2021年01月31日
コンサのキャンプは、J1チームでの第1グループ(コンサ・徳島)で、第2グループに「1週間」、第3グループに「2週間」、第3・4グループには「3~4週間」の<トレーニング量と成果のアドバンテージ>を確実に構築し、「遅延チーム」の「シーズン開幕時戦力整備」は「高レベル達成は困難」で「大きく戦力で圧倒・上回る状況」も濃厚想定で進行中。
1月末・2月開始の第3・4グループは、未だに「キャンプイン」未開始または、開始直後で、先行チームとの「フィジカルコンディション格差、個人・チームのプレーレベル段階差・・チーム戦力差」は著しい状態ですが、
元々、「キャンプ期間」設定は、
「長期間」チームは少数派で、多くは「短期・集中」設定の「2週間~10日間」設定で、「キャンプ目的」が全く相違しています。
「長期設定」チームの目的は、
・選手フィジカル再構築とフィジカルアップ
・戦術習得と構築完成
・・➝<開幕時、高レベル戦力到達>
「短期設定」チームでは、
・選手フィジカルアップ
・戦術最低限連携確認
・・➝<開幕時、基本・基礎レベル戦力でスタート
≪シーズン途中≫で、戦術熟成、コンディションフルアップ
して、高レベル戦力到達>
という事ですね。
この相違は、当然の結果として、
<開幕スタートダッシュ成功と失敗>との戦績差が濃厚想定です。
しかし、昨シーズン同様、今シーズンも、「過密日程」が「3~5月」の3ヶ月に集中し、年間試合数の「40%分試合の終了」となり、今シーズン戦績上「決定的結果・状況」が確定します。詰まり<今シーズンの成否は、この期間の高戦績=開幕スタートダッシュが必須条件>で「失敗」は許されなく、「シーズン・スロースターター~シーズン途中で戦力アップ」戦略は、今シーズンは、決定的な誤り戦略必至という事です。
コンサ「キャンプ」の「長期設定」には、地域影響によるものが多大ですが、ここ3年間の「急激なチーム成長」の源泉こそが「シーズン前・長期キャンプ」による「根幹課題・多様多内容課題」への<徹底取り組み・トレーニング>である事は間違いありません。
「選手への大きな負荷・チーム負担」には代えられない「貴重な・コンサ宝の期間・取り組み」で、今後も、永年・継続実施を願うものです。
という事で、「コンサのキャンプ現状」確認~その1 です。
1.コンサ・キャンプ現況
1/18~24 第1Q フィジカル・基本戦術
1/24 TM;45☓2 沖縄SV
Aチーム45分 2-0
Bチーム45分 0-0
1/26~31 第2Q フィジカル・基本+コンサ式ミシャ戦術
1/30 TM;45☓3 ジェフ千葉
Aチーム67分 1-0
Bチーム67分 0-0
1/31は「完全オフ」とのSNSです。
2/ 1~ 7 第3Q フィジカル・ゾーン型ハイプレス+マンマークハイプレス
2/ 8~13 第4Q フルコートプレッシング
現状、第2次キャンプ・熊本に「キャンプ」設定チームは無く、対戦相手は「J3熊本」程度(近県での出張TMは不可ですね)で、「沖縄」キャンプ中に、あと2試合程度が設定されるのが、良いですね。
以上の通り、現状、第2Qまで完了。TMは、2連勝で、選手の試合起用タイムは「45分から67分まで延長・拡大」していますが、現在「外国籍以外選手は、キャンプトレーニングの累積疲労のピーク」で、「キレ・スピード」ダウンで、「精度低下・プレータイミング遅延」状態で、その中での「第2TM」でした。
選手試合後コメントでは、『「前線からの守備=ハイプレス」は作動し、自陣での攻撃時間帯は抑え込め「無失点」成功』と、一定程度の守備力は発揮するも、「よりスピード・キレ・強度」を要する「攻撃」で、「ミスプレー多数」の低精度・内容に苦心し、「想定した攻撃」は低レベル・内容だったもの。
「決定機」も乏しく、シュート数・獲得得点は、最低限内容、でした。
確かに、「追い込んでいるフィジカル」をコントロールし、コンデションアップとなれば、「想定プレー復活のプレー精度・スピード➝連携・チームプレー」で、<強烈戦術がフル発揮>となりますが、
現在のTMで求めているもの・目標は「フィジカルコンディション低下(試合途中に、疲労で、フィジカル低下)状態での、想定プレー維持・実践力」であり、この観点では残念ながら「不合格」の内容でした。
不足課題は「疲労累積時のパフォーマンス維持、それが出来ない時の対応策」ですが、最低限レベルの「前線守備による自陣攻撃制御の堅守」が成立しただけで、それも「相手千葉選手も同様状況による、パフォーマンス低下状態」で、千葉の<消極的な攻撃姿勢と態勢>が大きな要因でした。
「守備」確立の「堅守」とは言えない内容でした。
コンサの「キャンプ完成度」は、<想定進行計画に「やや遅れ気味」>で、
「フィジカル再構築」は、トレーニング強度のやや低下内容実践により、「追い込み不足」で、過去キャンプでは、激しいトレーニングメニューにより「強疲労により最低状態から回復過程」の段階でしたが、今キャンプでは「ちょうど最低状態へ下降段階」で、1週間程度遅延した現状段階です。
コンサ・キャンプの最大特徴が「徹底した試合形式トレーニング」で「実戦試合レベル再現の最強度トレーニング」でしたが、
今キャンプでは「試合形式トレーニング」の量・回数が減少し、<トレーニング強度の緩み>をキャンプスタート直後から指摘していた所でした。
現時点では「試合形式」トレーニングを毎日最終メニューに設定実施し、「毎日試合」状態再現での強度の高いトレーニングを実施していますが、その取り組みの遅れと不足が「キャンプ進行度の遅れ」となったものです。
戦術的には「ミシャ戦術」~ビルドアツプ型パスサッカー・多彩パスとドリブル・サイドチェンジ・サイドやDF裏へのフィードパスを実践の段階で、「ハイプレス=前線からの守備」は「ゾーン型ハイプレス」レベルで、
「ビルドアツプ」のプレー目的・狙い~前線への「ボール運び」と、そのボールに連動した自陣前進による<相手ゴール>への「自陣組織運び(~連携・組織プレー、数的優位の源泉)」~までは、到達していますが、
コンサの狙う「標準的ゾーン型ハイプレス」の弱点~
➀相手ビルドアップ阻止の「守備陣ボール廻し・パス交換阻止」には、布陣ポジションから相手ボールホルダーとの「距離」のため、チャージ・ブレッシング到達時間<3~5秒>の間に、ビルドアツプパス実施終了=<チャージ前相手プレー>で、ハイプレス作動しない。唯一、相手選手周辺にポジショニングとなる「自ボールを相手ゴール近くでロストし、即時奪還のハイプレス」の局面、「相手ゴール前にわざとボールを放り込み、その事前想定ポイントへ同時にチャージする、ストーミング戦術(強襲戦術)以外は、成功率が激減し、戦術としては破綻。
➁ハイプレスのため「前線」は<より高く・相手ビルドアツプ想定選手に近ずく>ポジショニング、「中盤・守備陣」は「守備組織ブロック」の変形・歪みを嫌い<上がり過ぎを避ける>ポジショニングで、前線と中盤・守備陣に、「分離」が発生し「中央にスペース」発生、
➂➁の「前線と中盤以降の分離」回避のため、「中盤・守備陣」も「守備的ポジショニング」意識を捨て、「組織ブロック」を維持した「相手陣内への組織前進」の<ハイライン戦術>では、「DFライン=ハイライン」の裏に「広大なスペース」発生し、その被カウンターリスクは「巨大化」
との状況発生は必須で、千葉戦TMでも「再発」。
コンサは、そんな「ゾーン型ハイプレス」の宿命的欠点・弱点を解消する戦術として、「マンマーク型ハイプレス~フルコートプレッシング」を選択するものですが、
現時点でのキャンプ状況では「ポストプレー派生ショートカウンター型戦術」
」の「コンサ式ミシャ戦術」もトライ・実践段階ではなく、「強力フィジカル」を絶対条件とする、その先段階の「マンマークハイプレス~オールコートプレッシング」「ゼロトップ思想戦術」には、かなり遠い現状です。
2/1~第3Qでは、TGを毎日2本(午前;時間とピッチ限定形式、午後;フルタイム・フルコート形式)で、試合形式トレーニングの「最強度フィジカルトレーニング」と同時に、戦術再確認・再構築のトレーニング進行速度アップで「戦術徹底クール」です。
最後に、千葉TMで、A・Bチーム構成の変化・選手推移を確認です。
前回TM「沖縄SV」起用メンバー
小柏
(中島)
駒井 金子
(小野) (錬)
菅 高嶺 深井 青木
(錬)(宮澤) (中野) (錬)
福森 田中 岡本
(中村) (錬) (柳)
菅野
(大谷)
今回TM「ジェフ千葉」起用メンバー
小柏
(中島)
金子 駒井
(ドド) (ロペス)
柳 青木
(菅) (ルーカス)
高嶺 深井
(中野)(小野)
福森 田中 岡本
(中村)(宮澤)(錬)
菅野
(大谷)
ブラジルトリオは、Bチームからスタート。
Aチームの目玉起用「柳」のSHテストは、合格。
青木は絶好調。
小野は、ボランチ、宮澤も、CBテスト。
Aチームの「候補選手拡大」成果が大きいですね。
チャナは、もう一週待ちで、次戦TMで、ブラジルトリオと共に、Aチームテストの予想ですね。
2021年01月28日
コンサ「キャンプ現況」と「J1・各チーム選手構成確認~その2」をお送り致します。
1.コンサ現況
コンサ「キャンプ」予定は、
第1次沖縄キャンプ
第1Q(1/18~24)TG1/20・22・TM24;沖縄SV<2-0>
オフ 1/25
第2Q(1/26~31)
オフ 2/1
第3Q(2/2~7)
オフ 2/8
第4Q(2/9~13)
オフ 2/14・15
第2次熊本キャンプ
第5Q(2/16~25) ですが、
現状、第1Qを終了、第2Qも中盤となり、
第1次キャンプ24日中10日目で40%を超えた所。
当初の「フィジカル<前シーズン終盤レベル寸前程度への復調・回復>」を終え、<フィジカル継続アップ>と同時に、
「戦術回復・徹底<本格化>」で、
現状は、<基本ミシャ戦術の再確認・徹底(ビルドアツプ・システム可変・パスサッカー・サイドとDF裏アタック・サイドチェンジ)>段階。
この後、<コンサ式ミシャ戦術(ロングフィード・ポストプレー経由ショートカウンター)>
➝最終形は<マンマークハイプレス>
➝<フルコートプレッシング・ハイライン>へ到達です。
ブラジルトリオ1/26・ミンテ1/27と「コロナ禍入国待機」を完了し、チーム合流。更に、遅延必至だった「ジェイ」も、日本入国し「成田・入国待機中」で、2/初・第3Qで合流となり、残すは「我らのミシャと、ニューカマー・ガブリエル」のみ。キャンプ中盤で「殆どの選手が合流」となり、「フィジカル構築・戦術レベルアップ」も、相当程度まで「フルメンバー相当で完了・整備」が見込めます。
第2・3Q<コンサ式ミシャスタイル>
第4・5Q<マンマークハイプレス・フルコートプレッシング>との進行が想定されます。
第1次沖縄キャンプでは、TM(練習試合)を6試合予定、との事でしたが、第1Q最終日1/24に、第1TM;沖縄SV・45分☓2を実施し、
[フィジカルと基本戦術テスト、個別選手確認・判定]目的で、
試合結果「2-0・0-0」~「45分」限定起用、前半Aチーム・後半Bサブチーム起用。
(テスト結果)は、
Aチーム;ビルドアツプと「前線からの守備・ハイプレス」でのボール奪取からのショートカウンターにより、「決定機7回・内2得点獲得」と「ハイプレス・ゲームメーク」力を確認。「基本ミシャ戦術」は合格です。
課題の「シュート決定力」では、ワントップ「小柏」決定機5回-枠内2回-得点1、シャドー「金子」決定機2回-枠内2回-得点1、との結果で、「小柏のシュート精度向上」は必要ですが、「決定力」を証明。
起用選手で「問題プレー」選手は殆ど無く、全選手が、「トップチーム候補」を証明する、フィジカルとパフォーマンスでした。
