2018年06月28日
~進化~ 現在・未来コンサ点検~⑨中断期間トレーニング現況と成果分析-3は、テストゲームの評価・採点日。
W杯前のわくわくTIMEに、本ブログを記載しましょう。
本日は、第2回目のTG・札幌大とのテストマッチ。
第1回目は、1週間前の6/22(金)対戦相手は、同じく札大で、
6/18~6/22までの5日間のテスト・点検用練習試合。
その評価は、
①全般コンディションは、35分~45分~35×2しか保てない状態で、特にスタメン候補グループで累積ダメージ・疲労から「やや低内容」でしたが、フィジカルをハードトレーニングで追い込んでいる現状、あのハワイキャンプ第1回TGと同様な状態に拘わらず、より高いパフォーマンスで、今シーズン15節間で、着実にレベルアップした現状を確認したもの。これからも、フィジカル負荷は続け、そんな中でも、高パフォーマンスとなるレベルまでフィジカル上昇を図るものを確認出来た。
②特に、第2ゲームチームで、中盤~前線選手の戦術理解とプレイ実践力の高パフォーマンスが実現し、大きくアピール!!
小野・稲本の高い戦術理解とハイテクニックの炸裂。
内村・早坂・宮吉の「ミシャ戦術」理解・実践力の証明。
田中・白井のサイド適正・クロス力の証明。
と、≪中盤~前線のゲーム・チャンス構成力・スピード、ラストパス精度、決定力≫は、現時点、スタメン候補を上回る力を、ミシャにアピール。
③ビルドアツプは、第1ゲームチームのみ合格点、第2・3ゲームでは△。
横山は△。田中はビルドアツプは△ですが、第3ゲームでもクロス力を証明しました。(・・・やっとその気になり始め、あの代表FW・乾と「野洲高校セクシーフットボール」を左クロスで作り出した、天才実力が復活!ですか!?)
④起用外選手
TG未起用選手は、現時点では試合起用は困難状態証明。
選手は、
河合・兵藤・深井・菊地・濱・ジュリーニョ・ヘイス・ジェイの8名
主力選手が多く、早期回復・コンディション改善が必要。
選手とフィジカルスタッフの腕の見せ所ですね。
という事で、一言で、「順調に大きく進展」を証明するTGで、現在の「中断期間トレーニングでの戦力刷新・上昇」を証明。
では、次の第2週のトレーニング目的はと言うと。
この期間の練習は「負荷コンデイション状態のプレー改善」がメインテーマの柱で、2部練習の時間+トレーニングの質アップで「過酷フィジカルコンディション」を軸とした内容が展開。
但し、この課題は、中断期間トレーニング全般の課題ですが、期間ごとに「その集中・中心度合い」は変化していき、
スタート当初の「過酷」・中心課題から、
現在の第2週目は、中間期突入段階で、この後、終了期まででは、「過酷フィジカルコンディションは、当然・当たり前のコンデイション」と常態化し、そんな中でも「十分なプレーの質・レベル」追及まで上昇すものです。
そして、その時点での中心取り組み課題は「個別プレーの質・精度・スピード」に移行しているとの想定です。
つまり、練習開始当初・1週目での「過酷フィジカルコンディションでも可能なフィジカル獲得」は、2週目終了時点の中間期で、達成し始め、それ以降は、「フィジカルアップ」の追求を継続しながら、重点は、過酷フィジカルコンディションの中での「個別プレーのアップと戦術実践度の進化・前進」の追求を狙うものです。
という事で、本日TGの評価・点検ポイントは、
先ずは、「過酷フィジカルコンディションで動け・プレイ出来るようになっているか」が第1ポイント、第2ポイントが、各選手個々の選出理解と実践力、チームとしての連携・組織化のレベル程度確認となります。
ではその結果と評価は。
札幌大学と45分×4本のトレーニングゲーム 得点は〇印
〔1本目〕 ジェイ②
チャナ 都倉
白井 荒野 兵藤 駒井
福森 石川 進藤
菅野
・PK Sジェイ
・クロス;白井⇒ジェイHS
・〔 2:0 〕 やや低調
〔2本目〕 ジェイ
チャナ① 都倉①
白井 荒野 兵藤 駒井①
福森 石川 進藤
菅野
<交代後>
都倉①
チャナ 三好③
白井① 宮澤 兵藤 駒井
福森 ミンテ 進藤
菅野
・クロス;駒井⇒チャナ右S
・スルー;チャナ⇒駒井S
・クロス;白井⇒都倉HS
・交代;荒野⇔宮澤、石川⇔ミンテ、ジェイ⇔三好
・三好3得点のハットトリック。都倉S、白井S
・完全に崩して多数シュートチャンス構築と決定力発揮
〔 8:0 〕
〔3本目〕 内村
宮吉① 三好②
田中 小野① 稲本 早坂
横山 ミンテ 濱
阿波加
・開始1分に札幌大学に先制点
・小野・稲本のハイテクパス交換から活性化
小野S、宮吉S、三好S、三好S
・〔 4:1 〕
〔4本目〕 内村
宮吉③ 早坂①
田中 金城 藤村① 福田
中村 河合 濱
阿波加
中村(ユース)、福田(ユース)、金城(練習生)
・華麗なパス交換からシュートチャンス構築出来、
・宮吉・早坂・藤村が得点
・〔 5:0 〕
≪全体評価≫
(1)180分で19ゴール1失点。戦術実践が上昇し、多数のシュートチャンスが構築出来、本日は、冷静・ゴール内ターゲットへのシュートによる決定力も改善。
(2)第一試合・第二試合がAチームですが、Bチームと、戦術実践レベルが同列・同レベル、実は、逆転しています。戦術理解・実践選手が拡大・多数化し、確実に戦力上昇・レベルアップしている事を証明しました。
(3)起用選手・未起用選手確認
未起用選手は、
ヘイス・ジュリーニョ・菅・深井・菊地・ソンユンの6名まで減少。
河合・兵藤も復帰です。
次の1週で、更に復帰者が増加の事でしょう。
(4)得点者確認
ジェイ② チャナ① 駒井① 都倉② 三好⑤ 白井① 小野① 宮吉④ 早坂① 藤村① 三好の5得点は凄い!! でも一番は、の多彩な得点者=得点者の分散、で、相手は、絞り込みも不能、どこにでも、シュートチャンス・得点チャンスがある多彩パターン攻撃を獲得・構築しています。
(5)AチームとBチームのレベル差縮小・消滅(?)により、第1・第2ゲームの起用選手に変化が起きています。詰まり、Aチーム入り選手が産まれて来ており、「白井・石川」「稲本・小野ボランチ」「宮吉・早坂」は、「Aチーム入り」となったのではないでしょうか。順調ですね。
トレーニング進展は「絶好調」に突入し始めましたね!!
