2017年02月25日
選手も、サポーターも、酷い「消化不良」のままの敗戦。
手酷いショック状態の中、取り敢えずの敗戦ブログです。
監督だけは「ほんの少しだけ計算違いの試合」とコメントしそうですね。
J1リーグの他チーム選手・監督も、各サポーターも、コンサのサッカーに嘲笑だったのではないでしょうか。
本日の「消化不良敗戦」の原因は。
1.選択戦術
試合直前、それまで練習・実戦経験を積み上げて来た「本来戦術」を捨て、
付け焼刃・思い付きと言われてもおかしくない「超守備戦術」を選択した理由は何だったのでしょうか。
昨2016シーズン、本日システムを選択した状況は、「本来スタメン選手が次々と故障離脱となり、本来システムでは選手起用が出来ない状況で、リーグ最強チームとの対戦」となり、苦肉の策で、1試合のみ試合選択した戦術でした。
監督は、J1シーズンスタートの試合前インタビューを見た解説者から「緊張感はあっても、落ち着いてますね」との解説コメントを受けていましたが、
本当は、不安感や恐怖感から超消極的選択に陥ったのではないか、と危惧するぐらいに不可解。 J1は、「粘ってやっと勝利」だから、「超守備戦術」で「敗戦数」を減少させる、と言いそうですが、これは大間違いですね。
「超守備戦術」の条件は、①引き分け累積でも、勝ち点が目標・合格点となる、②具体的に、ロングフィード速攻での得点を可能とする「超優秀キッカー(パサー)と一人でボールコントロールの上得点が出来る絶対的ストライカー」の存在。の2つですが、
コンサにそんなJ1越え・Wクラスプレーヤーがいる訳ありません。
選手は、本来戦術は熟知、高連携・連動プレイが可能でしたが、監督選択はほとんどの選手の予想や希望と乖離したでしょうね。
結果、走り切った、全力を出し切った感の選手は少なく、鬱積感と敗戦感で、Wダメージ。
2.選手起用
3ボランチシステムの問題点は、超守備戦術に陥る事ですが、同時に、起用選手の条件付きです。速攻の起点パス元とパス先について、記載しましたが、守備面でも、ボランチ選手の能力条件があります。
・パスカットとボール奪取を主目的とする守備主導ボランチ(通常「アンカー」ポジションで、バイタルをコントロール)+パス供給ボランチ+飛び出し・第三の動きですが、少なくとも3人共に自己エリアはコントロールエリアとし、そのエリアへの侵入・パスへタイトチェックとパスカットで防御します。
本日ボランチは、スタート;宮澤・深井・ミンテでしたが、問題はミンテ。深井は、アンカー位置で「守備主導ボランチ」、左宮澤・右ミンテでしたが、ミンテは「バランサー型ボランチ」の特徴のため、担当エリアから飛び出すポジションで、パス受け・パス出しの「つなぎプレー」が得意で、結果、自己エリアをしばしばフリー状態としていました。
2ボランチではもっと顕著でしょうが、ミンテボランチ起用のリスクです。
兵藤投入から、パス供給ボランチが確立し、3ボランチも短時間機能していました。
いずれにしても、絶対勝利獲得試合を、逆に落とし、降格圏競争の重要候補との直接対戦負けは、2重3重のダメージでした。
この敗戦勝ち点を取り返す事は、至難の展開です。
次戦、横浜FMは、完全にコンサ実力を読み切ります。次戦は、余裕を以て、のびのびと全力発揮し、コンサを頭から飲み切って手ぐすね引いて待っています。
本日の試合内容では、大敗結果必至です。勝負にも成らない戦力差です。
【 大 建て直し ! 】特に、監督から!
寒風の吹き荒ぶ仙台の地で、血涙を振り絞ったサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。酷い内容でスタートした開幕戦で、肩を落とす帰路でしょうが、サポーターの皆さん、心から、感謝とエールを贈ります。
お気を付けお帰り下さい。
次戦、横浜FM戦は、私も直接参戦です。
皆で力を結集し、次戦での「初勝利」獲得を達成・実現しましょう!
本日試合については、あらためて明日以降。
2017年02月25日
いゃ~!見事に遣られましたね。
敵を惑わすなら、先ず見方から・・・
の通り、
「復帰リリース 兵頭・マセード」はかませ気味。
なにより、定番システム「3-4-2-1」と思いきや、
【3-(3-2)-2】の【3-5-2】型とは...
仙台の想定戦術・狙いは、見事に外れ、ぶっつけ本番での試合と出来ましたね。
想定戦術と選手が大きく変化する事は、既に、事前ダメージを何発か打ち込んでますね。
ただ、2016シーズン、スタートから同システムを採用したのは、1試合。試合途中でのチェンジも、【5-3-2】の超守備形態のみで、試合体験は、キャンプの非公開TGのみでしょうね。
その1試合も、超守備型展開となり、シュート数も5本程度で、文字通り、1・2チャンスを得点に出来た異形試合でした。
修正形として、サイドハーフで、攻撃力をアップさせた戦術の様ですが、新システムとして注目ですね。
2017年02月24日
ちょうど、今頃、仙台宿舎へ到着(大阪伊丹で乗り換えて、仙台空港14:30か17:00着)し、のんびりでしょうか。オフィシャルパートナーJALを優先使用で、乗り換え1回ですね。
なんと、有力新戦力「早坂」は、直前に離脱発生し、本人もチームも痛過ぎますが、早期復活・次戦(強敵横浜FC戦)に万全のコンディションで参戦、との事態となりました。
そのため、試合展開・戦術・メンバーが変更です。
前ブログで、想定の通り、「早坂」は、スタメン「右シャドー」と局面により「サイドバック」のフル出場予定となるキープレーヤーでした。
試合展開・戦術も、
試合開始時は、守備優先時間帯として「コンサはポジション低目・サイドはサイドバック」とし、~20頃まで、試合膠着安定化(=仙台攻勢停滞状態で陣形釣り出し)としますが、その時間帯のロングフィード速攻のターゲットとして「早坂」は、仙台DF横・サイド裏スペースへの攻撃主体と想定で、~30の転換点、堅守を維持しつつ、速攻を反復し先制点獲得(セットプレーポイント?)でも、攻撃経路の主役となるものでした。また、後半~75頃、勝利局面なら「3ボランチ」の「5-3-2」型へシステムチェンジで、サイドバックとして堅守実現想定でした。
では、「早坂」のスタメンポジション「右シャドー」は誰にしましょう?
