〜進行〜  愉しみな第8節神戸戦チーム編成!

2020年07月31日

マスコミリリースに、金子バースデー・スタメン奪取表明が沸騰していますね。
大丈夫👌です。
スタメン定着は、高い確率で、約束されてます。

と言うのも、
Wトップチーム編成戦略に、チーム戦略転換となるからで、そこでは、②シャドーポジションは、金子となる事が自然、必然となります。
他の、田中・高嶺、更に、白井・檀崎・藤村・濱、更に、特別指定 小次郎・小柏、サブで甘んじている、中野・早坂・石川・阿波加も、大チャンス到来。

今シーズンは、コンサだけで無く、どのチームでも、Wトップチーム編成戦略が、主流、否、それしか方法は無く、実行される事態となっています。
理由は、ご存知の通り、中断明け修正シーズン日程の過密化で、実際、次節第8節からは、中3日と中2日が、7試合連続との、過密が更に深刻となった、超過酷日程7連戦ですね。
その間、選手フィジカルコントロールは、最低3日、標準5日のフィジカルリカバリー必要期間を不可能とする日程で、Wトップチーム編成戦略で、2チームを交代選択で、標準リカバリー必要期間を確保する方法しか、あり得なくなる、との内容です。
仮に、この戦略を選択しない場合に訪れる事態は、①即座に、起用集中・中核主軸選手フィジカルが破綻し、極度低下パフォーマンス〜故障離脱の続出、②即座に、主軸選手減少、パフォーマンス低減により、チーム戦力が低下し続け、戦術実践不可能で、戦績破綻、が必至です。

Wトップチーム編成の完全ターンオーバー制となりますが、若手選手には、実戦機会定着=チームスタメン定着、への道が、奇跡的な位、容易、実現し易くなったシーズンで、現在のコロナ禍への変則シーズンでの、僅かなラッキーです。若手選手は、奮起し、この絶好チャンス、二度と無い機会で、ジャンプアップ、確実な成長と成果を目指さねばなりませんね!

と言う事で、焦点は、
Wトップチームの編成内容です!

編成手順・ステップは、
①チームの中核・中心選手を選択、ポジション設定
 2チームに、偏り無く、割り振る。
   ↓
②①に、戦術機能実践度と選手連携の観点から、スタメンを割り振り。
③①②のスタメン外選手のメインサブ設定
④Wトップ2チームですが、トップチーム選択選手は、選択外試合では、時間限定のサブ起用となり、③のメインサブ、④のセカンドサブが、試合サブ。④セカンドサブも、フィジカルコントロールで、随時交代。

との4手順が想定されます。

また、実戦への適用・運営は、
徐々に、Wトップチーム編成完成を目指し、
第8・9節では、選択されたWトップチームは、未だ混成形で、中核・主軸選手は、スタメン・サブを使い、混成起用も考えられます。
が、この場合でも、Wトップチーム編成は、現時点で、選手には説明・表明し、準備開始とするものでしょう。

今日、明日トレーニングで、時間短縮のTMが設定されると、その内容がチーム編成概要となるものでしょうね。注目です!
✳︎驚き‼️ですが、ロペス、更に、武蔵まで、次節神戸戦参戦も視野に、トレーニング合流ですね。本人達は、チームの、全選手スタメン取り意識、チャレンジの、流れ・空気から、ぞくぞくし、焦りも入った認識と意思、そのものでしょうね。
その結果、Wチーム編成は、全選手を対象とする完成形が、この時点で可能となりそう。

本当に、ワクワクして愉しみ、期待です!


post by yuukun0617

09:02

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~進化~ 再開後「最大の過酷日程」突入の第8節神戸戦展望

2020年07月29日

中断明け・再開後の修正日程の中、何回か「過密日程」を越えた「超々過密日程」が、第8節・神戸戦にてスタートします。
再開後「中3日・連続の3連戦」日程は、第1・2旬と進行しましたが、
次の第3旬は、
8/2第8節H神戸~中2日~8/5ルヴァン第2節H広島~中2日~8/8第9節A清水~中3日~8/12ルヴァン第3節H横浜FC~中2日~8/15第10節H川崎~中3日~8/19第11節H大分~中3日~第12節A鳥栖~中5日と、
H試合「中2日」H試合-「中2日(1+移動日)」A試合-「中3日」H試合-「中2日」H試合-「中3日」H試合-「中3日(2+移動日)」A試合-と、
「中2日」3試合、「中3日」3試合の7連戦が待っています。
第1・2旬の「過密日程」は比較にならない「過酷日程」となるものですね。
その後、
第4旬も第13節H~中3日~ルヴァン準々決勝HA?~中2日~第14節H~中3日~第15節A~中2日~第16節Hの5連戦と連続しています。
第5旬(17節h~中3~18節h~中3~19節a 3連戦)、
第6旬(20節h~中3~L準決勝~中2~21節h~中3~22節a~中2~23節h 5連戦)、
第7旬以降は「週1試合(中6日)ペース」との予定です。
第3旬の7連戦が最過酷日程、次が、第4旬・第6旬が同レベル、第5旬は、第1・2旬レベルという事です。

この様に、最過酷日程への対処・対策は、選手起用法・チーム形成戦略にしか打開策はありません。「不十分・中途半端な対策」は、戦績は当然、チーム土台の「選手フィジカル崩壊」=「チーム戦力崩壊・破綻」、との「大失敗・悲劇」を招く事、必至です。

コンサの好材料は、武蔵リカバリー期待できる状態・ロペス合流後コンディションアップの2材料があり、絶好調の大学トリオ(田中コンディション?)、ルーカス・菅・白井のSH群、チャナティップ・駒井の攻撃型オールラウンダー、宮澤・深井・進藤の守備の要、絶対守護神菅野、当確期待ドドと好調選手が融合、
あとは、パフォーマンスアップを期待の福森・ジェイ・中野、
どこかで爆発期待の檀崎・濱・藤村・カウィン、
更に、特別指定・来年への序章組の小次郎・小柏が合流し、これからの「過酷日程」を乗り切るチーム力の形成としますね。

そんな、チーム戦略の分岐点・シーズン展開のポイントとなる第8節・神戸戦を展望してみましょう。

1.先ず、対戦相手「神戸」現況を確認
シーズン前準備は、
移籍市場は神戸の独壇場・中心とのオフシーズンが代名詞でしたが、今オフは低調で、FWドウグラス獲得程度。FWダビド・ビジャ引退の後釜としてトップクラスストライカー獲得成功。外国人枠での制約もあるが、15ゴール程度期待。
元旦・天皇杯制覇で、ACL参戦となるも、中断明けの修正過密日程は好ましくない状況となりました。MFイニエスタ・36歳から「スタメンで使えない試合」半分となり、DF西大伍、MF山口蛍、DF酒井高、FWドウグラスなど替えの利かないスーパー選手固定出場は、逆に懸念材料になりました。
そのため、「若手・有力選手」として、J2より獲得・育成層から抜擢も加えた選手層で、昨シーズンまでの「リーグNo1豪華選手層」➝「豪華選手~ベテラン優秀選手~若手有望選手~育成選手」と幅広い人材で形成した豊かで、強力な選手層に変化しています。
シーズンスタートダッシュを狙った筈ですが、失敗。
現在戦績は、
順位9位 勝点9 2勝3分2敗 得点6点、失点8点、得失差△2
昨シーズン、同時期は、
順位10位 勝点10 3勝1分3敗 得点12点、失点12点、得失差0
昨シーズンは、この時期、得点力は、ハイレベルWクラス選手群によるハイパフォーマンス攻撃で、高得点力でしたが、組織守備は無く、守備タレント不足で、多失点ともなり、チーム攻守バランスの欠点で、順位・戦績低迷で、今シーズンは、ストロングだった攻撃力は、一気に低下し、その分守備力整備で失点減少するも、順位・戦績は、再び低迷です。
再開後戦績も、2勝2分2敗と、エンジンは不発状態。
選手総年俸と戦績対比で、コストパフォーマンスは頗る低レベルの贅沢経営状態と評されても仕方ありませんね。
個々選手の大活躍は、相当数発生しているのに、チーム戦績に繋がっておらず、一体感とはかなりかけ離れた現況で、コンサの反対側チームですね。
戦績低迷の理由は、イニエスタの有無だけで無く、そのパフォーマンスの波も大きく影響し、連続起用の中、運動量ダウンにより効果的プレーが上下し、同様傾向が、ベテラン優秀選手に発生、安定したチーム力は、寧ろ若手選手に依存する状況もしばしば産まれているためです。
シーズン前の懸念点〜過密日程はチーム力ダウン濃厚〜との発生で、今後、益々チーム総力は上昇し難く、戦績低迷の可能性が高いものです。
実際のパフォーマンス値を確認しておきましょう。
7節項目別試合数値は、(コンサ数値も対比・・)
得点0 シュート14   枠内4 PA内率50%  決定率0% 
( 3     15    7     46.7%      20%)
走行距離107km  スプリント134回
(   121       184 )・・コンサの圧勝・優位ですね。
走力がリーグ最低値で、走らないサッカーでは、ポジショナルプレイは不可能で、選手の個別能力頼りでは、限界が明白ですね。FW古橋は、6本もシュートを打ちましたが、枠内数は1本で、枠外が大半では、危険性は乏しくなっていました。象徴的プレーでした。

2.コンサ 第8節神戸戦展望

➀問題は、数回記載した、選手起用戦略です。
前記の通り、第4旬は、「中2日」「中3日」と極めて過酷な、リカバリー困難となる超超過酷日程の、7連戦が、2週間超で実施。毎週2試合は、これまでの選手起用戦略では必ず破綻です。
選手起用戦略には、大別して、
<ターンオーバー制>と<スタメン固定+試合途中多数交代制>の2通りで、これまでのコンサは、後者<スタメン固定+試合途中多数交代制>を選択し実戦していました。
しかし、スタメン固定選手の累積疲労は、加算し続け、故障での離脱が必至で、その手前でも、パフォーマンスは低下し続け、チーム戦力は、経過と共に、低下し続ける事となります。
正解は、<完全ターンオーバー制>=<トップチームW・2チーム制>ですね。
いよいよ、Wトップチーム編成のタイミングが到来です。
以前、トップWチーム編成をトライしてみましたが、現時点で再編成してみます。両チーム共に、ミシャ表明の「多くのポリバレント選手を中核」としたチーム編成で。
  
      Aチーム      Bチーム
CF    ジェイ        ドド
➀シャドー チャナティップ  金子
➁シャドー 駒井(ロペス)  武蔵
LSH   菅          白井
RSH   ルーカス      檀崎(ロペス復帰で、駒井)
➀DM   深井        高嶺
➁DM   荒野        中野
CB    宮澤         田中
LCB   福森         石川
RCB   進藤         ミンテ
GK    菅野         菅野

MSUB  早坂  ~CF・シャドー・RSH・RCB
      藤村  ~➀DM・➀シャドー
      濱   ~CB・➀DM
      カウィン~GK
      阿波加 ~GK
(特別指定)小次郎 ~GK
      小柏  ~➁シャドー・➁DM

Aチーム選択
 Aチームスタメン
 SUBに「MSUB(特別指定含む)」・Bチームメンバー
Bチーム選択
 Bチームスタメン
 SUBに「MSUB」・Aメンバー
と選手選択起用となります。

A・Bチーム選択選手は、起用により戦力低減懸念は「檀崎」のみで、「抜擢起用により急速成長」を狙いますが、当面、「早坂」によりポジション補強を図り、起用数は同回数程度で運用する。ただし、「ロペス」完全復帰となった場合は、「駒井」をBチーム・RSHに固定化し、「檀崎」は「MSUB」要員に変更します。「檀崎抜擢・Bチームスタメン起用」は、ロペス完全復帰までの「限定措置」ですね。このチャンスを活かし、「スタメン定着」となる「パフォーマンス急上昇」チャレンジを期待します。

という事で、次節第8節は、Aチームスタメン起用と選手選択です。

先発メンバー
        ジェイ
    チャナティップ 駒井
   菅  深井  荒野  ルーカス
     福森 宮澤 進藤
        菅野
SUBメンバー
[M] 早坂・藤村・カウィン
[A] ドド・ミンテ・駒井・高嶺;起用は原則20分以内限定

➁戦術・試合展開
ミシャは、前節試合後コメントで「コンサ式トータルフットボール」追求を表明し、そのスタイル像として、1974年(マイティー)アヤックスを挙げました。
その戦術は、現行コンサ戦術そのもので、
「コンビネーションによる中央突破、と、サイド攻撃突破」を狙い、
「ポリバレント選手」起用により、
「選手ポジションは局面毎に変化し、相手マーキングや、ゾーンフレスを外し続け、相手チームのスペース・ずれを突いたチーム一体プレー」を展開する、戦術で、「システム可変」は、その局面の一瞬を示すものですが、実際は、「規律(共通チームプレー実践)」に従い、ポジションを変化させながら、その役割プレーを連携・継続し、相手守備陣としての「相手個々選手の防御・守備」を、組織・連携プレーで「外し・突破」し、相手ゴールへ殺到するものとなります。「守備」も、攻撃同様、「相手攻撃陣に連動し、ポジション変化・組織・連携・複数防御・守備で、相手個々プレーを阻止」し、
全員の連動・連携、複数で実施する「攻撃・守備」が、「全員攻撃・全員守備」のトータルフットボールとなる訳です。
更に、「コンサ式」は、「ジェイのリーグ最強ポスト」を起点した「派生ショートカウンター」で、ビルドアップへの相手攻撃(相手前線からの守備・ハイプレス)への対抗策としても、絶好で、現代・最進化型「トータルフットボール」戦術となります。

結果、「最速・超精度攻撃」が実現し、「粘り強い泥臭さも増加したブロック堅守」と、DF田中を契機に「急速成長中の被カウンター防御力」でリスク対抗も整備し、「攻撃は益々、スピードUPの先鋭化。守備も、課題被カウンター力改善で、失点要因を急速減退に成功。」となり、攻守の「穴」も無く、リーグトップレベル戦力へステップアップを進行しています。

守備・攻撃共に、課題点の多い「神戸」は撃破!との試合内容です。

試合展開は、
試合開始直後の、神戸フィジカル◎状態により、両チーム「拮抗・緊迫状態」で、攻守切り替えの激しい展開となりますが、20分経過(飲水タイム)から、神戸フィジカル低下となり、コンサもフィジカルダウンを我慢し、「20分~40分」がチャンスタイム到来、として「集中度を上げ、プレースピードアップの組織・連携プレーで、華麗なコンビネーションショートパス攻撃、サイドを激しく突くサイド突破からのクロス・カツトイン攻撃、派生セットプレイで、「得点獲得」を狙い、複数回決定機から「先制」獲得で前半終了。
後半開始時は、前半同様「45~55分」は「拮抗・緊迫状態」となりますが、「65分~80分」にチャンスタイムが到来し、その中で「追加点獲得」を図り、「80~90分」神戸のラスト攻勢を「全員守備」で守り抜き、「2-0の完勝」との試合展開を想定します。
試合開始~20分  拮抗・緊迫・一進一退
    ~40分  コンサ・攻勢タイム「先制点」獲得
後半開始~55分  拮抗・緊迫
     60分  選手交代で活性化[M・A]も活用選択
    ~80分  コンサ・チャンスタイムとし「追加点」獲得
    ~90分  神戸・最終攻勢を堅守・組織・全員守備で守り抜き
          【 2-0 完勝 】 との試合展開想定です。

※ Wトップチーム・「ターンオーバー制」の初戦となり、「順調な勝敗結果とプレー成長」と予想するものです。
どんなに考えても、前節までの選手起用は、採用不能・あり得ず、上記内容が相当と考えます。
想定結果通りか、否か、は、今後のコンサ展開を大きく左右するもので、「シーズンの中の、大きな分岐点」である事は間違いありませんね。
どの様な「選択・決断」と「その内容」か、愉しみに期待しましょう。
「コンサの大きな成長・一歩の瞬間」です。

3.ロペス復帰
記事を記載完了し、マスコミを確認した所、待ちに待った「嬉しいニュース」が飛び込んで来ましたね。
そう!!【ロペス・チーム完全合流】です。本人は、次節・神戸戦参戦も可能、との積極性・意気込みですが、実の所、「1週間完全トレーニング」で「完全フィット」を狙いましょう。試合参戦は「次週の8/8第9節A清水戦」参戦を想定します。
更に、「武蔵」合流はどうでしょうね。「全体練習」合流はもう暫くで、「8/12・ルヴァン第3節横浜FC戦」参戦を期待します。
早いリカバリー・合流を「首を長くして」待ってま~す!





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21:01

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~進化~ 公式試合データによるコンサ現状・動向点検

2020年07月28日

次戦・日曜第8節・神戸戦に向け、「中3日」連続・3連戦の「第2旬」を終え、
ミシャの「コンサ式トータルフットボールへの道」マスコミ表明にまで、戦術成長が、一気に進行した所ですね。
ここで、
公式試合データによる「コンサ数値」により、その動向・進行過程を確認したいと思います。
では、
1.公式試合データ値推移
  ※再開➁節以降、最高値
[全体]    ➀    ➁   ➂   ➃   ➄   ➅   ➆節
走行距離  119 111 113 107 109 115 121
スプリント   204 140 173 156 176 182 184
推測フィジカル 90% 60% 70% 60% 70% 80% 80%
勝ち点     0  3  3  1  1  1  3
[攻撃]      ➀   ➁   ➂   ➃   ➄   ➅   ➆
 得点        2    2    2    0    2    1    
30m侵入数  55  30  28  35  38  33  23
シュート数   27  12   7   7  15  10  15
枠内数      7  3  5  2  7  3  7
枠内率    25% 25% 71% 28% 46% 30% 46%
PA内シュート数 22  10   5   4  11   6   7
PA内シュート率 81% 83% 71% 57% 73% 60% 46%
決定率     7.4 16.7 28.5 0  13.3 10%  20%
パス数     507 482 512 504 456 481 346
成功率     75% 79% 80% 83% 81% 81% 73%
クロス数    22  15  10  16  13  14   8
成功率     40% 26% 10% 12% 30% 35% 37%
[守備]      ➀   ➁   ➂   ➃   ➄   ➅   ➆
 失点     4    1            2    1     1
被シュート数  26  11  20  14  19  14   11
被決定率  15.4% 9.1%  0   0 10.5% 7.1%  9.1%
タックル    25  22  11  24  15  29   27
クリア     17  14  16  20  20   12   30
インターセプト  2  4  3  2  1  3   4

2.ポイント
A.全体項目の推移は、
第➀はキャンプ準備後でフィジカルは最高値でしたが、
中断期明けは、
➁節は「対戦相手不在による実戦フィジカル低調」でシーズン最低、しかし「中3日連続・第1旬最終戦となった➃節」も再開時まで急減しましたが、「中3日連続第2旬」の開始節➄節は、再開初戦➁節を越えたフィジカル・走力で、
第2旬推移は「➄<➅<➆」となり、第1旬推移「➁<➂>➃」の低下循環を脱しました。試合前多くの予想が「累積疲労でフィジカル低下」でしたが、その逆となった「フィジカル上昇トレンド」を成立させた立役者が「大学トリオ・荒野・駒井・チャナティップ・ルーカス・白井」の若手・高フィジカル選手でした。選手フィジカルのランクアップがその原動力となりました。
特に、戦術遂行に必須条件が「スプリント力」で、「激しいポジション推移」を可能とする条件ですが、➆節「184回」はリーグ断トツトップ(2位177回横浜FMで、+7回差)にまで上昇しました。再開後推移で、最高値は➆節となり「最高パフォーマンス」達生でした。
B.攻撃項目は、
シュート数・枠内数は、➆節再開後ベストで、決定機構築力は再開後最高となりました。リーグ順位は、➆節~得点3位・シュート数6位・枠内数5位・決定率3位で、トップ・1位はありませんが、全攻撃項目がリーグ上位で、隙無く=不足無く、確実な得点獲得・攻撃力に到達を証明しています。
攻撃力は、リーグ上位に到達です。
パスは、
パス数・成功率ともに、➄<➅>➆で、大幅低下ですが、プレー精度低下では無く、「自陣内パス交換数減少・相手陣内パス増加」が理由で、「パス交換阻止守備が待っている相手陣内パス交換」=「攻撃目的パス交換」数が増加し、「コンビネーションによる中央突破・サイド攻撃による突破」を狙う「攻撃パス」は、「成功率が低下するチャレンジパス」となり、「パス交換中途でのボールロスト」も発生、つまり、その時点で「パス交換連続」が中断し、結果、成功率低下➝パス数低下との理由です。
ミシャ・パスサッカー戦術ですが、単純自陣パス交換は「相手陣内パス交換失敗」と成り兼ねず、高速・相手スペースやずれを狙う「攻撃的パス」は、「チャレンジパス」が発生し、「成功➝決定機獲得」の代償として「途中パス交換阻止・連携断」も想定するもので、「攻撃的パスサッカー戦術」となるものですね。
クロス数・成功率、セットプレーは、元々コンサのストロングポイントでしたが、「ここはまだ低レベル」に留まっています。
➆節までの「クロス累計成功率」は、「28.6%」でリーグ4位ですが、残念ながら、クロス得点獲得は「2得点」に留まり、リーグ6位、更に、名プレスキッカーと評価される「セットプレー得点」は「1得点」しか無く、リーグ8位で、「ストロング不発」状態です。
今後の「改善項目」です。
C.守備項目
再開後、失点は、6試合で5失点~0.8失点/試合、因みに得点は、6試合で10得点~1.6得点/試合で、「0.8点/試合」得点超過となっています。
昨シーズン対比では、試合平均・得点1.58得点/試合、失点1.44失点/試合で、今シーズン、得点はほぼ同水準、しかし、失点△0.64失点/試合で「64%減」との大幅減少で、「守備力急上昇」を実現しています。これこそ、「チーム全体守備力の向上」=「トータル守備力上昇」で、GK・DF陣・ボランチ・SH陣・前線全選手の守備力大幅向上が原因です。クロス・スルーパスからの失点は大幅減で、「想定外」こぼれ球パターンが主失点パータンで、「想定相手攻撃への守備力上昇」が現実化しています。実際、➆節が、被シュート数最少・インターセプト最大で、守備力上昇を証明しています。
「コンサ守備力はリーグ上位に到達です」。

この様に、試合データから、➅<➆節・「今シーズン最高パフォーマンス」に到達した事が証明されています。

「高いフィジカル」「高度な戦術をハイレベルで実践」「ハイパフォーマンス」が、毎節毎に成長・進展している事が証明されています。


他チームでは、「中断影響」も加わり、前シーズンレベルまで未到達のチームが多数となり、シーズン前予想とは大きく相違との事態も現出していますが、コンサは、「特別長期遠征」「中断前対戦トレーニング不足」の悪条件を跳ね返し、寧ろ、その事もプラス要因として、確実で、大幅な成長を進んでいます。「リーグ随一のチーム一体」「高度戦術とコンサ式トータルフットボール達成」を中核に、大きく前に進んでいきましょう。


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23:58

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~進化~ 緊急事態第7節は、成長コンサを見せた試合!

