2006年04月30日
さっきのK-1で、ブロック・レスナーが登場したのは、 HERO’Sへの参戦表明だったと知って少々驚き。 IWGP王者として新日への参戦もあるのに、うまく やっていけるのかな。新日とK-1、一時は提携してたこと もあったけれど…。 まあ、しかしおもしろいね。ブロック・レスナーはアマレス出身 だし、あのパワーなら総合格闘技でも異彩を放つだろうね。 しかしさっきの生中継ではそんなんさっぱりわからなかった。 アメリカの観客にはHERO’Sは全く知られてないから 何も沸かなかったし、何よりフジの実況陣がさっぱり触れない んだもの。 まあ、HERO’SはTBSの管轄だから、言えないのは当たり前 だろうけど。 さて、タイトルにあるとおり、非常に憤っておる春からの番組。 かつては土曜の試合後に一番最初に情報を伝えてくれた HBCの「アンカー!」が終了してしまい、その後番組になった (E)スポーツだが、あのグダグダな番組構成にはすっかり閉口している。 まるで高校の出来の悪い放送局のお昼の番組みたいだ(汗) アンカー!は社会派番組として、例の旭川のオークション詐欺を 告発するなど功績も多く、道民の問題点をきちんと取りあげていた 硬派な番組である一方、スポーツでは日ハムやコンサの土曜のデイゲーム を真っ先に速報、ノノさんの愛情のある辛口批評に、これも硬派な イメージのベテラン田村アナがむしろざっくばらんに、しかし 上品さを維持しながら後押ししてくれていた。 応援からの帰宅直後にアンカーを見て復習、というサポも私だけじゃ なかったと思うがどうか? それが今回、あの悪ふざけ番組になった。 出演者は無駄口ばかりで時間を浪費し、誰も進行をコントロール しない。速報はするものの、ハッキリ言って30分の浪費。 スポーツに特化するというから、速報に加えてチームや選手への 個々の取材やインタビューなど、終わってしまった「ジョカトーレ」 のやってたことをフォローして欲しいなと思ってたら、さっぱり。 ガンちゃんは面白いキャラだけど、ちゃんと手綱を締めるときは締めて くれないと、悪印象だよ(汗) そのあげくが、土曜の放送だ。出演者もダラダラしてるし、 スタッフもいいかげんなのか、あのビデオ編集は何なんだろう? かつての土曜5時は、硬軟とり混ぜた濃密な番組を見られる時間だった。 オイラはHBCにメールした。 アンカー!の復活、もしくは(E)スポーツをきちんとスポーツ報道番組 としてしっかりしたものにテコ入れすることを。 同意見の方々が、HBCへそれぞれのやり方で提言をお伝えになる ことを希望します。
2006年04月30日
昼前からスカパー!でK-1の生中継を見ていたオイラです。 夜にフジで放送があると思いますので、ネタバレはしませんが、 セミファイナルとトーナメント決勝はなかなか迫力がありました。 そして、けっこう意外なことになった、とだけ言いましょう。 オイラ的に一番驚いたのは、セミファイナル前にリングに ブロック・レスナーが登場して挨拶したことかな(笑) K-1参戦かと色めき立ったが、社交辞令だけだったようです。 リングサイドの有名人にはブルース・ウィリスも観戦してて こっちは何度もカメラが向いてたから、夜でも見られるだろう。 さて、オイラは常々「気持ちを見せろ!」という言い回しが 大嫌いである、と言ってきた。細かく説明すれば微妙なところが あるのだが、つきつめて言えば「こっ恥ずかしい」のである。 人間の「気持ち」にはドロドロしたもの、汚いもの、卑怯なもの が混在し、混沌として渦巻いているはずだ。でも、そういうマイナス 要素な気持ちの一面を「見せろ!」ってやつはいないよね。 そういうのはひたすら隠すのがダンディズムというものだろう (念のためだが、もちろん女性も) 例えばオイラたちサポが選手に向かって「気持ちを見せろ」と 叫んだとして、そういう混沌とした気持ちを見せられても仕方ない わけだな。むしろ疲労困憊した選手が「疲れた」「もう無駄だ」 「この程度で良いだろう」「手を抜いたっていいさ」という 「気持ち」を見せられたら腹を立てるはずだ。 つまり、この「気持ちを見せろ」という言葉遣いは、実は 選手の気持ちなんか見たいと思っているわけではなく、 逆にそういうマイナスの心理を押し隠した選手のパフォーマンス を見たい、という、サポとしては当たり前のことを言っているに すぎないわけだ。 だが上記の通り、この言葉遣いは間違っている。「気持ち」とは そんなキレイなもんじゃなく、選手もそんなものは見せたくないし 見せるべきものでもないからだ。 何度もオイラが言っているが、選手が見せるべきなのは「欲望」だ。 自分がトップに立つ、自分がチームを勝たせる、自分がピッチの 視線を独占する、自分がゲームの主人公になる、そういう欲望を ギラギラさせる姿だ。「気持ち」なんて曖昧な、しかもどこか きれいごとのような言葉で言われるものじゃない。 先ほどのK-1の試合でも、娯楽に飽いたラスベガスの人々を 沸かせ、スタンディングオベーションに導いた試合の選手は 勝敗もさることながら、最後まで自分の勝利を信じ、諦めずに 戦いぬいていたよ。(結果としての勝敗は、見事に別だった) ポイントを気にして勝ちを計算し、この程度で良いだろうと いうような戦いをした選手には実に素っ気ない。 勝利を渇望し、それを最後まで貫く「欲望」を持った者を、 ファンが支持する。これも当たり前だ。 さて、果たして札幌の選手は、この「欲望」を見せただろうか。 どこか醒めた、淡々とした顔で、自分の仕事をこなすことに 汲々とし、全力で走ったら肝心なときにスタミナがなくなるから 無理はしないでおこう、と打算を優先していなかったか? いや、そんなことはない、と即答してくれるのであれば実に 心強いのだが、はたして東京V相手にそんな「欲望」をむき出しに していたのだろうか。 オイラは今朝、新聞にも載っていた、社交辞令的に札幌を誉めたラモスの 慇懃無礼なコメントにハッキリ言ってキレた。 あれは最悪の侮辱だ。 あんな言葉を言わせたということは、札幌の選手は舐められたのだ。 何も恐くない、と。 あのラモスの言葉が証拠だ。札幌の選手は「欲望」を露わになんか していない。していたら、あんな太平楽な寝言を言わせるはずがない。 背筋を凍らせるほどに追いつめられた言葉を吐かせるべきなのだ。 オイラの言葉が間違っているなら、3日の仙台戦で証明してみせること。 PROVE ME WRONG !
