして、浦和にボールを持たせ、的確に防御し、ボール奪取から隙を突く攻撃で、試合の主導権を奪い続け、最終盤まで勝勢とした」、との内容でした。
詰まりは、
守備は、鉄壁・リーグ最強最終ラインとアンカーをプレスし続け、中盤は縦を切る守備で、サイドへ寄せ、サイドはマンマークで完全に抑え、前線へのボール運びを徹底防止、
攻撃は、ボール奪取から速攻とセットプレーで、試合コントロールを図り、試合最終盤まで、成功し続けた、
と言う事でした。
実は、この対戦対策は、浦和・前々試合・広島戦[0-2]広島完勝、の対浦和対策〜前線からのハイプレスと中盤のサイドへの押し込み、サイド防御で、浦和前線へのボール阻止〜を元にそのポイント連続実施、したものでしたね。
一言で、現在の浦和を評価すると、
「新監督の求める戦術プレーは未熟・浸透不徹底で成立困難で、攻守プレーは、高能力選手の"個別能力プレー"によるサッカー」との段階で、[チーム共有戦術の組織チームプレー]で、抑え込める、と言う事です。
これは、新監督サッカーがチーム浸透までの[時間]問題で、いずれ、「戦術作動し、強力戦術を、高能力選手揃いチームが、その本領発揮となり、強烈戦力が実現」となります。戦術理解力も高い選手群ですので、その瞬間は、ごく近い時期は間違い無く、現在のチーム不調期間は、あと僅か試合でしょう。
2.コンサ対戦ポイント
上記の通り、ある意味、この時期の対戦は、対戦上はラッキー!と言えますが、肝心のコンサも、大量主力故障離脱で、最悪期で、どっちもどっち状態?ですね。
それでも、対戦ポイントは、広島・東京Vの「現時点、対浦和攻略メソッド」を参考に、
①浦和最終ライン・アンカーへのハイプレスで、前線へのボール出しを抑制、
②中盤も、縦ラインを切り、サイドへ押し込む、
③サイド・ウィングへマンマークで完全阻止、
①②③で、浦和前線へのボール出しを徹底防御、削減により、浦和チャンス機を徹底削減
④更に、浦和の現在最前線は、「シュート精度が低く、枠内率・す有効ターゲットポイント率低レベル」で、シュート得点力が、低いです。戦術理解練習がメイン課題で、シュート練習まで未課題と思われますが、いずれこの問題点も、シュート低精度・低得点力選手は、「試合起用やそのポジションを外され、高精度選手に取り替え」られますね。時間な問題、、、で、今だ課題でしょうね。
⑤ボール奪取からのカウンターが主攻撃軸となります。浦和最終ラインでは、ショートカウンターで、リーグ最強・鉄壁守備も、穴やスペース・ギャップが有り、即座に決定機・得点機です。
中盤や自陣でも、ビルドアップ、サイド攻撃、前線裏スペース攻撃、多彩多様パターン攻撃は、広島・東京Vとは異なる、新たな対浦和作戦[力任せ・圧倒コンビネーションとドリブル・スルー・クロス]攻撃で、鉄壁守備陣を揺さ振り、振り回し、スペースやギャップをこじ開ける攻撃も展開です。
⑥広島・東京Vでのポイント攻撃だったセットプレーも、優秀プレスキッカー・田中克幸、小林、長谷川、(本当は、ここに、現在故障離脱・近藤も、ですね)と、増加し、福森不在を代替しています。
この様に、浦和を叩ける、絶好機ですが、コンサも満身創痍状態の中、対策ポイントを適合する、サブや現存主力メンバーで、実現を図る、試合となります!
追記
オフ明けのキャンプ情報で、当初予定を変更し、現在なおキャンプ続行し、キャンプ終了・札幌帰還をせず、熊本キャンプのまま、試合前日移動で、札幌開幕戦との予定ですね。
キャンプ終了は、今週・金曜、と言う事ですね!
