勝ち点率と昇格

2014年11月29日

今期の湘南の勝ち点率2.40は過去最高だったようです。
過去のJ2勝ち点率ランキングを調べてみました。
(以前は延長・PKがあったので単純に比較できない可能性があるのを念頭に)
まずは自動昇格分です。

 1位 2014年 湘南  2.40
 2位 2004年 川崎  2.39
 3位 2000年 札幌  2.35
 4位 2008年 広島  2.22
 5位 2005年 京都  2.20
 6位 2002年 大分  2.14
 7位 2010年  柏   2.11
 8位 2009年 仙台  2.10
 9位 2009年 セレッソ 2.08 (2位)
10位 2013年 ガンバ 2.07
11位 2000年 浦和 2.050  (2位)
12位 2012年 甲府 2.047
13位 1999年 川崎 2.03
14位 2011年 F東 2.02
15位 2003年 新潟 2.00
16位 2002年 セレッソ 1.977 (2位)
       2004年 大宮  1.977 (2位)
18位 2014年 松本  1.976  (2位)
       2013年 神戸  1.976 (2位)
20位 2003年 広島  1.95  (2位)
21位 2010年 甲府  1.944  (2位)
22位 2006年 横浜C  1.938
23位 2009年 湘南  1.922(3位)
24位 2010年 福岡  1.917 (3位)
25位 2001年 京都  1.909
26位 2007年 札幌  1.896
27位 2001年 仙台  1.886 (2位)
28位 2008年 山形  1.86  (2位)
29位 2007年  緑   1.85  (2位)
30位 2006年  柏   1.83  (2位)
31位 2011年 鳥栖  1.82  (2位)
32位 2011年  札幌 1.789 (3位)
33位 2012年 湘南  1.786 (2位)
34位 1999年  F東  1.778 (2位)
35位 2005年  福岡  1.773(2位)

優勝で最も低い勝ち点率は2007年のコンサなんですね。


入れ替え戦になったチームです
2004年 福岡  1.73 残留
2005年 甲府  1.57 昇格
2006年 神戸  1.79 昇格
2007年 京都  1.79 昇格
2008年 仙台  1.67 残留

プレーオフから昇格のケース
2012年 大分 1.69 (6位)
2013年 徳島 1.60 (4位)

勝ち点率が高い(そこそこある)にも関わらず昇格できなかったランキング
1位 2009年 甲府 1.90  4位
2位 2012年 京都 1.762  3位 プレーオフ敗退
3位 2012年 横浜C 1.738 4位 プレーオフ敗退
4位 2007年 仙台  1.729  4位
5位 2012年 千葉  1.714 5位 プレーオフ敗退
6位 2009年 鳥栖  1.725  5位
7位 2011年 徳島  1.710  4位
8位2010年 千葉  1.694  4位
9位 2008年 仙台 1.667  3位入れ替え戦敗退
      2013年 京都 1.667  3位 プレーオフ敗退

勝ち点率が低くても(さほど高くなくても)昇格できたランキング
1位  2005年 甲府  1.57  3位入れ替え戦勝利
2位  2013年 徳島 1.60  4位・プレーオフ勝利
3位  2012年 大分 1.69  6位・プレーオフ勝利
4位  2005年 福岡  1.773  2位
5位 1999年  F東  1.778  2位
6位 2012年  湘南  1.786  2位
7位  2006年 神戸  1.792  3位・入れ替え戦勝利
      2007年 京都  1.792  3位・入れ替え戦勝利
9位  2011年 札幌  1.789   3位
10位 2011年 鳥栖  1.82   2位

もしも今期、山形が昇格したら、1.52なので最低値更新になります。

J1(J)からの降格で、もっとも勝ち点率が高くて降格したのは、きっとおかしなルールのあった1998年のコンサに違いないと思って調べたら、一昨年のガンバと神戸の方がわずかに勝ち点率が高かったです。明日にでも詳しく書きます。

ところで、大分があと一歩でプレーオフを逃したけど、得失点差がマイナスのチームが昇格する可能性があったのですよね。
J1で得失点差がプラスなのに降格したチームがあったけど、マイナスで昇格もありうるわけですね。


この記事に対するコメント一覧

EBT

Re:勝ち点率と昇格

2014-11-29 21:24

そうですね記録上は今年の湘南がJ2史上最強クラブという事になるのでしょうが私の個人的な印象としては4戦全敗(0-2、0-6、1-3、0-2)を喫した2004年の川崎Fが最強と思います。 また当時コンサはJ1だったので対戦はなかった2008年の広島も強かったと思っていますが意外にも2000年のコンサより勝ち点率は低かったのですね。この年は延長戦あってコンサは4試合Vゴール勝あったので、その差が関係しているのでしょうが。 優勝クラブで最も低い勝ち点率は2007年のコンサのようですが8月半ばまでの高勝率を残り10数試合で大きく下げてしまって、これが翌年J1での記録的惨敗での降格に繋がったような気がします。 今年のJ2では大分がPO進出を逃しましたが来季のJ1ライセンスを 持たない為5位ながらPO出場できなかった北九州も得失点差が+-0だったので今年は特異なシーズンだったのかも知れません。

かもめ

Re:勝ち点率と昇格

2014-11-29 21:52

EBTさん、こんばんは。 確かに2004年の川崎と2008年の広島の方が今年の湘南よりも強い印象がありますよね。 1試合平均の得点は、2004年の川崎は2.36、2008年の広島は2.20、今年の湘南は2.05なので、そういう印象になるのは当然かも知れません。 2004年に川崎に6-0で負けて怒ったサポーターがピッチに侵入する騒ぎもありましたよね。

コメントする