2006年04月29日
スカパ観戦で、なんだ、バックスタンドけっこう空席あるなあ、 と思ってたんだが… インフォの掲示板にこういう書き込みがあってね。 お立ち台で斉藤選手が、「もっとお客さんにきてもらって」と 言っていたのは、何か運営側へのイヤミっぽく思えてきたぞ(笑) ホントにそうなら、他のJ2の運営会社から呪われそうだ。 正直、そんな相手のホームゲームに負けたのがなおさら情けなく 感じられるねえ(汗) サポは、地元に金なんか落とさず、さっさと帰りましょう(笑) GW初日で人混みも多いだろうし、風邪なんかひいたら 目も当てられませんからなあ…。 それにしても、前回の柏戦といい、今回といい、 相手が飛車角落ちなのに、それでも力負けしたという事実が 重苦しいね(汗) お人好しなのか、夜郎自大なのか、練習不足なのか、鍛錬が足りない のか、才能がないのか、ハングリーさが無いのか、運がないのか、 迂闊者なのか…。 オレはお前の噛ませ犬じゃねえんだ、と、吠えてほしい。 何だか、元J1に腰砕けで位負けしてる気がひしひしと感じるのは 気のせいか? 取りあえず、FWは全員もっと「怖がられる存在」になるように 精進してや(汗)相手からは余裕のよっちゃんで守られてる感じ。 どうせ入りやしないんだから、最低一人ついていれば、かってに まとを外してくれるよ、みたいに舐められてる感が(汗
2006年04月29日
見るからに寒そうだった(汗) ゲーム自体は完全に力負け。一対一でも、フォーメーションでも 残念ながら向こうが一枚上だったね。 1点目は混戦からだが、どうしてうちはあの混戦に弱いのか。 あれだけの密集状態でどうしてドンピシャにいるのは いつも相手選手なのか(汗)運が悪いのか勘が悪いのか。 始まりの怒濤のコーナーキック攻めには、こういう時に 曽田選手がいないのが、実にタイミングも悪いもんだ。 2点目の斉藤にはそれまで何度も突破されてて、足の早さにぜんぜん 対応できていなかったので、ああとうとうやられたって感じだったね。 完全にFWの足の早さにやられた。 向こうはこっちの弱点、フィジカルでガンガン押されると球をキープ できなくなるのを先刻ご承知。さっぱり有効にパスを回すことも出来ない。 DFの裏をつくどころか、FWに球を送れないんだから(汗) たまに良い攻撃があっても、すぐに奪われるか、さもなきゃ勝手に パス回しをミスして相手に渡してしまう。 MFがしかたなく前方に長めのキックをおくっても、全部長く流れる。 いいところもある白熱したところもあるが、全体を通してみれば あしらわれた、と言わざるを得ないなあ。平本がおらず、バジーリオも リタイアした状態の東京Vに2点取られて、しかも0封では、 完敗と言っていいねえ(汗) 敢えて言えば、札幌の選手に怖さを感じないから、余裕を持たれて 足元見透かされてる、という印象を感じる。もっと執念深く、 意地汚く、がめつくゲームを進めてほしい。 たまに淡泊にボールを見ているシーンが何度もあって、気になった。
2006年04月29日
もうすでに到着しておられる方々も多いようですが、 天気予報では雨は無さそうですが、だいじょうぶでしょうか。 西が丘競技場はキャパ9000人なのですね。やはり小さいのが 当日券なしの原因でしょうか。 しかし、見取り図を見てみると… ううむ、たしかアウェイの札幌サポはCゲート側だったよな。 狭そうだな~(汗) で、ヴェルディのサイトでも見ると… おや、得点板もこっちですか、ますます狭そうですな(汗) しかしまあ、こういうコンパクトなサッカー専用競技場っていうのも 良い感じですねえ。 白恋もこういう規模なら改装して作れそうな気もしますね。 キャパ9千だと、J1はできないでしょうが…、きりぎり1万人で。 さて、前回エントリのお返事を。 <tottomiさん どうもです。道新のコラムは明らかに少ない字数でイヤミを 言ってきてるな、とは思ったんですが、子どもたちへのファンサービス と結びつけるのがさらに嫌みったらしいなあ、とは思いますね。 フッキの件ですが、確かに出場停止になるのはチームにもサポにも 迷惑なんで文句が出るのはしかたないのですが、オイラはけっこう 寛容です(笑) サッカー選手が黄紙赤紙喰らうのはむしろしかたないというより 当たり前だと思いますし。スカパで南米のサッカー見てたら 乱闘寸前でレッド2枚3枚乱れ撃ちなんてふつうですからね(笑) あれで解雇だ何だ言ってたらチーム成り立ちません(笑) むしろ、カードももらわないけど、攻撃性もなくタマを回してる だけの選手よりは、よっぽどプロとして「正しい」とすら 思ってます(笑) セルフコントロールと、容赦ない攻撃性と、おりあいをつけて ほしいとは思いつつ、やはりプロ選手なら後者を見せつけてほしいと 思います。 <拝田さん どうも、コメントありがとうございます。 柏の選手の入場の件、ご指摘いただきありがとうございます。 放送だと柏の選手がとっととピッチに出ていたのでもしかして… と思ってましたが、当方の事実誤認でむしろ安堵しました。 この点について札幌の選手が柏の選手に遅れをとったと断じて 非難したのは的はずれでした。札幌の選手に慎んでお詫びします。 カズの件は、検索したら見つけました。 これはもう、サッカー選手としてのダンディズムですね。 こういうところはぜひとも札幌の選手にも真似してほしいです。 もちろんカッコつけてプレイがおろそかになったり体調管理が 崩れてはただの未熟者ですが。 しかし、スターを食ってやるんだ、みたいな気概はいつでも あってほしいなあと願ってます。 こちらへのトラックバックもありがとうございました。
2006年04月29日
実は数日前にも2カ所ほどよそさまのブログにコメントを書いたり したわけだが、今日にもSapporo on my mindさんのエントリで 改めて触れられていたので、ちょっと書いておこうと思う。 例の、道新のコラムの件でありますよ。 わかっていることは…のtottomiさんの「牽強付会」というコメントの 言葉がありますが、オイラは逆に、すごくわかりやすいと思った。 つまり、道新さんのコラムは「あの程度の寒さでコートなんか着てる 根性無しだから、踏ん張りきれずに負けるんだ、このヘナチョコが!」 というのを婉曲に言っているのだ、と思ったから。 あのコラムに違和感を感じた人は、コートを着ることと成績が良くない こととどうして繋がるんだ、という点に引っかかっているようでしたが、 上記のような意図があるからこそそれが繋がるんでしょう。と言うか、 それ以外に意図の読み取りようがない。 で、オイラの意見は、実は道新さんと半分くらい近い。 ただ、ちょっと大きな差異がある。 2回書いたコメントでは、対戦相手の柏との比較について触れた。 オイラはスカパ観戦だったので、オンエア時にはすでに札幌の選手は 写真撮影を終えてコートを脱ぐところだった。 一方、柏の選手はすでにピッチに飛び出してボールを蹴っていた。 なので、入場シーンはわからないのだが、その時点で柏の選手が コート無しだったならば(その点は実はまだ未確認。どうだったんで しょうか?)、そりゃあ札幌の選手の「負け」だな、とずいぶん 冷たいと思われることを書いた。 でも、そりゃそうでしょ。 これもコメントで書いたが、あのクソ寒かった室蘭の横浜F戦で 一人だけ半袖で出場していたキングカズが、結局観客の心を捉えて しまい、試合後には負けチームの札幌なんかほったらかしで観客は カズに歓声を上げて集まっていた、そのことが悔しくて悔しくて、 「一人もカズに対抗して半袖で行こうという札幌の選手はいなかった のか?室蘭は札幌のホームなのに、一人のスターに全部注目をさらわ れてプロ選手として悔しくないのか?プロなら後半開始時に全員で 半袖で登場、どうだカズ!と威圧して、室蘭の主人公の座を取り戻す べきだったんじゃないのか?」と以前のエントリで、しかも2回に わたって煽ったんだから。 そのオイラが、試合前に体が冷えるからって写真撮影にもコート姿 ってどうよ?と思うのはあたりまえでしょ? でもね、道新さんとの決定的な違いはあるのよ。 道新さんは(明記はしてないけど)「寒さに勝つ根性もないから 負けるんだ」という文脈だけど、オイラはこの「根性論」は 実はキライなんですよ(理由は今回省略、またいずれ) それよりも、タイトルにもあるように、札幌の選手にはもっと 「容赦なき攻撃性」つまり、対戦相手を徹底的にたたきつぶすことで 自分の能力を誇示し、サポにアピールし、観客の耳目を集め、 自分がもっとプロサッカー選手として人々に認められたい、という 欲望を前面に押し出してほしいと思うのですよ。 そういうガツガツした、前向きな力強さが欲しいのよ。 柏の選手がコート無しでピッチに入ってきたのに、札幌の選手が コート着込んできたんだとしたら、そりゃあ、戦う姿勢として 「負け」でしょう。たとえスコアで勝ったと仮定したとしても。 さて、今日の相手はそういう意味では攻撃性丸出しの東京Vと その監督だ(笑) 位負けせず、アウェイにもかかわらず、相手を上回る 「容赦なき攻撃性」を発揮してほしいぞコンサドーレ札幌! 何たって、アウェイ自由席完売なんですって??? それだけ応援に行くサポ、ファンが多いのだから、ここで ヘタレた姿は見せられませんって!ね。
2006年04月25日
