2024年07月11日
昨夜の、激雨の中の、天皇杯・3回戦・山形戦は、故障と調整離脱組13選手とチーム最悪状態の中、若手サブ組第2チームによる、本来コンサスタイルを取り戻した[攻撃勝負試合の、撃ち合い勝ち]を果たす快挙となりました。
梅雨前線直撃で、激雨の最悪コンディションの夜間試合も、若手サブ組のコンディションは寧ろ良好で、走力=走り勝ちで、戦術ポジショニング、強度球際を果たし、山形ビルドアップを再三崩し、山形ゴール近くでのショートカウンター炸裂、また、両サイドのアグレッシブ突破仕掛けが成功し、両サイドの、田中宏武・原のキレキレ突破、鋭いクロス、更に、最前線ツートップ・大森と出間は、相手DFを翻弄するポストと裏飛び出しに成功、サイドとDF裏のワイド、コンビネーションと田中克幸からの球出し中央、と正に、コンサ本来スタイルを再現する、[多数決定機構築]攻撃力を完全復元・復活したものでした。
もう一つの勝因が、シュート精度・決定力で、決定機19回・シュート21本・枠内9本→6得点、と決定機にほぼシュートプレーしていて、シュート意識・勇気は高く、更に、枠内率40%・枠外もバー直撃2本で、GKの届かないポイント狙いシュートが実現していたもので、決定率28%の高率を果たした原因でした。
1点目・田中克幸 24mFK弾で、縦に大きく落下するハイテク・美FKのスーパーゴール
2点目・大森 右・田中宏武からのスピードクロスに合わせた根性ボレー弾
3点目・岡田 左からのミドルキャノンで、精度の高い菅キャノン版の凄いシュート
4点目・駒井 出間とのハイコンビネーションで作った得意パターンシュート
5点目・田中克幸 左PA外からGKとDFの意表・隙を突いた、ノールック・ハイテクミドルループ3拍子揃いシュート
6点目・岡田 再び、シュートコースが見えた瞬間狙いミドルキャノン
どのシュートも、内容充実・トレーニング成果の、美シュート揃いですね。
昨夜のシューターは、後述の通り、8選手でしたが、大半が、沈着冷静の最適判断を基にした、チャンスを逃さない積極性と勇気の、狙い済ましたシュート揃いでした。
コンサの、全員攻撃=全員シュータースタイルの真骨頂で、これだけ多彩多様なシュートパターンでは、相手守備陣も的を絞らず、コンサ想定通りの攻撃を実現したものでした。
バー直撃の2本も、田中克幸と家泉のGKを外すシュートで、得点となっても良い、可能性の高いシュートでした。
失点3は、いつも通りの、ビルドアップ失敗の相手ショートカウンター、また、攻撃参加右CBエリアの裏逆襲と左サイド同様攻撃参加の裏逆襲と、典型失点でしたが、多数得点・複数失点の撃ち合い勝ちの、コンサ典型勝ちパターン試合でした。
天皇杯はデータ値リリースが少なく、以下速報内容のみ、試合スタッツを記載しておきます。
コンサ 山形
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率印象60 65 65 40 35 35%
走量印象 ◎ ◯ ◯ ⚪︎ ⚪︎ ⚪︎
決定機数 10 9 19 4 4 8回
シュート 11 10 21 7 6 13本
枠内数 5 4 9 3 1 4本
得点 3 3 6 2 1 3点
更に、コンサ選手別シュート内容一覧は、
選手 シュート 枠内数 得点
大森 5 本 2本 1点
岡田 3 2 2
田中克幸 3 2 2
出間 3 1 0
駒井 2 1 1
家泉 2 0 0 バー直撃1本
馬場 2 1 0
原 1 0 0
ほぼ全員、シュートコースの瞬間を逃さない高いシュート意識と勇気、沈着冷静な最適判断の高いシュート精度、を実現しており、シュートプレー能力は大きく改善されています。
今後、これを基準として、高いシュートレベルを確保して行くもの、、です。
この通り、見事な試合内容を実現した、コンサスタイルを再生・復活のスタート試合となりました。
第2チームとメンバーの快挙です!
この試合で掴んだ若手サブ組の、トップチーム参入・ポジション獲得勝負で、その実力と決め手・ストロングが、トップチームへ波及し、好影響、大きなインパクトとなり、トップチーム再生のきっかけとなります。
コンサ再生・反攻スタートが、確かに始まりました!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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