vsノルブリッツin東雁来

2007年05月31日

先ほど帰宅しました。前回は行けなかったナイター、今日は
行ってみました。まだ白恋にすら行ったことのないオイラですが、
実は東雁来はそこそこ近所なので(汗)

スーパーでの買い物の帰りに場所を探してみよう、と思って
いたのですが、実はいつも行くスーパーから一直線であること
がわかり、時間もかからず7時に到着。ユースが練習試合をやって
いたのを眺める。初めて来たので勝手がわからず、どこで見たらいいか
もわからんので、しばらく駐車場近くでウロウロ。

7:15過ぎくらいになるとちらほらサポの皆さんが出没
したので、それに倣って道路側に移動。センターラインの照明に
もたれかかって見物する。早く来られた皆さんはみんな椅子持参だが
何も知らないオイラは立ち見。今も腰に来てる(汗)

札幌は4-3-2の10人。前半は左の関が中盤をまとめ、相川と大伍が
飛び出す形。一方のノルブリッツはガンガン走ってプレスをかけていく
去年まで苦しんだ愛媛のような戦い方。札幌はりゃんふぁん縛りでも
あるのか、基本的にはパスサッカー。ゴールの林もあまり蹴りこまず、
リスタートはDFに球を回して組み立てていく。

前半は比較的ボールを確保でき、開始いきなりの先制点、さらに追加点で
2-0。
しかし後半で関がOUTするととたんに中盤のタメがなくなってしまう。
ましてMF3枚ではなかなか中盤を支配できず、ノルブリッツのペース。
やむなく相川がくさびになり、大伍が裏を突く形になるが、さすがに
2人だけでは打開できない。
しかし追加点は札幌、前がかりになっていて、GKが前に出ていたところに
ミドルシュート。

ところが相川もOUTすると完全に中盤をノルブリッツに支配されてし
まう。もっとも詰めが甘く、致命的なミスもあってボールを奪うこと
はできるのだが、パス自体の精度が悪く、簡単に失ってしまう。
黄紙2枚喰らってノルブリッツも10人になるのだが、ガンガン
プレスをかけるノルブリッツ有利。ついに1点をきれいに崩されて
入れられてしまう。

試合は3-1で終了。
パス精度の向上が若手には必須であることを実感。

しばらく観戦には厚着が必要か(汗)
ベンチコートを洗ってしまってしまったことを後悔。


ウィークポイントは未解決

2007年05月28日

アウェイ2連勝で大変景気の良いサポブログだが、実際には
かなり問題を抱えていることは冷静に理解しておく必要がある。

次節の京都は有給明けでパウリーニョが戻ってくる。
パス一本でくさびとなり、一気に裏に駆けだしてくるあの能力に
第1節はなすすべもなく敗れた。
京都のFWは概して裏を突く能力に長けているような気がする。

一方の札幌は堅守と言いながら、愛媛戦あたりからかなり問題点が
露呈し始めた。中盤の支配率で負け、そこから縦一本でゾーンの合間を
突破されてゴールに迫られるシーンが増えており、オイラも何度も
このブログで指摘してきたのだが、正直その部分は未解決だ。

草津にはまさにその弱点を突かれて負けた。C大阪にも前半は
個人能力の差で圧倒的に支配された。湘南にも福岡にも同様で
先取点を奪われている。

とにかく、中盤の支配率を高めることだ。受け手がいなければ
トップで走り込むFWに供給できなくなる。湘南戦の後半の大塚投入
や、福岡戦での砂川の投入が効果を見せ、中盤を支配し前線に押し上げ
が出来るようになると、湘南のアジエルも、福岡のアレックスも
リンコンも無効化することに成功した。

あれを最初からやるのも負荷が高いが、次節の京都はやはり
相手の能力が高すぎる。パウリーニョとアンドレのツートップで
来るのだろうが、それだけでも脅威なのに、京都は中盤や
最終ラインのコントロールが並外れて強く、しかも柔軟性がある。
(前節の愛媛戦は、危険も多かったが、実に巧妙だった)

次節は逆にうちが、カウエ不在。
DFもブルーノはもとより曽田や西澤も不安。
藤田はすでにフランスの空。

DFはブルーノ以外の復帰と、池内吉瀬で支えるしかないか。
MFは大塚や砂川先発でも良いが、特に砂川は後半が効く。
前回時間稼ぎの金子や、上里鈴木あたりの若手の奮起は期待できない
だろうか。もちろん川崎や関もここを狙って欲しいのだが。

そう言えば前々回に京都が愛媛にボロ負けしたときも、確か
サイド攻撃が有効だったような気がする。左の西谷は無論だが、
藤田に代わる右サイドを効果的に攻めるよう、カウエ不在のMF陣
の奮起に勝敗の帰趨があるような気がするのだが、どうか。


001210とな?

2007年05月27日

ふと気になって調べてみた。検索ミスだったら申し訳ないが。

京都との対戦で勝ったのは、なんと2000年12月10日の
天皇杯第3回戦(西京極)で1-0で勝って以来?

リーグ戦では98年9月12日の厚別で2-0…以来?

