2007年06月29日
草津戦の総括は、もう少し後で。 各書き込みについてコメントをいただきながら レスできない状態になっています(汗) あくまでオイラ個人の気分的なことなので、失礼 極まりないことであり、大変申し訳ないことであります。 さて、一時期ほどではないにせよ、アメプロ好きなオイラには 一昨年のエディ・ゲレロの急死に続き、先日のクリス・ベノワの 悲惨な事件を耳にし、関心のない方々にはサッパリわからないこと なのでしょうが、かなり精神的にきている状態です。 簡潔に経緯をまとめると、WWEのトップレスラーである クリス・ベノワが、日曜(日本時間では翌月曜)のPPV大会 「ヴェンジェンス」にて試合があったにもかかわらず当日無連絡で (メールは関係者に送られていたらしいが、居場所を伝えるだけの 異常なものだったらしい)無断キャンセルし、WWE関係者が 自宅の捜索を現地警察に依頼したところ、家の中にベノワ自身と 奥さんと7歳の息子さんの3人が死体で発見されたということ。 鑑識によれば奥さんと息子を殺した後、自殺したという無理心中らしい。 ベノワはWWEの実力派のトップレスラーで、レッスルマニア20では 念願のWWE王座も獲得している。レスリングテクニックはおそらく WWEで右に出る者はないほどと言っていい。 事件の原因は現在調査中とのことだが、仄聞するところでは 薬物の問題があるという話が出ている。 WWEは一時期レスラーが安易に筋肉増強剤に頼る者が増えたため 肉体精神両面で問題を抱える者、さらには急死者が続出したため、 社内でのウェルネスチェックを厳格化した経緯がある。 その意味ではけっこう厳しい会社のはずなのだが、現実には 苛酷な日程に身体を痛め、ドラッグに頼らざるを得ないレスラーも 多いらしい。 ベノワもステロイドの影響で精神的に不安定になり、DVを 起こしていたという話もあるそうだ。それが今回の事件の原因と いうことになれば、看過できない問題が突きつけられることになるだろう。 一昨年のエディ・ゲレロの死も、突然の心臓麻痺だった。 エディはドラッグ中毒になって一時WWEを追放され、 必死のリハビリの結果復帰がかない、ブロック・レスナーを破って WWE王座を手に入れた、アメリカンドリームの体現者だったが、 結局そのドラッグの後遺症のために内臓疾患を抱え、死を早めた らしい。 WWEはWCWを吸収して寡占状態になったが、逆に飽きられて 経営が悪化し、そこを突いてきたTNAやROHに追い上げられて 近年苦戦が続いている。そういう中で、最も大切な資本とも言うべき レスラーが精神・肉体的に追い詰められ、破滅の縁にまで足を かけてしまっている現状は、極めて恐ろしい。 ファンとしても、試合に夢を持てないような現実を突きつけられ てしまい、オイラも当然複雑、困惑している。 実態の究明と共に、愛すべきレスラーたちが最高の試合を 見せることに安心して取り組める体勢を、これはWWEや TNAの抗争とか別にして取り組んで欲しいものであります。 でないと、死んだ選手も家族も浮かばれない犠牲者のままだから。
2007年06月27日
さっき帰還。 疲れているので詳しくは後日かな。一週間半も待たされる時間も あることだし。 オイラが今夜の試合は東京Vに負けることよりも重要だと 言っていた不安がまんまと的中した。くやしい。 余裕をこいて惜しかったね、でも負けなくて良かったね、 などと言っている場合ではない。 完全に札幌のウィークポイントが露呈した。 オイラバカだから今まで気づいてなかったところも、今夜の失点で わかってしまった。 これからは他チームは完全に札幌シフトで戦ってくる。 こうすれば札幌を崩せる、という戦術が露呈してしまったのだ。 リーグ後半戦、確実にチンチンにされる試合が出てくる。 堅守札幌の幻影は消え、結局底力の勝負になってくる。 安閑とはしていられない。 とりあえず、せっかくの芳賀ゴールセレブレーションを台無しにして しまった反省をみんなでしよう(汗) 平日にあれだけの人間が集まったのに、チームの後押しになれなかった と思うと、ものすごく悔しい。 ホームのくせにアウェイサポに及ばないのだと思うと悔しくてたまらない。
2007年06月27日
昨夜は直前にもう一発アジって気合いを入れて参戦に備えよう と思っていたのだが、予想外のニュースに茫然となり、思考停止。 トラバやらコメントやらせっかく頂いたのだが、リアクションも できないままこの時間を迎えてしまいました。 職場をムリヤリ早退するスチャラカぶりを全開にし、先ほど いったん帰宅。とは言えいろいろあって家を出るのは4時半頃 になりそう。
2007年06月25日
雨で超湿潤の味スタから帰還して当然オフ無しの 札幌が、2クールのチーム最終節を迎える明後日。 強調するが、今季の戦い方をレベルアップする前に きちんと清算すべき最重要の試合が明後日。 藤田渡仏、大塚出停、黄紙リーチ多数という状況で 疲労も抜けない苛酷日程だが、明後日だけは言い訳はきかない。 他のブログで「明日の試合は絶対負けられない」という威勢の良い 書き込みを何度も見るが、同時に「毎回かよっ!」と内心ツッこむ こと多数の内心夜叉なオイラであり、「天王山がそう何回もあって たまるか、天王山はシーズンに一度!52節全体のターニングポイント こそが天王山だって!」(なお、昇格確定試合は賤ヶ岳とでも呼ぼうかね) などと意味無く毒づいたりしているが、明後日の草津戦はそれでも 「三方原」くらいの意味はあろうかと、オイラは思う。 いかに過密とはいえ、同じチームに二連敗などしたら泣くに泣けない というのがまず一つ。しかも前回の負けは1節京都戦のような「まだ 新戦術理解が足りませんでした」という暖機運転手前状態、また 21節愛媛戦のように「クソ審判に試合を台無しにされた」という外的要因 を言いつのることも出来たが、13節の負けは「完全にボーンヘッド、 選手一同どうかしていました」という、試合に臨むチームと選手各位 の過失以外の何物でもない試合だったわけで、これは何の言い訳も 出来ないシロモノ。 