近くて遠いニセコ

2011年12月19日

一昨日は余市、昨日はニセコに行きました。スキーとかではなく講演でした。

私は遠出するときはほとんど公共交通機関を使います。実際、厚別やドームに行くときはほとんどJRです。
JR北海道はコンサのスポンサーですし、自家用車では環境に優しくないし、貴重な資源(石油)を浪費するなどの理由から、車で行くと罪悪感すら感じてしまうし、そもそも私は鉄道マニアなので札幌に車で行くのはお盆の墓参りのときくらいです。
例外的に4月23日の湘南戦のときは午前中仕事があったので車で行きました。(旭川13:30発の列車が廃止にならなかったらJRにしたのですが)

前置きが長くなりましたが、本当はニセコにJRで行きたかったのですが、特急・急行もないし(ニセコスキーエクスプレスは23日からの運行)、荷物も多いことなどから、断腸の思いで自家用車にしました。

ただし、吹雪で高速が通行止めなら深川からJRにするつもりでした。
旭川以北は運転本数が少ないので士別からJRは不便だし、旭川駅だと旭川市内を走らないといけないし駐車料金もかかるので深川がベストなんです。

でも土曜の昼に士別の家を出るまでは高速の閉鎖は全くなく、予定通り車で出発。
ところが士別剣淵から高速に乗るときには美唄・江別東間が閉鎖。
余裕を持って早く出たので、その程度なら講演キックオフまでに余市に着くと思っていたら、美唄で12号線に出たら渋滞がひどくて諦めて峰延駅に車を置いてJRにしました。
帰りも江別東・岩見沢間が閉鎖していたのでJRで正解でした。
それなら深川に車を置いた方が楽だったのですけどね。

張碓付近で電車の中から撮りました。
20111219-00.JPG
普段海を見ることがないので新鮮です。 無事、余市もニセコも遅れずに講演をこなしました。 でも、帰りのニセコから小樽までの列車が疲れました。 ニセコ小樽間は72.9kmしかないのに2時間3分もかかるのです。倶知安で22分、銀山で8分、蘭島で6分、行き違いのために停車があるので時間がかかるのです。 のんびり普通列車で行くのは基本的には嫌いでない、いや、むしろ好きなんですが、1両しかなくて満員で、座れたものの窮屈だし、ベンチシートなので景色はあまり見られませんでした。 しかも余市から立ち席の人も増え、車内は暑くなり、運転士に苦情を言ったら調整はできないとか。 楽しい旅ではなかったけど、1日散歩キップも使って安くあげたので文句は言えないか。 それにしても倶知安ニセコ方面は高速道路もないし、新幹線もまだまだ先だし、特急は季節限定だし、本当に不便ですね。 ニセコ・札幌間106.7kmが3時間近くかかるのはひどいと思います。



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