2020年07月26日

主要選手の離脱が連続し、緊急事態での第7節は、想定通り内容に近い「コンサ完勝」・戦術レベルアップを証明する試合になる、との事前予想は、80%的中、比較的に高い的中率に、少しだけ笑顔(笑)となりましたが、監督試合後コメントを聞いて、その意味・価値の高さに驚きと感嘆!となり、試合中・そして、試合後の、2回味わい尽くす事となりました。
速報で、振り返りをしてみます。

1.試合内容
先ず、選手起用から点検。
スタメン [3-4-2-1]
       荒野
   チャナティップ 駒井
  菅  深井  中野  ルーカス
    高嶺 宮澤 進藤
       菅野
 しかし、マスコミによっては、
     [3-2-3-2(両サイドダウン3-4-1-2)]
   チャナティップ 駒井
   菅   荒野    ルーカス
     深井  中野
    高嶺 宮澤 進藤  との記載もありますが、

実は、そのどちらも正解で、
「荒野」が、<トップCF局面>と<自陣に下がる動きで相手CBを引出し、トップ下・更にボランチとの間位置局面>でのフォーメーション可変を示したもので、いわゆる「ゼロトップ戦術・偽9戦術」を採用したもので、事前予想通りでした。「荒野」の高フィジカル・運動量だからこそ成功し、「適正な荒野の運動量活用(時に、担当エリアカバー低下・無謀走り出しの欠点を封印し、特徴を最適に活用したものでした)」で、荒野に有望なプレー・ポジションへの道を示すものでした。

サブ起用は、45分中野故障➝早坂(駒井DM・早坂FW)、65分深井➝ミンテ(DF)、76分高嶺➝金子、ルーカス➝白井、チャナティップ➝ジェイとし、ドド・カウィンのみ残しでした。
しかし、この選手起用が「今シーズン初トライ起用」となり、各種変化を齎したもので、更に、試合後・驚きのミシャコメントとなったものでした。
本日試合の「中核ポイント」は、後程内容を確認・記載致します。

相手選手起用も、主力選手Mジュニオール・仲川・エリキ・チアゴマルテインスとフィジカルダウン離脱で代替選手起用、しかし、フォーメーション「4-2-1-3」・「ハイプレスとビルドアップパス」戦術は変化無しでした。「強力な個の力と、高い戦術理解実践」が柱となる戦術で、その悪影響は大きいものでした。

では、
試合内容確認のため、試合内容スタッツ(速報値)を確認しましょう。

      コンサ      横浜FM  コメント
     前半  後半   前半  後半
得点    2   1    1   0 
シュート数  12   3    6   6 前半コンサ・後半横浜
枠内数  10   3    4   3 両チーム高い「枠内率」
支配率% 42  40   58  60 前後半横浜ボール保持
パス数  191 158  285 399横浜自陣内パス大半
成功率% 80  68   87  83
走行距離km    121      123両チーム同値
スプリント回   184      177コンサやや優位

攻撃サイド占率
左サイド%22  25   36  36 
中央  %32  35   21  24
右サイド%46  40   43  40 両チーム右サイド主力

試合展開とプレー内容
横浜ハイプレスは「起用選手変化で低レベルで低威力・特にスピード低下」で機能ダウン、対して、コンサが、逆実施「ハイプレス」で、横浜ビルドアップ・DFとDMにチャージし続け、再三ボール奪取と「試合開始からオープンな展開」でコンサ攻勢、しかし、
15分MF天野のPA外10mポイントの想定外ミドルシュートで、「深井」が隙を突かれ、股抜き・スーパーシュートの個人技で、先制失点。 
しかし、
16分GK菅野から精密ロングフィードがルーカスへ届き、ドリブル突破・スルーラストパス~走り込んだシャドー駒井がGK手を吹き飛ばす弾丸シュートで直ちに同点。 
更に、
17分「ハイプレス」駒井の相手左SB・DFへのチャージでボール奪取~スルーパス~チャナティップ~スーパースルーパス~走り込んだ荒野が冷静シュートで逆転。
コンサ「ハイプレス」は、「試合開始~25分(飲水タイム後5分まで)」作動し、横浜陣を押し続け、コンサ攻勢状態で、多数の決定機の中、2得点獲得、本当は更に+2得点可能ではあった。
その後、両チームフィジカル低下で、自陣で守勢での均衡状態となり、前半「2-1・勝勢」
後半、HTでややリカバリーし、プレー強度を上げて来たが、コンサの粘り守備・身体を張ったシュートブロックで失点阻止、
76分コンサ3枚選手交代で、再度活性化し、「ハイプレス」を時々作動し、チャンスメイクし、
89分コンサロングフィードへの横浜DF伊藤クリアミスを突き、荒野ボール奪取~ラストパス~走り込んだ金子シュートで追加点獲得、そのまま「3-1」で勝利。との展開。
試合後の横浜選手平均ポジション図には、事前予想通り、「前線5選手と守備陣の間にスペースが発生した事」が明示され、コンサコンビネーションパスがそのスペースで展開出来た事を示していました。

2.試合評価
コンサは、試合開始直後から、
➀「フィジカル可能な時間帯」ハイプレス戦術を仕掛け、横浜のビルドアップ局面でのCB、また、Wボランチへマンマークでプレー制限・阻止を続け、多数回ボール奪取成功~ショートカウンター~2得点獲得+更に2回決定機構築に成功。「ハイプレス時間」は「25分間」作動、後半は「時間帯」では無く、「局面」毎作動で、5回実施し、最後に3得点目獲得でした。
「ハイプレス」戦術成功でした。
➁前節で再確立
「(ショート)パスサッカー戦術」が成功。(美しい)コンビネーションサッカーが展開され、横浜守備陣を何回も切り裂き、3得点に結実しました。一方、ストロングポイントの横浜「高支配率・多数回パス・高成功率」パスサッカーは、自陣内パス交換が大半で、コンサ陣では「コンサ組織・ブロック・粘り強く、身体を張ったシュート阻止守備」は、一瞬の隙を突いた「天野・個人技・スーパーミドル」失点のみで、破綻・リスクは限定成功でした。
本日起用選手だからこそ、「コンサ・パスサッカー戦術」が機能した点は大きいポイントで、今後のコンサを左右する内容でした。
「ジェイ」抜きの選手構成は、ポストプレー戦術=コンサ式が低減となりますが、その代替が、本日の「パスサッカー戦術」の本質=流れる様な・美しいと呼ばれる「コンビネーション」改新です。
前節のミシャ評価も、同一点を指摘し「今シーズンベストパフォーマンス」と評価したものでしたが、本日は、益々「精度・スピード」上昇、「連続パス成功」で、相手守備陣への浸透・突入位置は相手ゴール前ラストパスが成功。本日起用選手ならではの「パス意識・パス出しと受けポジションへの最速移動・そしてテクニック」が、その速度・精度、相手スペース・ずれへの突破を再三に亘り成功させました。「ジェイ」起用で、そのコンビネーションは相当に低下してしまいました。今後に繋がる大課題です。

この➀➁を可能にした原因こそが「選手起用」にあった点は記載した通りですが、その内容が、冒頭・試合後ミシャコメントの「謎かけ」にあり、「驚愕」となった重要内容です。
それでは、その内容について確認を。
先ず、試合後ミシャコメントを見ましょう。
「<総力戦での逆転勝利について?>仙台戦・東京戦で我々が見せた闘いが正しかった事を証明した。今日も、攻撃的サッカーを見せられ、ホームで、選手とサポーターと共に闘い獲得した『3ポイント』だった。」と試合後コメントしましたが、試合後記者へのコメントで、
驚きの、
「マリノスは洗練されたパスサッカーの攻撃力あるチーム。対して、我々もリスクを冒して戦い、ポリバレントな選手を起用した中で、自分たちの狙いであるパスサッカーをやろうとした。今日は、1対1の場面が多くなり、選手たちが勝ってくれた。勝利に値するゲームができた。」
<0ゼロトップ様布陣について>
「サッカーは進歩。1974年アヤックスのイメージ。
全員がどこのポジションをやっても問題なくプレー出来る。それが私の理想で、哲学。これが次のトレンドになる、と思っているし、それを狙っている。私のパスサッカーは、モビリティー(スピード感により、スペースを攻略するフリーランニングとそれに伴うポジションチェンじとなるチームプレー、ここでは、その意識と実践力)のある選手が多くいるほど生きる、と思う。今季は、そういう戦い方が増えていくと思う・今日の選手達が見せたサッカーは、メディアの方にも宿題を出したつもり。サッカーの見方というものも変わるかもしれません。」、とのコメントでした。
その意味は、「今日のサッカーの意味」についての「宿題」の回答にありますね。
その意味を以下見てみましょう。
モビリティー能力は(  )記載の通り、ダイレクトパスの連続、ポジショナル、そのための走る力、それらでのスピードがポイントですね。
では、「1974年アヤックス」の意味は、
名将ファンファール監督・オランダエールディビジで「マイティ・アヤックス」と称し、トータルフットボールの第2世代(クライフ・バルサ第1世代)で欧州を制覇したチームですね。戦術は「ポゼッション・パスサッカーを中核に、サイド攻撃とコンビネーションによる中央突破」で、コンサ戦術の根幹思想を構築したもの。
チーム特徴は、
『a.リアル9型FW(完全ポストプレーヤ―)
b.パターン化された攻撃(特に<第3番目の動き、コンビネーション[壁パス・3人目の飛び出し等]プレー>を創出・創造した)
c.バーサタイル=ポリバレント=多機能な選手の集合体を形成~そういう選手たちを育成し、多様なポジション能力は選手交代が必要なくフォーメーション可変が可能となる』、
との3つのポイントを持つものでした。
いかがですか。
a.リアル「9」型FW~ジェイ・ロペス・武蔵の存在・価値
b.パターン化攻撃~美しいコンビネーションのパスサッカー、サイドと華麗な中央突破攻撃、シャドーとWGの連携・連動パス
c.ポリバレント~今日起用選手が実施したポジションは、
荒野~CF・トップ下・ボランチ・シャドー
チャナティップ~シャドー・トップ下・インサイドハーフ
駒井~シャドー・CF・ボランチ・(サイド・DFも可)
菅~SH・SB
ルーカス~SH・SB・シャドー
深井~ボランチ・攻撃時DF
中野~ボランチ(・SH・SB・シャドー)
高嶺~CB・ボランチ
宮澤~CB・ボランチ(・トップ下)
進藤~CB・攻撃時SB
白井~左右SH・SB
早坂~シャドー・CF(・SH・SB・CB)
金子~シャドー(・ボランチ)
ミンテ~CB(・ボランチ・SB・SH)
ジェイ~CF
今日起用された選手は、スタメン・交代起用の内14選手が「ポリバレント選手」、唯一ジェイのみ「非該当」で、今日もも試合中フォーメーション変更、ポジションチェンジは常態で、逆にその能力選手達だから「可能」となる戦術でしたね。
いかかですか。
今日のミシャコメントの「宿題」の本質・答えを検討してみました。

コンサが求める「ミシャ戦術・コンサ式」が「マイティ・アヤっクス」のトータルフットボールを希求するものであり、手応えを掴む段階・レベルにまで到達し始めた、今シーズン一気に完成度が進む、との大方針が確認出来ました。
コンサの進化・成長は大きく進行し、今シーズンが大転化時期とのシーズンが着実に進行です。凄いですね。感動ものです。


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23:34

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〜進化〜  第7節横浜FM戦 選手起用緊急事態?

2020年07月26日

昨日トレーニング、最終ミニゲームでスタメン候補・故障発生し、前線トリオを、
駒井、チャナティップ、荒野で組んだとのリリースが出て来ました。
詰まり、前線トップ候補、ジェイ・ドド、シャドー候補ルーカス・金子が外れ、その3選手選択となった、との事態です。
当然、チームからのリリースは有り得ませんが、推測すると、
最悪は、
○ジェイ・ドド不在は、フィジカルレベル、又は、故障等で、起用困難。
➡︎ この事態は、ポストプレー困難=ミシャ戦術のコンサ式化〜前線へのロングフィード・ポストプレーによるそのポイントからのショーカウンター戦術封印、が連動となります。
○金子・ルーカス不在は、同様に、フィジカルコンディション悪化、又は、別ポジションが優位となる、今回トリオの方が戦力アップ、の3パターンが想定されます。
別ポジション優位は、そのポジションの代替選手離脱事態も有りますが、そのポジションでの優位性が有力ですね。〜ルーカスは、右サイドでキレキレで、コンサのストロングポイントとなってます!でも、金子は、?で、コンディション悪化もあり得ますね。

それ以外でも、福森離脱は濃厚、宮澤はフィジカルレベル悪化で、起用しても、低レベルプレー想定〜運動量とスピード大幅ダウン、この2選手は、少なくとも、スタメンは困難と推測されます。

この事態は、ある意味想定通りです。
コンサの、再開後修正日程の超過密日程をシーズン展開していくには、ターンオーバー型しか、戦績は維持出来ない、との指摘を複数回記載、予想していました。
現行コンサの選手起用戦略〜「スタメン固定+試合途中多数交代型」では、5枚替制をフル活用しても、超累積疲労・疲労集中集積選手が発生、そのまま故障離脱となり、毎試合毎の固定スタメンフィジカルレベルダウンが進行ー プレーレベルダウン、同時に、選手毎のリカバリー力の相違(年齢・体幹による)から、悪化、故障までの余地・幅により、先ず、特定選手にフィジカル破綻・故障が発生し、その後、順番に同様選手が増加して、チーム戦力急激ダウンとなってしまいます。
しかし、チーム戦力を常時最高を指向する、ミシャ価値観では、ターンオーバー型=Wトップチーム構築=結果として各チームの戦力は現在よりややダウン、には即座に容認し難い、現行コンサ選手起用戦略〜スタメン固定+試合途中多数交代型で進行して来たものです。試合途中多数交代には、Wトップチーム構築での中核・主力選手で、若手有望選手の実戦試合中トレーニングで急成長を図り、確かな成果も獲得していました。

この事態になり、ターンオーバー型への変身・転換のステップ・段階を一段だけ進める機会・局面になったのでは無いかと思います。

と言う事で、修正メンバー予想です。
スタメン
       駒井
   チャナティップ 荒野
  菅  深井  田中 ルーカス
    高嶺 ミンテ 進藤
       菅野
サブ
   ジェイ〜出来てラスト10分起用のみ
   金子、白井
   宮澤〜出来てラスト15分
   中野
   早坂
   カウィン
✳︎駒井は、トップポジションですが、所謂、ゼロトップ戦術で、相手CB引き出し〜スペース作りーそのスペースにチャナティップと荒野他が飛び込み、がスタイルとなります。又、ポストプレーは封印で、東京戦で実践した超精度ショートパス戦術が主攻撃パターンとなります。問題は、荒野のアバウトプレーですが、事前改善で超精度パス成立とします。

   本来なら、本日トップは、ドドですが、フィジカルから起用困難では?
   可能なら、
      ドド
 チャナティップ 駒井
 菅  深井  荒野 ルーカス
   高嶺 田中 進藤
      菅野
   です!

✳︎名古屋、DF宮原が感染リリース。前第6節アウェイ大分戦にサブとしてベンチ入り、アウェイ帯同。なのに、濃厚接触がゼロ、とのチームリリースは、信じ難いですね。一人単独で、名古屋から大分まで移動した、とでも言うのでしょうか?実際は、チームで集合し移動で、同一交通機関〜飛行機、バスで、団体移動・行動、現地入り後も、チーム全体で、トレーニング、食事等で、距離間を取ったので、大丈夫、との見解でしょうが、現在、それでは濃厚接触、と言われておかしくないですね。
更に、試合起用は無く、大分選手と直接コンタクト、接触は無いでしょうが、大分選手も、リーグ検査とは別に、緊急検査対応との事は、かなりの危険性、リスクだった事を証明しています。名古屋は、その時の選手がそのまま、本日試合起用となり、???です。
これで良いのでしょうか?

リーグ定期検査体制でも、突然、試合前日になって異常発生、感染発見は、リーグ定期検査の限界を証明してしまいました。
ギリギリで、リーグ戦進行の中、最新の注意と対応、真摯で詳細な対策・その完全実施への強い意思が、求められていて、ここにも、選手・チームスタッフへのサポート・エール・エネルギー注入の必要性を、我々サポーターも突きつけられてますね。

例え、コンサ緊急事態でも、サポーターの力結集で、切り抜ける力、源泉を注ぎましょう!

完勝を!


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08:13

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〜進化〜 ホーム第2戦・第7節横浜FM戦展望

2020年07月24日

慌ただしく、あっという間の日曜26日・第7節横浜FM戦が「中3日」で、試合となります。前節FC東京戦も、その前第4節仙台戦から「中3日」で、リカバリー度合は、60%程度での、前節第6節となり、試合後疲労は、加重疲労で重度疲労状態で、木〜土曜の3日間では、リカバリー度合は50%がやっと、となります。
フィジカルレベルを推移で見ると、
〜第4節〜中5日〜第5節〜中3日〜第6節〜中3日〜第7節〜
  50%ー 40%        70%ー60%         80%ー40%           50%      と推定します。
試合前〜試合疲労〜試合後と、試合中に低下し、その後のリカバリー期間で、回復・上昇し、次の試合前状態となるものです。そのため、第7節のチーム全体フィジカルレベルは、僅かにリカバリーの、50%程度の低レベル状態と予想するものです。
第1に「試合準備の選手フィジカルコンディション・リカバリー」、続いて第2が「選手起用」、そして、第3が「対抗戦術・戦略、具体的対策とその実践」となります。

ここでは、先ず、対戦相手「横浜FM」現況、続いて、コンサ戦術・試合展開・メンバー予想を検討したいと思います。

1.第7節・対戦「横浜FM」現況
シーズン前は、J1制覇を達成したメンバーのほとんどがチームに残留し、FWオナイウ阿道、MF水沼、MF仙頭、MF杉本、DF山本、GK梶川、DF前貴之を獲得。選手層はリーグ随一の厚さとなった。コロナ中断明けも、移籍選手の主力フィットが進み、分厚い選手層を誇っています。
ポストグルー監督は、昨シーズンの開花・成功を踏まえ、今シーズン、益々戦術の洗練・熟成を指向していますが、
現在戦績は、
順位11位 勝点7 2勝1分3敗 得点11 失点11 得失差0
                     3位   14位
参考にコンサ数値は、
   8位   9 2勝3分1敗 得点 9 失点 8 得失差1

再開後戦績は、5試合で、2勝1分2敗・得点10・失点9(平均毎試合2得点・1.8失点の高得点獲得・しかし、多失点)ですが、勝利は「湘南・横浜FCに、大量得点~2試合で7得点」で、一方,強力チーム対戦は「2敗戦・1分、得点3・失点7の、得点減少・多失点」となり、弱~勝、強~負の状態。「強力チーム力」には到達していない、との現況です。

この様に、シーズン前評価は、断トツで「チャンピオン第1候補」から、現在は、昨年リーグ戦・チャンピオンチームが「中位停滞」し、想定・思惑を大きく乖離させる低内容・想定外現状となっています。
その原因が重要ですが、
昨シーズン爆発的に猛威を振るった「横浜FM戦術~ハイプレス」への対抗策が成功し、その状況からの改善・脱却に苦闘している点にあります。
その対策とは、
「ハイライン戦術」の一般的対策で、
「ハイライン戦術」は、相手攻撃の端緒・スタートとなる「ビルドアップを狙い、前線選手によりボール奪取を強襲」との戦術で、その「ボール奪取は、相手ゴール前となり、その位置からの瞬間的ショートカウンターは、GKとの1:1局面~得点獲得」と、「前線からの守備~即時ショートカウンター攻撃」の攻守連動戦術ですね。そして、その戦術実行には、前線選手単体・1名では、<そのチャージをパス交換で回避すれば、簡単に破綻>させられる、ため、複数選手が連動、「チャージ選手+周辺選手の相手他選手へのガード・パスターゲット阻止」と複数選手での連動戦術となります。詰まり、「前線からのボール奪取=ハイライン」戦術には、前線に、3~5選手の集積・連動が必須となる訳です。
そこに、欠陥と対策があります。
➀ハイラインの背後(裏)に広大なスペースがある。そこを突かれると、一気ににフリーパス・プレーから、危険・リスク局面となる。
➁ボランチでボール奪取となるとカウンターが有効となる。
の2ポイントです。
もう少し詳細に見ると、
➀~その内容を時系列に確認すると、
<1>横浜FMフォーメーション上「前線+インサイドハーフ」3~5選手がね「ハイライン作動」のため、相手ビルドアップに一斉・連動チャージを仕掛けます。
            [GK]
       [DF] [DF] [DF]ボールホルダー   
       ➚     ↑      ↖
      遠藤 エジガルジュニオール 仲川
    [SH]  [DM] [DM]  [SH]
          ➚      ↖
         喜田     Mジュニオール
      ****************** スペース発生
      ******************
            