しかも草津の戦い方は、極めて札幌キラーなもの。 縦一本でパス&ドリブルでまっすぐ切り込み、ディフェンスの間を 単純に真っ二つでゴールに攻め込む、極めてシンプルな有効打。 堅守を喧伝する今季の札幌の、まさに泣き所、アキレス腱、 攻略の風穴と言っていい得点で勝ちを奪っていった。 もしこれを放置しておけば、札幌の戦い方はいずれあの草津戦の 分析を基礎に、確実に見抜かれ、打破される。 明後日に草津のあの攻撃を完全に完封しなければ、第3クール以降の 快進撃は間違いなく止められるハメになる、と思うのだ。 さらに、愛媛戦でピークに達した「札幌に辛いファウル多発」は 守備的戦術の宿痾といっても良いが、まさに草津はそれを十二分に 利用し、後半はマット運動かお前らは!と思うほどにコロコロ 転がって札幌からファウルをもぎとり、反撃を摘んだ。 (草津戦をチャプター打って編集していたとき、早送りして いると、コマ落ちして目に入るのが草津選手のこけるシーンがえんえん 続いたことに呆れ果てると共に激怒した) あの姑息な作戦を、何としてでも粉砕してやらねばならぬが、 それは同時に「ファウルをとられにくいチャージ」を札幌の選手が さらに身につけて高度にしていかなくてはならない。 その意味では、大きな大きな「宿題」があるのだ。 この宿題を解決し、草津を粉砕してこそ、後半戦の展望は開ける。 勝てば確実に「札幌はクソ審判の依怙贔屓みたいな不確定要素がない 限り、まともにやっては得点できない=勝てない」という先入観 を確立できる。 しかし負ければ同一カード二連敗の赤っ恥、堅守の名が泣く上、 後半戦でのレベルアップどころか、攻略法の糸口を他チームに つかまれ、今までの勝ちはまさしく、猩々緋の鎧をうかつに貸して 後悔した中村新兵衛よろしく、堅守の看板は虚飾として剥がされて 砂上の楼閣と消える恐れが大なのだ。 「札幌恐るるに足らず、戦い方次第で勝てる」と下位チームにまで 思われては、今季の未来はない。 負ければ、三方原の戦いで失禁して逃げ出した徳川家康が、 我がチームの姿になる。東京V戦で溜飲を下げて余韻さめやらぬ かもしれないサポのみなさん、ゆめゆめご油断めさるな。 ウィークデーのナイター試合だが、ドームを埋めて応援しよう。 味スタに集結したアウェイサポに嗤われないように。 オイラも必死で職場早退の算段を進行中なのだ。
2007年06月24日
文字通りの逃げ切り。 やはり個人技の爆発寸前、ヤバイシーンオンパレード になったが、セットプレーをものにした西谷→曽田のお手柄。 ダヴィ何度か惜しいシーンを決めてたらなあ、とも思う。 東京Vは前回とは大きく違ったが、それでも打開する方策が まだ個人に頼っている。 フッキはヤバイシュートがあったが、何だか去勢された猛獣 みたいになっている印象。もっと危険さを発散してる雰囲気が あったと思うんだけど…。ディエゴや船越の方が恐かったかも。 とにかくチーム戦術がナントカ個人技を抑え込んだ。 特に高木、芳賀、大塚お疲れ。
2007年06月24日
画面で見ていると緑のスケートリンク(汗) 札幌の中盤、足元で落ち着かないため、ボールは 7割方ヴェルディのもの。 ただ、そこからまっすぐ縦に切り込まれるとやばいのに、 わざわざ落ち着かせてから来るので、守りやすくはある。 縦にカウンターかけられるとヤバイシーン何度か。 札幌はいつもの戦い方に近いが、DFの両サイドバックからMF あたりでおちつかず、ミドルのパスが通らないし、ルーズボール も全くとれないので、せっかく前線を厚くしているのだが、 つながってくれない。 芳賀のミドルは惜しかった。 審判微妙に向こう寄りな印象。すでにカウエと大塚に黄紙。 カウエがシミュレーションとられ、逆に大塚はチャージ。 今日も審判はやはり味方になってくれてない。 ファールも微妙なものは全てこっち不利(汗) もっとも、ゲームを左右するほどではない。 ヴェルディの中盤のチェイスが激しくて手こずっており すぐボールをカットされるシーンが目立ったが、 このあとどこかでガス欠するような気も。 そこで前線に繋ぐプレイが出来れば希望有り。
2007年06月23日
明日の試合の意味は、オイラ的にはどっちかというと 外的要因でコケ「させられ」てしまったチーム状況の 立て直し、そして予感としてあった守備的サッカーからの「進化」 の萌芽が見られるかどうか、に重心がかかっている。 自分でも意外なほどに勝敗は副次的になっているのだ。 (参戦サポには本当に申し訳ないが) 札幌が真に実力のある強いチームとしての能力を発揮しうる 構造的パラダイム変換の予感が現実のものになれば、 偶然の一勝くらいくれてやってもいいとすら思っているが これは本心では無い(笑) でも、この進化か現実になれば、札幌なんて強くないのに なぜか勝てない、守ってばかりのつまらない戦い方、昇格しても 通用なんかしない、という雑音を潰せると思うのだ。 名実共に「実力のある強いチーム」としての札幌が現出する時が 来るかもしれない予感が、徳島戦からしていてしょうがないのだ。 元の戦い方に戻るだけ、という可能性の方が強いかもしれんが(汗) それより個人的には、その次の水曜夜の草津戦の方が、オイラと しては脳が煮える。 あの最悪の敗北、全てが自らの責に帰されるあの言い訳のきかない ダメダメ草津戦を思い出すたびに腹が立つ、あのお返しをきっちり つけてもらわなくてはならない。 そのためにも、明日の試合「なんかで」消耗してもらっては困る。 水曜に最高のパフォーマンスで前回のヘタレ試合を取り返して もらわねばならないのだから。 東京Vをあっさりいなして勝てるのであれば、もちろんそれに越した ことはございませんけどね(笑)
2007年06月23日
