札幌ドームの愉悦

2007年04月23日

昨日帰宅したら、重くってさっぱりつながらないから、
諦めて、HBCの中継を復習戦しながら編集して、寝たのだった。

今はスカパー!の6時半からの再放送を録画中だが、これは
あとから編集しつつ見ようと思って、今はHBCの方を再生して
いるのだった。
レッスルマニア2007は明日のお楽しみに延期だ。

セットプレーとカウンター2本で3点、という、出来すぎではあるが
敵失に近い僥倖というべき得点。
さすがに個人のスキルが高い東京Vに組織で対抗しきれなかった
中盤以降。そして3失点。
一つのサッカーの試合としては、公平に見ればハイレベルな応酬
というよりは頑固な意地の張り合いにも似た泥臭い力比べという
印象ではある。しかも審判が阿部四郎もかなわないクセ者とあって
純粋にサッカーの試合ではないプラスアルファの夾雑物が割り込んで
引っかき回されてしまったとなっては、やんぬるかな。

3失点後にはさすがにゴル裏も沈んだな。あれは自分も恥ずかしい。
前半に飛ばしすぎて、声が出なくなったのと一致してしまった。
昨日は室蘭以来の応援で身体がなまって、始まる前から心臓の動悸が
妙にひどくてやばいなと思った。腹式呼吸を意識しながら歌い続けた
が、心臓の鼓動は早くなるばかり。後半はウーロン茶240円を
がぶ飲みして落ち着こうとしたが、失点とガス欠がシンクロして
かなりつらかった。あそこは個人的にも反省だ。

しかし勝ち越し後は気持ち的にも復活。何とか最後まで歌い続けられ、
しかも終わり間近には耳がおかしくなったかと思うような手拍子と
声がドームを揺るがすハーモニーになったのに恐懼した。
オイラは札幌が落ち目になってころに札幌に戻ってきたので、
ああいうガチンコ勝ち試合を目前にしたドームを生体験したこと
がなかった。
オイラは某北の国のマスゲーム的な一糸乱れぬ応援なんてものは
願い下げ、集まった有象無象の観客が混沌の坩堝となり、その中から
沸き上がるパワーが充満するのがあるべき応援だと思っているの
だが、昨日のラストはそれに近かったという気がする。

しかし、あれでも2万いかないか。招待券客を外してるんでしたっけ。
そこはちょっと残念だな。会場使用料のこともあるから、HFC的には
安堵したかもしれないけどね。
一部高額シートが空いていたので、赤黒作戦心配したんだけど、
意外と上手く行っていたのには驚いたな。

しかしそれにしても日スポ、9バックってのは言い過ぎだ。
と言うか、守備的4-4-2の布陣なら、守りに入ればDFとMFが
全員守備に入るのは珍しくもなく、当たり前では?
何だか無理矢理にチームの守備的側面を強調してネタにしている
ようにしか思えんがねえ。相手の攻撃力に合わせて守備対応をして
いるだけであって、攻めるときにはDFもどんどん攻撃参加している
と思うが。(絶対値的には少ないとしても)


涙を篩いて馬謖を斬り、エールを堪えてフッキをヤジる

2007年04月20日

フッキが去年の札幌にいたことで、冷静に分析すれば
功罪相半ば、毀誉褒貶さまざまにあるわけで、フッキのおかげで
勝てた試合もあれば、フッキのおかげで台無しになった試合もあり
フッキの不在で予定が狂った試合もあれば、逆に台頭できた選手
もいた。

とはいえ、ビッグネームを金にあかせてかき集めたというよりは
才能はあっても荒削りで未熟な若手で、川崎でもおミソ扱いだった
フッキが、押しも押されもせぬJ2屈指のストライカーになっていく
姿は、札幌というチームが少しずつ底上げしていった姿と重なる。
いわば、一緒に成長していった戦友という認識は残っている。

だからオイラは、フッキ個人がさらに高いステージを目指して
向上していく姿を、別のチームに行っても応援してやりたい
と思っている。
ワガママなことを言えば、ピッチ練習の時、最初に一回だけでいい、
フッキにコールをしてやりたい、という気持ちもあるのだ。
天皇杯の新潟戦で負傷退場して以来、サポとしてちゃんとお別れも
していないからね。
(かなわぬことであることはわかっているよ)

そんな心を秘めつつも、明後日は思いっきり札幌の選手の後押しをし、
フッキに向かってプレッシャーをかける応援をするつもりだ。
耳ぎたない悪罵を飛ばすことは周囲を慮って控えるが、徹底的に
フッキの輝きを潰すような応援の一部になるつもりだ。

カート・アングルがいかに強固な情熱をもっている優れたレスラー
であるか重々承知の上で、それでもなおリングに上がれば
「You Suck!(ヘナチョコ!)」コールを絶叫するWWEファンと
同じ心境だ(笑)


和波選手の長期離脱のアナウンスについては、
不安ではあるが仕方がない。むしろ契約や人間関係上のトラブルで
あるよりは、とも思う。最近はサポから風当たりの強い声も散見された
が、一度はチームを離れながらもどん底の札幌に戻って支えてくれた
ことを思えば、和波には足を向けて寝られない。早い恢復を望む、
としか一サポとしては言えない。


赤黒祭を控えて

2007年04月19日

順位もまずまず、選手のTV出演などパブリシティも上々。
客の入りも見込めるとのことで、まずは何より。
しかし各位もご存じの通り、市民が関心をもって集まった
試合で大コケするデフォルトがあるのがうちの泣き所。
フッキに爆発でもされたら新聞各紙の笑いのネタを提供する
ことになるゆえ、好勝負になってほしい。さすがに日曜日は
内容を優先するオイラも結果重視だ。
もちろん、内容も良いなら、野次馬的に集まる一見さんの目から
うろこをこそげ落とし、魅了された客が新規の常連になって
くれる可能性も増えるし、札幌に入団したいと思うサッカー少年
たちを増やすこともありえるわけだから、願ったりだが。
さすがにそういう皮算用は勝ちゲームが前提になりそうだしなあ。

さりとて、最近は客も目が肥えているから、勝ってもヘタレた試合
だとシーンとなってしまうことが多い。最後の最後まで貪欲に得点を
狙いに行く「容赦なき攻撃性」を最後の瞬間までお願いしたい。
(勝ち逃げをはかる奸智も場合によっては必要なことは重々認める
が、二者択一を迫られれば迷わず、最後の一分まで相手ゴールを
脅かすプレイをオイラは期待するものであるのだ)

さて、赤黒祭の準備。
先日注文していたWWEアパレルも届いたが、
天気が崩れそうなので、多少は厚着が良いか。
まあ、いつもと同じ恰好になるかな。

HBKの野球キャップかぶるかな。
いいコピーが刺繍されてるなあ。

「If You Believe, You Will Achieve」