~進化~  熊本戦 総括

2016年10月31日

ほゞ、全ブログが、熊本戦術と選手起用を批判・否定しています。

サポーターの目で自明な内容、当然、選手は、当事者として、それ以上の「大きな疑問」を抱いています。
「この疑念を払拭しない限り、意識・姿勢のブレを持つ選手が増大し、チーム崩壊が連鎖します。」
通常とは異なる戦術の選択には、「大きな賭け・危険性」がありました。監督ならば、当然、その事を理解し、選手へ丁寧な説明と納得の上、実戦としている筈です。今まで、勝利獲得をして来た「戦術」を捨てる事ですので、当然の疑問・不安・懸念が起きます。

しかし、その全ての「思惑・見込み・予定」が、無残に破たんした。
選手は、「やっぱり」戦術選択ミス、との認識が強烈でしょう。「都倉の試合後、ウェア破り捨て」が意味しているものは、自分とメンバーとスタッフに向けたもの・『怒り』でした。
練習で行われているだろう説明は、本当に難しい説明ですね。簡単なコメントや説明では、破綻を回避できません。・・それだけ、真摯に、心身を掛けて取り組んでいる選手達が多い(全員ではありませんが・・・)ですので。 
唯一の正当な方法は、戦術・選手起用の選択の誤りを認め、あらためて、チーム・自らの「ノーマルプレイ」を全員で再確認し、意思統一を行う事だけです。
試合直後の監督・一部選手の「評価コメント」とは真逆の内容で、本当に、【心配な状況】です。もし、負け惜しみではなく、本心だとして、その方向に、遮二無二進みと、コンサには「悲劇」しか残りません。
今、現在実施している「練習時内容」に「これからのコンサ」が掛かっている、とのもの。

四方田監督・現コーチの「将来・来季」も、今、この瞬間に掛かっています。

1.現在順位を確認します。
1位 コンサ 勝点78 得失差29 首位との勝点差 全勝の勝点12点
2位 松本  勝点75 得失差27    3     87
3位 清水  勝点72 得失差42    6     84    
4位 C大阪 勝点69 得失差16    9     81
5位 岡山  勝点63 得失差16   15     75
6位 京都  勝点63 得失差14   15     75

2位と「3」=1試合差、3位と「6」=2試合で得失差で逆転、4位と「9」=3試合差

コンサは、優勝確定のためには、「3勝1分0敗」以上
     昇格確定のためには、「2勝1分1敗」以上です。

つまり、【2勝1分出来なければ、自力・自動昇格喪失】濃厚となりました。

2.試合内容
今シーズン、35試合で選択したシステム戦術を捨て、【3-4-3(0-2-1)】型のシステム戦術を選択。
その選択意図は、前ブログで分析の通りでしたが、結果として、「熊本」のシステムが全く想定外で、選択意図の前提を外され、意図・想定外事態が現実化しました。
その結果、
①コンサの攻撃起点でもある「守備陣」へは、「熊本」3FWによるタイトで徹底したプレスで封印。
②コンサ中盤は、「前寛」の不安定プレーで、ミス・遅延プレー・スペース多発で、「中盤」を「熊本」に自由に活用。
③コンサ前線は、「熊本」の2DF+1アンカーで、ポストプレーを封印され、更に、タイトチェックで自由な展開も阻止。
④サイドは、「熊本」SBにより、攻撃よりも「守備中心」で、コンササイドの攻撃参加阻止。 と、「守備」勝負を挑まれ、見事なまでに=コンサにとっては、無残なまでにズタズタ状態とされたもの。
今シーズン、初めての「守備合戦での完敗」でした。
J2「最強の守備」が、J2-「18位の守備」に完敗・・・簡単な証明です。コンサ守備は「J2最強から18位レベルへ転落」の現状との現実です。

「1:1の個の闘い」は、DF陣の狼狽と弱点の表面・現実化を招きました。
「福森」のパフォーマンスは、今シーズン最低で、「攻守」の要が、今日は、「攻守の穴」と陥る内容でした。
「永坂」は、福森発のPK誘因者との認識が、その後、積極性を低下「若さの弱さ」が出露呈。しかし、問題は、永坂ではなく、こんなに重要な一戦の最重要選手・ポジションを「永坂」に負わせた事は、何一つ意味の無い選択・起用で、「監督の起用誤り・独り善がり」そのものです。
「増川」、福森・永坂ともに、再三、DF位置から、ボランチポジションの穴のカバーに飛び出しました。ボランチには2選手位置取りしているのに拘わらず、です。結果、飛び出した元スペースは大穴状態で、また、「ヘディングミス」多発でカバーも不発で、守備態勢は、ボロボロでした。
「中盤」の弱体化が、守備陣も、前線も低下させ、シュートチャンスも消失する、との証明をした試合となりました。
「宮澤」のパートナーに「前寛」起用は、もうここまでにしましょう。
「前寛」の問題点=「意識・認識」レベルで、「集中度の上下変化」、真摯な努力姿勢の問題です。選手としては、「不安定な選手」致命的欠点。

シュートチャンスが産まれないのに、3FWは、滑稽な姿を露呈。「都倉の激昂」は理解・同意出来るものですね。

いずれにしても、
今まで、積み上げ、現順位の源泉だった「コンサのノーマルプレー」を捨てた事が、全ての理由・原因。その選択ミスの責任は、厳正に追及すべきですが、シーズン後の課題としておきましょう。

「コンサのノーマルプレー」を現有戦力で展開しても、「最強レベル」より低下はあるでしょうが、それでも、「J2上位戦力」です。
「枠内シュート」=FW責任で、大至急改善は絶対条件ですが、
「コンサ ノーマルプレー・戦術」の再確認で、この緊急事態は、乗り越えられますし、その方法以外での打開は、コンサの将来・来季のためにも、必須です。

こんな、誰でも知っている【自明の理】の再確認ですね。

有難うございました。




post by yuukun0617

12:51

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~進化~  熊本戦 変化はしたが、進歩無し

2016年10月30日

心身共に大ダメージとなった連敗。
更に、連敗地獄が続く原因が満載の試合。
シーズン終了寸前での緊急事態は、チーム・選手・サポーターに、余裕も自信も崩壊させるもの。 対応成功は昇格、失敗はJ2残留の結果。

この時点での最重要コンセプトは【ノーマルプレー】と指摘しました。
最も取ってはいけない選択が、戦術選択・選手起用の変更です。

しかし、最も堅固に追求・徹底すべき「監督自身」が、コンサのノーマルプレイへの信頼・自信に「不安」を抱いては、全て、一から見直し・修正は、シーズン中盤なら可能ですが、終盤では再構築は不能です。仮に、監督の迷いがあったとしても、選手の迷い・躊躇に繋げる行為は、自殺行為。
社長の言う通り、終わった事は・・・ですが、コンサのノーマルプレーを再度取り戻せるのかどうか、がポイントです。

今日のシステム戦術は、【3-4-1-2】を変化させ【3-4-0-3】型。
恐らくは、熊本の主戦術【4-4(2-2)-2】を想定し、熊本2CBを1枚上回る前線構築の予定だったのでしょうね。しかし、見事に想定を外された熊本【4-1-2-3】の陣形でのマッチアップは、前線は2CB+1アンカーで、ポストプレーを完全に封じられ、また、熊本前線の3FWは、攻撃は2次目的で、守備用の3TOPでした。コンサの攻撃起点は、「前寛」定着?以降、ボランチ位置からの攻撃は消滅し、一段下がったDF陣、特に、福森と菊地が攻撃起点でしたが、その攻撃起点を直接プレス・追い回す「前線からの守備」を徹底され、追いかけまわされ、苦し紛れの「ロングフィード」のみで、ポストプレー完全封止で、攻撃スタイル・手段を喪失の事態となりました。
陣形マッチアップは、コンサのメインコンセプトの「連携・組織型プレー」を完全マッチアップ状態から、「1:1の個のプレーの闘い」に変化させられました。

つまり、
①コンサの攻撃起点でもある「守備陣」へは、3FWによるタイトで徹底したプレスで封印。
②コンサ中盤は、「前寛」の不安定プレーで、ミス・遅延プレー・スペース多発で、「中盤」を自由に活用。
③コンサ前線は、2DF+1アンカーで、ポストプレーを封印。タイトチェックで自由な展開も阻止。
④サイドは、SBにより、攻撃起点よりも「守備」中心で、攻撃参加阻止。

と、「守備」勝負を挑まれ、見事なまでに=コンサには、無残なまでにズタズタ状態とされたもの。

「1:1の個の闘い」は、DF陣の狼狽と弱点の表面・現実化を招きました。
「福森」のパフォーマンスは、今シーズン最低で、守備での「ヘディング・ボール跳ね返しの目測ミス」が多発し、その中の1つが、永坂のPK誘発を招きました。また、「イージーパスミス」が4回、セットプレーのプレスキックも精度・狙いが極度に低下。「攻守」の要が、今日は、「攻守の穴」と陥る内容でした。
「永坂」は、福森発のPK誘因者との認識が、その後、積極性を低下させましたね。本来プレーとは程遠く、修正出来なかった事は、「若さの弱さ」が出てしまいました。でも、こんなに重要な一戦の最重要選手・ポジションを「永坂」に負わせた理由はどう考えても有り得ません。「菊地」の最近の不安定プレーを理由として、でしょうが、今後菊地を一切起用しない、との決断・前提以外、永坂・菊地・他のDFに何一つ意味の無い選択・起用で、「監督の起用誤り・独り善がり」そのものです。
「増川」も中盤=ボランチ位置のカバーの飛び出しを、福森・永坂ともに、再三行いましたね。DFからは、ボランチポジションの穴が気になってしょうがない、ボランチには2選手位置取りしているのにです。そして、飛び出した元スペースは大穴状態で、飛び出して「ヘディングミス」でフリック状態で、大リスク。ボロボロでしたね。

「中盤」の弱体化が、守備陣も、前線も低下させ、シュートチャンスも消失する、との証明をした試合となりました。
「宮澤」のパートナーに「前寛」起用は、これ以上の敗戦直結となるため、禁止です。
「前寛と心中」はもうここまでにしましょう。
監督は、「前寛」の問題点を正しく把握していない、という事でしょうね。
「テクニック・プレイレベルは起用水準に達している」との認識でしょうが、その前の問題点=「意識・認識」レベルですが、「緊張感の上下変化」いや「集中度の上下変化」の方が適切な表現ですが、真摯な努力姿勢の問題です。選手としては、「不安定な選手」となり、致命的欠点。

今回試合で、全チームに露呈された「コンサの致命的な弱点」は、今後、各チームの「コンサ攻略法」として徹底されます。即座に、改善するしか対策はありませんが、実は、簡単です。
「コンサのノーマルプレイ」の再確認です。ポイントは【数的優位による連携・組織型プレー】です。「数的優位」です。「単独・個」プレーではありません。
練習での「徹底実践」で、心身に、適正に浸透させ、「冷静さと1つづつのプレーの確かな手応えの積み重ねで、自信を形にしましょう」

チーム全体で、一致団結・共通意識の元に、ノーマルプレーを再確認です。
今まで、日常的にやり通して来たプレイですので。

有難うございました。


post by yuukun0617

19:51

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~進化~  熊本戦 直前確認

2016年10月30日

日ハムの劇的な日本一獲得は、北海道のスポーツ順位に一段と変化を与えました。
「監督以下、チーム全員一丸となり、『チームプレーと個人プレーの調和』を見事に・華麗に実践」し、道内・外へ、大きな感銘と衝撃を与えた勝利でした。
圧倒的な支持を吸い上げ、ここで、道内のスポーツパワーは、日ハムが圧倒的1位、占率50%越えとなりました。相対的に、サッカー・ウィンタースポーツ・・・がダウンとなる所ですが、「コンサのJ2昇格・優勝」で、巻き返しに入りましょう。
現実に、その支持率・支配率が、スポンサー等財政・集客数とサポーター数・拡散や関連率・環境等 を決定してしまいますね。
昇格後は、2016のハンデ戦から脱却し、「真っ向勝負」で、道内2分体制確立へ邁進ですね。

日ハムもそうでしたが、J1浦和も「明確な勝利の理由」として、「戦術共通理解と実践」が挙げられます。所謂「チームプレー」です。
監督の「戦術と期待するプレー」を、
各選手個々として、どこまで理解し、練習・試合で意識し、試合で実践するのか、
その個々のプレーの組み合わせ・合体としてのチームプレーとして、どこまで機能するのか、
その理解度・実現度・完成度が問われ、その事が「監督能力そのもの」となります。

その意味では、コンサの「選手個別プレーのブレの多さ」と「チームプレーになり切らないプレー・局面・得点不能とリスク発生の多さ」から、レベルと完成度の低さをあらためて痛感します。
その原因が、選手の姿勢・意識・資質の問題なのか、監督の指導力・構築力の問題なのか、もっと単純なコーチ・監督の練習方法の問題なのか、更に、単なる選手の試合での意識程度で済むものなのか、少なからず、全部が要因である事は間違いありません。特に、影響度・効果反映度は、若手選手は低下し、ベテラン選手ほど、大きくなり、ポイントとなりますね。ベテラン選手の責任が重い、と言われる所以ですね。
しかし、選手の意識で一定の改善は出来ます。特に、参加する選手構成と特にベテラン選手の姿勢・意識でチームを一時改善する事は可能です。

熊本に来ている選手、試合起用予定選手が変化しました。
「強い意識・闘志と、チームプレー完成度を上げるプレー」を力強く実践する「上原」のFWスタメンは、大きくチームを変化させます。また、マセード離脱の大きなダメージの代償に、前貴のクレバープレイ=高い意識・認識、と、惜しみない運動量により、「安定したチームプレー」を獲得出来、カバーリング・ポジショニング・タイトチェックにより「守備安定」の効果が大きくなります。サイド攻撃は、「左の堀米」中心となりますが、前貴のカバーリングもあり、ボランチ1枚の前線への飛び出しもトライ出来ます。

チームプレイ意識の 高い都倉 と 低目内村 も、超高い上原プレーに引っ張られ、
攻撃は当然、前線からの守備もより徹底し「守備安定化」となり、更に、前線でのボール奪取からの「超速攻」のチャンスでの「決定機」が必ず産まれます。
決定的シュートチャンスは、「決定力の高い」都倉に集中し、内村・上原は、チャンスメイクとサブチャンスでのシュートに役割分担とのコンセプトで行きたい所です。都倉のポジションは、センター中心で、サイド・スペースを、内村・上原でアタックですね。

ジュリーニョ起用は、切り札起用要員との事ですが、実戦起用は無く、若手選手の実戦テスト、特に、菅起用となるとの展開が理想ですね。つまり、複数得点差で、勝勢での試合展開です。

「上原」「前貴」のスタメン参戦が注目です。

コンサの【ノーマルプレーこそ、『チームプレー=組織での攻守』です】

全サポーター、全力で応援です。頑張りましょう!!

有難うございました。


post by yuukun0617

08:48

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~進化~  熊本戦 前日応援

2016年10月29日

選手は、明日への沸き起こる闘志と興奮の中、
「フワフワ感とガチガチ感」で、何とも言えない居心地の心許ない感覚で前夜を過ごしているでしょうね。
でも、選手へは、次のような声掛けを送りたいですね。

応援
『ここまで、全選手の汗と涙、身体の痛みと心の涙の激闘・苦闘を越え、首位を克ち取っていますね。誰でもない、ここにいる全選手による現実です。
その事に、「深く・強い誇りと自信」を確認しよう。
我々サポーターも、我らがコンサの選手への決して揺るぎない誇りと自信をここで確認します。
選手・監督、我々サポーター共に、
「揺るぎない誇りと自信」こそが「揺るぎないコンサプレー」に直結し、実現します。
今必要なのは、ノーマルな「コンサプレー」。日常・いつも通りの「The コンサプレー」です。
【強く・絶対に揺るがない誇りと自信】のためのモチベーションは、
【全選手のため、全サポーターのため、それが自分のためにで帰って来る】が全てですね。
「自信」には、相対的=相手と比較し上位との認識、と、主体的=自分がこれまで累積して来た能力の認識、の2通りがありますが、
今、必要とされているのは、「主体的な自信」です。
「首位」の実績を獲得し、獲得したものも、「相対的自信」=J2の中では強い、というよりも、「主体的自信」=自己能力が成長進化している、によるものでした。
「自信」については、終盤になり、社長や監督が、相手により変化ではなく、コンサのノーマル戦力と戦術で、残シーズンを通し戦い抜く、とのコメントをしていますが、チームも、個々の選手も、「ノーマル戦力・戦術」・そして個別プレーで、正しい「自信」認識と獲得を行おう、との事ですね。その過程で、シーズンを通して獲得した「能力」を再確認し、全面発揮により、勝利獲得・昇格・優勝を図る、という事です。
更に、その「自信」と「謙虚な改善・進化努力」が、来季、次ステージでの、進撃の【源泉】とります。
明日の「熊本戦」は、「ノーマルプレー」の徹底・追求により、その実戦での威力確認、の試合です。ただし、今シーズンのコンサノーマルプレーは、起用全選手の連動チームプレーと個別選手の明確な役割・責任プレーの中、更に、スピード・強さ・工夫・ひらめき、そして、闘志・全神経・ハート..を込めた「激しく・心を打つ・真摯なプレー」でした。
試合起用の育成選手も、テストの甘さは一切排除し、コンサ・ノーマルプレーの実践者です。
それだけの「覚悟と能力」のレベルか否か、見られるもの。
コンサノーマルプレーには、「全サポーターの熱く・強力な支援・サポート」が必要ですね。
全サポーターの総力を結集した試合を形成します。

【熱く・心を打つ「強烈コンサノーマルプレー」で「堅固な自信と完勝」を克ち取れ!】』

です。全選手、頑張ってください。全サポーターが、全力で応援しています!








post by yuukun0617

19:24

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~進化~  熊本戦 試合展望;戦術・メンバー予想

2016年10月27日

現時点、J2上位陣最終結果予想は、(前回対戦結果による予想です)
1位 コンサ 勝点78 前回結果4勝1分0敗で勝点13 最終勝点91 最終1位
2位 松本  勝点72  同  4勝0分1敗で勝点12 最終勝点84 同 2位
3位 清水  勝点69  同  1勝2分2敗で勝点5  最終勝点74 同 4位
4位 C大阪 勝点68  同  4勝1分0敗で勝点13 最終勝点81 同 3位
5位 岡山  勝点63  同  2勝3分0敗で勝点9  最終勝点72 同 5位
6位 京都  勝点60  同  2勝3分0敗で勝点9  最終勝点69 同 6位

