2017年05月31日
本日、YBC柏戦に「主力メンバー起用」とのリリース。
≪二兎を追うもの一兎も得ず≫の格言が現実化しそうです。
あくまでも、今年度のYBC戦は、「若手・育成選手」中心の大会方針・各チーム対応であり、本リーグ戦出場機会・チャンス獲得の試金石試合で、絶対優先順位は「リーグ戦」です。
しかし、予選を突破し、準決勝以上の賞金獲得チャンスに近づいた局面では、主力選手も投入し、リーグ戦との優先順も同一となりますが、それまでは、原則通り。
しかし、コンサは、予選最終戦に主力投入し、次リーグ戦のダメージを覚悟した上で、YBC戦の勝利確率を上げる試合方針の様。
なぜ、でしょう。
予選突破した後のYBC戦試合が必要だからでしょうか。
更に、YBC戦の賞金獲得のためでしょうか。
投入する効果は、もっと前のAグループ1位時のYBC戦試合の方が、明らかに高かったですね。
我々サポーターに、遠のいている勝利をプレゼントするため...だけではないですね。
しかし、予選最終戦に突然主力を投入する理由は、
「YBC戦の予選突破のため」では無い様にしか見えません。
・・・
四方田監督が「予選突破」の成果・結果を求めたから、では。
つまり、17位・18位チームは監督解任となり、16位の名将森保監督も、休養宣言寸前。
鹿島でさえ、ACL予選敗退とリーグ戦低迷で獲得解任。
次は、コンサの四方田監督、が想定される...
YBC戦予選突破の実績で、監督存続としたいため、という監督個人理由..??
仮に、「邪推」のこの理由だとしたら、監督の存在条件は...
確実に、選手は一番知っている、解っています。
本日の闘い方・内容でも分りそうですね。
チーム状況は、軋んでいます。グラついています。
2017年05月30日
最注目課題となった破綻状態のコンサシステム改善を、先ず「守備力改善」から考察します。どの様な結論となるか、愉しみです。
コンサ戦術「守備中軸堅守・速攻」のため、「3-3-2-2」や「3-4-1-2」システムが選択・起用され、実戦されています。
リーグ内でも、同様システム起用チームは多数となりました。
その際の共通ポイントはいくつかありますが、重要ポイントの一つが、選手体幹力=強靭な身体能力保有の中軸選手存在で、コンサ現況の重要劣後ポイントです。
コンサには、本来、DF;増川・ボランチ;深井・FW;都倉の3選手がいましたが、現在戦力は、都倉1名のみに縮小しています。
このシステムの起用では、「守備力」で、ボランチ・DFに「体幹力」保有選手が必須条件で、同様システム起用チームでは、浦和7選手、甲府4選手、広島7選手で、コンサの保有数は他チームと比較にならない少ない保有数です。・・J2ではこれでも「随一・No.1守備力」でしたが。
「守備主軸・堅守」戦術の最大特徴は、≪守備時間の長さ≫です。
当然、被攻撃回数は、守備時間に比例して増加します。
そこでは攻撃選手に比べ、守備選手の活動量は大幅に増加となり、消耗量も増大します。・・・守備選手はハイレベルスタミナ力が必要となります。
そして、多数回の守備機会となり、連携ズレ・マーク外れが増加してしまい、1対1局面は「1試合に2桁回」となり、そこでは「当たり勝ちの体幹とタイトチェック」が勝負を決めます。・・・結果、一流守備選手の絶対条件ですね。
この観点からは、コンサの「体幹力保有選手数」では、本来「堅守」戦術は困難という事になります。そこで「複数選手・組織守備」を加え、カバーを図っていましたが、そのタイミング・緊密性が緩むと破綻、となる訳です。
コンサの現行システムでの処方箋は、
上記の【複数選手・組織守備の整備】の取り組みとなりますね。
同時に、もう一つ方法があります。
上記に記載していた「守備時間の減少・縮小」という方法です。
つまり、「攻撃時間帯」を増加させ、結果「守備時間帯」を減少させる方法です。
ここから、「堅守」を確立させるためには「程良い攻撃時間」を作る、
= 「守備と攻撃の時間帯バランスを作る」戦術とする、となります。
この方法論を実践しているチームもあります。G大阪は、堅守=最少失点数を、攻撃時間帯・回数確保の中で獲得しています。また、今シーズンは、成功していませんが、広島の基本戦術で、リーグNo.1攻撃回数・シュート機会数・シュート数は、得点獲得と同時に、「堅守」戦術となる訳です。【攻撃回数・シュート機会の増加】で、同時に【パス交換数の増加】となります。
この様に、結果として「3-3-2-2」システムの中の「-2-」インサイドハーフのポジション・役割の変化に繋がり、現行2名守備から、攻撃参加2名か1名かの選択となります。
1名とすると、「3-4-1-2」の「-4-」の2ボランチ縦型となり、アンカー・2サイド・1ボランチの変形ダイヤモンド型、その上にトップ下との布陣となります。
FW FW
トップ下 ...攻撃陣 3選手〔現行+1人〕
ボランチ
サイド アンカー サイド
CB CB
スイーパー ...守備陣 7選手〔現行-1人〕
支配率は45%~55%、「攻守時間帯も4:6」を目指します。
「アンカー・ボランチ経由(パス)攻撃」を復活、攻撃パターン・手段を復活。
布陣位置(DFライン位置)もより高く、「M3rd下位位置」より上に「縦に短い密集陣形」を布陣し、「攻守切り替え」時のDFへのバックパスは封印し、瞬時タイミングの「ショートパス速攻」「サイド・DF裏へのロングパス速攻」を復活です。
結局、昨シーズン戦術の変形・進化形での復活、との結論です。
これでしょう!!
※明日のYBC戦の新システムとメンバーを記載しておきます。
明日は、真剣勝負での「テスト」です。
ヘイス 内村
小野
菅
田中 前 マセード
菊地 進藤
河合
金山
2017年05月29日
第13戦は、ACL4チームは、7/5まで試合延期となり、残り14チームによる暫定状態です。(暫定解消は、7/5となりますね)
しかし、いよいよ、
勝点によるリーグチーム順位と同時に、
好不調、
リーグ内ランキングと各チームとの相対ポジション(相対対比の戦力勝ち負けとストロング・ウィークポイント等)、
課題噴出とその緊急度毎順番、
当面の試合結果予想、
が、生々しく「明らかな姿・内容で」目の前に突き付けられています。
コンサには、残念ながら、【大変厳しく・過酷な内容】となりました。
全ての結果には、その明確な原因が在り!ですね。
1.リーグ・コンサ 基本項目
勝点で7グループ、負け越し数・得失差の3項目で4グループに分離しています。
(A)首位争奪(勝点3以内=1試合差内)
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 負比 得点 失点 得失差 連勝・敗
1位 柏 27 9 0 4 +5 21③ 13④ 8④ 6連勝
2位 G大阪 25 7 4 1 +10 26② 9① 17② 3連勝
3位 C大阪 25 7 4 2 +9 21③ 11② 10③ 3連勝
(B)上位・首位グループ入り目指し(勝点6以内=2試合差内)
4位 浦和 23 7 2 3 +6 33① 15⑪ 18①
5位 川崎 22 6 4 2 +8 19⑤ 11② 8④ 3連勝
<1>ーーーーーーーーーーーー+10~5ーーーーーーーー8以上ーーーー
(C)中位・上位(勝点9以内=3試合差内)
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 負比 得点 失点 得失差 連勝・敗
6位 F東京 21 6 3 4 +5 19⑤ 13④ 6⑥
7位 鹿島 21 7 0 5 +2 14⑪ 14⑨ 0⑨ 2連敗
8位 横浜F 20 6 2 5 +3 15⑧ 13④ 2⑦
8位 神戸 20 6 2 5 +3 15⑧ 13④ 2⑦
<2>-------------+5~2--------0~6ーーーー
(D)中位・下位(勝点12以内=4試合差内)
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 負比 得点 失点 得失差 連勝・敗
10位 鳥栖 18 5 3 5 +3 15⑧ 16⑫ -1⑪
11位 仙台 17 5 2 6 +1 14⑪ 24⑯ -10⑯
12位 磐田 16 4 4 5 +3 13⑬ 13④ 0⑨
(E)下位(勝点15以内=5試合差内)
13位 清水 14 3 5 5 +3 17⑦ 21⑮ -4⑫
14位 甲府 14 3 5 5 +3 10⑯ 14⑨ -4⑫
<3>-------------+3~1-----ーー△10~0---
(F)降格圏候補(勝点18以内=6試合差内)
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 負比 得点 失点 得失差 連勝・敗
15位 コンサ 12 3 3 7 -1 11⑭ 19⑬ -8⑭ 3連敗
16位 広島 10 2 4 7 -1 11⑭ 19⑬ -8⑭
(G)降格圏(勝点21以内=7試合差内)
17位 新潟 8 2 2 9 -5 10⑯ 27⑱ -17⑰
18位 大宮 7 2 1 10 -7 7⑱ 26⑰ -19⑱ 2連敗
<4>-------------△7~△1------△19~8---
(長々と記載したのにも訳ありで..)
勝点3毎に、分類すると、(A)~(G)の7グループで、各グループ内ではチーム毎の特徴に連動するバラツキはありますが、グループ間のランク差が拡大し、上位チーム・中位チーム・下位チームにリーグのポジション・存在位置が決定し始めました。
特に、負け比=勝ち越し・負け越し比と得失差の2項目から、<1>~<4>の4ランクに分かれ、シーズン展開は、このランク内の上位・下位争い、最上位となったチームのみ次ランへのランクアップが可能となっています。
コンサは、4チームの「負け越しグループ」で、結論は、最下位グループ・降格チーム争いのランクで、そのランクでは最上位ですが、いつ広島に抜かれてもおかしく無い「現存位置」です。
【シーズン展開は順調】とのコメントは、既に、2・3試合前に吹き飛び・遥か彼方に去っています。現在は、「降格に向かって進んでいる」最悪状況で、その中で、16位も17位も18位もありません。
過去のJ1リーグ、最低な連発と一緒となり始めているという事です。
その原因・経緯は、
コンサの「戦術と戦力は完全に分析・把握」され、「完全な対策」が確立されているためです。
シーズン当初は「コンサへの適正対抗策が合致せず、コンサは戦力発揮し、勝点積み上げも出来た」試合が続き、監督・コーチ、社長までも、「コンサ戦力の高さ」と大きな勘違い・自己満足で、その間発生する「J1リーグ進行のための重大課題」を見逃し、チームの改善・進化・適正化の努力・進歩は全く無く、漫然と「順調」の満足感に浸り、日程進行をさせ、
当然、この数試合、各チームのコンサ対策の適正化・合致が起き始め、あっという間に、手も足も出ない状態とされ、「連敗地獄」の道を進んでいるところです。
「客観的に、適正に現況認識」をすると、攻撃力(得点力)・守備力(失点阻止力)共に、急速に、リーグの中で、低下し(真のJ1リーグの怖さは「対抗策立案・実行力」の高さ・レベルで、あっという間にプレーを陳腐化とされる事を思い知りました)、現在、最下位レベル・ランクまで転落しています。
この現状から、将来試合予測をしても、連敗の連続しか無く、「3勝3分28敗」「勝点12」を覚悟となります。
結論は、【現状大打開・改善】しかありませんね。
新潟も、大宮も、適正な打開策を期待出来なくなり、「監督交代」となりました。
自分の首元も怪しく、寒くなって来て、四方田監は、慌てて、練習改善とか言い始めていますが、、、今頃になって、いったい何を!...本当に「適正な課題認識」があるのか、「適正対策」の立案も怪しく、的外れ対策で、ぶち壊しもあり得ます。
われらのコンサは....?
2.項目別データからのアプローチも、結論は全く同一...
もう良いですね...
どんなに悲観的な状態・状況になっても、、、だからこそ、サポーターですね!!
緊急事態、我らの力の見せ所です!!
2017年05月28日
今朝までのブログの皆さん、敗戦原因は、ほぼ監督責任に統一されていますね。
しかし、予想通り(案の定)、監督コメントは、自己肯定が中心で「崩すことはできているので粘り強くやるしかない」。
気になるのは、都倉が沈黙しています。SNSはいつもと同じ内容ですが、コメントリリースがありません。
・・・「頭に来てるのでしょうね」それも、腹に据えかねない・・・
選手コメントの「こんな状態だから、一体感・・」が頻繁なのは、一体感の逆懸念状態、という事が良く在る事。
負けが込んで来ると・・・あちこちに不協和音や軋みが噴き出して来始めそうですね。
具体的な敗因として、どうしても見過せなくなって来た1点について。
【システム】です。付随して【決定力】も含まれます。
現行【3-3-2-2】アンカー・2ボランチ(インサイドハーフ)システムの導入・採用理由から始めます。
昨シーズンコンサは【3-4-1-2】システムに集中し、実践レベルを磨き上げ、不動の「堅守・速攻」の得意戦術を構築し、機能度・実践度が高いストロングポイントにより、首位昇格を獲得しました。
しかし、突然、思いついた様にシステムを現行戦術に変更しました。しかし、当然有るべき、その変更理由・経緯については、四方田監督から直接説明・コメントは、未だ一度もありませんね(ものと把握・認識していますが・・)。ですから、推察の域は出ませんが、まず間違い無く以下の理由≪J1の攻撃・得点力への防御は、昨シーズンシステムでは不足で、より守備的戦術が必要≫でしょう。
しかし、そこからは、変更の瞬間から3つの重要点・課題点が派生します。
①元々、本当に「守備人数7人」⇒「同8人」と守備バランスを上げ、アンカーでバイタルをカバーするシステムに変えれば、J1攻撃力を防御・阻止出来るのか。
②その変更で喪失する「攻撃人数」=「攻撃人数3人」⇒「同2人」で、攻撃・得点可能か。
③その変更で大幅減少する「シュートチャンス」で「得点」出来る「決定力」があるのか。
現13戦で、その答えは「目の前に突き付けられた危機」の形で出ています。
現時点での方向性は2つのみです。
(A)現行【3-3-2-2】システムを変更
(B)上記①②③の対策=急激改善となる施策があるのなら、その実施
の2通り だけです。
そして、(B)の方向の答えも強烈に出ています。・・【対策 なし】です。
現行システム自体が悪い・欠陥とは全く思いませんし、それは誤りですね。何故なら、そのシステム戦術で、トップリーグで成果を出しているチームは、Jリーグの甲府をはじめとして、各国リーグに豊富にあります。問題は、そのシステムの長所を活かし、短所を是正する対策の有無・有効性です。つまり、そのシステムを使いこなせるか・どうかで「監督能力」の問題です。
【対策 なし】も、現行「監督・コーチ」では、ですね。
「プロの監督が必要な所を、アマ(能力に留まる)の監督としている、ツケが来た」と記載しましたが、社長はどう考えているか。
当面、現体制で続行でしょうから、「堅守・速攻」を復活させる【3-4-1-2】に復活しか無いでしょう。
2017年05月27日
強烈な敗戦でした。
前試合に続き、この試合も「四方田監督が敗戦原因」。
スタメンは、全マスコミが想定した通りの「テッパン予想メンバー」。
しかし、前ブログで、想定した通りの試合展開で、堅守と速攻の撃ち合いで、均衡状態でしたが、守備のミスが多発し、当然、失点しますね。
しかし、予想通りの「鳥栖攻撃力はかなりの低下状態」で、リーグNo.1の運動量も、低下し水準並みで、実は、コンサのミスが無ければ得点獲得は困難な状態の所でした。
対して、ソリッド守備は堅持され、「鳥栖版カテナチオ」がほぼ構築され、特に「遅攻」での得点は、まず無理でしたが、コンサはボール奪取・攻守切り替えの「速攻チャンス」に「速攻」を実施したのはほとんど無しで、「遅攻」しか実施しませんでした。
相手チームやサポーターは、「飽きれると共に安心して」試合を展開していたでしょうね。
後半終盤になっても、何も手を打たず、安閑と試合を進行させた事も、唖然とされたでしょう。
完全に、「試合開始前に勝負が付いていた試合」でした。
①無策の「試合対策」
②極端に甘く・自己中心的な「試合展開・試合勝負所と内容の認識」
③全く姿かたちもない「試合中の適格な指示」
④いつまで経っても、全く実行され無い「コンサの現状課題の理解・認識とその対策実施」
⑤選手交代の意味を無理解・認識欠落のため「交代選手・時期が出鱈目」
このままでは、連敗必至です。・・・これで3連敗ですが、5・6連敗し、順位も17位まで転落必至。
監督は、自己の責任に置いて=間違っても、選手や選手能力の問題ではありません=、明らかな・根本的な打開・改善策を求められていますが、出来るのか??
