2022年03月31日
コンサ戦術「オールコートマンマーク戦術」については、
このサポーターズブログ・2020.11.05[〜進化〜新戦術考察〜②マンマーク]で、誕生〜現代の推移、概要、具体的ポイント、コンサ例を、詳細に掲載しています。
関心お持ちの方は、一読頂けるとご参考になると思います。
〜[この記事]は、Google検索「サッカーマンマーク戦術」で、検索14位(番目)付近にアップ可能です。そちらからも簡便です。
昨日、J2・横浜FC勝利で、彼の四方田監督が導入した「オールコートマンマーク」を全開し、開幕7試合敗戦無し・6勝1分0敗、首位継続を実現しています。凄いことですね。
コンサで、同戦術導入には今年5月で丸2年となりますが、周知定着には1年近くを要した過程を、
四方田横浜FCは、1月開始から僅か2ヵ月で「形」とし、ミシャイズムの<実戦を強化機会>として更なる完全形・完成形を図っています。
しかし、コンサ型と横浜FC型にも、戦術上の相違点も見えました。
四方田・横浜FCの「オールコートマンマーク」トライは、現在のコンサ戦術実践での検討・考察に、貴重な「活きた材料」となりますね。両チーム、それぞれが、互いに多様にトライし、その内容を材料とし合う事も、素敵な事です!
では、横浜FC型の点検です。
①チーム全体でハイプレスを掛けたスタイルは、コンサと同型。
②プレスのチェック・チャージ強度〜スピードと強さは、合格レベル選手は僅かで、多くの選手は未だ弱く遅いもので、今後の横浜FC課題。それでも、コンサの様に、<相手ビルドアップ完全封止までに到達>はしていなくても、<試合中4〜5回ボール奪取のハイプレス成功〜ショートカウンターで決定機・得点奪取を成功>させています。J2でも、威力発揮!
③大きな戦術上の相違点が、[オールコートマンマーク戦術発動タイミング]=[戦術発動し<ボール奪取の高さ>]です。
・コンサは、相手陣深くゴール寸前の[ビルドアップ開始局面]を戦術発動タイミングとしますが、
・横浜FCは、
a.相手M'3rdの相手陣センターライン内側の[ビルドアップ2列目局面]を戦術発動タイミングとする。
b.相手陣深くに押し込み、そこで横浜ボールデッド・相手ボール回収から相手ビルドアップ開始局面はそこで戦術発動と、
<局面毎の2段階方式>としています。
コンサも、戦術発動タイミングやボール位置、局面による、[戦術発動のオンオフ]が問題視され、未だ結論は出ていないものですが、
☆横浜FCの方式は、コンサも検討に値する、システマティック手法です。
その欠点は、相手陣深くからの、初期段階ビルドアップをフリーにする=時間と余裕を持ち精度の高いパスを許す、事ですが、ロングパスなら、予想ポジションにチャージ・チェック・回収選手を用意し、ロングカウンターを止め続ける守備・対策を、ショートパスなら、戦術発動タイミングの[ビルドアップ2列目局面]で阻止出来る守備対策を用意出来、大きな欠陥は見当たりませんし、横浜FC実戦でも、発生していません。
逆に、大きなメリットで、横浜FCが新戦術導入を驚異的な早さで可能とした理由にもなった、
[選手の運動量の大幅カット・減少⇒戦術持続時間大幅延長]です。それは、コンサ式だと、[戦術必須の相手陣深くまでスプリント侵入の走量と負荷]が、相手ビルドアップ2列目付近に待機で、自攻勢で相手陣深くまで侵入した局面で、ボールロストにゲーゲンプレッシング・即時奪回に限定され、選手の総運動量・スピードスプリントの負荷が大きく減少し、そんなハードトレーニングも未実施だった選手も、可能な走量とフィジカル負荷に収まった、との内容です。
コンサで、同戦術導入の苦労と問題点を熟知していた四方田監督ならではの「応用編・工夫対策」と考えています。
この様に、オールコートマンマークプレス戦術・マンマーク型ハイプレス戦術は、コンサと横浜FCの2チームのみが現状ですが、現代・Jリーグサッカーの最大潮流が、
①フォアチェック・ハイプレス全盛も、ボール奪取位置と守備ライン位置、チェック・チャージ強度で、チーム毎に特徴・バラツキとなり、戦術効果・得点獲得とリスク・失点直結、チーム戦績を左右の状態となっています。
ボール奪取位置J1順は、(大体⁇)
最高位・ビルドアップ開始〜コンサ・横浜FM・福岡・鹿島
ミドル・ビルドアップ2列目〜浦和・柏・湘南・名古屋・京都・G大阪・C大阪・鳥栖
下位・センターライン前後〜清水・磐田・神戸・広島
②マンマーク戦術以外のチームは[ゾーンディフェンス]ですが、実は、[マンマークディフェンス]を随所に使用する【ゾーン・マンマーク混合型】が大半・大勢。
これは[エリアカバーはゾーン守備]・[局面と球際はマンマークプレッシング]が使い分けられている、との実戦実例の内容です。
本来、高能力・キー選手のパフォーマンス発揮を阻止するプレーはチャージしか有りません。
それを、単独でやるか、複数でやるかで、チャージ・チェックの成功率が上下しますが、[数的優位]は、チャージ力の強度を上げる手段で、エリアカバーとは無関係で、ゾーンでも、マンマークでも、発生するプレーです。
その際、チャージをより素早く、即時を追求すると、自動的にマンマークの[フルタイムカバー]は当然の帰結ですね。実際、
セットプレー時に、マンマークで[人に付く]守備スタイルは、
一瞬もフリータイムを許さず、その選手が得点に絡む事を阻止する狙いで、多数チームが過去より実践継続しています。
更に近時、高能力・キー選手に、フルタイムマンマークを付ける「特定選手限定マンマーク」は、
ゾーン守備チームも常用し、それが、複数選手となるケースも、しばしば発生しています。
そんな[局面と球際]でのマンマークは、「ゾーン守備」と併存しているのが、実体です。
そもそも、ゾーンディフェンスは、チームの選手保有事情とそのための戦術選択から産まれた守備戦術です。
日本のサッカー戦術変遷は、画期的内容では、
・初期個々選手能力主体戦術ー選手の能力と判断により守備・突破・打開・得点獲得
⇒・パスサッカー
⇒・オシム・ムービングフットボールー高い走力でポジションに配置し組織突破
⇒・ポゼッションフットボール ・ポジショナルフットボール
⇒・パスサッカー ・トータルフットボール
⇒・ゾーン+ラインディフェンス
⇒・堅守速攻戦術 ・混合型ゾーンディフェンス ・マンマークディフェンス
ゾーン・ハイプレス マンマークハイプレス
大半リーグチーム コンサ
と推移し、現在の3パターンに分離されています。
一番簡単・基本形の堅守速攻戦術は、
ゾーンディフェンスを自陣布陣したブロック守備と、自陣ボール奪取からロングカウンタースタイルで、
コンサでも、チーム創設以来の伝統戦術でした。
この戦術には、普通レベル選手が連携カバーの密集堅陣を組んでも、高い安定性で相手攻撃を阻止し、自陣で守り抜き、ボール奪取した瞬間、最前線の相手守備やその裏へのロングボールで[陣地挽回]し、そのまま、少ない攻撃選手で得点奪取を狙う、スタイルとして、
ロングやミドルパス能力選手と、最前線ストライカーが居れば、堅守速攻戦術として成功・成立し、選手保有戦略としても、多数の普通能力選手に、僅かのパス能力選手とストライカーとの組み合わせは、総選手年俸も効率的で、弱小チームも可能となったものでした。
創設期 バルデス+後藤・ウーゴマラドーナ
岡田昇格期 エメルソン+アウミール・野々村
岡田継続期 フッキ+砂川・芳賀
J2 ダヴィ+クライトン・砂川
同 キリノ+ダニルソン・上里
柳下-三浦-石崎 の3監督で、
堅守速攻戦術からパス・ポゼッション・ゾーンサッカーに導入転換との歴史で、
四方田監督ーミシャのポジショナル・ミシャ戦術ーオールコートマンマーク戦術との系譜でしょう。
余談的内容ですが、
世界は、WEFAランキング10のフォーメーションは、
4-2-3-1、 4-1-2-3、 3-4-2-1 4-4-2
1位バイエルン 2位マンC 4位チェルシー 8位ユベントス
3位リバプール 9位マンU
5位Rマドリード
6位パリサンジェルマン
7位バルセロナ
3-1-4-2
10位Aマドリード
と、極端にまで[4-1-2-3]型ポジショナルフットボールが隆盛、との現状です。
日本代表が、同フォーメーション採用し、中盤の3ボランチ・アンカー+2インサイドハーフで、中盤守備を強化とポジション流動化型パスサッカーで、エリアフルカバーの4バックの守備と、3トップFWと、守備陣と前線で食い違うスタイルを中盤の守備と攻撃繋ぎで、辛うじて繋ぐ形を構築している実例があります。
そのため、この中盤は、遠藤・田中碧・守田の3選手のみで成立し、それ以外選手を起用した途端、破綻を来すギリギリ体制です。前ベトナム戦で、原口・柴崎は不能と実戦証明されたもので、高等で、成功には大きなハードルや困難を伴う、難しい戦術です。
Jリーグでも、横浜FMの成功から、これから導入・流行化が予想されるスタイルですが、優秀選手の保有と、名監督による最高指導、成功までの時間・日数、が条件で、どれかが不足のチームの導入は、酷い破綻が待っている、条件を持つチームのみ可能スタイルです。
直近の戦術・スタイル動静・動向を、点検してみました。
✳︎コンサは、小柏と期限付き移籍制限の興梠を除き、ホントに絶好調で次戦対戦を迎えますね。
調子の良さは、選手のスタメンとベンチ入りの競争激化に直結し、チーム力を最高値・レベルに押し上げています。今なら、どんなチームも、コンサの威力に組み伏されます!
サポーター全力で、そのプレーにエネルギー注入し、爆発を掴み取りましょう。
✳︎コンサは、第一次ウィンドー最終締切に間に合わせる形で、GK松原の復帰完全移籍を実現。
阿波加流出で、4枠目が消滅したGK枠を、コンサ出身者で最速加入可能状態だった松原獲得を選択したものですね。4番GKで待機ポジションですが、札幌帰還しクラブへ貢献のため、お帰りなさいですね。
2022年03月28日
さぁ、チーム全体、すっかり疲労も抜け、今日からリーグ最強チームの一つである「浦和」札ドーム対戦への準備に邁進です。
「チーム完成」を証明する完勝試合を現実とするため、強力トレーニングで、完成度を盤石なものとします。
前ブログに検討の通り、コンサは[本来・予定チーム力・パフォーマンスレベル]に到達し、最高フィジカルコンディションで、「走り勝ち・戦い勝ち・戦術完遂」で、シーズン前想定・予定した完勝の試合内容と展開を果たすもの。
1.では、対戦チーム「浦和」の現況は
現在戦績は、
順位6位 勝点7 2勝1分4敗 得点9 失点8 得失差+1
昨年順位6位から、リカルド・ロドリゲス「3年計画」のラストイヤーは、リーグ1位・タイトルとチャンピオン獲得を狙う年との戦略で、本気の大幅な戦力入れ替えを断行し、チーム功労者のベテラン層〜槙野・宇賀神・興梠、サブ層〜汰木・田中達也・山中を大量放出し、高年俸選手を減らし、獲得資金を捻出。若手成長中を含む主力メンバーは残留し、新戦力として、DF犬飼・ロドリゲス最高傑作ボランチ岩尾憲の即戦力、松尾佑介・松崎快・知念哲矢・大畑歩夢と次世代・急成長若手の加入で、戦力入れ替えに成功。更に、DF要のショルツ、得点源FWキャスパーユンカーに加え、オランダ代表歴FWシャルク、攻撃推進力MFモーベルグの加入で、超強力・助っ人外国籍選手も戦力発揮が始まり、貢献や功労評価傾向選手構成から、戦力能力評価選手構成へ転換し、チャンピオン可能な選手構成に成功。
シーズン前順位予想も、リーグA・上位評価チームが多数となりました。
そして、シーズン開幕寸前の、シーズン第一番のカップ戦・富士フィルムスーパー杯で、不敗・川崎に完勝し、スーパー杯を獲得し、シーズン一つ目の優勝獲得を現実化し、シーズンスタートは「最高」で始まった筈でしたが、直後の2/14から、コロナ感染がチームを襲い、多数選手感染・チーム離脱で、開幕から、4試合未勝利となり、一時は16位と大低迷。
コロナ感染で主力選手離脱と、チームコンディション低迷継続・不良コンディション選手複数発生、そこに、ACL参戦のため日程繰上げで「水曜開催」が連続し、開幕から、中3日日程で過密5連戦で、チームフィジカル低下が深化してしまう事態となったもの。
リーグ戦だけ、7試合(通常チームより+2試合)実施
[2勝1分4敗 得点9 失点8 得失差1も、平均数値換算は、得点8位 失点10位]との大低迷。
しかし、前試合・5節磐田戦で、それまでの6試合・外国籍選手得点も無く、低迷継続の中、過密日程を通り抜け、平常日程もあり、[4-1]の完勝・ユンカー・ショルツ・モーベルクのトリオ得点獲得で、かなり吹き返して来た所。
次戦・コンサ戦は、コロナ感染や過密日程のダメージも払拭し、本来パフォーマンスの強力チーム力発揮は必至でしょう。
主力選手を、次世代代表・五輪代表の若手成長選手が多数占め、ハツラツの勢い良いチーム力が発揮されますね。
リーグ最高のピチピチ・ハードチャージとスピード勝負を展開して来ます!
戦術は、典型的な[ポジショナルサッカー]で、攻撃的守備のハイポジション・ハイプレス、ハードでスピードチャージが、ビルドアップを襲い、ボール奪取から最速カウンターが炸裂し、決定機からの得点狙い、となります。自陣からは、ビルドアップ型のパスサッカーで、ボール優位・複数コンビネーションのポジショナルプレーで、前進・突破を狙います。
弱点は、ハイプレス時のハイライン裏の広大スペースリスク、反対に、ビルドアップをハイプレスで狙われると、安定感低下。
そして、ポジショナルサッカーへの最有力策が、オールコート・マンマークプレスで、ポジショナル優位も、マンマークの常時カバーにより、ポジション優位は消し飛び、狙いのパスコースは封じられてしまいます。パスサッカーは封印されます。
オールコートマンマークは、ロドリゲスが一番嫌な対戦戦術となりますね。
浦和選手の運動量・スピードはリーグトップランクで、コンサ選手は、そのパフォーマンスに追随、否、それ以上・上回る運動量とスピードに、プレー予測・判断が決め手となり、浦和パフォーマンスを凌駕します。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
コンサは、故障小柏を除く、全選手がチームに戻り、前試合延期により前試合から「中13日間」日程となり、故障気味選手、疲労累積選手のフィジカルは完全に戻り、最良フィジカルコンディションで、戦術実施度も最高水準に到達。本来想定のチーム最高パフォーマンス発揮が可能との状態です。
<次戦戦術>は、チーム追求戦術【オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術】で、
攻撃型守備を前線から中盤に至る全エリアで、パスレシーバーのオールカバーと、パサーへのハードチャージにより、パス交換阻止・ボール奪取し攻撃切り替えと、守備から攻撃開始の攻守一体戦術を展開。相手パス交換阻止・徹底ボール奪取から攻撃と、相手パスサッカー封印・コンサ攻撃で試合支配を狙います。
浦和が、弱点とするビルドアップへのハイプレスは、リーグ最強マンマークハイプレス・浦和ゴール前のボール奪取からのショートカウンターで、決定機構築・得点奪取。
浦和中盤には、マンマークプレスでパス交換阻止・ボール奪取からは、コンサ多彩多様パターン攻撃で、スピード・ギャップスペースを突く鋭く独創性溢れるコンビネーション中央突破、ワイドなサイド突破からのクロスとカットイン攻撃、DF裏を突く飛び出し攻撃、反復サイドチェンジで浦和陣を揺さぶりギャップスペースを構築、派生するリーグNo1プレスキックのセットプレー、で、どんな堅陣も崩壊・突破し決定機構築・得点奪取となります。更に、
コンサビルドアップでは、相手ハイプレス対抗策として、ポストへのロングパス・その起点からのショートカウンターとの「コンサ式」ミシャ戦術が待っています。
この様に、戦術強度・優劣度・破壊力では、リーグのどのチームにも優位となりますが、戦術集中力・強度持続力の安定性がポイントで、激しいフィジカル消耗によるパフォーマンス低下の弱点も、昨年より戦術追求継続、トレーニング継続により、走力とフィジカル能力が高い選手を揃えたコンサは、着実に上昇を続け、試合後半途中での効果的交代で、同レベル・それ以上サブ選手を揃える態勢となり、試合全般戦術強度持続が可能となり始めました。
あとは、選手の意識強度と、最後まで課題の戦術上全FPが対象の[決定機得点力=シュート決定力]次第で戦術強度が戦術成否を決定します。
<想定の試合展開>は、
先ず、今シーズンデータは、
コンサ 浦和
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 3 2 5 7 2 9
失点 1 4 5 2 6 8
シュート 27 27 54 41 33 74
被シュート 22 24 46 24 34 58
このデータから、
コンサは、 浦和は、
・得点=攻撃は前後半どちらも ・得点=攻撃は前半>後半
・失点=守備は後半低下 ・失点=守備は後半低下
・シュート数は前後半同数 ・シュート数はやや前半・後半やや減少程度
・被シュート数前後半同数 ・被シュート数後半増加・守備低下
・後半失点増ミス・レベル低下 ・得点後半減は攻撃=シュート数減では無く
交代選手の決定力低下
この様に、
コンサは、攻撃は前後半維持、守備後半低下はミスやパフォーマンス低下で決定機発生によるもの。
浦和は、前半攻撃活性化、後半低下、守備は後半低下で、フィジカル消耗の激しい戦術実施のため後半フィジカル切れ・パフォーマンス低下、との試合展開パターンとの傾向です。
このパターン・傾向に、上記の戦術実践を前提とした想定試合展開は、
試合開始直後から、浦和は攻勢狙い、コンサも超攻撃スタイルで、激しいハイプレスと攻撃勝負を展開するもらコンサの戦術優位を実現し、コンサ攻勢圧倒の時間帯を構築。その間決定機を複数構築しますが、その得点奪取力=シュート決定力次第で、コンサ先制成否が決まります。
コンサの複数シューターの決定力改善で、得点奪取で[前半1-0]。
後半再開直後から、再度激しいハイプレス合戦と攻撃勝負となるも、後半途中の選手交代で、高能力選手投入効果で、追加点獲得を図り、最終試合結果は【3-1・完勝】を想定します。
<試合起用選手>は、
✳︎興梠は、期限付き移籍制限で、出場禁止となり、
[スタメン]
ミラン
青木 金子
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿太
菅野
[サブ]
中島・GX・荒野・深井・岡村・田中宏武
小次郎
サブに、中島抜擢し、途中交代でチャンス起用を。
浦和には、決して負けない選手チームです。
3.補足
W杯最終予選・代表[ベトナム戦]は、メンバーがサブ変更すると、一気に戦力ダウンとなり、課題だらけとなる事、サブメンバーもフィット感低レベル、代表チーム選手構成未完成、を証明する試合でしたね。
対戦のベトナムチームの中に、コンサ獲得狙い報道となっていた[ベトナムのハイパフォーマンス中核選手・
攻撃的MF・ グエン クアン ハイ本人が、シャドーとして出場し、その現物プレーを存分に観察出来ました。
ベトナムの中、唯一ハイクオリティ選手として突出していましたね。[チャナタイプ]で、ゲームメーカーとして、鋭いスルーパスを連発していましたね。
しかし、小柄な体幹はチャナ以下で、ボール保持力やチャージ強度、矢張り高さで、物足りないレベルと見えました。絶対・何があっても獲得、とまでは、達していませんでした。
代表戦試合は、6月4試合で、そこがW杯出場を賭けた最終チャンスです。全Jリーガー、全海外組選手への最終チャンスで、Jリーガーは、シーズン試合でのパフォーマンスと実績勝負です。
その意味でも、次戦で大爆発を目指す試合です!