すでに土曜日に放映済みだったWWEレッスルマニア22を やっと腰を落ち着けて見ることが出来た。 日曜の夜に見るつもりだったのが、その夜の肋間神経痛で それどころではなかったので。 さっき気づいたが、草津戦湘南戦と連続で応援帰りに 足をつったのが伏線だったのかなあ(汗) さて、WWE最大の祭典ではあるが、最近はどうにもいまいち な盛り上がりな気がする。各レスラーはがんばっているのだが、 やはりお祭りにはふさわしい人材というのがいて、そういう人が 出てくるだけでオールOKという奇特な人がいるのだ。 個人的にはストーンコールドやロックやホーガンがいてこそ だよなあ、とか思ってしまうわけである。 で、今回すごく期待していたのが、前日の殿堂入りに登場した ’ヒットマン’ブレット・ハートの登場だったのだ。 ご存じの方もおられると思うが、かつてのスーパースターだった ブレットは、WCWへの移籍問題がこじれたあげく、サバイバーシリーズ 97においてHBKショーン・マイケルズとの一戦で強引に 当時のWWF王座を強奪同然で奪い去られ、その結果両者には埋めがたい 溝が出来てしまったわけであります。 WCWで大怪我をしたブレットはそのままリタイア同然となって 現在に至っているわけですが、今回のレッスルマニアでそのブレットを WWEの殿堂入りにしたのは、両者の和解と考えていいわけです。 で、今回のレッスルマニア前から、その「ブレットをハメた」事件の 当事者である会長ビンス・マクマホンとHBKが抗争して、今回 ケンカマッチをする、という展開だったので、オイラはてっきりここに ブレットが登場して三者和解のドラマを演じるんだと思っていたわけ。 さりながら、とうとうレッスルマニアにはブレットは姿を見せずじまいで 終わってしまい、それがどうも今回の物足りなさに繋がっている。 ブレット・ハートがこの後の展開のどこかで姿を見せるかどうか、 それがWWE上半期の期待になっております。 ところで、今週末の東京V戦は、STVが中継してくれることに なったが、3時からの時間差放送。 オイラはスカパのJスポーツで生中継を見ることにしているが… 願わくば、3時からの放映を録画保存したいと思わせる試合内容に なることを願っておりますぞ。
2006年04月24日
いきなり昨夜から肋間神経痛にのたうち回り、 息をするのも苦しく、横にもなれず、一晩中ベッドに 座って壁によりかかったまままんじりともせず朝を迎え、 さすがに職場を休んだオイラです。 ようやっと回復に向かい、熱い風呂と梅酒で血行を良くして 少し良くなった。まだ前屈みがツライが。 最初は背筋痛かと思った。これは前にも何回かあったし。 しかし息が出来ない痛みに、あ、これは背筋じゃなくて あばら骨だ、とようやく気づいたのが夜中(汗) 自分の体は自分が一番よく知っている、とドラマでは 聞くが、けっこういいかげんでわからないもんだ(汗) さて、タイトルはもちろん一種の逆説で、フッキには早いところ 戻ってきてほしいし、勝利に貢献してほしいとねがっておる わけだが、同時に、赤紙を喰らうくらいの「容赦なき攻撃性」 をフッキ以外の他の選手にも持っていただきたいとも思うわけだ。 むろんこれも言葉の綾で、赤紙を連発せいと言うわけではないからね。 どうもそのへんの、ガツガツした勝利欲剥きだしなところをもっと 札幌には持って欲しいと思うのですよ。 ところで、オイラは応援に行くときには以前にもここで 披露した「Forza!SAPPORO」の刻印入りiPodを持って、お気に入りの 曲を聴きながら向かうようになっております。 で、先日の草津戦あたりから聞いているのが こればっかし(笑) 我らがグル、「平沢進」のファンはおりませんかな? ここに行くと、無料で試聴できます。公式サイトだから 違法じゃないのでご安心を。再配布も可能。ただし利用条件は 守ってね。 一番上の「時間の西方」が1曲目だけど、この次のアルバムタイトル 曲「白虎野」が軽快でステキっす。 応援に向かうときの曲はいろいろその日の気分で変えます。 他の曲もいずれ紹介していこう>自己満足 最近はiPodでポッドキャストから、有名な文学作品の朗読を ダウンロードして聞くのがマイブームであります。 宮澤賢治や太宰治が多いけれど、古風なのが聞きたいなあ。
2006年04月22日
敢えて、ひねくれ者として(笑) 選手たち、反省なんかするな! 反省なんて、「ああすればよかった、こうしちゃいけなかった」 っていう、「ネガティブな過去の否定」にすぎない。 そんなことにかまけてたら、次の試合ではさらに萎縮するばかりだ。 「また同じ失敗をするかもしれない」 「敗戦の責任を負わされるかもしれない」 結果、打つべきシュートは打たれず、前に送るべきパスは バックパスになり、相手へのチャージは甘くなり、判断を 他の選手や監督に預ける。 冒険心も功名心も失せた、魅力のないプレイが現出することになる。 選手に必要なのは 「次は、こうしてやる」 「オレが、ヒーローになる!」 このゲームはオレのものだ、オレが支配するんだ。 オレが世界の王だ、という自己顕示欲と野望に満ちた気概だ。 今日の試合はことのほかサポの声が厳しいと思う。 その根底にあるのは、「やれるのに、やらない」選手の 気概の無さへの憤りであると思う。オイラもそうだ。 死力を尽くし、持てる技術を費やし尽くして、その結果としての 敗戦であるならともかく、今日は明らかに、模試で良い点を取った 高校生が、自分は大丈夫とばかりに甘く見た次の試験で失敗した ようなもの。向上心のかわりに根拠のない一時的な自信に足を 掬われたのがミエミエだから、怒るのだ。 ちなみに、フッキの赤紙に非難囂々だが、オイラはさほどとは思わない。 すでに黄2枚だったフッキが、今日の試合で3枚目を喰らっても おかしくないのは、柏の守備陣の狡猾さを考えれば、想像していなく てはおかしいくらいのこと。 むしろ、先取点も取り、積極的に中に突入を試み、何度もボールを奪取し、 守備にもついたフッキは、前線としてじゅうぶんに働いている。 そして何よりも、今日の選手・チームに欠けた「容赦なき攻撃性」を 唯一持っていたと言っていい。 逆に、淡泊に球を運びゴールに執着を見せないチームメイトこそが、 フッキを浮かせ、退場に追い込んだとも言えるのではないか。 結果論で選手を非難するのは卑怯でもあろうからあまり言うべきではないが 今日の試合の敗戦は、選手の「欲望の欠如」に尽きる。 欲を出せ、ゴールを目指せ。自分がヒーローになれ。 ミスをするのはスポーツ選手なら当たり前だ。 ミスを恐れてプレイが縮こまっては何にもならない。 ミスしたら挽回すればいい。これも欲望だ。 自分のミスは自分で取り返し、のしを付けてお返しするだけ。 次回の東京V戦、ホームの緑サポが鼻白むくらいに暴れるべし。 自分が西が丘の主人公だと思うべし。
2006年04月22日
残念だった。しかも、痛くもない傷口を自ら切開したように 次節以降の展望も見えなくなった。 見事に函館の風に嫌われた。 万全でない敵チームをいじめきれなかった。 いや、自らその陥穽に落ちた。 前半で最低3点取って、終わるべきはずの試合。 わざわざ相手に献上した勝利。 このツケは、残念ながら自ら払うしかない。 執着心の欠如が、欲望の淡泊さが、自ら敗北を呼んだ。 後悔は要らない。各自、自らの欲望の不足をなじるべし。
2006年04月22日
柏との初戦を前に、自己満足な以前のエントリの続きを書いて 時間つぶしに。 さて、最近はカラフルなボールも増えて、先日はW杯決勝専用の adidasの黄金ボールなんてのがドイツで公開されておりましたが やはり「サッカーボール」というと上のようなのがイメージされる。 ウィキペディアによれば、60年代にadidasがW杯のボールサプライヤ になって以来のものだそうである。 しかし、なぜこのデザインなのかはウィキでもわからなかった。 黒の正五角形12個と、白の正六角形20枚。 数学的には切頂二十面体と言うそうだが、その辺はよく知らない。 骨の髄まで文系で、しかも中国好きのオイラがこれを見て 即座に想像するのは、こいつだ↓ 韓国の国旗でおなじみの「太極」だが、本来は中国の「易」の 概念による「陰陽」図だ。 簡単に言えば黒(陰)と白(陽)が「混沌」から分化して 「世界」を構築していくさまを表しているわけだ。 その陰と陽の割合比を「八卦」で示し、8×8の六十四卦で 細密化して、占いなどに応用しているわけである。 世界の仕組みがわかれば、先のこともわかる、というのがこの 易による占い、というわけ。 サッカーボールは五角形(角が奇数=陽)が12、六角形(角が 偶数=陰)が20なので、数値比は12:20=3:5になる。 やや陰気の方が強い存在と言えるか(笑) しかし色彩的には陰が黒で陽が白だから、その比は逆転し、 うまく平衡状態をとってもいるのだ。 さらに言えば、五角形も六角形もオカルト的には極めて強力な 図形であることをご存じの方は多いだろう。 正六角形は、正三角形を二つ、上下逆にして組み合わせた六芒星 (ヘキサグラム)の頂点をつなぎ合わせて出来る。歴史的には 「ダビデの星」としてユダヤ人差別に使われた負の側面があるが、 今のイスラエル国旗にも使われていることからわかるとおり、 本来はユダヤのアイデンティティを示しており、おそらくは ユダヤ教神秘主義「カバラ」に関わる図形だ。 また同時に、日本ではこの六芒星は「籠目紋」と言われた。 ケチャップで有名な「カゴメ」にもこの紋はいまだに使われている。 「籠目」は「無数の目」を表し、悪鬼邪霊をその眼力で払う魔力を 持つのだ。 同じ伝で言えば、正五角形はその内部に「五芒星」を含んでいる。 安倍晴明を引用するまでもなく、上記「陰陽」同様に宇宙の変転を 示す「五行」を表す図形として、強い魔力を秘めているので有名。 海外でも「魔術」そのものを示す図形として知られているし、しかも その一辺が黄金比分割されていることからも図形的に美しい。 何よりコンササポなら「サッポロビール」の商標でおなじみだ(笑) 強烈な魔力を含んだ二種類の図形を、黒白で塗り分けて構成し、 その陰陽のバランスをきれいにとりつつ、ほぼ球形に構築した このボール。 本来は単なるデザイン的に作られたものだったのかもしれないが、 見れば見るほど不思議な構造物だ。 一個の宇宙であり、変転する混沌を封じたパンドラの筺でもある。 そして強烈な魔力を帯びた、多くの運命を左右するデヴァイス。 その「宇宙」そのものを操る選手は、同時にその「宇宙」に 支配されている。 そして、「宇宙」の力をよりおのがものとできた選手が、 勝利の栄光に近づくのである。 (続くのか?)