<前回対戦結果通りの実績をどう崩せるか>の勝負を各チーム挑戦中ですが、
直近戦力とリズムから見てその成功があり得るチームは、「清水」だけですね。
清水は全勝の確率・可能性がかなり高く、勝点上積みは「5」⇒「15」となり、最終勝点84、なんと松本と同勝点となります。その場合は、得失点差が圧倒的に多い、清水が2位・自動昇格となります。このため、松本の対抗策は、全勝のみです。
J2シーズン最終盤上位陣ポイントは、
「着実なコンサ自動昇格・優勝」と「J2、2位・自動昇格を、松本・清水で争奪」「3位~6位のプレーオフ戦」に絞られましたね。

コンサの現況戦力は、客観的には、最強時の65%まで減少しています。
減少内容は、
・前線の得点力低下・・「枠内シュート数」激減から「決定率」ブレーキ<-10%>
・中盤支配=ボランチの守備力低下・・ボール奪取ラインがボランチ位置からDF位置まで低下し、相手による中盤から自由なパス供給・サポートのためのDFカバーからDF元位置にスペースエリア発生・攻守切り替えで攻撃起点がDF位置まで低下し速攻不能<-10%>
・交代選手が希薄となり交代でのレベル低下<-5%>
・戦術の一体感が低下し、守備陣・中盤・前線で、共通認識・連動チームプレーが喪失状態<-10%>
戦績が、低下・低迷は当然の結果ですが、回復させる
明るい内容は、有力選手の復帰です。
「マセード」「進藤」「菅」「ジュリーニョ」・?「荒野」の戦力復帰・参加は、次戦に向けた絶好材料ですね。 「貴重な有力選手」ですので故障再発に最善の注意をしながらも、低下した戦力の回復・戦力アップにより、残シーズンの勝利獲得、昇格・優勝に向け、大きな期待ですね。
では、予想ですが、復帰選手戦力化を前提に試行してみます。
1.戦術
システムは、不動の【3-4-1-2】【堅守・速攻】ですが、サイドは「サイドハーフ」で攻撃的陣形です。守備ラインは、通常の【D3rd上位】より高目の【M3rd下位置】で3m高目の攻撃的位置。・・「ボール奪取ライン」は、前述の通り、ボランチ位置より低下したDFライン上位置でも、3m高い位置とし、「攻守切り替え」の攻撃起点を上昇させるものです。
守備陣形は、縦に短距離の「密集陣形」による連携・組織型守備で、「堅守構築」。ただし、高い位置にその陣形を設置し、攻撃力を上昇させるもの。

高い位置からの「速攻」となり、短手順(2・3回でラストシュート)で、スピード・鋭い「速攻」を回復させます。
ポゼッションは、コンサ55%超を目指し、熊本も45%までとするため、「60%」前後で均衡しますね。コンサは、ポゼッション状態が長時間となり、「熊本の固い守備態勢」をこじ開ける「攻撃力・得点力」が問われます。
 具体的には、
 先ず、熊本の主たる狙いのカウンターへ対抗のため、ボランチライン・DFラインのWラインでカウンター・リスク阻止と二次ボール確保を行います。しかし、最近この状態で、ボランチの飛び出しが再三ありますが、実は、多くのチームがそのポイントを個別ターゲットとしているようです。つまり、
「コンサボランチが飛び出した時は、敵は複数選手の集中でボール奪取し、ボランチ元スペースの緩みを突いて前線選手を飛び出させて、一挙に、ボランチラインとDFラインを『剥がし』GKとの1:1を目指すカウンターを成功させる」との個別戦術です。コンサボランチのリスク意識が希薄で、その術中にしばしば嵌り失点していますね。
基本は、ボランチ2人が並列で守備ラインを設定し、「二次ボール奪取・ボール廻しの起点」の攻撃役割とリスク守備に徹するべきですが、サイド選手かDF選手のサポートがあった場合だけ前線へ飛び出し可能で、それ以外では、前方へ位置取り程度の上下位置ですね。
お話をポゼッション攻撃に戻しますが、
「サイドチェンジ・サイドスペースエリア活用突破・敵守備陣形内コンサ選手へのショートやスルーパス・DF裏スペースへのパス・ドリブル突破・セットプレー」の多彩攻撃ですが、ポイントは、「パススピード」「意表を付いた独創的プレイ」「精度」で、アバウトパスやアバウトプレイは、「ボールロスト」結果しか出さず、徹底排除。
コンサには、「優秀サイド選手」「優秀FW」「優秀パサー」「優秀プレスキッカー」がいますね。【枠内シュート】だけは改善しましょう。勝利の絶対要件ですので。期待しましょう。

高い陣形は、DF裏に広大なスペースを産みますが、GKの見せ所です。もう1人のDFとしての役割で、ゴールラインからは飛び出した「高い守備位置」で、放り込み・カウンター・こぼれを、早く・決定機前の余裕のある段階で、積極的に守備し、即座に、攻撃再開・ポゼッション状態を回復して、ポゼッションを支えますね。

2.試合展望
 試合開始早々から、コンサポゼッション状態となります。
 カウンターリスクのため、Wラインでセンターラインに守備陣を設置、サイドはトップポジションとの間を上下動し、チャンスメイクを図り、多彩攻撃を駆使し
 ~15分 先制点獲得
  40分 追加点獲得
  60分 選手交代
  75分 通過点獲得
  80分 選手交代
  90分 【 3-0 】完勝  想定。
終始、ポゼッションコンサ保有となり、カウンターリスク阻止と僅かのカウンター時の堅守。一方、攻撃も、コンサ主導での自在攻撃、「枠内シュート」がポイントですが、「複数得点」獲得のコンサコントロール試合ですね。

3.メンバー 予想

ポイントは、前線得点力の復活です。
結論から記載しますと、
【都倉と内村の併用は、極力回避】です。
 都倉の得点力低下は、「枠内シュート減少」の自己能力の原因に見えますが、実は、そうでもありません。「都倉の決定機」となるべき場面で、突然飛び込む「内村の無理な態勢からの枠外シュート」が多数回・1試合2~4回程度発生しています。都倉が、シュートポイントを予測し、そこにタイミング良く進入し、シュート態勢を整えてシュートする、その目の前に、突然、内村が飛び込んで来て、当然、「枠外しかならない」強引・無理シュートで、「都倉からは、強奪されたシュート(チャンス)」となります。ジュリーニョとヘイスが、ちょっと前、都倉の得点王話題に絡みコメントした内容に「都倉に得点させる、取らせるプレイ」がありましたが、実は、この事も指していますね。外国人プレイヤーは、エゴ選手と言っても、「チーム勝利のために、他選手の高い可能性の得点機会は、手を出さず、逆に、自分の高い可能性の得点機会には、他選手に手を出させない」が徹底していますが、J選手は、チームプレー意識は二次的で自己優先が多く、「得点可能性が高い選手がラストシュートする」との認識・意識はバラバラですね。少なくとも、「内村」と「都倉」は一緒では無いですね。明らかに、都倉のチームプレー優先、内村は自己優先の様。
都倉の決定力は、実は、そんな酷い低下は無く、有力な決定機会にシュートチャンスで、復活が可能ですね。それでは、両選手スタメン回避でスタメン優先は...、総合力では、都倉ですね。内村の得点力は、交代活用となります。では、都倉を活かすFW相棒は...?

     ジュリーニョ   都倉
         神田
   堀米          マセード
      前寛    宮澤
     福森      菊地
         増川
        ソンユン

    60分 交代 菅 FW投入
             ⇨ ジュリーニョ トップ下へ変更
             ⇨ 神田     交代

    80分 交代 内村 FW投入
           中原 ボランチ下投入
             ⇨ ジュリーニョ 交代
             ⇨ 前寛     交代
    菅は、都倉との親和性も高いFWとして、実戦テストと能力期待
    中原は、ボランチとしての適性を確認したいもの
 
  ジュリーニョ起用可能を前提とした内容ですが、もし起用が時期尚早の場合は、直接「菅」のスタメン抜擢が良いですね。その能力は十分保持していますね。

以上   有難うございました。


post by yuukun0617

12:02

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~進化~  熊本戦 事前点検

2016年10月26日

本題の前に、2点だけ記載します。
1.前東京V戦ゲームスタッツ(データ)から
2.直近練習内容 です。

1.ゲームデータがリリースされましたが、何故敗戦となったのか、甚だ疑問となる内容でした。通常、試合後にデータを確認すると、敗戦や引き分けそして勝利の試合結果となった理由・所以が納得出来るものですが、今回、突然、全く理解出来ない試合データで、ビックリし、深刻になったものでした。
その内容は、
 ・攻撃回数 129回 (コンサ2016平均値123回と同程度。いつも通り。)
 ・シュート数 19本 (コンサ2016平均値13本の1.5倍、積極的。)
 ・相手攻撃回数121回(2016対戦相手平均値125回より少ない回数で抑え込めた)
 ・相手シュート数8本 (2016対戦相手平均12本より、1/3減少、守備成功)
 ・支配率推移~15分52.1%(コンサ2016平均値52.2%と同数値)
        30分54.4%(コンサ2016平均値50.4%より+4%)
        45分66.0%(コンサ2016平均値52.5%より+13.5%)
        60分69.4%(コンサ2016平均値58.4%より+11%)
        75分69.4%(コンサ2016平均値50.4%より+19%)
        90分59.2%(コンサ2016平均値47.3%より+11.9%)
        平均 62.4%(コンサ2016平均値50.3%より+12.1%)
           試合全般を支配していたもの。
 ・シュート成功率 5.2%(コンサ2016平均値10.8%より半減)
 ・クロス数    41本(コンサ2016平均値14本より3倍増、積極的。)
 ・ドリブル数   25本(コンサ2016平均値12本の2倍、果敢。)
 ・インターセプト数 5回(コンサ2016平均値2.7回の2倍、積極的・守備成功)
 ・タックル数 12回(コンサ2016平均値20回の60%まで減少=リスク減少)
 ・クリア  9回(コンサ2016平均値23回の40%まで減少=リスク大幅減少)
 客観データは、攻守ともに、今シーズン最高値を示し、出場選手の頑張り・大活躍が数値化されています。通常、この数値なら、監督の思惑通りの、完勝・快勝の結果でなければならない筈ですね。しかし、唯一つ項目データが、ゲームを破壊する結果を招いた事を示しています。・・・【シュート成功率5.2%】です。1得点するためには、19本のシュートが必要とは、あまり無残なレベルで。もう一つ関連データを。
 ・枠内シュート数 4本 で、枠内シュート率は、21%。10本打って、僅か2本?
枠に飛ばなければ、得点できません。得点できなければ、勝利はやって来ません。
 シューターは、都倉・内村で9本内枠内1本、それ以外で10本内枠内3本で1得点。
出場選手の渾身のプレーを2FWが崩す結果でした。

2.上記内容を正しく把握・理解すれば、練習内容が変化すべきですが、全く通常通りの練習が繰り返されていますね。「シュート練習」もいつも通りの内容で、枠内ターゲット練習も、シチュエーションシュートも、いつも通り、工夫も無い練習の繰り返しの様ですね。
コンサには、攻撃・守備共に、改善課題が数項目以上ありますが、そのための練習・改善の努力が見えません。社長から、再々、チャレンジ・トライのエールは掛かりますが、「どこ吹き風」対応が多過ぎますね。特に、「攻撃陣」「守備陣」に分け、ポジション別練習の中で、「シュート練習・クロス練習」や「プレス練習・ボール奪取練習」をいつもしていますが、実戦で生起し必要とされるするプレーは、「攻撃陣」の守備、「守備陣」の攻撃は常態です。そこからは、チーム分断でなく、チーム全体での「攻撃練習」「守備練習」が必要となりますが、全く練習実践がありません。 シーズン終了局面の今更ですが、練習内容のレベルアップは、至急・必須です。

3.では、本題、熊本のチーム点検です。
①現況
順位18位 勝点40 10勝10分17敗 34得点 49失点 得失差-15
熊本震災が直撃したシーズン、4勝1分2敗のまあまあのスタートでしたが、4/12震災から、苦闘となり、現順位となりました。ここでの苦闘の見返りは、次シーズンでの活躍を期待するものですね。
 シーズンデータは、攻撃は、全項目、J2ランク18位~22位の最下位レベルとなりました。守備項目は、クリア1位、インターセプト6位、タックル11位と、守備から、チーム立て直しを示す数値となっています。
 苦闘の中、「守備力」の再構築だけは、戻りはじめ、シーズン復帰後、タイトな試合スケジューでのコンディション低下から、大量失点を繰り返し、失点数も急増してしまいましたが、ここ10試合は、2失点以上の試合は消滅し、『守備力』回復が戦績となってきています。しかし、「攻撃力」は低レベルから脱却の芽も乏しく、戦力低下状態が継続しています。
②システム戦術
●システムは、
主戦術【4-4-2】26試合・・勝点獲得率 1.26勝点/試合
【4-1-4-1】6試合  ・・  同   1.00勝点/試合
【3バック】5試合     ・・  同   0.20勝点/試合で、
【4-4-2】に決定状態。
【攻守バランス型】で、ポゼッションは46.6%〔J2-21位〕で相手の支配率試合。
低目の守備ライン・陣形で、守備主軸。攻撃は、低い位置からの攻撃起点となり、敵陣到達までに相手守備を受け、攻撃力としては低レベルとなり勝ち。
相手守備陣形での戦績は、〔対3パック〕〔対4バック〕での差はなく、得意不得意はなし。
ポゼッションの上下での戦績は、
〔46.6%以上〕 16試合 4勝5分7敗 17得点 24失点
   勝点獲得率 0.8勝点/試合 1.06得点/試合 1.5失点/試合
〔46.6%未満〕 21試合 6勝5分10敗 17得点 25失点
   勝点獲得率 1.09勝点/試合 0.8得点/試合 1.0失点/試合 です。
僅かですが、平均支配率未満試合の方が、戦績は高くなっています。失点数の減少がその理由です。

得点・失点パターンは、大きな特徴が無いのが、特徴で、攻撃・守備共に、ストロングポイントが乏しく、得意パターンの成立が困難な状態です。

3.メンバー
本来能力の高かった選手も、激しいタイトスケジュールが直近まで継続し、コンディション調整不足によるプレイレベル低下が起き、コンディション調整がシーズン全般を通した課題となってしまいました。
主力選手は、16選手集中の起用で、主軸選手固定化したメンバー構成が常態です。
それぞれ、J1・2からの移籍選手が多く、実力はあるも、年齢面からも、よりコンディション調整が難しくなっています。テクニックは有りますが、スピード・運動量、特にスプリント回数・量はややレベルダウンで、J2ランクの戦力ですね。
特別なマーク選手も見当たりませんね。
コンサ出身の3選手は、定着し活躍しています。注目ですね。

以上  有難うございました。


post by yuukun0617

19:06

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~進化~  【J1へ向けて】コンサ守備戦術-2

2016年10月25日

昨ブログに多くのアクセスを頂き、有難うございました。
昨ブログでは、
J1での今シーズン「高い戦績」となった守備陣形と
ほぼ同形のコンサの「堅守」守備陣形を指摘しましたが、
よりご理解を頂きやすい様に、その理由や仕組み・コンサ現況について追加記載させて頂きます。  合せてご覧ください。

前ブログのポイント部分再掲載。
「~今シーズンJ1戦績で、〔縦コンパクトネス(前線~DFラインまでの距離)〕が長い陣形は、敗戦陣形・毎試合2.5失点の大量失点陣形。つまり、【縦に緩い陣形となり、連携・組織的守備が著しく低下】とのデータ。~
更に、〔縦コンパクトネスの短い陣形の試合T0p10の内、最終ラインの高さ〕と〔戦績〕を対比すると、~
『縦コンパクトネスの短い陣形』でも、最終ライン≪30.8m≫で勝敗分岐点。~
30.8mより高い「最終ライン設定」1勝1分4敗 6試合で9失点 1.5失点/試合、30.8mより低い「最終ライン設定」5勝0分0敗 全勝!5試合で3失点 0.6失点/試合で「1試合失点数」が、激減しています。・・・【縦に短い陣形+〔30.8m以下=上げ過ぎない〕最終ライン設定】が必勝との結論。(≪※1≫) ~
コンサの2016シーズンデータから、
 【『縦コンパクトネス』がJ1比でも1位で、縦の密集陣形構築】
 【最終守備ライン29.3mは、高勝率実績のライン通り】
 この様に、「コンサ堅守」には、明確な理由がありました。(≪※2≫)~
今シーズンの現在優秀成績の理由が、ここにあります。~」

2つの結論
≪※1≫【縦に短い陣形+〔30.8m以下=上げ過ぎない〕最終ライン設定】が必勝
≪※2≫コンサ堅守
    【『縦コンパクトネス』がJ1比でも1位で、縦の密集陣形構築】
    【最終守備ライン29.3mは、高勝率実績のライン通り】構築 について
 追加記載します。

≪※1≫『30.8m最終ライン』の理由
 重要なポイントは、『DFライン裏のスペースエリアのコントロール・管理』です。
「高いライン」は、ライン裏のスペースの大きさ・量が「膨大」となり、そのコントロール・管理が大問題となります。例えば、DF裏大きなスペースを狙い、進入・突破・放り込みの攻撃に対して、自陣守備のため、急いでラインを下げますね。しかし、そのスピードを上回る攻撃スピードの場合、「突破」され大リスク・失点危機のGKと1:1必至。本当に、よく見る場面です。
一方、「低いライン」は、ゴールまで短距離となり、裏スペースは消滅しますが、そこでの「ミス・ボールロスト」は、一瞬にして「ゴール直結」のシュートチャンスとなり、著しい不安定守備で、これも大量失点となってしまいます。

以上のスペース管理と守備チャンスの問題点を回避する
≪高過ぎず・低過ぎない、ミドルポジション『30.8mD3rd上位』の最終ライン設定≫の戦績が高くなりました。
・・裏スペースは、縮小し管理・コントロールがギリギリ可能サイズです。また、そこでの「ミス・ボールロスト」・進入・突破に対しても、未だ、少しの距離があり、守備チャンス・時間で最終守備を行い、シュート・失点を阻止するものです。