昨夜は久しぶりにススキノで美味い酒に耽溺。 半年前にヘミングウェイを再読して以来呑みたくて仕方なかった フローズンダイキリを堪能し、ガキの頃に見た映画「カサブランカ」 でボギーが呑んでいたカルヴァドスを初めて口にするという、 個人的にはエポックな酒体験をしてきて充実したが、さすがに ヘヴィだったせいで、今日は静かに時間を過ごしております。 テレビも騒がしいのがいやなので、先日録画して気に入った 能を再生して、何となく見ながら。 能は今までナマで見たのは大学の頃に一度、いま壊している 市民会館で見ただけだが、あの頃は知識が欠けていて、さっぱり。 しかし、いろいろ見慣れてくると、実に味がある芸能だという ことがわかってきた。 そんな中、最近気に入っているのが、新作能の「マクベス」 シェークスピアのマクベスをベースにしているが、能のパターンの お話しに改変してあって、それが実にピッタリなのが楽しい。 能にもいろいろパターンがあるが、よく演じられて人気があるのが 「修羅能」というやつ。 まず最初に「旅の僧侶」が登場してくる。(ワキ) それが旅の途中で道に迷ったり夜を迎えようとすると、 そこに「世捨て人の老人」が現れて宿を貸す。(前シテ) その老人が、その地に伝わる悲劇を物語る。 戦で無念の死を遂げた武士やら、悲恋の果てに焦がれ死んだ女性やら。 ところが話をするうちに、実はその老人が、その悲劇の当事者の 幽霊であることがわかり、老人はスッと消えてしまう(ここまでが前半) インターバルになると、狂言方の間狂言が挟まる。(アイ) 第三者が漫才のようにその物語の裏面や真相を、ややコミカルな 演技で物語っていく。 アイが引っ込み後半になると、真相を知ったワキの旅僧が 幽霊を哀れんでお経を唱えて供養する。(だからワキは僧じゃないとダメ) そのお経の力で、前半では老人姿だった幽霊が、今度は 真実の姿で再登場し(後ジテ)、未練や執念を訴えながら舞うのが クライマックス。 ラストは仏法の力で迷いが解けて成仏したり、もしくは執心が強くて 成仏できず、そのまま消えていったりする。 新作能「マクベス」も、この修羅能のパターンにうまく融合している。 冒頭、ワキの旅の僧が「我は英国ロンドンに住まいする僧にて候、 我いまだスコットランドを見ずにして、このたび思い立ちて…」 と語るのが、いきなりミスマッチで楽しく悶絶(笑) (オイラはこういうのが好きだ(笑)) やがて前シテで出てくる老人実はマクベスの亡霊は、なかなか 渋い演技でかっこいい。「このあたりは霧に迷いて命を落とす者多し、 さりとて人間(じんかん、この現世ということ)にても五欲の霧に 迷うことは多きよな」などと言うのが実に沁みる。 アイで登場するのが異形すなわち「三人の魔女」。もっとも 舞台に登場するのは一人だけ。猩々の髪に蔦の絡んだ杖をついて 不気味に歩きながら、マクベスを破滅させた顛末をケラケラ笑い ながら得々と語るのが、コミカルでありながら却って不気味。 そしてもう一人のアイであるマクベス夫人の亡霊が登場し、例の 「血が落ちぬ、血の臭いが取れぬ」というセリフを吐きながら 夫をそそのかした顛末を時間軸を狂わせながら語るのがさらに 不気味。この間狂言、すごくいい(笑) 後半、マクベスがうって変わって武人姿になって再登場。 地獄に堕ち、永遠に戦い続けなくてはならない劫罰に苦しむ 訴えを叫びながらも、刀や槍を振るって戦い続ける舞いを舞う マクベスは美しくも凄惨で、うっとりしてしまうのは鑑賞としては 間違っているのだろうか、よくわからんが(汗) 新作は演技が確定していないため、部分的には甘さを感じる ところもあるが、なによりも「マクベス」という題材自体が 能のスピリットにぴったり一致しているところが見事で、 オイラの琴線に触れまくりだった。 う~ん、シェークスピアはやはりすごいのだな~。
2007年06月21日
とりあえず見てきましたよ(汗) みんな椅子用意してた(汗) オイラは前回と同じ、センターラインの照明柱によりかかって 観戦。誘蛾灯がバチバチ頭上で鳴り、虫の死骸が降ってくる(汗) 結果は前半5,後半5で10-0。 札大は良い動きも見せていたけど、前半は力負け、後半は プレスかけてボールをしばしば奪取するものの、今度は縦の動き に対応できず失点。個々のボールさばきの差は確かにあった。 ギャラリーは前回よりも増えたかな。おつかれさまでした。
2007年06月20日
告知が出ていて、明日20時にvs札大。 ここ数日イマイチ体調が悪く、ずっとのぼせたようになって 頭が火照ってボーッとしている。 左足にずっと違和感があり、太股がピクピク痙っている。 前回思い知った、椅子無し立ちっぱなしはツライことだが、 対策はとりそこねてしまい、明日行ったら立ちっぱなし確実。 前回のノルブリッツ戦が林の見納めになってしまった。 東雁来のピッチは、見学目線とほぼ同じなので、サテライトの 選手の中で林が図抜けて背が高いことを改めて思い知った。 普段の公式戦では上から見下ろすので、わからなかった。 金網越しに目の前がすぐサイドラインなので、ボールを巡っての 選手の激しい争いも、生々しく観察できる。 白恋に行ったことがない甘サポのオイラには、東雁来は発見の場。 やはり行くようにがんばってみることにする。 今夜は早寝して体調整えます。
2007年06月18日
スカパー!フジテレビ739にて放映。 7/2(月)6:05~(生中継)vsスコットランド 7/4(水)28:50~(生中継)vsコスタリカ (ってことは7/5(木)4:50~ってことか) 7/7(土)28:50~(生中継)vsナイジェリア (コスタリカ戦と同じ時間帯だな) 以降は23日まで結果次第。 オイラはJ2ライブしか入ってないが、フジテレビ739は 別枠でとっているので、見られる。まずは楽しみが増えた。
2007年06月18日
