2017年07月30日
昨日、試合直後ブログに、
『浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。』と掲載しましたが、
本日リリースで、ミーシャ監督電撃解任ですね。
驚くのは、現地、即ち、ドームにレッズ首脳陣居残り会議で、緊急決定だったとの事。
昨日のレッズベンチは、「掟破りの勝負手、45分時点の3選手同時一斉交代」後、被交代3選手の怒りとぼう然自失の表情、コーチ・ベンチ選手も声も出ない状況が、酷く印象的でした。ミーシャ(ペトロヴィッチ)監督だけが、コーチコーナーで叫び続けていました。
監督と選手の信頼が切れたあの姿が、チーム崩壊に見え、その旨掲載した理由でしたが、レッズ首脳陣はその姿から、解任を即決したものだったと推測します。
これで、攻撃型「3-4-2-1」戦術の代表格だった「広島に続き浦和」も戦術破綻・監督解任となりました。
本来「3-4-2-1」型戦術は、間違いなく「堅守・速攻」が基本戦術の筈でしたが、ミーシャは、個別独自の戦術として「攻撃型」の【改造3-4-2-1戦術】を確立し、【広島でのリーグ制覇、続いて、浦和では千年王者を夢見た成功】を指向してきたものでした。
攻撃型への改造の主項目は、①高ボール支配率と試合展開支配②多パス数・多攻撃回数・多シュート・多得点力③高攻撃バランス(ボール位置基準で、攻撃選手数>守備選手数)④高陣形布陣位置の4項目でした。しかし、4項目共、より高率を目指す事がチーム成長との認識に陥り、歯止めを無いた追及が続く中、チームバランスは崩れ始め、⑤①②により、多シュート数となるも、決定率の追及を欠く、シュート至上主義となり、多得点に急ブレーキがかかりました。⑥③④も、バランス超過に陥り、少ない守備陣でのカウンター防御は、機能せず、大量失点となり、一気に、戦績・順位転落となっている訳です。
しかし、「常勝チーム」の夢は、降ろす事を、チームもサポーターも決して許さず、戦術転換は不能状態となっていたものです。
そんな浦和でしたから、このブログでも≪十分勝機も、チャンスもあり、勝ち点3獲得狙いで臨みましょう≫とした理由でした。
コンサの基本戦術は、昨年「3-4-1-2」型、今年の「3-3-2-2」型共に、その系譜・系統に並ぶもので、いずれコンサの戦力向上時点では攻撃型へ成長、との進化過程の先端を走る両チームの筈でした。
「3-4-2-1」型の「攻撃型への進化」は、教科書・お手本チームも消滅し「封印」です。
本来の「堅守・速攻」戦術の高レベル化、即ち、戦術に準拠した、プレイレベルのアップ・連係プレーの熟成と現実化・戦術実践可能選手の増加、に徹するべきと思います。
最後にもう一つ、直近5節の期間は、四方田監督も真の勉強をした事でしょう。
一時は、「解任寸前」まで追い込まれましたが、「瀬戸際の勝利・引き分け」を克ち取り、「落ち着いて、采配出来る状態」を掴み取りました。
「選手とサポーター」のお陰でしたので、皆さんに感謝して貰わないと!ですが、現時点では、采配のスピード・質・内容も、期待レベルに近づいて来ています。
「選手起用と練習」は、未だ、信用は低く、要注意・注視レベルから抜け出す段階には至っていませんが、もう暫くで、改善してくれそうですね。
有力2選手加入と有力故障選手復帰で、コンサのチーム状況は劇的改善です。
あらためて、宣言しましょう!!
「全試合決勝戦=全試合勝ち点3狙い」で進撃です!!
2017年07月29日
コンサ 2得点での勝利!!
予想通りの結果で大感激。
浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。
しかし、「33353の入場」は、圧巻でしたね。
2000人超の浦和サポの声は、ほとんど掻き消され、オールコンサ状態が完成しました。
サポーターの力を、リアル大有利試合環境に実現し、試合は、コンサの想定通り内容を成功させました。
先ず、反省ですが、本試合前まで、「外国籍選手の試合出場数制限」で、上限「外国籍3人+ACL枠1人か提携国枠1人」の最大4人との認識でしたが、
大間違いで、「提携国枠選手登録1名」は、国内選手との取り扱いで、提携国枠チャナティップを含むと、最大5名までベンチ登録出来、本日試合で実現したのですね。
その意味でも、外国選手5名をベンチ登録した第1号チーム・試合だった、記念の試合だったのですね。
本日の殊勲者は、多数挙げられますが、トップランクに、チャナティップ・兵藤・菊地・ソンユン・福森・都倉・ジェイ、第二ランクに、ヘイス・菅・マセード・小野・宮澤、第三ランクに、進藤 で横山以外の全選手でしたが、
チャナティップは、サッカーセンスが溢れるインテリジェンスが際立ち、テクニック・闘志・スピード・強さ・センス良いシュート力もJ1ランクの凄い選手でした。
貴重なスタメン候補、当確です。
本日の「勝利」の要因を。
1.コンサの最大課題であったシュート決定力(率)の大幅改善
本日、シュート11本で2得点は18.1%となりますが、この数値は、リーグトップの平均決定率が13.9%で、遥かにそれを上回る高率でした。
しかし、もっと凄かったのは、枠内シュート数が、10本(推定値)で、枠内率は、驚異的な90.9%で、相手の浦和は、シュート数7本、枠内シュート数2本の枠内率28%で、この差が、そのまま得点差となったものでした。
しかし、実は、もっと深いプレーが展開されていたのです。
今日のシュートは、間違いなく「枠内では無くて、枠内の中の一定ターゲットに集中させていたもの」だった、つまり、全シュート「ターゲットシュート」を実践するプレイだった事です。
多分ですが、
【本日のシュートターゲットは、GK西川の両足元脇狙い】でしたね。
確かに、西川のシュートブロックでは、特に近距離からの両脇下位置シュート阻止は弱点で、シュートターゲットとして最適でした。
本日試合では、「枠内シュート」を狙った結果では無くて、「枠内ターゲット」を狙った結果という事です。
この変化は、以前より、「決定力改善へ即効力のあるプレイ」として、再三指摘し続けたましたが、実は、W杯の予選試合で、相手チームが直前練習のメニューとしていたプレーで、その練習内容は目から鱗が落ちるものでした。その対戦相手は、サウジアラビアとタイでした。
チャナティップ効果かもしれません。
いずれにしても、コンサは「枠内ターゲットシュート」に一掃・統一され、決定率課題を脱却し、多回数攻撃機会・シュート数が、得点数に直結との段階へランクアップしたのではないでしょうか!!