監督プロでなく、監督アマであるツケが来ましたね。
社長!!現場でやっていけば、「アマがプロになる」というのは甘過ぎで、実は、永遠に近い時間アマのまま、ですよ、現実の世の中は。
ただ一つ【選手が可哀想・・・】
2017年05月25日
追い詰められ、瀬戸際がすぐ近くとなりました。
以前の様な「故障・離脱」の戦力ダウンでの劣勢ではなく、実力が露呈され始めての劣勢で、根幹が原因のため、即効対策では無く、根幹改善・対策の抜本対策の次元です。
ここに至っても四方田監督は「見えていない・正しく理解出来ていない」事を証明するコメントを連発しています。
コンサの抜本的課題の一つ「低監督(能)力」は、社長も以前からコメントしていた様に、シーズン展開の中で成長進化を期待する所でしたが、そんな余裕は、元々無く、1試合毎に、その弱点が露呈・現実課題として噴き出している状態です。
「次戦鳥栖戦から、勝利サイクル、流れを作る。そのためには<良い準備>に尽きる」とのコメント。2つの点で。落第コメントですね。①<良い準備>は全チーム完遂した上で実戦試合です。鳥栖とのアドバンテージ・上超し内容はいったいどこにあるのでしょうか。練習内容も、全く定例・いつもと同様内容でいったい何が変わるのか。②誰がその準備をするのか・・選手にその責任を担わせる姿勢がありありと出ています。これは違いますね。チーム全体として「一体での取り組み」を指導者が喪失しています。都合の良い所だけ「一体感」は口寒い、白けるものです。
昨、YBC戦に、「マセード・菊地・進藤・宮澤・小野・菅・都倉・荒野」を消費しました。
消耗状態から完全に回復して、明日の移動メンバーとし次戦に参戦できる選手は、「0」、疲労回復途中状態でプレイのスピード・キレ・スタミナが低下が「宮澤・都倉・荒野」、更に、「菊地✖、進藤△、小野✖、菅△、上原✖」。
選手起用の方針・意味と目的・適正把握が、ブレて、結果、チーム力低下を招く采配が連続しています。
かなり悲観的な予想になってしまい勝ちですが、何とか光明を探しながら...
1.戦術
前ブログで、鳥栖の守備力低下を記載しました。本来、フルマンマークのソリッド守備の守備特徴から、「パス先消滅とスペース消滅」による「パス阻止」を基本守備パターンとしています。その一角の3ボランチのインサイドハーフにのみ低下、との指摘でした。何れにしても、J1リーグで「生き残り」の結果を出して来た源泉となる「強力守備力」で、得意な守備パターンには「パスカット戦術」だけで無く、「ロングフィード・パス阻止」もあります。つまり、「パス戦術」が阻止され、「ロングポール・放り込み戦術」に変化しても阻止し続けられる守備戦術です。
この「堅守力」を突破する打開方法は、①スピードで突破②ドリブルで突破の2通りのみで、現行コンサには、不得意方法です。スピードスターも、名ドリブラーも居ませんね。
恐らく唯一の方法が、ハイスピードのアーリークロスと思います。クロスの失点数順位は9位で、リーグ平均水準で、攻撃ターゲットですね。
コンサシステム戦術です。
【3-3-2-2】アンカー・3ボランチの守備優先型。
鳥栖も【4-3-1-2】のアンカー・3ボランチで、
コンサは守備陣1枚増加、攻撃はスタートは2枚で1枚減少の相似形。
守備ラインが問題です。
鳥栖の誘い=低目に鳥栖DFライン布陣で「受けの陣形」、に乗ると、強烈カウンターでの「豊田ゴール」の餌食です。
しかし、コンサは「縦コンパクトネス(FW~DF間短距離)」陣形ですので、鳥栖前線にコンタクトする位置まで、フラフラと守備ラインを上げると、鳥栖狙い通りの攻撃が待っています。この対策のため、コンサも低い位置に守備ライン設定(D3rd上位置)とすると、互いに、相手を誘い合い、ロングホールの放り込み競争の低調試合となります。
しかし、これでOKです。 試合観戦では「稀に見る消極試合」と言われるでしょうが、構いません。
【試合の勝敗は一瞬の得点チャンスに「攻撃バランス」の攻勢を掛け確実に1点獲得】試合です。 本当の所、両チームともに、守備忍耐力比べと一瞬の得点比べ、の試合。
コンサが「その一瞬を奪い取る」試合です。
ハイスピード・アーリークロスの速攻で、頭(意識)を入れ替え以前とは決別の決定力です。
2.試合展開
試合開始 ~ 膠着・守備忍耐力を発揮する均衡状態
45分 鳥栖が攻勢に出てきたら、速攻・得点のチャンス、
鳥栖も守備忍耐力を発揮して「0-0」状態。
後半開始 ~ 同上
65分頃 一瞬のチャンスから、決勝点獲得
直ちに、選手交代・最守備体制「5-4-1」へチェンジ
90分 「1-0」(一瞬のチャンスに決定失敗・・「0-0」)
と想定できますね。
3.メンバー
【3-3-2-2】記載で
都倉 金園
兵藤 荒野
菅 宮澤 早坂
福森 横山
河合
ソンユン
SUB:金山
ジュリーニョ・進藤・永坂・マセード・濱・上原
鳥栖の戦力と対比すると、SUBは明らかにビハインドですね。
厳しい戦いで、
試合目標は、「Away戦での勝ち点獲得」程度です。
2017年05月24日
ドームは、ヒートアップですね。
小野コメント「しっかり勝利し、勢いを取り戻す試合」の通り、前半で主導権を取る「先制点獲得」がポイントです。四方田監督は、選手起用を積極型にする勇気の有無が、試されます。
本日は、m(__)mTV観戦で、応援中ですが、、、
試合内容は、ボロボロ状態。
禁断の「リーグ戦用選手に手を出し始めました」。
この一戦が勝利・敗戦かの意味はさて置き、リーグ戦へのダメージが累積され始めました。
監督采配に、益々疑義を増すばかり。
このコラムは、次リーグ戦の点検・検討に進行します。
対戦チーム「鳥栖」を点検します。
1.現況
順位11位 勝点15 4勝3分5敗 14得点 16失点 得失差-2
この内容はほぼ昨年通りで、上位グループ入りのチーム目標はありましたが、順当な所。
昨シーズンデータと、今シーズンの現況からの予想値(34÷12=2.8倍)を。
2016
順位11位 勝点46 12勝10分12敗 36得点 37失点 得失差-1
予想値
順位13位 勝点42 11勝9分14敗 40得点 45失点 得失差-5
↘ ↘ ↘ ↗ ↘ ↗ ↘ ↘
特に、「失点の増加」が、1勝減・2敗戦増・勝点-4減少・順位低下となりそうですが、大幅の変化でもなく、順当な結果です。
シーズン前の移籍市場では、派手な動きもあり、18選手の移籍・放出、13選手と監督の移籍・加入でしたが、内容をよく見ると、昨年の主力・スタメン選手の移籍は4選手に留まり、残留8選手がそのまま今シーズン主力・スタメン選手となっており、中心・中軸選手は昨シーズンから継続し、戦術・試合展開も継続・維持され、昨年戦力に積み上げ型で、今シーズンの新移籍加入選手が活躍するものとなっています。
しかし、好調スタートだった鳥栖も、監督のメンバー固定化方針により、スタートダッシュを獲得できた半面、ここに来て、特定選手の集中疲労累積から、5月の直近2週間に、立て続いて、中心・中軸選手に故障・離脱が発生のチーム危機が到来しています。シーズン開始後、コンサをはじめ他チームが、多数選手の故障離脱て苦しんでいる中、直前まで、離脱者「ゼロ」を維持して来ましたが、一気に5選手離脱で、それもCBの中心・中軸谷口、攻撃と精神的支柱のFW豊田、更に、海外から帰還活躍必至大物FW小野、の3選手が長期離脱、今シーズン開花育成FW田川のU20代表まで重なり、守備力・攻撃力に大ダメージで、前試合G大阪戦0-3完敗の主因との結果が発生しています。ただ、今日のYBC戦で豊田は復帰・スタメン出場していますね。びっくりの回復力ですね。
鳥栖の特徴は、「リーグトップの運動量・スプリント数を基盤に、堅守・速攻戦術」を展開の筈ですが、実は、スプリント数は減少、堅守の守備力も、失点数悪化の通り、怪しくなっています。今シーズンの、被攻撃回数17位、被シュート数16位と、シュートエリアまでの守備数値は、リーグ最低値、被決定率9位で、シュート阻止率のお陰で、失点数は11位となっていますが、意味する所は、前線~ボランチまでの守備力は急激に低下、谷口を軸にしたDF陣とGK権田の活躍で、シュート阻止率を9位とし、カバーを図っているも、全体の守備力は低下状態です。ボランチ金民友の移籍喪失のダメージが大きく、代替の原川では、守備面ではカバーし切れていない、という事です。
2.戦術
昨シーズンと同一戦術を継続・選択し、【4-3-1-2】アンカー・3ボランチ・1トップ下のダイヤモンド型。攻撃は、FW・トップ下の3選手が中心に、少ないパス数で、トップ下へのフィードからの速攻が主体。守備は、4DFと3ボランチの7選手で、ソリッドなマンマーク守備。すなわち、がっちりマンマークし、スペースもパス先も見当たらず、ガチガチに守備するスタイルです。しかし、今シーズンは、鳥栖の代名詞ソリッド「マンマーク」守備に綻びがある訳です。ボランチ(インサイドハーフ)の一角の弱体化で、バイタルに穴が発生です。
支配率は46.1%でリーグ13位。少パス数戦術から、当然の支配率。更に、クロスはほどほどで、得点数は最下位レベル。セットプレー数が8位、同得点数は3位とストロングポイントです。
3.メンバー
大量に放出・加入となるも、前述の通り、主力・スタメン選手は8名が昨シーズン主力・スタメン選手で、ほぼ戦力中核は維持・継続されました。
特徴は、主力・スタメンの固定化で、12戦までに起用した選手数は、リーグ最少の21名。
起用数の選手分布は、
10試合以上起用・・10選手
9~7試合起用 ・・4選手 計14選手
~6試合起用 ・・7選手 計21選手
主軸に、強力・要注意選手が多く、
GK・・権田、CB・・キムミンヒョク・谷口【故障離脱】、SB・・攻撃起点吉田、アンカー・・高橋、ボランチ・・福田・原川、トップ下・・鎌田、FW・・絶対主豊田【復帰?】・小野【離脱】、SUBにも・・テクニシャン小川佳純・水野晃樹・FW趙・今シーズン開花FW田川・FWビクトルイバルボ、難敵選手・一癖のある選手だらけ。
選手層は、昨シーズンより更に進化しています。
以上 鳥栖の点検でした。
2017年05月23日
いつものリーグ・コンサ現況を、リリースデータより点検です。
シーズンは、12戦で、35%消化・進展し、残り22試合。
また、YBC戦グループステージ残り2戦・グループ2位か3位だとプレイオフステージ2戦で、グループ首位とプレイオフ勝利で、ノックアウトステージで準決勝2戦で、少ないと2戦・勝利すると+2~4戦。
しかし、コンサは降格圏寸前現状で、J1残留死守からは、とてもYBC戦に主力投入は選択出来ませんし、してはなりませんね。
明日、YBC戦は、ドーム・ホーム戦ですが、変わりませんね。
リーグ戦スタメン選手は温存か、トレーニング代替の起用です。
では、本題のリリースデータから見えて来るリーグ・コンサ現況に。
1.基本項目
遂に、リーグは「勝点差」から6つのグループに分かれていますが、首位~最下位は勝点18点差=6試合差で、各グループ内は僅差ですが、各グループ=ランクとは差が拡大し、どのグループに属するか、が順位に直結となり始めました。
つまり、中盤戦に入り、チームの上位・中位・下位のランクは確定して来た、という事です。
残念ながら、コンサは現在は、下位グループで「降格争奪グループ寸前」となりました。
勝利数以下項目は、リーグ順位を記載します。
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 得点 失点 得失差
①首位争奪グループ(トップとの勝点差「3」=1試合以内)
1位 G大阪 25 2位 2位 1位 2位 1位 2位
2位 柏 24 1位 17位 5位 6位 3位 5位
3位 浦和 23 2位 10位 4位 1位 11位 1位
②上位グループ(同勝点差「6」=2試合差以内)
4位 C大阪 22 5位 2位 2位 3位 2位 3位
5位 川崎 22 5位 2位 2位 3位 3位 4位
6位 鹿島 21 2位 17位 9位 8位 10位 8位
7位 F東京 20 5位 10位 5位 5位 6位 5位
8位 神戸 20 5位 10位 5位 8位 3位 7位
③中位グループ(同勝点差「9」=3試合差以内)
9位 横浜F 17 9位 10位 9位 12位 6位 8位
④中下位グループ(同勝点差「9」=3試合差以内)
10位 磐田 15 10位 6位 9位 11位 8位 8位
11位 鳥栖 15 10位 6位 9位 8位 12位 11位
12位 清水 14 13位 1位 5位 7位 13位 11位
13位 仙台 14 10位 10位 14位 12位 17位 16位
⑤下位グループ(同勝点差「12」=4試合差以内)
