〜進化〜134)前進の次戦・名古屋戦展望〜②コンサ戦術・試合展開・メンバーは

2022年07月28日

〜前ブログ・対戦チーム名古屋現況〜からー②
前ブログから、「次戦・コンサ戦術・試合展開・メンバー予想」です。

昨夜の代表戦での[名古屋・FW相馬]の活躍は、W杯選手選抜・当確を克ち取る、素晴らしいパフォーマンスでしたね。そのスピードとテクニックは当然、そのハート・メンタルの優秀さを証明しましたね。しかし、その代償は、激しいフィジカル消耗で、次戦・コンサ戦は、かなりのフィジカルダウン状態となりそうですね。大きく評価される頑張りに尊敬と賞賛を贈りますが、客観的評価として、対戦するコンサには、プラス要素とはなりました。試合起用も、スタメンから途中交代に変更される事でしょう。

さて、コンサ自身の対戦対策です。

1.想定戦術と狙い
名古屋の選手層は、攻守にトップ能力を持つ選手を持ち、非常に高いレベルで、リーグ上位レベルの攻守バランス型の構成で、注目のFW相馬だけで無く、有力・代表レベル選手揃いです。
更に、もう少し、選手特徴を詳細にみると、大きな特徴が出て来ます。
それは、
・前線攻撃選手は、トップレベル攻撃力>守備力平均、
・中盤選手も、
 攻撃的とサイドは、トップレベル突破力・攻撃力>サイド・前線守備平均、
 ボランチは、トップレベルボール奪取・守備力>前線攻撃力は一部選手高く、他選手は平均、
・守備CB選手は、トップレベル対人守備力>攻撃起点力平均
 守備サイドも、トップレベル守備力>サイド攻撃力は一部高いが、他選手は平均
 との選手が揃えられている事で、チームの大きな特徴となっています。
 詰まり、[攻撃選手は、高い攻撃力はあるも守備は平均、逆に、守備選手は、高い守備力はあるも攻撃参加は平均]と言う事です。
そんな選手構成に、前監督・新監督も一貫し選択され続けている戦術は[堅守速攻]で、多くの局面は、自陣堅守、そこでボール奪取からのロングカウンター、を追求し続け、守備選手は守備主導、攻撃選手はカウンター・スピード攻撃追求で、選手構成と符合していたものでした。
 しかし、時代は急速に進化し、今や、ハイプレス・ショートカウンターの、相手陣守備・連動攻撃が主流となり、自陣堅守はハイプレスの強烈化で破られる事態が急増、ロングカウンターも、パス起点を阻止され、フリーからの、ピンポイント・ロングパスが制御され、ロングカウンター成功率を急激させ、更に、代替ビルドアップも、リーグ全体が、ハイプレスと中盤守備力急速上昇となり、決定機構築を制御、そして、幹事の最前線FWは、攻撃構築のゲームメーカーは多いが、最後な得点獲得をするストライカー・クローザーの能力不足で、シュート決定力を欠き、リーグ最低の得点獲得力となっています。
詰まり、[戦術・戦略が、リーグ進展に遅れ、時代は不符合・時代遅れ]と言う事です。前任フィッカデンティも、新長谷川健太監督のサッカーも、「負けないサッカー=失点0戦略=引き分け相当・全試合勝点獲得戦略=得点獲得よりも守備主導型」で、これまでのサッカーの主流の一つでしたが、現代は、ハイプレスやシステム可変や流動的ポジション変更は、当たり前で、特に攻撃型【最前線守備】は代表戦術にもなっている様に、現代では不可欠な戦術で、それ以外戦術での勝利や勝点獲得、リーグ攻略は極めて困難、と言う事です。

長々と、前提内容でしたが、
これを受け、コンサの対戦戦略は、
[名古屋の堅守を崩す攻撃と得点奪取]の攻撃を主導とし、
そのためにもなる[オールコート、特に最前線ボール奪取」の攻撃型守備、
ビルドアップ型・コンビネーションパスサッカー、
サイドのドリブルやコンビネーション突破、裏スペースへの飛び出し、反復サイドチェンジ、派生セットプレーと、多彩多様攻撃で圧倒・試合支配]を目指します。
コンサの縦と横を活かし、変幻自在に緩急を付ける多彩多様攻撃は、名古屋の堅守も崩し、複数決定機獲得は、間違い有りません。問題は、そこでの、<沈着冷静・狙い通りのシュートプレー>が出来るか否かのシュートプレー成否・シュート決定力に尽きます。