Bチーム;「小野伸二」の華麗な「繋ぎパス・ラストパス」のゲームメークは健在。しかし、Aチーム程の連動・連携は「受け手」の遅れから、未だ成立せず、チャンス機会も3回程度で、中島のワントップは、振り切るスピード・テクニック・強度に至らず、ポジショニングの良さで勝負に限定されるレベルで、決定機2回-枠内0と「シュート精度・テクニック」に課題あり、でした。
現在のポジション獲得現況を図示すると、(3-4-2-1で)
小柏
駒井 (中島) 金子
(小野) (錬)
菅 高嶺 深井 青木
(錬)(宮澤) (中野) (錬)
福森 田中 岡本
(中村) (錬) (柳)
菅野
(大谷) と、全ポジで、Aチーム起用選手が優位。
大半選手合流し、この優位・順位変動の「ポジション争奪戦」が激化し、チーム力は一挙に拡大・上昇していきますね。
2.J1各チーム選手構成検討~その2
チーム毎に「選手獲得・保有現況」を確認し、「選手層~分厚いサブ・手薄いポジション」が明白です。 では、(〇数字が、そのポジション選手数)
[コンサ]〔3-4-2-1〕 [仙台]〔4-4-2〕
➄ ➀ ➀
➁ ➂ ➄ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➂ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
[鹿島]〔4-4-2〕 [浦和]〔4-2-3-1〕
➁ ➂ ➂
➃ ➂ ➂ ➂ ➂
➂ ➁ ➂ ➁
➁ ➁ ➁ ➂ ➂ ➂ ➀ ➀
➃ ➂
[柏]〔4-2-3-1〕 [FC東京]〔4-1-2-3〕
➂ ➁ ➁ ➁
➂ ➂ ➂ ➁ ➂
➂ ➂ ➃
➂ ➁ ➂ ➂ ➁ ➂ ➂ ➁
➃ ➄
[川崎]〔4-1-2-3〕 [横浜FM]〔4-2-3-1〕
➁ ➂ ➂ ➁
➃ ➂ ➁ ➂ ➁
➀ ➁ ➁
➁ ➁ ➁ ➂ ➁ ➁ ➂ ➃
➃ ➄
[横浜FC]〔4-4-2〕 [湘南]〔3-3-2-2〕
➁ ➂ ➃ ➂
➂ ➁ ➃ ➁
➂ ➂ ➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➁ ➂ ➂ ➀ ➁
➄ ➃
[清水]〔4-4-2〕 [名古屋]〔4-2-3-1〕
➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➂ ➂ ➁
➂ ➂ ➁ ➁
➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➁
➂ ➃
[G大阪]〔4-4-2〕 [C大阪]〔4-2-3-1〕
➁ ➁ ➅
➃ ➂ ➁ ➁ ➂
➂ ➁ ➂ ➂
➂ ➁ ➂ ➀ ➁ ➂ ➁ ➁
➃ ➁
[神戸]〔4-1-2-3〕 [広島]〔3-4-2-1〕
➁ ➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➁ ➁
➁ ➂ ➁ ➁ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
[徳島]〔4-2-3-1〕 [福岡]〔4-4-2〕
➅ ➁ ➂
➁ ➀ ➁ ➂ ➁
➁ ➂ ➀ ➁
➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➁
➄ ➃
[鳥栖]〔4-4-2〕 [大分]〔3-4-2-1〕
➃ ➂ ➂
➂ ➂ ➂ ➁
➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➂
➂ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
全チームの「想定フォーメーション・ポジション毎選手数」を記載した図ですが、問題点は、
・「➁=2名」以上ならば、「常時(フル)W配置」で「試合途中交代・故障等離脱時バックアップ」可能の「安全・安定」体制。
更に、W以上保有で、「トップレベルの同クラス選手」の保有となれば、「2・Wチーム編成」の「完全ターンオーバー」選手起用も可能。
☓「➀=1名」のポジションは、間違いなく「手薄状態」で、「試合途中交代・故障等離脱時バックアップ」不可能となる「不安定・不足」体制
・・➀ポジション発生のチームは、仙台(前線2枚とも)・浦和(橋岡突然流失でCB・SBに)・川崎(アンカー守田流失・代替シミッチ1枚が)・湘南(CB中央)・G大阪(右SB)の5チームで、意外にも、川崎・G大阪の上位候補・ACL参戦チームにも、「明らかな弱点」があります。
また、各チーム、ポジション毎に「多数選手保有」と「ポジション毎に選手数偏在保有」となっています。多くの場合が「決定的な選手とサブ」に自信が乏しい場合、「獲得し補強するも、なお充足不足感があり、更に獲得し、結果として多数保有」となったもので、或る意味、各地チームの「やや弱いポジション」を反面露呈させるものです。
※コンサについて
全ポジション、W・2名以上配置・保有が達成出来ていますが、最多選手数5名のワントップ・CFは、「<決定力不足>が継続課題」で、そのため、今シーズンは、ロペス~ジェイ~小柏~ドド~中島の「候補順」に、実力・能力不透明なガブリエル次第で、ここまでの実績は、<一長一短>状態でしたが、「選手個々の成長・改善」での変化・良化・改善、又は、新加入選手の活躍次第です。
他のポジションは、
第1候補とサブ候補のレベル・ランク差が「僅差」で、選手固有ストロング能力で、「多彩・多様性」に富む選手起用となります。
そこで、現状から、コンサの選手起用戦略・方法は、
(1)「完全ターンオーバー型」までには到達しなくとも、「主軸固定型」選手起用と「ターンオーバー型」と折衷型の「ハイブリット型選手起用」は可能な選手保有に到達しています。
「ハイブリット型選手起用」とは、「同レベル=同戦力」となる条件で、「中軸選手を2チームに分散し、両チームは交互に試合起用」「その他ポジションは、試合毎に、コンディショニング・パフォーマンス」判定の上起用する形式。
「限定固定選手はスタメンが交互試合」で、中軸選手固定化~累積疲労過重➝故障等離脱・パフォーマンス急落の回避・防衛となるものです。
(2)「5人交代制」継続により、
「固定スタメン化」➝<試合途中「多数交代」>で「戦術大転換」の「試合展開パターン化選手起用」型、の確立は、より現実的・実践的です。
想定される「戦術大転換型・選手起用」は、
(試合開始~)
<マンマークハイプレス(オールコートプレス)>~超攻撃サッカーで、攻撃的守備(ボール奪取・支配率アップ)・多数時間帯の攻撃連続態勢により「複数得点奪取」
⇓ (前半全体・後半開始後)
(後半60分)
「CF等投入の選手交代」戦術転換し、
<攻撃強化型ハイプレス(ボランチより前線選手限定)>~中盤より前で「追加点上乗せ」
⇓
(後半75分)
「更にCF投入の選手交代」更に戦術転換し、
<コンサ式ミシャスタイル(ハイプレスからミドルプレス・自陣ブロック守備・ロングカウンターへ転換)>~守備バランスで「堅守・速攻」狙いで、「試合締め括り・コントロール」
⇓
(タイムアップ)< 3-0 大量得点獲得・完全試合支配 >
と、前シーズンの「勝利パターン」を<勝利の方程式>パターン確立
となります。
以上の通り、コンサ「キャンプ」現況と「J1チーム選手構成」確定でのポイント確認とコンサ内容、でした。
2021年01月25日
J1各チームは、昨土・日曜頃よりキャンプインチームが連続し、今シーズン「戦力構築のための選手構成」を、G大阪1チームを残した全チームが完了、確定しました。
しかし、後述の通り、一気にチーム戦力拡大・向上を目的とする「優秀外国籍選手」新規獲得は、全チームで「コロナ禍新入国停止措置」により、「入国不可能」、「日本への移動そのもの」が不可能で、今後のコロナ感染状況・「緊急事態宣言解除」措置が絶対条件となる事から、直ちの入国解除・チーム合流は「見通しが立たず」、<チーム合流☓=戦力化☓>が当面続きます。
そのため、<入国停止措置解除>➝「現地・感染陰性証明」➝日本へ移動➝「入国時・感染陰性証明」➝「2週間入国待機期間(発症無し)」満了➝≪チーム合流≫との手順には、「4~5週間」必要となり、<仮試算してみると>
➀現時点で<入国解除措置解除>➝<合流2/28>➝<3/20試合出場>
➁2/8 〃 ➝<合流3/14>➝<4/3試合出場>
➂3/8 〃 ➝<合流4/17>➝<5/3試合出場>
となり、【シーズン開幕には不可能、~5月まで延期】が濃厚です。
そのため、「シーズン開幕時の戦力不足対策」として、【有力選手の獲得交渉が必須・絶対】チームが続出し、未だまだ「有力・BIGネーム選手の獲得」が進行する、特に、「契約更新済(戦力化)となった有力選手」が狙われ、激しい防衛・獲得交渉発生、との見通し・予測が成立します。
「ポジション競争」が激しく、厳しいチームは、「絶好の狙い目・隙」となり、コンサも同様な状況下で、「外国籍選手」も含め、「しっかり戦力確保」に直結となる「チーム所属意識ケア」・「選手意識コンディションケア」が大事です。
<未だ、選手獲得争奪戦は続行ですね>
1.「選手構成」状況により
さて、前ブログで、今シーズン日程の公式リリースを点検し、その結論が、3〜5月に、過密日程が設定されました。
コンサ具体的日程では、
3月-7試合・過密6試合、4月-7試合・過密6試合、5月-8試合・過密7試合で、3か月合計22試合で、「中2・3・4日」の過密日程19試合(リーグ戦16試合とルヴァン杯グループ戦6試合)で、
シーズン開始〜前半1/4期間で、リーグ戦38試合の43%が消化、ルヴァン杯は予選終了まで進行し、シーズン順位・ポジションが決定的となる、そのため、
【シーズン開幕に<チームトップ戦力を準備>が最重要ポイント】
となる、との内容でした。
詰まり~今シーズンは、スタートダッシュが唯一の成功方法~という事です。
そのために、戦力整備は「開幕戦」直前完了・熟成が必須、となりますが、
当然、出来るだけ早い「選手構成完了」~「キャンプイン」で「開幕戦」
」に間に合わせる、との戦略が必然ですが、ここまで、著しく停滞・遅延しているチームが発生し、実の所、現時点で「今シーズン成功から脱落必至」チームが明確化となっています。
「選手構成」完了、1/18より「キャンプイン」は、コンサ・徳島の2チームのみで、本日まで「8日先行」。
第2グループが、1/22を目途に「選手構成」完了、1/23頃より「キャンプイン」;広島・仙台・湘南・鳥栖・FC東京の5チーム。
第3グループは、「選手構成」完成も、「選手集合が遅延」、来週1/30頃より「キャンプイン」;C大阪・大分・名古屋・横浜FMの4チーム
第4グループが、更に遅延、2/1~3頃「キャンプイン」;鹿島・清水・神戸・G大阪の4チーム。
柏・川崎は、2月上旬~と最終チーム。
横浜FCは「キャンプ」情報未発表で「チーム始動1/20」で、ひょっとすると「キャンプ予定無し」かもしれません。
しかし、唯一「G大阪」は、「1/23新規獲得リリース」で、チーム体制発表が未だ無く「選手構成」未完成状態で、2/1「キャンプイン」予定寸前まで極端な遅延状態です。
コンサは、第2グループに「1週間」、第3グループに「2週間」、第3・4グループには「3~4週間」の<トレーニング量と成果のアドバンテージ>を確実に構築しますが、逆に、「遅延チーム」の「シーズン開幕時戦力整備」は到底「高レベル達成は不可能」であり、このまま推移すると「大きく戦力で圧倒・上回る状況」も濃厚想定となります。