どおりで、チームスケジュールが、未定のままだった訳でした。
残念ながら、精神疲労回復は、未だまだで、新たなメンタルパワーは、ホーム開幕戦前日まで持ち越し、となります。
確かに、宮の沢練習場コンディションも、札幌帰道後の生活環境も、試合前準備は、熊本気候が良好ですね。
懸命な判断、と言う所です。
2024年03月04日
コンサは、今年も、昨年・一昨年連続で「最悪のシーズンスタート」となりました。
失敗キャンプ・大量主力選手故障離脱で、「形成されつつあったトップチーム」はボロボロに崩壊。
当然、リーグ最低戦力まで低下し、僅か①節②節の2試合で、一気に現在の降格圏・最下位順位となり、当面、挽回の手段も乏しく、浮上は困難!
さすがのミシャも、打つ手が無く、今は、粛々と、戦力低下の現有戦力で、最善を目指すのみ、との現状。
こうなっては、シーズンの長さを利用し、シーズンスタート期はチーム再生・復活を目指し、回復後の大挽回を狙うしか有りません。
何より「そのための時間」を設定し、「最短・最善の対策・対応で、この最下限から積み上げて、上昇させる」過程を進むのみです。
[そのための時間]こそが、「故障離脱選手復帰復活計画・所用期間」となり、既に、このリカバリー計画は作動し、それに従いチームは進行をし始めていますね。
結論は、2段階・チーム再生計画となり、
第1段階は、[3/30・⑤節神戸戦まで期間]、
第2段階が、[5/2・⑪節C大阪戦まで期間]、
の2ヶ月計画を想定します。
即ち、
現時点故障離脱は、復帰必要期間を想定し、
・完全回復前・コンディション調整組:既に試合出場のFW武蔵・DMF荒野・CB岡村・GK菅野、
・打撲のSTスパチョーク、
・肉離れのFWゴニ、 CB高尾、FW大森、DMF宮澤、FW出間、SH近藤、
・筋肉等断裂のGK高木駿、DMF深井、ですね。
完全離脱7選手に、調整中試合(限定)出場3選手が合計された[故障11選手]で、「4選手は強行試合出場」で、故障再発ギリギリ起用、「7選手完全離脱」です。
コンサチームは、2種登録・アカデミー選手の除くと、「チーム少数精鋭戦略方針でリーグ最少選手保有チームグループ」となる29選手体制ですが、なんとその40%弱が故障中、25%弱完全離脱となります。それも、主力9選手と、該当故障選手の殆どが[トップチーム戦力の根幹選手]で、「現時点リーグ最悪選手層」に転落しました。
この最悪状態から、
第1段階までに故障回復・コンディション改善[選手]
コンディション調整中選手:武蔵・荒野・岡村・菅野、打撲:スパチョーク、比較的回復の早い大森の6選手完全回復・復帰を、
第2段階までに 同上 [選手]
第2弾として、2ヶ月で復帰選手:ゴニ・宮澤・出間、高尾は回復後の戦術浸透で最後番、
残念ながら、高木駿と深井は、7月中断期明けを狙う、との計画が想定されます。
それまで、
現在、コンディション調整中での緊急出場:武蔵・荒野・岡村・菅野は、痛み止めと強い意思・メンタルで、出場を継続ですが、時間限定や試合交互・飛び石起用など、故障再発を防ぎ、ギリギリ起用です。
この間、試合は、
第1段階〜3/30は、league3試合、
第2段階〜5/3は、league 7試合とルヴァン1試合の8試合、が実施され、
最悪期の第1段階の目標戦績は、league[勝点3]〜1勝2敗か、3引分、
やや回復第2段階の目標戦績は、league[勝点7]〜2勝1分4敗か、1勝4分2敗か、 6分1敗、それに、ルヴァン1勝、
で、league[勝点合計11]、ルヴァン2回戦突破、との途中結果です。
このleague勝点なら、過去には、同じ⑪節で「14〜17位付近」で、ギリギリ降格圏寸前順位となります。
その後、第2段階の戦力挽回をスタート地点として、一気に、勝利数増加・勝点急上昇を狙う、とのシーズン展開戦略となります。
このため、
第1段階期間での最善策として、
①チーム本来の[超攻撃スタイル=攻撃バランス・守備サブ=得点獲得優先・失点許容]戦術
オールコートマンマーク、マンマークハイプレス戦術を選択するのか、
②より攻守バランス差が縮まるチーム基本・過去主戦術[コンサ式(前線ポストへのロングフィードからのショートカウンター)ミシャ戦術・ゾーン型ブロック守備戦術=得点獲得低下・ブロック型密集守備で失点減少]戦術の選択か、
③①②混合型「局面・展開・時間などにより、②を基本に、前線スイッチにより、①変更」と、システム可変、ポジション可変から、更に進化した、【スタイル可変】戦術、も有り、
実際、正答は、③の①超攻撃攻撃スタイル、②攻守バランススタイルの混合、可変戦術こそが、現代サッカーを更に前進、進化させた、最先端戦術・スタイルとなります!