前々回のエントリで、オイラはかなり言い過ぎなことを 書いたような気がしていたんだが、ノーリアクションだったので ちょっと毒気を抜かれた。 書き方が迂遠だったのかな。 問・もう少し端的にまとめなさい。 答・選手の駒落ち&苛酷日程のためにゾーンディフェンスのハードワーク が出来なくなったため、昨年までのアクションサッカーをベースに した戦い方を(やむなくではあるが)試行した。 選手が戻れば元の戦い方に戻るのかもしれないが、個人的には 水と油のような両方の戦い方を複合した、ハイブリッドなサッカーを 札幌は生み出し、進化したサッカーをするようになるかもしれない。 そういう期待をオイラは感じた。 評・?点 「0点。どこを見ているんだバカ」 なコメントが寄せられるかと思ったが。 オイラは前にも書いたことがあるが、中山が札幌移籍後初ゴールで 負け濃厚のvs福岡戦を試合終了寸前で引き分けにしてくれた記憶が 鮮明すぎて、それ以後決して中山に足を向けて寝られないほどに 感謝とリスペクトを欠かさない。しかし去年までの中山は 「鈍足で勘が悪く、得点のニオイが全く感じない」とさんざん ネット上で罵倒され(実際にどれほどヒドイ言葉を見たことか) 実際フッキが外れるまで先発からは完全に干されていたわけだ。 それはあくまで去年までのアクションサッカーの指向の中では 中山の特性を活かすシーンが少なかったわけで、逆に今年の 札幌の戦い方では有効である、ということ。 (先発を外れた中山へのラブコールの洪水「中山の存在が大きい」 「中山がいないと機能しない」などなどの書き込みを見ると、 去年までとの落差に少々忸怩たるものがある。中山をずっと支持 してきたオイラでさえ(汗) 反対にフッキと共に確実に先発だった相川が、今年はベンチに入る ことも難しくなっているのも、もちろん戦い方が変わったために 相川の特性を活かせない、ということにすぎない。 どんな有能な選手でも、チーム戦術にフィットしなければ活かせない。 当たり前のことではあろうが、しかし、モッタイナイ話ではあるよな。 できればどの選手もその特性を生かし切ることのできる、幅の広さが チームにあれば、せっかくの能力を腐らせずにすむ。 オイラが「ハイブリッド」をわめくのも、それが一因であるのだ。
2007年06月17日
どなたかもリンクしておられてたが、昨日のダヴィ http://www.youtube.com/watch?v=OY8AIhbqPHo GKのミスって伝説になっちゃうからかわいそうだなあ などと去年の優也が矢野にヤラレタあの失点を思い出したり してたのですが (あの矢野も今や日本のセレソンですからナア) で、ふとGKの「伝説」といえば、あの2004年だったかの 柏の南のアノ、有名なオウンゴールをふと思い出して探したところ http://www.youtube.com/watch?v=xxZ2h8pqYjc なんとこの試合の主審は…!よもや…!?(笑)
2007年06月16日
試合的には勝てなかったのが残念だという気持ちはもちろんあって (しかしそれも近年を思えばずいぶんゼイタクになったなあ>自戒) 試合後も、これはどう選手の挨拶に接すべきなのかその場では迷って 脱いだユニを胸に抱きかかえながら首をひねっていたのだが…。 ああ、去年のイマイチな時のアクションサッカーな札幌の試合だなあ、 とふと気づいた。 守備を固めてカウンター型の相手に、うまく攻め込めなくて ジリジリしてる去年の札幌。 フォーメーションこそ4-4-2だが、DFの両サイドはどちらかと 言うと攻撃的な臨時職(笑) 曽田と西澤がいないせいで、4枚のラインを固めて相手を跳ね返す 壁が脆化した今日の試合。体力的に厳しい日程で疲労を考えたりすれば、 代理DFごと徹底的にゴル前を動かずきっちり固めて、相手の侵入を 跳ね返すことだけに腐心し、跳ね返ったりクリアしたボールをカウンター することだけ考えた方が、安全だったかもしれない。 だが、今日の札幌はその選択をしなかった。 守備立て直しを命題にする徳島の意図は明白、それをあえて 知った上で、DFラインが崩れることも辞さず、攻め入った。 もちろん見ての通りで疲労の色は隠せず、パスやクロスの精度、 キープ力は不安定で、しばしばボールを安易に奪われカウンターを 喰らい、バタバタするシーンも多かった。失点はまさにその綻び。 しかし札幌の選手は前がかりに攻撃を続け、DFも参加して 逆風に耐えて攻めた。勝とうという気持ちに欠けた、という声も どこかで見たが、疲労(そして理不尽な敗戦のショック)による気力の 衰えは確かにあったものの、攻めの気持ちはあったと思う。 DF二人が外れ、前線のくさびになる中山が不在で、 札幌はまさに去年のような「アクションサッカー」をせざるを えなかった、と見たがどうか。 そしてこれは、ある意味で脱皮、そして進化の契機にもなる のではないか、とオイラは今ごろ気づいて昂奮しているのだった。 札幌は、これからハイブリッドなチームに進化する。 「ゾーンディフェンスの堅守」と「アクションサッカーの攻撃」 という両立しがたいはずのパフォーマンスを複合して活用できる 高度な戦いができるチームになる。 今回の出停続出による不都合な事態が、実はターニングポイント になるのではないかと、オイラは勝手に感じた。 贔屓の引き倒しになるのかも知れない、あばたもえくぼな 我田引水かも知れない。 だが、けっこうオイラは今日の「ヘタな試合」が 誕生寸前の陣痛のようにも思えたのだった。 次節、一週間おいた東京Vに対して、すぐに変化があるかは わからない。出停選手が戻り、戦い方もすんなり元に戻るのかも しれない。審判対応が無意識の足かせになり、微妙なバランスを崩し 今日の仙台のような憂き目を見るのかもしれない。 (今日の仙台戦の情報、未チェック。また審判祭りがあったのかと 厚別の途中経過アナウンスを聞いたときには思ったが) しかし、黄紙は相変わらず多く、同様の事態は何度か陥ること が予想される。藤田も今日のケガが心配だが、予定ではカナダの 人になる。多くの「鬆」がチームに出来る中、それを張り子の虎 にするか、それともフレキシビリティの発動のきっかけにするか、 選手各個人の向上と共に、チームの「進化」を監督に御してもらいたい のだが、どうか?