そして、「新加入外国籍選手」で期待した戦力は、確実に「シーズン開幕時で戦力の大穴」必至との事態が確実です。
2.「選手構成」結果から
(1)「選手構成」は、「前年継続型」と「大幅転換型」に完全分岐します。
その理由は、「戦略・戦術」の「継続・非継続」選択によるものですが、「今本原因」は、<前年戦績良否・中核選手保持成否・重大課題解決有無>により発生します。
「前年継続型」チームは、選手数中前年在籍率=(契約更新率)により、データ上明白で、
コンサ(64.3%)・鹿島(71.9%)・浦和(63.3%)・柏(73.5%)・FC東京(82.8%)・川崎(72.4%)・横浜FM(73.3%)・湘南(65.6%)・名古屋(77.8%)・神戸(75%)・広島(81.5%)・徳島(76.5%)・福岡(64.3%)の13チーム、トップはFC東京。
「大幅転換型」チームは、同様に、転換度効率順に、
C大阪(53.6%)・清水(54.8%)・仙台(57.1%)・鳥栖(58.1%)・大分(58.6%)・横浜FC(59.4%)の6チーム
それ以外、「選手構成未整備」が大阪の1チームのみですが、さすがに明日1/26に公式リリースとなりそうです。
(2)「選手数」対比では、
最少「27名」チーム・・名古屋・広島の2チーム
「28名」チーム・・コンサ・仙台・C大阪・神戸・福岡の5チーム
※コンサは、7/1レンタルバック檀崎加算で「29名」
「29名」チーム・・FC東京・川崎・大分の3チーム
「30名~」チーム・・鹿島・浦和・柏34名・横浜FM・横浜FC・湘南・清水・徳島34名・鳥栖、G大阪も加わる想定で10チーム 、となり、
「30名~」の10チームでは、「育成選手・カテゴリー昇格選手」が多く、「戦力化未確定素材」選手を多く抱えたチーム構成により「多数保有」となったもので、「戦力アップに直結しはならない」ものです。
「過密日程」が想定されている中、「少保有数」での「選手起用」となり、「有効・計画的な選手起用戦略・方法」が必須となっています。
(3)新加入「外国籍有力選手」保有から
コロナ禍・新入国停止措置により、「有力・戦力期待新加入外国籍選手」獲得チームは、
獲得数「3名」;鹿島の1チーム、「2名」;仙台・柏・湘南・清水・C大阪・福岡の6チーム、「1名」;コンサ・横浜FM・G大阪・神戸・鳥栖の5チーム、「監督」未合流;徳島、と13チームにわたり、「大きな戦力の穴」が発生。その影響度は、コンサの様に「サブ前提・将来素材」想定ならば、「戦力構築上の重大問題」は発生しませんが、他の殆どのチームでは「流失中核選手の代替として<絶対的存在>期待選手」との設定が多く、「戦力構成上、根幹を喪失する重大事態」とのチームも多数となっています。
対策として、前記の通り、「有力他チーム在籍済み選手」を奪取する「強烈獲得」も濃厚想定となりますね。
(4)今後の対策・キャンプとの関連
(1)「大幅転換型」チーム、(2)「少数選手数で過密日程克服」チーム、(3)「新外国籍有望選手」期待チーム、は、
唯一の改善・解決対策が、「トレーニング徹底=キャンプ徹底」です。
しかし、その多くのチームは、
第1グループの開始タイミング=「徹底トレーニング可能時間確保」設定ではなく、
第2・3・4グループの通り、「極めて短期間のキャンプ」設定で、
到底「トレーニングによる改善・解決<不能>」が決定的で、「キャンプ・トレーニング徹底」による解決策以外の方法・対処策は無く、その結果は、
「シーズン開幕時<戦力トップレベル到達>準備は、失敗」必至となります。
今後、各チームの「キャンプ中TG・TM試合結果は、低迷」で証明される事と想定・予想します。各チームが「キャンプの出来の悪さ」に苦労し、「時間切れ」で「シーズンイン」となる事態が展開されそうです。
そんな中、コンサは「極めて順調に、着実に想定戦力構築を実現」して行きますね。今シーズンは、「シーズン開始前から、<チャンス拡大>があちにこちにで見えて行く事でしょう」!!
2021年01月24日
コンサは、第1次沖縄キャンプを丸1週間経過し、先ずは「沖縄SV(地域リーグ)・TM」を本日実施まで来ています。
フィジカル・戦術理解熟成は、未だ1週間レベルで、本日TMで「その度合テスト」で、特に注目が「ポジション毎の候補選手適性」の確認・判定です。
テスト結果は、月曜以降の「トレーニング・メニュー、質・強度・手順」に直結する重要TMで、選手個々では「現在の自己能力判定」となり、必死賢明の取り組み姿勢・心境ですね。・・期待です!!
昨日、今シーズンのリーグ・ルヴァン杯日程が公式リリースされました。
既に、基本概要がリリースされていて、認識済みではありましたが、正式決定を確認すると、昨シーズン同様、局面によっては、それ以上に「過密・過酷日程」が再発しています。
<厳しい「過密」日程となる、過酷なシーズン>が確定です。
コンサ・今シーズン、両日程統合した内容は、極めて厳しいものです。
概要を記載の上、そのポイントを考察します。
[概要];(節)はリーグ戦・Lはルヴァン杯日程、-前試合と中〇日-、Hホーム・Aアウェイ試合
2月(1)H ;1試合・過密0
3月-4-L➀A-3-(2)A-4-(3)A-3-(4)H-4-(5)A-3-(6)H-7-L➁A;7試合・過6
4月-7-(7)A-4-(8)A-4-(9)H-5-(10)H-4-L➂A-4-(11)H-4-L➃H;7試合・過6
5月-4-(12)A-3-L➄H-4-(13)A-7-(14)A-3-L➅H-3-(15)H-4-(16)H-3-(17)A;8試合・7
6月-7-LPO➀未-6-LPO➁未-7-(18)H-4-(19)H-4-(20)A;5試合・過2
7月-7-(21)H-6-(22)A ;2試合・過0
8月-30-(23)H-5-(24)H-7-(25)A-4-(26)H-3-(27)H;5試合・過2
9月-4-L準々決➀未-4-L準々決➁未-6-(28)A-7-(29)A-7-(30)H;5試合・過2
10月-7-(31)A-L準決➀未-L準決➁未-6-(32)A-7-(33)H;4試合・過0
未定 L決未・(34)A・(35)H ;3試合・過?
11月-未-(36)A-7-(37)H ;2試合・過0
12月-7-(38)A ;1試合・過0
月毎試合数と「中4日以下」過密日程試合数を月毎に再記載すると、
2月-1(試合数)・0(過密数)、3月-7・6、4月-7・6、5月-8・7、6月-5・2、7月-2・0、30日五輪中断、8月-5・2、9月-5・2、10月-4・0、未定3試合、11月-2・0、12月-1・0
と、「過密日程」は、3~5月の「シーズン開始期・前々半期」に集中し、そこの22試合の試合結果で、リーグ順位とルヴァン杯プレーオフ・プライム参戦を決定付けます。
詰まり、
今シーズンの結果は、
【シーズン開始期+前々半期に決定】、 との事実が明白です。
その対策としては、
(1)チーム総力発揮=試合起用「可能」選手の拡大と実践
つまり「試合可能選手=【トップチームレベル】選手」の数的拡大。
(2)「個々選手のフィジカル」上昇=実戦時フィジカル~体力維持力~とリカバリー力の改善
(3)「選手フィジカル・コントロール」の<最適管理>
・個々選手のチームと自己の連動W管理
・チームグループとして管理
⇒
(4)理想形は、「Wトップチーム」の2チーム・「完全ターンオーバー型選手起用」 となりますが、
前・2020シーズンからの継続課題だらけで、新戦術「マンマークハイプレス」完全実践のための「必要選手」と、この課題も重複し、
新シーズン・追加獲得選手による「選手構成」となったものです。
新規加入選手「共通項目」が、
➀フィジカル高レベル選手~体力・リカバリー力、運動量・スピード保持
➁戦術理解高レベル選手~前チーム等実績で「クレバー型」
➂パス高能力レベル選手 です。
「テクニックや経験値、突破等の単独能力」第1優先ではなく、➀➁➂能力が「優先」選別された選手で、これは、既存選手の共通スタイルでもあり、<コンサの選手スタイル>として定着しつつあります。
「フィジカル高レベル・戦術理解高レベル・パス能力高レベル」3条件は、コンサ選手成功の必須条件ですね。
それでは、「過密日程実践成功」=「シーズンスタートダッシュ~リーグ好・上位ポジション獲得」のための前記4対策を検討すると、
【このキャンプの成功】が絶対要件ですが、想定では、
=シーズン開幕・2/27に間に合える=
(1)チーム総力発揮=試合起用「可能」選手の拡大と実践
つまり「試合可能選手=【トップチームレベル】選手」の数的拡大。
・・➝
トップチーム入り有力候補選手;
前線・CF;ロペス・小柏
<ジェイは4月初旬まで、ガブリエルは中断期以降まで計算め戦力外>
前線・シャドー;(左)チゃナ・ドド・小野、(右)駒井・金子・青木
<ロペスは、CF主体で候補外>
SH;(左)菅・金子・ルーカス・中野、(右)ルーカス・青木・柳
ボランチ;宮澤・高嶺・深井・中野・田中
<荒野は3~5月復帰まで戦力外>
CB;(左)福森・中村・高嶺、(中央)ミンテ・田中・宮澤・岡本、(右)田中・岡本・柳
GK;菅野・大谷 の「23選手」構成で、「各ポジションW配置が可能」となっています。
(2)「個々選手のフィジカル」上昇=実戦時フィジカル~体力維持力~とリカバリー力の改善
・・➝ この条件に問題がある選手は「小野・ジェイのみ」で、ほぼ全選手が「トータルフットボールを出来るフィジカル保持選手」となり、「ピッチ全面を駆け回る運動量と体力」を持ち、「オールコートプレッシング」も実践可能となっています。
(3)「選手フィジカル・コントロール」の<最適管理>
・個々選手のチームと自己の連動W管理
・チームグループとして管理
・・➝
➀チーム管理での「個々選手毎活動量管理・コントロール」に、2019・2020シーズントライし、より高精度・正確性のデータ把握と運営による管理・コントロールを向上して来ました。今シーズンは、その集大成として「試合毎把握、累計疲労度把握・管理により、パフォーマンス・精度・現況判定」を実現し、「過度・過重」した累積疲労による「故障・パフォーマンス低下」発生を防止。
➁個々選手・グループとして「試合起用」につき「起用可否判定」により、毎試合毎に「起用適正候補選手グループ」情報として「運用・管理」とのシステム・方法論の確立を目指します。
(4)理想形は、「Wトップチーム」の2チーム・「完全ターンオーバー型選手起用」
・・➝(1)で記載の通り「各ポジションW配置可能」の選手構成実現となり、今シーズン、遂に「W・2トップチーム編成」が可能となりました。
少なくとも、「試合中核起用選手」を選別の上<2チーム分け・編成>し、その「中核選手・グループ」に、試合毎に「スタメン・サブのベンチ入り」起用選択、との<完全ターンオーバー・固定の【ハイブリット型】選手起用>が有力で、「中核選手」の「2試合毎起用=通常定例週間スケジュール」により、「累積疲労自体・そのものの回避策」を実践が、絶好手となります。
「選手起用もコンサスタイル」の確立となり、今シーズン・過密日程だけでなく、「ACL日程・リーグ戦・カップ戦」の同時進行の状況も、対応可能体制が確立します。
昨シーズン「過密日程」で、チームが陥った「固定スタメンの酷いフィジカル・パフォーマンス大幅低下・故障発生」により、「戦績長期低迷」の再発・愚は回避しなければ、努力も、進歩もありません。
今シーズンも、同様環境の中、「大きく進歩・成長」を証明するものですし、「経営問題」を打開する「年間結果・戦績」が今シーズンの絶対要件となった現在、「真剣」に指向・追求する所です。
「選手・チーム」が「経営(ノノ社長)」を助ける番です!