14位 甲府 13 13位 2位 9位 16位 8位 13位
15位 コンサ 12 13位 6位 14位 14位 13位 14位
⑥最下位・降格争奪グループ(同勝点差「15」=5試合差以内)
16位 広島 9 16位 6位 16位 14位 15位 15位
17位 新潟 8 16位 10位 17位 16位 18位 17位
同 (同勝点差「18」=6試合差以上)
18位 大宮 7 16位 16位 18位 18位 16位 18位
いよいよ、各項目の順位と、チーム順位が一致して来ました。
つまり、シーズン当初は、チーム戦術による「得点数や失点数」のアンバランスがあり、項目毎順位でのバラツキ・凸凹がありましたが、12戦目で、収斂して来ています。・・・例えば「多得点・多失点」や「少得点・少失点」のチーム戦術から、結果として「バランス」の焦点となる「得失差」順位が勝点順位=チーム順位となっていましたが、シーズン進行の中、そのバランスは崩れて来て、結果、全項目順位が、チーム順位に連動となっていますね。
コンサは、シーズン展開の中、昨シーズンの「堅守・速攻、守備力の強い堅実型」定着イメージを利用し、J1リーグ戦を戦って来ましたが、いよいよベールも隠れ蓑も剥がれ、本当のチーム力が「白日の下に晒される・丸裸とされる」状態。
【現チーム力を急上昇させる】以外に方法はありませんね。~本当の闘いが始まっている!~という事です。
2.各項目データ
上位①②グループとコンサの⑤と最下位⑥グループを点検してみます。
〔攻撃データ〕
順位 チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
①首位争奪グループ
1位 G大阪 2位 9位 4位 1位 4位 6位 15位 1位
2位 柏 6位 4位 2位 7位 6位 8位 6位 16位
3位 浦和 1位 1位 1位 2位 2位 3位 8位 11位
②上位グループ
4位 C大阪 3位 6位 2位 6位 8位 4位 7位 6位
5位 川崎 3位 10位 7位 4位 1位 2位 17位 15位
6位 鹿島 8位 3位 10位 14位 5位 5位 8位 7位
7位 F東京 5位 15位 11位 3位 9位 17位 5位 13位
8位 神戸 8位 5位 4位 13位 10位 16位 16位 10位
~
⑤下位グループ
14位 甲府 16位 18位 17位 9位 16位 9位 13位 12位
15位 コンサ 14位 7位 13位 15位 17位 11位 2位 2位
⑥最下位・降格争奪グループ
16位 広島 14位 1位 6位 17位 3位 1位 1位 8位
17位 新潟 16位 11位 11位 16位 18位 18位 18位 4位
18位 大宮 18位 17位 18位 18位 13位 13位 14位 18位
得点順位とシュート数順位は連動していません。
前ブログで、シュート決定率とパス成功率を点検し、点検実例として「広島」を分析しましたが、リーグトップランクのシュート数・枠内数に拘わらず、得点順位14位の原因が「シュート決定率」にある事を見ました。
実に、上位陣では、「鹿島・神戸」の弱点で、順位低下理由は同一で、また、広島とスケールは違っても同一スタイルが「コンサ」ですね。
また、「パス数・同成功率」でも、「広島」は特異チームで、下位・最下位グループは各チーム共に低レベル値の所、リーグトップ順位で、「自由自在にパス交換を駆使している」状態で、その結果、シュート数1位に直結しています。本当に、「シュート決定率」のただ一点のみで、降格圏に低迷している状態で、その改善次第、連勝多数で順位急上昇は必至で、いつそれがスタートするかのみ、の状態です。
「コンサ」はパス数は17位で、パス交換による試合展開は選択せず、ひたすら「放り込み」のみ、との攻撃スタイルを証明しています。「著しい偏重戦術は、その一点を阻止・準備対応されると、有効・効果的攻撃手段喪失で、得点獲得不能」となりますが、直近のシュートするも「得点獲得喪失」はその状況に転落している事を証明している、と思われませんか!?
コンサの直面・最重要・緊急課題は【低決定力(率)と攻撃手段喪失】です。
〔守備項目〕
順位 チーム 失点 被シュート数 被決定率 セットプレー失点 クロス失点
①首位争奪グループ
1位 G大阪 1位 -10位 -1位 -3位 -4位
2位 柏 3位 -5位 -7位 -5位 -4位
3位 浦和 11位 -4位 -13位 -12位 -9位
②上位グループ
4位 C大阪 2位 -7位 -4位 -3位 -4位
5位 川崎 3位 -9位 -3位 -1位 -9位
6位 鹿島 10位 -1位 -11位 -5位 -9位
7位 F東京 6位 -16位 -2位 -9位 -1位
8位 神戸 3位 -6位 -6位 -1位 -16位
~
⑤下位グループ
14位 甲府 8位 -8位 -8位 -12位 -1位
15位 コンサ_ 13位 -12位 -12位 -9位 -3位
⑥最下位・降格争奪グループ
16位 広島 15位 -3位 -17位 -12位 -4位
17位 新潟 18位 -14位 -18位 -18位 -9位
18位 大宮 16位 -17位 -16位 -17位 -9位
守備項目の各項目は、色々な能力を表すデータです。
被シュート数順位・・「被シュート機会=シュートエリアまでの守備=FW・MF守備」順位、
被決定率順位・・「シュート阻止率=DF・GKの守備力」順位、
セットプレー失点数順位・・「セットプレー守備力で高さ・強さ・ポジショニング力」順位、
クロス失点数順位・・「DFの高さ・強さ・ポジショニング能力、守備力」順位です。
上位陣では、チーム順位は、ほぼ失点数順位で、更に、個別数値も概ねその順位通りですが、所々に、二桁順位があり、そこが弱点、上位進出を阻む原因です。
例えば、浦和・鹿島の失点数の多さは、被決定率にあり、それ以外は逆にハイレベルとなっています。つまり、「シュート阻止率=DF・GK」の問題点がある、という事。鉄壁の守備ライン・守護神は、「先入観念」かもしれませんね。
下位陣でも、同様「広島」は、シュートエリアまでの守備はリーグトップ水準で「被シュートはリーグ3位」に拘わらず、「被決定率」が最低レベルで、結果、失点数最低レベルです。ここも、修正・改善ポイントは、ただ一つの様で、前述の通り、改善で、リーグ最強守備力が復活します。
では、我が「コンサ」です。
クロス失点数はリーグ3位で、「DF陣の高さ・強さ・ポジショニング能力」は◎良好ですが、その他の項目は全て低レベルですね。
「堅守」の守備力の高いチーム、との評価は、多失点数で吹き飛んでしまいました。
しかし、システム選択は、守備最優先システム戦術を選択しており、これ以上戦術で変化させる事は不可能です。方法は、ただ一つ「選手能力の改善」しかありません。
根本的に不可能な弱点(例えば、背を高くする、走力スピードを速くする..)は置いて、改善可能内容は、重要順に記載すると、
A.「プレイ予測力」・・リスク意識・ポジショニング能力が急上昇。また守備での連携力もアップ。
B.「集中力」・・疲労時などでも、一瞬の遅れも撲滅できます。
C.「走行距離・スプリント数」・・事前に「予測」で減少させた分をより増加に連動させます。
D.「パススピード」・・パスカット・パス不成功率が減少し、守備回数を減少させます。
E.「連携力」・・パターン練習ではありません。ポジション修正・複数人数守備のための運動量・意識認識合致です。
F.「適正ポジション起用」・・適正ポジションに起用でなく、選手最高能力が発揮できていません。弱点を最少・長所は最大とのポジション(【選手の得意ポジション】でしょう。)が適正ポジションです。現在の起用内容は、60%~65%しか発揮出来ていません。
ボール支配率・運動量・スプリント数も、大変興味深いデータがありますが。チーム特徴の領域なので、パスしておきます。
3.ついでで、明日YBC戦のメンバー予想を。
次リーグ「鳥栖」戦に主力温存で、前半20分間限定で「強目の練習試合感覚」で一部起用とし、SUBメンバーで起用との予想ですね。
前半重視です。強敵だから、試合後半攻勢との選手起用・試合想定方針は、既にその時点で、「負け」ていますね。試合後半にする意味はどこにもありません。
前半で、試合展開の主導権を獲得する「先制獲得」です。
ジュリーニョ 都倉 ・・FW両選手とも前半20分で交代。
菅 荒野
石井 前 マセード
永坂 進藤
河合
金山
SUB;杉山
菊地・福森・宮澤・早坂
上原・・都倉と交代し同一ポジション
小野・・ジュリーニョと交代し同一ポジション
以上 12戦時点の現況と明日YBC戦メンバー予想でした。
2017年05月21日
前ブログから継続し、「パス成功率」について点検してみます。
2.「パス成功率」について
「シュート成功率=決定率」と同じ位重要ポイントですね。
問題点は、
パス成功率の攻守プレイ効果もありますが、
それ以上に重大な反対項目「パス不成功率=失敗率」です。
しばらく、当たり前の理論を少しだけ...
「パス失敗率」=「ボールロスト率」=「敵チームへボール譲渡率」との観点です。
サッカーも、他球技と同様、組織プレースポーツです。
プレーは、「ボールの受け渡し=パス」で連携・結束し、攻守のチームプレーを形成する訳ですが、「相手チーム」にボール支配権を渡し、自チームプレーを手放し、相手チームプレーに委ねてしまう、という事です。
では、「パス成功率」を上昇させ、自チームプレーの量・時間を確保し、得点機会創出と失点機会回避とさせるためにはどうすれば良いか?です。
シュート決定率の場合と同様、
㋐高パス成功率選手の移籍獲得
㋑現有選手のパス成功率を大幅改善 の2つのアプローチで、
コンサの唯一の方法は、㋑現有選手の改善、しか無いとの結論となりますね。
では、方法論ですが、その前に、「高パス成功率」の意味を点検してみます。
パス成功の観点から、項目分解をしてみますと、
a.パス種類内容
b.パススピード
c.パス精度の項目 が挙げられますが、更に重要項目がありますね。
D.【受け手の位置・受ける状況・次プレイの予測】です。
実は、パス成功率の高い選手は、D.【予測】精度とそのためのプレイ実践力保有選手です。
Jリーグ選手は、カテゴリーはどこでも、基本項目のa.~c.項目は一定以上のレベルで、パス成功率の差異の様な決定的な差はありません。D.項目の差は、著しい差があり、そのまま「成功率」の差となっている現状です。
この結論から、改善方法は明確です。
(1)全選手の意識・認識適正化
(2)練習内容成果 で、シュート決定力改善と同一です。
D.受け手の予測 項目を加えた2方法の改善により、短期間で大きく成功率をアップ出来ます。
(2)の練習内容は、定例練習方法の改善で可能で、鳥かごでもミニゲームでもフリーマンパターン練習でも、受け手予測・特に次プレー用パスに改善で効果が出ます。
コンサには、小野や兵藤の様な「実例」がいます。D.の予測と実践の具体例を手本・教科書として、その神髄をコンサ全選手に浸透させ、真摯に練習させるか、ですね。
以上 パス成功率のポイントにつき、点検してみました。
2017年05月21日
さすがに、昨試合結果からも明確になり、
コンサの現最優先課題となっている「シュート決定力」とついでに「パス成功率」について点検してみます。
真っ先に、結論です。
「『決定力』は、
選手固有の能力ではなく、
徹底練習により獲得する能力で、その練習成果そのものである」です。
言い換えると、練習が問題だから、低決定力となっている、という事です。
では点検です。
1.シュート決定力(成功力)
先ず、定義(?・的に);当たり前ですが、
シュート決定力(成功力・率)とは「シュート機会(得点チャンス)の得点化」で、
反対に、シュート失敗(不成功・率)は、「得点チャンスの消滅」ですね。
ここから、
「シュート」は、
①得点可能性の高いシュートが必須、
②「ゴールエリア枠外」と「ゴール枠内でも、GKへのパスシュート」はひたすら「チャンス消滅」プレイで、シュート自体が否定され、別選手による①シュートのチャンスに継続させる、と分岐されます。
つまり、特に②のシュートは、不要というより、チャンス喪失させるプレイで、排除すべきもの、という事です。
しかし、これに対して、2つの定説?が反論として想定されます。
A.「兎に角、シュートを打たなければ永遠に得点は出来ない。怖れずにシュートを打つべきだ。」(過去、何回も言われ続けてきた言葉ですね...この続きは、「だからシュート数が重要で、シュート数が増えれば得点も増える」でした..)
B.「得点可能性が高いかどうかは、打ってみなければ分からない」
この2つは、本当にそうでしょうか?
