2008年01月08日
東京から静岡に行くには、(在来線特急がある伊豆は別として)、普通は新幹線を利用します。 静岡駅に1時間毎に「ひかり」が停車するようになったせいか、東京・静岡間の急行も廃止されています。 でも、私の出発点が荻窪なので、新宿から小田急ロマンスカーに乗る手段もあります。 少し時間がかかりますが、乗ったことないし、早起きは得意だし、運賃も安く済みます。 だとしても、小田原まで箱根湯本行きに乗って、あとはJRというのが普通なんですが、私は 御殿場線に乗ったことないし、松田からJR御殿場線に乗り入れ沼津まで行くロマンスカーにしました。 ロマンスカーというと、日本では珍しい連接車で有名でしたが、最近は普通のボギー車が多く、 希望の便は箱根湯本行きも沼津行きもボギー車だということもあって、沼津行きにしました。 昔は沼津行きロマンスカーも連接車で、国鉄線内を走る唯一の連接車だったのですが。 (昨年からJRも京葉線で連接車を走らせていて、結果次第で増やすようですが、車軸直接駆動で、 ギア比1:1というか、ギアなしという面白い機構です)この「あさぎり」は、神奈川県の松田から御殿場線に乗り入れ、丹那トンネルが開通する 前は、東海道線随一の難所だった峠を越えて静岡県に入り、御殿場や裾野など、富士山の 麓を走って沼津まで行きます。さすがに多くの乗客は御殿場と裾野で降り、沼津まで 行くのは少数でした。やはり、沼津以西に行く人は普通は新幹線を使うのでしょう。 もっとも、町田から乗る人も多かったし、八王子方面や神奈川県北部の人には便利でしょう。 新宿駅で1編成くらい連接車を見れるかと思ったら、まったく見れなかったので、 1982年にジュネーブからパリまで乗ったTGVの連接構造の部分の写真を貼っておきます。フランス新幹線が開業した翌年で、まだ最高時速260Km/hの時代です。 (この数ヶ月後に270Km/hにスピードアップし、今は新型車両では320Kmのはず) 85年にオオドサと、アヴィニョン→マルセイユ、マルセイユ→パリで乗ったのと同じ形式です。連接車は日本ではロマンスカー以外に札幌市電や江ノ電、西鉄の他、京阪では戦前からありました。 昔、2両連結の札幌市電があり、モーター付いた車両の後ろにモーターなしの 客車を連結していて、「連結車」と呼ばれていたのですが、その後に連接車が 登場した際、その流れで「連接車」とは呼ばずに「連結車」と、間違った呼称を交通局がしていました。 2両あることをわかりやすいようにと思って、知ってて間違った書き方したのでしょうね。
プロフィール
1959年北海道生まれで新潟の大学を出て、横浜勤務ののち、1986年から道北に住んでいます。最初は旭川で、次に1991年から2008年まで浜頓別町に住み、2年ほど旭川へ戻ったのち、士別経由で現在は和寒に住んでいます。 コンサ観戦に行ったことがあるスタジアムは、ドーム・厚別・室蘭・函館・アウスタ・ホムスタ・鴨池・味スタ・とりスタ・平塚・カシマ・うまスタ・富山・レベスタ・ヤマスタ・キンチョウ・フクアリ・埼スタ・べアスタ・Eスタ・昭和電ド・瑞穂・トヨスタ。(サテライトでは宮の沢・士別天塩川) コンサ以外では長居(セレッソ対ロアッソ)、ユアスタ(ベガルタ対アルビレックス)、ミクスタ(北九州対ザスパ)で観戦したことがあります。
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