コンサは、過去2021シーズン、現在と同様、当時の五輪とW杯からの超過密日程により、大量故障離脱発生の緊急事態時に、「ゼロトップ・オールコートマンマーク」を産み出し、当時最強・横浜FM、川崎を撃破との奇跡を成し遂げました。
実は、現時点が、その再来、再度の奇跡的場面、そっくりです。
そして、その答えが、2021・[オールコートマンマーク]でリーグに衝撃を与えて如く、
2024・[戦術・スタイル可変]戦術が、そのものです。
最悪期の第1段階期間こそ、2024・奇跡の[スタイル可変]戦術誕生を、期待する所で、上記最低基準戦績を大きく凌駕する[新コンサ覚醒]を掴める場面と考えます。
上記の
①スタイルで、シュート精度低レベルのまま、得点機会があっても得点現実とは出来ず大量失点との大敗連続、
②スタイルで、ここまでの一貫スタイル追求の取り組み努力を低下・喪失し、普通のサッカー・チームとなり、しかし、そこそこ得点、そこそこ失点で、基準戦績は果たす、
とのどちらも、適正回とはならないと思います。
③の①・②混合型こそが、唯一の正解では無いでしょうか!
有力戦術だと思いますが、、、
ここから、2ヶ月間、大量故障離脱選手の復帰・復活によるチーム再生・復活を果たすまでの、重大、貴重局面・期間を、全コンサ一体で、乗り換え、より強力チームへの道を進んで行きたいと、思います!
2024年03月03日
残念ながら、コンサは、今シーズンも、シーズンスタート失敗を露呈する①節福岡戦と②節鳥栖戦としました。
[一昨年、昨年も、完全同一原因による再発]との事態は、
指導陣を先頭にした選手・関係者での「チームの知恵と意識の希薄さ」を根幹とし、
具体的には、「各役割と責任を不完全とする姿勢・意識」で、このチームの根幹弱点の露呈です。
現時点での現実は、
⑴キャンプ4年連続・大量故障離脱選手発生の「連続失敗」
全ての根本原因は、「選手フィジカル管理の喪失」で、
・現在状態を「科学的・数値で管理する能力欠如」、「現状把握無しでの、無謀なメニュー強引実施」「日常オフタイムのリーグ最低レベル指導管理」との、フィジカルコーチ能力
・キャンプメニューは、適正・妥当で、ミシャのキャンプ設定は妥当も、その実施段階の問題で、実施担当指導陣の問題です。しかし、それは、「そんな問題点を、過去複数発生によるにも拘らず、問題点認識と是正をしない」チーム運営陣・三上GMの問題。
・ボロボロ状態での開幕戦で、既に、ミシャには、対戦を維持させる「手当て・方法」はこれ以外無くなり、しかし、そのまま、開幕戦は、選手自身の開幕戦の高揚感のプレーと、相手チームのシーズン当初戦力未整備に救われ、幸運な引き分け結果となるも、②節昨日試合も、開幕戦・同スタイル自体、チーム困窮意識そのものとなり、「積極性、冷静判断、闘志は、大きく低下」とのスタートとなったもの。残念ながら、キャンプ失敗を、チーム全体で自覚し、意気消沈状態は確実。
⑵現在の、チーム困窮・危機状態で、戦線構築も、メンタルアップも、とても困難な状態。
取り敢えずは、「故障離脱者の復帰計画の下、最善形を探る展開」しか残されていません。
そんな現況で、チーム、指導陣、選手を指弾が許されるのは、シーズン終了後や、少なくとも、この危機状態から脱出された時点の事で、
現在最重要ポイントは【チーム団結をより強め、全関係者で乗り切る、との決意と覚悟】です!