2006年04月22日
道職員が給料を下げられてざまあみろと思っている方々も 多そうだが、コンサドーレ札幌の入場料もその何パーセントかは そういう人々も払っているわけであるよ(汗) あれ、1割カットと言っているが、本給の一割だから、 保険やら何やらさっ引いた手取りは、減った額は2割くらいにも なるらしい。 オイラも薄給の中、外食をやめて自炊で弁当も作り、エンゲル係数を 出来るだけ減らす工夫をしておるよ。しかし、それでもここしばらくは 給料だけでは足りず、貯金を取り崩す日々が続いている。 というわけで、一時はかなり本気で調整しようと思った函館行きも 先日ひいた風邪と、そして貧乏をこじらせてしまって、スカパー!応援 となった>スカパ見る金はあるのか、と言われれば、そうだっ、と 答えるしかないな(笑) 真冬に二階の屋根の落雪でヒビが入っていた窓が、完全に割れた。 サッシの修理を考えると気が重い。 壊れたストーブの処理も頭が痛いが、昨夜届いたオイルヒータ も電気の食いすぎでブレーカ落ち(汗)アンペアを上げなくては。 こういう時に出費ってかさむのね(汗) 来月には自動車税もあるというのに。 さて、明日、イヤすでに今日のの試合だが、勝利の鍵は「走り勝つこと」 に尽きるようですな。柏の選手はJ2の過密日程に満身創痍疲労困憊、 前節の試合をチラ見した感じでは「走ってない」ことに尽きる感じでした。 札幌もその意味では俊足ではないが、何とかそこを上回って先取点を 取ってほしいと思うよ。 それと、自らハンドルとって運転して函館を目指しているサポの 皆さん、来るときも(すでに移動中の方々も多そうだ)、そして 帰りも、くれぐれも事故など起こさぬようにお気をつけ召されい。
2006年04月20日
タイトルは、最近HBKことショーン・マイケルズの Tシャツに書かれていた言葉。 出典は新約聖書・マタイ福音書。 (なお、オイラはクリスチャンには非ず、念のため) 「召されし者は多し。されど選ばれし者は寡し」 サッカーの神様は、あまり気前は良くない。 気まぐれなボールのほんの僅かな誤差に、栄光と悲哀の 紙一重の差が潜んでいる。 そして、概して栄光が与えられる方が少ない。 その意地悪な神様の後ろ髪をひっつかみ、むりやりに引き留め、 こっちに顔を向けさせるほどの全霊を、選手は傾けなくてはならない。 蓄えた技量、鍛えた体力、そして断固たる意志によって。 栄光の門はあまりに狭い。 そこを通ろうとする者は多いが、通り抜けられるのはほんの僅か。 札幌の選手達が、選ばれた者になることを願ってやまない。
2006年04月19日
日曜日にストーブが壊れた。 すでに4月も後半に入ったが、あいにくの肌寒い日々が続き 相変わらずストーブが欠かせなかった。ふつうの灯油式である。 そのストーブが壊れた(汗)点火して温度設定をあげても、 種火程度にしかならない。近くにいれば多少ぬくいが、部屋は 相変わらず寒い。外はここしばらくずっと曇天続きで、春とも 思えない。 これから暑い夏に近づこうという時期ではあるが、これでは たまらない。本当にマヌケだが、やむなくストーブを買い替えること にした(泣) だが、この時期、ストーブなんかどこの電器店でも撤去していて 並んでいるはずがない。しかもここしばらくカタギ仕事が厳しく、 店に買いに出かけるヒマもない(汗)さらに輪をかけて、年度末 年度初めで出費が多く、余分な資金も無い。 ネットで、欲しかったオイルヒータを探す。 電気代が高いが、今までの灯油式だと空気が乾燥していつも ノドを痛めていたのと、独り者で火が恐いので、オイルヒータ が欲しかったのだ。 店頭価格だと3、4万はするデロンギの1500Wオイルヒータが 送料タダのボーナス払いOKで26800円というのを見つけ、 オーダーしたが、返信メールに「メーカーお取り寄せなので遅くなる」 との連絡が…(汗) ついに風邪をひいた(汗)今日は職場を休むはめになった(汗) 頭痛と筋肉痛で呻吟しながらまんじりとも出来ずに今日は過ごした。 昨夜のゲームが不完全燃焼だったことでテンションダウンしたのも 悪影響になったか(汗)>言いがかり 注文先からメール届く。 「今日発送しました。到着は21日の夜」 …遅かったよ…(泣) 昨日の試合には日程が最大の敵との認識があったせいか、 サポの声にも新聞記事にも比較的温情のあるコメントが多かった ような気がする。確かにその通りだが、前回のエントリに冗談めかして 書いたように、今回はスミ1でも勝っておきたかったはず。 正直、縁起悪い話だが、この後の対戦相手のラインナップは 3連敗してもおかしくないわけだから。 監督もそれを見越して「引き分け無意味」を言ったのだとすれば やはりこれからの「戦略」を考えているのではないかなあ。 柳下監督の手腕については「育成」について全幅の信頼を寄せている が、眼前の試合にどう勝つかの「戦術」、そして長丁場のリーグ戦 を長期的にどう生き抜いていくかの「戦略」についてはまだわからない ところがある。と言うか、今までチームがそんな戦術や戦略に応じきれ るレベルではなかったわけだが(汗) 今年はそこをどんな采配で、最終的に昇格圏にたどり着く目標に向かう のか、楽しみでもあると同時に、道のりの険しさに息を呑むのであります。
2006年04月18日
今からおよそ2400年前、中国・戦国時代の斉の国の 将軍・田忌が、諸公子と競馬をきそうことになった。 そこに田忌の食客だった孫賓(孫子の子孫。正しくはにくづき(月) に賓の字)が助言した。 必ず勝てる方法があります。 諸公子の馬のうち、「上等」の馬には将軍の「下等」の馬を当てなさい。 「中等」の馬には「上等」の馬を当て、そして「下等」の馬には 「中等」の馬を当てるのです。 そうすれば2勝1敗で必ず勝てます。 田忌は孫賓の助言に従い、大勝して千金を得た。 さて、札幌は今日から徳島、柏、東京Vの順序で、しかもタイトな スケジュールで対戦が組まれている。 三戦とも全力投球できれば問題ないが、そうもいかない部分もある だろう。実際、西谷が自分では大丈夫と言っても負傷退場したのは 事実。 上の孫賓の助言を応用すれば、徳島を「下」と見なせば(失礼!) ここには「中」すなわち疲労したトップを数名外していわば「準スタメン」 を構成して当て、柏を「上」とすればここには「下」つまりレギュラーを 温存して負け想定の捨てゲームとする。そして東京Vを「中」と考え、 ここに温存したトップメンバーで全力で当たる…。 …ということになろうか? ううむ、しかしどうもこういう計算高い作戦は、以前に「泥臭く 愚直に行け」とアジッた身としては忸怩たるものがある(汗) 何よりわざわざ函館まで行くサポへの背信になりかねん(汗) はたして柳下監督はどのような作戦をとるのか?