              仙頭
  テイーラトン  畠中     伊藤    小池

ハイラインをフルタイムとのチーム戦略のため、「前線からの守備選手グループ」と「守備陣グループ」との間に、しばしば、*****部分にスペース発生となります。このスペースを消す、防止するには、チーム全体が、前線グループの動きに連動して「相手陣へ上昇スプリント」が必要となりますが、「前線グループ」と「守備陣グループ」とに、「意識齟齬・ズレ」が発生した瞬間、「「守備陣グループの上昇遅れ」が発生し、「広大スペース発生」となります。その「意識齟齬・ズレ」の原因が、「前線選手のフィジカル」と「守備陣選手のフィジカル」の差に在り、試合経過=一定時間経過すると、「前線選手は積極飛び出し・ハイライントライを継続」、しかし、「守備陣」は、ハイラインで「相手陣へのスプリント」の後、「自陣へのバック走スプリント」が存在し、「二重負担」により、「フィジカル低下進行に差」が産まれてしまいます。そのため、一定時間経過後での「ハイライン作動・前進スプリント」に付いてこれない局面が発生、となる訳です。その時間帯は、「試合開始15分頃」とかなり早い時間帯から発生し、ハーフタイムのフィジカルリカバリーで、後半は、「後半10分」から発生、と予測出来ます。
「前半15~45分」+「後半10分~45分」=「65分」、「スペース発生時間帯」は、流石に、勝利は程遠くなるため、「ハイライン戦術」の作動時間をコントロールし始めています。しかし、そのタイミングのズレ=前線と守備陣との意識ズレが「対抗策作動・ハイライン破綻タイミング・局面」となるものです。

更に、➁~①の欠陥「ハイライン背後広大スペースのカバー」のため、前節・第6節横浜FC戦より、「アンカーシステム」にフォーメーション・チェンジしました。しかし、「アンカー」単独で「広大スペース」のカバーは無理ですし、単独では、複数選手によるアタック・チャージには粉砕・負け、となります。
このアンカー(上記フォーメーション例では、「仙頭」)で、ボール奪取されると、一気に「横浜FM守備陣」のみ、となり、DFのズレ・隙間を突いた突破、スルーパス、サイドを経由した揺さぶりで、自在に最終ライン突破とのカウンターが強烈に炸裂します。

この対策は、第1節GK戦でその端緒がトライされ、第2・3節では対策無しでしたが、第4節FC東京戦で「明確・確立」され敗戦・第5節でも激不調・鹿島に同一対策を実施され、完敗・連敗、第6節横浜FC戦でも「同対策をトライ」されるも「FMアンカーへのチャージ」に、チャージ選手の能力不足で失敗し、「大勝」の結果と推移しています。
Wワイドでも定着している「ハイラインへの対抗策」をコンサも使用ですね。

「横浜FM」は、「戦術が故に敗戦」との絶好機会・「鴨が飛んでくる」です。

選手層は、前記の通り、リーグ随一のハイレベル選手層を誇っています。「個々の闘い」は、強烈ストロングに溢れた選手で、「マッチアップは複数」がポイントです。前節・横浜FC戦での監督コメントの通り、「マンマーク守備は、開始直後は成功したが、直ぐ破綻」し、FMの想定プレーを実現させました。(FM監督も「試合開始後15分は、50:50、その後改善」とのコメント)
「マンマーク=1対1守備」は、至難の業・可能なのはほんの僅かなチームのみ、です。「複数・数的優位・連携守備」がポイントです。

さて、別視点で、それ以外にも、FMへの対抗策はあります。
○横浜FMの失点パターンは、クロス6/11・54%が突出しています。
実は、FM左サイドからのクロス失点で「ウイークポイントの位置」が明確です。実際、前節・横浜FCでも「失点寸前まで至った大リスク局面」が複数回発生していました。それは「左サイドSBテイーラトン・左CB畠中の欠陥・欠点」の問題で、殆どのパターンが、「左サイドの相手侵入に、SBテイーラトンがチャージ」の時、「CB畠中がブロックのため前進しダブルチャージ」とします。その理由は「SBテイーラトン守備力の不安」と「左CB畠中が本来SBで、自然とSBポジションの強い直接カバー意識」が想定されます。問題は、その局面、右CB伊藤との間の「畠中本来担当エリア」にスペースを発生させ、「右CB(伊藤)」のスライドカバーはありますが、そのタイミングの遅れが、しばしば発生し、フリースペースを突いた「相手攻撃」のチャンスとなります。この解決には、「当該2選手が解決出来る」ものと言うより、「選手交代」の方が即効性が高い、と想定されますが、豊富な選手層も、「右守備陣~CBチアゴマルチンス・松原」の交代要員はあるも、レフティー限定で、代替が無く、改善は困難となっています。
コンサ・右サイド突破~ルーカス・白井と駒井連動攻撃は「絶好な効果」となりますね。同傾向は、セットプレーでの「左サイド」攻撃も同様で、弱点化しています。
前線は、「得点力とボール奪取力の、攻守能力の高い」優秀選手揃いで、「個の闘い」では無く、「複数・組織・連携守備」がポイントとなります。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
この様に、昨シーズンチャンピオン・横浜FMは、絶対戦力の強烈チームまで到達しておらず、攻略の糸口明確な状況で、十二分に「打破・撃破」可能です。
それでは、コンサの対戦展望を確認しましょう。
➀戦術
シーズンを通し、チーム全体で追求する「コンサ式ミシャ戦術」の進化・ランクアップを図る闘いです。
そんなシーズン展開の中、前節は「大きな転換点」となる成果がありました。
○(前ブログをそのまま再掲載・・)
 <パスサッカー戦術>を昨日レベルで実践出来れば、支配率・チャンス構築数は急上昇し、試合コントロールする試合展開を多数回実現出来る「力」となりました。コンサ・ミシャ戦術の【原点】を再確認し、チーム力として獲得した点は、最大の成果でした。
・「相手チャージ」を受ける=届く前に、
・「高成功率パス=ショートパス」連続 の徹底で対抗する。
ミスパス・リスクパスは排除し、「相手チャージを無効とする素早く・精度の高いパス交換」の「パスサッカー戦術」の徹底で、「強烈攻撃力獲得」、同時に、「攻略効果の高い、前線ポスト・サイドエリアへのチャレンジパス」も「高いボール保持(ボールロスト縮小)」となる様「高いポスト能力・サイドへの高精度パス」を実践です。なにより、「高集中力の連続」「最速の冷静判断」の「ハイパフォーマンスレベルの選手意識」がポイントです。
○(同・・)
≪コンサの「素早い寄せ」「最速寄せスピード」獲得≫を連続実施し、完全習得し「守備力の急改革・改善・レベルアップ」を実現するチャンス・機会となった。
の2ポイントですが、次節で、再現し、チーム完全習得とします。
そのためには、「スピードに乗った走り」が絶対条件で「良フィジカルコンディション」が必須となります。
「良フィジカルコンディション」が揃えられる、準備出来るかの勝負が、昨日・本日・明日に掛かっていますし、更に、「起用・最適選手選択」が勝敗の分かれ途ですね。

コンサ戦術は、一段ランクアップとなる瞬間です。

➁試合展開
前記の通り、試合開始~15分頃まで緊迫拮抗時間帯、その後、「横浜FM・ハイライン戦術ヒートダウン」と変化と同時に、コンサ「パスサッカー戦術」で圧倒の時間帯を成立させたいですね。成功すると、多彩攻撃から、先制点~追加点獲得の複数得点獲得・コンサ攻勢で相手攻撃時間帯減退による失点阻止
となる展開を指向しましょう。ボール支配率も高く、試合実態をコンサ支配の完全コントロールを狙います。ハーフタイム+飲水タイム直後「10~5分
横浜FMからのハイラインアタックがありますが、しっかり凌ぎ、その後攻勢、との試合展開がポイントです。
次節は、コンサが「横浜FM攻勢」も含み、時間帯毎に「対処・対策・狙い」を変化させ、コンサ守備と攻撃により、試合を支配する「完全試合」を狙えるものです。

想定試合展開は、
試合開始~15分  「横浜・ハイライン」Vs「コンサ・ハイラインをショートパス交換で、相手チャージ前に躱し、ハイライン背後スペースを突いたカウンター・攻勢」の緊迫・攻守切り替えが超スピードの試合展開
    ~21分  飲水タイム
          同上、再現
    ~30分  この時間帯が終了後、コンサ「パスサッカー」で攻勢
          クロスより先制点獲得
    ~45分  スタート時は、超緊迫・均衡、
      その後、コンサ攻勢・試合コントロールで、前半戦「1-0」
後半開始~60分  HT後も、「横浜ハイライン作動」緊迫状態
          60分交代で活性化
    ~67分  飲水タイム
    ~75分  飲水タイム後「5分間」横浜「ハイライン」作動
      その後、コンサ攻勢・試合コントロールで追加点獲得
          80分選手交代で活性化
    ~90分  コンサ攻勢活発化し追加点狙い
          「 2-0 完勝」 との試合展開想定です。

➂メンバー予想
「最大の検討課題;最適選手起用」ですが、「前書き」記載の通り、チーム全体でのフィジカルコンディションは、「50%」まで低下となります。
これで「良フィジカルコンディション」により、「最強パスサッカー戦術」「強烈・最速のボールへの寄せ・チャージ」は可能でしょうか?!
唯一の方法が、「若手選手の起用」ですね。「若手選手の最大の優位点が、フィジカルリカバリーの速さ・ダメージの少なさ」です。「中3日」連続の中でも、次節・日曜第7節時点「フィジカルコンディション~75%以上リカバリー」を達成しています。

その観点から、
スタメン    ドド 
   チャナティップ  駒井 
   菅  深井  荒野  白井
     福森 田中 進藤
        菅野

  サブ ジェイ(後半限定短時間・状況次第)
     金子(60分⇔チャナティップ)
     高嶺(60分⇔深井)
     宮澤(荒野状況次第)
     ルーカス(75分⇔白井)
     ミンテ(福森状況次第で、高嶺LCB・ミンテMCB・田中DM)
     カウィン
   とします。
  フィジカルダウンによるチーム力ダウンは、回避し、戦術追求が可能と想定します。

※武蔵とロペスは、もう1~2週必要ですね。特別指定・明大小柏の参戦は、アウェイ参戦を中心に近々、可能となりますね。小次郎の参戦も含め、大学トリオ➝大学クィンテット(5人バンド呼称)に増加し、有望若手・コンサ次代主軸の活躍は、コンサの成長そのものとなりますね。期待と希望が膨らみます。

日曜・第7節は、横浜FMに、日頃の、これまでの「溜りに溜まった借りを返す」「FMコンサ対戦優位意識へ引導を渡す」、強烈試合で完勝としましょう!  絶好のチャンスです! ドーム・TV前観戦でも、全力エールで、選手と共に、勝利を掴み取りましょう!    



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11:17

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~進化~ リーグ戦進行・第6節HFC東京戦総括

2020年07月23日

コロナ禍中断もあり、過去経験の無い「7ヶ月間試合開催無し」から、開放された「待望のホーム戦」は、緊迫感一杯・一瞬も目を離せない好試合となり、手に汗握る・ドキドキ試合は、本当に良いですね。
ミシャの言う通り「引き分けとの結果は不満足」は、「勝利・勝ち点3獲得が手に入る寸前」まで「試合内容が高かった」のギリギリ試合という事で、同コメント「今シーズンベストパフォーマンス試合」となりました。
対戦相手が、強敵・ハイレベルFC東京だからこそ、この試合レベル到達、とも考えられますが、他チームなら、「複数得点での完勝」獲得試合でした。対FC東京だから「引き分け」となった、ですし、「今シーズンベストパフォーマンス」だから、「強敵との引き分け」到達、とも言えます。
「引き分け・勝ち点1・勝ち点△2」は、本当に悔しいですが、何より「このパフォーマンス獲得」は、今後の試合に、莫大な好結果を展望させる成果でした。
「今シーズンベストパフォーマンス」が引き出せた理由、原因にそが、「我々サポーター・ホームの力」です。「試合参戦サポーター・TVの前観戦サポーター」の力であり、更に、「ホームの力」です。実際、「今シーズンベストパフォーマンス」は、「今シーズンベストフィジカルコンディション」に在りました。チーム・選手は、ホーム=我が家・マイタウン・マイチームで、僅かな時間だったにも拘らず、急速回復・充電が出来、心身ともに、リフレッシュ・リカバリーとなったものでした。「ホームの力」の重さ・価値をあらためて実感させられるものとなりましたね。「ホームの力」は不可思議で、絶大で、これからのエネルギー・源泉の一つです。

では、そんな第6節・FC東京戦を総括しておきましょう。

1.第6節・ホームFC東京戦試合概要(データは、速報値)
第6節を迎える前、第5節のリーグ全体の公式試合データリリースの全体動向を確認の所では、
・再開後の修正日程「超過密・中3日での実戦・2連続~2週間3試合」の「各チームパフォーマンス推移」は、「過密①戦目<➁戦目>➂戦目」である。
・前節・第5節は、再開「3連戦・1回目」での初戦(➁節)数値を大きく超えて「3連戦・2回目」を開始した。
特に「攻撃項目」が大きく上昇し、「得点(力)」が上昇した。
・このため、昨日・第6節パフォーマンスは、「前節・第5節を大きく超えたもの」・「攻撃活性化・得点増加」の「撃ち合い勝負試合」増加と想定される。
との結論でしたが、
リーグ全体の試合結果は、「6勝3引き分け」・総得点22得点(前節「8勝1引き分け」・総得点34)と、「撃ち合い勝負」は減少しました。
その原因・想定違い理由こそが、「各チームのフィジカルコンディションの改善により、「試合パフォーマンスアップ」が上昇し、「均衡試合」が多くなった、との訳でした。
コンサ・FC東京戦と同様に、「3試合=3チーム」以外の15チームは、「フィジカルコンディションアップ」による「パフォーマンスアップ」となった第6節でした。[アップ失敗は横浜FC・浦和・大分の3チームでした]

では、コンサ・FC東京戦を見てみましょう。

1.第6節・対FC東京戦試合データ
試合結果は「1:1」の引き分け・勝ち点1獲得ですが、
試合スタッツは、
     コンサ     FC東京      優劣
    前半  後半   前半  後半  前半  後半 
得点   1   0    0   1  コンサ 東京
シュート数  4   6    5   8  ドロー ドロー
枠内数  1   4    3   2  東京  コンサ
支配率 51  43   49  57  トロ― 東京
パス数 299 180  257 250 コンサ 東京
成功率 85  79   82  78  コンサ ドロー

攻撃サイド占率は、
     コンサ     FC東京      
    前半  後半   前半  後半  
左・L 40➝ 38   37↘  33
中央  23➝ 23   34➝  32
右・R 37➝ 39   29➚ 35
➀シュート数=決定機数は、前半<後半と、後半活性化傾向ですが、両チーム差は変化せず、「均衡=同数チャンス機会」だった。
➁枠内シュート数=相手ゴールへの侵入度数は、コンサ後半増加、東京やや減少。
➂パス数は、東京は前後半で変化無しだったが、コンサは前半>後半の激減となり、戦術変化を証明する数値。
➃パス成功率は、両チーム共に、前半>後半で、「低下原因」があった。後半両チーム「同値成功率」は、「チャレンジパス」度が同一だった、との事が推定される。
➄攻撃サイドは、コンサは前後半変化無く「両サイドからの攻撃」が主力、東京は左サイド・中央➝右サイド増加し、3レーン同回数に変化。
の5数値がポイントとなっています。

ここからは、
○決定機数(シュート数)は、両チーム同数で、「緊迫・均衡状態試合」だった。
○東京は「後半35分から一気に増加し、コンサ停滞」と変化した。それまでの「80分間」は、明らかにコンサ優勢だった。東京変化は「3枚選手交代」が契機となり、「停滞原因となった3選手交代で、本来戦術確認・実施」によるものでした。
○コンサ「パス数」「同成功率」後半急減少は、「戦術補正」と指摘しましたが、前半戦戦術から、後半戦戦術を変化の内容は、「ショートパス=パスサッカー戦術」➝「ミドル・縦パス」特に「サイドへのより深く・狭いエリアへのパス」増加で、打開を図ったものでした。その原因は、東京の強固守備力です。前半も両サイドを狙うアタックは再三トライされましたが、両サイドの守備(SB・SH)の強力個々選手守備力に阻止され、いつも成功するサイド攻撃は想う通りに成功しませんでした。そのため、「より深く・狭いエリア」のタイトスペース狙うチャレンジパス・アタックは、効果=チャンスメイクになりましたが、成功率低下=パス連携停止=連続する筈のパス数消滅=パス数急減、となったものでした。≪より鋭いチャレンジは、成功率ダウンも発生≫となりますね。しかし、≪より鋭いチャレンジ成功≫⇔≪より決定的場面・チャンス獲得≫となり、是非、積極トライして欲しい・すべきです!~良いチャレンジとして賞賛・評価です。

以上速報試合スタッツからの確認でした。

2.試合ポイント
➀前記の「戦術変更」は、試合内での戦術修正・打開でした。その意図する所は、「果敢なトライ」として評価されるもの、でした。
更に、試合ポイントとして、
➁東京の強烈守備「個々の超強力ボール奪取力」、更に連動する「超高速・高精度カウンターの得点力」に対抗するため、
事前展望では、
<パスサッカー戦術>
・「相手チャージ」を受ける=届く前に、
・「高成功率パス=ショートパス」連続 の徹底で対抗する。
ミスパス・リスクパスは排除し、「東京・リアクションサッカーの最大欠陥~相手チャージを無効とする素早く・精度の高いパス交換で、予定戦術の開始を不能とする対策」を実践としました。
昨日、試合は、その展望予想は的中・大当たり!でした。
前半~後半35分までの「80分間」狙い通りとなりました。
今後、<パスサッカー戦術>を昨日レベルで実践出来れば、支配率・チャンス構築数は急上昇し、試合コントロールする試合展開を多数回実現出来る「力」となりました。コンサ・ミシャ戦術の【原点】を再確認し、チーム力として獲得した点は、最大の成果でした。
ミシャコメント「美しいパスの連携とテンポ、コンビネーションの高い、テンポの良いサッカーを見せられた。・・」とある通りですね。

➂同時に、もう一点最重要事項がありました。
「ボールへの素早い寄せ=最速の寄せのスピード」でした。コンサの姿とは想えない程のスピードと、スピードに乗った「寄せ」=「チャージ」は、タイト・強烈なチェックとなりました。
試合後の東京・室屋選手コメントに「強度の高い試合・・」とありましたが、本来の東京・ストロングポイントのお株を奪うが如き、コンサの強烈チャージは、「東京・強力守備力」を上回る「コンサ守備力」となり、東京の予想・想定を崩してしまう事態としてしまいました。
コンサは「攻撃優先・守備やや軽い」との評価の筈でしたが、昨日試合は、完璧・完全に払拭し、攻撃と共に守備も「強度」の高い戦力に変身したもの、となった訳です。その証明こそが「昨日・1:1引き分け」となった「最少失点数」に現れていますね。つまり、「いつのコンサ守備力ならば、3失点」も覚悟する所でしたが、そのレベルはすっかり急上昇し、「リーグ最強攻撃力」・「リーグ最速カウンター・得点力」の東京に、80分間「自由自在、本来戦術発揮」を封じた「コンサ守備力」でした。
≪コンサの「素早い寄せ」「最速寄せスピード」獲得≫を連続実施し、完全獲得・習得で、「守備力の急改革・改善・レベルアップ」を実現するチャンス・機会となった、と期待するものです。昨日、東京のカウンターチャンスは数回ありましたが、後半35分までは、その悉くを、ボール被奪取の瞬間、その奪取・ボールホルダー選手へチャージし、時には「必要ファウル」も交えて、封じ、「東京カウンター発動を阻止」していました。

➃ポイントは、それ以外も、
・田中CBは、「正確な状況把握・プレー予測・適正判断」により、「ラインコントロール」は勿論、東京・リーグ最速攻撃スピードに対して、「相手攻撃スピードに負けずにディフェンス構築」を成功させ、決定的機会の大半を阻止しました。「田中のスピード」は、ラインの他2選手にも、「立ち遅れ発生でのカバー局面を消滅」させ、ライン全体、スピードへの対抗力が急上昇となりました。宮澤で「スピード弱点・そのために発生する他DF・ライン・GK」のスピード対抗力不足は、消滅します。
≪田中・DFセンター定着≫です。
・ルーカス・菅・駒井のスピード・キレ・判断の攻撃力、高く・粘り強い守備力は節妙で、コンサのストロング。
・高嶺・金子・ドド・白井のサブ能力もコンサストロング。
・とことんまで上昇しつつある「戦術・プレー予測の習熟化、実践」。
・ジェイのポスト能力
○菅野の根性・渾身の魂のゴール守備
○熱いサポーター力
ですね。

「今節は、次節に繋がる、大転機試合」となり、次節への期待は爆発しています!! もっと、更に、凄いコンサが次に待っていますね!!