条件は、
①速攻で、ターゲットエリアへ、逸早く進出し、不成功の瞬間帰陣が出来る「スピードと運動量」
②スペース進出後、ターゲットマンとして「高さとボールトラップ力」とそこから鋭いクロスパスの「パススピードと正確性」、自身でドリブル等で打開する「打開力」。
こんなに条件がありますね。
候補は、菅・・高さが不足し通り越すボール多発。兵藤・・ほぼ条件通り。ただし、ボランチポジションからのゲームメーカー不在で、シャドー起用は困難。??石井・・得意の右サイドは、テクニック弱点はあるも、ほぼ平均点レベルで、実際は、シャドー経験値のみが懸念点。上原・・ターゲットとしての高さは一番ですが、トラップ力・クロスパス力で劣後。
・・と言う所ですね。本当は、「ヘイス!」の筈ですが・・・。
結論は、石井ですね。
意外に、大活躍もあり得る起用ではないでしょうか。
なんと言っても、「本人が、意気に感じ燃えて、大爆発」は間違いないでしょう。
後半の勝勢展開での守備強化システムチェンジも、サイドバックでフル出場可能です。
もう一点、深井の状態は思ったより良好なようですね。
スタメンは、ボランチ「宮澤・兵藤」で前ブログで想定しましたが、「深井・兵藤」コンビの方が、より役割が分担されて選手能力とフィットし、鋭いプレイが産まれます。更に、ショートカウンターは大幅アップとなります。
修正スタメン予想
都倉
ジュリーニョ 石井
田中 深井 兵頭 マセード
福森 菊地
横山
ソンユン
~60分 ジュリーニョ 交代 ⇒ 内村 同ポジション
兵藤 交代 ⇒ ミンテ 同ポジション
~75分 菊地 交代 ⇒ 進藤 同ポジション
5-3-2へシステムチェンジする場合は、
内村
都倉
深井 ミンテ マセード
田中 福森 横山 進藤 石井
ソンユン
SUB:交代 内村・ミンテ・進藤 +
宮澤・上原・河合 ・金山
です。
いかがでしょうか。
いずれにしても、絶対勝利獲得に向け、
選手の皆さんには、緊張ではなくて、一つずつのプレイに全霊を込め、
絶対負けない・諦めない魂で、仙台選手に強烈なチャレンジ戦・闘いを挑み、
一つずつ、勝利を積み上げ、累積していく、その結果が「勝利」となる過程・展開を産み出す。そして、全サポーターは、全力を結集し、その闘いを試合最後まで、戦い抜けるようにサポートしていくものですね!
全員の力で、初戦完勝ですね!!
2017年02月23日
火・水と続々と、故障・離脱選手の復帰リリースが連続しています。
四方田監督のマジック・狙い炸裂とも見えるように、タイミングを合わせた復帰ですね。
対戦相手仙台では、起用選手・戦術の予想・想定はズタズタ状態でしょうね。
更に、昨日紅白戦・本日TG・明日の移動出発選手非公開で、
「誰が、本当に出場可能か、起用想定か、そして戦術と実際の実践度・戦力は」
霧の中状態となりました。
”お見事!!”、と思わず声掛けしたくなる程、情報戦は勝利ですね。
では、実際、開幕時起用可能候補(=起用不能選手)はどうでしょう。
確認してみます。
復帰リリースがあり、限定気味かどうか?の選手は、
マセード・ジュリーニョ・兵藤・深井・菊地・福森の6主力選手。
この内、殆どの選手は、交代想定なら、開幕戦出場可能に見えますね。
未だ復帰まで時間が必要なのは、
増川・稲本・小野・ヘイス・金園・前寛の6選手でしょうか。
では、その限定起用も可能として、次戦の戦術・メンバー・試合展開を予想してみます。
1.戦術と試合展開
①コンサの看板・昨シーズン1年掛けて磨き上げた、システム【3-4-2-1】の【堅守・速攻】戦術です。
ポイントは、陣形位置=守備ライン設定、と、サイドポジションです。
前ブログの通り、仙台戦術は昨シーズンのシステム「4-4-2」から【3-4-2-1】の同型システムにチェンジで、完全マッチアップとなる事必至です。ただし、陣形位置・ポジション設定は、戦術遂行度が未だ低い事から、試合開始直後は、高くも低くもない、ミドルポジションが想定されます。ポゼッションも、50%以上を目指しますが、特に、アッタッキングエリア(A3rd)でのパス成功率は60%台まで低下し、パスカットチャンスが多数発生します。また、攻撃は、ショートパス・スルーパスではなく、クロス(梁と奥埜、永戸から)攻撃ポイントで、ターゲットのウェリントン・ハモンロペス移籍流失し代替のクリスラン故障離脱で石原のみで、昨年の攻撃力より低下しています。
守備面でも、昨年ストロングポイントのクロス防御は、跳ね返し役のDF渡部が移籍流失し、増嶋を代替加入するも、スタメン候補まで到達しておらず、大幅ダウンです。元々、課題・穴だった、ショートパス・スルーパス対策、セットプレー防御の空中戦も、ミドルポジションのシステム戦術から、3DFと2ボランチだけでは、失点が多かった守備力も、更にダウンとなっています。
このため、コンサは、試合開始直後は、
いつも通り、ローポジション(D3rd上位置守備ライン設定)に密集ブロックの陣形を布陣し、組織守備で堅守を構築、試合展開が進行、安定化する段階で、相手パスのカットを起点にロングパス速攻を反復実施ですね。
そのため、サイドも試合開始直後は、サイドバックポジションで、5バック守備とDF裏・左右の横のスペースも縮め、ブロック構築です。
2.試合展開で、前半中盤まで、無失点(恐らく、無得点)状態で、試合安定・膠着となった段階は、仙台から見ると「攻撃停滞状態」であり、打開策として、「陣形アップ」=コンサ陣内へ進行され、DF裏に広大なスペースが産まれてくると思います(リスク対応のため、DFを1・2名残しても、当然、カバーしきれず、大きなスペースが産まれます)。つまり、敵陣を「釣り出し」スペースが出来はじめた時点が転換点。①ボール奪取の瞬間、瞬間・スピードに乗った「ロングフィード」=「FWとシャドー・サイド選手」へスペースへの精度の高いパスでの、ロングフィード型速攻、②ボランチ位置から、ワンタッチ等短手数プレイでのショートパスを連動するショートパス型速攻を反復・使い分けて、攻撃開始。その際も、DF・ボランチのW防御ラインで、逆カウンターのリスク対応優先です。
特に狙い目は、仙台の守備最大弱点のセットプレーで、精密・高精度キッカーと高決定力・空中戦の得意なクローザーを多数有するコンサは、圧倒的優位で、得点チャンスです。
また、スタメン選手で、限定起用選手の交代がポイントとなり、運動量・スプリントの回復・増加、守備強化のチャンスとなります。
3.想定試合展開
前述の通り、
試合開始 守備優先時間帯 コンサはポジション低目・サイドはサイドバック。
~20 試合膠着安定化=仙台攻勢停滞状態で、陣形釣り出し
~30 転換点。
堅守を維持しつつ、速攻を反復し先制点獲得(セットプレーポイント?)