2006年04月17日
「まだまだ修正しなければならない箇所はたくさんあるが、良いゲームを やれたと思う。(略)お互いのゴール前でのプレーが多かったので、 見ていても面白かった試合だと思う。我々は相手よりも動き出しが早かった し、長い距離も走りきることができたと思う。(後略)」 「せっかく大勢の記者が待っててくれたけど、こんなにハラハラドキドキの 試合で、何も言うことはないですよ。いつまでこの人達はやれるのかな…と。 現役のときのほうがずっと楽だなと思います。」 相手チームに追い上げられながらも、選手の奮闘で勝ちを得た2チームの 監督の言葉を並べてみました(J's GOALより) ま、タイトル通りのことが頭に浮かんだわけです。 そしてオイラは、札幌の監督がこの人で良かった、と 改めてつくづくと思ったわけです(笑) うわ、もう明日、しかも22時間後かいな(汗)
2006年04月16日
まずはコメントへのお返事。 <暢気さん 爆風も初期の頃は実にはじけまくった歌を歌って おりましたな(笑)ちなみにオイラが好きだったのは 「たいやきやいた」でした。今でもカラオケで歌ってしまう(笑) 森永はあんまり馴染みがないなあ(汗)大企業の牛乳にも ハッキリした差はあるのでしょうか。この件については 他の方からもマイ牛乳情報が欲しいところです。 <こんくまさん コメントありがとうございます。 なるほど、出費のかさんだ時期か(汗)確かに私もそうです(笑) たじさんのたこ焼きと、頑固おやじのカレーと、ウーロン茶を 買ったら財布が空っぽになっておりました(汗) 地上波放映が少なくて、せっかくの勝ちゲームもリアルに伝わりにくい ところもあったかもしれませんね。スケジュールを見たら次の地上波は 5/14厚別での神戸戦…(汗) 地上波のある試合はとにかく負けずに、市民道民の関心をあつめて ほしいものです。 さて、昨日の応援に参集したオイラですが、いつもの通り B自由席のSB寄り。ゴル裏を山頂とすれば三合目あたりの、 全員ほぼ立つエリアが右、座ったままがほとんどの左の、ちょうど 境目で、立って出来るだけ大声で歌っておりました。 まあ、かわったことをするでもなく、全体に埋没してる系ですが 少しは独自色を一人でも出せないかと思っております。 こういう応援良いんじゃないか、と提案しても、 まず隗より始めよ、ってやつで、あなたから先にやんなさいよ と言われている書き込みを過去にも散見したので、 オイラひとりでまずやっちゃってます。周囲には迷惑かも しれんが。 応援というか、振る舞いとでも言いますか、些細なことです。 あの、入場前にスクリーンにPV流れますな。 あれ、いいですねえ。必死になってプレイにひた走る選手の 成功した場面もあれば、惜しくも失敗の場面もあえて拾ってる。 実に、真摯な姿に心を打たれます。 オイラは昨日、立ったままアレを見ているうちに、いつの間にか 胸に手を当てて敬礼していた。ホントに無自覚で、途中で気づいた。 オイラは個人的な理由から、日の丸には頭を下げず、君が代も歌わない ことを固く心に決めている人間なのだが、あの選手の姿には心から リスペクトを捧げたいと思った。あの必死な姿がいつの日か結実すること を願って。 いかがですかな、あのPVに起立して胸に手を当てて敬礼というのは。 PVの最後に心音が響くが、あれが自分の鼓動とシンクロして 右手に伝わってくるのは、いいものでしたよ。これからのゲームへの 期待が増幅されましたからね。 それと、あの入場直前にドールズが踊るあの歌、オイラどうにも 耳に残って、前回の草津戦からとうとう歌っちゃうようになりました。 「お~お~~お、おおおお~~~、こんさど~れ~さっぽろ~~~」 周囲の人耳障りかもしれなくて、すんません、しかし、あの低音の 響きがどうにも気に入ってしまって(笑)たぶんこれからも歌っちゃう。 これも早くCD出してくれないかなあ。そしたら英語の歌詞も憶えちゃう。 今はサビだけだが、全部歌いたいぞ(笑) あのサビを一緒に歌うのはどうでしょう。 とりあえずオイラは一人でも歌い続けるが(笑) あ、しまった、前者はドームでしかダメかも(汗) 厚別ではPV無いし(汗)歌は流れるだろうけど。 次のドームは5/17の鳥栖戦か…
2006年04月16日
.....What the SAPPORO is Cooking ! このタイトルのエントリをいつ書けるか楽しみにして いたのだが、よかったよかった。まだ9節で気も早すぎるが 3連勝も、勝ち方が非常に良い、ちゃんとチームの目指す勝ち方で 勝てていて、運良く勝ち星を拾ったのではないというのが、 かなり嬉しいね。 「サッポロの妙技を喰らえ!」 しかしまあ、これからは他チームも用心してくるし、対策も練って きて、思うようなことがすんなり出来なくなってくるだろうから、 やっぱり精進が大切だろうね。 ここ数年では考えられなかったが、「勝ち癖」がつけば、 苦しいときにも乗り越えられる気持ちが着いてくるだろう。 期待したいね。 実は金曜日はカタギ仕事のあと職場の宴会に直行、そのまま 豊平にある実家に転がり込んで寝てしまい、翌朝たっぷり 朝寝をしてドームに参戦して、実家でメシをたかったあと 深夜に帰宅し、そのままHTBの録画を数回再生しっぱなし という過ごし方だったので、このブログも放置状態。 いまさら何を書いても他の方々の喜びの表現には及ばないが、 雑事を並べて書いておきます。 ・いつもはドールズのダンス開始に合わせて1時間前に来る 事が多いドームだが、30分ほど早く来たので、なぜかいつも 行き損ねていたたじさんのほっと12に寄る。厚別ではしょっちゅう 買ってたのだが、なぜかドーム開催で買うのは初めて。 赤黒スペシャルを初めて買う。和風で淡泊、なかなか美味しい。 「ブログ楽しみです」と声をかけたらステキな笑顔を頂いた。 ・週末で14000人と、ちょっと少なかったのはなぜか。何か あったかなあ、と不審。連勝で調子も良いのに、期待を集めきれて いないのかなあ、と残念。平日夜だった草津戦にたいして上積みできな いのはツライものがあるが、逆に言えばそれだけの人間が確実な リピータであるのは心強い。そして平日を押して草津戦に来て、 そして昨日来た観客はまったく幸せ満喫である(笑) ・ちょっと足を痛めていたが、結局ずっと立ちっぱなしで歌い続けた。 ときおりノドが枯れてしまうので、その時は少し休んだが勘弁して(汗) しかし疲れはしっかり蓄積していた(汗) 実は草津戦に続き連続で、帰宅中に足をつる始末(汗)草津戦では 地下鉄で帰って駐車していた車にさあ乗ろう、として座席に腰掛けた 瞬間に左足をつる(汗)そして昨日は、帰りにベスト電器月寒中央店 のオープンをのぞきに行って、その帰りに福住駅1番出口の階段に 足を踏み出したとたんに同じ左足(汗) 立ちつくすオイラに、荷物持ちましょうか?と声をかけてくださった 方も、服装に赤黒があったからサポの方だったのだろうか? ありがたいことでしたがそのまま治るのを待ちました(汗) 体には気をつけないと(汗) ・たこ焼き以外に、実に珍しく頑固おやじのカレーの列が途切れていたので すんなりカツカレーを買って昼食にする。ホントにひっさしぶりである。 いつも行列で諦め続けだったからね。 ・後方に立っていた若い人が、ずっと湘南のチームに 「帰れ帰れ」と口汚く罵っていたのにすごく違和感。 相手チームに帰られたら試合にならんのだが(笑) 相手を倒してこそ勝利を得られるのだが。 その意味では選手紹介や、「湘南ベルマーレのサポーターの みなさんようこそ!」のアナウンスの時には、ブーイングじゃなくて 「よう来たのワレ!」と歓迎しつつ威圧するのがよろしかろう(笑) ちなみに、相変わらず入場時のブーイングは多いが、前にも言ったとおり ブーイングは「期待に応えるパフォーマンスを見せない選手への不満」 の意思表示だと思うので、あの場合はむしろ口笛の方がふさわしいと 思うがどうか。歓迎や賞賛にも使われる口笛ならば、その背後に威圧を こめた意志表示と二重の意味になって、ちゃんとスジが通るというもの。 ・試合のことは今さらくだくだ言うこともないが。 失点はしたものの、ほとんど不安を感じないほどにボールを支配し、 奪え、はね返せていましたな。かなり贅沢に高度なことを選手に要求 してしまいそうな気分で、2年前が嘘のようですな(笑) 決定力を云々する声もありましょうが、なによりも決定機を増やせて いるのは心強い。分母が大きくなれば、決定率が低くても得点は多くなる というものだ。 ・不調だったころの選手に対して、心ない恩知らずなことをぬかしている 人を散見するが、それは心得違いというものだ。猛省すること。 特に、池内がいれば和波は要らないとぬかした者!何をたわけたことを ぬかしておるのか。一刻も早く和波にケガを治して戻ってきてもらわな くては、池内も潰れてしまってガタガタではないかい。近視眼にも ほどがある。 これに関してはけっこうオイラは憤っておりますぞ。 ・フッキには、絶対にこれからもPKを任せるべき。 これでやめさせたら彼をただの選手に退化させるだけ。 スーパースターに脱皮させるにも、フッキに決めさせる経験を 積ませるべきだと思うがどうか。 ここ一番の大舞台で、バッジオやジダンのような超スーパースターが PKを外すシーンも我々は目にしてきた、それに比べたら小せえ小せえ、 次にズバンと決めてくれフッキ! ・最後に、まだ浮かれないこと。 特に、まだ愛媛へのリベンジがすんでおらんではないか。 2巡目の7/8、ドームでのホーム戦。愛媛にきっちり前回の 借りをのしを付けてお返ししなくては、まだ気が晴れぬわい。 それまでしっかりチームもサポも好調を維持しましょうな。