2007年06月15日
先日の試合のモヤモヤがまだ晴れませんが、試合はすでに明日。 今日はこれからススキノに行くつきあいがあるが、さっさと一次会で すまし、実家で泊まってそのまま厚別に出発の予定。 最近ちょっと足腰の調子が悪く、とりわけ左足に腰から来る違和感が あるのだが…運動不足が原因ならば少しがんばってみます。 とりあえず湿布(汗) それにしても、前回の京都戦の時にうっかり灼いてしまった右腕が、 やっと皮がむけたのが3日前って、どれほど新陳代謝が遅いのよ(汗) 応援準備用具とビデオの設定をして、しばらくしたら出発。 酒はほどほどで(汗)では。
2007年06月13日
スカパで見てる人が多くなったせいか、ゲームの実像を 見て慨嘆している人が多いな(汗) オイラもかなり不快だぞ。 ただ、完全に油断していた草津戦の時よりは、下手人が 外部にいるので多少は納得だが。 それに、札幌は以前からそうだったが、かなりラフプレーで 目を付けられている。そして実際に、審判に笛を吹かれそうな ラフに見えるプレーも多い。今節もどこかの報道で言われてたな、 ファールの多さを。 何がポイントになるのか微妙でよくわからないが、改善点では あるよな。今夜はそれを越えたものがあったが。 それにしても次節のメンバーは…(汗) 特にDF陣は… 池さん吉さんだろうけど、どう並ぶ?(それともカウエ?) 中盤は今日と同じかな。 FWはダヴィと、石井か相川だろうな。今日は石井冴えなかった し、相川が意地の一発入れたから、相川でもいいかな。 審判を呪詛する前に、もっとまだまだ改善すべきプレイは多い。 早く戻っておいでっ
2007年06月13日
どう考えてもこんな偏向するカードを出される試合ではない が、とりあえず審判への呪詛はおいといて。 足の早さが追いつかないのは天性だから仕方ないが、 それにしてもサイドを好き放題に走らせすぎだな。 DFが2枚もいなくなってはどうしようもないか(汗) あと、みんなトラップ大きすぎるよ。 すぐ寄せられてとられちゃう、今までもよくあるシーン。 愛媛の選手はきれいに足元に保持してるんだから、芝のせいじゃ ない。 特に西嶋とカウエは(状況的に同情はするが)もう少し安定して。 相手はうちの横パスを大股おっぴろげてカットし、カウンター。 こっちは相手のパスカットしても相手にナイスパス。 これももうちょっと正確にね(汗) シュートがいくら打っても枠に入らない(汗) まだまだこれからだと思って甘く見たらこの結果だ。 石井は猛省すること。(あれなら前半で2本きめてくれ) それよりも、次節以降、まともにフォーメーション組めなくなるぞ。 どうするどうする、ホントに監督の差配がモノを言うぞ
2007年06月13日
湘南戦や福岡戦を想え。 西澤の黄紙二枚は冤罪であります。 一枚目、主審がユニを引っ張ったポーズをして出しましたが あれは西澤ではなく藤田かな(?)西澤はそのあとディフェンスに入っただけ。 二枚目も全く妥当なブロックで、あれがファールならDFは立っているしかない。 10人で、逆転せよ。 たしか去年も柏を相手にやったはずだ。できるっ。
2007年06月12日
中学生ぐらいの国語の教科書に載っていたような気がしますが、 お読みになったおぼえのある方はおられますか? *** 摂津(せっつ)半国の主であった松山新介の侍大将中村新兵衛は、五畿内中国に聞こえた大豪の士であった。 そのころ、畿内を分領していた筒井(つつい)、松永、荒木、和田、別所など大名小名の手の者で、『鎗(やり)中村』を知らぬ者は、おそらく一人もなかっただろう。それほど、新兵衛はその扱(しご)き出す三間柄(え)の大身の鎗の鋒先(ほこさき)で、さきがけ殿(しんがり)の功名を重ねていた。そのうえ、彼の武者姿は戦場において、水ぎわ立ったはなやかさを示していた。火のような猩々緋(しょうじょうひ)の服折を着て、唐冠纓金(えいきん)の兜(かぶと)をかぶった彼の姿は、敵味方の間に、輝くばかりのあざやかさをもっていた。 「ああ猩々緋よ唐冠よ」と敵の雑兵は、新兵衛の鎗先を避けた。味方がくずれ立ったとき、激浪の中に立つ巌のように敵勢をささえている猩々緋の姿は、どれほど味方にとってたのもしいものであったかわからなかった。また嵐(あらし)のように敵陣に殺到するとき、その先頭に輝いている唐冠の兜は、敵にとってどれほどの脅威であるかわからなかった。 こうして鎗中村の猩々緋と唐冠の兜は、戦場の華(はな)であり敵に対する脅威であり味方にとっては信頼の的(まと)であった。 「新兵衛どの、おり入ってお願いがある」と元服してからまだ間もないらしい美男の士(さむらい)は、新兵衛の前に手を突いた。 「なにごとじゃ、そなたとわれらの間に、さような辞儀はいらぬぞ。望みというを、はよういうて見い」と育ぐくむような慈顔をもって、新兵衛は相手を見た。 その若い士(さむらい)は、新兵衛の主君松山新介の側腹の子であった。そして、幼少のころから、新兵衛が守り役として、わが子のようにいつくしみ育ててきたのであった。 「ほかのことでもおりない。明日はわれらの初陣(ういじん)じゃほどに、なんぞはなばなしい手柄をしてみたい。ついてはお身さまの猩々緋と唐冠の兜を借(か)してたもらぬか。あの服折と兜とを着て、敵の眼をおどろかしてみとうござる」 「ハハハハ念もないことじゃ」新兵衛は高らかに笑った。新兵衛は、相手の子供らしい無邪気な功名心をこころよく受け入れることができた。 「が、申しておく、あの服折や兜は、申さば中村新兵衛の形じゃわ。そなたが、あの品々を身に着けるうえは、われらほどの肝魂(きもたま)を持たいではかなわぬことぞ」と言いながら、新兵衛はまた高らかに笑った。 そのあくる日、摂津平野の一角で、松山勢は、大和の筒井順慶の兵と鎬(しのぎ)をけずった。戦いが始まる前いつものように猩々緋の武者が唐冠の兜を朝日に輝かしながら、敵勢を尻目にかけて、大きく輪乗りをしたかと思うと、駒(こま)の頭を立てなおして、一気に敵陣に乗り入った。 吹き分けられるように、敵陣の一角が乱れたところを、猩々緋の武者は鎗をつけたかと思うと、早くも三、四人の端武者を、突き伏せて、またゆうゆうと味方の陣へ引き返した。 その日に限って、黒皮縅(おどし)の冑(よろい)を着て、南蛮鉄の兜をかぶっていた中村新兵衛は、会心の微笑を含みながら、猩々緋の武者のはなばなしい武者ぶりをながめていた。そして自分の形だけすらこれほどの力をもっているということに、かなり大きい誇りを感じていた。 彼は二番鎗は、自分が合わそうと思ったので、駒を乗り出すと、一文字に敵陣に殺到した。 猩々緋の武者の前には、戦わずして浮き足立った敵陣が、中村新兵衛の前には、ビクともしなかった。