~45 無失点・1得点 で前半終了。
後半開始 再度、コンサは試合開始時と同一戦術。
~60 スタメン選手(限定起用選手優先)の交代 2選手
運動量・スプリント回復し、活性化され、
速攻による追加点獲得時間帯
堅守は維持しつつ、ロング速攻回数を増加し、
追加点獲得。
~75 仙台 反転攻勢強化となるため、守備強化。
選手交代で守備強化。
=勝利局面なら「3ボランチ」の「5-3-2」型へシステムチェンジ
~90 「2-0」で、堅守・速攻戦術により「完勝」。
4.メンバー予想
スタメン
都倉
ジュリーニョ 早坂
田中 兵頭 宮澤 マセード
福森 菊地
横山
ソンユン
~60 交代 ジュリーニョ 交代 ⇒ 内村 同ポジション
兵藤 交代 ⇒ ミンテ 同ポジション
~75 交代 菊地 交代 ⇒ 進藤 同ポジション
勝利状態なら、同時に、守備固めとして、
3ボランチ・5-3-2へシステムチェンジも
システムチェンジ後
内村
都倉
宮澤 ミンテ マセード
田中 福森 横山 進藤 早坂
ソンユン
ベンチSUB:上記の 内村・ミンテ・進藤に加え
上原・石井・河合、金山
いかがでしょうか。
仙台戦は、
①チーム力に劣後するチームが、強敵・上位陣が本調子となる前の「開幕ダッシュ」起点となる第1戦。
②J1リーグの戦力分析の中、下位ランクで、勝利獲得可能性の最も高い対戦相手。
③対戦相手からは、非公開・復帰状態不透明・シーズン当初などから、コンサ戦力・戦術への対抗策が、最も構築し難い状態。
④J1リーグ、降格圏回避競争の最有力候補との対戦であり、直接叩き、勝ち点差を作る絶好機で、逆に、敗戦結果はWの大ダメージとなってしまう。
との4つの理由から、【絶対勝利・勝ち点3獲得が絶対ノルマ】です。
今シーズンの存否・結果に直結となる重要試合・対戦は、
先ず、この第1戦目で、その後の3戦となる「開幕スタート後の4試合」=開幕ダッシュ成功や否や、です。
選手・監督コーチなどチーム全体、そして、全サポーターの力を結集し、絶対勝利!獲得へ強力な協働のスタートです。
皆さん、ご一緒に、頑張りましょう!!
第1戦 仙台戦 完勝 !!
2017年02月20日
2017シーズンは日程進行し、
第1戦「仙台」戦の「相手チーム確認・点検」を開始します。
1.昨年2016年現状
①順位12位 (2015;14位・2014;14位・2013;13位・2012;2位)
東日本震災から大活躍となった2012年以降、J1へギリギリでも下位順位で定着。
②勝ち点43 (2015;35・2014;38・2013;45・2012;57)
③13勝4分17敗(2015;9-8-17・2014;9-11-14・2013;11-12-11)
勝利数は増加するも、引き分けが減少し敗戦数増加となった昨シーズン。
④39得点48失点(2015;44-48・2014;35-50・2013;41-38)
勝利数増加となるも、得点減少と失点同数で、引き分け減少・敗戦増加。
⑤システム【4-4-2】攻守バランス型・支ボール配率50.4%(リーグ平均レベル)も、低得点・多失点結果から、
2017シーズン、主力戦術を【3-4-2-1】の流行型に転換しました。
但し、浦和・広島のハイポジション・前線ボール奪取の攻撃型、か、
札幌の様なローポジション・ブロック守備による組織型堅守の守備型かは、未定・流動的で、安定せず、システム効果は限定的となりそう。
⑥サマリーデータ;特徴データのみ
得点39点 1試合1.1本 J1平均1.3本、順位10位
シュート 12.8本 J1平均13.2本、順位9位
枠内シュート 3.6本 J1平均4.2本、順位13位
枠内率 28.1% J1平均31.8% 低率
パス数 463本 J1平均481本、順位10位
バス成功率 74% J1平均77%
エリア別
パス数 D102本 M260本 A101本
成功率 D73% M81% A66% DとAエリアでのパス成功率が低いです。
クロス数 15.9本 J1平均15.4本、順位7位で得意攻撃。
タックル数 21本 J1平均21本、順位8位
クリア数 24.9本 J1平均22.8本、順位5位
インターセプト数 2.8回 J1平均2.8回、順位9位
強弱混在の守備でした。
⑦得失点パターン
得点;セットプレー9点---リーグワースト2
スルーパス・ショートパス5点---弱点攻撃
クロス11点---リーグ4位でストロング攻撃はこれだけ
つまり、パス攻撃は✖。優秀プレスキッカーが不在で、セットプレー✖。
良好クロス攻撃は、ウェリントン・ハモンロペスの個の力によるもの
失点;セットプレー15失点・・リーグワースト2
