正直そんなに満足してない

2007年05月19日

疲れて、呑んでつぶれそうなオイラ。
でも、全部のブログを見たわけではないけど、
オイラ個人は手放しで満足できた印象じゃないのよね。

前半が終わった直後よっぽどブーイングしたくて、
座り込んじゃったのは事実だから。
後半で、あの下半身がせりあがりそうなほどにぞわっとした
砂川の抜きぬき突破があって、ようやく溜飲が降りたけど、
その後の得点があってやっと見に来た甲斐があったかな、
という感じだからなあ。

オイラはずっと中山ひいきだけど、今日の中山は、とりわけ
後半は早く交代させるべきだと思った。完全にばててポストと
して機能せず、かわいそうにすら思った。右からの攻めは
裏を突くようにすればいいのに、と何度も思った。
藤田が疲れていても、彼の長所を生かすために、二列目あたり
から前に放り込めばいいのに、と思ってもすぐに後ろに下げる
のはなぜ?とすぐに欲求不満。
前にも言ったが、左からの西谷ラインしか得点のにおいのする
攻めがないのが不満なのだ。もっと多様な攻撃ラインを引かないと
せっかくの攻撃が実らないと思うぞ。

相手が水戸だろうが、いや、守りを固めた水戸だからこそ
いろんなオプションを試して作っておかないとならなかった
のではないかと思った。


良薬口に苦し

2007年05月19日

こんなこと書くのはタイミング最悪ではあるのだが、
このどんよりした天気の朝、どうにも気持ちがモヤモヤして
吐き出したいことがある。
ちなみに昨日までお腹に来る風邪をひきゲーゲー吐いていたが
今は大丈夫。

チームは勝ちが先行し、首位に立ち、選手は世代別代表に選ばれ、
順風と言っていいだろう。観客動員とか経営とかスポンサーとか
補助金とか、裏方の抱える問題は多々あろうが、サポ的には
どうにもならない範疇のことが大半で、好調なチームにサポも
威勢が良いだろう。

オイラもこれから応援に行く準備をしている。
もちろん勝ってもらいたいがゆえに、そしてそれを熱望もしている。

だが、どうにも心が晴れない、というか、奇妙な苛立ちを同時に
感じてもいる自分が、正直、いる。

勝っていることによって、何かを見落とし、見過ごし、無視している
ような、そんな危うい感覚が消えない。
勝つことが、逆に、つねに意識しなくてはならない問題点を糊塗して
いるかのような不安が付きまとっている。

チームは勝つために一生懸命であり、その気力を疑ってはいない。
サポが勝利を後押しする情熱の本気さも疑いはしない。
なによりオイラ自身も勝ってほしいがゆえに応援に行くのだ。

ただ、「一試合一試合をしっかり戦っていく」という本来なら美辞で
あるはずの言葉が、どこか目先にとらわれただけの言葉に思える
浮遊した言葉に聞こえてしまう。
昇格が最優先になった今季の事情を理解していても、遠くにある目標が
逆に見えないことへの不安が、どす黒く足元に広がっている感覚。

将来のためにあえて今いばらの道を進む、という要素が、今の札幌に
あるのだろうか。勝利のため、昇格のため、という大義名分が、
逆に未来を閉ざしている部分は無いだろうか。

悪くないチーム状況でこんなことを考えるのは病的かも知れないが
オイラは病気なので仕方ない(笑)

目の前にある美味しいごちそうも、食い過ぎれば胃腸をこわす。
バランスの欠けた食事は、成人病の元だ。
スナック菓子はやめようと思っても後を引くが、飽きるまで喰えば
カロリーオーバー、酒やジュースをガバガバ飲めば血糖値も上がる。

勝利という美食を堪能して、健康を維持することを忘れて
いつしかチームがメタボリック症候群になっているのでは
シャレにならない。
敗北という苦い良薬が2回合ったが、効いているのだろうか。

こんなことを考えるのも、オイラが血糖降下剤を処方されて
いるせいかもしれないが。


Do You Remember ?

2007年05月18日

水戸は、3年前のオイラたちだ。
未来のために一歩を踏み出そうとしている。

笑う勿かれ、その意余って力足らざるを。
リスペクトせよ、その遠き慮りを。

その上で、今の札幌の戦い方を汗をかいて示せ。
その道の遥かなるを厳しく示せ。

***

藤田選手がU20代表に選出される可能性に関して
三浦監督が不満を述べたのは、控え選手への叱咤である
と信じたい。
藤田が不在のあいだを埋めることもできないのか、と
選手を挑発しているのだと信じたい。

そしてそれに応じる者が必ずいると信じる。
腐り澱む者はいないと信じる。