2.攻守の柱となる選手層構築
ジェイ・チャナティップの獲得が契機となって、堅守・速攻の中軸選手が確立してきました。
横山代替の菊地、攻守の要の兵藤、ボール奪取主力・攻守切り換え起点・ピンポイントキックの福森、広いカバーエリアを活かし始め高阻止率のソンユン、前線のボール配給・コントロール天才のヘイス、DFを弾き飛ばす都倉、キレのプレー発揮の菅、ピンポイントスピードクロスのマセードは、戦術理解・連携理解が高レベルに到達し始め、2人加入で、チームを、より高レベル化のプレーとし始めました。
一方、YBC戦でも明らかな様に、そのレベルに未到達選手との乖離が急速に拡大し、チームの二分化が起き始めています。ランク以下の選手のボトムアップしか対策はありませんが、その中から、1名でも多く、主力層とすべき段階に至ったという進化です。
今日の実戦でのプレイポジションは、背番号
⑱
⑨
⑪
㊳ ㉓
⑥
⑩
㉔
⑮
②
㉕ が実際各選手のプレー位置で、
システムは「3-1-3-1-2」で、全選手、違和感無く伸び伸びプレーでした。
DF-②⑮㉔ 、A-⑩、ボ-⑥、両SH-㉓㊳、トップ下-⑪、FW-⑨⑱
⑱⇒㊽、⑨⇒㊹⇔⑪、②⇒㉟⇔⑮
チャナティップ・都倉+ヘイス
ジェイ・都倉・ヘイス
ジェイ・ヘイス・小野 どれも、J1屈指の攻撃陣です。
「ターゲットシュート力=決定力」満載です。
もう一つ、チャナティップのプレー能力で大事なポイントがありました。
運動量・スプリント力・パス成功率です。
運動量・・試合1位兵藤・2位駒井でしたが、チャナティップの毎分当り運動量は、125m/分で、兵藤と同数値でした。両チーム合わせて1位が兵藤・チャナティップの2人に増えたという事です。
スプリント数・・1位関根・90分2位駒井90分・3位チャナティップ63分・4位兵藤90分でしたが、90分換算では、1位関根と同数値で、実は1位ランク。
パス成功率・・チームは65%の低数値でしたが、チャナティップは別物で、同一戦術に関わらず、89%の高率で、パスミスはほとんど無いもので、攻撃への推進力そのものとなっていたのですね。 ヤッパリ、小さいですが、本当に凄~い選手が、チームに加わってくれたのですね。
3.ジャイアント・キラー誕生
コンサは、ジャイアントキリングの様な弱者戦略の段階は、閉幕になったかもしれません。
本戦からは、「ジャイアント・キラー」=強い相手・高レベル戦術チームにこそ、「堅守・速攻」戦術が、より強力に発動し、倒す確率が上昇するものです。
下位ランクの「守備優先相手」から勝利・勝ち点3を獲得するためには、「遅攻での得点獲得」力が必要となり、相手のスペース・ギャップを殆ど消された相手からの勝利の確率は、思う程は、上昇しません。逆に、攻撃型チームのスペース・ギャップを突く「速攻」の方が、確率は上がるものです。
ここは、今後のシーズン戦略の転換点となり、「強い・上位チームからの勝ち点獲得」も狙う段階に進化です。
本日大宮、明日広島・新潟の戦績次第で、降格圏から離脱が開始です。
「全試合決勝戦」との四方田監督コメントの通り、全試合勝利獲得を狙う段階に進化ですね。
2017年07月28日
決戦は土曜日! いよいよ、シーズン再開し、降格圏脱出戦のスタート。
チーム・サポーター一丸で、積極果敢に怖気ず、どんな強敵にも最後の最後まで、したたかにしぶとくチャンスを狙い続け、番狂わせ=ジャイアントキラーを目指しましょう。
明後日、浦和は、最適な獲物です。
浦和の現況は、
守備破綻となる複数失点の連続で、順位は、優勝候補転落となる第8位に低迷し、特に失点は、新潟・仙台に続くワースト3位の34失点で、コンサのワースト6位28失点を大きく上回っています。しかし、実は守備破綻は、最多攻撃回数に拘わらず得点が伸びず、そのため、攻撃バランス優先となる結果です。
試合中、相手を遥かに上回る攻撃機会とシュートチャンス・シュート数に拘わらず、得点が成功しないケースで、相手の得点(浦和の失点)がある場合、
より強く攻撃バランス(ボール基準位置で、攻撃選手数>守備選手数状態)となり、守備陣は試合開始時から大きく変化し、人数不足の少人数でのエリア管理が、管理・コントロール不成立状態で、更なる攻撃時間継続も重なり、その代償が、複数失点、との試合展開に苦しんでいます。
全試合全勝のノルマに嵌っているチームが故のトラウマで、<より大量得点>で失点も上回り、勝利とする、とのチームコンセプトが故の事態です。
結局、シュートを打つも、枠内にも飛ばない「ホームランシュート」だらけで、【決定力】が全ての原因・出発点です。 常々、コンサでも重大課題として「決定率」直近では「シュートターゲット成功率」を指摘して来ましたが、常勝レッズが得点出来ない状況に転落した主因です。広島低迷、横浜FM低迷、全て同一原因です。
では、次戦の試合展開・戦術・起用選手予想です。
1.試合展開
浦和の最悪試合展開とするためには、
①「シュート阻止」で、シュート数・攻撃回数は多数回になっても、最後のシュートブロックで「得点阻止を継続する」だけで、浦和は更に攻撃バランスを高め続け、守備破綻状態を継続し続けます。DF・GKの最終守備が最大ポイントで、複数・組織守備で阻止は可能で、30分その状態で、シュートは、より遠くや無理態勢での「ホームランシュート」比率が急上昇し、「枠内」には殆どシュートが飛んで来ない状態に転落させられます。
攻撃機会は、30分以降に守備破綻度がどんどん増加しますので、それまでは、絶対無理攻めをせず、待つのがポイントです。
②①の状態から、カウンターへの守備が薄まり、スペース発生・マッチアップズレも多数産まれ、ボール奪取からの攻守切り換えでの「スピード(遅い敵帰陣以上に停滞しない事)・精度勝負」で、決定機が複数回コンサに来ます。
③決定機での「シュート決定率・シュートターゲット成功率」がコンサの勝敗の分岐ポイントです。落ち着いて、ゴール枠内のターゲットに冷静シュートを撃つのです。
複数機会ですので、ちゃんと遣れば「複数得点が必ず取れます」。
④以上の通り、試合展開は、
試合開始~前半 無理な攻撃、特に、攻撃バランスではなく、
守備バランスでの攻撃に限定し、
「シュート阻止」最優先の守備時間帯で良いです。
後半 ~ 終了 浦和の守備破綻・自壊の「超攻撃バランス」時間帯
が続き、その中の、スペース・ギャップを突いた
カウンター・セットプレーで複数得点獲得
試合結果 【 2-1 】
守備勝利と鋭いカウンターとセットプレーの複数得点
ジャイアント・キラーのスタートにしましょう。
2.戦術
試合全般、守備「シュート阻止」最優先戦術ですので、
【3-3-1-1-1-1】(3-3-1-3類似型)超守備的、アンカー+ボランチ型です。「堅守・速攻」ですが、一点重要点が、
守備ラインは、これまでよりも高い「38m~40m」を維持し、より高い位置取りで、「縦に短く横の密集陣形」をより敵ゴールに近づき、カウンター攻撃力・パス交換が容易で、一方、守備ライン裏スペースはリスク対応可能なエリア範囲となり、超守備を少しだけ攻撃的に変化させます。
パス精度を上げてボールロスト率を下げ、ロング・ショートカウンターを、DF陣だけでなく
ボール奪取のアンカー・ボランチからも開始し、両サイド・中央突破も含めた攻撃展開とします。また、攻撃派生の「セットプレー」での得点も大きく期待出来、ピンポイントパスへの「決定力」がポイントです。
3.メンバー
明確に、水曜YBC戦・土曜ムアントン戦の起用選手を分離し、次戦主力メンバーを温存しました。逆に、その点から、次戦のメンバーはほぼ推定出来てしまいますね。
ジェイ
都倉
ヘイス
兵藤
菅 稲本(宮澤) マセード
福森 菊地
横山
ソンユン
アンカーを稲本か宮澤か、程度で、あとは鉄板気味ですね。
SUB YBC一部起用の
早坂・小野・内村 は可能です。
宮澤
石井・上原 位でしょうか。
金山
外国籍制限で、ミンテ・チャナティップはベンチ外。
スタメンは、強力・リーグ中位レベル以上ですね。
勝利は十分あります。
ジャイアント・キラー コンサドーレ札幌の誕生としましょう。
2017年07月25日
シーズン中断期間明けの第19戦から、一気にシーズン終盤へなだれ込む16試合です。
シーズン終幕時を笑顔で迎えるための「真剣勝負」!