データおかしいかなあ…(汗)本当だったらチョット…。

厚別にマジに2万人集めて欲しいねえ。
オイラも行く準備をさっさと進めておこう(汗)


二兎を追ったリティの自滅

2007年05月27日

選手交代の意図に、攻めるのか守るのかの目的が
曖昧になったリトバルスキーの失策が、カウンターの
砂川→石井の逆転弾の布石になった。チームとして何をする
べきか自信を失ったチームの悪循環で、勝ちを奪えた。

福岡は明らかにサイド攻撃を織り交ぜた攻めの思想を崩すべき
ではなかった。後半は中盤の攻めが単調になり、両外国人が
機能不全になったのが、札幌には幸いした。

暑い中、選手お疲れ、サポはビール美味いでしょう(笑)


急造最終ラインの不利

2007年05月27日

やはり弱点の「縦突破」で失点。
リンコンの一点は悪いが西澤のマークが外れたこと。
中盤の底が弱く、アレックスやリンコンにボール収まりすぎ。
ここを封じないと危険な上に、こっちも攻めに転じられない。
センターバックがもう少し働かないと大塚と芳賀が前に行けない
ので、がんばってもらうしかない。
カウエの左サイドはまずまずか。

福岡はやや前がかりにはなっているので、カウンターで
持って行ければ得点のニオイはないでもないが。
消耗がどれだけ影響しているかが問題か。


鼻を明かしてやりたい相手

2007年05月27日

3年の雌伏を忍従してきた札幌を見てきたオイラには、
いや、おそらく同じくチームを支えてきていたサポなら
必ずそう思っていると勝手に確信しているが、

鼻を明かしてやりたい監督が、二人いる。
可能ならば相手のホームで完膚無きまでに、コテンパンに
叩きのめし、札幌が呉下の旧阿蒙でないことを思い知らせて
やりたい相手が。

03年にどん底に突き落とされた札幌を「ギャンブルサッカー」
と嘲笑した当時新潟の反町監督と。

そして同じく03年に昇格したばかりの相手に2敗2分と
一度も勝てなかった札幌をやはりあざ笑った、当時横浜FC監督の
リトバルスキーである。

これは、相手への恨みと言うよりは、当時の我が身の情けなさに
煩悶せずにはいられない、という方が正しいわけだが。

あの頃の自分たちではない、という証明をするためにも、
過密日程、過酷な天候、負傷者の欠場、黄紙累積などなど
悪条件が重なって厳しいことは論を待たないが、それでも
声援したい。試合まであとわずかである。


【スカパ組】後半で目覚めるのが約束?

2007年05月23日

ムシムシしそうな平塚の夜。選手もサポもお疲れ。

前半は確かにダメっぽかった。セカンドがことごとく相手の足元に
おさまり、攻めにすら入れず。アジエルのフリーキックは見事と
しかいいようがなかった。
ただ、崩しきられて失点しなかったのがよかったか。

後半は明らかに相手のガス欠。プレーが雑になり、ポゼッションが
怪しくなってきて、チェックやパスカットでボールを奪うことが
できるようになってきた。やや厳しめな審判の基準も逆に湘南を
イライラさせたようだ。

PKはダヴィの突破からゴールに飛び込んだ石井へのチャージ。
黄紙当然、シュート状態だったら赤だったと思う。
西谷のPKはふてぶてしいほど上手い(笑)

2点目は砂川の目の覚める右からのかけ上がりと突破。
ダヴィががつんとたたきつける見事なヘッド。
アクションサッカーの片鱗がキラリであったよ。

正直、負け、もしくは引き分けで御の字かと思っていた。
湘南のパフォーマンスはかなりシビアで、前半は全く勝てる
気がしないほどに厳しかった。辛抱の勝利だったな。

お互いかなり消耗戦だったので、土曜日ももちろん心配だけど、
みんな、はやくかえっておいで。
まさか、はしかなんかにかからんように(笑)


平日開催

2007年05月23日

交流戦で巨人が相手とはいえ、火曜の夜に4万人もドームに集まる
のを見ると、なんともはや野球は強いもんだと思ってしまう。
二晩連続の人が多いだろうから、生活や仕事に差し障りがないの
だろうかと他人事ながら心配になる。
オイラなんかたまにある水曜の応援だけで消耗して、翌日の
カタギ仕事がガクンと(汗)なのになあ。

さて、今年の湘南はやはり強敵。前回の対戦だけでなく、中盤の順位を
がっちり占める結果にふさわしい試合をしている。
そして前回は札幌にとって負け試合に等しいていたらくの試合となった
ことは記憶にも新しい。間延びしたラインをきちんと統率できるかどうか、
意識を保って試合に挑めるかどうかでありましょう。

曽田にはブルーノ不在の最終ライン統率&黄紙対策の慎重さがいつも以上に
求められる。池内にはいつにも増して身長で的確な球裁きが要求される。
吉瀬はトップにアピールする最高のパフォーマンスでサイドを形成して
ほしい。
快調とは言えないMFも、そつなくこなして欲しいと思うがどうか。
ベンチには砂川大塚、もしかしたら川崎が入るか。(関も早くガンバレ)
交替を駆使して効果的に攻めてほしい。
FWは、ジャーンがいない今節こそ雪辱を。