そのうえに彼らは猩々緋の『鎗中村』に突きみだされたうらみを、この黒皮縅の武者の上に復讐せんとして、たけり立っていた。 新兵衛は、いつもとは、勝手が違っていることに気がついた。いつもは虎に向かっている羊のような怖気(おじけ)が、敵にあった。彼らは狼狽(うろた)え血迷うところを突き伏せるのに、なんの雑作もなかった。今日は、彼らは戦いをする時のように、勇み立っていた。どの雑兵もどの雑兵も十二分の力を新兵衛に対し発揮した。二、三人突き伏せることさえ容易ではなかった。敵の鎗の鋒先が、ともすれば身をかすった。新兵衛は必死の力を振るった。平素の二倍もの力さえ振るった。が、彼はともすれば突き負けそうになった。手軽に兜や猩々緋を借(か)したことを、後悔するような感じが頭の中をかすめたときであった。敵の突き出した鎗が、縅の裏をかいて彼の脾腹(ひばら)を貫いていた。 (青空文庫にて公開されているテキストを引用) http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/4306_19830.html 記号論的には非常にわかりやすい、「強さ」と、その強さに対する 者の心理を描いた掌編であります。 何をしても勝てる気がしない、と相手に思わせるほどの勝利の蓄積 は確かに財産ですが、その「形=記号」としての今季の「堅守」の イメージは、慢心と油断を生んだ瞬間に、あまりにもたやすく 破滅を我が身に呼ぶ危険もあるということ。 剣呑剣呑。 もっとも、愛媛はまだそこまで札幌の「神通力」を信じてはいない ような気がする。ドームで石井のシュート一発で敗れた4/28も 運が悪かったぐらいにしか思っていないかもしれない。 前節休みで体力万全の愛媛に、「堅守」の「形」だけで勝てるほど には、まだ札幌はなっていないかも。
2007年06月10日
誰かも書いていたが、こういう勝ち方が一番恐い。 問題点を覆い隠したまま自信だけがつく。自信があるのはけっこうだが、 崩れたときに見ようとしなかった問題点が連鎖反応を起こして泥沼になる。 黄紙の累積おびただしく、選手の起用やプレイ精度に影響を かけてくる。黄紙を出されないような、しかし厳しいプレスを かける配慮を。 暑い土地の選手にはなかなか敵わないが、今日も多くの場面で 走り負け、ボールをとられるシーン続出したので心配。 足がもつれてパスがつながらず、カットされて奪われるシーンも 頻出。芳賀はかなり疲労蓄積しており、好調時には見せなかった ミスが数回、致命的なパス受け失敗レオナルドへの好スルーは 目を覆った。 西谷も前線に持ち込もうとしても簡単に奪われ、全く今日は チャンスを決められなかった。 今日は全員かなり消耗している。水曜日まで時間はない。 苛酷の上にも苛酷である。
2007年06月10日
特にいつもよりラフなプレイをしているわけではないが、 プレスの速い鳥栖側の動きに幻惑され、黄紙乱発。 中盤の球の収まりが、悪くはないが微妙にキレが悪く、 そこから崩されていく。 ダヴィがいないせいで中山に常に2、3人がつくため、 前線のくさびが弱い。石井、藤田にはもっと動いて欲しい。 西谷が決して本調子ではなく、ドリブルも突破もやや精彩を 欠く。珍しく右サイド勝負が多いので、がんばって欲しいが。 西澤、中山、カウエ、ブルーノと黄紙が乱発されたので、 交代期を逸すると退場の危険が。要注意。 それにしても眩しい陽光。 スカパ画面では、陰になると背番号どころかユニの赤も青も 見分けがつかない。 開始時は気温は27度、湿度は35%だった。
2007年06月09日
他のブログ見てると、ずいぶんテスト中の学生さんが多いですな。 中間考査かな。 以前に、勝っているのに不安がわだかまっている、という話を 書いた。中高生のテストの話題で、何となく思った。 テストで赤点とっちゃって補習やら追試やら、ヘタすれば 親を呼ばれちゃったりしたくはないから、赤点のボーダーラインは クリアしたい。逆に言えば、赤点にならなければ進級は可能で、 卒業は何とかなる。 卒業後の進路のことを埒外にすれば、高得点を目指して ガリ勉する必要なんか無い。ほどほどに必要最小限の勉強だけして あとは遊んでいたって卒業だけはできるさ。 最近の中高生はまったく勉強しなくなった、と聞く。 家での勉強時間もゼロに近いという。進学のために勉強が必要な 者は塾や予備校に行く一方、学歴を最初から諦めている大多数は しんどい勉強なんかしたくない。 学歴低下の問題は、勉強することをマトモに評価しない一般社会の せいだと思うが、どうか(話がそれた) 閑話休題。 札幌が今勝っているからこそ、不安なのは、こういう 「勉強しない生徒さん」の心理がどこかで浸食しないか、という 不安のような気がする。 J2で勝てる試合をして、順当に勝っていけばいい。 ハイレベルで、見て面白い試合なんか必要ない。勝って昇格すれば それでいい。学校で赤点をとらないように、進級できるだけの 勉強をしておけばいい。それと同じ。 でも、そういう目標設定で良しとしていいのだろうか? 今の札幌の戦い方がJ1に昇格した後も通用すると思っている人は あまりいないだろう。今日のG大阪が横浜FCを嬲るように 叩きのめしたのを、オイラはBSで見てた。 昇格したらその後でJ1仕様にしていけばいい、という意見もあるが、 逆にオイラは、そんなんで間に合うわけないべや、とも思うのだ。 中学高校で赤点ギリギリでクリアする生き方をしてる人は、 卒業後に大ブレークする人もいるだろうが、あくまで例外だろう。 低空飛行で中高を過ごせば、その後の生活も選択肢が限られ、低空飛行 を余儀なくされる場合の方が多いのではないか? 札幌がもしJ1に昇格すれば、当然トップクラスのチームと対戦する。 同じ土俵で戦う以上、「あいつらは進学組で出来が違うんだから」と いう逃げはうてない。逆に、札幌だっていつかは優勝の栄冠を目指す 立場でもあるべきはず。その時に、赤点ギリギリの力しかない低空飛行 でもいいや、と愛する子供が開き直ることを想像するのは耐え難い。 今はJ2仕様で、J2で勝てる力を持つのが目標。それはいい。 ただ、絶対に「この程度でいいや」にはならないでほしい。 今の舞台はJ2で、今の相手はJ2で、だけどチームは、選手は J1で、セレソンで戦える技量を身につけることを目指してほしい。 そういう試合を今から出来るように、精進してほしい。 明日を期待してます。
2007年06月08日