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14:05

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~進化~ 今シーズンH開幕戦・第6節FC東京展望

2020年07月20日

待ちに待った、道内ホーム戦・第6節FC東京戦が遂に来ました。
Jリーグ開始以来、「道内」で、過去7ヶ月間公式試合が空白だった事は当然ありません。それでも、時間が経過すればする程、益々、再開への希望・願望は拡がり、大きな期待の中、晴れて”再開 ”・サッカーが帰って来ました。

しかし、再開戦は、再開後の4連戦とは「桁違い・レベル違いの厳しい対戦」必至です。ミシャの「対戦日程での勝ち点・戦績目算」でも、「相当困難」との認識が、「前4連戦は、4勝が想定で、希望・想定以下の戦績」とのコメントとなったものだったと推測されますね。
その理由は、➀「中3日」3連戦の「真ん中日」で、「過酷フィジカルコンディション状態での対戦」となり「フィジカルレベル低下、プレー集中度・スピード・精度・キレ低下」想定、➁「リーグ最強選手層を誇り、個々選手とチーム力共に、リーグトップ」チーム・FC東京対戦、の2点ですね。
既に「中3日」3連戦は、その日程初戦となる第5節・仙台アウェイ戦で「途中5選手交代を含めた固定選手起用」「荒野暴力行為退場のペナルティー・出場禁止」で、「リカバリーされた、疲労回復の選手起用」は相当に限定されてしまいました。対戦前の「条件」は、厳しい・深刻ですね。
そんな過酷予想の対戦を「コンサ勝利のホーム開幕戦」とする方法・対策を展望しましょう。

1.対戦相手 FC東京現況
➀先ずは、選手層
シーズン前の戦力・選手保有対策は、
昨シーズンは2位で、クラブ史上最高成績でACL出場権獲得。しかし、選手移籍獲得では、補強ポイント右SHに、MFアダイウトン・MFレアンドロ獲得するも、MF大森移籍。問題は、CB陣。DF森重・DF渡辺剛の代表クラスで「スタメン2人は盤石」だが、3人目がポイントで、国内選手獲得失敗、DFジョアン・オマリ獲得も、外国人枠に余裕がなく、第3CBをDFジョアン・オマリのベンチ入りが困難となり、J1屈指のCB以外は、弱体。過密日程の中、フィジカルコンディション、故障離脱で、自慢の「堅守」も一気に弱体化との内容でした。
その後、シーズン開始後、
大卒ルーキートリオ~MF安部柊・MF紺野・DF中村拓は欠かせない戦力、MFアダイウトン・MFレアンドロもフィット、2019年J3得点王FW原大智、五輪代表FW田川も成功し、選手層が一気に厚くなっている。CB層に不安以外はほぼ万全で、ACL再開により、リーグ戦に大きなマイナス影響を及ぼすも、総合力では「2強川崎F・横浜FM」にも引けを取らない、とのJ1屈指の選手層です。
しかし、前節を最終出場とし「アンカーの橋本」海外移籍となり、大きな変化必至です。

➁今シーズン戦績・現状
順位2位 4勝0分1敗 得点9 失点6 得失差3
唯一の敗戦は、川崎戦でしたが、「0-4の完敗」で、
その内容は「堅守でボール奪取からカウンター」狙いの所、
「堅守・ボール奪取」の網に全く掛からず、何も出来ないまま、タイムエンドとの内容でした。
つまり、FC東京のチームスタイル<非保持型・速攻型>戦術の限界は、
「自らの能動的プレー」では無く、「相手チームへのリアクション」型は、「予定のリアクションが到達しない、通用しない」場合、「自らアクション・攻撃」など他の手段が無く、打開・解決が出来ない点にあります。そんな典型的な「完敗」となったものでしたが、他チームとの3戦では、「積極プレーでは無く、FC東京主導の試合展開」としたため、「想定通りのリアクション」により、粉砕されたものでした。
現時点までの、試合項目別に、リーグ順位を見ても、決してハイレベルでは無く、「中盤~守備陣」の守備力・ボール奪取力で「ボールを保持」し、そこからの「最速・高決定力カウンター」で得点奪取との強力チームスタイルです。
ここまでの項目別順位を記載。(コンサ・リーグ平均対比)
    FC東京  リーグ平均  コンサ
順位   2      -     7
得点   2位           8位
失点   8位           7位
30m侵入 17位           14位
シュート数 16位           7位
枠内数  4位           7位
枠内率%41.8  30.1  32.9 
決定率  2位           9位
パス数  18位          8位 
成功率 17位            13位 
支配率 17位            11位
走行距離18位            11位
スプリント数 4位            5位
※得点・枠内・決定率・スプリント数は高いが、攻撃回数・シュート数(機会数)・パス数・同成功率・支配率・走行距離は、リーグ下位数値です。
・・自ら「ビルドアップ・パス交換し得点」とのスタイルとは「真逆」の、「走らず・パス・攻撃機会・シュートも少ないが、スプリントと決定力」勝負とのスタイル。
 
➂戦術・チームスタイル
元々の「4-4-2」フォーメーションを「4-3-3」に変換し、相手状況により、試合内併用となっています。
フォーメーション形式で、起用選手を記載すると、
「4-4-2」
     永井  Dオリヴェイラ
レアンドロ 安部  橋本   東
  小川  森重  渡辺   室屋
        林
又は、「4-3-3」
      Dオリヴェイラ
  レアンドロ 安部   東
      高萩  Aシルバ
  小川  森重  渡辺   室屋
        林
いずれにしても、試合項目全般が高レベルとのスタイルでは無く、寧ろ、リーグ下位レベル内容も多数ですが、「リアクションサッカー」の命題通り、<相手プレーを阻止>のチェックアクションに、「成否」を掛ける、との独特スタイルです。つまり、
【非保持・速攻型】のリアクションサッカーで、リーグ随一の「個々ボール奪取力」を、自陣・ミドル・前線の各ポジションで発揮し、その奪取ポジションからのカウンターを攻撃パターンとしています。
更に、「最強攻撃力=得点力」は「前線の並外れた決定力の高さ」を根幹とし成立するものです。

特に、「ボール奪取力」は、サイドのレアンドロ・アダウイトン・東、ボランチの橋本・安部・高萩・Aシルバ、DFの最強CB森重・渡辺、SB小川・室屋と、11人もの「高ボール奪取選手」を揃えたもので、どこでも「ボール奪取」が起きるスタイルです。どの選手も、固有能力に加え、「屈強な体幹・素早い判断と動き」による「ハード・タイトチェック」の守備力が特徴です。
対する唯一の対抗ポイントが、
「チーム・組織としてのボール奪取」では無く、「個々のボール奪取」となる事から、「組織・複数での対抗」=「素早いパス回し」が有効となります。
FC東京のハードアタックを、<早いパス回しで、チェックが来る前に、パス交換し、タイトチェックのタイミングと時間を与えない>という事で、川崎が完勝したパターンです。
    
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
前記の通り、「強烈なボール奪取力による堅守」が「カウンターの出発点・スタート」、との事から、最大対抗ポイントが「ボール奪取の回避」、次が「カウンター対策」となります。
その大前提に、コンサ戦術・試合展開を予想すると、

①戦術は、不動の「コンサ式ミシャ戦術」ですが、「ボール保持徹底」をとことん追求、です。「ボール保持からロスト」する局面は、a.パスミス、b.低成功率パスのロングフィード、c.ボール被奪取、の3局面となりますが、
a.パスミスは、「パス出し手」それ以上に「パス受け手」の、判断・タイミング・精度の「速さ・正確さ」に尽き、その大前提が「集中力の高さ、連携・サポート」となります。「パスサッカー戦術」の基本そのものですね。低成功率と成り勝ちな「リスクパス、ロングフィード」は、要注意です。「その場逃れパス厳禁!」で、「意図の明確な速く、正確なパス」徹底に尽きます。
いつものトレーニングの成果の出し処!です。
b.ロングフィードは、パス出し手の精度+受け手・ポストプレーヤーのポスト能力により、成功率が大きく相違します。今節では「ロングフィードと雖も、不成功は極限まで回避し、全て成功!を追求」です。ビルドアップへのハードチャージは、FC東京の永井・アダウイトン・レアンドロ・Dオリヴェイラの得意プレーです。そのため、「コンサ式ミシャスタイル」の所以、「前線ポストへのロングパス」は必要です。ポスト役「リーグトップポストのジェイ」の活躍場面です。同時に、「ロングパス」の成功率低下・ポストターゲット限定(確定は、事前にターゲットとして準備)が懸念されますが、<ミドルポスト戦術>が有効です。具体的には、(逆)サイド選手ターゲットと、前線選手のポジションダウンでのターゲットポイントのミドル位置設定、との策が効果的です。併せて、トライ・実践です。
c.ボール奪取チャージには、「逃げパスの周囲選手アシスト」の組織連携プレーが有効です。「強烈選手」には「複数選手」で対抗です。
この様に、「ボール奪取戦術」への対抗は可能です。

今節は、粗いプレーは封印し、細かく丁寧で正確な組織プレーを追求です。「脱、アバウトプレー」ですね。

②試合展開は、「堅守速攻」に対抗し、「極めて密度の高いプレー・局面が連続」との超緊迫試合が必至です。試合支配のためのキーポイントが、「先制点」で、この試合では、通常試合より遥かに大きな意味と価値を持ちます。
絶対に先制点獲得!です。
そのため、前節絶不調の「福森のプレスキツク」が必須となります。
「パスサッカー」で「相手ボール奪取の攻撃・アタック」を躱す展開が形成されると、一定時間で、相手同様体制は崩れ始め、弱体化もあり得ます。その展開では、更に追加点獲得があり、複数得点・大勝、まで目指せるものとなります。  全ては、「パスサッカー成立」と「先制点獲得」に尽きます。
想定の試合展開は、
試合開始~20分  緊迫の「コンサ攻撃・FC東京跳ね返し速攻」連続
  飲水タイム後
    ~45分  均衡状態の中、セットプレーでコンサ先制
後半開始~60分  選手交代で活性化
          コンサ攻勢の中、サイドからのクロスで追加点
  飲水タイム後  
    ~75分  コンサ交代で活性化、更に追加点獲得
    ~90分  「 3-0 完勝 」の展開を想定。

③メンバー予想
問題は、選手の累積疲労、フィジカルコンディションです。
前「中3日3連戦」では、選手のフィジカルコンディションコントロールは成功せず、2戦目は、前半は、前節試合による体重減少から、身体のキレ・動きがアップするも、後半、更に、第3戦目は、身体は著しく動きが悪化し、プレーレベルダウンとなってしまいました。更に、中5日空いていたはずの、前節仙台戦にも、一部選手の累積疲労がプレーレベルダウンを招き、勝利喪失、ギリギリ引き分けの戦績低下となりました。
再度「中3日」で、次節FC東京戦となり、前回の失敗は改善、払拭を期待していますが、どうでしょう。コンサのフィジカルコントロール力は、以前からの課題点でした。Jリーグでは、チーム格差が大きい項目ですね。
では、予想を。
(スタメン)       ジェイ
    チャナティップ 駒井
   菅  高嶺   田中 ルーカス 
     福森    宮澤 進藤
        菅野

 (サブ) ドド
      金子、白井、深井、早坂、
      ミンテ
      カウィン
    60分 金子、白井、
    75分 ドド、深井、途中起用
  戦術理解、フィジカル、精度、パス能力から、スタメン選択、
  サブも同様で、ドドは、勝勢局面では、効果大!
  とします。

ホームでの、サポーター観戦!
選手、スタッフだけでなく、サポーターも、真摯で、最大注意で、勝利の瞬間を作りましょう!
    




post by yuukun0617

09:14

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~進化~ 再開4連戦・最終戦は残念ながら功罪両面試合!

2020年07月19日

コンサの「特別遠征・A4連戦」は終了しました。
その戦績は、「負け無し・勝ち点8・2勝2分」でしたが、ミシャは不満足で、目算「勝ち点12・4連勝」から「勝ち点△4」との評価でした。
その評価は、<課題期待の夢計算>とすべきコメントでしょうか?
リアル・現実の試合ポイントを注視すると、その意図・意味が明らかとなります。昨日試合でも、「功罪=良否」両方が、現実となった試合でした。
「ミシャコメント」の意味も踏まえて、昨日試合、更に、今回アウェイ4連戦を確認しましょう。

1.昨日試合ポイント
結論から記載します。
<功(功績)>
①最大ポイントが、荒野退場から「64分間一人少ない局面」となるも、その後の選手交代で、選手(意識)共有が完成した局面から、「最高レベル集中・意識」に到達し続け、「一点取返し~同点獲得~逆転指向」の「闘う意識」でタイムアップを迎えた点です。その「雄姿・闘う姿」は感動ものでした。これこそ、「真の一体感」となったものですね。
試合後、「田中駿汰」コメントに「共有が出来、チャンスが作れた・・」、ミシャも「一人少ないチームが、一人多い、かの様に闘えた・・」とあった通りですね。~本当に、感動的で、ワクワクする闘いで、良くやりましたね。
②サブ組のパフォーマンスが発揮し始め、現実に充分機能する事が証明された点。この遠征・4連戦の主要ポイントです。スタメン候補は、昨日スタメンに、大学トリオ、ドド、ルーカスまでは、確定しました。実戦不明のカウィン、次ランクの、ミンテ、石川、早坂、中野、更に、檀崎、藤村、濱の奮起とレベルアップを期待ですね。
③攻撃でのストロングポイント〜サイドからのクロス得点、セットプレーでの空中戦支配力、個々選手のハイパフォーマンスプレー(チャナティップ、白井、菅、菅野、宮澤、田中、高嶺、金子、ルーカス)は、しっかりと確認出来ました。
<罪(罪過)>
④特定選手のパフォーマンスの低さは、自己プレーへの苛立ち、集中を欠いたプレーとなり、チームプレーを阻害しました。
「荒野」の暴力行為退場は、冷静な平常心ならば起きなかった事象で、自身プレーの不甲斐なさを原因とし、正しくプレーの推進力に繋がる努力とならなかったもので、大人・プロレベルでは無かったですね。あの程度の相手プレーは日常的ですが、あの瞬間止められなかったとの事は、重大です。
ミシャは、許さない!ですね。
暴力行為退場のペナルティーは、3試合出場禁止で、悪質と判定されると、更に加重されます。現在の、過密日程での起用やり繰り困難を更に悪化させた罪は、チーム全体へ大きな悪影響とし、重いです。
 更に、同様、いや、それ以上に重大な選手が「福森」でした。
試合スタート直後から、コンサは、守備陣と、前線の選手のパフォーマンスレベルが、相違していました。開始直後、ビルドアップの進藤から福森のミドルパスも、大きく的外れで、福森の遥か頭の上を通り過ぎ、サイドアウト・相手にボールを渡すものとなり、可笑しな立ち上がりでしたが、福森は、ポジショニング、パスに精度を欠き、動きも重く、不調でした。試合開始直後は、一見、守備陣選手のフィジカル調整不十分・ミスととれるレベルでした。しかし、進藤、宮澤はプレーの中で、修正されましたが、福森は変わらず、昨日の2失点の原因となりました。
先制された失点は、福森のバック走の欠点で、福森は、相手カウンター等で、自陣ゴール前に急速バック走の際、内側・センター寄りに斜め走し、センター選手とダブり、自担当ポジションにスペースを空けてしまうとの欠点です。実は、前「横浜FC戦の一美失点」も、全く同一原因で、担当スペースを空け、そこへのフリードリブル突破を許しGKに達する失点となりました。昨日も、完全に同一原因で、全く修正、改善出来ていない点に大きな失望となりました。更に、2失点目は、完全に相手選手へのパスとの、甘い判断と甘いプレーで、福森から思わぬパスを貰った椎橋が、ゴールGKまでフリー走し、得点となり、その瞬間、菅野の「あんなミスパスを相手にしたら止めようもないじゃないか、仕様がないなー!」と声が聞こえるような「苦笑」が印象的でした。
余りの不甲斐ないプレーの連動に、ミシャは「怒りの交代」で、試合後も、福森のミスは許せない、4連戦4連勝が出来なかった原因は、福森等のミスプレーに在る!、どのコメントとなった訳でした。
福森の代替となった高嶺は、そんなミシャの怒りを実感し、全身全力プレーに終始しましたね。初々しさの中、福森に遜色ない、守備でのポジショニングやパスでは、それ以上、プレスキックでも、福森までは到達しなくても、ハイレベルの合格レベルで、DF左スタメン起用候補に浮上です。
福森は、元々、プレーレベルが、試合毎・試合途中、変化するとの欠点があります。その原因は「フィジカルの不安定化=コンディション変化が激しい=身体のフィジカル(筋肉量・持久力・瞬発力の基礎力)の乏しさ」と推測します。「日常生活」も含め、「ハイパフォーマンス選手」=「ハイレベル」選手となるため、未だ不足している、という事ですね。
トレーニングで改善・修正出来るものは、殆どですが、「不可能なもの」もあるのも本当です。選手は、プロとして「日常生活で、食事・睡眠・ストレス解消・自己鍛錬」の「身体とメンタル」の準備が必須です。この「特別遠征」は、その「選手が準備する日常生活」が相当困難だった事が、「フィジカル調整=身体が重い、プレーのキレ」に影響したと推測されます。そんなこんなも含め、「特別遠征」お疲れさまでした。良く頑張りました。となる訳です。
「福森」は、帰道し、かなりを改善してくれるでしょう。

2.昨日試合内容(速報データから)
ポイントは前記の通りですが、その内容を具体的データで確認しましょう。
➀選手起用
コンサは、ここまでのアウェイ3連戦、「スタメン固定の一部変更+試合途中交代」の選手起用でしたが、昨日試合もその方針継続で、もう一つの起用戦略「ターンオーバー型」は選択・採用していません。
昨日試合は、「特別遠征・アウェイ4連戦」の最終戦でありますが、重要なポイントが、「2週間で3試合」の修正日程の「中3日連続・中5日」との、過密日程3連戦の「初戦試合」でした。という事は、次の「過密日程3連戦」も、「ターンオーバー」は選択せず、「スタメン固定・一部変更+試合途中多数交代型」となるもの、が確定です。
しかし、最初の「2週間3試合」日程での戦績は、J1リーグ全体で、「ターンオーバー型起用」チームは、「スタメン固定+試合途中多数交代型起用」チームを、<毎試合・勝ち点0.5上回る=3連戦で「総勝ち点+1.5上回る>、との実戦結果となった点が重要です。また、前回「湘南戦」の「スタメン固定一部修正」の前半戦パフォーマンスは、「3連戦で最低」となり、「主力選手起用による、得点獲得・試合優位獲得」との狙いは、完全に外れました。詰まり、「この起用方針は、3戦目に、著しいパフォーマンスダウンを招く」との結果だった訳で、更に、武蔵に続く「主力選手故障離脱」発生が濃厚・必至で、危険です。どこかで「ターンオーバー型起用」への転換が必要ですが、本当の所、その趣旨・方針は認知するも、「最大戦績・勝ち点獲得」を優先し、ターンオーバー型での必要条件である、Wトップチーム起用のため、候補選手を「実戦でトレーニング・一挙にレベルアップ」し、「現行トップ選手同レベル選手」とする、とのアプローチで、「ターンオーバー型起用」のタイミングを待っている、とのスタンスと推測します。もう暫くは、この起用方針・スタイルが継続し、リーグ全体結果の例外チームになるべく、「チーム一体度」を柱に、「走り、闘う」事となります。
という事で、スタメンは、「固定・一部変更」で、
ドド (ドォグラスは、チーム間の呼び名にします)、駒井の2選手のみ交代で、それ以外は固定スタメンでした。
その後、「+途中多数交代」は、46分ハーフタイム交代白井⇔ルーカス、深井⇔田中駿汰、63分福森(諦め・見限り)⇔高嶺、70分ドド⇔ジェイ、77分菅⇔金子。得点は、62分チャナティップ・92分田中で、ハーフタイム交代で「1点目」、その後の3選手交代で「2点目」獲得となったもの。
・・(各選手評価は、後で・・)

➁実戦データを先に。
        コンサ     仙台
      前半  後半  前半  後半
シュート本  5  10   8   9
枠内・本   2   7   4   5
得点     0   2   1   1
決定率・%  0  20  12  11
試合決定率  13.3    11.7
支配率・% 46  54  54  46
パス数・本225 215 252 198
同成功率% 83  82  81  82

攻撃サイド占率
        左S  中央  右S
コンサ[前半] 56  22  22
   [後半] 35  28  37 -右サイド活性化;ルーカス
仙台 [前半」 43  19  38
   [後半] 48  19  33 -前後半同一:ジャーメイン

「ポイント」
・コンサは、シュート数で明白な通り、前半<後半、との数値ですが、後半選手交代から、一気に活性化しました。
後半開始直後は、2選手で活性化と福森低調が混成し、追加失点となりました。後半のチャンスメイク~シュートは、
54分ドド、55分福森FK、62分ルーカス~チャナティップ得点、66分高嶺FK、77分ジェイポスト、85分ジェイ、86分チャナティップ、91分宮澤、92分CKルーカス~ジェイ~田中同点と、福森⇔高嶺交代後に、シュート6本と活性化したものでした。・・➝「スタメンから、福森・白井・深井」を「高嶺・田中・ルーカス」へ交代した選手起用が、最適起用、との推定が可能です。
・選手交代での戦術変化は、全くありませんでした。サブ選手も、戦術レベルは、むしろ上昇との結果で、スタメン候補確定です。
・仙台戦術からは、想定の今シーズン新戦術「ハイプレス」は殆どトライが無く、通常レベルの「ビルドアップへのチャージ」で、コンサでの混乱はありませんでした。しかし、その代替は明確で、「菅・福森の左サイド(仙台右サイド・ジャーメイン)狙い」で、上記した「福森欠点」=「カウンター時守備」での「バック走の斜め内側による担当エリアスペース」発生、を狙うチャージ・攻撃で、再三トライ・チャージされましたが、最初のチャージで「先制失点」となり、仙台の狙い成功となったものでした。詰まりは、前線全体のチャージは選択せず、コンサ左サイドの「欠点」を突いた攻撃を準備し、成功されたものでした。しかし、後半、福森交代で「欠陥」は消滅し、同攻撃は成立しなくなり、「担当したジャーメイン」もお役終了・交代となったものでした。
今後も、「コンサ狙い」の一つとなりそうですね。要注意点です。
・両GKは、菅野も、ルーキーの仙台小畑も、ビックセーブ連発で、本来の得失点を防ぐ、MVP級プレーでした。しかし、コンサ失点は、本当ならば(菅野ビッグセーブが無ければ)「-4失点で、6点取られてもおかしくない」酷い内容で、コンサ守備陣は、堅守とは程遠く、偏に「菅野のセーブ力」でしか防げてはいない、との本質が重大です。その理由が「センターの宮澤・田中の問題では無く、福森・進藤の酷いパフォーマンス・守備力」という事です。その両選手共に、「攻撃力が故に起用」されている、との現状を深く自省し、自己改善が必須ですが、残念ながら、その自覚・覚悟は、全然見えていません。「代表」は、極めて困難・不能としか結論されません。この4連戦で、極めて明確になった「重大項目」です。実際、各種評価は、全評価「この両選手の攻撃への貢献は認められますが、守備面は全く評価されず、問題視しかありません」。DFポジションである事の自覚、自己改善意識が乏しすぎます。ここが「両選手の、改善点、と同時に、急成長可能点」ですが、このトライ・改善が無ければ、「ここまでの選手」で終了してしまいます。両選手の「年齢」からも、「慢心を捨て」「より大きな成長を目指す」トライを期します。
実際、現状・現時点では、「田中・高嶺」に代替・ポジションを渡しても、コンサ守備力は安定化し、総合戦力では、既に均衡しています。