全選手・全チーム・全サポーターは、その存在と将来を賭けて、雄々しく、しかし、厳しい波乱・苦闘の中、今の自己を捨て去り、新たな能力と力を心と肉にした、確かな成長を掴んでいる事が、チーム・選手・サポーターの歓喜・将来となる展開です。
そのため、最良の準備と試合前環境を、第19節「浦和」戦に用意しなければなりません。
ここから、明日の「C大阪戦」の対応・準備は、限定されたものとなりますし、それ以外の対応は、チーム管理のミス・大失策となります。
限定内容を確認しましょう。
①7/29 14:00~ 第19節に、スタメン起用予定主力選手コンディションを最良状態とする。
②2日前の26日YBC「C大阪戦」では、29日スタメン起用予定主力は3選手までで、、短時間限定のコンディション調整用起用とする(最大45分、基本は30分まで)。・・「26日30分ハード実戦トレーニング~27日中程度負荷トレーニング~28日軽負荷リフレッシュタイム~29日実戦時に軽い感覚=良コンディション状態」のサイクルです。
③26日YBC戦の主力メンバーは、29日スタメン候補の短時間限定起用は3名までとし、残る8名+SUBは、29日スタメン起用予定外選手とする。
の3点です。
ここから、29日スタメン起用予定候補選手は、
GK-ソンユン、DF-横山・福森・菊地、SH-Rマセード・L菅、A-稲本、RDMF兵藤、LAMFヘイス、RSFW都倉、LTFWジェイとします。
26日にコンディション調整用短時間起用は、LSH菅・RSFW都倉・LTFWジェイの3名とします。
では、26日YBC「C大阪戦」メンバーを予想します。
システムは、変化形の「3-3-1-1-1-1」型で。
(※ちょっと、無修正しますね m(__)m)
ジェイ
都倉
チャナティップ
荒野
菅 宮澤 早坂
進藤 ミンテ
河合
金山
SUB : 金園 ・・30分 ジェイと交代
内村 ・・30分 都倉と交代
兵藤
田中 ・・30分 菅と交代
小野
石井
杉山
試合結果は、堅守・速攻戦術を意識するも、成果は困難で、
寄せな突破し、勝ち上がりのためには「3点以上の点差勝利」しか方法は無いものです。
2017年07月24日
「~進化~ シーズン後半戦へ進め」シリーズも第4章完とまとめとなりました。
最終章は、選手起用と試合展開について、です。
過去3ブログで、戦績からの課題発見・確認~改善策策定と進み、直前ブログで、
◎システム戦術進化;【堅守・速攻】戦術再獲得・【3-3-1-1-1-1】の「3バック・1アンカー・3列-3.5列-4列‐4.5列に左右ジグザクにボランチ・インサイドハーフ兼トップ下・シャドー・1トップの現システムの変形陣形」(見方によっては、「3-3-2-2」にも、「3-3-1-3」にも見える布陣ですね。)
◎陣形布陣位置(DFライン);【38~40m】・・現在平均より3~5m上昇
◎攻守切り換えから、ショート・ロングカウンター、敵ギャップ・スペースを突いたサイド+中央突破、ストロングポイントのセットプレー攻撃の復活・活性化
◎パス成功率アップと攻撃時間拡大と低フィジカルの改善での前半30分~後半75分の45分時間帯低フィジカル失点パターン改善
◎練習;効果の高い適正内容・改善成果となる方法 が要約ポイントでした。
1.では、選手起用法です。
選手起用の大原則を確認しておきましょう。
【起用選手の選択基準は、システム戦術を最大に実現する選手】です。
あくまでも、「チームで共有した統一戦術」の最良実現選手ですね。
そのための「選手固有能力発揮」の最大値となる組み合わせ選択が、最適正選手選択です。
そのため、各ポジションで求められる役割・能力の設定と明示が、前提となりますね。
では、上述システム【3-3-1-1-1-1】で設定しましょう。(GK側から)
第1列;3DF 〔守備〕シュート機会と失点阻止の守備力(賢さ・予測力・ポジショニング・高さ・強さ・高さ・スタミナ+あったらスピード・テクニック・キャプテンシー)
〔攻撃〕賢さ、運動量、攻撃起点力ロングカウンターのフィード力、ショートカウンターのパス力、セットプレーでの空中戦支配力
第2列;両サイドハーフ 〔守備〕5バックで最終ラインを形成する事から、敵味方プレイ予測力、より速いリスク管理力からのポジショニング、攻守共により速い上下動のための運動量とスプリント力、敵サイドからの侵入阻止とパス供給阻止とボール奪取の守備力
〔攻撃〕攻守切り換えでのカウンターでのもサイドスペースへの侵入・突破、最前線へのアシスト・クロス役で、より速く積極的な予測力、スプリントのスピード・反復力、パストラップと高精度・速く・強いパスキック力
アンカー(A) 〔守備〕中盤の底のポジションに留まり、バイタルスペースのエリアカバーの専任役で、同時に、攻守共にDFとMF・FWとのボール中継役。最重要能力は、プレイ予測力と適格なポジショニングでエリアカバーの成否に直結する能力、またカバーエリアを大きなものと出来るのか、小さくしかならないかは、運動量の豊富さ次第。高さ・強さ・ボール奪取力。
〔攻撃〕DFとMF・FWとの中継役=ゲームメイカー・攻撃起点パス供給役が主役割。合わせて、ロング・ミドルシュートでの攻撃参加力。 最短での最適攻撃経路判断力、プレイ予測力、高精度・速く・強い 長・短パス力。
第3列;RDMF 〔守備〕アンカー前の右ミドルエリアカバー。中盤での相手パス・侵入突破阻止、ボール奪取の追い込み・奪取役。カバーエリアの縦・横への大きさは、運動量の豊富さ次第で、各ポジションエリアカバーが重なるためには豊富な運動量選手が必要。プレイ予測力、強靭なタイトチェック力、ボール奪取力、適格なポジショニング。
〔攻撃〕ショートカウンター・中央突破・右サイド攻撃 での連携パス交換・スルーパス役、前線への3列目からの飛出し攻撃参加役。 高いプレイ予測力、高精度・速く・強いスルーパス・パス力、飛出しの攻撃参加でのスプリントの速さ・相手スペースへの侵入。
第3.5列;LAMF(トップ下) 〔守備〕中盤の相手パス交換の阻止・ボール奪取の追い込み役、前線守備からショートカウンターの第1順位守備主役。プレイ予測力、速く・強いタイトチェック力により相手パス供給でのパス選択先抑制・阻止力。そのため豊富な運動力・強靭な体幹。
〔攻撃〕前線へのラストパス・スルーパスのパサー・最前線ゲームメーカー役と、前線へのフィードの受け手・シュートチャンスでの積極果敢シュートストライカー役。素早く正確なプレイ予測力、独創的なゲ-ムメイク力、高精度・速く・強いパス力、高決定率シュート力(特に、高いシュートターゲット成功率)、ポスト役のためのフィードトラップ力・キープ力。
第4例;RSFW(シャドーストライカー)
第4.5列;LTFW(1トップ)
〔守備〕前線からの守備力。パス供給元へのタイトチェックで、ボール奪取・パス供給先の抑制役。 プレイ予測力、タイトチェック力、そのための豊富な運動量。