という事から、
「どの選手を<中核選手>とするのが最適か」~「A・Bチーム毎<中核選手>主導チーム編成」が、今後、キャンプの主ポイントとなります。
現時点では、2020シーズン・実績が、有効判定材料で、そこがたたき台としてスタートですが、新加入選手と選手候補ポジションコンバート選手のキャンプ内チャレンジで、苛烈に「勝負・判定」が連続し、「チーム像」が明確化して来ます。
~最大の注目ポイント~となりますね。
この様に、決定シーズン日程から、今後の展開が明白となりました。
いずれにしても<2021シーズンも、激動・過密日程・4チーム降格の、激烈シーズン必至>です。
※三上GMの放映・事前リリースで「マンマークハイプレス~オールコートプレス」導入の裏話で、衝撃的反応として話題となっていますね。
しかし、本ブログを継続読了いただいていた方は、既に、昨年記載・提議済みでした。
ミシャは「浦和最終シーズンの年間方針で、試合毎・全時間帯相手陣内プレー、守備も相手陣完結の完全支配試合」を採用し、「オールコートプレス」の実現=「トータルフットボール再現」を意図していました。当然、ミシャの「未だ実現出来ていない<夢>のサッカースタイル=次世代・将来スタイル」として、コンサでの「トライ・チャレンジ・実現」を意図し続けていたもので、「ハイプレス戦術」の「必要スタイル」として「ゾーン型ハイプレス」での欠陥を改善する「マンマーク型ハイプレス=オールコートプレス」導入を選択したものでしたが、その絶対条件~「トータルフットボールは、<トータルフットボーラー>がするサッカー」の定義の前提-流動するエリア=ポジション毎に、そのプレーが可能となる「ポリバレント・プレー多様ポジション能力」選手、「ピッチ全面を駆け巡り続けられフィジカル・体力・走力」選手が必要となり、その能力選手が一定以上チーム構成・プレーして、始めて機能・可能となる、ものでしたが、昨シーズン、同能力選手数は不足状態でしたが、異例・降格懸念喪失の条件であり、「果敢に、トライ・チャレンジ」されたもので、2021シーズンこそは、トライ期間ではなく、甘えも排除された「本実践期」として、メイン戦術として完成させるものとして、セットされました。上記の通り、そのために「適応能力選手」の追加獲得を実施し、「準備は万端」となったもの、あとは「強烈戦術完成・強烈試合結果戦績」を果すのみ!ですね。
2021年01月22日
コンサの第1次沖縄キャンプは、5日目を終え、当初発生のチームを率先する「名将ミシャ離脱・不在」の緊急事態に拘わらず、「ミシャがこれまで残し、植え付けて来た産物・財産」である「チーム人材と思想・大方針」により、殆ど「プレも停滞も無く」、順調にキャンプ進行しています。
あらためて、ミシャがコンサに植え付けた「丸3年間」で、
コーチ陣・チームスタッフ、選手の
「ミシャイズム~サッカー観・意義、戦略・戦術、個人とチームの価値・意味・内容~それらの結果としての、ハイレベルチームプレー・個人プレー」の
<正しい理解・認識、実践への準備・ステップ、具体的・現実プレー>を
揺るぎも無く、選手全体・指導陣一体で、
適正認識、実践する「本当のチーム力」が身に付いている、習得している、
事の証明です。
<既に【ミシャイズムチーム】>ですね。
正式に、キャンプ~シーズン当初日程も明確になり、
➀第1次キャンプ・沖縄-1/18~2/13(27日間)
TG(練習試合)6回予定
➁第2次キャンプ・熊本-2/17~2/25(9日間)
➂リーグ戦第1節 -2/27(土)・横浜FC(札幌ドーム)
➃ルヴァン杯第1節-3/3(水)・福岡(アウェイ)
➄リーグ戦第2節 -3/6(土)予定・未定 となりました。
この日程上、➀第1次沖縄キャンプが「キャンプトレーニングの主期間」で、➁第2次熊本キャンプは「開幕戦前準備・調整期間」です。
更に、ルヴァン杯の今シーズン日程もリリースされ、
[GS](グループステージ・4チーム総当たりホームアンドアウェイトーナメント・1位2位でPOSへ)
第1節 -3/ 3(水) 福岡(アウェイ)
第2節 -3/27(土) 鳥栖(アウェイ)
第3節 -4/20(火) 鹿島(アウェイ)
第4節 -4/28(水) 福岡(札幌ドーム)
第5節 -5/ 5(水) 鳥栖(札幌ドーム)
第6節 -5/19(水) 鹿島(札幌ドーム)
[POS](プレイオフステージ・8チームホームアンドアウェイ・勝ち抜け4チームPMSへ)
第1戦 -6/ 2(水)か6/ 6(日) 未定
第2戦 -6/12(水)か6/13(日) 未定
[PMS](プライムステージ・POS勝ち抜け4チームとACL川崎・名古屋・G大阪・C大阪の4チームも加えた8チーム・ホームアンドアウェイ勝ち抜け)
準々決勝
第1戦 -9/1(水)
第2戦 -9/5(日)
準決勝
第1戦 -10/6(水)
第2戦 -10/10(日)
決勝 - 未定
グループステージの予選リーグ戦は、極端に「日程集中」では無く、3~5月・3ヶ月間に、「月2試合」日程(中心は、水曜開催)で、リーグ戦での「中3・2日」日程の中、ルヴァン杯日程加算となる「過重・過酷日程」は限定的で、一安心です。
さて、キャンプには、「国内組選手」は、故障リハビリトライ中「荒野」以外、全員絶好調で参集。本日「肉離れ故障から復帰」の「チャナティップ
」合流、更に、「ロペス・ドド・ルーカス・ミンテ」組も、あと僅かとなった「入国待機期間」からの開放・チーム合流は「次週」の予定。また、コーチ陣「杉浦大輔」の復帰も同日程頃の予定。
問題の「英国・コロナ感染」の「ジェイ」は、「完治・陰性証明期間」が経過し入国段階で、そこから「入国待期期間」で、チーム合流は「2月中旬・第1次キャンプ最終盤」の予定。その時期は、「ミシャ」の、1/28「リハビリ現況診断」で、日本へ移動許可が出れば、2/6頃入国、「入国待期期間」の後、2/22「第2次熊本キャンプ」でチーム合流、との予定。
しかし、新入国審査で、入国規制・停止中「カブリエル」の合流は、「コロナ禍緊急事態宣言解除」の上、「外国よりの新入国措置再開」が発令される事が、絶対条件で、不審・未確認SNS怪情報で「既に日本入国済み・成田入館施設で入国解除待ち」は、ニセ情報の様。早くても、3月、遅れれば、4月まで「合流延期」が濃厚で、当面「チーム戦力」では計算外選手の扱いです。
最後に、今シーズンも「育成・アカデミーからの育成・2種登録選手」を予定し、「練習生」として「候補」。~1/30で「結果判定」
➀福田心之助~元コンサU-18・DF・2000/9生20歳・明大2年
U15代表歴・20192種登録選手で2期目狙い。高嶺パターン選手
➁西野将多 ~現コンサU-18・DF・2004/5生16歳・高1
➂佐々木奏太~現コンサU-18・MF・2005/2生16歳・高1
➃瀧澤暖 ~現コンサU-18・FW・2003/9生17歳・高2
※今季「昇格」期待のGK川上準・DF成瀬護・MF大和連の「高3・代表歴素材」は、「高嶺」方式で「大学等で鍛え」た上で、トップチーム獲得となった様。今回練習生として参加の「福田」も、明大で鍛錬・活躍期待の「特別指定」狙いでしょう。
これで「選手構成」は全面完了となりますね。
さて、「コンサキャンプ内容」ですが、
前キャンプパターンとは「大きく相違」し、「かなり緩く、甘い」キャンプで、これまでの「リーグ最酷・ハードキャンプ」は作動せず、他チームのキャンプ内容と「かなり近い内容」に留まっています。
ミシャへ「各ユニット(=トレーニングメニュー)」毎に、「動画」撮影し、「その内容の確認・指示」を受けている、との事ですが、ミシャは、「実際を見ている訳ではなく、その場に居て、有効・効果的な指導を出来ない現状」、指示も「追認」程度で、「問題があっても、修正改善は不可能」で、<実際に、入国・合流してから、「問題点・急遽手当」の意図>と推測され、
「キャンプ」現状は、
「決して、ミシャの意図するトレーニング内容・水準に到達」している「適正キャンプ」である、という事は、極めて困難、との見方が正しそうです。
「四方田ヘッド・他のコーチ」が、「鬼メニュー」で「選手を追い込んでいる」姿は、全く見えず、「フィジカル」もコンデションアップ程度で、「シーズン用体力・フィジカル」獲得のための「厳しく、過酷で、ストイックなトレーニング」が完全に不足、としか見えません。このまま、「有効なトレーニング」が確立できないまま、第2次・熊本キャンプでの「ミシャ合流」との展開であれば、「即時修正・改善」の時間・期間も無くなり、コンサの「シーズン前準備」は、過去度の場合よりも、「低レベル」からのスタート・シーズンインとの想定も、かなりの確度・確率です。
特に、ミシャ・キャンプの最大特徴「徹底したゲーム形式トレーニング」の採用・実施としない「判断・決定」は、<誰の計画・立案か>。ミシャ・キャンプの真髄を「早や1週間で放棄」し、その代替・新計画・メニューも無いとは、酷過ぎます。
既に「四方田」の限界・問題点が露呈・露出していて、ノノ社長が現地入りして、「即座改善」を指示する事が重要です。
コンサドーレのキャンプインは、他のJ1チームより、1週間程度早く、冬国ハンデの「シーズンイン直前までの長期間キャンプ」は、トレーニング期間・時間で「最大確保・実施チーム」として、チーム強化の源泉です。しかし、「甘い」日程管理は、「到達レベルの低下・低減」必至です。
しかし、大半の外国籍選手の未合流が「大きく」、チーム全体としてのトレーニングで、大きな「選手個々差」を生じさせます。しかし、「その期間分」国内選手が、「トレーニング成果」で「パフォーマンス・レベルアップ」を狙い
「好調選手を増加」させる事となります。
「外国籍選手待ち」のメニュー構成は「☓・不適」で、どんどん「現存選手」を追い込み、アップを狙うタイミングですね。
第1次キャンプの
➀クール~1/18~24 フィジカルトレーニング
1/2130分<1>TG
➁ ~1/25~31 ゲーム形式・フィジカル+基本戦術
※外国選手フィジカル・基本戦術
➂ ~2/1 ~ 7 ゲーム形式・基本戦術+派生戦術
※外国選手フィジカル・基本・応用戦術
➃ ~2/8 ~13 ゲーム形式・応用戦術
※国内・外国選手合流・戦術
~3日間オフ~
第2次キャンプ
➄ ~2/17~25 開幕戦準備
※ミシャ・ジェイ合流
「クール」進行は、かなり「時間不足・タイト」状況で、シーズン開始後、「トレーニング・調整継続」が必要なシーズンは必至です。
<1>TGは、Aチーム