2006年04月13日
タイトルは、カート・アングルから(笑) オイラは札幌に生まれ育ち、ゆえにコンサドーレ札幌を応援し、 力及ばざるもサポの末席に連なって応援しています。 コンサドーレ札幌が自分の地元のチームであるがゆえに、その 活躍と発展が相乗効果をもたらし、ともに活力をつけていく ことを理想としています。 その意味では、オイラに限らず札幌サポは皆が 「愛〈地元〉心」(たとえ道外サポであっても)そして 「愛〈コンサドーレ札幌〉心」の持ち主であろうと思う。 しかるに先日の新聞では教育基本法の改正に関して この「愛国心」を強調する文言を追加することを、その 「愛」の対象である国の政府自体が決めてしまった。 (引用・リンクはしません。マスコミの違いでそのまま思想的 バイアスがかかるのを避けるため。恐れ入りますが各位でニュース を検索してください) 国が「国を愛する心」を持てと国民に言うこと自体、 自惚れ者が「私を愛しなさい」と異性に向かって強要する ような押しつけがましさを感じる。しかもたいていそんなことを ぬかす人間はロクなもんじゃないと思うのだが。 気にくわないのはまだあって、愛国心を持てと声の高い人間が しばしば「愛国心を法律に書くのは〈当然〉だ」とよく言うのを 見かけるが、この「当然」という言葉は実に曲者で、なぜ当然で あるかをさかのぼって考察すること自体をあらかじめ拒絶した うえで、当然だと思わない人間を最初から「おかしい」存在と 決めつけて貶める効果を持っています。 オイラは「愛国心は当然」という言い回しをする人間をまず 信用しないし、その傲慢さを鼻持ちならないと思うのです。 そして、これはすでに戦時中の記憶がある人に聞けばよくわかる だろうが「愛国心」をやたらと強調し、他人に押しつける人間と いうのを、オイラは最も愛国心から遠い存在だと信じております。 前途ある有為な若者を戦場に送り無駄に死なしめ、その犠牲の影で 甘い汁を吸っていた「自称愛国者」が我が物顔でのさばっていた ことは以外と知られていないが、それは戦前戦中を生きた人なら 周知のことであります。 あえて言う。 押しつけられた「愛国心」なんかに忠誠を誓って 死ぬ気などサラサラない。 オイラの愛国心は、古代から面々と続く文学を読み、 能狂言や歌舞伎を愛し、北斎や広重の絵に感動したりする、 そういう豊かな文化と、それを育んできた大地と共同体の 豊かさを愛することだ。 生まれ育った札幌の地、北海道の地の恵みと厳しさの中で 生き、そこに根付こうとしているコンサドーレ札幌の成長を 共に期待し見守りたいと思う心だ。 「オカミの言うことに文句を言わず、唯々諾々と従う人間」 が「愛国者」ではあるまいよ。 ああ、また波乱を呼びそうな事を書いたかなあ…。 前にも書いたが、愛国心とサッカーとは切り離せない接点が あって避けられないゆえに、デリケートな問題ではあろうが 敢えて書いてみました。 いずれ「祝祭」エントリの続きでも、触れることになるかも しれないな…。
2006年04月12日
昨日の牛乳ネタはかなりマジメに書いたつもりだったが(笑) おれはメグミルク、わたしはよつ葉、いやいや明治が、という 人もいるのかなと思ったけれど。 最大のネックは「太る」誤ったイメージ、というのがマスコミ での分析だが、それよりも「腹をこわす」人が多すぎることじゃ ないかと思う。 脱線するが、知り合い関係に限っても、どうにもメシを食っていて 張り合いがないことが多い。旅行に行ったりして、現地の食いもの をハシゴするのが楽しみなオイラだが、同行者がきまって 「お腹をこわしてる」「もう食べられない」「お腹すいてない」 とか言って嫌がられることが多すぎる。 数年前にロンドンに行った時にも、パブに入ろうと言うオイラに うるさいのはイヤだ、食べ物が何だかわからない、とか言われて さすがにキレて(ロンドンに行ってパブにも入らずマック食う気かよ) 一人でパブでギネスの生をかっくらった(笑) あれは美味かった。あれでまたイギリスに行きたいよ(笑) とにかく、みんな腹が弱すぎ。すぐ腹を下す(汗) もちろん、生水はじめ気をつけなきゃならないことは多いけれど、 かといって過剰に反応して結局食い慣れたファストフード に走るのが情けない(笑)実際、アレルギー体質の関係もあるのか 今の人は腹具合も過敏なようだ。 オイラが小学生の頃は、確かに牛乳を飲めないヤツもクラスに何人か いたとは思うが、最近のようにこんなに多くはなかったような気がするが。 というわけで、今日もcoopで倉島牧場牛乳紙パック1リットル 198円ナリを買ってきた。スーパー売り紙パック牛乳で、いちばん 美味いと思うがどうか。 コメントを頂いたスカパー!の話をするつもりが、牛乳の話が 長くなりすぎた。 山ダヌキさん、コメントありがとうございます。 たかが1700円で、とはなかなか手厳しい(汗) オイラも今年からJリーグセットに入ったので、耳が痛いところです。 スカパー!にはもう10年くらい入っているのだが、それは、 そのころに住んでいた道東の町に、レンタルビデオ屋が無くて、 釧路か中標津まで1~2時間ドライブして行かなきゃならなかった から(汗)映画好きだから、必要に迫られたわけね。 それと、歌舞伎好きとして「歌舞伎チャンネル(伝統文化放送)」 に入りたかったのが大きかったね。 札幌の試合はまだ当時はJ1だったから、ホームは地上波で ほぼ見られたし、アウェイすら深夜枠とかでもあったからね。 Jスポーツ(当時Jスカイスポーツ)でも中継があるから、 わざわざJリーグセットを別にとる必要は薄かった。 札幌がJ2に、しかも低迷すると、地上波中継はガックリ減ったわけ だが、それでもJセットを選択することはしなかった。そのわけは 1:すでに映画を中心としたチャンネルをチョイスしまくっていて 視聴料が月1万を越えていたこと。(今はもっと増えた(汗)) 2:札幌以外のチームに関心がないので、他のチームのぶんがムダ。 3:必ずしも生中継じゃないので、特に負け試合だとわざわざ見ない。 という感じかな。それが今年Jリーグセットに入ったのは 1:全試合生中継が確約されたこと。 2:地上波やJスポーツで放映される試合のぶんをさっ引いても コストパフォーマンスが良くなったこと。 3:そして何より、チームに期待が持てる年であること。 ですな。もちろん以前のエントリに書いたとおり、不満はあって カメラワークがひどいのは改善して欲しいのだが(汗) ちなみに土曜の湘南戦はHTBが生中継をする。 録画のチョイスは、もちろんカメラ写りが良く、中継が札幌寄りになる に決まっている(笑)HTB。 勝ったら、スカパー!のほうも再放送で録画するよ(笑)
2006年04月11日
タイトルのネタがわかる人は年がバレる(汗) 男は黙ってサッポロビール、ではないが、前にも書いたとおり オイラはやはりビールはサッポロだ。言い方は悪いが、いちばん 「麦」を飲んでいる、という実感がある。できれば米やコンスタチ で薄めていない、麦芽100%がいい。サッポロでもクラシックか ヱビスがよろしい。サッポロが扱ってるギネスは別格だ。 麦芽100%はくどい、とマヌケなことを言う者もいるが、 麦を味わわなくて何のビールぞ、とすら思う。 (たまにハイネケンとかに浮気もするが、ご勘弁、だ) 皆さんはコーヒー豆はどこのがいいであろう? オイラはこってり深煎りの炭焼コーヒーが好きなので、 「珈琲茶館」の豆をよく買っている。以前は大通の 紀伊國屋書店地下の本店で買っていたが、東区に住むように なってからはジャスコ元町店で買っている。お気に入りは 「クラシックモカ」だが、よく品切れしてるのが玉に瑕。 夏場限定のアールグレイの水出し紅茶も欠かせない。 さて、牛乳は? 牛乳が売れないという昨今、理由はあれこれと書かれてきて いるが、見落としていることがある。 酒やコーヒーのように、消費者側のこだわりを投影しにくい のではないか。 スーパーに並ぶ牛乳はほとんどが大手の大量生産品。 どれを飲もうが大して変わらない。買うときはその時の 一番安いのを買う、という人が多いのではないだろうか。 逆に産地限定、牧場限定の品も並んでいることは並んでいるが そういう品は普通の牛乳よりも値段が数倍にはね上がったりする。 一年に数回の贅沢品ならまだしも、日々の嗜好品ではそうも いくまい。 これが自分の、マイ牛乳と言える買うこだわりを持ちにくい 流通が、せっかくの乳産地である北海道人に薄いのが問題じゃ ないのかなあ。 オイラは肥満の傾向があるため、ずっと低脂肪乳を飲み続けて きたが、2年ほど前、ついに耐えられなくなった。こんな 水っぽいものを牛乳として飲むことが、だ。せっかくなら これが牛乳だ、と思えるコッテリうまい牛乳が飲みたい。 焦げ臭い高温殺菌も願い下げだ。ホントなら紙パックも 臭いが付くのだが、これはやむを得まい。それをかき消すほど 良い香りの牛乳が飲みたい。 かといって、贅沢はできない。日常飲むものとしてあまり 高価すぎるのも困る。毎日飲める値段に見合った美味さを確保したい。 というわけで、オイラのオススメは「倉島牧場牛乳」だ。 80度で20分の低温殺菌で風味もよく、コクがあっていい。 1リットル紙パックで、COOPさっぽろだと198円で、 これなら普通に買える値段だ。 ブランドにこだわりをもたせることが消費にもつながると思うが どうか?