さぁ~ 丁度お時間です。
W杯・第3戦最強チームポーランド撃破に参戦しましょう!!
2018年06月23日
本日、サポーターズデー!!
元々の発足理由と現在の趣旨は、
「選手・スタッフ一同で、コンサのストロングポイント≪サポーターズ≫へ精一杯の感謝を気持ち・イベントに込めて伝える日!」ですね。
存分に愉しまれましたか?
このブログでは、
シリーズ~⑨中断期間トレーニング現況と成果分析-2 で、現況を確認してみます。
1.現況
6/18(月)~6/22(金)の5日間、
当面の取り組みポイントは、
①フィジカルアップ
②コミュニケーション(戦術と実践意識統合、連携・組織プレイ、サブの意識アップ)
③ビルドアツプ 、でした。
5日間の成果・結果確認テストとして6/22(金)「練習試合TG」を実施しました。
TGは、2部練習+試合形式中心でのハードトレーニングの中でのテストマッチで、
テスト対象事項は、
A.スタメン候補選手のコンデイション確認
B.要確認選手〔スタメン候補選定対象選手〕の戦術理解・実践、コンデイション確認 が中心ポイントでした。
2.では、TGの実戦内容を以下見てみましょう。
第1G(45分)
システム配置図で、起用選手を。得点選手〇
都倉①
チャナ 三好
菅 荒野 宮澤① 駒井
福森 ミンテ① 進藤
ソンユン
・深井・兵藤は、フィジカルコンディション不良で、荒野抜てき。
・コンデイションの疲労ピークで、スピード・切れが無く、意識通りのプレーが出来ず、「ビルドアップ〇~縦パス〇~パス交換×~シュートチャンス困難×」
と、前線1列目(CF)・2列目(シャドー)・3列目(ボランチ・SH)の動き・プレーが低レベル。
・FK福森~宮澤HS得点、クロス菅~都倉S得点、クロス三好~ミンテS得点で、「 3:1 」
・ここから、更にハードトレーニング累積で、プレー・運動量・スピードを回復・復活し、「連動プレー」再獲得・レベルアップを図っていく。
第2G(35分) 上島練習生
内村⑥
宮吉 早坂①
田中 小野 稲本 白井
石川 横山 上島
菅野
・ワンタッチ・ショートパスのパス交換が連続し、チャンス構築が実現し、フリー状態でラストパスが集中し、集中の内村も戦術実践力を発揮し6得点の固め取り、早坂も含め7得点獲得。「 7:1 」
第3G(35分) 森・紺野・上島練習生
内村①
宮吉② 早坂
白井 森① 藤村 紺野
田中 横山 上島
阿波加
・相手チームの選手交代もあり、ショートパス交換で陣形を崩し、チャンス構築が出来、内村・宮吉・森得点獲得。更に、クロス田中~宮吉Sの4得点獲得。「 4:0 」
3.TGの評価・確認結果
全体から、見えて来る事がありますね。
(1)ゲーム起用数
2ゲーム起用
内村・宮吉・早坂・田中・白井・横山 の6名
上島(練習生) の1名
1ゲーム起用
都倉・チャナ・三好・菅・荒野・宮澤・駒井
福森・ミンテ・進藤・ソンユン の11名
小野・稲本・石川・菅野 の4名
藤村・阿波加 の2名
森(練習生)・紺野(練習生) の2名
と、5つのグループ分けが見えて来ます。
詰まり、
・2ゲーム起用し、見たい選手6名(練習生を除く)、
1ゲーム組も、
・スタメン候補のコンデイション確認11名、
・準スタメン候補もコンデイション確認4名、
・育成レベル確認2名、
・練習生3名
特に、ここでは、冒頭にあげた本TGの狙い・趣旨のひとつ、
要確認選手〔スタメン候補選定対象選手〕
の戦術理解・実践、コンデイション確認
2ゲーム起用選手6名がその対象です。
或る意味、≪厳正なチーム必要選手の確認≫で、
今シーズン最後のチャンス・正念場です。
(2)試合全般評価・確認結果
①全般コンディションは、35分~45分~35×2しか保てない状態で、特にスタメン候補グループで累積ダメージ・疲労から「やや低内容」でしたが、フィジカルをハードトレーニングで追い込んでいる現状、あのハワイキャンプ第1回TGと同様な状態に拘わらず、より高いパフォーマンスで、今シーズン15節間で、着実にレベルアップした現状を確認したもの。これからも、フィジカル負荷は続け、そんな中でも、高パフォーマンスとなるレベルまでフィジカル上昇を図るものを確認出来ました。
②特に、第2ゲームチームで、中盤~前線選手の戦術理解とプレイ実践力の高パフォーマンスが実現し、大きくアピール!!
小野・稲本の高い戦術理解とハイテクニックの炸裂。
内村・早坂・宮吉の「ミシャ戦術」理解・実践力の証明。
田中・白井のサイド適正・クロス力の証明。
と、≪中盤~前線のゲーム・チャンス構成力・スピード、ラストパス精度、決定力≫は、現時点、スタメン候補を上回る力を、ミシャにアピールしましたね!!
③ビルドアツプは、第1ゲームチームのみ合格点、第2・3ゲームでは△。
横山は△。田中はビルドアツプは△ですが、第3ゲームでもクロス力を証明しました。(・・・やっとその気になり始め、あの代表FW・乾と「野洲高校セクシーフットボール」を左クロスで作り出した、天才実力が復活!ですか!?)