ゾーン守備のズレを突かれ失点の定例パターン
DF・MF等での空中戦支配力の低さに起因。
PK6失点---リーグワースト
DF陣のPA内のアプローチ・プレイの問題で、個別能力課題。
クロス防御6失点---リーグベスト4
DF渡部の跳ね返しによるもので、個の力によるもの
2.今シーズンは。
①選手
得点源・ゲームメイカー・守備の要が流失で、それなり戦力が加入ですが、全体では、戦力ダウンは、否めないところですね。厳しいシーズンが予想されます。
GK;元正GK六反、DF;クロス防御の要の渡部博文、MF;ゲームメイカーと得点源のハモンロペス、現在鳴かず飛ばずの天才水野晃樹、FW;得点源ウィルソンと主力選手を流失です。代替で獲得の、FWクリスラン・平山・MF中野・DF増嶋は主力候補の筈が、故障・離脱。平山の復帰もリリースされるも、GKシュミットダニエルもスタメンまで到達せず、獲得効果は、ウィルソンの代替のFW石原位ですが、これもランクダウン気味。
②戦術
【3-4-2-1】型ですが、攻撃型~攻守バランス型~守備型のどの戦術かは、試合結果次第の様。恐らくは、攻守バランス型の「ミドルポジション」での布陣と想定され、相手攻撃に伴い、守備型と併用でしょう。
しかし、パス成功率のエリア別推移で明白な通り、攻撃選手能力の問題で、Aエリアでパスは通りません。相手D・Mエリアでボール喪失が多発し、カウンターに対抗するにも、クロス防御の主力DFも移籍喪失し、現在守備力では失点必至の事態となります。
自ずから、「守備型」のローポジションしか選択肢は無くなりますが、ここで更に、攻撃へ転換した際のキープレーヤーのハモンロペスとウィルソン移籍喪失で、ロングパスでの速攻は不発となり、結果、得点獲得数が減少となります。
極端な場合、シーズン途中で、昨シーズン戦術へ再転換との危機的事態の可能性まで想定されるもの。
③スタメン予想は、【3-4-2-1】システム配置で、
FW 石原
奥埜 梁
MF 永戸 菅井
三田 富田
DF 石川 大岩
平岡
GK 関
SUB;平山・西村・増嶋・藤村・差波・シュミットダニエル
あらためて見ても、昨シーズン布陣と随分見劣りし、J2上位チームレベル
に見えてしまうのは、私だけでしょうか。
※コンサに取り、十分完勝可能な相手戦力ですね。「復帰選手」の増加で、より高いレベルへの戦力強化を図り、絶対に勝利・勝ち点3獲得をしなけばなりませんね。
2017年02月19日
18日のW非公開トレーニングゲームで、第5Qは完了し、コンサの公式キャンプ期間は終了(?)となりました。
先ず、WTGの試合結果は、Jリーグチームを対戦相手に、「1-2」と変則30分✖2本「0-0」との事。
実は、熊本近県キャンプ中で、当日練習試合の無かったチームは、コンサ以外、2チームだけでした。・・・宮崎キャンプ中の金沢と岡山です。
この2チームは、18日前後にも、TGは無く、まず、間違いなくこの2チーム相手の結果でしょう。
ここから、私予測(きっと、恐らくは、の???レベルです)では、
第1試合は、岡山戦:コンサ主力のフル出場練習で「1-2」の試合結果。
攻守バランスは、守備主軸よりも攻撃バランスとし、リスクを取ってチャンスメイクをトライするも、決定力が低く得点が「1点」に止まり敗戦、と試合内容を想定します。
仮に、その通りだと、監督・選手コメントと符合しそうです。
第2試合は、金沢戦:コンサSUBにメンバー交替し「0-0」。
守備バランスに傾き、守備主導で無失点となるも、攻撃力が乏しく得点機会・決定力の低さから、無得点で終了、と想定。
(いつもの、??読み気味ですが...)
公式キャンプ日程は、本日リカバリートレーニング(RT)で、完了。
の筈ですが、
コンサは、未だ故郷へは戻れませんね。
明後日のオフ開けからは、2017シーズン開始となり、定例日程の開始です。
しかし、第二本拠地ともなっている「熊本」は、3月4日「横浜FM」戦日に、バックアッパーは、熊本練習の日程で、2週間継続です。
この2週間は、現在故障・離脱中である「コンサ重要選手」のリカバリー・復帰期間となります。つまり、コンサ戦力完備・完成期間となる訳です。
次週の中、火・水曜で「開幕時点戦力」=「本格復帰選手」の確認となり、水曜練習試合がポイントとなります。
この時点まで、開幕時コンサ戦力は、流動的で判定困難ですね。
本来、第5Q終了時点で、キャンプ総括・戦力確認予定でしたが、そこまで延期です。
対戦相手チームも、急ピッチで、戦力上昇をトライしていますね。
詳細は、明日以降、サポーターとしての「シーズン・イン」し、開始です。
さぁ~! 皆さん! 激闘の中、歓喜と希望を掴み取るシーズンへ、GO!
頑張りましょうね!