コンサ全選手の奮起を期待するものです!
先ずは、次戦完勝とその試合での大活躍から始まりです!
2022年03月27日
『次戦・6節浦和戦の意味』
1.概要
残念ながら、コンサの2022シーズンも、昨シーズン同様「極めて困難な展開と結果」の現状となりました。
期待した[リーグ最長キャンプの感染完全阻止の中最強度トレーニングと成果」⇒「シーズンスタートダッシュ成功・リーグ上位ポジション確保」の計画・想定は、完璧に崩壊。
現状は、降格圏チームと勝ち点僅差のリーグ下位ポジションを余儀なくされ、やっと[シーズン中、コロナ感染ダメージ」も重なるWショックの内、<チーム感染による悪影響のみ離脱かどうか>と、非常事態は継続中、と「やや上向くも低迷状態のまま」です。
そして、偶々の[京都コロナ集団感染によるルヴァン杯GS試合延期措置の中断・1週間」により、チームを、コロナ感染ダメージを払拭した、「元々のスタート地点に復帰」させる事まで到達出来、あとは、キャンプ終了時点[想定以下となってしまったチーム力]の改善・向上を図り、シーズン前に想定した本来チーム力の発揮まで、パフォーマンスアップを図る段階です。
事前想定していたチーム力と現状との乖離項目は、
・興梠・GX加入を改善要因とするチームシュート力・決定力アップの改善遅延
・興梠・GXのフィジカルコンディション遅れ
・戦術理解段階の次の、戦術実践力の不安定・ケアレスミス撲滅失敗
・サブメンバーのパフォーマンスアップの想定以下
の4項目、との見方が相当と考えます。
2.問題ポイント具体内容と検討
①その中、興梠・GX特定内容は、両選手のコンディションアップとチーム浸透の個別課題と全体波及課題ですね。両選手の改善・良化が、今後のコンサ・チーム力アップの[キー・要]だと言う事は、万人が認める所。
・先ずは、興梠は、以前よりダメージ・弱点箇所の[膝]コンディションは、完治は困難で、「痛みコントロール」を伴う管理に尽き、現在は、痛みも少し減少し、パフォーマンス回復に近づいている所と想定されます。
興梠フルパフォーマンスの80%辺りまで到達で、キレとプレーは通常レベル、なお、フィジカル持続力とスピードレベルは低下ですが「最適判断とプレーは可能」状態です。また、全体シュートの中、お手本シュートプレーを全体に示し、<生きる教科書>として全選手へシュート力強化を指導し始めています。その効果と、各選手の意識変革が重なり、シュート練習では[GKへのパスシュートや枠外ホームランシュート]は完全に撲滅されてます。トレーニング段階では、シュート力は着実に改善されて来ています。
・一方、GXのコンディション改善は、未だまだの段階の様で、フィジカルコンディションの問題なのか、チーム戦術との問題なのか、チーム連携レベルの問題なのか、不明ですが、こちらは、一歩ずつ、焦らずに、しかし、着実に進める、との段階と想定されます。昨シーズン、試合離脱が長く、所謂[試合感]の問題も大きそうで、頭では理解・意識するも、プレー実現で遅過ぎや誤りやミス発生、との段階で、所謂[チーム合流の遅れ]と想定され、今後、トレーニングで改善する所ですね。
<ピッチの魔術師>は、もう暫く「待ち!」と言う所。
②戦術実践力の不安定は、[トップメンバーの意識]問題で、戦術実践での熟成過程で発生し[メンバー間格差の是正]は避けられない課題です。
ポイントは、特定選手の
・フィジカルや集中力の低下により戦術上の役割を低下させるプレー
・意識低下によるミスプレー の2点ですが、
対策は、当該選手の集中改善か、試合起用停止の2選択に尽きます。その当該選手は、DFライン〜福森・深井・荒野の3選手で、判断ミス・集中低下による、パスミスとプレー遅滞、スペース発生で、決定的なボール被奪取やロストプレー、相手にスペースを与えるプレーを多発しています。
それ以外のポジション・選手は、その弱点は許容範囲内ですが、当該選手は失点直結レベルが連続、とのポイントで、以前よりチーム全体に指摘されて来たポイントも、経験値で改善選手が大半に転じるも、なお未改善、と言う事です。「失点の痛み」を本当に自覚・認識の上、反省するのなら、改善しない方がおかしいですが、未改善は、自プレーの反省からの課題設定・改善・成長のステップを理解していない証明とされてしまいます。ミシャの最直近選手起用で、深井のスタメン落ち・荒野のボランチからAMF役割へチェンジは、そのポジション起用を減少・回避する措置と見えてしまいます。福森も、ポジションチェンジはボランチ起用の選択肢が想定されますが、代替選手も乏しく、未実施とも見えます。いずれ、左CBに有力代替選手が現れた瞬間、その選択が濃厚となるものと想定します。西野・井川・中村の台頭次第。
③サブメンバーパフォーマンスが想定以下は、
ここ2試合の若手選手活躍で、大きく打開されつつあります。そして、チーム全体のフィジカルコンディションが大きく改善され、累積疲労解消や故障箇所改善が進み、チーム・フルパフォーマンス状態に到達しています。試合での、走力とスピード・プレーのキレ、状況判断力とその速さと、全面アップとなり、「走り勝ち・闘い勝ち・戦術完遂」の試合三原則を最高レベルで完徹出来るチーム戦力に達しました。
昨日、公式試合消滅の代替・紅白戦は、トップメンバーとサブメンバーを混成した2チーム対戦を実施しましたが、活躍選手はトップと若手サブの双方から出現し、メンバー間のパフォーマンス格差は、著しく縮小している事を証明していました。
これまでの実戦試合は、トップメンバーがスタメンとなり、途中交代でサブメンバー起用の順番が定着していましたが、現時点、スタメンメンバーには、これまでのトップ・サブ混成メンバーでスタートし、途中交代も、トップ・サブ混成起用が定番化となる状況が来ています。
この問題点は改善解消となりましたね。
④まとめ
この様に、問題ポイントに僅かに残課題は有りますが、多くが改善・解消され、本来想定・予定してたパフォーマンス発揮の瞬間が来ています。
次戦対戦の浦和は、選手に錚々たるネームが揃い「難敵試合」と想定されますが、
試合開始直後に、<コンサのスピード・強度・戦術の優位>が際立ち、
コンサ戦術で想定通りの展開に、浦和を嵌めてしまい、<想い通りの試合展開>との事態が現れる、とまるで予言の様ですが、試合展開成功を想定するものです。
走量とスプリント速度、球際への速度と強度で、浦和選手の狙い・戦術を外し、浦和想定外の展開を実現し、名選手への最善策〜浦和の[1:1勝負]単能力勝ちに対し、[1:2や3]の連携組織プレー勝ちで、完封してしまう戦略勝ちを果たします。
では、次ブログは対戦展望点検に参りましょう。
2022年03月26日
京都の想定以上のコロナ感染による「クラブ全体活動停止]との保健所指導で、ルヴァン杯GS第3戦が延期措置をJリーグチェアマンにより決定を受け、
コロナ感染と、シーズンスタート失敗、とのWパンチに陥ったいたコンサに、
想定外の[中断・チーム整備期間]が到来。
このチーム再整備のチャンスは、サッカーの女神さまからのプレゼントカモ?ですね。
今日の、三上代表GMのラジコメでも「選手は、休み自宅待機した期間×試合可能コンディションリカバリーには3倍の期間が必要」と発言の通りだとすると、
<3/12〜15に襲って来たコロナは、5日間治療〜3倍の調整期間・15日間→20日間→4/4〜6試合可能に復帰>となり、3週間戦力ダウン継続となります。
そして、チームは[3倍の調整期間]をより短縮し、試合可能コンディションを、4/2・リーグ6節浦和ホーム戦・試合出場を目指している所。
今週試合には、未だ間に合わず、やり繰りが必要となった展開でしたが、試合延期措置で、想定スケジュールに、完全適合する事となりました。
流石に、小柏リカバリーはダメージの大きさから、未合流ですが、シーズンスタート時から、コンディション未了のGXも、同時に間に合うのではないか、との期待も持てます。
と言う事で、今回のルヴァン杯GS京都戦の試合延期は、プラス措置と評価します。
延期試合は、45日ルールで、週2回戦の大原則からは、4/20(土)しか有りません。日程競合しそうな日ハムは、ダイエーとのアウェイ戦で、試合設定は有りません。
この日で決定、と想定されますが、仮に他利用日で使用不能なら、試合開催条件合致ホーム会場が無いと、再設定不能措置=京都責任中止試合となり、【3-0勝利】扱いとなります。
それでも、コンサ・クラブ収入がゼロとなり、経営打撃は必至です。
札ドームに合わせ、対戦・責任元の京都意向もあり得ますが、自チーム勝敗直結となり、開催日了承は当然でしょう。
7月短期間中断期まで、完全に[週2試合開催]が確定し、トップ・サブのWチーム編成とそのレベルアップが、シーズン成否を左右する展開となりました。
次戦までの丸々1週間で、一気に体制整備と致しましょう。
2022年03月25日
明日、ルヴァン杯GS3戦目・京都ホーム札ドーム戦は、京都のコロナ複数選手感染で、未だ開催可否のリリースが出ていません。
「14時時点で未決定」とのマスコミリリースでは、<何らかの内容待ちの上決定>とのスタンスが垣間見れる所。京都は、前日移動可否タイミングを、かなり遅くまでずらし、開催の場合でも、夜移動と負荷を掛ける事が想定となりました。
しかし、夕刻17:007に、
リーグから、試合中止リリース発表。
京都は、クラブ全体活動停止措置を、保健所より指示。
コンサもリリース。
京都は、濃厚接触者無しとリリースしていたが、保健所からは全体停止のダメ出し。
信頼性の問題とならなければ良いですが、クラブにより、かなりの差や意識の差の問題は明らかにされたカモ、ですね。
2022年03月24日
[安静待機からの逆襲]とは、
コロナ感染選手の復帰がなった、と想定出来ます!