≪※2≫コンサ「堅守」の課題点
 コンサ陣形は、J1優績守備陣形通りで、今シーズンの堅守を構築しましたが、一点、大変重要な課題点が発生します。その内容です。
「ボール奪取ライン」の位置です。
ボール奪取は、DF陣・・最終守備
       MF陣
       前線  の3つの位置がありますが、
チームとしてのボール奪取位置の課題です。
 結論から言いますと、
【コンサデータは、平均「ボール奪取ライン」32.3m(J24番目の低さ)】です。
 つまり、「M3rd底位置」
これは、【中盤支配】の戦術という事、同じ意味ですね。
 そのポジションは、『ボランチ』です。要は、ボランチの2選手が、ボール奪取ライン  で、仮にDF選手がボール奪取する場合も、そこまでポジションアップする、という事です。
その理由が重要です。
 前述の、守備ラインを「ミドル位置」とはするも「DF最終ライン」を「ボール奪取ライン」のままだとすると、「敵ゴールまでの距離」が遠すぎ、そこから「速攻」を開始しても、敵ゴールまでに、敵の十分な守備機会で阻止されます。「スピードに乗った速攻」は不可能です。
 そのため、
【「ボランチ位置でのボール奪取」=「中盤支配」は、
 「ミドルポジション守備ライン、縦に短距離の密集陣形」の堅守陣形での必須戦術】です。
ボランチ位置で「ボール奪取」し、「守備から攻撃に切り替え」の瞬間から、「2・3手順でシュート」との「スピードある速攻」で「得点」獲得で、連勝獲得となったパターンです。

特に、「中盤支配」では、ボール奪取役の2ボランチ、パス供給元チェックと追い回しの前線、サイド絞りの2サイド、ボール奪取補助役の3DFとタレントがいますが、「主役」は、ボランチで、冷静・適正な判断と決断、タイミング良く「飛び出し」・「スプリント」を緩み無く・タイトに、反復し続ける「運動量と闘志・勝負魂」、更に、「攻守切り替え」からの「速攻」の起点プレー(パス・ゲームメーク等)が必要能力です。
コンサは、前線・サイド・守備陣は選手が変わり、それぞれ、能力と実践プレーは変化しましたが、ボランチだけは、「不動の【深井・宮澤】」が、必要能力を保持し、【中盤支配】を達成し、【連勝】獲得となった訳です。

「深井」離脱から、明らかに、戦績が急降下状態ですが、
「前寛・上里」では必要能力が不足し過ぎ、【中盤支配】は機能せず、僅かな機会に限定された「ラッキーな相手ミスでの前線でのボール奪取」以外は、、「最終守備ライン」まで「ボール奪取ライン」が低下し、「最終ライン」まで低下した「攻撃起点」だけとなっている、状態です。「速攻」は、「中盤」を省いた「前線への放り込み」のみの、不確実・成功率が著しく低下した「速攻」しか成立し難くなっていますね。それ以外の攻撃手段は、「サイド」だけです。「連勝中の最有力得点源」だった「速攻」からの得点が消えた理由ですね。

以上、J1の守備陣形の「構図」、コンサ「堅守」守備陣形の「追加記載」と「現況」をきさいしました。   有難うございました。


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14:52

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~進化~  【J1へ向けて】コンサ守備戦術

2016年10月24日

J1全チームの守備スタイルのコラムがリリースされました。
コンサの守備戦術そのものに直結の内容です。記載してみます。

『縦コンパクトネス』と『最終ラインの高さ』データです。
縦コンパクトネスは、前戦FW~最終ラインDFまでの陣形の「縦の幅・距離」です。

1.J1チームの平均値確認        
『縦コンパクトネス』・・〔28.3m〕
 ①甲府25.8m②柏26.9m③福岡27.2m④FC東京27.4m⑤横浜FC27.4m...
 ⑯G大阪29.8m⑰神戸31.1m⑱鹿島31.2m
『最終ライン高さ』 ・・〔30.4m〕=〔D3rd上辺位置〕
 ①磐田32.8m②川崎31.8m②FC東京31.8m④柏31.5m④鹿島31.5m...
 ⑯G大阪28.7m⑰広島28.0m⑱甲府26.4m       でした。
    〈イメージのため、ゴールラインから
     ゴールエリア    5.5m
     ペナルティエリア  16.5m
     D3rdとM3rd(ピッチ3分割法での)の境 35m
     センターライン   52.5m〉 
  コンサ【『縦コンパクトネス』23.2m】--J1ランクだと断トツ1位
     【最終ライン高さ 29.3m】--同ランクで15位 となります。
2.『縦コンパクトネス』と戦績・失点との関係
 平均値よりも長い『縦コンパクトネス』(縦に距離感の長い陣形)のデータ
 「今シーズンで、長かった順、実戦試合データ10試合」
  戦績・・〔 1勝0分9敗 〕
  失点・・〔 1試合失点数 2.4失点/試合 〕
  〔『縦コンパクトネス』の長い陣形は、
    敗戦陣形・毎試合2.5失点の大量失点陣形〕との実戦データ。
 ・・【縦に長い陣形=「緩んだ陣形で、連携・組織的守備が著しく低下」】との結論。
3.『縦コンパクトネス』と『最終ライン』の関係

 対戦相手-縦コンパクトネス-ライン高さ   -勝敗-失点
柏 -川崎- 21.4m  -30.1m  -勝利-  2
磐田-広島- 21.8m  -33.2m  -勝利-  0
磐田-浦和- 23.8m  -30.9m  -勝利-  1
大宮-柏 - 24.0m  -31.4m  -勝利-  0
湘南-新潟- 24.1m  -30.5m  -勝利-  0分岐点
福岡-川崎- 24.3m  -31.0m  -負け-  3
磐田-大阪- 24.4m  -31.2m  -負け-  2
柏 -川崎- 24.4m  -33.3m  -負け-  3
新潟-大宮- 24.5m  -31.2m  -勝利-  0
浦和-横浜- 25.0m  -32.3m  -引分-  0
磐田-川崎- 25.0m  -33.7m  -負け-  1

 今シーズンの実戦データです。
 ここでは、よく見てみると、勝率が上がる『縦コンパクトネスの短い陣形』でも、最終ライン≪30.8m≫で勝敗分岐点が見えますね。
 30.8mより高い「最終ライン設定」
   ・・1勝1分4敗 6試合で9失点 1.5失点/試合
 30.8mより低い「最終ライン設定」
   ・・5勝0分0敗 なんと全勝! 5試合で3失点 0.6失点/試合
    「1試合失点数」が、激減しています。

 ・・【縦に短い陣形+30.8m以下=上げ過ぎない最終ライン設定】が必勝との結論。
   コンサ【『縦コンパクトネス』がJ1比1位で、縦の密集陣形構築】
      【最終守備ライン29.3mは、高勝率実績のライン通り】

この様に、「コンサ堅守」には、明確な理由がありました。
同時に、もう一点、
コンサ基本システム戦術の【3-4-1-2】型も、
最直近では、Wーno.1バルセロナ戦術の世界流行・・J1・2でも、大影響チームが多いですが、そのポゼッション・パスサッカーへの、最有力対抗戦術として実践・トライが進んでいます。J2リーグでトライしているチームは、未だありませんが、「最強チームへの対抗として、中型戦力チームの最新型戦術」をコンサは選択しているのですね。

実は、今シーズンの現在優秀成績の理由が、ここにあります。

有難うございました。


post by yuukun0617

09:22

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〜進化〜  東京V戦 試合評価

2016年10月23日

「第37節総括」です。
厳しい上位争い結果となりましたね。上位陣は、勝ち点積み上げに向け、「無理に無理を重ねての現在地」、度重ねた心身伴にの「累積疲労」で一杯に加え、残試合数からの「強烈な切迫感・圧迫感」が加わり、「余分な力だらけ・冷静さを欠く」で身体が動かない状態。
下位チームに「思わぬ苦杯」を食らう所以・理由ですね。
順位等確認です。
1位 コンサ 勝点78 首位との差 下位チームと対戦 負
2位 松本  勝点72   6            分
3位 清水  勝点69   9            ◎ 勝利
4位 C大阪 勝点68  10            分
5位 岡山  勝点63  15            負
6位 京都  勝点60  18            分
なんと、清水以外、全ての上位6位チームが「勝利獲得失敗」の結果...。
敗戦したコンサには、他力本願で「ほっと...」でずが、驚きですね。
次戦の「残5試合でシーズン=来季決定」と、進めば進む程、厳しく・困難の状況となる中、益々、この傾向で、上昇・勝ち残り、と、下降・消滅のチーム分けが起きます。
『勝利の重み・価値』は、1試合毎に、大きくなっていますね。・・≪どの試合も同じ価値ではない≫事が証明されています。・・

それでは、昨試合の評価を行います。
昨晩ブログで、「敗因」として2点指摘しました。
第一敗因は、都倉・内村の「シュート精度の低さ」。
「枠内シュート2人で1本のみ」は、実質シュートは打たなかった(=打てなかったではありませんね。打たなかったです)。・・完全に、【意識・認識】の驕り・甘さ・緩みです。2人の打ったシュート9本の内、半数の枠内率でも「+1得点」は出来たものでした。
第二敗因は、「コンサ 左ボランチ脇エリアの再三の『スペース・フリーエリア』化」
1失点目・2失点目共に、その位置・「フリースペース」から、敵10番に「決定的なラストパス」を許したもので、【左ボランチ】のポジションと不安定プレー=【前寛】プレーが失点理由。

この内容に尽きますが、試合全体も含めた評価を...

1.「シュート精度」の課題は、シーズン当初から「決定力不足の未解決課題」として継続し続けました。リーグ2位の得点力との評価から、実は、未解決のまま課題放置状態ですが、チーム戦力として【著しいウィークポイント】を残したまま、来季昇格したとしてもJ1では全く通用せず「極端な低得点による降格必至」です。しかし、その前に、残りシーズンでの「勝利獲得」も、眼前での苦闘・苦悩直結となる課題です。この時点まで、未解決で放置した「監督・コーチの責任は重大」です。

この課題でよく出て来る「選手個々の問題」との認識は、「選手の放出・加入=入れ替えで、解決する」との認識や打開策の選択に繋がる結果となるもので、
そうではなく、【選手個々の是非の前に、『監督・コーチの解決すべき課題そのもの』】との認識を確認・強調したいものです。

では、現状把握のため、直近6試合の個別選手データです。(試合放送を確認し、個別にカウントしました..)
チームシュートデータ 内枠内 枠内率     試合結果
㉜節 シュート数 6本  3本  50% 得点0 長崎0:0コンサ
㉝節 シュート数13本 12本  92% 得点3 コンサ3:2町田
㉞節 シュート数12本  3本  25% 得点0 北九州0:0コンサ
㉟節 シュート数15本  6本  40% 得点1 コンサ1:0水戸
㊱節 シュート数17本  9本  52% 得点2 愛媛2:2コンサ
㊲節 シュート数19本  6本  31% 得点1 コンサ1:2東京V
平均 シュート数13本 6.5本 47% 得点1.3 2勝3分1敗

個別選手毎に6試合合計。
   試合数 シュート数 内枠内 枠内率 得点 1試合シュート 1試合枠内数
都倉  6  20本   9本  45%    0   3.3本  1.5本
内村  6  12本   4本  33%    1   2本    0.6本 
石井  5   6本   3本  50%    0   1.2本  0.6本
前寛  6   5本   1本  20%    0   0.8本  0.1本
ヘイス 4  10本   5本  50%    2   2.5本  1.2本
ジュリーニョ 3   5本   4本  80%    2   1.6本  1.3本
中原  2   1本   1本 100%    1   0.5本  0.5本
菊地  6   1本   0    0%    0    0     0
上原  5   1本   0    0%    0    0     0
神田  4   3本   2本  66%    0   0.7本  0.5本
宮澤  5   2本   0    0%    0    0     0
福森  6   6本   5本  83%    1   1.0本  0.8本
堀米  5   4本   2本  50%    0   0.8本  0.4本
マセード  1   1本   0    0%    0    0     0
菅   1   1本   0    0%    0    0     0

如何ですか。
今シーズンの平均値 
1試合シュート12.7本〔リーグ10位のリーグ平均以下〕・・同数値で改善無し
1試合内枠内数 4.3本〔リーグ4位〕・・+2.2本増加するも、低レベル値
と大きな改善は無い状態。
しかし、
①「シュート数の極端な程激しい増減は、枠内数の増減に直結しない」
  =「シュート数を増加させても『枠内シュート数』増加の効果は少ない」
   との事実データが現実です。
  【『枠内シュート数』に限定したシュート成功を目指すもの】
②「枠内シュート数」
  ≪6本≫到達 ⇒ ≪1得点≫獲得
  ≪9本≫到達 ⇒ ≪2得点≫
  ≪12本≫到達⇒ ≪3得点≫ のデータです。
  【複数得点獲得のために、『枠内シュート9本以上』を目指すもの】
③ヘイス・ジュリーニョの「高い枠内率」が「決定率」の主因です。
〇都倉・内村の「枠内率」は、▲10%~40%上昇が必要で、最低「60%」確保が必要。両選手「得点」獲得大停滞の主因です。
昨日試合、その2人で「枠内シュート1本のみ」は「酷過ぎる内容で、得点できる筈は有り得ません。」本当に、どこまで自覚しているのか、厳しく・真剣に「反省すべき」内容です。
〇石井・神田・福森・堀米・中原は、枠内率は合格値・レベルで、「もっと積極的に撃ちに行け」ですが、他選手は、シュートしても先ず「ゴール枠内」には飛ばず、「徹底改善」が必須です。(たまたま・偶然でのシュートは、もう許さないとの姿勢を堅持しましょう。「無駄撃ちや大砲・花火」はウンザリで、敵を利する、楽にするだけですね。)
④シュートをトライする選手数の「15人」は、積極姿勢ですが、内「7選手」は期待不能レベルです。全選手「シュートテクニック」は保有しているのでしょうが、「枠内シュート」意識の低い選手が7名いる、とのデータとなっています。

2.については前ブログで詳細記載しましたので追加内容のみ記載します。
【守備練習】で、「パターン練習」を実施していますが、その内容が問題です。
どのチームも、練習実施スケジュールは、
「前試合課題の共通把握・理解」⇒「その改善策の共通理解」⇒「改善策の練習実践と練習改善結果の確認」⇒「改善結果から練習内容を補正・修正し実施し、改善をレベルアップ]⇒「改善を再確認」⇒「実戦」です。その際、「前試合問題=課題をパターン化」し、反復練習サイクルとなりますが、「適正な課題パターン」の設定とそのパターン改善が全く不足しています。
「問題のスペースエリア」を「特定選手の改善課題」としているとしたら、誤った「改善対策」です。チーム課題として、チーム全体での改善項目とするものです。
同様に、課題設定、及び、その改善策具体化が甘く、不徹底・未改課題だらけとなっています。 「ボランチ脇スペースエリア」に加え、1.の「枠内シュート率」、「パススピード」「緩む時間帯対策」「前線と守備陣の距離感維持の破綻対策=試合中の『認識・理解の共通化・意思疎通・コミュニケーション』破綻・不徹底への対策」・・・幾らでも出て来ます。全課題、積み残し・先送りですね。

3.2つの問題点は、大課題ですが、その他の内容は、全選手、高い意識のもと、「運動量・スプリント・連携組織対応」で高いレベルのプレーとなっていました。シーズンを通し、成長した内容ですね。

簡単に、「総括」を記載しました。有難うございました。
 
 


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12:50

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〜進化〜  東京V戦 明白な敗因

2016年10月22日

前回対戦通りの結果でした。前回直接「味スタ」参戦し、「幻滅感・徒労感に充ち満ちた敗戦」から始まった過去を拭い去る事は、全く不可能。

こんなに明白な敗因試合は、
≪昇格・優勝には、値しない内容≫としか言えない内容。
ショックですね。

今、ここで必要なのは、≪監督の負け惜しみ≫ではなく、
【敗因原因プレーの明確化と次戦までの真摯な是正】しかありません。
≪負け惜しみや、責任転嫁≫は、弱体化を進め、本当に、昇格・優勝を失います。
そんな余裕は無い程深刻な敗因、との認識を掴み取るべきですね。

では、明確な敗因の確認。
  敗因は、2点。
1.本日のコンサシュート数19本(枠内6本)ですが、各選手毎の内訳は、
内村   4本 内、枠内 1本
都倉   5本 内、枠内 0本
マセード 1本 内、枠内 0本
福森   2本 内、枠内 2本
前寛   2本 内、枠内 0本
堀米   2本 内、枠内 1本 外し1本はゴール枠直撃
増川   3本 内、枠内 2本
    19本 内、枠内 6本 です。
シュートを打った選手は、7名で、一見積極的と見えますが、内、3名が0本で実質4名。そして、その0本選手で且つ最多シュート数選手が「都倉」です。

シュートを打たなければ、「得点」は不可能ですが、
シュートを打っても、「枠内」でなければ、同じく「得点は」著しく不可能、という事です。

「枠外シュート」は、敵陣から見ると、「クリア」と同義ですね。
≪味方が、シュートチャンス・得点機会に、「クリア」してしまう≫という事の意味を、どこまで真剣に捉えているのか、甚だ疑問です。
〔全く改善しない・改善の片鱗さえ見えないという課題〕は、元々、「直す気が無い」「改善すべき課題と認識していない」という事の証明です。

今期高い実績だからと言って、改善に真剣さを欠く選手に、来季オファーは時期尚早、との指摘が厳しく飛んで来ますね。

第一敗因は、都倉・内村の「シュート精度の低さ」としか言いようがありません。
 「枠内シュート2人で1本のみ」は、実質シュートは打たなかった(=打てなかったではありませんね。打たなかったです)。・・完全に、【意識・認識】の驕り・甘さ・緩みです。・・本当は、直ちに修正出来るものですね。仮に直ちの修正が出来ない程、低能力・低テクニックではありませんね。
2人の打ったシュート9本の内、半数の枠内率でも「+1得点」は出来たものでした。

2.2失点の直接原因は、「東京V;『10番高木善朗』に自由なパス供給を許した」点ですが、その理由が、敗因の主因となり、第二敗因です。
【コンサ 左ボランチ脇エリアの再三の『スペース・フリーエリア』化】です。
1失点目は、そのポジションから、敵10番に、18番への自由な(兄弟)パスを許し、そのまま得点。
2失点目は、もっと無残で、前寛の「無意識・注意喪失プレー」ドリブルの甘く・長すぎるボール移動が、そのまま敵10番へのパスとなり、更に、ドリブルミスでロストした相手選手へのディフェンスをせず、18番のトリックランに釣られ、24番福森の元位置へ移動、急遽、「フリースペース」へ福森が10番カバーに飛び出すも、遅過ぎ、10番は、左ボランチ位置のバイタルポジションから、17番へラストパスし、GKと1:1状態で失点。

【左ボランチ】のポジションと不安定プレー=【前寛】プレーが失点理由です。

 2失点目の「ポジションの異様さ」を最終局面・配置が証明しています。

          ソンユン
       ≪17≫
   〔17〕菊地   増川   前寛≪18≫
              福森    ↑
           (前寛)≪10≫
                ↗  〔18〕
              ↘
    マセード 宮澤  〔10〕
                  堀米


     前寛・・ドリブルが、〔10〕へのパスとなるドリブルミス 
          ⇓
     前寛・・〔18〕に釣られ左DF位置まで低下
          ⇓
     前寛の元位置が「フリースペース」となり、〔10〕進出し〔17〕へパス
          ⇓
     前寛の低下移動で、「スペース」カバーのため、福森飛び出すが間に合わず
          ⇓
     ≪17≫移動しシュート・失点

    「前寛と福森がポジションが完全に入れ替わっています。
     その移動の間に、〔10〕が自由・フリーで、〔17〕へラストパス、
     ≪17≫シュート・失点」

   【ボランチの最重要能力】=「適性」は、
   【安定性】です。 
    つまり、ボランチポジションでのミスは失点直結との認識と、
        その認識が故に、安全性と闘志溢れるプレーを必要するポジションです。

   【前寛】のボランチ起用は、もう『結果済み;不適正』です。
       本来、サイド専用の選手です。360度対応のボランチは困難でした。
       同様に、堀米も不合格でしたね。本当に「難しいポジション」ですね。
    ボランチ起用テストは、次段階の『中原・神田ボランチ』に移りましょう。

 残念無念ですが、【助っ人不在】で緊張感低下を起こしたチーム現状の打破が必要ですね。

 有難うございました。
    


post by yuukun0617

19:08

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〜進化〜 東京V戦 勝負!