④起用外選手
TG未起用選手は、現時点では試合起用は困難状態も証明しています。
対象選手は、
河合・兵藤・深井・菊地・濱・ジュリーニョ・ヘイス・ジェイの8名
このままでは、シーズン再開で大きな影響・ダメージとなります。
主力選手ばかりで、早期回復・コンディション改善が必要ですが、
逆に、今後、これだけの選手・戦力の上積みが期待出来る、
と言う事です。
早く、全選手の勇姿・プレーを見たいですね!!
選手とフィジカルスタッフの腕の見せ所ですね。
という事で、一言で、「順調に大きく進展」を証明するTGで、現在の「中断期間トレーニングでの戦力刷新・上昇」を証明していますね。
多いに期待満々で、中断トレーニング中も「声援」を送りましょう!
2018年06月20日
昨日の激闘W杯第1戦コロンビア戦の勝利は、
「渋谷(NHKホール)のパブリック・ビューイング」に参戦し、3000人のサポーターと共に、前園・ハリー杉山と公式日本代表サポータークラブ掛け声で、ロシアへ声援を送りました!!
試合終了寸前10分は、前園の「ボールを下げるな!!」のプレー毎の声もあり、全員の声援の中で勝利!!となりました。
しかし、ハメスロドリゲスがスタメン落ちした瞬間、日本のアドバンテージを確認しましたが、コロンビアはロドリゲス抜きの展開の戦術・プレーが不徹底で、直ちに、香川の戦線からの守備と大迫のカウンター・シュート~こぼれ球香川シュート~レッドカード・PKの先制点で、アドバンテージを現実・得点化しました。所が、その後、「この展開の想定無し」から日本選手の狙い・統一戦術に「空白点」(日本がポゼッション継続の展開)が発生、ハーフタイムで修正するも、「決定力」課題が現実化してしまい、終盤まで「1点差ゲーム」の接戦にしてしまいました。「試合内容」は一方的に日本支配・コントロールで、相手攻撃も単発で、後半は、コロンビア選手の足も止まり、W杯参加チームで最低レベルまで崩壊。しかし「1点差試合」は納得できないもの。
課題もあり、次戦対戦相手セネガルは「隠れH組本命チーム」で、第1戦とは比較にならない位、「厳しく・過酷な内容・プレーを要求される」試合、必至ですね。
さて、コンサ、
中断期間開けの練習は「負荷コンデイション状態のプレー改善」がメインテーマの柱で、2部練習の時間+トレーニングの質アップで「過酷フィジカルコンディション」を軸とした内容が展開。
但し、この課題は、中断期間トレーニング全般の課題ですが、期間ごとに「その集中・中心度合い」は変化していき、
スタート当初の「過酷」・中心課題から、
中間期~終了期では、「当然・当たり前コンデイション」としてその中で「十分なプレーの質・レベル」追及まで上昇し、その時点での中心取り組み課題は「個別プレーの質・精度・スピード」に移行していると想定されます。
つまり、練習開始当初は「過酷フィジカルコンディションでも可能なフィジカル獲得」は、中間期で、達成し始め、それ以降は、「フィジカルアップ」の追求を継続しながら、重点は、過酷フィジカルコンディションの中での「個別プレーのアップと戦術実践度の進化・前進」の追求を狙うものです。
現在の3・4日目で、「ヘイス・河合・菊地・兵藤」以外は、「フィジカルアップ」トレーニング中で、「一定値がその後のトレーニングメニュー実行条件」となり、和気あいあい雰囲気の様ですが、実は、厳しい「自己との競争・闘い」です。(そんな狙いも分からず、呑気にトレーニングしている選手は、「認識不足・プロ意識不足」ですが、一人もいない事を願いますが・・・)
中断期間トレーニングの現況・成果分析は、未だ今後ですね。
そこで、コンサでも、要取り組み最重要課題の「決定力」について少し展開・点検したいと思います。
特に、W杯の「高決定力選手」の能力解説も多数あり、タイムリーなテーマですね。
1.W杯「高決定力選手」
日本対戦相手分析解説の中、決定率は、
コロンビアFW「ファルカオ」(別名;得点の「殺し屋」)26.1%
ポーランドFW「レバンドフスキ」(同;得点の精密機械)51%
日本FW「大迫」8.1% 「岡崎」7.5%・・10本で1得点以下
特に、「レバンドフスキ」決定力の理由を、
本人が解説し、
「ターゲットシュート(GKの届かないポイント・エリアのみ狙うシュート)」トレーニングを「無意識に自動的にそのポイント・エリアにのみシュート」するレベルにまで徹底しただけ。育成世代からそのトレーニングを自己に課し継続し、特に、チーム昇格後試合起用も程遠い時に、1年間「徹底して練習」(全選手練習終了しても練習し、誰よりも長い時間・大量に)で、「無意識でターゲットにのみシュートする」様になった、そして、その翌年から「圧倒的な得点力によりチームスタメン・主力となった」とのコメント。
【ターゲットシュート・トレーニング】です。
2.NHK「決定力」番組
とても面白い番組(前土曜BS1)で、山本元監督・前園・佐藤寿人・元代表GK小林の討議。
そこで、「決定力」の本質を説明する内容が多数ありました。少しだけ・・。
(1)日本FW選手の「低決定力」のポイント
①キレイなゴールにこだわる;強くて・ビューティフルゴール
【キーパーの届かない位置で、届かないスピードなら、強さは無縁】
【駆け引きで、届かないを作る】
②どこからでも得点を狙う意識;自分の形に持ち込まないと打たない
【打てるタイミング・打てるスペース】
③冷静さ;ストレス・プレッシャーから解放されて
【負けず嫌い・自信満々で、しかし負けたときは徹底して直す】
●低決定率選手の特徴そのものですね。
(2)シュートするエリア・ポイント
前回W杯データ;
全得点のシュート位置・・PA内ー88.9%
日本(2得点/49本) 100%
しかし、シュート位置 PA内ー21本・42%
PA外ー28本・58%・・多過ぎ・意味低い
PA外は得点可能性が乏しく、PA内に入れず打たされたもの
【PA内シュート】
●コンサの獲得得点も、
セットプレー・クロスは≪PA内ターゲット・シュート≫ですね。
(3)シュートタイミング
前回W杯データ;
全得点のシュートでワンタッチシュートー60%
【ワンタッチシュートでなければ入らない】
実例;クリスティアーノ・ロナウド、
以前は「ドリブル突破からのシュート得点」
⇒「一瞬しかシュートチャンスが無くなる」程GK・DF力アップし
⇒ここ2シーズン、PA内「ワンタッチゴールに転換