この証明にピッタリな最適例が今シーズン発生しています。
「広島」です。今シーズンの広島は、得点不足に苦しみ、守備力にも悪影響が進行し降格圏に転落していますが、積極攻撃戦術を展開し、高支配率・攻撃回数・シュート数・枠内シュート数も、リーグ随一のトップ数値で、唯一「低決定率」が原因で低得点数に苦闘していますね。
A.の定説には、絶対条件が前提で、中程度以上の「決定力(率)」でしたが、その前提が抜け落ち、多シュート数主義がはびこった、かの様です。
B.の定説は、間違いですね。「どこをターゲットとするか」が最大ポイント、とのコメントが、高得点力選手から度々リリースされています。高得点の源泉は、「どこを狙うか」の問題という事です。
シュートの真実は、
【「決定力」あるシュートによる、得点チャンスの、「得点」現実化】という事です。
では、「決定力」はどうしたら保有出来るか!、です。
㋐決定力を保有している選手を獲得する
㋑現有選手に「決定力」を保有させる の2通りしかありませんね。
㋐は、資金力に限定があるコンサでは困難ですし、今移籍市場はクローズ期間で即座の対応も不可能です。
方法は、
㋑の現有選手の「決定力」保有化が、コンサの唯一の方法、となりますね。
方法論は、困難・即効力が無い、等の懸念が指摘されそうですが、そうでも無い!と考えます。
アプローチは、2方向から実施ですが、
(1)選手の意識・認識の適正化
(2)具体的な練習方法の適正化 により、最短4・5日の集中トレーニングで、改善開始・定着選手が出始めると思います。
実は、意外に、当たり前の認識訓練・練習です。
この実例は、実は、W杯予選の日本代表対中東代表チーム戦で見たものです。
日本代表ではなく、相手チームの試合前練習でした。試合前練習の最終メニューに、シュート練習がありました。
「ターゲットシュート練習」です。・・・当然、GKは試合前練習として、シュート阻止練習で対しています。しかし、全選手、GKの2ステップカバーエリア外のターゲットへのみのシュートを反復練習していたのです。シュート前パスは色々なバリュエーションが配給され、当然、シュートのパターンは多様となりますが、ターゲットは、全員同一ターゲットにのみシュートし、ほぼ50%の成功率で、「ゴール隅に成功、と、バーやギリギリ枠外で失敗」となっていました。
その試合、相手チームのシュートは、枠内率80%・得点2(日本からは2失点)となりました。反対に、日本代表も、試合前シュート練習は「枠外かGKパス」で、実試合では、枠外80%・無得点でした。
この練習を実際に見たときは「衝撃」で、周囲のサポーターも感心し、日本代表の「低決定率」の原因が明白になっていました。
この実例で、改善方法が明確に出ていますね。
(1)全選手、意識・認識で、大きく改善しますね。どんなシチュエーションからシュートする場合も、必ず、ターゲットへのシュートとする、としっかり意識すれば、即座に改善開始となります。
(2)改善集中練習で、明確なターゲット練習の反復で、定着・ターゲットシュート力保有となります。
ただ、こんな簡単な練習をメニュー化していない指導者能力の問題ですが。
全選手、決定力を大きく改善したうえで、攻撃パターンや内容の課題に移行すべきです。
これを、逆転させた練習アプローチは、全く改善はしませんね。
やるだけです!!
2.パス成功率 について
パス成功率も重要課題です。
またまた、長くなってしまい、次ブログで記載予定とさせて頂きますね。
以上 有難うございました。
2017年05月20日
全サポーター・監督コーチ・選手の予想しなかった結果の敗戦。
昨日ブログで、絶対勝利の所、リスク・懸念点を2点指摘していました。
①前半から積極攻勢の布陣・選手起用・試合展開が絶対条件。
②「シュート決定率」だけは、最高レベルを徹底する。
本日試合の敗戦原因は、指摘通り、
その二点。
①は、「監督の選択(考え方・捉え方)」の問題でした。
本日敗戦は、今シーズン既に複数回発生の【監督による敗戦】です。
本日試合の最重要ポイントが、
【前半での先制点獲得】で、そのための「戦術・選手起用・試合展開」でした。
特に、試合進行上、決定的要因として「試合環境=暑さ」が想定されいてました。
両チームに共通事項ですが、
当然ながら、試合進行と共に、急激にプレイ強度・精度・速度の大幅ダウン必至。
「コンサが試合展開をコントロール・支配する」のなら、絶対条件として、
試合開始直後から可能な限り早い時間帯での得点獲得、出来れば「先制点獲得」
とすべきでしたが、四方田監督の采配は、
いつもの通り
「相手からの攻撃を守備主軸で防御し、そのボール奪取から少数回の速攻で、僅差勝負」でした。
当然想定されるとおりに、プレイ内容・レベルがダウンし、両チームの試合レベルは、どう見ても、J2上位同士レベルの試合内容に終始しましたね。
後半、追い詰められてから攻撃態勢なんて「交代選手以外の8選手は、ほとんど能力喪失状態」で、攻撃態勢になる訳もなく、何に起きないまま終戦となったのは見ての通り。
典型的「監督責任」敗戦。
何度も繰り返される「監督能力の内容・レベル」問題は、いい加減卒業してくれないもんでしょうか、としみじみ思います。
四方田監督の最大の問題点は、「弱気」ですね。少なくとも「勝負師」の欠けらも無い監督である事は、解ってはいる積りですが...。
昨日ブログでは、スタメンから、攻撃布陣の戦術・選手を想定してみましたが(四方田監督なら「無理」・定例固定布陣からは脱却出来ないとは思いながらでしたが..)、今考えても、試合結果は、真逆だったと思います。
②「シュート決定率」はボロボロでしたね。
都倉は、周りの選手の所為・理由にしますが、「都倉本人の決定率」の問題です。
しかし、真の問題は、J2シーズンから指摘し続けられ、一向に改善させない「監督・コーチ」の責任です。 これだけ改善努力を未実施なのは「選手固有の問題で、別選手に換えるしか無い」と考えているからでしょうね。邪推かもしれませんが、育成を長期間担当し、急激な改善の成功例は、ほんのごく僅かとの現実認識からは、若手以外選手でJ1起用段階では、改善不能、との認識となってもおかしく無いと思いそうですね。
いずれにしても、次節(13節)で、降格圏=16位に転落の確率は、半分以上となりました。 今日の敗戦は、今シーズンの展開上、転落(降格)の場合はその原因試合とされる試合でした。 そんな結果は払拭するためにも、監督陣の意識改善、選手練習内容改善のスタートにしましょう。
しかし、試合後の監督コメントは、??「全然ダメな試合ではなかった」??
逆に、ショック!でした。
2017年05月18日
前ブログで、次戦対戦相手「新潟」チームを点検しましたが、「攻守共に崩壊」状態で、次戦目標は、【確実に1勝獲得】です。
しかし、日程から、次戦と来週YBC戦とを見越した選手起用が必要で、次戦の主力選手と次YBC戦の主力選手に分類がポイントですね。
幸い、復帰選手が増え、2試合分「ターンオーバー」可能の選手層の現状です。
では、予想に入ります。
1.戦術
今シーズンシステム【3-3-2-2】アンカーの3ボランチ。
但し、
布陣位置は、攻撃型のDFライン「M3rd下位置」で、
中盤支配の「2ボランチとアンカー・DFでのボール奪取」は「M3rd中位置・センターラインのすぐ下位置」で、普段よりも高いポジションから速攻・攻撃開始となり、相手ゴールに近づき、より短手数・スピードの速攻となります。
また、新潟の浦和戦大量失点パターンだった、両サイドからのアーリークロス攻撃が絶好で、多くの決定機を獲得できます。
前線・インサイドハーフ(2ボランチ)・サイドでの、多彩な攻撃と、セットプレーで、複数大量得点獲得です。
唯一の注意点は【シュート決定率】で、シュートチャンスが多数となっても、冷静・沈着にゴール枠内ターゲットを絞ったシュートとする事ですね。
今シーズンここまでの「進化したコンサの集大成・ご披露試合」です。
試合全般、強い意識・集中をもとに、運動量・スプリント数も最高値とし、密集・連携組織型守備の堅守と、多彩な攻撃・得点力を、高プレースピードと精度と強さを維持し、「圧倒的な力」を見せつける試合です。
2.試合展開 ~圧勝を成功させましょう!~
試合開始 ~ 15分 積極攻勢から先制点獲得
30分 追加点獲得
45分 「2-0」で前半終了
後半開始 ~ 60分 選手交代・活性化
75分 追加点獲得
選手交代し終戦作戦(守備システム5-4-1)
90分 「3-0」完勝
3.メンバー
主力選手を次戦・次YBC戦に振り分けましょう。
次戦 YBC
GK ソンユン スタメン -
金山 サブ スタメン
杉山 - サブ
DF 横山 スタメン -
ミンテ サブ スタメン
菊地 スタメン サブ
河合 サブ スタメン
進藤 サブ スタメン
福森 スタメン サブ
A 宮澤 スタメン サブ
前 ー スタメン
ボランチ 兵藤 スタメン -
荒野 サブ スタメン
小野 スタメン サブ
(菅) スタメン
RS マセード サブ スタメン
早坂 スタメン サブ
LS 菅 スタメン
石井 - スタメン
FW ジュリーニョ スタメン -
都倉 スタメン サブ
金園 サブ スタメン
上原 - スタメン
ってな所でしょうか。
なお、小野両試合スタメン・サブ起用は、カラクリがあります。
両試合共に、30分起用で、次戦は前半30分、YBC戦は後半30分です。
次戦は前半で「試合大勢決する」起用、YBC戦は後半「膠着試合を決める」起用。
では、次戦のメンバーは、(既述の通りですが...)
スタメン;
ジュリーニョ 都倉
兵藤 小野
菅 宮澤 早坂
福森 菊地
横山
ソンユン
後半開始;
ジュリーニョ 都倉
兵藤 荒野 小野OUT
菅 宮澤 早坂
福森 菊地
横山
ソンユン
後半75分;
金園 ジュリーニョOUT
兵藤 宮澤 菊地 都倉
菅 福森 河合 横山 荒野 早坂OUT
ソンユン
SUB; 荒野 30分IN
金園・河合 75分IN
ミンテ・進藤・マセード
金山
こんな所ですね。
完勝獲得です!!
2017年05月17日
日程の過酷さも加わり、各チームの故障・離脱数の現況は厳しい状況。
前5/2ブログで、故障・離脱を解説しましたが、そこから各チームの増減は。
コンサ 復帰3名 新規0名 現5名離脱
仙台 復帰0名 新規1名 現3名
鹿島 離脱0 新規3名 現2名
浦和 復帰3名 新規1名 現1名
大宮 復帰4名 新規0名 現0名
柏 復帰1名 新規2名 現4名
F東京 復帰0名 新規2名 現3名
川崎 復帰3名 新規3名 現8名
横浜F 復帰0名 新規2名 現4名
甲府 復帰2名 新規0名 現5名
新潟 復帰0名 新規3名 現5名
清水 復帰0名 新規2名 現5名
磐田 復帰5名 新規4名 現5名
G大阪 復帰0名 新規4名 現7名
C大阪 復帰3名 新規3名 現5名
神戸 復帰1名 新規3名 現6名
広島 復帰0名 新規0名 現3名
鳥栖 離脱0 新規5名 現5名
驚きの点か3つあります。
①順調?に、復帰のチームは、意外に少数でした。
コンサ・浦和・大宮・川崎・磐田・C大阪の6チームのみ。
②4名以上離脱チームが、6チームから、一気に倍の12チームに悪化。
離脱数順
8名川崎-7名G大阪-6名神戸-5名コンサ・甲府・新潟・清水・磐田・C大阪・鳥栖
急悪化チームは、戦績低下必至でしょう。
③一気に悪化チームは、5名鳥栖-4名G大阪-3名鹿島・川崎・新潟・C大阪・神戸。
今後のシーズン展開上、最重要ポイントですね。
では、次戦対戦チーム「新潟」の点検を開始!
