2008年05月25日
しばらくぶりです。最近ちょっと風邪気味で気力を著しく欠いて いたもので。 前節名古屋戦は、ウンザリするほど今季何度も見せられたダメ試合 になりましたが、何よりも他チームにとって完全に安全牌のダメチームである ことが露呈したということにおいても最悪でした。 すなわち、先制点をとってもそれを守って勝ち試合に結びつけられない 低劣な技量と、それを本来補うべきスタミナすら持ち合わせていない ということが白日の下にさらされたわけで。 浦和戦の逆転負けと似ていながら違うのは、浦和は失点リスクを 前提としながらそれを上回る得点力で相手を倒すチームであり それに粉砕されたわけですが、名古屋戦は明らかに等質の試合を進んで いながら、それを持続できなかった札幌の方の自滅であり、 チーム自体の弱点・欠点が敗戦につながったという意味では、 力負けした浦和、京都、東京V戦以上に大きなダメージと思えます。 攻撃力に劣る札幌は、先制する事が勝利への前提、とよく言われる わけですが、名古屋戦の敗戦によって「先制されても逃げ切る 力がない」、相手からすれば「先制されても慌てる必要はなく ガス欠で自滅するのを待てばいい」という認識が確定してしまい ました。こっちとしてはいくら先制し得点しても全く安心できず、 それは自信の崩壊に繋がり、逆に相手はいくら先行されようと 追いつけ、逆転できるという自信が持てるようになってしまいました。 それにしても去年までのJ2の過酷日程を必死でくぐり抜けてきた はずのチームが、いくら相手の強さの負荷があるとはいえ、 ここまでひ弱になってしまっている事に目を疑います。 特に顔ぶれが一変してしまったDFに関しては、技量・スタミナ 両面に於いてやはり温室的な虚弱さを感じずにいられません。 補強とか何とか言う前に、現勢力に対して何らかの対処がどうしても 必要ではないかと、どうしても思わずにはいられません。 選手全員を総入れ替えできない以上、いまピッチに立つ選手の 自彊と同時に、崩壊しかけた精神的なよりどころを新たにしなくては ならないのではないか、と思います。今のままでは 何をしたって負けるという絶望的な自信喪失が蔓延した 03年の再現すら危惧します。
プロフィール
FT なんらかのイニシャルではあります。 サッカー知らずのド素人札幌サポ。いつの日か札幌がJ1を制覇し、札幌にカルチャーとしてのサッカーが根付くことを夢見る戯言おやじ。寛容の精神で笑って応援するぞ
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