滝川出張

2012年11月15日

出張といっても診療ではなく勉強ですが、昨日は滝川での某学習会に呼ばれて行きました。
車で行った方が早くて安いのですけど、JR北海道はコンサのスポンサーなので、ガソリン代や高速料金にお金出すよりも良いと思ってJRで行きました。地球環境や資源保護という観点からも、私はなるべく公共交通機関を利用するようにしています。鉄道マニアということもあるのですけど (笑

和寒からヨンマル(キハ40)に乗車。もちろん普通列車です。
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塩狩駅近くには三浦綾子が住んでいた家が移築され、記念館になっています。(右側の白い壁の方)
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私が中学生のとき、SLを撮影しに来たことがあります。撮影名所でした。珍しいC-55が目当てでしたが、たまにC-57が来るとがっかりしたというのは今思うと贅沢ですね。
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そのとき撮った写真です。
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1974年1月です。 かつては駅の裏にスキー場がありました。
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当時はユースホステル併設の温泉旅館がありましたが、廃業し、建物だけ残っています。 小説・塩狩峠がテレビドラマ化したり、スキー客やらで旅館は賑わっていました。寂れてしまった今思うとウソみたいです。 塩狩駅を出ると、急カーブ急こう配が続きます。
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1909年2月28日にここで列車が暴走し、鉄道院職員の長野政雄が犠牲になったのを題材に小説・塩狩峠が執筆されました。 旭川からスーパーカムイに乗って、いったん深川で下車。
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17分後のオホーツクで滝川まで。
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なんでわざわざ深川で乗り換えたかというと、旭川・滝川間はぎりぎり50㎞を超えるので、特急料金が割高なんです。深川で乗り換え、2本の特急を利用した方が190円安くなるという珍現象なんです。 いくらJRの売り上げに貢献したいとはいえ、旭川・滝川間は特急料金だけで1100円もするというのは損した気分になりますから。 運賃も合わせると2,150円になります。(深川下車だと1,960円) 旭川・札幌間のSキップフォーは1枚2,420円なので、大差ありません。距離は半分以下なのに。 ちなみに、旭川から美唄や岩見沢に行く場合、普通にキップを買うよりも札幌までのSキップで前途放棄した方が安いのです。 目的地の滝川に着きました。
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駅まで迎いに来ていただいたのですが、ナンバーは12の車でびっくり。
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帰りはスーパー宗谷なので、乗り換えなし。ぎりぎり100㎞以内に納まるので特急料金はお得な気持ちになります。グリーン車にしても指定席よりも940円高いだけ(自由席との比較では1240円高い)ので、グリーン車にしましたが、基本4両編成ですが、この日は6両オペレーションで空いていたので、自由席でもよかったかなという感じでした。途中駅からの乗車なので、指定とらないと不安ですけどね。
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グリーン席は半車構造で車両中央にドア・車販準備室・ドアがあって遠い方の台車の音が聞こえてこないので、線路のつなぎ目を拾う音(旭川以北はロングレールでありません)は、ガタン・ゴトンではなく、ガタン・・・ガタン・・・ガタン・・・という感じで、まるでタルゴに乗っている気分でした。 和寒に停車してくれるのはありがたいです。和寒で下車するのは私だけかと思ったら、もう一人いました。 来週は足寄と芽室で同様の学習会があるので行ってきます。もちろんJR(一部都市間バス)です。



この記事に対するコメント一覧

玉鈴

Re:滝川出張

2012-11-15 22:24

鉄分の高いかもめさんならではのお話でした。参考になります。(キハとかいうのがいつもよくわかりませんが。汗) 実は和寒に行ったときに、塩狩駅に寄りました。三浦綾子のお家にも寄ろうかと思ったのですが、あまりに人気(ひとけ)が無くてやめてしまいました。(=_=) 高校生の時、バス通だったので(栗沢も通る路線)いつも本を読んでいました。塩狩峠を読んで号泣したのを思い出して、思わず寄り道。 最近は、札幌へ行くときや、アウェー観戦に出かけるときにしか読書していません。(いかんなー) ブログを読んでいて思い出して、おじゃましてしまいました。_(_^_)_

かもめ

Re:滝川出張

2012-11-16 11:21

玉鈴さん、こんにちは。 最近の若い人は小説・塩狩峠を知らない人が多いようで残念です。 キハですが、キは気動車(ディーゼルカー)の意味で、ハは普通車の意味なんです。 ちなみに、グリーン車はロです。 だから、スーパー北斗だと先頭車(運転台付)はキハ283、中間車(運転台なし)はキハ282、グリーン車はキロ282です。 かつてあった食堂車はキシ80です。 電車の場合は運転台のあるなしがわかる分類方法でして、運転台が付いているとク、モーターが付いているとモ、運転台もモーターもないのはサですから、たとえば快速エアポートだと クハ721 運転台付モーターなし モハ721 運転台なしモーター車 クモハ721 運転台付モーター車 サハ721 運転台もモーターもない付随車 などで編成されています。 新幹線はこのような分離はしないです。基本、全車モーター付だったせいかも知れませんが、モーターのパワーがアップし、付随車も多くなったことを考えると、在来線と同じ分類してもらいたいところですが、いまから変更はしないかな。 機関車に牽引される客車は重量によて、ナ、オ、ス、マ、カなどになりますので、北斗星のA寝台ロイヤルとB寝台個室で構成される車両はオロハネ24となります。(寝台車はネです) ユニクロからオロハネ24のシャツが出たと向谷さんに教えてもらったので買いました (笑 ユニクロは郵便室+荷物室+グリーン席で構成される運転台付の電車になります。 キハユニなら実在したけど、ロユニはないだろうなぁ。

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