1.現状
順位18位 勝点 5 1勝2分 8敗 8得点 25失点 得失差-17
2016シーズンは、
順位15位 勝点30 8勝6分20敗 33得点 49失点 得失差-16
現状水準 ✖11/34(3.09倍)すると今シーズン最終予想は、
最下位 ⇐ 勝点15 3勝6分25敗 25得点 77失点 得失差-52
となるもので、
圧倒的最下位降格候補の崩壊状態で、渋谷監督→呂比須監督へ監督交代まで到達。
その原因は、予想値で、得点数-8、失点数+28となり、得点力減少もありますが、最大要因は、約40%も低下した守備力です。
もう少し2016シーズンとデータ対比してみます。
〔攻撃〕 〔守備〕
シュート 成功率 被シュート 被成功率
2016 11.9本 7.9% 12.9本 10.7%
2017 12.2本 6.0% 12.8本 17.0%
差 0.3本 △1.9% 0.1本 6.3%
ヘンですね。攻撃・守備ともほぼ前年同程度の結果です。
よく見てみると、少しシュート成功率が低下し、被成功率は大幅ダウンです。
つまり、
攻撃面:シュート機会は前年同様=チャンスビルディングは同実績。
決定力ダウンが原因による得点減少。
守備面:被シュート数前年値=シュートまでの守備力は前年と同一。
シュート阻止力が大幅ダウンによる失点激増。
これは、戦術ではなく、選手能力=起用選手能力ダウンの問題ですね。
では、今シーズン移籍状態は。
2016主力6選手・準主力3選手の9選手が、Jリーグ各チームからの移籍勧誘の主戦場となり、移籍・放出となりました。DFの要:舞行龍・コルテース・松原・増田、中盤の要・現Jリーグ最優ボランチ:レオシルバと野津田・小林、FWの中核:ラファエルシルバ・指宿を喪失、代替取得のDF:ソンジュンフン・冨澤・矢野喜章・川口、中盤:酒井・チアゴ・ロメロフランク・堀米・本間、FW:ホニ・平松と、11選手獲得するも、全員共通して、J2チーム中心で、J2レベルのベテラン・SUB選手で、そのまま、主力としてほぼ全員起用され、結果として、移籍の戦力損得勘定は、あり得ない程の大ダウンで、最終ライン守備崩壊・中盤構築崩壊・前線での決定力崩壊です。
ここに来て更に、矢野貴章・原輝綺が故障離脱。この苦境からの脱出は、困難!です。
2.戦術
昨シーズンは、[4-4-2]と[4-1-4-1]の併用から、
今シーズン、【4-4-2】攻守バランス型、「個の力」勝利の積み上げにより打開戦術ですが、前提となる「個別選手能力」で勝負となる選手はいません。当然、試合コントロールも不能で、支配率41.8%でリーグ最下位。自陣定位置に布陣しか無く、ひたすら一方的守備となり、ボール奪取からの攻撃も、切換スピードも遅く、ロングボール放り込み程度しか方法も限定され、パス数・クロス数も最下位。
要は、戦術は機能していない状態という事です。
3.各種データ
攻撃データは、得点・シュート数・枠内数・成功率、ほぼ全て10位~18位。
守備テータは、逆に、守備一辺倒で、タックル・クリアはリーグトップ数に到達。
特筆は、昨年15位で降格回避の主因となった、リーグトップランクの運動量・スプリント数も、大幅ダウンで、9位と4位。
全般、ストロングポイントデータはありません。
4.選手
移籍シーズンにより、大幅ダウンは前述の通りですが、試合起用数は23選手で、内8試合以上起用の主力10選手+5~7試合起用の準主力3選手で、13選手が中核選手ですね。
集中起用で、連携・共通意識・組織力をアップさせられる筈ですが、練習・指示の問題なのか、成果は出ていません。
選手の中での、特筆注意選手は存在していない現状ですね。
5.ポイント
前試合の浦和戦をTV観戦しましたが、クロス攻撃への守備が大弱点でした。大量失点も同一失点パターンの連続でした。
コンサの得意攻撃パターンで複数得点が可能です。
以上 故障・離脱現況と、新潟のチーム点検でした。
2017年05月17日
J1リーグは、過酷日程の中休み期間で、選手故障・離脱の「野戦病院」化で苦闘中チームには、少しでもリカバリー度をアップすべく、必死に回復を図っています。
11戦終了に拘わらず、各チーム「僅差の勝ち点差内」にあります。
これは、上位陣定着では、連勝継続の「快調ペース」にどのチームも乗れず、逆に、下位・出遅れチームも、挽回近接圏内で逆転可能という事です。
つまり、2017シーズンは、
序盤戦では、「大きく飛び出し成功チーム=首位争奪圏形成は無し」
「スタート同時に下位・降格圏定着チームもまだまだ流動的」との
展開との結果です。
では、11戦後時点でのリーグ現況をデータから点検です。
1.順位・勝ち点・得点・失点・得失差 を各順位で確認。
トップから勝ち点3差=1試合勝利で逆転差 毎にグループ分けると
①グループ(1位~勝ち点3差以内)上位8チーム
1位 浦和 勝点22 7勝1分3敗 得点1位 失点11位 得失差1位
2位 G大阪 勝点22 6勝4分1敗 得点2位 失点1位 得失差2位
3位 柏 勝点21 7勝0分4敗 得点6位 失点4位 得失差6位
4位 鹿島 勝点21 7勝0分4敗 得点7位 失点4位 得失差7位
5位 F東京 勝点19 6勝1分4敗 得点3位 失点4位 得失差3位
6位 C大阪 勝点19 5勝4分2敗 得点4位 失点2位 得失差3位
7位 川崎 勝点19 5勝4分2敗 得点4位 失点4位 得失差5位
8位 神戸 勝点19 6勝1分4敗 得点9位 失点2位 得失差7位
②グループ(首位と勝ち点4~6差以内)中位1チーム
9位 横浜F 勝点16 5勝1分5敗 得点12位失点4位 得失差11位
③グループ(首位と勝ち点7~10差以内)下位5チーム
10位 磐田 勝点15 4勝3分4敗 得点9位 失点4位 得失差9位
11位 鳥栖 勝点15 4勝3分4敗 得点7位 失点12位 得失差10位
12位 清水 勝点13 3勝4分4敗 得点9位 失点13位 得失差12位
13位 甲府 勝点13 3勝4分4敗 得点16位失点4位 得失差13位
14位 仙台 勝点13 4勝1分6敗 得点12位失点17位 得失差15位
15位 コンサ 勝点12 3勝3分5敗 得点12位失点14位 得失差14位
④グループ(首位と勝ち点15~17差以内)降格圏3チーム
16位 大宮 勝点 7 2勝1分8敗 得点18位失点16位 得失差17位
17位 広島 勝点 6 1勝3分7敗 得点15位失点15位 得失差16位
18位 新潟 勝点 5 1勝2分8敗 得点16位失点18位 得失差18位
全く近接状態で、1試合の勝利・敗北により、一気に順位変更です。
コンサは、3試合差での15位で、現順位は一瞬にして変化しますので、あまり意味が無いですね。つまり、1戦毎の勝ち点積み上げがポイントで、3試合頑張って勝利で、首位争奪グループIN、という事です。
全体は、
得点獲得(攻撃)と失点防御(守備)同時チームが上位陣、
どちらか偏重型が中位、
どちらも低レベルが下位 とチーム特徴により、3分されています。
結果、「得失差順位」が、ほぼそのままリーグ順位です。
コンサ上昇のためには、
「得失差の改善・向上」で、バランス良く「得点力と失点防御力アップ」が必須となりますが、これは視点を変えると、
「大幅な戦術転換ではなく、
選手能力アップ(個能力成長と起用選手選択)
+連携・組織の実践力アップ(スピード・精度・強さ)
+戦術工夫(創意・バリュエーション)」 となります。
置き換えると
徹底練習での改善と
故障選手の復帰・現有選手プレーコンディションアップ・・!! ですね。
2.個別データ
上位4チーム・下位4チーム(コンサ含む)で点検。
〔攻撃〕
1位 浦和 得点1位 シュート2位 同枠内1位 同決定率2位
2位 G大阪 得点2位 シュート10位 同枠内4位 同決定率1位
3位 柏 得点6位 シュート3位 同枠内2位 同決定率8位
4位 鹿島 得点7位 シュート3位 同枠内9位 同決定率13位
~
15位 コンサ 得点12位 シュート16位 同枠内13位 同決定率15位
16位 大宮 得点18位 シュート17位 同枠内18位 同決定率17位
17位 広島 得点15位 シュート1位 同枠内5位 同決定率18位
18位 新潟 得点16位 シュート12位 同枠内12位 同決定率16位
※得点のため、シュート数・同枠内数・同決定率がポイントは明らかですが、
広島例の通り、最重要・優先項目は「決定率」で、⇒枠内数⇒シュート数と
優先順位が低下していきます。
「決定率」の逆項目「非決定率=得点失敗率」の観点からは、
シュートの得点機会チャンスを「失敗シュート」により喪失している事となり、
低決定率は、「失敗シュート率=得点機会喪失率」となっている点です。
これでは、幾ら(他選手の努力で作った)「シュート機会」と「シュート」を、
しても、全く得点結果=勝利獲得には至りません。
コンサでは「決定率」急改善の取り組みがキーポイントです。
つまり、単なるシュート練習では無意味で、
「決定率」向上直結のシュート練習が絶対条件。
・・「ゴール内ターゲット・シュート練習」!!
強烈鹿島も、4位順位原因の「低決定率」に苦戦中ですね。
〔守備〕
1位 浦和 失点11位 被シュート2位 同被決定率12位
2位 G大阪 失点1位 被シュート1位 同被決定率2位
3位 柏 失点4位 被シュート4位 同被決定率11位
4位 鹿島 失点4位 被シュート4位 同被決定率8位
~
15位 コンサ 失点14位 被シュート14位 同被決定率14位
16位 大宮 失点16位 被シュート16位 同被決定率15位
17位 広島 失点15位 被シュート15位 同被決定率17位
18位 新潟 失点18位 被シュート18位 同被決定率18位
※「被シュート数」・・シュートまでの守備力データ
「被決定率」 ・・シュート阻止=DF等守備陣+GKの守備力データ
です。
※明白なのは、「被シュート数」の差が、失点数差・順位差に直結した原因です。
「被決定率」は、上位でバラツキ、下位チームは直結原因ですね。
※コンサは、「堅守」戦術の筈ですが、リーグでのレベルは下位です。
「即効改善」は、「より強固な守備陣構築=起用選手構成変化」です。
戦術変更でのカバーはどうでしょう。
現行「5バック・3ボランチ」はもう限界点・ギリギリですね。
システム上「5バック・4MF」があり得ますが、得点能力大幅ダウンで無理です。
また、個々の能力アップ・連携等組織力アップも、ほぼ限界点でしょう。
【起用選手構成変更しかありません】ね。
〔個別項目〕
コンサのその他ポイントデータです。
パス数 17位
同成功率 17位 ・・「不成功パス」=「ボールロスト率」が最低レベルです。
クロス数 2位 ・・クロス攻撃回数はリーグ2位で、依然攻撃パターン。
同成功率 7位 ・・圧倒的1位から急転落。マセードと早坂、田中と菅の差。
セツトプレー数 17位 ・・ストロングポイントの筈でしたが、回数はリーグ最低。
同得点 9位 ・・リーグで普通レベル得点力。-得点率=成功率は高い。
同失点 10位 ・・リーグ普通レベル守備力。
クロス失点 3位 ・・リーグ屈指の守備力。
支配率 16位 ・・44.1%で、守備系戦術
運動量 6位 ・・守備系のため、大量上下動が主体です。
スプリント 15位 ・・運動量は、60%「守備」のためですが、
スプリントは、70%「攻撃力」直結で、
攻守切換からの「攻撃」スピードと突破・推進力の源泉です。
逆に、ボールロスト時の「リカバリー・帰陣スピード」で、
コンサは、リーグ最低ランクという点が、「攻守」ともに
下位レベルの主因です。
以上の通り、リーグとコンサの現況を点検してみました。
コンサは、≪課題が絞られ明白≫となっています。
監督コーチ主導で、全選手・全チームでの「課題取組」度で今後の戦績が上下しますね。
一心不乱、力強く”コンサ進化”を進めましょう!!
2017年05月14日
コンサは最高レベルのプレイ・パフォーマンスで、現状では、これ以上上昇は不可能なレベルまで力を出し切っての敗戦。
完敗ですね。
全てで、ワンランク上で、これが実力差ですね。
素直に認められる内容でした。
局面では、ファビオのハンドのPKファウルの見逃し・ミンテのクリアミスの2つがありましたが、コンサの連続3ワンタッチパスから都倉のミートせずシュートの場面など、3・4局面でコンサの良いプレーもありましたが、大半は、全てのプレーで、レベル負け。
福森のフィジカルなどと比べ、ガンバの中3日移動後の試合日程などでの低下も無く、最後まで走り切って、試合後も、コンサの選手ダメージは、天と地の差でした。
降格圏内3チームも、勝ち点積み上げもあり、15位と「勝ち点5差」まで縮小。
コンサは、元々余裕等あり得なかったですが、きちんと積み上げなければ、今後、2戦で降格圏へ転落もあり得る状況ヘ悪化です。
次戦の勝利「勝ち点3獲得」が必須化させてしまいました。
よく頑張りましたが、結果が全てで、次戦での勝利が絶対です。
2017年05月14日
いよいよ、コンサの今シーズンの中で、【最注目試合】となりそうな「G大阪戦」の当日ですね。
チーム・全サポーターが一丸となり、最高の「戦力」を証明する日です。
本日の試合のキーポイントは、詰まる所、次の3点です!!
(1)前半~後半中盤まで、無失点等の「均衡試合」を成功させられるか。
(2)後半中盤・恐らく「60分」での切り札選手交代
「小野・ジュリーニョ」投入で、「1得点獲得」を成功させられるか。
(3)試合開始~試合終了まで試合全般で、
ガンバと、同等か・上回る「運動量・スプリント量」を維持し、
「複数・連携・組織プレー」を高いレベルで継続し続けられるか。
この3点の成功のためには、
選手・獲得コーチ一丸、「全選手の図抜けた闘志・意識統一・忍耐遂行力」、と
全サポーター、「選手の全プレーに圧倒的なエネルギー供給となる声援・サポート」
が絶対条件です。
これらが、成功した場合【奇跡・いや必然として、完勝が獲得】され、
見事、【今シーズン、最注目試合達成】となりますね。
+マセードの交代出場も重要ポイントになりそうです。
交代後、キーとなる布陣図は、
ジュリーニョ 都倉
兵藤 小野
早坂 宮澤 マセード
福森 菊地
横山
ソンユン ※金園out ジュリーニョin
荒野out 小野 in
菅 out マセード in
いざ!!勝負ですね!!
皆さん、ご一緒に、声をからし、燃え尽きる程のサポートをしましょう!!
2017年05月11日
次戦第11戦は、いくら点検・分析しても、「隙・穴・ターゲット」を見つけられない、リーグ最強チーム「G大阪」です。
唯一の弱点は、【過酷日程・ロード】の筈ですが、運動量低下・プレーのキレの低下は先ず発生せず、普通に対戦すると【大量失点による大敗】の試合結果が待っています。
では、対戦戦略はどうしましょう??
・・リーグ展開上、10戦で、順位15位、勝ち点12は、シーズン勝ち点目標「毎試合勝ち点1獲得」=10戦終了だと・・勝ち点10、の基準に「+2」で、次戦での勝ち点獲得失敗の余裕はあります。
例えば、
ひたすら穴の中にこもる様に、「守れを固めて」も待っているのは
「大量失点が中量失点」になるだけ=「0-5」が「0-4」になるだけで、
全く価値の乏しい試合で終わります。
と言って、ひたすら勝負!勝負!で、「攻撃主体」も結果は
「1得点の代替に大失点」=「1-6」で、過去の4対戦の内容でした。
結論は、
サポーターと選手で産み出す「ドーム力」=選手・チーム能力✖150%戦力と、
「2016J2シーズンで作り上げたコンサならでわの組織・連携力」を
最強チームG大阪へぶつけた試合
=「いつもの堅守・速攻、組織と連携守備」試合です。
G大阪の個々のプレーに、
「強さ・正確さ・速さ」と「連帯・連携」で、
肉薄・近づき・一部では越えていくプレーを、
試合の中で、鍛えられ・洗練され獲得する、との試合で、
大敗も覚悟のうえで、「堅守・速攻」により【1-0】か【2-1】の「1点差」勝ちを獲得しに行きましょう!!
では、予想です。
1.戦術
今シーズン戦術【3-3-2-2】アンカー・3ボランチの「堅守・速攻」型です。
G大阪戦術も、今シーズンから変更の【3-3-2-2】型で完璧マッチアップとなります。
しかし、陣形布陣位置は、
コンサは、やや低めの定位置「D3rd上辺」にDFラインを「縦に短い密集組織守備陣」をセット。守備時は、「5バック+3ボランチ」守備。
対数G大阪は、反対に高い布陣位置「M3rd下辺からやや上」にDFラインセットで、完璧マッチアップ=「1:1」対峙型で、そのままでは「個々の力」勝負に引きずり込まれる所、コンサの「連携・組織型=複数」プレーで勝負し、「勝利の局面」を増やしていきます。
特に、アンカー・2インサイドハーフの3ボランチ勝負は、
G大阪:A遠藤・井手口・倉田 VS A宮澤・兵藤・荒野 の勝負の所、+DF横山・福森・ミンテ、FWジュリーニョ・都倉の参加も含め、「2:1」「3:1」局面をどう作るかで、勝負とします。
支配率は、コンサ:45%-G大阪:55%で、
「G大阪の強力FW・サイド・ボランチ攻撃」に対し「コンサの組織型守備」
「中盤支配」を掛けた「3ボランチ・DF・前線でのボール攻防」
「ファビオ・三浦・金正也の鉄壁守備陣」を破るべく「コンサの速さ・独創性・鋭いサイド攻撃+高さと決定力」
「遠藤VS福森」の憧れの「セットプレー対決」
「G大阪の運動量・スプリント」に「コンサの運動量・スプリント数150%増し」
の各勝負です。
2.試合展開
目標試合展開は
試合開始~15分 「守備最優先」時間帯として堅守維持。
30分 被シュート数は多数となっても、
身体張った複数連携守備で「無失点」継続
「ボール奪取」機会の中、素早い攻守切換が可能な局面のみ、
速攻。但し、絶対に「守備バランス、DFラインは維持したまま」
45分 前半終了前の「G大阪攻勢時間帯」も同様に「無失点」維持
後半開始~60分 「守備最優先」時間帯として堅守維持。
75分 選手交代。ここから15分間、速攻攻勢。
この中の「セットプレー」で先制点獲得。
80分 勝勢局面の場合、選手交代【5-4-1】へシステムチェンジ。
試合クローズを図る。
90分 【 1-0 】で辛勝!!