2016年10月22日

ワクワク・ドキドキの残6戦目・東京V戦。

サポーターも、社長・監督・コーチ陣・チーム関係者も、そして、全選手も
この一戦を【ワクワク・ドキドキ感一杯】で、逸る心を抑えながら待ってますね。

みんな、≪期待感120%充てん≫ですが、

≪150%いや200%組≫が、【中原・神田】ですね。
一方で、「菅」の歯軋りが聞こえて来る様ですね。

【昇格・優勝を克ち取り・引き寄せる『力』そのものとなる。
 同時に、その追及の中で、自己の成長の証明と来季に繋がる確かな実績を掴み取れる】

 こんな「幸せな事」は、選手人生の中でも、稀有な事、たまたま偶然の中産み出された貴重な一瞬。

「菅」も、その闘争の中に、本心から加わりたかったでしょうね。
「昇格・優勝」が決まったり、実際、来季に参加するのと、この時点での参加・参戦・プレーは、本人・チーム共に、意味が大きく異なります。
「育成世代のポイントゲッターとしての必要性」は理解しますが、もう、「本番リーグでの勝負に専念」でいいじゃないでしょうか。・・「育成リーグ」でも、次の「ストライカー・スター選手」を早く生み出せますので...。

いずれにしても、その「菅」の闘い、加えて、未だ実戦場面に到達しいてない「未起用育成上がり選手」の分も含め、
「中原・神田」の「ハートと全身全てを出し切り、持てる全能力を出し切る」プレーをピッチにたたきつけろ!ですね。

若手「堀米・前寛」も、勝負で、実績・レベルアップの積み上げの「貴重な一戦」。

「若手の溌剌プレー」に注目の一戦となっていますが、対する「ベテラン・実績陣;都倉・内村・宮澤・マセード・福森・増川・菊地、そしてソンユン」は、「その実力」を見せ付ける一戦です。
「東京V」との勝負を通して、
【若手選手VS実績選手 の闘い】を見せ付ける試合となりました。

全選手の活躍と「目を見張るプレー」の中、「完勝」を期待しましょう。


post by yuukun0617

09:26

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〜進化〜  東京V戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016年10月20日

一気に「自動昇格・優勝」まで飛ばしていく残り2016シーズン。
だんだんと「クライマックス」が近づき、多くの皆さん、『ワクワク感』と『緊張感』が身体中駆け巡り始めていませんか。と同時に、残り試合数も着実に減り、少し「名残惜しい感じ」もありますね。

さて、次戦の試合目標確認です。
第一目標【残り6試合で、昇格3勝・優勝4勝のため、勝ち点3獲得・勝利により確立】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】のW目標。

≪新攻撃スタイル(ジュリーニョLSHシステム)完成≫による第二目標追求は、中断。
また、対戦チームへの対処戦法を採らず、【コンサチームの基幹戦力=戦術・攻撃力・守備力・試合構成力】での試合展開による「戦力ブラッシュアップ・鍛錬」を図る、との監督方針は、修正内容で続行となりました。つまり、同一スタイルで、『スタイル成長を図り、その成長とともに、どこまでの戦力となるか。その都度発生する課題は何か、その課題を克服・解消し成長するか』との命題の追求は「お預け」となり、試合選手構成のため必要となる若手選手の集中起用で、その都度最適戦術と必要プレーにより「スタイル修正」が行われる内容となります。「その過程の中で、来季選手の選択が行われる」との点は、「若手選手中心」により強力に実施ですね。
残りシーズンスケジュールは、
37節・38節・39節  若手選手を軸にスタイル修正、連勝し昇格獲得
40節・41節・42節  早期復帰可能選手も加え新スタイル構築獲得、同時に、選手起用実戦テストも選手・ポジション毎に実施・確認。
結果的に、若手選手の実戦起用が、過去35節~42節の8試合となり「選手生き残りのラストステージ」が延長されました。≪限定された起用時間の中で、全能力を発揮し、ストロングポイントでの生き残り獲得を図れ!≫ですね。

さて、予想に入ります。
「勝利を確実に獲得するためにこそ、若手選手起用を図る」とのシチューエーションでの予想は、≪ワクワク・ドキドキと心躍る≫ものですね。
  ~今までで一番楽しい予想です!~

1.戦術・システム
システム戦術は、不動の【3-4-2-1】【堅守主導・速攻型】。
相手戦術は、前ブログの通り【4-2-3-1】型が濃厚で、そのままでは、システムマッチアップ上のギャップとして「両サイドDF横~裏のスペースエリア」守備が、焦点となります。そこから、①サイドは「サイドバック」までの守備型が必要です。②守備ラインは、いつもより低目の『D3rd上辺・PAの上2m』位置とした「守備型」で、「焦点のスペースエリア」の縮小を行います。

同時に③中盤制覇がポイントで、この攻防での勝利による中盤での「攻撃起点」設定の成否が、攻撃成功のキーポイントとなります。

コンサの様な「3バック」チームの、天敵「4-2-3-1」システムへの対策は、「DF横・裏の防御」と「中盤制覇」からの速攻が最有力戦術ですね。

しかし、「中盤支配」は、a.相手パス供給元制御、b.相手パス受け手制御の両立がその内容ですが、
a.パス供給元の「ボランチ・CB」は「コンサのトップ下とFW」、「SB」は「FW」が主体となり、豊富な運動量により多数回・タイトチェックを徹底反復し、自由なパスを阻止する事、
b.パス受け手の「3OMF・1FW」は、コンサ「ボランチ・3DF」の「スプリント」による「ボール奪取」となります。
特に、前線選手は、「攻守兼備のプレー、と運動量、反復徹底のための揺るがず・弛まない闘志」が必要です。
 そして、「ボール奪取」後の「攻守切り替え」での「速攻」は、相手システム上「最適の効果・攻撃力」となりますが、前線・サイド選手に、「スピード・テクニック・センス・闘志・運動量」が必要となります。

ポゼッション争奪戦は、両チーム共に、相対的に高い支配率を前提とする(以前のコンサは、問いませんでしたが、夏場の「省エネ戦術」以来支配率の高い展開を目指していますね)ため、発生します。前述「中盤支配」はその上でも必要となります。・・その関連で、前試合で明白となり「引き分け」結果を招いた、大課題【試合での『コンサ、フィジカル低下時間帯』戦術】対処が必須です。この対策抜きでは、どんな得点・素晴らしい時間帯を作っても、無に帰してしまうリスクが常に起き続けますね。
この対策は、当たり前の答えですが、【選手交代】です。しかし、「コンサで多発」の現状は、「今までの選手交代内容とタイミング」の不成功を証らかにしています。つまり【試合展開・支配率を悪化させない様な、早く・計画的な交代実施により、試合をコントロールする】です。

【パススピードのJ1クラス=ショートパス8.29m/秒に到達のため、コンサパススピード▲1.0m/秒を向上】【スプリント回数の倍増】【縦に短距離の密集陣形により、連携・組織型守備で「無失点試合」達成】【多彩攻撃による複数得点】の課題を達成するものです。

2.試合展開 予想
試合開始直後から、スピード感に充ちた「一進一退」展開となりますが、コンサの「中盤制覇・支配」達成からは、コンサの時間帯・得点機会多発となり、この時間帯(20~40分)での得点を達成。後半開始時で、「選手交代2名」を行い、システム・戦術上の緩みを是正、運動量を上げ、支配率55%台を維持する中で、追加得点獲得、更に「選手交代」を60分に起用し、運動量・支配率・展開を維持したままエンド。
【 2-0 】完勝の想定です。

3.メンバー 予想
  「若手選手」を起用するメンバー選択の予想です。

     内村    都倉
        神田
  堀米 宮澤    前寛 マセード
    福森      菊地 
        増川
       ソンユン
「神田」の起用で、スタメンスタートです。
 神田には、「守備」・・前線からの守備で、「パス供給元」を抑え込む主役
  「攻撃」・・攻守切り替えでの「速攻」で、高いゲームメイク力で、第一次パス受け手・敵陣形を崩すパス供給役、ラストパス・果敢なシュートも含め、大活躍期待。
 
(交代)
①45分後半開始時で「交代」・・先手での試合展開とする。
「中原」ボランチへ投入 - 「前寛」交代
 「守備」・・運動量を軸にした積極・果敢なタイトチェックでの「ボール奪取力」のテスト。
 「攻撃」・・ボールの出し手として「ゲームメイク」、果敢なミドルシュート、豊富な運動量による「前線への飛び出し」。アシスト・得点期待。
②45分「交代」・・全体運動量の低下を未然に対処。
「菅」FWへ投入 - 「内村」交代
 「攻撃」・・「決定力」「ラストパス力」をテスト。
③60分「交代」
「荒野」サイドへ投入 - 「マセード」交代
 「攻守」でのプレイレベルを確認。特に、「運動量」。
 
(SUB) 中原・菅・荒野 以外に、
      河合・永坂・上原・金山

以上  次戦のコンサ戦術・メンバー・試合展開 予想でした。
有難うございました。


post by yuukun0617

09:52

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〜進化〜 東京V戦 事前点検

2016年10月19日

愛媛戦の試合スタッツが出て、あらためて確認。
試合展開が解るデータで、「時系列の支配率・シュート数・得点」推移です。
[全体]支配率 47.4% シュート数 21本  得点 2点
[15分]支配率 56.0% シュート数  4本  
[30分]支配率 44.3% シュート数  5本  得点 1点
[45分]支配率 56.5% シュート数  6本  
[60分]支配率 37.7% シュート数  1本  
[75分]支配率 45.0% シュート数  1本  得点 1点
[90分]支配率 43.2% シュート数  4本  
前半は、平均支配率52.2% シュート数15本(71%) に対して、
後半は、平均支配率41.9% シュート数 6本(29%) まで激減。
特に「60分」=後半開始~15分間に発生した「支配率30%台」時間帯は、最近試合中でも、時々発生しています。実は、コンサは、15分単位で、支配率が大きく上下する試合が殆どです。つまり、「攻勢時間帯」と「停滞・待機・休憩時間帯」を織り交ぜています。
そして、この試合では、中原63分、上原74分、菅81分投入で、やっと「支配率45%台」まで回復しましたが、最下限まで支配率・試合コントロールが低下し、その後、回復し切らない、72分・78分に連続失点となった過程が、符合します。すなわち、前試合「愛媛戦」の2失点は、「後半開始~15分+@」の【特定時間帯のみに集中する問題】であった事を証明しています。後半全般ではなく、この「20分」の問題という事ですね。
では、この20分に何が起きたか?ですが、
答えは、①愛媛が、システム変更により、攻勢とそのためのキープレイヤー投入
②1得点済みコンサは、後半開始の「慎重な入り」を、フィジカル維持のための「低支配率の停滞時間帯」と、勘違いしたかの様な展開としてしまった。・・緊張感の低下ですね。
③更に、慎重な「入り」=「強くタイトな守備を軸に」とすべき所、「敵システム変更」の把握と対処に、「対応・変化がパニック状態」となり、DF陣は一先ず、陣形を下げて守備陣
形構築、所が、攻撃陣は前半の高い位置のままを取り、『縦に緩い陣形を取り続けた』ものでした。
愛媛は自由自在なパス廻し・展開から、あっという間の「2失点」を食らい、選手投入≪=実は、愛媛変更システムへの対応戦術をチームへ伝達の目的も兼ねた交代≫で回復したもので、選手交代投入時期・タイミングの問題でした。
支配率の上下を回避するまでのフィジカルは、未だ持っていないコンサにとって、今後、継続練習でのフィジカル向上までは、発生する事態で、
大きな課題 【試合での『コンサ、フィジカル低下時間帯』戦術】です。

では、前置きが長くなりましたが、次戦「東京V」のチーム点検・確認です。

1.現況
順位18位 勝点38 9勝11分16敗 35得点 49失点 得失差-14
第1節、コンサに1-0で快勝した筈が、酷い低迷で、場合によっては、J3への降格の可能性「勝点5差」もある状態のシーズンでした。その要因は、低得点数19位と大失点数15位に尽きますが、そうなった原因です。
『名門・強豪チーム』も長いJ2リーグ在籍は、高能力選手の移籍と引退により、現在、「育成選手への世代交代期」で、大幅に戦力低下状態です。資金規模も、スポンサー縮小が大きく有力選手の獲得は困難。高木善朗・大輔の様な活きの良い育成選手も出現するも、今シーズンの「三竿」(引き抜かれた鹿島では埋もれてしまいましたが..)の様に、引き抜き多発し、中々、主力選手の定着になって来ません。当面、この状態の継続となる状況ですね。
ここ5試合、降格阻止のためにも、連勝必至の所ですが、〔 1勝2分2敗 〕で負け越し状態。
状況を現す特徴的なデータがあります。
試合起用選手数が、36試合で、全選手30人中、15試合以上起用18名、10試合以上では22名で73%、試合起用選手数では27名90%となり、試合起用選手数の多さがトップクラスで、ベンチSUBも含めると、ほぼチーム全員を起用したシーズン展開となっています。・・当然、起用選手の能力レベルは低下してしまいますね。〔選手層の薄さ〕の大課題。

2.戦術・システム
①システム 
【4-2-3-1】・・【攻守万能型】最新・最強システムですが、個々の能力保有が前提。
【4-4-2】・・【攻守バランス型】
の2システムが主戦術。
戦績は、
①【4-2-3-1】17試合
 5勝3分9敗 15得点 22失点 
   1試合勝点1.05同得点0.88 同失点1.29
  〔対3バック〕3勝0分2敗 7得点 1試合勝点1.80同得点1.40
  〔対4バック〕2勝3分7敗 8得点 1試合勝点0.75同得点0.66
②【4-4-2】15試合
 3勝5分7敗 17得点 25失点
   1試合勝点0.93同得点1.13 同失点1.66
  〔対3バック〕0勝1分2敗 1得点 1試合勝点0.33同得点0.33
  〔対4バック〕3勝4分5敗16得点 1試合勝点1.08同得点1.33

①の勝点獲得率は、②を大きく上回っています。
対3バック・4バックの戦績から、
【対3バックは、①『4-2-3-1』戦術、対4バックは、②『4-4-2』戦術】が、実績のある戦術となります。
これは、
対3バックは、システム(マッチアップポジション)で優位の【4-2-3-1】によるものです。すなわち、相手前線の「-3-1」対して、コンサ守備「(-4)-3」ですが、前線のスピードによる突破・進入により、(-4-)のMF・SHラインを突破されると、守備・DF陣形「-3」で、相手4人に対し数的不利となり、「両サイドDF横・SHの裏」の「スペースエリア」を突破されるシステム上での「マッチアップ」優位によるものです。
また、対4バックは、システム・マッチアップで、同数・一致となる【4-4-2】型が安定しているものです。

対コンサ戦は、【4-2-3-1】型ですね。・・サイド裏の防御と中盤~守備陣が薄くなり、鋭いスルーパス・サイドスペースアタックなどで、速攻が有効です。「サイドの攻防」と「速攻」勝負。

ポゼッションは、平均53%。①②の両戦術ともに、ショートパスの連続によるパス交換が主戦術となります。では、戦術想定通り、戦績が産まれているか・・・です。
〔支配率53%以上〕16試合
2勝4分10敗 シュート数258 1試合勝点0.62 同シュート16.1本
〔支配率53%未満〕20試合
7勝7分6敗  シュート数240 1試合勝点1.40同シュート12本

戦術想定とは逆に、支配率の低い方が、倍以上の戦績です。シュート数は減少しても、失点減少により試合内容は安定化し、5分以上の戦績です。「採用戦術と実績は連動していません」・・選手の「個」能力を軸とするシステム戦術で、支配率も「個」の勝負での勝利の「積み重ね」結果によるものとなるべきものですが、支配率を保持しても、「個」の有効プレーが無ければ、得点獲得・失点防御は困難との構図です。

得点・失点パターンを確認しておきます。
得点・・セットプレー昨年より拡大し40%・ショートパス17%。昨年からクロスが半減し11%。
失点・・失点原因が分散し拡大。守備弱体化。セットプレー24%・クロス20%・スルーパス14%・ドリブル12%・その他12%と5穴。
DF・守備陣とクロスの弱体化ですね。しかし、30m進入回数J2第4位で、高木善朗の突破・進入が要注意です。

3.選手
前述の通り、27選手を起用、特に、18選手を中心にメンバー構成ですが、①②の2システム戦術の選択で、使い分けとなっています。
①【4-2-3-1】では、前線に「スピード・突破力」型を起用し、ショートパス・ドリブル・走り込みでの攻撃。
②【4-4-2】では、サイド攻撃も加えたオプションで、サイド選手を起用です。
27選手起用の理由も、育成・成長もありますが、両戦術使い分けにより、起用選手変更となったものですね。

ただ、両戦術とも、中軸選手は、GK柴崎・鈴木の使い分け、DF井林、RSB安西・LSB安在、ボランチ中後ー攻守の要・ゲームプレイヤー、ROMF澤井・LOMF高木善朗、直近はCOMF二川、CFドゥグラスです。J2上位~下位クラス選手の構成ですね。