今週、オフ明けのトレーニングで、注目点として、バリュエーションを変えたシャドーシュートトレーニングをメニューにしています。これまで指摘し続けて来た「シュートトレーニング内容改善」に、僅かですが、変化が出ているもので、注目です!
サイドやコンビネーションなど、人数やエリア幅を変え、異なる局面での決定力シュートのトレーニングで、効果は確実な内容です。しかし、絶対的に【1人ずつの、トレーニング回数=量が不足し、極めて残念な事に、本格改善には至らず、個々選手へ、ほんの切っ掛け、との効果しか産んでいない】でしょうね。 このトレーニングを、4グループ分けし、全員が交代し、最低10回以上トレーニングすれば、劇的変化・改善も夢では有りません!とにかく、有力なトレーニングの次は、ひたすらに、トレーニング量の問題です!
 次戦に、その効果が表れるだけで、勝利の結果は直ぐ目の前にまで訪れますね。
と言う事で、次戦対戦戦術は、
オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレスの徹底、
自陣守勢では、コンサ式(相手ハイプレス対抗で、コンサ最前線ポストへロングパス、からのショートカウンター戦術)ミシャ戦術 しか有りません。
メンバーが揃い、ゼロトップ型は[局面次第転換]に変更で、コンサ式・オールコートマンマークプレッシングスタイルを全面展開・全力実施となりますね。
しかし、今のコンサは、戦術バリューエーションは深く、試合途中で、勝勢スタイル・コンサ式ミシャ戦術主導への転換も有ります。
更に、途中交代選手の個々パフォーマンスで、大きく局面転換や強化も有力手段で、勝勢・拮抗・劣勢、との局面でも、それに最適な戦術と選手を揃えています。
主戦術の戦術強度と共に、多彩な戦術力=試合展開転換力も、コンサの最大ストロングです。

想定試合展開は、
これまで記載の通り、
名古屋の堅守と速攻 VS     コンサの攻撃・決定機構築力とシュート決定力
 が、必至です。
そのため、試合開始直後から、コンサが、名古屋ボールを奪取から、ボール支配・攻勢、時折、限定回数も、コンサボールロストからハイスピードカウンターが炸裂し、ギリギリで失点阻止を図る、との展開が、後半・途中交代期まで、続きます。
その間、複数決定機獲得となるも、シュート決定力=得点獲得の成否が、試合趨勢を決定する事は、決定的ですね。
その決定力さえ有れば、降格圏争いなど吹き飛ばし、上位への快進撃も可能な潜在力を持つコンサですね! ホント、その一点に試合も、これからも掛かっている、と言う事!
想定試合結果は【3-1・完勝】です!

試合メンバーが、焦点で有り、一番関心事です。
故障離脱は、金子とGXの2選手にまで改善・戦力回復。しかし、ここに来て、コロナ感染が発生、、ズバリ、小野では無いかと想定しています。
そんな中、注目は、新加入の"チェック"と小柏 は絶対ですね。
ミシャのスタイルからは、スタメン起用の前に、途中交代で、[試合意識]の回復や獲得と、[実戦内でのプレー]確認が手順化されていますので、次戦は、サブからの途中交代出場と想定します。

では、[予想スタメン]
        興梠
     青木    荒野
   菅  高嶺  駒井 ルーカス 
     福森 岡村 田中駿
        菅野

 [サブ]
     小柏・チェック・ミラン・
     宮澤・西大伍・中村
     小次郎

 厳しい闘い必至ですが、
 コンサの決定機構築力に、シュート決定力が加われば、
 勝利しかあり得ない試合です。
 全サポーターが、聖地に結集し、全力でサポートし、この試合を必勝としましょう!


post by yuukun0617

11:27

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

ドド

Re:〜進化〜134)前進の次戦・名古屋戦展望〜②コンサ戦術・試合展開・メンバーは

2022-07-28 12:08

初コメントさせていただきます。 高嶺・岡村・西は今日も不在なので厳しいかと思います...

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