と行きたいですね。
3.メンバー
【3-3-2-2】で記載します。
都倉 金園
兵藤 荒野
早坂 宮澤 マセード
福森 ミンテ
横山
ソンユン
SUB: ジュリーニョ 75分投入・金園OUT
小野 75分投入・荒野OUT
河合 勝勢局面なら80分投入
システムチェンジ・マセードOUT
菅 菊地 進藤 金山
75分から、攻撃強力選手;ジュリーニョ・小野投入し、
速攻のスピード・質を大幅アップし勝負時間帯とします。
最大の難敵G大阪戦を、ドーム力とコンサ選手の瞬間進化・能力アップとで、勝ち点獲得試合を達成です!!
全サポーターの結集と、応援をドームへ、コンサへ、「一緒に!!」
以上
2017年05月11日
さて、今シーズン中盤戦のスタートです。
強敵・リーグトップチームのG大阪を、自信・不敗「ドーム」で迎え撃つホーム戦でのスタート。
=相手にとって不足無し=、愛着選手も在籍のG大阪のチーム点検です。
我々コンサの渾身の力を結集し、リスペクトの上でね叩きのめしましょう!
では、
1.現況
皆さんご存知の通り、Jリーグ創設10チームの中で、松下電器によるサポート・資金力を基盤に、J1リーグ優勝2回・直近2014チャンピオン、Jリーグ杯(現YBC杯)優勝2回、天皇杯優勝4回、ACLも優勝1回、蒼々たる戦績を誇り、今シーズンも、リーグ戦・ACL戦を奮闘中の強豪チームですね。特筆事項は、2012の突然の絶不調・2013にJ2降格し優勝し1年での昇格・2014昇格シーズンにJ1リーグ優勝です。この3年間で、選手層が大幅に入れ替わり、自育成選手のJ1リーグ選手化を軸に、テクニック・経験値・戦術能力・フィジカルのリフレッシュ・再構築に成功した点です。資金力の豊富な”ビッグクラブ”の中、正統派・最適な選手保有戦略と実行に成功し、本来優秀な「選手育成力」を復活し、理想形を目指しているチームですね。(どこぞの”金に任せて、トップ選手引き抜きで選手保有”とのチームとは、真逆です!!)
今シーズンの戦績は、
順位3位 勝ち点19 5勝4分1敗 得点21 失点9 得失差+12
リーグ順位 1位 2位 2位
1位との勝ち点差「2」で、首位を常時射程圏にとらえてシーズン展開し、いつ「首位奪取」してもおかしく無いポジションで、好調シーズンを展開。
得点・失点もリーグトップで、敗戦数はリーグ最少チームで”負けないチーム”です。
コンサとの対戦戦績は、2012・2013まで遡りますが、コンサの4連敗中でその全てが「大量失点・得点微小」で完敗でした。
データ上、前年と対比すると(2017は、現在値のままだと✖3.4倍=予想値です)
2016 4位 勝点58 17勝7分10敗 53得点 42失点 得失差11
2017 勝点65 17勝14分3敗 71得点 31失点 得失差40
やはり、敗戦数が激減し、引き分けが増加となり、勝ち点は+7で、昨年では3位となる勝ち点数。 得点力+18得点 失点(守備力)-11失点で、攻守ともに戦力が上昇しているデータ値です。
個別項目も、
2016シュート数13位 ゴール5位 成功率3位 被シュート数17位 被ゴール9位
2017 同 7位↗ 同 2位↗ 同 1位↗ 同 9位↗ 同 4位↗
全項目向上です。
残念ながら、と言うか、ヤハリここまで、隙は全くありません。
2.戦術
今シーズン、チーム進化のため、システムを変更し、攻守の大幅向上の有力主因です。
2016システム戦術 【4-2-3-1】攻撃型・個々の(選手能)力を中心に、前線からの守備と高い位置の布陣により、高支配率52%(5位)で試合展開を行う積極戦術。
対して
2017システム戦術 【3-3-2-2】やや守備バランスで、前線からの守備・高い布陣・高支配率53.5%(5位)は継続し、守備力強化型に進化した戦術で、戦績の通り、守備力向上(失点大幅減少)、得点力向上(得点増加)との攻守ともに大きな進化となった戦術です。合わせて、同システムでは、中盤選手(ボランチ・インサイドハーフ・サイド)を中心に、運動量・スプリント数が急上昇し、運動量9位↗2位・スプリント数7位↗1位と急激アップの進化型です。この変更は、2016シーズンACLリーグ戦対策で、より守備力強化のシステムに変更させて「攻守」ともに戦力アップを図る、との戦略意図によるものですね。
ちょっと別視点からも。
選手起用現況です。
現在まで、22選手をリーグ戦に起用。比較的少な目です。10試合中スタメン起用の中核選手数は、「7試合」9選手、「5試合」3選手で、12選手が中軸選手として集中起用となり、連携力・組織力・共通理解・意思は高い状態です。
因みに、コンサは、同24選手起用、「7試合」7選手、「5試合」4選手で、11選手が中軸選手です。降格圏・最下位グループでは、25選手以上「7試合」+「5試合」が5~6選手と故障離脱により中軸構築不能状態とは、正反対の状況です。
本当に、穴がありませんね~!
3.個別項目
〔攻撃〕 2016
①ゴール 2位 5位
シュート 7位 13位
枠内 2位 6位
決定率 1位 3位
②パス数 4位 4位
成功率 2位
クロス 12位 12位
成功率 1位
得点 1位
直接FK 16位 15位
CK 6位 9位
SP得点 11位
〔守備〕
③失点 1位 9位
被シュート 9位 17位
被決定率 3位 2位
④タックル 7位 4位
クリア 14位 14位
インターセプト 1位 5位
〔基本〕
⑤支配率 5位 5位
運動量 2位 9位
スプリント 1位 7位
ほぼ全項目上昇・成長していて問題点が見つかりません。
4.選手
前述の通り、
自クラブ育成選手40%+他クラブ等から移籍し育成20%+有力高能力選手移籍40%で、理想形・将来の目標形が、現実となっています。
リーグ戦・ACL戦では、相手から選手を削る「汚い・ダーティー守備」の洗礼で、故障発生はありますが、リカバリー能力は大変高く、最短リカバリー期間・最高レベルの「日常選手フィジカルコントロール手法」で、有力選手は、治し切って試合で活躍まで保有の戦略で、あっという間に見限り契約破棄・放出するチームとは真逆の戦略です。当然、選手の愛着・帰属意識は高く、高いチーム愛を基礎とする選手での構成です。
ベテランは、いつまでも活躍し、中堅・他チームからの移籍選手も、活躍し、一番の売りは、次々とフレッシュな高能力若手選手が誕生し、チーム戦力としてJ1リーグ選手として活躍しているチーム。
「次の代表候補」がいつも複数人いますね!
ALLランダー今野・GK藤ヶ谷も元気に活躍していますね。
最終項目まで至っても、ターゲットは見つけられませんでした。
対浦和戦も、川崎戦も、横浜FM戦でも、発見できましたが、次戦G大阪だけは、本当に難しい対戦相手です。
恐らく、唯一の穴は、
【過酷日程】で、
前試合ACLアウェイ戦から「中3日」で札幌に前日移動となる点のみで、
スタメン・中軸選手のコンディション次第程度しかありませんでした。
どんな戦術・戦略で準備したら良いでしょうね?
2017年05月10日
第10節リーグ戦データがリリースされ、
前10戦「大宮戦」と、
コンサのリーグ現況 をデータで点検です。
1.第10節「大宮戦」の各項目実績データ
「大宮」と対比して記載してみます。
項目 コンサ 大宮
〔攻撃〕
〇得点 1点- 3位 0点-11位
◎シュート数 15本-2位 8本-16位
同枠内数 2本-14位 2本-14位
〇同決定率 6.7%-8位 0%-11位
✖パス数 351本-15位 464本-10位
△同成功率 73.2%-11位 76.3%-8位
△クロス数 17本-5位 23本-2位
〇同成功率 29.4%-4位 21.7%-7位
同得点 0点 0点
✖直接FK 6本-18位 11本-11位
〇CK 6本-4位 8本-2位
◎SP得点 1点 0点
〇SP成功率 8.3%-2位 0%-6位
〔守備〕
◎失点 0点-1位 1点-9位
◎被シュート数 8本-2位 15本-16位
◎被決定率 0%-1位 6.7%-10位
〇タックル数 19回-13位 17回-15位
◎クリア数 37回-2位 17回-13位
△インターセプト 1回-14位 3回-7位
〔基本〕
△支配率 46.1%-11位 53.9%-8位
〇運動量 110km-11位 108km-15位
スプリント数 137回-16位 148回-13位
「攻撃」では、≪シュート数と決定率≫、「守備」では、≪被シュート数と被決定率≫、〔基本〕はほぼイーブンで、攻守でのアドバンテージが「1-0」の原因でした。
コンサの、各項目データ順位からは、大宮対比と同一攻守項目の順位が高く、リーグ上位(1~4位)のパフォーマンスがデータ上証明されています。
2.コンサ現況 ~リーグ順位~
〔攻撃〕
①得点数-11位、シュート数-10位、同枠内数-13位、同成功率-14位
②パス数-17位、同成功率-15位、
③クロス数-3位、同成功率-4位、同得点数-4位
④直接FK-18位、CK数-6位、SP得点数-5位
〔守備〕
①失点数-15位、被シュート-13位、同被成功率-13位
②タックル数-13位、クリア数-2位、インターセプト数-8位
③クロス失点数-3位、SP失点数-8位
〔基本〕
支配率-15位、運動量-8位、スプリント数-16位
攻撃①の主要項目は、11位~14位で、リーグ下位の上位ランク
②クロス③SPは、ストロングポイントで、リーグトップランク
守備①の主要項目は、13位~15位で、リーグ下位で、改善必至課題
②のタックル数は改善課題。
基本は、運動量はリーグ上位。スプリント数は最下位ランクで緊急改善課題
直近監督コメントに、
得点数はまあまあ、「失点数が多過ぎで、改善すべき課題」とありました。
データ上、明らかですね。
課題点の発生試合は、ほぼ全て、アウェイ試合で、その結果は、5戦で「勝ち点1」の低戦績となるものです。
同様に監督コメント「アウェイ試合の工夫が必須」とありましたが、
データから確認された課題項目の「Away試合での改善」に集約されます。
ターゲットは明白です。
以上 直近リリースデータから現況点検でした。
2017年05月09日
前ブログで、一旦【過酷日程ロードから脱出】との記載をしましたが、
今週の「インターバル期間」を越えると、次の「過酷日程ロード第二段」の山が目の前に高くそびえます。
少し確認しておきましょう。
日(曜) リーグ戦 YBC戦 前試合との日数(前日移動日まで)
7日(土) H:大宮
14日(日) H:G大阪 7日間
ーーー「過酷ロード第二段期間」突入ーーー
20日(土) A:新潟 6日間(5日間)
24日(水) H:仙台 4日間
27日(土) A:鳥栖 3日間(2日間)
31日(水) H:柏 4日間
4日(日) H:神戸 4日間
ここまでが「過酷ロード第二段期間」----
17日(土) A:鹿島 13日間(12日間)
5月20日~6月4日までの、14日間で5試合で、最短次戦まで期間は「2日」です。
YBC戦の対戦姿勢がポイントとなりますね。
YBCリーグ戦は、残る2試合となり、リーグ戦突破を掛けたリーグ戦終盤ですが、対戦姿勢の考え方には、
①リーグ戦と同レベルの試合価値=チーム最強メンバーを投入
②1試合「勝ち点上積み」でリーグ突破狙い。「1戦」のみリーグ戦レベル=柏戦=
③2試合、リーグメンバー2~3名に限定し、全体SUB主体。
・・・など、ありますが、
②YBC戦H柏戦に、「リーグ主力メンバー」を多数起用し、確実に「勝ち点獲得」を図り、それ以外は、リーグ戦H1試合・A2試合を優先し、主力メンバー起用とする、との考え方ですね。
この様に、5月20日まで、前試合からの「13日間」の期間で、故障・コンディション低下からの復帰選手の「数・質」の勝負で、5月20日時点で、「2チーム分起用可能な選手数」を目標に集中整備に邁進しましょう。
当面の日程確認です。
2017年05月07日
第10戦「大宮戦」勝利は、シーズン展開で大きなポイントの1勝です。
選手とサポーターの力の現実・結晶の「ドーム力」を底力に、確実に勝利・勝ち点3を獲得しました。一時仮順位も14位となりましたが、10節全試合終了後、15位に戻り残念な想いを持たれた方も多かったでしょう。
しかし、この10節終了は、「コンサ」にとっては、【過酷な日程ロードの終わり】を意味しています。今、この時点での「順位」等、一喜一憂はちょっと早合点気味ですね。
実は、重要なポイントが今出現しています!