以上 東京V チーム点検・確認でした。
有難うございました。












post by yuukun0617

15:11

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~進化~  愛媛戦 総括

2016年10月17日

<Jリーグマッチデーハイライト・Jリーグタイム>で、J2第36節の注目試合、特にマッチデーでは、是非もう一度見直しのお勧め試合の”熱戦”でした。
<引き分け>結果の意味と内容を解明する「総括」としたいと思います。

先ず、この結果によるシーズン展開の変化、確認です。

順位と今後の試合結果予想、必要勝点の3点を確認します。

上位6+1チームの現況・残り試合前回対戦結果による予想を記載。

               残り試合前回             最終予想  上位7との
1位 コンサ 勝点78 対戦戦績4勝1分1敗=勝点13 勝点91  対戦数0
2位 松本    71         4勝1分1敗 =   13   84     0
3位 C大阪   67         5勝1分0敗 =   16   83     0
4位 清水    66         2勝2分2敗 =    8   74     2
5位 岡山    63         2勝4分0敗 =   10   73     2
6位 京都    59         2勝4分0敗 =   10   69     2
7位 町田    52         1勝2分3敗 =    5   57     3
に修正されました。
最終予想は、コンサ首位、2位は松本で7差で、自動昇格、
以下、3位は松本で8差、4位清水、5位岡山、6位京都の4チームでプレーオフとの予想です。松本が、前回対戦比+2、C大阪が逆に▲2、コンサも含めたそれ以外のームは、前回対戦通りの試合結果で、最終予想値の変更はありませんでした。つまり、「松本」のみ、前回対戦以上=前回対戦を改善出来た結果です。

しかし、想定通りとは言え、「清水」の猛追が特筆ですね。

さて、コンサの必要勝点の確認ですが、
「自動昇格」・・勝点「8」  (方法) ⇒ 3勝 か 2勝2分
「優勝」  ・・勝点「12」 (方法) ⇒ 4勝 か 3勝3分

コンサ観点からはこの通りですが、2位以下チームに取っては、
残り試合数【 6 】が最大の課題です。
 ・・・追いつくために何試合使えるのか。
   =1試合でも低下すると、急激に必要結果の「現実化」困難度が上昇します。
   既に、【全勝以外の試合結果】不可のチームが増加中し、
   試合消化毎に、どんどん対象可能チームが減っていきます。
(昨日試合は、勝利を逃す残念な結果でしたが、仮に、「勝点3」でも「勝点0」でも、ダメージを受けるチームがある現状なんですね)

それでは、試合内容の点検・確認です。

1.試合前半 内容
前半終了時点のスタッツ「 1-0 」
 コンサ;シュート数11本(枠内5本)
 愛媛 ;      2本(枠内1本)
 見た感じですが、支配率(ポゼッション)60%
愛媛が「守備強化」を狙い「陣形」変化。【3-3-2-2】3ボランチ・1アンカー型で、「中盤強化」狙ったもの。
しかし、結果ですが、「神田」のフリー状態を産み「攻撃だけでなく『守備』に大機能」を果たしました。

ちょっと、マッチアップ図を記載してみます。
   コンサ      ✖ 愛媛選手
    ↑    
           増川

      菊地 ✖    ✖ 福森

      ✖  前寛 ** 宮澤 ✖
         *******
    石井 ✖    神田   ✖   堀米
             ✖
        ✖都倉    内村✖
             ✖         となりました。
神田がキー選手となり、
アンカー=パス供給元を抑え、また、神田~前寛・宮澤の**エリアを制圧出来、
パス交換阻止・二次ボール獲得・自由にパス交換しゲーム組み立てました。
前線の✖FWは、菊地・福森で、パス受け手阻止、
サイド✖は、ボランチとサイドで挟み込み、
DF✖からのパス供給も、都倉・内村で阻止。 
・・完璧守備となり、全面制覇状態完成。「あと2得点追加」で試合決定と出来なかった点が大問題=『決定力』問題

2.後半試合内容
後半のスタッツは、「1-2」で、試合全体で「2-2」
 コンサ;シュート数5本(枠内3本)・・前半の半減以下
 愛媛 ;     6本(枠内4本)
「愛媛」が、前半の不良状態を改善のため、陣形を変更し、基本戦術【3-4-2-1】型とし、シャドーにFW「表原」を投入し、
結果、前半産まれた「中盤のスペースエリア」はカバーされ消滅、また、選手のマッチアップが「フル1対1型」(全選手にマーカーが付いた状態)となりました。
特に、コンサ3DFも、1FW・2シャドーで、マッチアップとなり、「個々の戦い」で、スピードで突破されると「フリー状態」が産まれる状態。

これに、コンサの「前線と後ろとの距離感をしっかり意識して」とのハーフタイム監督指示の徹底を欠き、
都倉の飛び出しとDF陣とで、共通意識が消失し、縦に密集陣形が緩み、「小範囲のスペースが多発」しました。
更に、「神田」の運動量急低下が、50分から重なり、トップ下位置での「守備」も弱体化となり、パス供給元;ボランチ・DFからは、フリー状態で、自由なパス供給を何回も許しました。ここに、前寛の不安定守備、「神田代替の中原」も「守備ポイント」が一貫せず、守備に行くときに行かないなど、スペースを作り続けました。
(昨日、試合直後談では、若手選手のイケイケ管理の問題を指摘しましたが、よくよく見てみると、前線・都倉が主因で、若手の守備ポイントの「甘さ・緩さ」が副因でした。

3.「若手選手」のテスト結果は、  

①「神田」・・豊富な、自由自在プレーのスペース・エリアがあり、神田の攻撃力テストは、十分出来ました。「得点・アシスト」の明確な結果を出せなかった点は、「未だまだ」だとの証ですが、最低限、素材・潜在能力は、証明できました。つまり、継続起用での「得点・アシスト」現実化・結果化で、才能開花のプレー全開となる確実な成長の可能性を証明しました。
テスト結果は【70点】ですね。
②「前寛」・・【?】です。非常に良いプレーと、信じられない様な低プレーとが混在し、「安定性」を欠いています。問題で、改善出来なければ、「起用継続は、今の困窮期しか通用しない」です。テスト結果は、【45点】不合格です。
③「中原」・・「冷静で、きれい、パワフルなシュート」でした。しかし、「前線での守備」は、「守備ポイント」が一貫していないと記載しましたが、GK・最終DFへ「単騎で」プレスに行ったり、「パス供給元」の愛媛「ボランチ・DF」へNoチェックで、全くフリーでのパス供給を許したりと、守備実施ラインが、「センターラインの2mも前」~「センターラインより後ろ3m」でもフリーだったりと、担当スペース管理の意識・認識が間違っていました。「攻撃プレイ」でも多々ありますが、【守備に大課題有り】です。
テスト結果は、う~ㇺ難しいですが、【55点】くらいですね。・・もうちょっと、です。

若手ではありませんが、どうしても、
都倉は【50点】、赤点となる「決定力」でした。・・奮起を期待します。

次戦も、「若手」台頭での試合展開が、必至ですね。
流石のコンサも、シーズン終盤では、故障者発生との闘い状態ですが、優秀な「若手選手」がこれまでの四方田監督・コーチ陣による育成実績のお陰で、待機しています。

難敵「愛媛」と同レベルの対戦相手が多いですが、こんな激戦の中でこそ、成長と真の実戦テストとなりますね。「若手選手」の全能力の発揮による「溌剌プレー」を加えた実戦・闘いにより、自動昇格・優勝を獲得するシーズンを戦い抜いて行きましょう。

有難うございました。


post by yuukun0617

14:25

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~進化~  愛媛戦 引き分けの意味

2016年10月16日

何という試合だったのでしょう。
【 2-2 】のドロー結果を、予見した人は無かったですね。
「0-0」の引き分けはあり得るものでしたが...

第一に、「愛媛の変化」です。恐らく、今シーズン、もっともアグレッシブで勝利の執念に充ちた内容で、最高戦力値でした。現順位・J2得点ランクとは、雲泥の差。
結果、この試合結果も、納得の第一原因となります。

第二に、「コンサの得点力」です。ズバリ、「都倉の決定力」です。【決定的局面での得点喪失】が原因で、本来の決定力なら、【5点獲得】となるべき、コンサ全体の「チャンスメーク・攻撃力」でした。

第三に、「コンサ若手起用の結果」は【試合展開コントロールを(見)失う・冷静さが低下する『イケイケ状態』を産み出す】となりました。結果、「FW~DF間縦に短距離の密集陣形」が縦に緩み、守備陣と攻撃陣が分断し、中盤にスペース・希薄化エリアを産み、二次ボール獲得困難などは勿論、パス元のフリーと受け手のフリー、自由にパス交換やダイナゴルランを愛媛に許し、当然、「複数失点」となりました。つまり、前線は、フレッシュな運動量豊富な若手を中心に、どんどん前線へ進入・飛び出しますが、守備陣は、同時のタイミングやスピードで、ラインを上げられず、攻撃の都度、中盤にスペース・エリアを作る事となったのですね。 「若手起用」の場合は、「コントローラー」選手が必須との点を逆証明しました。
それでも、ソンユンの大々活躍で、+2失点を免れ、【2-4】を回避できました。危なかったですね。感謝・感謝です。

第四の、「若手選手の大活躍」は、上記コントロール・試合展開での課題が明白になりましたが、個々のプレーでは、「十分、能力発揮・結果も出しました」ね。でも、これは、ビックリ事項ではなく、想定通りの内容でした。その点では、大成功でした。

以上の通り、4点からは、「引き分け」結果は、理解・納得できますし、選手はよく頑張ったものでした。 前節で「松本」が、今節でも「C大阪」が、「引き分け」の「息継ぎ」をしています。最強?コンサにも、「引き分け・息継ぎ」は許されても良いですよね。

ただ、次戦は、「勝利」のみですが...

試合内容の詳細は、明日以降で...


post by yuukun0617

21:07

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~進化~  愛媛戦 前日修正

2016年10月15日

愛媛戦へのコンサ練習・アプローチは、非公開練習から不明状態で、特に、起用選手は「?」成功ですね。

攻撃力を抑えても、堅守優先戦術を徹底する「愛媛」との対戦は、
「勝敗・勝負」では無く「勝・」の戦いですね。
「愛媛」の「J2下から2番目の攻撃力」との数値で、
「負ける相手」では無いと甘く見ると、
どんなに頑張っても「引き分け」にしかならない、との結果が待っているとの、
言ってみれば、【引き分けの罠】が待っていますね。

そんな、「愛媛の狙う」戦術・試合展開をどう切り崩すか?、
      = 「コンサの『攻撃力』の真価を「愛媛の守備力」で試す」試合です。

コンサの「非公開・㊙作戦」は、
そんな「愛媛の守備力」対策には、あまり効果は無いですね。

「試合守備力」の強化のためには、
①1試合毎、相手チームの戦術・選手への個別対策を選択するチーム;代表例「松本」
②基本となる戦術と選手により、「熟成・連携向上」を継続して指向し、「チーム基本戦力」の向上を行うチーム;代表例そうです。我が「コンサ」ですね。
 以上2通りです。
「愛媛」も、「コンサ」と同様、②型で、結果、堅守の戦力となっています。
という事で、コンサの「起用する戦術・メンバー」に強い関心は当然ありますが、それにより、次戦の「戦術・メンバーを変化」は起きにくいですね。実際、今シーズン、対戦相手での大幅な戦術・メンバー変化はあまり取りません。

但し、コンサを「超越レベルの『強烈戦力』」(例えば、Wクラス相手..)との認識なら、流石に、分かりませんが、そんな認識は未だまだ...ですね。

ここ2試合連続した「非公開・㊙練習」は、実は、対戦相手用では無くて、「選手への効果」対策だと見えますね。
〇緊張感、特に練習への集中力。
〇「テスト」も多方面からの雑音は無しで出来ます。(宮澤「トップ下」??)
〇意外に「厳しい」練習を実行しているかもしれません。 等々、対選手のコントロール・効果が高そうです。

さて、
基本戦術の変化は、全く有り得ませんが、起用選手とそれによる個別戦術は大きく変化します。
「ヘイス」「小野」+「マセード」「進藤」の4選手が不確定要因ですね。
全員、起用不能の場合、「宮澤」のトップ下起用も検討との事。
全て、「コンサ攻撃力テスト」には、大マイナス。ひたすら「引き分け」濃厚となります。
ここに至っての打開法は、唯一つかも知れませんね。
社長も、監督も、最近、頻繁に言っています。
それが「非公開」の理由とすると...。

前線とサイド、中盤での【若手選手の起用による打開】です。
ズバリ、「神田・前貴」、中原と菅は届きませんし、DFは変えないため進藤もなし。
   + 現在「堀米・前寛」 4名の起用があると踏みます。

(1) 内村     都倉
       宮澤
 堀米 前貴    前寛  石井
  
  DF・GKは変化なし。
  神田は、途中交代での「ポリバレント選手」起用。
      「トップ下」「ボランチ」「サイド」「FW」までOK。
   と

(2) 内村     都倉
       神田
 堀米  宮澤   前寛  石井

   前貴、途中交代で、同様に「ポリバレント起用」
       「ボランチ」と「サイド」

   のどちらか、です。

 (2)の 神田「トップ下」型の方が、攻撃力は見込めそうで、
  こちらを修正予想とします。

当然ですが、
あくまでも、「ヘイス・小野」不在の緊急想定で、不在が無ければ、当初想定です。

以上  少々キナ臭くなって来ている「直前状態」からの展望・想定でした。
有難うございました。



post by yuukun0617

20:54

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~進化~  愛媛戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016年10月13日

残り7試合一気に駆け抜けます。
現時点、自動昇格確定へ勝点11のためのアプローチは、
「4勝3敗」「3勝2分2敗」「2勝5分0敗」の3通り。
「連勝継続」で一気に決め切りましょう。

現在故障者のなか、
今シーズンスタメン起用候補・有力選手は、
 〇長期離脱 ・・稲本
 〇中期離脱 ・・深井・マセード・荒野・進藤・ジュリーニョ
 の内、復帰が近そうが、マセード・進藤でしょうか。
でも、来季を見越す=来季チャンスを既に獲得する選手は、完全回復まで待機方針との事。

最終節近くまで、復帰無し、の様ですね。

もう一点、基本方針は、
「現在の『基本戦術・スタイル』を中心とし、相手チームのための『変化はしない』」との監督方針。つまり、『王道を行く』戦い方で、残りシーズンを勝負し、最後まで、基本スタイルの戦力強化を図る、とのコンセプトです。

それを前提に、予想開始。
1.戦術
当然、基本戦術・スタイルは、
定番システム【3-4-1-2】【堅守・速攻】型。
サイドは、サイドハーフの【やや攻撃型】。ポゼッション時は、高いポジションのサイドトップポジション。

懸念点は、【中盤支配】を図るボランチポジションでの「ボール奪取」は、ここ5試合(深井離脱後)パスインターセプト・パスカットは、試合平均僅か1.6回と驚く程低下状態。それまでのJ2第4位の高いレベルから、起用の「宮澤・前寛」の(低い)実力を図らずも証明してしまっています。DF陣のパスカットの停滞も重なり、選手を変更しない限り、回復・改善は困難ですね。そのため、「攻守切り替え」のポイント・位置が、DFラインまで後退し、福森・菊地からのロングフィードが中心と成り勝ちで、ショートパス連動・継続による「スピード感のある速攻」が不発原因です。

代替策は、ロングフィードによるDF裏と、サイドスペース・エリアへの侵入・アーリークロス攻撃に限定された「速攻」程度でしょうか。・・・厳しいですね。
≪失点しない=負けないですが、速攻では、得点し難い=勝ち切り難い≫展開です。

しかし、ポゼッションは、直近では「50%以上」が基本戦術で、高い陣形ポジションを布陣し、DFとボランチのW防御ラインでカウンターリスクを阻止しながら、多彩攻撃での得点を目指します。ヘイスのファンタスティックプレーでの打開などを切り口に、展開し、得点獲得です。 ・・結果、「速攻」型FWの「都倉・内村」の得点獲得が遠のく結果となり始めています。集中していた得点獲得者が、得点チャンスが多彩となり、より幅広い選手に拡大しています。
福森のプレスキック力、堀米と石井のサイドアタック力と運動量も加え、強力攻撃力構築です。

「守備力」は、縦に短距離の「密集陣形」による「連携・組織型守備」は顕在で、安定状態。
運動量を基本に、「数的優位」による守備を益々堅固にしましょう。GKソンユンは、最後の「超強力砦・壁」で、J2最高ランクシュート阻止率の源泉。

2.試合展開 予想
1.の通り、堅守で「無失点試合」達成を図ります。
しかし、「速攻」は限定型ですが、その関連で、多彩攻撃での攻撃で、複数得点獲得です。
「速攻型」ですと、試合開始早々での得点が可能ですが、多彩攻撃では、
それより少し遅く、「20分~45分」で先制。
後半、選手交代で、活性化機会で、追加点。・・という所。
想定試合結果 【 2-0 】です。

愛媛は、本来の「守備型が更に固く」なり、コンサやや不得意の「引いた相手からの得点獲得」を狙う試合内容。 コンサの【攻撃力】のテストとも言える試合です。

3.メンバー 予想
 冒頭の通り、「復帰者」は未だ期待レベルで実戦起用は先ですね。

    内村    都倉
      ヘイス
 堀米  宮澤  前寛  石井
    福森    菊地
       増川
      ソンユン

  最近、定番メンバーです。
   「中盤支配」は無理ですが、
    本来「守備力」発揮の上、多彩攻撃・ヘイスのスーパープレイが
   キーポイントです。

  交代予想 
   60分 小野 トップ下へ投入 ⇒ ヘイス FWポジションチェンジ
                  ⇒ 内村 交代
   75分 上原 右サイドへ投入 ⇒ 石井 交代
   80分 神田 ボランチへ投入 ⇒ 前寛 交代
 