我らサポーターも、ご意見は多数・多様に有ろうとも、「チーム復活再生を願う活動」が、本論、本筋ではないでしょうか?!
我らがサポーターからの、一番の特効薬は、[時間をあげる]事!だと思います。
苦しい時だからこそ、互いに罵り合いのでは無く、建設的な意見と支援が必要、と思いますが、、いかがでしょう?!
そんな酷く、困難な試合の中でも、
①選手は、弱体化チーム力でも、プレーに邁進した事。
②そんな逆境だからこその、現在での、チーム連帯感と運命共同意識の増大、関連して、相互サポートや積極カバーは、確実に増加となります。そして、この後、かかる逆境から立ち直った時には、それ以前を遥かに超えるチーム連帯感・共通感覚と意識が産まれている事も、間違い有りません!
しかし、チーム再挽回期が到来した時、シリーズ挽回不可能とまで転落・悪化は、
再生時の、出発地点、スタート地点の低さとなり、その後を決定付けるの、間違い無い事です。
矢張り、可能な限り、戦績低下や、戦力低下を食い止める事も、現時点での、最重要ポイントの一つとなります。
即ち、一点でも多く得点を積み上げ、一点でも少なく失点を抑える!と言う事です。
こんな緊急場面は、サブ組や若手有望株選手の、ステップアップ、登場の場面そのものです。
コンサの、有望株選手、田中宏武、田中克幸、原、西野、岡田、家泉、小次郎、阿波加、木戸、そして、出間、の舞台が整いました。選手人生の、本番期間到来、として、大活躍からの、飛躍・大躍進を期待しましょう。
がんばれ!コンサ!
やるぞ!コンサ!
2024年03月01日
さぁ〜て、いよいよ、明日、勝点3獲得で、スタートダッシュ成功を目指す、第2節鳥栖戦!
既に記載の通り、対戦チーム鳥栖戦術と注意ポイント、対する、コンサ戦術・試合展開・メンバー想定を考察し、現時点、その内容通りに進行しています。
しかし、最直近状況による、「試合起用メンバー想定の修正」が必要ですね。
その意味・内容は、
コンディション不良から、スパチョークは復活。オフ明け主力チームから外れていた、荒野・中村は復活。
そして、宮澤は未だ、近藤は故障、大森ももう少し、その他、ゴニ、高尾、出間、高木駿は見通し未定、深井はそれなり、と8選手は、調整真っ最中、と言う所でしょう。
昨日、三上GMラジオ放送で、次戦は、前試合の「前半慎重・後半攻勢」の試合展開の選択から変更させ、「前半から攻勢を掛け先制点、追加点の複数得点差を付け、終盤・勝勢の中勝ち切り展開」との試合展開戦略との事。
これまで本ブログでの想定と合致していました。
と言う事で、
前試合のスタート・スタメンの様な[ゼロトップ・攻勢低下・守備バランスアップの試合メンバー・戦術]は選択せず、
現時点[最強攻撃力想定メンバースタメン選択・攻勢戦術]選択となりますね。
即ち、
「オールコートマンマークで、鳥栖ビルドアップ崩壊・鳥栖ゴール前ボール奪取からショートカウンターで、攻撃的守備からの即時攻撃で、多数決定機構築・多数シュートを実現し、早い時間帯での複数得点獲得」を狙う戦術とメンバー、その後、展開次第ですが、理想的には、そのまま複数得点差を付けたまま勝ち切りを狙う、との内容です。
[試合開始直後から複数得点獲得]、その後、その[勝勢による勝ち切り・勝利への粘り強い攻守]と、2段階戦術展開との想定戦略です。
そのため、予想試合メンバーは、変更されました。
(スタメン)
武蔵
青木 小林
菅 荒野 駒井 浅野
中村 岡村 馬場
菅野
(サブ)
長谷川、スパチョーク、原、田中克幸、西野、岡田、
小次郎、
サブメンバーも、守備型よりも攻撃型選手が多数ですね。
選手交代後も、攻勢優位とのベンチです。
守備型戦術のメンバー:宮澤・高尾不在で、本来想定スタイルメンバーとは、
かなり相違していますが、このメンバーも可能性追求、です。
明日、完勝で、勝点3獲得・上積みで、スタートダッシュへの1段目を作りましょう!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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