そのためには、
【ポジショニングと精度が必要】
従来からの「トラップしてシュート」練習ではなく、
【試合形式でのワンタッチゴールのシュート練習が必須】
ここで、佐藤寿人のシュート決定力改善の実例紹介;
Jリーグ全ゴールのシュートポイントをプロット表示し、
その集中ポイントのポジションでのワンタッチシュート練習を徹底。
その翌年、リーグ得点王争いまで上昇の成功例
●コンサのクロス・セットプレーで
ターゲットポイント・ポジション・シュートのトレーニング必須です。
(4)味方あっての決定力
【ラストパス=出し手も、周辺のサポート選手も、
シュート者の意図・狙いを理解が必要】
(5)「決定力改善」は、教えるものでは無く、教えない。
【自分で考えた人のみが一流化可能】
【全ての得点は、準備・経験の上、説明出来る、理由あるゴール】
番組要旨ですが、含蓄・重み・重要性に満ち溢れた内容です。
コンサの「決定力改善」がいつまでも、長々と課題とし続けた原因・責任が指摘され、現在、ミシャが取り組んでいる理由が明白となります。
最後に、その番組出演者全員の共通意識が、「適格・適正に決定力改善に取り組んでいるチームが殆ど無い」との結論。
コンサは、逸早くその課題に終止符・決着をつけるチームとなりましょう。
2018年06月19日
いよいよ、4年間の集大成、W杯第1戦。
パブリックビューイングin NHKホールに参戦‼️
色々ご意見はありますが、ここに至り、ひたすらに、サポートの声援あるのみです‼️
四の五のざわざわは !
しかし、やるからには、
守備的・消極的・5バックではなく、僅かでも、得点チャンスを狙う試合にしたいですね!
闘将なら、リーグNo.1の西野監督なのも、出来過ぎです。
必ず失点しますが、匹敵する得点が取れるかどうかの勝負。
ミシャも、好きなサッカーですね。
運動量と連携組織プレーだけが、日本の強みですが、走り勝ち、数的優位を連続するのみが、粘り強い守備と、僅かな得点チャンスになりますね。
皆さん一緒に、闘いましょう!
2018年06月15日
いよいよW杯初戦開始となり、一気に盛り上げたいところですね。
しかし、深夜ライブだらけで、日中の夢遊状態が悩みの種ですが、嬉しい悲鳴、贅沢な悩みで、じっくり現代サッカー・プレイ、今後のスタイルを注目です。
所で、この時期、重大な「動向・流れ」が進行しており、番外編≪チーム編成≫について記載します。
1.重大な「動向・流れ」進行
J1チームでは、この時期こそ、次年度チーム編成の着手となる重大な局面・時期となっています。
この時期での着手項目は、「レンタル契約」と「移籍・獲得候補設定」となる点です。特に「レンタル選手」が焦点です。
年間日程・シーズン進行を確認すると、
6~7月 レンタル選手本人次年度意思確認~完全移行意思⇒レンタル元と交渉
7月20日~8月17日 第2登録ウィンドー・・移籍市場選手確認・候補確認
8~10月 候補選手情報収集
11~12月 シーズン成績から、レンタル選手の次年度延長方針~本人意思確認~レンタル元と交渉
1月 レンタル選手の 完全変更・延長・終了 決定
1月5日~3月30日 第1登録ウィンドー・・レンタル選手動向・移籍選手決定
となっています。
ポイントは、
「移籍条件付きでは無いレンタル契約」を次年度に「完全移籍契約へ変更」するためには、契約期間満了半年前に、レンタル元チームへ交渉・合意が必要な点です。
その慣行・対応の理由は、選手保有権があるレンタル元で、元チームでのチーム編成に十分な猶予を確保し、また、交渉の時間的制約も低い期間とする、との事の様です。
そして、当然ですが、「完全移籍」の大前提は、該当選手の本人意思ですので、「本人の完全移籍意思の獲得・確立交渉」が重要です。
2.コンサの場合
コンサでは、
レンタル移籍選手は、
レンタル元・浦和 - 駒井 ・・~H31.1.31契約期限
レンタル元・川崎 - 三好 ・・ 同上
レンタル元・京都 - 菅野 ・・ 同上
レンタル元・タイ ー チャナティップ ・・ 同上
また、コンサがレンタル元選手は、
レンタル先・水戸 - 前寛 ・・ 同上
レンタル先・水戸 - 永坂 ・・ 同上
レンタル先・長崎 - 中原 ・・ 同上
レンタル先・甲府 - 金園 ・・ 同上 が該当選手です。
現レンタル選手4選手とも、全員「完全移籍契約」への変更が最善ですが、最悪でも「レンタル契約延長」がチーム戦力の維持・拡大の必須条件で、全員確保が絶対ですね。
現在、チャナティップについては、そのタイミングを意識し、5月~6月に「コンサへの完全移籍意思」を公表し始めています。本人確認は、無事完了出来、現在、タイ・元チームへ強力に交渉中と推定され、大いに期待するものです。
問題は、残る3選手です。
現在、色々な人・場面・方法で、本人にアプローチ中でしょうが、社長の口振りからは、そんな話題は上がっても居りません。なかなか、難航状態で、現時点での「コンサへ完全移籍意思」の可能性は、駒井>菅野>三好で、3選手共、低い状態ではないでしょうか。だとすると、次年度での完全移籍獲得、ではなく、「レンタル契約延長」での契約更新を主線・中軸とするものでしょうね。~次々年度で、通算2年間のコンサ選手生活の成果・実績・将来展望を、本人の根幹から認識・獲得出来て始めて可能となり、レンタル元の激しい抵抗も予想されますが、強い本人意思により、交渉合意・完全移籍獲得に到達、とのシナリオだと推測・予想するものです。
反対の「レンタルさせている選手」については、
どうも、次年度での「完全移籍」要請があった様には見えませんね。ただ、水面下交渉ですので、本当にどうかは、不明ですか、今シーズ・ここまでの活躍・成果は、中原の長崎ボランチスタメン定着・獲得以外不振状態で、コンサからのレンタルバック要望は「中原」のみ、となりそうです。そのため、中原の「チーム復帰・レンタル延長」のどちらか、その他の3選手は、「レンタル延長・レンタル契約満了非更新」で、レンタル先チーム要請次第、となります。
コンサの移籍獲得選手・ポジションを確認すると、レンタル選手の確保が出来れば、
〇≪決定力あるFW・前線選手≫
◎≪ビルドアップ力あるDMF・DF選手≫ に絞り込まれます。
更に、「ミシャ戦術理解(ミシャ監督経験)」選手であれば万全です。
契約は「完全移籍・レンタル移籍」は問いませんが、複数年在籍意思・可能性ある選手がより適正ですね。