   プラス バックアッパー 河合・永坂・中原・金山

 戦力的に、最強レベルよりは大きく低下の内容ですが、
 十分、「愛媛」に勝ち切る戦力ですね。

 以上 戦術・試合展開・メンバー 予想でした。

 有難うございました。
       


post by yuukun0617

20:13

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~進化~  愛媛戦 事前点検

2016年10月12日

愛媛戦を皮切りに、ラスト7戦を一気に駆け抜け、連勝継続で【自動昇格・優勝】確定に向けた戦いの開始です。
恒例の、対戦試合を挟む5ステップ、
「対戦チームの事前点検」 ⇒ 「対戦試合の戦術・メンバー・試合展開予想」 ⇒ 「試合直前確認」 ⇒ ≪対戦≫ ⇒ 「試合直後感想」 ⇒ 「試合総括」も、残り7回となりました。 
 昨日掲載のコンサ2016データに関連し、少しだけ追加です。
JFAで8月リリースのPUBリポート2016夏版で、Jリーグ(J1)と世界平均対比データがあり、コンサ2016実績データと対比してみます。
    〔試合平均です。詳細は同レポートをご確認下さい。〕
 ①タックル数(自陣守備エリア)
   コンサ20.9回 - J 11.0回 - W 9.6回
   ・・守備での優先順位の低い「タックルによる守備」が、コンサは極端に多い。
      =その前の守備(インターセプト・チェック)での防御が低い、という事。
 ②ドリブル数
   コンサ12.4本 - J 13.3本 - W 20.7本
   ・・コンサとJは、ほぼ同程度、しかし、Wとは、大きく乖離・ダウン。
     武器化が足りません。
 ③パス成功率
   コンサ74.4% - J 77.5% - W 82.8%
   ・・コンサは、Jに比べ、▲3.1%で課題。Wは、一段レベルが違っています。
     コンサのデータは不明ですが、
     JとWの成功率の乖離理由をパススピードに置き、
      ショート J 8.29m/秒 - W 9.45m/秒 +1.16
      ミドル  J11.37    - W12.22    +0.85
      ロング  J13.70    - W14.45    +0.85
           との分析。
     JとWとで、「1m/秒」の差があり、その差が成功率の差となっています。
     コンサの成功率から、推定すると、コンサのパススピードは、
       Wと「1.5m/秒」Jと「0.5m/秒」差で、大課題です。
       仮に、「1秒のプレー」とすると「0.5m」到達位置が縮まります。
        当然、パスカット等の失敗が多くなり、成功率低下の原因ですね。
 ④シュート数
   コンサ12.7本 - J 12.7本 - W 17.1本
   ・・コンサとJは同レベル。Wは、+4.4本で、より攻撃的です。
 以上の4データを参考対比してみました。

では、「愛媛」のチーム点検です。
1.現状
順位9位 勝点47 10勝17分8敗 33得点 33失点 得失差0
試合平均 勝点1.34    0.94得点 0.94失点
 
ここ5試合は、勝点8 2勝2分1敗  8得点  5失点
試合平均 勝点1.60    1.60得点 1.00失点
やや持ち直した戦績となっています。

昨2015シーズンは、最終
順位5位 勝点65 19勝8分15敗 47得点 39失点 得失差+8
試合平均 勝点1.54    1.11得点 0.92失点
で、試合平均失点は、同数値で、守備はそのままでしたが、得点力が若干低下。
現時点、特筆は、
先ず、「引き分け数」の多さで、「得点不足で、勝ち切れない試合が、7試合残す現在、既に+9試合発生」となりました。
一方で、「守備主軸戦術の徹底、とそのための守備戦力」により、敗戦数は▲4.5試合分減少しましたが、勝利数が約▲6試合の急減少となり、昨順位から、大きく低下した戦績となっています。

今シーズンの得点不足は、キャプテン・昨年チーム得点王「FW西田剛」の昨年11.30負傷・長期離脱に尽きるもので、今年7.16に復帰するも、スタメン起用ではなく、勝利・引き分け試合のみに後半平均5分間(85分~)の超限定起用で戦力化出来ず、代替FWで起用結果は、チームシュート数は、昨年と同レベルとなるも、「西田」のストロングポイントだった「ラストパス・アシスト」の喪失から、シュート決定率は、昨年10.9%(4位)⇒今年7.7%(18位)に激減・低下で、得点も、昨年7位⇒今年19位で回復・代替出来なかったものです。

「守備主軸・速攻」型戦術で、「守備力」は昨年と同レベルを維持しましたが、速攻主軸のFW喪失により、「攻撃力」低下により、「勝ち切れない」試合が急増=「勝利数」減少したものです。「あと『1点』が取れず、引き分けに陥る、この結果」でした。

2.戦術・個別スタッツ
①システム戦術
【3-4-2-1】【守備主軸・速攻】型。前線がコンサと異なる【-2-1】型で、「守備」時は、2名のOMFも、守備陣に入り、9名守備+攻撃1名で、攻守切り替えでの速攻時も、1名FWだけでは、「放り込み」しか有効戦術が無くなりますが、得点パターンは、セットプレー35.5%程度で、ロングフィードからの得点は「0」で、「放り込み」は不成功。
その中で、サイド攻撃などで、「攻守バランス」を狙うも、
戦術の不完全結果として、
引き分け17試合中「0得点」6、「1得点」9、「2得点」2となり、
「1得点」しか取れない試合での守備の甘さの「1失点」の試合パターン9と、
「0得点」試合での「1得点」獲得失敗試合6 の15試合での失敗が原因。

対システム戦績は、
【対3バックチーム】11試合  0勝 6分5敗  8得点
【対4バックチーム】24試合 10勝11敗3敗 25得点
 対3バックチームは、極端な程、苦手の戦績です。
 対4バックも、平均以下の戦績ですが、得点は増加するも、失点増加=守備低下です。

②支配率(ポゼッション)
平均支配率は、48.8%、戦術上想定している数値レベル。
では、平均支配率より高い試合と低い試合の戦績を確認。
〔48.8%以上〕
16試合 勝点15 2勝9分5敗 12得点 19失点 得失差▲7
試合平均 勝点0.93    0.75得点 1.18失点
〔48.8%未満〕
19試合 勝点33 8勝9分2敗 22得点 14失点 得失差+8
試合平均 勝点1.73    1.15得点 0.73失点

圧倒的な差で、平均支配率未満戦績が、上回ります。
支配率が平均以下の方が、倍に近い戦績で、得点微増・失点は大幅減で、「平均支配率以上試合は禁止」とも言えそうな結論です。

パターンにすると、「低支配率(相手に支配率・主導権を渡す)」で、「守備主導」で「堅守」し失点を減少、攻守切り替えの「ボール奪取」から、「速攻」を軸に、「その関連・こぼれからのセットプレー、サイド攻撃で得点」の狙いとなります。

③スタッツ
 攻撃項目は、ほぼ全滅の数値です。
  得点19位、シュート数17位、枠内シュート数21位、パス数9位、
  クロス〇これだけです。5位、ドリブル15位、30m進入回数11位、
  攻撃回数4位ですが、放り込みが実態です。(ショートパス型ではありません)
  本当に、低レベルで、改善しようがない状態=選手入れ替えしか無い?。
 守備項目は、一部平均レベル以上がありますが、個別は厳しい数値が並びます。
  タックル数15位、クリア最後の手段のみ〇7位、インターセプト14位、
  オフサイド15位、
  ギリギリ、最後に、
  クリアと、GK児玉のセーブ(率16位・ソンユン18位並み)で守備。
 警告15位

 得失点パターンは、
 得点 ・・セットプレー35.5%、クロス16.1%の2パターンで51.6%。
 失点 ・・セットプレー29%(非常に低い)、
      クロス・ショートパス・その他・こぼれと分散しており、
      DFの穴など、特定の弱点は少ない事を証明しています。
      守備力は、高いですね。

3.選手・選手層
 全28選手中、14選手にスタメン・交代起用が集中しています。
 14選手は、連続起用状態により、フィジカルコンディションはかなり悪影響状態で、戦績に直結し、調子の波を作っている現状。
特に、昨年得点王「FW西田剛」の故障長期離脱の代替は、浦和からのレンタル「FW阪野」で、「8得点」獲得の活躍。2OMF瀬沼・河原と攻撃陣は、定評ある布陣。しかし、「西田」のラストパス・アシスト・シュート数には到達せず、攻撃力は低下。守備選手は、GK「安定感の児玉」、3DF「浦和レンタルの茂木・浦田・林堂」もJ2ランクでも上位レベル、サイド「玉林・内田」はクロス能力が高く、クロススタッツが高かった所以の選手、2DMF「藤田・小島」が中盤の守備の要と同時に攻撃起点、交代の切り札で、サイド「ドリブルの白井」OMF「近藤」FW「クローザー西田」の3選手、との構成で、これ以外選手の起用は殆ど無い状態。起用選手は、J2ランク選手ですが、上位レベルで、本来能力の全発揮となれば、戦力・戦績は上昇してもおかしくない内容。バックアップ・選手層の薄さにより、本来能力とはならず、戦績低下となったものですね。
監督木山孝之は、1998年コンサのDFで、何故か?その当時の「サイン色紙」を持っています。いつも、ちょっとだけ、懐かしくなります...。

以上 愛媛のチーム点検・確認でした。 有難うございました。

 
      


post by yuukun0617

17:10

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~進化~  【J1へ向けて】コンサ 今シーズン実績データ -Part 2

2016年10月11日

【J1へ向けて】コンサ 今シーズン実績データ -Part 2を継続掲載します。

3.ゲームスタッツデータ
①得点55      試合平均1.57点 J2 2位 J2平均1.2点
 シュート数443本 試合平均12.7本 J210位 J2平均12.9本
 成功率       11.5% J2 2位 
 枠内シュート数151本 試合平均4.3本J2 4位 J2平均 3.9本
 枠内シュート率   34.08% 
②パス数       試合平均445.2本J2 8位 J2平均433.4本
 成功率       74.4%
③クロス数      試合平均13.4本 J216位 J2平均14.7本
 成功率       26.0%
④ドリブル数     試合平均12.4本 J2 6位 J2平均10.7本
 成功率       49.7%
⑤タックル数     試合平均20.9回 J2 3位 J2平均19.1本
 成功率       78.4%
⑥クリア数      試合平均24.4回 J211位 J2平均24.3回
⑦インターセプト数  試合平均 2.7回 J2 4位 J2平均 2.4回
⑧警告数       試合平均 1.6回 J2 3位 J2平均 1.3回
 退場数       (累積)   1回  ・・深井
⑨30m進入回数   試合平均39.0回 J2 8位 J2平均37.9回
〔分析・確認〕
攻撃値では、
得点数・その理由の枠内シュート率とシュート成功率、枠内シュート率、意外ですが、ドリブルが突出しています。
一方、クロス数・成功率、30m進入回数が弱点値でした。
実際、クロスからの得点パターンは、開発・改善課題です。
守備値では、
タックル数・インターセプト数が高く、別記載(前ブログ記載)、シュート阻止率が、堅守のストロングポイントでした。

⑩しかし、ここ5試合、実はデータが変化しています。
試合平均 得点1.4点(▲0.17点)
     失点0.6点・・変化なし
     シュート数14.6本(+1.9本)
      成功率8.96%(▲2.5%)
     枠内シュート数6.4本(+2.1本)
     パス数447.6本・・変化なし
      成功率74.52%・・変化なし
     クロス数15.6本(+2.2本)
      成功率34.7%(+8.7%)
     ドリブル数12回・・変化なし
      成功率64.0%(+14.3%
     タックル数22.6回(+1.7回)
      成功率70.7%(▲7.7%)
     クリア数21.8回(▲2.6回)
     インターセプト数1.6回(▲1.1回)
     30m進入回数41.6回(+2.6回)
 攻撃項目、特に、クロス数と成功率、ドリブル成功率の急上昇が目立ちますが、
 守備項目、タックル数増加、同成功率ダウン、クリア数減少、
      特に、インターセプト数が激激し、現在2試合で3回しか無い状態で、
      大きくダウンしています。
 原因は、明白です。
 【深井の離脱】と全く同期間で、代替・カバーが不成功・守備力低下を証明しています。
 ただ、攻撃は、新スタイル(でジュリーニョLSHシステム)で活性化されましたね。

4.コンサのシーズン当初の戦術コンセプトは、【堅守・速攻】型で、ボール支配率(ポゼッション)も、やや低目で、「守備主軸」優先戦術でした。
しかし、その後、戦術と戦力の進化・成長により、【堅守・速攻+多彩攻撃】型に変化し、結果的に、支配率も上昇し現在平均値「50.0%」となりました。
ここでは、平均支配率より高い試合と低い試合の戦績・スタッツを確認してみます。

 個別スタッツ項目の得点・失点・攻撃回数・シュート数・ゴール数・成功率・被攻撃回数・被シュート数・被ゴール数・成功率・枠内シュート数・枠内シュート率・ドリブル数・成功率・タックル数・成功率は、支配率での差はほとんどありませんでした。
〔支配率平均50%以上〕
①戦績 18試合でした。
 10勝5分2敗 勝点35 試合平均勝点1.94点
②試合平均データ
  支配率  54.11% 
 パス数  499.8本  成功率   76.7%
 クロス数 16.3本   成功率   25.0% 
 クリア数 20.2回   インターセプト数2.39回
 30m進入数42.9回
〔支配率平均50%未満〕
①戦績  17試合でした。
 13勝2分2敗 勝点41 試合平均勝点2.41点
②試合平均データ
 支配率  45.79%
 パス数  360.8本  成功率   72.0%
 クロス数 10.2本   成功率   26.9%
 クリア数 28.7回   インターセプト数3.12回
 30m進入数34.9回
〔分析・確認〕
 50%未満の方が、僅かですが、【0.47勝点】高い戦績。
 理由は、クリア数・インターセプト数の守備値アップの通り、守備力アップ。
 ただ、他チームの様な「極端な差異は無く」
 支配率の設定は、高くとも、低くとも可能との結果です。

以上で、収集データの記載・分析・確認は終了です。
ご参考になれば..ですが、有難うございました。





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18:49

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~進化~  【J1へ向けて】コンサ 今シーズン実績データ -Part 1

2016年10月11日

残り7試合、長かったシーズンでの累積疲労を少しでも軽減し、全選手、「本来の全能力を発揮し活躍出来る」様に、監督からの貴重な休暇2Daysをプレゼントされ、心身のリフレッシュを図っている所。「明け」の明日の練習再開からは、もう、「ノンストップ」で最終試合まで突っ走り、駆け抜けますね。

その間に、今シーズンの実績データを纏めてみました。
参考データとして記載し、確認・課題再発見をしてみます。
なお、データ値は、全試合〔1節~35節〕スタッツ数値の集積によるものです。

1.得点・失点
①得点  55得点  1試合当たり得点・・1.57点
②失点  23失点  1試合当たり失点・・0.66失点
③コンサ攻撃
 攻撃回数4314回 1試合当たり回数・・123回〔J222位〕
 シュート数443本 1試合当たり本数・・12.6本〔J210位〕
 ゴール数  51本 1試合当たり本数・・1.46本
 ゴール決定率            ・・11.5%〔J22位〕
 相手OG得点            ・・4点
④相手攻撃値=コンサ守備値
 被攻撃回数4385回 1試合当たり回数・・125回
 被シュート数429本 1試合当たり本数・・12.2本
 被ゴール数  23本 1試合当たり本数・・0.66本
 被ゴール率              ・・5.3%
 コンサOG失点            ・・0点

〔分析・確認〕
※③と④を対比下さい。
コンサ攻撃と相手攻撃(=コンサ守備)の回数(機会)は、ほぼ同一。
 ・・試合展開は、【均衡】です、「守備的でも攻撃的でもありません。」
  直近5試合データも、コンサ604回、相手612回で同傾向です。
シュート数・被シュート数でも、ほぼ同一ですね。
 ・・シュートチャンスも【均衡】で、『差』は出ません。
  直近5試合は、コンサ73本、相手67本で、
  コンサ1試合+2本、相手+1本づつ増加気味ですが、均衡状態。
 ゴール数・ゴール率で、コンサと相手とに、大きな差が出現し、勝利獲得原因です。
  ・・ゴール数1.46本(コンサ得点)は、相手0.66点(コンサ失点)と、
    +0.8本(点)で、OGを加算すると、
    +0.9本=ほぼ「1点」
        ≪ 1試合平均、【1点差勝ち】状態 ≫でした。
    ゴール率は、強烈・インパクトのある数値でした。
    (枠内シュートに課題有り認識だったので、ちょっとびっくり...)          【コンサシュート決定率11.5%】。
    相手〔5.3%〕は、「▲6.2%」コンサの45%まで減少させています。
つまり、
 『攻撃回数・シュート数は、均衡する試合展開の中、
  高いシュート決定率を成功させ、逆に、
  相手シュート決定率、ゴール数を、大幅に、低下・減少させ、
  毎試合平均「1点差」を産み出す勝利パターン』を確立した、とのデータです。

  コンサシュート決定率「11.5%」は、清水に次いでのJ22位で、
  J1でも、神戸・川崎の次の第3位の数値。J2とは言え、高い決定力です。
  コンサ攻撃陣のシュート決定力を証明しています。
    (後段で、「枠内シュート率」を記載します。)
   凄いのは、被シュート決定率「5.3%」=シュート阻止率「94.7%」で、
  驚異的な阻止率です。
   〔これは、各チーム決定率で確認できますが、
    最高でも「92%、通常レベルは、90%」が上限で、
    「+3~4%」も高い阻止率でした。〕
  DF・守備陣の「身体を張ったシュート・ゴール阻止」と
  GK「最後の砦・ゴール阻止」 の守備力 を証明しています。
コンサ「攻撃回数」は、J222位で、最少回数ですが、
 チーム実力というよりも、チームスタイルの問題です。
 ちなみに、J1で、同回数は8位で、J1最下位は、「広島」108回となっており、回数が戦績に直結はしていません。スタイルの問題ですね。

2.試合展開 - 時間帯毎の支配率(ポゼッション)・シュート数・得点
  マトリックス表示します。〔1節~35節試合平均〕
時間帯   支配率(%) シュート数(本) 得点    順位
~15分   52.1    2.06     0.26   ③
 30分    50.5    2.14     0.26   ②
 45分    52.0    2.23     0.34   ①
 60分    58.7    2.11     0.20
 75分    50.0    2.11     0.17
 90分    47.1    2.09     0.23
 試合     50.0   12.66     1.57
〔分析・確認〕
 前半、「高目の支配率」で攻勢を取り、「シュート数・得点」が多くなっています。特に、【30分~45分】が最攻勢期。=前半得点獲得がポイント=実態。
 支配率は、「後半開始~60分」が、最高期とするも、相手もあり、シュート・得点には到達していない時間帯で、課題あり。「75分~90分」も、支配率を相手を受け渡し、「守勢」中心としています。シュート数も減少しますが、得点実績は低くなく、「得点可能性の高い時間帯」として「攻勢」も課題です。2つの課題時間帯の改善が、「複数得点獲得」のヒントの様ですね。     
      