〔攻撃〕攻撃のクローザー、ポスト、ラストパサー役。素早く・高精度のプレイ予測力と創造性の高いゲームメイク力、高い決定力(高シュートターゲット成功率)、ポストターゲットのトラップ・ボールコントロール・パス供給力、スペース飛出しのスピード・創造性とラストパス力、セットプレーターゲットとしての高さ・支配力。
以上の通り、どのポジションも、攻守共に、多項目・高レベルの役割とそのための能力が必要となり、言い換えれば、どの能力を有するどの選手を選択するかにより、戦術上の役割のプレイ遂行度と効果が決定されるものとなりますね。
候補選手です。シーズン前のチーム点検の中で、各選手の個別能力を詳細に確認しましたが、本ブログでは、上記必要条件の中で、総合値の順番で記載してみます「-」一定レベル以上、「・」一定レベル以下
第1列
(DF) 増川(9月初復帰予定)-横山-福森-菊地-河合・(宮澤)・ミンテ・進藤
第2列
(RSH) マセード-早坂・石井・荒野・ミンテ・上原
(LSH) 菅-田中-福森-早坂・石井・荒野・上原
(A) 稲本-宮澤-荒野-横山-菊地・ミンテ・前
第3列
(RDMF)稲本-兵藤-宮澤-荒野・菅
第3.5列
(LAMF)ヘイス-兵藤-小野-チャナティップ-都倉-内村-荒野
第4列
(RSFW)都倉-ヘイス-チャナティップ-内村・早坂・上原
第4.5列
(LTFW)ジェイ-都倉-ヘイス-内村-・原
第一順位でシステム形式で記載すると、
ジェイ
都倉
ヘイス
兵藤
菅 稲本 マセード
福森 菊地
横山
ソンユン となります。
ジェイ・チャナティップの加入に伴い、今シーズンの外国籍選手起用では注意点が発生しました。今シーズンより、外国籍選手登録枠は「5枠」に拡大されましたが、試合起用は、「外国籍選手3名+AFC枠か提携国枠どちらかで1名」と限定されました。
コンサでは、
・外国籍枠・・ヘイス・ジュリーニョ・マセード・ミンテ
・AFC枠・・ソンユン(ミンテと交換しても可) の5名
でしたが、
・外国籍枠・・ジェイ
・提携国枠・・チャナティップ が加入・合流しま、その代替策として、ジュリーニョの故障離脱からチーム登録抹消し、
・外国籍・・ジェイ・ヘイス・マセード・ミンテ・ソンユン
・提携国・・チャナティップ 6名チーム登録としましたが、
試合起用は、「外国籍3名+AFCか提携国で1名」までで、
GKソンユンが決定とすると、
「AFCソンユン」+「外国籍3名」しか起用法はありません。
その外国籍対象は「ジェイ・ヘイス・マセード・チャナティップ・ミンテ」の5名の中から、「3名のみ選択」となります。
結果、ジェイ・ヘイス・マセードをスタメン起用する限り、チャナティップ・ミンテは試合登録も出来ない訳で、スタメン候補がフィジカル低下等となった場合のバックアップメンバーとしかならず、特にチャナティップの試合途中の切り札起用は不能となってしまいます。
ジェイ・ヘイスが好調の場合は、マセードとチャナティップの試合登録の選択ですね。
2.試合展開
18節までの平均的試合展開は、
試合開始~ 15分 高目の守備ライン・高い選手スプリント数と運動量・積極的攻守姿勢
30分 ~ 75分 45分間の試合半分時間帯、フィジカル低下で、スプリント・運動量低下、守備ライン低下、守勢一辺倒で消極姿勢で失点タイム
75分 ~ 90分 失点・敗勢を挽回のため、選手交代・攻勢態勢とするも逆失点も。
でしたが、
時間帯「30分~75分(45分間)」に大問題があり、
①消極姿勢:試合コントロール放棄
②プレイの量が急低下し、意識・質のレベル低下
③低い試合展開の打開意欲から、極度に遅い「選手交代・戦術変更」の75分時点集中
チーム戦術・試合コントロールで、監督の指揮官の問題と、
選手フィジカル低下の試合プレイ直結・連動の課題です。
30分時点での戦術指示・選手交代検討、
45分後半開始時での同対応、
60分時点での同対応 で、試合コントロールのベンチワーク。
あくまでも、全選手60分時点まで全力プレーの維持・実践を実行し、45~60分で選手交代2名まで完了しておく。【60分まで積極姿勢を維持・継続する展開】です。
試合展開・試合コントロール力の改善です。
2017年07月22日
我がコンサは、ミニキャンプとはしていない数少ないJ1チームですが、
明日のムアントン戦・宮の沢でのTG・実質的にTG目的度が上がっているC大阪戦の、実戦3試合で、戦力調整を纏める目算で、進んでいますね。
最初と最後は、謂わば「超豪華な強力練習相手の胸・肩を借り」、高レベル練習相手とのマッチアップで「より高いレベルのプレイ」を引き出して貰う、との他力本願型レベル改善プランです。コンサの教育・練習力では到底叶わなかった改善も、棚ボタ式で獲得できる・か・も、ですね。・・・ でも、練習内容・質は、本当に深刻な程、低レベルです! 監督・コーチの真剣度には、強く疑問・疑念が累積し続けています。Wクラス選手だった「伸二・稲・兵藤」、追求型「都倉・増川・河合」が良く黙って付いていってますね。
愚痴は辞めて、前に向かいましょう。
前々回、前回ブログで、18節までの戦績データを分析し、現状課題を探り出しました。
いよいよ、その改善策の策定に入ります。
解かり易くするため、課題項目を一覧に。(詳細は、前々・前ブログをご覧下さい)
改善結果 ①勝利数・敗戦数の改善
②得点・失点の改善
練習 ③シュート枠内数・決定率の改善
練習 ④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
練習・戦術⑤パス成功率の改善
戦術 ⑥敵シュートの機会・阻止の改善
戦術 ⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善
戦術 ⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大
戦術 ⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
練習・戦術⑩著しく劣後のスプリント回数の改善
+
戦術 ⑪現行失敗システム戦術の改善
改善策の策定順は、当然、
戦術:⑪・⑤・⑥・⑦・⑧・⑨・⑩
⇒ 練習:③・④・⑤・⑩
⇒ 結果:②・③
⇒ 結果:① です。
= 改善策 =
1.⑪現行失敗システム戦術の改善
⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
大きくシステム変更する時間・能力もありません。現在の保有能力からの改善ですね。
「堅守・速攻」戦術を捨てるのは不可能です。
ズバリ、
【3-3-1-1-1-1】
第1列 ・・3DF -3TOPにマッチアップ、2TOPに+1枚
第2列・・2SW・1A -3バック最大の弱点両DF脇・バイタル守備
第3列 ・・RDMF -Rハーフ位置カバー・アンカーと連動
第3.5列・・LAMF -Lハーフ前位置カバー・TOP下役
第4列 ・・RSFW -R前線・シャドー得点・飛出しアシスト
第4.5列・・LTFW -L最前線・1TOP・クローザー
【陣形布陣位置- 38~40m】
失点時間帯の30分~75分は、平均36.7~37.8mで、