と言うのは、
全チーム日程を確認すると、
「過酷日程終了」は「コンサと横浜FM」の2チームのみにもたらされた日程で、外の【16チームは、過酷日程は5/14迄、更に1週苦闘中】との事実です。
この過酷日程での戦績と現況を以下で確認しますが、【チームへのダメージは急激に増大・深刻化】します。
今後のシーズン展開を見ると、
この過酷期間の「戦績・チームベクトル(勢い)・ダメージ・成果」が、その後のシーズン展開の「スタートポジション」を形作ります。
間違いなく、大きな「ターニングポイント」になりますね。
では、現況確認です。
1.第10節現況基本内容
現時点内容を。
順位1位 鹿島 勝点21 得点13 失点 9 得失差 4
2位 浦和 19 24 11 13
3位 G大阪 19 21 9 12
4位 F東京 19 16 9 7
5位 柏 18 13 10 3
6位 川崎 16 14 11 3
7位 C大阪 16 11 8 3
8位 神戸 16 11 9 2
9位 磐田 15 13 9 4
10位 鳥栖 14 13 12 1
11位 横浜FM 13 10 11 -1
12位 甲府 13 8 10 -2
13位 仙台 13 10 20 -10
14位 清水 12 12 14 -2
15位 コンサ 12 11 15 -4
16位 広島 6 7 13 -6
17位 新潟 5 7 19 -12
18位 大宮 4 3 18 -15
①コンサから見て、J1リーグは4グループに分かれました。
「勝ち点3以内」・・コンサも含み「7チーム」が混戦、1試合で入れ替わり
「同3~6」 ・・「4チーム」連勝がスタートすれば次のターゲット
「同6~9」 ・・「4チーム」当
一方、降格グループとは「勝ち点6~8」差が拡大中。
②コンサの「得点数」は次グループランク、課題は「失点数」で降格グループ並みで、課題優先順位は、「失点数減少」>「得点数拡大」の順。
③コンサ勝ち点獲得ペースは、目標「毎試合勝ち点1獲得」=10戦目で「勝ち点10」を僅かのみ上回る「+2」の最低ペースで、「勝ち点上積みペースをアップ」のためには【連勝】が必要。 です。
2.「過酷日程期間の戦績・現況」を一覧します。
日程期間;4月21日(金)~5月14日(日) 24日間 リーグ・YBC・ACL
期間① 4月21日(金)~5月7日(日) 17日間
② 5月 8日(月)~5月14日(日) 7日間
チーム 試合 勝敗 得点 ②試合数
㋐絶好調;勝ち越し(勝+分)数4
磐田 5 3勝2分0敗 10得点 2 (5/10・5/14)
G大阪 4 2勝2分0敗 11得点 2 (5/9・5/14)
㋑好調;勝ち越し数3
F東京 5 4勝0分1敗 8得点 2 (5/10・5/14)
仙台 5 3勝1分1敗 11得点 2 (5/10・5/14)
C大阪 5 2勝2分1敗 8得点 2 (5/10・5/14)
㋒良好;勝ち越し数2
鹿島 4 3勝0分1敗 7得点 2 (5/10・5/14)
柏 4 3勝0分1敗 5得点 2 (5/10・5/14)
川崎 4 2勝1分1敗 7得点 2 (5/9・5/14)
甲府 4 1勝2分1敗 2得点 2 (5/10・5/14)
㋓まあまあ;勝ち越し数1
コンサ 5 1勝2分2敗 6得点 1試合(5/14)
神戸 5 2勝1分2敗 6得点 2 (5/10・5/14)
鳥栖 5 2勝1分2敗 7得点 2 (5/10・5/14)
㋔?;勝ち越し数0
浦和 4 2勝0分2敗 9得点 2 (5/10・5/14)
清水 4 0勝2分2敗 4得点 2 (5/10・5/14)
㋕不調;負け越し数1
大宮 5 1勝1分3敗 3得点 2 (5/10・5/14)
横浜FM 5 2勝0分3敗 5得点 1 (5/14)
広島 5 0勝2分3敗 5得点 2 (5/10・5/14)
㋖絶不調;負け越し数4
新潟 4 0勝0分4敗 4得点 2 (5/10・5/14)
皆さん、過酷に日程と言っても、4試合チームが8チームもあり、過酷日程に大きな差があったとは、驚きですね。チームがダメージを受け傷ついて行く中、
8チームに有利、10チームには不利な日程は、おかしいですね。
勝負の世界ですので、全チーム、平等・均一な条件が絶対の筈のところ、大変不可解な日程です。ただし、「コンサ・横浜FM」の2チームは、②の期間が1試合少なく、「過酷日程」から解放されます。
しかし、やはり、その過密期間の「戦績」は、上位グループ(㋐~㋒の9チーム)中、5チームが「4試合数チーム」で、明らかに、戦績に反映されています。
この期間、好調・絶好調チームは「高得点数」チーム(甲府以外)でした。つまり「守り切る」=守備中心のチームは「甲府」以外成功せず、逆に、「攻撃力」を発揮したチームがこの期間を勝ち切った、との結果となりました。特に「低得点数」チームは、低結果戦績に直結した、との内容でした。
コンサの戦績は、勝ち点獲得試合>無勝ち点試合で、まあまあでした。まあまあに留まった理由は、「得点数6に留まった」点にあり、反省点ですね。
さて、この期間、コンサはまあまあの戦績の代償に、「新たな故障・離脱、全体のフィジカルコンディション低下」のダメージを受けましたが、或る意味「最小限のダメージ」に抑制出来たとも言えます。同時に、苦しい中、「育成層の実戦経験・SUBメンバーの実戦ブラッシュアップ」を獲得し、一段底上げとなり、確実に、戦力アップとなりました。
やっと、選手・監督コーチは、束の間のリフレッシュ・完全オフですね。
他の16チーム苦闘継続の中、我々は、十分リフレッシュし、万全態勢で次戦へ準備できるアドバンテージ状態です。
このリフレッシュ期間は、今後のシーズン展開上、大きな意味を持つと思います。
各チーム、この過酷日程でのダメージ内容とそこからのリカバリーが、今後の戦績に直結します。 コンサ(と横浜FMも)は、大きなアドバンテージからスタートです!!
皆、頑張りましたので・・・!! ちょっと、ゆっくり~しましょう。
2017年05月05日
昨日ブログは、
『コンサの現有戦力が発揮されれば【複数得点差で完勝】としなければならない対戦相手です。現在の「残留グループの最下位位置」から脱出、「毎試合勝点1以上獲得」のシーズン目標に対して「勝点+2」状態としなければなりません。』と締め括りました。
対戦相手「大宮」も、YBC戦は「完全ターンオーバー型起用」とはならず、更に、前節「浦和戦」の後遺症から、「試合起用予想の主力選手コンディションに苦慮」している、とのリリースも出ています。
しっかりと、【複数得点差で完勝】を達成です。
では、戦術・試合展開・メンバー予想です。
先ず、大前提です。
攻守に戦力低下状態の「大宮」も、前節、渾身の一滴試合で「浦和を1-0・ウノゼロで撃破」ですね。但し、「浦和」の独り相撲で「土俵から転落」したもの、すなわち、浦和の「シュート22本、内枠内数3本=枠外数19本」に尽きます。「浦和のシューターは『超緩いシュート練習』の意識」だったんでしょうね。つまり「浦和の驕り・独り善がり」がその試合の本質で、「大宮」の戦力ではありませんでした。
1.戦術
大宮の「低攻守力」に対抗するには、「コンサのストロングポイントをしっかり出す」という単純系です。
コンサの定番・基本戦術【3-3-2-2(守備時5-3-2)】堅守・速攻型です。
しかし、実際は、現状の「大宮パスサッカー戦術」での「攻撃推進力」は小さく、
守備ラインは、「M3rd下位置」まで上昇し、
通常よりも「高い位置」に「縦に短い密集ブロック陣形」を布陣し、
ボール奪取位置も「センターライン前後まで上昇」、長短パスの精度も上がり、
そこからの速攻は「相手ゴールまで近く」「短手数・高スピードの速攻」を反復継続でき、
「サイド・DF裏スペース」から、
クロス・ショートカウンター・派生のセットプレーで、
攻撃時間帯も延び、支配率も「55%」近くで、「フィジカルコントロールもし易い『省エネ』試合」となります。
コンサの
「堅守とボール奪取力」、
そこからの「長短カウンター」と「クロス攻撃」、
「ゴール前の高さと決定力」、
「セットプレー得点力」 を全面的に開花させる試合です。
2.試合展開
試合全般、コンサが試合をコントロールし続けるもの、となりますね。
試合開始~15分 試合直後から、コンサの猛攻が炸裂し、早々に「先制点」獲得
~30分 猛攻が継続し、「大宮」が建て治る隙を与えず「追加点」獲得
~45分 やや攻撃疲れで、ペースダウンし、「2-0」で前半終了
後半開始~55分 「フィジカル低下が仕切らない前」での交代で、
1名選手交代。同時に攻撃活性化。
~70分 猛攻を再開し、更に「追加点」獲得。
1名選手交代し、攻守に活性化。
~80分 試合の「クローザー」投入で、1名選手交代。
~試合終了 「3-0」で完勝 獲得。
3.メンバー ・・本日、最大のポイントは「CBスイーパーは誰か」と「復帰」ですね。
ジュリーニョ・金園が、「復帰」です。本当に「嬉しいですね!」
特に、「頼えるHi能力選手ジュリーニョ」の復帰は、今のコンサには「砂漠に水」で、大貢献の復帰です。本来、「肉離れのリカバリー」ですので、「2か月=6月10日頃」もあり得ましたが、「1か月も早く復帰出来」、本当に本人も周りも頑張ったんですね。
拍手で合流をお祝いする、と伴に、大活躍に期待しましょう!
では、いつもの、【3-3-2-2】システム通りに記載です。
ジュリーニョ 都倉
兵藤 荒野
菅 宮澤 早坂
福森 ミンテ
菊地
ソンユン
SUB 金園・小野・石井・前・進藤・永坂
金山
55分 ジュリーニョ⇔金園 交代し同一ポジション
70分 兵藤 ⇔ 小野 交代し同一ポジション
80分 「2-0」等勝勢の時、
菅 ⇔ 進藤 交代し、
以下の【5-4-1】システムにチェンジ
都倉
小野 荒野 宮澤 金園
福森 進藤 菊地 進藤 ミンテ
ソンユン
※「CBスイーパー」は
「前YBC戦」テストでは合格しませんでしたが、
=福森・ミンテの実績CBとのライン「組織力」と
「大宮」への(低下してもよい)必要守備力=から、
「菊地」で再トライです。
(それ以外は、宮澤のリバイバル起用などの奇策も含め、戦力低下ですので)
頑張れ「菊地」!!で、期待を込めて。
以上 頑張れコンサ!!
全選手・監督コーチ、そしてサポーターの力を結集して、
【完勝】=勝点3 獲得を !!
2017年05月04日
昨日試合を無かった事には出来ませんが、
”気を取り直して”次戦、節目の第10節「大宮戦」に移動しましょう。
昨日試合で判明?の様ですが、「河合」の離脱は長いのでしょうね?!
期間は不明ですが、次戦の起用は困難のため、昨日「菊地スイーパーテスト」だったのでしょう。結果は、〇とはなりませんでした。進藤・永坂とのトリオも原因だったでしょうが。
次戦のポイントの一つが「スイーパー起用選手の選択」ですね。
では、次戦「大宮」のチーム点検です。
1.現況
順位18位 勝点 4 1勝 1分7敗 得点 3 失点17 得失差-14
無残な結果です。
2016結果は
順位 5位 勝点56 15勝11分8敗 得点41 失点36 得失差+ 5
現状のままでシーズン結果を予想すると
勝点15 4勝4分26敗 得点11 失点64 得失差-53
で、リーグ最低記録となります。
昨年対比で、得点力-26% 失点(守備力)-64% と攻守で大ダウン。
主因は2点。
●シーズン前選手保有構成・・移籍放出5名・加入5名で、数的には出入りは少なく、「主力(スタメン・SUB)4選手放出・主力(スタメン・SUB候補)4選手加入」で、「昨年5位選手保有継続」との予定でしたが、「家永・泉澤」放出で、「攻撃の核・主軸」を喪失し、加入の「茨田」は機能するも、「大前・長谷川・瀬川」はフィットせず、「攻撃力」大幅ダウン。
●故障により、チームの中核主力GK・CB・2FW計4選手の離脱で、守備崩壊・攻撃もさらに悪化となりました。
苦しい選手・起用状況を表すデータがあります。
シーズン9戦目まで、リーグ戦の起用選手数は「24選手」で(コンサは23選手)、リーグ上位「浦和」の17選手のデータと対比すると、リーグ最多選手起用数レベルです。
その中で、7試合以上スタメン選手は、僅か3選手(コンサは7選手)で、「浦和」の11選手のデータと比較すると、極度の少なさに驚く程で、断トツ「中核選手最少チーム」です。
チーム状況悪化が原因で、改善即効策も建てようがありません。
現状、「選手の意識・ハート」だけしか無く、現順位は脱出困難でしょう。
コンサをはじめ、全チーム「絶対に、複数得点差で完勝」必須の対戦相手です。
2.戦術
2015シーズンから渋谷監督(2014~)は、
【4-4-2】「攻守バランス型」システム戦術のみを採用・継続。
「個の力」=「個々のマッチアップでの勝利を積み上げる」オーソドックス戦術。
だからこそ、「有力選手保有とスタメン起用」が大前提の戦術の筈ですが、
現状は、
「有効に戦術実践できる選手不足」で、
攻守バランスも「守備一辺倒」「連携・組織力不足」、
パスサッカー戦術もパス数9位、同成功率は17位と戦術として成立せず、
支配率も12位「48.2%」で試合展開は相手次第。
2016の多彩な得点パターンも、ほぼ喪失状態。
3.個別データ
〔攻撃項目〕・・ほぼ全項目最下位状態
①シュート数 17位 (前年11位)
枠内 17位
決定率 18位 (前年10位)
②パス数 9位
同成功率 17位
クロス数 11位
同成功率 10位
〔守備項目〕・・昨年の最後の壁・守護神は、消滅したのですね。
①被シュート数16位
被決定率 17位 (前年 1位)
②タックル数 16位
クリア数 4位
インターセプト 3位
〔基本項目〕・・スプリントの急低下が、「個での負け」理由です。
①支配率 12位 (前年12位)
②運動量 14位 (前年13位)
スプリント数10位 (前年 3位)
※全項目、突出したストロングポイントが見当たりません。
今シーズ、これまでの対戦相手の中で対比すると、最低データです。
4.メンバー
9戦中、7試合スタメンの中核選手は、DF河本・MF江坂・茨田の3選手のみで、故障離脱の中核「GK加藤・DF菊地光将・FWムルジャ・ペチュニク」4選手の代替は成功していません。清水から移籍の「大前」も大宮では埋没です。
以上
どう見ても、コンサの現有戦力が発揮されれば【複数得点差で完勝】としなければならない対戦相手です。
現在の「残留グループの最下位位置」から脱出、「毎試合勝点1以上獲得」のシーズン目標に対して「勝点+2」状態としなければなりませんね。
2017年05月03日
9戦目の詳細試合データから、9戦終了時点での「データからのリーグ現況」点検-No.2版です。
9戦目で、少し傾向が変化して来ました。
では、
1.基本項目
前ブログで、「勝点 得点・失点・得失差 故障数」と「順位」の相関関係は点検し、「得失差」順位が、リーグ順位に最短で、
結論は、
コンサは、「攻守バランスは偏重はさせずに維持しつつ、得点・失点改善を図る」
=「システム等の戦術変更はせず、プレイ精度・スピード・運動量・連携組織力を向上する」
となりました。
では、個別データです。
2.攻撃項目
①得点・シュート数・枠内数・決定率 順位
リーグ順位 チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率
1位 浦和 1位 2位 1位 2位
2位 G大阪 2位 10位 2位 1位
3位 神戸 9位 3位 4位 15位
4位 鹿島 3位 5位 8位 12位
5位 F東京 4位 14位 11位 4位
~
14位 甲府 14位 17位 17位 6位
15位 コンサ 13位 18位 13位 14位
16位 広島 17位 1位 9位 17位
~
※1.前記のとおり「得失差」=「得点・失点のバランス値」がリーグ順位により直結で、得点数だけでは、順位上昇とは限りません。
より、強烈に証明している項目が「シュート数」で、全く「順位」とは無関係です。
しかし、「枠内数」では、より順位に連係しています。
先ずは、【「枠内」シュート数の増加が、順位上昇項目】です。
注目点は、最直接関係だった「決定率」が、順位に連動しなくなっています。
リーグ全体傾向は、順位連係から【「決定率」から、「枠内数」へ移行】している現況です。
コンサ特徴は、
「得点力は下位G」
「シュート数はリーグ最低で、トップチームの1/3しかありません」
「決定率は最下位から試合毎に上昇、9戦目はリーグ2位」です。
※2.攻撃基本項目では、「シュート数✖決定率=枠内数⇒得点数」との公式が成立しています。 結論は、得点増加とは【枠内数増加⇐高い決定率✖シュート数】で、優先順位は「先ず決定率のアップ」の上で、「次にそのシュート数を増加」させるとなり、練習法に置き換えると「枠内ターゲット練習」によるレベルアップとなります。(以前から、再三記載させて頂いていますね!)
