2006年11月18日
5月の対戦でアンデルソンにコテンパンにやられた憤懣は とりあえず前回のホームで返してはいるが、やはりきちんと 五分にもっていってもらわねば。 それはともかく、オフ向けの話題がじわじわでてきましたな。 昨夜も「いちSB住人のFBB」さんのエントリを拝見し、 諸事情あって2ちゃんとは没交渉のオイラは関節情報を得られず、 慌てて記事をポルトガル語→英語→日本語に機械翻訳して 奇っ怪奇天烈な文章に頭を抱えつつも情報探索。 今朝タイヤ交換にガソリンスタンドに行き、そこで待ち時間に 道スポを見て、確認。 ジョシエル、でいいのかな読みは。ブラジルセリエBブラジリエンセの FW、今季8得点ということは、ちゃんとトップチームで出てる選手 なんだな。 記事によればセリエAジュヴェントゥージから今季移籍してきた とのことだから、そこそこの選手なのかな。 (そんな選手とれるの札幌?) ブラジリエンセは今季はセリエBながら、チーム創立4年にして セリエA昇格を果たし、ブラジル制覇を掲げる首都ブラジリアの 金満チームだと言う。全くブラジルは(どこのサッカー先進国も そうだが)蔵が深いものだ。 去年のデルリスの時もそうだけど、明確に助っ人として、選手と して完成された選手をかき集めるんじゃなくて、まだまだ伸びしろの ある若手選手として、未熟な札幌の選手と一緒に汗を流して研鑽し てくれた選手を、手放すのはツライものだ。 フッキに対しては毀誉褒貶、ずいぶんと冷淡なコメントも散見された が、オイラは彼が去ることは大変残念に思っている。 (既定事項ではないが、すでにそう把握して差し支えないだろう。 これはフッキのせいでもなく、所有権を持つ川崎のせいでもない。 ただただ、金持ちには勝てないというプロスポーツ界の冷厳な真理 でしかないのだから) セレソンを目指すフッキにとっては早く高いステージに上がりたい 希望があるだろうし、札幌というチームが非力ゆえに今季その後押しを してやれなかったという点では遺憾だし、逆にそういう成長途中のフッキの 力を100%活かす機を逸してしまうという事ではチームにとっても 痛恨だ。 フッキが才能を花開かせるのと歩調を合わせて札幌が上位にあがり J1に昇格し、さらに上を目指す、という流れになれず、結局 フッキを金満チームに奪われてしまう結果になった今季は、 実に大きな損失のみを産み出したとしか言いようがない。 引かれ者の小唄ではあるが、仄聞の通りフッキが東京Vに移るならば おそらくはずっと居心地がいいだろう。個人技を最優先する東京Vの、 そしてラモス監督のカラーなら、小うるさいことは言われず気ままに ゴールを狙うことだけ考えればいいだろうから。また、黄紙赤紙 ため込んで出停になったところで、カバーするメンバーは山ほどいる から罪悪感もつのるまい。その意味でノーストレスなフッキを迎え撃つ ことになる来季の札幌のサポとしては憂鬱だ。 だが、心の底で、札幌でこのままもっと研鑽していけば、フッキはもっと 幅広いユーティリティを持った懐の深いプレイヤーになれたかもしれない のになあ、という気持ちもある。あのワガママぶり、自分本位が 他の選手や監督と軋轢もおこし、その点で「要らない選手」と断じる サポもいるが、その軋轢の中でフッキもチームも共に鍛えられていた 部分もあるだろう、と思うと一概には同意できないのだ。 とりあえず考えを変える。 フッキが移籍することが確実でも、フッキ自身は自分をもっと 高く買ってもらうためには、残り試合&天皇杯の試合でさらに 自己アピールが必要なわけだから、きっと獅子奮迅の働きを見せよう とするに違いない。他の選手はそんなフッキをうまくさばいて、 チームの勝利に繋げるように手綱を取ってほしい。砂川大塚西谷の 三選手がキーマンになるだろうね。 フッキとチーム、お互いの利益になるような試合を、今日からの 水戸戦以降見せてほしい。
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
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