試合開始時38.6mから、2mラインが低下しています。
試合開始時38.6m以上を維持し続けた守備陣とします。
この2点の改善は、
スペースをほぼカバー、
選手ポジションも平行から斜めスライドとなり、相手守備マークのギャップを作り易く変化し、相手の複数守備局面が、単独守備局面に変化させられ、パスコース、侵入スペースを産んで、カウンターもショート・ロング共に効果・有効性が上昇します。
連動して、⑤パス成功率の改善と⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大にも、改善効果が連動します。パス成功率のポイントは、正しい敵・味方プレイの予測によるパス選択判断、パスコース作りの動き出し、パステクニックの3つですが、パスコースの増加で、直ちにパス成功確率を上げるパスコースの複数化となり、パス成功率を上昇させるものです。
そして、パス交換の増加は、当然、攻撃時間の拡大となり、
⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善に繋がる、フィジカル低下防止・改善となる訳です。そのフジィカル改善により⑩著しく劣後のスプリント回数の改善まで到達します。
参考に選手配置例を載せます。
ジェイ 4.5列目
都倉 4列目
ヘイス 3.5列目
兵藤 3列目
福森 稲本 マセード 2列目
菊地 横山 1列目
増川
ソンユン
2.練習
純粋に練習
③シュート枠内数・決定率の改善
④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
戦術からの練習
⑤パス成功率の改善
⑩著しく劣後のスプリント回数の改善
③と④は、同一過程の中、順番は、④⇒③となります。
④シュートターゲット成功率に課題は集中されます。
改善練習は、個々選手の意識・認識へガッチリ埋め込む内容で、
【ゴール枠内の、得点高確率ポイント=ターゲットへ、すべてのシュートで狙う】謂わば「習慣」意識・認識です。
反復シュート練習・各練習内シュートでの徹底練習で、比較的短時間で大きく改善の効果となるものです。実際、個別チームでは、既に当然のメニューとしているチームと、全く課題認識外チームに二分され、実際試合で、大きな「枠内シュート決定率」「枠内シュート率」「シュート決定率」「得点数」と連鎖する「チーム差」の源泉です。
コンサは、勝ち組に入りましょう。
⑤⑩は、戦術の是正と理解を前提にした練習です。
前述の戦術改善の実施により、コンサ陣形位置を上昇し(DFライン38m以上)、
縦コンパクトネス(FW~DFの距離=縦の選手密集度)リーグ4位の密集陣形を、
縦に急上昇・拡大する「攻守切り換え」で、縦方向で相手の守備・マークのズレが発生し、そのスペースを突いた、サイドと弱点の中央突破も含めたショートカウンターが可能となります。当然、適陣内パス成功率は上昇(支配率も上昇)し、パス交換の増加は、選手の運動量を減少させ、フィジカル低下を抑制する効果まで連鎖します。
戦術改善を契機とした両課題の改善だけでなく、
練習反復により、相手・味方のプレイ予測経験の累積も、パスターゲットのプレイ予測と実プレイとの精度が上昇し、⑤パス成功率上昇、⑩フィジカル消耗の抑制からスプリントの継続・回数増加、と出来るものです。プレイ予測力のヘッドワークと、パススピードアップのための出し手のより強く速いパス力、受け手の強いパスのトラップ・ボールコントロール力のテクニック練習は、基本メニューですね。
練習は「目的と効果」が最重要基準で、「内容・タイミング・強度」を決定するもの。
コンサ練習のレベルの低さは、目的と効果が基準との認識の甘さを起因とし、工夫や改善の乏しいメニュー・内容・強度となっているものと思います。
【適正な練習目的と効果測定による改善】に変化する機会です。
厳しい練習2試合相手により、戦術とプレイの目的・精度・スピード・強度は、対戦相手レベルまで対抗させるためのブラッシュアップが半ば強制的に求められ、選手は懸命に取り組む中で、何日分の練習以上の成果となる事を期待します。
次ブログで、まとめとしての選手起用・試合展開編を。
2017年07月20日
前ブログで、戦績からの課題確認を行い、以下の課題が明確となりました。
①順位15位・勝点16②4勝(14位)4分(8位)10敗(15位)
③得点16(14位)・失点28(13位)・得失差▲12(14位)
◎勝利数と敗戦数が順位15位の理由。引き分け数不足ではありません。
◎同様、得点と失点数の両方が順位15位の理由で、プレー・試合評価の目標。
〔攻撃〕
④得点14位-シュート数9位-枠内シュート数15位-決定率16位
◎課題は、「枠内数・決定率」ですが、更に厳密には、
◎【枠内シュート決定率】=枠内シュートの中での決定率コンサ29.1%
「ゴール枠内ターゲットを狙った成功率」で【シュートターゲット成功率】チーム毎の課題認識・意識の差が根本原因で、現選手個々の差は選手個別の認識・取り組みの差が原因。
⑤パス数17位-同成功率15位-クロス数4位-同成功率6位-同得点10位
◎パスは、成功率の低さ=ボールロスト数の多さが大課題で、攻撃の停止回数と、相手に攻撃機会を渡す失点リスクの元凶です。
原因は、【著しく低レベルのパス判断】が70%、【低レベルのパス精度とスピード】が30%で、選手個々の問題ではなく、【練習の内容・質】が問題です。
〔守備〕
⑦失点13位-被シュート数8位-被シュート決定率14位
「被シュート数」は「シュート機会数」で、「シュート前までの守備力」(前線~アンカー・ボランチ)を、「被シュート決定率」は、「シュート阻止率」で、「シュートブロック力(DF・GKの最終守備ライン)を意味します。コンサ守備の課題が、シュート機会・シュート阻止である事が明らかにされていますね。
◎今シーズン、J1の「速さ・強さ・賢さ」への守備・防御対策と昨シーズンの守備の中軸の「増川」を欠いた選手層から、より守備的な「現行システム採用」を戦略判断。しかし、長時間守備時間となり、選手スタミナ・フィジカルがもたず、後半にガス欠で、寄せのタイミング・スピード・強さの大幅低下、守備ライン低下で、前半30分過ぎ~45分、更に、選手交代までの後半開始~75分が最失点タイムで、計45分の試合半分もの長大時間、ガス欠に陥った「低レベルフィジカル状態」となっています。フィジカルによる失点パターンです。
◎攻撃時間は、攻撃力はその前提で、【攻撃時間の拡大】が、攻撃は当然、守備のためにも重要課題。
〔試合展開・基本〕
⑧支配率14位
⑨運動量3位-スプリント回数16位
◎攻撃時間=ボール保持タイムで、低いボール支配率=少攻撃時間。
支配率は、パス数と相関し、チーム・組織として、パス交換の継続回数・時間。
そのため、コンサが支配率改善には、パス回数の急増=パス交換連続数拡大=パス成功率大幅改善。その前提が、パス交換を有利にするためのシステム・陣形で、システム・戦術・個々選手プレーの総入れ替えしかあり得ません。