今日の試合、かなりの強敵相手の苛酷なものになると想像する。


四つの風のもとで

2007年05月21日

土曜日の試合後は家に帰るつもりだったが、翌日の天気がよさそう
とのことで予定を変更、芸術の森美術館に朝イチで行くことにし、
実家でタラ鍋をいただきながら、持ち込んでいた白ワイン(ジャン・マルク・
ブロカール・シャブリ、2005年)を痛飲。
個人的には白ワインはシャブリに限ると半可通。

日曜日、意外とスッキリして、自家用車で芸術の森に。
開館寸前のディズニー展に向かう。開場前にすでに長蛇の列。
人混みが嫌いなオイラは、最初の方のイメージボード近辺を
早々に駆け抜け、まだ混んでいなかった中盤を堪能。
ナイン・オールドメンの職人技の原画を堪能した後、は
今回の展示の目玉、「眠れる森の美女」の製作過程をうかがえる
一連のデザイン。企画当初が「タペストリをそのまま動かす」だった
ことがよくわかるイメージボード、クリンナップされていくキャラ
(個人的には最初の村娘風オーロラ姫が、流行りの言い方なら
萌え、である(笑))
最高にひっくり返ったのは背景画の緻密さと画面構成のすごさ。
背景画についてはピノキオやアリスもすげー、と思ったが、
眠れる森の美女の背景にトドメを刺す、と言ってしまおう。

図録をそそくさと買い、ますます人でふくれあがる会場を後にし、
野外美術館へ。天気も良くなり、前日の強風で桜はほとんど散って
いたが、それが水面に映えていい。空気も雨上がりのせいかスッキリ。
客がほとんどディズニー展に行っているせいか、最初のうちはひとけが
なく、空間独り占めできれいな芝生を見れば寝転がった。
粗挽きコショーの粒のような虫が多くて閉口だが、気にせず寝転がる。
虫除けスプレーがあった方が良いかも(笑)

オイラが一番好ましい場所、砂沢ビッキの「四つの風」を
見上げて寝転がり、時間を食す。至高の刻であります。
アカゲラにでもつつかれたか、すでに根元が大きくえぐれて
いるが、その腐蝕すら好ましい。倒壊しても美しく逞しいと想像。

というわけで、良い気分で帰宅の途につきました。
つぎにやるモディリアーニ展、そしてその次の澁澤龍彦展と、
今年は芸術の森に足繁く通う年になりそうだ。
近美もダリ展があるし、今年の札幌は芸術も充実だよ(笑)


post by FT

21:44

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正直そんなに満足してない

2007年05月19日

疲れて、呑んでつぶれそうなオイラ。
でも、全部のブログを見たわけではないけど、
オイラ個人は手放しで満足できた印象じゃないのよね。

前半が終わった直後よっぽどブーイングしたくて、
座り込んじゃったのは事実だから。
後半で、あの下半身がせりあがりそうなほどにぞわっとした
砂川の抜きぬき突破があって、ようやく溜飲が降りたけど、
その後の得点があってやっと見に来た甲斐があったかな、
という感じだからなあ。

オイラはずっと中山ひいきだけど、今日の中山は、とりわけ
後半は早く交代させるべきだと思った。完全にばててポストと
して機能せず、かわいそうにすら思った。右からの攻めは
裏を突くようにすればいいのに、と何度も思った。
藤田が疲れていても、彼の長所を生かすために、二列目あたり
から前に放り込めばいいのに、と思ってもすぐに後ろに下げる
のはなぜ?とすぐに欲求不満。
前にも言ったが、左からの西谷ラインしか得点のにおいのする
攻めがないのが不満なのだ。もっと多様な攻撃ラインを引かないと
せっかくの攻撃が実らないと思うぞ。

相手が水戸だろうが、いや、守りを固めた水戸だからこそ
いろんなオプションを試して作っておかないとならなかった
のではないかと思った。


良薬口に苦し

2007年05月19日

こんなこと書くのはタイミング最悪ではあるのだが、
このどんよりした天気の朝、どうにも気持ちがモヤモヤして
吐き出したいことがある。
ちなみに昨日までお腹に来る風邪をひきゲーゲー吐いていたが
今は大丈夫。

チームは勝ちが先行し、首位に立ち、選手は世代別代表に選ばれ、
順風と言っていいだろう。観客動員とか経営とかスポンサーとか
補助金とか、裏方の抱える問題は多々あろうが、サポ的には
どうにもならない範疇のことが大半で、好調なチームにサポも
威勢が良いだろう。

オイラもこれから応援に行く準備をしている。
もちろん勝ってもらいたいがゆえに、そしてそれを熱望もしている。

だが、どうにも心が晴れない、というか、奇妙な苛立ちを同時に
感じてもいる自分が、正直、いる。

勝っていることによって、何かを見落とし、見過ごし、無視している
ような、そんな危うい感覚が消えない。
勝つことが、逆に、つねに意識しなくてはならない問題点を糊塗して
いるかのような不安が付きまとっている。

チームは勝つために一生懸命であり、その気力を疑ってはいない。
サポが勝利を後押しする情熱の本気さも疑いはしない。
なによりオイラ自身も勝ってほしいがゆえに応援に行くのだ。