➂個別選手評価
ドド~シュート5本・内枠内4本、シュート力・ラストパス・ポストプレーも良く、更に前線での守備、運動量・真摯プレーも〇、スタメン候補奪取
チャナティップ~ゲームメイク・ゴール前プレー・おまけがヘディングシュート得点で、最高レベル◎、コンサの心臓。
菅・白井~高い闘争意識、真摯な走力・スプリント、プレーのキレ、守備貢献、全て○
ルーカス~途中出場から、アグレッシブアタック、テクニック・戦略眼、アシストクロス◎
田中・高嶺~安定の守備、攻撃への高い意識、最適なポジショニング、真摯プレーは○、スタメン候補確定獲得
菅野~シュートブロックはキレキレで、毎試合「失点を3~4点阻止」。コンサ守備は、菅野の最終得点阻止セービングにより4割依存の現状。GK交代は、コンサ守備の大危機となる程依存状態。
福森~集中力が度々低下の局面に、ミスパス・ミスポジショニングが続出し、失点の直因てなった。ここ、何年かで最低のパフォーマンスで寝深刻。☓☓☓
進藤~フィジカルコンディションが悪そうで、前半は、ミスパス、プレーのキレー低く、後半になり、徐々に回復するも、通常よりも低レベルでタイムアップ。この内容は、前節も同様で、フィジカルコンディションでの累積疲労、コンディショニングの問題と想定。△
他選手(駒井・ジェイ・金子)は、通常レベル。荒野は、問題外・評価にも未到達の評価。


この様な、試合内容点検結果となりました。結論は、「功罪共に」で、未だまだ問題点も深刻で多いですね。

もう、札幌・自宅に到着した所でしょうね。
しかし、短期間・中3日(昨日試合登録選手は、本日移動日とリカバリー兼用)で、今シーズン・リーグ2最強の「FC東京」をドームに迎えた「ホーム初戦」です。昨日の試合終了後も「ピッチに座り込む選手」は多数で、次戦へのフィジカルコンディションは、極めて困難となっています。仙台に同行させなかった選手には、「次戦スタメン候補」はいませんし、荒野の「懲罰・長期離脱」もあり、深刻な選手層に陥っています。
最低限「昨日の疲労」を軽減し、累積疲労は残るも、前半と後半で「5選手フル交代」での対応しかなさそうですね。
「次戦への準備」は重大ポイントです。

    


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14:06

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〜進化〜  特別遠征最終戦、且つ、第2回目「中3日」3連戦のスタート!

2020年07月17日

長なった、コロナ禍リーグ対策支援「夢フィールド特別遠征」は、遂に本日最終日を迎えました。日本代表専用の特別施設の優先提供には、大感謝!ですが、そもそも、隣接チームでの近接距離対戦を可能にした、コンサ英断と選手・スタッフの自己犠牲に、もっと評価・称賛があっても良いと思いますが、我らサポーターがしっかり捉え、エールを贈る事でも充分納得頂ける、だと思います。
関東圏は、益々、コロナ禍は深刻さを急上昇させている状況で、本当の所、これ以上、幕張に居る事は防御至難で、ギリギリの移動必須タイミング、との現況となっています。幕張・夢フィールド拠点化、関東圏対戦で、無事感染防御出来た事には、スタッフと選手本人達の、張り詰める緊張と注意、一つひとつの防止策の真摯な実践、との大きな努力こそ、でした。皆さん、大いに褒めてあげましょう!・・何処からも、リリースも、称賛も見当たらない、ので!!
そんなチームの努力の特別遠征戦績は、「2勝1分」の負け知らずで、最終戦となります。この結果の根本原因には、異例の、自己犠牲も大きかった特別遠征だからこそ、チーム全員一致団結し、心は選手・スタッフ一丸、益々強固となりました。現在、全Jリーグの中、チーム一体・団結力は、最高・No.1ですね。
当然、試合にも直結し、プレーでの、チームプレー統一、プレーカバー、メンタル補完に現実化していました。近時、攻勢と守勢の試合途中コントロール力が安定し、また、途中でカンフルの様活性化が選手間で度々起きています。試合でのチーム意思が一体となり、個々選手の差、バラツキが著しく減少しています。
この点は、攻勢での一体連動攻撃、守勢での、適正ポジショニング度アップ、反復重層守備ブロックとカバーで、ラストパス成功率低下、最終段階のシュート重層ブロック、を実現して、2試合連続「0封」の原動力・基盤となってます。とても良い事は、このチーム一体度アップは、今後の基礎となった、との点で「特別遠征での成長と成果」と出来ますね。
今回の拠点は、トレーニング施設、宿泊共に最高でした。キャンプと近似した遠征設定は、他の施設・環境では、コロナ禍からの感染防御の上での、トレーニング、宿泊の危険度悪化、トレーニング自体も環境条件悪化となった所でした。JFJと、5分で着いたアパホテル幕張?にも感謝です。
そんな特別遠征拠点を、本日午後撤去し、仙台へ移動ですが、チーム全員、全体での移動というよりも、試合予定候補選手は仙台へ移動し明日試合準備、他の選手とスタッフは帰道、でしょうね。

さて、特別遠征最終戦となる仙台戦は、その最後を締める試合との認識からも、絶対勝利!です。この遠征の中での成長を示す証明試合です。

ちょっと驚きは、前節湘南戦でのコンサ選手起用は、ターンオーバー制だった、とのリリースがありましたが、宮澤と田中を変更しただけで、あとは武蔵故障交代の駒井起用の2選手のみで、ターンオーバー制ではありませんね。それ以外のスタメンは、固定選手でした。
しかし、固定スタメン起用した前半戦は、パフォーマンスが極度に低下し、守勢でブロック守備しか無くなった展開となりました。スタッフ固定+途中交代制は、ターンオーバー制チームよりも、高いパフォーマンスとなり、今シーズンの過密日程を乗り切るには、ターンオーバー制が中心、との結果を証明しました。
コンサも、完全ターンオーバー制への移行・定着を指向する事がポイントです。

そこからは、2チーム編成内容ですが、仙台からの次の「中3日」3連戦では、初戦は、A・Bどちらかを選択した上で、未選択チーム有力選手を、途中交代用のサブや、前半戦のみ起用との、初期段階の混合型でスタートと想定します。
次の3連戦の最強対戦は、対FC東京戦、次が、対横浜FM戦のホーム戦ですね。
次の3連戦は、アウェイ仙台戦〜ホームFC東京戦〜ホーム横浜FM戦となり、引き分け狙いなど払拭の全勝狙いだとすると、真ん中の第6節ホーム初戦のFC東京戦に、最強編成が必要となります。ここからは、次戦は、Bチーム主体にAチーム有力選手プラスでの編成ですね。
元々の2チーム編成は、

Aチーム   ジェイ
    チャナティップ 武蔵(金子)
   菅  深井 荒野  白井
     福森 田中 進藤
        菅野
SUB;早坂・藤村・中野・石川・カウィン

Bチーム   ドォグラス
     金子    ロペス(駒井) 
 ルーカス 高嶺  駒井(藤村)檀崎
     濱  宮澤 ミンテ
        菅野
SUB;早坂・藤村・中野・石川・カウィン
としてので、Bチームに、プラスの発想です。
温存選手は、Aチームのジェイ、深井、白井、進藤、福森、菅、田中、チャナティップの8選手ですが、プラス選手は、福森、菅、田中とします。
Bチームに加えると、
       ドォグラス
      金子   駒井
   菅  高嶺         田中  ルーカス
     福森 宮澤 ミンテ 
        菅野 
    サブ 早坂、檀崎、濱、藤村、中野、進藤、カウィン
となります。




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11:14

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〜進化〜 特別遠征最終戦・第5節仙台戦展望

2020年07月16日

さぁ〜! 選手もチームスタッフも我々サポーターも、一息入れて、体力の回復と同時に、ハートもリフレッシュし、特別遠征での最終戦・第5節アウェイ仙台戦へGO!です。
前ブログで、この3節のリーグ動向で確認の通り、第4節の焦点だった「各チームフィジカルダウン」からの「コントロール・リカバリー」と共に、次の「中3日」3連戦に突入します。今シーズンは、このスケジュールで進行ですね。しかし、第2節〜第4節3連戦の経験は、成功と失敗の両面あり、今度の3連戦に活用です!
前ブログでの結論は、全チームの勝ち点獲得実績からは、
【  選手起用は、ターンオーバー型が有利 】で、  コンサが選択した「スタメン固定+途中交代型」は、選択チーム平均で、何と「勝ち点△0.5/試合」で、「3連戦では、勝ち点△1.5劣後」との大きな差、との明確な結果でした。
実際、「スタメン固定+途中交代型」選手起用戦略は、固定スタメンの疲労は、毎試合毎、累積してしまい、前回3連戦で顕在した通り、3戦目では「著しいパフォーマンスダウン」必至です。継続は困難ですね!
と言う事で、次戦でのコンサ選手起用は、「ターンオーバー制」となります。
恐らくは、ミシャも同一結論と想定します。
となると、ターンオーバー制・・➡︎Wトップチーム制となり、戦力並列のAチーム・Bチームを選手振り分け「編成」となります。ここから、チーム編成のポイントが、焦点となりますが、<同一戦術・同一プレー>が基本方針となると考察します。対して、他の考え方としては、<所属選手に合わせ、チーム特徴を持つ、変形型>の方針です。そのどちらやアプローチにも、一長一短がありそうですが、コンサのチーム大方針は、「全選手・同一戦術による同一プレーを目指す」ですね。もう一方の編成方針も、現実的・リアリティの高い考え方で有力ですが、敢えて、チーム大方針に則る選択となるもの、でしょう。

コンサは、リーグの為「コロナ禍リーグ対策」が成立する「関東圏に移動・拠点設置」の<特別遠征>を実践し、いよいよ最終戦「仙台戦」に突入ですね。
その代償は、「選手は身体的にも精神的にもリカバリー度が下がる共同生活」を送り、きっと、3連戦での累積疲労コントロールには「何らかの支障」があり、実戦にも影響はあったものでしたね。また、監督・チームスタッフも、粉骨努力で支え、資金的にも、マイナスもあった事と想定します。そんな数々のマイナスも越えて、最終戦に到達ですね。<コンサの陰(しっかり露出してますが)の功労への賛辞・お礼>の言葉もあってイイですよね。

という事で、次戦の展望を始めましょう。

1.対戦相手「仙台」現況
先ず、シーズン前、コンサにも在籍していた木山監督が就任。前監督は長期政権からの監督交代。選手層は、主力DFシマオ・マテ・MF松下佳・FW長沢駿・GKヤクブ・スウォビィクが残留。DF永戸流出は、DFパラ獲得成功で永戸の穴を埋めることが可能な選手獲得。「補強の目玉」はクエンカで攻撃の中心になれるアタッカーを補強。更に、新加入FWアレクサンドレ・ゲデスも能力が高く、優秀な5人外国人選手が2020年仙台の中心となるもの。更に、日本人選手ストライカーFW赤崎、CB・ボランチが可能なDF吉野恭獲得、右SB浜崎加入と、MF梁勇基、FW石原直、DF大岩の仙台を支えてきた選手移籍はあったが、出場機会の乏しかった選手で、ダメージは無く、クラブ史上最高とも言える充実オフとなっていたものでした。
しかし、FWゲデス、FW長沢駿、MFクエンカを怪我で欠いた状況で今シーズンの開幕戦を迎え、特にMFクエンカは全治6か月診断で、復帰時期は8月上旬で1節~9節欠場。「中断期間でのリカバリー」により、攻撃の中心として期待していた選手を使えない試合数が大きく減ったことはポジティブに考えられ、更に、新型コロナ不安対策としてFW西村拓を再獲得し攻撃陣は充実。出遅れていたFWゲデス、FW長沢駿、FW赤崎、FWジャーメイン良、獲得したFW山田寛と攻撃的なポジションの層はぶ厚く再開を迎えたところ。
シーズン前の「順位予想」では、「リーグ中位」予想が大半でしたが、「降格無し」とのレギュレーション変更は、仙台の新戦術「ハイプレス」完徹での「不安リスク」を払拭し、新戦術邁進の姿勢が徹底され、積極チャレンジにより、「リーグ台風の目」のひとつとの存在、とも評価されています。

現在戦績は、
➀△ 1ー1名古屋 でスタート、再開後は、
➁〇 1-0湘南、➂● 1-2浦和、➃△ 1-1横浜FC と、
11位「1勝2分1敗ー4得点・4失点」と、まあまあレベルで、新戦術・試合内容は変化するも、「攻撃・得点不足、堅守」のバランスは以前に近いものでした。

現在戦術は、
システムフォーメーションは、
攻撃時【4-1-2-3】、守備・基本時【4-1-4-1】の攻撃時可変システムです。
攻撃時の戦術は、新戦術<ハイプレス戦術>をトライし実践しています。
守備時は、アンカーを挟んだ「ダブル守備ライン」のブロック守備で「堅守」狙いです。
最直近・第4節の「対横浜FC戦」で、現実プレーを点検すると、
仙台のメイン攻撃パターンは、
➀「ハイプレス」 ~前線5選手が、相手ビルドアップのボール保持者へ「速い寄せ」でチェックし、ボール奪取➝ショートカウンターを狙う。
➁トップへの「ロングフィード・カウンター」
➂サイドでの「タイトプレス」 ~ボール奪取➝サイド侵入➝アーリークロス
の3通りです。
特に、「ハイプレス」「サイドタイトプレス」共に、<ボールへの素早い寄せ>型の個々選手による「単発プレイ」で、チーム連動=「他選手の追い込み・ターゲット潰し」のようなチームプレーは無く、その選手による「嵌め」が失敗すると、その近く選手が「寄せに間に合えば継続」するも、「間に合うタイミングの距離感・意識」は少なく、「連続ハイプレス」にはなっていません。謂わば「ハイプレイ初級編・基本編」レベルです。
この「ハイプレス」対応には、「複数選手での連係プレー(パス交換)」で簡単に外せそうです。しかし、試合実戦では、このハイプレスが成功し「得点獲得」も実現しています。<要注意>ですが、後述の通り、「外し」た後の局面には、大チャンスが在り、仙台「ハイプレス」戦術を、想定・対策の上「逆利用」し、得点獲得チャンスにしましょう。
システムフォーメーションを選手名記載し、図示しておきます。
[攻撃時・システム可変]
    ゲデス  長澤  ジャーメイン
       松下  関口      _前5選手でハイプレス_
         椎橋
    石原 平岡  吉野 蜂須賀
         小畑
一方、守備時は、相手陣~自陣高目位置に、布陣しコンパクト堅陣でボール奪取を狙うもの。
[守備時・基本]
     ↓   長澤    ↓
    ゲデス 松下 関口 ジャーメイン~左右ウィングが下がる
         椎橋
    石原 平岡  吉野 蜂須賀
         小畑 

【攻略ポイント】
➀仙台「ハイプレス」は、<S~15分><HT~10分>の2時間帯で、<要注意>時間帯として意識・集中傾注し、同時に「逆利用」時間帯とする。
➁「ハイプレス」「サイドタイトプレス」共に、「単発型」で、その「プレス」を「複数選手連携(パス交換)」で「外せる」。
➂仙台自陣からの攻撃は、「前線へのロングフィード」が主体で、「ビルドアップは低レベル」で、守備陣からの攻撃は「カウンター」型程度。仙台前線選手への「タイトチェック」で「フィード・パスレスポンス(トラップ)」を阻止し、「ボール奪取機会・チャンス」として逆襲タイミングとする。
➃「仙台ハイプレス」は、「掻い潜ると」、前線に「5選手を集中」しているため、その裏側・上位置に「フリースペース」が発生します。「仙台5選手」プレスの「裏へのパス」が「自在パス起点」となり、カウンター・逆襲チャンスとなります。仙台の「ハイプレス戦術」は、完全に「両刃の刃」となる訳です。
➄「パス交換」のレベルは低く、第4節も「70%」と低成功率で、「ミスパス」による「ボールロスト」が多く、「ボール奪取」チャンスとなります。
➅選手起用は、「ハイプレスによる疲労過多」傾向となるため、「ターンオーバー型」で、「能力順選択による、最大戦力の選手起用選択」とはなっていない。  と6点が指摘されます。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
前書きの通り、コンサの選手起用は「ターンオーバー型」選択に成らざるを得ませんが、実際は「Wトップチーム編成・同一戦術同一プレー・プラス起用選手により戦術変化やバランス修正」となりますね。

➀戦術
現在も、「コンサ式ミシャスタイル(戦術)」をチーム全体・全選手で追求し、「同一戦術・同一プレー」のレベル上昇を指向し続けています。

当然、戦術は、「コンサ式ミシャ戦術」(「パスサッカー戦術」によるミシャ流+前線へのロングフィード・ポストよりのショートカウンター戦術)の完成を目指します。システム可変・ビルドアップ・サイドと中央を多彩パターンで攻撃・サイドレーン突破からのクロス・派生のセットプレー攻撃を実践、また、「ビルドアップ」局面への「ボール奪取・パス交換阻止」を狙う「前線からのプレス守備」に対抗し、ディフェンスラインより、縦一本・前線へのロングフィード~ポストプレー~ショートカウンター攻撃、の「相手守備陣飛び越し、超高速カウンター」も、コンサのストロングとして確立しつつあります。
次戦でも、当然、継続狙いです。
更に、近時コンサは、「試合展開コントロール」能力の上昇・成長も指向しています。具体的には、「先制点獲得~試合均衡持ち込み~カウンター等で追加点狙い~フィジカル消費と戦術とプレー強度やプレー量をコントロール~コントロールしながら終戦」を狙います。詰まり、「試合展開」に従って「プレー強度・戦術・具体プレー」を選択・管理し実践し、最終的「試合結果」をコントロールしよう、としているものです。

➁試合展開
前記の通り、
試合開始~15分 コンサ「相手ハイプレス」を逆用した「カウンター」で先制点獲得
    ~30分 両チーム均衡の中、コンサカウンター狙い
    ~45分 両チーム「カウンター」の応酬で前半終了
         「 1-0 」
後半開始~55分 仙台「ハイプレス」作動。
         コンサ選手交代で活性化
    ~75分 両チーム均衡の中、コンサカウンター派生セットプレーで追加点獲得
         選手交代で活性化
    ~90分 仙台攻勢も、コンサ堅守で終戦
         【 2-0 】完勝  との試合展開予想です。

➂メンバー予想
ここが、最大の「課題点・重点」となりますね。
Wトップチーム、A・Bチーム編成です。
では、2チームを編成してみましょう。
ここには、将来部分も加え「武蔵・ロペス」も含めた基本編成とし、実際の試合「選手選択」はそのチーム構想を基礎として検討、となります。

では、ポジション毎に記載で、
Aチーム
       ジェイ
    チャナティップ 武蔵(金子)
   菅  深井 荒野  白井
     福森 田中 進藤
        菅野

   SUB;早坂・藤村・中野・石川・カウィン

Bチーム
      ドォグラス
     金子    ロペス(駒井) 
 ルーカス 高嶺  駒井(藤村)檀崎
     濱  宮澤 ミンテ
        菅野

   SUB;早坂・藤村・中野・石川・カウィン
    
と編成してみました。
しかし、どちらも、武蔵・ロペス不在時の代替(  )が必要で、そこは、「連続起用」となり、試合途中交代(ハーフタイム等交代)起用も必要となります。
編成検討すると、「一定能力選手数不足」が明確です。
取り敢えず、一番簡便な「レンタルバック」も検討すべき?でしょうが、「岩崎・中村」では能力不足で、対象となりませんね。それでも「選手数確保」ならば、検討俎上に乗せる可き、でしょうか?