長くなりましたので、Part-1、として、締めます。
続いて、Part-2を掲載しますね。

有難うございました。


post by yuukun0617

14:39

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~進化~ 水戸戦 総括

2016年10月09日

昨日試合結果による
上位6+1チームの現況・残り試合前回対戦結果による予想を記載。

               残り試合前回             最終予想  上位7との
1位 コンサ 勝点77 対戦戦績4勝2分1敗=勝点14 勝点91  対戦数0
2位 松本    68         4勝1分2敗 =   13   81     1
3位 C大阪   66         6勝1分0敗 =   19   85     1
4位 清水    63         3勝2分2敗 =   11   74     2
5位 岡山    62         2勝4分1敗 =   10   72     4
6位 京都    56         3勝4分0敗 =   13   69     2
7位 町田    49         2勝2分3敗 =    8   57     3
に修正されました。
最終予想は、コンサ首位、2位はC大阪で6差で、自動昇格、
以下、3位は松本で10差、4位清水、5位岡山、6位京都の4チームでプレーオフとの予想ですね。しかし、上位3チームは、前回対戦成績を大きく上回る展開を激しく追及し、予想値は「最低値」でそれ以上となるでしょう。
特に、現3位C大阪が、残り全勝すると最終勝ち点「87」となりますが、
コンサ「88」点以上で昇格確定です。
つまり現在勝ち点77~『88』=【11勝ち点獲得】で、確定。

残り7試合で、『勝ち点11獲得法』は、
①4勝0分3敗 ・・勝ち点12獲得
②3勝2分1敗 ・・勝ち点11獲得
③2勝5分0敗 ・・勝ち点11獲得 だけですね。

達成難易度では、意外に、③「2勝5分0敗」の「1敗もダメ」は、精神的にハード。単純に、①の方が頑張り易い、かも。
いずれにしても、
早期の「勝利数積み上げ」の≪連勝継続≫で、シーズン展開を簡単なものにしていきましょう。

では、昨日試合総括です。

ジュリーニョ長期離脱=新攻撃スタイル「ジュリーニョLSHシステム」完成へのトライ・チャレンジは、最終節辺りまで、持ち越しですね。

しかし、直前3節期間での、「新攻撃スタイル」へのチームトライは、想定通り(社長・監督の狙い通りだったでしょうね...)【堀米の覚醒】を産みました。

昨日、試合後本人コメントも「この期間、外から、長所・弱点を見れました..」との通り。

堀米は、2015シーズン当初からポジションを奪取・確定し、スタメン起用を継続していました。
2016シーズン戦績も、17試合LSHとして起用され、
12勝4分1敗(1試合平均獲得勝ち点〔2.35点〕)で、そ
の内、守備貢献突出試合が5試合あり、当然勝利獲得の原因の一つとなりました。
ちなみに、2015シーズンは、28試合LSHとして起用されましたが、
11勝9分8敗(1試合平均獲得勝ち点〔1.5点〕)で、今シーズン、チーム大躍進の原因の一つが、「堀米」の守備貢献です。
攻撃面は、実は昨シーズンの方が高い攻撃指数となり、今シーズン、シュート数・クロス数・ドリブル数が減少し、反対に、守備指数急増で「より守備的プレー」が実態でした。
しかし、「アシスト数」は、今シーズンの方が少し高い数値となり、得点起点の役割は今シーズンも継続でしています。そうは言うものの、ここ8試合は「シュート」も無く=「シュートチャンスまで到達せず」状態で、左サイドの攻撃は、DF「福森」の、一段低い位置からの起点程度で、得点獲得ペースダウンの原因の一つとなっている現状でした。

この打破としての、「ジュリーニョの活躍」=「左サイドからの崩し・攻撃」の実戦例を見て、【感じた】のでしょうね。キーポイントは【運動量、特に『スプリント回数増加』】による打開...です。

昨試合の「堀米」は、
すっかり定着・安定した「福森と連携」した守備で、両ボランチの守備と共に、強力中盤守備陣構築としましたが、
更に、今まで封印気味だった左からのアーリークロスとサイドスペースへの侵入攻撃を活発化し、「攻守」ともにキーマンとしての働き・プレイに変化しました。
 その理由・秘訣ですが、「攻守の打開方法」として、【運動量、特に「スプリント回数増加』による打開】を見出し、
「スプリント回数増加」により、
より深い位置・敵ゴール近接位置により速く到達し、相手より先行し、高いポジションからのサイド攻撃を展開、また、守備でもより速い帰陣で適正ポジションに到達し、数的優位状態となる守備が達成出来ていました。
 つまり、「ジュリーニョの≪テクニック中心≫の攻撃」に対して、「≪スプリント回数増加と運動量≫により、攻守共に、数的優位・スペースエリア構築による攻撃」を対抗策として設定する、とのスタイルを実戦したものでした。

「運動量」由来の方法は、試合毎の変化・ブレも少なく、安定して「攻撃力」アップを継続できますね。堀米も、スタメン起用の定着獲得のために、安定守備力に加え、より高い攻撃力・プレイ獲得です。また、チーム全体でも、この対応を正しく把握・理解し、波及させる事が可能です。今後、更に期待できますね。

別件ですが、
ヘイスは、「上手さ・プレイ豊富さ・速く見えないけれども速いプレー」、どんどん本領発揮状態ですね。ジュリーニョ不在の中、「救世主」的活躍が期待濃厚ですね。

昨日試合では、
両サイド守備と両ボランチの安定性、DF・GKの安定性も確認しました。
両サイド守備は、スプリントによる数的優位構築によるもので問題ありませんが、両ボランチは、多分に、「水戸の精度の低さ」に由来するもので、J2のこのクラスチーム(そのチームが、順位低迷原因そのものによってますね..)事由により、あまり、高評価の材料には出来ません。もし、J1チーム・J2上位陣だったのなら、「敵失」=「敵ミス」による??防御は在りません。しかし、幸か不幸か、残り試合は同程度のチーム状態試合で、≪コンサ防御崩壊≫は起き難いですが、徹底改善すべき課題です。前述、「スプリント回数増加」により、より早く、相手より先行したポジション到達成功回数増で、改善可能です。

更に、≪決定力≫改善は停止状態、と言うレベルから全く脱却しません。
シュート練習は、何回も実施するも、全く改善変化なし。
・・・成果が出ない、改善期待できない「練習」に原因がありますね。

先ず、前提ですが、何年か前のJリーグなら、得点出来たシュートが、現代サッカーでは、大多数ストップ・阻止される、との観点です。これは、GK「守備力」の急上昇が原因ですね。
「セービングテクニック・範囲」が急上昇し「セーブ力」が格段にレベルアップしている事態は、日本だけでなく世界レベルでの進化現象ですね。

 だとして、ヘイスや得点王次点都倉が「決定力無し」と言ったら、「全員肯定出来ません」ね。同じく、その選手の「コンディションの問題」と言うと、これも「否定」ですね。

では...
シュート決定力の3要素の問題。--「GKを抜きゴール・得点獲得できる方法」です。

①「シュートスピード・力(強さ)」
②「シュートタイミング」
③「ターゲット」         の3要素。

①の「シュート力・スピード」だけでGKを打ち抜くには、≪スーパー能力≫が必要ですね。
C・ロナウドのシュートスピード・シュート力は、強烈で、確かに、多くのGKで、守備範囲内のシュートを止められませんが、ワールドクラスの選手の話しです。
①だけではないですね。
という事は、

第1手法; ③主体+① の複合系が正解です。
最近見かけなくなった練習に『ターゲット・シュート練習』がありますが、
「シュート練習」の主軸にすべきですね。
  ・・・ 『ターゲットは、ゴール四隅・理想的にはサイドネットかコーナーに突きさす』です。
ここに、スピードシュートを、色々な場面・局面想定で、反復・徹底練習が有効です。
 当然、四隅を狙う訳ですから、シュート成功率は50%~60%となりますが、実戦で、そのターゲットに、その率なら、複数得点獲得可能です。
 (よく出て来る「枠内シュート率」の優先は、「GKへのパス」シュート=全阻止の多発が起きます。結果としての、「枠内シュート率50%」が正解ですね。)

第2手法; ②主体+① ③ 複合系は、 テクニック・見ていて惚れ惚れ系。サブのシュート(シュートバリュエーション)として欲しいですね。
『GKタイミングを外すシュート』です。

最近のシュートは、「1・2・3 ドン」シュート、つまり、同一タイミングのシュートが多発です。これでは、高いセービング力のGKは、「1・2・3 セーブ」でドンピシャタイミングで、阻止、となる訳です。どんなに打っても入りませんね。打てば打つ程GK絶好調となるだけ。
 対して、昨日ヘイスのファンタスティックシュートは、GK・DFの意表を付くシュートで、このシュートの代表例。GKは慌ててセービング、しかし後追いで、見事までにGKの横を抜いていきました。
実は、「こぼれ球シュート」もこの典型で、得点となったシュート=シュート成功率では、②「タイミング」外しシュートが多数です。

この練習法は、「1・2・3 」のタイミング外でシュート、それも、「ゴール四隅狙い」の反復練習で、自己テクニック開発も兼ねた、GKのタイミングを崩す・ずらす方法獲得です。
現在の練習では、選手が個人の好み?で「たまにエンジョイ」型で行っている時もある程度のもので、集団・集中練習は見ませんが、有力練習です。

「よくゴールにパスする感覚で」とか言われますが、「ゴールのGKの『届かないターゲットに、届かないタイミングで』、が抜けていますね」。

緊急集中練習で、改善できる内容ですね。

以上 特定観点から、昨試合総括をしてみました。 有難うございました。



post by yuukun0617

17:53

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~進化~ 水戸戦 前日確認

2016年10月07日

シーズン大詰め、自動昇格・優勝獲得大詰め、残り8試合で大詰め試合。
緊張感と緊迫感、高揚感と不安感、期待感と懸念感、実に、「残り8試合目ならではの感触」を味わい、力強く進みましょう。

昨日、代表イラク戦に参戦し、「引き分け」を覚悟し、ゲーム終了のロスタイム残3分を数える瞬間、サポーター全員、一斉にスタジアムが震える程の歓声が沸き起こり、ピッチ内の全選手がその瞬間からスピード・プレイが一変、ラスト30秒でのコーナーキックからは怒涛の歓声の中、「蛍」の一閃シュートがゴールに吸い込まれました。その瞬間は、それまで以上最大のボリュームで歓喜が沸き、一瞬の勝利を味わい尽くしました。

サポーターの、ロスタイム残り3分での「歓声」が無ければ、この奇跡は絶対に起きなかったものでした。サポーターの『力』が現実化し、勝利化する現実を示した場面・内容でした。

実際、試合中に、選手は「サポーターの声」は、良いものも、悪いものも、監督コーチの指示と同様、聞こえているとの事です。
我々も、サポーターの『声の力』を全力で果たしていきましょう。

本日、コンサは「非公開練習日」としました。
その理由は、いくつか推察されます。
①ジュリーニョの起用の可否判断・テスト
②起用不能の場合の代替策、テスト・選択
③特に②と連動しますが、選手起用テスト
これは無いでしょうが、
④新システムやスタイルテスト
 ・・・などですね。
②の可能性が高く、連動して③も濃厚ですね。

ここから、明日試合予想を修正です。
 ※ジュリーニョは、次戦起用見送り。
 ※従来システム・陣形は、相手チームに、既に把握され対応準備済みとの認識。
 ※ストロングポイントを、転換・変更できれば..とのコンセプト。

     都倉    上原
       ヘイス
 堀米           石井
     宮澤    菊地
   福森        進藤(進藤コンディション不良なら増川)
        河合(増川)
       ソンユン  

    SUB  後半、敵運動量低下状態での「切り札」起用
           ; 内村 ・ 小野
     テスト起用チャンス ;神田 ・ 永坂
     バツクアツパー ; 前寛・中原・金山
    
     進藤起用困難なら、増川と河合・福森。
     
  ※上原起用は、運動量・スピード・得点力 により、
   DF裏・サイドのスペースエリア攻撃と決定力、特に、高さは増します。
   更に、前線からの守備が強化され、高い位置でのボール奪取戦法が有効となります。
  ※菊地ボランチは、スタイル進化の目玉手法の一つですね。
   中盤の守備急上昇とともに、攻撃起点位置がよりゴールに近づき、
   速攻・多彩攻撃共に得点力増加となります。
   大変魅力的なオプションです。

 以上  前日時点での、予想修正・補正でした。有難うございました。

タイトル・選手名の誤記があり失礼いたしました。修正記載させて頂きました。
m(__)m


post by yuukun0617

17:22

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イラク参戦 前半1:0

2016年10月06日

プレースピードが、開始〜20分イラクの方が早く、付いて行けなかったですが、25分からやっとスピードが慣れ始め、プレーが安定して来ています。
何とか、混戦でたまたまの得点でしたが、点差通りの試合内容は、がっかりもの。

一点、試合前のシュート練習を、ちょうど、日本とイラク同時に行いましたが、日本は、キーパーへのパスシュートばかりに対して、イラクは、コーナーギリギリのみをターゲットに、スピードシュートで、5割の確率でキーパーには触られ無い練習で、衝撃的でした。コンセプト、意図が明らかな練習は、イラクが上でした。


post by yuukun0617

20:27

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〜コンサ外 進化〜 本日、代表戦参戦

2016年10月06日

ワールドカップ予選、日本🇯🇵VSイラク🇮🇶戦に、埼スタに参戦して来ます。
J1へ昇格し、代表デビューのコンサ選手を、頭の中で思い浮かべ、重ね当てはめて、応援📣して来ますね。
特に、パスとプレーのスピードと、決定力を注目ポイントとしたいです。

代表戦も、相手チーム分析により1試合毎の戦術変更では無く、
理想形を求めて、基幹戦術の成長、進化を追求しながら、残り全勝成果を獲得しなければならない、もので、参考になりますね。

魂と熱を入れて応援しますが、コンサよりは、ちょっと冷静に、楽しく応援になりますね。   早い得点と勝利であれば……ですが。


post by yuukun0617

11:24

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~進化~ 水戸戦 戦術・メンバー予想 

2016年10月05日

残り8試合、ハラハラドキドキも楽しみながら、
しかし、「真剣モード」で、全員で進みましょう。

本日からの3日間練習は、「限定テーマ」中心の取り組みで...しょうか(ね)。

次戦の「水戸」チームも、宏太も居た事があったり、因縁の多かったチーム。
ラスト対戦(水戸の昇格まで最後です..)を感慨を込め、【完勝】で締めくくりましょう。

では、試合目標の確認です。
第一目標【残り8試合で5勝獲得のため、勝利・勝ち点3獲得により、昇格・首位確立】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】のW目標。

≪新攻撃スタイル(ジュリーニョLSHシステム)完成≫の第二目標を追求する中で、第一目標達成のスタンス。

相手チームのストロングとウィークは、一応しっかり把握するも、それに影響されず(やり方の変化・変更はせず)、
【コンサチームの基幹戦力=戦術・攻撃力・守備力・試合構成力】で、試合展開を通すもの。

監督も、方針・コンセプトはもうぶれず、一貫した方針で8試合実戦との決断・決意と見ます。
8試合、同一スタイルで、
『スタイル成長を図り、その成長とともに、どこまでの戦力となるか。
 その都度発生する課題は何か、その課題を克服・解消し成長するか』
 の命題を、
 チーム全体で追求するとのコンセプトですね。
全選手と監督コーチ陣のチーム全体で集中・追求し切るとの事です。

もう一点、最重要ポイントとなりますが、

「その過程の中で、来季選手の選択が行われる」との点です。

それによる、今後の理想的シーズンスケジュールは、
35節・36節      新スタイル完成形進展
37節・38節・39節  新スタイル完成形で実戦成果確認と新課題確認、昇格獲得
40節・41節・42節  選手テスト中心の実戦テスト

35~39節は、最大戦力となる選手でスタメン、交代で選手テスト
40~42節で、スタメンより、選手選択・テスト起用。
いよいよ、「選手生き残りのラストステージ」です。
≪限定された起用時間の中で、全能力を発揮し、ストロングポイントでの生き残り獲得を図れ!≫ですね。

我々サポーターも、各コンセプトをサポートし、チームと選手の大成功を克ち取りましょう。

・・・という事で、予想戦術は、毎試合ほぼ同一となりますね。

1.戦術
①システム
看板戦術【3-4-1-2】【堅守・速攻】。サイドは、サイドハーフポジションの「攻守」型、攻撃・ポゼッション時は、トップ下位置まで上昇。
②守備ライン・陣形
【M3rd底位置】の「やや守備型」からスタート。
FW~DFまで縦に短距離の「密集陣形」により、【連携・組織型守備】で≪堅守・無失点試合≫構築。
攻撃・ポゼッション時も、その陣形で、敵陣へ上昇し、守備ラインを「センターライン1m手前」に設定、Wボランチと3DFによるWラインで、カウンターリスク阻止・防御
③左サイドへの追い込みと「中盤支配」を、Wボランチ・前線・DF・サイドの連携・複数守備で構築し、「ボール奪取」を反復し、そこから「攻守切り替え」での速攻を、ジュリーニョを起点・繋ぎで、超スピードとファンタスティックプレーで敵陣を崩し、前線の決定力で得点。そこまでのこぼれや展開、ポゼッションでは、サイド・DF裏スペース攻撃・サイドチェンジ反復・スルードリブル、セットプレー、の多彩攻撃で複数得点。
2.試合展開
試合開始より、「ボール奪取」をスタートに「速攻」「多彩攻撃」「セットプレー」で攻勢を展開し、前半で複数得点、後半交代を契機に、追加点獲得し、【 3-0 】完勝獲得。
3.メンバー
スタメンは、最大戦力メンバーで、得点獲得し、試合帰趨を決定後に、選手テスト起用。

 【スタメン】

       内村   都倉
         ヘイス
ジュリーニョ 宮澤   前寛  石井
    福森         菊地
         増川
        ソンユン

  この布陣で、2得点獲得。

  ~60分  選手交代
     堀米 LSH投入 ⇒ ジュリーニョ FWへポジションチェンジ
              ⇒ 内村 交代
   70分  選手交代
     小野 トップ下投入⇒ ヘイス 交代  2得点差以上の場合
   80分  テスト選手交代
     〔 神田  ボランチ〕投入 ・・10分間テスト起用
              ⇒ 前寛 交代

  SUB; 堀米・小野 + 上原・河合・金山
             + 〔 神田 〕〔 永坂 〕テスト候補
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 近い将来、ぜひ実現して欲しい、
 現保有選手〔理想の最強メンバー〕を記載しておきます。