今朝・サポーターヘ逸早く伝達のため、
朝一公式リリースで、今朝のトレーニングに、姿を消していた選手が参加。
しかし、想定全選手かどうかは不明で、
興梠・小野リターンは、確定です。
残る想定選手の、宮澤・GX・福森・菅野の姿は確認出来ず不明。
又、話題沸騰の柳も、トレーニング参加で、次戦対戦対策・最終トレーニングに参加ですね。
あと一日の金曜で、前日準備タイムアップのため、それまでは、感染からの復活も間に合うカモ。
対戦メンバー予想は、待望の修正が少し必要となった様ですね。
2022年03月23日
シーズン開始から、1ヶ月を経過し、公式戦7戦で【1勝6分0敗】の戦績は、
・勝ち切れないチーム力=攻撃・得点不足 =攻撃選手問題
・負けないチーム力 =守備・失点阻止力保持=守備選手力
を証明。
リーグ戦未勝利で、降格を免れたチームは有りませんし、上位到達も不可能で、
【現在チーム力では、シーズン目標は不可能、ひたすら降格結果必至】との証明。
これを、<合格や想定内>との評価は、現実離れレベルのお話しですね。
辛うじて、ルヴァン杯2戦目柏戦の[3ー2]辛勝は、前半、シーズン最低内容で複数失点し、後半ラスト・10分同点・ロスタイム逆転のラッキー試合。辛うじて拾う事が出来た「運」の勝利で、「運」しか勝利が望めない現状内容は、(ミシャ辞典の)軽い失点=ミス起因原因失点=選手意識の不安定、とフィジカルでも、戦術でも無い【自滅未勝利】。
ルヴァン杯GSは、現在G首位も、他チーム低レベル・低パフォーマンスの、他力原因。
そして、次戦・同GS3戦目・京都戦は、代表ウィーク日程になり、緩和日程となり、ターンオーバー制実施から、トップチーム対戦となりました。
コンサに取っては、監督解任・神戸、コロナ・外国籍新監督入国遅れでキャンプ・シーズンスタート失敗の広島、チーム力苦悩湘南と並ぶ、ただ4チームとなった「リーグ未勝利チーム」と、内容も同レベルだと言う事。確かに、チーム力の中、全く別レベル部分も多いですが、<放置・継続されている決定的課題>は、どうレベルだ、と言う事は、目を逸らす訳には行きません。
その第一が、得点獲得の条件〜【枠内へ跳ばし・GKを外す、シュート決定力=シュートプレー精度・内容】
第二が、どんな堅守も、簡単に崩壊させる【自滅ミス】撲滅、に尽きます。
その2点さえ解決で、ミシャの言う通り、コンサは、リーグトップレベルサッカーとなり、そのレベルに合った戦績を掴みます。
次戦での、最大ポイントとして注視されます。
では、次戦ルヴァン杯GS3戦目・京都戦展望・試合予想にトライです。
1.対戦チーム「京都」現況
昨年、J2・2位 勝点84 24勝12分6敗 得点59失点31 得失差28 と、
圧倒的なJ2リーグ最少失点1位守備の上に、リーグ1位のシュート数からの5位得点「攻撃力」で、
「J1昇格」を果たし、
【最強堅守・バランス攻撃型】で、湘南を3度昇格した曹貴裁監督が昨年指揮し、
所謂"湘南スタイル"のストーミング(強襲)戦術・最強レベルハイプレス戦術で、
ボール奪取ポイントを敵陣深くに置き、そのハイポイントに「殺到型のハイプレス」は、[前線選手限定のハイプレス]よりチャージ選手数を増し「最強度を構築」し、ボール奪取からの、短多数ハイスピード・ショートカウンターで、得点奪取、との攻撃パターンは、J1上位レベルを実現していました。
しかし、同スタイルの欠点である「自陣に堅守布陣を攻略」するパターンやチーム力は乏しく、相手チームスタイルでの苦手弱点は残したままでした。
シーズン前の選手構成改修・強化は、大半の主力選手残留で、チームスタイルは保持し、新たな戦力として12選手を獲得するも、チームスタイルからの選手条件[走力とフィジカル]から、若手選手が大半となり、これから成長は期待出来るも、即戦力は疑問選手で、各ポジションに、2〜4名候補を揃えるも、決定的な高能力選手は限定され、課題多いシーズンインとなりました。
シーズン前予想は、実際プレー力は不透明との事から、降格圏候補との予想が多数でしたが、
現在戦績は、
順位14位 勝点5 1勝2分2敗 得点4・失点7 得失差-3
ルヴァン杯GSは、
勝点4 1勝1分0敗 得点3・失点2 得失差+1
と、頼みの堅守は、失点阻止が出来ず、シュート数は多いが、決定力低レベルで、得点不足はそのままで、降格圏寸前との戦績。
ルヴァン杯GS戦は、対戦相手チームが、ターンオーバー制採用で、若手選手起用となり、京都選手レベルと差が無くなり、辛うじて、勝利獲得となりましたが、対戦対比により偶々な戦績で、今後、主力メンバー対戦となると、一気に厳しくなる事は必至。
ストーミング型ハイプレスは、威力あるも、そのプレスを躱された瞬間、守備バランスの少なさを突かれ、一気に失点発生となります。J1のビルドアップ力は、対ハイプレス力も高く、その大リスク多発となる訳です。又、反対に、強力ハイプレスを受けると、ビルドアップ困難となり、前線への放り込みロングフィード多発となり、ストーミングが届く前タイミングで、相手チームビルドアップ開始となり、試合展開事態喪失も多発します。
確かに、最前線に君臨する強力FWピーターウタカも、過密日程起用は困難で、その在・不在で、チーム力が高低する不安定さが、今後更に拡大し、その威力低下も必至です。
既に、正念場到来!カモ知れませんね。
頼みは、過密日程を味方にする「若さとフィジカル強度」で、今後夏場・過酷環境での挽回がポイントとなる、との想定となります。
次戦は、トップチーム固定気味メンバーが参戦する事が濃厚です。
2.コンサ 対戦 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサの現状は、クラブ発トレーニング動画やSNS等から[コロナ感染選手は未だ練習合流には至っていない]様で、前試合前後に姿が消えた、宮澤・興梠・GX・福森・菅野・小野は、連続離脱濃厚。更に、肉離れ故障で、想定では「40日離脱」の小柏、最後に、累積警告出場停止の深井の、主力・トップチームメンバー8選手は次戦除外。
前試合に引き続き、サブメンバーの[自己アピール・スタメン候補・トップチーム入りの一大チャンス到来!]となります。
前試合では、得点獲得を強烈ストロングでアピール成功の「岡村・中島」コンビ、キレキレプレーで話題沸騰の[美技ルーカス]、安定プレーの大学トリオ「田中駿太・高嶺・金子269」と駒井・荒野の8選手は、次戦ベンチメンバー圏内。反対に、失点起因の大谷・深井・岡村、シュート意識問題のミランとシュート精度問題の青木は[微妙]で、離脱確定の深井と、得点実績で浮上の岡村は、検討外。
前試合ベンチ・途中出場の「小次郎・柳・西大伍・中村・田中宏武・ドド」も、チャンス継続と想定。
課題噴出で混乱の京都との対戦ならば、充分、自信有る、戦力「差」を付けられるチームメンバーを構成出来ます。
対戦戦術は、自陣ビルドアップで、ハイプレスに弱点が有り、否応なく[前線へのロングフィード・放り込み]戦術となる想定から、
リーグ最強度の[オールコート・マンマークハイプレス、マンマーク型ハイプレス]で、前線から中盤まで、パスレシーバーをフルカバーで[相手パス交換阻止]で、完全支配。相手陣での攻撃型守備、
前線の京都ゴール前のショートカウンター展開、中盤ボール奪取から短多数・ハイスピードカウンターと多彩多様攻勢に移行と、リーグ最強[決定機構築力]が炸裂し、複数決定機で得点獲得を図ります。
サブメンバーは、トップメンバーより、若く走力・フィジカルアップとなり、オールコートマンマークの作動強度〜特にスプリントスピード、回数、持続時間で、戦術強化が見込めます。又、基本戦術・コンサ式ミシャ戦術では、リーグトップを誇るパス精度は無理ですが、70〜75%成功率となり、若干のパス不成功のボールロストは有るも、コンサ攻勢時間帯を確保・拡大する事には成功するものです。しかし、パス不成立=パスミスからのカウンターの増加は事前想定が必須で、リスク対策に複数選手によるカバー、GKの積極型守備が必要となります。守備時間帯でのゾーンブロック組織守備・複数選手での壁守備、そこから攻撃へ切り替えの速さ、リーグレベルビルドアップ力、多彩多様な、中短パスのコンビネーションは、スルーとドリブルを加え、中央突破、相手守備の密集を広げるワイド攻撃のサイド突破・クロスとカットイン、縦ワイドのDF裏への飛び出し、相手守備陣を左右に揺さぶりギャップ・スペースを作り出す反復サイドチェンジ、派生の福森不在でもプレスキックはリーグ上位レベル〜右金子・左ルーカスと菅からのセットプレー、と多彩多様強力攻撃力健在。
唯一、「コンサ式」の、相手ハイプレス時に、相手チャージ到達前タイミングに、前線はフィード・ポストプレーからのショートカウンター戦術で、興梠の安定ポストに代わるまでの選手不在で、「コンサ式」は作動不良。元々、ジェイ・ロペスの優秀ポストプレーヤーが在籍したからのミシャ戦術変形型で、両選手離脱後は、その代替選手は中々出現していません。候補としては、ミランと中島と小柏となりますが、小柏は圧倒的なスピードと走力による突破や打開の[走り屋スタイルFW・WP]で、固定気味ポイントの[ポストプレー]はスタイルに合わず、ミランと中島が対象候補となります。どちらも、ポスト経験に乏しく、なお経験不足で、安定感に欠けていますが、中島急成長、ミランも成長で、今シーズン中には、「コンサ式」ポストプレーも確立すると、予想出来ます。<これから部分>です。
想定試合展開は、両チームハイプレス競争・勝負で、試合開始となりますが、早い時間帯に、コンサの攻撃型守備・マンマークハイプレスから決定機が複数回発生、その中で先取点獲得で、更にコンサ攻勢がアップし、追加点獲得まで進行しハーフタイム。
フィジカル強度の高いスタメンメンバーで、フィジカルによる途中交代は、後半30分付近。
それまでを目標に、全力パフォーマンスに徹し出し切ります。
その交代で活性化され、コンサ攻撃が京都守備を破り、追加点上積みし、【3-0の完勝】と想定です。
対戦メンバーは、
[スタメン]
中島
荒野 金子
青木 高嶺 駒井 ルーカス
中村 岡村 田中駿太
小次郎
[サブ]
ミラン・菅・柳・田中宏武・ドド・井川
大谷
と、中島一気ブレイク・左中村からのスピードクロス・岡村スタメン奪取を狙いとするメンバーを揃えました。走力と球際強度、戦術強化のチーム完成で、トップメンバー越えのサブチームを確立させましょう。
一気に、リーグ戦初勝利から、チーム力急上昇を実現です!
2022年03月20日
また又、【惜分け】とでも形容したくなる、「充足度はあるも後味の悪い」残念結果に、ムカムカとイライラと呆れ果ての3拍子。
先ずは、その最大原因〜信じられない・あり得ないプレーミスの連発で複数失点!ミシャが自嘲「相手に2点プレゼントの試合となれば、ほんとに困難にしかならない」コメントと、自ら敗戦を目指しているかの内容。
しっかり目を離さない様、事実確認すると、
・前半失点
コンサビルドアップで、深井の、ボール保持が長く、相手プレス到達寸前タイミングとなり、パスコースを消され、苦し紛れのGKへバックパスするも、パススピードを上げられず、そのままチャージランニングと同速のため、GK大谷は、バックパスレシーブ直後タイミングで相手チャージ到達し、ゴールされてしまう、との事態から、バイタルエリア駒井付近へダイレクト気味にパスをするが、乾の狙い通りとなり、当然パスカットしフリープレー状態のため、GK2mの山田へ確実ラストスルーパスが通り、そのまま流し込まれた失点。
元凶は、深井の遅滞ビルドアップパスタイミング。直因が、大谷アバウトパスミス。副因は、ボールウッチャーとなり乾スルーパスを阻止し、山田シュートブロックが遅れた高嶺・深井の状態把握・プレー予測・プレー判断の甘さ・遅さと、【深井✖︎✖︎・大谷××・高嶺深井××】と完璧なプレーミス失点。
・後半失点
安定していた筈の岡村が、最大リスクとなった[GK寸前]局面で、「パスキック空振り」+「慌ててキックし相手にぶち当てそのままゴール」、GK大谷は、目の前の危機に飛び出ししか無いにも拘らず、ボールウッチャーに成り果て、ゴールを見ているだけ。【岡村✖︎✖︎✖︎・大谷✖︎✖︎】この失点も、これまで誰も見た事も無い、歴代珍プレーとして嘲笑され続ける、馬鹿げた失点。
結局は、サブメンバーの、リスク管理と意識の酷さ、を思い知らされたもので、チームメンバーとサポーターを馬鹿にした結果となった訳ですね。
元々、チームやサポーターそしてサッカーそのものへの献身的で強い気持ちを持っていれば、意識によるミスは、絶対に発生しないのがサッカーの公式。厳しいチームでは、<ミスは気持ちの表れ>として一番嫌悪されるもの。チーム意識・トレーニング時の甘さが、こんな選手を産んでいる、となります。
何回も、トップメンバーとサブメンバーの「差」は、テクニカルやフィジカルでも無く、[意識やヘッド]が大半、とコメントし続けていますが、
現時点で、そういう選手だ、そんな資質だ、との証明。
大谷は、もう使えませんね。信用と信頼を失いました。
コンサビルドアップでは、球離れの遅い選手は複数いますね。
深井も酷いですが、駒井・荒野も、球離れの遅さで、相手ハイプレスチャージ到達のボール被奪取や苦し紛れミスパスは多々発生。良く相手を引き出し、そのチャージを剥がせば、その選手が居たスペースは進出出来、相手守備ライン突破となる、との狙いプレーとされますが、それが許される局面は、最終ライン・自ゴール前のビルドアップ局面では無く、中盤まで前進した局面ですが、その認識が完全に間違ったもの。
ビルドアップで球離れが早い選手は、宮澤・田中駿太・福森、そして高嶺で、リスクの低い安定のプレーこそ、各選手がスタメンとなる理由の一つと言えます。
ミシャは「試合経験の量」としばしばコメントしていますね。それは、長い目で、辛抱して、怒りや不審な気持ちを抑え、使い続けるしか、対処は無い、自分に言い聞かせる作業で、そんなクラブの現況は受け入れるしか無い、との考え方です。誰が何と言おうと、現実のチームメンバーを交換する事は出来ず、どんなにレベルの低い選手でも、足りなければ選手として使うしか無い、しかし、元々の性質やサッカーヘの姿勢は、何をしても、本人だけの問題で、手出しは不可能。正しい自覚と行動の選手だけが、名選手や長く活躍する選手だ、と言う事。
トップとサブ、正確には、一部サブメンバーとの差は、[大差]が証明されました。
これは、選手本人が、本心から自覚し、気付き、自己変革の瞬間を図るプロサッカー選手誰にも出て来る[自ら超えられるか、大きな壁]問題。
素直に、速やかに、若い時に、出来た選手は「大活躍選手」への道を進み、年数を経る選手、最後まで到達しない選手は、「選手寿命に直結」の世界、公式。
年齢に関係無く、高能力選手が在る理由に繋がる問題ですね。
失点では無いですが、同様に試合結果直結の「シュート力」問題は、昨試合も、得点機以上に、確実な3回の決定機に普段プレーで得点」出来るかであり、ミシャが毎試合嘆く事で誤魔化す事から脱却し、「シュート者が全FPとなるコンササッカーのシュート力改善」を、チーム・クラブを挙げて取り組むしかありません。
そして、この問題は、意識ハートの前段、【正しい理解とプレー技術】にあり、効果的=狙いが的確・適正トレーニングの有無、量に尽きます。
コンサは、圧倒的に、シュート練習が無さ過ぎ、レベルが低過ぎで、コーチの能力の欠如・不足で、興梠獲得の理由だった筈ですが、現在まで、興梠のシュート技術や意識を、チームに波及させるトライも無く、獲得時理由は、外交辞令のリップサービスにしか過ぎ無いものだったと言われても仕方がないですね。
それとも、コーチ陣のチンケなプライドで、握り潰したのかも。
【興梠のシュート講座】自主練習には、コンサ全選手が参加します!本人達が一番望んでいる自主トレーニング?だから。
今度は、良かった面。
サブメンバーとトップメンバーの「差」は、「意識・判断・ハート」にありですが、
昨試合では、その差を埋める選手が続出しました。
・残念岡村も、問題プレー・そのため罰則交代までは、積極果敢な姿勢と安定の守備力・スピードで、「宮澤越え」を果たす活躍で、守備と攻撃切り替えのスイッチのW役割から、「これから暫くは岡村スタメンが良い」評価を掴んでいました。その意味でも、返す返す、悔しくて惜しい凡プレーを後悔しているでしょうね。しかし、安定の攻守要プレーのインパクトは大きく、次戦以降、宮澤を押し退けたトップチームスタメンを掴んだカモですね。
・当然、トップメンバー活躍の大学トリオは、田中駿太と高嶺のハイパフォーマンス・キレキレプレーは、絶品でしたが、金子は「シュート精度の低さ」が未解決のままで出場を重ねても、解決の糸口さえも見出せない、苦境が続きます。既に、<リーグ最多シュート選手にも拘わらず無得点>は、チーム勝利の大前提である、得点獲得を阻害している、との評価の瞬間、シャドースタメンの座を失い、サイド突破だけの選手にダウンしてしまいます。最早、抜本解決は待った出来ません。シャドーポジションは、正念場となっています。
・駒井・ルーカスも、更にキレを増し、トップチームスタメンのポジションは不動のパフォーマンスでした。
・荒野のシャドーは、堅実安定が必須なボランチでは、不安定・信頼安心度のムラが指摘され、成否の差が激しいですが、シャドーポジションは、アグレッシブスタイルで、相手ビルドアップを混乱させ、攻撃でも不確実性の高いプレーは、相手予測外となり、前線で、攻守の活躍が発揮され、昨試合もハイプレス成功続発は、試合展開を左右する活躍でした。このポジションが一番適正が高く、トップメンバーレベル到達でした。
・青木は、焦り・焦燥感からの力みが終始抜けキレず、そんな時の典型デメリット・集中ムラも発生し、期待パフォーマンスには未達。シュート精度も意識過剰で、低過ぎ。
・最後に、ドドと中島は、期待通り、成長が見えたプレーで、特に、試合慣れで素直に本来プレーを発揮し、所々には、トップ超えも見え隠れでした。トップチームベンチ入りは確保するパフォーマンスでした。
この様に、全般では、サブメンバーの活躍で、高いチームパフォーマンスを確保して居ましたが、凡ミスの2失点で、充足感はあるも、残念な試合となったもの。
試合速報項目別データは、
(①前半・②後半の時間帯別)
コンサ C大阪
① ② 計 ① ② 計
[総合]
支配率 59 55 55 41 45 45%
走行距離 57.3 55.0 112.3 57.2 55.7 112.9km
スプリント 103 93 196 96 96 192回
[攻撃]
決定機 8 6 14 1 2 3回
シュート 9 7 16 4 5 9本
同枠内数 3 4 7 1 2 3本
得点 1 1 2 1 1 2点
パス数 287 173 460 191 157 348本
同成功率 79.8 74.3 74.3 73.8 70.4 70.4%
[守備]
被決定機数 1 2 3 8 6 14回
被シュート 4 5 9 9 7 16本
[ボール占率] ① ②
コンサ 25 26%
ミドル 48 44%
C大阪 27 30%
[攻撃サイド分布]
左 中央 右
① ② ① ② ① ②
コンサ 45 47 30 24 25 27%
C大阪 45 36 26 25 29 39%
〜ポイント〜
①決定機、シュート共に、C大阪を圧倒し、コンサは攻勢を掛け、C大阪に決定機を殆ど与え無かった守備成功を示す、試合全般コンサ支配。コンサから、プレゼントゴールを差し出すミスプレー原因も証明。
コンサ弱点とされていたCB脇・裏スペースを起点とする相手チャンス狙いは、高嶺・深井で完全阻止成功。
②走行距離、スプリントは、同レベルで、[走り勝ち]までのパフォーマンス未達。
しかし、選手別スプリントから、スプリント多数選手は、コンサは攻撃選手、C大阪は守備選手で
コンサのスピード攻撃、C大阪防戦スプリントと、コンサ攻勢内容を証明。
③パス精度の低さは、今節も発生。前節はパス交換途中でのパス阻止とミスパスが原因だったが、相手ハイプレスも低レベルで、中盤は完全にコンサ支配となるも、反対に、中盤から前線へのパス精度が低かった。
④シュート枠内率は[43%の高率]となるも、5本もの[GKと1体1]の決定機で、枠内を外すシュートは、原因不明としか言いようが無い、酷いシュート精度でした。
決定的場面になれば成る程、シュートを枠内にさえ打て無い、との異常事態。トレーニング中ならば、100%枠内・得点する能力にも拘わらず、枠内OUTとする事は、考え様もありません。
トレーニングならば、100%[7ー2]となっていますが!
トップメンバーのレベルも酷い低レベルですが、サブも酷いもんですね。
昨試合選手別シュート内容は、
前半 後半
シュートー枠内ー得点 シュートー枠内ー得点
金子 0 0 0 3 1 0
青木 3 1 0 0 0 0
ミラン 2 0 0 0 0 0
ルーカス 1 0 0 1 1 0
ドド ー 2 1 0
高嶺 1 0 0 0 0 0
荒野 1 1 0 0 0 0
岡村 1 1 1 0 0 0
深井 0 0 0 1 0 0
中島 ー 1 1 1
✳︎1 FP10選手がシュート実施し、殆ど枠内にも飛ばないプレー精度しか無い。
✳︎2 前線やサイドの攻撃選手は、シュート意識と枠内精度すらも乏しい低レベル明白。
✳︎3 シュート力が乏しい前線選手の代替が、FP全般に拡大依存するしか無い、原因。
この様に、絶対、リーグ最低のシュート力チームが、超攻撃表明とは、笑い話にもならない情け無さ!です。
リーグ新記録の開幕から5試合連続引き分けは、この酷過ぎるシュート力だからで、恥です!
