〜進化〜143)三上GM・第3回オンラインミーティング注目点!

2024年07月13日

前回第2回オンラインミーティングで表明した降格圏脱出計画と真逆な戦績となり、最下位完全定着、更に、降格圏離脱・17位チームとの勝点差12まで拡大との事態となり、「鹿島敗戦直後に、クラブ全選手と全職員全体集合ミーティング」を実施し、直接、クラブ方策説明と各員の意思と思いを相互確認した。その際の内容を、そのまま、今回第3回オンラインミーティングで、コンササポーターへも全て開示し、相互理解とサポーターの意見・意思も確認したい、との目的で、月曜参加要請・抽選の上水曜参加者要請解答・木曜実施と、緊急に開催されたものでした。
チームは、その緊急クラブ内ミーティングで、全スタッフ・全選手の意思と認識統一し、天皇杯三回戦へ臨み、見事に、第2チームが[6-3・大勝]を成し遂げ、その勢いと姿勢で、本日・リーグ23節神戸戦へ臨むもの、となります。
今季、シーズンの中での、大きな分岐点となる[クラブ全体ミーティング]を成立・成功させた模様です!

では、その内容・ポイントをコメント記載します。
内容は、経営から具体策まで順不同・多岐にわたりますが、三上GMの、やや拙説気味もハートフルな語りかけで溢れた説明・回答だらけでした。本気度が溢れたお話しでしたね。
⑴選手資金
前季クラブ収入45〜6億となり、この規模での選手人件費は、通常常識なら15億が限度ですが、コンサは背伸びして「18.5億」で実施。しかしその背伸び対応でも、J1では、12〜14位/20クラブで、根本的には、クラブ総収入を拡大して行く事が重要。それでも、背伸び対応で行くもの。
⑵チームとフロントの戦術統一
完全に一致し、「前線から守備し、奥行きと幅を使うサッカー」で継続統一。フロントでの新加入でも、「前からプレス出来るFWのみ集めた」
⑶選手メンタルケア
メンタルヘルス担当、栄養士担当と2分して対応。個々選手との適性相性でヘルス担当改善も検討して行く
⑷結果が出ていない原因
複数要因で、一要因のみ対応でも改善しない。そのため、対策(「打ち手」との言葉)を次々出して行く。①ミシャ続投、②チーム意思統一、③新加入、④⑤⑥⑦と。
⑸夏補強
本日神戸戦に間に合わせる事を、最短目標、中断期明け実戦までを目標とした。その期限に間に合うためには、①国内現役、②日本選手で契約フリー、③国内ビザ取得済外国籍選手、の候補選択に限定、更に、前線守備・プレスFWやボール2度追い出来る選手など、現在スタイルに合致した選手を求めた。
その第1結果で、②国内フリー選手で「大崎」獲得となるも、①③選手で、コンサスタイル合致選手候補はいなかった。そのため、④外国籍海外選手で、最速獲得可能な、コンサスタイル適合選手を集め、ここから、「カン」獲得、その後の獲得予定選手も、それぞれの国で、事前準備プランの下、目標期限達成を図るもの。
パートナー支援も有り、新規加入選手は、金曜登録のFW、来週火曜頃到着のサイドと攻撃の選手2名、ボランチと守備の選手、最終に、来週末頃合流FWと、大崎とカンを加え、最高6選手の加入を進行中。
⑹新選手のチームフィット期間問題
新加入選手の多くパターンでは、ゆっくり期間掛けてチーム戦術を落とし込み、1〜2ヶ月後試合出場となりますが、現在コンサでは、そんな時間的予約も無く、加入即座に試合出場と、即時フィットを求めら、その実現となるやり方で実施している所。その最大ポイントが、コンサスタイルの前線守備・奥行きと幅・2度追い出来る選手を候補とする事で、加えて、絞り込み予定後からは、コンサ入団前から事前対応準備プラを実行し、加入後即座に、全体練習〜テストマッチ過程で、最終戦術落とし込みと連携構築とし、試合出場との、超即成手段としている
⑺当面の勝点目標
どの時期でも、降格圏離脱・17位チームとの勝点差縮小を目標とする。現在では「勝点差12」を縮小させて行く事で、降格圏離脱場面に近づき、超える。
⑻残留は現実的か
過去、残り16試合で、17位との勝点差12を逆転したケースは複数有る。