支配率根本改善は、当面、絶対不可能で、可能な対応は【守備陣形布陣位置を上げ、パス交換位置を上げて、より短距離にする】程度しかありませんね。でもこれだけでも、支配率は5%程度上昇できますね。
◎運動量は、プレーのために必要な程度に止め、不必要なスタミナ喪失は、プレー精度・質を下げる効果しか無く、リーグ水準程度で充分。
◎重要課題は、著しく劣後のスプリント数で、ボールや選手への寄せと奪取、相手に先行するポジショニングのための必須条件で、現状、高レベル一部選手と他選手との差が甚だしく、個々選手の、意識・認識が主因で、未開発・未着手の練習方針・内容が元凶。
10項目が戦績データから出て来た課題でした。
課題の次からは、<課題⇒改善策⇒改善方法と改善実践⇒戦略・戦術策定⇒そのための選手起用策>の展開です。
その前に、もう少しだけ検証すべき内容が、戦術・システムの検証です。
コンサは、大看板「堅守・速攻」戦術、の筈ですね。
超守備型システム「3-3-2-2」本当の顔は、「5-3-2」のアンカー・3ボランチですね。
<自陣ゴール前の全スペースにあらかじめ自選手が布陣し、相手ボール支配・攻撃に対する守備に徹し、その中でのボール奪取から、超ロングカウンターを仕掛け、実際は少人数攻撃陣のため得点に至らず、その派生のセットプレイで少数得点を図る>との戦術でした。
しかし、現実シーズンの中、
「堅守」は、全スペースを埋めている筈ですが、敵複数の連係プレー攻撃の「揺さぶり」で、簡単にギャップ・スペースを作られ、また、周囲のカバーの遅れ・穴から、大量失点でリーグ14位に低迷です。選手個々のポジショニング意識・認識面が原因で、その改善への未対応・未対策が主因で、選手・監督コーチのW戦犯。
結果、
◎シーズン戦略の【<最少失点・少数得点>でのバランス成立により、1試合1勝ち点(引き分け相当)獲得】は、大前提の「最少失点」が見事に失敗し、降格圏争奪チームに常駐の現状となっているのですね。
一方、
「速攻」は、リーグ最少の攻撃陣(他には、甲府だけ)ですので、
◎速攻の形にもならず、実際は「遅攻」しか出来ていません。
Football LABで、最新現状データがリリースされています。
コンサは、
セツトプレー攻撃-6位、
左サイド攻撃-1位、中央攻撃-16位、右サイド攻撃-18位、
ショートカウンター13位・そのシュート率11.9%17位、
ロングカウンター-11位・そのシュート率13.2%17位、
敵陣内支配率15位、自陣内支配率17位
◎セツトプレーは、リーグ上位で、名プレスキッカー福森・ターゲット都倉・ジュリーニョ・ヘイスの高ランクプレーがその理由。
◎サイドは、左サイドしか有効ではありませんでした。右サイド活性化は当面課題。
しかし、中央突破は、リーグ最低レベルしか攻撃力がありませんでした。
◎カウンターは、ショート・ロングともに、一見リーグ中位の様ですが、実はシュートに到達する成功率は、リーグ最下位で、【速攻にはなっておらず、到底シュート・得点にはならない】現実です。
◎支配率は、敵陣だけでなく、自陣内でもリーグ最低で、
自陣でも敵に試合コントロールを渡している、現実まで転落しています。
「堅守・速攻:3-3-2-2」システム戦術は、失敗です。
しかし、一気に大幅システム変更を成功させる時間も方法もありません。
◎戦術・システムにも、現実的な有効な打開策が必要です。
では改善策策定を 次ブログで 確認してみましょう。
2017年07月17日
皆さま、お久し振りです。しばらく、コンサの戦績降下とともに不調期でブログ更新停滞でしたが、中断期間で回復し復帰です。
よろしくお願い致します。
では、シーズン後半戦は既に「第18節大宮戦」を消化し、後半16試合です。
後半戦に当たり、コンサの戦績現況と課題・改善策を、
「シーズン後半戦へ進め」シリーズとして、把握・確認したいと思います。
本ブログでは、「その1」・・戦績確認です。
1.項目毎リーグ順位
①順位15位 勝点16
②4勝(14位)・4分(8位)・10敗(15位)
③得点16(14位)・失点28(13位)・得失差▲12(14位)
勝利数と敗戦数が、順位15位の理由。引き分け数ではありません。
同様、得点と失点数の両方が、順位15位の理由です。
〔攻撃〕
④得点14位-シュート数9位-枠内シュート数15位-決定率16位
シュート数、つまりシュート機会=得点機会は中位で重点課題ではありません。
課題は、「枠内数・決定率」ですが、更に厳密には、
他での課題項目・指摘は全くありませんが、注目すべき項目があります。
【枠内シュート決定率】=枠内シュートの中での決定率、です。
コンサは、29.1%で、枠内シュート10本で、3本が得点となっている、
とのデータ値で、リーグ順位は13位です。
言い換えると、「ゴール枠内の得点となるターゲットを狙った成功率」で、
【シュートターゲット成功率】となります。
<多シュート数なのに、低決定率で低得点となる原因がこれ>で、
チーム毎に大きな成功率の差が現出していて、
チーム毎の課題認識・意識の差が根本原因です。
選手個々の差も、選手個別の認識・取り組みの差が原因ですね。
ちょっと寄り道で、他チーム数値は、
1位 46.3% G大阪(得点4位、シュート数11位、決定率4位)
2位 44.8% 浦和 (得点1位、シュート数 1位、決定率8位)
3位 42.9% 川崎 (得点3位、シュート数10位、決定率3位)
4位 41.8% 鹿島 (得点5位、シュート数 6位、決定率9位)
5位 41.0% 磐田 (得点7位、シュート数12位、決定率6位)
~
12位 29.1% 横浜F(得点9位、シュート数13位、決定率8位)
12位 同 コンサ(得点14位、シュート数 9位、決定率16位)
14位 28.8% 清水 (得点11位、シュート数 7位、決定率13位)
文字通り、枠内シュート決定率は、シュートの効率性と質そのもので、
順位直結の得点順位上昇のためには、最重要課題で、
チーム毎の取組の差が、順位上位との差の真髄そのものですね。
⑤パス数17位-同成功率15位-クロス数4位-同成功率6位-同得点10位
⑥セットプレー数14位-同得点6位
パスは、成功率の低さ=ボールロスト数の多さが大課題で、
攻撃の停止回数と、相手に攻撃機会を渡す失点リスクの元凶です。
原因は、通常は、パステクニックとパス選択判断の2つですが、
コンサは、【著しく低レベルのパス判断】が70%、
【低レベルのパス精度とスピード】が30%で、
選手個々の問題ではなく、【練習の内容・質】が問題です。
クロスとセツトプレーは、シーズン当初のトップレベルから急低下していますが、
選手固有能力・プレーは、依然として高レベルで、
トップレベル復帰可能のストロングポイントです。
〔守備〕
⑦失点13位-被シュート数8位-被シュート決定率14位
今シーズンの超守備型システムが、
効果的となり現在数値に止まっているのか、
実はほとんど機能せず現在数値なのか、 は、難しい問題ですね。
J1の「速さ・強さ・賢さ」への守備・防御対策と
昨シーズンの守備の中軸の「増川」を欠いた選手層 からは、
