2018年10月02日
愛知県、しかも大半は名古屋市を走る鉄道路線なのに非電化の路線があるのはあまり知られていないと思います。 中央本線勝川駅(春日井市)と東海道本線枇杷島駅(清須市)を結ぶ11.2㎞の東海交通事業城北線です。 歴史的経緯があって中途半端なものになってしまって、1日に500人くらいしか乗らないので、釧網線と同じくらいの乗客数です。 琵琶島駅以外、どの駅も隣接する他線の駅とは離れていて不便なのも乗客が少ない原因で、始点の勝川駅は、JR中央線勝川駅と500メートルも離れています。 左の高架がJR中央線で、右の高架が城北線です。城北線はJR中央線の駅まで乗り入れず、500メートル手前で終わってます。JR中央線の駅には城北線が乗り入れるスペースは確保しているんですが、これを作る(2009年に高架化)より先に同じ高さの高架で城北線を作ったため、ここに乗り入れるためには城北線の高架を数百メートル壊して地平から登って乗り入れる必要があり、その目途は立っていません。相互乗り入れすることはないだろうし、中央に入れるのではなく、端のホームに入れるようにすれば安上がりにできたでしょう。 いずれJR駅に乗り入れる構想ということで、城北線勝川駅は仮駅なので、エスカレーターとかありません。 トイレすらないというひどいものです。勝川駅を出た時は貸し切り状態でした。さすがに途中で乗ってきた人はいましたが、全部で8人でした。 トイレがあるかと思いきや、「業務用」でした。駅にも車内にもトイレがないなんてびっくり。県営名古屋空港が近いので、FDA機などが見えます。MRJは試験飛行の場をアメリカへ移したので、もうここでは当分見ることができません。名古屋近辺は意外と難読駅が多いです。勝川は知らないと「かつかわ」と読むでしょうけど「かちがわ」です。 味美は「あじよし」 小田井は「おたい」 路線の多くは名古屋高速に沿っています。複線で非電化は道外では極めて少ないです。炭鉱で栄えた筑豊にも複線非電化はありますね。 小田井駅と名鉄上小田井駅(名古屋高速の真下)は少し離れていて、徒歩10分近くかかるので、名鉄は乗り換え案内していません。不便なものです。列車はワンマンで、運賃はどの駅でも車内清算するのですが、終点の枇杷島駅でJR駅に乗り入れるため、ここで下車するとJRの改札を通ることになるので(あるいはJR列車に乗り換える場合も)、この通行手形が必要になります。(定期券利用なら不要かな)琵琶島駅から東海道線で隣の駅が名古屋駅なので、ここはたくさん列車が走ります。右は新幹線。左は名鉄。
プロフィール
1959年北海道生まれで新潟の大学を出て、横浜勤務ののち、1986年から道北に住んでいます。最初は旭川で、次に1991年から2008年まで浜頓別町に住み、2年ほど旭川へ戻ったのち、士別経由で現在は和寒に住んでいます。 コンサ観戦に行ったことがあるスタジアムは、ドーム・厚別・室蘭・函館・アウスタ・ホムスタ・鴨池・味スタ・とりスタ・平塚・カシマ・うまスタ・富山・レベスタ・ヤマスタ・キンチョウ・フクアリ・埼スタ・べアスタ・Eスタ・昭和電ド・瑞穂・トヨスタ。(サテライトでは宮の沢・士別天塩川) コンサ以外では長居(セレッソ対ロアッソ)、ユアスタ(ベガルタ対アルビレックス)、ミクスタ(北九州対ザスパ)で観戦したことがあります。
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