試合結果は、「勝てたであろうゲームでポイントを失う」とのミシャコメント・期待外れ試合でしたが、
試合内容は、多数サブメンバーの活躍とトップメンバー超えの挑戦を示せた、成果の高い試合でした。
次戦は、ルヴァン杯福岡戦の、代表ウィーク余裕日程期間。
コロナでダメージを受けた、コンディション整備を果たし、酷過ぎるシュート力打開に成功させるトレーニングが出来れば、初勝利となります。
現在、リーグ戦未勝利チームは、僅か4チームで、コンサ以外チームは、降格圏に沈んでいます。現在勝ち点は、降格圏チームと、「勝ち点2」の僅差で、降格圏寸前・15位がいつもチラついています。
チームは、この現況を、どう捉えてどう方向付けるのか、甘いのか、しっかりリアリスティックなのか、分かる場面。
2022年03月19日
現在のコンササブメンバーに対し、
多くのコンササポーターから、【見掛け倒しの評価過超】だったのかも、と考え込まされる場面が突出。
それは、本日C大阪戦への出発直前トレーニングで、あまりの闘志の乏しさ・試合への意識の甘さと弱さに、ミシャの激昂との事態露呈となった場面発生。
昨ブログでは、トップメンバーとサブメンバーの差は、テクニカルやフィジカル、益して、戦術理解に在るのでは無く、「意識と判断」のヘッド・ハート部分である、と記載したものですが、
正に、そのウィークポイントが現実に露呈されたものでした。
そして、昨ブログでは、現在置かれている、コンサ苦境現況は、そのヘッド部分の低さを吹き飛ばす程の衝撃もインパクトがあり、その「差」を一気に、一瞬にして越えさせる場面となり、サブメンバーをトップメンバー同列や越えるチャンス・切っ掛けとなる、と結論していましたが、
そんな想定は、単なる希望的観測にしか出来ない、とのサブメンバーのマイナス部分・頑なさを知らされる事となり、本日のサブメンバーによる対戦・チームパフォーマンスには、最早自信を大きく下げる事となりました。
サブメンバーは、本当に、信頼・信用出来る選手なのか、こんなチーム苦境となっていても、どこ吹く風や、だから全身全霊プレーに徹するとの常識も不可能なのか?、
本日対戦は、サブメンバーへの信頼性・信頼感が賭けられた試合となりました。
前日、移動寸前の、ミシャ「一喝」だけで、目が醒めるや覚醒する、との簡単なレベルでは無いですし、今更時間的にも手の打ち様も無いタイミングの最悪場面に、最低限、賭け的に落とした叱咤激励ショックでしか有りません。そもそも、そんな簡単な事で、一気に改善するのなら、そんな酷い姿勢には、絶対になりません。とても残念ですが、そんな資質・性質の選手、との見方が本質でしょうね。
実は、これまで、試合途中出場機会を、チャンスと捉え、自身最高パフォーマンスを発揮し、スタメンメンバーを掴んでいる選手は、小柏・駒井・菅しか居ませんね。それ以外、数多の途中出場選手は、そのままサブメンバーに安住したまま。他チームでは、トップメンバー競争は、苛烈で、その分、途中出場からスタメン獲得選手が多数成功となっていますが、コンサでは、僅かでしか有りません。
サブのぬるま湯体質!の問題が露呈。
さて、どんな対戦になるか。それでも、サポーターは全力応援を欠かしませんが!
2022年03月18日
ノノ新チェアマンを始めとしたJリーグ経営陣に、門出に改革案を提言します。
巷でリリース等、「前体制の経営安定化指向から、フットボール基軸でレベルを上げるとともに、地域に根ざした本当のクラブ形成の、チームプレー内容改善と社会連携指向に転換」と、前体制の5課題から、主要2課題へ絞り込み方針を表明しました。
しかし、その方針が順調に進行するために、制度・ストラクチャー改革は必須です。
最近の最大関心項目の[秋春制移行]問題は、昨年までの前体制検討では、決定的デメリット回避対策には、冬季練習施設の建設や準備に、時間と膨大費用必要との問題点解決策が解消出来ず、取り敢えずリーグ新体制へ問題引き継ぎ、とされましたが、既に現時点で即時可能策が限られるとの現実から【現時点移行否決】との結論終結となり、当面、各地域の環境整備進展を待ち、移行策可能となる時期までは凍結、となりそうですね。
と言う事で、現時点での、改革検討必要内容は、
(1)リーグ戦「カテゴリー構造・各カテゴリーチーム数・シーズン試合数・日程」改変
(2)カップ戦「参加チーム」改変
(3)リーグ新加入選手「年俸制限」改変 の3内容改革を提言するものです。
(1)リーグ戦改革は、
[目的]
①リーグ戦試合内容の改善のため試合コンディション改善
②カテゴリー・バリューを上げる事で、よりハイレベルな試合実現を図るため、階層数を拡大・増加し、カテゴリー維持・昇格意識を急拡大させ、より激しく積極的試合を図る
③激しい昇格戦・降格阻止戦と、スリリングなシーズン展開
となり、【激しく積極試合】のシーズン展開を図るもの
[具体的内容]
①各カテゴリーチーム数ー【12チーム】編成
②チーム順位戦で、カテゴリー移行
J1ー12、J2ー12、J3ー12、J4ー12、ここまでの48チームが、Jリーグチームとなり、更に、現行JFL・地域リーグ参加チーム登録のまま、Jリーグ参加を目指す待機リーグとして、JFC(Japan future Club)と、5カテゴリーに編成
[試合数・日程]
①試合数ーリーグ戦は、ホーム&アウェイ2回戦の全22試合
現在34試合より、△12試合(ホーム△6試合)
②ホームチケット代金は、引き上げ(試合価値アップ)
③日程は、各月3試合・土日開催を原則とし、3月〜11月に短縮。夏季3週間の中断・整備期間で、過密日程排除し、高コンディション試合確保
例:3月2・4月3・5月3・6月4・7月2・8月2・9月3・10月3・11月1の22試合
✳︎各月の土日1回をカップ戦日程に充てられ、週中開催や中3日開催は排除され、過密日程のターンオーバーチーム編成は、ACL参戦の様に、前年判明し準備体制必要となるチームのみに限定され、各チームの選手保有数は減少となり、資金力有る特定クラブにのみ偏重の、現行歪選手保有状態を、全クラブへ拡大する事となります。結果として、各クラブの選手保有レベル差の縮小に繋がり、より面白くスリリングな試合の大幅拡大・増加となるもの。各クラブの保有選手数減少は、個々選手の育成指導量増加となり、選手成長に繋がります。
(2)カップ戦改革
[目的]
①カップ戦参加チーム拡大を図り、多様な地域や内容チームとの開催対戦により、カップ戦の価値を上昇
②チーム・選手の情報把握が進み、チーム間選手移籍・流動性を活性化し、選手寿命期間や適正保有を図る
[内容]
①ルヴァン杯=Jリーグカップを、J1限定・優先を外し、Jリーグカップの名前通りに、Jリーグ全カテゴリーから参加とし、J1は現在試合数+2を継続、J2・3・4予備戦で、選抜4チームを加え、グループステージを構成し、その後は、現行スタイル同様。下位カテゴリーの勝ち抜けチームも、ルヴァン杯GS戦を戦う事となります。
②現行天皇杯の参加条件である、地域リーグ・JFLリーグのアマチュアチームに門戸を開き、プロクラブと全国での試合開催で最終チャンピオンを決定、との試合目標はそのまま継続。全国に、多様なサッカーや高レベルプレーを拡大する目的は貴重。現行スタイルの内、開催時期のみ変更。
[試合数・日程]
①ルヴァン杯〜GS参加チームは、J1チーム12チーム制で、ACL参加チーム〜1・2・3位を除く9チームに、下位カテゴリー選抜7チーム合計の16チームを、4グループ・各グループ4チーム分けの、ホーム&アウェイ2回戦対戦で、各グループ2位までの8チームと、ACL参加チームと決勝リーグ戦とし、チャンピオンを決定。GSのJ1チーム試合数は、現行通り6試合、決勝リーグは最大4試合と、合計10試合。3月〜11月のリーグ戦と夏季中断3週間を除く土日は、13回あり、ルヴァン杯開催は、土日開催で可能。ルヴァン杯によるJ1過密日程は発生せず、試合準備条件悪化は回避されています。尚、J1GS試合は、3チームの2回戦・4試合を、下位カテゴリーチーム参加想定5月期までに実施となります。
✳︎拡大の下位カテゴリー選抜戦は、一斉勝ち抜け戦で、J1チームとのGS参戦時期6月を目処に、リーグ戦減少で空白の3月〜5月までの土日開催4回戦で、7チームが勝ち残り戦となります。計算上は、勝ち残り7チーム・4回戦で、第1回戦は最大56チームまで可能で、現在クラブ数からは充分可能です。
②天皇杯〜現行の開催日程準用で、8月土日より、J1カテゴリーチームも参戦となり、リーグ戦消滅の12月15日を決勝戦開催で、12月で全チームシーズン終了と変更。
(3)リーグ新加入選手年俸制限改変
現行のリーグ新加入全選手一律年俸制【年俸460万円・契約金無し・複数(3年)契約】は、世界ではどこにも現存していない、異様な規則で、そのため、有望選手は、インセンティブ喪失のため、国内流出の海外初入団選択が続発。更に、加入直後、即戦力実績の優秀有望選手が、極端な酷安での移籍オファーが可能となり、正規金額のオファー続出に、契約上で対抗する手段喪失、となってしまっています。
【最高年俸2000万限度の基準年俸制廃止・自由年俸制、複数契約】への制度改革が必要です。
確かに、新加入〜3年目選手までの年俸は、460万円から最高2000万まで、一斉上昇となりますが、逆に、入団早々の流出リスクを減らし、チーム戦力安定化となりますし、選手のモチベーション向上は、そのままプレー成長に繋がるものとなります。
これら、3提言を提示します。
2022年03月18日
現在のコンサは、過去のひ弱な姿は何処にもありませんね。
コンサの現況は、ここまでクラブの機関車だった社長喪失、4試合連続未勝利の戦績、若大将・小柏の離脱突発、そして、決定的な主力・スタッフ9名コロナ感染離脱、と多々並んでますが、
そんな逆風もどこ吹く風!と、
チームは、明るく、チーム愛満開、全員チャンス到来!と、意識炸裂の強化となっています。
いまの苦境こそ、よりチームを強くするエネルギー・ガソリンとする、チームに進化している事を証明しますね。
確かに、トップメンバーとサブメンバーの「差」は、テクニカル要素、戦術理解、益して、フィジカルやスピードにその原因、は殆ど有りませんでした。
実は「意識=判断の的確さと速さ」と「プレー正確さ=精度=集中力」が原因、との内容でした。
詰まり、身体やテクニックでは無く、「意識」の問題、と言う事です。
よく、ミシャが言葉にする「実戦での経験値課題」は、その意識を変化させるための最短手段が、実戦での成功と失敗体験であり、選手個々の考え方や判断が前進・成長する、一番実績が有る方法だ、と言う事ですね。
選手の意識理解が低い原因は、より厳しく、自己プレーを判定し、その事で思考し自己変化をさせる実戦経験の量・回数の問題にある、そのため、より実戦経験量を増やす事で選手成長を図る、とのミシャスタイルとなる訳です。他チームとは完全変態のリーグ唯一チームである、「トレーニングの大半が試合形式」とする理由です。実は、コンサ選手は、チームトレーニングで、何百回も、試合経験を積んでます。「いつ覚醒してもおかしく無い」タイミングに、全選手が居り、ほんの少しの切っ掛けでブレイクする選手が多数、との理由です。ミシャスタイルは、確かに「選手を育てる」スタイルで、「コンサの大きな力」の一つです。
そして、今、その「切っ掛け・サブメンバーの大チャンス」が到来したものです。
サブメンバーは、「次戦の主体メンバー・チャンス」をしっかり意識し、以前からの「差の壁」を乗り越え様としている現状。
そのメンバーでも、戦術理解は元々トップメンバーと同レベルで、意識強化の場面となり、トップメンバーと同レベル、若さのフィジカルとスピードのアドバンテージが加算されると「トップメンバー超え」のパフォーマンス・チーム力、も見通せる新段階へステップアップした、次戦となります。
次戦、今シーズン最高パフォーマンス発揮も可能となって来ました。
試合起用の現サブメンバー予想は、公式チャンネルからのトレーニングリリースなどからも、前ブログ予想は益々濃厚で、現時点、修正は必要有りません。
本日、前日移動も、勝利への意識・集中・闘志満々で、明るく・元気に出発です!
多くのサブメンバーが、トップメンバー超えプレーで、リーグ界の低評価を一掃・吹き飛ばす激勝実現へ、大きな期待と想いで、しっかり応援・サポートです!
対戦・C大阪は、想定通り、清武も離脱で、乾・清武の飛車角、ヨニッチ・パトリッキの強力外国籍助っ人試合起用、タガート・喜田、抜きとなり、かなり戦力低下状態の次戦で、コンサにアドバンテージが来ています。
コンサに、チャンスが拡がっています!