山東省には行ったことがないが、太公望呂尚が斉国を開いた 殷周の時代にまでさかのぼる古き土地。省都済南や観光地青島は、 同時にWW1にて日本軍が(ドサクサに)侵攻した戦場の記憶もある。 昨夜は試合映像もなく、結局1点差とは言え4失点で敗北した 浦和を非難したが、聞いたところによると現地は夜8時半開始という 日本では考えられない開始時間にもかかわらず気温30度(汗) しかも選手達が試合後コメントで「空気が悪い」と口を揃えていた。 大気汚染が進んでいるのだろう。心肺機能のリミットまで酷使する スポーツには悪環境だ。 春にさんざん悩まされた黄砂も、ある意味環境破壊が長年進んできた せいでもある。実際に中国に行ったことのある人、住んだことのある人 なら「緑の少なさ」にかなりストレスを感じるはずだ。観光地はさすがに 整備されているが、それでも黄河や長江を船で行くと、中国の大地の 「禿具合」がよくわかる。 オイラは十数年前に南京に滞在したが、船で長江をさかのぼって 廬山にまで行った時には、河岸がえんえんと茶色で、緑が全くないことに 唖然としたものだ。 誤解を招くと困るので付言するが、だから中国は遅れてるんだ、 と軽蔑する連中もいるが、なに、日本だって70年代の頃はもっと ヒドイ 乱開発をしていたのだから笑えない。 ましてや広い中国では自然は「かけがえのないものでも何でもなかった」 時代の方が長いのだから、そこの認識を転換させるに時間がかかるのは オイラたち日本人の時間感覚とズレがある。 とはいえ、サッカーも快適にプレーできないほどに大気汚染が進んで いるのは、個人的には敬愛する中国文化の環境としては決して誇れない ことは確か。改善に努めてほしいものであります。
2007年06月07日
J’s Goalの速報だけで見てたけど、浦和は大恥かいたようだ(汗) とはいえ、浦和が中国を舐めてたかと言えば、同じく韓国の城南まで 無惨なことになっちゃって、中国チーム二連勝になっちゃってるところ を見ると、典型的なアウェイ判定か? 聞くところでは、国際試合だというのに審判が中国人だとのこと。 そ、それじゃあ…(汗) 北京五輪やW杯予選に向けてのお手盛り大会になってる? まあ、先日のキリンカップも他人様のことは言えた義理じゃないが。 それにしても、試合を見てないで批判はまずいんだろうが、 引き分けだらけのAFC予選や、なかなか勝ちきれないリーグ戦 などを総合して見れば、浦和は個のタレントに頼りすぎたチームに なっていて、根っこの部分でとんでもないことになっているのでは ないか、という気がしてならない。 札幌は浦和のような金満球団ではないので全くベクトルは異なって いるようだが、個人的には「勝てることに安心」しているという ファクターにおいてどこか水脈があるような気もするのが、前にも 書いた杞憂ならいいのだが。 異なった環境や、ランクは下でも果敢な相手、さらにレベルが明らかに 上の相手に対して、いま勝てる戦い方をさらにターボかけて勝負できる ポテンシャルがあるのかどうか、札幌に関しては応援しつつも厳しく 見つめたいと思うのだ。
2007年06月07日
A3チャンピオンズリーグの今夜の浦和の初戦を少し楽しみにしてたら、 TVHは中継してくれないそうだ(汗) 調べたら、第2戦の日曜夕方の韓国城南一和との試合中継は やるそうだが、今夜初戦の中国山東魯能と、最終戦の同じく 中国上海申花との試合中継予定はなし。 優勝が決まる最終戦すら中継しないというのは、よっぽど 大会を軽視しているのか、それとも浦和が本気モードじゃない と看破しているのか(笑) それでも、今のJのチームが海外チームとどれだけ力量差がある のか、良きにつけ悪しきにつけ知るチャンスなのだから、中継は 深夜でもやってほしいもんだ。 *** 「ナントカ王子」という呼び方には、生理的に嫌悪を感じる。 虫酸が走る。マスコミにそうレッテルを貼られた選手は気の毒だが。 生まれの血統を前提とする王家の呼称である「王子」は、 香取慎吾がシャレで名乗るくらいなら笑って済ませるが、 何でもかんでも「若手のハンサムなスポーツ選手」に使うのは 何となくフィジカルエリートを文字通りに「それは血筋なのさ」 と無意識に思いこませる策謀のような気にも思えてしまう。 最近は「平等」という言葉に反発が強く、何でも他人と同格じゃないと 気が済まないワガママ、というマイナスイメージが増殖しているが、 本来ならば「才能があれば、生まれとか家柄とかは関係ない」という ことが出発点のはずだ。自分の才能を磨いて一流を目指している 若い選手に「王子」などというレッテルを貼る感覚こそオカシイ と言うべきだと思うがどうか。 *** 皆さんはインターネットのブラウザに何をお使いでしょうかな。 オイラは実は、いまだにネスケ派であります(笑) Macなので、ネスケ7です。 ずっと使ってるので慣れている、というのが最大の理由だが、 Firefoxでもいいのだけど(実際仕事用のWIN機はFirefox) メールソフトと統合してるのが一番いいかな。Firefoxだと Thunderbirdと別だし。(ビジネスではメールを使わないので) 統合ソフトならOperaでもいいんだろうけど、インターフェースが 肌に合わなくて(汗) だがさすがにネスケ7では閲覧が制限されるサイトもぽちぽち 出てきた。ネスケ8はMac対応にならなかったのでやむなく使い続けて きたが、先日ついに(英語版のみのベータ版だが)ネスケ9が リリースされた。 だが…何とネスケ9はブラウザだけのスタンドアローン! これじゃFirefox入れるのと変わらないじゃないかあああ(汗) 頼むからNetscape、ネスケ9をメーラー統合の総合ソフトに してくれ。日本語化もたのみます(汗)
2007年06月06日
「おにぎりあたためますか」の再放送がスカパー!の テレ朝チャンネルで始まってすでに半月になっているが、 何と151回、紀伊半島ツアーからの放映だったのでガックリ。 これでは豚一家が何のためにグルメ旅をしているのか、オクラさんが なぜ道内を回っているのか、そもそも豚一家とは何なのかが 地上波視聴者でないとさっぱりわからないし、スカパー!で 放映したところで内地の人々にはサッパリ何が何やらわかるまい。 ローソンの商品開発がらみだとスポンサー的な意向もあるだろうし、 お店巡りだと閉店した店やら何やらややこしいところもあるだろう というのはわかるが、これでは再放送の意義がゼロに近いと言わざるを えない。 個人的には甘味開発で行った京都ツアー(この時に「豚一家」の 命名も為された)での、大泉さんの「かまぶろ」劇場を熱望して いたので、残念無念であります。 さて、サッカーであるが、代表戦三連発とは言え、どうも内容は お寒い感じ。U20は中継映像もないが、レポートによれば全く 良いところもなくチームとしての統一した意識すら持てずに完敗 だったということらしい。藤田が活躍すれば戦績は度外視しても 期待したかったが、生憎のようだ。若く経験不足な選手の意識を まとめられず、フランス戦は大惨敗、象牙海岸にまで手も足も出ない というのでは監督の手腕に疑問符だが、まあカナダでみっともない試合 にならないことを祈る。