ただ、「一試合一試合をしっかり戦っていく」という本来なら美辞で
あるはずの言葉が、どこか目先にとらわれただけの言葉に思える
浮遊した言葉に聞こえてしまう。
昇格が最優先になった今季の事情を理解していても、遠くにある目標が
逆に見えないことへの不安が、どす黒く足元に広がっている感覚。

将来のためにあえて今いばらの道を進む、という要素が、今の札幌に
あるのだろうか。勝利のため、昇格のため、という大義名分が、
逆に未来を閉ざしている部分は無いだろうか。

悪くないチーム状況でこんなことを考えるのは病的かも知れないが
オイラは病気なので仕方ない(笑)

目の前にある美味しいごちそうも、食い過ぎれば胃腸をこわす。
バランスの欠けた食事は、成人病の元だ。
スナック菓子はやめようと思っても後を引くが、飽きるまで喰えば
カロリーオーバー、酒やジュースをガバガバ飲めば血糖値も上がる。

勝利という美食を堪能して、健康を維持することを忘れて
いつしかチームがメタボリック症候群になっているのでは
シャレにならない。
敗北という苦い良薬が2回合ったが、効いているのだろうか。

こんなことを考えるのも、オイラが血糖降下剤を処方されて
いるせいかもしれないが。


Do You Remember ?

2007年05月18日

水戸は、3年前のオイラたちだ。
未来のために一歩を踏み出そうとしている。

笑う勿かれ、その意余って力足らざるを。
リスペクトせよ、その遠き慮りを。

その上で、今の札幌の戦い方を汗をかいて示せ。
その道の遥かなるを厳しく示せ。

***

藤田選手がU20代表に選出される可能性に関して
三浦監督が不満を述べたのは、控え選手への叱咤である
と信じたい。
藤田が不在のあいだを埋めることもできないのか、と
選手を挑発しているのだと信じたい。

そしてそれに応じる者が必ずいると信じる。
腐り澱む者はいないと信じる。


この世に杞憂はない

2007年05月14日

昔、杞の国の人が天が落ちてくることを心配し、夜も眠れなくなった。
ゆえに、あり得ないことをムダに心配することを揶揄して杞憂と称する。

だが、いまの時代、あり得ないことなど無くなってしまった感がある。
古い物理的常識すら転覆するテクノロジーと、その裏腹の落とし穴の
ような事故。
天が落ちてくる、という杞の国の人の心配は、いまや現実になっている。
いつ空から整備不良の飛行機の部品が自分の脳天を直撃するかもしれない
のだから。

100%安全だ、何の事故も起こらない、だから手を抜いても発覚しな
ければ、かまわない。その方が手間も経費もかからない。
問題に目をつぶるのではなく、無いことにする。

今の時代の人は、経費節減だリストラだといい、金がかからないようにする
のが何よりも正しい、と思いすぎているような気がする。組織の無駄遣い
を指弾することが勝りすぎ、非常事態に対応する柔軟なのりしろを削って
いるような気がする。閑話休題。


話を戻すと、順調で問題がない、このままでいい、と思った瞬間に、
危機は秘かに深く進行しているかもしれない、ということだ。
それをネガティブ指向と呼ぶのはけっこうで、オイラ個人も
これが文字通り杞憂としてあざ笑われた方が安心なのだが。

オイラが「杞憂」するのは、チーム管理である。
先発メンバーがほぼ固定している現状、はたして大丈夫なのか。
ベンチ入りできない選手にもっと精進しろと叱咤するのは簡単だが
人間どこまで耐えきれるかは個人差があるし、それをもって
個人の不満やモチベーションの低さを単に未熟やワガママと
切り捨てても良いのだろうか、という気がする。

和波の離脱と療養。
DOナイター交流リーグ出場選手の冴えなさ。
そして選手ブログの閉鎖。

出場できないメンバーへのケアは、果たして万全なのか。
折しも、小野選手の監督批判による浦和レッズの不協和音は
非ベンチ入り選手に対するオジェック監督のケアの悪さが
遠因であるという報道も仄聞した。
他チームのことだが、そんなニュースを聞いたサテ組の心理を
慮れば、対岸の火事と言えるのだろうか。

相川と智樹のブログ閉鎖、と聞いた途端、
オイラの脳裏には「移籍、契約解除」という単語がかすめた。
杞憂であって欲しいと思っているのは、誰よりもオイラである。


ヒール気分で勝ち(笑)

2007年05月13日

現地サポおつかれ。スカパ画面では試合開始前から
札幌サポの声ばかりで、ここどこのホームよ!?とか
思ってしまった。C大阪は選手へのエールすら場内アナが
先導してることに驚いてしまった。

後半はC大阪の息切れで競り合いが五分になったこと、
大塚が入ったおかげで中盤の底が安定し、ボールを確保できる
ようになったこと、同時に攻守の要である柿本を大塚の対応で
交代させることに成功し、C大阪のバランスが崩れたこと、
などなどのおかげで勝ちを握ったという感じか。