     ヘイス     都倉
         小野
ジュリーニョ 深井  宮澤  マセード
     福森      進藤
         増川
        ソンユン
   交代 切り札 内村・稲本・〔菊地〕レンタルを完全に移行して。
      運動量 堀米・荒野
      便利  上原
      GK  金山

      育成  阿波加・神田・永坂
      ?   前貴・前寛・中原・内山

  ※超攻撃的メンバーですね。

以上  有難うございました。

     


post by yuukun0617

20:25

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~進化~  水戸戦 事前点検

2016年10月04日

明日から、2016シーズン・ラストスパートの中での練習再開ですね。
チームは、勇気を以てチャレンジとなる「新攻撃スタイル(ジュリーニョLSHシステム)」の完成に向けたトライに邁進です。

恒例の、対戦試合チームの事前点検ですが、残りチームも8チーム。
本当に、チームにより、どこにも共通の課題と同時に、チーム特有の姿があり、分析・確認して来ても、大変勉強にもなり、楽しいものでした。残りチーム点検も、少しでも、試合観戦の基本情報の一つになれば幸いです。

それでは、水戸の点検・確認です。

1.現況

順位13位 勝点41点  9勝14分11敗 37得点36失点 得失差+1
2015シーズン
順位19位 勝点46点 10勝16分16敗 40得点47失点 得失差-7
失点が少し減少し、敗戦数が減少し、順位は6位程上昇しましたが、下位グループ脱却までは到達しない今シーズンとなっています。

 今シーズンは、連勝も少ない代わりに、連敗も少ないですが、引き分けが異様に多い結果は全く解消出来ていません。
ここ5試合結果は、1勝3分1敗で、「負けが少ないが、勝ちも少なく、引き分けだらけ」のまま。7月に大事件発生し、得点力・攻撃力激減となりました。「チーム得点王9得点のFW三島康平」の松本への強奪移籍です。代替に新潟からFW平松をレンタル加入させ、6試合で4得点、その後はマークが厳しくなり、4試合得点無し。

2.システム・戦術

①システム 

【4-4-2】【攻守バランス型】で、「個」での勝負の連続で、「攻守」展開がコンセプト。しかし、「個」の質・内容が例年課題で、今シーズンも改善していません。改善のため、シーズン当初+シーズン中、18選手放出し、17選手加入するも、結果的に、起用選手は、移籍選手が毎試合5・6選手で、チーム戦術は新規作り直しで、連携・熟成も上がらず、大きな戦力向上とはなっていません。要は、システム戦術に合致する戦力の不足です。
対システム別戦績は、
【対3バック】2勝 3分5敗 11得点・・1試合勝点0.9点、同得点1.1点
【対4バック】7勝11分5敗 26得点・・1試合勝点1.4点、同得点1.1点
対4バックチームの勝点率は、対3バックチームの1.5倍で、
≪対3バックチームはやや苦手気味≫の戦績です。

②戦術

a.ポゼッション率・・システムからは、高ポゼッション・パスサッカー指向となる筈ですが、≪平均ポゼッションは、47.9%(J2第16位)≫で、低率です。
更に、ポゼッションが上がると、大きく戦績が低下の傾向となっています。
〔平均ポゼッション以上〕
1勝9分7敗 17得点21失点・・1試合勝点0.7点、同得点1点、同失点1.2点
〖平均ポゼッション未満〗
6勝5分5敗 20得点15失点・・1試合勝点1.4点、同得点1.2点、同失点0.9点
平均ポゼッション未満の戦績が、勝ち点取得率で2倍、得点増・失点減で、高ポゼッションは厳禁とも言える状態です。
【現行システム・戦術が、チームに合致していない】事を証明する結果ですね。
まったく同一指摘・状況が、中位~下位の多くの低迷チームにありました。

b.当初コンセプトの「パスサッカー」は破綻状態。1試合パス数も、前年比80%に減少し、J215年11位⇒16年20位まで低下。同様に得意戦術だったクロス攻撃も、前年比78%で、J215年2位⇒16年14位へ急落。

c.得失点パターン変化
 ≪得点パターン≫は、セットプレー50%+クロス13.9%+ショートパス13.9%=77.8%で、3パターンのみ。特に、セットプレー頼み状態。
2015は、セットプレー27.5%、クロス17.5%、ショートパス22.5%=67.5%で、3パターンに分散し、狙いを絞りにくい状態でしたが、セットプレー占率が、2倍となってしまい、「FW三島」による得点獲得でしたが、放出により、得点減直結となっています。
 ≪失点パターン≫は、セットプレー33.3%+クロス25%+ドリブル11.1%=69.4%で、3パターンが攻撃ターゲットです。2015は、PK12.8%失点がありましたが、これは今シーズン改善しています。

③メンバー

上記の通り、18選手放出し、17選手加入で、スタメン起用は、移籍選手5・6名で、スタメン選手固定化傾向が強く、FW・SH・DMF・DF・SB・GKで、9・10名スタメンが同一てす。選手層は、育成出身選手は少なく、大半が、移籍元で、契約更新切れとサブ選手の移籍選手で、「J2ランク選手」が中軸・中心の選手層で、J2順位通りの選手保有・戦力。

以上の通り、チーム力は、順位通りで、コンサ戦力とは大きな差があります。

有難うございました。




post by yuukun0617

21:37

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~進化~  監督もまっしぐら

2016年10月04日

四方田監督も、もうブレませんね。
野々村社長から、何回も、エール意図のコメントをもらってましたが、前々試合を転機に、決断したのですね。

直近コメントPO圏確定につき「「全く興味ない。今のポジションにいる以上、自動昇格以外は考えていない」と気に留めることすらなかった。
また、「5勝のみ。どう克ち取るかのみにしかポイント無し」。

「負けない試合」から『勝ち切る試合』にコンセプト・戦略転換で、
失点の多少には関係なく、勝利となる「得点獲得」のみがポイント、との試合観を確認していますね。

だからこそ、今までのやり方を変える勇気を以て、来季も見据えたチャレンジで対戦相手への優位を獲得する、「より得点力を望める『新攻撃スタイル(ジュリーニョLSHシステム)』を基本戦術とした『攻守』を選択し、そのレベルアップ・強力化に、全てのポイントを集中!」していく、です。

何回か記載の通り、戦術理解・意識・認識、と、その実践・プレーで実現の問題で、「集中訓練」で、比較的早く習得・実現出来る課題です。

前試合で発生の「バラバラプレー・組織連携のズレプレー」も、その過程進展と伴に解消し、【チーム全体、共通意識・意図に則る、連動・スピードプレーの連続発揮=連鎖】獲得となります。

次戦までに、到達したいですね。

 この勇気あるトライをしっかり支持・サポートし、また、期待しましょう。


post by yuukun0617

08:32

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~進化~ 北九州戦 総括

2016年10月03日

さぁ~、残り試合があと8試合。
言わば、最終コースを終え、ラスト直線(コース)勝負という所。
ラストスパートです。

「ラストスパート」とは、
最大スピードプレイ=最大勝ち点取得スピードプレイ、となります。

要は、
『最もスピードの上げられる勝ち点取得手法は何?』
 の解を、各チーム・監督選手は求められ、試合で現実化するという事。

昨北九州戦で、我がコンサの「解」は現実化されたはずですね。

昨日、試合後ブログで、
「勝ちに行く=高い攻撃力を軸に勝利を求める」試合コンセプトの確立・進化を基に、
「新攻撃スタイル」の改善を図ったが、「攻撃力低下」を伴う「守備改善結果」となり、「高い攻撃力と新スタイルでの守備改善の両立」実戦テストは不十分結果の「勝利獲得失敗し引き分けにとどまる」との結論を記載しました。
このトライを、
①「新スタイル獲得過程」の一瞬として捉えるか、
②「獲得不能オプションのため二兎を追って失敗の過程」と捉えるのか、
大変、重大な決断・選択ですが、最重要ポイントです。
ここまで来ると、J1の意味論になりますが、
野々村社長の昇格・J1理念「J1へ昇格することに意味があるのではなく、昇格後、J1へ定着し、近い将来J1での上位争いが出来る戦力」が出発点ですね。
ここからは、
①「新スタイル・オプション」の完全戦力化=コンサ基本戦術化を求め、
 その一瞬の「改善・成長過程」との認識・理解が正解となりますね。

となると、北九州チーム戦力対比で、「引き分け」結果としかならなかった、コンサ「戦力分析・原因」が、喫緊の改善・練習・打開ターゲットとなります。

昨試合は、
守備の重さが、そのまま攻撃の低スピードとなり、パスとフィード、シュートまで、スピードと強さを欠いた「ダラダラ攻撃」でした。
「攻撃」要素の、
①敵陣の崩し②得点機会創出③得点 の全項目、スピードと強さに徹底を欠いたもの。
その原因は、
a.判断とプレイスピードの決定的な遅さ
b.工夫の無さ=単調で練習かそれ以下プレーに終始する姿勢・意識の甘さ
c.連携、特にDF陣・中盤・前線間の戦術共通意識・認識の低さ、バラバラ。
でした。
突発的な「暑さ」を原因とする旨もありますが、それも全く無い訳ではありませんが、要素の一つで、主因ではありません。
a.b.c.全て、「認識・理解・意識」で「人間力」の課題です。
監督コーチから始まって起用選手の「ヘッドワーク」の問題で、
「ダラダラ攻撃」の低スピード・守備の重さともに、【選手意識で打開する】内容です。決して、「フィジカルコンディション調整」の問題ではありませんね。(逆に、フィジカルコンディションは、良好の試合でした...ね。決して、選手がコンディション不良で身体が動かないとの状態には、全く見えなかったですね。暑そうではありましたが..)

よく起きてしまう「連携の不備」の解決法は、選手間の共通認識と練習確認で修正出来るのと同様です。(プレー練習ではなく、「頭の中身の共通化」で、「適正タイミングに適正ポジション」でプレーする、「タイミング・ポジション合わせ」で解決、との内容ですね。)

守備陣(DF3人)と中盤陣(4人)と前線(3人)とで、連携、特にタイミングとポジションのすり合わせと練習徹底で、かなりのレベルまで改善出来る事で、次戦までには、「改善し切る」です。
実は、新スタイルの連携合わせ・熟成度は、常態「30%レベル」が本当の所で、瞬間的に「70%まで急上昇」も起きますが、意図的でなく、全体組織的でもなく、「個」のプレーや突発・偶然レベルでしか発生せず、計画的・戦略的に活用できるレベルではありません。
都倉・内村・ヘイスも、最適プレーが未だ理解し切れず、前線風から、中盤、時には守備陣役割までプレーする始末。 高い運動量や得点力も、全く生かし切れない場所やタイミングでは、有効プレー困難は当たり前で、「得点獲得」が急停止状態の根本原因です。

チーム全体での、連携合わせの中で、一選手・各ポジション毎に、「適正ポジションと役割」の確認、全選手での共通理解を明確にし、その徹底練習による「熟成度アップ」ですね。

全体練習の成否が、この事態解決のキーです。

結論は、昨ブログと同一で、

「勝ちに行く=高い攻撃力を軸に勝利を求める」試合コンセプトの確立・進化

に果敢にチャレンジし、1・2試合で、「70%」レベル確立し、自動昇格・優勝戦力になりましょう。

有難うございました。


post by yuukun0617

13:50

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~進化~ 北九州戦 勝利は得られずも

2016年10月02日

本日試合結果による
上位6+1チームの現況・残り試合前回対戦結果による予想を記載します。

               残り試合前回             最終予想  上位7との
1位 コンサ 勝点74 対戦戦績5勝2分1敗=勝点17 勝点91  対戦数0
2位 松本    67         4勝1分3敗 =   13   80     2
3位 C大阪   63         7勝1分0敗 =   22   85     1
4位 岡山    61         3勝4分1敗 =   13   74     5
5位 清水    60         4勝2分2敗 =   14   74     3
6位 京都    53         3勝5分0敗 =   14   67     2
7位 町田    49         2勝2分4敗 =    8   57     3
に修正されました。
最終予想は、コンサ首位、2位はC大阪で6差で、自動昇格、
以下、3位は松本で9差、4位清水、5位岡山、6位京都の4チームでプレーオフとの予想ですね。しかし、上位3チームは、前回対戦成績を大きく上回る展開を激しく追及し、予想値は「最低値」でそれ以上となるでしょう。
特に、現3位C大阪が、残り全勝すると最終勝ち点「87」となりますが、
コンサ「88」点以上で昇格確定です。
つまり現在勝ち点74~『88』=【14勝ち点獲得】で、確定。

そのための方法論です。
結論を先に記載します。

【「負けない試合」ではなく、『勝つ試合』の追求】です。

最重要戦略・ポイントで、
これまでのコンサ戦略
≪守備主軸により堅守・無失点試合、その中での得点で勝利≫
とのスタンスは通用しない、 との内容を示します。

 つまり、「負けない試合」ではここから全試合負けなくとも、全引き分けで=勝ち点8にしかなりません。
  『勝ち点14』の方法論は、多々ありますが、

             《    5勝0分3敗     》
               ≪ 4勝2分2敗 ≫ 
     ・・5勝だけがポイントで、引き分け勝ち点=「0」=3敗で、十分。
       負けない事ではなく、5つ勝利する事だけがポイント。
    ちなみに、負けない試合追求で、3勝にとどまると、
    ≪ 3勝5引き分け0敗≫ が必要で、
     この方が、実現可能性が低い=現実性が乏しいですね。

 ・・・この時点では、引き分け「1」と敗戦「0」とは、勝利「3」では無い点で同価値にしかなりません。勝ち点は【3以外は不可】という事です。つまり、「勝利する試合」のみが、他チームと劣後しない勝ち点だ、という事ですね。
(当然ですが、上位全チーム、「勝利試合」しか想定していません。「引き分け」は、試合数減少=勝ち点3獲得失敗と捉え、敗戦と同価値で試合設定しています。=より攻撃的・得点増加のみに集中している訳です。・・諦めた監督は、引き分けもカウントするかも..ですね。)

本日試合内容を、その観点から見てみて下さい。

なんと、「守備中心」に引きずられ、
【中途半端な攻撃】ばかりでした。
守備の重さが、そのまま攻撃の低スピードとなり、パス・フィード、シュートまで、スピードと強さをも欠いた、ダラダラ攻撃で、当然、得点できる訳も有りませんでした。

基本事項ですが、「攻撃」の必須要素の、
①敵陣の崩し
②得点機会創出
③得点  のどの項目も、徹底を欠いたものでしたが、
その原因は、
a.判断とプレイスピードの決定的な遅さ
b.工夫の無い=単調、練習かそれ以下プレーに終始する姿勢=意識の甘さ
c.選手間連携、DF陣・中盤・前線間の戦術共通意識・認識でのレベルの低さ
でした。

今シーズンのコンサは、決まった形の継続・反復の徹底による「守備的陣形による負けない試合」の追求でした。しかし、ここに来て、その反動が、「勝ちに行く試合」を求められる中で、露呈しています。根本的要素も多く、即座の改善は、甚だ困難ですが、【来季のための準備】のためには、避けられないチャレンジです。

今後、更に「山坂」有るでしょうが、
次戦以降、
「勝ちに行く=高い攻撃力を軸に勝利を求める」試合コンセプトの確立
 へ進化していきましょう。

本日の試合は、
「新攻撃スタイル」の改善を図ったが、
「無失点成果」の反面、「攻撃力低下」を伴う改善策であり失敗結果の実戦テストだった、
 と捉えるものにしたいと思います。

 試合詳細は、次掲載で...

有難うございました。


post by yuukun0617

18:22

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~進化~ 北九州戦 前日確認

2016年10月01日

チームは、明日の試合に向け、前日現地入りし、北九州での夜を味わっている事でしょうね。
北九州の天候は、真夏の蒸し暑さの中で、試合環境も、真夏モード。

しかし、試合への取り組み姿勢は、≪スッキリ≫。

残り9試合での目標・目的も、以下二点に集中されました。
これまでは、色々とある時期や事柄もありましたが、
一切迷う事も無く、目一杯追求し切るのみ、となり、
監督コーチ・全選手も、同じ目標・目的に全てを掛けて、

【チーム全員、完全に一致団結・共通意識で、とことん追求し切るのみ】です。


第一目標【残り9試合で勝ち点3獲得により2位以下チームを引き離し、昇格・首位確定】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】のW目標。
第二目標を追求する中で、第一目標達成のスタンス。

こうなると、相手チームのストロングとウィークは、一応しっかり把握するも、
それに影響される事は、一切排除し、

【コンサチームの基幹戦力=攻撃力・守備力・試合展開力の『完成型到達』】のみに、

全選手と監督コーチ陣のチーム全体で<、集中・追求し切る。

より高いレベルアップ、チームと選手個々の進化、を獲得する、です。

繰り返しになりますが、
コンサの基幹=基本=当面現在最高 の戦力 自体を、
鍛え上げる事に集中し、その過程で、当然の結果(戦力最高値を目指すのですから、実戦は「勝利」の結果です)として、連勝結果獲得。
「基幹戦力」をより高く・より強く・より速く、より強烈にする事に、
全力集中する、という事です。
(間違っても、逆=「勝利優先」のため、相手チームに応じ、「戦術変更」や「従来戦術」、との「勝利至上」ではありません。これまでと同じやり方なら、「ウノゼロ」を代表とする「負けない結果」は獲得出来ますが...)

・・ですから、当然、ジュリーニョLSHの新攻撃スタイルを選択ですし、そのスタイルの長所・短所明確化と課題確認、そして、強化・改善・解決での戦力レベルアップを、実戦の中で実施となります。

つまり、
コンサは【全面的に、来季・J1準備期間に突入】し、【その中で、メンバー選択・テストに完全突入】したという事です。
ただし、メンバー選択は、当面「新攻撃スタイル」での最適メンバーの選択・テストを実施中。ですね。

監督も、もう迷いが消えましたね。
(本当は、3~4試合位前でトライしても。果敢に、チャレンジしていた方が、勝利獲得・結果も早かったとおもいます。)

そこから、明日の試合では、

【大量得点数】と【その攻撃起点・繋ぎ役・フィニッシャーの各選手プレイ】が最大注目ポイントです。
【左サイドの守備改善】は、副主題ですが、
明日の試合では、完成レベルまで到達しなくても(=そこで失点リスクとなっても)、それ以上に「得点追加」が優先で良いでしょう。(先ずは、ストロングポイントの極大化です。そこの是正・修正は、「確率・成功」した上・後での実施で十分。次段階ですね。)

【4点以上獲得】を期待ですね。

「北九州戦」では【攻撃力】の急進化をトライしましょう。

有難うございました。


post by yuukun0617

20:10

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