更に、次戦~中3日FC東京~中3日横浜FMの3連戦中、A・Bどちらを起用・選択すべきか?です。
一案は、 
    対戦   相手レベル 確率   起用
第5節A仙台戦 ・・ B ・・勝利〇・・Aチーム
第6節HFC東京戦・・ A上・・勝利▲・・Bチーム
第7節H横浜FM戦・・ A下・・勝利△・・A+Bチーム 
との起用で、「やや戦力が安定・優位なAチーム」は2試合、Bチームは「疲労リカバリー・フル能力発揮」を期待し、「連戦累積疲労」となりそな第6節戦に起用し、「FC東京のハイテクテクニック・高能力選手」に「フル充電されたフレッシュ戦力の走力・運動量対抗」との対戦設定との考え方です。3連戦の最終戦は「疲労回復のAチームに、B主力をハーフタイム加えた混成チーム」でスタートし、「途中多数選手交代」で「戦力維持」を図る、との戦略です。
Wチーム編成型も相当難しい選択ですね。


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06:02

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~進化~ 久々の公式データよりリーグ現況展望

2020年07月14日

「中3日」連続の過密日程は、我々ブログ記載者にも余裕を奪い、Jリーグ公式データリリースを待っての分析・記載が、次戦日程と重複し、困難でした。
次戦「中5日」となり、選手は「完オフ非」を貰いましたが、我々も、本日「公式データリリース」からの「リーグ現況」確認が可能となりました。
久し振りに、第2節再開戦~第4節時点のJ1リーグを、公式試合スタッツデータから点検しましょう。
1.第2節・第3節・第4節の「J1公式データ」
➀リーグ全体動向
そのため、各チームの公式データ平均値を記載します。(コンサ値)

節     第2節  第3節  第4節
得点・点  1.1 ↗1.6 ↘ 1.0 ※失点も同値
      (2)   (2)    (0)   (1 ↘ 0 ➝ 0)
シュート数 12.8  ➝12.7  ↘ 10.7  ※被シュート数も同値
            (12)      (7)        (7)     (11 ↘ 20 ↗ 14)
同枠内数・本3.7 ↗4.2 ↘ 3.0
      (3)    (5)    (2) 
PA内シュート7.3 ➝7.6 ↘ 6.4
      (10)   (5)    (4)
30侵入数・回 43.1 ↗ 46.6  ↘ 43.3 
      (30)   (28)   (35)
決定率・% 8.2 ↗12.2↘ 9.3 ※被決定率も同値
      (16.7)  (28.6)  (0)      (9.1 ↘ 0 ➝ 0)

パス数・本 495 ↗511 ↘ 495
      (482)  (512)   (504)
同成功率・% 80.2 ➝ 80.8  ↘ 79.4 
            (79.5)  (80.5)    (83.5)
クロス数・本 13.6 ➝ 14.0  ➝ 14.6
      (26.7)  (10.0)   (12.5) 

支配率・% (42.7)  (46.2)   (47.4)  
走行距離km 111.4 ➝ 112.9 ↗ 113.4
            (111)     (113)    (107)
スプリント数・回153 ↗164 ➝167
      (140)   (173)  (156) 

再開後の3連戦・リーグ平均値と(コンサ値)です。

➁概要
・項目別数値の推移は、第2節➚第3節➘第4節で、
 過密日程は、再開第2節は「ややフィジカル低調・身体が重い」、第3節は「実戦での体重減・試合勘アップで、運動量・各数値アップ]、第4節では「累積疲労で、身体が重く、各数値ダウン」との傾向でした。
・第4節での「ダウン項目」は、「得点・シュート数・同枠内数・PA(ペナルティーエリア)内シュート数・30m侵入数(攻撃回数)・決定率」の攻撃全項目、「パス数・同成功率」の8項目、一方、
「第3節で大幅上昇し、第4節でも同値項目」は、「クロス数・走行距離・スプリント数」の3項目でした。
つまり、過密日程での累積疲労は、想定通り、ほぼ全項目で、数値ダウン=レベル低下となりました。
➂チーム別動向・推移
累積疲労が直接影響し、試合内容低下の主因となる筈の「走行距離・スプリント回数」を各チーム毎に確認してみます。・・意外な結果が見えて来ます。
『走行距離』
ダウンチーム【7チーム】~コンサ△6・鹿島△2・浦和△2・横浜FM△8・湘南△9・広島△2・大分△3
同値チーム【3チーム】~仙台・G大阪・鳥栖
アップチーム【8チーム】~柏+2・FC東京+9・川崎+5・横浜FC+7・清水+2・名古屋+5・C大阪+5・神戸+3
※いかがですか。
平均走行距離は、リーグ全体で「第3節112.9km~第4節113.4km」と僅かですが「0.5km」アップでした。また、チーム毎に点検すると、「ダウンチーム」は「7チーム」で、残る「11チームには走行距離の低下は無い」との内容でした。
『スプリント数』
こちらも、同様な傾向で、
リーグ平均値「第3節164回~第4節167回」と微増。チーム個別も、ダウン「8チーム」、同値「0」、アップ「10チーム」でした。
※この傾向から推測出来る通り、
第4節は、「累積疲労選手起用」を回避し、「代替選手起用」の「ターンオーバー」起用との戦略が、リーグの主流で、その戦略チームを証明しています。
しかし、その代償が「全項目での数値低下=プレイ・戦力レベルダウン」も証明しています。
その結果は、
走行距離
アップ・同値11チーム・・・4勝4分3敗(平均勝ち点1.45)
ダウン    7チーム・・・1勝4分2敗(平均勝ち点1.0)
スプリント
アップ・同値10チーム・・・3勝6分1敗(平均勝ち点1.5)
ダウン    8チーム・・・2勝2分4敗(平均勝ち点1.0)
この結論からは、
走行距離とスプリントの「ダウンチーム=非ターンオーバー型チーム」は、
「勝ち点0.5ダウン」となる結果で、戦略は、「ターンオーバー型」が上回った、との結果を証明していました。
『コンサの、<スタメン固定+途中交代型>の選手起用の戦略は、リーグ平均以下で、<ターンオーバー型>がより優れていた』との判定となります。

2.第4節の、コンサ次戦対戦チーム比較
次戦対戦相手「仙台」とコンサの試合データを比較してみます。

      コンサ   仙台   対比
得点     0     1   ☓
シュート数  7    13   ☓
同枠内数   2     3   -
決定率    0    7.7  ☓
PA内シュート数  4    10   ☓
30m侵入数  35    36   -

パス数   504   349  〇
同成功率  83.5  68.8 〇
クロス数  16     22  ☓
同成功率  12.5  31.8 ☓

失点     0     1   〇
被シュート数 14    6   ☓
被決定率   0    16.7 〇

支配率   47.4  40.7 〇
走行距離  107   114  ☓
スプリント数156   184  ☓

※多数項目で、仙台に劣後しています。コンサは、パスと守備力の2項目のみしか優位は無く、仙台「ターンオーバー型起用」が成功し、決定力の低さが原因で、「最少得点」での引き分けでした。
前節パフォーマンスでは「コンサ勝利・勝ち点獲得」は困難、との数値となっています。

しかし、「累積疲労」が顕著だったチームも、「中5日」日程で「一息つき、フィジカル回復」ですね。
そのため、次戦は、第3節レベルパフォーマンスが見込めます。


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23:08

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〜進行〜 本当にお疲れ様の第4節振り返り

2020年07月13日

試合終了のホイッスルが、彼の「西村主審」に吹かれた瞬間、何と多くの選手がピッチに崩れ込んだでしょうか。その姿に、「大きな称賛の声援」が、全国から平塚競技場に飛びましたね!
全力を出し切った姿は、神々しく、勇者となりました。
試合結果は、ミシャ試合後コメントの如く「スコアレスドローで、妥当な引き分け」との結果でしたが、昨日試合時点では、これ以上は無いもの!でした。

この試合内容は、
1.試合スタッツ(速報)を先に確認
前半戦 シュート数 同枠内 支配率 パス数 同成功率 AS占率LMR
コンサ  4本   2本  51%   282 85%        30%-36%-34% 
湘南           4本           1本  49%   236 82%        31%-23%-46%
後半戦
コンサ  3本   4本        45%   216 83%        29%-32%-39%
湘南        10本   7本  55%    211 82%       38%-28%-34%
終了時点                      走行距離 スプリント
コンサ        7本           4本        48%   498 84%    107km   156回
湘南         17本   8本  52%   457 82%    112km   181回
この試合スタッツからは、
①前半は、両チーム均衡、後半は、コンサ戦力パフォーマンスが低下し、湘南が攻勢の展開が明らかでした。その原因は、走行距離とスプリント数のチーム差で、特に後半、大差で「走り負けとスプリント負け」を、組織と選手意識で粘り強く闘ったとの試合数値です。
過密日程で、全チームが、この第4節は、大きくフィジカルダウンとなり、数値上では、走行距離・スプリント数の大幅ダウンとなりました。
全チーム総計値は、リリース前で不明ですが、個々チームは公式リリースです。
両チーム数値も、
          前節   今節         ダウン差
コンサ 走行距離 113km   107km    △6km
            スプリント  173回     156回     △17回
湘南  走行距離 121km    112km   △9km
            スプリント 261回     181回   △80回
実は、コンサのパフォーマンス低下は、大きかったが、それ以上に、湘南の低下は、リーグトップでした。この数値からは、元々、試合前から、フィジカルのチーム差が想定されていて、その対策が不完全、不徹底だった、と言う事です。
②①と密接な関係となったハーフタイムタイミングでの「4枚選手交代」は、驚きでしたね。チャナティップ・深井・荒野・進藤OUT➡︎ドォグラス・金子・高嶺・宮澤INで、システムフォーメーションが新鮮な
      ジェイ
    ドォグラス 金子
  菅  高嶺 宮澤  白井
    福森 田中 駒井
      菅野
 その後、ジェイOUT➡︎ミンテINでは、最前線とディフェンスラインが、
     ドォグラス
    金子   駒井
       〜
   福森 田中 ミンテ  と変化できた。
ポイントは、その交代選手パフォーマンスですね。今後の戦力展望にも直結します。
評価は、
・ドォグラス〜◎ シャドーの動きは、パワー系とスピードがあり、怒涛の豪快ドリブル、突進力は、ジェイに近いもの。又、ポスト役も、ボール保持が深くボールが持て、パスレスポンス(トラップ力テクニック)に僅か課題はあるも、ポストターゲットで有効です。バス出しとシュート力は、ラストパスをジェイに出し◎、シュートも、後半だけでも、2本で全て枠内と決定力あるシュート力を持っています。更に、献身的に相手守備陣への守備を実践し、ジェイでは無くて、ロペス並みの前線での守備力もありました。総合評価は、◎二重丸で、今後普通に起用すべき戦力でした。このチャンスを、次に繋げましたね!
・金子、高嶺は、即戦力の評判を、その通りの評価に変えてますね。今節も、、随所に出色、好プレーを複数回見せ、いつでもスタメン可能を証明しました。
・宮澤のボランチは、気の利いたプレーがポイント毎に出ました。試合展開と将来プレーの読みの正しさ・良さが、適切なポジショニングとなり、ゲームを作る力は流石ですね。
・第1節柏戦以来、久々起用のミンテは、第1節でのオルンガによる守備粉砕のショックから未だ立ち直っていない様な、自信が細く、不安からの判断速度ダウンが未だ続いているかのパフォーマンスで、ポジショニングの甘さから、持ち味のタイトチェック・当りの強さのストロングは、相手選手に届かず空回りし、安定感△の評価。しかし、これこそ、実戦の中で回復・立ち直りしかありませんね。どんどん起用し、全コンディションを上げて行く事が大切です。
✳︎スタメン初先発の田中駿太は、その能力を発揮し卒無く、完璧に役割を果たし、その適正を証明しました。未だまだ、ポテンシャルを残してのプレーは、更に実践されるプレーの高さを想像させ、期待は膨らむました。スタメン定着に向け、連続起用を望みます。
✳︎また、白井は、累積疲労がある筈ですが、もろともしない果敢なプレーで、攻撃では、サイド攻防・突破、決定機創出源、守備では、コンサゴール前までのフルピッチ一杯をカバーし、ゼロ封の立役者の一人ともなりました。その運動量には脱帽で、Player of the  Match第一候補でした。
✳︎更に、駒井のポリバレント、ポジション適応性は、驚異的ですね。最前線からサイド、中央、そして、最終ラインまで、その全てでプレー可能なのは、ポジション毎の役割理解、戦術での必要となるプレーの理解と、プレー実践を出来る能力との事で、そんな選手は、稀有で、驚異の能力です。凄い!です。

2.試合評価
ミシャコメントの通り、無得点・引き分け試合となりましたが、両チーム共に、決定力次第で結果はどちらかに偏る試合でした。そのチャンスは、前半イーブン、後半は、湘南優位で、昨シーズンのコンサストロングリーグトップの<決定機構築力>=シュートチャンスは、この3連戦全て作動せず、少ないシュート数に止まっています。確かに、単純にシュート数固執主義は誤りですが、チーム規律(約束事)のシュートポイント〜PAペナルティーエリア内側シュート位置〜の上での、チャンス機会回復は、チーム状態上昇のための必須項目ですね。
その最大の阻害原因は、ビルドアップ、ショートパス交換の完成度の高低に直結します。その原因こそが、ストロング回復となるシュート決定機構築力の回復となります。それら全ての解決策、方法こそが、パス受け手、つまりは、適正ポジショニングが取れているかに尽きて来ます。
トレーニングのメインメニューです!
その改善へのステップこそが、今シーズンの最大特徴【 シーズンの中で、チームと個々選手の成長を図り、目指す!】との大方針そのものですね。
ここから、フィジカルコンディションアップし、同時に、チーム・個人のプレイレベルアップを図り、コンサのチームスタイルの回復と成長、完成を目指して行きたいですね!


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14:03

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〜進化〜 第4節を明日に向かい

2020年07月11日

明日第4節を迎え、注目のリリースが続いています。
1.武蔵
武蔵は、軽度のハムストリング故障で、リカバリーには2週間とのリリースが複数ありました。昨日、一部情報では、筋攣縮で、血行障害が治り患部の腫れが引けば、全体練習にも復帰、との事でしたが、最悪の長期離脱では無くて、一安心ですね。
と言う事で、明日の予想・展望は修正無し、で決定。
2.愛しのAロペス
待ちに待ったリリースがやっと来ました。Aロペスのリターンです。
既に、ブラジルを出国し、日本・成田へ飛んでいます✈︎。しかし、入国禁止国ブラジルからの入国許可には、依然として高いハードルがあり、許可の成否は50%との事。入管と交渉して、全く不能から可能性50%まで進行するも、この時点で強行手段です。事実として、本人が直接成田まで来てしまっているから、許可して下さい!との強行プレイ! 当然、ブラジル国内での無感染・陰性証明を受けてます。無事入国成功を強くつ祈ります。更に、無事入国出来ても、その後、成田検疫施設で、2週間の隔離措置が待っていて、チーム合流は、最幸運・最短で、7/27頃?の様。今シーズンの過酷日程では、チームに、最高のカンフル剤、命の水となりますね。頼れる強力FWの合流を待ちましょう。
3.第3登録ウィンドー
3つ目が、選手登録のレギュレーション追加変更です。
JFLが、コロナ禍長期中断発生から、選手保有対策の柔軟化を図ったもの。
その理由・目的ですが、
①元々、各チームでの選手保有対策には、シーズン前の第1ウィンドー1月3日~3月27日がありましたが、コロナ禍によって直接的に影響を受けた期間(Jリーグ中断2月25日から第1登録期間最終日までの計31日間)を再設定し、短縮してしまった選手保有対策期間のカバー、補填が必要、との点。
②今シーズンの過酷日程への修正は、各チームで、保有選手不足をもたらし、特に、比較的少数で保有戦略を建てていたチームには大打撃となったもので、追加選手獲得機会を確保し、過酷日程シーズンを乗り切る対策が必須となった点。
この2点から、選手登録ウィンドーが修正されたものです。
内容は、
先ず、これからとなる第2ウィンドー期間は「7月17日~8月14日」から「7月31日~8月28日」に変更し、更に、
今シーズン特例で、第3ウィンドーを、「10月2日〜30日」の29日間追加されたものです。今シーズンの修正日程での過密・過酷化に対しては、
既に、各チームで、
①ターンオーバー型で、連続する試合毎に、交代型で起用し、選手個々では、通常シーズン並みのスケジュールで、累積疲労とフィジカルダウンに対処。
又は、
②主軸選手は、固定するも、今シーズン特例の「一試合5人選手交代枠制」で、試合毎の中で、個々選手フィジカル状態に合わせ、途中交代で対処。
のどちらかを選択しています。
しかし、どちらも、欠点がありますね。
①ターンオーバー型対策では、起用選手能力のバラツキからチーム戦力ダウンが大きいですね。詰まりは、主力選手が2試合毎、分散され、その代替は若手やベテランが埋めますが、能力差から、チーム全体の戦力がダウンしてしまう、特に、戦術理解やチームプレイは、相当な差が生じてしまう、との点です。これへの唯一の対応策は、豊富な高能力選手をダブルチーム数保有する、との超豪華経営・豊富資金力選手保有ですが、可能なチームは、ごく僅か限定ですね。楽天の神戸、と三菱の浦和、富士通の川崎、トヨタの名古屋、ANAの横浜FM、パナソニックのG大阪の6チーム位で、他チームは、上位争いを目標・視野に入れず、順位争いでは無く、若手選手の育成狙いを主体であれば可能です。そのどちらでもない、コンサの様に、レベルダウンの無い「ダブルトップレベルチーム」対策は取れず、上位を目指し勝利結果も追うチームでは、別戦略が必要となります。
それが、
②主軸選手固定+5人交代枠制を最大限活用した途中交代型戦略です。しかし、この戦略の致命的欠陥が、主軸固定選手の累積疲労、と、試合途中からの戦力ダウンです。修正シーズン日程となった「2週間3試合」が繰り返される日程では、その第1戦から「中3日」で第2戦ですが、その後「中5〜6日」で第3戦となりますね。この中5〜6日期間で、累積疲労が回復出来れば、ギリギリでこの戦略が成立!となります!問題は、前節武蔵の様な、試合での故障離脱で、ギリギリ戦略が成り立たなくなる局面が発生する点です。併せて、もう一つの問題点、若手やベテラン選手との途中交代常態化で、毎試合途中戦力ダウンの直接部分、又、相手チームからは、試合途中での戦力ダウン時間帯を狙う戦略や戦術を産んでしまうとの戦術上の課題点、があります。先ず、現在コンサには、トップと同レベルハイスペック選手が、駒井、ルーカス、もう暫くすると、ロペスの3選手を有しています。そのため、不足する交代枠は、あと3名(ロペスリターン後は2名)の問題となりますが、実際に最大効果の根本的解決策は、「交代選手の急速レベルアップ」に尽きます。その方向性からは、かかる急成長が望める若手選手起用とし、辛抱強く起用を続け、その成長を待つ。その間、故障離脱発生や、交代起用のやり繰りが難しい場合は、ベテラン起用でカバーする、との戦略となります。
正に、コンサが現在目指している戦略、対策でしょうね。
現在コンサには、その難しい条件に敵う、急成長が望める若手選手が、居ますね。そう!大学トリオの、金子、高嶺、田中です。残念ですが、檀崎、藤村、濱は、3人とはかなりの差をつけられてます。他チームでは、そのレベル選手の起用もある様ですが、現状コンサでは届かない状態ですが、急成長や、複数故障離脱発生等の局面となれば、出番・舞台となります。そのチャンスで、一気ブレイクを狙いトレーニングに打ち込んで欲しいですね。

しかし、最も簡単・容易な方法が、途中優秀選手獲得です。更に、選手の青田買い=獲得シーズン前年での交渉獲得が、リーグの潮流になりつつありますね。我々がコンサも、シーズン途中での獲得・選手登録は活用必至です。

4.大規模イベント開催条件緩和〜
いよいよ、
【F5・強い制限試合】・・ホームサポーター5000人以内限定
 4節中3日 12~湘南・A
 5節中5日 18~仙台・A  に突入です。
しかし、首都圏の感染状況は、悪化の一途で、1人でも感染者発生の瞬間、フェーズダウンが濃厚です。ギリギリのタイミングで、首都圏集中ゲームを切り抜けて、帰道となり、ギリギリセーフ!と出来そうです。
その意味では、在関東のJ1・8チームの今後は、大きな波乱・混乱の発生を抱えた、危ういバランスの中に在ります。関東圏8チーム、中京関西圏4チームは、リーグ戦以上に、コロナとの闘いを抱えるシーズンとなる危険に在り、今後の展開は、見通し難い状態が、本当に心配ですね。
フェーズアップ・進行が、そのきっかけとはならない様に、シーズンの今後を左右する事ともなる、試合観戦するサポーターの自覚と行動も本当に大事ですね。
気を引き締めて、万全の内容で行動しましょう!
F4の無観客試合開催の際、プロ野球ですが、関東で、一部ファンと店舗が、共同観戦イベントが頻繁にテレビ放映されました。しかし、コロナ感染対策からは、大きく逸脱した姿は、やっと到達したフェーズを台無しにする感染拡大のきっかけとなりそうで、懸念と同時に、大きな失望と感情が生まれました。多くのテレビ視聴者の本音だと思います。Jリーグでは、そんなサポートは無くしたい、と強くお願いしたいですね。


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15:45

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~進化~ 再開第3戦・第4節湘南戦展望

2020年07月10日

再開後2連勝を飾った第3節アウェイ鹿島戦から「中3日」で次戦「第4節アウェイ湘南戦」は、再開後「中3日連続の3連戦」との超過密日程で、その最終3試合目で、選手の累積疲労は「最大値」まで達しています。
この3連戦での試合時フィジカルゲージは、
         フィジカルレベル キレ  累積疲労
第2節横浜FC戦   60%    60%   0%
第3節鹿島戦     70%    70%  30%
そして
第4節湘南戦     60%    60%  50%
と推移ですね。
ここからは、連続起用選手のフィジカルコンディション低下=プレイのキレダウン、累積疲労から「故障リスクが増加」し、フルタイム起用には大注意!との状況が想定されます。
第3節で、前横浜FC戦での大課題「試合前半身体が重く、キレも無く、ボールへの寄せ・甘い球際」を、「第2節実戦での体重減から、キレが上昇し、走行距離・スプリントも上昇」し、「粘り強く、泥臭い勝利」の原因となりましたが、第4節で、同一選手起用では、累積疲労によるフィジカルコンディションダウンから、走行距離・スプリント、ボールへの寄せ・球際はダウン必至です。データ値で確認すると、
     走行距離   スプリント数
第2節  111.3km  140回
第3節  113.6km  173回 ~両データ共に大幅に増加
しかし、このまま同一選手起用では、想定すると、
第4節  110km    140回 ~上手く行って、第2節並み程度しか見込めないものとなりそうです。