一人気になる選手がいます。
現G大阪 No.21 矢島愼也
2018浦和より完全移籍~2017浦和~2015-16J2岡山で活躍~2014浦和・育成昇格
2017・18の2年継続移籍要請から、完全移籍でG大阪入り。しかし、現在2試合(1試合スタメン)以降G大阪U23で、J3状態で、現況は本人意思とかけ離れたもので、ここに「大きな突破点」がありそうです。
浦和時代に「ミシャ戦術」を高いレベルで叩き込まれ、「ビルドアツプ力ある若手ボランチ」で、前線選手も出来るユーティリティープレーヤーですね。
社長や、ミシャ本人(多分業界禁句・・?)からの声掛けはやってみる価値ありでは。
以上の内容について、先々週に社長のその内容の一端コメントが漏れました・・・お聞きになった方は、ちょっとビックリだったのでは。
以上、W杯中断期間に、「重大な動向」が進行している、との内容でした。
2018年06月11日
コンサロスの皆さん!
代わってW杯参戦してますか?
リーグ戦中断の意味のW杯を、サッカーフリークとしては、積極参戦在るのみですね!
日本全国の盛り上がりの力弱さはありますが、そんな時だからこそ、トップリーグチームサポーターとしも頑張って行きたいですね!
という事で、初戦コロンビア🇨🇴戦、パブリックビューイングに参戦します!
ちょっと、頑張って、渋谷のNHKで、正確にはNHKホールでの放映会場で参戦決定です。
本戦観戦の前に、プレショーがあり、元代表前園やサッカーフリーク芸能人と一緒に楽しく番組作りのイベントもあるものです。
いかがですか?! 面白そうでしょう!
皆さんも、何処かで、何かで、応援📣しましょうね🤲!
2018年06月08日
中断期間特別シリーズ「~進化~ 現在そしてこれからのコンサ点検」いよいよ佳境に突入、⑦「課題改善手法分析」です。
前ブログ「⑥課題改善取り組み優先順位」で確認した結論を再掲載。
<1位>前線選手決定率改善・・「ターゲット設定シュート」トレーニング
<2位>「魔の時間帯」撲滅・・「高負荷状態での運動量・予測力・プレー精度の低下消滅」・・2部・3部練習での実戦形式トレーニング
<3位>「パス改善」=パス精度・パス量アップ「ビルドアップ・パス成功率・パス連携力」改善・・実戦形式トレーニング
<4位>失点重点選手-福利・ミンテ・進藤・駒井の個別課題改善・・実戦形式トレーニングの中での直接・個別指導と反復トレーニング
<5位>サブ選手の戦力化・・個々選手の「自覚・自己変革意識」と「厳しく追及する自己意識とトレーニング実践」が大前提で、その意識保有の確認で、選手を振り分け、その意識保有選手のみを「準Aチーム」として、Aチームとの「実戦形式対戦トレーニング」で「Aチームレベル化」を図るもの。
残念ながら、それに入らない選手は「主力外選手」として「放出対象」化。その「判定・分離」も今回、中断期間トレーニングでの重点課題
これら課題の「改善手法」が今回テーマです。
言い換えると、これからの「ミシャトレーニング手法」の点検です。
ここからの「中断期間・トレーニング」は、効率的(=最適なトレーニングで最高の効果を獲得となる)である事が絶対条件!
忌避すべきは、<優先度の低い項目・効果の低い手法トレーニング>で、各チームが一新・大変貌し大幅戦力アップが濃厚な中断明けで、「著しい劣後・戦力負け」となる事ですね。
そういう意味では、シーズン前キャンプでの「練習成果・戦力」より遥かに高い実戦での効果・成果を、厳正に求められるトレーニングとなっています。
ここでの<優位は上位争い、劣後は降格圏争い転落の分岐点>という事。
5つの主要課題は、
「全体・チーム課題(全体戦術・実践課題)~選手間課題(連携・組織プレイ課題)~個別選手課題(個々の理解・フィジカル・テクニック課題)」と3分野に分散されています。
そこから、
①全体・チーム課題トレーニング
②選手間課題トレーニング
③個別選手課題トレーニング が必要となりますね。
実際は、①と②、または②と③、時には、①と③、①②③の複合型トレーニングが効率的なメニューとなります。
そこから、
最も効率的なトレーニングメニューが「実戦形式トレーニング」となり、ミシャトレーニングの主メニューとなる所以です。
全課題が、「大量実戦形式トレーニング」で改善推進が可能です。
そこから、2部・3部練習による「高疲労負荷でのトレーニング」も加えて、
練習時間の「90%」程度の大半の時間を「実戦形式トレーニング」との手法となります。残り「10%」程度の時間帯を「自主練習」での「個別練習」との設定でしょうが、「決定率改善の基礎となる基本的シュート練習」「フィードパス練習」「シュートセーブ練習」程度しか効果的なトレーニングとはならないですね。やはり、「実戦形式トレーニング」が練習前アップのフィジカルトレーニング以外、ほとんど、となります。
ただ「実戦形式トレーニング」も、≪指定テーマ≫による、狙いを持った内容です。
具体的には、
・「オールコート-定数」・・実戦での改善成果とテスト
・「オールコート-少人数」・・運動量・エリアカバー力・個々能力アップ
・「ハーフコート-多数」・・密集プレイで、スピード・精度・判断・連携
・「ハーフコート-少数」・・個々能力アップ
等の様に、狙う改善課題毎に、形態を変化します。
という事で、今ブログテーマの「課題改善手法」は、ミシャコメントの通り、「実戦形式トレーニングの大量実践」に尽きるもの、との結論となりました。
2018年06月05日
新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑥課題確認・取組み優先順の分析です。
これまでのブログ③公式データ値④失点パターン⑤得点パターンで確認した現コンサ課題点をまとめて記載すると。
1.課題の再確認
③公式データ値から
全体2項目➡A.支配率、C.スプリント数
攻撃3項目➡D.得点、F.決定率、H.パス数
守備7項目➡M.失点、N.被シュート数、O.被決定率、P.タツクル数、Q.クリア数、S.セットプレー失点数、T.クロス失点数 の計12項目と、多数の課題項目がありました。
「データは嘘をつかない!」真実の現状です。
ここからは、未だま、「大幅・急速な改善によるチーム戦力急拡大」が出来る余地(高い可能性)がある事を分かります。一歩ずつ前進・進化していきましょう!!