問題点はやはり中盤が薄く感じたこと。
相手の早さ、パス精度、そして高さにはかなり負けている。
いつもなら安心な高さであるゴール前セットプレーは、逆に
キムなどに何度も脅かされた。今日はポストに助かった致命的
シーンが多かった。
やはり、今は良くても、J1仕様を残している相手への対応に
さらに向上してもらいたいと思った。

勝ったが、C大阪の底力と、個々の選手の巧さ、ポテンシャルの
高さを痛感。あと二回の対戦、ゆめゆめ甘く見るべからず、であります。


【スカパ組】後半の修正は

2007年05月13日

前半は残念ながら草津戦と同じ雰囲気。
C大阪の選手の足の速さ、競り合いの強さが目立つ。
中盤がスッポリ空き、縦に突破されるシーンが多い。
ポゼッションも、攻撃のキックも相手が上。
失点してないのは運が良いだけ。相手にとっては
不運だけ。

セカンドボールを確保し、攻めを増やしてくれ


愛しうるサッカーを瞼に浮かべよ

2007年05月13日

マッスルハウス4視聴完了。
いつものバカユル展開に爆笑しつつ見ているうちに
高木三四郎初登場でなにやら妙な雲行き。しかしいつもの
展開できれいにオチがついたと思ったら…
殿様ネッシーよりもはるかに意外な、ギガ破壊力の大どんでんが
待ちかまえていたラスト30分。そしてプロレス愛に感動の終幕。

やはり、娯楽の究極はありえないのだな。
そこを常に目指し、人智を尽くし努力を積んで高みに登る
にしても、ゴールはあり得ないのだな。
マッスルが武道館にたどり着いても、そこはゴールでも何でも
ないことを思い知らされたマッスルハウス4であったよ。


勝てるチームになった札幌に、安堵と期待が湧くことは
むろん否定しない。しかし、そのサッカーには決して満足はしない、
そう思いを新たにした。
完璧といい、満足といった途端に、そのサッカーはきっと
腐臭を放ち、気づかないうちに崩れていくだろう。

オイラは、ゼイタクを旨とする。

ファウスト博士は、全てに満足したその瞬間、
悪魔メフィストフェレスによって魂を奪われた。
ゲーテの戯曲では、その魂は神に救済されたが、
神が死んだ今の世では、奪われた魂は黄泉で腐るだけだ。

今年は昇格が何より優先、内容よりも結果が大事。
それは痛いほど理解している。しかし理解と納得は別だ。
たとえ札幌が昇格し、J1の上位に常駐し、代表選手を
輩出するほどになり、王者の地位をつかむようなレベルに
なったとしても、おそらくはその時々の勝利が優先される
だけになるだろう。

はるか高みにある領域のサッカーを、今から目指すのが
早いとは思わない。勝利優先の今季に時期尚早だとも思わない。
今できないことが、未来になったら出来るようになる保証もない。
だが、今から種を蒔くことは出来る。

さっきやっていたドルトムントvsシャルケの試合中、
実況アナが思わず「ファンタスティック!」と感極まって
叫ぶ、そんなプレーが頻出する試合を見たい。
「この試合は間違いなくブンデスの歴史に刻まれる」とまで
解説者に試合後言わしめたレベルとテンションの試合を、
オイラは札幌の試合で見たい。

決して満足しない。
そんな試合ができるチームに、札幌がなることを夢見ている間は。


明日の試合、引き立て役に甘んじるならば、存分に油断して長居に行け。
はるか高みに向かおうと坂を登るならば、存分に戦え。
最高のパフォーマンスと、能力の限りを尽くして。


マッスルハウス4、解禁直前

2007年05月12日

今夜10時からスカパー!のサムライTVにて。

オイラは格闘技を見るのが好きなのだが、総合系が好きなオイラは
インディ系が多いサムライは(セットパックに絡まずけっこう高価な
チャンネルということもあるけど)ずっと入ってなかった。
それが去年TNAの特番を放送してくれることになったのがきっかけ
で契約、その流れで色々見るようになったのだが、その中で
オイラの心をわしづかみにしてしまったのが「マッスル」なのだ。
正確には今年1月3日興行のマッスルハウス3からである。

今日の昼にはマッスルハウス1,2が連続再放送され、
夕方帰宅してからずっと再生し放題である(笑)

そして今日は先頃5月4日に興行されたマッスルハウス4を見るのだ。


強ければいい、ではなく楽しませるプロレス。
どこにもない個性と、観客も含めたプロレス愛に満ちた、
それでいて自分すら笑いものに出来るシニカルさが
何とも言えない融合を見せる。
どのプロレス団体も楽しいが、オイラがいま一番楽しいのが
この、マッスルなのだ。

超弱小、おミソ扱いで、プロレスマスコミからも黙殺され、
強さを追い求めがちな「マジメ」なファンからは鼻で笑われ
ていたマッスルが、今や後楽園ホールのチケットがプラチナ
扱いらしい。今年には武道館でやりたいともいうマッスルが、
わがことのように嬉しい。


…あれ、オイラのコンサ愛とどこかシンクロしてるなこれ(笑)
って、それを言いたかっただけだったのかオイラ(爆)


