~進化~139)想定を超えた鹿島戦。打開糸口は出来たか?!

2024年07月07日

 本ブログ・事前想定では、
①本来、現在チーム戦力比では「鹿島・圧倒的優位」で、そのままなら、大敗必至。それを打破するには、本来戦力を超えた、コンサの現実的可能策である「鹿島以上の走力=走り勝ち、スピード=スプリント勝ち、球際=ボール奪取勝ち」のみ、
②「個々のマッチアップ勝負」の鹿島戦略に対し、「複数・連携・組織プレー」で対抗、
と2ポイント指摘・記載し、これは、実際コンサチーム戦略でもあったもの、と推測されますね。
 そして、実戦・試合は、(①前半~飲水T、②飲水T~HT、③後半~飲水T、④飲水T~TU)
          コンサ 勝負 鹿島
前半①T 走行距離 23.9km ×  25.1km
    スプリント 32回  〇  27回
前半②T 走行距離 30.0km 〇  27.2km
    スプリント 24回  ―  24回
後半③T 走行距離 23.2km ―  23.8km
    スプリント 18回  ×× 29回
後半④T 走行距離 30.0km    30.0km
    スプリント 34回  ―  35回
 のデータ値の通り、
〇前半①②後半④の65分間は、コンサ互角~やや優勢で、
●後半③の25分間・鹿島がスプリント圧倒となり、「2失点」を受けた「カバーとマーク外れからのフリー攻撃」を許した展開・内容となったものでした。その全起点・ラストパサー「鈴木優磨のフリーパス」が失点理由・ポイントでしたが、「原→青木、大崎→田中克幸のコンサ交代」で、コンサ・最終ラインでは「鈴木優磨・岡村マーク」、ポジションダウン・バイタル付近で「鈴木優磨・大崎マーク」で、抑え込んでいた守備が、ポジションダウン・バイタル付近の「鈴木優磨・駒井マーク」が、「マーク放棄・剥がれが多発」とり、上記「鈴木優磨・スーパーラストパス」を許したもの、でした。
【駒井の全責任・マーク不徹底・戦術放棄】が原因、ととても、明白な、連続失点、との「軽率・自滅失点」でした。個別選手起因の失点は、これまでコンサ失点パターンですね。昨試合では、駒井、武蔵のマーク放棄やスプリントサボりが相変わらず発生され、チャージ欠如のフリープレー、ボール回収・奪回チャンス喪失となっていました。両選手の自覚と責任問題で、マインド欠陥は本人自覚や周りからの指摘・批難まで、気付かず、継続されてしまいますね。

しかし、それ以外選手のパフォーマンス、プレーは、泥臭い身体を張った守備やブロックの様な、魂・根性プレーも含め、鹿島のハイクオリティプレーとパフォーマンスに匹敵するもので、能力全力レベルプレーやそれを超えたプレーも実践し、ほんと「良く頑張った」試合でした。
また、これまで問題だった「シュートプレー低レベルの、得点力不足」も、枠内精度、GKの届かき難いポイント狙いも複数有り、かなり改善していました。
これまでならば、得点獲得となるシュートも複数有り、鹿島GKとDFの、極めて高く、とことん粘り強いシュートストップ力で、得点失敗との結果でした。

この通り、極めて厳しく、深刻な試合結果でしたが、試合内容とプレーは、とても評価出来る部分も大きくなり、個々選手の自滅プレーで敗戦結果でしたが、それ以外、とてもよくやった試合でした。
間違い無く、明確な打開糸口が見てましたし、打開寸前にまで肉薄との成果や効果との試合でした。

最後に、試合速報項目別スタッツを記載しておきます。ご確認ください。
      コンサ     鹿島
    前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 54 46 50 46 54 50%
走行距離53 53 107    52 54 106km
スプリント数56 52 108    51 64 115回
決定機  2  6  8  8  5 13回
シュート 3  9 12  8  9 17本
枠内数  0  3  3  2  5  7本
得点   0  0  0  0  2  2点
パス数 233   212    445    232    210   442本
成功率 87 87 87 84 86 85%
*1.支配率・走行距離は互角でコンサ圧倒とはならず。スプリントは鹿島で、特に、後半③Tで急上昇・活性化となり、ここで勝負を決めた2得点。後半・前半それも、大崎交代後、代替駒井プレーが失着。
*2.決定機・シュート数は、前半鹿島圧倒、それで後半コンサ攻勢の中、鹿島がチャンスを決め切るシュート決定力の差が出た。
パス数、成功率は、互角展開でした。

コンサシューター一覧〜シュート選手のシュート内容
選手 シュート 枠内
岡村  2本  1本
武蔵  2   0
青木  1   1
駒井  1   1
中村・原・馬場・小林・田中克幸・大森
    1   0
*シューターは、10選手、枠内3選手、枠外7選手と、選手シュートレベルは低レベルのまま。
改善せず。
枠内3本は、GKとDFのファインプレーでした。

更に、田中宏武・大森・原トリオは、試合の中で、時間経過に沿って、その実力を発揮し始め、相当の成長も実現。田中宏武は、再々、鹿島左サイドを突破、コントロール出来ましたし、大森の激走・激追いは、出色でした。原のサイド抉りも、アジリティ満載で、かなりの鋭さを示しました。

以上の通りです。
結果は、最悪最低ですが、ほんとに、内容はかなりアップ、若手選手も、本来能力を発揮し始めた試合でした。




post by yuukun0617

12:18

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