キャプテン翼の名刺

2016年08月09日

学会仲間の名刺がキャプテン翼でびっくり。
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ところで、スカパーの中継(清水戦)でアナウンサーが「今日、8月7日は旧暦の七夕」と言いましたが、ちょっと正確さを欠いた言い方ですね。 旧暦ならまさに今日が7月7日です。 8月7日に七夕をするところが多いですが、新暦7月7日だと(仙台などはそうだけど)早すぎるし、旧暦7月7日だと、毎年日にちが変わってわかりにくく面倒だから大雑把に新暦8月7日、いわゆる月遅れの七夕として8月7日にするのが一般的なわけです。 だから、「旧暦7月7日」ではなく「月遅れの七夕」などと表現しないといけないわけです。 旧暦(太陰太陽暦)は1年に小の月(29日)が6か月と大の月(30日)が6か月あり、合計354日が基本です。 ただ、毎年それではイスラム歴のように1月が夏になったりして不便なので、おおむね3年に1回、閏月を挿入し、1年を13か月(383日、または384日)にして、季節と暦が大きくずれないように調整しています。 なお、それでも最大で約3週間、季節と暦がずれてしまい、農作業の目安にならないので、「立春」とか「啓蟄」などが必要になっていたのです。 だから中国やベトナムなどの旧正月は1月下旬だったり、さっぽろ雪まつりのときになったりするわけです。 お盆も本来は旧暦7月15日でして、今年は8月17日になるのですが、毎年日にちが違うのも不便だから「月遅れお盆」として8月15日に固定してしまっているわけです。 もっとも、奄美・沖縄方面では旧暦7月15日にお盆をやるそうです。年によっては9月になりますね。お盆休みはどうする? だから8月15日は旧暦のお盆でもないし、8月7日は旧暦の七夕でもありません。 ところで、どうしてまだまだ桃が開花しない新暦3月3日に桃の節句をやるのか、ちょっと理解できません。 立春まで1か月以上あるのに新暦1月1日に「新春」というのも、おかしな話ですよね。 赤穂浪士の命日を新暦12月14日にするのも、ちょっと釈然としない気持ちになるのですけどね。(元禄15年12月14日は、グレゴリオ暦では1703年1月30日ですから)



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