2006年04月08日
地上波各局のテレビ局さんも、そろそろホームゲームの 中継を積極的に考え出すのではないかと、甘いことを考えて みております。 こういう試合だと、スカパー!のJリーグセットに入った かいもあったと思うわけですが、Jスポーツならケーブルなど でも見られるところも多いでしょうが、試合をダイジェスト以外で 見られない方も多く、札幌の人間としてはヤキモキもするでしょう。 深夜枠でも何とかもう少し増えるといいですねえ。 実は、贅沢な悩みだがスカパー!の中継はロングショットが多すぎて どんなプレイをしてるのかわからないこともしばしばあるので、 やはり地上波のアップの多い中継の方がありがたいのですよ。 今日、現地観戦の皆様は今ごろ祝杯でしょうか。 地元の神戸サポに気を使った上で、気持ちよく痛飲してください(笑) とんぼ返りで戻らなくてはならない皆さんも、疲れを残さず 気をつけてお帰りください。 さて、スカパ観戦した者として、試合を見られない方々のご理解の 一助としては、やはり試合のことに多少触れておきます。 最初の失点は昨年一昨年よく見せられた出会い頭の事故(汗) かつてはその一点の重しに耐えられずにズルズル負け、と なったものだが、今年はやはり選手が前向きで、ちゃんと攻守の 均衡を意識できてましたね。いつかは得点できるという雰囲気がありました。 守勢に回るとDFが朴康造らに抜かれて危険なシーンも多かったので、 その点はハラハラでしたが、神戸側に攻守の波がありすぎて、攻めの 時にはかなり切れこめるので、前半からいずれ得点できるとは思いました。 後半になっても神戸の個人技は上手いのですが、有機的な繋がりは 札幌の方が効果的。相川選手の同点弾は実にきれいに決まりましたね。 個人的には引き分けもありかな、と思ったのですが、札幌の攻撃が 衰えないので、選手の気力を感じましたね。 オウンゴールは、4割フッキの得点と言っていいかな。枠外だった ので、5割以上にはなりませんが、破壊力があったので相手DFの足を 弾いたのでしょう。 ラストの時間の使い方で、自分たちでパス回しして時間稼ぎすれば いいのにわざわざロングボールを送って相手GKのキックにしてしまう のに、少しぎこちなさを感じましたが、ああいうやり方もあるのでしょ か。ゴール前に何度も押し込んできましたのでハラハラしましたが 固く守りきってました。 神戸は個人の能力は上回っているのに活かせていない印象でした。 逆に札幌はフィジカルでボールを奪われる非力さは相変わらずあり ますが、うまくパスサッカーを機能させて試合を7割方支配できて いましたね。水戸戦のような、支配率は高くても打つ手無し、みたい な状態ではなく、ちゃんと敵陣に攻めて行けていました。 FWの破壊力がもう少しあれば、もっと楽に得点できてた、という シーンもあったけれど、現有戦力ではまずまずではないかと。 そんな印象の試合でした。 次節の準備を早いところ進めておこう。前日に飲み会があるし(汗) 今日は「祝祭」ネタは延期。コメントありがとうございます。 <コンサ大好きさん そうですね、そのチームとサポの活性化の循環について もう少し考えてみたいと思っています。 照明が当たって影が4方向に伸びる選手の姿は、それだけでも 少々異次元的な存在にすら見えます。 <こんびにさん ドーム球場はまさに民俗学で言う「宇宙卵」で、一個の小宇宙ですね。 厚別ももっとサッカーにふさわしい改装を期待したいですが。 トポスを問題とする最も身近な話題は「風水」ですが、 札幌有利になるまじないは無いものかなあ…
2006年04月07日
今日は単なるアナロジーである。 考えをまとめるための前提を、自分の中で明確にするための ものであります。 あの青々ときれいに手入れの行き届いたピッチは、 春なお遠き札幌において奇跡のように自然の息吹を保つ。 そしてそれを保っているのはグラウンドキーパーの献身的な 手入れの賜物。 いわばあのピッチは、自然と人工が共同で作り上げた聖域だ。 神社に敷かれた玉砂利や、寺院の奥深くの枯山水も、神聖な 空間を作り出すために整然と手を加えられている。あの美しい 芝のピッチは、それにも増して緑の生命力と、聖域を維持する 人の努力が結晶している。 その聖域に足を踏み入れられるのは、選ばれた選手のみ。 選手は、聖別された神官であり、シャーマンだ。 スポーツの「プレイ」も、舞い踊り舞台で演じるのも「プレイ」。 彼等、祝福された選手という名の踊り手たちには、 神が降りる。それはサッカーの神なのかも知れないし、 もっと何か別のものかもしれない。 選手は、その聖なる能力の限りに、舞を奉納する。 もう一つの聖なる依り代「ボール」を中心に、 赤黒の聖衣をまとった舞い手たちは、聖舞台としてのピッチで 自ら神の化身となって踊り、同時に混沌たる神への奉納とする。 もちろん、シャーマンとしての能力には個々に差異があり、 聖別された選手とはいえ完璧ではない。と言うか、神とて 完璧ではないのだ。 逆にシャーマンの能力の高い舞い手は、すさまじい影響力と 結果を生じさせることができるわけだ。 さらには、ピッチに降りてくるのはサッカーの神だけではない。 目に見えない邪霊もまたイタズラをしに降りてきている。 彼等は舞い手の足をこっそり引っ張ったり、意図せざる悪意を 発揮するのだが、それは選手達にあえて困難を与え、聖なる舞いの 練度をさらに高めるためなのだ。 選手はその困難を乗り越えることによって、ゴールという さらに高みを、舞いのクライマックスを目指す。 高ぶる鼓動、焼けつく呼吸、噴き出す汗、駆けめぐる血潮が さらに選手の狂躁を煽り、テンションを高め、常人にはマネの出来ない 個々の能力を超えたプレイが生まれる。 …文字通り「神が憑く」のだ。 かつて神社の神楽は、誰も見る者のない奥の院で演じられた。 それを見る者は、その聖域に入ることができる神だけだからだ。 しかし時代は移り、そのような秘儀を氏子としての観客も目に することが出来るようになった。 しかし、氏子がいかに世俗の権力があろうと、この神楽の舞台に 足を踏み入れることは、決して許されない。 我々サポが、決してピッチには入れぬように。 氏子にできることは、せめてその舞い手たちの踊りが神に嘉せられる ことを願い、舞い手を鼓舞することだけだ。 やがてそれは、御輿をかつぐという行為になる。 神の分身である御輿を激しく担ぎ揺らすのは、文字通り「魂を 揺さぶること」、壊れかけた機械を我々は思わず振ってしまうように 「揺れる」ことは生命力を復活させることに通じる。 だから、ゴル裏のサポがサルトするのはその意味でも正しい。 魂を揺らすことによって生命力をほとばしらせ、それを選手の 「舞い」に力を付与することになるわけだから。 もちろん、「フラッグ」もまた古来から生命力を鼓舞するために 用いられてきた「聖具」である。振れば振るほど力をみなぎらせる。 「歌」は、神に力を求める儀礼だ。 この漢字の右側「欠」は、左側に大きく口を開けて神に叫ぶ人の姿だ。 左側の「哥」は、二つの太鼓(正確には神への祝詞を封じた容器)を バチで叩いてリズムをとっている字形なのである。 歌声が大きいほど、その生命力の大きさに神が祝福を与えてくれるのだ。 サッカーはこうして祝祭の場(こういうのを専門用語では「トポス」とか 言うらしいが)になる。 舞い手である選手が神聖な舞台であるピッチで神の舞いを踊り、 氏子であるサポがビッグフラッグという御輿を担ぎ、頌歌を唄って ヴァイタルなパワーを付与し、そして神の祝福を求めるのだ。 その祝福はかつては五穀豊穣だったわけだが、今の祝祭では何が もたらされるのか。 それが札幌、ひいては北海道という「大地」に生命力を与え、蘇らせる 神事になる…。 誇大妄想的だが、オイラの脳裏にある「コンサドーレ札幌」は そういう存在なのだ。 さて、この構図からさらに見えてくるものはなにか。 もうちょい考えるよ。 明日はどんな舞いを見せてくれるのか、札幌のイレブン達は。
2006年04月06日