2022年03月16日
昨夜ブログは、コンサ緊急事態・コロナ選手9名感染で、コンサ次戦対策記載の所で、試合開催と延期も不明で、対戦対策検討・記載不能としていました。
本日、朝抗原検査で陰性確認選手だけで、トレーニング再開との予定でしたが、一部SNSの実像情報から、トレーニング再開となり、トレーニング姿を観る事が出来ました。
そこには、当然詳細は不明ですが、サブチームメンバーの姿が有り、トップチームメンバーは不在の様でした。また、ミシャをはじめとする、指導陣の姿も、大半が見えず、場合によっては、指導陣感染の可能性が懸念され、今回は、トップチームメンバー主体の感染と推測出来ます。
そして、報知新聞SNSの本日トレーニングの中での荒野記事から、次戦参戦を意図した内容で、
次戦は、サブチームメンバーで参戦を決断した模様ですね。
ただ、明日朝の抗原検査、PCR検査をクリアーする壁を乗り越える事が必要ですが、フレッシュ・コンササブチームの実力を炸裂させる舞台が突然発生しました。
対戦対策の続きを掲載すると、
今回は、普段と逆で、メンバー想定が第一番目となります。
トレーニング不参加が確定選手は、興梠・駒井・GXの3選手はSNS確定情報、
参加が見えなかった選手が、大学トリオ・宮澤・福森・岡村の6選手。合わせると、リリースされた感染者数に付合します。
未確認情報ですが、この選手グループと故障小柏を次戦離脱と想定して、予想すると、
FW〜ミラン・ドド・中島
シャドー〜青木・檀崎
SH〜ルーカス・菅・田中宏武
DM〜深井・荒野・藤村
CB〜柳・西大伍・井川・中村・西野
GK〜菅野・小次郎・阿波加 の19選手と想定。
このメンバーなら、戦術パフォーマンスは、精度は下がるも、走量やスピードアップで、総合パフォーマンスは、トップメンバーに大きな差は有りませんね。
想定戦術は、マンマークハイプレスで試合開始から、走り勝ち・スピード勝ちで、強度を高く維持し、ポジショナルプレーのポジション取り勝ちで、推進力満々の攻撃サッカーを展開。
後半早々の早目交代策で、交代時までは、一瞬の緩みもあり得ない「全力走り切りプレー」こそ、C大阪の試合展開を上回る「走り勝ち」=最高ポジション獲得・相手選手振り切り・相手選手想定以上の寄せの速さと強度・相手選手に先んずる守備を、実現します。
エネルギーが下がる寸前の早目タイミング・複数選手交代で、戦術パフォーマンスを維持、更にブーストアップし、走り勝ち・スピード勝ちのまま、終了時間を目指しますが、
後半・複数得点差を掴んだら、自陣に、堅守速攻・ブロック守備陣を布陣し、守備固めのコンサ式ミシャ戦術に転換します。
トップメンバーの[いつもの多彩多様攻撃]は、サブメンバーも戦術理解し実践しますが、パスやシュート精度に差はあるも、突破の、キレとスピード・攻撃意識は、変わりませんね。
サブメンバーの方が、よりストロングや特徴が際立った選手が多く、より激しい攻撃も可能です。その分、守備力が低下したり、反対に守備力は強烈ですが攻撃力低下の様に、攻守のバランスに偏りある選手がサブメンバーとなっている理由だからです。
試合展開は、
前半は、コンサひたすら攻撃、C大阪カウンターから決定機や得点狙い、との展開を予想。
コンサは、若さ一杯・走り回り・スピード勝負を掛け、マンマーク攻撃型守備でボール奪取・そこからショートカウンター、サイド突破からのクロスとカットイン、そこそこコンビネーションでのパス交換中央突破、派生のセットプレーと、コンサ攻撃全開のコンサ攻撃バランスを仕掛け、ボールロストからのC大阪カウンターで、決定機や失点があっても、それ以上得点獲得狙いの攻撃を仕掛け続けます。
目指す所、前半は[1:1]を想定。
後半も、コンサひたすら攻撃、C大阪堅守速攻で、両者追加点狙いで、得点獲得競争となり、走力とスピードで勝ち切るコンサが、得点上回り勝利との予想です。
最終試合結果は【3-2】のギリギリ勝ち、が望む想定ですね。
では想定メンバーです。
上の可能想定メンバーから選択。
ミラン
青木 ドド
田中宏 深井 荒野 ルーカス
菅 井川 柳
菅野
中島・檀崎・西大伍・中村・小野・藤村
小次郎
✳︎ブログ記載終わり時点で、横浜FMのトップメンバー4選手のコロナ感染発症のリリースが出ました。
前土曜日試合の後、2〜3日後の13日〜14日発症で、ピッタリ時期が一致してしまいます。
矢張り、
前試合・4節横浜FM戦 試合に関連したコロナ感染 との事態が疑われます。
感染ウィルス保持者が、その試合会場付近で関与した、との想定はかなりの確度ですね。
とすると、これまで、試合感染は無いもの、との見解・見方に、大きな疑問点が生まれます。
真相究明は、諸事情からは困難でしょうが、
明らかな因果関係の中での感染発症は、今後のリーグ開催の重要課題となります。
2022年03月15日
本日12時、ノノ新チェアマン就任となり、「日本Jリーグに新しい世界の初日」となりました。
元Jリーガーからのチェアマン誕生は、多数のサッカー関係者が「ノノさん」と呼び、「親しみと一体感のリーダー」を先頭とする日本サッカーの新しい世界・新時代の幕開けとなります。
その源泉チーム・コンサこそが、その先頭を主導する「活躍と実績をリーグに示す責任」チームとなります。
その第一歩は、次戦・5節C大阪戦での「今シーズンリーグ初勝利」しか無いですね。
前試合・4節横浜FM戦は、最後の最後に、勝利を砂の如く「取りこぼし」、試合後福森や宮澤・反省コメントの通り「試合終了ホイッスルとなるまで、一瞬の気の緩みや集中、何より勝利の執念を緩めてはならない、との身を削った苦い経験で、これからにしっかり活かすものとなった」と、コンサチームとして[勝利メンタリティ]をより強めた試合となりました。勝利を引き分け・勝ち点△2喪失・ノノ送り出す記念勝利失敗と、その代償・マイナスは強烈でしたが、簡単には獲得や掴む事の出来ない貴重経験は、これからのコンサを一段強くした掛け替えの無い財産取得で、コンサチーム成長の貴重ステップとなったもの。
ノノさんが、形を変え、チームに残した最後のプレゼント、をチームの「本物の力」にするためにも、次戦・5節C大阪戦勝利を目指すサッカー・スタイルで勝ち取るものです。
現時点、リーグ最強を誇る横浜FM対戦で、全試合得点奪取のリーグ最強攻撃・得点力との呼び声が高い横浜FM攻撃を、チーム全員・全力守備で、試合全体阻止し続け、だからこそ、全て出し切り・使い果たした末の最後の最後の一瞬の綻びの不運も重なる失点のみに守り切ったコンサ守備力は、過去の守備力を大きく越えた事を証明しました。
攻撃でも、コンサビルドアップのコンビネーションは、横浜FMのリーグ最強ハイプレスも躱すチームプレー力を証明し、サイド突破力・コンビネーションパス中央攻撃・精密サイドチェンジ・ドリブル突破・ハイスピード飛び出し・高精度プレスキックは、より精度とスピード・強度・認識判断に成長が進んでいる選手が多数となり、当然、継続課題はありますが、間違い無く、成長している姿を示す試合となりました。
また、前々試合で、大きく問題視された[チームコンディションの低さ継続]も、リーグ最強のプレー強度の横浜FMにも、走行距離では少し低下するも、スプリント数とスプリントスピード、特に攻撃スプリントで圧倒し、横浜FMのパスサッカーを中断させるパスカット、ボールホルダーへのチャージ、2次ボール回収の攻撃守備、サイド突破や飛び出し、ドリブル突破の攻撃を活性化させるパフォーマンスを証明。
興梠やGXのコンディション待ちは未だまだの様ですが、それ以外選手は、想定パフォーマンスレベル到達で、チーム完成度は、合格・リーグ水準の[80%超]到達で問題解消、あとは、頼みの興梠・GX待ちで、チーム完成度90%となり、試合勝利確率上昇の戦力アップです。
横浜戦後の、現時点課題点を整理しておくと、
(1)左サイドでのスペースカバー対策、相手攻撃起点阻止
(2)全FPのシュート力レベルアップ、シュート意識・テクニック改善
(3)興梠・GXのコンディションアップ、新たに発生想定の小柏故障離脱
の3点に絞り込まれ、それ以外は戦術徹底実践も高ルベルで、走力や球際強度や闘志と集中持続力、を高く継続させる、との方針となっています。
では、絶対鮮やかな勝利を掴み取るべく、次戦C大阪戦予想をしてみましょう。
1.対戦チーム「C大阪」現況
意外にも、シーズン前予想はCランク評価で、代表歴の高能力選手が多数保有の割には低評価でした。
その原因が、シーズン前移籍市場の中、若手有望・チーム中核の瀬古歩夢と坂元達裕の移籍、それに30歳超・ベテラン中核の藤田直之、高木俊幸、松田力流出に対し、獲得選手は、Bメンデス復帰に、J2岡山上門、山形中原、鈴木徳真、毎熊晟矢と若手選手で、パフォーマンス見込み不明で、戦力は低下評価となったもの。特に、得点不足とCB守備の不安定課題は、未解決として、既存戦力だけでどこまで出来るか不安となっていました。CB安定化の決め手として、マテイヨニッチ復帰加入に成功するも、3/10チーム合流で、戦力化時期はズレ込んでいます。
現在戦績は、今シーズン、公式戦[3勝2分1敗・得点10失点7]ですが、ルヴァン杯GS試合2勝で、
リーグ戦は、前節前までは【2分1敗】も、前節初勝利で
【1勝2分1敗・得点6失点5】順位8位 となっています。
小菊監督は、昨年8月、2019・4位ロティーナ堅守速攻型から、攻撃型への転換・2010香川在籍時3位の監督レビークルピを復活するも、攻守全てが想定半分との時代遅れとの現実を露呈し、交代し今季留任となっていますが、森島社長のC大阪は、戦績低迷から早い時期に監督交代とのスタイルが連続しており、現小菊監督も、選手保有構成が、有力高能力ベテランと、見込み不明の若手選手とに分離しているチーム現状でも、戦績低下となる「若手成長戦略」は許されていませんね。と言う事で、今シーズン過密日程の中、ベテラン選手中心の選手起用を中核に、若手選手で不足ポジションを埋める、とのスタイルは、累積疲労や故障等離脱選手発生で、チームパフォーマンス急減との懸念は付き纏います。
現在は、ベテラン高能力選手のスペシャルプレー〜超精度クロス・ハイテクコンビネーションパスやスルーパス突破で、決定機構築・得点奪取を図りそれなりに成功の局面を作っていますが、枠内シュート率低率の通り、FWのシュート決定力レベルが低レベルのため、ポテンシャル攻撃・得点力の発揮とはならないとの、想定された不安定プレーが現実です。
フォーメーション・システムは、【4-2-3-1と4-2-2-2】が半々で、
ハイプレス守備とボール奪取からのショートカウンター、ビルドアップパスサッカー・ロングパスカウンターどちらも使い分け、超精度のスルーパスとクロスと、高能力ベテラン選手の個のスーパープレーを介在する攻撃スタイル。得点パターンは、セットプレー〜クロス〜スルーパスの順。清武・乾2人のパス交換だけでも中央突破されるテクニックで、サイドは丸橋と山中の超精度クロス、奧埜・豊川の強烈ボランチ、ゴール守護神・韓国正GKキムジンヒョンと強烈選手オンパレード。実際、リーグ戦得点は、その殆どが、清武か乾絡み得点でした。しかし、既に乾が故障離脱、更に頼みの清武も前試合で故障気味の交代で、既にフルパターンは崩れて来ています。
一方で、守備陣能力は、揺さぶりに弱点があり、サイドチェンジ、クロス、セットプレーで、マーク外しやスペース発生で、最終ラインにウィークポイントがあります。
次戦・3/19対戦に、守備の要期待マテイヨニッチ出場起用が間に合うかどうか、微妙なところです。
攻撃でも、乾離脱に、現時点不明ですが、清武まで離脱となると、代替選手でのチームパフォーマンスは、急減となるものです。早、この時期で、現在戦績8位順位を維持出来る戦力継続も、なかなか困難となりそうです。
2.コンサ 対戦「戦術・試合展開・メンバー」予想
この項記載の途中に、コロナ感染大量発生とのリリースがあり、予想不能です。
残念ながら、試合実施必要数確保は、とても不透明となりました。現時点で9名感染では、本来は16名、ベンチ登録最低数の育成や2種登録も加え13名基準には、計算上、小柏などの故障離脱も含めFP16名まで減員可能で、更に7選手まで感染者拡大との計算が成り立ちますが、感染者に濃厚接触者も含めると、その数も乏しくなる事態も想定される緊急事態となりました。
完全バブル形式キャンプで、感染から隔離されてきましたが、札幌に帰還した直後に、チーム感染となった訳で、他チームで必死の感染措置で護り続けている体制確立は、なお、一層、コンサに必須と言う事です。
恐らくは、試合開催延期・無感染証明者だけでトレーニングを実施し、感染者の復帰を待つしか無いものでしょう。
明日以降、感染者続発が無ければ、戦力大幅ダウンのチーム構成で試合実施か、延期かとの交渉、判断待ちですね。
ノノ離脱・チェアマン就任の初仕事が、何とコンサのコロナ禍対応、とは酷い皮肉ですね。
2022年03月13日
余りの衝撃試合!克つ、ノノさんサヨナラ衝撃も加わり、一日ブログ作成の最低限の落ち着きも失い、茫然自失タイムが延々と続き、今朝やっと、少しだけ頭冷却状態。
と言う事で、昨日試合を点検してみます。・・今朝まで夢の中、昨日サッカーは延々と続いていますが、、
1.先ずは、客観的評価のため、試合内容を速報データから確認。
前後半の両チーム試合項目数値で、①前半・②後半となります。
コンサ 横浜
① ② 計 ① ② 計
支配率 48 47 47 52 53 53%
走行距離 56.7 57.7 113.4 58.8 57.4 116.2km
スプリント 124 94 218 121 78 199回
決定機数 5 6 11 5 5 10回
シュート数 5 6 11 9 7 16本
同枠内数 2 3 5 3 3 6本
得点 0 1 1 0 1 1点
パス数 248 174 422 276 179 555本
同成功率 78.2 76.0 77.0 85.1 82.0 83.4%
被決定機数 5 5 10 5 6 11回
被シュート 9 7 16 5 6 11本
失点 0 1 1 0 1 1点
ボール占率 ① コンサ37 ミドル38 横浜25%
② 34 40 26%
攻撃サイド占率 コンサ 横浜
① L37・M12・R51 L10・M20・R70%
② L46・M16・R38 L28・M19・R53%
コンサ選手別スプリント数〜多い順
①興梠20 小柏19 青木18 金子14 高嶺11 ルーカス11
②小柏13 駒井11 田中9 高嶺9 興梠9
コンサ選手別シュート内容
① ②
決定機 シュート 枠内 決定機 シュート 枠内 得点
小柏 2回 2本 1本 1回 1本 1本 0点
福森 0 1 0 FK 1 1 0
金子 1 1 0 1 1 0 0
高嶺 1 1 1 0 0 0 0
菅 ー 1 2 1 1
ルーカス0 0 0 0 1 0 0
興梠 1 0 0 0 0 0 0
各データ値のポイントは、
[試合展開]
・支配率〜やや横浜優位で、一度もコンサの支配時間帯は作れませんでした。
・走行距離〜やや横浜優位、少なくとも、コンサ「走り勝ち」は失敗。
・スプリント数〜コンサ圧倒。両チーム共に後半急減。コンサは、前半攻撃、後半守備スプリント。
・ボール占率〜「横浜4:コンサ2」の割合で、横浜に攻め込まれる展開を示す数値でした。
[攻撃]
・決定機数〜試合支配・コントロールは、やや横浜優位の様でしたが、[決定機数]は同数・互角の数値でした。
・シュート数〜決定機数互角に拘らず、シュート数コンサ大幅優位。決定機にシュートの意識・テクニックの差が露呈したものでした。コンサの「シュート打ち漏れ多発」は、チームの「意識」課題です。
・枠内数〜両チーム共に「枠内率=シュート精度」が課題。コンサは徐々に上昇しつつあるが。
・得点・決定率〜両チーム得点獲得も、コンサ9%・横浜6%は、リーグ最下位レベルで課題。
・パス数〜コンサ大幅劣後・通常数値を下回る。原因は、成功率急減により、「攻撃パス交換途中でのパス失敗・ボールロスト」で、パス交換寸断・停止が要因で、大幅減少となった。
・成功率〜コンサ大幅劣後。ビルドアップは、横浜ハイプレスはほぼ成功せず、問題は、中盤ボランチ〜前線間のパス交換でした。横浜の中盤ボールホルダーへのチャージが、プレー予測してレシーブ瞬間・直後タイミングを狙うスピード・ハードチャージでボールロスト、更に、前線とのパス交換をしばしばパスカットも成功され、コンサストロングとしている中盤〜前線コンビネーションの攻撃局面途中、A’3rdエリアで、パス成功率がダウンしたものでした。
・攻撃サイド占率〜横浜に、右サイド・コンサ左サイドに、起点を作られ、自由自在な突破を許し、再三決定機到達となりました。近時コンサ攻略の定番パターンで、今節も未改善のまま、横浜に焦点・ターゲットにされた事前想定通り課題が、再発したもの。
[守備]
被決定機数〜両チーム共に、攻撃バランス・得点獲得勝負スタイルのため、コンサは左サイド福森裏のフリースペースを起点とされ再三突破を許し、横浜もサイドチェンジの揺さぶりやM’3rd前後・ボランチのゲームメーク阻止、コンサハイプレスなどのボールロストからのスピードパスコンビネーション・ショートカウンターで、決定機を多数与えてていました。
被シュート数〜コンサは、やや個々マッチアップでのボールホルダー力の差から、シュートを許す場面が増加していました。
失点〜横浜失点は、コンサ攻撃や良さにより、阻止困難。しかし、コンサ失点は、福森のポジションミスとクリアープレー躊躇・怠りミスの特定選手の失点で、通常なら失点阻止が当たり前となる[惜悔凡ミス失点」でした。
[コンサ選手別データ]
・スプリント数〜前半は、攻撃選手だらけ、後半は、中盤から守備が主体でした。
・シュート内容〜シュート精度合格選手は、小柏・福森・高嶺選手だけで、金子・ルーカスは精度、興梠は意識の問題でした。小柏の決定機3回・無得点は、シュートテクニック・意識問題で、トレーニング緊急項目。
興梠は、決定機ポジション=シュート不足で、意識問題。
[得点場面]〜福森〜荒野ヒールパス〜菅ゴール反対側ポイントへのシュート
[失点場面]〜ロスタイム・横浜ラストプレーで、アバウトゴール前放り込みへの①福森ハイボール落下ポイントの判断・ポジションチェンジミスで、レシーブクリアポイントがズレ、横浜實藤にバイシクルシュートを許すタイミング・局面余裕を与えた。②福森がハイボールへ、僅か一歩のズレに過ぎず、ハイボール落下に、ヘッドクリアプレーをしさえすれば、横浜實藤にバイシクルシュートを与えたり、シュートブロックが出来たが、そのプレーを怠った、との考えられない、ボールウォッチャーに成り果てた決定的ミスと、福森単独致命的ミスが原因でした。試合後、宮澤コメント「(ノノさんへ勝利を贈るため全選手が懸命にプレーして来たにも拘らず、福森の)あと一歩の寄せの甘さによる失点(勝利喪失)で、口惜しさ・悔いの残るプレー」の通り、コンサ全チームが、原因明白に認識し、悔しがる凡ミスプレーでした。
試合終了直後、福森が[自己プレーによる失点]との意識で、ピッチに崩れ落ち、チーム控室へ戻る事も出来なかったものでしたね。福森による勝利喪失試合がまた一試合加算された内容で、本当に厳しく自己反省により<二度とその怠慢プレーを撲滅する>しか挽回は出来ません。再三の福森による勝利喪失は、最早、若手選手の経験の無さ、とのいつものミシャ弁明は不可能です。
以上が、試合項目毎のデータ値とポイントでした。
2.試合要点と課題
(1)事前試合予想は、大多数「横浜完勝」・[コンサ1:4横浜]でしたが、
実戦は、事前想定の「撃ち合い・得点獲得勝負」展開とは真逆で、互いに、相手パスサッカー・ハイプレスなど戦術を激しい球際・寄せ合いの潰し合いとなり、<相手攻撃途中での阻止合戦・勝負>となりました。
前半・やや横浜気味・試合コントロール時間帯が少し多くなるも、決定機数は同数と均衡、
後半はコンサが盛り返し、試合コントロールは再開直後コンサに傾きその後均衡となるも、決定機・チャンス数も同数と、超緊迫・均衡の【1点差勝負試合】となりました。
現時点、リーグ首位最強チームと評される横浜と、真っ向勝負で、がっぷり均衡勝負とのコンサチーム力は証明された試合内容でした。
(2)コンサの弱点として、各チームが認識する[両CB裏スペースへのボール放り込みカウンター]は、右サイドは、金子やルーカスのサイドハイポジション突破で、相手サイドを押し込み、更に田中駿太・駒井で、ほぼリスク対策となりますが、「問題が左サイド」で、攻撃時、青木やルーカスのサイドハーフは、ハイポジションからのバックスプリントが乏しく、福森も攻撃参加のハイポジションで同様、バックスプリントは殆ど行わず、結果として、福森のいた筈のエリアに大きなスペースが発生します。ミシャがハーフタイム指示の「サイドに起点を作られ過ぎでカバー不足」は、正にその問題ポイント指摘でした。前半、横浜に主導権を取られ勝ちとなった、再三[エウベル]突破・決定機多発の原因でした。
後半ハーフタイム明け直ぐの「菅」交代投入は、青木のプレーの判断とキレと精度不足の不調、そして、コンサ弱点を突かれ続けた展開を改善するための交代でした。「菅」の最大の特徴こそが、鋭く、速い前進突破・クロスとカットイン攻撃と同時に、チーム最速バックスプリントで、素早いエリアカバーのポジションチェンジ能力です。詰まり【攻撃力と守備力を、高いレベルで両バランス保持の高能力選手】との特徴です。一番似ている【長友スタイル】選手ですね。
左サイドハーフで、[攻撃型選手]は、青木・ルーカスですが、[攻守バランス型選手]は、菅・中村桐耶で
今後の選手起用組み合わせで、福森左CBに組み合わせなら、攻守バランス型選手起用がポイントとなるカモ、ですね。
(3)[シュート決定力]が継続課題とされていますが、実は、決定機=シュートチャンスに、正しくシュートプレーを選択・実施する能力=[シュート意識力]が、重要課題で、それら全てを含んだ[シュート力]の低レベルが問題です。シュートは、コンサスタイルでは、GK以外全FPがプレー対象となり、前線攻撃選手だけに限定されるチームとは、比較外の別次元スタイルです。シュート力は、全FPの共通課題だからこそ、これまでトレーニングを重ねて来たFW選手でさえ、獲得選手が僅かなシュート決定力・意識力のシュート力トレーニングが必須です。昨日試合も、決定機に、得点獲得出来た名は「菅」一人で、小柏3・金子2・福森1・高嶺1・興梠1回を全て外す、レベルが問題でない筈はありません。
①決定機との判断と認識、②その認識でのシュート勇気、③そのシュートのターゲット・タイミング・内容、と3つのステップに、最適判断とプレーが必要となりますが、本当に、そのトレーニングはメニューになっているのでしょうか。シュートトレーニングの方法・内容は、トレーニングコーチの担当・責任ですが、その能力を保持するコーチは、誰なんでしょうか。
そこの問題、、、だとすると、いくら待っても、いくら練習するも、単なる徒労・無駄にしかなりません。
「シュート・攻撃専任コーチ」を置くチームもある位、根幹課題直結のポイントです。
(4)チームコンディション問題
[チーム完成度60%]との、リーグ水準に大幅劣後・フィジカル劣後・試合後半チームパフォーマンス急減との、コンサ課題が問題となりましたが、昨日試合で「起用選手の多くが合格水準達成」との改善を証明しました。しかし、肝心の興梠とGX、青木のコンディションは、未だまだで、試合起用は、途中投入・切り札起用が最適、との事も証明していました。
残念ながら、小柏はかなりの「肉離れ故障」に見えましたね。ワンドリブル突破で、GKと一対一勝負の絶対的決定機となり、ここまで成功するも、ラストドリブルでボールを前出しし過ぎ、シュートタイミングが一瞬遅れたため、GKセービングが届くポイントとなり、セービングシュートブロックで得点阻止、同時に、ブロックした手が、小柏の右足に掛かり、激しく足首を伸ばし、その瞬間に大きな力が足首に掛かり、筋断裂濃厚事態となりました。僅かに掛かったGKプレーのため、ファウルにもならず、小柏も一旦は立ち上がり、自陣エリアへ戻る途中、故障発生で、そこからロスタイムの時間帯となる、プレー中断・ピッチ離脱措置となり、その後の、最終盤・ロスタイム20秒での、失点悲劇を産んだ劇的試合展開となりました。
本当に残念ですが、明日の診療結果待ちですが、1ヵ月程度の故障離脱・リカバリー覚悟をするものですね。
以上、試合内容を検討してみました。今、ノノさんの最後ラジオを聴きながら、記載しましたが、
昨日試合に、感謝一杯で、後腐れや未練も無く、爽やかに、現実を受け入れるも、これからの改善や打開を常に目指すスタイルに包まれで、これからのコンサ成長を期す、約束するものですね!
