MD-11事故

2009年03月23日

ご存じのように今朝、成田で悲劇がおきました。
MD-11は残念なことに欠陥機で、風に弱く、機首が上下動しやすい機体です。
だから、1997年の香港発名古屋行JAL706便で、客室乗務員が1名死亡してます。
また、1999年にはチャイナエアライン642便が香港で横転事故起こしてます。
後者は台風の中、強行着陸したのが原因ですけど、バランスが悪い機体ということも影響したのではないかと思います。
そして、香港で横転したように、第2エンジンが高い位置にあるため、重心が高くて横転しやすいのです。
1989年のユナイテッド232便(DC-10)がスーシティに不時着したときも横転したけど、重心が低ければ犠牲者は少なかったかも知れません。
そんなわけで、機首が上下動しやすいうえ、横転しやすい欠陥機なので、今回のパイロットは本当に気の毒です。
もうDC-10とMD-11は運行停止にすべきです。
日本ではもうほとんど旅客機のMD-11は飛んでませんが、フィンエアーが関空に乗り入れているそうですから、これには乗らない方がいいでしょう。


post by かもめ

21:37

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

大阪の道産子

MD-11は欠陥機?

2009-03-23 22:52

>これには乗らない方がいいでしょう。 機体の接地する際の上下動は異常でした。あの程度の風で(マイクロバーストは除く) クラッシュするような機体は欠陥機ですね。以前から操縦性の過敏が指摘されたのに FMSのソフトの改良だけで対応してきました。200機しか製造してないのに全損 6機目はハイテク世代機としては最低ですね。 706便(愛称は釧路の市鳥のエトピリか)事故での影響もあってかDC10よりも 早い退役をJALがしました。根拠はありませんが見た目でどう見てもバランスの 悪そうな機体に見えるのはボクだけでしょうか?

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