そのため、中断期明けからの14試合よりも前倒しし、現有戦力で、本日神戸戦・次節浦和戦での勝点獲得・積み上げが絶対。
ここまでリーグ平均得点1に対し、コンサ[毎試合2得点]が必要。毎試合「2得点しないと勝点獲得出来ない」との共通認識。そのために、現在の選手特徴は、試合で時間ある中では、互いに特徴・良さを出し難いが、時間が無く切羽詰まる中では、トライやチャレンジ・判断に長けた選手たちで、そんな[時間の無く切羽詰まる状態=緊迫感・緊張感から集中した得意場面]を意図的に作り出す事が出来れば、毎試合2得点獲得は可能。
なお、「守備専任コーチ」の様なコーチ陣梃入れは、常にイメージはあるが、「一人のコーチ導入で、チームバランスを崩れる」との観点も有り、検討して行くもの
⑼サポーターへの要請
ホーム集客=入場者数増加がメイン。その集客、入場者数拡大への支援を要請。
今回、パートナー企業の一大支援で、「10万人招待」イベントが実現し、毎試合25000名〜28000名集客を実現する事となった。この入場者収入(推測すると、平均料金5000円×10万人=5億円のチケット購入支援。各パートナーでは、コンサ試合招待キャンペーンを全面展開となりますね)、更に、入場者からのイベント収入・グッズ収入と、更に総収入を直接的に増加させてくれる、大支援です。
⑽「ミシャ続投」をGMはどう思ったか
先ず、「現在選手意見を最優先尊重」とし、「その意見に納得出来るのならそれで行くべきだ」との思い。
(11)下怪我人が多い理由
今季の[機器導入]取り組みは、一定数サンプル集積でその効果が上昇するもの。効果が大きくなる時期は、今季データ蓄積し、予想精度が上がる来季と想定。それでも、具体的判断で活用中。そもそも、怪我人が多いのは、その季毎に上下し、平均化すると他クラブと変わらない発生数。
(12)ミシャメンタル
「がっかり、迷惑かけている」と言い続けているが、「絶対にやり遂げる、捨てない」とファイティングポーズです。
(13)シーズン当初目標設定はほんとにそう思ったのか
現有戦力となり、大卒選手を育てるクラブスタイルの変革期との現況判断だった。しかし、将来コンサを背負う選手の加入と存在の変革期だ、からこそ、ミシャにもう一年やって貰うとの決定をした
他チームでは、中心選手が年齢経過で劣化し若手に交代が、変革期となるが、
コンサは、別の変革期設定で在るべきで、今の、奥行きと幅を取るサッカーを追求する
(14)サッカースタイル
道民が求めるスタイルを追求。それが、
①エキサイティング、[3-1勝利]の楽しいサッカー
②北海道出身選手を大切に。北海道選手の特徴[冬季のサッカー出来ない環境の中でも追求出来る、ボールタッチの繊細さ]で、これを活かすには「ボールを多く保持する攻撃サッカー」スタイル
③10年後も、育成型クラブは変わらず、トップチームになっても育てなければならないサッカーで、素速い判断を出来る選手となるもの
(15)鹿島戦後クラブ全体ミーティング効果
全体ミーティング直後に天皇杯試合となるも、ミーティングで共通化した雰囲気で対戦し、走り切り、やり切ったとの想いで、全体ミーティングを形にする天皇杯となった
(16)ミシャに進言出来るコーチはいるのか
現コーチ陣と三上GMが、やっている。
これらメンバーの共通約束が、「良くなる、勝てるのなら、必ず言おう」でも、「最後に決定するのは、経営なら三上、チームならミシャ」と決めている
(17)来季クラブ構想
現在と並行して、来季イメージするのは当然。来季は、シーズン移行本番で大きな変革、クラブ30周年で、それに合う、スタイル・監督に目を向けるが、神経の大半は、現状打破に向けられている

これらの質疑応答の中、力強い奇跡的な降格圏脱出を実現する、させる意思と覚悟、具体策が良く分かった、効果の高く、コンサ全体を一体化させる有意義ミーティング、でした。

本日、これから試合でも、形にするプレーが発露されます!


post by yuukun0617

12:06

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