次戦こそ、これまでの全てを活力とし、リーグ初勝利を果たしましょう!
ノノさんに、約束しましょう!
2022年03月11日
コンサが、長期キャンプから帰還の初試合。
直前の2節ホーム初戦・広島戦は、キャンプ地から途中停車で、チーム一部のみによる試合でしたが、今節ホーム第2試合目・4節横浜戦は、チーム全体札幌帰還後の試合となり、未出場選手やサポーター・クラブ関係者が集結し、文字通り、全チーム・クラブ全体がしっかり見守り・声援する、コンサ全チームエネルギーを注ぎ、バックアップする試合となり、前第2節より、+@<ドーム力>となりますね。
試合前日トレーニングは、ホームアドバンテージの[ドーム練習]ですが、試合起用候補選手の「トレーニング意識」のボルテージは最高となり、試合への集中度はマックス、と言う所。
絶対に、「勝つ」・「コンサ全関係者に、感動と興奮のプレーとチーム力を披露する」との<試合意識は最高値>の完璧態勢が構築されています。
前日[試合展開・内容]詳細検討をトライしてみましょう。
材料は、今シーズン・リーグ戦公式データを使用し、そのポイント確認から、予測・予想となります。
では、先ずは、両チームの生データ値です。
コンサ・3試合 横浜・5試合
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 2 0 2点 4 7 11点
失点 0 2 2点 3 4 7点
シュート 17 15 32本 36 41 77本
枠内数 6 3 9本 11 16 27本
直接FK 21 16 37回 35 33 68回
間接FK 1 0 1回 10 5 15回
CK 5 7 12回 14 11 25回
被シュート14 16 30本 20 32 52本
オフサイド10 5 15回 10 5 15回
警告 3 2 5回 3 2 5回
コンサは、カップ戦・ルヴァンもありましたが、試合強度に大差が有り、カップ戦戦力ダウンBチームとなり、同一対比は条件違いとなり、横浜は、試合数2試合多く、どちらも、対比のため[1試合平均値]の換算が必要ですね。
*[1試合平均値換算]のデータ一覧は、
コンサ・試合平均 横浜・試合平均
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 0.6 0 0.6点 0.8 1.4 2.2点
シュート 5.6 5.0 10.6本 7.3 8.0 15.4本
枠内数 2.0 1.0 9.0本 2.2 3.2 5.4本
直接FK 7.0 5.3 12.3回 7.2 6.6 13.6回
間接FK 0.3 0 0.3回 2.0 1.0 3.0回
CK 1.6 2.3 4.0回 2.8 2.2 5.0回
失点 0 0.6 0.6点 0.6 0.8 1.4点
被シュート 4.6 5.4 10.0本 4.0 6.4 10.4本
オフサイド 3.3 1.7 5.0回 2.0 1.0 3.0回
警告 1.0 0.6 1.6回 0.6 0.4 1.0回 となります。
このデータから、毎試合平均の内容は、
①コンサ前半が、得点獲得期、
横浜は、コンサと同数値、
しかし、
コンサは、後半無得点期、
横浜は、後半前半の倍の得点獲得期
②しかし、シュート数は、
コンサ前半・後半同数値、横浜もコンサ+2〜3本加算するも前後半同数値。
両チーム共に、前・後半での変動は無いにも拘らず、得点獲得数が大きく変動。
枠内数で、コンサ後半激減、横浜後半急増との後半決定力上昇が理由。
横浜は、全ポジションWスタメン選手保有戦略で、途中交代でのパフォーマンスダウンは全く無く、むしろ、攻撃パフォーマンスアップとの展開を基本戦略としています。
③失点・守備となると、一方的対比は消滅します。
コンサ前半無失点は、前半戦は、マンマーク・ハイプレスが作動し、攻撃守備・失点阻止に成功。
後半、戦術実践低下で守備ダウン・失点のパターンが明白。
横浜は、前後半共に失点阻止に失敗、後半戦の攻撃積極化時間帯も更に失点阻止力ダウン、と守備力に課題明白を証明。
横浜守備課題=チーム戦術根幹課題は、
・ハイプレスハイラインのDF裏膨大スペースカバー弱体化
〜 スピードと強度を持っていたDFチアゴマルチンス流出での穴をカバー出来ていない。
・前線陣のハイプレス強度低下
〜 前田・扇原のハイプレッサーの流出・消滅で、一気に前線守備力ダウン
で、短期間・容易に打開は困難で、
ここが、攻略ポイントとなります。特に、後半戦の攻撃的な選手交代戦略の代償が、守備力・ハードチャージ力がやや低下する「攻撃優位選手」投入による失点阻止・守備力ダウンとなっている訳です。
この様に、
コンサ・横浜は、攻撃型守備の相手陣深くでのボール奪取・ショートカウンター炸裂を中心とした攻撃を互いに繰り返す超緊迫展開。その中、複数決定機でのシュート精度・得点決定力の勝負で、先制点獲得勝負・試合主導権争奪の試合内容。
後半戦は、後半15分頃途中選手交代絡みで、横浜は強力スタメン級高能力選手投入し、追加点・複数点獲得勝負に狙います。
対してコンサは、同様、後半15分頃選手投入を実施しますが、それが、サブ・準メンバーの、パフォーマンスダウン選手だとすると、そこで、一気に戦力差が拡いてしまい、失点を被る展開が濃厚となります。その【途中交代投入選手レベル】が重大ポイントで、そこに、横浜に決して劣後しない【高能力選手投入】が必須となります。
と言う事から、途中交代投入選手は、コンサ最高能力選手の【興梠とGXのW投入】、更に、最低でも、ルーカスや青木・菅レベルが限度の途中交代投入がポイントです。
超強力・強烈・横浜の【守備課題はあっても、多数得点獲得勝利】パターンへの唯一の対抗策が、
横浜のスタイル以上の【超攻撃・得点多数獲得勝ち】しか在りませんね。それ以外の対策チームは、殆ど、完璧に撃破されてしまっています。
両チームサポーターは勿論、全Jリーグファンの方たちへ、絶好のスペクタルサッカーを届ける試合となる事必至です。
絶対に、しぶとく、全関係者総力を固めて、横浜FMを撃破しましょう!
ノノ元選手・元キャプテン・元社長・会長の、送迎記念試合!
リーグ最強横浜からの、激勝の花束を、ノノの胸に贈る闘いです!
2022年03月10日
現在・シーズンスタートから5試合終了し、
Aチーム・リーグ戦3試合「0勝3分0敗・11位」〜得点2・失点2
Bチーム・ルヴァンGS2試合「1勝1分0敗・1位」〜得点4・失点3 の評価は、
【Aチーム低迷、Bチーム合格】が、客観的評価です。
そんな、
Aチームの低迷原因として露呈した「チーム完成度60%」の問題展開とは、
今シーズン、多くのJ1チームは、「超短期・集中シーズン日程」のため、例年の夏期中断期間・チーム修正が無く、シーズンスタート期間のチーム順位・リーグの戦力ランキングが、そのままシーズン終末のシーズン結果に直結との想定・見通しから、
シーズンスタートダッシュ=スタート期でリーグ上位を狙う、との戦略を選択し、
その前提・準備として、チーム完成度・戦力構築度を例年以上に到達させたシーズン開始としています。
対して、コンサは、今シーズン日程への指導陣問題意識の甘さにより、昨年並みのチーム完成度しか果たせず、従来通りの「低チーム完成度」のまま、シーズン開始とし、シーズン展開の中での補正で大丈夫、との見通しで、シーズンを始めてしまいました。
そんな当然の結果として、リーグ戦対戦で<チーム完全度負け=フィジカル負け=走り負け・試合途中走力ダウン=戦術実践力負け>が露出し、試合後半、試合内容悪化となり、頼みのチームストロング・決定機構築力も、完全に相手チームに劣後となり、毎試合複数得点獲得など不可能な試合となってしまいました。
そんな、キャンプ結果となった、長期連続キャンプ期間を本日終え、これからこそ、本拠地・札幌で、問題点急速改善を図ります。
次戦の対戦は、現時点リーグ最強チーム・横浜FMは、現時点コンサ・戦力は、<大差負け濃厚>となる程の
圧倒的な差が付いていますね。
【全ポジションスタメンランクW・2名保有】戦略の横浜FMの超能力個々選手との単純マッチアップで、通用する選手は、ほんの僅かしか、コンサには居ません。殆どのマッチアップは、そのまま対戦なら、全滅レベルです。
コンサの目指すところは、
【横浜FMハイスペック選手vsコンサ複数・組織プレー】
でしか在りません。
コンサのコンビネーション・高速・高精度・走量とスプリント量、連携が拠り所となります!
ここから、
札幌で取り組み開始です!
2022年03月09日
2022シーズン開幕からのスタートダッシュの成否を左右・決定付ける[リーグ戦・ルヴァン杯の公式5連戦]は、シーズン当初想定「3勝1分1敗・リーグ第6位」狙いの所、その結果は、「1勝4分0敗・リーグ第11位」となり、リーグ勝点は「3」となり、リーグ16位神戸と同数。つまり、得失差だけで、16位の降格圏とならなかったと言うだけの11位でしか無く、
【完全にスタートダッシュ失敗】で、この勝点獲得ペースは、降格圏争い離脱か否かのレベル。
その原因を、新加入の期待興梠とGXのコンディション低レベルで、コンビネーション未完成だけにする事は、余りに無責任・無謀のコメント。本当の理由を言えず、誤魔化しているもの、と言う事です。
原因は明白です。コンサは、シーズンイン寸前のチーム完成度は、これまでの最低レベル【60%にしか到達出来ず】、リーグ全体レベルは、遥かに高い【75%到達】で、シーズン前準備=キャンプ・トレーニング成果に大きな差を付けてしまう【失敗キャンプ】だったと言う事に尽きます。
どのチームよりも[長期間キャンプ・トレーニング期間]であり、J1チームで最少選手変動・入れ替えの[契約継続更新多数]チームで、期間も、選手変動も、皆無で、他チームの言い訳は不可能です。
との事から、キャンプの内容・方法と、選手側の意思と実施の問題との判断・評価は免れません。
恐らくは、キャンプのトレーニング課題や方法は、前年まで積み上げて来た内容を踏襲し、ここに問題はありませんね。これは、トレーニングを実施する【指導者】の問題でしょう。
昨年よりも、比較的早くチームキャンプ合流と言う事で、「ミシャの合流遅れ」ではありません。
と言う事から、ミシャ不在時の問題〜代理コーチ能力、の問題である事が想定されますが、今シーズン、ここがある意味最大のウィークポイントとなっている、との現実化が産んだ不備と考えます。
詰まり、四方田ヘッドコーチが、ミシャ不在時も、身体やハート、コーチ陣も含め、トレーニングレベルを維持して来たものが、横浜FCへの流出、長嶺コーチ離脱、も大きく、代替コーチの不在とコーチ陣のレベル低下が原因と考えます。そして、このポイントは、これからのシーズン展開でも、大きなハンデもなり、フィジカルや戦術理解、一番は、選手の意思や意識の手当てと強化に、前年より大幅ダウンがあり続ける点は、ミシャへの有効アドバイスや打診提示のレベル低下となると、チームレベルダウンをしばしば招く事態も想定される所。
シーズンスタート失敗、との試合実施結果は、一挙に、コンサのシーズン展開の危機到来を証明しています。
ノノ元社長やミシャの「シーズン当初はこんなもの。これから上昇させて、、、。」コメントは、<半分は確かに合っていますが、半分は本心では無く誤魔化し>です。
次戦、大量選手入れ替えとなり、監督まで交代しても、有効キャンプで、最短最適指導と厳しい徹底トレーニングで、チーム戦力を【85%完全度達成】とし、シーズンスタートダッシュを成功させた横浜FM対戦。
現時点での戦力比は、昨年対戦時レベルから、酷くダウンしてしまっているコンサに取り、【9:5】で、試合結果【4-1】以外想定し難い試合で、リーグ戦初勝利は遥か遠い夢、が客観評価が本当でしょうね。
かなり苦しく、厳しい対戦予想検討となりますね。
では、めげずに、心強く!