そして、大問題が「武蔵の肉離れ離脱」です。「軽度の肉離れ」は、原則「2週間治癒」でその後トレーニングで「復帰には3週間」となります。しかし、現在は、「酸素カプセル治療」等で「1週間治療」~「集中4日間リカバリートレーニング」で「11日間復帰」も可能です。「治療施設・設備」次第ですね。日程を重ねると、「武蔵」不在は、4節・5節の2試合で、7/22ホーム第6節から復帰となります。「短期間治療・リカバリー」を期待です。
加えて「ジェイ」は「軽度の打撲」で、「筋肉組織に損傷」が無ければ「内出血」が収まれば出場可能で、「2~3日患部冷却」しながら「フィジカル調整」程度の「軽トレーニング」は可能です。実際、「別メニュートレーニング」を出来ていれば、次戦での「復帰」は可能ですね。

この様な「フィジカルコンディション」状況での次戦を展望してみましょう。

1.第4節対戦「湘南」現況
〇シーズン前
今シーズンは、前シーズンシーズン最終盤まで降格争いの中、ギリギリの残留となり、同時に、前監督不祥事問題に荒れた波乱のシーズンでした。そんな中、シーズン前の選手構成では、毎年「主力選手の流失」に悩む内容でしたが、主力で流出したのはMF杉岡・FW山崎凌・DF山根視の3人に止まり、一方でMFタリク、MF三幸、DF馬渡、DF大岩、そして我らのMF岩崎、更にMF茨田、MF福田晃、GK谷の獲得に成功。力のある選手や将来性の高い選手を獲得でき、最主力MF杉岡が抜けた左WBは高卒2年目MF鈴木冬が穴を埋めて、MF杉岡よりも攻撃力は高く、東京五輪出場狙う逸材。更に、ノルウェー代表のMFタリクで、実力者で攻撃の中心になるもの。しかし、フォワード陣は脆弱で更にFW山崎凌が抜けさらに脆弱となっています。
〇今シーズン
第1節シーズン開幕戦は、対浦和に「2-3」の惜敗で、「チーム全体走るサッカーとサイド攻撃」は健在でした。
その後、コロナ禍中断後、再開となりますが、「今シーズンのレギュレーション変更」の影響で、
湘南はもともと若手主体のチームだったが降格が無くなったことでさらに積極的に若手を使う指向が強化され、チャンスを与えられた若手が次々に覚醒して快進撃を見せることは想定されるものです。しかし、他クラブと比較すると明らかに弱いフォワード陣の奮起は必要でしたが、
実際、再開後試合結果は、
2節ホーム仙台戦 「0-1」、3節アウェイ横浜FM戦 「2-3」と接戦の「1点差負け」連敗で、公式戦3連敗となりましたが、若手選手を主力とし、完全ターンオーバーの選手起用となっています。
次戦も、ターンオーバーから「第2節・再開初戦メンバー」が予想される所です。
〇戦術・システム
一貫した「湘南スタイル」を今シーズンも追求との姿勢・戦略です。
フォーメーションは「3-5-2」、より詳細には【3-1-4-2】で、3バックにアンカーを置き、前に6選手を配置し「前線からの守備」と「攻撃ポジションへより近づく高い位置取り」が可能なスタイルです。しかし、一見攻撃型=前にバランス配置型に見えるも、守備ラインは、相手攻撃時は「自陣」にまで下がり、自陣で「ボール奪取」からは、一気に全FPは前進・高いポジション取りへ「全力で走り・前進」します。
「全員攻撃・全員守備」を基本に、「走るサッカー」の選手運動量を基礎に、「ポジショナルサッカー」「サイド突破・クロス攻撃」を展開します。「ポジショナルサッカー」は、「ポジション」優位(より高い位置が優位性を持つとの考え方)を根幹するプレーで、そのため「全選手が、そのポジションを最適化するポジションを取る(=そこへ移動する)」ポジショニングが絶対要件となります。その最適ポジションに「逸早く移動する」ために「走る・運動量」が必要となる訳です。この「ポジショナルサッカー」を実践・指向しているチームは、唯一「湘南」だけとなりました。それだけ、実践に「ずば抜けた運動量・全選手一体となった規律」が条件となり、そこまでの徹底は、他チームでは困難、という点がその理由です。
実は、その戦術が故に、「ターンオーバー」型しか方法が無い、との判断・選択となったものです。というのは、他チームに比べ、並外れた運動量を必要とされ、「中3日」の日程では、「リカバリーが間に合わず」、「中6日」=「週1試合」の間隔が必要となるためです。
実際のデータ値は、
2節対仙台戦   走行距離115.3km スプリント166回
3節対横浜FM戦 走行距離121.8km スプリント261回
上記したコンサ数値。増加の第3節値は、
3節対鹿島戦   走行距離113.6km スプリント173回、コンサも、ミシャ流「走るサッカー」ですが、遥かに上ですね。

具体的に、前線からボールに集散し「前線からのボール奪取」、中盤・自陣での「ボール奪取」からの攻撃切り換えは「全員一斉急速前進」で、「怒涛のラッシュ」を掛けて、スピードと「ポジション優位」で、ゴールにラッシュするスタイルは、「定番・健在」です。

しかし、「ボール前進」は「ポジションへの移動=走る」プレーとなるため、「パス交換」のスピードには付いてこれない欠点を持っています。つまり「ボールを走らせる」=テンポ良く・スピードのある「パスサッカー」には、限界となります。・・・➝ 「適切な最速ビルドアップ・ロングカウンター・サイド突破・サイドチェンジ」が有力攻略プレー・戦術です。

〇想定されるメンバーは、第2節メンバーを「ローテーション・ターンオーバー起用」が濃厚です。具体的には、ローテーション5名・固定6名で、「固定メンバーの累積疲労」は相当厳しい状況に陥っていると予想されます。
想定は、
     タリク 石原
     松田  斉藤
  鈴木        岡本
       福田
    大岩 坂 石原広
       冨居     ですが、
 要・頼りの、鈴木冬・斉藤・岡本・坂・石原広・冨居は、3試合連戦で、コンデイション低下状態がポイントです。

2.コンサの戦術・試合展開・メンバー予想
〇想定前提状況
コンサは、前記の通り、累積疲労による「コンデイションダウン」で、「起用・起用時間調整」が必要なチーム状態となっています。
「武蔵離脱・ジェイのリカバリー状態」も懸念条件です。
更に、フィジカル課題と同程度に大きな「戦術実践度の低さ」も問題です。実際、前2連勝の実体は、「コンサ式ミシャ戦術」とは程遠い、「堅守速攻での得点獲得」で、「相手にボール支配」を許し、「ポストプレー主体」の攻撃にしかなっていません。「攻撃優先」には程遠い現状です。
その原因は、「ビルドアップ不安定」が主因です。
即ち、
ビルドアップは、昨シーズン比60%の完成度に留まっていますね。前節は、鹿島の「前線によるコンサビルドアップへのアタックが皆無」だったため、コンサゴール前のパス交換は成功したかに見えましたが、効果的なビルドアップはなお、失敗でした。
元々、ビルドアップの目的は、
➀相手守備ラインをパス交換により突破し、ボールを前に運ぶ 
➁ボランチ位置からのゲームメイク=パス配給で、ピッチ全体を広く使い、スペース攻撃のサイドとDF裏、縦への攻撃(パス・ドリブル)で相手ゴール直前守備ラインを突破し、多彩攻撃により、決定機構築する、という2つですが、➀は「鹿島の消極性」により出来ましたが、
➁のボランチ位置からの「ゲームメイクけが不全で、その代替がポストプレー・DF裏のロングカウンター一本鎗となりました。
実際の試合データ値も、コンサ・第3節アタッキングサイド占率
 左サイド25%  中央40%  右サイド35% でした。
昨シーズンは、両サイド・中央は、33%、場合によっては、両サイド優位・中央低下がスタイルでしたが、「中央優位」に変化・変形しています。多くが「ジェイの優位するポストプレー」に頼った攻撃に偏重していたとの数値です。
それでも時々、相手ミスや個々ナイスプレーから相手陣内でのパス交換成功で多彩攻撃も極一部ありましたが、意図的・組織的実践には程遠い内容でした。 選手は、前節「深井・荒野」で、前シーズンと同一選手で、選手選択・起用のせいではありませんね。
湘南「ポジショナルサッカー」でも出て来た様に、パス交換成立・成功には「パス出し手」よりも数段「パス受け手」の適正ポジショニングが重要ですが、現状のコンサでは、「積極的にパス受け手」を多数作る、連動した「選手の動き出し」が全く不足しています。その原因が「動きたいが動けないフィジカルの低調」にあるのか、「そもそもその動き出しの意識・実践プレイが無い」点なのか、問題ですが、実体は「その両方、フィジカルと意識」にありそうです。昨シーズン、高いレベルでチームプレーを実践し、リーグに多いな反響を与えた筈ですが。
「フィジカルの低調」=「動きたくても動けない」フィジカルの改善に、解決の糸口・出口を追求すべきと思いますね。
その意味でも、次戦では、選手起用が「走る・闘う・規律を守る」とのミシャ三原則を実現する選択とするもので、「戦術実践度の改善」も図るものです。
〇戦術
コンサ式ミシャ戦術を取り戻す・リカバリーする「絶好の対戦相手」機会です。「ビルドアップ」の完全実施・2目的のチームプレーにより、多彩パターン攻撃を再構築です。
基本・スタートフォーメーション【3-4-2-1】のシステム可変です。
「攻撃優先・パスサッカー戦術」を基本とした「多彩パターン攻撃」で複数得点獲得を狙います。
・ロングフィードで相手陣深くの「ポスト」起点からのショートカウンター
・ボランチ位置から、
サイドスペース・相手DF裏スペースへのフィードにより、スペース突破、クロス・スルーパス攻撃、
相手陣内ターゲットへのスルー・ショートパスからの相手守備突破、
・素早い連続サイドチェンジにより相手陣を揺さぶり、スペース・ギャップを作り、そこを突く突破
・派生のリーグNo.1プレスキツクのセットプレー と「攻撃の多彩・多様化」で、相手守備陣の狙い・準備を無効化してしまいます。
・最新戦術「ハイプレス」を後半に展開。相手フィジカル低下局面で、仕掛け、ショーカウンターからの得点獲得
〇試合展開
湘南から「コンサビルドアップへのアタック」はありますが、「連携したパス交換」により、守備ラインは突破できます。しかし「自陣ゴール前、パスミスは厳禁」で、その発生原因は、「パスの適正タイミング」、つまりは、「判断ちゅうちょによるパス出しの遅れ、そのための慌てたパス出し」がパスミスの原因で、「選手の集中」がその根幹です。試合集中の「意識」課題であり、最基本・基礎レベルの課題です。ミシャの言う「闘う」原則の意味は、「相手選手に襲い掛かる」だけではありません。「試合にとことん集中し、全力で、真剣に・真摯にプレーに専念する」という意識も「(自分の甘さと)闘う」との意味ですね。
適性なビルドアップが達成出来れば、「多彩パターン」によるパスサッカーが展開され、ボール支配率もコンサが持ち、試合全体コンサコントロールの「攻勢」継続で、複数得点獲得を狙う展開となります。
想定する試合展開は、
試合開始~15分 コンサ攻勢確立し、2・3回目までの決定機に先制。
      予想は、セットプレーからのジェイヘッド!
    ~30分 コンサ攻勢継続、パス交換から決定機を決め追加点 
    ~45分 コンサ攻勢の中、「2-0」で前半終了
後半開始     フィジカル低下選手の交代(2選手)し活性化
    ~60分 更に、選手交代で活性化。
         「ハイプレス」作動開始、追加点獲得
    ~75分 選手交代で活性化
    ~90分 コンサ攻勢・試合コントロールで
         < 3ー0 >完勝  です。
〇メンバー
前記の通り、「累積疲労から、途中選手交代」がポイントですが、順調に試合コントロールのためには、「早いタイミングでの先制点獲得」が重要ポイントです。そのため、前半戦は、前節起用選手の多用、後半開始時「フィジカル限界選手2選手」、以降「60分2選手」「75分1選手」交代で、戦術実践を維持、ですね。

(スタメン)
      ジェイ
   チャナティップ 金子
  菅  深井 荒野  白井
    福森 宮澤 進藤
       菅野 
(交代・SUB)
  45分・後半開始時
    ジェイ ⇒ 駒井 
    白井  ⇒ ルーカス
    <「0トップ」・「3-4-3-0」>が適正と考えます。
          ナシ
     チャナ  駒井  金子
     菅  深井  荒野  ルーカス
       福森 宮澤 進藤
          菅野    のフォーメーションで、
    「偽9(フォースナイン)作戦」で、DF釣り出し、
     スペースで第三列飛び込みも加えて分厚い攻撃展開。
   60分
    宮澤 ⇒ ミンテ
    深井 ⇒ 田中
   75分
    チャナティップ ⇒ 高嶺
      ※荒野・・チャナポジション、高嶺・・荒野ポジション
   SUB
    早坂・カウィン

   こんな起用を予想します。
    

    
         


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00:13

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~進化~ 再開でコンサ変身?!第3節鹿島戦

2020年07月09日

本日の再開第2戦・第3節アウェイ鹿島戦は、驚きの変貌が2点ありました。
1点目が、あの鹿島のていたらく・凋落ぶり。
2点目が、コンサのチームスタイルの変貌ぶりでした。

先ずは、1点目の鹿島の変貌から見てみます。
「常勝鹿島」がチームの代名詞だったのは、昨シーズン最終盤の「僅か半年前」で、この半年間で、すっかりチームは「個々の高い能力を、チームの形に構築出来ない苦しめる鹿島」となっていた事です。データ上からは、今年になってから「公式戦4連敗」で、「勝利」は一つもなく、「得点も前試合でのオウンゴールのみ」との状況でしたが、今日、「実戦」での姿は、無残にも、「規律=戦術不在・喪失」し、プレイ毎に「最適なプレーが何かの姿を見失っている」、つまり、チームとして「すべきプレー」の選択・判断に「深く迷い・大きな不安に包まれ、ためらいがちにプレー」する選手でした。
監督は「スピード・インテンシティ・規律」で立て直すと再三コメントしていますが、その全てが中途半端で、チームとしての纏まりにを欠いたものでした。
不動のチームスタイル「堅守速攻・球際の強さ」は過去のものとなってしまいそうです。

そんな鹿島は、「鹿島スタジアムのカモ」とされていた「過去僅か1勝しか出来ていないコンサ」には、これ以上ない「挽回・勝利のチャンス」でした。
実戦内容は、➀過去の「鹿島強力守備陣による自陣ボール奪取の瞬間、最速・超正確カウンターで得点獲得」のスタイルは、程遠く、高いボール奪取能力選手によるタイトチェックはあるも、単発・単独型で、連動したボール奪取はありません。➁自陣からのカウンターも、パススピードも普通レベルで、鋭いスルーパスや縦パスは皆無で、手も足も出ないレベルパスは無く、コンサのパス封鎖で充分対応出来るものでした。➂試合展開で、相手チームを追い込むタイミングで作動させる「相手ビルドアップ時点での強烈タイトチェック・ボール奪取」、つまり相手陣でのボール奪取は、殆ど無く、コンサのビルドアップは「余裕でパス交換」となったもの。実際ビルドアップは、なお、ビルドアップ第1パスのミスが多発し、依然として低レベル内容でしたが、鹿島のチャージも皆無で、相手守備陣を突破するビルドアップになっていました。しかし、他チームのJ1・タイト守備では未だまだ通用しないレベルで、本日試合限定と見えるレベルでした。

本日試合の2つ目の変貌が「コンサのチームスタイルの変貌」です。
何かというと、「攻撃や守備のパターン」等の内容の問題では無く、「試合内容に拘わらず、勝利獲得する」とのスタイルです。実は、これこそが「常勝鹿島」や「川崎・横浜FM」などの強豪チーム共通に持つ「勝者のメンタルティ」と呼ばれているものですね。
前節・横浜FC戦でも、「試合内容は低レベルで、完成度60%」でも勝利獲得でしたが、低内容ながら「必死にプレー」し、気付けば勝利獲得との結果獲得で、監督ミシャからは「良かったのは勝利した点のみ」との辛口コメント評価でした。
しかし、本日試合は、鹿島の余りの出来の悪さと、想定以上の「早期先制点獲得」から、「コンサが堅守・速攻」で、試合展開のコントロールをチームとして指向しましたね。つまり、「鹿島に程々ボール支配・攻撃」を許し、その攻撃力は低レベルだったため、コンサの粘り強い守備・堅守で支え、得点阻止し、一転ボール奪取からのカウンターを狙う展開に変更したものでした。
チーム状態や戦力のピーク・波もありますが、「チーム状態が良好でなくても、勝利獲得」とのチームスタイルは、強豪・上位狙うチームとなるためには、必須のスタイルです。前節横浜FC戦は、「ラッキー・幸運」も大きな割合を占めていましたが、本日試合は、「運」では無く、「チーム一体での試合運び・展開、そのチームプレイ」により「試合をコントロール」して獲得した勝利だ、との点こそが、画期的な、大きな成果・成長です。再開アウェイ戦の中で、「コンサは間違いなく成長」しています!!

試合内容も確認しておきましょう。
試合結果は、【 2ー0 】
1点目~7分DFライン宮澤から、縦一本・武蔵へロングフィードが通り、鹿島の高過ぎるDFライン裏の広大スペースでパスレスポンスし、GKとの1対1勝負も、一瞬のループで鮮やかなゴール・先制。1パス・シュートゴール!
2点目~終了間際のロスタイム4分の2分ジェイ離脱で最前線となった駒井が、本領発揮で鹿島ボランチにチャージし、ボール奪取から上がってきたルーカスへパスし、ドリブル突破で2枚のDF、GKを躱し、ゴールに流し込み。鮮やかな「ハイプレス・ショートカウンターの1パス・シュートゴール! でした。
くしくも、2ゴール共に「ボール奪取から、1パス・シュートゴール」で、ロングとショートカウンターでの得点でした。
得点獲得の「最重要要素は、スピード」である事の証明です。(相手守備陣を振り切って、チャージもさせない攻撃ですね。)

しかし、試合内容は、コンサの現在課題~90分間の試合フィジカル不足、ゲーム勘の不足、身体とプレイの「キレ」不足、ビルドアップ不安定、Wボランチ不安定、ハイプレス時の連動チームプレイ不足、菅野のセーブ力不足~は、前節よりも少し改善していましたが、なお、「65~70%」程度で、低レベル内容でした。(前節は60%レベルで、+5~10%)
試合スタッツ(速報値)は、
       コンサ   鹿島
シュート数 前半3本    8本
       後半4本   12本
同枠内数  前半2本    5本
       後半4本    4本
得点    前半1点    0
       後半1点    0
支配率   前半48%  52%
       後半44%  56%
パス数   前半302  284本
       後半193  284本
同成功率  前半82%  82%
       後半85%  84%
※獲得得点の両チーム差は、「決定力」と「菅野のセーブ力UP」とありました。
本日の「菅野」のプレーは、「セーブ」の守備力と同時に「ビルドアップパス力」が安定的に優れていました。調子が上がり、「菅野エンジンが全開」に近づいています!GK課題は、解消されつつあります。
※パス数は、前節470本で、本日は、+25本(495本)ですが、本来数値「550~650台」には相当な差があります。パスサッカー戦術には遠く、ビルドアップのスムーズなパス交換が大きく不足している、事を証明しています。
※ハイプレスは、駒井ボール奪取~ルーカス追加得点の僅か1回しか作動しませんでした。理由は、本来ハイプレス第1アタッカーであるFW(ジェイ・武蔵・チャナ)のプレイ不足、連動プレスのボランチとサイドのプレイ不足、にあります。

しかし、「本日2得点の、鮮やかなカウンター」の威力は大きいですが、武蔵が故障離脱すると、スピードのあるアタッカーは居らず、一気にカウンターの威力ダウンになりそうです。「カウンター」一辺倒・一本鎗で、前節・本節と連勝を獲得しましたが、サイド攻撃・縦パスとスルーパスとドリブルでのパス戦術・セットプレーの活性化が必須で、「多彩攻撃」を取り戻す事が必要ですね。

次戦も「中3日」で、アウェイ湘南戦です。
武蔵とジェイのコンディションがポイントですが、長いタイト日程の連続であり、完治しない起用は、それ以上に重大な離脱を招く事必至です。しっかり、慎重に治療し、場合によっては、両選手離脱や「限定・短時間起用」により、代替起用が必要ですね。また、中3日での「短期間連続起用」は、2連続が限界です。そのため、次戦は、チーム全体で「スタメン・交代」起用、スクランブル起用となりそうです。
いずれにしろ、出来る限りの対応で、両選手だけでなく、全選手コンディションの調整・コントロールがココ3日間の最重要ポイントですね。


post by yuukun0617

01:17

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~進化~ 再開第2戦・第3節アウェイ鹿島戦展望

2020年07月05日

1.本日トレーニングマッチ
何とも、凄まじい日程ですね。
再開直後、直ちに第3節「中3日」日程、更に第4節「中3日」、次の第5節は「中5日」でやっと通常日程となります。
つまり、再開第2節~3節~4節の「タイト日程3連戦」に突入しているんですね。
それは、本日サブ選手のトレーニングマッチに反映しました。
本日、午前中?「夢フィールド」30分☓2本(60分)トレーニングマッチ;対大宮戦を設定実施です。
昨日のコンササブ起用+未起用選手のためのTMでした。
対する「大宮」も、4日土曜試合のサブ起用+未起用選手によるチーム構成で、
【コンササブ Vs 大宮サブ】対戦でした。
その結果は、➀本目(前半) 1:1 ➁本目(後半) 0:2の「1:3」の敗戦、でした。つまり、コンササブの現況レベルは、<J2上位のサブに敗戦>=≪J2下位レベル≫並みを証明されてしまった訳でした。

