2008年02月27日
室蘭へのコンサドーレ号のツアーを仮予約。 去年のC大阪戦では当日に自由席をとった(湘南戦は諸事情で 行けず(汗) )が、今年は初ツアー参加することにしました。 相手が川崎ですからねえ、大変そうですが。 ところでタイトルにあるとおりの疑問なんですが。 こないだの、また前回でのアジアカップで、日本の国歌演奏中 に中国の観客からブーイングされたことに対して、日本側からは 「国際大会でありえない無礼」という声が湧き上がった。 まあ確かにリスペクトに欠ける行為で、基本的には中国好きな シノワズリ野郎なオイラもかなり鼻白んだことは確かなのだが。 でも、本当に「ありえない」ことなんだろうか。 ある特定の地で開催される国際大会。 第三国が絡めば体裁もあるだろうからそんなに目立たないだろうが。 その「特定の地」と極めて歴史的に微妙な、もっとハッキリ言って 敵視関係にあるような国同士が試合をおこなわなければならないような 状況下で、それでも「国歌へのブーイング」はあり得ないことなんだ ろうか。 いや、間違って欲しくないんだが、中国を擁護したいわけではないの。 ただ「ありえない」という「断定」自体が、果たして真実なのかどうか という懐疑がわいたわけ。 たとえば昔のトヨタカップ。 欧州と南米のチャンピオン同士が実質世界一を決める国際大会。 こういうのは本来当事者のホームアンドアウェイとか、大会ごとに テレコで開催するのが筋のはず。なのに開催は中立国である日本で 開催されてきた。 これって結局、筋を通した運営をしたら、国歌にブーイングどころ じゃない、大変なことが起こるからそうしてたんじゃないのかな。 ナショナルチームではなくクラブチームだが、そのへんのパトリオティズム たるや、シャレにならなくなるのではないか。 欧州予選や南米予選で、そういうテンパった国同士の試合で 今回のようなブーイングが飛び交うことなど、ありえないどころか 日常茶飯事にありそうな気もするのだが、はたしてどうなのか。
2008年02月25日
バーミンガムvsアーセナルはやはりすごかった。 普通、開始2分でレッドが出たら、たいていそんなゲームはグダグダ になりそうなんだが、そんな気分は全くない、緊迫したゲームだった。 エドゥアルドダシウバの骨折交替で空気が落ち込むアーセナル、 テイラーの退場でいきなり10人だが、最終ラインを固めつつも 積極的にカウンターを狙うバーミンガムの先制、しかしそれをバネに して必死で戦うアーセナル。とりわけミランとの試合で封じられた アデバヨールは頭を角刈りにして(初め誰だかわからなかった)必死で 迫り、同点ゴール。 そして数の優位から逆転し、そのまま勝ちを握りかけたアーセナルを どん底に突き落としたロスタイムのマクファーデン同点PK。 まったくたいしたもんでした(脱帽 さて、先ほど昼に録画してあった日曜開催の 岐阜vs名古屋をざっと見る。相川選手途中出場の後半20分から 拝見。 岐阜はきもちいいパスサッカーをしますねえ。しかし、相手ゴール前 での手札が少なく、名古屋の守りの数がそろっちゃうと、中に飛び込んでる FWがあまり脅威にならない。特にサイドから切り込んでもクロスの精度が 悪く、ボールはあっちの方向に行くばかり。 せっかくゴリさんが入ったというのに…(じりじり 相川はいいシーンもあったが、シュートはあまりできなかった。残念。 前半のPK失敗(相川じゃないよ)は悔やみきれないでしょうな。 結局0封されてしまった。 一方の名古屋も、本番前という感じで、あんまり必死さは感じなかった。 ゴール狙いはヨンセン一人に任せてるのか、という印象すら。 (実際にはけっこうやばいシュートばんすか撃ってるんだけどGK好セーブ) ヨンセンの前半PKの1点のみ。でもまあ1対1だと名古屋の選手の方が 当然技術が上なのが歴然だった。 岐阜はとにかく、必死で物惜しみせず走ってこそ勝機あり、って感じ。 愛媛や水戸を思わせる戦いぶりでした。 ところで、ゴリさんが途中交代で入ってきた時、テロップに 前所属コンサドーレ札幌、って出てたのは嬉しかったが、 やはりゴリさんは名古屋の人っていう印象強いなあ。 岐阜のためにがんばってるよなあ…
2008年02月23日