小柏
駒井 金子
菅 高嶺 深井 青木
福森 田中 岡本
菅野
Bチーム
中島
小野 (連)瀧澤
(連)佐々木 宮澤 中野 (連)福田
中村 (連)西野 柳
大谷
得点結果は不明。(連)名は推定。
≪ポジションデビュー≫初披露!ですね。
※Aチームが、先ずは、ほんの僅か先行気味? でしょうか。「小柏」のスピード・飛出し。青木の縦突破とカツトイン。岡本・田中は「スピード勝負勝ち」を狙えるCB。
※Bチームのブレスキッカーは「世界の伸二」で、守備安定の「LCB中村桐耶」の存在感も大きく、「柳」からのビルドアツプも有力ですね。
2021年01月17日
昨日の「コンサドーレKICKOFF2021online」は、何人かキーパーソンの不参加があり、型にはまらない「オンライン」放映の分、「自由で、明るく、愉しいキックオフ会」となりましたね。
でも、「ノノ社長」のお声と顔は、聴きかったですが、突然の「緊急事態勃発とコロナ禍等対応」で、「出たかった所、已む無く出演断念」と推察しております。またの機会に・・。
という事で、昨日未出演「菅野・深井・高嶺・小次郎とノノ社長」は何処で、何を・・?、本日以降、その理由が判明するかも・・ですね。
外国籍選手の合流は、「ロペス・ドド・ルーカス」は現在成田で「入国待期期間中」で、その間「感染無ければ、合流」の様。
「ジェイは、最短なら、1/25頃入国~2週間待機で2/8頃チーム合流」と想定され、第1次キャンプ・最終旬頃合流では、フィジカル未調整で、<かなりの出遅れ>スタートで、開幕は極めて困難?でしょうか。
「ガブリエル」は、日本国内・「コロナ対策緊急事態宣言解除・沈静化」が絶対条件のため、国内入国・チーム合流は、全く不明で、戦力反映・戦力化は、<当分見通し・計画化は断念>です。今後、一例として推測すると、「3月・緊急事態宣言解除・沈静化~3月下旬入国許可~4月上旬感染陰性証明~4月入国移動~入国時待期期間~5月中旬チーム合流~フィジカル整備~6月中旬戦術等理解・把握~6月下旬試合可能性」となり、「チーム合流は5月中旬・試合参加が6月下旬」が最短、との予想となります。「最短・第19節6/27」辺り。
肝心の監督合流は、治療経過次第で、「2月中旬・第2次キャンプ頃~3月にずれ込み」もあり得るもので、少なくとも「キャンプに、ミシャの直接指導は困難で、四方田ヘッド・他のコーチ陣の腕の見せ所となります。
「新シーズンのバージョンアップ型新戦術構築」への「テキスト・内容」は、コーチ陣・選手共に、既に「提示され済み」で、「そのためのフィジカル・実践力~意識・認識・実プレー、そしてチームプレーの連携・共助」トレーニング徹底により「スピードと強度」をバージョンアップしますね。
さて、本日「選手背番号」発表では、想定通り、且つ、驚きの「大学トリオ」の躍進背番号、新加入選手の「即戦力背番号」、期待に違えない「伸二」の背番号と姿、「伸二ヘのリスペクト」に溢れる「新加入・既存選手達」、「福森の取り組み姿勢」変革、「荒野のリーダーシップ」、「宮澤・駒井の淡々とした熱い闘志」、既存選手・新加入選手が「和気あいあいと、明るく、力強く」キャンプイン~シーズンインへ進む姿は、頼もしいものでした。
コンサの新シーズン選手構成は、これでひと先ず完成で、
結果は、
選手数~28名、平均年齢~26.36歳、各ポジション必要数☓2倍を超え、スタメンレベル選手は、ポジション毎にW配置で、常に「同レベル選手がダブル」で選手起用が可能となり、「良好」保有状況。
A選手~25名ですが、HG(ホームグロウ)選手7名により、「18名」カウントで、「残り7名」のA契約選手獲得「枠」となっています。但し、コロナ禍対応等による、過密日程考慮により、2020シーズンは「HG制限」は停止で、恐らくは、2021シーズンも、同様に「不適用」となる事でしょう。
しかし、「育成昇格」とのアカデミー選手のチーム入りは、今シーズン「該当無し」とするのか、トレーニング・更なるコロナ対策のため、「育成層の2種登録」選手のチーム入りは、必要で、対応がありそうです。
特に、2020シーズン「U18・17の代表歴」有望選手~DF成瀬護・FW佐藤陽成の両君は、流失は惜しい人材ですね。
ここまで、我らがコンサの「選手構成構築」現況をみましたが、
本日時点での各チーム戦力構築状況も点検してみましょう。
1.選手構成
点検ポイント「既存スタイルの継続追求の可否・有無」から見てみましょう。
現時点で、5チームを除く・今シーズンJ1チーム15チームは、選手構成「完了・ほぼ完了」状態で、第1登録ウィンドーの締め切り日3/28(金)まで、追加可能ですが、飽くまでも「追加措置」体制となります。新シーズンでは、コロナ禍対応で、第1ウィンドー期間に「全面自粛体制で、獲得交渉困難状態」に悪化すると、その代替・補完措置として、2020シーズン同様「第3登録ウィンドー設置(2020は10月4週間)」もあり得ますが、現状は、第1・2登録ウィンドーの通常体制です。
未だ新シーズン選手構成未完了の5チームは、「川崎・横浜FC・名古屋・G大阪・神戸」で、その事情・経緯は、
ACL参戦・天皇杯参戦により「日程進展」し、2020シーズン終了がずれ込んだチームの一部、
大量流失・加入となり未だ最終調整未了チーム、
監督交代等により戦術・チームスタイル転換指向チームと、多様です。
しかし、コロナ禍混乱の中、外国籍選手・指導者の新加入のための入国停止措置等、未了チームでは、益々混乱が拡大しそうです。~シーズン=キャンプイン立ち遅れ、が懸念されます。
では各チーム「選手構成」を確認しましょう。
結論は、
〔総論〕
➀全チーム合計で、選手流失・離脱数[193名]、選手加入数[171名]で、減員[22名]となりました。その内、流失主力選手数[116名]、加入主力想定数[66名]と、主力選手層で[△50名減員]となり、<主力選手の大量流失、その対策で、移籍加入による補填はせず、育成・サブ層獲得>との傾向が主体となっています。
その理由・目的は、「ベテラン層に到達した主力選手」を「若手選手」獲得・育成、とする<世代交代>のタイミング・時期が一斉に到来した、というものでした。しかし、通常では「間違いなく戦力ダウン」必至となる所、コロナ禍対策と五輪・W杯等のW・トリプル影響による「過密日程」が必至であり、その中では「一試合での高パフォーマンス」<「回復力高く、消耗度の少ないフィジカルを持つ若手選手による継続試合トータルパフォーマンス」との価値判断が定着し、一気に<世代交代進行>が現実化したもの、です。
いずれにしても、「トータルパフォーマンスは高い期待であっても、一試合毎のパフォーマンス劣後・低下」は必至で、その<世代交代>進行チームは、「戦力低下」に混乱する事態が濃厚です。「若手の溢れるパフォーマンス
」期待は、飽くまで「期待」でしか無く、極めて「成功率が低く」、現実試合で、一瞬にして、現実の厳しさを味わう事が濃厚想定です。<狙い目チーム>が明確です。
➁➀と関連しますが、「大量選手入れ替え」傾向チームが、5チームあり、2020シーズンからの「継続・積み上げ」に支障・課題化しているチームがあります。
各チームの「選手総数への既存選手構成比」~64%未満チームは、浦和・湘南・清水・C大阪・大分の5チームで、新シーズン「戦術浸透・統一・連携形成」に出遅れが想定され、唯一の対策が「キャンプ徹底改善」ですが、後述の通り、「キャンプ設定・開始」が遅めチームで、「対策期間」も他チームより短く、対策は不成功濃厚で、結果として、新シーズン・当初、<戦術統一度の低レベル>濃厚チームとして<狙い目チーム>となります。
➂外国籍・新入国選手停止該当選手・指導者
コロナ禍対策「緊急事態宣言中の新入国停止措置」により、新入国停止により混乱チームは、9チーム・14名となっています。更に、新加入獲得が追加されると、同様に、その数が増加していきそうで、「追加新外国籍選手獲得停止」バイアスが強く働いていそうです。
該当は、コンサ1・鹿島2・柏2・湘南2・清水監督1と選手1・G大阪1・C大阪1・徳島1・福岡2、計14名で、その多くが「FW・CB」の「得点獲得中核・守備の要」として「高額選手」=「チーム命運を賭けた選手」で、そのチーム合流の有無は、チーム戦力確保・アップを大きく減退する事態に直結です。
唯一・コンサのみ「切羽詰まる獲得選手」では無く「将来的に成功期待」の「潜在能力期待型」獲得で、その悪影響は「試合成否には無反映」と問題化は有りませんが、他チームは、その真逆で「想定戦力の大幅ダウン」となり、既に「流失した選手」による「戦力低下・ダウンの代替失敗」が露呈する、新シーズンスタートは、これも濃厚で<狙い目チーム>です。
➃選手数が少数現況チームが4チーム発生。
選手構成推進の中、現況で、新シーズンの必要選手保有数は、基準形が「スタメン・サブ共通のトップレベル選手が、各ポジション数☓2の各ポジションW数」です。詰まり「主力数が、11名☓2=22名確保」は最低基準で、そこに更なる上乗せとして、「トップレベル選手プラス、準トップレベルのサブ・育成選手」で、チーム総数構築となります。
因みに、コンサドーレを例にとると、スタメンレベル23名・準サブ5名の28名体制で、7/1には檀崎レンタルバックで、準サブ6名の29名体制で、基準水準はクリアーの選手構成となっています。
しかし、チーム総数27名以下チーム~仙台25名・広島27名・福岡27名・鳥栖27名は、明らかに「選手不足」が想定され、「シーズン途中・第2登録ウィンドー」で追加措置必要が濃厚です。<仙台・広島・福岡・鳥栖>チームでは、シーズン進行し、「過密日程」突入が続いた「5~6月頃」選手不足が問題化が想定されます。
〔各論~個別チーム〕
先ず、各チーム現況データを記載します。~1/16時点~
チーム 流失-主力 加入-主力 更新 総数 継続率
コンサ 8 -5 10-5 18 28 64.8
仙台 13-5 9-5 16 25 64 [未更改1]
鹿島 5 -5 7-1 24 31 77.4
浦和 9 -6 11-3 19 30 63.3 △
柏 6 -5 9-3 24 33 72.7 〇
FC東京 5 -1 5-1 24 29 82.8 ◎
川崎 7 -5 8-2 4 - - ?[未17]
横浜FM 4 -4 7-2 19 26 73.1 〇[未3]
横浜FC 12-9 13-7 5 - - △[未16]
湘南 20-9 12-6 21 33 63.6 △
