〜進化〜137)降格ライバル脱出でコンサ窮地!試合毎状況悪化?次戦予想

2024年07月04日

 降格圏争い対象の各チームは、当然ですが、必死の自力更生による貴重な勝利を上げ、降格圏脱出を必死に挑戦し、その成果が現れ始めています。対して、依然として効果的な策を出せず、益々低迷を続けるコンサとの勝点差を拡大されています。
降格圏外の17位には、鳥栖が横浜FMを打ち破る昨夜勝利により、勝点20到達で降格圏離脱を掴みました。
その勝点差は【勝点9=3勝利分】となり、これまでの戦績ならば、最早届かない勝点差が現実となりました。
更に、最下位争いをしていた京都も、降格争いチーム・湘南に勝利を捥ぎ取り、18位・勝点18と、コンサとは[勝点差7=2試合強分]と、逆転困難状態としています。
その敗戦の19位湘南とも[勝点差5=2試合弱分]と、勝点差は2試合掛かるもの。
この現実結果も極めて重いですが、それ以上、「降格圏争い他チームの、懸命な戦力回復努力とその効果現実化」との、他チーム立ち直り動向・傾向です。
各チーム、得点力アップのため、主力FW確立やゲームメーク選手整備、守備陣強化への梃入れで、攻守の戦力アップを果たし、同時に、チーム対戦戦術をより徹底、統一し、走量・運動量、連携の改善、一番強化が球際強度で、あきらかに戦力改善が加算され、対戦チームとの戦力差負けを克服している、と言う事です。
対して、現在のコンサが、どの試合課題も、試合内容良好の評価の下、現在プレー肯定となり、全く改善努力喪失で、ひたすら、故障離脱者の復帰待ちや新戦力期待、としているだけですね。
これまでの「課題先延ばし・本格改善の思考・姿勢が無い」との、指導陣方針が、毎試合での課題・問題に対し、対処法のみで、本格改善・改善努力を欠いて来たチーム運営が、現在の危機・最悪状態継続の形となり、露呈しただけですね。

何度も指摘・記載しますが、現在コーチ陣能力の低さは、大量故障離脱発生としたフィジカル管理の低能力で証明済みですが、そもそも、毎年キャンプで大量故障発生とする、トレーニングコーチ、そもそも、企画・立案の戦術コーチと分析コーチは、何一つチームトレーニングで課題改善を果たさず、全コーチが極めて無能を証明されてしまいましたね。
今シーズン、後半の挽回は、新戦力と故障離脱選手の復帰のみに委ねる姿勢そのものが、既にこの体たらく、失態を証明しましたね。

