6月の天候を解析

2014年07月01日

6月の天気がどうだったか調べました。
括弧内が平年値です。

           降水量           平均気温          日照時間
札幌   99.0mm( 46.8)  18.7度(16.7)  182.4h(187.4)
旭川   81.5mm( 63.6)  19.2度(16.5)  193.5h(189.3)
和寒   72.0mm( 60.9)  18.5度(16.0)  187.2h(161.8)
室蘭  172.5mm(107.5)  14.0度(14.8)  156.5h(142.5)
函館  105.0mm( 72.9)  17.4度(15.8)  189.2h(173.3)
帯広   91.5mm( 75.5)  17.0度(14.8)  125.6h(152.8)
北見   46.0mm( 57.3)  18.0度(15.0)  173.1h(167.7)

長雨だったので、和寒や旭川、帯広などでは平年の2割増しくらい雨が多かったのですが、札幌では倍も降ったのですね。室蘭、函館も結構多いですが、北見は逆に少なかったのですね。
長雨(北見を除く)とはいえ、気温は高いし(室蘭を除く)、日照時間は札幌や旭川、北見などは平年並み、和寒は平年よりも2割も多いですから、農作物の生育は問題ないのではないかと思います。
実際、うちの菜園は昨年よりも少し良いペースです。
ただ、帯広だけは日照時間が短いので少し心配ですけど、冷夏の予想は取り消したし、たいしたことはないように思います。

昨年は5月が低温と日照不足があり、6月はそれを取り戻すような高温と日照があったものの、雨が少ない地方が多くてタマネギやジャガイモが小粒になる影響もありましたが、今年は今のところ大丈夫ではないでしょうか。

それにしても、室蘭はこの時期、もともと雨が多いのですね。たしかにカルルスや白老など、大雨のニュースが良く聞かれるから多いだろうとは思ってましたが、平年値で札幌の倍以上の降水量とは驚きました。
それと、帯広や北見は、旭川と同じくらいの気温かと思っていたら、旭川の方が1.5~1.7度高いのですね。
少しの違いのように思いますが、これが米作ができるかどうかの分かれ目なのでしょうか。


post by かもめ

08:56

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