※3.上位に異変の兆し。「決定率」で、圧倒的首位に君臨していた浦和が、急ブレーキし、G大阪に首位明け渡し、2位へダウン。9戦目大宮戦が原因ですが、浦和の弱点露呈で注目です。
②パス数・同成功率・クロス数・同成功率・同得点・セットP数・同得点
リーグ順位 チーム パス数 成功率 クロス 成功率 得点 セットP 得点
1位 浦和 2位 2位 8位 16位 1位 2位 14位
2位 G大阪 5位 4位 10位 7位 1位 13位 10位
3位 神戸 10位 6位 17位 9位 11位 12位 4位
4位 鹿島 4位 5位 9位 11位 11位 11位 3位
5位 F東京 9位 7位 4位 17位 4位 3位 4位
~
14位 甲府 16位 15位 16位 14位 11位 16位 4位
15位 コンサ 17位 14位 3位 5位 4位 17位 10位
16位 広島 3位 3位 1位 2位 16位 1位 14位
~
※1.パス数は全く順位に無関係ですが、「パス成功率」は一部例外(広島)以外はほぼ連動しています。実は、攻撃項目というより、この成功率の裏側となる「パス失敗率」=「ボールロスト率」で、「失点」に直結となるためです。
コンサは、「パス失敗率」=「ボールロスト率」17位で、「失点」の基因となり重要項目です。「パス成功率」アップは、攻撃の継続による得点力は当然、さらに大きな効果が「ボールロスト率」の改善=「失点」減少の有力手段となります。
※2.大変残念ですが、クロス数・クロス成功率で、圧倒的1位だった我がコンサは、急落しました。「マセード・田中」の離脱後、低下傾向に歯止めが掛かりません。「交代起用選手」のパス精度に課題がある事は明白です。早坂・菅選手のクロスパス力向上が喫緊課題です。
※3.クロス(サイド攻撃)とセットプレーの両方ストロングチームは、意外に、「FC東京」チームのみで、上位チームでも、どちらかに偏っています。「守備」対策では、絞り込めるとの結論が導かれますね。
3.守備項目・その他
①失点・被シュート数・被決定率・セット失点・クロス失点
リーグ順位 チーム 失点 被シュート数 被決定率 セット失点 クロス失点
1位 浦和 4位 2位 16位 10位 7位
2位 G大阪 4位 10位 3位 1位 7位
3位 神戸 3位 3位 5位 1位 13位
4位 鹿島 1位 1位 9位 7位 7位
5位 F東京 7位 11位 2位 7位 1位
~
14位 甲府 7位 15位 4位 10位 1位
15位 コンサ 15位 13位 14位 15位 3位
16位 広島 7位 6位 12位 10位 3位
~
※1.失点数は、一部例外(広島)以外、ほぼ順位に連動しています。しかし、被シュート数=シュート機会数=リスク発生数と、失点は連動していません。また、「被決定率」も同様、失点と連動していません。その理由は、「失点数」は、所謂「決定機」数と「決定機阻止率」=「DF・GKの失点阻止率」により連動するためです。守備力は、結局、「得点阻止率」であり、その阻止のための「守備(壁)回数」「個々の守備プレー(阻止率)」「最後のDF陣」「GK」の項目が連動するためですね。
コンサは、全項目が課題ですね。
※2.失点でも、セットプレーとクロスの両方が課題のチームはなく、どちらかに強弱を持っています。
コンサは、クロス防御力は高いですね。「高さ」と「経験値」の強さによるもの。逆に、セットプレー防御力は課題です。「ポジショニング」「連携」に課題があります。
②その他 ~支配率・運動量・スプリント数
リーグ順位 チーム 支配率 運動量 スプリント数
1位 浦和 1位 11位 11位
2位 G大阪 5位 4位 9位
3位 神戸 8位 16位 12位
4位 鹿島 3位 15位 9位
5位 F東京 9位 10位 3位
~
14位 甲府 17位 13位 7位
15位 コンサ 16位 7位 16位
16位 広島 4位 17位 18位
~
※1.支配率・運動量・スプリント数は、順位とは連動しません。
やはり、上位Gは、例外はあるも、ほぼ「運動量・スプリント数」順位が低順位で、「省エネプレー・戦術」で、高プレー実践となり、「個々の選手能力」と「支配率高め・多パス数」の戦術が大きいでしょう。
同時に、故障者数の少なさに直結し、「選手フィジカルコントロール」にも展開・関係して来るものです。
※2.コンサは、下位グループの選択戦術「支配率は相手主導、堅守・速攻型」の必須条件の「運動量」は平均で問題なしですが、「スプリント数」が大きく不足していて、喫緊の課題ですね。
4.YBC「FC東京戦」に一言
新たな怪我人・故障を生まなかった点だけが成果の、今シーズン最低内容試合。
無残でしたね。
システム・選手起用の失敗が、その原因の全てでしょう。
因みに、 上原 菅
小野
石井 前
菊地 ミンテ
永坂 進藤
横山
金山
調子に乗った「藤村」起用をミンテに変え、ポジションを交換しましたが、
これだったら、シュート「0」CK「0」の惨事は起きず、勝利も望めました。
こんな悲惨な実戦試合を歴史に残す事もなかった。
試合途中、選手が混乱し、パスミス(相手選手へのパス)20本位?発生は
見ていられない状態。
監督・コーチは、「悲惨状態を目の当たりにして、茫然としていた」のでしょうが。
試合を無かった事には出来ませんが、「忘れ」次戦に集中です。
場合によっては、・・・!!不吉な予想も頭を横切りますが、
全員、ふっきりましょう。
データから、リーグとコンサの現況を点検しました。
2017年05月02日
J1リーグの「過激・過酷日程」の真っただ中、
各チームとも「苦闘中」の9戦目です。
9戦目の個別データは未だリリース前ですが、判明データだけでも現況が表れています。
確認してみます。
1.現況 4つのグループに分かれています。~得点・失点・得失差は順位表示~
順位 チーム 勝点 得点 失点 得失差 主力故障者数
①優勝争い候補グループ=〔毎試合勝点2点以上チーム〕
1位 浦和 19 1位 7位 1位 3名
2位 G大阪 18 2位 2位 2位 2名
3位 鹿島 18 5位 4位 6位 0名
②上位グループ=〔毎試合勝点1.5点以上2点未満チーム〕
4位 F東京 16 3位 4位 3位 1名
5位 C大阪 16 8位 1位 4位 2名
6位 柏 15 5位 7位 7位 3名
7位 神戸 15 11位 2位 7位 3名
8位 磐田 14 4位 4位 4位 5名
③下位グループ=〔毎試合勝点1点以上1.5点未満チーム〕
9位 川崎 13 8位 11位 9位 4名
10位 横浜FM 13 11位 7位 9位 2名
11位 仙台 13 11位 18位 16位 1名
12位 甲府 12 15位 7位 12位 3名
13位 鳥栖 11 5位 12位 9位 0名
14位 清水 11 8位 14位 12位 1名
15位 コンサ 9 11位 15位 14位 7名
④降格候補グループ=〔毎試合勝点1点未満チーム〕
16位 広島 5 17位 12位 15位 3名
17位 新潟 5 16位 16位 17位 0名
18位 大宮 4 18位 17位 18位 4名
※1 全体を通して、得点・失点・得失差の各順位と、リーグ順位が「±1内でほぼ一致」数は、得点・・10チーム、失点・・9チーム、得失差・・13チームとなり、
「得失差」の順位を上昇させる事が、順位上昇に直結との現状。
この点から「得点や失点のどちらかに傾斜」ではなく、「バランスを傾斜させずに得点・失点改善」が必要となります。システム変更・戦術変更というより、「プレー精度・スピード・量」「連携・組織力改善」です。
※2 故障数と、①~④グループ位置がかなり連動しています。
主力の故障数の多寡が、本来戦力順位を大きく上下させ、「現順位」を決定している点です。
具体的には、戦力ダウン順
1位 コンサ 7名 ・・著しく故障数を増加させ、最多戦力ダウンチーム。
失点数順位「15位」の主因はボランチ選手半減、サイドも半減にあります。
2位 磐田 5名 ・・ここ1試合で故障2.5倍、それまでは少数チーム。
今後、順位降落は必至です。
3位 川崎・大宮 4名 ・・2チーム共に、中心選手の故障で、戦術実践・対応で苦闘
今後、故障者復帰で、順位上昇。
逆に、少数チームは、①優勝候補G・②上位グループ・降格予想で現在中位チームです。
しかし、このチームは、今後、故障離脱の発生が、降落リスクです。つまり、アッパー状態で、現順位となりますね。
2.コンサ現状と原因
①故障者現状 (リリース情報から復帰予定日)
リーグ最悪状況チームです。
・離脱者確認-7名+2名?
〔公式リリース〕CB;増川(7/23)、DM;稲本(8/11)、DM;深井(2/2)、SH;マセード(不明)、SH;田中(6/30)、FW;ヘイス(6/2)、FW;ジュリーニョ(6/11)
〔不良?〕CB・DM;河合(不明)、DM;宮澤(不明)
・起用可能(【3-3-2-2】システム必要数)
GK(1)-3名、CB(3)-7名横山・菊地・ミンテ・福森・永坂・進藤・濱、SH(2)-2名早坂・石井、DM(3)-2名兵藤・前、OM(0)-2名小野・荒野、FW(2)-4名都倉・内村・上原・菅、2種登録;4選手MF井川、佐藤、FW藤村、GK櫻庭
さて、システム上起用必要( )数と、可能数とのギャップは、
GK-+2◎、CB-+4◎、SH-±0✖、DM-△1✖✖、OM-+2◎、FW-+2〇で、
「SHはギリギリ、DMはマイナスの欠員最悪状態」逆に、CB・OM・FWからカバーです。最悪のDMはコンサの心臓部。リーグ水準選手起用がシステム戦術を有効にする必須内容です。CBから「ミンテ」、OMから「荒野」でカバーしかありません。
②リーグ最低最悪の選手コンディション原因
全チーム、リーグ日程の厳しさは平等・同一です。
間違えても、そこは「言い訳にはなりません」し、「してはなりません」ね。
更に、もう一点、もっといけないのは、「選手個々の能力」の問題とする事です。
ここも、「特別フィジカル能力の低い選手」の集合体チームではありませんし、故障選手を一人ずつ見ても「比較的フィジカルの強い選手」です。
問題箇所は、残念ながら、「チームの選手コンディション調整力(リカバリー力)」と「選手フィジカル状態把握の正確性と試合起用の適正」の2点です。
つまり、「監督・コーチ」です。
根本的に、原因追及・改善がない限り、「次の故障者が発生」してしまいます。
少なくとも、監督・コーチの認識の問題で、ひいては野々村社長責任です。
確か、コンサは逸早く「科学的手法によるデータ管理」での「フィジカルコンディション・コントロール」導入チームだった筈ですが、リーグ最低の結果に陥っています。
「特定選手に集中する選手起用」は何回もその功罪を指摘して来ましたが、明らかに、「罪」が集中発生しています。
抜本策が出せないのなら、「起用法」を変更するしかありません。
「過剰起用」の判断・基準を、客観的に設定し、少なくとも「選手の強い意欲・意識」による起用での「故障発生・悪化」を防止です。
「監督の(試合)起用選択権」を揺るがせない事ですね。
一方、現在「リーグ全体44選手故障=チーム平均2.4名」はどうでしょうか。
シーズン開始後、2か月で2.4名(シーズン9か月・・11名、復帰もあり)、「毎月1名故障」のペースとなりますが、この程度では、問題ありとは言えず、やはり「リーグの過密日程が理由」とは言えません。
どう見ても、各チームの「選手管理力」の項目で、
現在J1チームでも、チーム間の能力には「大きな差」が現存し、「故障者数の多寡」との結果となる、との仮説は否定し難いものの様です。
3.明日のFC東京戦メンバー
上記内容と次戦(大宮戦)起用想定から、以下の内容です。
【3-3-2-2】システムで記載します。
金山
進藤 菊地 永坂
石井 前 菅
ミンテ 小野
上原 内村
SUB 杉山・濱・荒野・早坂・都倉・横山・兵藤
但し、起用可能は、濱・荒野・早坂のみ
起用可能で、札幌残留FPは、なんと「福森」1選手だけです~~?!
以上 現況確認+明日YBC「FC東京戦」メンバー予想でした。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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