何かが間違っている

2006年06月07日

札幌在住サポはJリーグセット契約のスカパ観戦者だけ
しか見られない今節なので、見た者としては何らかの形で
伝える必要があると思うので、試合後のお祭り状態にノコノコ
顔出しするのはちょっとナンだが、書いておく。
(それと、選手名は敬称略。怒っているんじゃなくて煩瑣を省くため)

どうせ曽田の自殺点が槍玉になるんだろうなと思うんだが、
とにかく前半のユルさがひどい。前節の山形戦もそうだが、
相手の方がアクションサッカーでポゼッションできてるんだもの。

素人の目から見てなんだけど、どこが悪いじゃなくて、
全部おかしいんだが、とりわけヒドイのが5人もガン首揃えて
さっぱりポゼッションできないMFだわ。
DFがここしばらくずっとつるし上げだが、あれじゃ、こわくて
前に上げられないもの、よくわかった。
どうってことないパスも簡単にインターセプトされ、
ちょっと変わったパス出したら受ける選手はアッチに走り去って
いるし、長く蹴りこんできたボールを前に落としたら、相手選手への
絶妙のぱすになるわ、とにかく簡単にボールを奪われ、そして
倍の人数をかけても奪い返せない。
カウンター喰らったらあっというまに致命的な状況になる。

ま、DFも寄せが甘く、簡単に振り向かせてクロスを上げられてる
のは相変わらず。加賀はドンドン悪くなってるねえ…。千葉は早く
引っ込んだが、あのままいてもやはりボロが出るだけだったような
気もする。

そしてFWは、フッキが一人で頑張ってるものの、完封。
そしてそのフッキを誰も助けられないのがもっとヒドイと思う。
中継でも言っていたが、相川も石井も、FW2人で有機的な
コンビネーションが一切出来ない。バラバラだから恐くない。
コミュニケーションに欠陥があるのではないか?という事も
言ってたが、そんな気はするな。
相川は絶好のチャンスを今日もドブに捨てたため、曽田に続いて
吊し上げになるだろうが、石井も含め、「容赦なき攻撃性」を
感じない。自分とチームのレベルを上げようという向上心が
あるのかどうか疑ってしまう。FWはそれだけの責務のあるポジション
だと思うがどうか?

とにかくほぼ全編に渡って草津の方が格上の試合運び。
やはり前に言った言葉を繰り返さざるを得ない。
ちゃんと練習してるのか?

最初寝てる、という表現が今節も当てはまる。
相手が疲れてパフォーマンスが落ちて、自分たちと同じレベルになって
やっとマトモになる。

…これって、普段の練習で負荷のかかったことができていないって
ことか?同じレベルの選手でいくら実戦形式の練習やっても、
他のチームがもっとハイパフォーマンスなら、そのレベルに対応でき
るはずないよなあ。

感じるのが、アジリティと言えばいいのか、敏捷性、反応の遅さ。
走り出しが一歩遅れ、ボールを奪えない。逆に相手の素早さが際だち
ノロマさが浮き彫り。
フィジカルトレーニングに根本的な問題はないのか?他のチームと
同じレベル以上のものが与えられているのだろうか?その辺は
目に見えない練習の問題だから、即断は出来ないけど…。

ムダは承知でシロウトの提言。

1・選手個人のフィジカルトレーニングを根本から洗い直そう。
  とりわけ敏捷性、動体視力の向上がおろそかになっていないかどうか。
  (もしかして、筋肉が付いてスピードが落ちたりスタミナが減るのを
   恐れて、ビルドアップを避けようとしている?でも、科学的な
   方法論はあるんじゃないのかな)

2・上と関わるが、選手は自分のパフォーマンスを維持するための
  自己管理、自主トレがちゃんとできてるのかな?どこかにムダが
  あったり、実になっていないものがあるんじゃないのかな。

3・練習での戦術もけっこうだが、実戦で意思の疎通がきちんと
  図れているように見えないことが多い。プライベートのレベルで
  もっと気脈を通じるように努力してほしい。そこまで言う義理はない
  のかもしれないが、どうにも試合運びの「ぎくしゃくさ」は
  目に余るので。

今日はこれくらいで…(汗)


恥の上塗りha

2006年06月04日

一夜明けてもいまだに憤りが収まらないオイラです。
こんな体たらくでノコノコ草津に行けば、初勝利を献上して
地元の草津サポを喜ばせることになるのは必至。
 
昨日の終了時のノンキさや、J'sGoalに載っているコメントが、
内心の憤激を覆い隠したポーズであることを、心の何処かでは
願っているのだが…。
 
そして、監督更迭の噂を流してるのはHFCの内部リークか?
だとしたらもう、救いようがないぞ。
今まで2年半を費やして底辺の底上げを図ってきたのは何のためだ?
平身低頭して最高の監督に来てもらったんじゃないか。
柳下監督をクビにして、他に誰が来てくれるのか聞きたいね。
他のチームにも嘲笑されることは必定だ。
やっぱり高望みの、身の程知らずの愚かなチームだったな、とね。

最高の家庭教師をつけてもらったのに、さっぱり努力をしない
バカな受験生が、案の定不合格になり、その責任を家庭教師に
押しつけて終わりか。
 
五段階計画も水泡に帰し、資金はジリ貧になり、チームレベルは
低迷し、いい選手は逃げ、J1昇格など夢のまた夢、何の展望も
見いだせなくなったチームをサポは見限る。

そんなのはゴメンだ。

再度言う。
愚直に、今のカラーを押し通せ。
失敗しても、とことんやり抜け。
嗤われても、今の戦い方を変えるな。
その中で成長し、技量をもっと磨け。
そしてその研鑽の果てに、他とは次元の違うレベルの
チームに到達せよ。それでこそ、今までの雪辱が叶う。

監督は背水の陣で単年度契約をした。上位に行けなければ
辞表を出すのかも知れない。
だが、それをホイホイと、しかもシーズン中に受け取るなど
言語道断。自殺行為とはまさにこのことだ。

変節漢がリスペクトされることは、決して、無い。