二兎を追ったリティの自滅

2007年05月27日

選手交代の意図に、攻めるのか守るのかの目的が
曖昧になったリトバルスキーの失策が、カウンターの
砂川→石井の逆転弾の布石になった。チームとして何をする
べきか自信を失ったチームの悪循環で、勝ちを奪えた。

福岡は明らかにサイド攻撃を織り交ぜた攻めの思想を崩すべき
ではなかった。後半は中盤の攻めが単調になり、両外国人が
機能不全になったのが、札幌には幸いした。

暑い中、選手お疲れ、サポはビール美味いでしょう(笑)


急造最終ラインの不利

2007年05月27日

やはり弱点の「縦突破」で失点。
リンコンの一点は悪いが西澤のマークが外れたこと。
中盤の底が弱く、アレックスやリンコンにボール収まりすぎ。
ここを封じないと危険な上に、こっちも攻めに転じられない。
センターバックがもう少し働かないと大塚と芳賀が前に行けない
ので、がんばってもらうしかない。
カウエの左サイドはまずまずか。

福岡はやや前がかりにはなっているので、カウンターで
持って行ければ得点のニオイはないでもないが。
消耗がどれだけ影響しているかが問題か。


鼻を明かしてやりたい相手

2007年05月27日

3年の雌伏を忍従してきた札幌を見てきたオイラには、
いや、おそらく同じくチームを支えてきていたサポなら
必ずそう思っていると勝手に確信しているが、

鼻を明かしてやりたい監督が、二人いる。
可能ならば相手のホームで完膚無きまでに、コテンパンに
叩きのめし、札幌が呉下の旧阿蒙でないことを思い知らせて
やりたい相手が。

03年にどん底に突き落とされた札幌を「ギャンブルサッカー」
と嘲笑した当時新潟の反町監督と。

そして同じく03年に昇格したばかりの相手に2敗2分と
一度も勝てなかった札幌をやはりあざ笑った、当時横浜FC監督の
リトバルスキーである。

これは、相手への恨みと言うよりは、当時の我が身の情けなさに
煩悶せずにはいられない、という方が正しいわけだが。

あの頃の自分たちではない、という証明をするためにも、
過密日程、過酷な天候、負傷者の欠場、黄紙累積などなど
悪条件が重なって厳しいことは論を待たないが、それでも
声援したい。試合まであとわずかである。