密教SUGEEEE

2007年05月08日

前回のエントリでは何があったのかさっぱりわからない
だろうとは思いますが、要は、あれほど熱の帯びた厚別で
オイラはしょぼーんとしていた、ということで。

さて、試合終了後、このままでは縁起が悪すぎると思った
オイラは、地下鉄東西線を西に向かいながら、そうだ、
煩悩を払おうと、西18丁目駅で降車したのである。

行き先は「近美」
「空海マンダラ~弘法大師と高野山」を見に行ったのであります。

GW最終日のせいか、混んではいたものの思ったほどではなかった。
当日券を買って、密教の種々を拝見する。

かっこいー、密教かっこいー

写経や法具もさることながら、やはり例の、運慶の
八大童子がメリーゴーランド状態で立っている姿に背筋が張る。
運慶すげーっ。
八つの像のうち運慶のオリジナルは六つ。
仏像は国宝だからすごいわけでもなんでもないが、運慶はさすがに
次元が違うというしかない。
とりわけ、五つのおさげがかわいいのに、全身赤化してぎょろっと
にらみつける制多伽童子は、どこかあの興福寺の阿修羅像すら連想
する迫力。さらにそのペアの矜羯羅童子はウェーブのかかった
くるくるヘアがまるでキューピッドで、あり得ない西洋風を
醸し出している。
着想のハイセンスと、それを可能にするテンションの高さは
ずば抜けている。運慶すげーっ

脳がクラクラしたところに、今度は超巨大な胎蔵界曼荼羅と
金剛界曼荼羅が部屋の壁一面に、対になるように飾られている。
平清盛が自分の血で仕上げをしたゆえ「血曼荼羅」とも呼ばれる
巨大曼荼羅図は、平安時代末からのもののためにかすんでいるが
迫力満点の魔法陣。CG再現計画の進行が心待ちだ。

そしてトドメは、今度は快慶すげーっ。
両界曼荼羅を挟んで鎮座する異形の超仏、孔雀明王は快慶の作。
その脇侍をつとめるのはこれも快慶の四天王のうち
多聞天と広目天で、ド迫力とはまさにこのこと。
運慶が内に秘めた張り詰めたテンションの仏像なら、
快慶は隠しようもないオーラ全開のパワー仏像だ。

しかもその後には、これも快慶の作かも知れないという
異形も異形、超神としか言いようのない、まるで海底原人ラゴン
のような深沙大将と執金剛神。こんなのが寺の山門に
仁王様として飾られていたら、絶対子供は泣く(笑)
しかし悪霊陰鬼のたぐいはその気に当てられて絶対に寄りつかない
だろうとも思う(笑)
すげー、快慶すげーっ。

というわけで、月末に必ず再訪することを決心。

眼福ですぞ。見に行けば功徳があるよきっと。
悪いことがプライベートであったら近美にお参りにいこう(笑)
そして札幌の勝利を不動明王に祈願しよう。


個人的には…失敗な日曜

2007年05月07日

いろいろ忸怩たることがあって、個人的には反省と
後悔の残る応援になってしまった。
立てず、歌えず、見ているだけのゴル裏で砂を噛む思い。

というわけで、決心する。

厚別ではどんなに混んでいたって、割り込んででも
中央に近いところに入り込んで、立って歌って応援する。

絶対に右端には座りません(汗)

周りにいた方々、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
いつもは左側に座っているので、作法を知らなかったのです。


小人閑居の愚案~攻撃のバリエーション

2007年05月04日

連休だというのにどこにも出かけられずにじっとしてると、
チーム状況にいても立ってもいられず、妄想が湧くばかり。
ド素人なんだからチーム造りはプロに任せてサポは応援していれば
いいというのは理性ではよくわかってるのだが、試合のビデオを
見返しているといろいろと脳裏に浮かんでしまうので、精神安定の
ためにここに書いておくことにする。

前にも書いたが、札幌の攻撃パターンは二つ。
前線に長く放り込んだボールを中山&ダヴィが受けて足元に落とし、
上がってきた攻撃的MFにパスしてシュート(パターン1)。
左サイド西嶋と西谷のボール回しから上がり、西谷のクロスに
ダヴィや征也が合わせる(パターン2)
あとはセットプレーね。

ところがパターン1がほとんど機能しない。これで得点できていない。
ロングボールの精度が低くてGK直接キャッチになったり、ヘッドで
競り勝っても落としたボールをFWに詰めていた守備陣が奪い取ってしまう
ばかりで、シュートに持ち込めない。
(唯一見事に決まったのが高木のゴールキックをそのまま中山が
縦に繋いでダヴィが決めたゴールか)

よって、得点のニオイのする攻撃パターンが2だけになるのだが、
湘南戦や草津戦でわかるとおり西谷が故障するとこのパターンは
全くダメになる。それでなくても攻撃ルートがたった一本では
心許ないにもほどがある、と素人でも感じるところだ。

攻撃のパターンをもっとバラエティ増やすべきだ、と思うがどうか。

そしてオイラは、最終ラインからの攻撃の組立にあまりに策がなさ過ぎ
に思えて仕方ないのだ。
せっかく4人もDFがいながら、ここから組み立てるとなると結局
パターン2にするために西嶋に渡さざるを得ない。ここを抑えられて
しまうと結局前線に無闇に放り込むだけになって、相手に奪われる
ばかりである。西嶋や代わりの池内が何度もチェイシングされて
ボールを奪われたり奪われそうになって苦し紛れのパスが相手に渡る
シーンを我々何度も見たはずだ。