結論は、最早、チーム指導陣の能力からの問題で、この体制とチームでは、選手の個別発想や努力のみとなり、挽回はとても困難、限定的となりますね。

さて、そんな最悪状況で、降格圏争い他チームの戦力アップもあり、最早、これ以上勝点差拡大は、中断期時点で、降格圏脱出失敗が、実質的な極めて低く成功率、可能性となり、確定してしまい、中断期以降の全努力が無意味となってしまう、と言う事です。
何としても、次戦鹿島戦で勝利必要にまで追い込まれたコンサです。
鹿島戦の勝利の方法は有るのか?検討してみましょう。
1.対戦チーム「鹿島」現況
現在戦績は、
順位2位 勝点38 11勝5分5敗 得点34・失点25・得失差9
と、念願のリーグチャンピオンへ、1位町田と勝点差5と、絶好ポジションを達成。
しかし、リーグ上位=ACL参戦権の2位以内争いには、同一勝点の3位G大阪、勝点1差の4位神戸、勝点2差の5位C大阪と6位福岡、勝点4差の7位広島、の5チームとの混戦状態。
得点はリーグトップを4チームで並び、失点は意外なリーグ8位も、勝負強さで戦績安定。
チームスタイルは、過去の[堅守速攻]型から、より積極的な[攻撃型守備のハイプレス]型・強力守備選手による自陣堅守と強力中盤選手による中盤支配の強烈球際・ボール奪取、超攻撃攻撃陣と、攻守バランスの中、積極・アクティブサッカーを展開します。
全ポジションに強力・高能力選手を配置する、高い選手能力により形成されたチームこそが、チームストロングです。
コンサは、過去2020/7勝利以降を最後に、10戦中0勝・2分・8敗と、完敗連続となっています。
神戸と並ぶ最苦手チームですね。
球際勝負は悉く負け、個々選手対戦で完敗となり、攻撃では、チームプレーへの連係・連続が阻止され、攻撃停止。鹿島攻撃でも、球際への速度不足でチャージを外され、ピンポイントパスで突破され、決定機を身体を張ったストップで辛うじて対処となり、全攻撃を防ぎ切れず失点となり、敗戦とのパターンです。
詰まり、[個々選手対戦での、マッチアップ劣後]が決定的ポイントです。
唯一の対策は、「個々勝負を、連携組織プレーの複数選手対応で対戦」、とするしか有りませんね。
マンマークは完全1:1勝負戦術ですが、1:1+@とする、即ち、戦術プレーの複数選手連携で、鹿島個々選手を攻め、守る、となります。そうは言っても、全プレー対応は無理・不可能です。攻守のポイントプレーと、特定選手対応で、発動、となります。
攻撃では、
・両サイド突破に、突破選手にサポート選手を連動させ、常時サポートとカバーの連携プレー、
・前線へのロングパスターゲット選手に、サポート選手を連動させ、同様、常時サポートとカバーとし、近接するW選手で突破、
守備でも、
・相手ロングカウンターのレシーブや跳ね返し担当選手に連動するサポート選手配置で、サポート&カバーを徹底、
などで、個々対戦・マッチアップの、一局面にフォーカスした集中対応戦略です。
また、特定選手対応ターゲットは、鈴木優磨・名古・佐野のゲームメーカーを抑える事で、Wチャージとカバーが必要です。
当然、そのためには、素早いポジショニングが必須で、そのための運動量と事前プレー予測が条件となり、W選手連携プレーを成功させ、鹿島のスタイルとペースを崩せば、意外に脆い鹿島を出現させる事も可能です。
「戦術プレーに徹し、運動量とポジショニングで上回り、鹿島パス回しをより激しい球際連続プレーで阻止した瞬間、攻略可能性が出現し、チャンス到来」となります。
鹿島攻略の可能性は、相当な前提条件を作れれば、見えて来る、と言う事です。

2.コンサ対戦対策
先ず、三上GMコメントで、金子レンタル満了後、欧州3チームより完全移籍も含めたオファーにより、現在、移籍交渉中との現状で、当初予定していた金子のコンサトレーニング合流も中止になったとの内容。
やはり、本来の本人意思・希望通り、「欧州クラブへ完全移籍で定着を図る」、との方針で進行が、本線で、その全てが破綻した場合のみ、最終手段として、コンサへのレンタルバックも有る、との現状と言う事です。
残念ながら、金子のチーム再合流は当面喪失ですね。今後、活躍しその上で、充分な経験と成長を果たした後々、チャンスと機会があれば、コンサへ凱旋復帰、との将来像となりました。
金子は、諦めましょう!
 そうなると、先ずは、近藤の再復帰が最優先事項となります。チームドクター、フィジカルコーチ、セラピスト、トレーナーの頑張り、本人の努力次第ですが。

 さて本題です。
選手層は、未だまだ1軍・第1チームメンバーは無理ですね。
青木は、かなり無理むり、限定起用の一部復帰としても、長谷川と中村喪失で完全マイナス。
次戦も、[1.5軍・トップとサブ混成チーム]しか有りません。
対戦鹿島との戦力比較では、攻守共に、テクニックと精度で大きく劣後、唯一、運動量とスピード、そして球際は、コンサ選手の頑張り次第で、拮抗や優位も無い訳ではありません。
そこが唯一の糸口で、鹿島の想定をかなり上回るパフォーマンスを発揮すると、ポジショニング勝ちから戦術プレー実現勝ちとなり、事前予想を超えた試合内容と展開の扉が開きます。
鹿島選手を超えた[決死レベルの、激しい運動量とスピード、球際強度]が、試合成否を決定します。
間違えても、戦力劣勢との認識から、「消極・守勢姿勢やスタイル」の瞬間、大破綻、サッカーが不可能との手も足も出ない大敗北、しか待っていません。
ミシャの闘争心と真剣度が現実として露出する試合ですね。