④失点パターンから
結論は、
★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み の3点です。
・パターン特定;セットプレー、スルー・ショートパス、クロス、ドリブル、こぼれ球、オウンゴールの各項目、偏り・長短所も無く、全般的な失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。
・失点時間帯;「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
<16分~30分>4失点(23.5%)・・パターン;クロス失点、原因;≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
<後半開始~60分>4失点(23.5%)・・パターン;ロストボール2失点、GK・CKが2失点、原因;≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫ この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。
・関係個別選手;「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、ミスプレイ「後のプレイ」の問題で、ワンプレイのみで失点直結のパターンはありません。しかし、関係選手回数は、ワースト1位-13失点福森・ミンテ、3位-9失点進藤、4位-6失点駒井、5位-4失点深井・宮澤、7位- 1失点チャナティップ・菅・兵藤・石川と、選手毎に大きな差があります。
「失点改善」重点選手として、
〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
〇進藤の「連携守備力」改善
〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題。
⑤攻撃パターンから
〇スタメン前線選手の決定率(力)の低さ
〇一点大きな懸念点=ミシャ戦術チームに共通の大課題が「前線選手の低決定率」。「前線選手の一つのシュート毎の集中力・精度意意識」~「この一本を外しても、次のシュートで得点すれば良い」との意識・≪シュート至上主義≫偏重~。こんな、ミシャ戦術の「落とし物」=「前線選手の決定率ダウン」が、コンサにも浸透していないか。危険です。
2.課題取り組みの優先順位
現在のコンサは、全てが「ミシャ戦術」に則り、個々の課題はその相関関係の中で、それぞれのポイント部分に位置しています。
謂ってみれば、ミシャ戦術という大設計図の中、個別項目がパーツを構成し、そのパーツ毎「課題」として、課題点や問題点が位置しているという全体
図、という事ですね。
ですので、各パーツ改善は、その周辺項目に直結し、大きく影響します。詰まり、「一つの課題改善は、その周辺項目のアップ、場合により課題点改善に直結」する訳です。例えば、「フィジカルアップ」は「運動量・プレイスピード、引いては、プレイ精度まで上昇させ、『成功率』課題改善となる」と言う事ですね。
そのため、課題への取り組みは、2つのアプローチに分かれます。
「組織型取り組み」と「個人型取り組み」です。そして、項目により、「組織型」の追求・改善により、自動的・副次的に「個人型」改善ともなる「複合型」が「効率的なトレーニング・改善手法」となります。
これら3つの取り組みで、ミニキャンプ・中断期トレーニングを実施する訳です。
改善・取り組みの優先順位は、一般論では、
①課題の認識・意識 ・・全体・共通認識設定
↓
②組織としての取り組み
↓
③個人としての取り組み(②で不足部分追加と個別課題) です。
しかし、課題の大きさ(影響・効果)により、取り組み順は修正・設定されます。
この原則からコンサ課題取り組みの優先順位は、
<1>前線選手決定率改善・・「ターゲット設定シュート」トレーニング
<2>「魔の時間帯」撲滅・・「高負荷状態での運動量・予測力・プレー精度の低下消滅」・・2部・3部練習での実戦形式トレーニング
<3>「パス改善」=パス精度・パス量アップ「ビルドアップ・パス成功率・パス連携力」改善・・実戦形式トレーニング
<4>失点重点選手-福利・ミンテ・進藤・駒井の個別課題改善・・実戦形式トレーニングの中での直接・個別指導と反復トレーニング
<5>サブ選手の戦力化・・個々選手の「自覚・自己変革意識」と「厳しく追及する自己意識とトレーニング実践」が大前提で、その意識保有の確認で、選手を振り分け、その意識保有選手のみを「準Aチーム」として、Aチームとの「実戦形式対戦トレーニング」で「Aチームレベル化」を図るもの。
残念ながら、それに入らない選手は「主力外選手」として「放出対象」となって行きます。その「判定・分離」も今回、中断期間トレーニングでの課題点です。
以上 課題の確認とその取り組み優先順位の検討・点検でした。
2018年06月02日
~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑤得点パターン分析~です。
1.全得点解析
全20得点を、節〇・対戦相手・時間帯・直前プレイパターン・内容・(選手)一覧記載します。
HSヘデイングシュート、FKフリーキツク、SPショートパス、LPロングパス、CKコーナーキツク、TPスルーパス、S足シュート、HTPヘデイングスルーパス、
(1)②C大阪 後17 クロス 右クロス(三好)→チャナHS
(2)② 同 後24 セットプレー FK(福森)-こぼれ球三好SP→右クロス(駒井)→深井(DFに競り勝ち)HS
(3)② 同 後34 セットプレー 右CK(福森)→進藤HS