2017年02月17日
キャンプ第5Qもいよいよ終盤。
ただし、前ブログの通り、シーズンでの週単位定例スケジュール自体を、練習する目的で、熊本キャンプ入り時点より、「定例スケジュール」で日程進行です。
所が、昨日非公開TG(福岡大戦1:1結果」実施は、週間定例スケジュールを崩す事になり、不可解でしたが、本日「ノノラジ」で判明。
実は、TG形式の「個別戦術練習」だったもの、との事でした。
つまり、通常練習メニューの中、試合形式の戦術練習を、対外(福岡大)に相手方を依頼した(だけの)もので、所謂、実試合想定のTGではなかったものでした。
そのため、試合結果については、全く意味なく、個別選手の確認や評価アップなどは当然行われましたが、チーム全体の戦力評価はされないものでした。
結果として、次戦=明日非公開TGは、定例スジュールでは本試合日となり、実際、Jチームと、ガチンコ勝負で、コンサの現戦力値・状態が明らかになる重要TGとなります。
前ブログの通り、「無失点」に拘り攻守バランスを、守備に傾け過ぎる守備偏重パターン、から進歩させて、攻撃バランスも取り、<最小限失点するもそれ以上得点となる勝利パターン>の確立・獲得を模索・構築するTGですね。
詳細は、当然に非公開でしょうが、開幕直前ラストTGで、キャンプと開幕ダッシュの成功に直結させる内容・結果を求めましょう。
2017年02月14日
第5Qは、粛々と進行し、想定通りでは、明日か明後日に非公開TGですね。
前回非公開TGは、無得点しかし無失点試合でした。
浦和戦で、浦和戦術によりズタズタにされた守備戦術の再構築に一定評価は得られたとも見えますが、攻守バランスを偏重させた戦術では攻撃力は再構築不能ですね。
それこそ、浦和戦の通り、攻守バランスをとった場合の速攻力は間違いなかったものでした。
ここに、次戦TGのポイントがありそうですね。
つまり、攻守バランスでの「無失点試合」成立が当面目標。
失点しても、それ以上の得点獲得が、コンサの勝利パターン(昨シーズンの「無失点やウノゼロ」試合とはなりませんが...)となりそうですね。
さて、非公開のTGと練習内容で、現在地は、四方田カーテンの奥に隠れていますね。
ちょっと別データで、現状を切ってみます。
チーム推定年俸データです。
現在2017推定データがリリースされています。
そのままですと、コンサは、17位順位。・・・下から2番目の降格圏。
確かに、「年俸」は選手評価そのものでチーム合計値はチーム戦力に比例する、との公式は否定し難い所。
しかし「戦力」は、あくまでも推定戦力で、「実戦力」=「現実としての戦力」ではありません。つまり、本来持っている想定値・潜在値であって、試合での実践度=「実行戦力(度)」が勝敗を決定する源泉です。
そこで、ポイントは、各チームとも、
「スタート時点戦力」=「潜在(本来)戦力 ✖ スタート時到達実践度」です。
そして、実際、各チームにおいて、シーズン展開・想定の中、
「スタート(開幕)」時点を「ピーク(到達度100%)」と設定出来るチームは、ほとんど皆無ですね。
ここに、大きな分岐点・狙い目・ターゲットがありますね。
そこで、我がコンサですが、当然「100%」しかありません。
更に、シーズン展開の中では、より上昇は当然ですが、到達度「120%・150%」とならなければなりませんね。年俸換算すると、「120%=4.8億で14位、150%=6.1億で13位」です。
で、もう一度スタート時点の話ですが、
上位陣は、多くがピークをシーズン中盤辺りに想定。
中位陣では、選手構成を大幅に変更したチームの到達度はスタート時点でかなり低く。
下位陣では、選手層の薄さから、故障・離脱・選手変更の多目等の場合、スタート時点は更に低下チームが出てきますね。
そこで、
(夢想・暴走気味の想定、ひんしゅく気味の想定ですね。ただ、趣旨はそんなに違っていないと思い、汲んで頂ければと思いますが...)
例えば、到達度を、
コンサ100%、90%台-0チーム、80%台-3、70%台-10、60%台-4と、
想定するとコンサ順位は、13位となります。
因みに、スタート時点で、コンサ120%、より全体到達度をアップの想定で、
90%台-2、80%台-6、70%台-9、60%台-0としても、コンサ順位13位です。
いずれにしても、スタートダッシュこそが、コンサの順位アップの有力手段である事は、間違いありません。有力チームの戦力本格化の前までの期間・間隙に、どれだけの勝ち点を獲得・積み上げられるかが、未だ弱体コンサの勝負手段です。
更に、シーズン内での戦力上昇で、本来戦力の殻・限界天井をブチ破るシーズン、なんですね。
非公開で、開幕ダッシュに向けた「到達度上昇」を必死に図っている現状ですね。
頑張れ!!
2017年02月13日
コンサキャンプは、第4Q・熊本キャンプ開始の中終了。
締めのTGを昨日実施。
残り日程は、今週第5Qの1週の最終週まで到達し、キャンプは終了。
その後、開幕仙台戦までの1週間は、
2017シーズン開始となる「試合前定例スケジュール」突入です。
5Q=5週のキャンプとすると、単純平均で、4Q終了=80%終了という事。
でしたら、
最低限、キャンプで構築予定チームの80%状態まで到達獲得ですか、
というと、新故障者が増加、復帰者の回復スピードと復帰状態が遅延、と
フィジカル調整は、かなり停滞気味ですね。
最終週第5Qの第一最重点ポイントは、
フィジカル調整を一気にテンポアップ・加速し、当面、故障離脱で戦力化困難者は2・3名までに回復、通常選手は、コンディションを90%まで上昇、です。
戦術浸透・共通理解度アップは、選手の把握・理解は80%以上でしょうが、実戦でのプレー反映とその前提の個々の能力向上、プレーランクアップで、大きく伸び悩み、70%程度。
このままでは、J1仕様に到達できず開幕と成り兼ねません。
この、チームが求める戦術実践度まで、個々選手のプレー・能力引き上げが、第二最重点ポイントですね。これは、当然シーズン開幕後も、進展・向上するものですが、開幕時点で、低過ぎる内容・レベルを引き上げたスタートは、その結果として、開幕ダッシュ失敗・勝ち点供給役に陥る事からの脱却に直結します。
選手の「自分との闘い・大幅成長進化」勝負期間も、先ずは、もうラスト1週間です。
個々選手能力やプレーを、戦術化し「全体チーム力」と纏めるポイントは、