1.対戦チーム「横浜FM」現況
超攻撃チームを標榜し[アタッキングフットボール]の[最高位置ハイライン・ハイプレス戦術]を追求してはや5シーズン目、監督ポスコテグルーのスコットランドプレミアリーグ進出の流れを受け、新監督マスカットも、同一戦術で、昨年怒涛の歴史的進撃川崎が居なければ、リーグチャンピオン獲得となる2位の堂々勝点を、大量得点奪取スタイルで達成。今年こそ、リーグ制覇を狙う、川崎を倒す一番手との強烈評価。
かのAロペスも加入して、今シーズン戦績は、
ACL参戦日程の4チーム特別前倒し消化スケジュールとなり、コンサの様なそれ以外チームがルヴァン杯GSの各クラブBチーム主力試合の「5試合連続リーグ戦・ルヴァン杯GS戦の過密日程」に、苛烈なリーグ戦試合を消化し、既に、「リーグ戦5試合連続過密日程」を実施済です。
その戦績は、[3勝1分1敗・勝点10・順位1位]と<勝利か敗戦か>のスタイル丸出しの結果。
その原動力は、[得点11 失点7 得失差4]と、爆発的得点力。
因みに、コンサは、[1勝4分0敗戦 得点7 失点6]と、3得点下がるも、1失点上回り、矢張り攻撃・得点力の威力が上回っています。
驚異的なチーム力が、チーム戦略【全ポジションスタメンレベル選手W2名以上保有】で<AチームスタメンとBチームスタメン完全同一レベル>となり、ベンチ入りサブ選手も、サブチームスタメン選手も、入れ替えや途中起用しても、絶対に、パフォーマンスレベルが落ちません。その結果、チームパフォーマンスは、試合一杯最高の強度・精度・スピードが維持され、対して、相手フィジカルダウン・パフォーマンスダウンで、戦術効果・狙いがガッチリ嵌まり、攻撃炸裂の得点獲得機が爆発します。
実際、得点獲得時間帯は、前半戦31〜45分、後半戦特に、75〜90分で、その時間帯は、相手パフォーマンス低下、FMパフォーマンスは維持との、対戦格差が産まれる時間帯こそが、得点ゴールデンタイムとなっています。
唯一の弱点が、自チームスタイルに拘らず、対戦対策で相手チームストロングを消しに来る【対戦守備中心型チーム】で、
強烈ハイプレスには、ひたすらロングボールで逃げ、そのポストから溢れる2次ボール奪取に複数チャージを掛けてボールを再奪取しショートカウンターするパターンと、セットプレーの僅かな機会・回数に勝負を掛けるチーム〜この前コンサ対戦の福岡や、柏の様な、ビルドアップ型の正反対・自陣堅守でボール奪取しロング速攻型です。
コンサを含め多くのチームは、自スタイルへのこだわりから、選択は困難でしょう。
アタッキングフットボールのハイプレス・ハイライン戦術がフルタイム・フル強度・フルスピードで、試合一杯吹き荒れ、再三のボール奪取、ショートカウンター、リーグ最強度のプレスとチャージ、ハイスペックパスで、ビルドアップ型、ワイドのサイド突破とそこからの超精密クロスとカットイン攻撃、ハイコンビネーションの縦への突破と高速スピードスルーパスやドリブル突破が、強烈に襲って来ます。
リーグ最強、今は、川崎以上の、強烈チームプレー、チーム力が、次戦対戦チームです。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
ここまでの低迷は、シーズンを闘うためのチーム力形成の大幅遅れが原因で、シーズン前準備の、キャンプ失敗、ミシャ合流前の、代理コーチ陣能力の低さに起因するもの。
元々、シーズン前のシーズン展開見通しは、
11月後半からW杯実施のため、超変則シーズンとなり、シーズンは[短期間・集中]となり、[夏期中断期が無くなり]、途中のチーム再構築期間消滅で[途中立て直しは極めて困難]となり、
今シーズンは、シーズンスタートの大勢が、途中補修出来ず、そのままシーズン終幕まで継続となる可能性が濃厚との見方から、
<シーズンスタートダッシュの成否>が、シーズン結果を決定付ける、見通しでした。
コンサのスタートダッシュ失敗は、この様な最低展開との状況となり、このままでは、今後早い時期に、今シーズン目標も遥かに遠のく事態が待っています。
それを打開するには、一気にチーム大改革・大変化し、リーグ全体動向の<高く、激しい戦力勝負>に対抗出来る戦力に到達しかありません。「一気」とは、この2・3試合で、詰まり、3月後半までの10日間しか時間は残されていません。もし、この一気策に失敗すると、現在の順位から降格圏を争う展開しか残されない事となるのでしょう。
しかし、そんな重大な復活を賭ける期間・トライの最初試合が、リーグ最強の横浜FM対戦。
勝利を掴むための、
絶対的要件は、
①チーム最高期待レベルのパフォーマンス確立
最高パフォーマンスのためには、
・最高フィジカル、最高連携、必須条件の最高集中力の持続力、それら全ての源泉の正しく強い意識
・それらが、少しでも甘さや劣後の選手は除外し、最高チームは完全メンバーのみで構成
を徹底
②指導陣能力を精査し、最適指導可能コーチ主導を確立し、不良メニューを一新し、①の最適指導トレーニングを即座実践開始〜5日間で確立し、合わせ10日間でチーム大改善
となります。
それでも残念ながら、次戦横浜FM戦には、到底間に合いません。
次戦は、そのままのチーム力で戦うしかなさそうですね。
対戦戦術は、当たって砕けろ!しか無いので、
【オールコートマンマーク・マンマーク型ハイプレス】で対抗し続けるしかありません。
ここまでの公式実戦5試合は、試合スタートから、同戦術・オールコートマンマークとマンマーク型ハイプレスとした筈ですが、前線に興梠・GX起用としたため、その2人が戦術実施徹底から外れ、実は、戦術実践機能度・効果は、大きくダウンし、1人でも機能不全となると、全体に機能不全の連鎖となる同戦術は、極めて厳しい低レベルとなっていました。コンサの生命線・起用された選手全員の共通理解戦術である同戦術の機能上昇と、シュート低レベルで決定機を得点に実現出来ず苦悩するための、興梠・GXの活用を両立させる方法が、当面、チーム大改革未達の現在での最有効打開策と想定されます。
詰まり、その2人の決定力とゲームメイク力を、いつ、どこで、どう使うか、との命題です。
試合スタートから、
【オールコートマンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス】のフルパフォーマンスを集中。
横浜FMハイプレスハイラインvsコンサオールコートマンマーク・マンマークハイプレスのガチンコ対決は、今節リーグ戦の注目カード。
そのため、スタート・スタメンメンバーは、それが可能な選手起用が最大ポイント。
一進一退で、激しく、一瞬の間もない激しい攻守入れ替わりの、今シーズン最強のハイプレスのボール奪取合戦、決定機構築合戦、そして、決定力勝負の、得点取り合い合戦を仕掛け、
互いに前半戦は、フルパフォーマンスのフルプレッシング・フルスピード・超集中注力の、互いに得点獲得し合う拮抗展開、
後半開始から60分辺りまで、それが継続するも、コンサも横浜も、フィジカルダウン前の早い時間帯に複数選手交代し、横浜はストロングとする[スタメンクラスの途中交代]となり、対するコンサも[切り札投入・興梠・GXのW投入で一気にテクニックと高能力アップ]となり、横浜FMはそのまま維持、コンサは、
【オールコートマンマーク・マンマークハイプレス】レベルは、相手局面毎に発動し、【コンサ式ミシャ戦術】の多彩多様攻撃に戦術転換。ハイプレスによるボール奪取の頻度は減るも、そこからのショートカウンターのレベルは急上昇となり、得点獲得率は一気に跳ね上がり、更に、コンサ式の興梠・GX・ミランへのロングパス・ポストプレーからのショートカウンターの[コンサ式]、ビルドアップからのコンビネーション中央突破、ドリブル突破、ワイドなサイド突破からのクロスとカットイン攻撃、横浜FMハイライン裏への高速飛び出し、サイドチェンジ反復の陣形崩し、派生セットプレー、と高能力選手が加わった多彩多様攻撃は、横浜FMよりもレベル上位。
その中、精度・強度・スピードの個々能力では、横浜FM優位でも、組織連携の一体チームプレーは、コンサも独壇場。チャナ離脱は、スピード勝負での持ち過ぎが解消され、よりスピードアップとなった筈です。
この様に、超強力2選手を、後半途中・60分辺りから30分起用との選手起用戦略と想定します。
試合展開は、記述の通り、試合開始直後から、極めて激しい攻守入れ替わり、拮抗した一瞬も目を離せない緊迫の試合展開で、多数決定機構築とそこで得点獲得を、勝負し合い、
前半で、1:1、後半60分辺り選手交代から更にコンサは弾力的・戦術変動展開に突入し、横浜FM1追加点、コンサは2追加点、試合結果は【横浜FM2点ーコンサ3得点】の激闘での勝利、との予想となります。
試合起用メンバーは、
想定戦術と最強実践の限定メンバーとなります。
(①スタメン)
小柏
青木 荒野
菅 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
(②試合60分辺り交代)
興梠
小柏 GX
ルーカス 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
と変更
✳︎サブ〜興梠・GX・ルーカス ⇄ 青木・荒野・菅〜3名は、前半フルフィジカル発揮の大運動量と攻撃守備の大活躍
(③勝勢・得点超過なら・試合80分交代)
ミラン
小柏 興梠 高嶺 駒井
ルーカス 福森 岡村 田中駿 金子
菅野
の守備形は変更
✳︎サブ〜ミラン・岡村 ⇄ GX・宮澤 〜GXは短時間限定でその時間帯のみフルパフォーマンス
✳︎その他サブ〜柳・小次郎
現時点での最良対策で、客観的には劣勢の中、少ない可能性となっても、勝利を狙います!
頼みは、今シーズン最高の、チーム最良パフォーマンスと選手集中力と闘志を支える【ドーム力】のプラス@でどれだけパフォーマンスを上げられるか、とサポーター総力が問われています。
札幌ドームに、全サポーターの総力結集しかありませんね!
頑張って、奇跡的勝利を掴みましょう!
2022年03月07日
福岡対戦は、よくぞ、敗戦を引き分けに引き上げられた「ラッキー引き分け試合」でした。今シーズンの福岡チーム力を、前年レベルとのチーム評価は、かなり失礼したもので、反省です。
と言うのも、
事前想定以上に進化していた相手チームにより、
コンサ予定プレー=戦術を停止され、攻撃パターンを制限・縮減、守備も[前線から守備変動型]戦略に苦戦と、攻守で、「コンサストロングのリーグ最強戦術強度」大幅ダウンで、
再三、福岡に決定機を作られ、GKやDF陣のファインプレーで、やっと失点阻止のラッキー・幸運レベル結果と出来たもので、試合内容としては、ここ2・3年の中、<攻撃は最低試合内容>でした。
その原因が問題で、詰まる所、
①コンサ攻撃時・ミシャスタイル[5トップ・5レーン・ポジショナル戦術]を封ずる対策戦術
②ハイプレスの作動をチーム全体ポジションにより変動させる[変動型ゾーンハイプレス戦術]
の2つの対策戦術により、
・コンサ攻撃を作動直ぐタイミングで中断しチャンス構築を寸断させる事、
・コンビネーションのパスターゲットをマークで封鎖してのハイプレスでビルドアップを寸断する事、
を狙われたもの、でした。
この対策戦術は、コンサの攻守対策では「真・最大効果」戦術で、今後のコンサ対策のパターンとなりそうな高等戦術でした。
もう少しその内容説明をトライしてみます。
a.一つ目の① コンサ攻撃時・ミシャスタイル[5トップ・5レーン・ポジショナル戦術]を封ずる対策戦術
とは、
コンサの攻撃スタイル〜ミシャスタイルで[攻撃局面システム可変後の5トップ]を封じる戦術です。
[5トップ]は、5レーンに攻撃選手を5枚並べ、相手4バックに1枚上回る数的優位を作り、更に、2・4番の[間レーン選手]が少しポジションダウンし、相手DFを引き出し、[ギャップと斜め上へのパスコース]を作り、2・3列目との[コンビネーションで、DF突破]し、相手陣深くへの侵攻を狙う戦術ですね。
図示しておくと、
レーン 1 2 3 4 5
SB CB CB SB
菅 小柏 興梠 金子 ルーカス
↓ <コンサ2・4レーン選手がポジションダウン>
SB CB ◎ SB [ ◎表示がスペース・ギャップ]
菅 ◎ 興梠 CB ルーカス 〜相手CB引き出し
小柏 金子 〜小柏金子の2・4レーンダウン
福森 駒井 田中駿太 〜ターゲット増加でパス交換突破
(例:田中駿太から、ルーカス・金子・宮澤、◎スペース飛び出した興梠へスルーと、ポジショナルプレーが展開する相手DFライン突破が狙い。)
そして、このコンサ狙いに対する福岡対策戦術が、
[3バック・コンサ攻撃時は5バック]で、よくマッチアップやマーキングと解説されるものですが、その意味・意図は、コンサ5トップの5つのレーンに、1人ずつエリア・ゾーンカバー選手を置き、マーキングでは無く、◎のスペースギャップ作りプレーも、そのスペースをエリアカバーされ、更に、5トップへのパスを、レシーブのタイミング寸前に飛び出しパスカットを狙い、コンサ2・3列目からのパスを多数封じたものもなりました。
コンサの攻撃パターンは、この5レーンのギャップを使ったサイド突破や、コンビネーション中央突破が主力のため、その手前段階で、頼みのパス交換を封じられる事は、攻撃主体を封じられる事となるもの、でした。
それを更に上回るためには、個の能力のサイド突破=速さや強さによる単独プレー〜伊藤純也の様な〜しか有りません。しかし、コンサは、打開策のないまま何度も反復・失敗し、ボール奪取からロングカウンターに転じられ、攻撃バランス=5選手をトップ位置まで上げた攻撃枚数過多状態での、ロングカウンターは、守備バランスは数的不利・良くて同数となり、福岡の攻撃侵攻スピード対コンサのバックスピード勝負で、予想準備していたコンサ最終ラインも、特に、宮澤対ルキアン勝負で、殆どスピード負けの剥がされた突破を許し、決定機多数発生、そしてその局面での強引守備でファウル〜コンサゴール前でのフリーキック〜更にPKと、コンサ失点決定機が多発となった訳でした。
これら被カウンターの起点が、上記対策守備戦術と言う事です。
b.二つ目の、②ハイプレスの作動をチーム全体ポジションにより変動させる[変動型ゾーンハイプレス戦術]とは、
ハイプレスチームは多数との現状ですが、・その作動位置、・チーム全体ポジション、・チャージの速度と強度、そもそも、・ゾーン型かマンマーク型か、と多様に分かれています。
α、ゾーン型とマンマーク型は、
・リーグ大多数チームの選択は[ゾーン型ハイプレス]で、
ゾーン=エリアカバー・防御を、中盤から更に押し上げ、相手DFエリア内のビルドアップ局面で、ゾーンカバー守備のエリアを、相手ビルドアップエリアにかぶせるもの。基本は、個々のカバーエリアをボールホルダーに被せる=ボールホルダーをチャージしボール奪取やコントロール喪失を狙います。
その欠点は、
○自陣守備陣の場面では、相手ビルドアップまで、距離が遠く、チャージまでの時間が必要となり、相手ビルドアップ阻止のタイミングに遅れ、ハイプレス失敗となる、
○そのため、自陣を相手陣深くまで上げ、チャージまでの距離と時間を縮め、ビルドアップに間に合わせ、その結果、全体が極めて高いハイラインとなり、最終ラインとゴール間は、GKのみと巨大スペース発生が避けられないリスクとなります。
β、マンマーク型ハイプレスは、コンサと横浜FCの2チーム限定戦術で、常時・オールコートで、全選手にマークカバーを実行し「人を制する」守備となり、相手ビルドアップ局面では、相手最終ラインのビルドアップのボールホルダーに、短距離の間合いで、レシーブと同時にチャージし、また、パスレシーバーもマークカバーでパスターゲットを消してしまう、パス奪取スタイル。この2通りの内、
福岡は、そのゾーン型ハイプレスを選択し、、
[変動型]とは、
[チーム全体が短い選手間距離で密集陣形]となるまで自陣を相手陣深くに前進したタイミングでのみ、激しい全面チャージを、コンサビルドアップに仕掛け、コンサは、どの選手ターゲットも、ゾーンカバーを掛けられ、パスターゲットが消され、コンサのマンマーク型ハイプレスのオールコートプレッシングと、よく似たパス交換阻止の戦術でした。これまで、コンサは、ハイプレス対戦では、ボールホルダーとレシーバーの激しいポジション変化で、パスターゲットを確保し、相手ハイプレスを躱すプレーは、リーグトップでしたが、コンサが近くのパスターゲット全てにカバーを付けられ、パスターゲットをしばしば喪失、コンビネーション喪失となり、パス出しのタイミングが遅くなり、相手チャージが間に合ってしまうボール被奪取となり、コンサゴール近くからショートカウンターに成功していました。
長々と、ここに説明していても、コンサの攻撃ポイント場面でのボール奪取、又、ボールビルドアップ場面でのハイプレスによるボール被奪取、の威力と対応対策の困難さを確認します。
そもそも、福岡のチームスタイルは【4-4-2型が本来の所を、3-4-2-1型にスタイル変更】をしたゾーン型ハイプレスと自陣堅守からの速攻戦術をぶつけて来た、【対戦相手の良さを潰し、弱点を突く】戦術による戦術的勝利寸前にまで大成功となった、福岡・長谷部監督の罠に、見事まで嵌められた内容でした。
近時のJ1チームは、独自チームスタイルを追求し、対戦相手毎に対策や戦術を変化させるスタイルは、ごく僅かとなるも、コンサの激しい攻撃力やチーム力、その前提の戦術勝ち、とのストロングポイントの強さの理由で、本来スタイルを変える戦略を取った訳です。
対戦相手毎には、自チームスタイルの変更はさせず、マイスタイルを追求し続けるチームが多数で、次戦のリーグ第4節は、横浜FMで、今回福岡の様な、コンサ対抗スタイルへチェンジはあり得ませんが、以降の対戦相手チームによっては、福岡の様に、対戦対策戦術を変化させる対戦試合は出て来そうです。
【真コンサ対策戦術】が出来てしまった試合となった訳です。
試合速報項目別データ値を見てみると、
コンサ 福岡
前半 後半 前半 後半
支配率 63 61 37 39%
走行距離 52.5 54.1 53.2 55.4km
スプリント数 74 105 105 109回
決定機数 2 4 4 4回
シュート 2 5 8 8本
枠内数 1 1 2 3本
得点 0 0 0 0点
1)前半福岡が試合支配、後半は拮抗まで回復するも、コンサ圧倒までは不成功
2)スプリント数劣後の<走り負け>、後半戦持ち直しもスプリントが拮抗レベルまでアップした事が明白な理由。
福岡のスプリント量は、・チーム全体のポジション急進の上げ下げスプリント、・コンサ5トップのポジション変化によるスペースへのカバー、コンサ5トップへのパスレシーブ寸前を急襲するパスカットのコンサ攻撃途中ポイントで阻止の、スプリントがその大半です。
福岡の決定機からシュートの得点阻止を阻む、GK菅野、DFやボランチやサイドの身体を張ったシュートブロックが、敗戦必須の試合内容に拘らず、両チーム無得点のギリギリ引き分けを勝ち取った、試合MVPでした。
最後に、シュート精度・得点力の低さは、シュート数が減少し、益々、一本毎の価値が上がっても、その精度を変えず、酷いシュート精度のままは、残念です。
個別選手別のシュート内容は、
前半 後半 合計
選手 シュート〜枠内〜得点 シュート〜枠内〜得点 シュート〜枠内〜得点
金子 1 0 0 0 0 0 1 0 0
小柏 1 1 0 0 0 0 1 1 0
青木 ー 2 0 0 2 0 0
ルーカス0 0 0 1 0 0 1 0 0
柳 ー 1 1 0 1 1 0
深井 ー 1 0 0 1 0 1
興梠 0 0 0 0 0 0 0 0 0
全員、酷く低いシュート精度、そもそも意識の弱さが露呈。
全く改善の打開も無理とのレベル。
改善打開は、遥か遠い夢なのか⁈
2022年03月06日
本日、待望のリーグ戦・初勝利を目指すアウェー福岡戦。
コンサトップチームのコンディションは、抜群となり、ここまで、低段階だった選手コンディションは大きく進展し、リーグ第2節時点のチーム全体仕上がりレベル60%は、一気に75%となり、試合時間帯75%・試合開始から65分間、スタメン選手パフォーマンス維持が可能となりました。
コンサの選手起用戦略は、選手パフォーマンスのポジション上位から選出となるトップチームスタメン選手群、その次順位となるサブチームスタメン選手群を、リーグ戦はトップチームスタメンメンバー、ルヴァン杯はサブチームスタメンメンバー、リーグ戦のベンチ入りサブメンバーには、サブチームスタメンメンバーが起用され、リーグ戦起用は途中限定時間起用、又、ルヴァン杯ベンチ入りサブメンバーには、期待有望選手起用との、スタメン選手・完全ターンオーバー制を採用しています。
そして、リーグ戦スタメン起用選手は、過密日程から切り離し、フィジカル等コンディションをよりアップし、チーム最強化を図る戦略で、最強選手メンバーのフィジカル等コンディションレベルを一気に引き上げ、予定の最強レベルに出来るだけ早期に到達させる意図ですね。最高パフォーマンスには、興梠やGXは未だまだ未到達で、その素晴らしい黄金プレーは隠されたままですね。同時に、トップチームスタメンメンバーの最大課題ともなっている「シュート決定力・決定機得点力」の打開も、この間の最優先課題で、余裕のある通常日程の中、次戦対戦準備だけで無く、フィジカルと課題打開トレーニングの時間を確保し、しっかり取り組みますね。
その一方で、リーグ戦ベンチ入りサブメンバーとなり、ルヴァン杯サブチームスタメンメンバーとなる選手は、最大のトレーニングポイントとなる「実戦経験が増加」する、かなりハード日程となりました。リーグ戦で途中出場でトップチーム実戦プレーを果たし、その後直ちに、ルヴァン杯サブチームスタメン主力メンバーとして対戦準備を行い、そのままルヴァン杯スタメン起用、その後1日休養後、直ちにトップチームの次戦リーグ戦対戦準備トレーニングに合流と、ほぼ休養日も少なく、ハードトレーニングと実戦が連続する、過密5連戦となっていました。若手有望選手やブレーク待望選手で、根性魂の意識や若いフィジカル、だからこそ可能の、ハード日程でした。
そして、一番余裕なのが、ルヴァン杯ベンチ入りサブメンバー選手群。但し、一番試合・実戦から遠い立ち位置に、危機感や想いは強く、また、一番成長の潜在力を持つ期待選手群。
しかし、コンサの今シーズントップチームメンバーは、昨シーズン終盤のトップチームメンバーと、チャナティップ以外は興梠とGXの強力選手チェンジ以外変動無く、サブチームメンバーには、新加入選手を始め、大きく変化しているもの。
所が、他チームは、コンサの様な選手契約継続更新はごく僅かのチームで、トップチーム、サブチーム共に、激変が多数ですね。
しかし、その中、最少移籍数グループの一つである、本日対戦「福岡」は、どうかと言えば、
「昨シーズン終盤のトップメンバーを、リーグ戦トップチームと、ルヴァン杯サブチームに振り分け、トップチームはややレベルダウン、サブチームはその主力投入でややレベルアップ」との選手起用選択を実施しています。これは、【どちらも勝利・勝点獲得を狙う】と、リーグ戦・カップ戦両方一定成果を狙う欲張り戦略ですね。
具体的には、福岡・昨シーズン終盤リーグ戦主力メンバー13名は、
リーグ戦7名、ルヴァン杯4名、と分散する選手起用のターンオーバー制となっています。
そのため、リーグ戦スタメンは、昨シーズン終盤リーグ戦チーム戦力はやや低下、しかし、サブメンバーの試合途中交代は、昨シーズントップチームメンバーとなり、リーグ戦の交代サブ選手は、トップチームメンバーと同じレベルとなっています。
この点から、本日対戦ポイントとしては、
・福岡トップスタメンメンバーがフィジカルダウンにより、サブメンバー起用での戦力・チーム力ダウンは無い。途中交代で、むしろ、より強力となる事もある。
・このため、試合開始からのトップスタメンチームの間で、試合優位・勝勢獲得を図る展開が重要。
・前半で、複数得点獲得が試合左右ポイント。
との結論です。
福岡ビルドアップを破壊する強烈マンマークハイプレスで、ビルドアップ放棄とさせる。
↓
ルキアン頼み放り込み、サイドへ逃げ、の攻撃に絞り込み
↓
ボール到達予測ポイントに複数カバーで、完全封印
↓
福岡・攻撃手段を喪失させ、サッカーそのものを混乱・混迷に堕とす。
↓
コンサ攻撃・攻勢で試合支配、複数・大量得点獲得の完勝
を実現です!