(4)③ 清水 前15 クロス 右クロス(駒井)→ジェイ(マーク外し)HS
(5)④ 長崎 後 8 スルー TP(チャナ)→ジェイ(DF外し)右S
(6)④ 同 後49 セットプレー TP(福森)→HTP(ジェイ)→チャナHS
(7)⑥名古屋 前26 セットプレー 右CK(福森)→進藤HS
(8)⑥ 同 後24 SP 左SP(ジェイ)→都倉バイシクルS
(9)⑥ 同 後28 オウンゴール 左クロス(菅)→相手オウンゴール(櫛引)
(10)⑦ 湘南 後46 SP ロスト奪取(兵藤)HSP→都倉(DF外し)左S
(11)⑧ 柏 前13 クロス 右クロス(三好)→宮吉HS
(12)⑧ 同 後42 クロス 右クロス(三好)→都倉HS
(13)⑩横浜FM 後 4 クロス 左クロス(福森)→都倉(DF躱し)右S
(14)⑩ 同 後21 クロス 左クロス(菅)→進藤HS
(15)⑪ 仙台 前16 クロス 右クロス(進藤)-ロスト奪取-TP(菅)→福森左S
(16)⑪ 同 後33 ドリブルドリブル侵入・TP(駒井)→チャナ左S
(17)⑫ 鳥栖 後34 セットプレー 右CK(福森)→進藤H-こぼれ球ー奪取ジュリーニョ(DF反転外し)左S
(18)⑫ 同 後38 LP LP(兵藤)→ドリブル(ジュリーニョ)~(DF振り切って)左S
(19)⑬G大阪 前39 クロス 左クロス(福森)→SP(チャナ)→深井左S
(20)⑬ 同 後27 こぼれ球TP(チャナ)→SP(荒野)→駒井S~GK弾き-こぼれ球奪取(駒井)-SP→都倉オーバーヘツドS
20ゴールともなると、データ羅列ですね。しかし、一つひとつに、「汗と血と涙」がこもる貴重なプレイが蘇りますね。
少し纏めてみます。
A.「直前プレイのパターン」分類・占率は、
1位 クロス 8得点 40%・・最大の得点源・ストロングポイント
2位 セットプレー 5得点 20%・・1位・2位で60%占率。
3位ショート・スルーP 3得点 15%・・他チームの中心攻撃ですが、コンサ低率
4位 ロングP 1得点 5%・・4項目共に、同値
ドリブル
こぼれ球
オウンゴール
※1位・2位の両パターンとも、「優秀キッカー+優秀ターゲット選手の存在」がキーポイントで、コンサの「保有選手の強み」が、クロス攻撃・セットプレーの両パターンを形成し、守備面での「セットプレー・クロスプレー守備力」も形成しています。
※3位パターンは、他チームでの主力攻撃パターンですが、コンサでは未開発です。パス成功率の上昇と同時に、改善・上昇が期待される攻撃パターンです。実戦でも、「鮮やかなパス交換」による敵陣突破の局面は、少しずつ実現していますが、数と質が低レベルですね。
※「前線への放り込み」「ドリブル突破」は「1得点」ずつしか成功していません。現実は甘くない、攻撃が単発で終了する「非効率攻撃」という現実ですね。
B.得点時間帯からは、
試合を15分単位で分けたⅠ;00~15、Ⅱ;16~30、Ⅲ;31~前半終了、Ⅳ;後半開始~60(後半15)、Ⅴ;61~75(後30)、Ⅵ;76~試合終了で確認です。
Ⅰ試合開始~15分 2得点;ジェイ・宮吉
Ⅱ 16分 ~30分 2得点;進藤・福森
Ⅲ 31分 ~前半終了1得点;深井
前半 5得点 40%
Ⅳ後半開始~60分 2得点;ジェイ・都倉
Ⅴ 61分 ~75分 6得点;チャナ・深井・都倉2・オウンゴール・進藤
Ⅵ 76分 ~試合終了7得点;進藤・チャナ2・都倉2・ジュリーニョ2
後半15得点 60%
※前半~後半開始15分まで冷静な展開、後半16分(通算60分)以降試合終了までが最多得点時間帯となります。=前半均衡・後半勝負型=が得点から証明されます。
※細かく見ると、選手特徴が見えて来ます。
・試合開始直後集中型ージェイ!・宮吉【投入直後15分で得点獲得】タイプ。・・スタメンで、消耗と同時にパフォーマンス低下よりも、途中投入が効果的起用となります。
・逆に、試合進展途中~エンド集中型ー都倉・チャナ・深井・進藤【マッチアップの中、チャンスを見つけ出し、得点に繋げる】タイプ。・・スタメンから起用し、試合後半で積み上げた「マッチアップ成果・手応えから得点」との起用が効果的ですね。
〇コンサの選手は、ジェイ・宮吉型よりも、都倉他型が多いですね。ミシャの起用法も、この点を考慮したものと理解できます。
C.得点シュートからは、
確認してみて初めて知りました。選ュート選択に大ポイントがありました。
ヘディングシュート(HS)と左右足シュート(S)の比較・確認です。
進藤 チャナ ジェイ 都倉 深井 宮吉 ジュリーニョ 福森 計
HS 3 2 1 1 1 1 0 0 9点
S 0 1 1 4 1 0 2 1 10点
計 3 3 2 5 2 1 2 1 19天+オウン1
※HSが、得点の約半数です。これは、クロス・セットプレー得点が60%と完全符合し、「ターゲット選手はヘディングシュートを中心」に得点獲得との特徴によるものです。見逃せないポイントです。
※HSが半数ならば「高身長・高さ選手」が優位かと言うと、全く異なる得点実績です。意外に、都倉は「高さによる得点」ではありません。また「チャナ・宮吉」の様に低身長選手も、積極的にHS得点獲得ですね。大きなポイントで、≪高さ+チャンス量と多様さ≫で前線どの選手にも、≪ポイントHS得点獲得≫を狙う戦術展開を実践しているという事です。・・ターゲット選手条件に「高さは絶対要件ではない」という事です。
昨シーズンは、セットプレー得点18点・クロス得点11点(計75%)で、得点でのシュート選択はHSが65%で、「高さ」が選手起用要件でしたが、大きく相違しているポイントです。
D.選手別得点からは、
シュート数と得点獲得・決定率の確認です。
選手 シュート数 得点 決定率
都倉 42 5 ⑥11.9%
三好 31 0 0