より守備的な「組織対応」として「現行システム採用」を戦略判断。
しかし、長時間となってしまう守備時間からは、
・選手スタミナ・フィジカルがもたず、後半にガス欠となり、
寄せのタイミング・スピード・強さの大幅低下、守備ライン低下で、
11節~18節は起用選手も原因に重なり、
なんと前半30分過ぎ~45分が最失点タイム、更に、
選手交代は大半が後半75分過ぎと交代時期は大遅延し、それまでの
後半開始~75分も最失点タイムで、計45分の試合半分もの長大時間、
ガス欠に陥った「低レベルフィジカル状態」となっています。
1節~10節
時間帯~15分-2得点2失点 ~30分-1得点2失点
~45分-2得点2失点 ~60分-2得点4失点
~75分-1得点4失点 ~90分-1得点1失点
11節~18節
~15分-2得点2失点 ~30分-0得点1失点
~45分-0得点4失点 ~60分-0得点2失点
~75分-1得点1失点 ~90分-2得点3失点
・短時間の攻撃時間は、当然、単発的・一発屋型攻撃にしかなりません。
攻撃力は、攻撃内容と質に正比例ですが、
攻撃回数とそのための攻撃時間はその前提です。
【攻撃時間の拡大】が、攻撃は当然、守備のためにも重要課題です。
〔試合展開・基本〕
⑧支配率14位
⑨運動量3位-スプリント回数16位
攻撃時間には「ボール保持」をしており、低いボール支配率=少攻撃時間です。
しかし、支配率は、パス数と相関しますね。
つまり、ボール保持は、選手個人で持っていられる訳ではなく,
チームとして、組織として保持であり、実際は、パス交換の継続回数・時間。
結果、コンサが支配率改善をするためには、
パス回数の急増=パス交換連続数拡大=パス成功率大幅改善。
そのための前提が、パス交換を有利にするためのシステム・陣形で、
結局、システム・戦術・個々選手プレーの総入れ替えしかあり得ません。
そんなトライの成功確率はほとんど無く、
つまり、【支配率改善は、当面、絶対不可能】です。
運動量の3位は、乏しいパス交換の代替に、人が走る、という事ですが、
当然「ボールを走らせる方が、スタミナは永遠に失われず、スピードも速い」。
実は、最悪の数値でもあるのです。
運動量は、プレーのために必要な程度に止め、不必要なスタミナ喪失は、
プレー精度・質を下げる効果しか無く、リーグ水準程度で充分です。
問題は、著しく劣後のスプリント数です。
ボールや選手への寄せと奪取、相手に先行するポジショニングのための
必須条件で、コンサでは、高レベル一部選手と他選手との差が甚だしく、
肉体・身体フィジカルが原因なら兎も角、
個々選手の、意識・認識が主因で、未開発・未着手の練習方針・内容が元凶。
以上 18節までの戦績数値による分析・確認でした。
如何でしたか。
あらためて確認すると、認識済み課題・問題点も多いですが、
【枠内シュート決定率=ゴール枠内ターゲット成功率】の様に、
見落としていた新課題も発見でき、良かったです。
2017年07月09日
もう身体が保ちません。
今日の味スタ西競技場TGは参戦困難。
選手も、昨日選手は無理ですね。
灼熱地獄の中、最後の最後に、奇跡的勝ち点1獲得!
最後まで諦めないと神は微笑む、の証明、実現でした。
試合内容は、都倉と横山不在での現戦力をそのまま現実化し、敗色濃厚、大宮の想定通り、コントロールな試合展開でしたが、試合結果は、そのままとはならないサッカー公式が作動したもの。
試合は引き分け、試合内容は敗戦。
そんな中でも、次への展望、展開と出来る点がありました。
①有力選手の定着・・そのポジションで能力が高く発揮となり、チーム力に直結する。
・荒野;前試合から、アンカーの役割とプレー理解が出来、弱点・敵ターゲットだったスペース放棄の飛び出しが撲滅し、限られたスペースを豊富な運動量とスピードでカバーし、J1で、アンカーカバースペースの広さ、ボール奪取の寄せの速さのよるボール奪取で、トップランク選手レベルとなりました。適性は最良に改善、進歩となりました。
・ヘイス、兵藤、宮澤、マセード、そして、昨日HEROの福森、菊地、守護神ソンユンは、期待通りで合格。
・昨日課題選手は、残る、菅、早坂、河合で、矢張り、都倉と横山不在の代替選手でした。 ここに、ジエイ、チャナ、増川、稲本が加わり一気に戦力アップが楽しみですね。菅と早坂は、ポジションが逆でした。両選手の能力全開のため、菅のサイドと早坂のシャドーを追求して欲しいです!現代のサイドは、シュート、得点力も必須能力とされる、攻撃起点とクローザーに合わせ守備力とそれらを可能とする、運動量にスピードまで要求されるポジションです。マセード、菅がチームでは抜け出している理由で、どこかやや落ちる二番手以下は、田中、早坂、石井、上原の順となる理由です。 その観点から、ジュリーニョの様に、FWや攻撃選手のコンバートもあり得ます。Wクラスにはそんな選手が沢山! 内村、宮澤、兵藤なんかも、将来有り得そうです。
一方、早坂の最前での《DF裏への飛び出し》を未だ使っていません!スピード、タイミング、狙いや戦術眼能力は内村以上で、合わせ、前線守備力も高く、また前チームで実績済です。シュートポジション力もあり、テクニックではありませんが、ポジショニングで得点力を持っています。
②監督力が少しずつ、良くなり始めています。
スタートシステムと起用選手、選手交代タイミングが合ってきました。
スタメンとシステムは、合理性があり、目的のある内容でした。因みに、初めて、私の予想と完全合致しました。 過去の実績と効果を元に、現況を反映させ、選手の一面的な把握では無く、全体能力の把握で配置したもので、これまでとは異なる起用方針、考え方、取り組み姿勢でした。 有力新戦力や復帰もあり、頑張れそうと自信、安定感復活なんだと思います。
勝ち点1にとどまりましたが、中断明けの浦和戦に繋がる重要試合でした。
皆さん、大大お疲れ様でした。
2017年07月07日
明日の大宮戦と明後日のTG町田戦の2試合に参戦予定。
降格圏に居たいか、抜けたいか、選手・監督・社長の意志次第。
都倉は不在ですが、どうしましょう。
この機会をチャンスと捉え、
現行システム【3-3-2-2】をポジション移動で横並びを変形し、斜め位置とした
【3-3-1-1-1-1】型=ほぼ【3-3-1-3】型が最適です。
ヘイス1トップの斜め下に第一シャドー、さらにその反対側のやや下に第二シャドー、インサイドハーフは攻防の繋ぎ・要で、その斜め下で、その下にアンカー・両サイドのラインとのシステム。
・・横並びで、上下のギャップ・スペースカバーをより効率的に行えます。
攻撃バランスは、右6:左4。
推奨選手起用は、
【3-3-1-1-1-1】:ジグザク変形
ヘイス
菅 (交代:小野)
兵藤
宮澤
早坂 荒野 マセード
福森 菊地
河合
ソンユン
明後日、味の素スタジアム西競技場TG町田戦は、これからのコンサの主流を構築するトライとなり、中断期間突入となる貴重なTGですね。
都倉・未合流選手も含め、必見ですね。
2日間、コンサワールドを味わい尽くしましょう!!