(どうやら藤田をやはり梅崎のサブとしか 扱ってくれないようなので、一気にU20自体への期待感が消えか かっていますよ) 選抜戦は、確かにコロンビアは強豪なのは重々承知だが、ホームで、 しかも相手を中一日のヘトヘト状態にしておくという巧妙な(邪) アドバンテージをとっていながら、結果スコアレスドローでは少々 拍子抜けと言うべきでしょうな。観客減を不安視される中で花火を あげたいんだろうけど、見事にしけっていた(汗)ってカンジか。 で、今日のU22だけど…どこのサテライトよ(呆)ってな感じか。 8-0(萬代のハットトリック必須)で勝っていれば誉めたけど、 あれでは練習試合を国立でやったようなもので、満足感にはほど遠い。 マレーシアを侮辱したわけでも、U22を買いかぶっているわけでもない。 試合を見た人なら8-0妥当、と思うだろう。しかし結果があれでは 選抜を脅かすどころか、Jリーグでもレギュラーに入れないんじゃ ないのか、ってなほどにお寒い。大して脅威とも思えないマレーシアの プレス程度に球を回せず、カットされ、吹っ飛ばされ、カウンターを 喰らっているようでは、とりあえず各チームのレギュラー取りから はじめましょうね、てな感じ。 で、何よりも大切な札幌であるが、せっかくの6連勝も 日ハムの狂い咲きのような連勝街道のせいですっかり忘れられてしまい、 ヤレヤレと嘆息。うまくいかないもんだねえ。
2007年06月03日
ツーロン国際大会でのU-20代表第2戦。 ホームのフランスを相手にマイクの先制点も、 大量失点1-5とのこと。 藤田はフルで出たようだが、どんなパフォーマンス だったのだろうか。失点がヒドイことからも、あまり 良くはないのだろうが…。交代にならなかったという ことは、良い材料なのだろうか。詳細を今は待つ。
2007年06月02日
ちょいと検索もしてみたがよくわからなかったので、ご存じの方が
おられればご教示願います。
先日、樋口了一のベストコレクション「あの頃の僕がいるなら」を
購入いたしまして、実はもっとずっと前にアップルのiTunesStoreで
ダウンロード購入したものの、なぜかiPodへの転送が出来ずに
クレームの結果返金と相成ってしまった、というのはどうでも
いいのですが、結局CDを買ってiPodに入れまして。
で、今日はずっと聞いていて「水曜どうでしょう」のサイコロで
大泉君が歌っていて有名になった「Anniversary song」は、よく聞いて
みるとイントロがサザエさんみたいだな、とか思いながら聞いていたわけ
ですが、それもどうでもいい。
その歌の次に入っている「Take a Chance」という歌なんですが…。
これ、どっかのサッカーのクラブチームとか、サッカー番組の
サポートソングとか、そういう歌じゃないんでしょうか?(汗)
どう聞いても、サッカーの応援に行く人間の耳には、
「ああ、この歌、今日の試合のテーマソング~」と思わずには
いられない歌なんですが。
というか、オイラはこの歌を聴きながら、何の根拠もなく
札幌、ウィナー!と思い上がりつつ厚別に来てしまった。
もしもこの歌が他のクラブチームの公式ソングとかじゃないの
ならば、速攻でこの歌を「今年の昇格コングラチュエーションソング」
としてツバを付けておくことを、心の底から提案するぞ(笑)
君と夢見てた あれは遠い はるかなシーズン
いつかそのときが 来るとかたく 誓ってた
一番最後に 立ち上がった 君の背中
まぶしい日ざしに 迷いの影 もう消えてく
苦しさはいつの日にか 訪れる
ゴールのために あると信じて
ここに今ここに 君が残した思いを伝えるために
それだけを腕にいだいて 歩き続けたい
君の瞳を君の心を君の夢をすべてを忘れない
いつも戦いは 誰かを倒すためじゃなくて
すぐにふさぎ込む 自分自身に 勝つことさ
止まらない涙それは あきらめて
しまわなかった あかしだから
ここに今ここに 君が描いた明日にたどりつくために
それだけを胸に刻んで 歩き続けたい
君の瞳を君の心を君の夢をすべてを忘れない
Take a chance. You can Take a chance.
You can Take a chance only you to be a winner.
Take a chance. Take a chance.
We all have a chance to be a winner.
2007年06月02日
お疲れ様ですエブリバディ(汗 日焼け止めを塗っていたつもりが、右腕に塗りもらしが あって、風呂上りヒリヒリして(汗 総括はとくにしなくてもいいかなあ。 試合は京都のほうが7割がた支配していて、ゲームとしては 札幌、将来大丈夫?な不安は消えなかったが、それでも 運と努力を味方につけて、最後の破綻を許さなかったのはえらい。 試合を自分のものにしていながらノタクタしてた水戸戦よりも ほめたい。 ダヴィはせっかく歌が出来たとたんにお休み2回?になって 残念。最後は決めたかったが、逆にそれまでの京都のプレッシャー の過酷さを実感してしまったので、あまりダヴィを責める気には ならない。 それにしても、ダヴィの歌はメロディーが進行するにつれて 音程が落ちてしまうので、景気が悪いなあ。最後にオクターブ 上げたい、と何度も思ってしまったが、どうなのか。 それにしても、J's Goalの記録見たら、入場者数が 8370人…かあ。 風は寒かったけど快晴の空の下。1万以上言ってほしかった。 運動会のせいか、夕方からのドームのせいか。 それと、オイラの位置が悪かったせいなのかもしれないが、 なんとなく応援まったりしてて、ノリが悪かったなあ。 ドールズが1時過ぎに踊っているときに、手拍子してるのが ほとんどいないって、どうなのかなあ。オイラはドールズの ダンスに手拍子して最初の暖気にするので、気がそがれた(汗 ゴル裏、オイラは基本的に好きに応援すればええ、混沌の中から 迫力が生まれる応援が一番いい、とは思ってはいるが、 気合は入っていたほうが盛り上がりたい人間としてはありがたい。 それと提案。 ゴル裏に勝利の挨拶に来た選手たちに対する盛り上げ方おかしいわ。 選手たちもどのタイミングでバンザイすればいいか戸惑っていたで。 仙台、柏みたいなコンサートノリまでいかなくても、鳥栖の パフォーマンスくらいには、選手とサポ一体でバンザイする 盛り上げにしてほしいけどな。
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
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