「連携力・連動性」です。
複数選手での組織プレーとなる「連携」プレー、
流れる様な「連動性」での強く・鋭く・素早い連続プレーは、
「個の力」を合算させるだけでなく、複合による強靭さ・創造性・スピード・安定性を産み出します。この集合体が「全体チーム力」で、試合実戦での源泉となります。
ラスト第5Qでの新中心課題ですが、第三重点ポイントです。
以上3つの重点ポイントの達成を、「ポジション獲得競争」と併行してする訳です。
しかし、どうもその競争の「激しさ・厳しさ・徹底」に甘さ・緩みを感じます。
喧嘩・削り合い寸前の中での実践テストの連続が必要ですが、そこまでの厳しさは感じられません。ここが勝負どころ、として激しくポジション獲得競争の上、開幕起用選手としたいですね。
最後に、この第4Qから、シーズンの週間スケジュールの演習に入っています。
つまり、
1週間単位で、
「次試合想定練習・試合起用候補選別(火・水)~試合候補選定・準備(木・金)~実戦(土)~リカバリー・コンディション調整(日)~オフ設定(月)~」ですが、
「実戦」を「非公開TG」とし、そのまま週間スケジュールに則りキャンプを消化しています。
やはり、ここからの5Qは、練習・TGも、相手チーム対抗と同時に、激しいポジション競争へ向け集中度をアップさせる、また外野(マスコミ・サポーター等)からの声も遮断する目的で、非公開・開示内容管理としています。
それだけ、勝負の1週間・第5Qとの認識ですね。
期待しましょう。
2017年02月09日
さて、コンサは仕上げの第2次熊本キャンプ通算第4Qに突入です。
ここからは、
一切の妥協を排した「ポジション獲得」真剣舞台です。
能力やプレー云々の前、全選手、一律に、
「本心からの闘志と取り組み姿勢」の本気度を試される場面となり、
ここでの劣後は、<起用候補除外>判定直結です。
J2意識や甘えを引きずっている選手も、候補外直結です。
また、ベテランと中堅、若手も、この局面だけは、全ての柵(しがらみ)は無視で、一切の遠慮もリスペクトも無く、ポジション奪取のみが「最大の優先事項」です。
本来能力やテクニックや意識経験も、実戦テスト・練習試合テストでの「戦術の遂行度・実現度・戦力度」が優先され、ポジション獲得への優先順位付けが決定される過程となります。
その期間は、「四方田カーテン」でブラインド状態となり、開幕戦・寸前まで「ポジション候補」は見えないもの、となりそうです。
これは、副産物として、「相手チーム対策」にもなりますが、主たる狙いは、「強烈・地獄の選手間競争はチーム内だけでの共有化としたい」、つまり、マスコミ・サポーター・評論家から遮断した空間とし、選手に「競争に集中させる」方策ですね。
それだけ≪強烈な競争≫を行いたい、との方針でしょう。
第3Qラスト「浦和戦」で明らかになった通り、
現在、
J1上位チームとは「試合にならない=J1・2カテゴリーレベルと同程度の陣容・戦力の差」で、「想定結果」はほぼその通りとしかなりません。
では、J1中位チームと下位チームとは、どうでしょうか。
残念ながら、第3Qラストレベルでは、5分の勝負は甚だ困難が連続とのレベルです。
その状況だからこそ、
コンサ首脳陣は〔キャンプ当初の段階から想定していた通り、だと思います。〕、
第2次キャンプでは、激烈なポジション獲得競争により、
選手を意識・能力・結果で活性化し、
「現有戦力=個々選手の現有能力・戦力を越える、少なくともポテンシャル能力100%発揮する選手」で、
第3Qラスト時点を大幅に越える「最大化した戦力」の選手起用・ポジション配置との、
戦略を展開ですね。
いずれにしても、開幕後も、戦力の成長・レベルアップ追求の中で、「選手・チームの一体(感)を基本」として、激しいポジション獲得競争は継続します。
このシーズンを通した「ポジション獲得競争」の連続からこそ、「大幅成長選手」「J1ランク定着・保有選手」「チーム総力大幅成長・進化」が産み出されます。
その「本格開始・スタート」が本日です。
激しい競争は、強い自信・成長を手に出来ますが、同時に、強いストレスと隣り合わせです。
ここにも、サポーターの応援・支援・声援が必須となりますね。
厳しくも、暖かい目と声援で、サポートしましょう。
2017年02月06日
キャンプは、第3Q、第一次沖縄キャンプの終了です。
選手・スタッフ・チーム関係者の皆さん、本当にお疲れ様を!
「充実」の第一次キャンプとなった、とエールを一杯掛けたいですね。
第1次キャンプ第3Qは、
①フィジカルコンディション調整
②選手ランクアップと特徴把握・共有化
③戦術構築、
④各項目の熟成、チーム全体としての連動性・一体プレーの構築で、「戦術構築と熟成スタート」に集中取組で、
最終浦和TGで現状検証となりました。
浦和TG〔35分✖4試合〕の評価は、
1・2本目は、浦和の開幕スタメン想定の「J1最強戦力」、
対するコンサは、準1軍クラスでマッチアップ
GK;ソンユン
DF;横山・菊地・永坂
MF;早坂(LSB)・宮澤・ミンテ・マセード
FW;都倉・ジュリーニョ・内村
特に、浦和は3FW;ラファエルシルバ・興梠・李忠成の「J1最強攻撃陣」のテストでした。
3・4本目は、浦和は、SUBメンバー想定でも「J1上位ランク戦力」
コンサも、SUBメンバーを7名程度交代した模様
FW;交代上原・菅 継続ジュリーニョ
MF;交代田中・石井RSB・前寛 継続ミンテ
DF;交代濱 継続菊地・永坂
GK;交代杉山
1.1・2本目勝負は、浦和新戦術「攻共相手コート(敵コート・ハーフフィールド)戦術」と新攻撃3トップ陣の実戦テストでした。DF最終ラインも相手陣内(ハーフラインを越えた位置に設定)で、相手コートに「攻撃密集態勢」を構築し、近接自選手との連続ショートパスで敵陣をズタズタに崩す、一方、相手によりボール奪取された守備期も、すぐその場で再奪取し相手コート内で「ボール再奪取」し切り、攻守切り替えする、との驚愕の「常識外れ戦術」でした。
つまり、別視点から見ると、「パワープレイ的」超攻撃的ポゼッションサッカーです。
これに、コンサのブロック守備が立ち向かったのですね。
結果は、1本目は、その新戦術に、ピッチのコンサ選手は予想外の驚愕事態でしたでしょうね。結果は、35分で、「1-3」の大量失点で、実際、陣形をズタズタにされましたが、浦和の新戦術に慣れて来たのか、2本目は「0-1」とやや安定化したもの。
