〜進化〜161)守護神ソンユン再現の意味は?!

2022年09月09日

6年間コンサ守護神として、相手ゴールストップを果たし続けた、<皆んなの恋人ク・ソンユン(28)>が、3年振りにチーム復帰となりそうですね。
その実力は、その恵まれた体格に加えて、俊敏性を併せ持ち、リーグトップを争うシュートストップ・セーブ率を争うリーグを代表する若手有望GK。惜しくも、26歳、コロナ禍でリーグ戦進行に不安・不透明感が発生の中、30歳までの韓国兵役義務期限を実践する、丁度良いタイミングだとの判断から、チームとサポーターの全信頼の中、契約解除・退団したものでしたね。
その時の合言葉が、"必ずコンサへの復帰!"で、固い意思と約束の下、別離したもの。

そして、当初の予定通り、兵役義務を果たし、コンサへ復帰への道として、交渉開始、と言う事ですね。
その間は、サッカーを離れた訳では無く、Kリーグで、代表定着の名GKとして、激しい争奪戦の上、J1大邱FCに移籍、翌2021年兵役義務を、国軍体育部隊傘下のサッカーチームである金泉尚武への期限付き移籍形式の入隊で図り、今年9月7日除隊で完了。その後一旦、K1大邱FCへ期限付き移籍復帰も、ソンユンの意思が強く「Jリーグへ復帰(コンサは復帰最優先)」として、契約解除となった所ですね。

ソンユンは、2012・U-代表で、将来の韓国代表を目指すため、急成長を求めC大阪に加入するも、3シーズン、堂々の韓国代表第1GK・C大阪正GKキムジンヒョンの壁、チーム内第4GK順位からの脱却不能で、2015・「1年期限でサッカー人生自体を賭ける」との意思と覚悟で、コンサ移籍。
コンサでは、加入直前までの、[2011〜2014・李 昊乗(イ・ホスン)・J1昇格主力メンバー]との大成功経験と、Jリーグ・韓国GKの優秀さの流行もあり、最優先で、埋もれていたソンユンを発掘し、加入初年から、第1GKとして、リーグ出場となり、
恵まれた体格・195cm82kgに拘らず、俊敏性に優れ、近距離からの強烈シュートも、ゴールマウスを80%位カバーする体格で、トップレベルのセーブ率となる逸材才能が、見事に開花し、Jリーグ有数の韓国籍GK、韓国代表も掴む成功を実現しました。
実力を示す数値・データを記載すると、
年次      リーグ順位
   本人セーブ率   チーム被ゴール率
*15   12位       4位  〜鹿島より1億オファー
*16   21       18
*17    7       12
*18    2        3   〜キムジンヒョンに次2位
*19    4        6
 20 菅野 5位                     17
 21 菅野12位      17
 22 菅野 4位      18
*時期が、ソンユンの実績値で、急成長で、セーブ率アップを実現し、それがそのまま、チーム・被ゴール率に直結・守備力の中核で、文字通り"守護神"となっていた事、そして、そんな急成長の途中での、チーム離脱だった事も証明しています。
その後、菅野が、2019・セーブ率35位から、獅子奮迅の活躍で、過去最高のセーブ率を実績するも、チーム・被ゴール率は、悪化の一途で、現在のリーグ最低レベルは、3シーズン継続です。
その原因は、ソンユン→菅野の正GK変更で無い事は、菅野セーブ率の活躍で明らかで、戦術とDF陣が原因である事を、逆証明するデータ値でも有ります。

もう一点、非常に重大な事実を記載しますが、現在、Jリーグは、酷い若手・中堅GKの枯渇状態だ、と言う事です。
ソンユンの28歳以下、各チーム5試合以上出場の正・準GKは、引用・別表の通り、驚きの[僅か6選手のみ]で、ベテラン勢の一斉引退・流出は間違い無いリーグ趨勢となり、ソンユン・中野小次郎は、貴重な人材となる事必至です。
ベテラン菅野も、広島林に次ぐ高齢選手で、次シーズン正GKは無理となり、準やコーチ兼任が妥当でしょう。

絶対に、ソンユン獲得は、チームのこれから・根幹を作るものとなり、必須選手です。

確実に、加入・入団を決めましょう!




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post by yuukun0617

09:31

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

yuukun

Re:〜進化〜161)守護神ソンユン再現の意味は?!

2022-09-09 16:22

ソンユンのスタイルとプレーについて、応援記憶の中から再現してみましょう。 菅野と対比すると、全くタイプの異なるGKだと言う事が、明らかになりますね。 菅野は、体格~ 179cm/75kgで、J1最小サイズのGKと推測されます。 対する、ソンユンは、体格~197cm/85kgは、J1でも、BIGサイズな方のGKとなります。 そこから、 シュートストップ=セーブスタイルが相違する事となります。 ・最小サイズの菅野は、[シュートストップライン=シュート阻止ポイントを、ゴールラインから可能な限り距離を取った位置]とし、相手シューターと、ゴールマウスへの角度を狭め、シュートコースを縮小させるポジションと、そこでのシュートストップを狙う、とのスタイルとなり、ゴールラインから高く飛び出してのシュートストップが華麗にプレーされます。 ・ソンユンは、真逆で、体格を活かしゴールマウスのシュートコースを消し、[ゴールライン寸前をシュートストップライン・位置]とし、飛び出しは殆ど無く、相手シュートを、ゴールライン寸前まで、しっかり待ち、一瞬のセーブでストップするスタイルとなります。 どちらかが有利かは、明白で、ソンユンのゴールライン寸前シュートストップ・スタイルがセーブ率優位となります。それは、飛び出しにより、ゴールカバーが消え、ループやスピードや身体の脇や空きを通すシュートに、菅野・飛び出しスタイルは、弱点かあり、シュートストップ失敗が増加するからですね。 ソンユンの弱点は、その当時から、飛び出しによるエリアカバー、ゲーム起点のパス能力が有り、セーブ率の高さの代償となっていましたが、その後の成長で、大きく改善されている事を期待です。しかし、現時点から来シーズン開始までの期間で、それら課題も克服・改善が、最適進行ですね。ここでの、チーム合流・トレーニング開始は、最適進行!

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