清水 14-7 14-8 17 31 54.8 ☓ 監督不在
名古屋 6 -6 6-4 1 - - ?[未21]
G大阪 9 -4 4-2 - - - ?[未25]
C大阪 16-7 13-5 14 27 51.9 ☓☓[未4]
神戸 6 -5 6-0 - - - ?[未21]
広島 5 -4 5-1 22 27 81.5 ◎
徳島 10-3 8-0 26 34 76.% 〇
福岡 12-5 9-5 18 27 66.7
鳥栖 13-11 9-2 18 27 66.7
大分 13-10 12-4 17 29 58.6 ☓
全体193-116 177-66 484 63.4
一覧にすると、色々各チーム毎の個別ポイントが見えて来ます。未だ[未更改多数]チームが5チームあり、その動向も注目ですが、大勢は読み取れる現況で、多数・重大課題チームも多い事が明白です。
➄主力流失数多数チーム
9チームと、例年以上、多数チームで発生。新加入で同程度獲得出来たチームと、失敗したチームに二分されています。
9チームの中で、<深刻度順>に記載すると、
ワースト
1 鳥栖 主力 11流失~2獲得ー△9選手 戦術継続不能
2 大分 10流失~4獲得ー△6 戦術低下
3 神戸 5流失~獲得0ー△5 戦術低下
4 浦和 6流失~3獲得ー△3 戦力低下
5 湘南 9流失~6獲得ー△3 戦力低下
6 横浜FC 9流失~7獲得ー△2 戦力同レベル
7 C大阪 7流失~5獲得ー△2 戦力同レベル
8 名古屋 6流失~4獲得ー△2 戦力同レベル
9 清水 7流失~8獲得ー+1 戦力同レベル
と、鳥栖・大分・神戸・浦和の4チームで「戦術低下・戦力低下」が想定されます。
➅監督交代チーム
新監督へ交代が、5チームで発生。チームスタイル・戦術転換のチームは、全面変化が、現状弾期間キャンプの中でトライされます。
仙台~手倉森、浦和~ロドリゲス、清水~ロティ―ナ、C大阪~クルピ、徳島~ポヤトスですが、特に大問題が、徳島で、入国停止措置を諸に被り、新監督でのシーズンスタートは、見通し突かずの大混乱状態です。
これらのチームは、「キャンプ次第」ですね、
以上、現時点での各チーム「選手構成」現況を確認でした。
2.キャンプ内容
各チームのキャンプ日程が公開され始め、以下一覧記載。
コンサ ➀1/18~2/13・沖縄 ➁2/17~未定・熊本 5週
仙台 ➀1/25~2/3・宮崎 ➁2/4~15・宮崎 3週
鹿島 ➀2/3~13・宮崎 1.5週
FC東京 ➀1/26~2/13・沖縄 2.5週
横浜FM ➀1/30~2/8・石垣 ➁2/11~20・沖縄 2.5週
湘南 ➀1/25~30・沖縄 ➁2/3~13・沖縄 2.5週
清水 ➀2/1~10・鹿児島 1.5週
名古屋 ➀1/30~2/13・沖縄 2週
G大阪 ➀2/1~7・沖縄 ➁2/8~13・沖縄 2週
C大阪 ➀1/31~2/13・宮崎 2週
広島 ➀1/24~31・宮崎 ➁2/5~14・鹿児島 2.5週
徳島 ➀1/18~23・高知 ➁1/25~2/7・宮崎 3週
鳥栖 ➀1/25~2/8・沖縄 ➁2/9~13・沖縄 3週
柏・川崎・大分が、未発表。
チーム毎に、初動タイミング・時期が大幅にずれ込んでいて、2020シーズンのダメージ=累積疲労と故障の深さを現出しています。
最速・キャンプインチームは<コンサ・徳島>の1/18で、最遅チームが「鹿島」2/3で、「16日間の先行優位」は大きいですね。
キャンプ期間も、コンサ最長「5週間・フルタイム」~最短「1.5週」の鹿島・清水で、両チーム共に、大きく選手構成変化があったにもかかわらず、トレーニング・補正期間のキャンプ期間・短期化は、真逆対策であり、極めて困難なキャンプ前準備となる事が濃厚です。
この様に、「キャンプ前」の「選手構成」準備、「キャンプ内容」のシーズン前準備に、大きなチーム差が明白化、現実化している現況で、
コンサについては、「選手構成・キャンプ内容」では、殆ど問題無く、順調に推移している事が確認されました。
ここから、ミシャ・一部コーチ、外国籍選手不在の中でのキャンプインですが、ここまで存分に教示されて来た内容を、あらためて、全選手で確認・再認識・実践の手順で、徹底的に追求する事こそが、この異常事態の中で「最大・最高のキャンプ」を実践する唯一の方法です。
<ALL コンサ>で、全力キャンプです!!
2021年01月13日
昨日、プロ野球機構・Jリーグ合同コロナ対策連絡会議、その後の、リーグ会議で、
〇現在は「リーグ決定<コロナ感染症対策プロトコル>での<カテゴリー4>」との認定・認識で、懸念された<カテゴリー2>のレベルでは無い。そのため「全体練習」は可能との決定。
〇キャンプ内容~原則各チーム計画日程通りに実施。万全対策により「感染完全防止」実現の内容。
〇試合内容~原則当初日程により実施。万全対策により「感染防止」実現内容。5人交代制・飲水タイムは継続実施(正式には、1月下旬リーグ理事会で決定)。
〇ACLとルヴァン杯内容~ACLは、セントラル(集中開催)方式・日程未定。
ルヴァン杯は、2020シーズン対応のACL日程に合わせた日程は採らず「毎月実施」日程。
の主要3点を正式決定。
事前に「村井チェアマン」のコメント通りの内容で、正式に「各チーム、シーズンへの準備~キャンプイン」の「号砲」が鳴りました。
コンサは、正式発表は「1/16 キックオフ2021オンライン」で、選手背番号・キャプテンと共に、今後のスケジュールとして、キャンプ地・日程をリリースでしょうが、
「沖縄~熊本」での実施は報道され、
推測される「(仮)キャンプ日程」は、
第1次キャンプ~沖縄(例年同一地・施設ですので、今年も同地でしょう)
第2次キャンプ~熊本( 同上 )
想定日程は、
第1次沖縄キャンプ~1/18(月)~1/30(土)13日間
1/31(日)トレーニングマッチ
第2次熊本キャンプ~2/1(月)~2/13(土)13日間
2/14(日)トレーニングマッチ
第3次札幌キャンプ~2/17(水)~2/26(金)10日間
シーズンイン 2/27(土)ホーム~札幌ドーム
にかなり近いものと推測します。
選手参加は、全員集合・キャンプインの例年パターンとは相違し、
かなり「分散合流」型が必至です。
その内容は、
☆外国籍選手(1)・・前年選手は、再入国措置により「入国」は確保されていますが、「陰性証明(自国と日本入国時の2回)」と「入国時待期期間~14日間」が必要で、既に「ロペス・ドド」は「成田待機中」、ルーカスは不明。
☆外国籍選手(2)・・イングランドで「感染・陽性」となってしまった「ジェイ」は、「感染完治・陰性証明」しても、「英国の変種ウィルスにより、改めて入国審査」、その後、移動し「日本入国時陰性証明2回」「入国時待機期間~14日間」と、「チーム合流時期」は、相当に遅延を覚悟しなければなりません。
☆外国籍選手(3)・・日本入国が無かった、新入国となる「ガブリエル」は、「入国審査」「陰性証明」、移動後「日本国入国時陰性証明2回」「入国時待期期間~14日間」との手続きですが、未だ「入国審査」が通ったとの報道は無く「移動」も相当程度「遅延」を要しする見通しです。
☆外国籍選手(4)・・故障長期離脱中「チャナティップ」は、「1月にチーム合流」予定でした。現在、日本入国の報道はありませんが、早々に、日本へ移動・「陰性証明」「入国時待期期間~14日間」となります。
☆外国籍スタッフ・・「ミシャ(ハリー?)」は帰国中で、再入国措置により「入国審査簡便形」ですが、「陰性証明(自国・日本入国時2回)」「入国時待期期間~14日間」後に、チーム合流で、一部推測報道では「1月末チーム合流」との推測です。
★国内選手の内、3月~5月に「大怪我から復帰を見込む荒野」が合流ですが、その他の国内選手は、全員「キャンプイン」に合流です。
<希望的合流の予想日程>は、
1/16 ・・国内選手合流
1/20頃・・ロペス・ドド合流
1/23頃・・ルーカス・チャナティップ合流
1/28頃・・ミシャ・ガブリエル合流
3/下旬 ・・荒野「奇跡の早期」合流
7/1 ・・檀崎・成長してレンタルバック合流 という所でしょう。
この「分散型キャンプ合流」により、キャンプ内容は大きく相違は必至です。
ミシャと外国籍選手の「全体合流」を契機として、
その前、後で、キャンプ内容は変化となりますね。
第1次キャンプ~沖縄~
クール 期間 主トレーニング課題
➀-1/17~1/23 フィジカル・ミシャ戦術
➁-1/24~1/30 フィジカル・マンマークハイプレス戦術
練習試合1/31
第2次キャンプ~熊本~【ミシャ・全員合流】
➂-2/1~2/6 マンマークハイプレス実践力
➃-2/7~2/13 マンマークハイプレス実践力アップ
練習試合2/14
オフ2/15~2/16 完全オフ
第3次キャンプ~札幌~
➄-2/17~2/20 課題補正・フィジカル
➅-2/21~2/26 定例試合前日程
試合第1節2/27~ホーム・札幌ドーム~
と推測される所です。
「合流遅延」の外国籍選手も、どんなに遅れても、第3次キャンプ➄2/17には「完全遅れ解消・チーム適合」が目標となります。
1/16に、新シーズンの概要が表明され、<新シーズン開幕・スタート>です。
2021年01月10日
全国、緊急事態宣言の中、社会混迷・混乱はその出口も全く見えませんが、Jリーグの影響も、各チーム選手・スタツフ関係者の発症が続き、また、近接して来た「シーズン前キャンプ」日程も間近となり、正式には「1/12・Jリーグ・プロ野球合同調整会議」で、当面の課題として、「キャンプ対策」も検討され、決定、との次第です。
コンサは、菅の感染は完治しましたが、直近、「1名発症・2名濃厚接触での自宅待機」、更に、日本へ帰国の「ジェイ」の「イングランド現地感染・2週間程度治療による完治・その後一定期間『観察待機』の手順を経過し、その後、あらためてPCR検査による『陰性』証明の上、帰国移動・国内『陰性』検査・『10間程度観察待機』で、チーム合流が可能」、との現状。しかし、厳重・慎重に注意していても、いつ・どこで・だれが感染しても不思議は無く、今後も、多様な事態も想定しておく事が必須です。
そんな、状況下ですが、YouTubeチャンネル「蹴球メガネーズ」で、村井チェアマンが出演、現況での疑問点・懸念点に明確回答。
①各チーム「キャンプ」は、
・キャンプイン選手、スタツフ全員、PCR検査「陰性」証明のみに限定
~キャンプ現地の人・関係者からの「不安感・不信感を払拭」する姿勢と実施を徹底