守備は、堅守・ブロック守備で対抗するも、ショートパス交換とスペース攻撃を、高精度のハイスピードパス交換で揺さぶられ、ギャップを創られて、決定機にされたもの。
「高精度・ハイスピードパスでの陣形揺さぶり・ミスや予想外れによるギャップからの突破」が課題ですね。
攻撃は、1本目も、3本目・4本目も、「ボール奪取」からのショートカウンターによる「速攻」が浦和の堅陣を再三突破し、得点出来た様ですね。コンサの守備課題が、そのまま攻撃戦術でコンサのストロング戦術になっている事を証明しました。
2.選手コンディションは、浦和と試合可能なレベルまでアップしていますね。なお、復帰待ちの有力選手が多いですが、チーム全体では70%~80%程度まで到達となりました。
以上の様に、順調にキャンプ成果を累積し、チーム戦力をランクアップしてきました。
しかし、ここに来て、大事件発生です。
昨日浦和戦でも本来なら1軍メンバー起用されていた「兵藤」が「肉離れ発生」となり離脱です。ボランチから、ゲームを左右するパス起点元・攻撃のキーマンが消滅です。リリースはありませんが、肉離れだと、復帰のため最短2週間~4・5・6週間ですね。「軽傷・早期回復」を願うばかりですが、大変残念です。開幕・開幕ダッシュには間に合わないでしょうね。
今頃、各選手、それぞれ我が家の安息の中で、リラックスされている事でしょう。
2日間の”安息”ですが、リフレッシュし、第2次熊本キャンプ・第4Q~で、チーム完成に邁進ですね。「兵藤」の替わりに、「深井・稲本」が完全合流してくれないかな~。
2017年02月04日
昨日ブログで、キャンプの現最重点課題「戦術構築」について確認してみました。
結論は、
昨シーズンで、鍛え抜いた「守備主導堅守・速攻」「3-4-3(2-1と1-2)」戦術をメイン戦術とし、攻撃具体戦術は「ロングカウンター・ショートカウンター」+「セットプレー」とする。
そして、選手の戦術適性から、「ロングカウンター」と「ショートカウンター」の両戦術共を保有している選手が、両方◎(J1クラス)-5選手;都倉・ヘイス・兵藤・ジュリーニョ・早坂で、どちらかが◎(J1クラス)と〇(J2クラス)-9選手;ソンユン・福森・横山・菊地・金園・深井・稲本・マセード・小野で、合わせて14選手が、実施戦術から「試合起用主軸選手」となるもの、 との内容でした。
14人を「ポジション配置図」に置き換えてみます。
開幕時点、故障・復帰待ち想定選手は劣後ですね。
(現在復帰待ちも、期待値プラスで開幕時点復帰として)
( )は、ポジションの次順位選手です。
金園
(都倉)
ジュリーニョ 都倉
(小野) (ヘイス)
早坂 マセード
(早坂)
兵頭 稲本
(深井)
福森 菊地
横山
ソンユン
※都倉のシャドーにはご意見が出る所ですね。TOPはポスト役でターゲットマンとなり、意外にシューター回数が限定されます。確かにシャドーもサイドスペース攻略役がありますが、突破力により、ラストパスだけでなくシューターとなります。都倉のマルチタレントを活かし、実際、シュート数も増加しますね。
※右サイドからのクロスには、ニアで都倉、真ん中で金園、ファーでジュリーニョ・早坂。
左サイドからのクロスには、ニアにジュリーニョ、中央で金園、ファーに都倉・マセード。
両サイド共に、クロスを決めるクローザーは、高さ・テクニック・決定力選手が待っています。迫力ありますね。
これに、
FW;内村(ロング〇)上原(ロング〇)荒野(ロング・ショート共〇)菅(同左)
ボランチ;宮澤(ロング・ショート共〇)ミンテ(同左)河合(ロング◎)
サイド;L田中(ロング〇)R石井(ロング〇)
DF;進藤(ロング・ショート共〇)河合(ロング◎)永坂(ロング〇)
GK;金山(ロング・ショート共〇)
の12選手をピンポイント起用。
残念ながら、前寛・濱は、両戦術とも適性△(J3クラス)で、起用は困難。
ポジション適性・戦術適性を前提とした「コンサ現有戦力での最高レベル」に到達する選手起用配置ではないでしょうか。
J1中位チームと対比しても、攻守に「勝負」が可能な戦力だと思います。
この内容での誤算は、「田中」の左サイド定着失敗程度ですね。田中は、多分に「メンタル」部分=「自身で想定していた以上にレベル・ハードルが高く、自信も弱くなり、弱気プレー・消極的プレーに陥っている状態で、戦術適性など低評価となっている」様に見えます。しかし、TGやSUB途中出場などの経験累積で落ち着き、本来の能力・実力の発揮で打開可能ですね。
中々、キャンプ進展内容の情報は乏しく、ちょっと、空想・妄想気味ですが、あながち「大外れ」でも無い様な気がしています。
現況を落ち着いて考察してみると、到達する結論や想定はかなり絞れて来ますね。
昨日ブログの付録でした。
2017年02月03日
キャンプも、第3Qの終盤で、第一次沖縄キャンプの終盤ですね。、
第3Qは、
①フィジカルコンディション調整
②選手ランクアップと特徴把握・共有化
③戦術構築、にプラス
④各項目の熟成、チーム全体としての連動性・一体プレーの構築で、
特に「戦術構築と熟成スタート」に集中取組中ですね。
本日、江蘇戦の「一般非公開」は、コンサ四方田監督要請で、今後浦和戦は公開ですが、それ以外のTG・練習状況は、極力非公開・秘密との方針とのリリースがありました。
「戦術構築」取組と「選手のはめ込みと実戦による現状確認と熟成」展開は、開幕「仙台戦」まで状況と内容を「秘密・非公開」とし、開幕ダッシュへ向け、少しでも有利に積み上げる方針との事ですね。という事は、第2次「熊本キャンプ」は「情報量」は限定されるものとなりますね。
本日の江蘇戦試合は結果と一部マスコミリリースがありました。起用選手やゲーム内容は非公開ですが、3ゲーム実施、第戦コンサ0-0江蘇、第2戦0-2、第3戦0-0で、トータル「0-2」、引き分け2試合・2失点による敗戦1試合とリリースされました。
では、この時点でホットポイントとなっている「戦術構築」を考察してみましょう。
先ず、J2リーグでの各チーム戦術は、
①特定戦術のレベルアップ型と②各種戦術全般同時にレベルアップ型に分かれていました。そして、コンサは、①「守備主導の堅守・速攻」戦術の進化・発展指向型でした。
では、「J1での戦術はどう在るべき」でしょうね?