一応は東アジア選手権を見ているが、DPRK戦も中国戦も、で、今の韓国戦も 正直言って見ていて苛立つ。 勝敗とか得点とかではなく、プレシーズンのせいもあって全般に プレイレベルが満足できる状態ではないからですな。 悪いが10時からのバーミンガムvsアーセナルのBS生中継の方が 楽しみだ。 まあ、客観的にサッカーのプレー自体の魅力だけを問題視している からこそこういう不遜で贅沢なもの言いも出来るわけであって、 これが当事者の主観が入ればそうはいかないだろうけれど。 (もし今の日本選抜で札幌の選手がピッチにて立っていれば どんなにへまなプレーをしでかしたとしても応援しているだろうから。 もっとも元がつくが今日の山瀬はあまりにあっさりボールを奪われて 何度もカウンターの起点にされているし、2バックで負担が大きい とはいえ今野は抜かれすぎだ) さて、相変わらず成果が見えないキャンプ中の札幌は、 試合結果なんかまだどうでもいいんだろうが、それにしたって レギュラーも固まっていない状況は、都合よく考えれば 各個が競い合っていると言えるだろうが、使えるメドが立たない ほどにレベルが高まっていない、ということでもある。 その上に一番怖いのは、プレーのかみ合わないことが意思疎通の 不全、互いへの信頼や期待感の欠落を増幅させること。 それは結局、ただでさえJ1のレベルとして下限でしかない 札幌のプレーをさらに不安定かつ不正確にするわけだ。 今あれこれ騒ぐ必要はないだろうが、な~にまだ開幕前だ 大丈夫と暢気にしていられるほど軽い問題じゃないはずだと いうことは、認識しておいた方がいいかもしれない。 で、こういうイマイチ冴えない札幌の、やがて来るリーグ戦開幕 において、果たして何をオイラは期待すればいいのか、 考えてみたいのだが、それはプレミアを見てからかなあ(汗)
2008年02月17日
連想したのはこれ(笑) http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/92474/Y035159 なかなかいい歌詞かもしれんと思う。 威勢の良いだけの歌よりは等身大な感じがしてね(笑) ついでにようつべも http://jp.youtube.com/watch?v=O8Fu1hv1POc
2008年02月11日
ロスタイムで痛恨PK献上でガックリ敗北のニューカッスル戦、 自信喪失でプレイ自体はバラバラながら個の力でねじ伏せたサンダーランド戦、 そして本日未明のトップ3の一角チェルシーとの試合、と三戦をリバプールと おつきあいしている、オフシーズンのイングランドプレミアリーグ視聴で ございます。 ランバードが復帰いきなりスタメンというチェルシーですが、今日は リバプールの全員プレイの前に後手後手。フェルナンド・トーレス欠場 のハンデが逆にひたむきさを取り戻したリバプールに対して、アネルカを 起点としようとする意図が見え見えのチェルシーはなかなかホームの利を 活かせない。 中盤でのボールの奪い合いが激しく、抜き身の長ドスでつばぜり合いしている 印象。双方のサポからすれば、攻めたと思ったらすぐ奪われたり、一気に カウンターと思ったらDFが巧妙に跳ね返し、の繰り返しでヤキモキした だろうが、端から見ていればこんなにスリリングな試合もない(笑) 結局スコアレスドローになり、チーム双方の思惑としてはいろいろ あるのだろうけど、得点無しでありながら見所満載だった。 リバプールを三戦連続見た目としては、今回はFトーレス不在ゆえに チームの意思統一はかえって向上し、常に先手を取っていた。 が、逆にFトーレス不在ゆえに得点できなかった、とも思えた。 カイトの右からの崩しが再三効果的だったが、クラウチのシュートは なぜか反発する磁力のように枠をそれていった。 一方、まだ未見だが、マンUがマンCに敗退。確かマンチェスター ダービーこれで連敗じゃなかったかマンU(汗) さて、そろそろサッカー界における封建的階級制度の問題について ふれるつもりだが、それは後日。 だけど一言だけ(笑) 「プロビンチャなんて言葉にダマされないぞ!(笑)」
2008年02月09日