昨夜の草津戦ですが、日頃の信心が良かったせいか(笑) 仕事がほぼ定刻に終わり、そのままドームに直行、 6時に到着し、前回は混んでいて食べられなかった金麺屋 のホワイトクリームのパスタ(味はまあまあで良かった) を夕食に、スタンドに入ればドールズのパフォーマンスにも 間に合うことが出来ましたし。 そしてサポの功徳、久々の勝ち試合を堪能し(ちゃんと 勝利者インタビューで締めくくれるのって、いいねえ。 しかもお立ち台に3人も)、疲れたものの満足して帰宅でき ましたよ。 お前なんか来るなと前回書き込んだ某氏の破れ嘴もムダに 終わり、大変気分良し(笑)この呪いはきっと放った側に はね返って行くことでしょう(笑) さりとて、昨夜の3ゴールも、相川・フッキ両選手のゴールは 敵失と言って良く、智樹選手のめでたい初ゴールも数度にわたる 波状攻撃の結果。これぞ「技」というゴールをもっと量産して もらえることを、次回以降に期待しましょうかね。 さて、オイラはチームの勝ちを喜びつつ、「祭」の場としての ゲームということを考えている。なぜこんな事を感じたかというと 帰宅後のスカパー!の録画を斜め見していたときのアナウンサーの 言葉が妙に頭に残ったのだった。 昨日、草津のキャプテンマークを付けていた斉藤選手は 室蘭大谷高の出身。 逆に昨日先制を決めた相川選手は、草津のある群馬の前橋育英高の 出身だったかと聞く。(生まれは埼玉だったか) サッカーのチームに限らず、プロスポーツのチームにおいては あったりまえすぎるほどのことだが、Jのチームが地元密着 をことさらにテーマに掲げていること、さらにオイラたちサポが 札幌という「地元意識」を、応援歌にもあるように強調して 応援の根っこに置いていることを連想すると、このプロスポーツ における「あったりまえなこと」が妙に気になってきたのだった。 間違えてもらっちゃ困るが、もちろんこれは相川選手に限らず 地元出身でない選手にあれこれケチをつけるつもりなど毛頭無い。 ただ、その応援するチームの「地元意識」と選手のアイデンティティ とがズレていること、その事実自体が気になったわけである。 で、そのことを考えているうちに、「祭」としてのゲームの構造を あれこれ思ったりした、暇人の面目躍如なわけである。 このことはいずれ整理して「本編」としてまとめておこうと思う。 ムダなようだが、これは結局「応援する」ってことの根幹を 考えることにも通じると思うのだ。どういう結論になるかはまだ わからないが…。 そういうわけで、とりあえず今は、15日のドームの応援のために 根回しをしておくことにしよう。
2006年04月04日
前回のエントリで引用した北斎の滝の絵。 何もリアクション無かったけど、アレを見て えっちな連想を抱いたあなた、それは非常に正しい(笑) さてさて、明日の平日夜の草津戦。しかしよりにもよって 明日と明後日にはカタギ仕事で年度初めの重要な会議&打ち合わせが てんこ盛りである(汗) 明日の打ち合わせが定刻に終わり、退勤と同時にドームに 向かっても、試合はおそらく始まってしまっているだろう。 途中入場になってしまうが、それでも何とか行きたい。 スーツの下にレプユニを仕込んで着ていく予定(笑) 明後日の重要会議でヘタをうちたくないので、どこまで はじけて応援できるかちと心配だが、先日、本気で応援したこと ないだろうなどと誹謗されたのが腹立ちなので、できるだけ 救心でも飲んでがんばる。 体ボロボロのオッサンサポにも、それなりの矜恃というものが あるのだよ。
2006年04月02日
重い話題はひとまずお休み。 昨日、久々に街に出て、ロフトでやっていた「北斎・広重」 の浮世絵展覧会を見に行った。行こう行こうと思いつつ、 最終日手前になってしまった。 今日が最終日なので、混み合っているだろう。いまごろ 紹介文を書いても文字通り後の祭りなので、このエントリも ムダと言えばムダなのだが…。 とにかく、感動しちゃったわけ。 基本的に北斎の「富嶽三十六景」広重の「東海道五十三次」 を中心にした、風景系の浮世絵がずらりで、北斎が4割弱、 広重が残りの6割強だが、とにかく、江戸の人々にとって 見たことのない地方の風景をいかに魅力的に描写できるか という命題を、江戸の画家が想像力と表現力の極限まで 高めて描きあげた風景に感動。 とにかくこれを見て欲しい。 オイラ、この絵の前で凍り付いちゃいました。 こんな絵、信じられなかった。現代絵画を越えてるよ。 こんな絵を描く北斎、すげえ。 公開は今日の5時まで。
2006年04月01日
前回のブーイングエントリにはトラバ等いただいたものの そんなにリアクションも無かったから、さすがに敬遠(隔離?) されているのかなオイラ、と思っていたら、寄越してくださいました コメント。 ちょっとすでに日数たって見にくいので、ここにリンク。 えっと…(かなり困惑してる) まず、オイラの立ち位置を自分でも確認しておこう。 ブーイング、というのはオイラの考えでは、 「求めるものを与えられずに満足できなかった観客が、 不満を表現するために発する声」だと思っている。 オイラもブーイングしたことはある。 去年は一度。第1クールの仙台戦だった。あの、いい試合を 展開していながら、池内のレッドであっという間に総崩れになった あの試合だ。 一人欠けただけで自分を見失ってなすすべの無かったチームを プロとしての技量と気力に欠けている、と判断したオイラは 思いっきりBOOした。 あとで、監督の指示で前がかりになっていたことを確認し、 多少自分の判断を反省したが。 去年はそれだけだな。 プロスポーツは、プロとしての技量を見せることで観客に満足を 与えるエンターテインメントを金銭で買う「興行」である。 それはJリーグも例外ではないはずだ。 ブーイングは、そういう観客の期待を裏切った時に浴びせるものだ。 …と言いきってしまおう。 相手チームに圧力を加えるもの、という意見もあるが、 選手の立場になれば、味方サポのものであってもブーイングは イヤなものだと想像することは難くない。 (蛇足ながら、威圧するならそういう曲調の歌の方が 良いのではないかな?以前エントリで紹介した「ジェッディン・デデン」 を今でもオススメするよ。クリミア戦争でオスマントルコ軍がロシア軍を 威圧した名曲だからね。歴史的事実の裏打ちのある、正真正銘の 威圧ソングだから) 閑話休題。 ブーイング=期待はずれへの不満、という構図がオイラの中にある わけだが、そういうとらえ方は勝手な判断ながら決して少なくない と思う。(だからいまだに意見が割れて揉めるんだろう) ならば、相手チームの入場や選手紹介でブーイングはやや場違いでは ないか、と思う。敵チームはこれから対戦する相手であるが、この 段階ではまだプレーは始まっておらず、我々観客は期待をふくらまして いる真っ最中のはずだから。 オイラがのべつまくなしにブーイングすることに違和感を抱く理由、 以上。 あとはもう、応援の立ち位置が違う、としか言いようのない 部分になってくるので、そういう考えもあるのかなあ、でも ちょっとついて行けないなあ、という考えになってしまうばかり なので、あっさりと。 ・「負けることを前提に」などという敗北主義に立ったことなど 一度もないが、かといって0敗で済むはずはない。ただ、負けた時 にもリスペクトを受けるような成熟したチームになって欲しい、と 願っているのみ。対戦相手を結果として侮辱するような姿勢では そうはなれないだろう、と考えているのであります。 >選手を見る余裕があるうちはまだ本気の応援をしてないと思いますよ。 >選手の動きをボケッと見てるから声が出なくなるんです。絶対見てない >とは言いませんけどね。 >選手のプレイを見ていないことが応援をしていないという意見には少々 >賛同しかねますね。 >応援は表現してるということも加味されないのでしょうか? ・この意見?にはさすがに全く賛同できかねます。 ストーンコールド風に「はあっ!?(WHAT?!)」と叫びます。 選手の戦いぶりを見守らなくて、何の応援になるのか、甚だ疑問です。 これでは選手のプレイは、クラブで踊り狂う客のBGMにしかすぎない と言っているようなものでしょう。 選手の全力をこめた一挙手一投足を見てやらずして、その労苦に報いる ことなど出来るはずがないと考えるが、どうですかな?
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
最新のエントリー
リンク集
月別アーカイブ
カテゴリー
コメント
検索