・昨シーズンの「コロナ対策実施経験」により「具体的・詳細に、対策がブラッシュアップ」され、「しっかりとした、キャンプ時対策法」も確立していて、「正式に、その内容を決定」し、その徹底を図る。
・以上により、各チーム計画日程通り「キャンプ実施」とする。
②新シーズン・コロナ禍によるシーズン変更は、
・現在想定される範囲の感染進行・改善の中、「日程」変更は無い形で、実施、との想定。
・試合開催での「対策条件」により、観客数等の各種制限があっても、「可能な限り観客試合」を原則とし、「リモート試合」も含めた試合内容とする。
・チーム感染により、選手数不足等により、どうしても「開催不能」の場合は、「開催地ホームチームの敗戦・勝点0試合」とする。
~個々の感染は不可抗力として「責任負担無し」は当然だが、チームとしての「管理責任」を問い、「敗戦」結果を担うもの。
選手数確保のため「育成・サテライトメンバー」の起用等も当然想定するもの。
③その他
・各チームの経営安定のためには、入場数・販売等収入、スポンサー収入も大きいが、最大の手段が「中島翔也・堂安陸」の様な「高レベル選手のハイレベルチームへの移籍収入」であり、「経営安定」に「育成」は不可欠、とのチームスタンスを定着させる。
~「武蔵」移籍は、その代表で、コンサに大きなプラス収益を産んでくれますね。
・東京に「釣鐘サッカーピッチ型汎用競技場(会場)」の建設構想
〇新シーズンも「フライデーナイトマッチ」を推進するが、今後、「マンデー(月曜)ナイトマツチ」も加え、「金曜~土曜~日曜~月曜~水曜」の5曜日に「Jリーグ試合」を実施する「日程」定着を図る。当面は、「水曜マッチ」を「月曜」「金曜」に振り分け、「平日・ナイトマツチ」を平均化して開催、との方針。
~「毎日・どこかで・Jリーグ試合」~その中に「サポートチーム試合」があり、そのどちらでも楽しむ「毎日サッカーの日常」です。
スポンサー・放映会社は、「露出機会倍増」で、「広告・放映収入」が急増し、リーグ・チームへの大きな「収入貢献」増となりますね。
<フライデーナイトマッチ>の意図・意味は、そこにあったのですね。
多岐に渡る内容は、とても興味深く、重要な内容ばかりでした。
一度、ご覧頂けれると良いですね。
いずれにしても、コロナ禍感染拡大の中「キャンプ実施」等、大きな不安でしたが、
1/12正式会議での決定により、
現在の事態も想定されている中、「当面課題はその計画に近く実施」となります。
良かったですね!!
という事で「来週、キックオフ会議」は、可能な選手集合し、<リモート配信型で開催>され、新シーズンのスタートは切られますね。
しかし、「一同に集合」とは限らないかもしれませんね。
※監督等の帰札・チーム合流は、一部報道では、1月月末頃、とありましたが、どうなんでしょう? 所在は不明で、なんとも不明ですが、「シーズンキックオフ」会議への参加は、「現地(各国のマイホーム等)」からの、配信なんでしょうね。
可能な選手は、「陰性証明」の上、「集合」ではないか、と思いますが。
例年の「全員集合・観客サポーターと一体となった新シーズンスタート式」とは大きく相違し、かなり変則ではありますが、コンサ・新シーズンのスタートが切られますね。
2021年01月08日
ここまで、ほぼ順調に進行していたコンサに、次の重要ステップ〜キャンプスタート困難との事態発生が、かなり濃厚と、緊急事態。
関東圏を中心としたコロナ禍緊急事態宣言発令は、その後、大阪、名古屋圏、更に、宮崎県や福岡県等、次々に波及の事態となり、全国的な拡大が濃厚となりました。
その結果、既定済、Jリーグ、コロナ感染対策プロトコルにより、緊急事態宣言発令下では、プロトコル2〜選手個別練習まで可能で、プロトコル3で可能となる、集団・グループでの自主トレ、ましてや、チーム合同トレーニング、その一定期間となるキャンプは、制限内容で、Jリーグプロトコルを変更しない限り、不可能となる事態です。
当然、選手、指導者が集合する事自体が制限事項のため、キックオフも開催自体困難と想定されます。
観客が居ないリモート開催でも、集合自体に感染懸念とのプロトコルからは、困難となるものですね。
全リーグに及ぶ事態となり、緊急に、対策会議リモート開催し、キャンプ、スケジュール、新シーズン内容等の当面対策を至急検討の段階ですが、ここ数日の、緊急事態宣言の全国波及動向を注視し、最適方針、内容を決定する事となりますね。
新シーズンのスタートは、波乱に充ち、暗い風雲急となっています。
コンサも、関係者⁇~選手?スタッフ?どちらも⁇ですが、現状、混迷の中、選手個別練習は進行!です。
2021年01月06日
いよいよ、コンサ戦力が確定。
最終移籍・移動は、
➀「21歳FW藤村」の山形レンタル~ほぼ育成型期限付き移籍
➁焦点の<決定力と守備力を両備するFW・シャドー>「25歳FWオケチュク・ガブリエル」
➂サイド「白井」緊急流失対応の「23歳SB柳貴博」
➃「藤村」離脱の代替兼、シャドー・ゼロトップ要員「24歳MF青木亮太」
その結果、コンサの選手保有は、
A.選手数28名・7/1以降「MF檀崎」レンタルバックで29名体制
A契約選手は「25名(制限枠一杯)」・B契約選手・新加入「3名」
B.平均年齢「26.36歳」で、昨シーズン「24.87歳」に「+1.49歳」で、計画値範囲内。
年齢別構成が、総計 30~ 25~29 20~24 ~19
2020 29 6 13 9 1
2021 28 5 12 10 1 (7/1~29名)
30歳以上△1、主力が大半契約継続であれば「+1歳」の所、「25~29歳・△1」「20~24歳・+1」と2選手分「若返り」進行したもの。
現行戦術では、「走力・そのためのフィジカル体力・スピード」が大前提となるため、主力選は<高走力・速走力・フィジカル持続力、そして、フィジカルリカバリー力>が必須能力となり、「若い主力選手」保有構成が、大戦略となります。ベテラン層は、「活きた手本・見本」として、戦術理解の実践的浸透役、そして、選手への生活指導役、実戦では「ピンポイント・ハイレベルプレー」が、その役割で、謂わば「プレーイングマネージャー」選手となります。
小野伸二は、全選手対象、ジェイが、FW・シャドー対象、を筆頭に、宮澤が、MF対象+ピッチ内指示、菅野・大谷が、GK対象、更に、菅野は、ピッチ内DF陣指示、と重要役割を担っています。
C.新戦力獲得
獲得・移籍加入の、大谷・岡本は、既に点検した通り、コンサ<戦術適合性>の観点から、最良選手の加入でした。
更に、本日リリースの、
➀オケチュク・ガブリエル・25歳・ナイジェリア籍・完全移籍
ナイジェリア元代表で、4試合出場・2得点獲得、更に、
19歳・同国リーグ、20歳・マルタリーグで、大活躍し30試合出場・24得点獲得と、飛躍のストライカーでした。しかし、21~22歳ロシアリーグ、22~23歳同国リーグ、23~25歳モロッコリーグでは、出場数激減し、プレースタイルも、ゲームメイカー型に変化し、移籍となったもの。ここ2年間で、8試合出場・無得点と低迷状態。その原因は、極端な「単独・個人プレー主体」のサッカー環境の中、傑出した能力と言うよりも<バランス型タイプ>で、サブランクが継続したもの。
特徴は、
・高決定力のシュート力~強烈シュート力よりも「流し込みタイプ」
・豊富な運動量と、比較的、「速めのスプリントスピード」、また、長い手足は「想定以上に伸び・懐が深く」なり、相手守備で「ボール奪取がし難い選手」となります。
・「ポストプレーヤ―」として、ゲームメークでラストパス・決定的パス出し
・左足・187cm・72kgで、空中戦支配力が高く、「高成功率ポストプレー、ヘディングシュート」がストロング
・・「ロペスタイプ」で、<ジェイ後継者候補>
課題点は、唯一・絶対、「戦術理解」と「前線守備の理解」、実践。
しかし、「潜在力は膨大」で、その一部が露出するだけで、
リーグ超レベルに到達が望める有望選手です。
<そのプレーを確認したい方は、「youtube Gabriel Okechukwu Highlights」をご覧ください。ゲームメイカー能力の高さとポストプレーの上手さが良く解ります。>
➁柳貴博・23歳・名古屋より移籍(20シーズン仙台へレンタル)
FC東京育成の「U18・19・20・21代表歴」の有望選手完全移籍
特徴は、
・右足・185cm/80kg、SBで、左右どちらも可能。
・ファイター型で、高い運動量で上下動徹底、併せて、対人守備力が高く、「攻守バランス型」
・スライドが幅広く、一見スピードは平凡そうに見えるも、速スピード。
・左右両サイド共に可能で、
右サイド・・スピードに乗って、アーリークロス、深くからの折り返し
左サイド・・カットインからのクロス
逆サイドからのクローザー・得点力
・・完璧に「左右兼業の白井」と同等プレーヤーで、SBをより高い「SH」として即戦力の優秀・若手選手。
戦術理解・習熟が課題点ですが、確実に理解し、「菅・ルーカス」に割って入る能力・レベルのSHとして大活躍が予想必至です。
➂青木亮太・24歳・名古屋より完全移籍(直近、J2大宮へレンタル)
豊富な運動量と、ボランチ・シャドーのポリバレント能力選手、東京V育成~高校サッカー活躍選手で、鳴り物入りで名古屋入団し、直後2年間大怪我で長期離脱するも、復帰後、風間八尋監督に徹底指導・育成の有望選手。
特徴は、
・風間八尋直伝の「豊富な運動量・パス能力」、「粘り強いチャージの高い守備力」を合わせ持つ「攻守バランスMF」で、シャドー・ボランチ・インサイドハーフ、どこでも可能な「高サッカー能・センス」選手。
・併せて、第3番目の飛び出し等、攻撃参加、パス起点と、攻撃力も高い。
◎前線での守備・ボール奪取力が高く「ゼロトップ要員」で最適選手。
荒野・駒井・金子のゼロトップトリオに、「青木」が加われる、ボール奪取力・走力・スプリントスピード・パス能力・シュート力を有する有望選手。
この様に、新加入3選手は、「戦術適合性」基準に、既に適合、近い将来「適合」となる選手ばかりで、既存選手層に「大きな戦力アップ」となりました。
完璧な「選手保有」戦略完成です。
D.コンサ育成選手
結果として、コンサ育成選手「濱・藤村」、そして、新加入・移籍加入「岩崎・檀崎」の、育成レベル選手は、全員「期限付き移籍」となりました。