正直ほかのDF3人がもう少し中央や右サイドからの組立を
効果的にやってほしいのだが、どうもうまくいかない。
中央にいる芳賀やカウエにはびっしり相手MFが迫っていて、
二人ともキープ力は強くないから二人がかり程度で簡単にボールを
奪えてしまう。右の藤田はムラがあって、芳賀のサポートがあって
ようやく、という感じなので、結果として左サイドに偏ってしまう。

そこで妄想的暴論的私案。
大塚をDFもしくはMFの底にするというのはどうか。
図式的には3-1-4-2になるのかな。

とにかく草津戦で破綻したように、そして今までにも何度もあった
ように、中盤をかき回されてしまうと最終ラインと前線とが
全くつながらなくなってしまう。クリアボールをしっかり確保し、
攻撃に転じる基点となれ、しかも少々のことではボールを手放さない
MFの中央の要が欲しい。その任にかなうのは大塚ではないかと思うのだ。
しかも守備的MFとしてDF陣のフォローも出来る、一石二鳥だ。

最終ラインは中央に曽田、左右に西嶋とブルーノ。
守備の時には大塚もラインに入ればいい。
ゴール前に放り込まれて跳ね返したボールを主に大塚とカウエで
確保する。(芳賀の大立ち回りが絶賛されているが、それは裏を返せば
攻めも守りも両方負担しているということ。これはあまりに過酷だ。
大塚がいれば芳賀の負担は激減するはずで、もっと征也とからんで
攻撃にウエートを置ける)

左からは従来通り西嶋ー西谷ライン、左はブルーノから、中央は
大塚から、という、底から3つの攻撃ラインが引ける。
もちろんこれをサイドチェンジを絡ませていけば、さらにパターンは
増えるはず。MFも攻撃に行きやすくなるし、守備も破綻しにくい。
何より攻撃ラインが増えることで相手のマークは分散し、MFが
動きやすくなり、中盤の支配率も増える。クリアボールをみすみす
相手への絶好のパスにすることも減り、カウンターもかけやすい
のではないか。

ソダン大作戦をかけてFWを増やしても、中盤を支配できなくては
得点機は増えない。効果的に走れるスペースを作るためにも
相手の密着した押し上げをほぐさなくてはならない。
そのためにも攻撃パターンの増強を考えるべきと思うのだが、どうか。


気持ちだけではないと

2007年05月04日

昨日のエントリでも書いたが、敗因は気持ちの面もあるだろうが、
むしろ今までの戦術を打開された面の方を強く感じる。
8人がフラットで守っていればどんな球を放り込んでもはね返せる
という守り方で堅守を維持してきたが、他チームもそれをほぐす
手段を見出してきているわけで、それをついに成功された、という
ことではないのか。

いくらはね返してもセカンドボールは片っ端から相手が確保する
のは、相対的にMFの位置取りが悪かったり、もらったとしても
1、2人でボディコンタクトすれば簡単に奪えるフィジカルの弱さ
(逆に相手には2,3人でかかっても簡単にかわされ、もしくは
パスを出されてしまうのも同様)
中盤でかき回して縦パス一本で足の速いFWにドリブルで突破させれば、
4バックなんて杭同然。(うちがなかなかゴール前で前を向けずに
シュートも出来ないのに、最近は相手FWは簡単に前を向いてシュート
にいけるシーンが多い)

中盤を攪乱してボールを奪ってしまえば、札幌はなにもできない。
最後尾から前線に縦ポンパスを送って一気にカウンターをかける
ような個の突破力はウチの選手にはないから、相手は安心して
前がかりになっていられる。湘南のジャーンや草津のチカのような
強DFがいれば、ダヴィを抑えるだけで札幌の得点力は0に近くなる。
中山や西谷、征也はクロスやセットプレーを絡めなければ得点力
が薄くなるので、中盤でボールを支配されている限りチャンスは低い。

4-4-2守備サッカーの限界、というか、それに対応する
攻略法を他チームが組み立ててきている、ということではないのか。
ならばこっちもそれに合わせてもうひとつランクが上の戦術に
レベルアップしなくてはならないのではないか、と思うがどうか。
選手にも、今はどういう戦い方で行かなくてはならないのか、その
見極めを自分でやって、試合中に柔軟に動かなくてはならない。
最近なぜかあまり聞かなくなったが一時もてはやされた
「考えるサッカー」というのを、フレーズだけではなく意識して
やらなくてはならないのではないか。

さもなければ結局は、昨季の昇格チームのように、個のスキルの
高い選手を集め、それを中心に統率されたチームが最後には
笑っている、という、あったりまえなことになりかねない。

試合はもう明後日だ。
外出できないオイラなので、今日の練習の様子などぜひとも
知りたいところ。白恋に行かれておられる方のご報告など
ブログに上がればぜひ知りたいと思っております。