昨日、対横浜FC戦も、前半・身体が重くキレも落ちた「低調コンディション」状態で、後半開始時になり、前半での「水分放出などでの体重減」で、「動きが軽く・キレも出始めた」状態で、「トップ選手・チーム」の状態が表面化しましたが、「サブ選手」も当然同様状況で、本日「J2チームとのTM」が必要・設定となった理由と推察される所ですね。
コンサ起用選手は、得点駒井・金子は公開でしたが、昨日サブ起用+未起用選手で推測すると、
        ドォグラス
       金子   ルーカス
    中野  高嶺 藤村  駒井
       石川 田中 早坂
         カウィン
     SUB 檀崎・濱・阿波加  の様なチーム推測ですね。

しかし、相手「大宮」の起用選手・チームは、実戦経験も乏しい「若手サブ」選手が主体で、文字通り「J2大宮のサブレベル」でした。システムフォーメーションは、トップチーム同様「3-4-3」で「サイド突破・攻略、クロス」パターン攻撃でしたが、「走る・闘う・規律」のミシャ戦術三原則の大前提、≪高いコンディション≫が低調では、戦術実践に至らないプレーが多発し、ビルドアップ不良・ロングカウンターも高いポスト能力を持つ「ジェイ」の代替不在で不発・サイド攻防は一定程度のマッチアップ・決定力不足、と戦術機能は低く、試合結果は相当となったもの、と推測します。
TMの意義は、緊急「実戦によるコンディションハード調整」に在り、その目的は達するも、内容的に「後半の失速」は「フィジカルコンディション」が30分しか持たず、J1試合レベルにまで想定上に巨大な努力が必要である事を意味していて、サブ選手も深刻な状態、と推察されます。
矢張り≪コンサのコロナ禍中断期間・トレーニングと調整は、不適正・不良≫が明らかになっています。
直前の社長ラジオでも「チーム完成度60%、それでも再開出来る事で前進。内容は、良ければ良いが、順々、アップしていけば良い。」と言っていましたが、本当でした。
ミシャ試合後コメントは、マスコミリリースには、かなりの脚色が付けられ「勝利で自信が付いた」と肯定的でしたが、試合後のDAZNでは「勝利した事だけが良かった点。コンデイション低調課題は、あと2~3試合続きそうだが、試合毎の改善・工夫努力の中で改善する。」と言っていましたね。
ここからです。

2.第3節・アウェイ鹿島戦~鹿島内容
そんな中、次戦は「中3日」で、迫ってきています。
しかし、第2節を俯瞰すると、コンサと同様状態を課題としているチームが散見されます。鹿島もそのひとつで、「高い連携・連動」は未だ低調で、チーム最大特徴の「一体となった流れるようなチームプレー」は、50~60%レベルに留まっていて、フル発揮となる「前タイミング」で、チャンスですね。

鹿島の現況は、
➀シーズン前、大型補強を敢行。DF奈良(川崎F)、DF広瀬陸(横浜FM)、DF永戸(仙台)、MF杉岡(湘南)代表クラス中堅年齢選手の多数獲得で最終ライン層が一気に厚くなった。攻撃的ポジションもFWエヴェラウド(シャペコエンセ)とMFファン・アラーノ(コリチーバ)とMF和泉(名古屋)獲得に成功充実度が増した。FWエヴェラウドは15ゴール程度期待。MFファン・アラーノはテクニックのあるアタッカーになる。攻撃の中心。MFレアンドロ(→FC東京)やDFチョン・スンヒョン(→蔚山現代)やMF中村充(→山形)などが抜けが問題にはならない。新卒選手でFW染野(尚志高)とMF松村(静岡学園高)とFW荒木遼(東福岡高)とGK山田大(鹿島ユース)の若手有望株も増え、申し分ないオフとなった。しかし、大型補強に成功した鹿島の開幕前の評価は非常に高かったが現状は厳しい。チーム作りはスムーズに進んでいない。シーズン開幕時点は、元旦天皇杯試合もあり、キャンプ期間も取れない「オフ・シーズン前準備不足けが大問題となっていたが、コロナ禍中断期間で「前シーズンからの滞留疲労も解消し、コンディショニングが可能」となった所。6月20日(土)に行われた町田との公開練習試合は45分×4本のレギュレーションだったが1対0の辛勝だった。お互いに主力組がプレーした1本目と2本目はともにスコアレス。町田の出来もそこまで良くなかったが鹿島はなかなかチャンスを作れなかった。FWエヴェラウドとFWファン・アラーノの2人は依然としてチームにフィットしていない。
鹿島の公式戦は、現在3連敗スタートで、再開後のJリーグで、敗戦は、この時点での「早期監督交代」も惹起される所で、監督も必死と追い詰められています。再開後の日程は、2節川崎~3節コンサ~4節浦和~5節横浜FMと、近接の有力・強力チーム対戦となり、再開・2節敗戦で「公式戦4連敗」と追い詰められています。そんな状況で、対戦成績上「カモ状態」のホームコンサ戦は、絶対勝利を獲得との目算・狙いで待ち構えています!
➁鹿島のシステムは、
定番【4-4-2・Wボランチ型】の「堅守速攻」を徹底し、高い個々能力選手により、「個の闘いに勝利」し、「タイトで、激しい球際の堅守」と「一体連動・連携の流れる様なチームプレー」が本来戦術です。
前2節の起用選手は、
    エヴェラウド 土居
          (伊藤)
  和泉        ファン・アラーノ 
 (永木)       (遠藤)
    レオシルバ  三竿
    (染野)
  永戸   町田  犬飼  内田   
              (広瀬)
      クォン・スンテ  
 と豪華メンバー揃いですが、本来能力は限定的な実践プレーに終始していました。
➂前節での課題・問題ポイントは、
 A.「失点」場面の「セットプレー」での「オフサイドトラップ」で「ライン全体の戻り」が遅れ、「裏を簡単に獲られ」フリー選手の得点を許す「甘い守備」
 B.「2失点目」の問題プレー-「内田のポジショニングが、内側に入り過ぎ、右CBの犬飼とダブり」を発生、内田の右に「スペース」を産み、そこからのゴール前への侵入を許した「ポジションミスの甘い守備」
 C.決定機での「両FWのシュートミス」
 と、以前の鹿島ではあり得ない「甘さ」が発生していました。
 原因は、今シーズン加入選手・特に「前線外国籍選手」の「チーム適合(フィット)」が問題で、既に6ヶ月チーム在籍にも拘らず改善が進展しない点から、「選手個々の問題」もあり得ますが、主因は「監督コーチの指導力」と見えてしまいますね。だとすると、簡単に解決はせず、悪戯に時間経過!、との展開も想定されます。
しかし、当然「高い個々能力」から、依然として、
 D.レオシルバの「相手DFへのタイトチェック・ボール奪取」
 E.右サイドからの広瀬の「正確なクロスパス」
 F.左サイドでの遠藤の「鋭いゴール前抉りプレイ」は要注意必至ポイントです。

「戦力発揮」には至っていないと雖も、「豊富で強力な選手層」は驚異です。
しかし、「対戦成績上<カモ状態>」されていたコンサからの【キツイ逆襲パンチで勝利!】のチャンスです。コンサの低調コンディションを吹き飛ばし、力強く再開2連勝を目指しましょう。

3.コンサの戦術・試合展開・メンバー予想
コンサの「トップチーム、サブチーム」共に「コンディション」課題の克服が大命題ですが、昨日試合・本日TMを踏まえた結論は、「次戦は、現時点で、コンディションの高い順に起用」との方針が適正ですね。
「コンディションの高い順」との意味は、
➀フィジカルコンディション
➁戦術上チームプレーを実践するコンディションの両面で、
結果として「昨日の起用選手が主体」との選択が必至となります。

戦術は、昨日・本日共に、実践度に問題はありましたが、実戦とここから「3日」の「体重コントロールによる動きとキレの改善」効果により、「戦術実践度は、70~80%までアップ」が期待されます。
昨日試合での課題
➀90分間の「フィジカル」不足~運動量・集中力・スピード
➁90分間の「ゲーム感」不足~理解・判断の甘さ、ポジショニング、連携・カバー
➂身体のキレ不足~実戦トレーニングで改善、本日効果も大。前半「ポールへの寄せ・チェックの甘さ」続発。
➃ビルドアップの不安定~DFとGK間連携、プレー判断の遅れ、パス正確性
➄Wボランチの不安定~荒野は「2018レベルの低ポジショニング力にレベルダウン・退化」・理解判断も不良で、試合中「ミシャより直接指導連続するも改善せず」。深井は「運動量・キレ不足」。
➅ハイプレス時「周りの連動・全く不足・無し状態」~相手守備陣が、コンサプレスを躱して、一気にカウンターの切っ掛け・原因になり続けた。
➆GK菅野の「セービング力の低さ」~カバーリングの幅・空間の狭さ、反応の遅さは顕著。DF陣のカバーが必須で、攻撃戦術展開上「守備枚数少ない中での固有GK守備力に依頼」に支障。
は、➀➁➂➅の改善は進み、➃は「実戦でのトライ&エラーで改善」の実戦トレーニングを積み重ねる、しかし、それは一気・直ちにはならず、アウェイ4連戦の中でトライ!です。➄は、選手起用~深井⇒田中、荒野は「辛抱」して実戦での改善にトライ。➆は、DF陣の安定による「カバー力アップ」で、シュートブロック力は「GK・DF一体型」の一体プレー~縦に『二重壁』等の防御を敷く~で改善を図る。
と、改善は進み、「コンサ流ミシャ戦術」~前線へのロングカウンター+ミシャ戦術の「実践プレー」完全実施を目指します。

また、「得点」後の「チーム戦略消極化・後退」の悪習慣を払拭し、「意図的に途中休憩・プレイ強度を甘く・低下させる」時間は一切作らず、「追加点獲得の更に攻撃姿勢継続・プレー強度維持」の展開とするものです。

想定の試合展開は、
従前は「コンサの攻撃を、鹿島自陣堅守で簡単に打破され、一転して、流れる様なチーム一体・連動カウンターが作動し、一気にコンサ守備陣の『隙・スペース』を突かれ失点、とのパターンを繰り返し、気づけば『大差での敗戦・完敗』」との展開でした。
しかし、今シーズンのコンサは、より戦術熟成し、スピードと強さ、チーム連動の揺さぶり・崩し、より高く成長した個々能力プレー、リーグ最強のセットプレーは成長し、「鹿島の堅守」を突破・打破する瞬間を目指します。
謂わば、「鹿島の堅守」こそが【コンサの攻撃の最高の試験・試練舞台】という事で、鹿島と対戦する「派生する意味・意義」です。
<コンサの攻撃・鉾は、鹿島の堅守・盾で試される>のですね。
 本当に ”ワクワクする試合” です。
想定する試合展開は、

試合開始~15分 コンサ・鹿島の攻撃と堅守が交互に繰り返され一進一退
    ~30分 コンサ多彩攻撃からのセットプレーで先制獲得
    ~45分 両チーム・緊迫する激しい攻守転換で前半<1-0>
後半開始~60分 緊迫の両チーム攻守交替
         コンサ・ハイプレス炸裂しショートカウンター追加点
         60分選手交代で活性化  <2-0>
    ~75分 緊縛の中、鹿島カウンター炸裂で失点<2-1>
         選手交代で活性化
    ~90分 大激戦の中、<2-1>で、激選での勝利獲得!
         ですね。

起用メンバーは、
「中3日」でのリカバリーがポイントの様ですが、累積疲労は少なく、連続起用は「体重減による動きの軽快化・キレUP」が見込め、後半「フィジカル疲労からの交代」も絡めてポイントとなります。
スタメン選手は「試合フルタイム」では無く、「トップランクを維持」し、フィジカルからダウンの手前での「交代」で、「ハイランク走力・バトル・戦術実践」を維持し続けるものです。
そんなスタメンは、
         ジェイ
     チャナ     武蔵
   菅   荒野  田中  駒井
     福森  宮澤  進藤
         菅野
   
   サブ 駒井⇒白井  60分
      チャナ⇒金子 60分
      ジェイ⇒(武蔵)⇒ルーカス75分
      宮澤⇒ミンテ 75分
      荒野⇒深井  75分
         高嶺・カゥイン としましょう。

 昨日試合で良かった
 ➇武蔵のスピード・決定力
 ➈ミシャ戦術の連動・連携攻撃
 ➉ジェイのポストプレーの安定感
 ⒒チャナの華麗な繋ぎプレー 
 ⒓全員攻撃
 ⒔強烈・リーグNO.1セットプレーは、威力発揮し、得点獲得の源泉です。

第3節・再開第2試合は、激闘での勝利、と力強く着実なチームコンディションアップ・戦術完全実施に近づくステップ、とするものですね。


post by yuukun0617

20:03

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~進化~ 再開は歓喜のエールの中!!

2020年07月05日

待ちに待ったシーズン再開は、コンサ勝利の歓喜のエールが日本全国からチームに降り注いでいます。
歓喜は、
第1に、コロナ禍の中、世界でも困難な状況に拘わらず、多くの努力・汗と涙の上、リーグ戦再開の奇跡を掴み取った事。
第2に、大好きなコンサの復活の雄姿を現実と出来た事。
第3に、苦しんだ試合・闘いの中、勝利の幸運を手にした事。
3つの歓喜に、画面の向こうのコンサチーム・コンサ戦士へ、力強く・熱いエールが、日本全国から集まりました。

選手・監督スタッフ・チームスタッフの努力、併せて、コンサを支援する全ての関係者、勿論!我らサポーター、のオールコンサの厳格で真摯で、粘り強い努力、
それと同時に、日本を作る全ての方々の賢明で、涙ぐましくて、暖かい努力の賜物で、本当に、それらすべての方々へ深く感謝するものですね。
”本当にありがとうございました! 皆さんのお陰で、大好きなJリーグ・コンサも復活です!!”

中断期間は、決して「消えた時間」ではありませんね。その間の「熱い努力の期間」があったからこそ、今からの「未来・将来」がある、のですね。
存分に「Jリーグ・コンサを愉しみましょう!」ね。

では、そんな感謝の想いを深く持ちながら、本日・再開・リーグ戦第2節・対横浜FC戦を振り返り、またまた「味わってみましょう」。

1.試合概要
コンサの再開スタメンは、ミシャ戦術・基本システム「3-4-2-1」
        ジェイ
    チャナティップ 武蔵
  菅   荒野   深井  白井 
    福森  宮澤 進藤
        菅野
  サブ  カウィン
      ルーカス・高嶺・金子・駒井・田中・ミンテ
予想では、タイトシーズン日程対策から、Wトップチーム形成・完全ターンオーバー選手起用戦略を採用し、本日は「Aチーム」の発進・スタート、と想定しましたが、試合は、最有力スタメン・個々能力順の「トップチーム」の選手起用でした。
その理由は、試合での実プレーが証明してしまった「コンデイション不調」にありました。「コンデイション」は、「フィジカルコンディション」と「プレーコンディション(理解・判断の『頭』、連携・スピード・精度の『実プレー』)」の2分野ありますが、その両面が「低レベル」で、個々の選手での「バラツキ・差」がありましたが、試合開始10分以降前半全体に、「身体のキレ不足」⇒「プレーのキレ不足」・「タイト不足(チェック・寄せ)」、「理解・判断の甘さ」⇒「連携ミス・カバーミス・ビルドアップチームプレー失敗・ハイプレスでの連動プレー不足・守備ライン位置取り甘さ・ポジションミス」が、支障・課題となり、横浜FCに「好きな様に支配・コントロール」させてしまいました。詰まりは、中断期間で「すっかりコンサスタイルのフィジカルとヘッド、プレーを喪失」していた、という事で、チーム練習再開後から、一からチームを作り直す・再構築、との再開準備・トレーニングだったという事だった、という事なんですね。確かに、「コロナ禍」で「外出禁止の完全自粛」状態が長期間継続した訳で、当然の結論・結果です。
そんな、「中断前状態への復活」には程遠い状況からの再開・再出発で、「完全復活には、最低複数試合の実試合トレーニングが必須」となり、本日試合も、可能な限り「多数選手にリカバリー実体験」の「カンフル治療(トレーニング)」も大きなシーズン展開上からの試合目的になったものでした。
実際、多くのコンサ各選手の「コンデイション変化・推移」は、
       フィジカル  プレー
試合開始時   70%   70%   武蔵得点・決定機+2回
 ~10分   
        60%   60% 失点時間帯
後半開始時   70%   70%   武蔵追加点・決定機+2回
 ~58分   深井⇔田中
        70%   70% 
 ~73分   荒野⇔高嶺
        70%   70%
 ~87分   宮澤⇔駒井、白井⇔ルーカス、チャナ⇔金子
        70%   70%   
交代選手のWボランチの出来は特に悪く、交代で対応。他の選手は、「前半」試合感(勘)と身体が重く・キレがなかったが、前半プレーで「水分等消耗で体重減」と「試合勘回復」から、後半開始時に「キレ」が回復し、プレーも回復となり、その後、オーバーワーク・過重運動量懸念選手を交代し、チーム全体、70%程度を継続・維持しました。
次戦は、「中3日」で水曜・アウェイ鹿島戦ですが、本日起用選手の多くは、「ハード実戦トレーニング」との効用から、「身体も軽く・キレも回復」に近づいた展開となりましたね。

横浜FCのポイントは、中断期に、チームスタイルを「対戦相手毎に、システム・戦術変更」に転換した事で、システムフォーメーションも、チーム基本形「4-2-3-1」では無く、完全マッチアップの「3-4-2-1」同型とした点です。布陣位置・ボール奪取位置は、事前想定通りの「積極型・前進位置」で、「コンサビルドアップ~GKからの第1パス、DFライン位置からのビルドアップ」にハード・タイトマークとし、結果、ビルドアップでは無く、前線・ポストへのフィードが中心となり、結果として、「パス数減少・パス成功率低下⇒相手ボール支配」と、想定外状況に陥りました。

試合展開は、武蔵の開始直後ゴール・先制で、コンサ有利・快調に開始されたやに見えましたが、続いた決定機2回を外し、一転、コンサ・コンディション低下が前半終了時まで35分間発生し、横浜FCの再三の決定機の内「1失点」となり、横浜FCコントロール展開でした。後半開始後、ミーテイング徹底・前半でのコンディション回復要因から、コンディション復活し、コンサコントロールに変化し、後半コンサ決定機は3回あるも、1回武蔵追加点獲得で、「2-1」のギリギリ勝利となったもの。  

2.コンサポイント
先ずは、試合スタッツ(速報)は、
       コンサ  横浜FC
シュート数 前半6本   9本
      後半5本   2本
内、枠内数 前半2本   4本
      後半3本   1本
得点    前半1点   1点
      後半1点   0点
支配率   前半43%  57%
      後半43%  57%
パス数   前半257  300本
      後半213  318本
パス成功率 前半82%  86%
      後半76%  84%
※前半数値は、横浜FCに攻勢を継続され、後半数値は、一気に逆転し、コンサ攻撃回数を増加させた数値ですね。
※しかし、前後半ともに、試合全体、支配率・パス数・パス成功率は、想定以下に変化されてしまいました。これは、コンサ「ビルドアップ阻止」の横浜FC戦術が機能し、「相手陣への攻撃パターンが、ロングパス・前線へのポストプレー一本鎗」にされてしまった結果です。詰まり、ビルドアップの「ショートパス交換=パスサッカー戦術」を封じ込まれてしまった事態となり、更に、「サイドでのカウンター・突破」パターンも同時に減退されてしまった展開となったものでした。

試合後ミシャコメントは「勝利の結果以外は、駄目。ビルドアップ・本来の狙いは駄目だった。90分間の試合への『ゲーム感・体力』の両方が不足。今後2・3試合これは続きそうだが、実戦の中で改善していく。相手ボール支配としてしまったが、ボールを動かす事が出来れば改善出来たもの。」と、
ビルドアップの失敗、ショートパス攻撃(縦パスからのスルーパス・ドリブル突破)・サイド攻撃からのクロス・サイドチェンジによる相手陣揺さ振り・更に「ハイプレス」などの「本来狙い」の大半が機能せず、試合の「ゲーム感とフィジカル」不足が大きく、「走る・闘う・規律を守る」のコンサ根本3原則の不徹底を指摘したものでした。

具体的問題点を課題化して置くと、
➀90分間の「フィジカル」不足~運動量・集中力・スピード
➁90分間の「ゲーム感」不足~理解・判断の甘さ、ポジショニング、連携・カバー
➂身体のキレ不足~実戦トレーニングで改善、本日効果も大。前半「ポールへの寄せ・チェックの甘さ」続発。
➃ビルドアップの不安定~DFとGK間連携、プレー判断の遅れ、パス正確性
➄Wボランチの不安定~荒野は「2018レベルの低ポジショニング力にレベルダウン・退化」・理解判断も不良で、試合中「ミシャより直接指導連続するも改善せず」。深井は「運動量・キレ不足」。
➅ハイプレス時「周りの連動・全く不足・無し状態」~相手守備陣が、コンサプレスを躱して、一気にカウンターの切っ掛け・原因になり続けた。
➆GK菅野の「セービング力の低さ」~カバーリングの幅・空間の狭さ、反応の遅さは顕著。DF陣のカバーが必須で、攻撃戦術展開上「守備枚数少ない中での固有GK守備力に依頼」に支障。

良かった点も多数。
➇武蔵のスピード・決定力
➈ミシャ戦術の連動・連携攻撃
➉ジェイのポストプレーの安定感
 チャナの華麗な繋ぎプレー ・・・まだまだ多数。

いずれにしても、
「中3日」のタイト日程で、次戦ですね。
起用選手の「リカバリー」と、次戦も続く「実戦トレーニング」が今後の進化・成功のカギですね。あまりにもタイトで、通常・定例トレーニングは、メニュー化は困難で、「実戦」の中で「高め、成長・改善させていく」事となるシーズンですね。

勝利の余韻に乗って、改善と成長へ進みましょう。
 



 


post by yuukun0617

01:43

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