まずは、明日、戦力急上昇した大宮と死闘です。
サポーターの声も、常時、直接到達するNACKスタジアムですので、「責任重大」ですね。
堅守・灼熱地獄環境の中走り勝ち・集中力と根性執念勝負も勝利で、死闘での勝ち点3を捥ぎ取り、「降格圏外」へ発進です。
2017年07月01日
長いトンネルでしたね。先ずは、素直に、溜まり溜まった歓喜の雄叫びを!!
Jリーグ戦だけは、<明けないトンネルは無い>、ではなく、≪トンネルの先は地獄だった≫が現実。
今夜の大宮戦によりますが、1節で、降格圏からの脱出、次節の勝利で、降格圏から遠ざかる、との状況に変化しました。
四方田監督へ突き付けられた【この監督で、現状の改善は可能なのか、改善策と実行は可能なのか】との問い掛けに、「勝利・勝点3」で答えられました。先ずは、少し落ち着く事でしょう。
やっと、多数溜めた「緊急・優先課題」への改善アプローチとその成果=改善が始まったようです。
これが、監督始動なのか、選手個々によるものなのかは、明らかではありませんが、本日勝因は、以下の通り、明確で、今までの課題を徐々に改善したものでした。
プレイしたのは【選手】ですので、素直に選手を褒め称えますが、監督・コーチに関与したものとすれば、評価するものです。どちらかは、今後の進展・展開で解りますね。楽しみが増えました。
本日の勝因です。
①荒野のアンカー起用は、不適格から脱却し始めました。
試合中継で清水小林監督コメント「ターゲットは、バイタルスペースとサイドからのクロス」との指摘の通り、コンサの最大守備破綻ポイントだった「バイタルスペース=アンカーポジション」守備は大きく是正され、清水のメインターゲットを大きく阻止・防御出来たのでした。それでも、なお、同ターゲットを狙われ続けましたが、その回数は1/4程度に減殺され、第一勝因となりました。
試合中の吉原浩太コメントにも有ったように「荒野自身、やっとここに来て、2次ボール奪取方法が解り始め、アンカー内容が解って来た」との通り、2次ボール奪取方法は、ズバリ【ポジショニング】でした。再三、荒野アンカー不適理由とした「アンカーのリスクスペースカバー」の最重要ミッションのキーポイントだった「ポジショニング」が改善されていました。
アンカーの安定は、その周囲、3DFと2サイド、2インサイドハーフ・ボランチの本来・適正ポジションとなり、各選手のスペース発生・ズレ・隙の防止まで到達していました。
また、実際、限定したエリアの中で、豊富な運動量は、敵選手より先着する2次ボール奪取を複数回成功させました。攻撃的守備として効果大です。
大きな改善効果とともに、荒野のアンカー適性を大きく上昇させ、今後の試合起用に好影響となりましたね。
②前線選手と右DF選手起用の改善。
先ず、言うまでも無く「ヘイス」起用ですね。第二勝因です。
皆さんのヘイス評価は随分低かったですが、「ボールコントロール・パスセンス」は何度も優秀さとチーム活用を訴えて来ましたが、ここに来て、溜飲が下がりました。
同時に、本日試合の実プレイで証明・実証されたのがシュート意識とテクニックです。「シュート認識」とは、<どうシュートをすれば得点となるのか>との認識・理解で、ヘイスは、【GK・DFの動き・予測を把握した上で、ゴールのどこにどんなシュートをどのタイミングかを判断しシュート】していました。
「シュートテクニック」は、【その通りシュートするプレイテクニックを持って】います。
都倉も「シュート認識」が希薄化し、得点獲得力が急減して来ています。
コンサのFWでは、都倉とヘイス、ジュリーニョだけが保有している能力で、現行システムでは、前線FWの最重要・必須条件となっているため、「ヘイス起用」は絶対となる訳です。
金園起用は絶対に成功せず、内村・上原でもダメな理由ですね。実は、あと2人います。「小野伸二と菅」です。
もう一つ、右DF「菊地」起用が第三勝因です。
言い換えると「ミンテ起用を回避した点」です。
ミンテは、長・短がハッキリした選手で、
長所:豊富な持久力・運動量、まあまあの高さ・強さ
短所:甘いポジショニング・つまり敵・味方のプレイ予測力の低さ、自プレイ後のリスタートの遅さ、集中力・忍耐力の低さとプレイ判断スピードの遅さで、リスク発生が即失点直結の最終DFポジションは、極めて不適性。
本日菊地も2・3プレイに問題はありましたが、すぐ修正し、再発を防止する選手です。安定化しました。
3つの大きな勝因が、前節までとは大きく進化した改善でしたが、
未だまだ、放置・未着手の重要課題も山積みで、
本日都倉のパフォーマンスレベル、特に、後半20分以降の「へとへと、バダバタプレイ」は、都倉の原因ではなく、前試合(YBC戦)への「無意味起用」による悪影響です。監督責任が原因で、そこで自他共に「追い詰められ」ると、監督批判やプレイ意識低下となるのが世の常です。・・都倉は人間が出来ているので、自身のみを追い詰めるのですね...可哀想です。
この変化・改善は、どこを起点に、何の切っ掛けで、開始したのかは、凄く気になる所ですが、まぁ~、そうそう解らないでしょうね。
社長のアドバイスとか...
次節大宮戦は、降格圏から離脱するための「シーズンキー試合」。
参戦します。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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