素朴な疑問

2007年05月03日

ブログ各位のご意見を拝見したところ、精神的な油断を指弾して
おられるものが多く、その点に関してはオイラも大いに是とする
ところではある。こぼれ球の大半を相手に渡すばかりの出足の遅さ、
決断の甘さは今日の試合で何度も見られた。苦し紛れのクリアボールが
ことごとく相手への絶好のパスになり、もしくはゴールラインをムダに
割って、いらざるコーナーキックを相手に献上するばかりの状況は
明らかに「自分の守備範囲からボールを外に出すだけでいい、あとは
他の選手の仕事」という無責任プレイの真骨頂だった。

ただ、今日の草津の勝利は(多くの雑多な要因はあるが)
札幌の戦術(選手のプレイ特性含む)を分析され、その欠陥を
突かれたものであることは間違いない。

札幌の4-4-2フォーメーションは、4バックと4MFを
それぞれほぼフラットに配置してゾーンを守備し、相手がどんな
ボールを放り込んでも網にかけるように跳ね返し、そのボールを
前線のFWに供給して、上がったMFと攻撃に転じるのが
パターン。

ところが、相手は(今日の草津に限らず)札幌のMFが1対1に
弱いことをきっかけに中盤でパスとチャージでかき回し、ボールを
奪取するや一気に縦一本でパス&ドリブルで駆け上がったり、
サイドにパスを供給して、札幌の守備陣を烏合の衆と化した。
とりわけ、高さには安定している曽田&ブルーノの中央をうまく
外すようにしてFWに突破されるシーンが何度も目につく。
前回の愛媛戦でもオイラは何度か目を覆うほどにヒヤッとしたが、
あれほど簡単にFWに前を向かせてゴールに迫られてはまずかろう。
今日の試合でも結果としてはDF突破からの得点は無かったが、
何度もアブナイシーンを作られ、そのたびにDFはビビってゴールに
貼り付き、攻めたいMFとの間にすかすかな空隙を作られ、そこに
張っている草津MF陣にことごとくこぼれ球を拾われた。

堅守どころか、中盤でかき回しただけで軽々と突破されてしまう
目の荒いザル状態にされたのだ。これでは攻めたくても攻められない
し、前線に人が割けなくなる。
相手が素早いパスで中盤を崩すサッカーをしてきたら、それに
対応するフォーメーションを即座に組み直し、ボールポゼッションを
確保しなくてはならない。個で打破できるほどの選手がいない以上、
前線に人を割くには、ボールを相手に渡さないか、渡されてもすぐに
奪い返せる動きが必要になる。

この、ゾーンディフェンスの穴を、どう埋めるのか。
とりわけ、仙台には札幌にはいない「個で打開できる選手」がいる。
危険度はさらに上がるだろう。
しかし時間はわずか中2日しかない。戦術を修正する時間はない
だろう。

方法は二つだ。
消耗した体力を鑑み、カテナチオをかける。
得点をよっぽど幸運なカウンターのみに期待し、全員でゴールを
守ってひたすらゴール前のボールを跳ね返す。

もしくは、アクションサッカーの遺産を活かし、選手が相手に
合わせて臨機応変にフォーメーションを柔軟に変えつつ、
仙台を上回る90分全力疾走でボールを動かす。

今のままの戦術では、おそらく今日の二の舞。
氏原にやられたことを萬代にそっくりそのままやられる恐れが大。


札幌に帰ってきた選手が果たしてわずか2日のインターバルで
キレキレに走れるか?
出来なければ、負けるだけだ。

勝手ながら選手一人ひとりを挑発させてもらう。
PROVE ME WRONG!!


スカパ組からとりあえずレポ

2007年05月03日

今日の出来は、あのホームで大ブーイングだった
湘南戦のチームパフォーマンス。
しかも失点は全て「なにやってんの?」的なボーンヘッド。

・中盤を全く支配できない。
 高いボールをヘッドで支配することからスタートする
 はずが、ことごとく競り負ける。草津選手の背が高いとは
 思えないが、芝のせいなのか、理由不明。
 パスを出すもことごとく相手に渡る。中盤の押し上げ不足か。
 芳賀、カウエのワークが効いていない。
 そのため、前線にボールつながらず。
・攻撃陣は機能不全。
 ダヴィにはチカが完全に対応。1点目を入れた後はフッキ状態に。
 西谷が絶不調。1点目のセットプレーは見事だったが、ほかでは
 ミスキック、競り負け、ボールカット&奪取されるオンパレード、
 左からの攻めが全く迫力無し。
・ボディコンタクトにことごとく負ける。
 草津はしつこい密着守備で、札幌の選手に渡ったボールを
 簡単に抑えてしまう。逆に札幌の選手のアタックはほとんど
 ファールをとられてしまう。
・さらに走り負け。
 目の前に転がるボールに足が出かかって止まるシーン、
 きわどいボールが惜しまず走る相手に渡るシーンが再三。
・失点は二回ともセットプレーで、一回目はケガでピッチを出てた
 曽田のフォローをちゃんとしてないDF陣のミス。(氏原の側に
 中山しかいないってどういうことかと)
 2点目は完全に虚を突かれ、文字通り「なにやってんの?」

得点シーン以外は全く良いところ無し、としか言いようがない。