その観点からは、
①想定戦術
鹿島のビルドアップ、中盤パス回し、前線コンビネーション、そして、高能力選手の個の力全面発揮の意図・狙いを阻止し、拮抗させるには、それらのパス交換阻止しか有りません。
即ち、[オールコートマンマークプレス]を激しく強烈に実施し、鹿島ビルドアップは、超近接距離[マンマーク型ハイプレス]で、プレー予測で、ボールレシーブ・保持の瞬間を、激しい強度で、全機会チャージし、ボール奪取仕切る、また、パス受け手を全て封鎖し、パスの出し先消滅で、大混乱とパス交換徹底阻止を図ります。
この成否は、1.5軍メンバーでも唯一可能な対戦対策です。
攻撃は、コンサ式の前線とサイドへのロングパスで、鹿島ハイプレスと中盤支配を、頭超えで無効化し、一気に鹿島ゴールを狙うカウンター、派生ショートカウンターを仕掛け、縦・スピード攻撃を主軸とします。
注意ポイントは、コンサ攻勢局面で、実は、鹿島の最大狙い局面です。それは、コンサ攻勢時全パス交換をパスカットチャンスとして、ボール奪取からの逆カウンターで仕留める、との典型鹿島得点パターンです。と言う事で、普通の攻勢パス回しこそが、最大リスク・危険場面で有り、これまで多数回失点となった危険パターンと言う事ですね。攻勢時間帯は、シンプル・短手数スピード攻撃として、常に、ボールカットを狙い、カウンターが想定され続けている、との意識・認識を持ち続け、ボールカット・ロストに細心の注意を払い続ける、となります。
更に、ロング・ミドルを問わず、ワンタッチシュートを打ち続ける、事もポイントです。
[アグレッシブ、かつ、シンプルでスピードプレー]で、鹿島を超える運動量、スピードで圧倒する、ですね。
②想定試合展開
上記の通り、コンサは、激しくアグレッシブで、激しい球際とのスタート・試合内容が必須で、縦に速くシンプルにシュート攻撃を徹底し、オールコートでボールを追い回しボール奪取し、直ちにカウンターとの展開を目指します。対して、鹿島は激しい球際でボール奪取からのカウンターも多数やり続け、コンサ1:鹿島3との割合で攻守切り替えとなり、鹿島やや優勢で試合進行。
コンサはチャンス全てでシュートを打ち続け、鹿島は決定機多数回構築とし、両チーム拮抗展開に持ち込む。鹿島も激しく消耗の中、コンサ決定機で、決定的シュートをプレー出来れば、[1-0]辛勝も、あり得ますね。
なかなかに、厳しい試合展開しか予想出来ませんね。
③想定試合起用メンバー
さて、最後に、最難題の次戦選手起用予想、、、
先ずは、現時点、故障離脱選手を確認。
離脱:ゴニ・スパチョーク・長谷川・近藤・荒野・深井・中村・高木駿・阿波加の9選手
限定復帰:浅野・宮澤の2選手、
そして、全体練習復帰するも、低コンディションで時間等の限定起用:青木、
それ以外選手は、可能、ですね。
それでは、この状態で、戦力最大化チーム形成は、
(スタメン)
         大森
      駒井    小林
   原   馬場  大崎  田中宏
      菅  岡村  高尾
         菅野
 (サブ)
   青木・出間・田中克幸・家泉・岡田・武蔵
   児玉

*リーグ最強チーム対戦に、大森・原のフレッシュコンビをぶつけます。田中宏武も含め、アグレッシブで、激しい運動量とスプリントで掻き回しプレーをぶつけ、鹿島混乱を図ります。
*注目は、大崎ボランチ起用で、可変CB時には、岡村と並ぶ2CBとなり、強力対人守備力で強力な鉄壁を構築し、攻撃で、岡村や高尾をカバーする高精度ビルドアップパスを、更に、ボランチ時では、中盤守備力と前線への効果的パサーとの、攻守能力を発揮し、大きな期待が出来ます。
*青木の時間限定起用での即効プラス効果、田中克幸と出間・岡田の途中起用も重ねた経験値から有効となり始めるもの、と予想します。
*武蔵と家泉は、緊急対応と終盤要員。

選手能力によるチーム戦力は、攻守でかなり長短・凸凹がある偏在形ですが、長所を存分に発揮するチャレンジ精神と敢闘精神、自己限界を突破する意識全力プレーが、その戦力差を埋める奇跡も有り得ます!



post by yuukun0617

19:17

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