・・・解答のキーポイントは、「チーム戦力=選手総力」に連動している点です。
⇒
(A)上位チーム=「高チーム戦力」チーム
「特定戦術のレベルアップ型」から出発し、優秀選手獲得等による「選手総力の向上」に伴い、プラス各種戦術を追加保有した「進化形・複数得意戦術保有型」です。
「監督・超優秀選手」の交代・加入により、主特定戦術を抜本的に変更する事例も多々ありますが、その際も、「得意戦術」のオプション拡大・増加となり、それまでの戦術+新戦術となるチーム総合力の拡大・進歩となっています。
対して、
(B)中位~下位(残留)チーム=「中程度チーム戦力」チーム
「①特定戦術のレベルアップ型」に、完全に特化しています。
J1リーグを生き残るためには、「勝利・引き分け」獲得のため、各試合全般での「戦術的優位」は(特に)対上位・中位チーム相手ではとても困難ですが、「局面での戦術的優位」構築で「得点獲得と失点防御」を勝負し、その瞬間優位局面以外は、ひたすら「組織・連携で耐える」試合展開となります。つまり、一瞬の個別プレーや局面を構築し、そこでの短時間の勝利を切っ掛けとした「得点獲得と失点阻止」を図るものです。
別の言い方ですと、全般にわたる「戦術」「プレー」「選手能力」の「チーム総戦力」では劣後していても、極度に「練習・精度アップ・スピードアップ・高連携連動」した「特定戦術」で、一瞬の局面では、相手を上回り、局面勝利を起点とした短時間の連続・連携・組織プレーで「得点と失点防御」を獲得する戦略です。
それでは、2017シーズンコンサの主戦術ですが、当然の帰結として、
昨シーズンの「守備主導による堅守・速攻」型を進化させるもの、との方法論となりますね。
因みに、「運動量勝負による堅守・速攻型」は、湘南・新潟での様に、J1では通用していません。また、「堅守速攻戦術」と対比する「ポゼッション戦術」は、コンサの実施例では、4代前(?)監督時代まで遡り、現在は困難です。
「堅守・速攻」戦術は、元々、攻守連動する「攻撃・守備一体戦術」です。
組織型強力ブロック守備等による堅い守備により失点防御し、ボール奪取の「攻守切り替え」の瞬間から、「速攻」で得点獲得、との守備と攻撃が連動する戦術です。
余談ですが、対比となる「ポゼッション戦術」では、ボール保持により相手の攻撃機会を減少させる守備的意味と、ボール保持から攻撃となる「パス交換等による準備⇒チャンス・機会創出⇒得点獲得」との攻撃のための戦術となり、守備と攻撃は分離された戦術です。
そのため、コンサの戦術構築・熟成・進化は、GK~DF~MF~FW全ポジションが連動する戦術のため、全ポジションが同時参加の練習実施となりますね。
戦術ポイントは、
「ロングカウンター」と「ショートカウンター」、それぞれの「攻撃力」と「実施法」です。
「ロングカウンター」は、「ボール奪取位置」=「攻守切り替え」位置=「攻撃開始起点位置」が低い場合で、DF位置・選手とボランチ位置・選手から、FW・サイド選手への「DF裏・サイドスペース・ポスト」を狙う「ロングフィード」を経由し、得点獲得を図るもの。
皆さん、ご存知の通り、堅守のため、自陣のやや深くM3rd底位置~D3rd上位置に、密集・守備(ブロック)陣形を布陣し、DFやボランチ位置で「ボール奪取」します。そして、その瞬間を「攻守切り替え」タイミングとして「攻撃開始」し、一気に前線へボールを運び、敵守備陣が構築する前に、得点チャンス・決定機を創出し、得点を奪取するものですね。
要は、「守備の強度+精度の高いロングパスと受け手のボールトラップ+鋭いチャンスメイク+高精度の決定力」で「短手数・スピード満載・強烈得点力」となる訳です。
また、その派生形の「セットプレー」獲得からの得点獲得も大きな狙い・ターゲットとなり、「カウンター」と「セットプレー」が一体の複合戦術です。
正に、コンサの得意戦術ですね。
GK・DF・ボランチ・サイドでの「組織守備」と「ボール奪取」、
そこからの「ロングフィード」、
サイド・FW・シャドーでの「ボール受け手」、
同「ラストパス・シュートチャンス創出」、
クローザー・ストライカーでの「得点獲得」。
全てのプレー場面で、戦術理解・共通認識・プレー適正内容と精度・実戦経験の高い選手が居ますね。実際、全選手の「適性度」を3段階にランク分けすると、◎-11、〇-17、△-4選手となり、多くの選手の得意・保有戦術です。
これに加えて、「ショートカウンター」戦術が追加作動します。
ケースは2つ。
①FW・シャドー等による「前線からの守備」=「ボール奪取」が作動されます。そこで、ボール奪取の場合、その位置から「ショートカウンター」となります。
短手数・スルーパスやショートパスでチャンスメイクし、ロングカウンターと同様に、相手守備陣形が構築される前に、シュート・得点獲得とします。
②もう一つの形は、比較的高い位置=陣形高目でのボランチ位置でのボール奪取からの速攻です。ここは、ショートパスとスルーパス、特にワンタッチパスの様な判断スピードやパススピードが命となり、短手数・早いパス廻しで、敵陣形のギャップやズレを創り出し、シュートチャンスとする高精度・ハイスピード・ハイクリエイティブの「高度プレイ」となります。
①②共に、前述と同様に「適性度」判定では、◎-10、〇-12、△-10選手となりやや該当選手は減少・限定してきます。
更に、「ロングカウンター・ショートカウンター」両戦術の保有判定では、両方◎-5選手;都倉・ヘイス・兵藤・ジュリーニョ・早坂で、どちらか◎と〇-9選手;ソンユン・福森・横山・菊地・金園・深井・稲本・マセード・小野で、合わせて14選手となります。
実戦では、カウンター戦術は絶対ですが、ロングとショートの併用型となります。
という事からは、上記14選手が中軸とする選手起用・連携と連動性の熟成が中心となりますね。「守備の要」や「攻撃アクセント役」などの特殊能力・プレイ・役割要請から、それ以外選手も起用されますが、中軸選手は上記14選手が中心となる、との結論となります。
戦術特定からの考察・展開でした。
本日、江蘇戦は、ACL常連の強豪チームで、爆買いでビツグネーム選手を集め、中でも、ラミレス(30歳・2014までブラジル代表・2015まで4年チェルシーWクラスOMF)がワールドクラスで、第1戦に出場しました。対して、恐らくコンサも宮沢も含めた1軍クラスメンバーだったのではないかと想像します。そして、0-0で、無失点の結果。
ACLで、Jチームも勝てないチーム相手に健闘、との結果です。
復帰選手の増加による戦力向上局面で、キャンプで徹底しただろうフィジカルコンディションも、復帰した所の都倉選手直近リリース「・・本人のコンディション完成度は、50~60%」から、全体では「70%程度まで上昇」し、計画通り、順調に進行していますね。
ここから、戦術のブラッシュアップに弾みをつけ、2月25日「開幕戦からの5戦でのスタートダッシュ達成」を第1段階目標として進行ですね。
期待と応援の声を、キャンプ地へも届けましょう。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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