チャナ 21 3 ⑤14.3
ジェイ 17 2 ⑦11.8
菅 16 0 ●0
駒井 13 0 ●0
進藤 12 3 ②40
福森 12 1 ⑧8.3
深井 10 2 ④20
宮澤 8 0 ●0
荒野 7 0 ●0
ジュリーニョ 4 2 ①50
宮吉 4 1 ③25
ヘイス 4 0 ●0
兵藤 4 0 ●0
ミンテ 4 0 ●0
※決定率からは、FW①③⑤⑥⑦ MF④ DF②⑧の分布です。
2.まとめ(課題と改善)
課題点とポイントを再掲載すると、
(1)1位クロス・2位セットプレーの両パターンとも、「優秀キッカー+優秀ターゲット選手の存在」がキーポイントで、コンサの「保有選手の強み」が、クロス攻撃・セットプレーの両パターンを形成し、守備面での「セットプレー・クロスプレー守備力」も形成しています。
(2)3位「ショートパス・スルーパス」パターンは、他チームでの主力攻撃パターンですが、コンサでは未開発です。パス成功率の上昇と同時に、改善・上昇が期待される攻撃パターンです。実戦でも、「鮮やかなパス交換」による敵陣突破の局面は、少しずつ実現していますが、数と質が低レベルですね。
(3)「前線への放り込み」「ドリブル突破」は「1得点」ずつしか成功していません。現実は甘くない、攻撃が単発で終了する「非効率攻撃」という現実です。
(4)時間帯から=前半均衡・後半勝負型=が証明。
(5)選手特徴は、2つのみ。
①「試合開始直後集中型」ージェイ!・宮吉【投入直後15分で得点獲得】タイプ。・・スタメンで、消耗と同時にパフォーマンス低下よりも、途中投入が効果的起用となります。
②「試合進展途中~エンド集中型」ー都倉・チャナ・深井・進藤【マッチアップの中、チャンスを見つけ出し、得点に繋げる】タイプ。・・スタメンから起用し、試合後半で積み上げた「マッチアップ成果・手応えから得点」との起用が効果的です。
(6)ヘディングシュートが、得点の約半数です。これは、クロス・セットプレー得点が60%との得点実績と完全符合し、「ターゲット選手はヘディングシュートを中心」に得点獲得との特徴で、見逃せないポイント。
(7)ヘディングシュートが半数ならば「高身長・高さ選手」が優位かと言うと、全く異なる得点実績です。意外に、都倉は「高さによる得点」ではありません。また「チャナ・宮吉」の様に低身長選手も、積極的にHS得点獲得です。
≪高さ+チャンス量と多様さ≫で前線どの選手にも、
≪ポイントHS得点獲得≫を狙う戦術展開を実践している、という事です。
ターゲット選手条件に「高さは絶対要件ではない」という事です。
(8)決定率(力)は、各選手「固有能力」で、選手起用が固定化し難い理由。スタメン多用選手は、
前線 都倉 ⑥位 チャナ⑤位 三好● 、途中交代ジェイ⑦位 で決定力(率)と連動出来ておらず、更に、5トップを構成するサイドスタメンの 駒井●・菅●と決定力無しで、コンサ「低決定力・得点不足」の原因です。
【改善】は、
A.スタメン前線選手の決定率(力)の低さ
得点実績は、前線選手で13得点、それ以外選手は6得点ですが、
シュート数は、前線選手123本、それ以外選手86本で、
決定率では、前線選手10.5%、それ以外選手6.9%、
これが、スタメン選手限定ですと、
得点実績、前線選手で8得点、それ以外選手は6得点
シュート数、前線選手94本、それ以外選手75本
決定率で、前線選手8.5%、それ以外選手8%となり、
≪前線選手の低決定率が明白≫です。
B.一点大きな懸念点を指摘して置きます。
ミシャ戦術チームに共通の大課題が「前線選手の低決定率」です。
広島・浦和共、リーグ最多のシュート数となりましたが、得点が比例しませんでした。つまり「前線選手の決定率」問題で、結果的に「多得点獲得・ゴールランキング上位選手」が出現するも、徐々に決定率低下が継続・進行し気が付くと「得点不足」(攻撃戦術により失点増加となり、相対的により多くの得点獲得が必要となますが)に陥ります。この原因が問題です!
「前線選手(=クローザー・ストライカーとして最終シュートプレイ選手)」は、多数のシュートが常態化するため、「一つのシュート毎の集中力・精度意意識が下がって」いきます。つまり、「この一本を外しても、次のシュートで得点すれば良い」との意識です。ここからは≪シュート至上主義≫も重なります。 気が付くと、「当時、チャンピオンチームに拘わらず、代表へ召集されるFW・シャドー選手はいない」との現象ともなりました。
こんな、ミシャ戦術の「落とし物」=「前線選手の決定率ダウン」が、コンサにも浸透していないでしょうか。危険です。
本来、≪最後のシュートの意味≫は、そのシュートに至る多数選手のプレイの連続によるもので、得点したFWのヒーローインタービューに「ここまで準備してくれた選手のお陰です」とある通りです。つまり「守備陣から続けたプレイの終着点に最後のシュートがある」という事で、複数・多数選手の「努力・献身・創意・汗と血と涙」の終点が「得点のためのシュートプレイ」という事ですね。本当は「全シュートが得点にならなければいけない」ものという位、責任の重いプレーですが、「多数シュートのチャンス」に溺れ、本来意味を追求しない前線選手はコンサには居て欲しくないですね。
この様に、得点パターン・得点選手を点検すると、多様な課題・改善点が出て来ました。
現在、ミニキャンプでどこまで改善・迫る事が出来るでしょう?!
中断以降のコンサ進撃のため、「厳しく・貴重な・必須のトレーニング」に邁進し、着実な一歩・積み上げ・成長を果たしていきましょう!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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