2022年03月04日
2022シーズンスタートは、3試合連続引き分けを打破する、前試合・ルヴァン杯GS2試合目柏戦・激勝で、今度こそ、リーグ戦初勝利を掴み取る試合!
サブチームの頑張り・奮闘は、トップチームに火をつけるエネルギーとなり、トップチーム選手の勝利魂を点火!させました。
サブチームの攻撃威力は、他チームサブチームを遥かに凌駕し圧倒する内容でしたが、トップチームのリーグ戦でも通用するハイレベルな多彩多様パターン攻撃は、トップ・サブの戦力差・レベル差は無い段階に到達を証明していました。
では、次戦・リーグ戦初勝利への課題と対策の展望・予想に取り組みです。
1.対戦チーム「福岡」現況
昨シーズン、シーズン前予想された「苛烈な4チーム降格を勝ち抜き驚きの8位を獲得」し、「J18位以上の上位定着」「カップ戦4位以上」を今シーズン目標としています。
昨シーズンは、
順位8位 勝点54 14勝12分12敗 得点42 失点37 得失差+5 とのシーズン結果は、
昨シーズン・J1リーグを席捲の「ハイプレス戦術」の最先端チームの一つとして、攻撃型守備・連動一体攻撃のシンプルスタイルの威力が発揮されたものでした。
今シーズン目標のため、継続性を維持しつつ、主力となったショートカウンターだけでなく、課題は[攻勢局面の攻撃力アップ]で、そのためにも、昨シーズンメンバーを継続保有・ピンポイント補強とし、
基本フォーメーションは基本形の【4-4-2】で、高い位置からのプレスで始まる連動した守備でボールを奪い、鋭い攻守の切り替えから素早くゴールを目指す戦い方が主体。 その中で最終ラインの中央にはJ2屈指・熊本雄太、大卒井上聖也獲得し、高さと対人強さに加え[正確なフィード]で奪ったボールを攻撃につなげる意図し、グティエレス流出をカバー。中盤には田中達也を獲得し、スピードと切れのあるドリブルのサイドアタックは、個の力で局面を打開し攻撃力アップし、更に金森や田邊の中盤バランスをより攻撃型に整える効果となるもの。
FWは、ジョンマリ、ブルーノメンデス流出の代替として、攻撃力強化の切り札として、スピード・高さ・決定力と三拍子揃う昨シーズンJ2得点王ルキアンを獲得し、最前線守備も行い現在戦術にマッチする選手であり、攻守アップを果たす強化成功。
しかし、福岡は、昨シーズンと同様レギュラーは固定せずに全選手起用を原則に、その時点での最大出力を狙う、との選手起用スタイル。マイナス面が、外国籍選手多数流出で特に、SBサロモンソン流出で攻撃起点を喪失となり、その代替の是非がポイントの一つとなる。詰まり、良い形でルキアンにボールを預けられるか否かがポイントで、単純前線放り込みとなれば、その威力半減となってしまいます。
そして、今シーズンイン後の戦績は、
リーグ戦0勝2分0敗、カップ・ルヴァン杯1勝1敗と、公式戦[1勝2分1敗]は想定を下回るもので、
最前線からの守備・強力ハイプレスは作動するも、一体連動攻撃は作動せず、懸念通りの攻撃起点喪失の前線放り込みだらけの、乏しい攻撃力が露呈となっています。
チーム走力とボールへの寄せの速さと強さは、若手選手でも可能で、チーム全選手に分散させ、ハイフィジカルを毎試合連続させるスタイルは成立していましたが、それも要選手が、プレーの繋ぎ、連携連動を果たすが故で、外国籍FW流出やDFグティエレスとSBサロモンソン喪失のダメージ回復が果たせていないと言う事です。詰まり、選手保有戦力はダウンと言う事です。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー 予想
A.コンディション
コンサは、一昨日ルヴァン杯柏戦からは「中3日」日程となりますが、ターンオーバー選手起用を徹底し、トップチームメンバーは、全選手がベンチ入りも回避の完全ターンオーバーとなり、対戦は「中7日」日程です。
更に、この「アウェイ福岡戦」対戦を見越して、[熊本キャンプ・拠点]を継続し、移動時間が最短の「当日移動」となり、現地福岡まで、バス1.5時間程度なら、朝出発で充分です。
試合メンバーコンディションは、最良・万全です。
B.戦術は、
対戦チーム福岡の主戦術[ハイプレス・ショートカウンター]への対策は、
①可変システムで、チャージターゲットのポジションチェンジで、ターゲットの混乱
ここからは、ハイプレスへの常套手段②③④
②DFラインとGKとアンカーのコンビネーションパス交換でチャージを外す
③ボールホルダーの個人能力〜懐の深さやチャージ躱し、ドリブル突破で守備ラインを突破
④前半ターゲット〜DF裏やサイドのスペースへのロングパスで、そのポイントからの飛び出し、ドリブル突破
と、4対策で、リーグ最強度のビルドアップ力の本領発揮で、攻撃へ切り替えとなります。
又、ルキアンなどのコンサハイライン裏スペースを狙う放り込みは、福岡の狙いエリアを事前想定・準備で、コンサCBは、複数守備・カバー体制で待ち構え、そのボール奪取こそ福岡ボールロストとなり、攻撃へ切り替えとなる、狙いの攻撃型守備の一環です。
更に、福岡ビルドアップ局面こそ、オールコートマンマーク・ハイプレスが作動して、リーグ最強のパス交換阻止、ボールのある全場面・位置でのボール奪取、カウンター、攻勢発動となり、福岡ゴール寸前での決定機・得点奪取となるものです。
詰まり、福岡の全プレーこそが、狙い・ターゲットとなる、との構図です。
そして、コンサ攻撃は、
(a) 前記の攻撃型守備〜ボール奪取〜カウンターとの守備攻撃一体チームプレーを始めとして、
(b)ビルドアップを基本とした、コンビネーションパスサッカーで、ワイドなサイド突破・クロス攻撃、DF裏スペースへの飛び出し攻撃、コンビネーション連続・ワンタッチ・短多数パスの中央突破、ドリブルやスルーパス、反復サイドチェンジで福岡陣を揺さぶりギャップやスペースを強制的に作り出し突破、派生のリーグ最高のプレスキックのセットプレー、と多彩多様攻撃が炸裂します。
一昨日ルヴァン杯サブチーム攻撃の評価で、解説のかのレッズの坪井も、コンサ攻撃の多彩多様スタイル激賞でしたが、トップチームは更に、スピードと精度・強度が段違いとなり、その威力は絶大です。
C.試合展開予想は、
試合開始直後は、ハイプレス合戦の均衡状態で始まりますが、その後、コンサハイプレスから攻撃〜攻勢時間が継続となり、その中、多数回決定機構築し、興梠効果の沈着冷静シュートで、複数得点獲得で、ハーフタイム時勝勢となり、後半戦開始直後の均衡時間の後は、コンサ攻勢継続となり追加点加算し、大勝の完勝の予想。最終試合結果は【4-1完勝】との想定です。
D.試合メンバーは、
準備予定のトップチームメンバーで、
(スタメン)
興梠
小柏 GX
ルーカス 高嶺 駒井 金子
福森 宮澤 田中駿
菅野
(サブ)
フィジカル次第ですが、一昨日ルヴァン杯柏戦活躍選手の
トップチームご褒美ベンチ入りとなります。
中島・深井の得点コンビ、田中宏武・菅の左サイドコンビ、
西野・荒野は抑え、GKは大谷。
こうあって欲しいサブ・ベンチメンバーですね。
次戦こそ、リーグ初勝利を確実に掴む試合です。
それぞれの場所から、全力サポートで勝利を掴みましょう!
2022年03月03日
昨日ルヴァン杯GS第2戦・柏戦は、ミス多発・失点パターンが、前半試合開始直後から発生。大走力を必要とする[ハイプレスやポジショナルサッカーチーム]の共通課題の「試合後半・フィジカルダウン時の強度低下」原因の<後半パフォーマンスダウン>、そのため戦術機能せず、ミスプレーが失点直結、との前半圧倒・後半逆転や拮抗、がよくあるパターンですが、昨日試合は、真逆でした。
その原因は【ビルドアップ安定性】に尽きます。
若い選手のミス〜「井川ミス」とされていますが、そんな簡単では有りませんね。
確かに、柏ネルシーニョ試合後コメントの
①コンサのCB左右スペースを狙う、柏陣からのロングフィード・放り込みへの対処
②コンサビルドアップへのハイプレスでミスパス誘発し、センターライン付近からバイタルエリア辺りエリアのパスレシーブポイントをターゲットへの対処、の2ポイントが焦点でしたが、
①のコンサ攻勢時の被カウンター局面への対処は、経験値の少なさと、井川の認識の甘さ・低さを突かれましたものでしたが、
少なくとも、コンサの[攻撃切り替え局面]のノッキング・不調は、②の柏ハイプレスへの対策問題であり、コンサ攻撃へのスタートとなる[ビルドアップ安定性]の問題で、前半攻撃停滞を招く場面続出となったものでした。
その原因が、ピッチ全体に露呈した瞬間が何度かありましたね。そう!ミシャが数回に渡り修正を指示した『荒野!エリア・ポジションが違う!』との大声指示。
コンサビルドアップは、システム可変の局面段階毎に、各選手がポジションチェンジし、①コンビネーションパス交換、②ドリブル持ち上がりを主体に、③ロングパスのコンサ式を加えた3パターンとなります。
その①局面で、3CBは、左右スペースに拡がりコンビネーションを取り易いポジションチェンジし、同時に、GKのバックやり直しパスと、3方向にパス可能となりますが、どれも[横パスがバックパス]で、前進とはなりません。そこに、第4のパスターゲットとして、バイタルポジションに、アンカーボランチが縦方向ターゲットのポジションを取り、[縦パス・縦斜めパス]が可能となり、このコンビネーションこそが、相手ハイプレスの第1チャージャーを躱し、1枚剥がすチームプレーとなります。
その肝心な[第4パスターゲット・アンカーボランチポジション]となる荒野が、前ポジションの攻守参加・前掛りとの<ポジションミス>を多発したもの。
そのため、CBの、岡村、菅、そして、井川は、ビルドアップ前推進が困難となり、柏ハイプレスチャージマッチアップが同数となり、ビルドアップの基本[数的優位によるパス交換(=コンビネーション)]が作れなかったものでした。そのため、センターライン付近へのアバウトミドルパスや、強引・無理気味ドリブルで打開を図るも、相手の狙い目となった訳でした。
詰まり、若い選手のミスの真の意味は、【荒野のポジションミスと、経験不足井川の守備ミス】で、どちらも、即座に修正・改善出来るもので、深井や柳の試合後コメントにもある通り、『前半と余り変わらなく、後半プレーして、試合はコンサのものとなりそのまま逆転となった』と言う事でした。
コンサでの<ビルドアップ>の重要性を再認識させられた試合でした。
柏のハイプレスは、コンサM'3rdがスタートラインで、Jリーグ・ハイプレスの中では、低く、強度も平均以下で、本来なら、柏中盤以下は自陣ゾーンとなり、コンサのビルドアップは自由自在の筈が、荒野ポジションミスにより、ビルドアップパス交換でモタつき、柏ハイプレスを誘発となるタイミングとなりました。
それでも、ビルドアップに自信を持っていたため、ドリブルや外しプレーで、相手チャージを躱し、一枚剥がす事を狙った訳で、それ自体は、リーグトップのコンサ[ビルドアップレベルの高さ]を証明する事ともなりました。
驚きは、サブチームでそのレベル!と言う事で、トップチームが、どんな強烈ハイプレスも躱し、無敵な訳ですね。
試合は、前半柏、後半コンサと、普段とは真逆となり、ミシャの大好きな大逆転勝利のスペクタル展開。前半は悲鳴でしたが、後半は歓喜と激励となりましたね。
試合スタッツのリリースは有りませんが、
コンサ 柏
前半 後半 前半 後半
決定機数 4 6 6 2
シュート 5 11 4 3
枠内数 2 5 4 1
得点 0 3 2 0 でした。
シュート選手別内容は、
柳 シュート1 枠内1 得点0
ドド 2 2 0
ミラン 2 0 0
深井 3 2 1
中島 2 2 2
青木 2 0 0
菅 1 0 0
田中宏武 1 0 0
荒野 1 0 0
岡村 1 0 0
高いシュート精度の選手が、得点獲得を果たしています。
中島試合後コメント『日頃からの練習通り』のシュートだ、と言う事です。
昨日試合前半は、ビルドアップ基本を外すと戦術機能急激、若手有望・井川の痛みを伴う貴重経験、とこれからにそのまま活きる、しかし二度と繰り返さない内容。
後半こそ、コンサパフォーマンス全開の、超攻撃スタイルを確認し、ルヴァン杯GS突発に大きく前進となった試合こそ、次戦・リーグ初勝利を果たし、実現する大きな勢いをチームに齎した、作った試合でした。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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