アルセウの離脱の件は、問題点が早く剔抉できてよかった、という 声が多そうだが、そういう「むしろ後で問題になるよりも」的な 言い回しが逆に問題の深さ、危機意識の裏返しであろうな、と 思わずにはいられない。 今季の札幌においてどのポジションがより重要になるかという比較は 無意味で、どこも頭一つぶん劣っていると考えて臨むべきなのであるが 正直、アルセウが埋めるはずであったMFの攻撃の起点としての位置は J1で戦う上で昨季から最も懸念されてきたポジションだった。 芳賀と大塚が必死になって走り回り、中盤のスペースを埋めて守り抜いた のが勝利につながってきたわけだが、逆にDFが跳ね返したボールを 確保して攻撃に起点となる力は相対的に劣り、ひたすら相手の波状攻撃 を許す弱点だった。 そこを改良し新たな戦い方の幅を広げるための補強だったわけだから アルセウがいなくなることはその戦い方が昨季から一歩も進歩できない 可能性がある、ということに等しい。 これで悲観的にならない方がおかしい、というくらいの大問題だろう。 先日、先週末にやっていたプレミアのリバプールvsサンダーランド を見た。 ここしばらく絶不調で、全く勝てていないリバプールのパフォーマンス は最悪。Fトーレスを初めとする優れたタレントたちだが、やることなすこと 裏目になり、それが悪循環を起こして前に攻めかかることが出来ない。 DFがバックパスでGKに戻すシーンが頻出し、ホームサポはブーイング までおこす不穏さ。 サンダーランドは飛び抜けた選手はいないものの、全員が必死でプレスをかけ リバプールをほぼ完全に抑え込む理想的な展開。アウェイで勝って降格圏から 脱出したいというモチベーションも高い。 リバプールはさっぱり得点の匂いもない。とはいえサンダーランドも なかなかゴール前に迫るシーンはない。このままだと0完封、もしくは ぽこんと一発サンダーランドが勝ち越しでウノゼロ?という雰囲気だった。 それが、終わってみれば3-0。リバプールの完勝。 勝因は、結局個人能力の差だった。 サンダーランドが最高のパフォーマンスを見せながら完敗したのは、 ボールポゼッションがほとんどできなかったからだ。雨の中で リバプールの凡ミスは呆れるほどに多く、そこをついて攻め込める シーンは多かったはずだが、あまりに中盤が非力で、攻撃が単発。 結果として完璧だった守備が個人技でこじ開けられると、リバプール のポテンシャルが復活してしまった。 札幌は、何としてでもアルセウの穴を埋めなくてはならない。 去年までの選手もいる、マーカスもいる、とは思うが、ことが 攻撃面の起点の役割、と考えると、どう考えても厳しかろう。 中盤のシステムを何らかの形で根本的に変えて解決できる のならばいいのだが、そこはあまり期待できないから。 全員の意識を団結させた組織力しか札幌の武器はない。 しかし、その組織力をあざ笑うような個の力の突破が上のカテゴリ にはある。克服する道は最初から険しかった。 アルセウの離脱は、さらに辛苦の道となった。
2008年02月02日
再び「たほいや」の再放送(第3回、第4回)を見ながら。 NHKのBS1で放映してくれるイングランド・プレミアリーグ。 生放送と再放送と2回もやってくれるので、見る機会も多くて ありがたい。(主にリーグトップがらみであるのは当然ですが) たいへん失礼な話だと自覚した上であえて言えば、日本選抜の試合 を見るよりも数倍エキサイティングだ。見ていておもしろいサッカー というのはこういうのを言うのだろう。 で、昨夜、じゃなかったその前だな。 ウェストハムVSリバプールの再放送を見る。 やや低迷し、上位3チームと水をあけられているとはいえ、 ジェラード、カイト、フェルナンドトーレスなどなど強力なタレントを 擁し、上位についていくためにアウェイでも勝たなければならない リバプールだったが、ウェストハムの固い最終ラインをどうにも 攻略できない。じりじりと時間が経ち、0-0のまま時間はフルタイム に近づき、早々に帰り出すサポも出始めたロスタイム、攻めかかった リバプールのセットプレーを跳ね返したボールをカウンターで運んだ リュングベリーを倒してPKゲット、1点を入れた次の瞬間に笛が鳴った。 J1上位陣には札幌、こうやって勝て、という見本のような ゲームに見えたな。 プレミアの選手って、ほんとに最後まで足が止まりませんねえ。 ハードワーク、という言葉はそれだけの体力に裏打ちされるのだね。 あの強力なマンUの試合を見ててもそうだけど、ワガママきかん坊 のイメージばかり先行してるルーニーの、前線からの守備意識、 そして走る距離はホントすごいよ。 札幌の選手らも身体に負荷を掛けて逞しくなって戻ってきて欲しいですな。
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
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