更に「白井」も期限付き移籍ですが、白井選手は、<即実績獲得>、それによるステップアップ~能力再開発・能力大幅アップ、そして「実績値」を掴み、その「実績値・能力」を再評価した上でコンサ再合流=契約大幅アップ、とする目的で、他選手とは全く異なります。
コンサ「育成レベル」選手達が、「全員レンタルで出された」~自分から「出た」のでは無く、「出されたもの」~の意味は、
新加入選手・移籍加入選手の「能力・レベル」との対比のためです。
即ち、
コンサ「育成レベル」選手は、コンサチームと同行組、他チームで武者修行・育成指向組、共に、入ってくる「新加入・移籍加入」選手よりも「低レベル・能力」だからで、「既に、コンサ諸戦術を複数年、経験・トレーニングしたにも拘らず、スタメンレベル・サブレベルにさえ未到達」の選手は、チーム在籍「レベル・能力」に達していないもの、そのため、他チーム・環境で、「急成長」を求め、「甘い環境」を奪い、「厳しく・冷たく・孤独な中」で、真剣に、全身全霊で「掴む取る」選手のみが、トップチーム在籍を許す、という事です。
という事で、レンタルバックした「DF中村桐耶」は、過酷な環境の「HondaFC」で、「レベル・能力」を獲得・掴んだから、チームに合流したものですね。
檀崎のオーストラリアレンタル修行も、初勝負レンタルとしての位置づけで、本人も<勝負必須>は十二分に理解・認識してのレンタル修行です。
他の岩崎・濱・藤村も、「テーブルの上に乗せられた」状態で、真剣勝負を期するものです。
コンサの「育成」も、リーグトップチームと同様レベル・対応・内容となりました。
※あとは、監督・コーチ、外国籍選手が「コロナ禍による入国制限」を無事突破し、チーム合流を果す事、そして、キャンプ内容決定が、最重点感心事項ですね。
2021年01月04日
新年早々、関東を中心としたコロナ感染悪化のため、混沌とした新シーズン前状況。
強引日程によるルヴァン杯チャンピオンも、守備主導の「負けないサッカー勝負」で、より「負けないFC東京」が、内容で負けても、試合結果で勝つ、いつものパターン通りでチャンピオン獲得。
しかし、オシム・ミシャ、その元祖・クライフが言う「退屈なサッカー」は、依然として、「結果のみを重視する風潮」として常にサッカー界・リーグを占め横行し、その反対側の「見ていて楽しいサッカー、美しいサッカー」を追求する、マリノス・コンサドーレには、手が届かない事となっていますね。
「サッカーは楽しむものである」とのクライフの宣託を追求する新シーズンで在りたいですね。
しかし、コンサの戦力=選手保有戦略は、またまた「出場機会=実戦試合での成長」に程遠い「若手選手」の、戦線離脱・他チームへ流失の事態発生で、コンサでの練習・トレーニングでの能力向上・成長を選択していた「DF濱大耀」も、意識継続が難しくなり、出場機会を求めて「J3・富山」へ移籍。想像するに、「完全オプション付きレンタル」で「移籍先で成功=完全移籍」の様に感じました。檀崎や岩崎のケースとは、異なっていそうです。
その結果、
選手数は、26名スタート(7/1~レンタルバック檀崎加わり、27名体制)で、「A契約・23名」で、チーム制限「15~25名」からは、あと「2名」獲得可能です。
実際、過酷日程再来の今シーズン、
「主力スタメン11名+ベンチ7(GK除くと6名)=18名」・同レベル選手保有体制には、
新加入移籍~岡本・大谷、復帰移籍~小野伸二、のトップチーム条件選手「3名」に、前シーズンから契約継続の「17名」の「20名」で充足。
そして、サブ要員・今季急成長戦力化=ベンチ入り・出場期待~藤村・阿波加、新加入~中野小次郎・小柏剛・中島大嘉、即戦力レンタルバック~中村桐耶の「6名」で、選手保有は「数・質」共に、予定戦術の実践・実行に取って、「適量レベル」に到達しています。
ここに、更に、「決定力あるシュート力、前線からの守備へのフィジカル能力」との贅沢な条件を充たす「低価格選手(近未来候補も可)」獲得が成功すれば、万全、完了ですね。
・・カテゴリーダウン選手には、「目ぼしい選手」は「引き抜き散らかされて残っていない」状態。直観では、コンサ・三上GM視線・視点は「ブラジル等南・中米」辺りに注がれて居そうですね。次代の「ウィル・エメ・フッキ・ダヴィ」~ダヴィ≒ドドが一皮むけると雰囲気は似そう。
さて、現在の大問題が、
関東・関西・中部エリア「コロナ感染」で、その地域を避けての「キャンプ」設定です。近々、「緊急事態宣言」発令され、「イベント」は既存内容のみで、新規分は「厳格条件」範囲内、特に「寮」体制が問題視され、キャンプ形態に直結。その結果、問題エリアでの活動自体が、限定され、在京近県チーム、関西圏・中京圏チームも同様な困難状況。
リーグとして「日程大幅修正」で、「2月27日第1節」のリーグ戦日程修正は極力回避、そのまま実施予定継続となり、各チーム・キャンプ内容策定の前提内容となっています。
既に、J1チームでは、
キャンプイン
広島ー 1/24 ~ 1/31 2/5~2/14
名古屋 1/31 ~ 2/13
横浜FM1/30 ~ 2/ 8
清水 2/ 1 ~ 2/10
と4チームが公式リリース・準備完了。
キャンプ地は、外国不可能のため、宮崎・鹿児島・沖縄に集中。
J2チームで雪国チームでは、静岡県もキャンプ地のケースもあります。
キャンプ地の条件は、気候条件プラス、コロナ感染対策が十分に機能する絶対条件があり、コンサも、現在の最大・緊急課題ですね。
感染汚染エリアを経由せず、安全地域への移動、キャンプ地での万全対策での実施が、キャンプ絶対条件で、簡単に解決出来る課題では無く、苦闘が想像されます。
コンサの「シーズンイン・キックオフ」は、【1/16】でしたので、翌日・キャンプ地へ移動・キャンプイン、との予定です。
つまり、キャンプイン「1/18~」が予定日程です。
そのため、選手の「事前集合」は、遅くとも「1/11頃」で、「1/11~15・自主トレ」期間として「事前フィジカルアップ」の実施です。
「どこで、キャンプイン?」・・いつもの「沖縄⇒熊本コース」でしょうか?!
2021年01月01日
皆様、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
今シーズンの年明けは、ノノ社長挨拶と、小野伸二復帰のお年玉でしたね。
コロナ禍は、益々混迷し、オリンピックとW杯前年の予選密集開催が重なり、混乱と過密なシーズンは必至ですが、
人と人との関係、その中での一人独りの関わり、当然、社会、企業、団体も、全てが、その在り方と責任・実践を問われ、その結果も全責任を負う事となります。
コンサも、当然、社会のスポーツリーダーとして、その考え方と行動は、注目と厳しい眼と、熱い応援に包まれます。
だからこそ、コンサドーレの真髄と魂、姿を観せ、力強く前進、成長して行く一年と致したいですね!
<全ては、共にコンサのために!FOR THE CONSADOLE!>で、今シーズンを駆け抜けましょう!
さて、喜ばしい、待望の小野伸二・帰チームは、サプライズですが、よく考えたら必然です。
その意味と意図は、
①残り僅かとなった伸二の選手生活・プレーを、最大限活かせる環境と条件の確保。
単身生活から、家族との生活に復帰は、心身共に大きく負担・ストレスを軽減し、より活力源となり、更に、コンサの手厚いサポートもあり、実際の選手生活コントロールが数段改善され、それらは、選手寿命拡大となります。
②コンサでの重要ミッション
a.昨シーズンの反省点に、主要選手離脱後の長期間チーム低迷継続が有りますが、その事態継続し改善混迷の原因に、選手関でのリーダーシップの混乱と低迷が有りました。即ち、困った時や、混乱し掛かった時<正しく、強いリーダーシップ>が不可欠ですね。そんな困った時、逆に、順調に生き始めた時、更に、好調となった時、それぞれで、最適なリーダーシップで、チームを引っ張る役割【精神的支柱】役が、伸二復帰の最大理由です。新シーズン、コンサが力強く前進する為に、不可欠・欠く事が出来ない、選手の中の<最重要ピース>が、小野伸二、です。
b.コンサの新戦術習熟ステップは、結構ラスト段階の現状地点で、残りの主要テーマに、試合中の戦術展開・オンオフスイッチングのピッチ内認識・判断・決断・実行が有りますが、誰が、どうするのかが、試行錯誤状態で、ピッチの中、外、両方からの的確な指示・コーチングが重要ポイントで、その最適選手が、伸二ですね。
c.もうひとつ重大ミッションが、一気に若返り、若手有望選手が目白押しとなったコンサで、その結果からの最重要課題が、「若手有望選手の実戦レベルへの急速ステップアップ」となり、その課題成否は、チームの成否=<戦績と未来を決定する>状況となった所です。しかし、コーチ陣は従来のままで、「きめ細かく、選手個々に最適な育成」は大きく戦力不足となっています。特に、実際の最重要ポイントが、「現実プレー」=<プレー見本・手本で、具体的プレーで示し、トレーニング、更に、実戦試合の中での現実プレー化までがその範囲>となります。つまり、戦術と具体的プレーの「戦術理解と戦術実施」、そして、より幅広く「リーグ・プロ選手としての在り方〜生活、試合、サッカー人生」への<生きた手本>、と「選手の側からの指導者」役。
これは、そのまま、現役後の指導者への道、更に、チーム経営が向いていれば、河合と両輪となって、その持てる人望、評価、能力を発揮する段階も想定内=ノノとお話し済み、と言う推測が濃厚です。
時には、今のコンサ戦術で、小野伸二のフィジカルでは不可能、との否定的コメントも予想されますが、実戦試合は、途中ワンタイム起用程度で、ベンチ入りし、試合起用選手側・中から、チームコントロールや、より具体的な指示育成、そして、多くは、ベンチタイム外の、生活、トレーニングでの、模範、指導との育成が役割で、本当の意味での【プレーイングマネージヤー】です。
実戦では、本当に、コンササッカーを愉しみながら、味わいながら、スーパープレーや感心してしまうプレーを期待です。
最近のノノ社長発言「1億円のストライカーを採るよりも、1億円の監督を採る方が効果は高い」の、コンサ版こそが、<〇〇千万や〇億円の選手よりも、△円の小野伸二>です!
大きな戦力アップとなります。その効果は、コンサ全選手のレベルアップ、プレーレベルアップの膨大戦力アップとなりますね!
ヤッター!!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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